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課題・解決手段
一態様において、式AAの化合物、又はその薬学的に許容される塩を特徴とする。式AAに示される変数は、特許請求の範囲において定義されるとおりである。式AAの化合物は、NLRP3活性調節剤であり、したがって、代謝障害(例えば2型糖尿病、アテローム性動脈硬化症、肥満又は痛風)、中枢神経系の疾患(例えばアルツハイマー病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症又はパーキンソン病)、肺疾患(例えば喘息、COPD又は突発性肺線維症)、肝疾患(例えばNASH症候群、ウイルス性肝炎又は肝硬変)、膵疾患(例えば急性膵炎若しくは慢性膵炎)、腎疾患(例えば急性腎障害若しくは慢性腎障害)、腸疾患(例えばクローン病又は潰瘍性大腸炎)、皮膚疾患(例えば乾癬)、筋骨格疾患(例えば強皮症)、血管疾患(例えば巨細胞性動脈炎)、骨の疾患(例えば変形性関節症、骨粗鬆症又は大理石骨病)、眼疾患(例えば緑内障又は黄斑変性症)、ウイルス感染に起因する疾患(例えばHIV又はAIDS)、自己免疫疾患(例えば関節リウマチ、全身性エリテマトーデス又は自己免疫性甲状腺炎)、癌又は老化の治療に使用され得る。
化1】
概要
背景
NLRP3インフラマソームは、炎症過程の構成要素であり、その異常活性化は、クリオピリン関連周期性症候群(CAPS)などの遺伝性疾患を発病させる。遺伝性CAPSマックル・ウェルズ症候群(MWS)、家族性寒冷自己炎症症候群(FCAS)及び新生児期発症多臓器性炎症性疾患(NOMID)は、NLRP3の機能獲得型突然変異に関連することが報告された適応症の例である。
NLRP3は、複合体を形成し得、限定はされないが、2型糖尿病、アテローム性動脈硬化症、肥満及び痛風などの代謝障害、並びにアルツハイマー病及び多発性硬化症及び筋萎縮性側索硬化症及びパーキンソン病などの中枢神経系の疾患、喘息及びCOPD及び突発性肺線維症などの肺疾患、NASH症候群、ウイルス性肝炎及び肝硬変などの肝疾患、急性及び慢性膵炎などの膵疾患、急性及び慢性腎障害などの腎疾患、クローン病及び潰瘍性大腸炎などの腸疾患、乾癬などの皮膚疾患、強皮症などの筋骨格疾患、巨細胞性動脈炎などの血管疾患、変形性関節症、骨粗鬆症及び大理石骨病の障害などの骨の障害、緑内障及び黄斑変性症などの眼疾患、HIV及びAIDSなどのウイルス感染に起因する疾患、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、自己免疫性甲状腺炎などの自己免疫疾患、アジソン病、悪性貧血、癌及び老化を含む多くの複雑な疾患の発病に関与している。
概要
一態様において、式AAの化合物、又はその薬学的に許容される塩を特徴とする。式AAに示される変数は、特許請求の範囲において定義されるとおりである。式AAの化合物は、NLRP3活性調節剤であり、したがって、代謝障害(例えば2型糖尿病、アテローム性動脈硬化症、肥満又は痛風)、中枢神経系の疾患(例えばアルツハイマー病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症又はパーキンソン病)、肺疾患(例えば喘息、COPD又は突発性肺線維症)、肝疾患(例えばNASH症候群、ウイルス性肝炎又は肝硬変)、膵疾患(例えば急性膵炎若しくは慢性膵炎)、腎疾患(例えば急性腎障害若しくは慢性腎障害)、腸疾患(例えばクローン病又は潰瘍性大腸炎)、皮膚疾患(例えば乾癬)、筋骨格疾患(例えば強皮症)、血管疾患(例えば巨細胞性動脈炎)、骨の疾患(例えば変形性関節症、骨粗鬆症又は大理石骨病)、眼疾患(例えば緑内障又は黄斑変性症)、ウイルス感染に起因する疾患(例えばHIV又はAIDS)、自己免疫疾患(例えば関節リウマチ、全身性エリテマトーデス又は自己免疫性甲状腺炎)、癌又は老化の治療に使用され得る。
目的
上記を考慮すると、NLRP3を調節する(例えば、それに拮抗する)化合物を提供する
効果
実績
- 技術文献被引用数
- 0件
- 牽制数
- 0件
この技術が所属する分野
(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成
- 突然変異または遺伝子工学
- 硫黄原子を含む複素環式化合物
- 1,2―ジアゾール系化合物
- チアゾール系化合物
- フラン系化合物
- ピリジン系化合物
- 複数複素環系化合物
- 蛋白脂質酵素含有:その他の医薬
- 他の有機化合物及び無機化合物含有医薬
- 化合物または医薬の治療活性
- 非環式または炭素環式化合物含有医薬
- 有機低分子化合物及びその製造
請求項1
式AA(式中、m=0、1、又は2であり;n=0、1、又は2であり;o=1又は2であり;p=0、1、2、又は3であり、ここで、Aは、5員〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;Bは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール、又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;ここで、少なくとも1つのR6は、式AAのB環をC(R4R5)基に連結する結合に対してオルトであり;R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール;CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、NHCOOCC1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、前記R1又はR2C3〜C7シクロアルキル又は前記R1又はR23員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;ここで、前記3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する前記原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、前記炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、前記C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;R6及びR7はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C10シクロアルキル及び3員〜10員ヘテロシクロアルキル、及びC2〜C6アルケニルから選択され、ここで、R6及びR7はそれぞれ、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、C6〜C10アリールオキシ、及びS(O2)C1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R6又はR7が置換される前記C1〜C6アルキル又はC1〜C6アルコキシは、1つ以上のヒドロキシル、C6〜C10アリール又はNR8R9で任意選択的に置換され、又はR6又はR7は、5員〜7員炭素環又は酸素、硫黄及び窒素から独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する複素環に任意選択的に縮合され;ここで、前記3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する前記原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、前記炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、CH2NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され;R4及びR5のそれぞれは、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;R10はC1〜C6アルキルであり;R8及びR9のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素、C1〜C6アルキル、(C=NR13)NR11R12、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、COR13、CO2R13及びCONR11R12から選択され;ここで、前記C1〜C6アルキルは、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、C1〜C6アルコキシ、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、C3〜C7シクロアルキル又は3員〜7員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換され;又はR8及びR9は、それらが結合される窒素と一緒になって、それらが結合される窒素に加えて1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に含有する3員〜7員環を形成し;R13は、C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、又は5員〜10員ヘテロアリールであり;R11及びR12のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;R3は、水素、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、及びから選択され、ここで、前記C1〜C2アルキレン基は、オキソで任意選択的に置換され;R14は、水素、C1〜C6アルキル、5員〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり、ここで、各C1〜C6アルキル、アリール又はヘテロアリールは、1つ又は2つのR6で任意選択的に独立して置換される)の化合物、又はその薬学的に許容される塩。
請求項2
Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換される5員〜6員単環式ヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
請求項3
Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるフラニルである、請求項1又は2に記載の化合物。
請求項4
請求項5
Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるオキサゾリルである、請求項1又は2に記載の化合物。
請求項6
Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるチアゾリルである、請求項1又は2に記載の化合物。
請求項7
Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるフェニルである、請求項1に記載の化合物。
請求項8
m=1であり、n=0である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
請求項9
置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項10
置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項11
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項12
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項13
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項14
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項15
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項16
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項17
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項18
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項19
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項20
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項21
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項22
前記置換される環Aは、である、請求項1又は8に記載の化合物。
請求項23
前記置換される環Aは、である、請求項1又は8に記載の化合物。
請求項24
前記置換される環Aは、である、請求項1又は8に記載の化合物。
請求項25
前記置換される環Aは、である、請求項1に記載の化合物。
請求項26
前記置換される環Aは、である、請求項1に記載の化合物。
請求項27
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項28
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項29
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は8のいずれか一項に記載の化合物。
請求項30
m=1であり、n=1である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
請求項31
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は30のいずれか一項に記載の化合物。
請求項32
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は30のいずれか一項に記載の化合物。
請求項33
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は30のいずれか一項に記載の化合物。
請求項34
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は30のいずれか一項に記載の化合物。
請求項35
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は30のいずれか一項に記載の化合物。
請求項36
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は30のいずれか一項に記載の化合物。
請求項37
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は30のいずれか一項に記載の化合物。
請求項38
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は30のいずれか一項に記載の化合物。
請求項39
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は30のいずれか一項に記載の化合物。
請求項40
前記置換される環Aは、である、請求項1、2、又は30のいずれか一項に記載の化合物。
請求項41
前記置換される環Aは、である、請求項1又は30に記載の化合物。
請求項42
前記置換される環Aは、である、請求項1又は30に記載の化合物。
請求項43
前記置換される環Aは、である、請求項1又は30に記載の化合物。
請求項44
前記置換される環Aは、である、請求項1又は30に記載の化合物。
請求項45
前記置換される環Aは、である、請求項1又は30に記載の化合物。
請求項46
前記置換される環Aは、である、請求項1又は30に記載の化合物。
請求項47
m=2であり、n=1である、請求項1〜4及び7のいずれか一項に記載の化合物。
請求項48
前記置換される環Aは、である、請求項1又は47に記載の化合物。
請求項49
前記置換される環Aは、である、請求項1又は47に記載の化合物。
請求項50
前記置換される環Aは、である、請求項1又は47に記載の化合物。
請求項51
前記置換される環Aは、である、請求項1又は47に記載の化合物。
請求項52
R1及びR2のそれぞれは、存在する場合、独立して、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルコキシ、又はNR8R9で任意選択的に置換されるC1〜C6アルキル;1つ以上のヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、又はNR8R9で任意選択的に置換されるC3〜C7シクロアルキル(ここで、前記C1〜C6アルコキシ又はC1〜C6アルキルは、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に置換される);1つ以上のヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、又はNR8R9で任意選択的に置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキル(ここで、前記C1〜C6アルコキシ又はC1〜C6アルキルは、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に置換される);C1〜C6ハロアルキル;C1〜C6アルコキシ;C1〜C6ハロアルコキシ;ハロ;CN;CO−C1〜C6アルキル;CO−C6〜C10アリール;CO−5員〜10員ヘテロアリール;CO2C1〜C6アルキル;CO2C3〜C8シクロアルキル;OCOC1〜C6アルキル;OCOC6〜C10アリール;OCO(5員〜10員ヘテロアリール);OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル);C6〜C10アリール;5員〜10員ヘテロアリール;NH2;NHC1〜C6アルキル;N(C1〜C6アルキル)2;CONR8R9;SF5;S(O2)NR11R12;S(O)C1〜C6アルキル;及びS(O2)C1〜C6アルキルからなる群から選択される、請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物。
請求項53
R1は、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル;メチル;イソプロピル;2−ヒドロキシ−2−プロピル;ヒドロキシメチル;1−ヒドロキシエチル;2−ヒドロキシエチル;1−ヒドロキシ−2−プロピル;1−ヒドロキシ−1−シクロプロピル;1−ヒドロキシ−1−シクロブチル;1−ヒドロキシ−1−シクロペンチル;1−ヒドロキシ−1−シクロヘキシル;モルホリニル;1,3−ジオキソラン−2−イル;COCH3;COCH2CH3;2−メトキシ−2−プロピル;(ジメチルアミノ)メチル;1−(ジメチルアミノ)エチル;フルオロ;クロロ;フェニル;ピリジル;ピラゾリル;S(O2)CH3;及びS(O2)NR11R12からなる群から選択される、請求項1〜51のいずれか一項に記載の化合物。
請求項54
R2は、フルオロ、クロロ、シアノ、メチル;メトキシ;エトキシ;イソプロピル;1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル;2−ヒドロキシ−2−プロピル;ヒドロキシメチル;1−ヒドロキシエチル;2−ヒドロキシエチル;1−ヒドロキシ−2−プロピル;1−ヒドロキシ−1−シクロプロピル;COCH3;COPh;2−メトキシ−2−プロピル;(ジメチルアミノ)メチル;S(O2)CH3;及びS(O2)NR11R12からなる群から選択される、請求項52又は53に記載の化合物。
請求項55
Bは、1つ又は2つのR6で置換され、且つ1、2、又は3つのR7で任意選択的に置換されるフェニルである、請求項1〜54のいずれか一項に記載の化合物。
請求項56
o=2であり、p=0である、請求項55に記載の化合物。
請求項57
置換される環Bは、である、請求項55又は56に記載の化合物。
請求項58
各R6は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CO−C1〜C6アルキル;CONR8R9、及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルからなる群から選択され、ここで、前記C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、4員〜6員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される、請求項57に記載の化合物。
請求項59
各R6は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシからなる群から選択され、ここで、前記C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC3〜C7シクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、及びオキソからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される、請求項57又は58に記載の化合物。
請求項60
o=1であり、p=1である、請求項55に記載の化合物。
請求項61
o=2であり、p=1である、請求項55に記載の化合物。
請求項62
置換される環Bは、である、請求項61に記載の化合物。
請求項63
各R6は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CO−C1〜C6アルキル;CONR8R9、及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、4員〜6員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R7は、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C6シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキルは、1〜2つのC1〜C6アルコキシで任意選択的に置換され;又は隣接する原子上のR6及びR7は、それらを連結する前記原子と一緒になって、C4〜C7炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜7員複素環を独立して形成し、ここで、前記炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される、請求項62に記載の化合物。
請求項64
置換される環Bは、である、請求項61に記載の化合物。
請求項65
各R6は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CO−C1〜C6アルキル、CONR8R9、及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、4員〜6員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R7は、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C6シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキルは、1〜2つのC1〜C6アルコキシで任意選択的に置換される、請求項64に記載の化合物。
請求項66
o=2であり、p=2である、請求項65に記載の化合物。
請求項67
置換される環Bは、である、請求項66に記載の化合物。
請求項68
各R6は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CO−C1〜C6アルキル、CONR8R9、及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、4員〜6員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、各R7は、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C6シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキルは、1〜2つのC1〜C6アルコキシで任意選択的に置換され;又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する前記原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C7炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜7員複素環を独立して形成し、ここで、前記炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される、請求項67に記載の化合物。
請求項69
置換される環Bは、である、請求項66に記載の化合物。
請求項70
各R6は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CO−C1〜C6アルキル;CONR8R9、及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、4員〜6員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、各R7は、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C6シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、前記C1〜C6アルキルは、1〜2つのC1〜C6アルコキシで任意選択的に置換され;又は隣接する原子上のR6及びR7は、それらを連結する前記原子と一緒になって、C4〜C7炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜7員複素環を独立して形成し、ここで、前記炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される、請求項69に記載の化合物。
請求項71
o=2であり、p=3である、請求項55に記載の化合物。
請求項72
置換される環Bは、である、請求項71に記載の化合物。
請求項73
各R6は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CO−C1〜C6アルキル、CONR8R9、及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、4員〜6員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、各R7は、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C6シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキルは、1〜2つのC1〜C6アルコキシで任意選択的に置換され;又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する前記原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C7炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜7員複素環を独立して形成し、ここで、前記炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される、請求項72に記載の化合物。
請求項74
Bはピリジルであり;o=1又は2であり;p=0、1、又は2である、請求項1〜54のいずれか一項に記載の化合物。
請求項75
o=2であり、p=1である、請求項74に記載の化合物。
請求項76
前記置換される環Bは、である、請求項75に記載の化合物。
請求項77
各R6は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CO−C1〜C6アルキル、CONR8R9、及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、4員〜6員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R7は、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C6シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C6〜C10アリールは、1〜3つのハロで任意選択的に置換される1〜2つのC1〜C6アルキルで任意選択的に置換され;又はR6及びR7は、それらを連結する前記原子と一緒になって、C4〜C7炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜7員複素環を独立して形成し、ここで、前記炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される、請求項76に記載の化合物。
請求項78
o=2であり、p=2である、請求項74に記載の化合物。
請求項79
前記置換される環Bは、である、請求項78に記載の化合物。
請求項80
各R6は、独立して、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CO−C1〜C6アルキル、CONR8R9、及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、4員〜6員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(4員〜6員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、各R7は、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C6シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び4員〜6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C6〜C10アリールは、1〜3つのハロで任意選択的に置換される1〜2つのC1〜C6アルキルで任意選択的に置換され;又はR6及びR7は、それらを連結する前記原子と一緒になって、C4〜C7炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜7員複素環を独立して形成し、ここで、前記炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される、請求項79に記載の化合物。
請求項81
R4及びR5のそれぞれは水素である、請求項1〜80のいずれか一項に記載の化合物。
請求項82
R3は水素である、請求項1〜81のいずれか一項に記載の化合物。
請求項83
以下の化合物:からなる群から選択される化合物及びその薬学的に許容される塩。
請求項84
以下の化合物:からなる群から選択される化合物及びその薬学的に許容される塩。
請求項85
以下の化合物:からなる群から選択される化合物及びその薬学的に許容される塩。
請求項86
以下の化合物:からなる群から選択される化合物及びその薬学的に許容される塩。
請求項87
前記部分S(=O)(NHR3)=N−中の硫黄は、(S)立体化学を有する、請求項1〜82のいずれか一項に記載の化合物。
請求項88
前記部分S(=O)(NHR3)=N−中の硫黄は、(R)立体化学を有する、請求項1〜82のいずれか一項に記載の化合物。
請求項89
請求項90
請求項91
前記調節は、NLRP3に拮抗する工程を含む、請求項90に記載の方法。
請求項92
インビトロで行われる、請求項90又は91に記載の方法。
請求項93
請求項94
インビボで行われる、請求項90、91又は92のいずれか一項に記載の方法。
請求項95
請求項96
前記対象はヒトである、請求項95に記載の方法。
請求項97
請求項98
前記代謝障害は、2型糖尿病、アテローム性動脈硬化症、肥満又は痛風である、請求項97に記載の方法。
請求項99
中枢神経系の疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項100
請求項101
肺疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項102
請求項103
肝疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項104
請求項105
膵疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項106
請求項107
腎疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項108
請求項109
腸疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項110
請求項111
皮膚疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項112
前記皮膚疾患は乾癬である、請求項111に記載の方法。
請求項113
筋骨格疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項114
前記筋骨格疾患は強皮症である、請求項113に記載の方法。
請求項115
血管疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項116
前記血管疾患は巨細胞性動脈炎である、請求項115に記載の方法。
請求項117
骨の疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項118
請求項119
眼疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項120
請求項121
ウイルス感染に起因する疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項122
請求項123
自己免疫疾患である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項124
前記自己免疫疾患は、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、自己免疫性甲状腺炎である、請求項123に記載の方法。
請求項125
癌又は老化である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項126
骨髄異形成症候群(MDS);非小細胞肺癌、例えばNLRP3の突然変異又は過剰発現を有する患者の非小細胞肺癌;急性リンパ芽球性白血病(ALL)、例えば糖質コルチコイド治療に対して耐性がある患者のALL;ランゲルハンス細胞組織球症(LCH);多発性骨髄腫;前骨髄球性白血病;急性骨髄性白血病(AML);慢性骨髄性白血病(CML);胃癌;及び肺癌転移から選択される癌である疾患、障害又は病態を治療する方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の請求項1〜88のいずれか一項に記載の化合物又は請求項89に記載の医薬組成物を投与する工程を含む方法。
請求項127
前記癌はMDSである、請求項126に記載の方法。
請求項128
前記癌は非小細胞肺癌である、請求項126に記載の方法。
請求項129
前記癌は急性リンパ芽球性白血病である、請求項126に記載の方法。
請求項130
前記癌はLCHである、請求項126に記載の方法。
請求項131
前記癌は多発性骨髄腫である、請求項126に記載の方法。
請求項132
前記癌は前骨髄球性白血病である、請求項126に記載の方法。
請求項133
前記癌は急性骨髄性白血病(AML)である、請求項126に記載の方法。
請求項134
前記癌は慢性骨髄性白血病(CML)である、請求項126に記載の方法。
請求項135
前記癌は胃癌である、請求項126に記載の方法。
請求項136
前記癌は肺癌転移である、請求項126に記載の方法。
請求項137
治療有効量の抗TNFα剤を前記対象に投与する工程をさらに含む、請求項95〜136のいずれか一項に記載の方法。
請求項138
前記NLRP3アンタゴニストは、前記対象への前記抗TNFα剤の投与の前に、前記対象に投与される、請求項137に記載の方法。
請求項139
前記抗TNFα剤は、前記対象への前記NLRP3アンタゴニストの投与の前に、前記対象に投与される、請求項137に記載の方法。
請求項140
前記NLRP3アンタゴニスト及び前記抗TNFα剤は、ほぼ同時に前記対象に投与される、請求項137に記載の方法。
請求項141
前記NLRP3アンタゴニスト及び前記抗TNFα剤は、単一剤形中で一緒に製剤化される、請求項137に記載の方法。
技術分野
0001
優先権主張
本出願は、2017年7月24日に出願された米国仮特許出願第62/536,352号;及び2017年10月18日に出願された米国仮特許出願第62/573,935号の利益を主張するものであり;これらの仮特許出願は、両方とも、全体が参照により本明細書に援用される。
0002
本開示は、例えば、NLRP3活性の減少又は増加(例えば、増加、例えば、NLRP3シグナル伝達に関連する病態、疾患又は障害)が、対象(例えば、ヒト)における病態、疾患又は障害の病変及び/又は症状及び/又は進行の一因である病態、疾患又は障害を治療するのに有用な化学物質(例えば、NLRP3を調節する(例えば、それに拮抗する)化合物、又はこの化合物の薬学的に許容される塩、及び/若しくは水和物、及び/若しくは共結晶、及び/若しくは複合薬)を特徴とする。本開示は、組成物並びにそれを使用及び作製する他の方法も特徴とする。
背景技術
0003
NLRP3インフラマソームは、炎症過程の構成要素であり、その異常活性化は、クリオピリン関連周期性症候群(CAPS)などの遺伝性疾患を発病させる。遺伝性CAPSマックル・ウェルズ症候群(MWS)、家族性寒冷自己炎症症候群(FCAS)及び新生児期発症多臓器性炎症性疾患(NOMID)は、NLRP3の機能獲得型突然変異に関連することが報告された適応症の例である。
0004
NLRP3は、複合体を形成し得、限定はされないが、2型糖尿病、アテローム性動脈硬化症、肥満及び痛風などの代謝障害、並びにアルツハイマー病及び多発性硬化症及び筋萎縮性側索硬化症及びパーキンソン病などの中枢神経系の疾患、喘息及びCOPD及び突発性肺線維症などの肺疾患、NASH症候群、ウイルス性肝炎及び肝硬変などの肝疾患、急性及び慢性膵炎などの膵疾患、急性及び慢性腎障害などの腎疾患、クローン病及び潰瘍性大腸炎などの腸疾患、乾癬などの皮膚疾患、強皮症などの筋骨格疾患、巨細胞性動脈炎などの血管疾患、変形性関節症、骨粗鬆症及び大理石骨病の障害などの骨の障害、緑内障及び黄斑変性症などの眼疾患、HIV及びAIDSなどのウイルス感染に起因する疾患、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、自己免疫性甲状腺炎などの自己免疫疾患、アジソン病、悪性貧血、癌及び老化を含む多くの複雑な疾患の発病に関与している。
発明が解決しようとする課題
0005
上記を考慮すると、NLRP3を調節する(例えば、それに拮抗する)化合物を提供することが望ましいであろう。
課題を解決するための手段
0006
本開示は、例えば、NLRP3活性が減少又は増加する病態、疾患又は障害(例えば、増加、例えば、NLRP3シグナル伝達に関連する病態、疾患又は障害)を治療するのに有用な化学物質(例えば、NLRP3を調節する(例えば、それに拮抗する)化合物、又はこの化合物の薬学的に許容される塩、及び/若しくは水和物、及び/若しくは共結晶、及び/若しくは複合薬)に関連することを特徴とする。
0007
ある実施形態において、式AA
の化合物又はその薬学的に許容される塩が本明細書において提供され、式中、式AA中の変数は、本明細書のいずれかの箇所に定義されるとおりであり得る。
0008
本開示は、組成物並びにそれを使用及び作製する他の方法も特徴とする。
0009
NLRP3の「アンタゴニスト」は、NLRP3に直接結合することによって、又はNLRP3の不活性化、不安定化、分布の変更若しくは他の方法によって、IL−1β及び/又はIL−18の生成を誘導するNLRP3の能力を阻害する化合物を含む。
0010
一態様において、本明細書に記載される化学物質(例えば、本明細書に一般的に若しくは具体的に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩又はそれを含有する組成物)及び1つ以上の薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物を特徴とする。
0011
一態様において、NLRP3活性を調節するための方法であって、NLRP3を、本明細書に記載される化学物質(例えば、本明細書に一般的に若しくは具体的に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩又はそれを含有する組成物)と接触させる工程を含む方法を特徴とする。方法は、インビトロ方法、例えば、NLRP3を含む1つ以上の細胞を含む試料を接触させること、並びにインビボ方法を含む。
0012
さらなる態様において、NLRP3シグナル伝達が疾患の病変及び/又は症状及び/又は進行の一因である疾患の治療の方法であって、このような治療を必要とする対象に、有効量の本明細書に記載される化学物質(例えば、本明細書に一般的に若しくは具体的に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩又はそれを含有する組成物)を投与する工程を含む方法を特徴とする。
0013
さらなる態様において、本明細書に記載される化学物質(例えば、本明細書に一般的に若しくは具体的に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩又はそれを含有する組成物)を対象に投与する工程であって、化学物質が、NLRP3シグナル伝達が疾患の病変及び/又は症状及び/又は進行の一因である疾患を治療するのに有効な量で投与され、それによって疾患を治療する工程を含む、治療方法を特徴とする。
0014
実施形態は、以下の特徴の1つ以上を含み得る。
0015
化学物質は、病態、疾患又は障害の治療に好適な1つ以上の薬剤による1つ以上のさらなる治療と組み合わせて投与され得る。
0016
本明細書に開示される化合物によって治療され得る適応症の例としては、限定はされないが、2型糖尿病、アテローム性動脈硬化症、肥満及び痛風などの代謝障害、並びにアルツハイマー病及び多発性硬化症及び筋萎縮性側索硬化症及びパーキンソン病などの中枢神経系の疾患、喘息及びCOPD及び突発性肺線維症などの肺疾患、NASH症候群、ウイルス性肝炎及び肝硬変などの肝疾患、急性及び慢性膵炎などの膵疾患、急性及び慢性腎障害などの腎疾患、クローン病及び潰瘍性大腸炎などの腸疾患、乾癬などの皮膚疾患、強皮症などの筋骨格疾患、巨細胞性動脈炎などの血管疾患、変形性関節症、骨粗鬆症及び大理石骨病の障害などの骨の障害、緑内障及び黄斑変性症などの眼疾患、HIV及びAIDSなどのウイルス感染に起因する疾患、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、自己免疫性甲状腺炎などの自己免疫疾患;アジソン病、悪性貧血、癌及び老化が挙げられる。
0017
本方法は、対象を同定する工程をさらに含み得る。
0018
他の実施形態は、詳細な説明及び/又は特許請求の範囲に記載されるものを含む。
0019
さらなる定義
本明細書に記載される開示の理解を促進するために、いくつかのさらなる用語が、以下に定義される。一般に、本明細書において使用される命名法、並びに本明細書に記載される有機化学、医薬品化学、及び薬理学における実験手順は、当該技術分野において周知であり、一般的に用いられているものである。特に定義されない限り、本明細書において使用される全ての技術用語及び科学用語は、一般に、本開示が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書全体を通して言及される特許、出願、公開出願、及び他の刊行物並びに添付の付属書のそれぞれは、全体が参照により本明細書に援用される。
0020
本明細書において使用される際、「NLRP3」という用語は、限定はされないが、核酸、ポリヌクレオチド、オリゴヌクレオチド、センス及びアンチセンスポリヌクレオチド鎖、相補配列、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質、相同及び/又はオルソログNLRP分子、アイソフォーム、前駆体、突然変異体、変異体、誘導体、スプライス変異、対立遺伝子、異なる種、並びにその活性断片を含むことが意図される。
0023
本明細書において使用される際の「有効量」又は「治療有効量」という用語は、治療される疾患又は病態の症状の1つ以上をある程度軽減する、投与される化学物質(例えば、NLRP3の調節剤としての活性を示す化合物、又はその薬学的に許容される塩及び/若しくは水和物及び/若しくは共結晶)の十分な量を指す。結果は、疾患の兆候、症状、若しくは原因の減少及び/若しくは軽減、又は生体系の任意の他の所望の改変を含む。例えば、治療用途のための「有効量」は、疾患症状の臨床的に有意な減少を提供するのに必要な本明細書に開示される化合物を含む組成物の量である。任意の個々の症例における適切な「有効」量は、用量漸増試験などの任意の好適な技術を用いて決定される。
0024
「賦形剤」又は「薬学的に許容される賦形剤」という用語は、液体若しくは固体充填剤、希釈剤、担体、溶媒、又は封入材料などの、薬学的に許容される材料、組成物、又はビヒクルを意味する。一実施形態において、各成分は、医薬製剤の他の成分と適合性であり、過剰な毒性、刺激、アレルギー反応、免疫原性、又は他の問題若しくは合併症なしにヒト及び動物の組織又は器官と接触させて使用するのに好適であり、妥当なベネフィット/リスク比に相応しているという意味で、「薬学的に許容される」。例えば、Remington:The Science and Practice of Pharmacy,21st ed.;Lippincott Williams & Wilkins:Philadelphia,PA,2005;Handbook of Pharmaceutical Excipients,6th ed.;Rowe et al.,Eds.;The Pharmaceutical Press and the American Pharmaceutical Association:2009;Handbook of Pharmaceutical Additives,3rd ed.;Ash and Ash Eds.;Gower Publishing Company:2007;Pharmaceutical Preformulation and Formulation,2nd ed.;Gibson Ed.;CRCPressLLC:Boca Raton,FL,2009を参照尾されたい。
0025
「薬学的に許容される塩」という用語は、無機酸及び有機酸を含む薬学的に許容される非毒性の酸から調製される薬学的に許容される付加塩を指し得る。特定の場合、薬学的に許容される塩は、本明細書に記載される化合物を、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、サリチル酸などの酸と反応させることによって得られる。「薬学的に許容される塩」という用語は、酸性基を有する化合物を、アンモニウム塩、ナトリウム塩若しくはカリウム塩などのアルカリ金属塩、カルシウム塩若しくはマグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩、ジシクロヘキシルアミン、N−メチル−D−グルカミン、トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミンなどの有機塩基の塩、及びアルギニン、リジンなどのアミノ酸との塩などの塩を形成するための塩基と反応させることによって、又は既に確定された他の方法によって調製される薬学的に許容される付加塩も指し得る。薬理学的に許容される塩は、薬剤中で使用可能である限り特に限定されない。本明細書に記載される化合物が塩基とともに形成する塩の例としては、以下:ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、及びアルミニウムなどの無機塩基とのその塩;メチルアミン、エチルアミン及びエタノールアミンなどの有機塩基とのその塩;リジン及びオルニチンなどの塩基性アミノ酸とのその塩;並びにアンモニウム塩が挙げられる。塩は、以下:塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、及びリン酸などの鉱酸:ギ酸、酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、及びエタンスルホン酸などの有機酸;アスパラギン酸及びグルタミン酸などの酸性アミノ酸との酸付加塩によって具体的に例示される酸付加塩であり得る。
0026
「医薬組成物」という用語は、本明細書に記載される化合物と、担体、安定剤、希釈剤、分散剤、懸濁化剤、及び/又は増粘剤などの他の化学成分(本明細書においてまとめて「賦形剤」と呼ばれる)との混合物を指す。医薬組成物は、生物への化合物の投与を促進する。限定はされないが:直腸、経口、静脈内、エアロゾル、非経口、眼内、肺内、及び局所投与を含む、化合物を投与する複数の技術が、当該技術分野において存在する。
0027
「対象」という用語は、限定はされないが、霊長類(例えば、ヒト)、サル、ウシ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、イヌ、ネコ、ウサギ、ラット、又はマウスを含む動物を指す。「対象」及び「患者」という用語は、例えば、ヒトなどの哺乳動物対象に関して、本明細書において同義的に使用される。
0028
疾患又は障害の治療の文脈における「治療する(treat)」、「治療すること(treating)」、及び「治療(treatment)」という用語は、障害、疾患、若しくは病態、又は障害、疾患、若しくは病態の症状の1つ以上を軽減又は抑止すること;或いは疾患、障害若しくは病態又はその1つ以上の症状の進行、転移、又は悪化を遅らせることを含むことが意図される。
0029
「水素」及び「H」という用語は、本明細書において同義的に使用される。
0031
「アルキル」という用語は、示された数の炭素原子を含有する、直鎖又は分枝鎖、飽和又は不飽和であり得る炭化水素鎖を指す。例えば、C1〜10は、基が、1個以上10個以下の炭素原子をその中に有し得ることを示す。非限定的な例としては、メチル、エチル、イソ−プロピル、tert−ブチル、n−ヘキシルが挙げられる。
0034
本明細書において使用される際の「炭素環」という用語は、3〜10個の炭素、例えば3〜8個の炭素、例えば3〜7個の炭素を有する、任意選択的に置換され得る芳香族又は非芳香族環状炭化水素基を含む。炭素環の例としては、5員、6員、及び7員炭素環が挙げられる。
0035
「複素環」という用語は、単環式の場合は1〜3個のヘテロ原子、二環式の場合は1〜6個のヘテロ原子、又は三環式の場合は1〜9個のヘテロ原子を有する、芳香族又は非芳香族の5〜8員単環式、8〜12員二環式、又は11〜14員三環式環系を指し、前記ヘテロ原子はO、N、又はSから選択され(例えば、炭素原子、及び単環式、二環式、又は三環式の場合にそれぞれ、1〜3個、1〜6個、又は1〜9個のN、O、又はSのヘテロ原子)、各環の0、1、2、又は3個の原子は、置換基で置換され得る。複素環の例としては、5員、6員、及び7員複素環が挙げられる。
0036
本明細書において使用される際の「シクロアルキル」という用語は、3〜10個の炭素、例えば3〜8個の炭素、例えば3〜7個の炭素を有する、非芳香族の環状、二環式、縮合、又はスピロ炭化水素基を含み、シクロアルキル基は、任意選択的に置換され得る。シクロアルキルの例としては、5員、6員、及び7員環が挙げられる。例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプチル、及びシクロオクチルが挙げられる。
0037
「ヘテロシクロアルキル」という用語は、単環式の場合は1〜3個のヘテロ原子、二環式の場合は1〜6個のヘテロ原子、又は三環式の場合は1〜9個のヘテロ原子を有する、非芳香族の5〜8員単環式、8〜12員二環式、又は11〜14員三環式環、縮合、又はスピロ系基を指し、前記ヘテロ原子はO、N、又はSから選択され(例えば、炭素原子、及び単環式、二環式、又は三環式の場合にそれぞれ、1〜3個、1〜6個、又は1〜9個のN、O、又はSのヘテロ原子)、各環の0、1、2、又は3個の原子は、置換基で置換され得る。ヘテロシクロアルキルの例としては、5員、6員、及び7員複素環が挙げられる。例としては、ピペラジニル、ピロリジニル、ジオキサニル、モルホリニル、テトラヒドロフラニルなどが挙げられる。
0039
「ヘテロアリール」という用語は、単環、2つの縮合環又は3つの縮合環であり得る、5〜14個の芳香環原子を含有する芳香環系を意味することが意図され、ここで、少なくとも1つの芳香環原子は、限定はされないが、O、S及びNからなる群から選択されるヘテロ原子である。例としては、フラニル、チエニル、ピロリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、トリアジニルなどが挙げられる。例としては、カルバゾリル、キノリジニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、トリアジニル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、インドリジニル、プリニル、ナフチリジニル、プテリジニル、カルバゾリル、アクリジニル.フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、1H−ベンズイミダゾリル、イミダゾピリジニル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、イソベンゾフランなども挙げられる。
0041
「アミノ」という用語は、NH2基を指す。
0042
「オキソ」という用語は、Oを指す。例として、オキソによるCH2基の置換により、C=O基が得られる。
0043
本明細書において使用される際、「環A」又は「A」という用語は、
を示すために同義的に使用され、式AA中、波線
によって破断されていることが示される結合は、式AA中のAをS(O)(NHR3)=N部分に連結する。
0044
本明細書において使用される際、「環B」又は「B」という用語は、
を示すために同義的に使用され、式AA中、波線
によって破断されていることが示される結合は、式AA中のBをC(R4R5)基に連結する。
0045
本明細書において使用される際、「置換される環A」という用語は、
を示すのに使用され、式AA中、波線
によって破断されていることが示される結合は、式AA中のAをS(O)(NHR3)=N部分に連結する。
0046
本明細書において使用される際、「置換される環B」という用語は、
を示すのに使用され、式AA中、波線
によって破断されていることが示される結合は、式AA中のBをC(R4R5)基に連結する。
0047
本明細書において使用される際、「S(O2)」という表記は、単独で又はより大きい表記の一部として、基
を指す。
0048
さらに、本実施形態の化合物を構成する原子は、このような原子の全ての同位体形態を含むことが意図される。本明細書において使用される際の同位体は、同じ原子数を有するが異なる質量数を有する原子を含む。一般例として且つ限定はされないが、水素の同位体としては、トリチウム及び重水素が挙げられ、炭素の同位体としては、13C及び14Cが挙げられる。
0049
本明細書に開示される化合物の範囲は、化合物の互変異性体形態を含む。したがって、例として、部分
を含有するものとして表される化合物はまた、部分
を含有する互変異性体形態を含むことが意図される。さらに、例として、部分
を含有するものとして表される化合物はまた、部分
を含有する互変異性体形態を含むことが意図される。
0050
本明細書に記載される式の非限定的な例示される化合物は、立体中心(stereogenic)硫黄原子及び任意選択的に1つ以上の立体中心炭素原子を含む。本開示は、立体異性体混合物(例えば、鏡像異性体のラセミ混合物;ジアステレオマーの混合物)の例を提供する。本開示は、前記立体異性体混合物の個々の成分を分離する(例えば、ラセミ混合物の鏡像異性体を分割する)ための方法も説明及び例示する。立体中心硫黄原子のみを含有する化合物の場合、分割された鏡像異性体は、2つの以下の形式の1つを用いて図示される:式A/B(破線及び実線のくさび形の3次元表示);及び式C(*が表示された立体中心硫黄を有する平坦な構造)。
0051
ラセミ混合物の分割を示す反応スキームにおいて、式A/B及びCは、構成鏡像異性体がエナンチオピュアな形態(約98%のee以上)で分割されたことを示すことのみが意図される。式A/B形式を用いた分割生成物を示すスキームは、絶対配置と溶出順序との間の相関関係を開示又は示唆することは意図されていない。以下の表に示される化合物のいくつかが、式A/B形式を用いて図示される。しかしながら、化合物132a及び132bを除いて、式A/B形式において描かれる一覧にされた化合物のそれぞれについて示される図示される立体化学は、一時的な割り当てであり、類似性によって、化合物132b(例えば、図1を参照)に割り当てられる絶対立体化学に基づいている。
0052
本発明の1つ以上の実施形態の詳細が、添付の図面及び以下の明細書において記載される。本発明の他の特徴及び利点は、本明細書及び図面、並びに特許請求の範囲から明らかであろう。
図面の簡単な説明
0054
ある実施形態において、式AA
(式中、
m=0、1、又は2であり
n=0、1、又は2であり
o=1又は2であり
p=0、1、2、又は3であり
ここで、
Aは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
Bは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
ここで、
少なくとも1つのR6は、式AAのB環をC(R4R5)基に連結する結合に対してオルトであり;
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、NHCOOCC1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキルS(O)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、C3〜C10シクロアルキル、及び3員〜10員ヘテロシクロアルキル、及びC2〜C6アルケニルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
R6及びR7はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、R6及びR7はそれぞれ、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、C6〜C10アリールオキシ、及びS(O2)C1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R6又はR7が置換されるC1〜C6アルキル又はC1〜C6アルコキシは、1つ以上のヒドロキシル、C6〜C10アリール又はNR8R9で任意選択的に置換され、又はR6又はR7は、5員〜7員炭素環又は酸素、硫黄及び窒素から独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する複素環に任意選択的に縮合され、及び1つ以上のハロ、OH、オキソ、又はC1〜C6アルキルで任意選択的に置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、NR20、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの4員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、CH2NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され;
R4及びR5のそれぞれは、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R10はC1〜C6アルキルであり;
R8及びR9のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素、C1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、COR13、CO2R13及びCONR11R12から選択され;ここで、C1〜C6アルキルは、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、C1〜C6アルコキシ、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、C3〜C7シクロアルキル、又は3員〜7員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換され;又はR8及びR9は、それらが結合される窒素と一緒になって、それらが結合される窒素に加えて1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に含有する3員〜7員環を形成し;
R13は、C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、又は5員〜10員ヘテロアリールであり;
R11及びR12のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R3は、水素、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、及び
から選択され、ここで、C1〜C2アルキレン基は、オキソで任意選択的に置換され;
R14は、水素、C1〜C6アルキル、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり、ここで、各C1〜C6アルキル、アリール又はヘテロアリールは、1、2、又は3つのR6で任意選択的に独立して置換される)
の化合物;
又はその薬学的に許容される塩が本明細書において提供される。
0055
ある実施形態において、式AA
(式中、
m=0、1、又は2であり、
n=0、1、又は2であり、
o=1又は2であり、
p=0、1、2、又は3であり、
ここで、
Aは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
Bは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
ここで、
少なくとも1つのR6は、式AAのB環をC(R4R5)基に連結する結合に対してオルトであり;
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、NHCOOCC1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、C3〜C10シクロアルキル及び3員〜10員ヘテロシクロアルキル、及びC2〜C6アルケニルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
R6及びR7はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、R6及びR7はそれぞれ、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、C6〜C10アリールオキシ、及びS(O2)C1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R6又はR7が置換されるC1〜C6アルキル又はC1〜C6アルコキシは、1つ以上のヒドロキシル、C6〜C10アリール又はNR8R9で任意選択的に置換され、又はR6又はR7は、酸素、硫黄及び窒素から独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有し、且つ1つ以上のハロ、OH、オキソ、又はC1〜C6アルキルで任意選択的に置換される5員〜7員炭素環又は複素環に任意選択的に縮合され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
R4及びR5のそれぞれは、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R10はC1〜C6アルキルであり;
R8及びR9のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素、C1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、COR13、CO2R13及びCONR11R12から選択され;ここで、C1〜C6アルキルは、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、C1〜C6アルコキシ、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、C3〜C7シクロアルキル又は3員〜7員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換され;又はR8及びR9は、それらが結合される窒素と一緒になって、それらが結合される窒素に加えて1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に含有する3員〜7員環を形成し;
R13は、C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、又は5員〜10員ヘテロアリールであり;
R11及びR12のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R3は、水素、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、及び
から選択され、ここで、C1〜C2アルキレン基は、オキソで任意選択的に置換され;
R14は、水素、C1〜C6アルキル、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり、ここで、各C1〜C6アルキル、アリール又はヘテロアリールは、1、2、又は3つのR6で任意選択的に独立して置換される)
の化合物、
又はその薬学的に許容される塩が本明細書において提供される。
0056
ある実施形態において、式AA
(式中、
m=0、1、又は2であり、
n=0、1、又は2であり、
o=1又は2であり、
p=0、1、2、又は3であり、
ここで、
Aは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
Bは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
ここで、
少なくとも1つのR6は、式AAのB環をC(R4R5)基に連結する結合に対してオルトであり;
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、NHCOOCC1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、C3〜C10シクロアルキル及び3員〜10員ヘテロシクロアルキル、及びC2〜C6アルケニルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
R6及びR7はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、R6及びR7はそれぞれ、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、C6〜C10アリールオキシ、及びS(O2)C1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R6又はR7が置換されるC1〜C6アルキル又はC1〜C6アルコキシは、1つ以上のヒドロキシル、C6〜C10アリール又はNR8R9で任意選択的に置換され、又はR6又はR7は、酸素、硫黄及び窒素から独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有し、且つ1つ以上のハロ、OH、オキソ、又はC1〜C6アルキルで任意選択的に置換される5員〜7員炭素環又は複素環に任意選択的に縮合され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
R4及びR5のそれぞれは、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R10はC1〜C6アルキルであり;
R8及びR9のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素、C1〜C6アルキル、(C=NR13)NR11R12、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、COR13、CO2R13及びCONR11R12から選択され;ここで、C1〜C6アルキルは、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、C1〜C6アルコキシ、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、C3〜C7シクロアルキル又は3員〜7員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換され;又はR8及びR9は、それらが結合される窒素と一緒になって、それらが結合される窒素に加えて1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に含有する3員〜7員環を形成し;
R13は、C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、又は5員〜10員ヘテロアリールであり;
R11及びR12のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R3は、水素、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、及び
から選択され、ここで、C1〜C2アルキレン基は、オキソで任意選択的に置換され;
R14は、水素、C1〜C6アルキル、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり、ここで、各C1〜C6アルキル、アリール又はヘテロアリールは、1、2、又は3つのR6で任意選択的に独立して置換される)
の化合物、
又はその薬学的に許容される塩が本明細書において提供される。
0057
ある実施形態において、式AA
(式中、
m=0、1又は2であり、
n=0、1又は2であり、
o=1又は2であり、
p=0、1、2又は3であり、
ここで、
Aは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
Bは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
ここで、
少なくとも1つのR6は、式AAのB環をC(R4R5)基に連結する結合に対してオルトであり;
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、NHCOOCC1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
R6及びR7はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C10シクロアルキル及び3員〜10員ヘテロシクロアルキル、及びC2〜C6アルケニルから選択され、
ここで、R6及びR7はそれぞれ、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、C6〜C10アリールオキシ、及びS(O2)C1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R6又はR7が置換されるC1〜C6アルキル又はC1〜C6アルコキシは、1つ以上のヒドロキシル、C6〜C10アリール又はNR8R9で任意選択的に置換され、又はR6又はR7は、5員〜7員炭素環又は酸素、硫黄及び窒素から独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する複素環に任意選択的に縮合され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、CH2NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され;
R4及びR5のそれぞれは、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R10はC1〜C6アルキルであり;
R8及びR9のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素、C1〜C6アルキル、(C=NR13)NR11R12、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、COR13、CO2R13及びCONR11R12から選択され;ここで、C1〜C6アルキルは、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、C1〜C6アルコキシ、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、C3〜C7シクロアルキル又は3員〜7員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換され;又はR8及びR9は、それらが結合される窒素と一緒になって、それらが結合される窒素に加えて1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に含有する3員〜7員環を形成し;
R13は、C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、又は5員〜10員ヘテロアリールであり;
R11及びR12のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R3は、水素、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、及び
から選択され、ここで、C1〜C2アルキレン基は、オキソで任意選択的に置換され;
R14は、水素、C1〜C6アルキル、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり、ここで、各C1〜C6アルキル、アリール又はヘテロアリールは、1つ又は2つのR6で任意選択的に独立して置換される)
の化合物、
又はその薬学的に許容される塩が本明細書において提供される。
0058
ある実施形態において、式AA
(式中、
m=0、1、又は2であり;
n=0、1、又は2であり;
o=1又は2であり;
p=0、1、2、又は3であり;
ここで、
Aは、5〜10員ヘテロアリール又はC6〜C10アリールであり;
Bは、5〜10員ヘテロアリール又はC6〜C10アリールであり;
ここで、
少なくとも1つのR6は、式AAのB環をC(R4R5)基に連結する結合に対してオルトであり;
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、NHCOOCC1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、C3〜C10シクロアルキル、3員〜10員ヘテロシクロアルキル、及びC2〜C6アルケニルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル、及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;
ここで、R1若しくはR2 C1〜C6アルキル、R1若しくはR2 C1〜C6ハロアルキル、R1若しくはR2 C1〜C6シクロアルキル、又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
R6及びR7はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、及びC2〜C6アルケニルから選択され、
ここで、R6及びR7はそれぞれ、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、C6〜C10アリールオキシ、及びS(O2)C1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R6又はR7が置換されるC1〜C6アルキル又はC1〜C6アルコキシは、1つ以上のヒドロキシル、ハロ、C6〜C10アリール又はNR8R9で任意選択的に置換され、又はR6又はR7は、酸素、硫黄及び窒素から独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜7員炭素環又は複素環に任意選択的に縮合され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され;
ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
各R4及びR5は、水素及びC1〜C6アルキルから独立して選択され、
R10はC1〜C6アルキルであり;
R8及びR9のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素、C1〜C6アルキル、(C=NR13)NR11R12、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、COR13、CO2R13及びCONR11R12から選択され;ここで、C1〜C6アルキルは、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、C1〜C6アルコキシ、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、C3〜C7シクロアルキル又は3員〜7員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換され;又はR8及びR9は、それらが結合される窒素と一緒になって、それらが結合される窒素に加えて1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に含有する3員〜7員環を形成し;
R13は、C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、又は5員〜10員ヘテロアリールであり;
R11及びR12のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R3は、水素、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、及び
から選択され、ここで、C1〜C2アルキレン基は、オキソで任意選択的に置換され;
R14は、水素、C1〜C6アルキル、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり、ここで、各C1〜C6アルキル、アリール又はヘテロアリールは、1、2、又は3つのR6で任意選択的に独立して置換される)
の化合物;
又はその薬学的に許容される塩が本明細書において提供される。
0059
ある実施形態において、式AA
(式中、
m=0、1、又は2であり;
n=0、1、又は2であり;
o=1又は2であり;
p=0、1、2、又は3であり;
ここで、
Aは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
Bは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
ここで、
少なくとも1つのR6は、式AAのB環をC(R4R5)基に連結する結合に対してオルトであり;
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、NHCOOCC1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1又はR2 C1〜C6アルキル、R1又はR2 C1〜C6ハロアルキル、R1又はR2 C3〜C7シクロアルキル、又はR1又はR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
R6及びR7はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C10シクロアルキル及び3員〜10員ヘテロシクロアルキル、及びC2〜C6アルケニルから選択され、
ここで、R6及びR7はそれぞれ、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、C6〜C10アリールオキシ、及びS(O2)C1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R6又はR7が置換されるC1〜C6アルキル又はC1〜C6アルコキシは、1つ以上のヒドロキシル、C6〜C10アリール又はNR8R9で任意選択的に置換され、又はR6又はR7は、5員〜7員炭素環又は酸素、硫黄及び窒素から独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する複素環に任意選択的に縮合され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、CH2NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され;
R4及びR5のそれぞれは、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R10はC1〜C6アルキルであり;
R8及びR9のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素、C1〜C6アルキル、(C=NR13)NR11R12、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、COR13、CO2R13及びCONR11R12から選択され;ここで、C1〜C6アルキルは、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、C1〜C6アルコキシ、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、C3〜C7シクロアルキル又は3員〜7員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換され;又はR8及びR9は、それらが結合される窒素と一緒になって、それらが結合される窒素に加えて1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に含有する3員〜7員環を形成し;
R13は、C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、又は5員〜10員ヘテロアリールであり;
R11及びR12のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R3は、水素、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、及び
から選択され、ここで、C1〜C2アルキレン基は、オキソで任意選択的に置換され;
R14は、水素、C1〜C6アルキル、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり、ここで、各C1〜C6アルキル、アリール又はヘテロアリールは、1つ又は2つのR6で任意選択的に独立して置換される)
の化合物;
又はその薬学的に許容される塩が本明細書において提供される。
0060
式AA
(式中、
m=0、1、又は2であり;
n=0、1、又は2であり;
o=1又は2であり;
p=0、1、2、又は3であり;
ここで、
Aは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
Bは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
ここで、
少なくとも1つのR6は、式AAのB環をC(R4R5)基に連結する結合に対してオルトであり;
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、NHCOOCC1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;
ここで、R1又はR2 C1〜C6アルキル、R1又はR2 C1〜C6ハロアルキル、R1又はR2 C3〜C7シクロアルキル、又はR1又はR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
R6及びR7はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C10シクロアルキル及び3員〜10員ヘテロシクロアルキル、及びC2〜C6アルケニルから選択され、
ここで、R6及びR7はそれぞれ、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、C6〜C10アリールオキシ、及びS(O2)C1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R6又はR7が置換されるC1〜C6アルキル又はC1〜C6アルコキシは、1つ以上のヒドロキシル、C6〜C10アリール又はNR8R9で任意選択的に置換され、又はR6又はR7は、5員〜7員炭素環又は酸素、硫黄及び窒素から独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する複素環に任意選択的に縮合され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、CH2NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され;
R4及びR5のそれぞれは、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R10はC1〜C6アルキルであり;
R8及びR9のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素、C1〜C6アルキル、(C=NR13)NR11R12、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、COR13、CO2R13及びCONR11R12から選択され;ここで、C1〜C6アルキルは、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、C1〜C6アルコキシ、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、C3〜C7シクロアルキル又は3員〜7員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換され;又はR8及びR9は、それらが結合される窒素と一緒になって、それらが結合される窒素に加えて1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に含有する3員〜7員環を形成し;
R13は、C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、又は5員〜10員ヘテロアリールであり;
R11及びR12のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R3は、水素、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、及び
から選択され、ここで、C1〜C2アルキレン基は、オキソで任意選択的に置換され;
R14は、水素、C1〜C6アルキル、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり、ここで、各C1〜C6アルキル、アリール又はヘテロアリールは、1つ又は2つのR6で任意選択的に独立して置換される)
の化合物;
又はその薬学的に許容される塩が本明細書において提供される。
0061
ある実施形態において、式AA
(式中、
m=0、1、又は2であり;
n=0、1、又は2であり;
o=1又は2であり;
p=0、1、2、又は3であり、
ここで、
Aは、5員〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
Bは、5〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール、又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり;
ここで、
少なくとも1つのR6は、式AAのB環をC(R4R5)基に連結する結合に対してオルトであり;
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール;CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、NHCOOCC1〜C6アルキル、NH−(C=NR13)NR11R12、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、C3〜C10シクロアルキル及び3員〜10員ヘテロシクロアルキル、及びC2〜C6アルケニルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され、ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に置換され;
R6及びR7はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、R6及びR7はそれぞれ、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、C6〜C10アリールオキシ、及びS(O2)C1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R6又はR7が置換されるC1〜C6アルキル又はC1〜C6アルコキシは、1つ以上のヒドロキシル、C6〜C10アリール又はNR8R9で任意選択的に置換され、又はR6又はR7は、5員〜7員炭素環又は酸素、硫黄及び窒素から独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する複素環に任意選択的に縮合され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され;
ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9で任意選択的に独立して置換され
R4及びR5のそれぞれは、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R10はC1〜C6アルキルであり;
R8及びR9のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素、C1〜C6アルキル、(C=NR13)NR11R12、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、COR13、CO2R13及びCONR11R12から選択され;ここで、C1〜C6アルキルは、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、C1〜C6アルコキシ、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、C3〜C7シクロアルキル又は3員〜7員ヘテロシクロアルキルで任意選択的に置換され;又はR8及びR9は、それらが結合される窒素と一緒になって、それらが結合される窒素に加えて1つ以上のヘテロ原子を任意選択的に含有する3員〜7員環を形成し;
R13は、C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、又は5員〜10員ヘテロアリールであり;
R11及びR12のそれぞれは、出現するごとに、独立して、水素及びC1〜C6アルキルから選択され;
R3は、水素、シアノ、ヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、及び
から選択され、ここで、C1〜C2アルキレン基は、オキソで任意選択的に置換され;
R14は、水素、C1〜C6アルキル、5員〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリールであり、ここで、各C1〜C6アルキル、アリール又はヘテロアリールは、1つ、2つは3つのR6で任意選択的に独立して置換される)
の化合物;
又はその薬学的に許容される塩が本明細書において提供される。
0062
ある実施形態において、本明細書の式に示される変数は、以下のとおりである。
0063
変数m及びn
ある実施形態において、m=0、1、又は2である。
0064
ある実施形態において、m=0又は1である。
0065
ある実施形態において、m=1又は2である。
0066
ある実施形態において、m=0又は2である。
0067
ある実施形態において、m=0である。
0068
ある実施形態において、m=1である。
0069
ある実施形態において、m=2である。
0070
ある実施形態において、n=0、1、又は2である。
0071
ある実施形態において、n=0又は1である。
0072
ある実施形態において、n=1又は2である。
0073
ある実施形態において、n=0又は2である。
0074
ある実施形態において、n=0である。
0075
ある実施形態において、n=1である。
0076
ある実施形態において、n=2である。
0077
ある実施形態において、m=0及びn=0である。
0078
ある実施形態において、m=1及びn=0である。
0079
ある実施形態において、m=1及びn=1である。
0080
環A及び環A上の置換
ある実施形態において、Aは、5員〜10員(例えば、5員〜6員)単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリール、例えばフェニルである。
0081
ある実施形態において、Aは、5員〜10員(例えば、5員〜6員)単環式又は二環式ヘテロアリールである。
0082
ある実施形態において、Aは、硫黄及び任意選択的に1つ以上の窒素を含有する5員ヘテロアリールである。
0083
ある実施形態において、Aは、C6〜C10(例えば、C6)単環式又は二環式アリールである。
0084
ある実施形態において、Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるフェニルである。
0085
ある実施形態において、Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるフラニルである。
0086
ある実施形態において、Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるチオフェニルである。
0087
ある実施形態において、Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるオキサゾリルである。
0088
ある実施形態において、Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるチアゾリルである。
0089
ある実施形態において、Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるピラゾリルである。
0090
ある実施形態において、Aは、1つ又は2つのR1で任意選択的に置換され、且つ1つ又は2つのR2で任意選択的に置換されるピリジルである。
0091
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で任意選択的に置換されるフェニルである。
0092
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で任意選択的に置換されるフラニルである。
0093
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で任意選択的に置換されるチオフェニルである。
0094
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で任意選択的に置換されるオキサゾリルである。
0095
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で任意選択的に置換されるチアゾリルである。
0096
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で任意選択的に置換されるピラゾリルである。
0097
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で任意選択的に置換されるピリジルである。
0098
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で置換されるフェニルである。
0099
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で置換されるフラニルである。
0100
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で置換されるチオフェニルである。
0101
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で置換されるオキサゾリルである。
0102
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で置換されるチアゾリルである。
0103
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で置換されるピラゾリルである。
0104
ある実施形態において、Aは、1つのR1で置換され、且つ1つのR2で置換されるピリジルである。
0105
ある実施形態において、Aはフェニルであり、mは、0、1又は2であり、nは、0、1、又は2である。
0106
ある実施形態において、Aはフラニルであり、mは、0、1又は2であり、nは、0、1、又は2である。
0107
ある実施形態において、Aはチオフェニルであり、mは、0、1又は2であり、nは、0、1、又は2である。
0108
ある実施形態において、Aはオキサゾリルであり、mは、0、1又は2であり、nは、0、1、又は2である。
0109
ある実施形態において、Aはチアゾリルであり、mは、0、1又は2であり、nは、0、1、又は2である。
0110
ある実施形態において、Aはピラゾリルであり、mは、0、1又は2であり、nは、0、1、又は2である。
0111
ある実施形態において、Aはピリジルであり、mは、0、1又は2であり、nは、0、1、又は2である。
0112
ある実施形態において、Aはフェニルであり、mは、0又は1であり、nは、0又は1である。
0113
ある実施形態において、Aはフラニルであり、mは、0又は1であり、nは、0又は1である。
0114
ある実施形態において、Aはチオフェニルであり、mは1であり、nは、0又は1である。
0115
ある実施形態において、Aはオキサゾリルであり、mは1であり、nは、0又は1である。
0116
ある実施形態において、Aはチアゾリルであり、mは1であり、nは、0又は1である。
0117
ある実施形態において、Aはピラゾリルであり、mは1であり、nは、0又は1である。
0118
ある実施形態において、Aはピリジルであり、mは1であり、nは、0又は1である。
0119
ある実施形態において、Aはフェニルであり、mは1であり、nは1である。
0120
ある実施形態において、Aはフラニルであり、mは1であり、nは1である。
0121
ある実施形態において、Aはチオフェニルであり、mは1であり、nは1である。
0122
ある実施形態において、Aはオキサゾリルであり、mは1であり、nは1である。
0123
ある実施形態において、Aはチアゾリルであり、mは1であり、nは1である。
0124
ある実施形態において、Aはピラゾリルであり、mは1であり、nは1である。
0125
ある実施形態において、Aはピリジルであり、mは1であり、nは1である。
0126
ある実施形態において、Aはフェニルであり、mは、0又は1であり、nは、0、1、又は2である。
0127
ある実施形態において、Aはフラニルであり、mは、0又は1であり、nは、0、1、又は2である。
0128
ある実施形態において、Aはチオフェニルであり、mは、0又は1であり、nは、0、1、又は2である。
0129
ある実施形態において、Aはオキサゾリルであり、mは、0又は1であり、nは、0、1、又は2である。
0130
ある実施形態において、Aはチアゾリルであり、mは、0又は1であり、nは、0、1、又は2である。
0131
ある実施形態において、Aはピラゾリルであり、mは、0又は1であり、nは、0、1、又は2である。
0132
ある実施形態において、Aはピリジルであり、mは、0又は1であり、nは、0、1、又は2である。
0133
ある実施形態において、Aはフェニルであり、mは0であり、nは、0又は1である。
0134
ある実施形態において、Aはフラニルであり、mは0であり、nは、0又は1である。
0135
ある実施形態において、Aはチオフェニルであり、mは0であり、nは、0又は1である。
0136
ある実施形態において、Aはオキサゾリルであり、mは0であり、nは、0又は1である。
0137
ある実施形態において、Aはチアゾリルであり、mは0であり、nは、0又は1である。
0138
ある実施形態において、Aはピラゾリルであり、mは0であり、nは、0又は1である。
0139
ある実施形態において、Aはピリジルであり、mは0であり、nは、0又は1である。
0140
ある実施形態において、Aは、本明細書において以下に開示されるように任意選択的に置換される、本明細書において以下に開示される環の1つであり、いずれの場合も、波線
によって破断されていることが示される結合は、式AAのAをS(O)(NHR3)=N部分に連結する。
0141
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0142
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0143
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0144
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0145
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0146
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0147
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0148
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0149
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0150
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0151
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0152
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0153
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0154
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0155
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0156
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0157
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0158
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0159
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0160
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0161
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0162
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0163
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0164
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0165
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0166
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0167
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0168
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0169
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0170
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0171
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0172
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0173
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0174
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0175
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0176
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0177
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0178
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0179
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0180
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0181
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0182
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0183
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0184
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0185
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0186
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0187
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0188
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0189
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0190
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0191
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0192
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0193
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0194
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0195
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0196
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0197
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0198
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0199
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0200
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0201
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0202
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0203
ある実施形態において、任意選択的に置換される環Aは、
である。
0204
基R1及びR2
ある実施形態において、
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、SC1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される。
0205
ある実施形態において、
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルキル、及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される。
0206
ある実施形態において、
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C1〜C6アルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に独立して置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される。
0207
ある実施形態において、
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、R1若しくはR2 C3〜C7シクロアルキル又はR1若しくはR2 3員〜7員ヘテロシクロアルキルの各C1〜C6アルキル置換基及び各C1〜C6アルコキシ置換基は、置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、置換され;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される。
0208
ある実施形態において、
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される。
0209
ある実施形態において、
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルはそれぞれ非置換であり;
又は隣接する原子上のR1及びR2の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され;
0210
ある実施形態において、
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、S(O)C1〜C6アルキル、5員〜10員ヘテロアリール、及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ及びオキソからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される。
0211
ある実施形態において、R1及びR2のそれぞれは、独立して、1つ以上のヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルコキシ、又はNR8R9で任意選択的に置換されるC1〜C6アルキル;1つ以上のヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、又はNR8R9で任意選択的に置換されるC3〜C7シクロアルキル(ここで、C1〜C6アルコキシ又はC1〜C6アルキルは、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に置換される);1つ以上のヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、又はNR8R9で任意選択的に置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキル(ここで、C1〜C6アルコキシ又はC1〜C6アルキルは、1〜3つのヒドロキシ、ハロ、NR8R9、又はオキソでさらに任意選択的に置換される);C1〜C6ハロアルキル;C1〜C6アルコキシ;C1〜C6ハロアルコキシ;ハロ;CN;CO−C1〜C6アルキル;CO−C6〜C10アリール;CO−5員〜10員ヘテロアリール;CO2C1〜C6アルキル;CO2C3〜C8シクロアルキル;OCOC1〜C6アルキル;OCOC6〜C10アリール;OCO(5員〜10員ヘテロアリール);OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル);C6〜C10アリール;5員〜10員ヘテロアリール;NH2;NHC1〜C6アルキル;N(C1〜C6アルキル)2;CONR8R9;SF5;S(O2)NR11R12;S(O)C1〜C6アルキル;及びS(O2)C1〜C6アルキルからなる群から選択される。
0212
ある実施形態において、R1は、1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル;メチル;イソプロピル;2−ヒドロキシ−2−プロピル;ヒドロキシメチル;1−ヒドロキシエチル;2−ヒドロキシエチル;1−ヒドロキシ−2−プロピル;1−ヒドロキシ−1−シクロプロピル;1−ヒドロキシ−1−シクロブチル;1−ヒドロキシ−1−シクロペンチル;1−ヒドロキシ−1−シクロヘキシル;モルホリニル;1,3−ジオキソラン−2−イル;COCH3;COCH2CH3;2−メトキシ−2−プロピル;(ジメチルアミノ)メチル;1−(ジメチルアミノ)エチル;フルオロ;クロロ;フェニル;ピリジル;ピラゾリル;S(O2)CH3;及びS(O2)NR11R12からなる群から選択される。
0213
ある実施形態において、R2は、フルオロ、クロロ、シアノ、メチル;メトキシ;エトキシ;イソプロピル;1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル;2−ヒドロキシ−2−プロピル;ヒドロキシメチル;1−ヒドロキシエチル;2−ヒドロキシエチル;1−ヒドロキシ−2−プロピル;1−ヒドロキシ−1−シクロプロピル;COCH3;COPh;2−メトキシ−2−プロピル;(ジメチルアミノ)メチル;S(O2)CH3;及びS(O2)NR11R12からなる群から選択される。
0214
ある実施形態において、m=1であり;n=0であり;
R1は、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される。
0215
ある実施形態において、m=1であり;n=0であり;
各R1及びR2は、C1〜C6アルキル、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、S(O)C1〜C6アルキル、及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから独立して選択され、
ここで、C1〜C6アルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ及びオキソからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される。
0216
ある実施形態において、m=1であり;n=0であり;
R1は、C1〜C6アルキル、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、S(O)C1〜C6アルキル、及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ及びオキソからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される。
0217
ある実施形態において、m=1であり;n=1であり;
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、CO−C6〜C10アリール、CO−5員〜10員ヘテロアリール、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、SC1〜C6アルキル、S(O2)C1〜C6アルキル、S(O2)NR11R12、S(O)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、及びNHCOC2〜C6アルキニルからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される。
0218
ある実施形態において、m=1であり;n=1であり;
R1及びR2はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、ハロ、CN、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、S(O)C1〜C6アルキル、及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、C1〜C6アルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ及びオキソからそれぞれ独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される。
0219
ある実施形態において、m=1であり;n=1であり;
R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜8員複素環を形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される。
0220
ある実施形態において、m=1であり;n=1であり;
R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C5〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜8員複素環を形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される。
0221
ある実施形態において、m=1であり;n=1であり;
R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C6炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜6員複素環を形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される。
0222
ある実施形態において、m=1であり;n=1であり;
R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C5炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜6員複素環を形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される。
0223
ある実施形態において、m=1であり;n=1であり;
R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C5〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜8員複素環を形成し、ここで、炭素環又は複素環は非置換である。
0224
ある実施形態において、m=1であり;n=1であり;
R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C5〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員〜8員複素環を形成し、ここで、炭素環又は複素環は非置換である。
0225
m=1及びn=0である特定の実施形態:
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルである。
0226
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イルである。
0227
ある実施形態において、R1はC1〜C6アルキルである。
0228
ある実施形態において、R1はメチルである。
0229
ある実施形態において、R1はイソプロピルである。
0230
ある実施形態において、R1は、環Aに直接連結される炭素においてヒドロキシで置換されるC1〜C6アルキルである。
0231
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシ−2−プロピルである。
0232
ある実施形態において、R1はヒドロキシメチルである。
0233
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシエチルである。
0234
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシエチルである。
0235
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−2−プロピルである。
0236
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC3〜C7シクロアルキルである。
0237
ある実施形態において、R1はC3〜C7シクロアルキルである。
0238
ある実施形態において、R1は、環Aに直接連結される炭素においてヒドロキシで置換されるC3〜C7シクロアルキルである。
0239
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−1−シクロプロピルである。
0240
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−1−シクロブチルである。
0241
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−1−シクロペンチルである。
0242
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−1−シクロヘキシルである。
0243
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキルである。
0244
ある実施形態において、R1は3員〜7員ヘテロシクロアルキルである。
0245
ある実施形態において、R1はモルホリニル(例えば、4−モルホリニル)である。
0246
ある実施形態において、R1は1,3−ジオキソラン−2−イルである。
0247
ある実施形態において、R1は、環Aに直接連結される炭素においてヒドロキシで置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキルである。
0248
ある実施形態において、R1は、1つ以上のオキソで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルである。
0249
ある実施形態において、R1はCOCH3である。
0250
ある実施形態において、R1はCOCH2CH3である。
0251
ある実施形態において、R1は、1つ以上のオキソで任意選択的に置換されるC3〜C7シクロアルキルである。
0252
ある実施形態において、R1は、1つ以上のオキソで任意選択的に置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキルである。
0253
ある実施形態において、R1は、1つ以上のC1〜C6アルコキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルである。
0254
ある実施形態において、R1は2−メトキシ−2−プロピルである。
0255
ある実施形態において、R1は、1つ以上のC1〜C6アルコキシで任意選択的に置換されるC3〜C7シクロアルキルである。
0256
ある実施形態において、R1は、1つ以上のC1〜C6アルコキシで任意選択的に置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキルである。
0257
ある実施形態において、R1は、1つ以上のNR8R9で任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルである。
0258
ある実施形態において、R1は(ジメチルアミノ)メチルである。
0259
ある実施形態において、R1は2−(ジメチルアミノ)プロパ−2−イルである。
0260
ある実施形態において、R1は、1つ以上のNR8R9で任意選択的に置換されるC3〜C7シクロアルキルである。
0261
ある実施形態において、R1は、1つ以上のNR8R9で任意選択的に置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキルである。
0262
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシ及び1つ以上のオキソで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルである。
0263
ある実施形態において、R1はC(Me)2C(O)OHである。
0264
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6ハロアルキルである。
0265
ある実施形態において、R1はC1〜C6アルコキシである。
0266
ある実施形態において、R1はC1〜C6ハロアルコキシである。
0267
ある実施形態において、R1はハロである。
0268
ある実施形態において、R1はフルオロである。
0269
ある実施形態において、R1はクロロである。
0270
ある実施形態において、R1はCNである。
0271
ある実施形態において、R1はNO2である。
0272
ある実施形態において、R1はCOC1〜C6アルキルである。
0273
ある実施形態において、R1はCO−C6〜C10アリールである。
0274
ある実施形態において、R1はCO(5員〜10員ヘテロアリール)である。
0275
ある実施形態において、R1はCO2C1〜C6アルキルである。
0276
ある実施形態において、R1はCO2C3〜C8シクロアルキルである。
0277
ある実施形態において、R1はOCOC1〜C6アルキルである。
0278
ある実施形態において、R1はOCOC6〜C10アリールである。
0279
ある実施形態において、R1はOCO(5員〜10員ヘテロアリール)である。
0280
ある実施形態において、R1はOCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)である。
0281
ある実施形態において、R1はC6〜C10アリールである。
0282
ある実施形態において、R1はフェニルである。
0283
ある実施形態において、R1は5員〜10員ヘテロアリールである。
0284
ある実施形態において、R1はピリジル(例えば、4−ピリジル)である。
0285
ある実施形態において、R1はピラゾリル(例えば、1−ピラゾリル)である。
0286
ある実施形態において、R1はNH2である。
0287
ある実施形態において、R1はNHC1〜C6アルキルである。
0288
ある実施形態において、R1はN(C1〜C6アルキル)2である。
0289
ある実施形態において、R1はCONR8R9である。
0290
ある実施形態において、R1はSF5である。
0291
ある実施形態において、R1はSC1〜C6アルキルである。
0292
ある実施形態において、R1はS(O2)C1〜C6アルキルである。
0293
ある実施形態において、R1はS(O2)CH3である。
0294
ある実施形態において、R1はS(O2)NR11R12である。
0295
ある実施形態において、R1はS(O2)N(CH3)2である。
0296
ある実施形態において、R1はS(O)C1〜C6アルキルである。
0297
ある実施形態において、R1はS(O)CH3である。
0298
ある実施形態において、R1は、アリール環Aの炭素に結合される。
0299
ある実施形態において、R1は、ヘテロアリール環Aの炭素に結合される。
0300
ある実施形態において、R1は、ヘテロアリール環Aの窒素に結合される。
0301
m=1及びn=1である特定の実施形態:
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルである。
0302
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イルであり、R2はメチルである。
0303
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R2はメチルである。
0304
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R2はイソプロピルである。
0305
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R2は2−ヒドロキシ−2−プロピルである。
0306
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R2は1−ヒドロキシエチルである。
0307
ある実施形態において、R1はヒドロキシメチルであり、R2はメチルである。
0308
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシエチルであり、R2はメチルである。
0309
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシエチルであり、R2はメチルである。
0310
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R2はメチルである。
0311
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2はC6〜C10アリールである。
0312
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R2はフェニルである。
0313
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2は5員〜10員ヘテロアリールである。
0314
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R2はピリジルである。
0315
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R2はピラゾリルである。
0316
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2はSF5である。
0317
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2はSC1〜C6アルキルである。
0318
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2はS(O2)C1〜C6アルキルである。
0319
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2はS(O2)CH3である。
0320
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2はハロである。
0321
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R2はクロロである。
0322
ある実施形態において、R1は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R2はフルオロである。
0323
ある実施形態において、R1は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC3〜C7シクロアルキルであり、R2はC1〜C6アルキルである。
0324
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−1−シクロプロピルであり、R2はメチルである。
0325
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−1−シクロブチルであり、R2はメチルである。
0326
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−1−シクロペンチルであり、R2はメチルである。
0327
ある実施形態において、R1は1−ヒドロキシ−1−シクロヘキシルであり、R2はメチルである。
0328
ある実施形態において、R1は1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキルであり、R2はC1〜C6アルキルである。
0329
ある実施形態において、R1はモルホリニルであり、R2はメチルである。
0330
ある実施形態において、R1は1,3−ジオキソラン−2−イルであり、R2はメチルである。
0331
ある実施形態において、R1は1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキルであり、R2はハロである。
0332
ある実施形態において、R1は1,3−ジオキソラン−2−イルであり、R2はフルオロである。
0333
ある実施形態において、R1は1,3−ジオキソラン−2−イルであり、R2はクロロである。
0334
ある実施形態において、R1は、1つ以上のオキソで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2はメチルである。
0335
ある実施形態において、R1はCOCH3であり、R2はメチルである。
0336
ある実施形態において、R1は、1つ以上のC1〜C6アルコキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2はC1〜C6アルキルである。
0337
ある実施形態において、R1は2−メトキシ−2−プロピルであり、R2はメチルである。
0338
ある実施形態において、R1は、1つ以上のNR8R9で任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2はC1〜C6アルキルである。
0339
ある実施形態において、R1は(ジメチルアミノ)メチルであり、R2はメチルである。
0340
ある実施形態において、R1は、1つ以上のNR8R9で任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R2はハロである。
0341
ある実施形態において、R1は(ジメチルアミノ)メチルであり、R2はフルオロである。
0342
ある実施形態において、R2は1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イルであり、R1はメチルである。
0343
ある実施形態において、R2は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R1はメチルである。
0344
ある実施形態において、R2は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R1はイソプロピルである。
0345
ある実施形態において、R2は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R1は1−ヒドロキシエチルである。
0346
ある実施形態において、R2はヒドロキシメチルであり、R1はメチルである。
0347
ある実施形態において、R2は1−ヒドロキシエチルであり、R1はメチルである。
0348
ある実施形態において、R2は2−ヒドロキシエチルであり、R1はメチルである。
0349
ある実施形態において、R2は1−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R1はメチルである。
0350
ある実施形態において、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1はC6〜C10アリールである。
0351
ある実施形態において、R2は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R1はフェニルである。
0352
ある実施形態において、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1は5員〜10員ヘテロアリールである。
0353
ある実施形態において、R2は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R1はピリジルである。
0354
ある実施形態において、R2は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R1はピラゾリルである。
0355
ある実施形態において、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1はSF5である。
0356
ある実施形態において、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1はSC1〜C6アルキルである。
0357
ある実施形態において、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1はS(O2)C1〜C6アルキルである。
0358
ある実施形態において、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1はS(O2)CH3である。
0359
ある実施形態において、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1はハロである。
0360
ある実施形態において、R2は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R1はクロロである。
0361
ある実施形態において、R2は2−ヒドロキシ−2−プロピルであり、R1はフルオロである。
0362
ある実施形態において、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換されるC3〜C7シクロアルキルであり、R1はC1〜C6アルキルである。
0363
ある実施形態において、R2は1−ヒドロキシ−1−シクロプロピルであり、R1はメチルである。
0364
ある実施形態において、R2は1−ヒドロキシ−1−シクロブチルであり、R1はメチルである。
0365
ある実施形態において、R2は1−ヒドロキシ−1−シクロペンチルであり、R1はメチルである。
0366
ある実施形態において、R2は1−ヒドロキシ−1−シクロヘキシルであり、R1はメチルである。
0367
ある実施形態において、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキルであり、R1はC1〜C6アルキルである。
0368
ある実施形態において、R2はモルホリニルであり、R1はメチルである。
0369
ある実施形態において、R2は1,3−ジオキソラン−2−イルであり、R1はメチルである。
0370
ある実施形態において、R2は、1つ以上のヒドロキシで任意選択的に置換される3員〜7員ヘテロシクロアルキルであり、R1はハロである。
0371
ある実施形態において、R2は1,3−ジオキソラン−2−イルであり、R1はフルオロである。
0372
ある実施形態において、R2は1,3−ジオキソラン−2−イルであり、R1はクロロである。
0373
ある実施形態において、R2は、1つ以上のオキソで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1はメチルである。
0374
ある実施形態において、R2はCOCH3であり、R1はメチルである。
0375
ある実施形態において、R2は、1つ以上のC1〜C6アルコキシで任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1はC1〜C6アルキルである。
0376
ある実施形態において、R2は2−メトキシ−2−プロピルであり、R1はメチルである。
0377
ある実施形態において、R2は、1つ以上のNR8R9で任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1はC1〜C6アルキルである。
0378
ある実施形態において、R2は(ジメチルアミノ)メチルであり、R1はメチルである。
0379
ある実施形態において、R2は、1つ以上のNR8R9で任意選択的に置換されるC1〜C6アルキルであり、R1はハロである。
0380
ある実施形態において、R2は(ジメチルアミノ)メチルであり、R1はフルオロである。
0381
ある実施形態において、R1及びR2はそれぞれ、アリール環Aの炭素に結合される。
0382
ある実施形態において、R1及びR2はそれぞれ、ヘテロアリール環Aの炭素に結合される。
0383
ある実施形態において、R1は、炭素に結合され、R2は、ヘテロアリール環Aの窒素に結合される。
0384
ある実施形態において、R2は、炭素に結合され、R1は、ヘテロアリール環Aの窒素に結合される。
0385
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されるC5炭素環を形成する。
0386
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C5脂肪族炭素環を形成する。
0387
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C5飽和炭素環を形成する。
0388
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C6芳香族炭素環を形成する。
0389
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換されるC6炭素環を形成する。
0390
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C6脂肪族炭素環を形成する。
0391
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C6飽和炭素環を形成する。
0392
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、C6芳香族炭素環を形成する。
0393
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、O、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有し、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される5員複素環を形成する。
0394
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、O、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員脂肪族複素環を形成する。
0395
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、O、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する5員ヘテロ芳香環を形成する。
0396
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、O、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有し、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換される6員複素環を形成する。
0397
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、O、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する6員脂肪族複素環を形成する。
0398
ある実施形態において、R1及びR2は隣接する原子上にあり、それらを連結する原子と一緒になって、O、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する6員ヘテロ芳香環を形成する。
0399
ある実施形態において、R1及びR2は異なる。
0400
ある実施形態において、R1及びR2は異なり、R2はカルボニル基を含む。
0401
ある実施形態において、R1及びR2は異なり、R2は、1個又は2個(例えば、1個)の窒素原子を含む。
0402
ある実施形態において、R1及びR2は異なり、R2は、1個又は2個(例えば、1個)の酸素原子を含む。
0403
ある実施形態において、R1及びR2は異なり、R2は硫黄原子を含む。
0404
ある実施形態において、R2及びR1は異なり、R2はカルボニル基を含む。
0405
ある実施形態において、R2及びR1は異なり、R2は、1個又は2個(例えば、1個)の窒素原子を含む。
0406
ある実施形態において、R2及びR1は異なり、R2は、1個又は2個(例えば、1個)の酸素原子を含む。
0407
ある実施形態において、R2及びR1は異なり、R2は硫黄原子を含む。
0408
ある実施形態において、R1及びR2は同じである。
0410
ある実施形態において、R1は、R2に対してパラ又はオルトである。
0411
ある実施形態において、R1は、R2に対してオルト又はメタである。
0412
ある実施形態において、R1は、R2に対してパラである。
0413
ある実施形態において、R1は、R2に対してメタである。
0414
ある実施形態において、R1は、R2に対してオルトである。
0415
変数o及びp
ある実施形態において、o=1又は2である。
0416
ある実施形態において、o=1である。
0417
ある実施形態において、o=2である。
0418
ある実施形態において、p=0、1、2、又は3である。
0419
ある実施形態において、p=0である。
0420
ある実施形態において、p=1である。
0421
ある実施形態において、p=2である。
0422
ある実施形態において、o=1及びp=0である。
0423
ある実施形態において、o=2及びp=0である。
0424
ある実施形態において、o=1及びp=1である。
0425
ある実施形態において、o=1及びp=2である。
0426
ある実施形態において、o=2及びp=1である。
0427
ある実施形態において、o=2及びp=2である。
0428
ある実施形態において、o=2及びp=3である。
0429
環B及び環B上の置換
ある実施形態において、Bは、5員〜10員単環式若しくは二環式ヘテロアリール又はC6〜C10単環式若しくは二環式アリール、例えばフェニルである。
0430
ある実施形態において、Bは、5員〜6員単環式ヘテロアリール又はC6単環式アリールである。
0431
ある実施形態において、Bは、5員〜10員単環式又は二環式ヘテロアリールである。
0432
ある実施形態において、Bは、C6〜C10単環式又は二環式アリールである。
0433
ある実施形態において、Bは、5員単環式又は二環式ヘテロアリールである。
0434
ある実施形態において、Bは、7〜10員単環式又は二環式ヘテロアリールである。
0435
ある実施形態において、Bは6員二環式ヘテロアリールである。
0436
ある実施形態において、Bは、2個以上のN原子を含有する6員単環式ヘテロアリールである。
0437
ある実施形態において、Bはフェニルであり、oは、1又は2であり、pは、0、1、2、又は3である。
0438
ある実施形態において、Bはピリジルであり、oは、1又は2であり、pは、0、1、2、又は3である。
0439
ある実施形態において、Bは3−ピリジルであり、oは、1又は2であり、pは、0、1、2、又は3である。
0440
ある実施形態において、Bはフェニルであり、oは、1、又は2であり、pは、0、1、2、又は3である。
0441
ある実施形態において、Bはピリジル(例えば、3−ピリジル)であり、oは、1又は2であり、pは、0、1、2、又は3である。
0442
ある実施形態において、Bはフェニルであり、oは1であり、pは、1、2、又は3である。
0443
ある実施形態において、Bはフェニルであり、oは2であり、pは、1、2、又は3である。
0444
ある実施形態において、Bはピリジル(例えば、3−ピリジル)であり、oは1であり、pは、0、1、2、又は3である。
0445
ある実施形態において、Bはピリジル(例えば、3−ピリジル)であり、oは2であり、pは、0、1、2、又は3である。
0446
ある実施形態において、Bはフェニルであり、oは、1又は2であり、pは、0、1、2、又は3である。
0447
ある実施形態において、Bはピリジル(例えば、3−ピリジル)であり、oは、1又は2であり、pは、0、1、2、又は3である。
0448
ある実施形態において、Bはフェニルであり、oは1であり、pは、0、1、2、又は3である。
0449
ある実施形態において、Bはフェニルであり、oは2であり、pは、0、1、2、又は3である。
0450
ある実施形態において、Bはピリジル(例えば、3−ピリジル)であり、oは1であり、pは、0、1、2、又は3である。
0451
ある実施形態において、Bはピリジル(例えば、3−ピリジル)であり、oは2であり、pは、0、1、又は2である。
0452
ある実施形態において、Bはピリミジニル(例えば、ピリミジン−5−イル)であり、oは1であり、pは、0、1、又は2である。
0453
ある実施形態において、Bはピリミジニル(例えば、ピリミジン−5−イル)であり、oは2であり、pは、0又は1である。
0454
ある実施形態において、本明細書において以下に開示されるように置換される、本明細書において以下に開示される環の1つであり、いずれの場合も、波線
によって破断されていることが示される結合は、式AAのBをNH(CO)基に連結する。
0455
ある実施形態において、置換される環B
は、
である。
0456
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0457
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0458
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0459
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0460
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0461
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0462
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0463
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0464
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0465
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0466
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0467
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0468
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0469
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0470
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0471
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0472
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0473
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0474
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0475
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0476
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0477
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0478
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0479
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0480
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0481
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0482
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0483
ある実施形態において、置換される環Bは、
である。
0484
基R6及びR7
ある実施形態において、
R6及びR7はそれぞれ、独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、ハロ、CN、NO2、COC1〜C6アルキル、CO2C1〜C6アルキル、CO2C3〜C8シクロアルキル、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NH2、NHC1〜C6アルキル、N(C1〜C6アルキル)2、CONR8R9、SF5、S(O2)C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル及び3員〜7員ヘテロシクロアルキルから選択され、
ここで、R6及びR7はそれぞれ、ヒドロキシ、ハロ、CN、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、CONR8R9、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、OCOC1〜C6アルキル、OCOC6〜C10アリール、OCO(5員〜10員ヘテロアリール)、OCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC1〜C6アルキル、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)、NHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)、NHCOC2〜C6アルキニル、C6〜C10アリールオキシ、及びS(O2)C1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;ここで、R6又はR7が置換されるC1〜C6アルキル又はC1〜C6アルコキシは、1つ以上のヒドロキシル、C6〜C10アリール又はNR8R9で任意選択的に置換され、又はR6又はR7は、5員〜7員炭素環又は酸素、硫黄及び窒素から独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する複素環に任意選択的に縮合され;
ここで、3員〜7員ヘテロシクロアルキル、C6〜C10アリール、5員〜10員ヘテロアリール、NHCOC6〜C10アリール、NHCO(5員〜10員ヘテロアリール)及びNHCO(3員〜7員ヘテロシクロアルキル)は、ハロ、C1〜C6アルキル、及びOC1〜C6アルキルから独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に置換され;
又は隣接する原子上のR6及びR7の少なくとも1つの対は、それらを連結する原子と一緒になって、少なくとも1つのC4〜C8炭素環又はO、N、及びSから独立して選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有する少なくとも1つの5員〜8員複素環を独立して形成し、ここで、炭素環又は複素環は、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換され;
ここで、C1〜C6アルキル及びC1〜C6アルコキシは、ヒドロキシ、ハロ、オキソ、NR8R9、=NR10、COOC1〜C6アルキル、C6〜C10アリール、及びCONR8R9から独立して選択される1つ以上の置換基で任意選択的に独立して置換される。
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