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課題・解決手段

行及び列に配列された画素を有し、第1及び第2タイルを含むタイル張りディスプレイ。前記タイルはある画素ピッチで配列された画素のマトリックスを載せた基板を備える。前記基板は互いに反対側の面間を深さ方向に延びる縁を有する。両方の前記基板縁相補形状を有し、互いに対向して継ぎ目確立する。前記画素ピッチは前記継ぎ目を横切って維持される。前記第2のタイルの画素は前記第1のタイルの画素間には位置しない。前記相補形状は、前記継ぎ目の一部は前記画素行に斜めであること、又は前記縁の少なくとも一部は前記面に垂直でないように前記深さ方向に輪郭形成された前記第1のタイルの前記基板縁を含む。タイル張り状ディスプレイは高解像度(例えば0.5mm未満の画素ピッチ)において前記継ぎ目で前記画素ピッチを維持できる。

概要

背景

複数のディスプレイ技術、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオードLED)バックライトLCD、LEDディスプレイ有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ、電子ペーパーディスプレイなどが今日の市場における成功を達成している。各ディスプレイ技術分野内の製造業者消費者に広く受け入れられたある形状因子又はサイズの対応するディスプレイの大量生産に大いに投資をしてきた。しかし、複数の最終使用者用途は、特定のディスプレイ技術用に従来入手可能な表示サイズよりずっと大きな所望の表示面積を必要とする。製造業者が単一の大面積ディスプレイ製作することは無論可能であるが、製造コストが大幅に増加する(従来形状因子又はサイズの製造に関連するコストに比べて)。例えば、所望の大面積ディスプレイのサイズは、既存の製造設備処理能力よりずっと大きい場合があるので、設備の高価な変更又は新しい特殊な設備さえ必要となりうる。また、大表示サイズの歩留りはより小さな表示パネルの歩留りよりずっと低い。

上記を考慮すると、大面積ディスプレイを製作するための広く受け入れられ費用効果の高い手法は、2つ以上の小判ディスプレイを互いに近接して配置又は組み立て、大面積ディスプレイの様相を与えることである。この手法は通常「タイル張り」と呼ばれ、個々のより小判のディスプレイは、組み合わされて大面積タイル張り状ディスプレイを成す「タイル」と呼ばれる。従来、そして使用するディスプレイ技術に拘らず、矩形のタイル又はパネルアレイ状に配列されて、各タイルの縁は隣接するタイルの縁と近接し対向するタイル張り状ディスプレイを生成する。近接するタイルの縁と縁の間の境界領域はしばしば「継ぎ目」と呼ばれる。タイル張り状ディスプレイにより生成される画像の見た目は継ぎ目を横切る画素ピッチのずれにより悪影響を受けうる。基準として、タイル張り状ディスプレイの各タイルは列と行に配列された画素又は画素素子マトリックスを備えるか又は載せ(特定のディスプレイ技術により製作されるように)、それらの画素は列方向と行方向両方に、「ピッチ」又は「画素ピッチ」と呼ばれる画素間間隔又は距離(画素ピッチは表示解像度とほぼ同じ)で均一に互いと間隔(中心間)をあけられている。行に関連する画素ピッチは列の画素ピッチと異なってもよい。或いは、画素ピッチはディスプレイの他の直線方向に沿って規定されてもよい。タイル張り状ディスプレイの各タイルは同一の画素ピッチを有する一方、同じ画素ピッチが継ぎ目を横切って維持されない場合、継ぎ目が目に見え、画像を劣化させる。例えば、継ぎ目を形成する2つの近接するタイルの均一な画素ピッチが0.8mmで、継ぎ目の両側の直接隣接する画素間の距離が3mmである場合、これらのタイルにより生成され結合された画像に「裂け目」が視覚的に顕著となるであろう(特により近い距離において)。また、近接するタイル(従って対応する画素行又は列)が互いとずれている場合、結合された画像の品質が悪くなるであろう(例えば、結合された画像内の視覚的に認識できる「シフト」が継ぎ目に表れるかもしれない)。

継ぎ目を横切る画素ピッチのずれ及び/又はタイルとタイルの位置合わせ誤差の見込みは、主に、関係するディスプレイ技術の関数であり、このような心配対処したいという要望最終使用用途に依存する。例えば、従来のLCD技術は0.25mmオーダーの画素ピッチを提供でき、枠又はベゼルがディスプレイ自体の利用可能な表示領域を囲っている。多くの例では、ベゼルの存在(及び他の本質的な技術的限界)により、矩形で平らな縁ありパネルを、継ぎ目の両側の画素を互いから0.25mm以内に配置するように配列することは非常に困難である。大面積タイル張り状LCDディスプレイの視覚的に認識できる画像劣化容認できない(例えば、近くで見て)状況下では、光学補強物品を継ぎ目に又は覆って適用してもよい。反対に、現在のLEDディスプレイ技術は1mmオーダーの画素ピッチを提供する。近接するLEDタイルプリント回路基板を互いに当接させることで、タイル張り状LEDディスプレイの継ぎ目を横切ってこの画素ピッチを維持することが可能である。タイル張り状LEDディスプレイでは継ぎ目の可視性はあまり心配ではないが、対応する解像度は特定の最終使用用途にとって満足なものではない場合がある。

高解像度タイル張り状ディスプレイが存在するが、タイル継ぎ目は非常に目立つ(例えば、タイル張り状LCDディスプレイ)。一方、明白なタイル継ぎ目が無いタイル張り状ディスプレイが入手可能であるが、解像度は比較的低い(例えば、タイル張り状LEDディスプレイ)。また、同一のサイズで形状の矩形タイルのアレイを組み込む従来のタイル張り手法が連続する継ぎ目がタイル張り状ディスプレイの全長及び全幅に延びる結果になるので、これらの連続する継ぎ目は、時間経過とともにタイルがより容易に互いに対して移動するのを許し、機械的な安定性の問題を引き起こしうる。

従って、タイル張り状ディスプレイ、タイル張り状ディスプレイを製作するためのタイル、及びタイル張り状ディスプレイを組み立てる方法が本明細書に開示される。

概要

行及び列に配列された画素を有し、第1及び第2タイルを含むタイル張り状ディスプレイ。前記タイルはある画素ピッチで配列された画素のマトリックスを載せた基板を備える。前記基板は互いに反対側の面間を深さ方向に延びる縁を有する。両方の前記基板縁相補形状を有し、互いに対向して継ぎ目を確立する。前記画素ピッチは前記継ぎ目を横切って維持される。前記第2のタイルの画素は前記第1のタイルの画素間には位置しない。前記相補形状は、前記継ぎ目の一部は前記画素行に斜めであること、又は前記縁の少なくとも一部は前記面に垂直でないように前記深さ方向に輪郭形成された前記第1のタイルの前記基板縁を含む。タイル張り状ディスプレイは高解像度(例えば0.5mm未満の画素ピッチ)において前記継ぎ目で前記画素ピッチを維持できる。

目的

反対に、現在のLEDディスプレイ技術は1mmオーダーの画素ピッチを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

複数の行及び複数の列に配列された画素アレイを有するタイル張りディスプレイであって、該タイル張り状ディスプレイは均一な画素ピッチで配列された画素のマトリックスを載せた基板を備えた第1のタイルであって、前記基板は互いに反対側の第1及び第2主要面と、前記互いに反対側の主要面間を前記基板の深さ方向に延びる第1縁とを有し、画素の前記マトリックスは前記第1縁に最も近く配置された第1画素を含む、第1のタイルと、前記均一な画素ピッチで配列された画素のマトリックスを載せた基板を備えた第2のタイルであって、該第2のタイルの前記基板は互いに反対側の主要面と、該第2のタイルの前記基板の深さ方向に延びる第1縁とを有する、第2のタイルとを備え、両方の前記第1縁は相補形状を有し、該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は、互いに対向してそれらの間に第1継ぎ目確立する両方の前記第1縁を含み、前記第1のタイルの画素は前記第2のタイルの画素と位置合わせされ、前記均一な画素ピッチは指定された直線方向に前記第1継ぎ目を横切って維持され、前記第1画素が前記複数の行の第1行及び前記複数の列の第1列内に整列され、前記第2のタイルの前記画素は前記第1行と前記第1列のどちらに沿っても前記第1のタイルの画素間には位置せず、前記相補形状は、前記第1継ぎ目の少なくとも一部は前記複数の行に斜めであることと、前記第1のタイルの前記第1縁は、前記第1のタイルの前記第1縁の少なくとも一部は対応する前記互いに反対側の主要面の平面に垂直でないように前記深さ方向に輪郭形成されていることとからなる群から選択された少なくとも1つの特徴を備える、タイル張り状ディスプレイ。

請求項2

前記第1のタイルの前記基板は対応する前記主要面間を延びる第2縁を更に有し、前記第2縁は前記第1のタイルの前記第1縁と角を形成し、前記第1のタイルの画素の前記マトリックスは前記第2縁に最も近く配置された第2画素を含み、該タイル張り状ディスプレイは、前記均一な画素ピッチで配列された画素のマトリックスを載せた基板を備えた第3のタイルであって、該第3のタイルの前記基板は互いに反対側の主要面と、対応する前記主要面間を延びる第1縁とを有する、第3のタイルを更に備え、前記第1のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第1縁とは相補形状を有し、該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は、互いに対向してそれらの間に第2継ぎ目を確立する前記第1のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第1縁とを含み、前記第1のタイルの画素は前記第3のタイルの画素と位置合わせされ、前記均一な画素ピッチは前記指定された直線方向に前記第2継ぎ目を横切って維持される、請求項1記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項3

前記第1のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第1縁との前記相補形状は前記第2継ぎ目の少なくとも一部は前記複数の行に斜めであることと、前記第1のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第1縁とは、前記第1のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第1縁とのそれぞれの少なくとも一部は対応する前記互いに反対側の主要面の平面に垂直でないように、それぞれ前記深さ方向に輪郭形成されていることとからなる群から選択された少なくとも1つの特徴を備える、請求項2記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項4

前記第2のタイルの前記基板と前記第3のタイルの前記基板とはそれぞれ第2縁を更に有し、前記第1及び第2のタイルの前記第2縁は相補形状を有し、該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は、互いに対向してそれらの間に第3継ぎ目を確立する前記第2のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第2縁とを含み、前記第2のタイルの画素は前記第3のタイルの画素と位置合わせされ、前記均一な画素ピッチは前記指定された直線方向に前記第3継ぎ目を横切って維持される、請求項2記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項5

前記第2のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第2縁との前記相補形状は前記第3継ぎ目の少なくとも一部は前記複数の行に斜めであることと、前記第2のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第2縁とは、前記第2のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第2縁とのそれぞれの少なくとも一部は対応する前記互いに反対側の主要面の平面に垂直でないように、それぞれ前記深さ方向に輪郭形成されていることとからなる群から選択された少なくとも1つの特徴を備える、請求項4記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項6

前記第1継ぎ目の前記一部は直線状でないか又は直線状である、請求項1記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項7

前記第1のタイルの前記第1縁は対応する前記第1主要面と鈍角をなし、対応する前記第2主要面と鋭角をなす、請求項1記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項8

前記第1のタイルの前記第1縁は対応する前記第1主要面と鈍角をなし、対応する前記第2主要面と鋭角をなす、請求項7記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項9

前記第1継ぎ目内に配置され前記第1のタイルの前記第1縁を前記第2のタイルの前記第1縁から分離する枠要素を更に備える、請求項8記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項10

前記第2のタイルの前記第1縁は対応する第1の前記主要面と鋭角をなし、対応する第2の前記主要面と鈍角をなす、請求項7記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項11

該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は前記第2のタイルの前記第1縁と平行な前記第1のタイルの前記第1縁を含む、請求項10記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項12

前記第1のタイルは複数のマイクロLEDを更に備える、請求項1記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項13

該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は、前記指定された直線方向に前記均一な画素ピッチの50%以下の位置合わせ誤差で前記第2のタイルの画素と位置合わせされた前記第1のタイルの画素を含む、請求項1記載のタイル張り状ディスプレイ。

請求項14

前記第1のタイルの前記基板はガラスガラスセラミック、及びセラミックからなる群から選択された材料を含む、請求項1記載のタイル張り状ディスプレイ。

関連出願

0001

本出願は、2017年7月11日に出願された米国仮特許出願第62/531110号の米国特許法第119条の下の優先権の利益を主張するものであり、その内容全体を本明細書に援用する。

技術分野

0002

本開示は概ね、大判ディスプレイに関する。特に、2つ以上のディスプレイタイルを備えたタイル張り状ディスプレイとタイル張り状ディスプレイを2つ以上のディスプレイタイルから形成する方法に関する。

背景技術

0003

複数のディスプレイ技術、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオードLED)バックライトLCD、LEDディスプレイ有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ、電子ペーパーディスプレイなどが今日の市場における成功を達成している。各ディスプレイ技術分野内の製造業者消費者に広く受け入れられたある形状因子又はサイズの対応するディスプレイの大量生産に大いに投資をしてきた。しかし、複数の最終使用者用途は、特定のディスプレイ技術用に従来入手可能な表示サイズよりずっと大きな所望の表示面積を必要とする。製造業者が単一の大面積ディスプレイ製作することは無論可能であるが、製造コストが大幅に増加する(従来形状因子又はサイズの製造に関連するコストに比べて)。例えば、所望の大面積ディスプレイのサイズは、既存の製造設備処理能力よりずっと大きい場合があるので、設備の高価な変更又は新しい特殊な設備さえ必要となりうる。また、大表示サイズの歩留りはより小さな表示パネルの歩留りよりずっと低い。

0004

上記を考慮すると、大面積ディスプレイを製作するための広く受け入れられ費用効果の高い手法は、2つ以上の小判ディスプレイを互いに近接して配置又は組み立て、大面積ディスプレイの様相を与えることである。この手法は通常「タイル張り」と呼ばれ、個々のより小判のディスプレイは、組み合わされて大面積タイル張り状ディスプレイを成す「タイル」と呼ばれる。従来、そして使用するディスプレイ技術に拘らず、矩形のタイル又はパネルアレイ状に配列されて、各タイルの縁は隣接するタイルの縁と近接し対向するタイル張り状ディスプレイを生成する。近接するタイルの縁と縁の間の境界領域はしばしば「継ぎ目」と呼ばれる。タイル張り状ディスプレイにより生成される画像の見た目は継ぎ目を横切る画素ピッチのずれにより悪影響を受けうる。基準として、タイル張り状ディスプレイの各タイルは列と行に配列された画素又は画素素子マトリックスを備えるか又は載せ(特定のディスプレイ技術により製作されるように)、それらの画素は列方向と行方向両方に、「ピッチ」又は「画素ピッチ」と呼ばれる画素間間隔又は距離(画素ピッチは表示解像度とほぼ同じ)で均一に互いと間隔(中心間)をあけられている。行に関連する画素ピッチは列の画素ピッチと異なってもよい。或いは、画素ピッチはディスプレイの他の直線方向に沿って規定されてもよい。タイル張り状ディスプレイの各タイルは同一の画素ピッチを有する一方、同じ画素ピッチが継ぎ目を横切って維持されない場合、継ぎ目が目に見え、画像を劣化させる。例えば、継ぎ目を形成する2つの近接するタイルの均一な画素ピッチが0.8mmで、継ぎ目の両側の直接隣接する画素間の距離が3mmである場合、これらのタイルにより生成され結合された画像に「裂け目」が視覚的に顕著となるであろう(特により近い距離において)。また、近接するタイル(従って対応する画素行又は列)が互いとずれている場合、結合された画像の品質が悪くなるであろう(例えば、結合された画像内の視覚的に認識できる「シフト」が継ぎ目に表れるかもしれない)。

0005

継ぎ目を横切る画素ピッチのずれ及び/又はタイルとタイルの位置合わせ誤差の見込みは、主に、関係するディスプレイ技術の関数であり、このような心配対処したいという要望最終使用用途に依存する。例えば、従来のLCD技術は0.25mmオーダーの画素ピッチを提供でき、枠又はベゼルがディスプレイ自体の利用可能な表示領域を囲っている。多くの例では、ベゼルの存在(及び他の本質的な技術的限界)により、矩形で平らな縁ありパネルを、継ぎ目の両側の画素を互いから0.25mm以内に配置するように配列することは非常に困難である。大面積タイル張り状LCDディスプレイの視覚的に認識できる画像劣化容認できない(例えば、近くで見て)状況下では、光学補強物品を継ぎ目に又は覆って適用してもよい。反対に、現在のLEDディスプレイ技術は1mmオーダーの画素ピッチを提供する。近接するLEDタイルプリント回路基板を互いに当接させることで、タイル張り状LEDディスプレイの継ぎ目を横切ってこの画素ピッチを維持することが可能である。タイル張り状LEDディスプレイでは継ぎ目の可視性はあまり心配ではないが、対応する解像度は特定の最終使用用途にとって満足なものではない場合がある。

0006

高解像度タイル張り状ディスプレイが存在するが、タイル継ぎ目は非常に目立つ(例えば、タイル張り状LCDディスプレイ)。一方、明白なタイル継ぎ目が無いタイル張り状ディスプレイが入手可能であるが、解像度は比較的低い(例えば、タイル張り状LEDディスプレイ)。また、同一のサイズで形状の矩形タイルのアレイを組み込む従来のタイル張り手法が連続する継ぎ目がタイル張り状ディスプレイの全長及び全幅に延びる結果になるので、これらの連続する継ぎ目は、時間経過とともにタイルがより容易に互いに対して移動するのを許し、機械的な安定性の問題を引き起こしうる。

0007

従って、タイル張り状ディスプレイ、タイル張り状ディスプレイを製作するためのタイル、及びタイル張り状ディスプレイを組み立てる方法が本明細書に開示される。

0008

本開示の幾つかの実施形態はタイル張り状ディスプレイに関する。タイル張り状ディスプレイは複数の行及び複数の列に配列された画素のアレイを有する。タイル張り状ディスプレイは第1及び第2タイルを備える。第1のタイルは均一な画素ピッチで規定された直線方向に沿って配列された画素のマトリックスを載せた基板を備える。前記基板は互いに反対側の主要面と、前記主要面間を前記基板の深さ方向に延びる縁とを有する。画素の前記マトリックスは前記第1縁に最も近い第1画素を含む。第2のタイルも前記均一な画素ピッチで規定された直線方向に沿って配列された画素のマトリックスを載せた基板を備える。該第2のタイルの前記基板は互いに反対側の主要面間を深さ方向に延びる縁を有する。第1のタイルの前記基板縁と第2のタイルの前記基板縁は相補形状を有する。また、該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は、互いに対向してそれらの間に継ぎ目を確立する第1及び第2のタイルの前記基板縁を含む。前記第1のタイルの画素は前記第2のタイルの画素と位置合わせされ、前記均一な画素ピッチは規定された直線方向に沿って前記継ぎ目を横切って維持される。第1のタイルの前記第1画素が画素の前記アレイの第1行及び第1列と整列される。また、前記第2のタイルの画素は少なくとも前記第1行及び前記第1列に沿って前記第1のタイルの画素間には位置していない。最後に、前記基板縁の前記相補形状は、前記継ぎ目の一部が前記画素アレイの行に斜めであることと、前記第1のタイルの前記基板縁は、前記縁の少なくとも一部は対応する前記互いに反対側の主要面の平面に垂直でないように前記深さ方向に輪郭形成されていることとの少なくとも一方を含む。この構成により、タイル張り状ディスプレイは高解像度(例えば0.5mm以下の画素ピッチ)において規定された直線方向に沿って前記タイル継ぎ目で前記均一な画素ピッチとタイル間位置合わせとを維持する。幾つかの実施形態では、タイルはマイクロLEDディスプレイ技術を取り込み、各画素は1つ以上のマイクロLEDを備える。他の実施形態では、タイルは現在既知の又は将来開発されるどんな他のディスプレイ技術も取り込みことができる(例えば、LCD、OLED、LED、電子ペーパーなど)。幾つかの実施形態では、1つ以上のタイルの前記基板縁は非直線形状を有し、非直線形状の程度は画素ピッチ未満である。幾つかの実施形態では、深さ方向の基板縁輪郭段付き形状を含む。

0009

本開示のさらに他の実施形態は、タイル張り状ディスプレイを組み立てる方法に関する。基準表面上に第1のタイルが配置される。記第1のタイルは均一な画素ピッチで規定された直線方向に沿って配列された画素のマトリックスを載せた基板と前記第1のタイルのいずれの外周縁からも離れて設けられたアライメント特徴とを備える。前記基準表面上に第2のタイルが配置される。前記第2のタイルは均一な画素ピッチで規定された直線方向に沿って配列された画素のマトリックスを載せた基板と前記第2のタイルのいずれの外周縁からも離れて設けられたアライメント特徴とを備える。前記第1のタイルの1つの縁は前記第2のタイルの1つの縁と対向して継ぎ目を確立するよう少なくとも前記第2のタイルを前記第1のタイルに対して前記基準表面に沿って移動させる。前記第1のタイルの前記複数の画素が前記第2のタイルの前記複数の画素と位置合わせされるように前記第1のタイルの前記アライメント特徴を前記第2のタイルの前記アライメント特徴と位置合わせする。位置合わせする前記ステップの後、前記均一な画素ピッチは前記継ぎ目を横切って維持される。これら及び関連する方法で、近接するタイル間で画素は、タイル間の縁と縁の接触に依ることなく直接に整列される。幾つかの実施形態では、アライメント特徴は画素素子(例えば、マイクロLED)、薄膜トランジスタ(TFT)又は電子相互接続パターンパターン形成された位置合わせマークなどからなってもよい。近接するタイルのアライメントはタイルの基板上に正確に配置又は作られた特徴に基づくことができ、縁又は位置又は形状変動に依存しない。

0010

追加の特徴及び利点は下記の詳細な説明で明らかにされ、その説明から部分的には当業者には容易に明白であり、下記の詳細な説明、請求項、及び添付図面を含む本明細書に記載された実施形態を実施することで理解されるであろう。

0011

上記概要説明と下記の詳細な説明の両方とも様々な実施形態を説明し、請求項に記載された対象物特質及び特性を理解するための概観又は枠組みを提供するよう意図されていることは理解されるべきである。添付図面はそれら様々な実施形態の更なる理解を提供するために含まれ、本明細書に組み込まれ一部をなしている。図面は本明細書に記載された様々な実施形態を例示し、記述内容と共に請求項に記載された対象物の原理と動作を説明するよう働く。

図面の簡単な説明

0012

本開示の原理に係る、タイル張り状ディスプレイの簡単化された表平面図を含むディスプレイ装置の概略図である。
図1のタイル張り状ディスプレイのタイルの拡大された簡略表平面図である。
図2Aのタイルの拡大された簡略側面図である。
本開示の原理に係る、別のタイル張り状ディスプレイの簡単化された表平面図である。
本開示の原理に係る、別のタイル張り状ディスプレイの簡単化された表平面図である。
本開示の原理に係る、別のタイル張り状ディスプレイの簡単化された表平面図である。
本開示の原理に係る、別のタイル張り状ディスプレイの一部の簡単化された端面図である。
本開示の原理に係る、別のタイル張り状ディスプレイの一部の簡単化された端面図である。
本開示の原理に係る、別のタイル張り状ディスプレイの一部の簡単化された端面図である。
本開示の原理に係る、別のタイル張り状ディスプレイの一部の簡単化された端面図である。
本開示の原理に係る、別のタイル張り状ディスプレイの一部の簡単化された端面図である。
本開示の原理に係る、タイル張り状ディスプレイの組み立てにおける基準シートに装着されたタイルの一部の簡単化された断面図である。
図11の基準シートを使用してタイル張り状ディスプレイを組み立てる方法を例示する。
図11の基準シートを使用してタイル張り状ディスプレイを組み立てる方法を例示する。
図11の基準シートを使用してタイル張り状ディスプレイを組み立てる方法を例示する。
本開示の方法に係る、タイル張り状ディスプレイの組み立てにおける基準シートに装着されたタイルの一部の簡単化された断面図である。
本開示の原理に係る、タイル張り状ディスプレイの形成における基準シートにより支持されたタイルの簡単化された端面図である。
図14の配置を使用してタイル張り状ディスプレイを組み立てる方法を例示する。
図14の配置を使用してタイル張り状ディスプレイを組み立てる方法を例示する。
図14の配置を使用してタイル張り状ディスプレイを組み立てる方法を例示する。

実施例

0013

タイル張り状ディスプレイ、タイル張り状ディスプレイを製造する方法、及びタイル張り状ディスプレイで使用するためのタイルの様々な実施形態を詳細に記述する。本開示のタイル張り状ディスプレイ全体は、0・1m以上、或いは0.5m以上、或いは1m以上、或いは2m以上、或いは5m以上、或いは10m以上の少なくとも1つの直線寸法を有しうる。可能ならいつでも、同じ又は類似の部品を指すために同じ符号を全図面に亘って使用する。

0014

本開示の原理に係るタイル張り状ディスプレイ20の1つの実施形態が図1に簡単化された形態で示されている。本開示のタイル張り状ディスプレイは、概ね2つ以上のタイル、例えば図1において識別された第1と第2のタイル30、32を含む。下記にもっと詳細に説明するように、第1と第2のタイル30、32のそれぞれは、1つ以上の画素又は画素素子44を載せた基板40か42を含む。タイル30、32は互いに相対的に配置されて、タイル張り状ディスプレイ20の最終組み立て後に画素アレイ46が形成され、アレイ46の画素44が集団として2つの直線方向、例えば複数の行Rと行Rに垂直な複数の列Cとに配列又は整列される。或いは、画素アレイは他の直線方向、例えば複数の行及び行に垂直でない複数の対角線により規定されうる。画素ピッチはアレイ46により確立され、「画素ピッチ」は、アレイ46の指定された直線方向に近接又は直接隣接する画素44間の名目又は平均中心間距離と定義される(例えば、各行Rの方向に(又は沿って)近接する画素44の全てのペア間の名目又は平均中心間距離、又は各列Cの方向に(又は沿って)近接する画素44の全てのペア間の名目又は平均中心間距離)。指定された直線方向内の近接する画素44の任意の特定のペア間の実際の中心間距離は、指定された画素ピッチからずれる又は僅かに変化しうることは理解されよう。しかし、アレイ46は均一な画素ピッチを有すると特徴づけられ、「均一な画素ピッチ」は指定された直線方向に近接する画素44の任意の特定のペア間の中心間距離であって、指定された画素ピッチ(即ち、指定された直線方向に近接する画素44の全てのペアの名目又は平均画素ピッチ)から50%以下、或いは40%以下、或いは30%以下、或いは20%以下、或いは10%以下、或いは5%以下、そして幾つかの実施形態では1%以下だけずれる又は変化する中心間距離と定義される。本開示の幾つかの実施形態では、基板40、42は、タイル30、32の間に形成された継ぎ目50を横切って画素ピッチを維持すること、又は所望のタイル間位置合わせ(例えば、画素ピッチの50%以下、或いは40%以下、或いは30%以下、或いは20%以下、或いは10%以下、或いは5%以下、そして幾つかの実施形態では1%以下の位置合わせ誤差)、又は両方を促す1つ以上の相補的特徴を取り込んでいる。例えば、相補的特徴は、基板40、42が継ぎ目50の少なくとも一部を行Rの方向に対して斜めになるように形成するように成形されていること及び/又は基板40、42の一方又は両方の縁が深さ(Z)方向に輪郭形成されていることを含んでもよい。基準として、タイル張り状ディスプレイ20はディスプレイ装置52の一部であってもよい。ディスプレイ装置52は各タイル30、32に電子的に接続され当技術分野で既知の協調画像の表示時にタイル30、32の動作を駆動するようプログラムされたコントローラ54を更に含む。

0015

本開示のタイルは現在既知の又は将来開発されるどんなディスプレイ技術、例えばりん光、エレクトロルミネセント有機又は無機放射、透過、反射、又は他の既知の技術も取り込み可能である。従って、各タイル30、32の画素44は、例えばマイクロLED、LCD、OLED、LED、電子ペーパーなどにより提供されうる。或いは、LCD装置内で使用されるタイル張り状マイクロLEDバックライトなどのディスプレイ技術の組み合わせを使用できる。この非限定の例では、マイクロLEDバックライトアレイの画素ピッチは組み合わされたLCDの画素ピッチと異なってもよい。デジタル結像において画素はラスター画像内の物理的点又は表示装置内の最小のアドレス可能な表示素子であることは理解されよう。言い換えると、画素はディスプレイで表示される画像又は画面の最小の制御可能な要素である。画素のアドレスはその物理的座標に対応する。LED又はマイクロLEDなどの幾つかのディスプレイ技術では、画素44は実際には3つ(又はより多くの)「サブ画素」からなる表面実装ランプでありうる。各サブ画素は赤、緑、及び青素子(例えばダイオード又は色変換)を備える個別のLED(又はマイクロLED)である。LCDなどの他のディスプレイ技術では、各画素は2つの透明な電極間に整列された分子の層からなり、更に偏光フィルター及び赤、緑、及び青サブ画素を作る色フィルターを有する。幾つかの実施形態では、本開示のタイル(例えばタイル30、32)の、従ってタイル張り状ディスプレイ20の画素ピッチの名目値は1.0mm以下、或いは0.5mm以下、或いは0.4mm以下、或いは0.3mm以下、或いは0.2mm以下、そして幾つかの実施形態では0.1mm以下である(例えば、マイクロLEDディスプレイ技術では)。放射ディスプレイ技術が使用される場合は、タイル30、32は上部放射又は底部放射構成を有しうる。また、タイル30、32は上部放射又は底部放射領域又は混合アレイを有しうる。

0016

上記を考えると、使用する特定のディスプレイ技術に依ってタイル30、32を備える基板40、42は様々な形状をとり、様々な機能を果たす。例えば、幾つかの実施形態では、基板40、42は画素素子(例えば、LED、マイクロLEDなど)を実装又は取り付ける表面を提供しうる。他の実施形態では、基板40、42はディスプレイ技術積層の必須のサブ構成要素でありうる(例えば、代表的なLCDディスプレイ技術積層は、表板結晶層裏板偏光子、光スプレッダ、及びバックライト源を含む、この非限定の例では、基板40、42は表板、裏板、又はバックライト源(又はの一部)として構成及び設定されうる、他のサブ構成要素は同様には又は全くタイル張りされていない)。或いは、基板40、42は特定のディスプレイ技術(例えば、LCD)で有用な薄膜トランジスタ(TFT)素子の支持層であってもよい。さらに他の実施形態では、基板40、42はカバー板であっても、使用されるディスプレイ技術の従来の構成に追加された部品などであってもよい。これらの全体説明を考えると、幾つかの実施形態では、基板40、42は少なくとも1つの材料がガラスガラスセラミック、又はセラミックである単一、多層又は複合構造体であってもよい。特定のディスプレイ技術によれば、基板40は透明、散乱性、又は不透明であってもよい。幾つかの実施形態では、基板は寸法が安定であるように構成されている。例えば熱膨張係数(CTE)は10ppm/℃以下、或いは8ppm/℃以下、或いは6ppm/℃以下、或いは4ppm/℃以下である。必要であれば、基板40、42のヤング率は50GPa以上、或いは60GPa以上、或いは70GPa以上である。或いは、基板40の選択可能な寸法安定性は、基板40が水又は溶剤が存在する中で寸法変化が少ないように構成されていると特徴付けられうる(即ち、基板は水又は溶剤が存在する中で寸法変化が10%未満である)。幾つかの実施形態では、基板40、42は2mm以下、或いは1mm以下、或いは0.7mm以下、或いは0.5mm以下、或いは0.3mm以下、或いは0.2mm以下の厚みを有する。基板40、42はそれぞれ0.05m以上、或いは0.1m以上、或いは0.5m以上、そして他の実施形態では1m以上の少なくとも1つの直線寸法を有してもよい。幾つかの実施形態では、ディスプレイ技術用途要求に依って、基板40、42の組成は概ね無アルカリ(即ち、アルカリは1%以下)、又はアルカリを含有し、例えば幾つかのTFT製造又はイオン交換プロセス適合していてもよい。

0017

基板形状
上記のように、幾つかの実施形態では、タイル張り状ディスプレイのタイルの2つ以上(例えば、タイル30、32)は相補形状の基板(例えば、基板40、42)と画素配列とを組み込んでもよい。これらは均一な画素ピッチを継ぎ目50を横切って維持すること及び/又は画素ピッチの50%以下、或いは40%以下、或いは30%以下、或いは20%以下、或いは10%以下、或いは5%以下、そして幾つかの実施形態では1%以下の誤差のタイル間位置合わせを促す。更なる記述として、図2A及び図2B孤立した第1のタイル30を、図1座標系と共に例示する。図2A及び図2Bの非限定の実施形態は、各画素44が1つ以上のマイクロLEDにより画定された画素44を有する可能なマイクロLEDディスプレイ技術構造に類似しているかもしれない。画素44が基板40の表面上に配列され、基板40はタイル30の最外境界又は外周を画定している。タイル30は画素44を望むように動作させるのに適切な1つ以上の追加の構成要素、例えば回路配線又はコネクタ(基板40上、内、又は通って形成されても、されなくてもよい)、カバーシート、偏光子などを含むことができる。いずれにしも、基板40は互いに反対側の第1と第2の主要面60、62を画定していると見ることができる。主要面60、62の一方又は両方は、XY(又は表示)平面内で概ね平坦又は平面状(即ち、タイル30に亘って真に平坦な表面から5%以内)であってよく、基板40の縁は主要面60、62間をZ又は深さ方向に延びる。例えば、第1、第2、第3、及び第4の縁64、66、68、70が図2Aにおいて識別され、第1、第2、及び第3の縁64、66、68が図2Bにおいて見える。画素44は第1の主要面60上に配置でき、均一な画素ピッチのマトリックス80の形に配列されている(即ち、指定された直線方向(例えば、X方向及び/又はY方向)に近接する画素44間の中心間距離がマトリックス80に亘って上記のように均一である)。X方向及びY方向の画素ピッチは同じか又は異なってもよい。また、画素マトリックス80は非直交直線方向のペア、例えばX方向と対角線により画定されうる。

0018

縁64、66、68、70は結合し基板40の(XY平面内の)形状を画定し、幾つかの実施形態では、縁64、66、68、70の少なくとも1つの少なくとも一部は非直線である。例えば、図2Aの非限定の実施形態では、第1の縁64がXY平面内で非直線(例えば、曲線又は波状)であるが、第2、第3、及び第4の縁66、68、70は直線である。この構造で、非直線の第1縁64に最も近いマトリックス80の画素44(例えば、図2Aの44a〜44gで識別される画素)の2つ以上は第1縁64から異なる距離に位置する。例えば、第1画素44aと非直線の第1縁64との距離は第5画素44eと非直線の第1縁64との距離より大きい。本開示の幾つかの実施形態では、画素44の1つ以上は基板40の縁に非常に接近して位置してもよい(例えば、0.3mm以下、或いは0.2mm以下、或いは0.1mm以下の距離又は間隔)。いずれにしも、タイル張り状ディスプレイ20(図1)の1つ以上の他のタイルは、非直線の第1縁64の形状と、非直線の第1縁64に対するマトリックス80の画素44の位置とを補完する特徴を取り込むことができる。

0019

例えば、図1も参照して、第2のタイル32の基板42は、上記で説明した第1のタイル30の基板40に非常に似ていてよい。タイル張り状ディスプレイ20の最終組み立て後、第1のタイル30の基板40の第1縁64は第2のタイル32の基板42の第1縁90と対向し継ぎ目50を作る。第2タイルの基板42の第1縁90は、XY平面内で第1タイルの基板40の第1縁64の形状を補完する又はまねた非直線形状を有する。また、第2のタイル32の画素44は、第1のタイル30と同じ均一な画素ピッチのマトリックス92の形に配列され、マトリックス92は、第1縁90に対して、対応する第1縁64に対する第1タイル30の画素マトリックス80の位置合わせと対応する仕方で位置合わせされる(第1タイル画素マトリックス80と第2タイル画素マトリックス92は結合してタイル張り状ディスプレイ20の画素アレイ46を作ることは理解されるであろう)。この構造では、相補の非直線第1縁64、90は、第1と第2のタイル30、32の互いに対する迅速で着実な配置及び位置合わせを可能にする(例えば、第1タイル基板40の第1縁64は第2タイル基板42の第1縁90と容易に「整合」又は嵌め合わさる)。結果としての継ぎ目50は相補的第1縁64、90の非直線形状に似る。これに関して、選択可能な非直線形状の継ぎ目50は多様な他の形状をとることができ、継ぎ目50の一部は直線状でありうる。より一般的に言えば、本開示の幾つかの実施形態では、近接するタイルの対向する縁により形成される継ぎ目50は、画素アレイ46の複数の行Rに斜めである少なくとも一部を有すると描写できる。しかし、他の実施形態では、継ぎ目全体が行Rに平行又は垂直であってもよい。この非限定の例では、タイル縁64、90は互いと物理的に接触していてもいなくてもよい。

0020

タイル30、32は、最終組み立て後、タイル30、32の均一な画素ピッチが継ぎ目50を横切って維持されるよう更に構成される。言い換えれば、継ぎ目50の両側で整列された画素間の中心間間隔は、個々のタイル30、32内で確立された均一な画素ピッチと一致する(画素ピッチの10%以内である)。従って、例えば、最終組み立て後、第1タイル30の第1画素44aは第2タイル30の第1画素44a’と整列し、第1タイル30の第5画素44eは第2タイル32の第5画素44e’と整列する。第1タイル30の第1画素44aと対応する第1縁64との距離は第5画素44eのそれより大きいが、第1及び第5画素44a’、44e’は対応する第1縁90に対して反対の関係にある。従って、最終組み立て後、継ぎ目50の両側にあるが近接する第1画素44a、44a’間の中心間距離は、近接する第5画素44e、44e’間の中心間距離と同様、均一な画素ピッチと一致する又はそれを維持する。

0021

タイル張り状ディスプレイの2つの近接するタイルが相補的非直線縁を含む実施形態では(例えば、図1非限定例タイル30、32では)、対応する基板40、42は、その非直線性が画素ピッチ間隔内に含まれ、互いに入り込んだ画素を作らないように構成される。即ち、第1縁64、90のいずれの非直線性(又は直線からのずれ)も画素ピッチ(名目又は平均値)未満である。或いは、この選択可能な特徴は、例えば継ぎ目50に最も近い画素44の1つ以上を参照して描写できる。例えば、図1の構成では、第1タイル30の第5画素44eが対応する第1縁64(従って、継ぎ目50)に最も近い第1タイル画素である。結果としてのタイル張り状ディスプレイ20の画素アレイ46において、第1タイル30の第5画素44eは第1行R1及び第1列C1と整列する。上記の互いに入り込んだ画素が無いことは、第2タイル32の画素44は、第1行R1か第1列C1のどちらに沿っても第1タイル30の画素44間に置かれないことを意味する。この選択可能な構造では、基板縁非直線性は相対的に小さく、取扱い時の基板損傷又は破損の可能性を最小化する(例えば、大きな非直線性が基板縁により形成される場合、基板の非直線領域は取扱い時により容易に損傷又は破損するであろう)。

0022

図1のタイル張り状ディスプレイ20を2つのタイル30、32を含むとして説明したが、他の実施形態では、3つ以上のタイルを備えてよい。また、1つ以上のタイル基板40、42の2つ以上の縁は上記のような非直線形状を取り込んでもよい。タイル張り状ディスプレイを構成する複数のタイルは同じ形状又は寸法を有していてもいなくてもよい。1つのタイル間継ぎ目に向かう直線方向の画素ピッチは別の直線方向の画素ピッチと異なってもよい。

0023

非直線縁は本開示の原理に係る相補形状特徴の1つの非限定例である。他の実施形態では、複数のタイル基板は、直線継ぎ目で接続して画素ピッチを継ぎ目を横切って維持し有用なタイル間位置合わせを提供するように構成及び形成されている。例えば、本開示の別の実施形態のタイル張り状ディスプレイ120が図3に簡単化された形態で示され、複数のタイル、例えば第1、第2、第3、第4、第5、第6、及び第7タイル130、132、134、136、138、140、142を含む。タイル130〜142はそれぞれ上記記載に合致する基板、例えば第1、第2、及び第3タイル130、132、134にそれぞれ対応する図3で識別される基板150、152、154を含む。タイル130〜142は前述したディスプレイ技術のどれでも取り込むことができる。対応する基板(例えば、基板150〜154)は複数の画素又は画素素子44を載せている。基準として、例示の容易さのために、画素は第6及び第7タイル140、142には示されていない。幾つかの実施形態では、本開示のタイル張り状ディスプレイの全てではないタイルが画素を有する。いずれにしも、タイル張り状ディスプレイ120の最終組み立て後、画素44は集団としてアレイ160の形に配列され、アレイ160は上記のようにそれぞれ同じ均一な画素ピッチを有する複数の行Rと列Cを備える。2つ以上の近接するタイル130〜142は相補形状特徴とタイル間に形成された継ぎ目を横切って画素ピッチを維持する画素配列を有する。アレイ160の均一な画素ピッチは、別の直線方向の画素ピッチ値と同じか又は異なる1つの直線方向の画素ピッチ値であってよい。

0024

例えば、第1及び第2タイル基板150、152は相補形状を有し、最終組み立て後、それらの間に第1継ぎ目162を画定する。特に、第1及び第2タイル基板150、152は、最終組み立て後、第1タイル基板150の第1縁170が第2タイル基板152の第1縁180と相補し対向して第1継ぎ目162を形成するようサイズと形状が決められている。縁170、180は互いに物理的に接触していてもいなくてもよい。第1タイル130の画素44は第1タイル基板150においてマトリックスの形に配列され、第1タイル130の画素マトリックスは均一な画素ピッチを有する。第2タイル132の画素44も第2タイル基板152において均一な画素ピッチでマトリックスの形に配列される。第1及び第2タイル130、132のそれぞれの画素44の対応する基板第1縁170、180に対する相補的関係も提供される。これらの相補形状と画素配列により、第1継ぎ目162の両側にある近接する画素44間の画素ピッチはタイル130、132(従って、タイル張り状ディスプレイ120の画素アレイ160)の均一な画素ピッチと一致する。例えば、第1タイル130の画素44は第1縁180に最も近い第1及び第2画素44a、44bを含む。第2タイルの画素44は第1及び第2画素44a’、44b’を含む。最終組み立て後、第1タイル130の第1画素44aは第2タイル132の第1画素44a’と(1つの列Cの一部として)整列し、第2画素44b’と(1つの行Rの一部として)整列する。第1タイル130の第1画素44aと第2タイル132の第1画素44a’との(列方向の)中心間距離は均一な画素ピッチと一致するように、第1タイル130の第1画素44aと第2タイル132の第2画素44b’との(行方向の)中心間距離も一致する。同様に、第1タイル130の第2画素44bと第2タイル132の第2画素44b’との(列方向の)中心間距離は均一な画素ピッチと一致する。最終組み立て後、第1タイル基板150の縁と第3タイル基板154の縁の間に画定される第2継ぎ目164を横切って同様の関係が確立される(即ち、第1及び第3タイル130、134の近接する画素44間の第2継ぎ目164を横切る中心間距離は均一な画素ピッチと一致する)、タイル張り状ディスプレイ120の他の継ぎ目(例えば、第2タイル基板152の縁と第3タイル基板154の縁の間に画定される第3継ぎ目166)においても同様である。

0025

前述した実施形態のように、少なくとも2つのタイル基板の相補形状は対応する継ぎ目の少なくとも一部を行Rに斜めとなるように方向付ける。例えば、第1継ぎ目162全体と第2継ぎ目164全体が行Rに斜めである(タイル張り状ディスプレイ120の他の継ぎ目、例えば第3継ぎ目166は行Rに垂直又は平行であってもよいことは理解されよう)。また、最終組み立て後、近接するタイルの画素44は互いに入り込んでいない(例えば、第2、第3、及び第4タイル132、134、136の画素44は列C又は行Rのいずれでも第1タイル130の画素間に置かれていない)。また、幾つかの継ぎ目は交わり(例えば、第1、第2、及び第3継ぎ目162、164、166は互いに交わる)、タイル張り状ディスプレイ120の交わる継ぎ目のいずれも、行R又は列Cに平行な連続する直線継ぎ目又は線を作らない。この選択可能な配置はタイル張り状ディスプレイ120の全体の機械的安定性を増進し、これにより個々のタイル130〜136は時間経過とともに互いに対して移動することはありそうにない。

0026

図3の基板形状(及び対応する画素配列)は本開示の原理に係る非限定例である。他の実施形態では、複数のタイル基板は複数の他の周囲形状、例えば矩形、六角形三角形、又はタイル張り状ディスプレイの製作時互いに組み付けられた時に画素アレイ内に空きを残さない任意の他の形状を有してもよい。組み立てられたタイル張り状ディスプレイ全体内の個々のタイルの全てが同じ形状又は寸法を有する必要はないが、幾つかの実施形態では、類似の形状を有する。これを考えると、別の非限定実施形態のタイル張り状ディスプレイ220が図4に簡単化された形態で示されている。タイル張り状ディスプレイ220は、上記の説明に類似してよく、複数のタイル、例えば第1、第2、第3、及び第4タイル230、232、234、236を含む。タイル230〜236はそれぞれ上記記載に合致する基板、例えば基板240、242、244、246を含む。タイル230〜236は前述したディスプレイ技術のどれでも取り込むことができ、対応する基板240〜246の一部又は全てが複数の画素又は画素素子44を載せている。例示の容易さのために、画素は第4タイル236には示されていない。タイル張り状ディスプレイ220の最終組み立て後、画素44は集団としてアレイ250の形に配列され、アレイ250は上記のようにそれぞれ同じ均一な画素ピッチを有する複数の行Rと列Cを備える。行Rの画素ピッチは、列Cの画素ピッチと同じか又は異なってもよい。2つ以上の近接するタイル230〜236は相補形状特徴とタイル間に形成された継ぎ目を横切って画素ピッチを維持する画素配列を有する。

0027

例えば、第1及び第2タイル基板240、242は相補形状を有し、最終組み立て後、それらの間に第1継ぎ目252を画定する。第1継ぎ目252は行Rに斜めである。また、上記説明に対応して、第1及び第2タイル230、232は第1継ぎ目252を横切る(行Rの方向及び列Cの方向の)画素ピッチは個々の各タイル230、232(従ってタイル張り状ディスプレイ220)の均一な画素ピッチと一致するように構成され、第1タイル230の画素44及び第2タイル232の画素44が互いに整列されている(例えば、指定された直線方向の画素ピッチの50%以下、或いは30%以下、或いは20%以下、或いは10%以下、或いは5%以下、そして幾つかの実施形態では1%以下の位置合わせ誤差)。同様の関係がタイル張り状ディスプレイ220の他の継ぎ目において確立される。また幾つかの継ぎ目は交わり、タイル張り状ディスプレイ220の交わる継ぎ目のいずれも行R又は列Cに平行な連続する直線継ぎ目又は線を作らない。

0028

別の非限定実施形態のタイル張り状ディスプレイ320が図5に簡単化された形態で示されている。タイル張り状ディスプレイ320は、上記の説明に類似してよく、複数のタイル、例えば第1、第2、第3、及び第4タイル330、332、334、336を含む。タイル330〜336はそれぞれ上記記載に合致する基板、例えば基板340、342、344、346を含む。タイル330〜336は前述したディスプレイ技術のどれでも取り込むことができ、対応する基板340〜346の一部又は全てが複数の画素又は画素素子44を載せている。例示の容易さのために、画素は第3及び第4タイル334、336には示されていない。タイル張り状ディスプレイ320の最終組み立て後、画素44は集団としてアレイ350の形に配列され、アレイ350は上記のようにそれぞれ同じ均一な画素ピッチを有する複数の行Rと列Cを備える。行Rの画素ピッチは、列Cの画素ピッチと同じか又は異なってもよい。2つ以上の近接するタイル330〜336は相補形状特徴とタイル間に形成された継ぎ目を横切って画素ピッチを維持する画素配列を有する。

0029

例えば、第1及び第2タイル基板340、342は相補形状を有し、最終組み立て後、それらの間に第1継ぎ目352を画定する。上記説明に対応して、第1及び第2タイル330、332は第1継ぎ目352を横切る(列Cの方向の)画素ピッチは個々の各タイル330、332(従ってタイル張り状ディスプレイ320)の均一な画素ピッチと一致するように構成され、第1タイル330の画素44及び第2タイル332の画素44が互いに整列されている(例えば、均一な画素ピッチの50%以下の位置合わせ誤差)。同様の関係がタイル張り状ディスプレイ220の他の継ぎ目において確立されうる。また、幾つかの継ぎ目は交わり、タイル張り状ディスプレイ320の交わる継ぎ目のいずれも、行R又は列Cに平行な連続する直線継ぎ目又は線を作らない。

0030

上記で説明した形状のいずれも、特定の基板材料に適切な既知の製造技術により対応する基板に取り込むことができる。例えば、所望の基板形状を作る方法は機械的スクライブレーザー切断エッチング熱形成などを含むことができる。また、説明した基板形状を作るために複数のプロセスを使用してもよい。例えば、基板は先ず機械的にスクライブされ、次にエッチングされうる。

0031

基板縁輪郭
上記で説明した基板形状に加えて又は代わりに、本開示の幾つかの実施形態では、タイル張り状ディスプレイのタイルに取り込まれた相補的特徴は基板縁輪郭を含んでもよい。図2Bを参照して、「縁輪郭」は互いに反対側の主要面60、62間をZ又は深さ方向に延びる基板縁64、66、68のうちの1つ以上の形状を指す。図2Bの観点で、第1及び第3縁64、68の縁輪郭が最も顕著に見え、第1主要面60の主要平面P1と第2主要面62の主要平面P2とを基準に描写できる(幾つかの実施形態では、主要平面P1、P2は平行であることは理解されよう)。図2Bの構造で、第1縁64の輪郭は、深さ方向Zの第1縁64全体が主要面60、62の主要平面P1、P2に垂直であるような輪郭である。第3縁68は同様な縁輪郭を有する(即ち、深さ方向Zに主要面60、62の主要平面P1、P2に完全に垂直である)。

0032

上記の背景対照に、本開示の他の実施形態では、タイル基板の深さ方向Zの縁の少なくとも1つの輪郭の少なくとも一部は、主要平面P1、P2の1つ又は両方に垂直でない(即ち、真に垂直な関係から少なくとも2度、或いは少なくとも3度、或いは少なくとも5度、そして幾つかの実施形態では少なくとも10度のずれ)。例えば、本開示の原理に係る別の実施形態のタイル張り状ディスプレイ400の一部が図6に簡単化された形態で示されている。タイル張り状ディスプレイ400は、上記の説明に類似してよく、複数のタイル、例えば第1及び第2タイル410、412を含む。タイル410、412はそれぞれ上記記載に合致する基板、例えば基板420、422を含む。タイル410、412は前述したディスプレイ技術のどれでも取り込むことができ、対応する基板420、422は複数の画素又は画素素子44を載せている。タイル張り状ディスプレイ400の最終組み立て後、画素44は集団としてアレイの形に配列され、そのアレイは上記のようにそれぞれ均一な画素ピッチを有する複数の行Rと列Cを備える。行Rの画素ピッチは、列Cの画素ピッチと同じか又は異なってもよい。近接する第1及び第2タイル410、412は相補形状特徴(例えば、縁輪郭特徴)とタイル間に形成された継ぎ目424を横切って均一な画素ピッチを維持する画素配列を有する。

0033

第1タイル基板420は互いに反対側の第1及び第2主要面430、432と、主要面430、432間をZ又は深さ方向に延びる第1縁434とを画定する。互いに反対側の主要面430、432はそれぞれ主要平面P1a、P2aを画定する。第1縁434の縁輪郭全体が主要平面P1a、P2aに垂直でない。例えば、第1縁434と第1主要面430との交差は鋭角を成し、第1縁434と第2主要面432との交差は鈍角を成す。第2タイル基板422も互いに反対側の第1及び第2主要面440、442と、主要面440、442間をZ又は深さ方向に延びる第1縁444とを画定する。互いに反対側の主要面440、442はそれぞれ主要平面P1b、P2bを画定する。第1縁444の縁輪郭全体が主要平面P1b、P2bに垂直でない。また、第2タイル第1縁444の空間的姿勢は第1タイル第1縁434のそれと相補的である。例えば、第1縁444と第1主要面440との交差は鈍角を成し、第1縁444と第2主要面442との交差は鋭角を成す。図6組み立て後の配置では、第1タイル第1縁434は第2タイル第1縁444と対向し継ぎ目424を画定し、第1縁434、444は概ね平行である(即ち、真に平行な関係から5度以内)。図6の配置で、第1タイル第1縁434は第2タイル第1縁444の上に重なっていると見ることができる。

0034

図6は、幾つかの実施形態では、タイル張り状ディスプレイ400の最終組み立て後、近接するタイル(例えば、第1及び第2タイル410、412)は互いに物理的に接触していない(例えば、第1タイル基板420と第2タイル基板422は互いと物理的に離れていて継ぎ目424は隙間又は間隔である)。下記で説明するように、材料をその隙間に配置又は詰めてもよい。他の実施形態では、最終組み立て後、タイル410、412は物理的に接触している。いずれにしても、相補的縁輪郭は隣接するタイル410、412の相補的合わせを可能にし、タイル張り状ディスプレイ400の均一な画素ピッチは継ぎ目424を横切って維持される。相補的縁輪郭は画素44及び/又は近接するタイル基板(例えば、第1タイル基板420と第2タイル基板422)の垂直位置合わせも可能にする。

0035

本開示の原理に係る別の実施形態のタイル張り状ディスプレイ450の一部が図7に簡単化された形態で示されている。タイル張り状ディスプレイ450は、上記の説明に類似してよく、複数のタイル、例えば第1及び第2タイル460、462と1つ以上の枠要素、例えば枠要素464とを含む。タイル460、462はそれぞれ上記記載に合致する基板、例えば基板470、472を含む。タイル460、462は前述したディスプレイ技術のどれでも取り込むことができ、対応する基板470、472は複数の画素又は画素素子44を載せている。タイル張り状ディスプレイ450の最終組み立て後、画素44は集団としてアレイの形に配列され、そのアレイは上記のようにそれぞれ均一な画素ピッチを有する複数の行Rと列Cを備える。行Rの画素ピッチは、列Cの画素ピッチと同じか又は異なってもよい。近接する第1及び第2タイル460、462は相補形状特徴と、枠要素464と組み合わされてタイル間に形成された継ぎ目474(一般的に参照される)を横切って均一な画素ピッチを維持する画素配列を有する。

0036

第1タイル基板470は互いに反対側の第1及び第2主要面480、482と、主要面480、482間をZ又は深さ方向に延びる第1縁484とを画定する。互いに反対側の主要面480、482はそれぞれ主要平面P1a、P2aを画定する。第1縁484の縁輪郭全体が主要平面P1a、P2aに垂直でない。例えば、第1縁484と第1主要面480との交差は鋭角を成し、第1縁484と第2主要面482との交差は鈍角を成す。第2タイル基板472も互いに反対側の第1及び第2主要面490、492と、主要面490、492間をZ又は深さ方向に延びる第1縁494とを画定する。互いに反対側の主要面490、492はそれぞれ主要平面P1b、P2bを画定する。第1縁494の縁輪郭全体が主要平面P1b、P2bに垂直でない。例えば、第1縁494と第1主要面490との交差は鋭角を成し、第1縁494と第2主要面492との交差は鋭角を成す。

0037

枠要素464は第1縁484、494の相補的輪郭に応じてサイズと形状が決められている。図7の組み立て後の配置では、第1タイル第1縁484は第2タイル第1縁494と対向し継ぎ目474を画定する。枠要素464は継ぎ目474内に又は沿って配置され、第1及び第2タイル460、462を互いに対して維持する(例えば、第1及び第2タイル基板470、472を枠要素464に取り付けることができる)。相補的縁輪郭、対応する第1縁484、494に対する各タイル460、462の画素44の配置、及び枠要素464より決まる縁484、494の互いに対する空間的配置が組み合わさって、継ぎ目474を横切って均一な画素ピッチを維持する(即ち、指定された直線方向に継ぎ目474の両側にある近接する画素44間の中心間距離は各タイル460、462、従って、タイル張り状ディスプレイ450の指定された直線方向の確立された均一な画素ピッチと一致する)。

0038

上述したように、本開示のタイル張り状ディスプレイは、近接するタイルが互いと間隔をあけて配置され、選択可能な相補的基板縁輪郭を取り込むことができる(例えば、図6及び図7の非限定実施形態)。他の実施形態では、最終組み立て後、相補的輪郭の縁を有するタイルは、境界の長い長さに沿って又は個別の位置で互いに接触してもよい。例えば、本開示の原理に係る別の実施形態のタイル張り状ディスプレイ500の一部が図8に簡単化された形態で示されている。タイル張り状ディスプレイ500は、上記の説明に類似してよく、複数のタイル、例えば第1及び第2タイル510、512を含む。タイル510、512はそれぞれ上記記載に合致する基板、例えば基板520、522を含む。タイル510、512は前述したディスプレイ技術のどれでも取り込むことができ、対応する基板520、522は複数の画素又は画素素子44を載せている。タイル張り状ディスプレイ500の最終組み立て後、画素44は集団としてアレイの形に配列され、そのアレイは上記のようにそれぞれ均一な画素ピッチを有する複数の行と列を備える。行の画素ピッチは、列の画素ピッチと同じか又は異なってもよい。近接する第1及び第2タイル510、512は相補形状特徴と、タイル間に形成された継ぎ目524を横切って均一な画素ピッチを維持する画素配列を有する。

0039

第1タイル基板520は互いに反対側の第1及び第2主要面530、532と、主要面530、532間をZ又は深さ方向に延びる第1縁534とを画定する。互いに反対側の主要面530、532はそれぞれ主要平面P1a、P2aを画定する。第1縁534の縁輪郭の少なくとも一部が主要平面P1a、P2aに垂直でない。例えば、第1縁534は図示のように丸い又は「弾丸」形状の輪郭を有してもよい。第2タイル基板522も互いに反対側の第1及び第2主要面540、542と、主要面540、542間をZ又は深さ方向に延びる第1縁544とを画定する。互いに反対側の主要面540、542はそれぞれ主要平面P1b、P2bを画定する。図8の実施形態では、第2タイル第1縁544の縁輪郭は主要平面P1b、P2bに垂直である(第2タイル基板522の反対側の第2縁546は上記のように丸い輪郭を有してもよいことは理解されよう)。

0040

図8の組み立て後の配置では、第1タイル第1縁534は第2タイル第1縁544と対向し継ぎ目524を画定する。幾つかの実施形態では、タイル510、512は第1タイル第1縁534が第2タイル第1縁544に当接するか又は接触するように構成されている。相補的縁輪郭は隣接するタイル510、512の相補的合わせを可能にする。相補的合わせと対応する基板第1縁534、544に対する画素44の配置が組み合わさって、境界の長さに沿って連続に又は個別の位置で継ぎ目524を横切って均一な画素ピッチを維持する。これに関して、図8は対応する第1縁534に最も近い第1タイル510の第1画素44aと、対応する第1縁544に最も近くタイル張り状ディスプレイ500の最終組み立て後、第1画素44aと位置合わせ又は整列される第2タイル512の第2画素44bとを識別する(即ち、第1及び第2画素44a、44bは継ぎ目524の両側にある近接する画素である)。第1タイル第1縁534の丸い輪郭により、第1画素44aを第1タイル第1縁534の終端面(従って、結果としての継ぎ目524)に非常に接近して配置することは可能でないかもしれない。逆に、第2タイル第1縁544の縁輪郭は第2画素44bが縁524に非常に接近して配置されることを許す。この選択可能な構造で、第1画素44aと継ぎ目524との距離は第2画素44bと継ぎ目524との距離と異なり、第1及び第2タイル510、512は、指定された直線方向に継ぎ目524の両側における近接する画素44a、44b間の中心間距離が各タイル510、512、従ってタイル張り状ディスプレイ500の指定された直線方向の確立された均一な画素ピッチと一致するように構成されている。

0041

本開示の原理に係る別の実施形態のタイル張り状ディスプレイ550の一部が図9に簡単化された形態で示されている。タイル張り状ディスプレイ550は、上記の説明に類似してよく、複数のタイル、例えば第1及び第2タイル560、562を含む。タイル560、562はそれぞれ上記記載に合致する基板、例えば基板570、572を含む。タイル560、562は前述したディスプレイ技術のどれでも取り込むことができ、対応する基板570、572は複数の画素又は画素素子44を載せている。タイル張り状ディスプレイ550の最終組み立て後、画素44は集団としてアレイの形に配列され、そのアレイは上記のようにそれぞれ均一な画素ピッチを有する複数の行と列を備える。行の画素ピッチは、列の画素ピッチと同じか又は異なってもよい。近接する第1及び第2タイル560、562は相補形状特徴と、指定された直線方向にタイル間に形成された継ぎ目574を横切って均一な画素ピッチを維持する画素配列を有する。

0042

第1タイル基板570は互いに反対側の第1及び第2主要面580、582と、主要面580、582間をZ又は深さ方向に延びる第1縁584とを画定する。互いに反対側の主要面580、582はそれぞれ主要平面P1a、P2aを画定する。第1縁584の縁輪郭の少なくとも一部が主要平面P1a、P2aに垂直でない。例えば、第1縁584は段付き形状の輪郭を有し、突出ヘッド586を形成してもよい(例えば、ヘッド586は第1主要面580の続きを表し、ヘッド586の厚み又はZ方向寸法は主要面580、582間の基板の厚みより小さい)。第2タイル基板572も互いに反対側の第1及び第2主要面590、592と、主要面590、592間をZ又は深さ方向に延びる第1縁594とを画定する。互いに反対側の主要面590、592はそれぞれ主要平面P1b、P2bを画定する。第1縁594の縁輪郭の少なくとも一部は主要平面P1b、P2bに垂直でない。特に、第2タイル第1縁594は第1タイル第1縁584のそれと相補の段付き形状の輪郭を有し、突出フロア596を形成してもよい。

0043

タイル張り状ディスプレイ550の最終組み立て後、第1タイル第1縁584は第2タイル第1縁594と対向し継ぎ目574を画定し、ヘッド586とフロア596は、ヘッド586がフロア596の上に重なり接触するようにサイズと形状が決められている。相補的縁輪郭は隣接するタイル560、562の相補的合わせと画素44の垂直位置合わせとを可能にする。また、この相補的合わせと対応する基板第1縁584、594に対する画素44の配置が組み合わさって、上記説明に合致する指定された直線方向に継ぎ目574を横切って均一な画素ピッチを維持する。

0044

本開示の原理に係る別の実施形態のタイル張り状ディスプレイ600の一部が図10に簡単化された形態で示されている。タイル張り状ディスプレイ600は、上記の説明に類似してよく、複数のタイル、例えば第1及び第2タイル610、612を含む。タイル610、612はそれぞれ上記記載に合致する基板、例えば基板620、622を含む。タイル610、612は前述したディスプレイ技術のどれでも取り込むことができ、対応する基板620、622は複数の画素又は画素素子44を載せている。タイル張り状ディスプレイ600の最終組み立て後、画素44は集団としてアレイの形に配列され、そのアレイは上記のようにそれぞれ均一な画素ピッチを有する複数の行と列を備える。行の画素ピッチは、列の画素ピッチと同じか又は異なってもよい。近接する第1及び第2タイル610、612は相補形状特徴と、指定された直線方向にタイル間に形成された継ぎ目624を横切って均一な画素ピッチを維持する画素配列を有する。

0045

第1タイル基板620は互いに反対側の第1及び第2主要面630、632と、主要面630、632間をZ又は深さ方向に延びる第1縁644とを画定する。互いに反対側の主要面630、632はそれぞれ主要平面P1a、P2aを画定する。第1縁634の縁輪郭の少なくとも一部が主要平面P1a、P2aに垂直でない。例えば、第1縁634の輪郭はスロット636を形成してもよい。第2タイル基板622も互いに反対側の第1及び第2主要面640、642と、主要面640、642間をZ又は深さ方向に延びる第1縁644とを画定する。互いに反対側の主要面640、642はそれぞれ主要平面P1b、P2bを画定する。第1縁644の縁輪郭の少なくとも一部は主要平面P1b、P2bに垂直でない。特に、第2タイル第1縁644の輪郭はリブ646を形成してもよい。スロット636とリブ646は相補的構成を有してよい。

0046

タイル張り状ディスプレイ600の最終組み立て後、第1タイル第1縁634は第2タイル第1縁644に対向し第1縁624を画定し、リブ646はスロット636内に嵌る。相補的縁輪郭は隣接するタイル610、612の相補的合わせと画素44の垂直位置合わせとを可能にする。縁634、644は互いに物理的に接触していてもいなくてもよい。また、相補的合わせと対応する基板第1縁634、644に対する画素44の配置が組み合わさって、上記説明に合致する指定された直線方向に継ぎ目624を横切って均一な画素ピッチを維持する。

0047

図6図10に関して上記で説明した相補的基板縁輪郭は、本開示で考案された選択可能な縁輪郭の少数の非限定例である。基板縁輪郭は正方形、丸い、角のある、又は非直線輪郭であってよい。また、特定の基板の全ての縁は同じ輪郭を有していてもいなくてもよい。幾つかの実施形態では、縁輪郭の1つ以上が追加の被膜を有し物理的接触及び/又は光学効果に対処してもよい。縁輪郭を特定の基板に種々の方法で取り込むことができる。例えば、本開示の縁輪郭を作る幾つかの方法は、機械的スクライブ、レーザー切断、エッチング、熱形成、研削などを含む。また、所望の縁輪郭を作るために複数のプロセスを使用してもよい。例えば、基板は先ず機械的にスクライブされ、次にエッチングされる。上記のように、タイル張り状ディスプレイの近接するタイルの基板に載せられた画素(例えば、発光素子)は外周に沿った対応する基板縁から異なる距離に配置されうる。例えば、幾つかの実施形態では、この構成は使用される縁輪郭形成プロセスに依っては有用でありうる。例えば、2つの機械的にスクライブされた縁及び2つの研削された縁を持つ単一のタイル基板は、実際の基板縁から異なる距離に配置された画素(例えば、マイクロLED)を有してもよい。近接するタイルが組み立てられても、タイル間画素ピッチは維持される。

0048

基板切断/形成プロセス
上記のように、様々な手法を使用して選択可能な基板形状及び/又は基板縁輪郭を特定の基板に取り込むことができる。幾つかの実施形態では、1つ又は両方の特徴を非回折ビーム切断により作ることができる。非回折ビーム切断技術を使用して、本開示のタイルで有用なガラス基板をレーザー切断又はレーザー切断及び化学エッチングして上記の正確なタイル形状及び/又は輪郭と寸法とを形成できる。非回折ビーム切断は、例えば米国特許出願公開第2014/0199519号明細書、名称「Method and Device for the Laser−Based Machining of Sheet−Like Substrates」に記載されている。この教示全体を本明細書に引用する。これら及び他のプロセスにより、大きな基板シート(500mm超の寸法)を横切って20μm未満の寸法精度で又はより小さなシート(100mmのオーダーの寸法)を横切って10μm未満の寸法精度でタイル基板を切り出することが可能である。このような精度は近接するタイル間の位置誤差を画素ピッチの50%未満(200μm以下のオーダーでありうる)に収めるのに重要でありうる。この選択可能なレーザープロセスをガラス基板に使用すると、ガラス切断縁には通常、基板の全厚みに亘る細い垂直な筋であって、2〜25μmの範囲の筋間ピッチを持つ筋ができる場合がある。また、これらの同じレーザー切断プロセス又はレーザー切断+酸エッチプロセスは、より複雑な縁輪郭特徴、例えば図9及び図10などに描かれた特徴を作るのに使用できる。

0049

更に他の実施形態では、レーザー穿孔及び化学エッチングの関連プロセスを使用して選択可能な所望の特徴を本開示のタイル基板に作ることができる。例えば、上述したように、幾つかのディスプレイ技術において、1つ以上の穴をタイル基板の厚みを通して形成することが望ましいかもしれない(例えば、基板を通しての金属被覆及び電気信号伝導を可能にするガラス貫通孔)。或いは又は加えて、部分並進配置又は回転方向付け用の位置合わせ孔を設けるのが望ましい場合がある。エッチングされる部品の場合、レーザー形成プロセスの跡が明白であるかもしれないが、当業者には明白なように、エッチングプロセスにより変えられる。

0050

組み立ての方法
タイル張り状ディスプレイを複数のタイルから組み立てるために様々な方法を使用できる。本開示の幾つかの実施形態では、例えば図6に表されるように、近接するタイル間の物理的分離を作る方法でタイルを組み立てることができる。重合体又は他の物理的スペーサーをこの物理的分離内に配置してもよい。タイル基板間の隙間内物質は、対応する継ぎ目を光学的に可視化する光を最少にする光学的機能を果たしてもよい。光学的効果屈折率整合材料又は黒基質材料を含んでもよい。タイル基板間の隙間内の重合体などの軟材料はまた、タイルが互いに接触して配置される時に欠け又は他の信頼性を損なう欠陥を防ぐクッションとして働くよう構成されうる。タイルの縁を囲うこのような材料は個々のタイルに事前に付けられても、組み立て後に多タイルディスプレイ内に装着してもよい。また、タイル基板間のその材料は接着剤であっても又は含んでもよい。

0051

タイルが物理的に互いから離されている否かに拘らず、本開示の幾つかの方法は、タイル張り状ディスプレイの裏側に重なる回路基板又は機械的実装が存在するようにタイルを配置することを含む。裏側のこれらの重なる回路基板又は機械的実装は、タイル張り状ディスプレイを成す全ての組み立てたタイルの下全体に延びる必要はないが、少なくとも2つの近接するタイル部分に亘って延びるべきである。また、タイルの機械的位置合わせは様々なやり方、例えばアライメントピン及び貫通孔により達成されうる。関連する実施形態では、運動学的実装又は結合を提供してもよい。例えば、図11は本開示の幾つかの方法に係るタイル張り状ディスプレイの組み立ての一部として基板650の基準シート652への運動学的実装を簡単化された形態で例示している。基板650が前述の構造のどれでも持ちうるタイル654の一部として提供される(例えば、基板650は複数の画素(不図示)を載せている)。基板650は概ね前述したどの構成を取ってもよい。図11の実施形態では、1つ以上のアライメント特徴、例えば第1及び第2アライメント溝660、662が基板650の主要面656に形成されている。結果としてのタイル張り状ディスプレイの期待される寸法に応じて基準シート652は寸法及び形状が決められうる(即ち、タイル張り状ディスプレイの製作において組み立てられる複数のタイルは全て基準シート652上に配置される)。基準シート652は組み立てられたタイル張り状ディスプレイ全体に亘って延びていても、又はタイル張り状ディスプレイを成す全ての組み立てたタイルの下全体に延びていなくてもよい(しかし、少なくとも2つの近接するタイルの部分に亘って延びている)。本開示の幾つかの方法では、基準シート652は1つ以上の基準特徴、例えば基板650のアライメント特徴に対応する第1及び第2基準溝672、674を含む又は提供する基準表面670を画定する。アライメント溝660、662と基準溝672、674とはほぼ類似の形状及び寸法であり、下記で明らかにされる理由でそれぞれピン680、682の一部を受けるよう概ね構成されている。

0052

図11の構成で、タイル張り状ディスプレイの製造は、複数のタイル654を基準シート652に組み付けることを含んでよい。各タイル654の基準シート652に対する(及び互いに対する)配置はピン680、682との接続により決まる。例えば、各タイル654の基準シート652上への配置の前に、ピンが基準溝に装填される(例えば、ピン680、682がそれぞれ基準溝672、674に装填される)。次にタイル654は、ピン680、682がアライメント溝660、662内に受け入れられるように基準シート652上に空間的に配列及び配置される。同じ工程が残りのタイルに対して繰り返されてタイル張り状ディスプレイを完成させる。これを考えると、基準/アライメント特徴及びピンは、深さ(Z)方向と表示平面図1のXY平面)内でタイルの互いに対するアライメント又は位置合わせの一方又は両方に対処するように構成されてもよい。深さ方向の位置合わせは各アライメント溝660、662の形状と各基準溝672、674の形状とを各ピン680、682の直径と関連させることで可能となりうる。基準溝672、674は基準シート652に正確に形成され、対応するピン680、682は基準表面670を超えて所定の距離突出する。アライメント溝660、662は、対応するピン680、682と位置合わせされてその上に配置されると、基板650は基準シート652の上方、所定の距離(深さ又はZ方向の)に支持及び維持されるように、基板650に正確に形成される。残りのタイルは基準シート652からこの同じ所定の距離に同様に支持及び維持される。従って、タイル張り状ディスプレイのタイルは集団として深さ方向に位置合わせされる。

0053

表示平面(図1のXY平面)内でタイル張り状ディスプレイのタイルのアライメント又は位置合わせは、各タイル基板650に外周形状に対する基板上の画素マトリックスの期待される配置に対して所定の空間位置(XY平面内の)にアライメント溝660、662を形成することで可能になりうる。基準溝(例えば、基準溝672、674)は、集団としてタイル張り状ディスプレイを形成する全タイルのそれぞれの外周形状と所望のタイル間位置合わせとに対応する所定の空間位置において基準シート652に形成されている。これに関して、タイル張り状ディスプレイの近接するタイルはそれぞれ期待される外周形状とこの外周形状に対する期待される画素マトリックス配置を有するであろう。この理解に基づいて、基準溝はこれから形成されるタイル張り状ディスプレイの全てのタイルに備えるパターンに配置されており、各タイルのアライメント溝はそのパターンに従って対応するタイルに沿った位置に形成される。非限定例として、図12Aは第1及び第2基準溝672、674を含む基準シート652の簡単化された図である(多くても少なくても任意の他の数の基準溝を同様に許容できることは理解されよう)。上述のように、ピン(不図示)が各基準溝672、674に配置されている。複数のタイル690(一般的に参照される)も基準シート652上に組み付けるために準備されている。各タイル690の基板には、基準シート652の対応する基準溝672、674と位置合わせ又は嵌め合わせされる時に対応する画素マトリックスを所定の位置に配置するよう配列されたアライメント溝が形成される。例えば、第1タイル690aの場合、第1及び第2アライメント溝692、694が例示されている。アライメント溝692、694は基準溝672、674とそれぞれ対応するように、また基準シート652上に配置された時に第1タイル690aが基準シート652に対して既知の向きに配置されるように配置及び配列される(即ち、アライメント溝692、694の基準溝672、674との位置合わせにより決まる基準シート652に対する第1タイル690aの既知の向きが図12A想像線で示されている。この既知の向きに基づき、第1タイル690aの画素44(一般的に参照される)は、第1タイル690aの基準シート652上への組み付け後に画素44が基準シート652に対して所定で所望の状態に空間的配列されているようにアライメント溝692、694に対して(又は逆に)及び第1タイル690aの外周形状に対して(又は逆に)配列及び配置される。

0054

図12Bは、第1タイル690aと第2及び第3タイル690b、690cとが基準シート652上に組み付けられた部分的に組み立てられた状態を例示する。上記説明に対応して、各タイル690a〜690cの基板のアライメント溝(隠れている)は対応する基準溝672、674と嵌め合わせ又は位置合わせされる。この調和配置の結果として、画素44(一般的に参照される)と第1〜第3タイル690a〜690cの縁とは表示(XY)平面内で位置合わせ及び整列される。残りのタイル690d〜690fも同様に基準シート652上に組み付けられ、図12Cに示した完成したタイル張り状ディスプレイ696ができる。

0055

図11図12Cにより間接的に示された組み立て方法において、基準シート652は一時的使用用に構成されうる。基準シート652上に組み付けられた後、タイルは互いに付着又は別の方法で固定され、次に基準シート652から取り外されうる。これら及び類似の手法で、タイル張り状ディスプレイの動作について心配することなく、基準シート652は種々の形態を取りうるし、様々な材料から形成されうる。他の実施形態では、基準シート652は最終のタイル張り状ディスプレイの永久部分として働くように構成され、適切な機械的、電気的、及び/又は光学的特性を有してもよい(例えば、基準シート652はタイル張り状ディスプレイのカバーシート又は板として働き強化ガラスであってもよい)。タイル張り状ディスプレイがバックライトである幾つかの実施形態では、基準シート652は少なくとも2つの近接するバックライトタイルの部分上に延びる関連する液晶セルであってもよい。基準シート652はタイル張り状ディスプレイ全体に亘って延びる一枚シートであってもよい。或いは、複数の基準シート652が表示タイルの組み付けに使用されてもよい。関連する実施形態では、基準シート652自体がタイル張り状であってもよい。

0056

本開示の選択可能な運動学的実装技術及び方法は他の形態を取りうる。例えば、図13は本開示の幾つかの方法に係るタイル張り状ディスプレイの形成における基板700の基準シート702への運動学的実装を簡単化された形態で例示している。基板700が上記の構造のどれでも持ちうるタイル704の一部として提供される(例えば、基板700は複数の画素(不図示)を載せている)。基板700は概ね前述したどの構成を取ってもよい。図13の実施形態では、1つ以上のアライメント特徴、例えば第1及び第2突起710、712が基板700の主要面706に形成されている(多くても少なくても任意の他の数の突起を同様に許容できる)。結果としてのタイル張り状ディスプレイの期待される寸法に応じて基準シート702は寸法及び形状が決められうる(即ち、タイル張り状ディスプレイを製作するのに組み立てられる複数のタイルは全て基準シート702上に配置される)。本開示の幾つかの方法では、基準シート702は1つ以上の基準特徴、例えば基板700のアライメント特徴に対応する第1及び第2基準溝722、724を含むか提供する基準表面720を画定する。突起710、712は対応する基準溝722、724に受け入れられ支持されるように構成されている。幾つかの実施形態では、基準表面720は、各溝722、724に外接し突起710、712を対応する溝722、724との完全係合に導くように働く隆起又は類似の構造を更に含んでもよい。図11図12Cに関する上記説明と同様に、2つ以上のタイル(例えば、タイル704)が溝(例えば、溝722、724)のパターンと突起(例えば、突起710、712)と溝との接続とにより決まる所定の位置において基準シート702上に組み付けられ、深さ(Z)方向と表示平面(図1のXY平面)内でタイル間アライメント又は位置合わせの一方又は両方が得られる。

0057

図11図13の実施形態では、タイル間位置合わせは近接するタイルの縁間の直接整合接触に依ることなく達成できる。同じ方針に沿って、本開示の原理に係る他のタイル張り状ディスプレイ組み立て方法が図14の簡単化された図例に反映されている。図14ではタイル張り状ディスプレイ754の形成において複数のタイル、例えば、タイル750a、750b、750cが基準シート752に実装される。各タイル750a、750b、750cは上記のいずれの形態も取ることができ(例えば、前述したディスプレイ技術のどれでも取り込むことができる)、概ね直線の縁と概ね矩形の輪郭又は任意の他の形状とを有する均一な矩形のタイルでありうる。また、各タイル750a、750b、750cは複数の画素44を載せた基板760a、760b、760cを含む。基板760a、760b、760cも上述した構造のどれでも有することができ、幾つかの実施形態では、寸法安定特性を有するように構成される、例えばガラス、ガラスセラミック、又はセラミック。各タイル750a、750b、750cは1つ以上のアライメント特徴を更に含む。下記にもっと詳細に説明されるように、アライメント特徴は対応するタイル750a〜750cのいずれの外周縁とも別に提供される(即ち、図14の実施形態に関連するタイルアライメント特徴は対応する基板760a〜760cの縁でもないし対応するタイル750a〜750cのいずれの他の外周縁でもない)。結果としてのタイル張り状ディスプレイ754の期待される寸法に応じて基準シート752は寸法及び形状が決められ、基準表面770を提供する。基準表面770は全て組み付けられタイルに亘って延びているか、又は少なくとも2つの近接するタイルの少なくとも一部を覆っていてもよい。基準表面770自体がタイル張り状であってもよい。一般的に言うと、タイル張り状ディスプレイ754の製造は各タイル750a〜750cを個別に基準表面770上に配置することと、タイル750a〜750cを基準表面770に沿って移動してタイル750a〜750cを概ね互いに最も近くに近接するタイル状に配置することと、対応するアライメント特徴を位置合わせすることで近接するタイルの画素44を位置合わせすることとを含む。図14の組み立て方法は、近接するタイル(例えば、近接する第1及び第2タイル750a、750bと近接する第2及び第3タイル750b、750c)間の直接表示平面(図1のXY平面)内での画素44の位置合わせ又はアライメントを実現する。組み立て及び画素位置合わせは近接するタイル間の縁間接触に依拠していない。タイル750a〜750cの縁に基づく位置合わせは必要でない。代わりに、画素位置合わせは各基板760a〜760c上に正確に配置又は作られた特徴に基づいていて、縁位置又は形状変動に依存しない。従って、タイル縁の直線性又は粗さの必然的統計的変動はどれも所望の画素位置合わせに影響しない。

0058

各タイル750a〜750cに設けられたアライメント特徴は様々な形態を取りうる。例えば、各タイル750a〜750cに設けられた1つ以上の画素44はアライメント特徴として働きうる。これに関して、タイル750a〜750cがマイクロLED又はLEDディスプレイ技術を取り込む(例えば、図14の各画素44が1つ以上のマイクロLED又はLEDを備える)場合、特定のタイルのアライメント特徴として指定された単一又は複数のマイクロLED(又はLED)は組み立てプロセス中に点灯され(電気的又は光学的に励起され)うる。これら及び関連する実施形態では、近接する第1及び第2タイル750a、750bの画素44を位置合わせするステップは各タイル750a、750bの選択された1つ以上のマイクロLED画素44を点灯し、次に光学的に点灯マイクロLED画素44を整列させることを含む。各タイル750a〜750cに設けられたアライメント特徴は他の形態、例えばTFT内の構造体(備えられた場合)又は電子相互接続パターン、パターン形成された位置合わせマークなどを取りうる。アライメント特徴は下記に説明する視覚システム及び能動アライメント方法と組み合わせて使用するために作られてもよい。或いは、アライメント特徴はタイルの感受性アライメントを可能にする上記のような物理的運動学的構造体であってもよい。いずれにしも、上記のように、図14の実施形態に関連するアライメント特徴は対応するタイル750a〜750cの外周縁以外の何かである。

0059

アライメント特徴とは別に、図14の実施形態に示されたタイル(例えば、タイル750a〜750c)は上記の構造のどれでも有することができる。タイルは矩形、六角形、三角形、又は互いに組み付けられた時に結果としての画素アレイ内に空きを残さない任意の他の形状を有してもよい。組み立てられたタイル張り状ディスプレイ全体内の個々のタイルの全てが同じ形状又は寸法を有していてもいなくてもよい。幾つかの実施形態では、個々のタイルは、結果としてのタイル張り状ディスプレイ754の所望の外形寸法に対して意図的に小さく作られている。例えば、各タイル750a〜750cと特に対応する各基板760a〜760cとは理論上同じ長さ(X方向)を有するように設計されている。合計基板長さ(X方向)は結果としてのタイル張り状ディスプレイ754の所望の長さ(X方向)より小さく設計されている。言い換えると、タイル750a〜750cは、最終組み立て後に、近接するタイルは互いから僅かに離れているように設計されている(例えば、図14の図例において、第1及び第2タイル750a、750bの対向する縁は継ぎ目780において互いから離されている)。この選択可能な手法により、近接するタイルに亘る(例えば、継ぎ目780を横切る)所望の画素位置合わせは、タイル縁(例えば、基板760a〜760cの縁)の期待される直線性及び/又は粗さ特性の必然的変動による悪影響を受けない。他の実施形態では、近接するタイルは互いに接触していてもよい。

0060

基準シート752は本明細書に記載された組み立て方法を推進する(例えば、タイル750a〜750cを基準表面770に沿って移動させる(例えば、滑らせる))のに適切な様々な形態を取りうる。例えば、基準シート752は連続体(例えば、ガラスシート)であっても、又は不連続枠構造体であってもよい。基準シート752は、基板760a〜760cの厚み(深さ方向)と同じ厚みであっても、より薄くても、又はより厚くてもよい。幾つかの実施形態では、基準表面770に接触したまま、タイル750a〜750cを移動させる(又は移動させない)のを助けるために、基準表面770は相対摩擦に所望のように影響する材料で形成又は被覆されてもよい。例えば、SAM(自己集合単分子層)などの低摩擦係数被膜を基準表面770に付着させて基準表面770に対するタイル750a〜750cの滑りを助ける(例えば、基板760a〜760cとの低摩擦滑る接点)。或いは又は加えて、1つ以上のタイル基板760a〜760cは、基準表面770との摩擦接点に所望のように影響する被膜又は材料を有してもよい。幾つかの実施形態では、基準シート752は、個々のタイル750a〜750cの基準表面770に対する期待される配置と対応する位置に配置された1つ以上の位置合わせ特徴(不図示)を更に含んでもよい。これら及び関連する実施形態では、本開示の方法は、対応するタイル750a〜750cのアライメント特徴を位置合わせ特徴とそれぞれ位置合わせすることでタイル対基準表面アライメントを行うことを(例えば、近接するタイルの粗いアライメントは、基準シート752の位置合わせ特徴とのアライメントにより行われ、次に近接するタイルのアライメント特徴のアライメントによる細かいアライメントが行われうる)選択可能に更に含んでもよい。

0061

上記説明に示された幾つかのタイル張り状ディスプレイ組み立て方法は、先ず、タイルを個別に基準表面770上に配置することと、次に、対応するアライメント特徴によりタイル(特に画素)を1つずつ位置合わせすることとを含む。例えば、図15Aは、第1及び第2タイル750a、750bを基準表面770上に配置した組み立ての初期段階を表す。幾つかの実施形態では、タイル750a、750bの曲げ剛性(例えば、対応する基板760a、760bの曲げ剛性、図14)に依り、タイル750a、750bを基準表面770に転がす/曲がった、垂直、水平、又は組み合わせた動きで導くことができる。いずれにしても、次に第1及び第2タイル750a、750bが互いに近接し第1タイル750aの縁が第2タイル750bの縁と対向してその間に継ぎ目780を図15Bに示すように概ね作るように第2タイル750bを第1タイル750aに対して(及び/又は逆に)移動させる(例えば、基準表面770に沿って滑らせる)。上記のように、幾つかの実施形態では、タイル750a、750bの粗いアライメントは、基準シート752に選択可能に設けられた基準特徴(不図示)を参照して行うことができる。基準表面770上のアライメント特徴は最終タイルアライメントにも使用できる。或いは、幾つかの実施形態では、粗いアライメントはタイル750a、750bの縁間の物理的接触により促進されうる。組み立てのこの段階で、第1及び第2タイル750a、750bの画素44は互いに位置合わせされていてもいなくてもよい。加えて、次に第1及び第2タイル750a、750bのアライメント特徴が第1タイル750aの画素44を第2タイル750bの画素44と位置合わせするようにアライメントされる。例えば、図15Cは第1タイル750aのアライメント特徴790aと第2タイル750bのアライメント特徴790bとを例示する。この非限定例のアライメント特徴790a、790bはそれぞれのタイル750a、750bに設けられた画素44のうち選択された画素である。アライメント特徴790a、790bは特定され(例えば、各アライメント特徴790a、790bを構成する画素は点灯される)、次に整列させられる(例えば、光学的に整列させられる)。このアライメントステップに続いて、第1及び第2タイル750a、750bの画素44は、各タイル750a、750bで確立された均一な画素ピッチに一致する継ぎ目780を横切る画素ピッチを含めて、互いに位置合わせされる。次に第3タイル750c(図14)が基準表面770上に配置され第2タイル750bに対して同様に位置合わせされうる。幾つかの実施形態では、複数の個々のタイルが基準表面770上に配置され、次に機械的/機械視覚システムを使用して並行組み立てプロセスで複数のタイルのアライメントを実行する。全体として、タイル750a〜750cの位置合わせはタイル間アライメント特徴及び/又はタイル対基準シートアライメント特徴の使用により実行されうる。

0062

図14を参照すると、アライメント及び位置合わせされた後、タイル(例えば、タイル750a〜750c)は互いに固定されタイル張り状ディスプレイ754を完成させる。3つのタイル750a〜750cがそれらの間の物理的分離を作るように組み付けられる場合、物理的分離は上記のように機械的接触を防ぐ重合体又は他の物理的スペーサー要素を有してもよい。幾つかの実施形態では、基準シート752は一時的使用用に構成されうる。基準シート752上に組み付けられた後、タイル750a〜750cは互いに付着又は別の方法で固定され、次に基準シート752から取り外される。これら及び類似の手法により、タイル張り状ディスプレイの動作について心配することなく、基準シート752は種々の形態を取りうるし、様々な材料から形成されうる。他の実施形態では、基準シート752は最終のタイル張り状ディスプレイ754の永久部分として働くように構成され、適切な機械的、電気的、及び/又は光学的特性を有してもよい(例えば、基準シート752はタイル張り状ディスプレイのカバーシート又は板として働き強化ガラスであってもよい)。タイル張り状ディスプレイがバックライトである場合、基準シート752は少なくとも2つの近接するバックライトタイルの部分上に延びる関連する液晶セルであってもよい。幾つかの実施形態では、曲面非平面)タイル張り状ディスプレイが望まれる場合、基準シート752が平坦であってもタイル張り状ディスプレイ754を組み立てることができる。タイル張り状ディスプレイ754の組み立て後、基準シート752は所望の形状に低温曲げされて非平面ディスプレイを作ることができる。或いは、基準シート752は初め曲面形状でタイル750a〜750cが組み付けられてもよい。最終の曲面ディスプレイは0.1m以下、或いは0.5m以下、或いは1m以下、或いは5m以下、そして幾つかの実施形態では10m以下の曲率半径を有しうる。XY平面内のタイルの位置合わせ及び組み付けを可能にすることに加えて、基準表面770はZ方向のタイル位置合わせも提供できる。例えば、幾つかの実施形態では、基準表面770は、近接するタイルをZ方向に基板厚みの50%以下、或いは40%以下、或いは30%以下、或いは20%以下、或いは10%以下、或いは5%以下、そして幾つかの実施形態では1%以下だけずらしたタイル配置を可能にする。

0063

請求項に記載された対象物の範囲から逸脱することなく様々な改良及び変更が本明細書に記載された実施形態に対して可能である。従って、そのような改良及び変更が添付の請求項とそれらの等価物の範囲内に入る場合、本明細書は本明細書に記載された様々な実施形態のそれらの改良及び変更を含むことが意図されている。

0064

以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。

0065

実施形態1
複数の行及び複数の列に配列された画素のアレイを有するタイル張り状ディスプレイであって、該タイル張り状ディスプレイは
均一な画素ピッチで配列された画素のマトリックスを載せた基板を備えた第1のタイルであって、
前記基板は互いに反対側の第1及び第2主要面と、前記互いに反対側の主要面間を前記基板の深さ方向に延びる第1縁とを有し、
画素の前記マトリックスは前記第1縁に最も近く配置された第1画素を含む、第1のタイルと、
前記均一な画素ピッチで配列された画素のマトリックスを載せた基板を備えた第2のタイルであって、
該第2のタイルの前記基板は互いに反対側の主要面と、該第2のタイルの前記基板の深さ方向に延びる第1縁とを有する、第2のタイルと
を備え、
両方の前記第1縁は相補形状を有し、
該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は、
互いに対向してそれらの間に第1継ぎ目を確立する両方の前記第1縁を含み、
前記第1のタイルの画素は前記第2のタイルの画素と位置合わせされ、前記均一な画素ピッチは指定された直線方向に前記第1継ぎ目を横切って維持され、
前記第1画素が前記複数の行の第1行及び前記複数の列の第1列内に整列され、
前記第2のタイルの前記画素は前記第1行と前記第1列のどちらに沿っても前記第1のタイルの画素間には位置せず、
前記相補形状は、
前記第1継ぎ目の少なくとも一部は前記複数の行に斜めであることと、
前記第1のタイルの前記第1縁は、前記第1のタイルの前記第1縁の少なくとも一部は対応する前記互いに反対側の主要面の平面に垂直でないように前記深さ方向に輪郭形成されていることと
からなる群から選択された少なくとも1つの特徴を備える、タイル張り状ディスプレイ。

0066

実施形態2
前記第1のタイルの前記基板は対応する前記主要面間を延びる第2縁を更に有し、前記第2縁は前記第1のタイルの前記第1縁と角を形成し、前記第1のタイルの画素の前記マトリックスは前記第2縁に最も近く配置された第2画素を含み、
該タイル張り状ディスプレイは、
前記均一な画素ピッチで配列された画素のマトリックスを載せた基板を備えた第3のタイルであって、
該第3のタイルの前記基板は互いに反対側の主要面と、対応する前記主要面間を延びる第1縁とを有する、第3のタイルを
更に備え、
前記第1のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第1縁とは相補形状を有し、
該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は、
互いに対向してそれらの間に第2継ぎ目を確立する前記第1のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第1縁とを含み、
前記第1のタイルの画素は前記第3のタイルの画素と位置合わせされ、前記均一な画素ピッチは前記指定された直線方向に前記第2継ぎ目を横切って維持される、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0067

実施形態3
前記第1のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第1縁との前記相補形状は
前記第2継ぎ目の少なくとも一部は前記複数の行に斜めであることと、
前記第1のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第1縁とは、前記第1のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第1縁とのそれぞれの少なくとも一部は対応する前記互いに反対側の主要面の平面に垂直でないように、それぞれ前記深さ方向に輪郭形成されていることと
からなる群から選択された少なくとも1つの特徴を備える、実施形態2記載のタイル張り状ディスプレイ。

0068

実施形態4
前記第2のタイルの前記基板と前記第3のタイルの前記基板とはそれぞれ第2縁を更に有し、前記第1及び第2のタイルの前記第2縁は相補形状を有し、
該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は、
互いに対向してそれらの間に第3継ぎ目を確立する前記第2のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第2縁とを含み、
前記第2のタイルの画素は前記第3のタイルの画素と位置合わせされ、前記均一な画素ピッチは前記指定された直線方向に前記第3継ぎ目を横切って維持される、実施形態2記載のタイル張り状ディスプレイ。

0069

実施形態5
前記第2のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第2縁との前記相補形状は
前記第3継ぎ目の少なくとも一部は前記複数の行に斜めであることと、
前記第2のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第2縁とは、前記第2のタイルの前記第2縁と前記第3のタイルの前記第2縁とのそれぞれの少なくとも一部は対応する前記互いに反対側の主要面の平面に垂直でないように、それぞれ前記深さ方向に輪郭形成されていることと
からなる群から選択された少なくとも1つの特徴を備える、実施形態4記載のタイル張り状ディスプレイ。

0070

実施形態6
前記第1継ぎ目の前記一部は直線状でない、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0071

実施形態7
前記各第1縁は対応する前記互いに反対側の主要面の平面に平行な平面において直線でない、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0072

実施形態8
前記第1継ぎ目は直線状である、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0073

実施形態9
前記第1継ぎ目全体が前記複数の行に斜めである、実施形態8記載のタイル張り状ディスプレイ。

0074

実施形態10
前記第1のタイルの前記第1縁は対応する前記第1主要面と鈍角をなし、対応する前記第2主要面と鋭角をなす、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0075

実施形態11
前記第1のタイルの前記第1縁は対応する前記第1主要面と鈍角をなし、対応する前記第2主要面と鋭角をなす、実施形態10記載のタイル張り状ディスプレイ。

0076

実施形態12
前記第1継ぎ目内に配置され前記第1のタイルの前記第1縁を前記第2のタイルの前記第1縁から分離する枠要素を更に備える、実施形態11記載のタイル張り状ディスプレイ。

0077

実施形態13
前記第2のタイルの前記第1縁は対応する第1の前記主要面と鋭角をなし、対応する第2の前記主要面と鈍角をなす、実施形態10記載のタイル張り状ディスプレイ。

0078

実施形態14
該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は前記第2のタイルの前記第1縁と平行な前記第1のタイルの前記第1縁を含む、実施形態13記載のタイル張り状ディスプレイ。

0079

実施形態15
前記第1のタイルの前記第1縁は対応する前記互いに反対側の主要面間で曲線状であり、前記第2のタイルの前記第1縁は対応する前記互いに反対側の主要面間で直線状である、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0080

実施形態16
両方の前記第1縁は相補段付き形状を有する、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0081

実施形態17
前記第1のタイルの前記第1縁は切欠きを画定し、前記第2のタイルの前記第1縁はリブを画定し、該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は前記切欠きと位置合わせされた前記リブを備える、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0082

実施形態18
前記第1のタイルの前記第1縁と前記第2のタイルの前記第1縁との間に配置されたスペーサーを更に備える実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0083

実施形態19
前記スペーサーは重合体材料を含む、実施形態18記載のタイル張り状ディスプレイ。

0084

実施形態20
前記第1のタイルの前記基板の前記第1主要面はベース板に装着するための溝及び突起の少なくとも一方を備える、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0085

実施形態21
前記均一な画素ピッチは0.5mm以下である、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0086

実施形態22
前記均一な画素ピッチは0.4mm以下である、実施形態21記載のタイル張り状ディスプレイ。

0087

実施形態23
前記均一な画素ピッチは0.3mm以下である、実施形態22記載のタイル張り状ディスプレイ。

0088

実施形態24
前記第1のタイルは複数のマイクロLEDを更に備える、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0089

実施形態25
該タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は、前記指定された直線方向に前記均一な画素ピッチの50%以下の位置合わせ誤差で前記第2のタイルの画素と位置合わせされた前記第1のタイルの画素を含む、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0090

実施形態26
前記第1のタイルの前記基板はガラス、ガラスセラミック、及びセラミックからなる群から選択された材料を含む、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0091

実施形態27
前記第1のタイルの前記基板は10ppm/℃以下の熱膨張係数を示す、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0092

実施形態28
前記第1のタイルの前記基板は50GPa以上のヤング率を示す、実施形態1記載のタイル張り状ディスプレイ。

0093

実施形態29
基準表面上に第1のタイルを配置するステップであって、前記第1のタイルは均一な画素ピッチで配列された画素のマトリックスを載せた基板と前記第1のタイルのいずれの外周縁からも離れて設けられたアライメント特徴とを備える、ステップと、
前記基準表面上に第2のタイルを配置するステップであって、前記第2のタイルは均一な画素ピッチで配列された画素のマトリックスを載せた基板と前記第2のタイルのいずれの外周縁からも離れて設けられたアライメント特徴とを備える、ステップと、
前記第1のタイルの1つの縁は前記第2のタイルの1つの縁と対向して第1継ぎ目を確立するよう少なくとも前記第2のタイルを前記第1のタイルに対して前記基準表面に沿って移動させるステップと、
前記第1のタイルの前記複数の画素が前記第2のタイルの前記複数の画素と位置合わせされるように前記第1のタイルの前記アライメント特徴を前記第2のタイルの前記アライメント特徴と位置合わせするステップと
を含み、
位置合わせする前記ステップの後、前記均一な画素ピッチは指定された直線方向に前記第1継ぎ目を横切って維持される、タイル張り状ディスプレイの組み立て方法。

0094

実施形態30
前記第1のタイルの前記アライメント特徴を前記第2のタイルの前記アライメント特徴と位置合わせする前記ステップは、前記第1のタイルの前記アライメント特徴を前記第2のタイルの前記アライメント特徴と光学的に位置合わせすることを含む、実施形態29記載の方法。

0095

実施形態31
前記アライメント特徴は、マイクロLED、電子相互接続パターン、及び前記第1のタイルの前記基板にパターン形成された位置合わせマークからなる群から選択される、実施形態29記載の方法。

0096

実施形態32
前記第1及び第2のタイルのそれぞれの前記複数の画素は少なくとも1つのマイクロLEDを含み、前記第1及び第2のタイルのそれぞれの前記アライメント特徴は対応する前記画素マトリックスの少なくとも1つのマイクロLEDからなる、実施形態29記載の方法。

0097

実施形態33
位置合わせする前記ステップの次に、
前記第1のタイルを前記第2のタイルに固定するステップと、
前記基準表面から前記第1及び第2のタイルを取り外すステップと
を更に含む実施形態29記載の方法。

0098

実施形態34
位置合わせする前記ステップの次に、
前記第1及び第2のタイルを前記基準表面に固定するステップを更に含み、
前記基準表面は前記タイル張り状ディスプレイの構成要素である、実施形態29記載の方法。

0099

実施形態35
前記基準表面は第1及び第2の基準特徴を載せたシートからなり、移動させる前記ステップは、
前記第1のタイルの前記アライメント特徴を前記第1の基準特徴と位置合わせすることと、
前記第1のタイルの前記アライメント特徴を前記第2の基準特徴と位置合わせすることとを含む、実施形態29記載の方法。

0100

実施形態36
前記均一な画素ピッチは0.5mm以下である、実施形態29記載の方法。

0101

実施形態37
前記均一な画素ピッチは0.4mm以下である、実施形態36記載の方法。

0102

実施形態38
前記均一な画素ピッチは0.3mm以下である、実施形態37記載の方法。

0103

実施形態39
前記第1のタイルの前記複数の画素は複数のマイクロLEDを含む、実施形態29記載のタイル張り状ディスプレイ。

0104

実施形態40
前記タイル張り状ディスプレイの最終組み立て体は、前記均一な画素ピッチの50%以下の位置合わせ誤差で前記第2のタイルの複数の画素と位置合わせされた前記第1のタイルの複数の画素を含む、実施形態29記載の方法。

0105

実施形態41
前記第1のタイルの前記基板はガラス、ガラスセラミック、及びセラミックからなる群から選択された材料を含む、実施形態29記載の方法。

0106

実施形態42
前記第1のタイルの前記基板は10ppm/℃以下の熱膨張係数を示す、実施形態29記載の方法。

0107

実施形態43
前記第1のタイルの前記基板は50GPa以上のヤング率を示す、実施形態29記載の方法。

0108

20、120、220、400、450タイル張り状ディスプレイ
30、32、130、132、134、136、138、140、142、410、412、460、462、654、690、750a、750b、750cタイル
40、42、150、152、154、420、422、470、472、650、700、760a、760b、760c基板
44画素
46、160画素アレイ
50、162、164、780継ぎ目
52ディスプレイ装置
54コントローラ
64、66、68、70、434、444、484、584、594 縁
80マトリックス
430、432、656、706 主要面
464枠要素
586 突出ヘッド
596 突出フロア
636スロット
646リブ
652、752基準シート
660、662アライメント溝
670、720、770基準表面
672、674基準溝
680、682ピン
710、712 突起

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