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図面 (7)

課題・解決手段

本発明は、蛍光体および組成物に関する。

概要

背景

JP 2007-135583 Aに、613nmでピーク波長を有する有機染料、および熱可塑性樹脂とともに、その農業膜としての使用の示唆記述される。
WO 1993/009664 A1に、592 nmにピーク光放射波長をもつ有機染料を含有するポリプロピレン膜が開示される。

JP H09-249773 Aに、592nmにピーク光波長を有する有機染料、およびポリオレフィンとともに、その農業膜としての使用の示唆が記述される。
JP 2001-28947 Aに、温室光供給源のための、紫外線発光ダイオード、青、赤、黄色発光ダイオードの組み合わせが開示される。

JP 2004-113160 Aに、青および赤発光ダイオードを含有する発光ダイオード光供給源をもつ植物成長キットが開示される。
Han et al.、Journal of luminescense (2014)、vol.148、p1-5に、ほぼ625nmにピーク光放射波長をもつ、(Ba0.97Eu0.03)3(Mg0.95Mn0.05)Si2O8、(Ba0.735Sr0.235Eu0.03)3(Mg0.95Mn0.05) Si2O8などの(Ba,Ca,Sr)3MgSi2O8:Eu2+、Mn2+蛍光体、およびその農業ランプとしての使用の示唆が記述される。

概要

本発明は、蛍光体および組成物に関する。

目的

本発明はさらにまた、方法が、以下のステップ(a)および(b)、
(a)組成物または配合物を第1の形状に提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまでであり、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は660nmから710nmまでの範囲であり、およびマトリックス材料、を含む組成物

請求項2

蛍光体が、非毒性の蛍光体である、好ましくはそれが可食蛍光体である、請求項1に記載の組成物。

請求項3

無機蛍光体が、メタルオキシド蛍光体、シリケートおよびハロゲン化物蛍光体、ホスフェート蛍光体、ボレートおよびボロシリケート蛍光体、アルミネートガレートおよびアルシリケート蛍光体スルフェートスルフィドセレニドおよびテルリド蛍光体、ニトリドおよびオキシニトリド蛍光体およびSiAlON蛍光体からなる群から選択される、好ましくは、それは、メタルオキシド蛍光体であり、より好ましくはそれは、Mn活性化メタルオキシド蛍光体またはMn活性化ホスフェート系蛍光体であり、なおより好ましくはそれは、Mn活性化メタルオキシド蛍光体である、請求項1または2に記載の組成物。

請求項4

無機蛍光体が、式(I)〜(VII)、(IX)〜(X) AxByOz:Mn4+−(I) 式中、Aは、二価カチオンであり、およびMg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Ce2+およびSn2+からなる群の1以上の要素から選択され、Bは、四価のカチオンであり、およびTi3+、Zr3+、またはこれらの組み合わせであり;x≧1;y≧0;(x+2y)=z、好ましくは、Aは、Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Zn2+からなる群の1以上の要素から選択され、Bは、Ti3+、Zr3+またはTi3+およびZr3+の組み合わせであり、xは2であり、yは1であり、zは4であり、より好ましくは、式(I)はMg2TiO4:Mn4+であり; XaZbOc:Mn4+−(II) 式中、Xは、一価のカチオンであり、およびLi+、Na+、K+、Ag+およびCu+からなる群の1以上の要素から選択され、Zは、四価のカチオンであり、およびTi3+およびZr3+からなる群から選択され;b≧0;a≧1;(0.5a+2b)=c、好ましくはXは、Li+、Na+またはこれらの組み合わせであり、Zは、Ti3+、Zr3+またはこれらの組み合わせであり、aは2であり、bは1であり、cは3であり、より好ましくは式(II)は、Li2TiO3:Mn4+であり; DdEeOf:Mn4+−(III) 式中、Dは、二価のカチオンであり、およびMg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Ce2+およびSn2+からなる群の1以上の要素から選択され;Eは三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され、e≧10;d≧0;(d+1.5e)=f、好ましくはDは、Ca2+、Sr2+、Ba2+またはこれらの任意の組み合わせであり、Eは、Al3+、Gd3+またはこれらの組み合わせであり、dは1であり、eは12であり、fは19であり、より好ましくは式(III)は、CaAl12O19:Mn4+であり; DgEhOi:Mn4+−(IV) 式中、Dは、三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群の1以上の要素から選択され;Eは、三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され;h≧0;a≧g;(1.5g+1.5h)=I、好ましくはDはLa3+であり、EはAl3+、Gd3+またはこれらの組み合わせであり、gは1であり、hは12であり、iは19であり、より好ましくは式(IV)は、LaAlO3:Mn4+であり; GjJkLlOm:Mn4+−(V) 式中、Gは、二価のカチオンであり、およびMg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Ce2+およびSn2+からなる群の1以上の要素から選択され;Jは、三価のカチオンであり、およびY3+、Al3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され;Lは、三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され;l≧0;k≧0;j≧0;(j+1.5k+1.5l)=m、好ましくはGは、Ca2+、Sr2+、Ba2+またはこれらの任意の組み合わせから選択され、Jは、Y3+、Lu3+またはこれらの組み合わせであり、Lは、Al3+、Gd3+またはこれらの組み合わせであり、jは1であり、kは1であり、lは1であり、mは4であり、より好ましくはそれは、CaYAlO4:Mn4+であり;および MnQoRpOq:Eu,Mn−(VI) 式中MおよびQは、二価のカチオンであり、および互いに独立または関係して、Mg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Mn2+、Ce2+からなる群の1以上の要素から選択され、Rは、Ge3+、Si3+、またはこれらの組み合わせであり;n≧1;o≧0;p≧1;(n+o+2.0p)=q、好ましくはMは、Ca2+であり、Qは、Mg2+、Ca2+、Zn2+またはこれらの任意の組み合わせであり、RはSi3+であり、nは1であり、oは1であり、pは2であり、qは6であり、より好ましくはそれは、CaMgSi2O6:Eu2+、Mn2+であり; A5P6O25:Mn4+(VII) 式中、構成要素「A」は、Si4+、Ge4+、Sn4+、Ti4+およびZr4+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオンを表し; A12B1C1O6:Mn4+(IX) A1=Mg2+、Ca2+、Sr2+およびBa2+Zn2+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオンであり、好ましくはA1はBa2+であり;B1=Sc3+、Y3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオンであり、好ましくはB1はY3+であり;C1=V5+、Nb5+およびTa5+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオンであり、好ましくはC1はTa5+であり; A2B2C2D1O6:Mn4+(X) A2=Li+、Na+、K+、Rb+およびCs+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオンであり、好ましくはA2は、Na+であり;B2=Sc3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオンであり、好ましくはB2は、La3+であり;C2=Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+およびZn2+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオンであり、好ましくはC2は、Mg2+であり;D1=Mo6+およびW6+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオンであり、好ましくはD1はW6+である、で表されるMn活性化メタルオキシド蛍光体またはMn活性化ホスフェート系蛍光体である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。

請求項5

無機蛍光体が、化学式(I)で表されるMn活性化メタルオキシド蛍光体である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。

請求項6

マトリックス材料が、有機材料、および/または無機材料である、好ましくはマトリックス材料が有機材料である、より好ましくはそれが、有機オリゴマーまたは有機ポリマー材料である、なおより好ましくは透明な光硬化性ポリマー熱硬化性ポリマー熱可塑性ポリマー、またはこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される有機ポリマーである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。

請求項7

組成物の蛍光体の総量が、組成物の総量に基づき、0.01wt.%から30wt.%までの範囲である、好ましくはそれが、0.1wt.%から10wt.%までの範囲である、より好ましくは0.5wt.%から5wt.%までである、さらにより好ましくはそれが、1wt.%から3wt.%までである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。

請求項8

組成物が、少なくとも1つの添加剤をさらに含む、好ましくは添加剤は光開始剤コポリマーモノマー架橋性モノマー臭素含有モノマー、硫黄含有モノマーアジュバント接着剤殺虫剤昆虫誘引剤黄色染料色素、蛍光体、メタルオキシド、Al、Ag、Au、分散剤界面活性剤殺菌剤、および抗マイクロバイアル剤からなる群の1つ以上の要素から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。

請求項9

請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物、および溶媒を含む配合物

請求項10

請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を含む光学媒体(100)。

請求項11

シート、またはファイバーマットである請求項10に記載の光学媒体(100)。

請求項12

請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を含む第1のファイバーを少なくとも含むファイバーマットである、請求項10または11に記載の光学媒体。

請求項13

第1のファイバーが、コア部分および被覆層を少なくとも含む、好ましくは該コア部分が請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を含むおよび被覆層が接着剤、殺虫剤、色素、蛍光体、および抗マイクロバイアル剤からなる群の1以上の要素から選択される材料を含む、請求項10〜12のいずれか一項に記載の光学媒体(100)。

請求項14

ファイバーマットが、第2のファイバーをさらに含む、ここで第2のファイバーは第1のファイバーにおいて使用される蛍光体を含まない、請求項12または13に記載の光学媒体(100)。

請求項15

請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を少なくとも含む第1の層(100a)を少なくとも含むシートである、請求項10または11に記載の光学媒体(100)。

請求項16

シートが、第2の層をさらに含む、好ましくは第2の層は、接着剤、殺虫剤、色素、蛍光体、および抗マイクロバイアル剤からなる群の1以上の要素から選択される材料を含む、請求項15に記載の光学媒体(100)。

請求項17

光学媒体が、第1の層(100a)を含む、ここで第1の層(100a)は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を含む第1のエリアおよび第2のエリアを少なくとも含む、請求項10、11、15、16のいずれか一項に記載の光学媒体(100)。

請求項18

シートであり、およびシートにおける無機蛍光体(110)の濃度が、シートの片側の高濃度からシートの反対側の低濃度まで変化する、好ましくはそれは、シートの片側の高濃度からシートの反対側の低濃度まで、面内方向へ変化する、請求項10〜11、14〜17のいずれか一項に記載の光学媒体(100)。

請求項19

基板をさらに含む、好ましくは該基板は、光学的に透明な基板、着色基板、または光リフレクターである、請求項10〜18のいずれか一項に記載の光学媒体(100)。

請求項20

請求項10〜19のいずれか一項に記載の光学媒体(100)または請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を含む、および光供給源、光リダイレクティングデバイス、および/またはリフレクターをさらに含む、光学デバイス(300)。

請求項21

少なくとも1の、請求項10〜18のいずれか一項に記載の光学媒体(100)、および支持部分(410)を含む、請求項20に記載の光学デバイス(300)。

請求項22

支持部分(410)が、光学媒体(100)を付着させる少なくとも1の付着部分、および任意に、光学媒体(100)および支持部分(410)それ自体を支持するベース部分を含む、好ましくは支持部分(410)は、1以上の光学媒体を付着させる1以上の付着部分を含む、請求項20または21に記載の光学デバイス(300)。

請求項23

請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物または請求項9に記載の配合物の、光学媒体製作プロセスにおける使用。

請求項24

方法が、以下のステップ(a)および(b)、(a)請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物または請求項9に記載の配合物を第1の形状に提供する、好ましくは組成物を、基板上にまたはインフレーション成形マシーンへ提供する、および(b)溶媒を蒸発させることによって、および/または組成物を熱処置によりまたは感光性組成物光線の下で暴露させること、またはこれらの任意の組み合わせにより、ポリマー化させることによって、マトリックス材料を固定する、を含む、光学媒体(100)を調製するための方法。

請求項25

方法が、以下のステップ(A)(A)請求項10〜19のいずれか一項に記載の光学媒体(100)を、光学デバイス(200)に提供する、を含む、請求項20〜22のいずれか一項に記載の光学デバイス(200)を調製するための方法。

請求項26

以下の一般式(VII)A5P6O25:Mn(VII)式中、構成要素「A」は、Si4+、Ge4+、Sn4+、Ti4+およびZr4+からなる群から選択される少なくとも1のカチオンを表し、好ましくはMnは、Mn4+であり、より好ましくは該蛍光体は、Si5P6O25:Mn4+である、で表される発光蛍光体

請求項27

以下の一般式(IX)、または(X)A12B1C1O6:Mn(IX)A1=Mg2+、Ca2+、Sr2+およびBa2+Zn2+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはA1は、Ba2+であり;B1=Sc3+、Y3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはB1は、Y3+であり;C1=V5+、Nb5+およびTa5+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはC1は、Ta5+であり;A2B2C2D1O6:Mn(X)A2=Li+、Na+、K+、Rb+およびCs+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはA2は、Na+であり;B2=Sc3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはB2は、La3+であり;C2=Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+およびZn2+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはC2は、Mg2+であり;D1=Mo6+およびW6+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはD1は、W6+である、で表される発光蛍光体。

請求項28

MnがMn4+である、請求項27に記載の蛍光体。

請求項29

蛍光体が、NaLaMgWO6:Mn4+またはBa2YTaO6:Mn4+である、請求項27または28に記載の蛍光体。

請求項30

請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物、請求項9に記載の配合物、請求項10〜19のいずれか一項に記載の光学媒体(100)、請求項20〜22のいずれか一項に記載の光学デバイス(200)、または請求項25〜27のいずれか一項に記載の蛍光体の、農業のための、または藻類、細菌の栽培のための、好ましくは該細菌は、光合成細菌、および/またはプランクトン、好ましくはそれは、フォトプランクトン(photo planktons)である、使用。

請求項31

請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物、請求項9に記載の配合物、請求項10〜19のいずれか一項に記載の光学媒体(100)、請求項20〜22のいずれか一項に記載の光学デバイス(200)、または請求項25〜27のいずれか一項に記載の蛍光体の、植物プランクトンコンディション、光合成細菌および/または藻類の制御特性の改善、好ましくは、植物プランクトン、光合成細菌および/または藻類の成長加速;植物コンディションの制御特性の改善、好ましくは、植物高さの制御;フルーツの色の制御;生長の促進および阻害クロロフィルおよびカロテノイドの合成の、好ましくは青色光による制御;植物成長促進;植物の開花時期の調整および/または加速;植物構成要素の産生の制御、例えば産生量の増加、植物のポリフェノール含量糖含量ビタミン含量の制御;二次代謝産物の制御、好ましくはポリフェノール、および/またはアントシアニンの制御;植物の疾患抵抗の制御;フルーツの実りの制御、または植物の重量の制御、のための使用。

請求項32

650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまでであり、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する無機蛍光体、 および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は660nmから710nmまでの範囲である、の、農業のための、または藻類、細菌の栽培のための、好ましくは該細菌は、光合成細菌、および/またはプランクトン、好ましくはそれは、フォトプランクトン(photo planktons)である、使用。

請求項33

650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまでであり、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する無機蛍光体、および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は660nmから710nmまでの範囲である、の、植物コンディション、好ましくは、植物プランクトンコンディション、細菌、好ましくは、光合成細菌および/または藻類の制御特性の改善、好ましくは、植物プランクトン、光合成細菌および/または藻類の成長の加速;植物コンディションの制御特性の改善、好ましくは、植物高さの制御;フルーツの色の制御;生長の促進および阻害;クロロフィルおよびカロテノイドの合成の、好ましくは青色光による制御;植物成長促進;植物の開花時期の調整および/または加速;植物構成要素の産生の制御、例えば産生量の増加、植物のポリフェノール含量、糖含量、ビタミン含量の制御;二次代謝産物の制御、好ましくはポリフェノール、および/またはアントシアニンの制御;植物の疾患抵抗の制御;フルーツの実りの制御、または植物の重量の制御、のための使用。

請求項34

請求項9に記載の配合物を、植物の少なくとも1の部位に適用することを少なくとも含む方法。

請求項35

以下のステップ(C)(C)光学媒体(100)を、光供給源と植物との間、光供給源とプランクトンとの間、好ましくは該プランクトンは植物プランクトンである、光供給源と細菌との間、好ましくは該細菌は光合成細菌である、に提供する、または、請求項9〜18のいずれか一項に記載の光学媒体(100)を、尾根上にまたはプランターの表面上に提供し、植物成長を制御する、好ましくは該プランターは薄膜水耕系または湛液型水耕系である、ステップを含む、植物、プランクトン、および/または細菌のコンディションを調節するための方法。

請求項36

光供給源が、太陽または人工の光供給源であり、好ましくは該人工の光供給源は、発光ダイオードである、請求項35に記載の方法。

請求項37

請求項34〜36のいずれか一項に記載の方法により得られたまたは得られる植物、または請求項36に記載の方法により得られたまたは得られるプランクトン、または請求項36に記載の方法により得られたまたは得られる細菌。

請求項38

請求項37に記載の、少なくとも1の植物、1のプランクトン、および/または細菌を含む容器

技術分野

0001

本発明の分野
本発明は、組成物配合物光学媒体光学デバイス無機蛍光体、使用、植物、その製造するための方法に関する。

背景技術

0002

JP 2007-135583 Aに、613nmでピーク波長を有する有機染料、および熱可塑性樹脂とともに、その農業膜としての使用の示唆記述される。
WO 1993/009664 A1に、592 nmにピーク光放射波長をもつ有機染料を含有するポリプロピレン膜が開示される。

0003

JP H09-249773 Aに、592nmにピーク光波長を有する有機染料、およびポリオレフィンとともに、その農業膜としての使用の示唆が記述される。
JP 2001-28947 Aに、温室光供給源のための、紫外線発光ダイオード、青、赤、黄色発光ダイオードの組み合わせが開示される。

0004

JP 2004-113160 Aに、青および赤発光ダイオードを含有する発光ダイオード光供給源をもつ植物成長キットが開示される。
Han et al.、Journal of luminescense (2014)、vol.148、p1-5に、ほぼ625nmにピーク光放射波長をもつ、(Ba0.97Eu0.03)3(Mg0.95Mn0.05)Si2O8、(Ba0.735Sr0.235Eu0.03)3(Mg0.95Mn0.05) Si2O8などの(Ba,Ca,Sr)3MgSi2O8:Eu2+、Mn2+蛍光体、およびその農業ランプとしての使用の示唆が記述される。

0005

特許文献1 1.JP 2007-135583 A
特許文献2 2.WO 1993/009664 A1
特許文献3 3.JP H09-249773A
特許文献4 4.JP 2001-28947A
特許文献5 5.JP 2004-113160A

先行技術

0006

非特特許文献1 6.”Analysis of (Ba,Ca,Sr)3MgSi2O8:Eu2+、Mn2+ phosphors for application in solid state lighting”、Han et al.、Journal of luminescence (2014)、vol。148、p1-5

0007

本発明者らは、驚くべきことに、以下に列挙されるとおり、改善が所望される1以上の重大な問題がなおあることを見出した;
植物プランクトンコンディション光合成細菌および/または藻類制御特性の改善、好ましくは、植物プランクトン、光合成細菌および/または藻類の成長加速;植物コンディションの制御特性の改善、好ましくは、植物高さの制御;フルーツの色の制御;生長の促進および阻害クロロフィルおよびカロテノイドの合成の、好ましくは青色光による制御;植物成長促進;植物の開花時期の調整および/または加速;植物構成要素の産生の制御、例えば産生量の増加、植物のポリフェノール含量糖含量ビタミン含量の制御;二次代謝産物の制御、好ましくはポリフェノール、および/またはアントシアニンの制御;植物の疾患抵抗の制御;フルーツの実りの制御、または植物の重量の制御。

0008

次いで、650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまでであり、さらにより好ましくはそれは660nmから710nmまでであり、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、

0009

および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、

0010

および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は660nmから710nmまでの範囲であり、および
マトリックス材料
を含む新規組成物が見いだされた。

0011

別の側面において、本発明は、組成物および溶媒を含む、本質的にからなる、またはからなる配合物に関する。
別の側面において、本発明は、組成物を含む光学媒体(100)に関する。

0012

光学媒体(100)または組成物を含む、および光供給源、光リダイレクティングデバイス、および/またはリフレクターをさらに含む、光学デバイス(300)に関する。
別の側面において、本発明は、組成物または配合物の、光学媒体製作プロセスにおける使用に関する。

0013

別の側面において、本発明はさらにまた、方法が、以下のステップ(a)および(b)、
(a)組成物または配合物を第1の形状に提供する、好ましくは組成物を、基板上にまたはインフレーション成形マシーンへ提供する、および
(b)溶媒を蒸発させることによって、および/または組成物を熱処置によりまたは感光性組成物光線の下で暴露させること、またはこれらの任意の組み合わせにより、ポリマー化させることによって、マトリックス材料を固定する、
を含む、光学媒体(100)を調製するための方法に関する。

0014

別の側面において、本発明は、以下の一般式(VII)
A5P6O25:Mn (VII)
式中、構成要素「A」は、Si4+、Ge4+、Sn4+、Ti4+およびZr4+からなる群から選択される少なくとも1のカチオンを表し、好ましくはMnは、Mn4+であり、より好ましくは該蛍光体は、Si5P6O25:Mn4+である、で表される発光蛍光体にも関する。

0015

別の側面において、本発明はまた、以下の一般式(IX)、または(X)
A12B1C1O6:Mn (IX)
A1=Mg2+、Ca2+、Sr2+およびBa2+Zn2+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはA1は、Ba2+であり;
B1=Sc3+、Y3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはB1は、Y3+であり;
C1=V5+、Nb5+およびTa5+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはC1は、Ta5+であり;

0016

A2B2C2D1O6:Mn (X)
A2=Li+、Na+、K+、Rb+およびCs+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはA2は、Na+であり;
B2=Sc3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはB2は、La3+であり;
C2=Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+およびZn2+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはC2は、Mg2+であり;
D1=Mo6+およびW6+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはD1は、W6+である、
で表される発光蛍光体にも関する。

0017

別の側面において、本発明は、組成物、配合物、光学媒体(100)、光学デバイス(200)、または蛍光体の、農業のための、または藻類光合成細菌、および/またはフォトプランクトン(photo planktons)の栽培のための、使用にも関する。

0018

別の側面において、本発明は、組成物、配合物、光学媒体(100)、光学デバイス(200)、または蛍光体の、

0019

植物プランクトンコンディション、光合成細菌および/または藻類の制御特性の改善、好ましくは、植物プランクトン、光合成細菌および/または藻類の成長の加速;植物コンディションの制御特性の改善、好ましくは、植物高さの制御;フルーツの色の制御;生長の促進および阻害;クロロフィルおよびカロテノイドの合成の、好ましくは青色光による制御;植物成長促進;植物の開花時期の調整および/または加速;植物構成要素の産生の制御、例えば産生量の増加、植物のポリフェノール含量、糖含量、ビタミン含量の制御;二次代謝産物の制御、好ましくはポリフェノール、および/またはアントシアニンの制御;植物の疾患抵抗の制御;フルーツの実りの制御、または植物の重量の制御、のための使用に関する。

0020

別の側面において、本発明は、650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまでであり、さらにより好ましくはそれは660nmから710nmまでであり、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する無機蛍光体、

0021

および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、

0022

および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は660nmから710nmまでの範囲である、

0023

の、農業のための、または藻類、光合成細菌、および/またはフォトプランクトン(photo planktons)の栽培のための使用に関する。

0024

別の側面において、本発明は、650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまでであり、さらにより好ましくはそれは660nmから710nmまでであり、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する無機蛍光体、

0025

および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、

0026

および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は660nmから710nmまでの範囲である、

0027

の、植物プランクトンコンディション、光合成細菌および/または藻類の制御特性の改善、好ましくは、植物プランクトン、光合成細菌および/または藻類の成長の加速;植物コンディションの制御特性の改善、好ましくは、植物高さの制御;フルーツの色の制御;生長の促進および阻害;クロロフィルおよびカロテノイドの合成の、好ましくは青色光による制御;植物成長促進;植物の開花時期の調整および/または加速;植物構成要素の産生の制御、例えば産生量の増加、植物のポリフェノール含量、糖含量、ビタミン含量の制御;二次代謝産物の制御、好ましくはポリフェノール、および/またはアントシアニンの制御;植物の疾患抵抗の制御;フルーツの実りの制御、または植物の重量の制御、のための使用に関する。

0028

別の側面において、本発明はさらにまた、配合物を、植物の少なくとも1の部位に適用することを少なくとも含む方法に関する。

0029

別の側面において、本発明はさらにまた、以下のステップ(C)
(C)光学媒体(100)を、光供給源と植物との間、光供給源とプランクトンとの間、好ましくは該プランクトンは植物プランクトンである、光供給源と細菌との間、好ましくは該細菌は光合成細菌である、に提供する、
または、
光学媒体(100)を、尾根上にまたはプランターの表面上に提供し、植物成長を制御する、好ましくは該プランターは薄膜水耕系または湛液型水耕系である、
を含む、植物のコンディションを調節することに関する。

0030

別の側面において、本発明は、方法が、以下のステップ(A)
(A)光学媒体(100)を、光学デバイス(200)に提供する、
を含む、光学デバイス(200)を調製するための方法にも関する。

0031

別の側面において、本発明はさらには、方法により得られたまたは得られる植物、または方法により得られたまたは得られるプランクトン、または方法により得られたまたは得られる細菌にも関する。
本発明はさらにまた、少なくとも1の植物、1のプランクトン、および/または細菌を含む容器に関する。
本発明のさらなる利点は、以下の詳細な説明から明らかになるだろう。

図面の簡単な説明

0032

図1は、本発明の光学媒体(100)の一態様の概略図の断面図を表す。
図2は、本発明の光学デバイス(200)の一態様の概略図の断面図を表す。
図3は、本発明の光学デバイスの別の態様の概略図の断面図を表す。

0033

図4は、本発明の光学デバイスの別の態様の概略図を表す。
図5は、実施例3の、Ba2YTaO6:Mn4+の励起および放射スペクトルを表す。
図6は、実施例4のNaLaMgWO6:Mn4+の励起および放射スペクトルを表す。
図7は、実施例5のSi5P6O25:Mn4+の励起および放射スペクトルを表す。

0034

図1における参照記号の列挙
100.光学媒体(色変換シート
110.本発明の無機蛍光体
120.マトリックス材料
130.添加剤(任意の)

0035

図2における参照記号の列挙
200.光学デバイス(発光ダイオードデバイス
210.本発明の無機蛍光体
220.マトリックス材料
230.発光ダイオード元素
240.導線
250.成形材料
260a.カップ
260b.マウントリード
270.インナーリード

0036

図3における参照記号の列挙
300.発光ダイオードデバイス
301.色変換シート
310.本発明の無機蛍光体
320.マトリックス材料
330.発光ダイオード元素
340.添加剤(任意の)
350.ケーシング
360.変換された光
370.放射された光

0037

図4における参照記号の列挙
400.光学デバイス
100.光学媒体
100a.光学媒体の第1の層
100b.光学媒体の第2の層(任意の)
100c.光学媒体の第3の層(任意の)
410.支持部分

0038

定義
以上の概要および以下の詳細は、本発明を説明するためであり、および、請求項の発明を限定するためではない。特段の言及のない限り、本明細書および請求項において使用される以下の用語は、本出願に関して、以下の意味を有する。

0039

本出願において、単数の使用は、複数を包含し、および「a」、「an」および「the」は、特段具体的に言及されない限り、「少なくとも1の」を意味する。本明細書において、1つの概念の構成要素が、複数種によって呈され得るとき、およびその量(例として重量%、mol%)が記載されるとき、量は、特段具体的に言及されない限り、その総量を意味する。

0040

さらにまた、「包含し」ならびに「包含する」および「包含され」などの形態は限定ではない。また、「要素」または「構成要素」などの用語は、特段具体的に言及されない限り、1単位を含む要素または構成要素、および、1より多い単位を含む要素または構成要素を網羅する。用語「および/または」は、本明細書において使用されるとき、単数要素をを使用することを包含する要素の任意の組み合わせを指す。
本明細書において、数値範囲が、「まで」、「−」または「〜」を使用して表されるとき、数値範囲は「まで」、「−」または「〜」の前および後の両方の数字を包含し、および単位は、特段そのように特定されない限り、両数字について共通である。例えば、5〜25mol%は、5mol%以上および25mol%以下を意味する。

0041

本明細書において使用されるセクションの見出しは、構造的な目的のためであり、および記載される主題を限定すると解釈されるべきでない。本出願において引用されるすべての書類または書類の一部は、特許、特許出願、記事、本、および論文を、これらに限定されないが包含し、これによって明示的に、任意の目的のためにその全体において参照により本明細書に組み込まれる。1以上の、組み込まれた文献および同様の材料が、本出願における用語の定義と矛盾する様式で用語を定義する場合、本出願が優先する。

0042

用語「蛍光(の)」は、電子遷移一重項三重項四重項遷移に基づく可能な任意の放射を占める。好ましくは、光を吸収した物質による光放射の、または電磁放射物理的プロセスとして定義される。それは蛍光の形態である。ほとんどの場合、放射された光は吸収された放射線よりも長い波長、およびより低いエネルギーを有する。
用語「放射」は、原子および分子の電子遷移による電磁波の放射を意味する。

0043

本発明の詳細な記載
−組成物
本発明に従って、該組成物は、650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまでであり、さらにより好ましくはそれは660nmから710nmまでであり、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、

0044

および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、

0045

および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は660nmから710nmまでの範囲であり、および
マトリックス材料、
を含む、本質的にからなる、またはからなる。

0046

本発明に従って、用語ピーク波長は、最大強度/吸収を有する放射/吸収スペクトルメインピークとメインピークよりも小さい強度/吸収を有するサイドピークとの両方を含む。
好ましくは、用語ピーク波長は、サイドピークに関する。
好ましくは、用語ピーク波長は、最大強度/吸収を有するメインピークに関する。

0047

好ましくは、組成物は、650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまでであり、さらにより好ましくはそれは660nmから710nmまでであり、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する複数の無機蛍光体、

0048

および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、

0049

および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は660nmから710nmまでの範囲である、
およびマトリクス材料を含む。

0050

−無機蛍光体
本発明に従って、650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまででありさらにより好ましくはそれは660nmから710nmまでであり、、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する任意のタイプの公知の無機蛍光体、

0051

および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、

0052

および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク光放射波長は660nmから710nmまでの範囲である、が使用され得る。

0053

660nmから710nmまでの範囲に蛍光体から放射される光のピーク光波長は、具体的に言うと、植物成長に有用であると信じられている。

0054

本出願において使用されるとき、ここでは代名詞として使用される用語「無機蛍光体」は、1以上の放射中心を有する粒子形態における蛍光無機材料を定義する。放射中心はアクチベーター、大抵、例えば、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびLuなどのレアアース金属元素の原子またはイオン、およびまたは、例えば、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Ag、AuおよびZnなどの遷移金属元素の原子またはイオン、および/または例えば、Na、Tl、Sn、Pb、SbおよびBiなどの典型金属元素の原子またはイオンによって、形成される。

0055

蛍光体の例は、ガーネット系の蛍光体、シリケート系、オルトシリケート系、チオガレート系、スルフィド系、およびニトリド系の蛍光体を包含する。蛍光体材料は、二酸化ケイ素被覆の有無にかかわらず、蛍光体粒子であり得る。本出願の意味における蛍光体は、電磁スペクトルの範囲にある波長における、好ましくは青またはUVスペクトル範囲における放射線を吸収し、および、電磁スペクトルの範囲の別の波長範囲における、好ましくは紫、青、緑、黄、オレンジ、赤のスペクトルの範囲または遠赤のスペクトルの範囲における可視光または遠赤光を放射することを意味すると解される。用語「放射線誘放射効率」もまたこの文脈において理解されるべきであり、すなわち、蛍光体は、ある波長範囲において放射線を吸収し、およびある効率で別の波長範囲に放射線を放射する。用語「放射波長のシフト」は、蛍光体が、別のものと比較して異なる波長で光を放射する、すなわちより短い波長またはより長い波長へシフトされることを意味すると解される。

0056

多種多様の蛍光体、例えば、メタルオキシド蛍光体、シリケートおよびハロゲン化物蛍光体、ホスフェートおよびハロホスフェート蛍光体、ボレートおよびボロシリケート蛍光体、アルミネート、ガレートおよびアルシリケート蛍光体、蛍光体、スルフェート、スルフィド、セレニドおよびテルリド蛍光体、ニトリドおよびオキシニトリド蛍光体およびSiAlON蛍光体などが、本発明のために考慮に入れられる。

0057

本発明のいくつかの態様において、蛍光体は、メタルオキシド蛍光体、シリケートおよびハロゲン化物蛍光体、ホスフェート蛍光体、ボレートおよびボロシリケート蛍光体、アルミネート、ガレートおよびアルモシリケート蛍光体、スルフェート、スルフィド、セレニドおよびテルリド蛍光体、ニトリドおよびオキシニトリド蛍光体およびSiAlON蛍光体、からなる群から選択される、好ましくは、それは、メタルオキシド蛍光体であり、より好ましくはそれは、Mn活性化メタルオキシド蛍光体またはMn活性化ホスフェート系蛍光体であり、なおより好ましくはそれは、Mn活性化メタルオキシド蛍光体である。

0058

好ましいメタルオキシド蛍光体は、アルセネート、ゲルマネート、ハロゲルマネート、インデートランタネート、ニオベートスカンデートスタネート、タンタレート、チタネートバナデート、ハロバナデート、ホスホバナデート、イットレートジルコネートモリブデート、およびタングステートである。

0059

なおより好ましくは、それは、メタルオキシド蛍光体、より好ましくはそれは、Mn活性化メタルオキシド蛍光体またはMn活性化ホスフェート系蛍光体、なおより好ましくはそれは、Mn活性化メタルオキシド蛍光体である。

0060

よって、本発明のいくつかの態様において、該無機蛍光体は、メタルオキシド、シリケートおよびハロシリケート、ホスフェートおよびハロホスフェート、ボレートおよびボロシリケート、アルミネート、ガレートおよびアルモシリケート、モリブデートおよびタングステート、スルフェート、スルフィド、セレニドおよびテルリド、ニトリドおよびオキシニトリド、SiAlON、ハロゲン化合物およびオキシ化合物、例えば好ましくはオキシスルフィドまたはオキシ塩化物蛍光体、好ましくは、それは、メタルオキシド蛍光体、より好ましくはそれは、Mn活性化メタルオキシド蛍光体またはMn活性化ホスフェート系蛍光体、なおより好ましくはそれは、Mn活性化メタルオキシド蛍光体からなる群から選択される。

0061

例えば、無機蛍光体は、蛍光体ハンドブック(Yen、Shinoya、Yamamoto)の第2チャプターに記載されるとおり、Al2O3:Cr3+、Y3Al5O12:Cr3+、MgO:Cr3+、ZnGa2O4:Cr3+、MgAl2O4:Cr3+、Gd3Ga5O12:Cr3+、LiAl5O8:Cr3+、MgSr3Si2O8:Eu2+,Mn2+、Sr3MgSi2O8:Mn4+、Sr2MgSi2O7:Mn4+、SrMgSi2O6:Mn4+、BaMg6Ti6O19:Mn4+、Ca14Al10Zn6O35:Mn4+、Mg8Ge2O11F2:Mn4+、Mg2TiO4:Mn4+、Y2MgTiO6:Mn4+、Li2TiO3:Mn4+、K2SiF6:Mn4+、K3SiF7:Mn4+、K2TiF6:Mn4+、K2NaAlF6:Mn4+、BaSiF6:Mn4+、CaAl12O19:Mn4+、MgSiO3:Mn2+、Si5P6O25:Mn4+、NaLaMgWO6:Mn4+、Ba2YTaO6:Mn4+、ZnAl2O4:Mn2+、CaGa2S4:Mn2+、CaAlSiN3:Eu2+、SrAlSiN3:Eu2+、Sr2Si5N8:Eu2+、SrLiAlN4:Eu2+、CaMgSi2O6:Eu2+、Sr2MgSi2O7:Eu2+、SrBaMgSi2O7:Eu2+、Ba3MgSi2O8:Eu2+、LiSrPO4:Eu2+、LiCaPO4:Eu2+、NaSrPO4:Eu2+、KBaPO4:Eu2+、KSrPO4:Eu2+、KMgPO4:Eu2+、α−Sr2P2O7:Eu2+、α−Ca2P2O7:Eu2+、Mg3(PO4)2:Eu2+、Mg3Ca3(PO4)4:Eu2+、BaMgAl10O17:Eu2+、SrMgAl10O17:Eu2+、AlN:Eu2+、Sr5(PO4)3Cl:Eu2+、NaMgPO4(硫酸ソーダカリ鉱):Eu2+、Na3Sc2(PO4)3:Eu2+、LiBaBO3:Eu2+、SrAlSi4N7:Eu2+、Ca2SiO4:Eu2+、NaMgPO4:Eu2+、CaS:Eu2+、Y2O3:Eu3+、YVO4:Eu3+、LiAlO2:Fe3+、LiAl5O8:Fe3+、NaAlSiO4:Fe3+、MgO:Fe3+、Gd3Ga5O12:Cr3+,Ce3+、(Ca、Ba、Sr)2MgSi2O7:Eu,Mn、CaMgSi2O6:Eu2+,Mn2+、NaSrBO3:Ce3+、NaCaBO3:Ce3+、Ca3(BO3)2:Ce3+、Sr3(BO3)2:Ce3+、Ca3Y(GaO)3(BO3)4:Ce3+、Ba3Y(BO3)3:Ce3+、CaYAlO4:Ce3+、Y2SiO5:Ce3+、YSiO2N:Ce3+、Y5(SiO4)3N:Ce3+、Ca2Al3O6FGd3Ga5O12:Cr3+,Ce3+、ZnS、InP/ZnS、CuInS2、CuInSe2、CuInS2/ZnS、炭素グラフェン量子ドット、およびこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される。

0062

本発明の一態様として、動物、植物、および/または環境(例として土、水)に害を与えない蛍光体または変性された(例として分解された)物質が所望される。

0063

よって、本発明の一態様として、蛍光体は、非毒性の蛍光体であり、好ましくはそれは可食蛍光体であり、より好ましくは、可食蛍光体としてMgSiO3:Mn2+、MgO:Fe3+、CaMgSi2O6:Eu2+、Mn2+が有用である。

0064

本発明に従って、用語「可食」は、食べるのに安全、食べるのに適して、食べられるのに適して、ヒトの消費のために適していることを意味する。

0065

いくつかの態様において、ホスフェート系蛍光体として、以下の一般式(VII)で表される、深赤光放射、好ましくは300〜400nmの励起光下でほぼ700nmのシャープな放射をもつ、植物成長を促進するのに好適である新しい発光蛍光体が、好ましくは使用され得る。
A5P6O25:Mn (VII)
式中、構成要素「A」は、Si4+、Ge4+、Sn4+、Ti4+およびZr4+からなる群から選択される少なくとも1のカチオンを表す。

0066

または蛍光体は、以下の化学式(VII’)
(A1−xMnx)5P6O25 (VII’)
で表され得る。
構成要素Aは、Si4+、Ge4+、Sn4+、Ti4+およびZr4+からなる群から選択される少なくとも1のカチオンを表し、好ましくはAはSi4+であり、0<x≦0.5、好ましくは0.05<x≦0.4。

0067

本発明の好ましい態様において、式(VII)のMnは、Mn4+である。
本発明の好ましい態様において、化学式で表される蛍光体は、Si5P6O25:Mn4+である。

0068

化学式(VII)または(VII`)で表される該蛍光体は、少なくとも以下のステップ(w)および(x)を含む以下の方法;
(w)オキシドの形態で構成要素Aの供給源と、MnO2、MnO、MnCO3、Mn(OH)2、MnSO4、Mn(NO3)2、MnCl2、MnF2、Mn(CH3COO)2、およびMnO2、MnO、MnCO3、Mn(OH)2、MnSO4、Mn(NO3)2、MnCl2、MnF2、Mn(CH3COO)2の水和物からなる群の1以上の要素から選択されるアクチベーターの供給源と、
無機アルカリアルカリ土類アンモニウムホスフェートおよび水素ホスフェートからなる群から選択される少なくとも1の材料、好ましくは材料はリン酸二水素アンモニウムである、をA:Mn:P=5x:5(1−x):6、式中0<x≦0.5、好ましくは0.01<x≦0.4;より好ましくは0.05<x≦0.1のモル比で混合させ、反応混合物を得る、
(x)該混合物を、600から1.500℃までの範囲の、好ましくは800から1.200℃までの範囲の、より好ましくは900から1.100℃までの範囲の温度で、か焼に供する、
によって作製され得る。

0069

ミキサーとして、任意の公知の粉末混合マシーンが、好ましくはステップ(w)において使用され得る。
本発明の好ましい態様において、該か焼ステップ(x)は、酸素の存在において大気圧下で、より好ましくは空気コンディション下で実行される。

0070

本発明の好ましい態様において、該か焼ステップ(x)は、少なくとも1時間、好ましくは1時間から48時間までの範囲で、より好ましくはそれは6時間から24時間までの範囲であり、なおより好ましくは10時間から15時間までの範囲、で実行される。

0071

ステップ(X)の時間期間の後、か焼された混合物は、室温まで冷却される。
本発明の好ましい態様において、よりよい混合物コンディションを得るために、ステップ(w)において溶媒が添加される。好ましくは該溶媒は、有機溶媒であり、より好ましくはそれはアルコール、例えばエタノールメタノール、iプロパン−2−オール(ipropane-2-ol)、ブタン−1−オールなど;ケトン、例えばアセトン、2−ヘキサノンブタノンエチルイソプロピルケトンなどからなる群の1以上の要素から選択される。

0072

本発明の好ましい態様において、方法は、以下のステップ(y)を、ステップ(w)の後、ステップ(x)の前にさらに含む、
(y)ステップ(w)からの混合物を、100から500℃までの範囲で、200から400℃までの範囲で、なおより好ましくは250から350℃までの範囲の温度で、仮焼に供する。

0073

好ましくはそれは、大気圧下でおよび酸素の存在において、より好ましくは空気コンディションで実行される。
本発明の好ましい態様において、該か焼ステップ(y)は、少なくとも1時間、好ましくは1時間から24時間まで、より好ましくは1時間から15時間までの範囲で、なおより好ましくはそれは、3時間から10時間まで、さらにより好ましくは5時間から8時間までの時間、実行される。

0074

時間期間の後、仮焼された混合物は、好ましくは室温まで冷却される。
本発明の好ましい態様において、方法は、以下のステップ(w’を仮焼ステップ(y)の後に、さらに含む、
(w’)ステップ(y)から得られた混合物を混合し、混合物のよりよい混合コンディションを得る。

0075

ミキサーとして、任意の公知の粉末混合マシーンが好ましくはステップ(w’)において使用され得る。
本発明の好ましい態様において、方法は、以下のステップ(z)を、ステップ(x)の前、ステップ(w)の後に、好ましくはステップ(w’)の後にさらに含む、
(z)ステップ(w)または(y)からの該混合物を、成形装置によって圧縮成形体成形する。

0076

本発明の好ましい態様において、方法は、以下のステップ(v)をステップ(x)の後に任意に含む、
(v)得られた材料を砕く。

0077

成形装置として、公知の成形装置が好ましくは使用されてもよい。
いくつかの態様において、メタルオキシド蛍光体として、以下の一般式(VIII)、(IX)または(X)で表される、深赤放射を、好ましくは300〜400nmまでの励起光下ほぼ700nmのシャープな放射で呈し得る、植物成長を促進するのに好適な別の新しい発光蛍光体が好ましくは使用され得る。
XO6 (VIII)
式中、X=(A1)2B1(C1(1−x)Mn4+5/4x)、またはX=A2B2C2(D1(1−y)Mn4+1.5y)、0<x≦0.5、0<y≦0.5;
A12B1C1O6:Mn (IX)
A2B2C2D1O6:Mn (X)

0078

A1=Mg2+、Ca2+、Sr2+およびBa2+Zn2+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはA1は、Ba2+であり;
B1=Sc3+、Y3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはB1は、Y3+であり;
C1=V5+、Nb5+およびTa5+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはC1は、Ta5+であり;

0079

A2=Li+、Na+、K+、Rb+およびCs+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはA2は、Na+であり;
B2=Sc3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはB2は、La3+であり;
C2=Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+およびZn2+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはC2は、Mg2+であり;
D1 =Mo6+およびW6+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはD1は、W6+である。

0080

本発明の好ましい態様において、Mnは、Mn4+であり、より好ましくは、化学式(X)で表される蛍光体は、NaLaMgWO6:Mn4+であり、および化学式(IX)で表される蛍光体は、Ba2YTaO6:Mn4+である。

0081

化学式(VIII)または(IX)で表される該蛍光体は、少なくとも以下のステップ(w’’)および(x’)を含む以下の方法で作製されてもよい;
(w’’)構成要素A1、B1、C1、またはA2、B2、C2、およびD1の供給源を固体オキシドおよび/またはカルボナートの形態で、

0082

MnO2、MnO、MnCO3、Mn(OH)2、MnSO4、Mn(NO3)2、MnCl2、MnF2、Mn(CH3COO)2、およびMnO2、MnO、MnCO3、Mn(OH)2、MnSO4、Mn(NO3)2、MnCl2、MnF2、Mn(CH3COO)2の水和物からなる群の1以上の要素から選択されるMnアクチベーターの供給源と、各々

0083

A1:B1:C1:Mn=2:1:(1−x):xまたは
A2:B2:C2:D1:Mn=1:1:1:(1−y):y(0<y≦0.5);
式中0<x≦0.5、0<y≦0.5、好ましくは0.01<x≦0.4、0.01<y≦0.4;より好ましくは0.05<x≦0.1、0.05<y≦0.1;のモル比において混合し、反応混合物を得る、

0084

(x’)該混合物を、1,000から1,600℃までの範囲の、好ましくは1、100から1,500℃までの範囲の、より好ましくは1,200から1,400℃までの範囲の温度で、か焼に供する。

0085

好ましくは、一般式(IX)に従う蛍光体を調製するとき、構成要素A1をそのオキシド(MgO、ZnO)またはカルボナート(CaCO3、SrCO3、BaCO3)の形態で、および残存する構成要素B1、C1、Mnをそのオキシド(一方でSc2O3、Y2O3、La2O3、Ce2O3、B2O3、Al2O3、Ga2O3および他方でV2O5、Nb2O5、Ta2O5およびMnO2)の形態で含む混合物が好ましい。ランタナムオキシドの場合、材料を1.200℃で10時間予熱することが有利である。

0086

好ましくは、一般式(X)に従う蛍光体を調製するとき、構成要素A2およびC2をそのオキシド(MgO、ZnO)またはカルボナート(Li2CO3、Na2CO3、K2CO3、Rb2CO3、Cs2CO3、CaCO3、SrCO3、BaCO3)の形態で、および残存する構成要素B2、D2およびMnをそのオキシド(一方でSc2O3、La2O3、Ce2O3、B2O3、Al2O3、Ga2O3およびMoO3、および他方でWO3およびMnO2)の形態で含む混合物が好ましい。

0087

ミキサーとして、任意の公知の粉末混合マシーンが、好ましくはステップ(w)において使用され得る。
本発明の好ましい態様において、該か焼ステップ(x’)は、酸素の存在において大気圧下で、より好ましくは空気コンディション下で実行される。

0088

本発明の好ましい態様において、該か焼ステップ(x’)は、少なくとも1の時間、好ましくは1時間〜48時間の範囲、より好ましくはそれは、6時間から24時間の範囲であり、なおより好ましくは10時間から15時間の範囲で実行される。

0089

ステップ(x’)の時間期間の後、か焼された混合物は、室温まで冷却される。
本発明の好ましい態様において、溶媒が、ステップ(w’’)において添加され、よりよい混合物コンディションを得る。好ましくは該溶媒は、有機溶媒であり、より好ましくはそれは、アルコール、例えばエタノール、メタノール、iプロパン−2−オール、ブタン−1−オール;ケトン例えばアセトン、2−ヘキサノン、ブタノン、エチルイソプロピルケトンからなる群の1以上の要素から選択される。

0090

本発明の好ましい態様において、方法は、以下のステップ(y’)をステップ(w’’)の後、ステップ(x’)の前にさらに含む:
(y’)ステップ(w’’)からの混合物を仮焼に、100から500℃まで、好ましくは200から400℃までの範囲、なおより好ましくは250から350℃までの範囲の温度に供する。

0091

好ましくはそれは、酸素の存在において大気圧下で、より好ましくは空気コンディション下で実行される。
本発明の好ましい態様において、該か焼ステップ(y’)は、少なくとも1時間、好ましくは1時間から24時間まで、より好ましくは1時間から15時間までの範囲、なおより好ましくはそれは、3時間から10時間までであり、さらにより好ましくは5時間から8時間までの時間、実行される。

0092

時間期間の後、仮焼された混合物は、好ましくは室温まで冷却される。
本発明の好ましい態様において、方法は、仮焼ステップ(y)の後に以下のステップ(w’’’)をさらに含む、
(w’’’)ステップ(y’)から得られた混合物を混合し、混合物のよりよい混合コンディションを得る。

0093

ミキサーとして、任意の公知の粉末混合マシーンが好ましくはステップ(w’’’)において使用され得る。
本発明の好ましい態様において、方法は、以下のステップ(z’)をステップ(x’)の前、ステップ(w’’)の後に、好ましくはステップ(w’’’)の後に含む、
(z’)ステップ(w)または(y)からの該混合物を成形装置によって圧縮成形体へ成形する。

0094

本発明の好ましい態様において、方法は、任意に以下のステップ(v’)をステップ(x’)の後に含む、
(v’)得られた材料を砕く。
成形装置として、公知の成形装置が好ましくは使用され得る。

0095

本発明のいくつかの態様において、無機蛍光体は、660nmから710nmまでの範囲で無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する光を放射し得る。

0096

660nmから710nmまでの範囲で無機蛍光体から放射される光のピーク最大光波長は、植物コンディションコントロールのために、とくに植物成長促進のために極めて好適であると信じられる。
理論によって拘束されることは望まないが、少なくとも1の光吸収ピーク波長を、UVおよび/または300nmから430nmまでの紫光波長領域に有する無機蛍光体は、有害な昆虫を植物から離しておくと信じられる。

0097

したがって、本発明のいくつかの態様において、無機蛍光体は、少なくとも1の光吸収ピーク波長を、UVおよび/または300nmから430nmまでの紫光波長領域に有していてもよい。

0098

本発明のいくつかの態様において、改善された植物成長および組成物からまたは光変換シートからの改善された均一の青および赤(または赤外)の光放射の観点から、無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長を400nmから500nmまでの範囲に、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を650nmから750nmまでに有する無機蛍光体が、好ましくは使用され得る。

0099

より好ましくは、無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は、430nmから490nmまでの範囲にあり、および第2のピーク光放射波長は、660nmから740nmまでの範囲にあり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は、450nmであり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は、660nmから710nmまでの範囲である、を有する無機蛍光体が使用される。

0100

好ましくは、該少なくとも1つの無機蛍光体は、無機蛍光体から放射される光の第1のおよび第2のピーク波長を有する複数の無機蛍光体、または無機蛍光体から放射される光の第1のおよび第2のピーク波長を有する複数の無機蛍光体、またはこれらの組み合わせである。

0101

Mn4+活性化メタルオキシド蛍光体、Mn、Eu活性化メタルオキシド蛍光体、Mn2+活性化メタルオキシド蛍光体、Fe3+活性化メタルオキシド蛍光体は、これら蛍光体は合成手順の間Cr6+を創造しないため、環境低負荷の観点から好ましくは使用され得る。

0102

理論によって拘束されることは望まないが、Mn4+活性化メタルオキシド蛍光体は、それが光放射の狭い半値全幅(以降「FWHM」)を表すため、植物成長のために極めて有用であり、およびピーク吸収波長を350nmおよび520nmなどのUVおよび緑波長領域において有し、および放射ピーク波長は650nmから730nmまでなどの近赤外線領域にある。より好ましくはそれは、670nmから710nmまでであると信じられている。

0103

言い換えれば、理論によって拘束されることは望まないが、Mn4+活性化メタルオキシド蛍光体は、昆虫を魅了する特定のUV光、および植物成長のためのなんら利点を与えない緑光を吸収してもよく、および吸収された光を、650nmから750nmまでの範囲において、好ましくはそれは660nmから740nmまでであり、より好ましくは660nmから710nmまで、なおより好ましくは670nmから710nmまでのより長い波長へ変換してもよく、それは植物成長を有効に加速してもよい。

0104

その観点から、なおより好ましくは、無機蛍光体は、Mn活性化メタルオキシド蛍光体から選択され得る。

0105

本発明のさらに好ましい態様において、無機蛍光体は、以下の式(I)〜(VI)
AxByOz:Mn4+ − (I)

0106

式中、Aは、二価のカチオンであり、およびMg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Ce2+およびSn2+からなる群の1以上の要素から選択され、Bは、四価のカチオンであり、およびTi3+、Zr3+、またはこれらの組み合わせであり;x≧1;y≧0;(x+2y)=z、好ましくは、Aは、Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Zn2+からなる群の1以上の要素から選択され、Bは、Ti3+、Zr3+またはTi3+およびZr3+の組み合わせであり、xは2であり、yは1であり、zは4であり、より好ましくは、式(I)はMg2TiO4:Mn4+であり;

0107

XaZbOc:Mn4+ − (II)

式中、Xは、一価のカチオンであり、およびLi+、Na+、K+、Ag+およびCu+からなる群からの1以上の要素から選択され、Zは、四価のカチオンであり、およびTi3+およびZr3+からなる群から選択され;b≧0;a≧1;(0.5a+2b)=c、好ましくはXは、Li+、Na+またはこれらの組み合わせであり、Zは、Ti3+、Zr3+またはこれらの組み合わせであり、aは2であり、bは1であり、cは3であり、より好ましくは式(II)は、Li2TiO3:Mn4+であり;

0108

DdEeOf:Mn4+ − (III)

式中Dは、二価のカチオンであり、およびMg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Ce2+およびSn2+からなる群の1以上の要素から選択され;Eは三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され、e≧10;d≧0;(d+1.5e)=f、好ましくはDは、Ca2+、Sr2+、Ba2+またはこれらの任意の組み合わせであり、Eは、Al3+、Gd3+またはこれらの組み合わせであり、dは1であり、eは12であり、fは19であり、より好ましくは式(III)は、CaAl12O19:Mn4+であり;

0109

DgEhOi:Mn4+ − (IV)

式中、Dは、三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群の1以上の要素から選択され;Eは、三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され;h≧0;a≧g;(1.5g+1.5h)=I、好ましくはDはLa3+であり、EはAl3+、Gd3+またはこれらの組み合わせであり、gは1であり、hは12であり、iは19であり、より好ましくは式(IV)は、LaAlO3:Mn4+であり;

0110

GjJkLlOm:Mn4+ − (V)

式中、Gは、二価のカチオンであり、およびMg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Ce2+およびSn2+からなる群の1以上の要素から選択され;Jは、三価のカチオンであり、およびY3+、Al3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され;Lは、三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され;l≧0;k≧0;j≧0;(j+1.5k+1.5l)=m、好ましくはGは、Ca2+、Sr2+、Ba2+またはこれらの任意の組み合わせから選択され、Jは、Y3+、Lu3+またはこれらの組み合わせであり、Lは、Al3+、Gd3+またはこれらの組み合わせであり、jは1であり、kは1であり、lは1であり、mは4であり、より好ましくはそれは、CaYAlO4:Mn4+であり;および

0111

MnQoRpOq:Eu,Mn − (VI)

式中、MおよびQは、二価のカチオンであり、および互いに独立または関係して、Mg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Mn2+、Ce2+からなる群の1以上の要素から選択され、Rは、Ge3+、Si3+、またはこれらの組み合わせであり;n≧1;o≧0;p≧1;(n+o+2.0p)=q、好ましくはMは、Ca2+であり、Qは、Mg2+、Ca2+、Zn2+またはこれらの任意の組み合わせであり、RはSi3+であり、nは1であり、oは1であり、pは2であり、qは6であり、より好ましくはそれは、CaMgSi2O6:Eu2+、Mn2+であり;

0112

A5P6O25: Mn4+ (VII)

式中、構成要素「A」は、Si4+、Ge4+、Sn4+、Ti4+およびZr4+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオンを表し;

0113

A12B1C1O6: Mn4+ (IX)

A1=Mg2+、Ca2+、Sr2+およびBa2+Zn2+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオン、好ましくはA1はBa2+であり;
B1=Sc3+、Y3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオン、好ましくはB1はY3+であり;
C1=V5+、Nb5+およびTa5+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオン、好ましくはC1はTa5+であり;

0114

A2B2C2D1O6: Mn4+ (X)

A2=Li+、Na+、K+、Rb+およびCs+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオン、好ましくはA2は、Na+であり;
B2=Sc3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオン、好ましくはB2は、La3+であり;
C2=Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+およびZn2+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオン、好ましくはC2は、Mg2+であり;
D1=Mo6+およびW6+からなる群から選択される少なくとも1つのカチオン、好ましくはD1はW6+である、
で表されるMn活性化メタルオキシド蛍光体またはMn活性化ホスフェート系蛍光体から選択される。

0115

化学式(VI)で表されるMn活性化メタルオキシド蛍光体は、無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長を500nm以下の範囲に、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を650nm以上の範囲にもつ光を放射するため、より好ましく、好ましくは、無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は、400nmから500nmまでの範囲にあり、および第2のピーク光放射波長は、650nmから750nmまでの範囲にあり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は、420nmから480nmまでの範囲にあり、および第2のピーク光放射波長は、660nmから740nmまでの範囲にあり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲にありおよび無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は、660nmから710nmまでの範囲にある。

0116

本発明の好ましい態様において、該蛍光体は、化学式(I)、(VII)、(IX)または(X)で表されるMn活性化メタルオキシド蛍光体またはホスフェート系蛍光体である。

0117

本発明のいくつかの好ましい態様において、無機蛍光体は、Mg2TiO4:Mn4+、Li2TiO3:Mn4+、CaAl12O19:Mn4+、LaAlO3:Mn4+、CaYAlO4:Mn4+、CaMgSi2O6:Eu2+、Mn2+およびこれらの任意の組み合わせからなる群から選択されるMn活性化メタルオキシド蛍光体であり得る。

0118

本発明のいくつかの態様において、組成物の蛍光体の総量は、よりよい光変換特性、より低い産生コスト、および産生マシーンのより少ない産生損傷の観点から、組成物の総量に基づき、0.01wt.%から30wt.%までの範囲であり、好ましくはそれは、0.1wt.%から10wt.%までの範囲、より好ましくは0.5wt.%から5wt.%までの範囲であり、さらにより好ましくはそれは、1wt.%から3wt.%までの範囲である。

0119

マトリックス材料
本発明に従って、いくつかの態様において、マトリックス材料は、有機材料、および/または無機材料、好ましくはAl2O3、TeO2:Na2Co3:ZnO:BaCo3=7:1:1:1の融合組成物、およびTeO2:Na2Co3:ZnO:BaCo3=7:1:1:1とAl2O3との融合混合物は除かれる。好ましくはマトリックス材料は、有機材料である。

0120

好ましくは、マトリックス材料は、有機オリゴマーまたは有機ポリマー材料であり、より好ましくは透明な光硬化性ポリマー熱硬化性ポリマー熱可塑性ポリマー、またはこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される透明な光硬化性ポリマーが好ましくは使用され得る。

0121

かくして、本発明のいくつかの態様において、マトリックス材料は、有機材料、および/または無機材料である、好ましくはマトリックス材料は有機材料である、より好ましくはそれは、有機オリゴマーまたは有機ポリマー材料である、なおより好ましくは透明な光硬化性ポリマー、熱硬化性ポリマー、熱可塑性ポリマー、またはこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される有機ポリマーである。

0123

光硬化性ポリマーとして、いくつかの種類の(メタアクリラートが好ましくは使用され得る。非置換アルキル−(メタ)アクリラート、例えば、メチル−アクリラート、メチル−メタクリラート、エチル−アクリラート、エチル−メタクリラート、ブチル−アクリラート、ブチル−メタクリラート、2−エチルヘキシル−アクリラート、2−エチルヘキシル−メタクリラート;置換アルキル−(メタ)アクリラート、例えば、ヒドロキシル基エポキシ基、またはハロゲン置換の、アルキル−(メタ)アクリラート;シクロペンテニル(メタ)アクリラート、テトラヒドロフルフリル−(メタ)アクリラート、ベンジル(メタ)アクリラート、ポリエチレン−グリコールジ−(メタ)アクリラートなど。

0124

組成物のよりよいコーティング性能、シート強度、および良好なハンドリング視点から、マトリックス材料は、好ましくは5,000から50,000まで、より好ましくは10,000から30,000までの範囲の重量平均分子量を有する。

0125

本発明に従って、分子量Mwは、ポリスチレン内部標準に対し、GPC(=ゲル浸透クロマトグラフィー)の手段で決定する。

0126

熱硬化性ポリマーとして、公知の透明な熱硬化性ポリマーが好ましくは使用され得る。OE6550(商標シリーズ(Dow Corning)など。

0127

熱可塑性ポリマーとして、熱可塑性ポリマーのタイプは具体的には限定されない。例えば、自然のゴム屈折率(n)=1.52)、ポリ−イソプレン(n=1.52)、ポリ1,2−ブタジエン(n=1.50)、ポリイソブテン(n=1.51)、ポリブテン(n=1.51)、ポリ−2−へプチル1,3−ブタジエン(n=1.50)、ポリ−2−t−ブチル−1,3−ブタジエン(n=1.51)、ポリ−1,3−ブタジエン(n=1.52)、ポリオキシエチレン(n=1.46)、ポリオキシプロピレン(n=1.45)、ポリビニルエチルエーテル(n=1.45)、ポリビニルヘキシルエーテル(n=1.46)、ポリビニルブチルエーテル(n=1.46)、ポリエーテルポリ酢酸ビニル(n=1.47)、ポリエステル、例えばポリビニルプロピオネート(n=1.47)、ポリウレタン(n=1.5〜1.6)、エチルセルロース(n=1.48)、ポリビニル塩化物(n=1.54〜1.55)、ポリアクリロニトリル(n=1.52)、ポリメタクリロニトリル(n=1.52)、ポリ−スルホン(n=1.63)、ポリスルフィド(n=1.60)、フェノキシ樹脂(n=1.5〜1.6)、ポリエチルアクリラート(n=1.47)、ポリブチルアクリラート(n=1.47)、ポリ−2−エチルヘキシルアクリラート(n=1.46)、ポリ−t−ブチルアクリラート(n=1.46)、ポリ−3−エトキシプロピルアクリラート(n=1.47)、ポリオキシカルボニルテトラーメタクリラート(n=1.47)、ポリメチルアクリラート(n=1.47〜1.48)、ポリイソプロピルメタクリラート(n=1.47)、ポリドデシルメタクリラート(n=1.47)、ポリテトラデシルメタクリラート(n=1.47)、ポリ−n−プロピルメタクリラート(n=1.48)、ポリ−3,3,5−トリメチルシクロヘキシルメタクリラート(n=1.48)、ポリエチルメタクリラート(n=1.49)、ポリ−2−ニトロ−2−メチルプロピルメタクリラート(n=1.49)、ポリ−1,1−ジエチルプロピルメタクリラート(n=1.49)、ポリ(メタ)アクリラート、例えばポリメチルメタクリラート(n=1.49)、またはこれらの任意の組み合わせが好ましくは所望に応じて使用される。

0128

本発明のいくつかの態様において、かかる熱可塑性ポリマーは、必要な場合、コポリマー化され得る。

0129

上に記載の熱可塑性ポリマーとコポリマー化され得るポリマーは、例えば、ウレタンアクリラート、エポキシアクリラート、ポリエーテルアクリラート、またはポリエステルアクリラート(n=1.48〜1.54)もまた採用され得る。色変換シートの接着性の観点から、ウレタンアクリラート、エポキシアクリラート、およびポリエーテルアクリラートが好ましい。

0130

本発明に従って、エラストマーが、その物理的な特性に基づき、熱可塑性ポリマーまたは熱硬化性ポリマーへ導入される。

0131

マトリックス材料、および無機蛍光体において上に記述されるマトリックス材料および無機蛍光体は、本発明の色変換シート(100)および発光ダイオードデバイス(200)の製作のために好ましくは使用され得る。

0132

本発明のいくつかの態様において、組成物は、青または赤光を放射する、1以上の追加の無機蛍光体を任意にさらに含んでもよい。

0133

青または赤光を放射する追加の無機蛍光体は、任意のタイプの公知の材料、例えば蛍光体ハンドブック(Yen、Shinoya、Yamamoto)の第2チャプターに記載されるとおり、が所望される場合使用され得る。

0134

理論によって拘束されることは望まないが、青色光とくにほぼ450nm波長光は、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を660nmから740nmまでの範囲に有する無機蛍光体からの放射光と組み合わせられる場合、よりよい直物成長につながり得ると信じられ、とくに、ほぼ450nm波長の青色光と、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を670nmから710nmまでの範囲に有する無機蛍光体からの放射光との組み合わせが、よりよい植物成長のために好ましい。

0135

よって、より好ましくは、組成物は、ほぼ450nmの無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1の青色光無機蛍光体、蛍光体ハンドブック(Yen、Shinoya、Yamamoto)の第2チャプターに記載されるなど、をさらに含んでもよい。

0136

表面処置方法
シロキサン化合物を使用する無機材料の表面処置方法は、具体的には限定されない。

0137

例えば評判の方法として、以下のとおり2種類の方法がある:1)樹脂との混合前に、シロキサン化合物を使用する無機材料の表面処置の方法、および2)無機材料、シロキサン化合物および樹脂を同じ時間に混合する、シロキサン化合物を使用する無機材料の表面処置の方法。2種類の処置方法がある。上に記述される第1の方法において、2種類の方法がある:湿式方法乾式方法

0138

シロキサンを使用する典型的な湿式方法において、第一に、シロキサン化合物は、無機材料分散溶液と混合される。その後、生じる溶液中の材料は、溶媒から分離され、および次いで300℃より低温で、生じる材料に対し熱処置が実施され、最終材料入手する。他方、シロキサンを使用する典型的な乾式方法において、シロキサン化合物および無機材料は少なくとも調製され、および化学物質は、ハイスピードミキサーなどの1つであるHenschelミキサーにより混合される。その後、生じる材料は、300℃より低温度でオーブンで加熱される。

0139

後者のシロキサン化合物−コート無機材料を調製するための方法において、シロキサン化合物および樹脂は少なくとも調製され、および無機材料の表面処置は、シロキサン化合物、無機材料および樹脂とのインフレーションマシーンなどによる混合の間に完了する。第1の方法は、後者のものより普通である。好ましくは、第1の方法の湿式方法が最良であるが、限定されない。

0140

シロキサン系化合物は具体的には限定されないが、シリコーンオイルは、例えば、トリエトキシカプリリルシラン(例としてAES-3083 、Shin-Etsu Chemical Co.、Ltd.)、ポリメチルヒドロシロキサン(例として KF-99P 、Shin-Etsu Chemical Co.、およびSH1107 、Dow Corning Toray Co.、Ltd.)、ポリジメチルシロキサン−ポリメチルヒドロシロキサンコポリマー(例として KF-9901 、Shin-Etsu Chemical Co.、Ltd.)、トリエトキシシリルエチルポリジメチルシロキシエチルジメチコン(例として KF-9908 、Shin-Etsu Chemical Co.、Ltd.)、トリエトキシシリルエチルポリジメチルシロキシエチルヘキシルジメチコン(例として KF-9909 、 Shin-Etsu Chemical Co.、Ltd.)およびアクリルシリコーン樹脂(例として KP-574 、 Shin-Etsu Chemical Co.、Ltd.)を包含する。

0141

例えば、アミノ基を有するシランカップリング剤、例として、γ−(2−アミノエチルアミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、n−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシランおよびn−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルeジメトキシシラン(aminopropylmethyledimethoxysilane);グリシジル基を有するシランカップリング剤、例としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランおよびγ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランメルカプト基を有するシランカップリング剤、例としてγ−メルカプトプロピルトリメトキシシランビニル基を有するシランカップリング剤、例としてビニルトリエトキシシランビニルトリメトキシシランおよびビニルトリス(メトキシエトキシシラン;および(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリング剤、例としてγ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン,γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリエトキシシランおよびγ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルジメトキシメチルシランが使用される。

0143

−シロキサン化合物の追加の体積
無機材料の体積に対するシロキサン化合物の重量パーセンテージは、好ましくは0.1と20との間の重量パーセンテージである。シロキサン化合物は、0.1より少ない重量パーセンテージを使用すると、無機材料の表面全体を完全に被覆することはできず、および20重量パーセンテージを超える過剰な添加は、樹脂の劣化または変色を引き起こす。シロキサン 化合物は、好ましくは1%〜5重量%で処置される。

0144

−添加剤
本発明のいくつかの態様において、組成物は、少なくとも1つの添加剤をさらに含んでもよく、好ましくは添加剤は光開始剤、コポリマー性モノマー架橋性モノマー臭素含有モノマー、硫黄含有モノマーアジュバント接着剤殺虫剤昆虫誘引剤黄色染料色素、蛍光体、メタルオキシド、Al、Ag、Au、分散剤界面活性剤殺菌剤、および抗マイクロバイアル剤からなる群の1つ以上の要素から選択される。

0145

本発明のいくつかの態様において、組成物は、コポリマー性である公的に入手可能な1以上のビニルモノマーを網羅し得る。アクリルアミドアセトニトリルジアセトン−アクリルアミド、スチレン、およびビニル−トルエンまたはこれらの任意の組み合わせなど。

0146

本発明に従って、組成物は、1以上の公的に入手可能な架橋性モノマーをさらに包含し得る。

0147

例えば、シクロペンテニル(メタ)アクリラート;テトラーヒドロフルフリル−(メタ)アクリラート;ベンジル(メタ)アクリラート;ポリヒドリックアルコールとα,β−不飽和のカルボン酸、例えばポリエチレン−グリコールジ−(メタ)アクリラート(エチレン数は、2−14である)、トリ−メチロールプロパンジ(メタ)アクリラート、トリ−メチロールプロパンジ(メタ)アクリラート、トリ−メチロールプロパントリ−(メタ)アクリラート、トリ−メチロールプロパンエトキシトリ−(メタ)アクリラート、トリ−メチロールプロパンプロポキシトリ−(メタ)アクリラート、テトラーメチロールメタントリ−(メタ)アクリラート)、テトラーメチロールメタンテトラ(メタ)アクリラート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリラート(そこでのプロピレン数は、2−14である)、ジ−ペンタエリトリトールペンタ(メタ)アクリラート、ジ−ペンタ−エリトリトールヘキサ(メタ)アクリラート、ビス−フェノール−Aポリオキシエチレンジ−(メタ)アクリラート、ビス−フェノール−Aジオキシエチレンジ−(メタ)アクリラート、ビス−フェノール−Aトリオキシエチレンジ−(メタ)アクリラート、ビス−フェノール−Aデカオキシエチレンジ−(メタ)アクリラートとを反応することにより得られる化合物;α,β−不飽和のカルボン酸の、グリシジルを有する化合物、例えばトリ−メチロールプロパントリグリシジルエーテルトリアクリラート、ビス−フェノールAジグリシジルエーテルジアクリラートに対する付加から得られる化合物;ポリ−カルボン酸を有する化学物質例えばフタル酸無水物;またはヒドロキシおよびエチレン性不飽和基を有する化学物質、例えばヒドロキシエチル(メタ)アクリラートをもつエステルアクリル酸またはメタクリル酸のアルキル−エステル、例えばメチル(メタ)アクリラート、エチル(メタ)アクリラート、ブチル(メタ)アクリラート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリラート;ウレタン(メタ)アクリラート、例えばトリレンジイソシアネートおよび2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリラートの反応物、トリ−メチルヘキサメチレンジ−イソシアネートおよびシクロヘキサンジメタノール、および2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリラートの反応物;およびこれらの任意の組み合わせ。

0148

本発明の好ましい態様において、架橋性モノマーは、トリ−メチロール−プロパントリ(メタ)アクリラート、ジ−ペンタエリトリトールテトラ−(メタ)アクリラート、ジ−ペンタエリトリトールヘキサ−(メタ)アクリラート、ビスフェノール−Aポリオキシエチレンジメタクリラート、およびその組み合わせからなる群から選択される。

0149

ビニルモノマーおよび上に記載の架橋性モノマーは、単独でまたは組み合わせで使用され得る。

0150

本発明に従う組成物の屈折率および/または色変換シートの屈折率の制御の観点から、組成物は、公知の1以上の臭素含有モノマー硫黄−含有モノマーをさらに含んでもよい。臭素および硫黄原子−含有モノマー(および同じものを含有するポリマー)は具体的には限定されず、および所望されるとおり好ましくは使用され得る。

0151

例えば臭素−含有モノマーとして、new frontier(登録商標) BR−31、new Frontier(登録商標)BR−30、new Frontier(登録商標)BR−42M(DAI−ICHI KOGYO SEIYAKU CO.、LTDから入手可能)またはこれらの任意の組み合わせ、硫黄−含有モノマー組成物として、IU−L2000、IU−L3000、IU−MS1010(MISUBISHI GAS CHEMICAL COMPANY、INC.から入手可能)またはこれらの任意の組み合わせが好ましくは使用され得る。

0152

本発明の好ましい態様において、光開始剤は、それが紫外線光または可視光に暴露されるとき、フリーラジカルを発生し得る光開始剤でもよい。例えば、ベンゾイン−メチル−エーテル、ベンゾイン−エチル−エーテル、ベンゾイン−プロピル−エーテル、ベンゾイン−イソブチル−エーテル、ベンゾイン−フェニル−エーテル、ベンゾイン−エーテルs、ベンゾフェノン、N,N’−テトラメチル−4,4’−ジアミノベンゾフェノン(Michler’s−ケトン)、N,N’−テトラエチル−4,4’ジアミノベンゾフェノン、ベンゾフェノン、ベンジル−ジメチル−ケタールCiba特別化学物質、IRGACURE(登録商標)651)、ベンジル−ジエチル−ケタール、ジベンジルケタール、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、p−tert−ブチルジクロロアセトフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、アセトフェノン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン、チオキサントン、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(Ciba特別化学物質、IRGACURE(登録商標)184)、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン(Merck、Darocure(登録商標)1116)、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン(Merck、Darocure(登録商標)1173)。

0153

アジュバントは、有効な構成要素(例として殺虫剤)の浸透性を高めても、組成物における溶質沈殿を阻害しても、または植物毒性を減少してもよい。本明細書において、界面活性剤は、他の添加剤例えば展着剤表面処置剤、およびアジュバンドを含まず、該他の添加剤によって含まれもしない。

0154

好ましくは該アジュバントは、鉱油野菜または動物起源の油、かかる油のアルキルエステル、またはかかる油と油誘導体との混合物、およびその組み合わせからなる群から選択され得る。一態様として、分散剤、界面活性剤、殺菌剤、抗マイクロバイアル剤および抗菌剤の各1つの添加剤の、組成物の総量における本発明の蛍光体の重量に対する重量比は、50wt.%から200wt.%までの範囲であり、より好ましくはそれは75wt.%から150wt.%までの範囲である。アジュバントの例示される態様は、アプローチBI(商標、Kao Corp.)である。

0155

−配合物
別の側面において、本発明は、組成物および溶媒を含む、本質的にからなる、またはからなる配合物に関する。

0156

−溶媒
溶媒として、幅広い公知の溶媒が好ましくは使用され得る。組成物のマトリックス材料および無機蛍光体を溶解または分散し得る限り、溶媒の特別な限定はない。

0157

本発明の好ましい態様において、溶媒は、エチレングリコールモノアルキルエーテル、例えばエチレングリコールモノメチルエーテルエチレングリコールモノエチルエーテルエチレングリコールモノプロピルエーテル、およびエチレングリコールモノブチルエーテルなど;ジエチレングリコールジアルキルエーテル、例えばジエチレングリコールジメチルエーテルジエチレングリコールジエチルエーテルジエチレングリコールジプロピルエーテル、およびジエチレングリコールジブチルエーテルなど;エチレングリコールアルキルエーテルアセタート、例えばメチルセロソルブアセタートおよびエチルセロソルブアセタートなど;プロピレングリコールアルキルエーテルアセタート、例えばプロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート(PGMEA)、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセタート、およびプロピレングリコールモノプロピルエーテルアセタートなど;芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエンおよびキシレンなど;ケトン、例えばメチルエチルケトン、アセトン、メチルアミルケトンメチルイソブチルケトン、およびシクロヘキサノンなど;アルコール、例えばエタノール、プロパノールブタノールヘキサノールシクロヘキサノールエチレングリコール、およびグリセリンなど;エステル、例えばエチル3−エトキシプロピオネート、メチル3−メトキシプロピオネートおよびエチルラクタートなど;および環状エステル、例えばγ−ブチロラクトンなど、からなる群から選択されてもよい。それら溶媒は、単一でまたは2以上の組み合わせで使用され、およびその量はコーティング方法およびコーティングの厚さに依存する。

0158

より好ましくは、プロピレングリコールアルキルエーテルアセタート、例えばプロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート(以下「PGMEA」)、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセタート、またはプロピレングリコールモノプロピルエーテルアセタートなどおよび/または芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエンおよびキシレンなどが使用され得る。
なおより好ましくは、ベンゼン、トルエン、またはキシレンが使用され得る。

0159

配合物における溶媒の量は自由に制御され得る。
例えば、配合物がスプレー−コートされることになる場合、それは配合物の総量に基づき90wt.%以上の量において溶媒を含有し得る。さらに、スリット−コーティング方法、それは大きい基板をコーティングする際においてしばしば採用される、が実行されることになる場合、溶媒の含量は、配合物の総量に基づき通常60wt.%以上、好ましくは70wt.%から95wt.%までの範囲である。

0160

−光学媒体
別の側面において、本発明は、組成物を少なくとも含む光学媒体(100)に関する。
組成物のより詳細は、「組成物」のセクションに記載される。言い換えれば、光学媒体(100)は、本発明の蛍光体およびマトリックス材料を少なくとも含む。
本発明のいくつかの態様において、光学媒体(100)は、シートまたはファイバーマットである。
本発明に従って、いくつかの態様において、光学媒体(100)は剛直または柔軟であってもよい。

0161

本発明のいくつかの態様において、光学媒体(100)は、任意の構造であってもよい。植物の成長を増加する平面、曲線波状構造など
本発明のいくつかの態様において、光学媒体(100)は、組成物を少なくとも含む第1のファイバーを少なくとも含むファイバーマットであり、好ましくは光学媒体(100)は、複数の第1のファイバーを含む。

0162

本発明のいくつかの態様において、光学媒体(100)、ここで第1のファイバーが、コア部分および被覆層を少なくとも含む、好ましくは該コア部分が組成物またはコア部分を含む、は組成物から作られ、および被覆層は、接着剤、殺虫剤、色素、蛍光体、および抗マイクロバイアル剤からなる群の1以上の要素から選択される材料を少なくとも含む。

0163

本発明に従って、該被覆層はファイバーの該コア部分を部分的にまたは完全に被覆してもよく、好ましくは被覆層はファイバーのコア部分を完全に被覆する。

0164

本発明のいくつかの態様において、光学媒体、ここでファイバーマットは第2のファイバーをさらに含み、ここで第2のファイバーは第1のファイバーにおいて使用される蛍光体を含まない、好ましくは第2のファイバーは接着剤、殺虫剤、色素、蛍光体、および抗マイクロバイアル剤からなる群の1以上の要素から選択される材料を少なくとも含む。

0165

本発明のいくつかの態様において、光学媒体(100)は、組成物を少なくとも含む第1の層(100a)を少なくとも含むシートである、または第1の層(100a)は組成物から作られる。

0166

本発明に従って、該ファイバーマットは、公知のスピニング方法を使用することによって製作されてもよい。および、該被覆層は、スピニング、ディップコーティング、バーコーティング、プリンティング、および/またはスピンコーティングなどの知られる方法を使用することによって製作されてもよい。
本発明のいくつかの態様において、光学媒体(100)は、シートおよびファイバーマットの組み合わせである。

0167

本発明のいくつかの態様において、シートは、第2の層(100b)をさらに含み、好ましくは、第2の層(100b)は、接着剤、殺虫剤、昆虫誘引剤、黄色染料、色素、蛍光体、メタルオキシド、Al、Ag、Au、および抗マイクロバイアル剤からなる群の1以上の要素から選択される材料を少なくとも含み、より好ましくは、該色素は、黄色色素、青色素またはこれらの組み合わせであり、および該蛍光体は、本発明の蛍光体または350nmから500nmまで、および/または550nm〜600nmの範囲、より好ましくは380nmから490nmまで、および/または570nm〜590nmの範囲にピーク最大光波長をもつ光を放射し得る蛍光体である。

0168

本発明のいくつかの態様において、第2の層(100b)は、本発明の蛍光体、および、接着剤、および/または殺虫剤から選択される第2の材料を少なくとも含む。

0169

本発明のいくつかの態様において、第2の層(100b)は、「マトリックス材料」のセクションに記載されるマトリックス材料をさらに含んでもよい。
本発明に従って、該蛍光体は、上の「無機蛍光体」のセクションに記載される。

0170

本発明のいくつかの態様において、第2の層(100b)は、黄色色素、黄色蛍光体、黄色染料、および昆虫誘引剤からなる群の1以上の要素から選択される第1の材料、
および、
接着剤、および/または殺虫剤から選択される第2の材料を少なくとも含む。

0171

かかる第2の層(100b)は、公知の方法で製作され得る。例えば、スプレーコーティング、バーコーティング、スリットコーティング、ディップコーティング、スピンコーティング、インクジェット印刷が使用され得る。

0172

本発明のいくつかの態様において、光学媒体(100)の第2の層(100b)は、光反射層であり、好ましくは第2の層(100b)は、反射層として、少なくとも青、赤、および/または赤外光反射し得る光反射材料を少なくとも含み、なおより好ましくは第2の層(100b)は、1以上の光反射材料からなるまたは本質的にからなる。

0173

光反射材料として、Al、Cu、Ag、Au、およびメタルオキシドなどの、より低毒性の知られる光反射材料の任意の種類が好ましくは使用され得、より好ましくはAl、またはCuが、深赤光波長での高い光反射および低コストの観点から、光反射材料として使用される。

0174

いくつかの態様において、該第1の層は、該第2の層によって少なくとも部分的に被覆され、好ましくは、該第1の層(100a)の少なくとも1つの側、光学媒体(100)の1つの側は、該第2の層によって完全に被覆される。

0175

いくつかの態様において、光学媒体(100)は、第3の層(100c)またはさらなる層を任意に含んでもよい。
いくつかの態様において、該第1の層(100a)、任意に第2の層(100b)、第3の層(100c)、またはさらなる層は、1以上の光学的に透明な保護層によってサンドイッチされても、または、完全にまたは部分的に被覆されてもよい。

0176

本発明に従って、該保護層は、光学膜に好適な任意の公知の透明な材料から作られ得る。
光学媒体(100)の光反射材料によるコーティングのための製作方法は、具体的には限定されない。真空蒸着スパッタリング化学蒸着、プリンティングなどの公知の方法が使用され得る。

0177

本発明のいくつかの態様において、光学媒体(100)は、第1の層(100a)を含み、ここで第1の層(100a)は、第1の層において、本発明に従う組成物を含む少なくとも第1のエリア、および好ましくは「添加剤」のセクションに記載される少なくとも1の添加剤を含む該第2のエリアを含む。

0178

本発明のいくつかの態様において、光学媒体(100)はシートであり、およびシートにおける無機蛍光体(110)の濃度は、シートの片側の高濃度から、シートの反対側の低濃度まで変化する、好ましくはそれは、シートの片側の高濃度からシートの反対側の低濃度まで、面内方向へ変化する。

0179

本発明のいくつかの態様において、光学媒体(100)は、基板をさらに含む、好ましくは該基板は、光学的に透明な基板、着色基板、または光リフレクターである。
本発明に従って、用語「光反射」は、少なくともほぼ60%の入射光を、光学媒体の操作の間に使用される波長または波長範囲で反射することを意味する。
好ましくは、それは、70%より大きい、より好ましくは、75%より大きい、最も好ましくは、それは、80%より大きい。

0180

本発明に従って、用語「透明」は、光学媒体(100)において使用される厚さでの、および光学媒体(100)の操作の間に使用される波長または波長範囲での少なくともほぼ60%の入射光透過を意味する。
好ましくは、それは、70%より大きい、より好ましくは、75%より大きい、最も好ましくは、それは、80%より大きい。

0181

本発明のいくつかの態様において、該リフレクターは金属基板であり、好ましくは深赤光波長での高い光反射および低コストの観点からAl基板、Cu基板金属合金基板が有用である。

0182

選択的な光反射リフレクターのための材料は、具体的には限定されない。選択的な光リフレクターのための周知の材料が所望のとおり好ましくは使用され得る。
本発明に従って、選択的 光リフレクターは、単一層または複数の層であってもよい。

0183

好ましい態様において、選択的光リフレクターは、Al層、Al+MgF2積層、Al+SiO積層、Al+誘電複数の層、Au層、誘電複数の層、Cr+Au積層からなる群から選択される選択的光反射層を少なくとも含み、選択的光反射層は、より好ましくはAl層、Al+MgF2積層、Al+SiO積層である。
好ましくは、該選択的光反射層は、透明な基板に積まれる。

0184

一般に、選択的光反射層を調製する方法は、所望されるおよび周知の技法から選択されるに応じて、異なってもよい。

0185

いくつかの態様において、選択的光反射層は、コレステリック液晶層を除き、気相コーティングプロセス(スパッタリング、化学蒸着、蒸着フラッシュ蒸発)または液体系コーティングプロセスによって調製されてもよい。

0186

本発明のいくつかの態様において、光学媒体は、光学シート、例えば、色変換シート、遠隔蛍光体テープ、または別のシートまたは農業のためのフィルターである。
本発明に従って、用語「シート」は、膜を含む。

0187

本発明のいくつかの態様において、光学シートの層の厚さは、よりよい光変換特性およびより低い産生コストの観点から、5μmから1mmまでの範囲、好ましくはそれは、10μmから500μmまでの範囲、より好ましくはそれは、30μmから200μmまでの範囲、なおより好ましくは、50μmから100μmまでの範囲である。

0188

本発明のいくつかの態様において、光学シートにおける蛍光体の総量は、よりよい光変換特性、より低い産生コスト、および産生マシーンのより少ない産生損傷の観点から、マトリックス材料の総量に基づき、0.01wt.%から30wt.%までの範囲である、好ましくはそれが、0.1wt.%から10wt.%までの範囲である、より好ましくは0.5wt.%から5wt.%までである、さらにより好ましくはそれが、1wt.%から3wt.%までである。

0189

−光学デバイス
別の側面において、本発明は、光学媒体または組成物を含む、および光供給源、光リダイレクティングデバイス、および/またはリフレクターをさらに含む、光学デバイス(300)に関する。
好ましくは該光供給源は、発光ダイオード、または有機発光ダイオードである。

0190

本発明のいくつかの態様において、光学デバイス(300)は、少なくとも1の光学媒体および支持部分を含み、好ましくは支持部分は、光学媒体を付着させる少なくとも1の付着部分、および任意に、光学媒体および支持部分それ自体を支持するベース部分を含む、より好ましくは支持部分は、1以上の光学媒体を付着させる1以上の付着部分を含む。

0191

本発明の好ましい態様において、光学デバイスは、農業のための照明デバイス、発光ダイオードデバイス、または温室の建設材料である。
別の側面において、本発明は、組成物、または配合物の光学媒体製作プロセスにおける使用に関する。

0192

別の側面において、本発明はさらにまた、方法が、以下のステップ(a)および(b)、
(a)組成物または配合物を第1の形状に提供する、好ましくは組成物を、基板上にまたはインフレーション成形マシーンへ提供する、および
(b)溶媒を蒸発させることによって、および/または組成物を熱処置によりまたは感光性組成物を光線の下で暴露させること、またはこれらの任意の組み合わせにより、ポリマー化させることによって、マトリックス材料を固定する、
を含む、光学媒体(100)を調製するための方法に関する。

0193

好ましい態様において、方法は、以下のステップ(a)および(b)をこの順で含む。
本発明のいくつかの態様において、ステップ(a)における組成物は、スピンコーティング、スプレーコーティング、バーコーティング、またはスリットコーティング方法によって提供される。

0194

本発明の好ましい態様において、ステップ(a)における組成物または配合物は、インフレーション−成形マシーンに提供され、およびマトリックス材料は、マシーンの熱処置によって固定される。

0195

別の側面において、本発明はさらにまた、方法が、以下のステップ(A)
(A)光学媒体(100)を、光学デバイス(200)に提供する、
を含む、光学デバイス(200)を調製するための方法に関する。

0196

組成物および配合物の詳細は、「組成物」のセクションおよび「配合物」のセクションに記載される。
別の側面において、本発明は、以下の一般式(VII)
A5P6O25:Mn (VII)
式中、構成要素「A」は、Si4+、Ge4+、Sn4+、Ti4+およびZr4+からなる群から選択される少なくとも1のカチオンを表し、好ましくはMnは、Mn4+であり、より好ましくは該蛍光体は、Si5P6O25:Mn4+である、発光蛍光体にも関する。

0197

別の側面において、本発明は、以下の一般式(IX)、または(X)
A12B1C1O6:Mn (IX)
A1=Mg2+、Ca2+、Sr2+およびBa2+Zn2+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはA1は、Ba2+であり;
B1=Sc3+、Y3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはB1は、Y3+であり;
C1=V5+、Nb5+およびTa5+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはC1は、Ta5+であり;
A2B2C2D1O6:Mn (X)
A2=Li+、Na+、K+、Rb+およびCs+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはA2は、Na+であり;
B2=Sc3+、La3+、Ce3+、B3+、Al3+およびGa3+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはB2は、La3+であり;
C2=Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+およびZn2+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはC2は、Mg2+であり;
D1=Mo6+およびW6+からなる群から選択される少なくとも1のカチオン、好ましくはD1は、W6+である、
で表される発光蛍光体にも関する。

0198

別の側面において、本発明はさらにまた、組成物、配合物、光学媒体(100)、光学デバイス(200)、または蛍光体の、農業のための、または藻類、光合成細菌、および/または植物プランクトンの栽培のための使用に関する。

0199

とくに、本発明に従って、光学媒体(100)は、農業に有用である。
具体的には、光学媒体(100)は、マルチ(mulch)栽培シートに、畑の尾根の少なくとも部分を被覆するために、または、薄膜水耕系または湛液型水耕系の表面などの、プランターの表面の少なくとも部分を被覆するために有用である。

0200

マルチ栽培シートとしての光学媒体は、植物成長などの植物コンディションを制御し、および同時に好ましくはマルチ栽培シートとして植物および/または尾根またはプランターの表面を保護すると信じられている。

0201

したがって、より好ましくは本発明は、光学媒体の、マルチ栽培シートとして、畑の尾根を被覆するための、または、プランターの表面を被覆するための使用に関し、好ましくは該プランターは、薄膜水耕系または湛液型水耕系である。

0202

なおより好ましくは、光学媒体(100)の片側は、少なくとも青、赤、および/または赤外光を反射し得る光反射材料によってコートされる。光反射材料として、Al、メタルオキシドなどのより低毒性の知られる光反射材料の任意の種類が好ましくは使用され、より好ましくはAl、またはAlO2が光反射材料として使用される。
好ましくは、該光学媒体(100)の片側は、光反射材料によって完全に被覆される。

0203

光学媒体(100)の光反射材料によるコーティングのための製作方法は、具体的には限定されない。真空蒸着、スパッタリング、化学蒸着、プリンティングなどの公知の方法が使用され得る。

0204

いくつかの態様において、光学媒体(100)は、プランクトンの成長を制御するために使用されてもよく、好ましくは該プランクトンは、植物プランクトンである。
別の側面において、本発明は、組成物、配合物、光学媒体(100)、光学デバイス(200)、または蛍光体の、農業のための、または藻類、細菌の栽培のための、好ましくは該細菌は、光合成細菌、および/またはプランクトン、好ましくはそれは、フォトプランクトン(photo planktons)である、使用に関する。

0205

別の側面において、本発明は、組成物、配合物、光学媒体(100)、光学デバイス(200)、または蛍光体の、
植物プランクトンコンディション、光合成細菌および/または藻類の制御制御の改善、好ましくは、植物プランクトン、光合成細菌および/または藻類の成長の加速;植物コンディションの制御特性の改善、好ましくは、植物高さの制御;フルーツの色の制御;生長の促進および阻害;クロロフィルおよびカロテノイドの合成の、好ましくは青色光による制御;植物成長促進;植物の開花時期の調整および/または加速;植物構成要素の産生の制御、例えば産生量の増加、植物のポリフェノール含量、糖含量、ビタミン含量の制御;二次代謝産物の制御、好ましくはポリフェノール、および/またはアントシアニンの制御;植物の疾患抵抗の制御;フルーツの実りの制御、または植物の重量の制御、のための使用に関する。

0206

別の側面において、本発明は、650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまでであり、さらにより好ましくはそれは660nmから710nmまでであり、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する無機蛍光体、

0207

および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、

0208

および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長は660nmから710nmまでの範囲である、

0209

の、農業のための、または藻類、細菌の栽培のための、好ましくは該細菌は、光合成細菌、および/またはプランクトン、好ましくはそれは、フォトプランクトン(photo planktons)である、使用に関する。

0210

別の側面において、本発明は、650nm以上の範囲に、好ましくは650nmから1500nmまでの範囲に、より好ましくは650nmから1000nmまでの範囲に、なおより好ましくは650nmから800nmまでの範囲に、さらにより好ましくは650nmから750nmまでの範囲に、極めてより好ましくはそれは660nmから730nmまでであり、最も好ましくは670nmから710nmまでに、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する無機蛍光体、

0211

および/または、500nm以下の範囲に、好ましくは250nmから500nmまでの範囲に、より好ましくは300nmから500nmまでの範囲に、なおより好ましくは350nmから500nmまでの範囲に、さらにより好ましくは400nmから500nmまでの範囲に、極めてより好ましくは420nmから480nmまでの範囲に、最も好ましくは430nmから460nmまでの範囲に、無機蛍光体から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、

0212

および/または、500nm以下の範囲に無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長、および650nm以上の範囲に無機蛍光体から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体、好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は250nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1500nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は300nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから1000nmまでの範囲であり、なおより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は350nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから800nmまでの範囲であり、さらにより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は400nmから500nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから750nmまでの範囲であり、極めてより好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は420nmから480nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は660nmから740nmまでの範囲であり、最も好ましくは無機蛍光体から放射される光の第1のピーク波長は430nmから460nmまでの範囲であり、および無機蛍光体から放射される光の第2のピーク光放射波長は660nmから710nmまでの範囲である、

0213

の、植物プランクトンコンディション、光合成細菌および/または藻類の制御特性の改善、好ましくは、植物プランクトン、光合成細菌および/または藻類の成長の加速;植物コンディションの制御特性の改善、好ましくは、植物高さの制御;フルーツの色の制御;生長の促進および阻害;クロロフィルおよびカロテノイドの合成の、好ましくは青色光による制御;植物成長促進;植物の開花時期の調整および/または加速;植物構成要素の産生の制御、例えば産生量の増加、植物のポリフェノール含量、糖含量、ビタミン含量の制御;二次代謝産物の制御、好ましくはポリフェノール、および/またはアントシアニンの制御;植物の疾患抵抗の制御;フルーツの実りの制御、または植物の重量の制御、のための使用に関する。

0214

別の側面において、本発明はさらにまた、配合物を、植物の少なくとも1の部位に適用することを少なくとも含む方法に関する。

0215

別の側面において、本発明はさらにまた、以下のステップ(C)
(C)光学媒体(100)を、光供給源と植物との間、光供給源とプランクトンとの間、好ましくは該プランクトンは植物プランクトンである、光供給源と細菌との間、好ましくは該細菌は光合成細菌である、に提供する、および/または、
光学媒体(100)を、畑の尾根上にまたはプランターの表面上に提供し、植物成長を制御する、好ましくは該プランターは薄膜水耕系または湛液型水耕系である、
を含む、植物、プランクトン、および/または細菌のコンディションを調節するための方法に関する。

0216

本発明の好ましい態様において、光学媒体(100)は、畑の尾根に、またはプランターの表面に直接提供される。
本発明に従って、光供給源は、太陽または人工の光供給源であり、好ましくは該人工の光供給源は、発光ダイオードである。

0217

別の側面において、本発明はさらには、方法により得られたまたは得られる植物、プランクトン、または細菌に関する。好ましくは該プランクトンは、植物プランクトンであり、および該細菌は、光合成細菌である。

0218

別の側面において、本発明はさらにまた、本発明の方法により得られたまたは得られる少なくとも1の植物、1のプランクトン、または細菌を含む容器に関する。好ましくは該プランクトンは、植物プランクトンであり、および該細菌は、光合成細菌である。

0219

本発明に従って、植物は、花、野菜、フルーツ、草、木および園芸作物(好ましくは花、および園芸作物、より好ましくは花)でもよい。本発明の一態様として、植物は、観葉植物でもよい。草の例示される態様は、イネ科(poacease)、タケ連(bamuseae)(好ましくは、ササ属、マダケ属)、イネ連(好ましくは、イネ属)、イネ亜科(pooideae)(好ましくは、イチゴツナギ連(poeae))、コムギ連(triticeae)(好ましくは、エゾムギ属(elymus))、シバムギ属(elytrigia)、オオムギ属(hordeum)、コムギ属(triticum)、ライムギ属(secale)、ダンチク連(arundineae)、ササクサ属(centotheceae)、ヒゲシバ亜科(chloridoideae)、オオムギ種(hordeum vulgare)、エンバク種(avena sativa)、ライムギ(secale cereal)、ウシクサ連(andropogoneae)(好ましくはジュズダマ(coix))、オガルカヤ属(cymbopogon)、サトウキビ属(saccharum)、モロコシ属(sorghum)、トウモロコシ属(zea)(好ましくはトウモロコシ(zea mays))、モロコシ(sorghum bicolor)、サトウキビ(saccharum officinarum)、ジュズダマ(coix lacryma-jobi var.)、キビ連(paniceae)(好ましくは、キビ属)、エノコログサ属(setaria)、ヒエ属(echinochloa)(好ましくはキビ(panicum miliaceum))、ヒエ(echinochloa esculenta)およびアワ(setaria italic)である。野菜の態様は、野菜、葉野菜、花野菜、茎野菜、球根野菜、種野菜(好ましくは豆)、根菜塊茎野菜、およびフルーツ野菜である。植物の一態様は、ガイヤルディア、レタスルッコラコマツナ(Japanese mustard spinach)またはラディッシュ(Radish)(好ましくはガイヤルディア、レタスまたはルッコラ)。植物の成長する環境は、自然の環境、温室、植物工場、および屋内栽培でもよい。好ましくは自然の環境および温室である。自然の環境の一態様は屋外農場である。

0220

好ましい態様
態様1.650nmから730nmまでの範囲、好ましくはそれは660nmから710nmまでである、に、無機蛍光体材料から放射される光のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体材料、
および/または、400nmから500nmまでの範囲に無機蛍光体材料から放射される光の第1のピーク波長、および600nmから750nmまでの範囲に無機蛍光体材料から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体材料、好ましくは無機蛍光体材料から放射される光の第1のピーク波長は430nmから490nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから720nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体材料から放射される光の第1のピーク波長は450nmであり、および無機蛍光体材料から放射される光の第2のピーク光放射波長は660nmから710nmまでの範囲である、
およびマトリックス材料、
を含む組成物。
好ましくは、該無機蛍光材料は、無機蛍光体である。

0221

態様2.無機蛍光体材料が、スルフィド、チオガレート、ニトリド、オキシ−ニトリド、シリケート、メタルオキシド、アパタイト、量子サイズ材料、およびこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される、好ましくはそれはMn活性化メタルオキシド蛍光体である、態様1に従う組成物。

0222

態様3.無機蛍光体材料が、式(I)〜(VI)

AxByOz:Mn4+ − (I)

式中、Aは、二価のカチオンであり、およびMg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Ce2+およびSn2+からなる群の1以上の要素から選択され、Bは、四価のカチオンであり、およびTi3+、Zr3+、またはこれらの組み合わせであり;x≧1;y≧0;(x+2y)=z、好ましくは、Aは、Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Zn2+からなる群の1以上の要素から選択され、Bは、Ti3+、Zr3+またはTi3+およびZr3+の組み合わせであり、xは2であり、yは1であり、zは4であり、より好ましくは、式(I)はMg2TiO4:Mn4+であり;

0223

XaZbOc:Mn4+ − (II)

式中、Xは、一価のカチオンであり、およびLi+、Na+、K+、Ag+およびCu+からなる群からの1以上の要素から選択され、Zは、四価のカチオンであり、およびTi3+およびZr3+からなる群から選択され;b≧0;a≧1;(0.5a+2b)=c、好ましくはXは、Li+、Na+またはこれらの組み合わせであり、Zは、Ti3+、Zr3+またはこれらの組み合わせであり、aは2であり、bは1であり、cは3であり、より好ましくは式(II)は、Li2TiO3:Mn4+であり;

0224

DdEeOf:Mn4+ − (III)

式中、Dは、二価のカチオンであり、およびMg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Ce2+およびSn2+からなる群の1以上の要素から選択され;Eは三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され、e≧10;d≧0;(d+1.5e)=f、好ましくはDは、Ca2+、Sr2+、Ba2+またはこれらの任意の組み合わせであり、Eは、Al3+、Gd3+またはこれらの組み合わせであり、dは1であり、eは12であり、fは19であり、より好ましくは式(III)は、CaAl12O19:Mn4+であり;

0225

DgEhOi:Mn4+ − (IV)

式中、Dは、三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群の1以上の要素から選択され;Eは、三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され;h≧0;a≧g;(1.5g+1.5h)=I、好ましくはDはLa3+であり、EはAl3+、Gd3+またはこれらの組み合わせであり、gは1であり、hは12であり、iは19であり、より好ましくは式(IV)は、LaAlO3:Mn4+であり;

0226

GjJkLlOm:Mn4+ − (V)

式中Gは、二価のカチオンであり、およびMg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Ce2+およびSn2+からなる群の1以上の要素から選択され;Jは、三価のカチオンであり、およびY3+、Al3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され;Lは、三価のカチオンであり、およびAl3+、Ga3+、Lu3+、Sc3+、La3+およびIn3+からなる群から選択され;l≧0;k≧0;j≧0;(j+1.5k+1.5l)=m、好ましくはGは、Ca2+、Sr2+、Ba2+またはこれらの任意の組み合わせから選択され、Jは、Y3+、Lu3+またはこれらの組み合わせであり、Lは、Al3+、Gd3+またはこれらの組み合わせであり、jは1であり、kは1であり、lは1であり、mは4であり、より好ましくはそれは、CaYAlO4:Mn4+であり;および

0227

MnQoRpOq:Eu,Mn − (VI)

式中、MおよびQは、二価のカチオンであり、および互いに独立または関係して、Mg2+、Zn2+、Cu2+、Co2+、Ni2+、Fe2+、Ca2+、Mn2+、Ce2+からなる群の1以上の要素から選択され、Rは、Ge3+、Si3+、またはこれらの組み合わせであり;n≧1;o≧0;p≧1;(n+o+2.0p)=q、好ましくはMは、Ca2+であり、Qは、Mg2+、Ca2+、Zn2+またはこれらの任意の組み合わせであり、RはSi3+であり、nは1であり、oは1であり、pは2であり、qは6であり、より好ましくはそれは、CaMgSi2O6:Eu2+、Mn2+である;
で表されるMn活性化メタルオキシド蛍光体である、態様1または2に従う組成物。

0228

態様4.無機蛍光体材料が、化学式(VI)で表されるMn活性化メタルオキシド蛍光体である、態様1〜3のいずれか1つに従う組成物。

0229

態様5.マトリックス材料が、光硬化性ポリマー、熱硬化性ポリマー、熱可塑性ポリマー、およびこれらの任意の組み合わせからなる群から選択されるポリマーを含む、態様1〜4のいずれか1つに従う組成物。

0230

態様6.組成物の蛍光体の総量が、マトリックス材料の総量に基づき、0.01wt.%から30wt.%までの範囲である、好ましくはそれが、0.1wt.%から10wt.%までの範囲である、より好ましくは0.5wt.%から5wt.%までである、さらにより好ましくはそれが、1wt.%から3wt.%までである、態様1〜5のいずれか1つに従う組成物。

0231

態様7.光開始剤、コポリマー性モノマー、架橋性モノマー、臭素−含有モノマー、硫黄−含有モノマー、アジュバント、分散剤、界面活性剤、殺菌剤、抗マイクロバイアル剤、および抗菌剤からなる群の1以上の要素から選択される少なくとも1の添加剤をさらに含む、態様1〜6のいずれか1つに従う組成物。

0232

態様8.態様1〜7のいずれか1つに従う組成物、および溶媒を含む配合物。
態様9.態様1〜7のいずれか1つに従う組成物を含む光学媒体(100)。

0233

態様10.態様8に従う光学媒体(100)を含む光学デバイス(300)。
態様11.態様1〜7のいずれか1つに従う組成物、または態様8にしたがう配合物の、光学媒体製作プロセスにおける使用。
態様12.態様9に従う光学媒体(100)の、光学デバイスにおける、または農業のための使用。

0234

態様13.650nmから730nmまでの範囲に無機蛍光体材料から放射される光のピーク波長を有する無機蛍光体材料、
および/または、400nmから500nmまでの範囲に無機蛍光体材料から放射される光の第1のピーク波長、および600nmから750nmまでの範囲に無機蛍光体材料から放射される光の第2のピーク波長を有する少なくとも1つの無機蛍光体材料、好ましくは無機蛍光体材料から放射される光の第1のピーク波長は430nmから490nmまでの範囲であり、および第2のピーク光放射波長は650nmから720nmまでの範囲であり、より好ましくは無機蛍光体材料から放射される光の第1のピーク波長は450nmであり、および無機蛍光体材料から放射される光の第2のピーク波長は660nmから710nmまでの範囲である、
のマトリックス材料との光学媒体(200)における使用。

0235

態様14.方法が、以下のステップ(a)および(b)、
(a)態様1〜7のいずれか1つに従う組成物または態様8に従う配合物を、基板上にまたはインフレーション成形マシーンへ提供する、および
(b)溶媒を蒸発させることによって、および/または組成物を熱処置によりまたは感光性組成物を光線の下で暴露させること、またはこれらの任意の組み合わせにより、ポリマー化させることによって、マトリックス材料を固定する、
をこの順で含む、光学媒体(100)を調製するための方法。

0236

態様15.方法が、以下のステップ(A)
(A)態様9に従う光学媒体(100)を、光学デバイス(200)に提供する、
を含む、態様10に従う光学デバイス(200)を調製するための方法。

0237

技術効果
本発明は、以下の1以上の効果を提供する;
植物プランクトンコンディション、光合成細菌および/または藻類の制御特性の改善、好ましくは、植物プランクトン、光合成細菌および/または藻類の成長の加速;植物コンディションの制御特性の改善、好ましくは、植物高さの制御;フルーツの色の制御;生長の促進および阻害;クロロフィルおよびカロテノイドの合成の、好ましくは青色光による制御;植物成長促進;植物の開花時期の調整および/または加速;植物構成要素の産生の制御、例えば産生量の増加、植物のポリフェノール含量、糖含量、ビタミン含量の制御;二次代謝産物の制御、好ましくはポリフェノール、および/またはアントシアニンの制御;植物の疾患抵抗の制御;フルーツの実りの制御、または植物の重量の制御。

0238

以下の合成例および実施例は、本発明の説明を提供するが、本発明の範囲を限定することを意図しない。

0239

実施例
−比較例1
50μmの層の厚さを有する蛍光体をもたない大きい植物成長促進シートを、Petrothene180 (商標、Tosoh Corporation)から、ニーディングマシーンおよびインフレーション成形マシーンを使用することをともない、ポリマーとして作る。
次いで、ボストンレタスの全ての植物苗を、シートによって被覆し、およびそれを550nmから600nmまでのピーク波長を有する人工のLED照明からの光に16日間暴露する。最後に、その新鮮重量を測定する。

0240

−比較例2
50μmの層の厚さを有する蛍光体をもたない大きい植物成長促進シートを、比較例1に記載される同じ仕方で作る。
次いで、ボストンレタスの全ての植物苗を、シートによって被覆し、およびそれを太陽光に16日間暴露する。最後に、その新鮮重量を測定する。

0241

合成例1:Mg2TiO4:Mn4+の合成
Mg2TiO4:Mn4+の蛍光体前駆体を、従来の固相反応により合成する。マグネシウムオキシド、チタニウムオキシドおよびマンガンオキシドの原材料を、化学量論モル比2.000:0.999:0.001で調製する。化学物質を、ミキサーに入れ、および乳棒によって30分間混合する。生じる材料を、1000℃で3時間、空気において火にかけることによって酸化する。
生じる材料の構造を確認するために、XRD測定を、X線回折計RIGAKURAD−RC)を使用して実施する。フォトルミネセンスPL)スペクトルを、分光光度計(JASCOFP−6500)を使用することによって、室温にて測定する。フォトルミネセンス励起スペクトルは、UV領域300から−400nmを表し、一方放射スペクトルは深赤領域660から−670nmを呈した。

0242

実施例1:組成物1
合成例1からの20gのMg2TiO4:Mn4+蛍光体、および0.6gのシロキサン化合物(SH 1107、Toray Dow Corning Co.、Ltd.により製造)を、ウォリングブレンダーに入れ、および2分間低いスピードで混合する。このプロセスにおいて一様に表面処理の後、生じる材料を90分間140℃でオーブンで熱処理する。
次いで、配列された粒子サイズをもつ最後の表面処理されたMg2TiO4:Mn4+蛍光体を、63μmの開口部を持つステンレス製スクリーン振とうすることにより得る。
農業材料を、Mg2TiO4:Mn4+を蛍光体として、およびPetrothene180 (商標、Tosoh Corporation)をポリマーとして使用し調製する。ポリマーにおいて2wt%のMg2TiO4:Mn4+蛍光体を混合し、組成物1を得る。

0243

実施例2:光学媒体1
組成物1を、ニーディングマシーンおよびインフレーション−成形マシーンに提供し、次いで50μmの層の厚さを有する大きい植物成長促進シートを形成する。
次いで、ボストンレタスの全ての植物苗を、シートによって被覆し、およびそれを人工のLED照明からの光に16日間暴露する。最後に、その新鮮重量を測定する。
本発明は、比較例1のシートと比較して、成長促進シートの下の植物において、新鮮重量が20.23gから22.34gまで増加することを実証した。実施例2から植物の高さは、比較例1からの植物の高さより高い。実施例2からの植物の葉は、より大きく、および実施例2からの植物の葉の色は比較例1からの植物の葉より深緑である。

0244

さらに、または、植物の重量を測定することの代わりに、1つの植物の葉の面積を知られる方法およびデバイスによって測定してもよい。それを測定するために葉の面積メーターを使用してもよい。一態様は、LI3000C Ara Meter (Li−COR Corp.)である。葉の面積は、1つの植物本体から全ての葉を分離すること、各1つの葉のフォトイメージまたはスキャンを得ること、およびこれらのイメージを加工(processing)することによって測定してもよい。

0245

合成例2:CaMgSi2O6:Eu2+、Mn2+の合成
CaCl2・2H2O (0.0200 mol、Merck)、SiO2 (0.05 mol、Merck)、EuCl3・6H2O (0.0050 mol、Auer−Remy)、MnCl2・4H2O (0.0050 mol、Merck)、およびMgCl2・4H2O (0.0200 mol、Merck)を脱イオン水に溶解させる。NH4HCO3 (0.5 mol、Merck)を個別に脱イオン水に溶解させる。

0246

2つの溶液を、脱イオン水中へ同時に撹拌して入れる。組み合わせられた溶液を、90℃まで加熱し、および乾燥まで蒸発させる。
次いで残渣を、酸化的雰囲気下、4時間1000℃でアニールし、およびその結果得られるオキシド材料を、還元的雰囲気下、4時間1000℃でアニールする。

0247

生じる材料の構造を確認するために、XRD測定を、X線回折計(RIGAKURAD−RC)を使用して実施する。フォトルミネセンス(PL)スペクトルを、分光光度計(JASCOFP−6500)を使用することによって、室温にて測定する。CaMgSi2O6:Eu2+,Mn2+のフォトルミネセンス励起スペクトルは、UV領域300から−400nmを表し、一方放射スペクトルは深赤領域660から−670nmを呈した。

0248

CaMgSi2O6:Eu2+、Mn2+の利点は、より少ない毒性、環境にやさしい、およびほぼ660nm−670nmのピーク光波長を有する光を放射し得ることであり、それは650nm未満のピーク光放射を有する従来の蛍光体の赤−光放射より植物成長に有用である。

0249

実施例3:組成物2
実施例1からの20gのCaMgSi2O6:Eu2+、Mn2+蛍光体、および0.6gのシロキサン化合物(SH 1107、Toray Dow Corning Co.、Ltd.により製造)を、ウォーリングブレンダーに入れ、および2分間低いスピードで混合する。このプロセスにおいて一様に表面処理の後、生じる材料を90分間140℃でオーブンで熱処理する。次いで、配列された粒子サイズをもつ最終的な表面処理されたMg2TiO4:Mn4+蛍光体を、63μmの開口部を持つステンレス製スクリーンで振とうすることにより得る。

0250

農業材料を、CaMgSi2O6:Eu2+、Mn2+を蛍光体として、およびPetrothene180 (商標、Tosoh Corporation)をポリマーとして使用し調製する。ポリマーにおいて2wt%のCaMgSi2O6:Eu2+、Mn2+蛍光体を混合し、組成物2を得る。

0251

実施例4:光学媒体2
組成物2を、ニーディングマシーンおよびインフレーション−成形マシーンに提供し、次いで50μmの層の厚さを有する大きい植物成長促進シートを形成する。
次いで、ボストンレタスの全ての植物苗を、シートによって被覆し、およびそれを太陽光に16日間暴露する。最後に、その新鮮重量を測定する。
本発明は、比較例2のシートと比較して、成長促進シートの下の植物において、新鮮重量が21.45gから23.81gまで増加することを実証した。それは、農業の視点から、有意な改善である。実施例4から植物の高さは、比較例2からの植物の高さより高い。例4からの植物の葉は、より大きく、および例4からの植物葉の色は比較例2からの植物の葉より深緑である。

0252

合成例3:Ba2YTaO6:Mn4+の合成
本例は、Mn濃度1mol%をもつ蛍光体Ba2YTaO6:Mn4+の合成を指す。蛍光体を、Ba2CO3、Y2O3、Ta2O5およびMnO2出発材料として使用して、従来の固相反応方法に従って調製する。これら化学物質を、化学量論比に従って混合し、および瑪瑙乳鉢においてアセトンと混合する。

0253

かくして得られた粉末を、10 MPaにてペレット化し、アルミナ容器へ置き、および空気存在において6時間1400℃で熱する。冷却の後、残渣をキャラクタリゼーションのため、十分砕く。構造を確認するために、XRD測定を、X線回折計を使用して実施する。フォトルミネセンス(PL)スペクトルを、分光光度計を使用することによって、室温にて測定する。

0254

XRDパターンは、生成物の主要相は、Ba2YTaO6からなることを証明する。フォトルミネセンス励起スペクトルは、300から−400nmのUV領域を表すのに対し、放射スペクトルは、630から710nmまでの深赤領域を呈する。励起および放射スペクトルは、図6に提供される。
Ba2YTaO6:Mn4+の吸収ピーク波長は、310−340nmであり、および放射ピーク波長は、680から−700nmの範囲である。

0255

合成例4:NaLaMgWO6:Mn4+の合成
本例は、Mn濃度1mol%をもつ蛍光体NaLaMgWO6:Mn4+の合成を指す。蛍光体を、Na2CO3、La2O3、MgO、WO3およびMnO2を出発材料として使用して、従来の固相反応方法に従って調製する。La2O3は、空気の存在において、10時間、1200℃で予熱する。これら化学物質を、化学量論比に従って混合し、および瑪瑙乳鉢においてアセトンと混合する。

0256

かくして得られた粉末を、10 MPaにてペレット化し、アルミナ容器へ置き、および空気存在において6時間1300℃で熱する。冷却の後、残渣をキャラクタリゼーションのため、十分砕く。構造を確認するために、XRD測定を、X線回折計を使用して実施する。フォトルミネセンス(PL)スペクトルを、分光光度計を使用することによって、室温にて測定する。

0257

XRDパターンは、生成物の主要相は、NaLaMgWO6からなることを証明する。フォトルミネセンス励起スペクトルは、300−400nmのUV領域を表すのに対し、放射スペクトルは、660から750nmまでの深赤領域を呈する。励起および放射スペクトルは、図7に提供される。
NaLaMgWO6:Mn4+の吸収ピーク波長は、310−330nmであり、および放射ピーク波長は、690−720nmの範囲である。

0258

合成例5:Si5P6O25:Mn4+の合成
本例は、Mn濃度0.5mol%をもつ蛍光体Si5P6O25:Mn4+の合成を指す。蛍光体を、SiO2、NH4H2PO4およびMnO2を出発材料として使用して、従来の固相反応方法に従って調製する。これら化学物質を、化学量論比に従って混合し、および瑪瑙乳鉢においてアセトンと混合する。かくして得られた粉末を、10 MPaにてペレット化し、アルミナ容器へ置き、6時間300℃で予熱する。予熱された粉末を、10 MPaにてペレット化し、アルミナ容器へ置き、および空気存在において、別の12時間1000℃で熱する。冷却の後、残渣をキャラクタリゼーションのため、十分砕く。

0259

構造を確認するために、XRD測定を、X線回折計を使用して実施する。フォトルミネセンス(PL)スペクトルを、分光光度計を使用することによって、室温にて測定する。XRDパターンは、生成物の主要相がSi5P6O25からなることを証明する。

0260

フォトルミネセンス励起スペクトルは、300nmから400nmまでのUV領域を表すのに対し、放射スペクトルは、690nmまでの深赤領域を呈する。励起および放射スペクトルは、図7に提供される。

0261

−実施例5−
合成例1に記載される同じやり方で合成された20gのMg2TiO4:Mn4+蛍光体、および0.6gのシロキサン化合物(SH 1107、Toray Dow Corning Co.、Ltd.により製造)を、ウォーリングブレンダーに入れ、および2分間低いスピードで混合する。このプロセスにおいて一様に表面処理の後、生じる材料を90分間140℃でオーブンで熱処理する。
次いで、配列された粒子サイズをもつ最終的な表面処理されたMg2TiO4:Mn4+蛍光体を、63μmの開口部を持つステンレス製スクリーンで振とうすることにより得る。
Mg2TiO4:Mn4+を備えるトンネルシートを、Mg2TiO4:Mn4+を蛍光体として、およびPetrothene180 (商標、Tosoh Corporation)をポリマーとして使用し調製する。ポリマーにおいて2wt%のMg2TiO4:Mn4+蛍光体を混合し、および、ニーディングマシーンおよびインフレーション−成形マシーンそ使用して50μmの層の厚さを有する大きい植物成長促進シートを形成する。
次いで、カミメボウキの全ての植物苗を、シートによって被覆し、およびそれを太陽光に28日間暴露する。最後に、その新鮮重量を測定する。

0262

−実施例6−
トンネルシートを、ポリマーにおいて4wt.%のMg2TiO4:Mn4+蛍光体を混合することを除き、実施例5に記載される同じやりで調製する。
次いで、カミメボウキの全ての植物苗を、シートによって被覆し、およびそれを太陽光に28日間暴露する。最後に、その新鮮重量を測定する。

0263

−実施例7−
トンネルシートを、ポリマーにおいて1wt.%のMg2TiO4:Mn4+蛍光体を混合することを除き、実施例5に記載される同じやりで調製する。
次いで、カミメボウキの全ての植物苗を、シートによって被覆し、およびそれを太陽光に28日間暴露する。最後に、その新鮮重量を測定する。

0264

−比較例3−
カミメボウキの全ての植物苗を、トンネルシートなしで、太陽光に28日間暴露する。最後に、その新鮮重量を測定する。

0265

表1は、測定の結果を表す。

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