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技術 コイン、メダル、またはバーを飾るためのネックウェア

出願人 パツガ エルエルシー
発明者 ジョセフパンドルフィノ
出願日 2018年6月29日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2019-572569
公開日 2020年8月31日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-526674
状態 未査定
技術分野 装身具 耳保護物、スカーフ、ネクタイ
主要キーワード 内側周り 留め具付き 指向性エネルギー スナップホック 接合解除 小売業環境 ラニヤード 後部セクション
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
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図面 (20)

課題・解決手段

ネックウェアは、ネックバンドおよびネックバンドモジュールを含み、一つまたは複数の締結具部材と、コインメダル、またはバーの、一つまたは複数のディスプレイセグメントとをさらに含む。ネックバンドはネックバンドモジュールに接続され、一つまたは複数の締結具部材が、ネックバンドモジュールと一つまたは複数のディスプレイセグメントとを旋回可能に接続する。また、ネックウェアのために提供されるのは、気密されたネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントと、内部交換可能であるように構成されたディスプレイセグメントと、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントまたは胴体セグメントのためのディスプレイインサートと、交換可能なディスプレイセグメントに適応するための締結具部材付きネックバンドモジュールである。

概要

背景

はじめに
ネクタイ代替品として、様々なタイプのネックウェアが提案されてきた。例えば、米国特許出願第15/384,540号は、締結具によって直接接続された、ネックバンドと、ネックバンドモジュールと、旋回胴体セグメントとを備える機能的な金属ネックウェアを開示している。ネックウェアは、ネクタイのように、着用者胴体の中心に位置付けられる。本発明者は、ネックバンドモジュールと胴体セグメントとを含む、優れた金属ネックウェアパネルを提供する効率的な方法は、コインメダル、および地金バーを生産する、民間の鋳造所および政府の造幣局が使用するプロセスであることを発見した。複数の金属製胴体セグメントは、その端が、従来のネクタイの好ましい長さである、ベルトライン上であり得る。実施形態は、着用者が胴体セグメントを素早く且つ容易に追加し、取り除き、再配置し、置き換えることを可能にするネックウェアを提供し、それによって、同一のネックウェアが様々な長さとなる可能性を含む、様々なネックウェアの外観をもたらし得る。

当技術分野では、一つのコインまたは地金バーをペンダントとして保持する、宝石ベゼル留めが知られている。これらには欠点があり、例えば、銀コインの変色を防ぐための気密環境がもたらされないといった、宝石として機能的ではないことを含む、特定の点において優れておらず、ネクタイの機能を満たさない。さらに、ベゼル留めは、ネックウェアの長さが複数となるよう、追加セクションを取り付けて、鋳造されたコイン、メダル、または地金バーのシリーズまたはそれらのセットを飾るようには構成されず、また、様々なサイズのコイン、メダル、または地金バーを並べるようにも構成されていない。

金属によっては、大気中の空気に曝されると、銀や銅といった特定のコイン、メダル、およびバーは、自然に変色する。例えば、銀や銅が変色するにつれ、硫化物酸化物、および/または、炭酸塩が金属の表面に形成される。銀が変色するにつれ、その明るさや白色度が銀の反射性とともに減少するため、一般的に反射率の高い金属である銀の魅力見栄えは変色によって低くなる。変色は取り除くことができるが、クリーニングは骨が折れる仕事であり、金属の表面や物品の見栄えに悪影響を及ぼすことが多い。金属が変色したままであるか、または、クリーニングされているか、に関わらず、金属の表面には既に化学的な損傷が生じており、結果として、コイン、メダル、または地金バーの表面の細かさが低減されている。コイン、メダル、およびバーを含む、銀ブリオンの変色は、変色しない金やプラチナのブリオンと比較すると、鋳造所、宝石職人コレクターにとっては問題である。銀地金の大半は、鋳造所が販売する最も一般的な貴金属である。

銀の変色を解決する方法は当技術分野では周知であり、ロジウム、またはニスといったその他のコーティングを使用して銀物品を被覆することと、銀に酸化アルミニウムなどの連続的な分子層堆積させることによって、銀の表面にフィルムコーティングを施すことと、ゲルマニウムを含むものといった、特定の銀合金を使用することと、を含む。例えば、Johnsの特許第9,222,150B2号には、少なくとも77重量%、銅、および好ましくは少なくとも0.5重量%のゲルマニウムを含む銀合金を作製するためのプロセスが開示されている。銀合金は、96〜97.3重量%の銀、1〜2重量%のゲルマニウム、任意に最大1重量%の亜鉛、任意に0.2重量%のシリコンバランス銅および1〜40ppmのホウ素を含む。

上記の方法は、変色率を減少させるが、変色を防止するものではなく、且つ、各方法は、生産コストおよびステップの増加、銀の輝度、白さ、および反射率を低減させる銀の退色、および/または、表面塗工摩耗を含む、好ましくない結果を有する。さらに、非銀の要素または化合物を銀または完成銀物品の表面に加えることは、銀ブリオンと全く正反対のものであるため、主な鋳造所はこの方法を自社の銀地金製品には取り入れず、また、コレクターや投資家も、これらの方法によって自身の銀地金の質を落としたり、不純物を混ぜることを望まない。千分率の微細さとは、合金の質量による純金属の千分の一で金属の純度を表すために用いられるシステムであり、銀地金は通常、「999微細な」または「純銀」と呼ばれる、少なくとも99.9%純銀である。9999微細な銀地金もある。

999微細である、着用する金または銀物品の欠点は、これらが、引っ掛けたり、傷のつきやすい、軟金属であるということである。約400〜550Mpaのビッカーズ硬度を有するプラチナと比較すると、金は、約188〜216MPaのビッカーズ硬度を有し、銀は、約251Mpaのビッカーズ硬度を有する。金の合金(例えば、14カラット金は58.33%金)および銀の合金(例えば、スターリング銀は一般に92.5%銀)は、それらの地金同等物よりも硬いこともあり、これらの合金が宝石業界では人気であるが、こうした金または銀の合金を宝石で使用すると、それらの光学的特性を劇的に変え、これらの貴重な金属の美しさや魅力が低減する。9999微細である金ブリオン、999微細である銀地金、および999微細である銅はそれぞれ、独特魅力的な色を有しており、その色は、これらの金属のいずれかが別の金属と合金化されると変化する。金地金は、その色が好まれ、14カラット金よりもより黄色トーンが強い。銀地金の色は、スターリング銀を含む銀合金よりも明るく、より白い。金のように、銅は、グレーまたは銀以外の自然の色を有した数少ない金属要素の一つである。

したがって、コイン、メダル、または地金バーのセットまたはシリーズを飾る、複数の長さが可能な機能的ネックウェアであり、且つ、コイン、メダル、または地金バーを変色、摩耗、傷つきから保護し、および/または、締結具に直接取り付けられることを含む、金属の一体性を保つネックウェアが必要とされている。

概要

ネックウェアは、ネックバンドおよびネックバンドモジュールを含み、一つまたは複数の締結具部材と、コイン、メダル、またはバーの、一つまたは複数のディスプレイセグメントとをさらに含む。ネックバンドはネックバンドモジュールに接続され、一つまたは複数の締結具部材が、ネックバンドモジュールと一つまたは複数のディスプレイセグメントとを旋回可能に接続する。また、ネックウェアのために提供されるのは、気密されたネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントと、内部交換可能であるように構成されたディスプレイセグメントと、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントまたは胴体セグメントのためのディスプレイインサートと、交換可能なディスプレイセグメントに適応するための締結具部材付きネックバンドモジュールである。なし

目的

本発明者は、ネックバンドモジュールと胴体セグメントとを含む、優れた金属ネックウェアパネルを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ネックウェアであって、(a)ネックバンドと、(b)第一コインメダル、または地金バーと、(c)第二コイン、メダル、または地金バーと、(d)ガラスを介して前記第一コイン、メダル、または地金バーを飾る、気密されたネックバンドモジュールと、(e)ガラスを介して前記第二コイン、メダル、または地金バーを飾る、少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントと、(f)少なくとも一つの締結具と、を備え、前記ネックバンドが前記気密されたネックバンドモジュールに接続され、前記気密されたネックバンドモジュールが前記少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントに接続され、前記気密されたネックバンドモジュールが前記第一コイン、メダル、または地金バーを含み、前記少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントが前記第二コイン、メダル、または地金バーを含み、前記少なくとも一つの締結具が、前記気密されたネックバンドモジュールを前記少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントに旋回可能に接続する第一締結具を含む、ネックウェア。

請求項2

前記少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントが、複数の気密されたディスプレイセグメントを備え、前記複数の気密されたディスプレイセグメントが、第一気密されたディスプレイセグメントと第二気密されたディスプレイセグメントとを含み、前記少なくとも一つの締結具が、前記第一気密されたディスプレイセグメントを前記第二気密されたディスプレイセグメントに接続する第二締結具をさらに備える、請求項1に記載のネックウェア。

請求項3

前記少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントが、内部交換可能な気密されたディスプレイセグメントを含む、請求項1に記載のネックウェア。

請求項4

前記ネックウェアが、前記ネックウェアをシャツに固定するよう構成されるクリップセグメントをさらに備える、請求項1に記載のネックウェア。

請求項5

前記ネックウェアが、コイン、メダル、または地金バーを含まない少なくとも一つの胴体セグメントをさらに備える、請求項1に記載のネックウェア。

請求項6

前記少なくとも一つのコイン、メダル、または地金バーが、銀、銅、金、またはプラチナを含む、請求項1に記載のネックウェア。

請求項7

前記少なくとも一つの締結具が分離ヒンジを備える、請求項1に記載のネックウェア。

請求項8

前記少なくとも一つの締結具が、クイックリリースバックルを備える、請求項1に記載のネックウェア。

請求項9

前記複数の気密されたディスプレイセグメントが、内部交換可能な気密されたディスプレイセグメントを備える、請求項2に記載のネックウェア。

請求項10

前記少なくとも一つの内部交換可能な気密されたディスプレイセグメントが、鍵またはツールなしで内部交換されるよう構成される、請求項3に記載のネックウェア。

請求項11

ネックウェアであって、(a)ネックバンドと、(b)ネックバンドモジュールと、(c)コイン、メダル、または地金バーと、(d)ガラスを介して前記コイン、メダル、または地金バーを飾る、少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントと、(e)少なくとも一つの締結具と、を備えるネックウェアであって、前記ネックバンドが前記ネックバンドモジュールに接続され、前記ネックバンドモジュールが前記少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントに接続され、前記ネックバンドモジュールがコイン、メダル、または地金バーを飾らず、前記ネックバンドモジュールが気密されておらず、前記少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントが前記コイン、メダル、または地金バーを含み、前記少なくとも一つ締結具が、前記ネックバンドモジュールを少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントに旋回可能に接続する第一締結具を含む、ネックウェア。

請求項12

ネックウェアであって、ネックバンドと、コイン、メダル、または地金バーと、ネックバンドモジュールと、を備え、前記ネックバンドが前記ネックバンドモジュールに接続され、前記ネックバンドモジュールが、ガラスを介して前記コイン、メダル、または地金バーを飾り、前記ネックバンドモジュールが気密されており、前記コイン、メダル、または地金バーを含む、ネックウェア。

請求項13

前記気密されたネックバンドモジュールが、前記コイン、メダル、または地金バーを含むコインホルダ、コインカプセル、または地金バーカセルをさらに含む、請求項12に記載のネックウェア。

請求項14

前記気密されたネックバンドモジュールが、少なくとも一つの交換可能なディスプレイセグメントに接続するため、または、コイン、メダル、または地金バーを含まない少なくとも一つの交換可能な胴体セグメントに接続するための、締結具または締結具部材を含む、請求項12に記載のネックウェア。

請求項15

ネックウェアのための交換可能なディスプレイセグメントであって、前記ディスプレイセグメントが気密され、前記ディスプレイセグメントがガラスを介してコイン、メダル、または地金バーを飾り、前記ディスプレイセグメントが前記コイン、メダル、または地金バーを含む、ディスプレイセグメント。

請求項16

前記コイン、メダル、または地金バーが、前記気密されたディスプレイセグメント内のコインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルによって封入される、請求項15に記載の交換可能な気密されたディスプレイセグメント。

請求項17

前記気密されたディスプレイセグメントが、締結具または締結具部材を含む、請求項15に記載の交換可能な気密されたディスプレイセグメント。

請求項18

前記締結具または締結具部材が分離ヒンジまたは分離ヒンジの部材を備える、請求項17に記載の交換可能な気密されたディスプレイセグメント。

請求項19

前記締結具または締結具部材は、クイックリリースバックルまたはクイックリリースバックルの部材を備える、請求項17に記載の交換可能な気密されたディスプレイセグメント。

請求項20

ネックウェアであって、(a)ネックバンドと、(b)ネックバンドモジュールと、(c)少なくとも一つのディスプレイセグメントと、(d)第一コイン、メダル、または地金バーと、(e)第二コイン、メダル、または地金バーと、(f)少なくとも一つの締結具と、を備え、前記ネックバンドが前記ネックバンドモジュールに接続され、前記ネックバンドモジュールが前記少なくとも一つのディスプレイセグメントに接続され、前記ネックバンドモジュールが、前記第一コイン、メダル、または地金バーを飾り、前記少なくとも一つのディスプレイセグメントが前記第二コイン、メダル、または地金バーを飾り、前記少なくとも一つ締結具が、前記ネックバンドモジュールを前記少なくとも一つのディスプレイセグメントに旋回可能に接続する第一締結具を含む、ネックウェア。

請求項21

前記少なくとも一つのディスプレイセグメントが、複数のディスプレイセグメントを備え、前記複数のディスプレイセグメントが、第一ディスプレイセグメントと第二ディスプレイセグメントとを含み、前記少なくとも一つの締結具が、前記第一ディスプレイセグメントを前記第二ディスプレイセグメントに接続する第二締結具をさらに備える、請求項20に記載のネックウェア。

請求項22

前記少なくとも一つのディスプレイセグメントが、内部交換可能なディスプレイセグメントを含む、請求項20に記載のネックウェア。

請求項23

前記少なくとも一つのディスプレイセグメントが、一つまたは二つのガラスディスプレイウィンドウを含む、請求項20に記載のネックウェア。

請求項24

前記少なくとも一つのディスプレイセグメントが、留め具を含む、請求項20に記載のネックウェア。

請求項25

前記ネックウェアが、前記ネックウェアをシャツに固定するよう構成されるクリップセグメントをさらに備える、請求項20に記載のネックウェア。

請求項26

前記ネックウェアが、コイン、メダル、または地金バーを含まない少なくとも一つの胴体セグメントをさらに備える、請求項20に記載のネックウェア。

請求項27

前記少なくとも一つの締結具が分離ヒンジを備える、請求項20に記載のネックウェア。

請求項28

前記少なくとも一つの締結具が、クイックリリースバックルを備える、請求項20に記載のネックウェア。

請求項29

前記複数のディスプレイセグメントが、内部交換可能なディスプレイセグメントを備える、請求項21に記載のネックウェア。

請求項30

前記少なくとも一つの内部交換可能なディスプレイセグメントが、鍵またはツールなしで内部交換されるよう構成される、請求項22に記載のネックウェア。

請求項31

前記留め具は、キーまたはツールなしで、前記少なくとも一つのディスプレイセグメントに接続および接続解除されるよう構成される、請求項24に記載のネックウェア。

請求項32

ネックウェアであって、ネックバンドと、コイン、メダル、または地金バーと、ネックバンドモジュールと、を備え、前記ネックバンドが前記ネックバンドモジュールに接続され、前記ネックバンドモジュールが、前記コイン、メダル、または地金バーを飾り、前記ネックバンドモジュールが、前記ネックバンドモジュールを少なくとも一つの交換可能なディスプレイセグメントまたは少なくとも一つの交換可能な胴体セグメントに接続するための締結具または締結具部材を含む、ネックウェア。

請求項33

前記ネックバンドモジュールが留め具を含む、請求項32に記載のネックウェア。

請求項34

前記ネックバンドモジュールが、一つまたは二つのガラスディスプレイウィンドウを含む、請求項32に記載のネックウェア。

請求項35

前記締結具または締結具部材が分離ヒンジまたは分離ヒンジの部材を備える、請求項32に記載のネックウェア。

請求項36

前記締結具または締結具部材は、クイックリリースバックルまたはクイックリリースバックルの部材を備える、請求項32に記載のネックウェア。

請求項37

前記留め具は、キーまたはツールなしで、接続および接続解除されるよう構成される、請求項33に記載のネックウェア。

請求項38

前記ディスプレイセグメントがコイン、メダル、または地金バーを飾り、前記ディスプレイセグメントが締結具または締結具部材を含む、ネックウェアのための交換可能なディスプレイセグメント。

請求項39

前記締結具または締結具部材が分離ヒンジまたは分離ヒンジの部材を備える、請求項38に記載の交換可能なディスプレイセグメント。

請求項40

前記締結具または締結具部材は、クイックリリースバックルまたはクイックリリースバックルの部材を備える、請求項38に記載の交換可能なディスプレイセグメント。

請求項41

ネックバンドモジュールまたはネックウェアのディスプレイセグメント内に収容されるように構成された、交換可能なコイン、メダル、または地金バー。

請求項42

ネックウェアであって、(a)ネックバンドと、(b)ネックバンドモジュールと、(c)少なくとも一つのディスプレイセグメントと、(d)第一ディスプレイインサートと、(e)第二ディスプレイインサートと、(f)少なくとも一つの締結具と、を備え、前記ネックバンドが前記ネックバンドモジュールに接続され、前記ネックバンドモジュールが前記少なくとも一つのディスプレイセグメントに接続され、前記ネックバンドモジュールが前記第一ディスプレイインサートを収容し、前記少なくとも一つのディスプレイセグメントが、前記第二のディスプレイインサートを収容し、前記少なくとも一つ締結具が、前記ネックバンドモジュールを前記少なくとも一つのディスプレイセグメントに旋回可能に接続する第一締結具を含む、ネックウェア。

請求項43

前記少なくとも一つのディスプレイセグメントが、複数のディスプレイセグメントを備え、前記複数のディスプレイセグメントが、第一ディスプレイセグメントと第二ディスプレイセグメントとを含み、前記少なくとも一つの締結具が、前記第一ディスプレイセグメントを前記第二ディスプレイセグメントに接続する第二締結具をさらに備える、請求項42に記載のネックウェア。

請求項44

前記少なくとも一つのディスプレイセグメントが、内部交換可能なディスプレイセグメントを含む、請求項42に記載のネックウェア。

請求項45

前記少なくとも一つのディスプレイセグメントが、留め具を含む、請求項42に記載のネックウェア。

請求項46

前記ネックウェアが、前記ネックウェアをシャツに固定するよう構成されるクリップセグメントをさらに備える、請求項42に記載のネックウェア。

請求項47

前記ネックウェアが、ディスプレイインサートを収容するよう構成されない、少なくとも一つの胴体セグメントをさらに備える、請求項42に記載のネックウェア。

請求項48

前記少なくとも一つの締結具が分離ヒンジを備える、請求項42に記載のネックウェア。

請求項49

前記少なくとも一つの締結具が、クイックリリースバックルを備える、請求項42に記載のネックウェア。

請求項50

前記ディスプレイインサートが、コインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルを含む、請求項42に記載のネックウェア。

請求項51

前記ディスプレイインサートが、コイン、メダル、または地金バーを飾る、請求項50に記載のネックウェア。

請求項52

前記複数のディスプレイセグメントが、内部交換可能なディスプレイセグメントを備える、請求項43に記載のネックウェア。

請求項53

前記少なくとも一つの内部交換可能なディスプレイセグメントが、鍵またはツールなしで内部交換されるよう構成される、請求項44に記載のネックウェア。

請求項54

前記留め具は、キーまたはツールなしで、前記少なくとも一つのディスプレイセグメントに接続および接続解除されるよう構成される、請求項45に記載のネックウェア。

請求項55

前記コインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルが、コイン、メダル、または地金バーを含める、請求項50に記載のネックウェア。

請求項56

ネックウェアであって、ネックバンドと、ディスプレイインサートと、ネックバンドモジュールと、を備え、前記ネックバンドが前記ネックバンドモジュールに接続され、前記ネックバンドモジュールが前記ディスプレイインサートを収容し、前記ネックバンドモジュールが、前記ネックバンドモジュールを少なくとも一つの交換可能なディスプレイセグメントまたは少なくとも一つの交換可能な胴体セグメントに接続するための締結具または締結具部材を含む、ネックウェア。

請求項57

前記ネックバンドモジュールがディスプレイインサートを含む、請求項56に記載のネックウェア。

請求項58

前記締結具または締結具部材が分離ヒンジまたは分離ヒンジの部材を備える、請求項56に記載のネックウェア。

請求項59

前記締結具または締結具部材は、クイックリリースバックルまたはクイックリリースバックルの部材を備える、請求項56に記載のネックウェア。

請求項60

前記ネックバンドモジュール内に含まれる前記ディスプレイインサートが、コイン、メダル、または地金バーを含む、請求項57に記載のネックウェア。

請求項61

前記ネックバンドモジュール内に含まれる前記ディスプレイインサートが、コインカプセル、または地金バーカプセルを備える、請求項57に記載のネックウェア。

請求項62

前記コインカプセル、または地金バーカプセルが、コイン、メダル、または地金バーを含める、請求項61に記載のネックウェア。

請求項63

ネックウェアのための交換可能なディスプレイセグメントであって、前記ディスプレイセグメントがディスプレイインサートを収容し、前記ディスプレイセグメントが締結具または締結具部材を含む、交換可能なディスプレイセグメント。

請求項64

前記ディスプレイセグメントがディスプレイインサートを含む、請求項63に記載の交換可能なディスプレイセグメント。

請求項65

ネックバンドモジュールまたはネックウェアのディスプレイセグメント内に収容されるように構成された、交換可能なディスプレイインサート。

請求項66

前記ディスプレイインサートが、コイン、メダル、または地金バーを飾る、請求項65に記載の交換可能なディスプレイインサート。

技術分野

0001

本出願は、2017年6月30日に出願された米国特許出願第15/639,356号の優先権を主張するものであり、その内容全体は参照により本明細書に組み込まれる。2016年12月20日に出願された米国特許出願第15/384,540号の全内容も、参照により本明細書に援用される。

0002

本開示はネックウェアに関する。

背景技術

0003

はじめに
ネクタイ代替品として、様々なタイプのネックウェアが提案されてきた。例えば、米国特許出願第15/384,540号は、締結具によって直接接続された、ネックバンドと、ネックバンドモジュールと、旋回胴体セグメントとを備える機能的な金属ネックウェアを開示している。ネックウェアは、ネクタイのように、着用者胴体の中心に位置付けられる。本発明者は、ネックバンドモジュールと胴体セグメントとを含む、優れた金属ネックウェアパネルを提供する効率的な方法は、コインメダル、および地金バーを生産する、民間の鋳造所および政府の造幣局が使用するプロセスであることを発見した。複数の金属製胴体セグメントは、その端が、従来のネクタイの好ましい長さである、ベルトライン上であり得る。実施形態は、着用者が胴体セグメントを素早く且つ容易に追加し、取り除き、再配置し、置き換えることを可能にするネックウェアを提供し、それによって、同一のネックウェアが様々な長さとなる可能性を含む、様々なネックウェアの外観をもたらし得る。

0004

当技術分野では、一つのコインまたは地金バーをペンダントとして保持する、宝石ベゼル留めが知られている。これらには欠点があり、例えば、銀コインの変色を防ぐための気密環境がもたらされないといった、宝石として機能的ではないことを含む、特定の点において優れておらず、ネクタイの機能を満たさない。さらに、ベゼル留めは、ネックウェアの長さが複数となるよう、追加セクションを取り付けて、鋳造されたコイン、メダル、または地金バーのシリーズまたはそれらのセットを飾るようには構成されず、また、様々なサイズのコイン、メダル、または地金バーを並べるようにも構成されていない。

0005

金属によっては、大気中の空気に曝されると、銀や銅といった特定のコイン、メダル、およびバーは、自然に変色する。例えば、銀や銅が変色するにつれ、硫化物酸化物、および/または、炭酸塩が金属の表面に形成される。銀が変色するにつれ、その明るさや白色度が銀の反射性とともに減少するため、一般的に反射率の高い金属である銀の魅力見栄えは変色によって低くなる。変色は取り除くことができるが、クリーニングは骨が折れる仕事であり、金属の表面や物品の見栄えに悪影響を及ぼすことが多い。金属が変色したままであるか、または、クリーニングされているか、に関わらず、金属の表面には既に化学的な損傷が生じており、結果として、コイン、メダル、または地金バーの表面の細かさが低減されている。コイン、メダル、およびバーを含む、銀ブリオンの変色は、変色しない金やプラチナのブリオンと比較すると、鋳造所、宝石職人コレクターにとっては問題である。銀地金の大半は、鋳造所が販売する最も一般的な貴金属である。

0006

銀の変色を解決する方法は当技術分野では周知であり、ロジウム、またはニスといったその他のコーティングを使用して銀物品を被覆することと、銀に酸化アルミニウムなどの連続的な分子層堆積させることによって、銀の表面にフィルムコーティングを施すことと、ゲルマニウムを含むものといった、特定の銀合金を使用することと、を含む。例えば、Johnsの特許第9,222,150B2号には、少なくとも77重量%、銅、および好ましくは少なくとも0.5重量%のゲルマニウムを含む銀合金を作製するためのプロセスが開示されている。銀合金は、96〜97.3重量%の銀、1〜2重量%のゲルマニウム、任意に最大1重量%の亜鉛、任意に0.2重量%のシリコンバランス銅および1〜40ppmのホウ素を含む。

0007

上記の方法は、変色率を減少させるが、変色を防止するものではなく、且つ、各方法は、生産コストおよびステップの増加、銀の輝度、白さ、および反射率を低減させる銀の退色、および/または、表面塗工摩耗を含む、好ましくない結果を有する。さらに、非銀の要素または化合物を銀または完成銀物品の表面に加えることは、銀ブリオンと全く正反対のものであるため、主な鋳造所はこの方法を自社の銀地金製品には取り入れず、また、コレクターや投資家も、これらの方法によって自身の銀地金の質を落としたり、不純物を混ぜることを望まない。千分率の微細さとは、合金の質量による純金属の千分の一で金属の純度を表すために用いられるシステムであり、銀地金は通常、「999微細な」または「純銀」と呼ばれる、少なくとも99.9%純銀である。9999微細な銀地金もある。

0008

999微細である、着用する金または銀物品の欠点は、これらが、引っ掛けたり、傷のつきやすい、軟金属であるということである。約400〜550Mpaのビッカーズ硬度を有するプラチナと比較すると、金は、約188〜216MPaのビッカーズ硬度を有し、銀は、約251Mpaのビッカーズ硬度を有する。金の合金(例えば、14カラット金は58.33%金)および銀の合金(例えば、スターリング銀は一般に92.5%銀)は、それらの地金同等物よりも硬いこともあり、これらの合金が宝石業界では人気であるが、こうした金または銀の合金を宝石で使用すると、それらの光学的特性を劇的に変え、これらの貴重な金属の美しさや魅力が低減する。9999微細である金ブリオン、999微細である銀地金、および999微細である銅はそれぞれ、独特魅力的な色を有しており、その色は、これらの金属のいずれかが別の金属と合金化されると変化する。金地金は、その色が好まれ、14カラット金よりもより黄色トーンが強い。銀地金の色は、スターリング銀を含む銀合金よりも明るく、より白い。金のように、銅は、グレーまたは銀以外の自然の色を有した数少ない金属要素の一つである。

0009

したがって、コイン、メダル、または地金バーのセットまたはシリーズを飾る、複数の長さが可能な機能的ネックウェアであり、且つ、コイン、メダル、または地金バーを変色、摩耗、傷つきから保護し、および/または、締結具に直接取り付けられることを含む、金属の一体性を保つネックウェアが必要とされている。

0010

一態様は、(a)ネックバンドと、(b)ネックバンドモジュールと、(c)少なくとも一つのディスプレイセグメントと、(d)第一コイン、メダル、または地金バーと、(e)第二コイン、メダル、または地金バーと、(f)少なくとも一つの締結具と、を備えるネックウェアであり、前述のネックバンドは前述のネックバンドモジュールに接続され、前述のネックバンドモジュールは前述の少なくとも一つのディスプレイセグメントに接続され、前述のネックバンドモジュールが第一コイン、メダル、または地金バーを飾り、前述の少なくとも一つのディスプレイセグメントが第二コイン、メダル、または地金バーを飾り、前述の少なくとも一つの締結具が、前述のネックバンドモジュールを前述の少なくとも一つのディスプレイセグメントに旋回可能に接続する第一締結具を含む。

0011

少なくとも一つのディスプレイセグメントは、複数のディスプレイセグメントを備え得、前述の複数のディスプレイセグメントは、第一ディスプレイセグメントと第二ディスプレイセグメントとを含み、少なくとも一つの締結具は、前述の第一ディスプレイセグメントを前述の第二ディスプレイセグメントに接続する第二締結具をさらに備え得る。

0012

少なくとも一つのディスプレイセグメントはまた、内部交換可能なディスプレイセグメントを含み得る。

0013

少なくとも一つのディスプレイセグメントは、一つまたは二つのガラスディスプレイウィンドウを含み得る。

0014

少なくとも一つのディスプレイセグメントは留め具を含み得る。

0015

ネックウェアは、前述のネックウェアをシャツに固定するよう構成されたクリップセグメントをさらに備え得る。

0016

ネックウェアは、コイン、メダル、または地金バーを含まない、少なくとも一つの胴体セグメントをさらに備え得る。

0017

少なくとも一つの締結具は、分離ヒンジを備え得る。

0018

少なくとも一つの締結具は、クイックリリースバックルを備え得る。

0019

複数のディスプレイセグメントは、内部交換可能なディスプレイセグメントを備え得る。

0020

少なくとも一つの内部交換可能なディスプレイセグメントは、鍵またはツールなしで内部交換可能であるよう構成され得る。

0021

留め具は、鍵またはツールなしで、前述の少なくとも一つのディスプレイセグメントに接続および接続解除されるよう構成され得る。

0022

別態様は、ネックバンドと、コイン、メダル、または地金バーと、ネックバンドモジュールとを備えるネックウェアであり、前述のネックバンドは前述のネックバンドモジュールに接続され、前述のネックバンドモジュールはコイン、メダル、または地金バーを飾り、前述のネックバンドモジュールは、前述のネックバンドモジュールを少なくとも一つの交換可能なディスプレイセグメントまたは少なくとも一つの交換可能な胴体セグメントに接続するための締結具または締結具部材を含む。

0023

ネックバンドモジュールは留め具を含み得る。

0024

ネックバンドモジュールは、一つまたは二つのガラスディスプレイウィンドウを含み得る。

0025

締結具または締結具部材は、分離ヒンジまたは分離ヒンジの部材を備え得る。

0026

締結具または締結具部材は、クイックリリースバックルまたはクイックリリースバックル部材を備え得る。

0027

留め具は、鍵またはツールなしで、接続および接続解除されるよう構成され得る。

0028

別態様は、ネックウェアのための交換可能なディスプレイセグメントであり、前述のディスプレイセグメントはコイン、メダル、または地金バーを飾り、前述のディスプレイセグメントは締結具または締結具部材を含む。

0029

締結具または締結具部材は、分離ヒンジまた分離ヒンジの部材を備え得る。

0030

締結具または締結具部材は、クイックリリースバックルまたはクイックリリースバックル部材を備え得る。

0031

別態様は、ネックバンドモジュールまたはネックウェアのディスプレイセグメント内に収容されるように構成された、交換可能なコイン、メダル、または地金バーである。

0032

別態様は、(a)ネックバンドと、(b)第一コイン、メダル、または地金バーと、(c)第二コイン、メダル、または地金バーと、(d)ガラスを介して第一コイン、メダルまたは地金バーを飾る、気密されたネックバンドモジュールと、(e)ガラスを介して第二コイン、メダルまたは地金バーを飾る、少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントと、(f)少なくとも一つの締結具とを備えるネックウェアであり、前述のネックバンドは前述のネックバンドモジュールに接続され、前述のネックバンドモジュールは前述の少なくとも一つのディスプレイセグメントに接続され、前述の気密されたネックバンドモジュールは第一コイン、メダル、または地金バーを含み、前述の少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントは、第二コイン、メダル、または地金バーを含み、前述の少なくとも一つの締結具は、前述の気密されたネックバンドモジュールを前述の少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントに旋回可能に接続する第一締結具を含む。

0033

少なくとも一つのディスプレイセグメントは、複数のディスプレイセグメントを備え得、前述の複数のディスプレイセグメントは、第一ディスプレイセグメントと第二ディスプレイセグメントとを含み、少なくとも一つの締結具は、前述の第一ディスプレイセグメントを前述の第二ディスプレイセグメントに接続する第二締結具をさらに備え得る。

0034

少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントは、内部交換可能なディスプレイセグメントを含み得る。

0035

ネックウェアは、前述のネックウェアをシャツに固定するよう構成されたクリップセグメントをさらに備え得る。

0036

ネックウェアは、コイン、メダル、または地金バーを含まない、少なくとも一つの胴体セグメントをさらに備え得る。

0037

少なくとも一つのコイン、メダル、または地金バーは、銀、銅、金、またはプラチナを含み得る。

0038

少なくとも一つの締結具は、分離ヒンジを備え得る。

0039

少なくとも一つの締結具は、クイックリリースバックルを備え得る。

0040

(a)ネックバンドと、(b)ネックバンドモジュールと、(c)コイン、メダル、または地金バーと、(d)ガラスを介してコイン、メダル、または地金バーを飾る、少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントと、(e)少なくとも一つの締結具と、を備えるネックウェアであり、前述のネックバンドは前述のネックバンドモジュールに接続され、前述のネックバンドモジュールは前述の少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントに接続され、前述のネックバンドモジュールはコイン、メダル、または地金バーを飾らず、前述のネックバンドモジュールは気密されておらず、前述の少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントがコイン、メダル、または地金バーを飾り、前述の少なくとも一つの締結具が、前述のネックバンドモジュールを少なくとも一つの気密されたディスプレイセグメントに旋回可能に接続する第一締結具を含む。

0041

ネックバンドと、コイン、メダル、または地金バーと、ネックバンドモジュールとを備えたネックウェアであり、前述のネックバンドが前述のネックバンドモジュールに接続され、前述のネックバンドモジュールは、ガラスを介してコイン、メダル、または地金バーを飾り、前述のネックバンドモジュールが気密され、コイン、メダル、または地金バーを含む。

0042

複数のディスプレイセグメントは、内部交換可能なディスプレイセグメントを備え得る。

0043

少なくとも一つの内部交換可能なディスプレイセグメントは、鍵またはツールなしで内部交換可能であるよう構成され得る。

0044

別態様は、ネックバンドと、コイン、メダル、または地金バーと、ネックバンドモジュールとを備えたネックウェアであり、前述のネックバンドが前述のネックバンドモジュールに接続され、前述のネックバンドモジュールは、ガラスを通してコイン、メダル、または地金バーを飾り、前述のネックバンドモジュールが気密され、コイン、メダル、または地金バーを含む。

0045

ネックバンドモジュールはさらに、前述のコイン、メダルまたは地金バーを含める、コインホルダ、コインカプセル、または地金バーカセルを含み得る。

0046

ネックバンドモジュールは、少なくとも一つの交換可能なディスプレイセグメントに接続するため、または、コイン、メダル、または地金バーを含まない、少なくとも一つの交換可能な胴体セグメントに接続するための、締結具または締結具部材を含み得る。

0047

別態様は、ネックウェアのための交換可能なディスプレイセグメントであり、前述のディスプレイセグメントは気密され、前述のディスプレイセグメントがガラスを介してコイン、メダル、または地金バーを飾り、前述のディスプレイセグメントがコイン、メダル、または地金バーを含める。

0048

コイン、メダル、または地金バーは、前述のディスプレイセグメント内のコインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルによって封入され得る。

0049

ディスプレイセグメントは、締結具または締結具部材を含み得る。

0050

締結具または締結具部材は、分離ヒンジまたは分離ヒンジの部材を備え得る。

0051

締結具または締結具部材は、クイックリリースバックルまたはクイックリリースバックル部材を備え得る。

0052

別態様は、(a)ネックバンドと、(b)ネックバンドモジュールと、(c)少なくとも一つのディスプレイセグメントと、(d)第一ディスプレイインサートと、(e)第二ディスプレイインサートと、(f)少なくとも一つの締結具と、を備えるネックウェアであり、前述のネックバンドが前述のネックバンドモジュールに接続され、前述のネックバンドモジュールが前述の少なくとも一つのディスプレイセグメントに接続され、前述のネックバンドモジュールが第一ディスプレイインサートを収容し、前述の少なくとも一つのディスプレイセグメントが第二ディスプレイインサートを収容し、前述の少なくとも一つの締結具が、前述のネックバンドモジュールを前述の少なくとも一つのディスプレイセグメントに旋回可能に接続する第一締結具を含む。

0053

少なくとも一つのディスプレイセグメントは、複数のディスプレイセグメントを備え得、前述の複数のディスプレイセグメントは、第一ディスプレイセグメントと第二ディスプレイセグメントとを含み、少なくとも一つの締結具は、前述の第一ディスプレイセグメントを前述の第二ディスプレイセグメントに接続する第二締結具をさらに備え得る。

0054

少なくとも一つのディスプレイセグメントは、内部交換可能なディスプレイセグメントを含み得る。

0055

少なくとも一つのディスプレイセグメントは留め具を含み得る。

0056

ネックウェアは、前述のネックウェアをシャツに固定するよう構成されたクリップセグメントをさらに備え得る。

0057

ネックウェアは、ディスプレイインサートを収容するよう構成されない、少なくとも一つの胴体セグメントをさらに備え得る。

0058

少なくとも一つの締結具は、分離ヒンジを備え得る。

0059

少なくとも一つの締結具は、クイックリリースバックルを備え得る。

0060

複数のディスプレイセグメントは、内部交換可能なディスプレイセグメントを備え得る。

0061

少なくとも一つの内部交換可能なディスプレイセグメントは、鍵またはツールなしで内部交換可能であるよう構成され得る。

0062

ディスプレイインサートは、コインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルを備え得る。

0063

ディスプレイインサートは、コイン、メダル、または地金バーを含み得る。

0064

留め具は、鍵またはツールなしで、前述の少なくとも一つのディスプレイセグメントに接続および接続解除されるよう構成され得る。

0065

コインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルは、コイン、メダル、または地金バーを含み得る。

0066

別態様は、ネックバンドと、ディスプレイインサートと、ネックバンドモジュールとを備えるネックウェアであり、前述のネックバンドは前述のネックバンドモジュールに接続され、前述のネックバンドモジュールはディスプレイインサートを収容し、前述のネックバンドモジュールは、前述のネックバンドモジュールを少なくとも一つの交換可能なディスプレイセグメントまたは少なくとも一つの交換可能な胴体セグメントに接続するための締結具または締結具部材を含む。

0067

ネックバンドモジュールは、ディスプレイインサートを含み得る。

0068

締結具または締結具部材は、分離ヒンジまた分離ヒンジの部材を備え得る。

0069

締結具または締結具部材は、クイックリリースバックルまたはクイックリリースバックル部材を備え得る。

0070

前述のネックバンドモジュール内に含まれるディスプレイインサートは、コイン、メダル、または地金バーを含み得る。

0071

前述のネックバンドモジュール内に含まれるディスプレイインサートは、コインカプセルまたは地金バーカプセルを備え得る。

0072

コインカプセル、または地金バーカプセルは、コイン、メダル、または地金バーを含み得る。

0073

別態様は、ネックウェアのための交換可能なディスプレイセグメントであり、前述のディスプレイセグメントはディスプレイインサートを収容し、前述のディスプレイセグメントは締結具または締結具部材を含む。

0074

交換可能なディスプレイセグメントは、ディスプレイインサートを含み得る。

0075

別態様は、ネックバンドモジュールまたはネックウェアのディスプレイセグメント内に収容されるように構成された、交換可能なディスプレイインサートである。

0076

交換可能なディスプレイインサートは、コイン、メダル、または地金バーを含み得る。

図面の簡単な説明

0077

図1Aは、ネックバンドと、銀地金バーを含む気密されたネックバンドモジュールと、八つの気密されたディスプレイセグメントとを含み、それぞれが銀地金バーを含む、ネックウェアの例示的実施形態の正面図である。
図1Bは、図1Aのディスプレイセグメントのうちの一つの例示的実施形態の正面斜視分解図である。
図1Cは、前述のディスプレイセグメントの背面斜視分解図である。
図1Dは、改良型の分離締結具を用いて、ネックバンドモジュールと八つの内部交換可能なディスプレイセグメントとの接続性を示す、図1Aのネックウェアパネルの背面図である。
図1Eは、三人が着用し、それぞれが長さの異なる同一ネックウェアを利用している、図1Aのネックウェアの正面図である。

0078

図2Aは、ネックバンドと、四角形ネックバンドモジュールと、11個の四角形ディスプレイセグメントとを含み、ネックバンドモジュールの上部と各ディスプレイセグメントが、ユーザが12枚の内部交換可能なコインにアクセス可能となる留め具を含む、ネックウェアの別の例示的な実施形態の正面斜視図である。
図2Bは、前述のネックウェアパネルの背面図である。
図2Cは、ユーザがディスプレイセグメント2の留め具にアクセスするため、ディスプレイセグメント2でネックウェアパネルが後方に傾斜している、図2Aのネックウェアの正面斜視図である。
図2Dは、図2Cのディスプレイセグメント2の例示的な実施形態の正面斜視分解図である。
図2Eは、前述のディスプレイセグメントの背面斜視分解図である。

0079

図2Fは、素早く且つ容易に接続且つ接続解除される留め具を含む、ディスプレイセグメントの例示的な実施形態の正面斜視分解図である。
図2Gは、前述のディスプレイセグメントの背面斜視分解図である。

0080

図2Hは、ディスプレイセグメントと胴体セグメントとを含むネックウェアの例示的な実施形態の正面斜視図である。
図2Iは、改良型の分離締結具を用いて、ネックバンドモジュールと内部交換可能なディスプレイセグメントとの接続性を示す、前述のネックウェアの背面図である。

0081

図2Jは、女性が着用したネックバンドモジュール(ディスプレイおよび胴体セグメント無し)を含む、ネックウェアの例示的な実施形態の正面図である。
図2Kは、前述のネックウェアのために構成された、二つの交換可能なディスプレイセグメントの例示的な実施形態の背面図である。
図2Lは、図2Jで女性が着用したネックウェアの正面図であり、ここでは、ネックウェアは、ネックウェアに追加された前述の二つの交換可能なディスプレイセグメントを含む。

0082

図2Mは、クラムシェル容器に似たディスプレイセグメントの例示的な実施形態の正面斜視図である。
図2Nは、前述のディスプレイセグメントの背面図である。
図2Oは、交換可能なディスプレイセグメントに接続可能なネックバンドモジュールの例示的な実施形態の正面斜視図である。
図2Pは、前述のネックバンドモジュールの背面図である。

0083

図3Aは、前述のホルダ内に含まれる32.7mmのコインのために一緒スナップされ、構成された、先行技術のコインホルダの正面斜視図である。
図3Bは、カバーと、前述のコインホルダのベースおよび前述のコインとが見えるように分離された前述のコインホルダの正面斜視図である。
図3Cは、前述のカバーと、ベースおよびコインの正面図である。
図3Dは、前述のカバーとベースの上面図である。

0084

図3Eは、前述のホルダ内に含まれる40.6mmのコインのために一緒にスナップされ、構成された、先行技術のコインホルダの正面斜視図である。
図3Fは、カバーと、前述のコインホルダのベースおよび前述のコインとが見えるように分離された前述のコインホルダの正面斜視図である。
図3Gは、前述のカバーと、ベースおよびコインの正面図である。
図3Hは、前述のカバーとベースの上面図である。

0085

図3Iは、前述のホルダ内に含まれる地金バーのために一緒にスナップされ、構成された、先行技術のバーホルダの正面斜視図である。
図3Jは、カバーと、前述のバーホルダのベースおよび前述の地金バーとが見えるように分離された前述のバーホルダの正面斜視図である。
図3Kは、前述のカバーとベースと、地金バーの正面図である。
図3Lは、前述のバーホルダの前述のベースの上面図である。

0086

図3Mは、前述のホルダ内に含まれる27mmのコインのために一緒にスナップされ、構成された、ガスケット付きの先行技術のコインホルダの正面斜視図である。
図3Nは、カバーと、ガスケットと、前述のコインホルダのベースおよび前述のコインとが見えるように分離された前述のコインホルダの正面斜視図である。
図3Oは、前述のカバーと、ガスケットと、ベースおよびコインの正面図である。

0087

図3Pは、前述のホルダ内に含まれる38mmのコインのために一緒にスナップされ、構成された、ガスケット付きの先行技術のコインホルダの正面斜視図である。
図3Qは、カバーと、ガスケットと、前述のコインホルダのベースおよび前述のコインとが見えるように分離された前述のコインホルダの正面斜視図である。

0088

図4Aは、図3E図3Hのコインホルダに嵌合し、固定するよう構成されたディスプレイセグメントの例示的な実施形態の正面斜視図である。
図4Bは、前述のディスプレイセグメントの背面斜視図である。

0089

図4Cは、図3I図3Lのバーホルダに嵌合し、固定するよう構成されたディスプレイセグメントの例示的な実施形態の正面斜視図である。
図4Dは、前述のディスプレイセグメントの背面斜視図である。

0090

図4Eは、図3M図3Oのコインホルダに嵌合し、固定するよう構成されたディスプレイセグメントの例示的な実施形態の正面斜視図である。

0091

図4Fは、図3Pおよび図3Qのコインホルダに嵌合し、固定するよう構成されたディスプレイセグメントの例示的な実施形態の正面斜視図である。

0092

図5Aは、コインホルダにアクセスするため、ディスプレイセグメント4でネックウェアパネルが後方に傾斜している、図4Aおよび図4Bのディスプレイセグメントを含むネックウェアの例示的な実施形態の正面斜視図である。

0093

図5Bは、バーホルダにアクセスするため、ディスプレイセグメント3でネックウェアパネルが後方に傾斜している、図4Cおよび図4Dのディスプレイセグメントを含むネックウェアの例示的な実施形態の正面斜視図である。

0094

図5Cは、図4Eのディスプレイセグメントおよびコインホルダと、図4Fのディスプレイセグメントおよびコインホルダとを含むネックウェアの例示的な実施形態の正面斜視図である。

0095

図5Dは、ネックバンドモジュールおよび八つすべてのディスプレイセグメントが同一サイズのディスプレイウィンドウを含み、様々なサイズのコインのためのコインホルダを収容するネックウェアの例示的な実施形態の正面斜視図である。

0096

図6は、三枚のドレスシャツと、三本のネクタイと、プレス方法で提供された三本のバーの光反射率を示した棒グラフである。

0097

図7Aは、ロック解除され、分離された先行技術の分離ヒンジの上面斜視図である。
図7Bは、ロック位置にある前述のヒンジの上面斜視図である。
図7Cは、ロック位置にある前述のヒンジの底部斜視図である。
図7Dは、ロック位置にある前述のヒンジの側面図である。
図7Eは、前述のヒンジをロック解除し、分離するステップを図示する。
図7Fは、前述のヒンジをロック解除し、分離するステップを図示する。

0098

図8Aは、改良型の分離締結具の第一ヒンジ部材に組み込まれた鍵穴の例示的な実施形態の拡大上面図である。
図8Bは、ロック解除され、分離された、前述の改良型の分離締結具の前述の第一ヒンジ部材および第二ヒンジ部材の上面斜視図である。
図8Cは、ロックされ、平面位置にある前述の締結具の上面斜視図である。
前述の締結具をロック解除し、分離する四つのステップが図8Dに図示されている。
前述の締結具をロック解除し、分離する四つのステップが図8Eに図示されている。
前述の締結具をロック解除し、分離する四つのステップが図8Fに図示されている。
前述の締結具をロック解除し、分離する四つのステップが図8Gに図示されている。
図8Hは、図8Aよりもより複雑な鍵穴を備える、改良型の分離締結具の第一ヒンジ部材の第二実施例の上面斜視図である。
図8Iは、図8Hよりもより複雑な鍵穴を備える、改良型の分離締結具の第一ヒンジ部材の第三実施例の上面図である。

0099

図9Aは、Schmitzの米国特許出願第6,792,654B2号の図2にある、係合解除位置にある先行技術のベルトバックルの上面図である。
図9Bは、上記特許の図3にある、係合位置にある前述のバックルの上面図である。
図9Cは、上記特許の図1にある、係合解除位置にある前述のバックルの側面図である。

0100

図10Aは、係合解除位置にあり、ディスプレイセグメントに取り付けられた、改良型のクイックリリースバックルの例示的な実施形態の上面斜視図である。
図10Bは、前述のディスプレイセグメントに取り付けられた、係合解除位置にある前述のバックルの側面図である。
図10Cは、前述のディスプレイセグメントに取り付けられた、係合位置にある前述のバックルの上面斜視図である。

0101

図11Aは、係合解除された、改良型のクイックリリースバックルを含む、接続解除されたネックウェアパネルの例示的な実施形態の背面図である。
前述のバックルは、図11Bで係合されており、それによって、ネックウェアパネルに接続される。

0102

図11Cは、図11Aのネックウェアパネルの三つの交換可能なディスプレイセグメントの例示的な実施形態の正面図である。
図11Dは、交換可能な胴体セグメントの例示的な実施形態と、図11Aのネックウェアパネルのための交換可能なディスプレイセグメントの例示的な実施形態との正面図である。

実施例

0103

本発明者は、コイン、メダル、または地金バーを変色、摩耗、傷つきから保護し、および/または、締結具に直接取り付けられることを含む、金属の一体性を保つ、コイン、メダル、または地金バーのシリーズまたはセットを飾ることができる機能的ネックウェアの必要性を特定した。ネックウェアの機能性および多用途性を最適化するための重要な特徴は、ユーザが、ネックウェアの長さが複数となるよう、コイン、メダル、またはバーを含むディスプレイセグメントを追加し、取り除き、および置き換え可能であることであり、且つ、ネックウェアパネル全体においてディスプレイセグメントの位置を再配置可能であることである。例えば、鋳造所は、コイン、メダル、またはバーのシリーズまたはセットのそれぞれの部材を、時間をかけて発売することが多いため、これらの内部交換性および交換可能性の特徴は有用であり、本明細書のネックウェアは、ネックウェアにこれらを追加することが可能である。さらに、本明細書に記載のネックウェアのいくつかの実施形態では、前シャツの開きおよび前シャツのボタンを覆うことと、襟足に沿ってシャツのの隙間を埋めることと、正装または準正装の重要構成要素となることとを含む、ネクタイの機能が満たされる。

0104

機能的なネクタイ代用品として、優れた金属製ネックウェアを生産する、理想的で効率的な方法は、下記にさらに詳細に記載するように、民間の鋳造所および政府の造幣局が使用するプレス方法によって提供されるコイン、メダル、および地金バーを利用し、飾ることによるものである。この方法により、極めてデザインが細かい像を含む、いかなる像も複製することができ、その像はコイン、メダル、または地金バーに彫刻され、他の生産方法では得られない、高品質な金属製ネックウェアとなる。世界中の鋳造所および造幣局は、一年間に大量のコイン(ラウンド含む)、メダル、および地金を生産する。これらには、記念コイン、メダル、地金コインおよびバーが含まれ、コレクターはこれらを入手することができ、一度にセットとして販売されるか、または、一年に一度といった定期的に、そのシリーズのうちの一つまたは複数が発売される。コイン、メダル、または地金バーのセットまたはシリーズは、少なくとも二つの鋳造物品であり得るが、通常は共通するテーマを有しており、コイン、メダル、または地金バーのセットまたはシリーズのそれぞれは通常、その裏表両面のうち少なくとも一面に固有のデザインを有する。

0105

コレクターが入手できる、政府の造幣局および民間の鋳造所による多くの実施例のうちの三例は、アメリカンプラチナイーグルのコインシリーズ、マヤゴッズ(Godsof Maya)のコインセット、スイスのルナシリーズ(Suisse Lunar Series)の地金バーを含み、これらすべてが下記にてさらに記載される。これらおよびその他多くのコインおよび地金バーは、金属および金属加工の美しさを表現するよう、優美に作製され、芸術作品と見なされる。コインや貴金属のコレクターは、自身のコレクションを飾って楽しむ。本明細に記載の例示的なネックウェアの実施形態によって、コレクターは、機能的でおしゃれなネクタイの代用品として、セットまたはシリーズを含む、コイン、メダル、または地金バーを着用しながら飾ることができる。これらのネックウェアの実施形態は、購入時に付属する容器または保管箱に入れられ、通常は見えないところで保管されるコインおよび地金コレクションを、革新的に使用することができる。鋳造所のプレス方法によってもたらされる金属製ネックウェアは、組成テクスチャ、色、光反射率において、シャツ、ベスト、およびスーツ上着布地との劇的なコントラストをもたらす。以下にさらに考察されるように、鋳造者のプレス方法によってもたらされる金属製バーの光反射率は、布地の光反射率と好適に比較される。

0106

一態様では、例示的な実施形態は、飾られたコイン、メダル、または地金バーの一体性が、ネックウェアの気密されたネックバンドモジュールおよび/または気密されたディスプレイセグメント内で保護され、保管されて、ネックウェアを着用することから生じ得る変色および/または摩耗および傷つきを防止するネックウェアを提供する。コイン、メダル、および地金バーは、(彫刻、その他のデザイン要素、および厚さを含む寸法の点において)ネックウェア用に特別に構成されてもよく、または、市販のコイン、メダル、および地金バーがネックウェアに利用されてもよい。

0107

別態様では、例示的な実施形態は、飾られたコイン、メダル、または地金バーが、ネックウェアが元々備えていたものの中で内部交換されてもよく、ネックウェアが元々構成していない別のコイン、メダル、または地金バーと交換されてもよいネックウェアを提供する。これらの特徴は、(i)実際のコイン、メダル、または地金バーを直接内部交換または交換することと、(ii)利点の中でもとりわけ、同一のネックウェアが複数の長さとなり得る、コイン、メダル、または地金バーを含むディスプレイセグメントを内部交換または交換することと、(iii)コイン、メダル、または地金バーを含むディスプレイインサート(例えば、コインホルダ)を内部交換または交換することと、を介して達成される。上記の(i)および(ii)、または上記の(ii)および(iii)の組み合わせは、同一のネックウェアで達成することができる。

0108

別態様では、例示的な実施形態は、互いに対して構成される、ネックウェアパネルとディスプレイインサート(市販のコインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルを含み得る)とを提供する。

0109

別態様では、例示的な実施形態は、交換可能なディスプレイセグメントと、交換可能なディスプレイインサートと、交換可能なコイン、ラウンド、メダル、および地金バーとを提供する。交換可能なディスプレイセグメントおよび交換可能なディスプレイインサートは、(彫刻、その他のデザイン要素、および厚さを含む寸法の点において)ネックウェアのために特別に構成され、カスタムデザインされるか、または、ネックウェアに利用され得る市販のコイン、メダル、および地金バーのいずれかである、コイン、ラウンド、メダル、地金バーを含み得る。交換可能なコイン、交換可能なラウンド、交換可能なメダル、および交換可能な地金バーは、ネックウェアのために特別に構成され、カスタムデザインされる。

0110

本明細書に記載の例示的な実施形態は、ネックバンドモジュールが、着用者のネクタイの結び目とほぼ同じ位置に置かれ、ネックバンドで支持される、付け心地の良いネックウェアを提供する。ネックウェアのネックウェアパネルは、追加されることになる交換可能なディスプレイまたは胴体セグメントのための容量を含む、ネックバンドモジュールを元々備え得る。ネックウェアパネルはまた、ネックバンドモジュールと、少なくとも一つのディスプレイセグメントおよび/または少なくとも一つの胴体セグメントとを元々備え得る。いずれのディスプレイまたは胴体セグメントも、ネックバンドモジュールの下に位置付けられ、その端が、従来からのネクタイの好ましい長さである、ベルトラインとなり得る。

0111

本明細書の例示的な実施形態のネックウェアのネックバンドは、様々な首のサイズに心地よくフィットするよう調整可能であってもよく、ネックバンドの外周部を取付け、および/または、調整するためのストラップ等、および、締結具を含んでもよい。ネックバンドはネックバンドモジュールを支持し、ネックバンドは多数の好適な材料を備え得る。柔軟性のあるネックバンドストラップの好適な材料は、レザーナイロン、またはシルクのような織物を含む。例えば、ベルトに類似したレザーのネックバンドは、ストラップに様々な穴を有し、着用者が、心地よさと見た目が最適となるよう、ストラップに沿った任意の穴にバックルのプロングを配置することができる。先行技術で既知の様々なタイプの締結具は、ネックバンドおよびベルトに使用されるものを含む、ネックバンドストラップと共に利用され得る。例えば、好適な締結具は、バックルと、側面リリースバックルおよび中央リリースバックルといったクイックリリースバックルと、velcro(商標)といった面ファスナとを含む。ストラップ(等)を収容するネックバンド締結具に好適な材料は、アルミニウムを含む金属、鋼などの合金、繊維強化ポリマー、およびプラスチックを含む合成ポリマーである。ネックバンドは、柔軟性のあるネックバンドストラップの代用品として、金属製材料を含む、非柔軟性材料から構成され得ることが理解されよう。例えば、剛性チョーカーといったタイプのチェーンまたはネックレスは、ヒンジによって開閉する二つの適切な半円セクションを備え、そのセクションは、締結具で着用者の首まわりに固定されて、円または楕円を形成する。ネックバンドは、その組成に関係なく、二つのバンドを備え得、それぞれが別々にネックバンドモジュールに接続される。

0112

開口部機構と、ディスプレイセグメントと、胴体セグメントと、ネックウェアのタイクリップに似た機構を含むクリップセグメントと含むネックバンドモジュールは、鋳造や、三次元印刷(3D印刷)、または付加製造(AM)として知られる、先行技術で既知の任意の方法で提供され得る。本明細書で使用される「3D印刷」または「AM」はモデルまたはその他の電子データソースからコンピュータ制御下で形成される材料の連続する、または複数の層を介して物体を生成する手段を含む、三次元物体を合成するために使用されるさまざまなプロセスを指す。本発明のネックウェアには、粉体層およびインクジェットヘッド3D印刷(3DP)、電子ビーム溶融(EBM)、選択的レーザー溶融法SLM)、直接金属レーザ焼結法DMLS)、指向性エネルギー堆積法、電子ビーム自由形式製造法(EBF)、およびロボキャスティングを含む、多くのタイプの3D印刷を利用することができる。

0113

ネックウェアはクリップセグメントを含んでもよく、このクリップセグメントによって、ネックウェアパネルを、ネックウェアにまだ取り付けられていない任意のアクセサリを追加することなく、シャツの開き部分または前シャツパネルに固定することができ、ネックウェアが、着用者上で実質的に真っ直ぐなまま、前シャツボタンを覆うことを含む、着用中のネックウェアの望まない動きを削減することができる。

0114

例示的な実施形態は、ネックウェアに追加されるか、または、ネックウェアのディスプレイセグメントまたは胴体セグメントを置き換える能力を有する、ディスプレイセグメントおよび胴体セグメントを提供する。これに関して、ネックウェアが元々構成されていなかったディスプレイセグメントまたは胴体セグメント、いわゆる「外来性」ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントが、ネックウェアに一時的または永久的に追加されてもよい。着用者がディスプレイセグメントまたは胴体セグメントを置き間違えた、または紛失した場合、または単に、一つまたは複数のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントをその他のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントと一時的または永久的に置き換えることを望む場合、例示的な実施形態は、ネックウェアと使用する、追加および/または取換用「外来性」のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントを提供する。こうした追加用および/または置換え用「外来性の」ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントは、ネックウェアが元々備えていた「内来性」ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントおよび「外来性」のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントの両方とも、同一の締結具、または少なくとも十分同一の締結具を有し、互いに接続する能力を提供するため、こうした特徴を有するネックウェアのいずれのセグメント位置においても取り付け得ることが理解されよう。外来性のディスプレイセグメントおよび胴体セグメントはまた、本明細書では交換可能なディスプレイセグメントおよび交換可能な胴体セグメントとも称されるが、個々のディスプレイセグメントまたは個々の胴体セグメントとして、または、複数のディスプレイセグメントまたは複数の胴体セグメントとして市販され得る。いくつかの実施形態では、交換可能なディスプレイセグメントは、ディスプレイインサート、コイン、メダル、または地金バーを含む。

0115

同様に、例示的な実施形態は、ネックウェアのコイン、メダル、または地金バーを置き換えるため、(彫刻、その他のデザイン要素、および厚さを含む寸法の点において)ネックウェアのディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールに特別に構成され、カスタムデザインされるコイン、メダル、または地金バーを提供する。これに関して、ネックウェアが元々備えていなかったカスタムデザインされたコイン、メダル、または地金バー、いわゆる「外来性」のコイン、メダル、または地金バーは、ネックウェアに一時的または永久的に追加されてもよい。着用者がコイン、メダル、または地金バーを置き間違えた、または紛失した場合、または単に、一つまたは複数のコイン、メダル、または地金バーを、ネックウェアのために特別に構成され、カスタムデザインされたその他のコイン、メダル、または地金バーと一時的または永久的に取り換えることを望む場合、例示的な実施形態は、ネックウェアと使用する、追加および/または取換用の「外来性」のコイン、メダル、または地金バーを提供する。そのような、ネックウェアのために特別に構成され、カスタムデザインされた、追加および/または取換用の「外来性」のコイン、メダル、または地金バーは、こうした特徴(例えば、図2A図2Pおよび以下の関連する記載)を有するネックウェアのネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメント内に挿入され得ることが理解されよう。本明細書では「交換可能なコイン」、「交換可能なメダル」、または「交換可能なバー」とも称される、外来性のコイン、メダル、または地金バーは、個々のコイン、メダル、またはバーとして市販され得、または、ネックバンドモジュール、ディスプレイセグメント、またはディスプレイインサートと併用して市販され得る。

0116

本明細書で使用される場合、「ネックウェア」は、ネックバンドとネックバンドモジュールとを含み、一つまたは複数の締結具部材、一つまたは複数のディスプレイセグメント、および/または、一つまたは複数の胴体セグメントとをさらに含み得る。

0117

本明細書で使用される「ネックウェアパネル」は、ネックウェアの長さを形成する、ネックバンドモジュールと、存在する場合はディスプレイセグメントと、存在する場合は胴体セグメントと、を集合的に意味する。本明細書で使用される「前方ネックウェアパネル」は、ネックウェアが着用されたとき、周りに見えるネックウェアパネルの前平面を意味する。

0118

本明細書で使用される「ネックバンドモジュール」は、ネックバンドが接続するネックウェアパネルの構成要素を意味する。ネックバンドモジュールは、コイン、メダル、ボタンバー、またはディスプレイインサートを固定し、飾るよう構成されてもよいし、されなくてもよい。ネックウェアは、図1E(図の中央で女性が着用しているネックウェア)および図2Jに示すように、ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントの無いネックバンドモジュールのみを含んでもよい。ネックバンドモジュールは、ネックバンドモジュールの同一鋳造物の一部、または、ネックバンドモジュールを作製するその他の生産方法の一部である、締結具または締結具の一部分を含み得る。

0119

本明細書で使用される「ディスプレイセグメント」は、コイン、メダル、地金バーまたはディスプレイインサートを固定し、飾るよう構成されたネックウェアパネルの構成要素を意味する。例えば、ディスプレイセグメントの最上部にあるディスプレイセグメント1は、ネックバンドモジュールに接続し、ネックウェアが二つ以上のディスプレイセグメントを含む場合は、ディスプレイセグメント2がディスプレイセグメント1に接続する、等である。ディスプレイセグメントは、ディスプレイセグメントの同一鋳造物の一部、または、ディスプレイセグメントを作製するその他の生産方法の一部である、締結具または締結具の一部分を含み得る。

0120

ディスプレイセグメントは、ディスプレイウィンドウの切欠部を通して直接、または、コインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルを備え得るディスプレイインサートを利用する場合は、ディスプレイインサートのガラスを介して、のいずれかで、コイン、メダル、またはバーを見せる一つまたは二つのディスプレイウィンドウを含む。ディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールのディスプレイウィンドウは(ネックバンドモジュールがコイン、メダル、地金バー、またはディスプレイインサートを飾るよう構成される場合)、コイン、メダル、または地金バーが、介在ガラスなしで直接見えるように、ディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールの切欠部であってもよい。ディスプレイウィンドウは、ガラスディスプレイウィンドウによって、コイン、メダル、または地金バーが見えることを可能にしつつ、コイン、メダル、または地金バーをさらに保護するガラスを含み得る。ディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールがディスプレイインサート用に構成される場合、コイン、メダル、または地金バーは、ディスプレイウィンドウ切欠部を介して見える、ディスプレイインサートガラスを介して見ることができる。ディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールのディスプレイウィンドウの周辺領域は、装飾的なデザインを有してもよい。

0121

本明細書で使用される「胴体セグメント」は、コイン、メダル、地金バーまたはディスプレイインサートを固定し、飾るようには構成されないネックウェアパネルの構成要素を意味する。胴体セグメントは、ネックバンドモジュール、ディスプレイセグメント、または別の胴体セグメントに接続し得る。胴体セグメントは任意のタイプの装飾的なデザインを含み得、コイン、メダル、または地金バーを備え得る。いくつかの例示的な実施形態では、ネックウェアの胴体セグメントは、その他の胴体セグメント、ディスプレイセグメント間で内部交換可能である。

0122

本明細書で使用される用語「ディスプレイ−クリップセグメント」は、ディスプレイセグメントの裏面に取り付けられる、タイクリップ等に似た機構を含むディスプレイセグメントを意味する。本明細書で使用される用語「胴体−クリップセグメント」は、胴体セグメントの裏面に取り付けられる、タイクリップ等に似た機構を含む胴体セグメントを意味する。本明細書で使用される用語「クリップセグメント」は、ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントそれぞれの裏面に取り付けられる、タイクリップ等に似た機構を含むディスプレイセグメントまたは胴体セグメントのいずれかを意味する。クリップセグメントは、貼り付けられていない、または取り付けられていないアクセサリを追加することなく、シャツの開き部分または前シャツパネルなどの衣服にネックウェアを固定する。

0123

本明細書で使用される「ディスプレイインサート」は、ディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュール内にコイン、メダル、または地金バーを固定し、飾ることができるネックウェアを使用するための任意のカプセル、フレーム、ホルダ、または機構を意味する。ネックウェアのいくつかの例示的な実施形態では、ディスプレイインサート(カスタムデザインされたコインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルを含む)およびディスプレイセグメントは、互いに特別に構成されている。ディスプレイセグメントはまた、先行技術のコインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセル用に構成され得る。ディスプレイインサートおよびディスプレイセグメントが、互いに対して構成されても、または、ディスプレイセグメントが先行技術のコインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルに対して構成されても、ディスプレイインサートは、(i)すでにデザインされ、生産され、または別々に販売されたコイン、メダル、または地金バーを含むことができ、(ii)(彫刻、その他のデザイン要素、および厚さを含む寸法の点において)カスタムデザインされたコイン、メダル、または地金バーを含み得る。

0124

明細書で使用される「留め具」は、ディスプレイセグメント、コイン、メダル、または地金バーをディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュール内またはそれ自体に固定し、ユーザがディスプレイインサート、コイン、メダル、または地金バーにアクセスできるようにする、任意の機構または機構の組み合わせを意味する。いくつかの例示的な実施形態では、ディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールは留め具を含まない。留め具を含まないディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールの一例は、ユーザがディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールのコイン、メダル、または地金バーにアクセスするため、締結具を接続解除することによって、二部分(例えば、半部分)に完全に分離するディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールである。別の例は、ヒンジ等によって結合された二部分から成る、クラムシェル容器に似たディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールである。

0125

本明細書で使用される「気密されたディスプレイセグメント」および「気密されたネックバンドモジュール」は、封入されたコイン、メダル、または地金バーの変色を防止する程の気流に対しては、実質的に不浸透性であるディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールを意味する。MILSTD−883 TM 1014を含む、気密された容器における許容可能な漏洩率を分量する分析テスト方法がいくつかあり、これらの方法の最も厳しいものであっても、容器を「気密」にしつつ、容器を通過する微量の空気および水分が許可される。

0126

本明細書で使用される「コイン」は、政府が通貨として発行する金属片であり、「コイン」には、それらの貴金属量または常金属量、およびそれらの美しさのために販売され、法定通貨ではない、コインに似た、平ら円形の金属片である「ラウンド」を含む。「地金バー」または「バー」は、本明細書で互換可能に使用され、それぞれの用語は、銀のような貴金属、銅のような常金属、または青銅のような金属合金から成るバーまたはウエハを意味する。本明細書で使用する「メダル」は、メダリオンを含み、記章肖像、またはその他の芸術的な、ポートレートレンダリング、またはその他の芸術的レンダリングが付けられた、金属の完成片を意味する。メダルは、有意な歴史的事象を記念するか、または注目すべき成果や偉業を残した人々または組織を称えるものである。ネックウェアのいくつかの例示的な実施形態では、(彫刻、その他のデザイン要素、および厚さを含む寸法の点において)カスタムデザインされたコイン、メダル、または地金バーおよびネックバンドモジュールは、互いに対して特別に構成される。ネックウェアのその他の例示的な実施形態では、ネックバンドモジュールは、すでにデザインされ、生産され、および/または、別々に市販されている、コイン、メダル、または地金バーに合うように構成される。同様に、ネックウェアのいくつかの例示的な実施形態では、(彫刻、その他のデザイン要素、および厚さを含む寸法の点において)カスタムデザインされたコイン、メダル、または地金バーおよびディスプレイセグメントは、互いに対して特別に構成される。ネックウェアのその他の例示的な実施形態では、ディスプレイセグメントは、すでにデザインされ、生産され、および/または、別々に市販されている、コイン、メダル、または地金バーに合うように構成される。

0127

本明細書で使用され、ディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールのディスプレイウィンドウに関連する「ガラス」は、任意のタイプのガラス状透明または半透明の材料を意味する。例には、アクリルや、サファイアガラスや、Corning(商標)Gorilla(商標)ガラスなどのディスプレイタイプのガラスといったプラスチックを含む。ガラスディスプレイウィンドウは、色付きの色合いを含み得る。

0128

本明細書で使用される「締結具」は、(i)ネックバンドモジュールをディスプレイセグメントまたは胴体セグメントに、ディスプレイセグメントを互いに、胴体セグメントを互いに、および/または、ディスプレイセグメントを胴体セグメントに、(ii)留め具をディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールに、または、(iii)ディスプレイセグメントの一つまたは複数のセクションを互いに、または、ネックバンドモジュールの一つまたは複数のセクションを互いに、接続し、リンクし、または取り付ける物品または物品の組み合わせを意味する。締結具または締結具の一部分または部材は、ネックバンドモジュール、ディスプレイセグメント、胴体セグメント、または留め具の同一鋳造物の一部であってもよい。締結具のタイプには、例えば、これらに限らないが、エポキシまたはエポキシ樹脂といった接着材と、ストラップ等を収容する開口部機構と、アンカーと、ボルトと、バックルと、クイックリリースバックルと、サイドリリースバックルと、センターリリースバックルと、ボタンと、ケーブルと、キャッチと、チェーンと、クランプと、バレル留め金、差し込み留め金、ボックス留め金、フィッシュホック留め金、ホック留め金、ホックアンドアイ留め金、ロブスター留め金、Sホック留め金、ばね張力留め金、ばねリング留め金、スナップ留め金、およびトグルめ金を含む留め金と、U字ピンと、クリップと、単一端および二重端旋回台と、デッドアイと、アイボルトと、ロック用ヒンジ安全ピン付きヒンジ、バレルヒンジ、分離ヒンジ、および、例えば、内側(雌)ねじ山とヒンジ内に締め付けられ得る、例えば外側(雄)ねじ山付きのヒンジピンを含むヒンジと、ホックアンドパイル締結具およびvelcro(商標)としても既知である面ファスナ締結具と、ホックと、ラニヤードと、ラッチと、ロックと、ロック用ピンと、磁石ロックまたはその他の磁力機構と、ループと、ピンと、リングと、ロープと、ねじアイと、ねじと、スナップホックと、スナップと、ばね締結具と、ばねと、ストラップと、ストリングと、旋回式クリップと、タイと、ワイヤと、ジッパーと、前述の任意の組み合わせとを含む。

0129

ネックウェアパネルのための好適な締結具の例は、以下の特徴のうちの一つまたは複数を含む任意のタイプの締結具を含む。第一特徴は、一つまたは複数のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントが、その他のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントと素早く且つ容易に内部交換するのを可能にする締結具である。本明細書で使用され、ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントに関する用語「素早く且つ容易に」とは、鍵、ツール等なく、ネックウェアの一つまたは複数のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントを、(ネックバンドモジュールの下のネックウェアパネルに沿った位置に関して)追加し、取り除き、置き換え、および/または、再配置する能力を意味する。主に着用者の心地よさについての第二特徴は、座っている間、および着用者が立ち姿勢から座る位置、およびその逆に移る場合を含み、身体が動いている間は、ネックウェアが着用者の胴体に基本的に沿うよう、ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントが旋回することができる(前から後ろ、および後ろから前に移動する)締結具である。例示的なネックウェアのこの特徴は、ネクタイの機能性を維持しながら、着用者に一定レベルの心地よさをもたらす。第三特徴は、ネックウェアの着用者の労力なく、例えば、着用者が座った姿勢から立つ姿勢に移る場合を含み、身体が動いた後、ネックウェアが着用者の胴体とほぼ平行となるよう、重力によってディスプレイセグメントまたは胴体セグメントが効果的に真っ直ぐになるのを可能にする締結具である。この機能によって、着用者がディスプレイセグメントまたは胴体セグメントを手で真っ直ぐにする必要性を回避する。

0130

本明細書で使用され、留め具に関する用語「素早く且つ容易に」とは、鍵、ツール等なしで、ディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールからディスプレイインサート(例えば、コインホルダ)、コイン、メダル、または地金バーを追加し、取り除き、および/または、再配置する(ネックウェアパネルに沿った位置に関して)ことができることを意味する。一例は、以下に記載の、図2Fおよび図2Gに示す例示的な実施形態の留め具であり、以下に記載の、図2Hおよび図2I示すネックウェアに組み込まれている。ネックウェアのユーザは、ネックウェアパネルから任意のディスプレイセグメントを接続解除することなく、このネックウェアのコインを「素早く且つ容易に」内部交換または交換することができる。同様に、本明細書で使用され、留め具のないディスプレイセグメントに関する、または留め具のないネックバンドモジュールに関する用語「素早く且つ容易に」は、鍵、ツール等なしでディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールの部分(例えば、半部分)を締め付けるか、または緩めて、ディスプレイインサート、コイン、メダル、または地金バーを追加し、取り除き、または置き換えることができることを意味する。

0131

フレーズのその他の形態を含む、本明細書で使用される「元々備える(Comprised of originally)または(originally comprise)」とは、ネックウェアまたはネックウェアパネルの初期販売、移動、贈答品または譲渡の時点でのネックウェアまたはネックウェアパネルは、ネックウェアまたはネックウェアパネルの最初の販売、移動、贈答品または譲渡の時点で行われるものではなく、ネックウェアまたはネックウェアパネルの端部またはネックウェアパネルの端部ユーザに対して、ネックウェアまたはネックウェアパネルの代わりに行われない。

0132

本明細書で使用され、ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントに関する言葉の任意のその他の形態を含む用語「内部交換可能」は、以下の三つの例のいずれか一つ、またはその組み合わせのいずれかを意味する。(a)ネックウェアが元々備える二つまたはそれ以上のディスプレイセグメント(または胴体セグメント)を、ネックウェアパネル(ネックバンドモジュール下)に沿った位置という点で、取り換えることができる、(b)ネックウェアが元々備える一つまたは複数のディスプレイセグメント(または胴体セグメント)を、ネックウェアパネル(ネックバンドモジュール下)に沿って再配置できる、および/または(c)ネックウェアが元々備える一つまたは複数のディスプレイセグメント(または胴体セグメント)を、ネックウェアから取り外し、再度取り付けることができる、能力。例えば、図1Aの例示的な実施形態のネックウェアの八つのディスプレイセグメントのうちのそれぞれ一つは、例えば、ディスプレイセグメント3とディスプレイセグメント7の位置が交替され得るといった、七つのディスプレイセグメントのその他すべてと内部交換され得る。これによって、ディスプレイセグメント3と7を取り外し、以前に番号付けられて位置付けされたディスプレイセグメント3を新たに番号付けられて位置付けられたディスプレイセグメント7の場所に取り付け、以前に番号付けられて位置付けされたディスプレイセグメント7を新たに番号付けられて位置付けられたディスプレイセグメント3の場所に取り付けることになる。図1Aの例示的な実施形態の八つのディスプレイセグメントはそれぞれ「内部交換可能なディスプレイセグメント」である。別の実施例は、ディスプレイセグメント8がディスプレイセグメント1として再配置されてもよく、その場合、以前に番号付けられ、以前に番号付けられ、位置付けられたディスプレイセグメント1は今ではディスプレイセグメント2であり、以前に番号付けられ、位置付けられたディスプレイセグメント2は今ではディスプレイセグメント3であり、以前に番号付けられ、位置付けられたディスプレイセグメント3は今ではディスプレイセグメント4、等、というように変化する。図1Aの例示的な実施形態のネックウェアの内部交換性のさらに別の実施例は、ディスプレイセグメント8が、例えば、ネックウェアの別のディスプレイセグメントの位置に移ることなく、ネックウェアから取り外され得、その後再度取り付けられ得る。内部交換可能な胴体セグメントの一例は、下記に記載され、図2Hおよび図2Iに示される例示的な実施形態である。

0133

本明細書で使用され、ネックウェアが元々備えたネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントに含まれるディスプレイインサート、コイン、メダル、または地金バーに関する言葉の任意のその他の形態を含む用語「内部交換可能な」は、二つまたはそれ以上のディスプレイインサート、コイン、メダル、または地金バーのネックウェアパネルに沿った位置という点で、位置を取り換えることができることを意味する。例えば、図2A図2Cの例示的な実施形態のネックウェアの12枚のコインはそれぞれ、「内部交換可能なコイン」である。以下に記載され、図5Bに示される例示的な実施形態は、「内部交換可能なディスプレイインサート」の例である。

0134

本明細書で使用され、ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントに関する言葉の任意のその他の形態を含む用語「交換可能な」は、ネックウェアが元々備えていなかった一つまたは複数の外来性のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントをネックウェアに追加できること、または、ネックウェアが元々備えた、一つまたは複数のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントを、ネックウェアが元々備えていなかった外来性のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントで置き換えることができることを意味する。ネックウェアに追加するよう、または、ネックウェアが元々備えていたディスプレイセグメントまたは胴体セグメントを置き換えるよう構成された、外来性のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントは、「交換可能なディスプレイセグメント」または「交換可能な胴体セグメント」である。いくつかの実施形態では、交換可能なディスプレイセグメントはまた、コイン、メダル、または地金バーを含み、その他の実施形態では、交換可能なディスプレイセグメントはコイン、メダル、または地金バーを含まない。交換可能なディスプレイセグメントおよび交換可能な胴体セグメントは、締結具が取り付けられて、または、締結具無しで市販され得る。もちろん、ネックウェアが元々備えていなかった外来性のネックバンドモジュールまたはネックバンドはまた、ネックウェアが元々備えていたネックバンドモジュールまたはネックバンドと交換されてもよい。

0135

ネックウェアのネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントに含まれるコイン、メダル、または地金バーに関する用語のその他任意の形態を含む用語「交換可能な」は、ネックウェアが元々備えた一つまたは複数のコイン、メダル、または地金バーをネックウェアのために(彫刻、その他のデザイン要素、および厚さを含む寸法の点において)特別に構成され、カスタムデザインされた、外来性のコイン、メダル、または地金バー(ネックウェアが元々備えていないもの)と置き換えできることを意味する。ネックウェアが元々備えたコイン、メダル、または地金バーを置き換えるよう、ネックウェアで使用するために特別に構成され、カスタムデザインされた外来性のコイン、メダル、または地金バーは、「交換可能なコイン」、「交換可能なメダル」、または「交換可能な地金バー」である。

0136

本明細書で使用され、ネックウェアのネックバンドモジュールおよび/またはディスプレイセグメントに含まれるディスプレイインサートに関する言葉の任意のその他の形態を含む用語「交換可能な」は、ネックウェアが元々備えた一つまたは複数のディスプレイインサートを、ネックウェアのために特別に構成された(ネックウェアが元々備えていなかった)外来性のディスプレイインサートと置き換えることができることを意味する。ネックウェアが元々備えたディスプレイインサートを置き換えるための、特別に構成され、ネックウェアで使用するための外来性のディスプレイインサートは、「交換可能なディスプレイインサート」である。ネックウェアのための交換可能なディスプレイインサートは、コイン、メダル、または地金バーを含んで市販され得る。

0137

本明細書で使用される言葉のその他任意の形態を含む「コントラスト」は、視覚的な興味深さ、熱意およびドラマを作り出す片またはアンサンブルにおける、ハード対ソフト、明るい色対暗い色、荒いテクスチャ対滑らかなテクスチャ、といった、反対の要素の配置を意味する。

0138

物体の「光反射率」(LRV)は、その表面から反射されるスペクトルの目に見える部分の光の割合(および、反対に、表面が吸収する光の割合)を意味する。LRVは、積分球反射率計を使用して測定され、その結果は、1から0の段階となり、理論上完全な白色は、1の値を達成し、目に見える光の100%を反射し、理論上完全な黒色は、0の値を達成し、100%吸収する。実際には、LRVは、こうした理論上の限界値に達しない。

0139

本明細書で使用される言葉の任意のその他の形態を含む用語「取り付ける」は、例えば、はんだ付けろう付け、またはねじまたはボルトを利用することを含む任意の方法によって、永久的または半永久的な接続を意図しており、締結具を物品に接続することを意味する。

0140

いくつかの例示的な実施形態では、ネックウェアは、ネックバンドモジュールのための金属組成を含み、ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントおよび例証的な金属は、銀、銅、金、プラチナ、チタンコバルトニッケル、アルミニウム、鉄、チタン、青銅、黄同、鋼、白目を含む前述の合金を含む。米国特許出願第15/384,540号に開示されているように、胴体セグメントまたはネックバンドモジュールは、プレス方法によって提供されるか、または鋳造によって提供され得る、実際のコイン、メダル、または地金バーであってもよい。コイン、メダル、バーを飾らないネックウェア構成要素として、胴体セグメントは、コイン、メダル、または地金バーではない鋳造物、または成形物を含む、当技術分野で既知の任意の方法によって提供され得る。ネックウェアのディスプレイセグメント、胴体セグメント、またはネックバンドモジュールは、同じまたは異なる金属を備え得る。例えば、ネックバンドモジュールは、金であってもよく、ディスプレイセグメントは純銀であってもよい。ネックウェアのディスプレイセグメント、胴体セグメント、またはネックバンドモジュールは、木材およびゴムを含むバイオポリマーとしても知られている天然ポリマー材、合成ゴム、アクリル、プラスチック、およびシリコンといった合成ポリマー、ガラス状材料、または、炭素繊維強化プラスチックなどの繊維強化ポリマーといった、任意のタイプの材料を備えてもよい。個別のネックバンドモジュール、ディスプレイセグメント、または胴体セグメントは、複数のタイプの金属などの複数の材料から成ってもよい。

0141

ネックバンドモジュールおよび任意のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントが、金属製、またはガラスディスプレイウィンドウを含む金属製である例示的な実施形態では、ネックウェアは、布地のネクタイと特別に比較した場合、(1)汚れにくく、(2)食品、飲料、インク煙草の灰、またはその他の汚れで汚れた場合でも、取り除くのが非常に簡単で、より経済的であり、(3)より耐久性があり、(4)しわがなく、(5)引っかかることがなく、(6)煙草の火によって焼け穴が開かず、(7)結び目を作る必要がなく、(8)ネクタイの結び目(さらに、非対称な折り畳みやネクタイの結び目の波状部分)がないため、着用時に周りの人に対称に見える、といった利点のうちの一つまたは複数を含む。

0142

こうしたネックウェアの金属製の性質を考慮すると、提供されるディスプレイセグメントおよび胴体セグメントが好適な締結具によって旋回できることは、心地よさを得るための重要な特徴である。いくつかの例示的な実施形態では、ネックウェアは、ネックウェアの末端のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントが、従来から好まれるネクタイの長さである、着用者のほぼベルトラインに端がくるように、十分な数のディスプレイセグメントまたはディスプレイセグメントおよび胴体セグメントを備える。

0143

例示的な一実施形態の気密されたネックウェアの正面図が図1Aに示される。ネックウェアは、ネクタイと同様に着用され得、ネックバンドが着用者の首まわりおよび襟の下に位置付けられる。ネックバンド10は、角丸長方形のネックバンドモジュール9を支持し、着用者の、ネクタイの結び目とほぼ同じ位置に置かれる。角丸長方形のネックバンドモジュール9は、ネックウェアが元々備えていた、一連の、八つの内部交換可能な角丸長方形のディスプレイセグメント1〜8に接続される。気密されたネックバンドモジュール9の前面および気密されたディスプレイセグメント1〜8のそれぞれの前面(下記にて詳述され、図1Bおよび図1Cに示す)は、図1A斜線で示すように、ガラスディスプレイウィンドウを含む。ネックバンドモジュール9および八つのディスプレイセグメント1〜8のそれぞれは、銀の角丸長方形の地金バーに嵌合し、固定し、飾るよう構成される。九つの気密された地金バー11〜19はそれぞれ、ガラスディスプレイウィンドウの後ろに配置され、図1Aには図示されていない、固有のデザインが彫刻されている。これらの九つの地金バー11〜19は、気密されたネックバンドモジュールおよび気密されたディスプレイセグメント内に保護され、保管されて、地金バーの変色、摩耗および傷つきを防ぐ。

0144

本開示の任意のネックウェアパネルの実施形態のディスプレイセグメントを識別し、番号付けすることが、図1Aの実施形態によって例示されており、ディスプレイセグメント1の1がネックバンドモジュール9の下にあり、ディスプレイセグメント2の2がディスプレイセグメント1の下にあり、ディスプレイセグメント3の3がディスプレイセグメント2の下にあり、ディスプレイセグメント4の4がディスプレイセグメント3の下にあり、ディスプレイセグメント5の5がディスプレイセグメント4の下にあり、ディスプレイセグメント6の6がディスプレイセグメント5の下にあり、ディスプレイセグメント7の7がディスプレイセグメント6の下にあり、本例示的な実施形態では末端のディスプレイセグメントである、ディスプレイセグメント8の8がディスプレイセグメント7の下にある。八つより多い、または少ないディスプレイセグメントを備える任意のネックウェアパネルについては、ディスプレイセグメントの連続した番号付けは、図1Aの実施形態のために上述した方法に従う。ディスプレイセグメントおよび胴体セグメントを含むネックウェアパネルについては、ディスプレイセグメントおよび胴体セグメントを識別して番号付けすることは、下記にて図2Hおよび図2Iの例示的な実施形態においてさらに記載されるように、同一の方法に従う。

0145

本開示の任意のネックウェアパネルの実施形態の地金バー、コイン、またはメダルを識別し、番号付けすることが、図1Aの実施形態によって例示されており、(斜線で示すように、ネックウェアパネルのガラスディスプレイウィンドウの後ろで)地金バー1の11がネックバンドモジュール9の下のディスプレイセグメント1の1内にあり、地金バー2の12がディスプレイセグメント1の下のディスプレイセグメント2の2内にあり、地金バー3の13がディスプレイセグメント2の下のディスプレイセグメント3の3内にあり、地金バー4の14がディスプレイセグメント3の下のディスプレイセグメント4の4内にあり、地金バー5の15がディスプレイセグメント4の下のディスプレイセグメント5の5内にあり、地金バー6の16がディスプレイセグメント5の下のディスプレイセグメント6の6内にあり、地金バー7の17がディスプレイセグメント6の下のディスプレイセグメント7の7内にあり、地金バー8の18がディスプレイセグメント7の下のディスプレイセグメント8の8内にあり、地金バー9の19がネックバンドモジュール9内にある。八つより多い、または少ない地金バー、コイン、またはメダルを備える任意のネックウェアパネルについて、連番を付ける方法は、図1Aの実施形態に上述した方法に従う。

0146

図1Aの例示的な実施形態の、気密された角丸長方形のディスプレイセグメントのうちの一つ(図1Dに示す二つのディスプレイクリップセグメント2、6のうちの一つは除く)の正面斜視分解図は、図1Bの例示的な実施形態に示され、前述のディスプレイセグメントの背面斜視分解図は、図1Cの例示的な実施形態に示される。この気密されたディスプレイセグメントは、金属製の角丸長方形の前フレーム20と、角丸長方形の板ガラス21と、角丸長方形の銀地金バー22と、金属製の角丸長方形の後方パネル23と、を含む。図1Bに示す後方パネル23の溝24と、図1Cに示す前フレーム20のリップ25は、結合のため、互いに嵌合するよう構成される。後方パネル23は、気密されたディスプレイセグメントをもたらす一つの連続鋳造した金属片であり、図1Bに示すように、銀地金バー22に嵌合し、固定するための区画26を含む。

0147

図1Bに示すように、後方パネル23の区画26は前面で(地金バー22に面して)開いており、後壁27および内側フレーム28の四つの側面によって区切られている。内側フレーム28および区画26は、地金バー22に嵌合し、固定するよう構成される。図1Cに示すように、前フレーム20の板ガラス21および結合面30は、結合のために互いに嵌合するよう構成され、これは、気密を形成する方法を含む、当技術分野で既知の任意の方法によって達成される。ガラスと金属は、純粋に機械的な手段によって、または、金属表面上の酸化物層がガラスとの結合を形成し、通常はより強固な接合部をもたらす化学的相互作用によって、互いに結合されてもよい。2009年Society of Glass Technology出版、Donald、Ian W.著のGlass−to−Metal Sealを参照。所望の気密レベルによって、第二板ガラス(図1Bおよび図1Cには図示せず)も、図1Bに示す後方パネル23上の結合面29の四つの部分に(例えば、地金バーが第二板ガラスと区画26との間になるよう地金バーの前に)結合されてもよい。ディスプレイセグメントを密封し切るため、ディスプレイセグメントの金属製前フレーム20および金属製後方パネル23は、後方パネル23上の溝24(図1Bに示す)に挿入される前フレーム20上のリップ25(図1Cに示す)に結合される。この結合プロセスは、はんだ付けおよび/またはエポキシの使用といった、当技術分野で既知の任意の方法によって達成され得る。この結合の後、地金バー22がディスプレイセグメントに封入される。図1Cに示すように、後方パネル23の後壁27は、下記にてさらに記載される、ネックウェアパネルの残り部分への接続のため、改良型の分離締結具の第一ヒンジ部材31と、第二ヒンジ部材32とを含む。

0148

密封されたネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメント内に存在し得る、微量の空気を取り除くための当技術分野で既知の方法によって、気密されたネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメント内の真空状態が達成されてもよい。気体を非常に低い漏れ量まで効果的に密封する、低いまたは高い真空圧力のために、エポキシ気密デザインが利用されてもよい。Roth、Alexander、真空密封技術、1994年、American Institute of Physics出版、Roth,Alexander著のVacuum Sealing Techniquesを参照。

0149

図1Aおよび図1Dに示すネックウェアの、気密されたネックバンドモジュール9は、図1Bおよび図1Cに示す気密されたディスプレイセグメントの修正された実施形態であり、ディスプレイセグメントの上部の第一ヒンジ部材31が除去されており、気密されたディスプレイセグメントは、ネックバンド10(図1Aに示す)を収容するための開口部機構35(図1Dに示す)を含むよう構成されている。

0150

気密されたネックバンドモジュールおよび気密されたディスプレイセグメントは、変色の影響を受けやすいコイン、メダル、または地金バーの変色を防ぎ、金属の組成に関わらず、ネックウェアの使用からコイン、メダル、および地金バーの摩耗および傷つきを防ぐ。これらのタイプのネックバンドモジュールおよびディスプレイセグメントは、変色する銀、銅、およびその他のタイプの金属および軟質の金属に特に関係する。金属が軟質であるほど、摩耗および傷つきを防止することとの関連がより大きくなる。例えば、ネックウェアの純銀および純金のコイン、メダル、および地金バーの摩耗および傷つきを防ぐことは、プラチナで構成されるそれらよりも関連性が高い。気密されたディスプレイセグメントまたは気密されたネックバンドモジュールは、気密されたディスプレイセグメントまたは気密されたネックバンドモジュール内に、コインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセル(コイン、メダル、または地金バーを封入する)をさらに含むよう構成され得る。

0151

図1Dは、二つのヒンジ部材を有する、改良型の分離締結具(米国特許出願第15/384,540号に開示され、下記にてさらに考察される)で、角丸長方形のネックバンドモジュール9と、八つの内部交換可能な、角丸長方形のディスプレイセグメント1〜8との接続を実証する、図1Aの例示的な実施形態の背面図である。第一ヒンジ部材33および第二ヒンジ部材34は、八つのディスプレイセグメントそれぞれに取り付けられ、第二ヒンジ部材34は、ネックバンドモジュール9の底面に取り付けられる。改良型の分離締結具は共に合わせられ、ロックされ、それによって、ネックウェアパネルのすべての構成要素を接続する。改良型分離締結具の両方のヒンジ部材33、34は、ネックウェアが着用されたとき、周りの人からの視界からは本質的に隠れている。改良型の分離締結具は、一つまたは複数のディスプレイセグメントが、その他のディスプレイセグメントで素早く且つ容易に内部交換されることを可能にすることを含む、ネックウェアパネルのための好適な締結具の前述した三つの特徴すべてを呈する。さらに、改良型の分離締結具(または類似特徴を有するその他のタイプの締結具)を利用するネックウェアパネルは、ディスプレイセグメントが、ネックウェアの長さを変化させるために、素早く且つ容易に追加されるか、または取り除かれ、且つ、ネックウェアが元々備えていなかった、外来性のディスプレイセグメントと交換されるのを可能にする。図1Aおよび図1Dに示すネックウェアの八つの角丸長方形のディスプレイセグメント1〜8はそれぞれ、互いに素早く且つ容易に内部交換される。この例示的な実施形態のネックウェアの内部交換性特徴は、着用者にネックウェアの様々な外観を提供する、八つのディスプレイセグメントの40,000を超える(8!とも表せる8の階乗)ネックウェアの組み合わせに相当する。同様に、ネックウェアが元々備えていた、これらの八つのディスプレイセグメントはそれぞれ、さらなる外来性のディスプレイセグメントと交換され得、さらなる多用途性、潜在的なネックウェアの組み合わせ、およびおしゃれな見た目をもたらす。

0152

図1Dに示すように、ネックバンドモジュール9の背面は、ネックバンド(図1Dには図示されないネックバンド)を収容し、ネックバンドをネックバンドモジュール9に接続するための開口部である、取り付けられた開口部機構35を有する。二つのディスプレイ−クリップセグメントは、タイクリップ機構36を含む、ディスプレイセグメント2の2およびディスプレイセグメント6の6に配置されている。図1Dおよび本明細書のその他の例示的な実施形態におけるネックバンドモジュール9の開口部機構35の組成は、金属、鋼を含む合金、木材、繊維強化ポリマー、プラスチックのような合成ポリマーを含む、様々な好適な材料であってよい。開口部機構はまた、ネックバンドモジュールの鋳造物の一部として提供されてもよく、または、その他の方法によって提供されてもよい。鋳造物の一部ではない場合、開口部機構は、例えば、ネックバンドモジュールにはんだ付けされてもよい。本明細書の例示的な実施形態の開口部機構は、図1Dに示す開口部機構35、および、図2Bに示す開口部機構62の長方形の形状以外の任意のサイズまたは形状であってもよい。湾曲を有する開口部機構を含むその他の構成は、所定のネックバンドタイプまたは組成に、より好適である場合がある。

0153

図1A図1Dの修正された例示的な実施形態では、ネックウェア実施形態は、内部交換可能なディスプレイセグメントを含まなくてもよく、または、少なくとも一つの内部交換可能なディスプレイセグメントを含んでもよい。ディスプレイセグメント1〜8またはネックバンドモジュール9はまた、ディスプレイセグメントの背面上にガラスディスプレイウィンドウを含んでもよく、その場合、ディスプレイセグメントおよび締結具はそれに応じて改変されてもよい。例えば、ディスプレイセグメントの側面上、または、ディスプレイセグメントの上面または底面上に、ヒンジ部材(またはその他のタイプの締結具部材)を位置付ける等、コイン、メダル、またはバーが見えなくならないように、本明細書の例示的な実施形態のディスプレイセグメントのフレームがより大きくてもよく、および/または、ヒンジ部材または締結具部材がより小さいかまたは異なるように位置付けられてもよい。

0154

図1Aおよび図1Dは、例示的な八つのディスプレイ−セグメント構成を提供し、本明細書に記載の例示的実施形態のこの、およびその他の構成は、非限定的な例であることが理解されよう。ネックウェアの端がほぼベルトラインとなるのを好む着用者がいることも含み、ネックウェアの着用者の胴体サイズは様々であり、様々な長さのネックウェアが好まれることから、ネックウェアが本明細書の例示的な実施形態において元々備え得るディスプレイセグメントの数を、それに応じて増減させることができる。例えば、背の高い人は、元々十個のディスプレイセグメントを備える、図1Aおよび図1Dのネックウェアを好む場合があり、一方で、背の低い人は、六つのディスプレイセグメントを好む場合がある。各ディスプレイセグメントの長さはまた、ネックウェアが元々備え得るディスプレイセグメントの数に影響する。例えば、所定のサイズの胴体や、ほぼベルトラインに来るネックウェアを所望することに対して、ディスプレイセグメントの長さに基づいて、ディスプレイセグメントの数を変えることができる。もちろん、ディスプレイセグメントの長さは、ディスプレイセグメントが収容するコイン、メダル、または地金バーのサイズの特徴である。

0155

いくつかの例示的な実施形態では、単一ネックウェアは、ディスプレイセグメントおよび/または胴体セグメントが素早く且つ容易に追加され、取り除かれ、または置き換えられ、(ネックバンドモジュールの下の)ウェアパネルに沿ったそれらの位置に関しては、再配置または交換され得、様々な長さで着用され得る。例えば、図1Eでは、図1Aおよび図1Dのネックウェアを、ネックウェアパネルがネックバンドモジュールと八つのディスプレイセグメントとを含む構成で男性が着用し、ネックウェアパネルがネックバンドモジュールのみを含む構成で女性が着用し、ネックウェアパネルがネックバンドモジュールと三つのディスプレイセグメントとを含む構成で少年が着用するといった、三つの異なる構成を図示する。標準的なネクタイおよびネクタイに似た、その他のタイプのネックウェアとは異なり、この特徴によりネックウェアは、非常に多用途となり、共に、様々なサイズ、および子供から大人までの年齢層の人々を含む、様々な人に適用できる。さらに、一人の人が、元々八つのディスプレイセグメントを備えたこのネックウェアを、九通りの長さで着用することができる。最も短くする場合はネックバンドモジュールのみを利用し、最も長くする場合は、八つのディスプレイセグメントすべてを利用する。

0156

角丸長方形のネックモジュール9の前面のサイズおよび形状は、図1Aおよび図1Dのネックウェアの八つの角丸長方形のディスプレイセグメント1〜8のそれぞれと同じである。例示的な本実施形態および本明細書のその他の例示的な実施形態では、ネックバンドモジュールの前面および各ディスプレイセグメントの前面は同一幅であり、左右対称二軸を有する(一方は垂直方向であり、他方は水平方向)ため前面ネックウェアパネルも対称の二軸を有する。ネックウェアのこの固有の幾何学配列は、どのディスプレイセグメントか、または、いくつのディスプレイセグメントが内部交換されるか、に関わらず、幾何学配列がネックウェアの対称の二軸を維持する。ネックウェアの対称構成を妨げることなく、ネックウェアが元々備えたディスプレイセグメント1〜8は、任意の順で再配列され得、および/または、ユーザが所望する、複数のネックウェアの長さにするため、ネックウェアパネルから取り外しても、追加してもよい。ネックウェアが対称であり、追加の外来性部品またはオーナメントなしで、内部交換可能な特徴により、これら複数の潜在的なネックウェアおよびおしゃれな外観が達成される。また、同様に、ネックウェアの対称の二軸を妨げることなく、この幾何学配列によって、一つまたは複数の交換可能なディスプレイセグメント(それぞれが固有に彫刻されたバーを含み得る)を、ネックウェアが元々備えたディスプレイセグメントのいずれとも置き換えることができ、および/または、一つまたは複数の交換可能なディスプレイセグメントを、ネックウェアパネル(ネックバンドモジュールの下)に沿った任意の位置に追加することができる。これらの機能的利点に加えて、対称性は、ネックウェアの美的特徴である。

0157

完全に対称にネクタイを着用するのは、実質的に達成できない。ネクタイの結び目はほとんど対称にならないが、その結び目が対称であったとしても、ネクタイの結び目の下にある布地が非対称に折り畳まれ、波状に折られることが多いため、対称性が達成され得ることがほとんどない。ネクタイの一軸の対称性がほとんど達成されないことと比較して、長さがベルトラインまであり、且つ、対称の二軸を有する、本明細書に開示の機能的ネックウェアは、ネクタイの着用、または、ネクタイ無しでのボタンダウンシャツの着用に代わる、正装または準正装を提供する。しかしながら、本発明はこの方法に限定されない。ネックウェアパネルはいかなる長さであってもよく、任意の数のディスプレイセグメントおよび/または胴体セグメントを含み得る。ネックバンドモジュール、ディスプレイセグメント、および胴体セグメントは、様々な幅を含む、様々なサイズであってよい。本明細の任意のネックウェアのネックバンドモジュール、ディスプレイセグメント、胴体セグメントは、角丸正方形、正方形、角丸長方形、長方形、楕円、円、三角形五角形六角形七角形八角形、等を含む、任意の形状またはサイズであってよい。

0158

ネックウェアは、ディスプレイセグメントのないネックバンドモジュールを元々備えてもよく、ネックウェアは、ネックバンドモジュールと、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、等の胴体セグメントのうちのいずれかを含む、任意の数のディスプレイセグメントを元々備えてもよく、ネックウェアのディスプレイセグメントがいずれも内部交換可能なディスプレイセグメントでなくてもよいし、または、ネックウェアのディスプレイセグメントの集合数の任意の数が、交換可能なディスプレイセグメントであってもよい。同様に、ネックウェアは、ネックバンドモジュールと、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、等の胴体セグメントのうちのいずれかを含む、任意の数の胴体セグメントを元々備えてもよく、ネックウェアの胴体セグメントがいずれも交換可能な胴体セグメントでなくてもよいし、または、ネックウェアの胴体セグメントの集合数の任意の数が、内部交換可能な胴体セグメントであってもよい。

0159

ネックウェアはまた、ネックバンドモジュールと、ディスプレイセグメントおよび胴体セグメントの任意の数の組み合わせとを元々備えてもよい。ネックウェアディスプレイセグメントおよび/または胴体セグメントの集合数の任意の部分が、旋回セグメントであってもよい。ネックウェアディスプレイセグメントおよび/または胴体セグメントの数は、着用者の好みや着用者のサイズ(どちらも人によって異なり得る)を含む、ネックバンドモジュール、ディスプレイセグメント、胴体セグメントのサイズ、およびその他の要因によって変わり得るため、ネックウェアが、ネクタイの従来から好まれる長さである、着用者のほぼベルトラインまでの長さとなるように、ネックウェアはが、十分な数のディスプレイセグメントおよび/または胴体セグメントを元々備えてもよい。ベルトラインまでの長さのネックウェアは、前シャツの開きおよび前シャツのボタンを覆うことと、襟足に沿ってシャツの襟の隙間を埋めることと、正装または準正装の重要構成要素となることとを含む、ネクタイの機能を満たす。

0160

いくつかの例示的な実施形態では、ネックウェアは、少なくとも一つのクリップセグメントを含んでもよく、このクリップセグメントによって、身体が動いている間、着用者上で前に揺れるかまたは左右に動くためにネックウェアパネルを短くすることを含む、ネックウェアパネルの望まない動きを制限し、ネクタイおよびネクタイに似たその他のタイプのネックウェアと比較すると、着用者の上でネックウェアが実質的に真っ直ぐに留まるのを支援する。さらに、クリップセグメントは、ネックウェアの着用中、身体が動いている間は前シャツボタンをすべて覆うのを支援する。クリップセグメントは、貼り付けられていない、または取り付けられていないアクセサリを追加することなく、シャツの開き部分または前シャツパネルにネックウェアを固定する。いくつかの実施形態では、ネックウェアの着用者が、自身の裁量でクリップセグメントを素早く且つ容易に内部交換し、その他のディスプレイまたは胴体セグメントによって、ネックウェアの着用者に個別にフィットする。ネックウェア上で利用されるクリップセグメントの数およびネックウェア上でクリップセグメントを配置する位置を決定する要因には、着用者の胴体のサイズと形状を含む。例えば、図1Dに示すように、快適であり、且つ、きちんとした見た目となるよう、着用者は、二つのディスプレイ−クリップセグメントを選択してもよく、一方のディスプレイ−クリップセグメントをセグメント位置2の2に、他方のディスプレイ−クリップセグメントをセグメント位置6の6に配置してもよい。この例示的な実施形態および本明細書のその他の例示的な実施形態は、ネックウェアが内部交換可能なディスプレイを含み、胴体セグメントによって、着用者はクリップセグメントの数と、ネックウェアパネルに沿った位置(ネックバンドモジュールの下)ならどこでもよいクリップセグメントの配置とを選択することができ、それは、特に金属製ネックウェアのカスタマイズフィットには重要である。このネックウェアおよびその他の例示的な実施形態は、ディスプレイ−クリップセグメントの代わりに、胴体−クリップセグメントを含んでもよい。ネックウェアの着用者が二つのクリップセグメントを選択し、例えば、着用者が常に同じ位置にクリップセグメントを配置する場合、図1Aおよび1Dの実施形態におけるネックウェア組み合わせの前述の数は、それに応じて減らされる。着用者はまた、ネックウェアがクリップセグメントを含むとしても、どのクリップセグメントも接続しないという選択肢を有する。

0161

本発明者は、機能的なネクタイ代用品として、優れた金属製ネックウェアを生産する、理想的で効率的な方法は、プレス方法によって提供されるコイン、メダル、およびバーを利用し、飾ることによるものであることを発見し、ネックウェアがコイン、メダル、またはバーのセットまたはシリーズを飾ることができる必要性を特定した。プレス方法(スタンピングまたはコイニング方法としても知られる)は、金属製ネックウェアに優美で細かなデザインをもたらすという点においては、効率的であり、比類ないものである。この方法は、ネックウェアで使用するため、コイン、メダル、または地金バーに像を複製し、彫刻することができる。プレス方法にはまず、金属塊が必要である。所望の金属または金属合金を溶かし、溶融金属ビレット内に流すことによって、塊が提供される。その後、加熱したビレットは、圧力下で作動する押出機を通して加工され、加熱された形状を柔らかい、焼鈍された金属の細片形状付ける。押し出された金属の長い細片が冷却されたら、それらは切り取られ、油圧剪断機を使用して切り取ってもよく、さらに、所望の厚さが正確に達成されるまで、高圧圧延機によって圧延される。圧延ストリップから、次いで、ブランキングプレスによって、その後彫刻されることになるコイン、メダル、またはバーが所望のサイズおよび形状になるよう、金属塊を打ち抜く。塊は、彫刻される前に、縁取り機械によってブランキングプレスが残した粗い縁部を取り除き、振動仕上げ機械によって磨かれ、クリーニングされる前に、塊に盛り上がった縁部を追加することを含む、特定のステップを経なければならない。

0162

塊の金属を彫刻して(打って)、所望のデザインおよび情報を有するコイン、メダル、またはバーを生産するための彫刻金型を生産する前に、所望のデザインおよび情報の三次元プラスター彫刻が生産されてもよい。コインデザインのプラスターコピーがゴムディスクの上に転写され、正の像を生産し、次いで、エポキシ樹脂ディスクに転写されて、元のデザインの負の印を生産する。低減機械は、元のエポキシディスクの輪郭をなぞることによってキーカッターのように機能して、黄銅版上に縮小版を彫刻する。コイン、メタル、またはバーを打つのに実際に使用される金型は、縮小した元のデザインからコピーされる。第二低減機械が黄銅板を取り込み、マトリックスと呼ばれる、元の金型である鋼金型上にすべての情報を縮小させる。ホビングとして知られているプロセスを通して、マトリックスがコピーされ、マスターパンチを生成し、次いで、別のブランク金型上でホブ切りされて、コイン、メタル、またはバーを彫刻する作業金型を生産する。

0163

プレスでそれぞれ打つことにより、カラー内でブランクにかかる金型の衝撃が、金属を金型のくぼみ内に押し、コイン、メダル、または地金バーの表裏各側に所望のデザインおよび情報を彫刻する。表裏両面に加え、コイン、メダル、またはバーの縁部もまた、ホールマーキングを含み得る、所望のデザインおよび情報が彫刻され得る。前述のプレス方法は一般的な説明であり、実際の方法は鋳造所によって変わり得ることが、当業者によって理解されよう。さらに、コイン、メダル、およびバーを打つために必要な温度、時間枠、圧力、力、およびプレス方法に利用されるその他の項目は、生産されているコイン、メダル、またはバーの特定の金属または金属合金によって変わる。例えば、銀は約962°Cで溶融し、約251MPaのビッカーズ硬度を有するが、プラチナは、約1,768°Cで溶融し、約400MPa〜550MPaのビッカーズ硬度を有する。

0164

本開示のネックウェアパネルで使用するためのコイン、メダル、および地金バーを彫刻するプレス方法は、鋳造方法といった他の方法と比較して、多くの利点を与える。通常、プレス方法では、品質、仕上げ、および重量を含む均一性に対する制限がより大きい。利点のほとんどは、高品質に仕上げられた、優れた、細かなデザインを生産する能力である。こうした仕上げには、マットプルーフリバースプルーフを含む。例えば、プルーフ地金バーは、その生鮮方法が高度に研磨された金型を含む当技術で周知であるが、地金バーの表面のより高い部分では艶消しとなり、地金バーの表面のより低い部分では鏡面のような仕上げとなる。プレス方法によって提供されるコイン、メダル、および地金バーはまた、高レリーフまたは超高レリーフで打たれ得る。高レリーフのコイン、メダル、または地金バー上の像は通常、コイン、メダル、および地金バーの外縁の上に延在し、超高レリーフで打たれたそれらは、さらにより高く盛りあがった像となる。アメリカ合衆国造幣局によって生産された一般的な例として、2015年アメリカンリバティハイレリーフ金貨と2009年ウルトラハイレリーフゴールドダブルイーグルが挙げられる。ハイレリーフおよびウルトラハイレリーフのコイン、メダル、または地金バーは、詳細部分の高さを盛り上げることができ、その詳細部分は像上で見て、触れることができ、芸術作品として説明されることが多い。レリーフの複数の高さが達成され得る。例えば、コイン、メダル、または地金バーは、芸術作品が起伏のある複数高さのレリーフに彫刻されることによって、「三次元の」デザインを含み得る。

0165

当該技術分野で知られている様々な方法により、コイン、メダル、または地金バーに色を加えることができる。これらはめっき、エナメル、エポキシ、ポーセリン塗料、および/または、インクを取り入れることを含む。例には、気密されたディスプレイセグメントに含めるために、銀地金バー上に彫刻されたデザインの選択した領域に金めっきを塗布することができ、インクを重ねることで、銀コイン上にデジタルな像を実質的に複製することができることを含む。コイン、メダル、またはバーは、例えば、芸術テーマ、音楽テーマまたはバンド、本、映画キャストマンガアクションフィギュア引用国家、国、歴史的な出来事人物、神話の人物、民族または国家遺産、家族、移動、政党、法律宗教、科学、シンボル、学校、大学、職業、組織、労働組合、会社、産業、企業提携トレードマークロゴクラブ格言スローガンスポーツまたはスポーツチーム祝日、特別な出来事または機会、および個人的な経験を飾る、宣伝する、宣言する、提示する、カスタムデザイン要素を含み得る。

0166

コインシリーズの例は、アメリカ合衆国造幣局が生産し、販売するプラチナアメリカンイーグルシリーズである。100ドル額面価値があるプルーフコインは、1997年から2016年まで毎年、1オンスのプラチナを含んでおり、コインの裏側に様々なアーティストによって作成された完全に固有なデザインを有する特徴がある。この継続中のシリーズの表側には常に、自由の女神の像の彫刻と、コインが造幣局によって彫刻された年の彫刻を常に含む。2009年に開始され、2014年に終了した、1オンスプルーフのプラチナアメリカンイーグルの、六年にわたるデザインサブシリーズは、完全に固有のデザインを有する特徴のある六枚のコインそれぞれの裏面に、アメリカ合衆国憲法の序文に含まれる、アメリカ民主主義基盤を表現している。アメリカ合衆国造幣局が各現行年度に発売されるプラチナアメリカンイーグルを販売することに加え、前年以前のコインシリーズは、二次市場入手可能である。

0167

造幣所が提供するコインセットの例には、ロイヤカナディアンミントが2015年に発売した、「Fine Silver Coloured 5−Coin Set−Mythologies of the World:Godsof Maya」である。セット内の第一、第二、第三、および第四コインの裏側には、占い書物の神であるイツァムナー、忠誠と血統の神であるアボロムトザカブ(Ah Bolom Tzacab)、雨の神であるチャク、創造の神であるククルカンをそれぞれ有する特徴がある。これら四枚のコインそれぞれの表面は、エリザベス女王二世を含む。第五コインの裏側は、ティカルグラプラザ国立公園の空からみた図を特徴とし、表側は、グアテマラ政府の公式な肖像を含む。セット内の五枚のコインはすべて、公式な法定コインである。このコインセットは、2017年1月にロイヤルカナディアンミントから購入すると、五枚のコインを保管するためのディスプレイボックスを含んでいたが、コインセットを着用して飾るためのネックウェアデバイスはロイヤルカナディアンミントからは市販されておらず、このコインセットまたはその他の任意のコインセットに利用できるデバイスも市販されていなかった。ロイヤルカナディアンミントから届けられるディスプレイボックス内の五枚のコインはそれぞれ、コインカプセルに封入されていた。

0168

鋳造所によって提供される地金バーのシリーズの例は、Produits Artistiques Metaux Precieuxによって生産されるスイスルナシリーズである。毎年、新しいタイプのルナシリーズの地金バーが発売され、中国の十二支動物である、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥のうちの一つを特徴としている。毎年のルナシリーズの地金バーのそれぞれのタイプは、純銀または純金のいずれかを備え、様々なサイズで市販されている。各地金バーの表側および裏側は、動物が様々に彫刻された図を有する。

0169

図2Aは別のネックウェアの例示的な実施形態であり、正方形ネックバンドモジュール48と、11個の正方形ディスプレイセグメント37〜47とを含む。ディスプレイセグメント1の37がネックバンドモジュール48の下にあり、ディスプレイセグメント11の47が末端のディスプレイセグメントである。ネックバンドモジュール48および11個のディスプレイセグメント37〜47はそれぞれ、コインを受容し、円形切欠ディスプレイウィンドウを介してコインを飾るよう構成されている。ネックウェアパネルの12枚のコイン49〜60はそれぞれ、ネックウェアが元々備えており、固有デザインが彫刻されている(どれも図示されていない)。ネックバンドモジュール48の(コインを収容する)区画および11個のディスプレイセグメント37〜47の11個の区画はすべて同一寸法であり、12枚のコイン49〜60はすべて同一寸法であり、ネックウェアの12枚のコインそれぞれが、その他の11枚のコインのすべてと内部交換することができる。

0170

図2Aのネックウェアパネルの例示的な実施形態の背面図が図2Bに示されている。ネックウェアパネル、ネックバンドモジュール48、および11個のディスプレイセグメント37〜47の構成要素は、11個の同一ヒンジによって接続されている。ネックバンドモジュール48とディスプレイセグメント1の37とを接続するヒンジ61である、一つのヒンジのみが図2Bラベル表示されている。例示的な本実施形態のヒンジでは、ディスプレイセグメント自体の内部交換または交換は可能とならない。ネックウェアの内部交換性は、ユーザが、ネックバンドモジュール48と11個のディスプレイセグメント37〜47のコインの間で、12枚のコイン49〜60(図2Aに図示)のそれぞれを再配置することによって達成される。例示的な本実施形態のネックウェアの内部交換性の特徴は、12の階乗数(12!)に等しい、12枚の内部交換可能なコインの、数多くのネックウェアの組み合わせを可能にし、着用者に幅広いネックウェアの組み合わせと外観を提供する。図2Aの実施形態のネックウェアに含まれる12枚のコイン49〜60はそれぞれ、内部交換可能なコインである。ネックウェアの交換性は、ユーザが、ネックウェアが元々備えた12枚のコイン49〜60のいずれかを、外来性のコインで置き換えることによって達成される。

0171

図2A図2Cのネックウェアパネルの修正された実施形態では、ネックウェアパネルは、ネックウェアを様々な長さにするためにディスプレイセグメントを追加することまたは取り除くこと(例えば、図1E)を含む、ディスプレイセグメントを素早く且つ容易に内部交換すること、または、ネックウェアが元々備えていない、外来性のディスプレイセグメントまたは胴体セグメントと交換することを可能にする、改良型の分離締結具(以下でさらに記載)または類似の接続特徴を有するその他のタイプの締結具を利用し得る。実際に、本明細書に開示のネックウェアの任意の実施形態は、ディスプレイセグメントの内部交換性および交換性のための、改良型の分離締結具といった締結具を含み得る。

0172

図2Bに示すように、ネックバンドモジュール48の背面は、ネックバンドを収容し、ネックバンドをネックバンドモジュールに接続するための開口部である、開口部機構62を含む。ディスプレイセグメント4の40は、タイ−クリップ状の機構63を含む、ディスプレイ−クリップセグメントを備える。下記にさらに説明する通り、ネックバンドモジュール48の上部および11個のディスプレイセグメント37〜47のそれぞれの上部は、留め具64を含む(図2Bでは、12個の留め具のうち、ネックバンドモジュール48上の留め具64およびディスプレイセグメント1の37上の留め具64の二つのみがラベル付けされている)。

0173

図2Aのネックウェアの正面図は、ディスプレイセグメント1の37とディスプレイセグメント2の38との間の、ディスプレイセグメント2の38の上部の留め具64にアクセスできるよう、ネックウェアパネルが適切な角度(例えば、少なくとも約90°)に旋回した状態で図2Cに示されている。以下でさらに説明するように、この留め具64を取り除くことによって、ユーザは、ディスプレイセグメント2の38内でコイン2の50にアクセスすることを可能にする。この例示的な実施形態における、ネックバンドモジュールおよびその他の10個の各ディスプレイセグメントは、ディスプレイセグメント2の38と同一配置に同一の留め具(図2Cではラベル付けされていない)を含む。

0174

図2Cのディスプレイセグメント2の38の前面分解図および背面分解図は、図2Dおよび図2Eにそれぞれ示されている。留め具64をディスプレイセグメントから接続解除するには、二つのねじ65を利用する。ねじは留め具64の穴66を通過し、ディスプレイセグメント2の38の二つの受け穴67に締め付けられる(図2Eに示す)。コイン2の50は、ディスプレイセグメント2の38の前面で切欠ディスプレイウィンドウ68を通して見える。ディスプレイウィンドウは、ディスプレイセグメント2の38の背面上には含まれず、図2Eに示すように、この例示的な実施形態では、後壁69を含む。留め具64はディスプレイセグメント2の38から接続解除されており、コイン2の50は、ディスプレイセグメント2の38の上部で開口部70を通って取り除かれている。コイン2の50をディスプレイセグメント2の38に再挿入するか、コイン2を、ネックウェアが元々備えた別のコイン(例えば、コイン1、2、3、等)で内部交換するか、または、コイン2を交換可能なコインまたはラウンドと交換するため、ネックウェアのユーザは、ディスプレイセグメント2の38の上部で開口部70を通して三枚のコインのうちのいずれか一枚を挿入し、ディスプレイセグメントの上部で留め具64を開口部70内に嵌合させることができる。留め具は次いで、ディスプレイセグメントに二つのねじ65で締め付けられ得る。ディスプレイセグメント2の38をその他のディスプレイセグメントに接続するためのヒンジ部材は、図2Dおよび図2Eには含まれない。

0175

図2Dおよび図2Eに示すように、留め具64の底部は、コイン50と同じ曲率71を含む。コイン50がディスプレイセグメント38の開口部70に挿入され、留め具64がディスプレイセグメント38に挿入され、二つのねじ65によって取り付けられた後、留め具64の曲率71はコイン50を支持し、ディスプレイセグメント内でコインを所定位置に保持する。留め具がディスプレイセグメントに取り付けられ、締め付けられると、留め具64の最上パネル72の前面が、ディスプレイセグメントの面の上部73の後ろで窪み、そのディスプレイセグメントは、開口部70、後壁69の上部74、二つの側面75および76の上部を取り囲む、その他三部分よりも高い。この構成は、周りの人がネックウェアを正面から直接見る場合、取り付けられ、締め付けられた留め具64は、ディスプレイセグメント38の面73の上部の後ろに隠れている。

0176

コイン50を収容するディスプレイセグメント38の区画の内側は、コインに嵌合し、固定するよう構成され、後壁69(図2Eに示す)、留め具の曲率71、および、ディスプレイセグメントの内側の水平床に垂直である二つの側面75、76によって区切られる。ディスプレイウィンドウの他に、図1A図2Pの例示的な実施形態のように、本明細書の例示的な実施形態のコイン、メダル、または地金バーと接触する、(コイン、メダル、または地金バーを収容する)ディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールの内側区画の表面は、摩耗および傷つきを防ぎ、コイン、メダル、または地金バーの状態を維持するよう、レザーのような、表面を傷つけない材料を含んでもよい。ディスプレイセグメントまたはネックバンドモジュールが留め具を含む場合、表面を傷つけない材料は、コイン、メダル、または地金バーと接触する留め具の一部分上に含まれ得る。区画の床の構成は、真っ直ぐでもよく、または、コインを輪郭取る曲率を含み得る。もちろん、図2A図2Eの例示的な実施形態は、ねじを利用して留め具をディスプレイセグメントおよびネックバンドモジュールを締付けるが、単に、多数の好適なタイプの締結具の一例である。

0177

図2A図2Eのディスプレイセグメントおよびネックバンドモジュールのための留め具のタイプは、ユーザがネックウェアのコインを素早く且つ容易に内部交換または交換するのを可能にはしないが、好適な留め具はまた、ネックウェアのコインを素早く且つ容易に内部交換または交換するのを可能にする任意のタイプの留め具を含み得る。例えば、図2Dおよび図2Eの修正された実施形態である、図2Fおよび図2Gの例示的な実施形態に示すように、ディスプレイセグメント78の留め具77は、留め具77をディスプレイセグメント78から接続解除するのに、鍵、ツール等を必要としない、二つのスナップ締結具を利用する。図2Fに示すように、二つのスナップ締結具の雄部分79のディスプレイセグメント2の正面図は、スタッドと呼ばれる場合もあり、留め具77の各端上に含まれる。図2Gに示すように、スナップ締結具の対応する二つの雌部分80のディスプレイセグメントの背面図は、ソケットと呼ばれる場合もあり、ディスプレイセグメントの背面に配置される。この留め具77は、ユーザによって素早く簡単に締め付けられ、留め具77上の二つのスタッド79を、ディスプレイセグメント78上の二つのソケット80に押すだけで、コインを内部交換または交換することができる。ディスプレイセグメント78をネックバンドモジュールまたはその他のディスプレイセグメントに接続するための締結具部材(例えば、改良型の分離ヒンジ)は、図2Fおよび図2Gには含まれていない。

0178

本明細書の例示的な実施形態におけるネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメント上に組み込まれ得る留め具のタイプの決定は、安全レベルと使いやすさとの間の妥協点である。例えば、図2A図2Eの例示的な実施形態において留め具を締付けるためにねじを利用することによって、図2Fおよび図2Gの例示的な実施形態における留め具よりも、コインの安全性レベルが高くなるが、しかしながら、図2Fおよび図2Gの例示的な実施形態の留め具は、コインを素早く且つ容易に内部交換または交換することができる。

0179

ネックウェアは、図2Hおよび図2Iの例示的な実施形態に示すディスプレイセグメントおよび胴体セグメントを含み得る。ディスプレイセグメント1の81はネックバンドモジュール92の下にあり、ディスプレイセグメント2の82はディスプレイセグメント1の下にあり、胴体セグメント3の83はディスプレイセグメント2の下にあり、ディスプレイセグメント4の84は、胴体セグメント3の下にあり、ディスプレイセグメント5の85はディスプレイセグメント4の下にあり、ディスプレイセグメント6の86はディスプレイセグメント5の下にあり、ディスプレイセグメント7の87はディスプレイセグメント6の下にあり、ディスプレイセグメント8の88はディスプレイセグメント7の下にあり、胴体セグメント9の89はディスプレイセグメント8の下にあり、ディスプレイセグメント10の90は胴体セグメント9の下にあり、ディスプレイセグメント11の91は、末端ディスプレイセグメントであり、ディスプレイセグメント10の下にある。九枚のコイン93〜101は同一寸法であり、ネックウェアを見る人に対して九つのディスプレイセグメント81〜82、84〜88、90〜91によって飾られ、それらは同じく同一寸法であり、コインを受容し、飾るよう構成されている。九枚のコイン93〜101はそれぞれ固有のデザインが彫刻されているが、そのいずれも、図2Hには示されていない。このネックバンドモジュール92は、コインを受容し、飾るようには構成されておらず、図2Iに示すように、ネックバンドを収容し、ネックバンドをネックバンドモジュールに接続するための開口部機構102を含む。

0180

図2Hおよび図2Iに示すネックウェアのディスプレイセグメント81〜82、84〜88、90〜91は、上述され、図2Fおよび図2Gに示すディスプレイセグメントと留め具とを利用する。ディスプレイセグメント1の81上の留め具103は、図2Hおよび図2Iでラベル付けされた唯一の留め具(九つの留め具のうち、各ディスプレイセグメント上の一つ)である。このタイプの留め具は、固有に彫刻された九枚のコイン93〜101がそれぞれ、九つのディスプレイセグメントそれぞれにおいて、それぞれの留め具を通して素早く且つ容易に、互いに内部交換され、ネックウェアが元々備えていない外来性のコインと交換されるのを可能にする。この例示的な実施形態のネックウェアに含まれる九枚のコイン93〜101はそれぞれ、内部交換可能なコインである。

0181

図2Hおよび図2Iに示す例示的な実施形態において、ネックバンドモジュール92と、九つのディスプレイセグメント81〜82、84〜88、90〜91と、二つの胴体セグメント83、89とを含むネックウェアパネルの構成要素は、改良型の11個の同一分離締結具によって接続される。ディスプレイセグメント11の91はまた、末端ディスプレイセグメントであり、このディスプレイセグメントが他の10個のセグメントと内部交換可能となり、潜在的追加セグメントがネックウェアに追加されるよう、セグメントの底部に第二ヒンジ部材105を含む。図2Iでラベル付けされた改良型の分離締結具のみが、ディスプレイセグメント1の81とディスプレイセグメント2の82とを接続する第一ヒンジ部材104および第二ヒンジ部材105であり、第二ヒンジ部材105は末端セグメント91の底部にある。下記にさらに考察されるように、改良型の分離締結具によって、ネックウェアが複数の長さとなり、おしゃれな見た目となるよう、ディスプレイセグメントまたは胴体セグメントの追加または取り外しを含み、九つのディスプレイセグメントおよび二つの胴体セグメントが内部交換および交換するのを可能にする。この例示的な実施形態では、九つのディスプレイセグメント81〜82、84〜88、90〜91はそれぞれ、内部交換可能なディスプレイセグメントであり、二つの胴体セグメント83、89はそれぞれ、着用者が、ネックバンドモジュール92のみを着用することを含む、12種類の異なるネックウェアから選択することができる、内部交換可能な胴体セグメントである。九つのディスプレイセグメントはそれぞれ、二つの胴体セグメントそれぞれとも内部交換され得る。もちろん、ユーザが11個のセグメント81〜91を内部交換できることに加え、ネックウェアの内部交換性はまた、ユーザが、九枚のコイン93〜101それぞれを、それぞれの留め具を通って交換可能であることによって達成され得る。九枚のコイン93〜101を内部交換することによるネックウェアの組み合わせの数は、9の階乗(9!)に等しく、11個のセグメント81〜91を内部交換することによるネックウェアの組み合わせの数は、11の階乗(11!)に等しく、幅広いネックウェアの組み合わせおよび外観をユーザに提供する。

0182

女性が着用する、ネックバンドモジュールを元々備えるネックウェアの例示的な実施形態(ディスプレイまたは胴体セグメントなし)が、図2Jに示される。ネックバンドモジュールは、コイン(彫刻デザインは示されていない)と、ネックバンドモジュールの上部の留め具(見えない)と、ネックバンドモジュールの底部の、改良型の分離締結具(図示なし)の第二ヒンジ部材(雌端)とを含む。ネックウェアのこの構成により、同じまたは異なるサイズのコインを含む、交換可能なディスプレイまたは胴体セグメントがネックバンドモジュールに追加されることが可能となり、ネックウェアは、当技術分野のその他のネックウェアと比較して多用途となる。着用者は、ネックウェアが複数の長さを有するよう、一つまたは複数の交換可能なディスプレイまたは胴体セグメントを追加し得る。これは、よくあることだが、鋳造所が、シリーズまたはセットの続きのコインを発売する前に、コインのシリーズまたはセットの最初のコインを発売する場合に特に重要である。

0183

二つの交換可能なディスプレイセグメントの後部は、そのそれぞれが図2Jのネックウェアのために構成された改良型の分離締結具と、留め具(素早く且つ容易に接続且つ接続解除される)とを含み、図2Kの例示的な実施形態に示される。図2Lは、図2Jのネックウェアを示し、同じ女性がここでは、改良型の分離締結具によってネックウェアに追加され、接続されたこれら二つの交換可能なディスプレイセグメントを含んでいる。ネックウェアは、前回は一枚のコインを飾っていたが(図2J)、ここでは三枚のコイン(デザインが彫刻されているが、図示されていない)を飾っており、ネックウェアは、シリーズやセットのコインを含むディスプレイセグメントを含むネックウェアのために構成された、後続の交換可能なディスプレイセグメントを、着用者が素早く且つ容易に追加することによって、追加のコインを飾ることができる。これらの交換可能なディスプレイセグメントは、例えば、交換可能なディスプレイセグメントの上部の改良型の分離締結具の第一ヒンジ部材が、末端ディスプレイセグメントの底部の改良型の分離締結具の第二ヒンジ部材に接続することによって、ネックウェアの末端ディスプレイセグメントに(その時点で)接続する。この特徴は、セットまたはシリーズの個々の部材が鋳造所から経時的に発売されるにつれ、コレクターがコイン、メダル、またはバーを彼らのネックウェアに追加することを可能にする。もちろん、図2Jまたは図2Lのネックウェアの長さを長くすることに加え、ネックウェアに追加され、蓄積したディスプレイセグメント(または胴体セグメント)はそれぞれ、ネックウェアパネルに沿って任意の順で再配置され得、および/または、ネックウェアパネルに沿ったコインはそれぞれ、任意の順で再配置されるか、または、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントの留め具を介してコインにアクセスすることによって、表から裏(またはその逆)に変えされ得る。これらの交換可能なディスプレイセグメントはまた、着用者が望むように、その日や機会の服装に合わせて、ネックウェアから一時的に取り除かれて、さらに戻されてもよい。

0184

図2Kの交換可能なディスプレイセグメントの前面のサイズおよび形状は、図2Jおよび図2Lに示す例示的な実施形態のネックバンドモジュールの前面のサイズおよび形状と同一である。ネックウェアのこの有利な幾何学配列は、ユーザが交換可能な各ディスプレイセグメントを配置するセグメント位置に関わらず、ネックウェアの二軸を対称に維持するが、交換可能なディスプレイセグメントの締結具およびネックバンドモジュールの締結具が互いに構成され、適切に整列されのであれば、交換可能なディスプレイセグメントは様々なサイズまたは形状であってよい。例えば、ディスプレイセグメント1は、ネックバンドモジュールよりもわずかに幅広く(または狭く)てもよく、ディスプレイセグメント2は、ディスプレイセグメント1よりわずかに幅広く(または狭く)てもよい、等である。もちろん、同一幅を有するネックウェアのディスプレイセグメントとは、ディスプレイインサート、コイン、メダル、またはバーを収容するディスプレイセグメントの区画が同じ幅である必要がある、という意味ではない。図2J図2Lに示すネックウェアの修正された例示的な実施形態では、ネックバンドモジュールおよび/または任意の交換可能なディスプレイセグメントは、気密されるよう構成され得るか、または、先行技術のコインホルダまたはカプセルを受容することを含む、ディスプレイインサートを受容するよう構成され得る。

0185

ユーザがコインを内部交換および交換可能ととなることに加え、図2A図2Lの例示的な実施形態におけるディスプレイセグメントの有利な特徴は、各ディスプレイセグメントにおいて、着用時にネックウェアが周りの人に見える表側から、着用時にネックウェアが周りの人に見える裏側へ、またはその逆に、コインを容易に反転させることができることである。図2A図2Lの例示的な実施形態のディスプレイセグメントのディスプレイウィンドウおよび図2A図2Cおよび図2J図2Lの例示的な実施形態のネックバンドモジュールのディスプレイウィンドウは、ガラスディスプレイウィンドウを含まないが、修正された実施形態では、ネックバンドモジュール、および/または、一つまたは複数のディスプレイセグメントは、ガラスディスプレイウィンドウを含む。さらに、図1A図1E図2A図2C、および図2J図2Lの例示的な実施形態では、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントは一つのディスプレイウィンドウを含むが、修正された実施形態では、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントは、二つのディスプレイウィンドウを含み、一方は前面にあり、他方は背面にある。これらすべての修正された実施形態では、ネックバンドモジュール、ディスプレイセグメント、およびそれらを接続する締結具は、それに応じて修正され得る。修正には、所定サイズのコイン、メダル、またはバーに対して、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントの(前面から背面の)厚さが、任意のガラスディスプレイウィンドウを収容できるよう増加され得、ネックウェアパネルを接続する締結具のタイプと、これらの締結具の位置決めもまた、二つのディスプレイウィンドウを含むネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントに対して修正され得る、ということを含む。例えば、締結具または締結具の部材は、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントの背面からコイン、メダル、またはバーが見えなくならないように、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントの側面または底部に位置付けられ得る。ディスプレイウィンドウ周りの前面および背面フレームのサイズもまた、修正され得る。もちろん、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントは、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントがガラスディスプレイウィンドウを含まない、または、二つのディスプレイウィンドウを含まなくても、これらの修正のいずれかまたはすべてを含み得る。

0186

図2A図2Lの例示的な実施形態(および図4A図4F図5A図5D、および図11A図11Dの例示的な実施形態でさらに記載されるように)は、留め具付きのディスプレイセグメントを含む。コイン、ラウンド、メダル、または地金バーにユーザがアクセスできるようにする任意のタイプの好適な留め具は、ディスプレイセグメントに利用され得る。ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントは、留め具がネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントの底部または側面上にある、といったように、留め具がネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントに沿った任意の位置に位置され得るように、構成され得る。留め具は、ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントから完全に取り外され得、留め具をネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントに接続するヒンジによって開閉され得る。

0187

ネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントはまた、図2A図2Lの例示的な実施形態(および図4A図4F図5A図5D、および図11A図11Dの例示的な実施形態でさらに記載されるように)とは異なる方法で構成され得る。実際に、コイン、メダル、または地金バーを固定し、飾る、任意のタイプのネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントは、留め具を含まないネックバンドモジュールまたはディスプレイセグメントを含むネックウェアに利用され得る。例えば、図2Mは、ユーザが地金バーを挿入し、または取り外せるように、ディスプレイセグメントが開閉するのを可能にするヒンジによって結合された二つの半部分から成るクラムシェル容器に似たディスプレイセグメントの例示的な実施形態の正面図である。ディスプレイセグメントの前セクションは、ガラスディスプレイウィンドウを含む。ディスプレイセグメントの二つの半部分は、ねじによって共に締め付けられ得る。クラムシェルタイプのディスプレイセグメントは、スナップ、自動ロックタブといった、コイン、メダル、または地金バーを素早く且つ容易に内部交換または交換するのを可能にする締結具を含むか、または摩擦合機構によって、ディスプレイセグメントの両部分が閉じられたまま保持するための様々な締結具を利用し得る。図2Nは、改良型の分離締結具と共に構成されたネックウェアへ接続するための、ディスプレイセグメントの背面上の改良型の分離締結具の両部材を含むディスプレイセグメントの背面図である。このタイプのディスプレイセグメントはまた、ネックバンドを収容するための開口部機構を含むよう構成されたネックバンドモジュールとして利用され得る。もちろん、ディスプレイセグメントの上部の改良型の分離締結具部材は、除去されている。

0188

留め具を含まないネックバンドモジュールの別の実施例は、ユーザがコイン、メダル、または地金バーにアクセスできるよう、互いから完全に分離した二つのセクション(例えば、半分)を有するネックバンドモジュールである。図2Oは、ねじで互いに締め付けるネックバンドモジュールの二つの分離したセクションの例示的な実施形態の正面図である。ネックバンドモジュールの前セクションは、地金バーを飾るためのガラスディスプレイウィンドウを含む。図2Pは、後部セクションの上部に開口部機構と、後部セクションの底部に改良型の分離締結具の第二ヒンジ部材とを含む、ネックバンドモジュールの二つの分離されたセクションの背面図である。一つのコイン、メダル、またはバーのためのベゼルとは異なり、改良型の分離締結具の部材を含むネックバンドモジュール(図2Oおよび図2Pに示すようなディスプレイまたは胴体セグメントなし)を元々備えるネックウェアパネルは、ネックウェアが、ネックウェアに追加されるよう構成された交換可能なディスプレイセグメントおよび交換可能な胴体セグメントのための容量を有する。この特徴により、多用途のネックウェアが複数の長さを達成することができるだけでなく、上述のスイスルナシリーズの地金バーのように、シリーズまたはセットの追加地金バーは経時的に発売されるため、それらを飾ることができるネックウェアを提供する。このスタイルのネックバンドモジュールはまた、開口部機構が除去され、改良型の分離締結具の雄部材が追加されたディスプレイセグメントに利用され得る。修正された実施形態では、図2Mおよび図2Nのディスプレイセグメントおよび図2Oおよび図2Pのネックバンドモジュールは、コインまたはメダルのために構成される。これらのディスプレイセグメントおよびネックバンドモジュールは、円いディスプレイウィンドウを有する円形であってもよく、または、円いディスプレイウィンドウを有する正方形であってもよい。ネックウェアは、留め具がある、または留め具のない、複数のタイプのディスプレイセグメントを含み得、または、様々な形状のディスプレイセグメントを含み得る。ネックウェアパネルはまた、コイン、メダル、および地金バーを含み得る。

0189

本発明者は、市販の先行技術のコインホルダ、コインカプセル、および地金バーカプセルは、コイン、メダル、または地金バーをネックウェアのネックバンドモジュールおよびディスプレイセグメントに固定し、飾るためのディスプレイインサートとして有用であることを発見した。これらのコインホルダ、コインカプセル、および地金バーカプセルの、この新規の使用は、コイン、メダル、および地金バーを飾り、ネックウェアに封入するのに効果的である。鋳造所が販売する地金、記念コイン、および記念メダルは、通常、鋳造所から出荷されるときにコインカプセルまたは地金バーカプセルに含まれる。多くのコレクターのコインは、金属を摩耗および傷つき、および指紋から保護する、コインホルダまたはコインカプセルに保存される。気密されていないが、コインホルダ、コインカプセル、および地金バーカプセルはまた、例えば、銀および銅のコインおよびバーの変色量を低減する。様々なサイズのコイン、メダル、または地金バーは、同一の外径だが、様々なサイズのコイン、メダル、または地金バーのための異なるサイズの区画を有する、一つのタイプのホルダまたはカプセルを収容するよう構成されたネックウェアパネルによって、効率的に飾られる。これにより、ディスプレイセグメントがすべて均一だが、一つのタイプのコインホルダ、コインカプセル、または地金バーカプセルで多くの様々なサイズのコインを収容できるため、ネックウェアパネルの生産が容易となる。ネックウェアで使用するディスプレイインサートとして機能し得る、先行技術のコインホルダおよびバーカプセルの例は、図3A図3Qに示されている。これらはコインまたは地金バーを保持するために市販されており、以前は、ネックウェアのために意図され、提供され、使用されていなかった。

0190

円形の、先行技術のAir−Titeのコインホルダ(型式:ダイレクトフィットH32)106(コインカプセルとも呼ばれる)が図3Aに示され、共に合わされており、ホルダが構成されたコイン107(彫刻デザインは示されていない)を含む。この円く、剛性で、透明なコインホルダは、アクリル製であり、二つの部分から成る。図3Bおよび図3Cに示すように、コインホルダの二つの係合解除された部分は、ベース108およびカバー109を備え、コイン107を保持するよう構成されている。ベース108と上向きの区画110の上面図と、カバー109と上向きの開放側面111の上面図が図3Dに示されている。封入されたコインを固定するベース108の区画110の径は、この型式のコインホルダ用に、約32.7mmである。この径を有するコインは、アメリカンイーグルワンオンス金貨と、プラチナアメリカンイーグルワンオンスコインと、1オンスと、24カラットのアメリカンゴールドバッファローを含み、これらはすべて、アメリカ合衆国造幣局が生産している。図3Bおよび図3Cに示すように、複数の、均等に離間した長方形隆起部112がカバー109の内側フラップ上およびその周囲にある。コイン107がベース108の内側にある場合、圧力がカバーに印加されると、カバー109がベース108上で単にスナップし、それによって、カバー109上の長方形隆起部112が、ベース108の外側リム113(図3D)周りにスナップする。コインホルダ106を分離し、コインを取り除くためには、好ましくは爪や小さなレバーを使用して、コインホルダのベース108とカバー109が分離してユーザがコインにアクセス可能となるまで、カバー109の縁とベース108の外側リム113との間に十分な力を加える。

0191

図3Dのベース108周りの内側リム114は、径が32.7mmの前述のコインを、約32.7mm(径)の区画110にしっかりと嵌合するガスケットとして作用する。ダイレクトフィットH32モデルのコインホルダの全体外径は44.45mmである。H32モデルに加え、Air−Titeのコインホルダの様々なその他の市販のダイレクトフィットモデルはまた、44.45mmの全体外径を有するが、H27(区画径約27mm)、H34(区画径約34mm)、H38(区画径約38.1mm)、H39(区画径約39mm)、および、H40.6(区画径約40.6mm)を含む、それらのそれぞれの区画の様々な径を有する。実際に、製造プロセス中、内側リムは、任意のサイズの区画(径最大約40.6mm)用のこれらの44.45mm(全体外径)のベースに沿っていずれの場所にも位置付けられて、カスタムデザインされた(彫刻、その他のデザイン要素、および厚さを含む寸法の点において)ラウンド、メダル、またはバーに嵌合し得る。

0192

Air−Titeコインホルダというブランド名にも関わらず、これらのコインホルダは気密(air tight)ではなく、本明細書で参照されるその他のコインホルダについても同様であることを留意することが重要である。このホルダが合わせられるとき、カバー109のフラップ内側周りの長方形隆起部112とベース108との隙間によって、外気がコインに到達し得る。実験では、Weimar W.Whiteは、コインホルダに封入された銀ドルと銅コインを、コインを変色させる一般的な環境汚染物質である、高レベル硫化水素ガスに曝した。これらの実験の目的は、実際にコインホルダが気密であったかどうかの評価である。Air−Titeのコインホルダも評価されたホルダの一タイプであった。White氏は、銀ドルおよび銅コインがコインホルダ内にあっても、これらのコインを含むコインホルダが高レベルの硫化水素ガスに曝されたあとすぐに変色したことを観察し、Air−Titeのコインホルダを含め、コインホルダは気密でないことを確認した。2012年American Sports Media出版、White,Weimar W.著の「Coin Chemistry Including Preservation and Cleaning,Third Edition」を参照。

0193

円形の、Air−Titeのコインホルダ(型式:Direct FitAE$/H−40)115(コインカプセルとも呼ばれる)が図3Eに示され、共に合わされており、このホルダが構成されたコイン116(彫刻デザインは示されていない)を含む。上述のAir−TiteのH32モデルのように、この型式のコインホルダの二つの係合解除された部分は、図3Fおよび図3Gに示すように、ベース117およびカバー118を備える。ベース117と上向きの区画119の上面図と、カバー118と上向きの開放側面の上面図が図3Hに示されている。このAir−TiteのAE$/H−40モデルのコインホルダは、(Air−TiteのH32モデルおよび上述のその他のモデルが有するようには)ベース周りに内側リムを有しない。Air−TiteのAE$/H−40モデルのベース117の区画119の径は、外側リム120の径でもある、約40.6mmである。この径を有するコインの一例は、アメリカ合衆国造幣局によって生産されるアメリカンイーグルワンオンス銀貨を含み、これは、外側リム120の周囲にしっかりと嵌合し、それによって内側リムが不要となる。

0194

ホルダコインまたはラウンドのためには構成されておらず、ネックウェアに使用されるディスプレイインサートとして機能し得るホルダの一例が、図3Iに示されている。これは、角丸長方形のバーのための角丸長方形のバーホルダ121(Air−Titeのダイレクトフィットのバーモデル)であり、共に合わせられ、地金バー122(彫刻デザインは示されていない)を含む。上述のコインの型式のように、このバーホルダは剛性で、透明なアクリルであり、二つの部分から成る。このバーホルダはまた、当技術分野のその他のバーホルダのように、地金バーカプセルまたはバーカプセルとも呼ばれる。図3Jおよび図3Kに示すように、このバーホルダの二つの係合解除された部分は、ベース123とカバー124とを備える。ベース123と、上向きの区画125の上面図が図3Lに示されている。図3Jおよび図3Kに示すように、複数の、均等に離間した長方形隆起部126がカバー124の内側フラップ上およびその周囲にある。地金バー122がベース123の区画125の内側にある場合、圧力がカバーに印加されると、カバー124がベース123上に単にスナップし、それによって、カバー124上の長方形隆起部126が、ベース123の外側リム127周りにスナップする。このAir−Titeのダイレクトフィットのバーホルダは、(Air−TiteのH32モデルが有するようには)ベース周りに内側リムを有さず、外側リム127は、地金バー122に嵌合し、地金バー122を区画125内に固定する。ベース123の区画125の長さおよび幅は、50.42mmおよび29.41mmである。このバーホルダは、Sunshine Minting,Inc.が生産する999銀地金バーといった、ワンオンス銀地金バーに嵌合する。

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