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技術 デクチン−2刺激及び癌免疫療法のための方法及び組成物

出願人 ザボードオブトラスティーズオブザレランドスタンフォードジュニアユニバーシティー
発明者 ケンケルジャスティンチョウマシューアッカーマンシェリーエリンイングルマンエドガージョージアロンソマイケルナサニエルベルトッツィキャロラインアール.
出願日 2018年6月27日 (2年7ヶ月経過) 出願番号 2019-569361
公開日 2020年8月31日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-526482
状態 未査定
技術分野 動物,微生物物質含有医薬 抗原、抗体含有医薬:生体内診断剤 化合物または医薬の治療活性 非環式または炭素環式化合物含有医薬 医薬品製剤 蛋白脂質酵素含有:その他の医薬 他の有機化合物及び無機化合物含有医薬
主要キーワード 幾何学性 操作生成 日常性 字状形状 SICE 対象合 対象事項 非植物由来
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月31日)のものです。
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図面 (20)

課題・解決手段

癌又は感染性疾患を有する個体を処置するための方法及び組成物が提供される。(a)デクチン−2に結合し、デクチン−2シグナル伝達刺激する剤と、(b)抗体及び/又は免疫調節剤と、を含む多価デクチン−2刺激剤であって、(a)及び(b)が互いにコンジュゲートされている、多価デクチン−2刺激剤が提供される。いくつかの場合では、(a)は、デクチン−2に結合するマンノビオース糖ポリペプチドである。いくつかの場合では、(b)は、TLR(例えば、TLR7、TLR8、TLR7/8、TLR2など)に対する刺激性リガンドである。癌及び/又は感染性疾患を有する個体を処置する方法は、有効量のデクチン−2刺激組成物を個体に投与することを含むことができる。いくつかの場合では、デクチン−2刺激組成物は、デクチン−2刺激糖ポリマーを含む。いくつかの場合では、デクチン−2刺激組成物は、多価デクチン−2刺激剤を含む。

概要

背景

(導入)
腫瘍細胞と正常組織との間の微妙な差異を検出する免疫系の能力にもかかわらず、癌は増殖して広がりやすく、しばしばそれらの宿主の死をもたらす。腫瘍関連抗原(tumor associated antigen、TAA)に対する適応免疫応答は、この状況で生じ得、これにより腫瘍の制御又は退縮がもたらされる。しかしながら、浸潤性腫瘍は、最終的に、免疫編集並びに抗腫瘍免疫細胞及びメディエータを抑制する他の機構を介して免疫制御を回避する。

免疫細胞は、ほとんどの癌における間質コンパートメントの主な成分であり、腫瘍の発達及び進行の形成に重要な役割を果たす。癌免疫療法(例えば、チェックポイント阻害剤癌ワクチン、CAR T細胞など)は、いくつかの癌において有効であることが証明されている。しかしながら、多くの患者及び癌の種類が、これらの種類の介入応答できず、このことは、代替免疫療法戦略を開発すべきであることを示唆している。

顆粒球単球(monocyte、Mo)、マクロファージ(macrophage、Mφ)、及び樹状細胞(dendritic cell、DC)を含む骨髄細胞は、ほとんどの腫瘍において特に豊富であり、様々な方法で広範な悪性疾患にわたって疾患の進行を促進することが示されている。これにもかかわらず、臨床開発での比較的少ない数の処置が、この主要な間質細胞集団を対象とし、その処置のほとんどは、これらの細胞の活性を調節するのではなく、これらの細胞の蓄積阻害することを目的としている。

概要

癌又は感染性疾患を有する個体を処置するための方法及び組成物が提供される。(a)デクチン−2に結合し、デクチン−2シグナル伝達刺激する剤と、(b)抗体及び/又は免疫調節剤と、を含む多価デクチン−2刺激剤であって、(a)及び(b)が互いにコンジュゲートされている、多価デクチン−2刺激剤が提供される。いくつかの場合では、(a)は、デクチン−2に結合するマンノビオース糖ポリペプチドである。いくつかの場合では、(b)は、TLR(例えば、TLR7、TLR8、TLR7/8、TLR2など)に対する刺激性リガンドである。癌及び/又は感染性疾患を有する個体を処置する方法は、有効量のデクチン−2刺激組成物を個体に投与することを含むことができる。いくつかの場合では、デクチン−2刺激組成物は、デクチン−2刺激糖ポリマーを含む。いくつかの場合では、デクチン−2刺激組成物は、多価デクチン−2刺激剤を含む。

目的

前述の説明を限定することなく、1〜59の番号付けされた本開示の特定の非限定的な態様を以下に提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

(a)デクチン−2に結合し、デクチン−2シグナル伝達刺激する剤と、(b)抗体及び/又は免疫調節剤と、を含む多価デクチン−2刺激剤であって、(a)及び(b)が互いにコンジュゲートされている、多価デクチン−2刺激剤。

請求項2

(a)が、抗デクチン−2抗体又はその抗原結合領域である、請求項1に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項3

(a)が、デクチン−2に結合するマンノビオース糖ポリペプチドである、請求項1に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項4

前記マンノビオース糖ポリペプチドが、20〜250個のアミノ酸長であるペプチドを含む、請求項3に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項5

前記ペプチドが、ムチン様ペプチドである、請求項4に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項6

前記マンノビオース糖ポリペプチドが、少なくとも25%のグリカン密度を有する、請求項3〜5のいずれか一項に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項7

(b)が、免疫調節剤である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項8

(b)が、IL−1、IL−2、IL−3、IL−4、IL−6、IL−7、IL−9、IL−10、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、IFN−α、IFN−β、IFNγ、G−CSF、TNFα、及びGM−CSFから選択されるサイトカインであるか、又は抗CTLA4抗体、抗PD−1抗体、抗PD−L1抗体、CD40アゴニスト、抗CD47/SIRPA剤、及び4−1BBアゴニストからなる群から選択される免疫調節剤である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項9

(b)が、パターン認識受容体PRR)に対する刺激性リガンドである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項10

(b)が、TLRアゴニストである、請求項9に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項11

前記TLRアゴニストが、TLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、又はTLR7/8アゴニストである、請求項10に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項12

前記TLR7/8アゴニストが、T785である、請求項11に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項13

前記TLRアゴニストが、TLR2アゴニストである、請求項10に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項14

前記TLR2アゴニストが、Pam3Cysである、請求項13に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項15

(a)が、マンノビオース糖ポリペプチドを含み、(b)が、TLRアゴニストである、請求項1に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項16

前記TLRアゴニストが、TLR7/8アゴニスト又はTLR2アゴニストである、請求項15に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項17

前記TLRアゴニストが、T785である、請求項16に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項18

前記TLRアゴニストが、Pam3Cysである、請求項16に記載の多価デクチン−2刺激剤。

請求項19

癌及び/又は感染性疾患を有する個体を処置する方法であって、前記方法が、(a)デクチン−2刺激糖ポリマー、又は(b)(i)抗デクチン2抗体若しくはデクチン−2刺激糖ポリマーと、(ii)抗体及び/若しくは免疫調節剤と、を含む多価デクチン−2刺激剤であって、(i)が(ii)とコンジュゲートされている、多価デクチン−2刺激剤を含む、有効量のデクチン−2刺激組成物を前記個体に投与することを含み、デクチン−2シグナル伝達が、骨髄細胞において刺激され、それにより、前記個体における免疫応答を刺激する、方法。

請求項20

前記(a)又は(b)のデクチン−2刺激糖ポリマーが、マンノビオース糖ポリペプチドを含む、請求項19に記載の方法。

請求項21

前記マンノビオース糖ポリペプチドが、20〜250個のアミノ酸長のペプチドを含む、請求項20に記載の方法。

請求項22

前記ペプチドが、ムチン様ペプチドである、請求項21に記載の方法。

請求項23

前記マンノビオース糖ポリペプチドが、少なくとも25%のグリカン密度を有する、請求項20〜22のいずれか一項に記載の方法。

請求項24

前記(b)のデクチン−2刺激糖ポリマーが、抗体にコンジュゲートされている、請求項19〜23のいずれか一項に記載の方法。

請求項25

前記(b)のデクチン−2刺激糖ポリマーが、免疫調節剤にコンジュゲートされている、請求項24に記載の方法。

請求項26

前記(b)のデクチン−2刺激糖ポリマーが、IL−I、IL−2、IL−3、IL−4、IL−6、IL−7、IL−9、IL−10、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、IFN−α、IFN−β、IFNγ、G−CSF、TNFα、及びGM−CSFから選択されるサイトカインにコンジュゲートされている、請求項24又は25に記載の方法。

請求項27

前記(b)のデクチン−2刺激糖ポリマーが、パターン認識受容体(PRR)に対する刺激性リガンドにコンジュゲートされている、請求項24又は25に記載の方法。

請求項28

前記刺激性リガンドが、TLRアゴニストである、請求項27に記載の方法。

請求項29

前記TLRアゴニストが、TLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、又はTLR7/8アゴニストである、請求項28に記載の方法。

請求項30

前記TLR7/8アゴニストが、T785である、請求項29に記載の方法。

請求項31

前記TLRアゴニストが、TLR2アゴニストである、請求項28に記載の方法。

請求項32

前記TLR2アゴニストが、Pam3Cysである、請求項31に記載の方法。

請求項33

前記投与が、局所投与を含む、請求項19〜32のいずれか一項に記載の方法。

請求項34

前記投与が、全身投与を含む、請求項19〜33のいずれか一項に記載の方法。

請求項35

前記投与が、CD40アゴニスト、GM−CSF、TNFα、及びIFNγのうちの1つ以上との共投与を含む、請求項19〜34のいずれか一項に記載の方法。

請求項36

抗原提示細胞APC)を刺激する方法であって、APCをインビトロ又はエクスビボで、デクチン−2刺激糖ポリマーを含むデクチン−2刺激組成物と、APCにおけるデクチン−2シグナル伝達を増強するのに十分な用量及び時間で接触させて、それにより、刺激されたAPCを生じさせることを含む、方法。

請求項37

前記刺激されたAPCを癌抗原と接触させて、抗原と接触させたAPCを生じさせることを含む、請求項36に記載の方法。

請求項38

前記癌抗原が、癌細胞可溶化物中に存在するか、又は癌細胞の一部である、請求項37に記載の方法。

請求項39

前記刺激されたAPC又は前記抗原と接触させたAPCを個体に導入することを含む、請求項36〜38のいずれか一項に記載の方法。

請求項40

前記癌抗原が、癌を有する個体由来であり、前記方法が、前記抗原と接触させたAPCを前記個体に導入することを含む、請求項37又は38に記載の方法。

請求項41

APCが、前記個体の自己由来である、請求項39又は40に記載の方法。

請求項42

細胞を前記抗原と接触させたAPCと接触させることを含む、請求項36〜41のいずれか一項に記載の方法。

請求項43

前記接触させたT細胞を個体に導入することを含む、請求項42に記載の方法。

請求項44

前記T細胞が、前記個体の自己由来である、請求項43に記載の方法。

請求項45

前記抗原と接触させたAPCが、前記個体の自己由来である、請求項43又は44に記載の方法。

請求項46

前記個体が癌を有する、請求項39〜45のいずれか一項に記載の方法。

請求項47

前記デクチン−2刺激糖ポリマーが、マンノビオース糖ポリペプチドを含む、請求項36〜46のいずれか一項に記載の方法。

請求項48

前記マンノビオース糖ポリペプチドが、20〜250個のアミノ酸長のペプチドを含む、請求項47に記載の方法。

請求項49

前記ペプチドが、ムチン様ペプチドである、請求項48に記載の方法。

請求項50

前記マンノビオース糖ポリペプチドが、少なくとも25%のグリカン密度を有する、請求項47〜49のいずれか一項に記載の方法。

請求項51

前記デクチン−2刺激糖ポリマーが、抗体及び/又は免疫調節剤にコンジュゲートされている、請求項36〜50のいずれか一項に記載の方法。

請求項52

前記デクチン−2刺激糖ポリマーが、免疫調節剤にコンジュゲートされている、請求項51に記載の方法。

請求項53

前記デクチン−2刺激糖ポリマーが、IL−I、IL−2、IL−3、IL−4、IL−6、IL−7、IL−9、IL−10、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、IFN−α、IFN−β、IFNγ、G−CSF、TNFα、及びGM−CSFから選択されるサイトカインにコンジュゲートされている、請求項51又は52に記載の方法。

請求項54

前記デクチン−2刺激糖ポリマーが、パターン認識受容体(PRR)に対する刺激性リガンドにコンジュゲートされている、請求項51又は52に記載の方法。

請求項55

前記刺激性リガンドが、TLRアゴニストである、請求項54に記載の方法。

請求項56

前記TLRアゴニストが、TLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、又はTLR7/8アゴニストである、請求項55に記載の方法。

請求項57

前記TLR7/8アゴニストが、T785である、請求項56に記載の方法。

請求項58

前記TLRアゴニストが、TLR2アゴニストである、請求項55に記載の方法。

請求項59

前記TLR2アゴニストが、Pam3Cysである、請求項58に記載の方法。

技術分野

0001

相互参照
本出願は、2017年6月28日に出願された米国仮特許出願第62/526,266号の利益を主張し、この出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。

0002

政府支援
本発明は、国立衛生研究所(National Institutes of Health)によって授与された契約CA196657の下で政府支援によりなされた。政府は、本発明における特定の権利を有する。

背景技術

0003

(導入)
腫瘍細胞と正常組織との間の微妙な差異を検出する免疫系の能力にもかかわらず、癌は増殖して広がりやすく、しばしばそれらの宿主の死をもたらす。腫瘍関連抗原(tumor associated antigen、TAA)に対する適応免疫応答は、この状況で生じ得、これにより腫瘍の制御又は退縮がもたらされる。しかしながら、浸潤性腫瘍は、最終的に、免疫編集並びに抗腫瘍免疫細胞及びメディエータを抑制する他の機構を介して免疫制御を回避する。

0004

免疫細胞は、ほとんどの癌における間質コンパートメントの主な成分であり、腫瘍の発達及び進行の形成に重要な役割を果たす。癌免疫療法(例えば、チェックポイント阻害剤癌ワクチン、CAR T細胞など)は、いくつかの癌において有効であることが証明されている。しかしながら、多くの患者及び癌の種類が、これらの種類の介入応答できず、このことは、代替免疫療法戦略を開発すべきであることを示唆している。

0005

顆粒球単球(monocyte、Mo)、マクロファージ(macrophage、Mφ)、及び樹状細胞(dendritic cell、DC)を含む骨髄細胞は、ほとんどの腫瘍において特に豊富であり、様々な方法で広範な悪性疾患にわたって疾患の進行を促進することが示されている。これにもかかわらず、臨床開発での比較的少ない数の処置が、この主要な間質細胞集団を対象とし、その処置のほとんどは、これらの細胞の活性を調節するのではなく、これらの細胞の蓄積阻害することを目的としている。

0006

癌又は感染性疾患を有する個体を処置するための方法及び組成物が提供される。(a)デクチン−2に結合し、デクチン−2シグナル伝達刺激する剤と、(b)抗体及び/又は免疫調節剤と、を含む多価デクチン−2刺激剤であって、(a)及び(b)が互いにコンジュゲートされている、多価デクチン−2刺激剤が提供される。いくつかの場合では、(a)は、抗デクチン−2抗体又はその抗原結合領域である。いくつかの場合では、(a)は、デクチン−2に結合するマンノビオース糖ポリペプチド(例えば、ペプチド、例えば、20〜250個のアミノ酸長であるムチン様ペプチドを含むマンノビオース糖ポリペプチド)である。いくつかの場合では、マンノビオース糖ポリペプチドは、少なくとも25%のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、(b)は、TLRに対する刺激性リガンド(例えば、T785又は786などのTLR7/8アゴニスト、784などのTLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、Pam3CysなどのTLR2アゴニストなど)である。いくつかの場合では、(a)は、マンノビオース糖ポリペプチドを含み、(b)は、TLRアゴニストである。

0007

上記のように、癌及び/又は感染性疾患を有する個体を処置する方法も提供される。このような方法は、有効量のデクチン−2刺激組成物を個体に投与することを含むことができる。いくつかの場合では、デクチン−2刺激組成物は、(例えば上記のような)デクチン−2刺激糖ポリマーを含む。いくつかの場合では、デクチン−2刺激組成物は、例えば上記のような多価デクチン−2刺激剤を含む。抗原提示細胞(antigen presenting cell、APC)を刺激する方法も提供され、このような方法は、インビトロ又はエクスビボで、APCをデクチン−2刺激糖ポリマー(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)を含むデクチン−2刺激組成物と、APCにおけるデクチン−2シグナル伝達を増強するのに十分な用量及び時間で接触させて、それにより、刺激されたAPCを生じさせることを含むことができる。いくつかの場合では、デクチン−2刺激組成物は、例えば上記のような多価デクチン−2刺激剤を含む。

図面の簡単な説明

0008

本発明は、添付の図面と併せて読んだ場合、以下の詳細な説明から最もよく理解される。一般的な実施によれば、図面の様々な特徴は、縮尺どおりではないことを強調しておく。反対に、様々な特徴の寸法は、明確にするために任意に拡大又は縮小される。図面には、以下の図面が含まれる。
腫瘍関連骨髄細胞は、高レベルのデクチン−2を発現する。(図1A図1Bマウス及びヒト(human、Hu)膵管腺癌(pancreatic ductal adenocarcinoma、PDAC)由来の組織を示された抗体で染色し、蛍光図1A)又は光(図1B顕微鏡によって画像化した。(図1A)LMP又はPanc02マウス腫瘍細胞株を注射した免疫コンピテント(immunocompetent)マウス由来の初代膵臓腫瘍組織及び転移肝臓試料。LMP細胞(Pdx1−Cre;KrasLSL−G12D/+;Trp53LSL−R172H/+マウスから供給源として取得し、これらの研究全体を通して使用される)は、変異体p53の蓄積を特徴とする。(図1B)ヒトPDAC及びPDACの遺伝子組換えマウスモデル(GEMM)(Pdx1−Cre;KrasLSLG12D/+;Cdkn2a−/−)由来の初代腫瘍及び転移組織。スケールバー、100μm。
腫瘍関連骨髄細胞は、高レベルのデクチン−2を発現する。(図1A図1B)マウス及びヒト(human、Hu)膵管腺癌(pancreatic ductal adenocarcinoma、PDAC)由来の組織を示された抗体で染色し、蛍光(図1A)又は光(図1B)顕微鏡によって画像化した。(図1A)LMP又はPanc02マウス腫瘍細胞株を注射した免疫コンピテント(immunocompetent)マウス由来の初代膵臓腫瘍組織及び転移肝臓試料。LMP細胞(Pdx1−Cre;KrasLSL−G12D/+;Trp53LSL−R172H/+マウスから供給源として取得し、これらの研究全体を通して使用される)は、変異体p53の蓄積を特徴とする。(図1B)ヒトPDAC及びPDACの遺伝子組換えマウスモデル(GEMM)(Pdx1−Cre;KrasLSLG12D/+;Cdkn2a−/−)由来の初代腫瘍及び転移組織。スケールバー、100μm。
天然デクチン−2アゴニストは、腫瘍関連骨髄細胞を活性化し、抗腫瘍免疫応答を誘導する。(図2A図2C)マウス骨髄単球をPDAC馴化培地で培養して、TAM様細胞を生成した。サイトカイン生成及び共刺激分子発現を、M.furfur由来の細胞壁抽出物フルフルマン(furfurman))で一晩刺激した後に分析した。いくつかの実験図2B)では、細胞をデクチン−2遮断抗体前処置した。ND、検出なし。(図2D)皮下PDAC腫瘍に2日間連続してフルフルマン又はビヒクルを注射し、次いで3日目にフローサイトメトリーによって分析した。腫瘍浸潤性免疫細胞の中の全CD3+T細胞をゲーティングする(gated)。(図2E図2G)皮下PDAC腫瘍を保有するマウスに、フルフルマン(+/−IFNγ)又はビヒクルを腫瘍移植後7日目及び10日目に腫瘍内注射し、チェックポイント阻害剤(図2E)、ゲムシタビン(gemcitabine、Gem)(図2F)、又はCD40アゴニスト抗体(i.p.、q3d 7日目に開始)で全身的に処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(n=3〜5のマウス/群)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、一元配置分散分析を用いたテューキーの事後検定による、結果は最終時点での腫瘍体積について示されている。
天然デクチン−2アゴニストは、腫瘍関連骨髄細胞を活性化し、抗腫瘍免疫応答を誘導する。(図2A図2C)マウス骨髄単球をPDAC馴化培地で培養して、TAM様細胞を生成した。サイトカイン生成及び共刺激分子発現を、M.furfur由来の細胞壁抽出物(フルフルマン(furfurman))で一晩刺激した後に分析した。いくつかの実験(図2B)では、細胞をデクチン−2遮断抗体で前処置した。ND、検出なし。(図2D)皮下PDAC腫瘍に2日間連続してフルフルマン又はビヒクルを注射し、次いで3日目にフローサイトメトリーによって分析した。腫瘍浸潤性免疫細胞の中の全CD3+T細胞をゲーティングする(gated)。(図2E図2G)皮下PDAC腫瘍を保有するマウスに、フルフルマン(+/−IFNγ)又はビヒクルを腫瘍移植後7日目及び10日目に腫瘍内注射し、チェックポイント阻害剤(図2E)、ゲムシタビン(gemcitabine、Gem)(図2F)、又はCD40アゴニスト抗体(i.p.、q3d 7日目に開始)で全身的に処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(n=3〜5のマウス/群)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、一元配置分散分析を用いたテューキーの事後検定による、結果は最終時点での腫瘍体積について示されている。
天然デクチン−2アゴニストは、腫瘍関連骨髄細胞を活性化し、抗腫瘍免疫応答を誘導する。(図2A図2C)マウス骨髄単球をPDAC馴化培地で培養して、TAM様細胞を生成した。サイトカイン生成及び共刺激分子発現を、M.furfur由来の細胞壁抽出物(フルフルマン(furfurman))で一晩刺激した後に分析した。いくつかの実験(図2B)では、細胞をデクチン−2遮断抗体で前処置した。ND、検出なし。(図2D)皮下PDAC腫瘍に2日間連続してフルフルマン又はビヒクルを注射し、次いで3日目にフローサイトメトリーによって分析した。腫瘍浸潤性免疫細胞の中の全CD3+T細胞をゲーティングする(gated)。(図2E図2G)皮下PDAC腫瘍を保有するマウスに、フルフルマン(+/−IFNγ)又はビヒクルを腫瘍移植後7日目及び10日目に腫瘍内注射し、チェックポイント阻害剤(図2E)、ゲムシタビン(gemcitabine、Gem)(図2F)、又はCD40アゴニスト抗体(i.p.、q3d 7日目に開始)で全身的に処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(n=3〜5のマウス/群)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、一元配置分散分析を用いたテューキーの事後検定による、結果は最終時点での腫瘍体積について示されている。
天然デクチン−2アゴニストは、腫瘍関連骨髄細胞を活性化し、抗腫瘍免疫応答を誘導する。(図2A図2C)マウス骨髄単球をPDAC馴化培地で培養して、TAM様細胞を生成した。サイトカイン生成及び共刺激分子発現を、M.furfur由来の細胞壁抽出物(フルフルマン(furfurman))で一晩刺激した後に分析した。いくつかの実験(図2B)では、細胞をデクチン−2遮断抗体で前処置した。ND、検出なし。(図2D)皮下PDAC腫瘍に2日間連続してフルフルマン又はビヒクルを注射し、次いで3日目にフローサイトメトリーによって分析した。腫瘍浸潤性免疫細胞の中の全CD3+T細胞をゲーティングする(gated)。(図2E図2G)皮下PDAC腫瘍を保有するマウスに、フルフルマン(+/−IFNγ)又はビヒクルを腫瘍移植後7日目及び10日目に腫瘍内注射し、チェックポイント阻害剤(図2E)、ゲムシタビン(gemcitabine、Gem)(図2F)、又はCD40アゴニスト抗体(i.p.、q3d 7日目に開始)で全身的に処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(n=3〜5のマウス/群)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、一元配置分散分析を用いたテューキーの事後検定による、結果は最終時点での腫瘍体積について示されている。
天然デクチン−2アゴニストは、腫瘍関連骨髄細胞を活性化し、抗腫瘍免疫応答を誘導する。(図2A図2C)マウス骨髄単球をPDAC馴化培地で培養して、TAM様細胞を生成した。サイトカイン生成及び共刺激分子発現を、M.furfur由来の細胞壁抽出物(フルフルマン(furfurman))で一晩刺激した後に分析した。いくつかの実験(図2B)では、細胞をデクチン−2遮断抗体で前処置した。ND、検出なし。(図2D)皮下PDAC腫瘍に2日間連続してフルフルマン又はビヒクルを注射し、次いで3日目にフローサイトメトリーによって分析した。腫瘍浸潤性免疫細胞の中の全CD3+T細胞をゲーティングする(gated)。(図2E図2G)皮下PDAC腫瘍を保有するマウスに、フルフルマン(+/−IFNγ)又はビヒクルを腫瘍移植後7日目及び10日目に腫瘍内注射し、チェックポイント阻害剤(図2E)、ゲムシタビン(gemcitabine、Gem)(図2F)、又はCD40アゴニスト抗体(i.p.、q3d 7日目に開始)で全身的に処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(n=3〜5のマウス/群)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、一元配置分散分析を用いたテューキーの事後検定による、結果は最終時点での腫瘍体積について示されている。
天然デクチン−2アゴニストは、腫瘍関連骨髄細胞を活性化し、抗腫瘍免疫応答を誘導する。(図2A図2C)マウス骨髄単球をPDAC馴化培地で培養して、TAM様細胞を生成した。サイトカイン生成及び共刺激分子発現を、M.furfur由来の細胞壁抽出物(フルフルマン(furfurman))で一晩刺激した後に分析した。いくつかの実験(図2B)では、細胞をデクチン−2遮断抗体で前処置した。ND、検出なし。(図2D)皮下PDAC腫瘍に2日間連続してフルフルマン又はビヒクルを注射し、次いで3日目にフローサイトメトリーによって分析した。腫瘍浸潤性免疫細胞の中の全CD3+T細胞をゲーティングする(gated)。(図2E図2G)皮下PDAC腫瘍を保有するマウスに、フルフルマン(+/−IFNγ)又はビヒクルを腫瘍移植後7日目及び10日目に腫瘍内注射し、チェックポイント阻害剤(図2E)、ゲムシタビン(gemcitabine、Gem)(図2F)、又はCD40アゴニスト抗体(i.p.、q3d 7日目に開始)で全身的に処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(n=3〜5のマウス/群)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、一元配置分散分析を用いたテューキーの事後検定による、結果は最終時点での腫瘍体積について示されている。
天然デクチン−2アゴニストは、腫瘍関連骨髄細胞を活性化し、抗腫瘍免疫応答を誘導する。(図2A図2C)マウス骨髄単球をPDAC馴化培地で培養して、TAM様細胞を生成した。サイトカイン生成及び共刺激分子発現を、M.furfur由来の細胞壁抽出物(フルフルマン(furfurman))で一晩刺激した後に分析した。いくつかの実験(図2B)では、細胞をデクチン−2遮断抗体で前処置した。ND、検出なし。(図2D)皮下PDAC腫瘍に2日間連続してフルフルマン又はビヒクルを注射し、次いで3日目にフローサイトメトリーによって分析した。腫瘍浸潤性免疫細胞の中の全CD3+T細胞をゲーティングする(gated)。(図2E図2G)皮下PDAC腫瘍を保有するマウスに、フルフルマン(+/−IFNγ)又はビヒクルを腫瘍移植後7日目及び10日目に腫瘍内注射し、チェックポイント阻害剤(図2E)、ゲムシタビン(gemcitabine、Gem)(図2F)、又はCD40アゴニスト抗体(i.p.、q3d 7日目に開始)で全身的に処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(n=3〜5のマウス/群)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、一元配置分散分析を用いたテューキーの事後検定による、結果は最終時点での腫瘍体積について示されている。
天然デクチン−2リガンドは、マウス及びヒト細胞を活性化し、複数の腫瘍種において抗癌効果を有する。(図3A)示された抗体で前処置し、次いでプレートに結合したS.cerevisiaeマンナンで一晩刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図3B図3CGMCSFで前処置し、次いでフルフルマン(図3B)又はマンナン(図3C)で刺激した、ヒト単球によるTNFα生成。n=3のドナーの平均±SEMを示す。(図3D図3F)マウス保有s.c.PDAC(図3D)、肺腺癌図3E)、又はCT26結腸癌を、腫瘍移植後の6〜9日目にマンナン(i.v.)並びに/又はαCTLA−4及びαPD−1抗体(i.p.)の組み合わせで処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、対応のないスチューデントt検定による(図3B)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図3D図3F)。(図3G)マウスへのマンナン注射(10mg/kg i.v.)の6時間後におけるPDAC TAMによるCD86及びMHC−IIの発現。(図3H)デクチン−2アゴニストは、化学療法及び他の免疫療法と相乗作用する。示された剤で処置した腫瘍保有マウスの腫瘍増殖曲線。腫瘍を7〜9日間増殖させた後、デクチン−2刺激剤を単独でi.t.(フルフルマン、10mg/kg q3d×2)又はi.v.(マンナン、10mg/kgq 2d×3wk)投与したか、又はi.p.ゲムシタビン(100mg/kg q3d×3wk)又はアゴニストCD40抗体(10mg/kg q3d×3)と組み合わせて投与した*、p<0.05;***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
天然デクチン−2リガンドは、マウス及びヒト細胞を活性化し、複数の腫瘍種において抗癌効果を有する。(図3A)示された抗体で前処置し、次いでプレートに結合したS.cerevisiaeマンナンで一晩刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図3B図3C)GM−CSFで前処置し、次いでフルフルマン(図3B)又はマンナン(図3C)で刺激した、ヒト単球によるTNFα生成。n=3のドナーの平均±SEMを示す。(図3D図3F)マウス保有s.c.PDAC(図3D)、肺腺癌(図3E)、又はCT26結腸癌を、腫瘍移植後の6〜9日目にマンナン(i.v.)並びに/又はαCTLA−4及びαPD−1抗体(i.p.)の組み合わせで処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、対応のないスチューデントのt検定による(図3B)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図3D図3F)。(図3G)マウスへのマンナン注射(10mg/kg i.v.)の6時間後におけるPDAC TAMによるCD86及びMHC−IIの発現。(図3H)デクチン−2アゴニストは、化学療法及び他の免疫療法と相乗作用する。示された剤で処置した腫瘍保有マウスの腫瘍増殖曲線。腫瘍を7〜9日間増殖させた後、デクチン−2刺激剤を単独でi.t.(フルフルマン、10mg/kg q3d×2)又はi.v.(マンナン、10mg/kgq 2d×3wk)投与したか、又はi.p.ゲムシタビン(100mg/kg q3d×3wk)又はアゴニストCD40抗体(10mg/kg q3d×3)と組み合わせて投与した*、p<0.05;***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
天然デクチン−2リガンドは、マウス及びヒト細胞を活性化し、複数の腫瘍種において抗癌効果を有する。(図3A)示された抗体で前処置し、次いでプレートに結合したS.cerevisiaeマンナンで一晩刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図3B図3C)GM−CSFで前処置し、次いでフルフルマン(図3B)又はマンナン(図3C)で刺激した、ヒト単球によるTNFα生成。n=3のドナーの平均±SEMを示す。(図3D図3F)マウス保有s.c.PDAC(図3D)、肺腺癌(図3E)、又はCT26結腸癌を、腫瘍移植後の6〜9日目にマンナン(i.v.)並びに/又はαCTLA−4及びαPD−1抗体(i.p.)の組み合わせで処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、対応のないスチューデントのt検定による(図3B)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図3D図3F)。(図3G)マウスへのマンナン注射(10mg/kg i.v.)の6時間後におけるPDAC TAMによるCD86及びMHC−IIの発現。(図3H)デクチン−2アゴニストは、化学療法及び他の免疫療法と相乗作用する。示された剤で処置した腫瘍保有マウスの腫瘍増殖曲線。腫瘍を7〜9日間増殖させた後、デクチン−2刺激剤を単独でi.t.(フルフルマン、10mg/kg q3d×2)又はi.v.(マンナン、10mg/kgq 2d×3wk)投与したか、又はi.p.ゲムシタビン(100mg/kg q3d×3wk)又はアゴニストCD40抗体(10mg/kg q3d×3)と組み合わせて投与した*、p<0.05;***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
天然デクチン−2リガンドは、マウス及びヒト細胞を活性化し、複数の腫瘍種において抗癌効果を有する。(図3A)示された抗体で前処置し、次いでプレートに結合したS.cerevisiaeマンナンで一晩刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図3B図3C)GM−CSFで前処置し、次いでフルフルマン(図3B)又はマンナン(図3C)で刺激した、ヒト単球によるTNFα生成。n=3のドナーの平均±SEMを示す。(図3D図3F)マウス保有s.c.PDAC(図3D)、肺腺癌(図3E)、又はCT26結腸癌を、腫瘍移植後の6〜9日目にマンナン(i.v.)並びに/又はαCTLA−4及びαPD−1抗体(i.p.)の組み合わせで処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、対応のないスチューデントのt検定による(図3B)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図3D図3F)。(図3G)マウスへのマンナン注射(10mg/kg i.v.)の6時間後におけるPDAC TAMによるCD86及びMHC−IIの発現。(図3H)デクチン−2アゴニストは、化学療法及び他の免疫療法と相乗作用する。示された剤で処置した腫瘍保有マウスの腫瘍増殖曲線。腫瘍を7〜9日間増殖させた後、デクチン−2刺激剤を単独でi.t.(フルフルマン、10mg/kg q3d×2)又はi.v.(マンナン、10mg/kgq 2d×3wk)投与したか、又はi.p.ゲムシタビン(100mg/kg q3d×3wk)又はアゴニストCD40抗体(10mg/kg q3d×3)と組み合わせて投与した*、p<0.05;***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
天然デクチン−2リガンドは、マウス及びヒト細胞を活性化し、複数の腫瘍種において抗癌効果を有する。(図3A)示された抗体で前処置し、次いでプレートに結合したS.cerevisiaeマンナンで一晩刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図3B図3C)GM−CSFで前処置し、次いでフルフルマン(図3B)又はマンナン(図3C)で刺激した、ヒト単球によるTNFα生成。n=3のドナーの平均±SEMを示す。(図3D図3F)マウス保有s.c.PDAC(図3D)、肺腺癌(図3E)、又はCT26結腸癌を、腫瘍移植後の6〜9日目にマンナン(i.v.)並びに/又はαCTLA−4及びαPD−1抗体(i.p.)の組み合わせで処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、対応のないスチューデントのt検定による(図3B)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図3D図3F)。(図3G)マウスへのマンナン注射(10mg/kg i.v.)の6時間後におけるPDAC TAMによるCD86及びMHC−IIの発現。(図3H)デクチン−2アゴニストは、化学療法及び他の免疫療法と相乗作用する。示された剤で処置した腫瘍保有マウスの腫瘍増殖曲線。腫瘍を7〜9日間増殖させた後、デクチン−2刺激剤を単独でi.t.(フルフルマン、10mg/kg q3d×2)又はi.v.(マンナン、10mg/kgq 2d×3wk)投与したか、又はi.p.ゲムシタビン(100mg/kg q3d×3wk)又はアゴニストCD40抗体(10mg/kg q3d×3)と組み合わせて投与した*、p<0.05;***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
天然デクチン−2リガンドは、マウス及びヒト細胞を活性化し、複数の腫瘍種において抗癌効果を有する。(図3A)示された抗体で前処置し、次いでプレートに結合したS.cerevisiaeマンナンで一晩刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図3B図3C)GM−CSFで前処置し、次いでフルフルマン(図3B)又はマンナン(図3C)で刺激した、ヒト単球によるTNFα生成。n=3のドナーの平均±SEMを示す。(図3D図3F)マウス保有s.c.PDAC(図3D)、肺腺癌(図3E)、又はCT26結腸癌を、腫瘍移植後の6〜9日目にマンナン(i.v.)並びに/又はαCTLA−4及びαPD−1抗体(i.p.)の組み合わせで処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、対応のないスチューデントのt検定による(図3B)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図3D図3F)。(図3G)マウスへのマンナン注射(10mg/kg i.v.)の6時間後におけるPDAC TAMによるCD86及びMHC−IIの発現。(図3H)デクチン−2アゴニストは、化学療法及び他の免疫療法と相乗作用する。示された剤で処置した腫瘍保有マウスの腫瘍増殖曲線。腫瘍を7〜9日間増殖させた後、デクチン−2刺激剤を単独でi.t.(フルフルマン、10mg/kg q3d×2)又はi.v.(マンナン、10mg/kgq 2d×3wk)投与したか、又はi.p.ゲムシタビン(100mg/kg q3d×3wk)又はアゴニストCD40抗体(10mg/kg q3d×3)と組み合わせて投与した*、p<0.05;***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
天然デクチン−2リガンドは、マウス及びヒト細胞を活性化し、複数の腫瘍種において抗癌効果を有する。(図3A)示された抗体で前処置し、次いでプレートに結合したS.cerevisiaeマンナンで一晩刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図3B図3C)GM−CSFで前処置し、次いでフルフルマン(図3B)又はマンナン(図3C)で刺激した、ヒト単球によるTNFα生成。n=3のドナーの平均±SEMを示す。(図3D図3F)マウス保有s.c.PDAC(図3D)、肺腺癌(図3E)、又はCT26結腸癌を、腫瘍移植後の6〜9日目にマンナン(i.v.)並びに/又はαCTLA−4及びαPD−1抗体(i.p.)の組み合わせで処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、対応のないスチューデントのt検定による(図3B)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図3D図3F)。(図3G)マウスへのマンナン注射(10mg/kg i.v.)の6時間後におけるPDAC TAMによるCD86及びMHC−IIの発現。(図3H)デクチン−2アゴニストは、化学療法及び他の免疫療法と相乗作用する。示された剤で処置した腫瘍保有マウスの腫瘍増殖曲線。腫瘍を7〜9日間増殖させた後、デクチン−2刺激剤を単独でi.t.(フルフルマン、10mg/kg q3d×2)又はi.v.(マンナン、10mg/kgq 2d×3wk)投与したか、又はi.p.ゲムシタビン(100mg/kg q3d×3wk)又はアゴニストCD40抗体(10mg/kg q3d×3)と組み合わせて投与した*、p<0.05;***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
天然デクチン−2リガンドは、マウス及びヒト細胞を活性化し、複数の腫瘍種において抗癌効果を有する。(図3A)示された抗体で前処置し、次いでプレートに結合したS.cerevisiaeマンナンで一晩刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図3B図3C)GM−CSFで前処置し、次いでフルフルマン(図3B)又はマンナン(図3C)で刺激した、ヒト単球によるTNFα生成。n=3のドナーの平均±SEMを示す。(図3D図3F)マウス保有s.c.PDAC(図3D)、肺腺癌(図3E)、又はCT26結腸癌を、腫瘍移植後の6〜9日目にマンナン(i.v.)並びに/又はαCTLA−4及びαPD−1抗体(i.p.)の組み合わせで処置した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。*、p<0.05;**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、対応のないスチューデントのt検定による(図3B)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図3D図3F)。(図3G)マウスへのマンナン注射(10mg/kg i.v.)の6時間後におけるPDAC TAMによるCD86及びMHC−IIの発現。(図3H)デクチン−2アゴニストは、化学療法及び他の免疫療法と相乗作用する。示された剤で処置した腫瘍保有マウスの腫瘍増殖曲線。腫瘍を7〜9日間増殖させた後、デクチン−2刺激剤を単独でi.t.(フルフルマン、10mg/kg q3d×2)又はi.v.(マンナン、10mg/kgq 2d×3wk)投与したか、又はi.p.ゲムシタビン(100mg/kg q3d×3wk)又はアゴニストCD40抗体(10mg/kg q3d×3)と組み合わせて投与した*、p<0.05;***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
GM−CSFは、デクチン−2発現を誘導し、腫瘍をデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図4A図4C)マウス(図4A図4B)及びヒト(図4C)の単球を、GM−CSF(50ng/mL)を補充した地又は補充しない培地で24時間培養した後、デクチン−2発現のフローサイトメトリー分析(図4A図4C)又はフルフルマンによる刺激及びTNFα生成の分析(図4B)を行った。(図4C)n=3ドナーの平均MFI±SEMを示す。(図4D)マウス保有s.c.CT26腫瘍をマンナン(i.v.)及び/又はGM−CSF(i.t.)で処理し、これは腫瘍移植後6日目に開始した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜4)。*、p<0.05;**、p<0.01、スチューデントのt検定による(図4C)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図4D)。
GM−CSFは、デクチン−2発現を誘導し、腫瘍をデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図4A図4C)マウス(図4A図4B)及びヒト(図4C)の単球を、GM−CSF(50ng/mL)を補充した地又は補充しない培地で24時間培養した後、デクチン−2発現のフローサイトメトリー分析(図4A図4C)又はフルフルマンによる刺激及びTNFα生成の分析(図4B)を行った。(図4C)n=3ドナーの平均MFI±SEMを示す。(図4D)マウス保有s.c.CT26腫瘍をマンナン(i.v.)及び/又はGM−CSF(i.t.)で処理し、これは腫瘍移植後6日目に開始した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜4)。*、p<0.05;**、p<0.01、スチューデントのt検定による(図4C)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図4D)。
GM−CSFは、デクチン−2発現を誘導し、腫瘍をデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図4A図4C)マウス(図4A図4B)及びヒト(図4C)の単球を、GM−CSF(50ng/mL)を補充した地又は補充しない培地で24時間培養した後、デクチン−2発現のフローサイトメトリー分析(図4A図4C)又はフルフルマンによる刺激及びTNFα生成の分析(図4B)を行った。(図4C)n=3ドナーの平均MFI±SEMを示す。(図4D)マウス保有s.c.CT26腫瘍をマンナン(i.v.)及び/又はGM−CSF(i.t.)で処理し、これは腫瘍移植後6日目に開始した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜4)。*、p<0.05;**、p<0.01、スチューデントのt検定による(図4C)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図4D)。
GM−CSFは、デクチン−2発現を誘導し、腫瘍をデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図4A図4C)マウス(図4A図4B)及びヒト(図4C)の単球を、GM−CSF(50ng/mL)を補充した地又は補充しない培地で24時間培養した後、デクチン−2発現のフローサイトメトリー分析(図4A図4C)又はフルフルマンによる刺激及びTNFα生成の分析(図4B)を行った。(図4C)n=3ドナーの平均MFI±SEMを示す。(図4D)マウス保有s.c.CT26腫瘍をマンナン(i.v.)及び/又はGM−CSF(i.t.)で処理し、これは腫瘍移植後6日目に開始した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜4)。*、p<0.05;**、p<0.01、スチューデントのt検定による(図4C)又はテューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による(図4D)。
キフネンシンによるマンノシダーゼ阻害は、高マンノースグリカンの提示を誘導し、腫瘍細胞免疫原性を増加させる。(図5A図5C)PDAC細胞を3日間キフネンシンで処置した後、フローサイトメトリー分析(図5A)又はTAMとの共培養図5B図5C)を行った。(図5A)マンノース結合レクチンであるコンカナバリンAで染色したPDAC細胞。(図5B図5C)前処置したPDAC細胞をCSFEで標識し、TAMと共に一晩培養して、デクチン−2発現TAMによるサイトカイン生成(図5B)及び腫瘍細胞の取り込み(図5C)を評価した。いくつかの実験では、TAMをデクチン−2遮断抗体で処理した後、PDAC細胞と共培養した(図5C)。*、p<0.05、スチューデントのt検定による。(図5D)キフネンシン処置マウス由来の皮下PDAC腫瘍(i.p.、q2d 7日間)をフローサイトメトリーによって分析した。全腫瘍浸潤性免疫細胞の中のCD8T細胞(CD8+CD90+)をゲーティングする。
キフネンシンによるマンノシダーゼ阻害は、高マンノースグリカンの提示を誘導し、腫瘍細胞免疫原性を増加させる。(図5A図5C)PDAC細胞を3日間キフネンシンで処置した後、フローサイトメトリー分析(図5A)又はTAMとの共培養(図5B図5C)を行った。(図5A)マンノース結合レクチンであるコンカナバリンAで染色したPDAC細胞。(図5B図5C)前処置したPDAC細胞をCSFEで標識し、TAMと共に一晩培養して、デクチン−2発現TAMによるサイトカイン生成(図5B)及び腫瘍細胞の取り込み(図5C)を評価した。いくつかの実験では、TAMをデクチン−2遮断抗体で処理した後、PDAC細胞と共培養した(図5C)。*、p<0.05、スチューデントのt検定による。(図5D)キフネンシン処置マウス由来の皮下PDAC腫瘍(i.p.、q2d 7日間)をフローサイトメトリーによって分析した。全腫瘍浸潤性免疫細胞の中のCD8T細胞(CD8+CD90+)をゲーティングする。
キフネンシンによるマンノシダーゼ阻害は、高マンノースグリカンの提示を誘導し、腫瘍細胞免疫原性を増加させる。(図5A図5C)PDAC細胞を3日間キフネンシンで処置した後、フローサイトメトリー分析(図5A)又はTAMとの共培養(図5B図5C)を行った。(図5A)マンノース結合レクチンであるコンカナバリンAで染色したPDAC細胞。(図5B図5C)前処置したPDAC細胞をCSFEで標識し、TAMと共に一晩培養して、デクチン−2発現TAMによるサイトカイン生成(図5B)及び腫瘍細胞の取り込み(図5C)を評価した。いくつかの実験では、TAMをデクチン−2遮断抗体で処理した後、PDAC細胞と共培養した(図5C)。*、p<0.05、スチューデントのt検定による。(図5D)キフネンシン処置マウス由来の皮下PDAC腫瘍(i.p.、q2d 7日間)をフローサイトメトリーによって分析した。全腫瘍浸潤性免疫細胞の中のCD8T細胞(CD8+CD90+)をゲーティングする。
キフネンシンによるマンノシダーゼ阻害は、高マンノースグリカンの提示を誘導し、腫瘍細胞免疫原性を増加させる。(図5A図5C)PDAC細胞を3日間キフネンシンで処置した後、フローサイトメトリー分析(図5A)又はTAMとの共培養(図5B図5C)を行った。(図5A)マンノース結合レクチンであるコンカナバリンAで染色したPDAC細胞。(図5B図5C)前処置したPDAC細胞をCSFEで標識し、TAMと共に一晩培養して、デクチン−2発現TAMによるサイトカイン生成(図5B)及び腫瘍細胞の取り込み(図5C)を評価した。いくつかの実験では、TAMをデクチン−2遮断抗体で処理した後、PDAC細胞と共培養した(図5C)。*、p<0.05、スチューデントのt検定による。(図5D)キフネンシン処置マウス由来の皮下PDAC腫瘍(i.p.、q2d 7日間)をフローサイトメトリーによって分析した。全腫瘍浸潤性免疫細胞の中のCD8T細胞(CD8+CD90+)をゲーティングする。
デクチン−2抗体(例えば、可溶性又は固定化デクチン−2抗体)は、腫瘍関連骨髄細胞を活性化する。(図6A、図6B)マウス骨髄単球をPDAC馴化培地で培養してTAM様細胞を生成し、次いで、様々な細胞表面分子に対する抗体でコーティングしたウェル播種した。サイトカイン生成(図6A)及び共刺激分子発現(図6B)を18時間後に評価した。
デクチン−2抗体(例えば、可溶性又は固定化デクチン−2抗体)は、腫瘍関連骨髄細胞を活性化する。(図6A、図6B)マウス骨髄単球をPDAC馴化培地で培養してTAM様細胞を生成し、次いで、様々な細胞表面分子に対する抗体でコーティングしたウェルに播種した。サイトカイン生成(図6A)及び共刺激分子発現(図6B)を18時間後に評価した。
デクチン−2抗体(例えば、可溶性又は固定化デクチン−2抗体)は、腫瘍関連骨髄細胞を活性化する。(図6A、図6B)マウス骨髄単球をPDAC馴化培地で培養してTAM様細胞を生成し、次いで、様々な細胞表面分子に対する抗体でコーティングしたウェルに播種した。サイトカイン生成(図6A)及び共刺激分子発現(図6B)を18時間後に評価した。
デクチン−2を活性化することができる合成糖ポリマーの設計。(図7A腫瘍環境内でデクチン−2を活性化するように、多官能性糖ポリマーを設計することができる。糖ポリマーは、受容体クラスター化及び活性化のための最適な間隔を有するポリマー骨格上にデクチン−2結合グリカンを提示する。標的化、画像化、追加の細胞経路の刺激、若しくは薬理学的最適化のために、ポリマー骨格に沿って又は末端基として他の官能基を組み込むことができる。(図7B)マンノビシル基が、ポリペプチド骨格内セリン残基に結合されたデクチン−2リガンドとして機能する、一実施形態の例。これらの糖ポリペプチドは、アミノ酸N−カルボキシヒドリド(N-carboxyanhydride、NCA)の重合によって合成することができる。(図7C)合成糖ペプチドを抗体に結合して糖ペプチド−抗体コンジュゲートを生成するための1つの可能なコンジュゲーション戦略(これは成功裏に使用された)の概略的な例。抗体上のリジン残基をNHS−シクロオクチン化合物で処理し、続いてアジド末端糖ペプチドとの生体直交(bioorthogonal)共有結合反応を行った。
デクチン−2を活性化することができる合成糖ポリマーの設計。(図7A)腫瘍環境内でデクチン−2を活性化するように、多官能性糖ポリマーを設計することができる。糖ポリマーは、受容体のクラスター化及び活性化のための最適な間隔を有するポリマー骨格上にデクチン−2結合グリカンを提示する。標的化、画像化、追加の細胞経路の刺激、若しくは薬理学的最適化のために、ポリマー骨格に沿って又は末端基として他の官能基を組み込むことができる。(図7B)マンノビオシル基が、ポリペプチド骨格内のセリン残基に結合されたデクチン−2リガンドとして機能する、一実施形態の例。これらの糖ポリペプチドは、アミノ酸N−カルボキシヒドリド(N-carboxyanhydride、NCA)の重合によって合成することができる。(図7C)合成糖ペプチドを抗体に結合して糖ペプチド−抗体コンジュゲートを生成するための1つの可能なコンジュゲーション戦略(これは成功裏に使用された)の概略的な例。抗体上のリジン残基をNHS−シクロオクチン化合物で処理し、続いてアジド末端糖ペプチドとの生体直交(bioorthogonal)共有結合反応を行った。
デクチン−2を活性化することができる合成糖ポリマーの設計。(図7A)腫瘍環境内でデクチン−2を活性化するように、多官能性糖ポリマーを設計することができる。糖ポリマーは、受容体のクラスター化及び活性化のための最適な間隔を有するポリマー骨格上にデクチン−2結合グリカンを提示する。標的化、画像化、追加の細胞経路の刺激、若しくは薬理学的最適化のために、ポリマー骨格に沿って又は末端基として他の官能基を組み込むことができる。(図7B)マンノビオシル基が、ポリペプチド骨格内のセリン残基に結合されたデクチン−2リガンドとして機能する、一実施形態の例。これらの糖ポリペプチドは、アミノ酸N−カルボキシヒドリド(N-carboxyanhydride、NCA)の重合によって合成することができる。(図7C)合成糖ペプチドを抗体に結合して糖ペプチド−抗体コンジュゲートを生成するための1つの可能なコンジュゲーション戦略(これは成功裏に使用された)の概略的な例。抗体上のリジン残基をNHS−シクロオクチン化合物で処理し、続いてアジド末端糖ペプチドとの生体直交(bioorthogonal)共有結合反応を行った。
合成マンノビオース糖ポリマー及び糖コンジュゲートは、治療効果のために骨髄細胞を活性化する。(図8A図8B)示された抗体で前処置し、次いで、プレートに固定した(図8A)異なるグリカン密度(35%又は65%)のマンノース(mannose、Man1)若しくはマンノビオース(mannobiose、Man2)糖ポリペプチド(250mer)又は(図8Bラクトース(lactose、Lac)若しくはMan2糖ポリペプチド(65%グリコシル化100mer)に結合されたαEpCAM抗体で刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図8C)マウス保有s.c.PDAC腫瘍をMan2糖ポリペプチド(65%グリコシル化100mer)でi.v.処置し、これは腫瘍移植後10日目に開始した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
合成マンノビオース糖ポリマー及び糖コンジュゲートは、治療効果のために骨髄細胞を活性化する。(図8A図8B)示された抗体で前処置し、次いで、プレートに固定した(図8A)異なるグリカン密度(35%又は65%)のマンノース(mannose、Man1)若しくはマンノビオース(mannobiose、Man2)糖ポリペプチド(250mer)又は(図8B)ラクトース(lactose、Lac)若しくはMan2糖ポリペプチド(65%グリコシル化100mer)に結合されたαEpCAM抗体で刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図8C)マウス保有s.c.PDAC腫瘍をMan2糖ポリペプチド(65%グリコシル化100mer)でi.v.処置し、これは腫瘍移植後10日目に開始した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
合成マンノビオース糖ポリマー及び糖コンジュゲートは、治療効果のために骨髄細胞を活性化する。(図8A図8B)示された抗体で前処置し、次いで、プレートに固定した(図8A)異なるグリカン密度(35%又は65%)のマンノース(mannose、Man1)若しくはマンノビオース(mannobiose、Man2)糖ポリペプチド(250mer)又は(図8B)ラクトース(lactose、Lac)若しくはMan2糖ポリペプチド(65%グリコシル化100mer)に結合されたαEpCAM抗体で刺激した、PDAC TAMによるTNFα生成。(図8C)マウス保有s.c.PDAC腫瘍をMan2糖ポリペプチド(65%グリコシル化100mer)でi.v.処置し、これは腫瘍移植後10日目に開始した。平均腫瘍体積±SEMを示す(1群あたりn=3〜5)。***、p<0.001;****、p<0.0001、テューキーの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
本開示の合成マンノビオース糖ペプチドが、デクチン−2を介して腫瘍関連マクロファージ(tumor associated macrophage、TAM)を刺激し、腫瘍増殖を抑制することを実証するデータ。
本開示の合成マンノビオース糖ペプチドが、デクチン−2を介して腫瘍関連マクロファージ(tumor associated macrophage、TAM)を刺激し、腫瘍増殖を抑制することを実証するデータ。
本開示の合成マンノビオース糖ペプチドが、デクチン−2を介して腫瘍関連マクロファージ(tumor associated macrophage、TAM)を刺激し、腫瘍増殖を抑制することを実証するデータ。
対照又はデクチン−2遮断抗体で前処置し、次いで、異なるグリカン密度(30%又は65%)を有するプレート結合ラクトース(Lac)又はマンノビオース(Man2)糖ペプチド(100mer合成糖ペプチド)を20時間刺激した、マウス単球由来樹状細胞によるサイトカイン生成。
対照又はデクチン−2−遮断抗体で前処置し、次いで、異なるグリカン密度(35/65/100%)を有する可溶性又はプレート結合糖ペプチド(20−/250mer合成糖ペプチド)で20時間刺激した、PDAC TAMによるサイトカイン生成。
糖ペプチド−抗体コンジュゲートの生成を示す概略図、及びマンノビオース糖ペプチド−抗体コンジュゲートがTAMを活性化し、デクチン−2を介して腫瘍細胞の取り込みを刺激することを示すデータ。
糖ペプチド−抗体コンジュゲートの生成を示す概略図、及びマンノビオース糖ペプチド−抗体コンジュゲートがTAMを活性化し、デクチン−2を介して腫瘍細胞の取り込みを刺激することを示すデータ。
糖ペプチド−抗体コンジュゲートの生成を示す概略図、及びマンノビオース糖ペプチド−抗体コンジュゲートがTAMを活性化し、デクチン−2を介して腫瘍細胞の取り込みを刺激することを示すデータ。
抗Epcam抗体をBCN−NHS試薬で標識し(10×又は25×BCN:抗体)、マンノビオース糖ペプチド(65% 100mer)にコンジュゲートして、抗体−糖ペプチドコンジュゲート(αEpM)を調製した。PDAC TAMをデクチン−2遮断抗体(αD2)で前処置し又は前処置せず、次いで、プレート結合(左上パネル)又は可溶性(右上及び下パネル)抗体コンジュゲートで単独で、又はカルボキシフルオレセインスクシンイミジルエステル(carboxyfluorescein succinimidyl ester、CFSE)標識PDAC細胞との共培養(下パネル、「Mo腫瘍共培養物」)で刺激した。サイトカイン生成を20時間後に評価した。
抗Epcam抗体をBCN−NHS試薬で標識し(10×又は25× BCN:抗体)、マンノビオース糖ペプチド(65% 100mer)にコンジュゲートして、抗体−糖ペプチドコンジュゲート(αEpM)を調製した。PDAC TAMをデクチン−2遮断抗体(αデクチン−2)で前処置し、又は前処置せず、次いで、CFSE標識したPDAC細胞との共培養物での可溶性抗体コンジュゲートで刺激した。20時間後に、TAMによるCFSEの取り込みをフローサイトメトリーによって評価した。
Man2糖ポリペプチドと抗体とのコンジュゲーションにより、可溶性形態で高度に活性であるデクチン−2刺激抗体コンジュゲートが生じることを示すデータ。(図15Aリシンコンジュゲーション(DAR約1〜2;2.5μg/ml抗体濃度)+/−αデクチン−2(20μg/mL)により65% Man2 100merに結合されたαEpCAM抗体、又は同等量の非コンジュゲート(unconjugated)αEpCAM及びMan2ポリマーの混合物で18時間刺激した、GM−CSF前処置単球によるサイトカイン生成。(図15B)同じαEpCAM−Man2コンジュゲート又は成分混合物で刺激したGM−CSF前処置単球の用量応答曲線
Man2糖ポリペプチドと抗体とのコンジュゲーションにより、可溶性形態で高度に活性であるデクチン−2刺激抗体コンジュゲートが生じることを示すデータ。(図15A)リシンコンジュゲーション(DAR約1〜2;2.5μg/ml抗体濃度)+/−αデクチン−2(20μg/mL)により65% Man2 100merに結合されたαEpCAM抗体、又は同等量の非コンジュゲート(unconjugated)αEpCAM及びMan2ポリマーの混合物で18時間刺激した、GM−CSF前処置単球によるサイトカイン生成。(図15B)同じαEpCAM−Man2コンジュゲート又は成分混合物で刺激したGM−CSF前処置単球の用量応答曲線。
異なる抗体及び様々な長さ(25残基まで)のMan2ポリマーを使用して調製された抗体コンジュゲートが、デクチン−2を介して細胞を刺激することができることを示すデータ。
デクチン−2アゴニストは、他の免疫刺激剤と相乗作用する。この図は、フルフルマン+/−示された剤で24時間処置したマウスPDAC TAMによる共刺激分子発現を示す。
デクチン−2アゴニストは、他の免疫刺激剤と相乗作用する。この図は、フルフルマン+/−示された剤で24時間処置したマウスPDAC TAMによるサイトカイン及び一酸化窒素の生成を示す。
デクチン−2アゴニストは、他の免疫刺激剤と相乗作用する。この図は、マンナン(q2d i.v.)単独で又はIFNγ(q2d i.v.)若しくは示された抗体(q3d i.p.)と組み合わせて処置し、当該処置は腫瘍移植後8日目又は9日目に開始した、s.c.PDAC保有マウスの腫瘍増殖曲線を示す。
対象多価剤:腫瘍内注射により、「Man2−T785」と呼ばれる、免疫刺激剤(この場合、TLR7/8アゴニストT785)にコンジュゲートされたデクチン−2のアゴニスト(この場合、65% Man2 100mer)で処置したか、又はMan2のみ(「Man2」)で処置した、膵臓癌を有するマウス(PDACマウス)のデータ。
デクチン−2アゴニスト(この場合、65% Man2 100mer)を免疫刺激剤(この場合、TLR7/8アゴニストT785)にコンジュゲートすることにより、可溶性形態で細胞を強く刺激する糖ペプチドコンジュゲート(Man2−T785)が得られることを示すデータ。
デクチン−2アゴニスト(この場合、65% Man2 100mer)を免疫刺激剤(この場合、TLR7/8アゴニストT785)にコンジュゲートすることにより、可溶性形態で細胞を強く刺激する糖ペプチドコンジュゲート(Man2−T785)が得られることを示すデータ。
図22A)Man2糖ペプチド−T785コンジュゲートの合成:図20及び図21で使用されるMan2−T785コンジュゲートを生成するために使用される合成の概略表示。T785構造は、第一級アミンを有するイミダゾキノリン誘導体を含む。コンジュゲートするために、T785をNHS−エステル(アミン反応性)及びマレイミドチオール反応性、次いで、これをSATAと反応させる)を含むヘテロ二機能架橋剤であるSMCCと反応させることができる。(図22B)T785及びSMCC修飾T785を示す。(図22C図22Aの合成は、示したR848とのコンジュゲーションに使用することもできる。
図22A)Man2糖ペプチド−T785コンジュゲートの合成:図20及び図21で使用されるMan2−T785コンジュゲートを生成するために使用される合成の概略表示。T785構造は、第一級アミンを有するイミダゾキノリン誘導体を含む。コンジュゲートするために、T785をNHS−エステル(アミン反応性)及びマレイミド(チオール反応性、次いで、これをSATAと反応させる)を含むヘテロ二機能架橋剤であるSMCCと反応させることができる。(図22B)T785及びSMCC修飾T785を示す。(図22C図22Aの合成は、示したR848とのコンジュゲーションに使用することもできる。
図22A)Man2糖ペプチド−T785コンジュゲートの合成:図20及び図21で使用されるMan2−T785コンジュゲートを生成するために使用される合成の概略表示。T785構造は、第一級アミンを有するイミダゾキノリン誘導体を含む。コンジュゲートするために、T785をNHS−エステル(アミン反応性)及びマレイミド(チオール反応性、次いで、これをSATAと反応させる)を含むヘテロ二機能架橋剤であるSMCCと反応させることができる。(図22B)T785及びSMCC修飾T785を示す。(図22C図22Aの合成は、示したR848とのコンジュゲーションに使用することもできる。
図23A)免疫刺激剤(この場合、TLR2アゴニスト)にコンジュゲートされたデクチン−2アゴニスト(この場合、65%Man2 100mer)を有する多価剤を使用し、可溶性形態で活性である糖ペプチドコンジュゲートを生じることに関するデータ。(図23B図23Aに使用されるコンジュゲートを生成するために使用される反応スキーム。(図23C)N−α−パルミトイル−S−[2,3−ビスパルミトイルオキシ)−(2RS)−プロピル]−Lシステイン、パルミトイル−Cys((RS)−2,3−ジ(パルミトイルオキシ)−プロピル)−OH(Pam3Cys−OH)の概略図である。
図23A)免疫刺激剤(この場合、TLR2アゴニスト)にコンジュゲートされたデクチン−2アゴニスト(この場合、65%Man2 100mer)を有する多価剤を使用し、可溶性形態で活性である糖ペプチドコンジュゲートを生じることに関するデータ。(図23B図23Aに使用されるコンジュゲートを生成するために使用される反応スキーム。(図23C)N−α−パルミトイル−S−[2,3−ビス(パルミトイルオキシ)−(2RS)−プロピル]−Lシステイン、パルミトイル−Cys((RS)−2,3−ジ(パルミトイルオキシ)−プロピル)−OH(Pam3Cys−OH)の概略図である。
図23A)免疫刺激剤(この場合、TLR2アゴニスト)にコンジュゲートされたデクチン−2アゴニスト(この場合、65%Man2 100mer)を有する多価剤を使用し、可溶性形態で活性である糖ペプチドコンジュゲートを生じることに関するデータ。(図23B図23Aに使用されるコンジュゲートを生成するために使用される反応スキーム。(図23C)N−α−パルミトイル−S−[2,3−ビス(パルミトイルオキシ)−(2RS)−プロピル]−Lシステイン、パルミトイル−Cys((RS)−2,3−ジ(パルミトイルオキシ)−プロピル)−OH(Pam3Cys−OH)の概略図である。
デクチン−2アゴニスト(この場合、αデクチン−2抗体)が免疫刺激剤(この場合、TLR7/8アゴニスト、T785)がコンジュゲートされた場合に多価剤が活性であり、相乗効果を示し、可溶性形態で細胞を強く活性化するαデクチン−2抗体コンジュゲートが生じることを示すデータ。
GM−CSF(50ng/mL)で前処置した後、可溶性フルフルマン(20μg/ml)又はプレート結合マンナン(10μg/ウェル)で24時間刺激した、ヒト単球によるサイトカイン生成及び共刺激分子発現を示す。
デクチン−2刺激剤は、T細胞媒介抗腫瘍免疫を介してPDACの進行を阻害する。示されるように処置したs.c.LMP保有マウスの腫瘍増殖曲線。(図26A図26B)腫瘍を7〜10日間増殖させた後、マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk;25mg/kg i.t.q3d×2)+/−デクチン−2遮断抗体又は対照抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置した。(図26C図26D)マンナン処置(10mg/kg i.v.q2d×3wk)中のCD4又はCD8枯渇図26C)又はチェックポイント遮断抗体(図26D)(10mg/kg i.p.q3d)により処置したマウス。**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、シダックの事後検定(A、B)又はテューキーの検定(C、D)を用いた二元配置分散分析による。
デクチン−2刺激剤は、T細胞媒介抗腫瘍免疫を介してPDACの進行を阻害する。示されるように処置したs.c.LMP保有マウスの腫瘍増殖曲線。(図26A図26B)腫瘍を7〜10日間増殖させた後、マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk;25mg/kg i.t.q3d×2)+/−デクチン−2遮断抗体又は対照抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置した。(図26C図26D)マンナン処置(10mg/kg i.v.q2d×3wk)中のCD4又はCD8枯渇(図26C)又はチェックポイント遮断抗体(図26D)(10mg/kg i.p.q3d)により処置したマウス。**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、シダックの事後検定(A、B)又はテューキーの検定(C、D)を用いた二元配置分散分析による。
デクチン−2刺激剤は、T細胞媒介抗腫瘍免疫を介してPDACの進行を阻害する。示されるように処置したs.c.LMP保有マウスの腫瘍増殖曲線。(図26A図26B)腫瘍を7〜10日間増殖させた後、マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk;25mg/kg i.t.q3d×2)+/−デクチン−2遮断抗体又は対照抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置した。(図26C図26D)マンナン処置(10mg/kg i.v.q2d×3wk)中のCD4又はCD8枯渇(図26C)又はチェックポイント遮断抗体(図26D)(10mg/kg i.p.q3d)により処置したマウス。**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、シダックの事後検定(A、B)又はテューキーの検定(C、D)を用いた二元配置分散分析による。
デクチン−2刺激剤は、T細胞媒介抗腫瘍免疫を介してPDACの進行を阻害する。示されるように処置したs.c.LMP保有マウスの腫瘍増殖曲線。(図26A図26B)腫瘍を7〜10日間増殖させた後、マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk;25mg/kg i.t.q3d×2)+/−デクチン−2遮断抗体又は対照抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置した。(図26C図26D)マンナン処置(10mg/kg i.v.q2d×3wk)中のCD4又はCD8枯渇(図26C)又はチェックポイント遮断抗体(図26D)(10mg/kg i.p.q3d)により処置したマウス。**、p<0.01;***、p<0.001;****、p<0.0001、シダックの事後検定(A、B)又はテューキーの検定(C、D)を用いた二元配置分散分析による。
GM−CSFは、デクチン−2発現を駆動し、TAMをデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図27A図27B)マウス(図27A)又はヒト(図27B)の単球によるデクチン−2発現を、GM−CSFを補充した培地又は補充していない培地で18時間培養した。(C〜E)3T3線維芽細胞馴化培地+/−GM−CSF(図27C)若しくはLMP腫瘍馴化培地+/−GM−CSF中和抗体図27D)で前処置したマウス単球による、又は示されるように前処置したヒト単球(図27E)による、TNFα生成。(図27F)マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk)及び示された抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置したLMP保有マウス。(図27G)ヒト癌組織における、デクチン−2の発現と示された遺伝子との間の相関を示すヒートマップ遺伝子発現データをTCGAから取得し、解析し、スピアマンの相関係数を得た。**、p<0.01;****、p<0.0001、スチューデントのt検定(B)による又はテューキー(F)の事後検定を用いた二元配置分散分析による。
GM−CSFは、デクチン−2発現を駆動し、TAMをデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図27A図27B)マウス(図27A)又はヒト(図27B)の単球によるデクチン−2発現を、GM−CSFを補充した培地又は補充していない培地で18時間培養した。(C〜E)3T3線維芽細胞馴化培地+/−GM−CSF(図27C)若しくはLMP腫瘍馴化培地+/−GM−CSF中和抗体(図27D)で前処置したマウス単球による、又は示されるように前処置したヒト単球(図27E)による、TNFα生成。(図27F)マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk)及び示された抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置したLMP保有マウス。(図27G)ヒト癌組織における、デクチン−2の発現と示された遺伝子との間の相関を示すヒートマップ。遺伝子発現データをTCGAから取得し、解析し、スピアマンの相関係数を得た。**、p<0.01;****、p<0.0001、スチューデントのt検定(B)による又はテューキー(F)の事後検定を用いた二元配置分散分析による。
GM−CSFは、デクチン−2発現を駆動し、TAMをデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図27A図27B)マウス(図27A)又はヒト(図27B)の単球によるデクチン−2発現を、GM−CSFを補充した培地又は補充していない培地で18時間培養した。(C〜E)3T3線維芽細胞馴化培地+/−GM−CSF(図27C)若しくはLMP腫瘍馴化培地+/−GM−CSF中和抗体(図27D)で前処置したマウス単球による、又は示されるように前処置したヒト単球(図27E)による、TNFα生成。(図27F)マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk)及び示された抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置したLMP保有マウス。(図27G)ヒト癌組織における、デクチン−2の発現と示された遺伝子との間の相関を示すヒートマップ。遺伝子発現データをTCGAから取得し、解析し、スピアマンの相関係数を得た。**、p<0.01;****、p<0.0001、スチューデントのt検定(B)による又はテューキー(F)の事後検定を用いた二元配置分散分析による。
GM−CSFは、デクチン−2発現を駆動し、TAMをデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図27A図27B)マウス(図27A)又はヒト(図27B)の単球によるデクチン−2発現を、GM−CSFを補充した培地又は補充していない培地で18時間培養した。(C〜E)3T3線維芽細胞馴化培地+/−GM−CSF(図27C)若しくはLMP腫瘍馴化培地+/−GM−CSF中和抗体(図27D)で前処置したマウス単球による、又は示されるように前処置したヒト単球(図27E)による、TNFα生成。(図27F)マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk)及び示された抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置したLMP保有マウス。(図27G)ヒト癌組織における、デクチン−2の発現と示された遺伝子との間の相関を示すヒートマップ。遺伝子発現データをTCGAから取得し、解析し、スピアマンの相関係数を得た。**、p<0.01;****、p<0.0001、スチューデントのt検定(B)による又はテューキー(F)の事後検定を用いた二元配置分散分析による。
GM−CSFは、デクチン−2発現を駆動し、TAMをデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図27A図27B)マウス(図27A)又はヒト(図27B)の単球によるデクチン−2発現を、GM−CSFを補充した培地又は補充していない培地で18時間培養した。(C〜E)3T3線維芽細胞馴化培地+/−GM−CSF(図27C)若しくはLMP腫瘍馴化培地+/−GM−CSF中和抗体(図27D)で前処置したマウス単球による、又は示されるように前処置したヒト単球(図27E)による、TNFα生成。(図27F)マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk)及び示された抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置したLMP保有マウス。(図27G)ヒト癌組織における、デクチン−2の発現と示された遺伝子との間の相関を示すヒートマップ。遺伝子発現データをTCGAから取得し、解析し、スピアマンの相関係数を得た。**、p<0.01;****、p<0.0001、スチューデントのt検定(B)による又はテューキー(F)の事後検定を用いた二元配置分散分析による。
GM−CSFは、デクチン−2発現を駆動し、TAMをデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図27A図27B)マウス(図27A)又はヒト(図27B)の単球によるデクチン−2発現を、GM−CSFを補充した培地又は補充していない培地で18時間培養した。(C〜E)3T3線維芽細胞馴化培地+/−GM−CSF(図27C)若しくはLMP腫瘍馴化培地+/−GM−CSF中和抗体(図27D)で前処置したマウス単球による、又は示されるように前処置したヒト単球(図27E)による、TNFα生成。(図27F)マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk)及び示された抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置したLMP保有マウス。(図27G)ヒト癌組織における、デクチン−2の発現と示された遺伝子との間の相関を示すヒートマップ。遺伝子発現データをTCGAから取得し、解析し、スピアマンの相関係数を得た。**、p<0.01;****、p<0.0001、スチューデントのt検定(B)による又はテューキー(F)の事後検定を用いた二元配置分散分析による。
GM−CSFは、デクチン−2発現を駆動し、TAMをデクチン−2刺激に対して高感受性にする。(図27A図27B)マウス(図27A)又はヒト(図27B)の単球によるデクチン−2発現を、GM−CSFを補充した培地又は補充していない培地で18時間培養した。(C〜E)3T3線維芽細胞馴化培地+/−GM−CSF(図27C)若しくはLMP腫瘍馴化培地+/−GM−CSF中和抗体(図27D)で前処置したマウス単球による、又は示されるように前処置したヒト単球(図27E)による、TNFα生成。(図27F)マンナン(12.5mg/kg i.v.q2d×2wk)及び示された抗体(10mg/kg i.p.q2d)で処置したLMP保有マウス。(図27G)ヒト癌組織における、デクチン−2の発現と示された遺伝子との間の相関を示すヒートマップ。遺伝子発現データをTCGAから取得し、解析し、スピアマンの相関係数を得た。**、p<0.01;****、p<0.0001、スチューデントのt検定(B)による又はテューキー(F)の事後検定を用いた二元配置分散分析による。
RASによって駆動される腫瘍は、GM−CSFを生成し、デクチン−2免疫療法に応答する。(図28A野生型KRAS(wild-type、WT)又は癌細胞株エンサイクロペディア(Encyclopedia)から得たコドン12、13、又は61(mutation、Mut)における変異を有するヒト腫瘍細胞株のGM−CSF発現値。箱ひげ図は、中央値及び四分位数範囲を示す。****、p<0.0001、マン・ホイットニーU検定による。(図28B)24時間培養後の腫瘍上清中のGM−CSFレベルを示す。(図28C図28D)マンナン(10mg/kg i.v.q2d)で処理したs.c.238N1又はMOC2腫瘍を有するマウスの腫瘍増殖曲線。3/5処理したマウスは、238N1腫瘍が治癒した。*、p<0.05;**、p<0.01;****、p<0.0001、シダックの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
KRASによって駆動される腫瘍は、GM−CSFを生成し、デクチン−2免疫療法に応答する。(図28A)野生型KRAS(wild-type、WT)又は癌細胞株エンサイクロペディア(Encyclopedia)から得たコドン12、13、又は61(mutation、Mut)における変異を有するヒト腫瘍細胞株のGM−CSF発現値。箱ひげ図は、中央値及び四分位数範囲を示す。****、p<0.0001、マン・ホイットニーのU検定による。(図28B)24時間培養後の腫瘍上清中のGM−CSFレベルを示す。(図28C図28D)マンナン(10mg/kg i.v.q2d)で処理したs.c.238N1又はMOC2腫瘍を有するマウスの腫瘍増殖曲線。3/5処理したマウスは、238N1腫瘍が治癒した。*、p<0.05;**、p<0.01;****、p<0.0001、シダックの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
KRASによって駆動される腫瘍は、GM−CSFを生成し、デクチン−2免疫療法に応答する。(図28A)野生型KRAS(wild-type、WT)又は癌細胞株エンサイクロペディア(Encyclopedia)から得たコドン12、13、又は61(mutation、Mut)における変異を有するヒト腫瘍細胞株のGM−CSF発現値。箱ひげ図は、中央値及び四分位数範囲を示す。****、p<0.0001、マン・ホイットニーのU検定による。(図28B)24時間培養後の腫瘍上清中のGM−CSFレベルを示す。(図28C図28D)マンナン(10mg/kg i.v.q2d)で処理したs.c.238N1又はMOC2腫瘍を有するマウスの腫瘍増殖曲線。3/5処理したマウスは、238N1腫瘍が治癒した。*、p<0.05;**、p<0.01;****、p<0.0001、シダックの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
KRASによって駆動される腫瘍は、GM−CSFを生成し、デクチン−2免疫療法に応答する。(図28A)野生型KRAS(wild-type、WT)又は癌細胞株エンサイクロペディア(Encyclopedia)から得たコドン12、13、又は61(mutation、Mut)における変異を有するヒト腫瘍細胞株のGM−CSF発現値。箱ひげ図は、中央値及び四分位数範囲を示す。****、p<0.0001、マン・ホイットニーのU検定による。(図28B)24時間培養後の腫瘍上清中のGM−CSFレベルを示す。(図28C図28D)マンナン(10mg/kg i.v.q2d)で処理したs.c.238N1又はMOC2腫瘍を有するマウスの腫瘍増殖曲線。3/5処理したマウスは、238N1腫瘍が治癒した。*、p<0.05;**、p<0.01;****、p<0.0001、シダックの事後検定を用いた二元配置分散分析による。
免疫刺激剤(この場合、TLR7アゴニスト784)にコンジュゲートされたデクチン−2のアゴニスト(この場合、65% Man2 100mer)を含む対象多価剤(「Man2−784コンジュゲート」と呼ばれる)と接触させた、若しくは784及びMan2の非コンジュゲート混合物(「Man2+784混合物」)と接触させた、又は対照(「Man2−784コンジュゲート」の混合物+デクチン−2を遮断し、それにより、コンジュゲートによって提供されるデクチン−2刺激を無効にする抗体)と接触させた、GM−CSF前処置した単球によるTNFαの生成を示すデータ。(図29A)Man2−786コンジュゲートと呼ばれる、免疫刺激剤(この場合、TLR7/8アゴニスト786)にコンジュゲートされたデクチン−2のアゴニスト(この場合、65%Man2 100mer)を含む対象多価剤と接触させた、GM−CSF前処置した単球によるTNFαの生成を示すデータ。(図29B
免疫刺激剤(この場合、TLR7アゴニスト784)にコンジュゲートされたデクチン−2のアゴニスト(この場合、65% Man2 100mer)を含む対象多価剤(「Man2−784コンジュゲート」と呼ばれる)と接触させた、若しくは784及びMan2の非コンジュゲート混合物(「Man2+784混合物」)と接触させた、又は対照(「Man2−784コンジュゲート」の混合物+デクチン−2を遮断し、それにより、コンジュゲートによって提供されるデクチン−2刺激を無効にする抗体)と接触させた、GM−CSF前処置した単球によるTNFαの生成を示すデータ。(図29A)Man2−786コンジュゲートと呼ばれる、免疫刺激剤(この場合、TLR7/8アゴニスト786)にコンジュゲートされたデクチン−2のアゴニスト(この場合、65% Man2 100mer)を含む対象多価剤と接触させた、GM−CSF前処置した単球によるTNFαの生成を示すデータ。(図29B
図29A図29Bの多価剤の構造を示す概略図。

0009

I.導入部
癌及び/又は感染性疾患の処置のための方法、組成物、及びキットが本明細書に記載される。方法、組成物、及びキットのうちのいくつかは、デクチン−2刺激は驚くべきことに癌の処置に有効であるとの本発明者らによる発見に基づくものである。デクチン−2刺激は、感染性疾患を処置するためのワクチン及び/又は補助剤にも使用することができる。例えば、本発明者らは、骨髄細胞におけるデクチン−2シグナル伝達の刺激(樹状細胞及びマクロファージなどの腫瘍関連骨髄細胞)は、癌に対する免疫応答を増強/刺激することができることを発見した。

0010

上記で概説したように、(a)デクチン−2に結合し、デクチン−2シグナル伝達を刺激する剤と、(b)抗体及び/又は免疫調節剤と、を含み、(a)及び(b)が互いにコンジュゲートされている、多価デクチン−2刺激剤が提供される。いくつかの場合では、(a)は、抗デクチン−2抗体又はその抗原結合領域である。いくつかの場合では、(a)は、デクチン−2に結合するマンノビオース糖ポリペプチド(例えば、いくつかの場合では20〜250個のアミノ酸長である、ムチン様ペプチドなどのペプチドを含むマンノビオース糖ポリペプチド)である。いくつかの場合では、マンノビオース糖ポリペプチドは、少なくとも25%のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、(b)は、TLRに対する刺激性リガンド(例えば、T785又は786などのTLR7/8アゴニスト、784などのTLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、Pam3CysなどのTLR2アゴニストなど)である。いくつかの場合では、(a)はマンノビオース糖ポリペプチドを含み、(b)はTLRアゴニストである。

0011

いくつかの場合では、(a)デクチン−2に結合し、デクチン−2シグナル伝達を刺激する剤と、(b)抗体及び免疫調節剤と、を含み、(a)及び(b)が互いにコンジュゲートされている、多価デクチン−2刺激剤が提供される(例えば、多価デクチン−2刺激剤は、例えば1つ以上のリンカーを介して、抗体及び/又は免疫調節剤にコンジュゲートされ得る)。いくつかの場合では、(a)は、デクチン−2に結合するマンノビオース糖ポリペプチド(例えば、いくつかの場合では20〜250アミノ酸長である、ムチン様ペプチドなどのペプチドを含むマンノビオース糖ポリペプチド)である。いくつかの場合では、マンノビオース糖ポリペプチドは、少なくとも25%のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、免疫調節剤は、TLRに対する刺激性リガンド(例えば、T785又は786などのTLR7/8アゴニスト、784などのTLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、Pam3CysなどのTLR2アゴニストなど)である。いくつかの場合では、(a)はマンノビオース糖ポリペプチドを含み、免疫調節剤(b)はTLRアゴニストである。いくつかの場合では、抗体は、癌抗原に結合する。いくつかの場合では、抗体は、CD19、CD20、CD22、CD24、CD25、CD30、CD33、CD38、CD44、CD47、CD52、CD56、CD70、CD96、CD97、CD99、CD123、CD279(PD−1)、CD274(PD−L1)、EpCam、EGFR、17−1A、HER2、CD117、C−Met、PTHR2、HAVCR2(TIM3)、及びSIRPAからなる群から選択される癌抗原に結合する。いくつかの場合では、抗体は、HER2癌抗原と結合する。

0012

いくつかの場合では、(a)はマンノビオース糖ポリペプチドを含み、免疫調節剤はTLRアゴニストであり、抗体は癌抗原に結合する。いくつかの場合では、(a)はマンノビオース糖ポリペプチドを含み、免疫調節剤はTLRアゴニストであり、抗体は癌抗原に結合する。いくつかの場合では、(a)はマンノビオース糖ポリペプチドを含み、免疫調節剤は、TLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、又はTLR7/8アゴニストであり、抗体は癌抗原に結合する。いくつかの場合では、(a)はマンノビオース糖ポリペプチドを含み、免疫調節剤はT785、784、又は786であり、抗体は癌抗原に結合する。

0013

いくつかの場合では、(a)はマンノビオース糖ポリペプチドを含み、免疫調節剤はTLRアゴニストであり、抗体は癌抗原に結合する。いくつかの場合では、(a)はマンノビオース糖ポリペプチドを含み、免疫調節剤はTLRアゴニストであり、抗体はHER2癌抗原に結合する。いくつかの場合では、(a)はマンノビオース糖ポリペプチドを含み、免疫調節剤はTLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、又はTLR7/8アゴニストであり、抗体はHER2癌抗原に結合する。いくつかの場合では、(a)はマンノビオース糖ポリペプチドを含み、免疫調節剤はT785、784、又は786であり、抗体はHER2癌抗原に結合する。

0014

癌及び/又は感染性疾患を有する個体を処置する方法も提供される。このような方法は、有効量のデクチン−2刺激組成物を個体に投与することを含むことができる。いくつかの場合では、デクチン−2刺激組成物は、(例えば上記のような)デクチン−2刺激糖ポリマーを含む。いくつかの場合では、デクチン−2刺激組成物は、例えば上記のような多価デクチン−2刺激剤を含む。抗原提示細胞(APC)を刺激する方法も提供され、このような方法は、インビトロ又はエクスビボで、APCをデクチン−2刺激糖ポリマー(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)を含むデクチン−2刺激組成物と、APCにおけるデクチン−2シグナル伝達を増強するのに十分な用量及び時間で接触させて、それにより、刺激されたAPCを生じさせることを含むことができる。いくつかの場合では、デクチン−2刺激組成物は、例えば上記のような多価デクチン−2刺激剤を含む。

0015

本発明の方法及び組成物を記載する前に、本発明は、記載される特定の方法又は組成物に限定されず、したがって、当然に変わり得ることを理解されたい。本発明の範囲は付随する特許請求の範囲によってのみ限定されるので、本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を記載する目的のためだけのものであり、限定することを意図しないことも理解されたい。

0016

値の範囲が提供される場合、文脈上、別段の明確な指示がない限り、その範囲の上限及び下限の間の、下限の単位の10分の1までの各中間値も具体的に開示されていることを理解されたい。記載された範囲内の任意の記載された値又は中間値とその記載された範囲内の任意の他の記載された値又は中間値との間の任意のより小さい値は、本発明に包含される。これらのより小さい範囲の上限及び下限は、独立して、その範囲内に含まれても除外されてもよく、一方若しくは両方の限界がより小さい範囲に含まれるか又はいずれも含まれない各範囲も本発明内に包含され、記載された範囲内の任意の具体的に除外される限界を享受する。記載された範囲が限界のうちの一方又は両方を含む場合、それらの含まれる限界の一方又は両方を除外する範囲もまた本発明に含まれる。

0017

別段定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に記載されるものと同様又は同等の任意の方法及び材料を本発明の実施又は試験に使用することができるが、いくつかの潜在的かつ好ましい方法及び材料がここに記載される。本明細書で言及される全ての刊行物は、当該刊行物が引用される方法及び/又は材料と関連する方法及び/又は材料を開示及び記載するために、参照により本明細書に組み込まれる。本開示は、矛盾が存在する限り、組み込まれた刊行物のいずれの開示にも優先することが理解される。

0018

本開示を読んだ際に当業者には明らかとなるように、本明細書に記載及び例示される個々の実施形態の各々は、本発明の範囲又は趣旨から逸脱することなく、他のいくつかの実施形態のいずれかの特徴から容易に分離する又はそれらと組み合わせることができる別個の構成要素及び特徴を有する。任意の記載された方法は、記載された事象順序で又は論理的に可能な任意の他の順序で行うことができる。

0019

本明細書及び付随する特許請求の範囲で使用する場合、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈上、別段の明確な指示がない限り、複数の指示対象を含むことに留意されたい。したがって、例えば、「細胞」についての言及は、複数のそのような細胞を含み、「ペプチド」についての言及は、1つ以上のペプチド及びその等価物、例えば当業者に既知のポリペプチドなどを参照することを含む。

0020

本明細書で論じられる刊行物は、本出願の出願日前のそれらの開示に対してのみ提供される。本明細書では、先行発明のために、本発明がそのような刊行物に先行する資格を持たないことを認めると解釈されるべきではない。更に、提供される刊行物の日付は、実際の刊行物日付とは異なる場合があり、これを独立して確認する必要があり得る。

0021

II.定義
特異的結合」、「特異的に結合する」などの用語は、溶液又は反応混合物中の他の分子又は部分に対する、ある分子への優先的な非共有又は共有結合を指す(例えば、抗体は、他の利用可能なポリペプチドに対して、特定のポリペプチド又はエピトープに特異的に結合する)。例えば、抗デクチン−2抗体は、他の利用可能な抗原に対して、デクチン−2に優先的に結合する。いくつかの実施形態では、特異的に結合する別の分子に対する、ある分子の親和性は、10−5M以下(例えば、10−6M以下、10−7M以下、10−8M以下、10−9M以下、10−10M以下、10−11M以下、10−12M以下、10−13M以下、10−14M以下、10−15M以下、又は10−16M以下)のKD(解離定数)によって特徴付けられる。「親和性」とは、結合の強度を指す。例えば、結合親和性の増加は、より低いKDによって示され得る。いくつかの場合では、結合親和性の増加は、より低いKDと相関する。

0022

本明細書で使用する場合、「特異的結合メンバー」という用語は、特異的結合対メンバー(すなわち、2つの分子、通常は2つの異なる分子、ここで、分子のうちの1つ、例えば、第1の特異的結合メンバーが、非共有結合的手段を介して、他の分子、例えば、第2の特異的結合メンバーに特異的に結合する)を指す。

0023

本明細書で使用する場合、「特異的結合剤」という用語は、生体分子に特異的に結合する任意の剤(例えば、核酸マーカー分子、タンパク質マーカー分子などのマーカー)を指す。いくつかの場合では、マーカー分子(例えば、樹状細胞マーカー分子)のための「特異的結合剤」が使用される。特異的結合剤は、任意の種類の分子であり得る。いくつかの場合では、特異的結合剤は、抗体又はその断片である。いくつかの場合では、特異的結合剤は、核酸プローブ(例えば、RNAプローブDNAプローブ、RNA/DNAプローブ、修飾された核酸プローブ、例えば、ロックド(locked)核酸(locked nucleic acid、LNA)プローブモルホリノプローブなど、など)である。

0024

本明細書で使用する場合、「マーカー分子」は、確定的である必要はない(すなわち、マーカーは、細胞を特定の種類であるとして確定的に特徴付ける必要はない)。例えば、細胞によるマーカー分子の発現は、細胞が特定の細胞種であることを示す(すなわち、示唆する)ことができる。例えば、3つの細胞種(A種、B種、及びC種)が特定のマーカー分子(例えば、特定のmRNA、特定のタンパク質など)を発現する場合、細胞によるそのマーカー分子の発現は、細胞がA種の細胞であると確定的に決定するために、必ずしもそれ自体で使用され得ない。しかしながら、そのようなマーカーの発現は、細胞がA種の細胞であることを示唆することができる。いくつかの場合では、そのようなマーカーの発現は、他の証拠と組み合わせて、細胞がA種の細胞であることを確定的に示すことができる。別の実例として、特定の細胞種が、2つ以上の特定のマーカー分子(例えば、mRNA、タンパク質、それらの組み合わせなど)を発現することが既知である場合、細胞による、2つ以上の特定のマーカー分子のうちの1つの発現は、細胞が問題の特定の種であることを示唆し得るが、確定的ではない。そのような場合では、マーカーはマーカー分子とみなされる。

0025

「抗体」とは、抗原に特異的に結合し、当該抗原を認識する、免疫グロブリン遺伝子又はその断片に由来する抗原結合領域(相補性決定領域(complementarity determining region、CDR)を含む)を含むポリペプチドを指す。認識された免疫グロブリン遺伝子は、κ、λ、α、γ、δ、ε、及びμ(mu)定常領域遺伝子、並びに多数の免疫グロブリン可変領域遺伝子を含む。軽鎖は、κ又はλのいずれかとして分類される。重鎖は、γ、μ、α、δ、又はεとして分類され、これらは次に、それぞれ、免疫グロブリンクラスIgGIgMIgAIgD、及びIgEを定義する。IgG抗体は、4つのペプチド鎖からなる約150kDaの巨大分子である。IgG抗体は、約50kDaの2つの同一のクラスγ重鎖及び約25kDaの2つの同一の軽鎖、したがって、四量体第四級構造を含む。2つの重鎖は、互いに結合し、ジスルフィド結合によってそれぞれ軽鎖に連結される。得られた四量体は、2つの同一の半体を有し、これは共にY字状形状を形成する。フォークの各端部は、同一の抗原結合部位を含む。ヒトには4つのIgGサブクラス(IgG1、2、3、及び4)が存在し、血清中のそれらの存在量(IgG1が最も豊富である)に従って命名される。典型的には、抗体の抗原結合領域は、結合の特異性及び親和性において最も重要である。

0026

例示的な免疫グロブリン(抗体)構造単位は、四量体を含む。各四量体は、2つの同一の対のポリペプチド鎖からなり、各対は、1つの「軽」鎖(約25kD)及び1つの「重」鎖(約50〜70kD)を有する。各鎖のN末端は、抗原認識に主に関与する、約100〜110個以上のアミノ酸の可変領域を画定する。用語可変軽鎖(variable light chain、VL)及び可変重鎖(variable heavy chain、VH)は、それぞれ、これらの軽鎖及び重鎖を指す。

0027

抗体は、例えば、無傷の免疫グロブリンとして、又は様々なペプチダーゼによる消化によって生成される多くの十分に特徴付けられた断片として存在する。したがって、例えば、ペプシンは、ヒンジ領域中のジスルフィド結合下で抗体を消化して、それ自体がジスルフィド結合によってVH−CH1に結合された軽鎖であるFab二量体、F(ab)’2を生じる。F(ab)’2は、ヒンジ領域中のジスルフィド結合が切断するための適度な条件下で分解され得、それにより、F(ab)’2二量体はFab’モノマーに変換される。Fab’モノマーは、本質的に、ヒンジ領域部分を有するFabである(例えば、Fundamental Immunology(Paul ed.、3d ed.1993を参照のこと)。様々な抗体断片は、無傷の抗体の消化に関して定義されるが、当業者は、そのような断片が化学的に又は組換えDNA方法を使用して、デノボで合成され得ることを理解するであろう。したがって、本明細書で使用される抗体という用語は、全抗体の修飾によって生成された抗体断片、若しくは組換えDNA方法(例えば、単鎖Fv)を使用してデノボで合成される抗体断片、又はファージディスプレイライブラリー(例えば、McCafferty et al.、Nature 348:552−554(1990)を参照のこと)を使用して同定された抗体断片も含む。

0028

「抗体」という用語は、最も広い意味で使用され、所望の生物活性を示す(例えば、標的抗原に特異的に結合する)限り、モノクローナル抗体完全長モノクローナル抗体を含む)、ポリクローナル抗体多重特異性抗体(例えば、二重特異性抗体)、及び抗体断片を包含する。本明細書で使用する「抗体断片」及びその全ての文法的変形は、無傷の抗体の抗原結合部位又は可変領域を含む無傷の抗体の一部として定義され、この部分は、無傷の抗体のFc領域定常重鎖ドメイン(すなわち、抗体アイソタイプに応じて、CH2、CH3、及びCH4)を含まない。抗体断片の例には、Fab、Fab’、Fab’−SH、F(ab’)2、及びFv断片;ダイアボディ;連続したアミノ酸残基の1つの不介在(uninterrupted)配列からなる一次構造を有するポリペプチドである任意の抗体断片(本明細書では、「単鎖抗体断片」又は「単鎖ポリペプチド」と称する)が含まれ、それには限定されないが、以下が含まれる:(1)一本鎖Fv(scFv)分子、(2)1つの軽鎖可変ドメインのみを含む単鎖ポリペプチド、又は軽鎖可変ドメインの3つのCDRを含み、関連する重鎖部分を含まない、その断片、(3)1つの重鎖可変ドメインのみを含む単鎖ポリペプチド、又は重鎖可変ドメインの3つのCDRを含み、関連する軽鎖部分を含まない、その断片;(4)非ヒト種に由来する単一のIgドメイン、又は他の特定の単一ドメイン結合モジュールを含むナノボディ;及び(5)抗体断片から形成された多重特異性又は多価構造体。1つ以上の重鎖を含む抗体断片において、重鎖(複数可)は、無傷の抗体の非Fc領域に見出される任意の定常ドメイン配列(例えば、IgGアイソタイプ中のCH1)を含むことができ、及び/又は、無傷の抗体に見出される任意のヒンジ領域配列を含むことができ、及び/又は、ヒンジ領域配列又は重鎖(複数可)の定常ドメイン配列に融合された又は位置するロイシンジッパー配列を含むことができる。いくつかの場合では、抗体(例えば、抗デクチン−2抗体)は、ヒト化抗体である(例えば、IgG4アイソタイプヒト化抗体、例えば、キメラマウス/ヒトIgG4抗体に見られる場合がある不均質性を低減するS241P変異などのヒンジ領域中に変異を有するIgG4アイソタイプ抗体であり得る)(例えば、Angal et al.、Mol Immunol.1993 Jan;30(1):105−8を参照のこと)。

0029

本開示で使用する場合、「エピトープ」という用語は、抗体のパラトープが結合する抗原上の任意の抗原決定基を意味する。エピトープ決定基は、通常、アミノ酸又は糖側鎖などの分子の化学的に活性な表面集団からなり、通常、特定の三次元構造特性並びに特定の電荷特性を有する。

0030

「ポリペプチド」、「ペプチド」、及び「タンパク質」という用語は、アミノ酸残基のポリマーを指すために、本明細書において互換的に使用される。この用語はまた、1つ以上のアミノ酸残基が対応する天然に存在するアミノ酸の人工化学的模倣物であるアミノ酸ポリマー、並びに天然に存在するアミノ酸ポリマー及び非天然に存在するアミノ酸ポリマーにも当てはまる

0031

「ポリマー」という用語は、モノマー構築ブロックから作られるオリゴマーを指し、直鎖状分枝状、又は樹枝状構造を構成することができる。例えば、「糖ポリマー」は、糖構築ブロックを含むポリマー構造であり、「糖ポリペプチド」は、糖及びアミノ酸構築ブロックを含むポリマー構造である。

0032

本明細書で使用する場合、「APC」又は「抗原提示細胞」という用語は、その細胞膜表面上に主要組織適合性複合体クラスII(MHCクラスII)タンパク質を発現し、MHCクラスIIとT細胞との複合体において抗原を提示することができ、それにより、提示された抗原に対してT細胞を活性化することができる細胞を指す。いくつかの実施形態では、APCは、樹状細胞である。いくつかの実施形態では、APCは、マクロファージである。いくつかの実施形態では、APCは、B細胞である。いくつかの実施形態では、APCは、樹状細胞、マクロファージ、又はB細胞である。いくつかの実施形態では、APCは樹状細胞又はマクロファージである。いくつかの実施形態では、APCは樹状細胞又はB細胞である。いくつかの場合では、APCはマクロファージではない。いくつかの場合では、APCはB細胞ではない。

0033

本明細書で使用する場合、「骨髄細胞」という用語は、顆粒球、単球(Mo)、マクロファージ(Mφ)、及び樹状細胞(DC)を包含する。これらの細胞はしばしば、腫瘍に豊富にある。したがって、骨髄細胞は、本明細書において、腫瘍関連骨髄(TAM)細胞と称される場合がある。

0034

細胞培養に関連して「継代すること(passaging)」又は「継代(passage)」(すなわち、分裂すること(splitting)又は分裂(split))は、当該技術分野で既知であり、少数の細胞を新しい器に移すことを指す。細胞が規則正しく分裂する場合には細胞を培養することができるが、その理由は、それによって、高細胞密度に関連する老化(senescence)が回避されるためである。接着性細胞については、細胞は、継代プロトコルの一部として増殖表面から分離される。分離は、一般に、酵素トリプシン及び/又は他の市販の試薬(例えば、TrypLEEDTA(ethylenediaminetetraacetic acid)(エチレンジアミン四酢酸)、細胞を表面から物理的に擦り取るなどのためのポリスマン(policemen)(例えば、ラバーポリスマン))を用いて行われる。例えば、追加の培地で希釈した後に、新しい細胞集団を播種するために、少数の分離した細胞(例えば、わずか1つの細胞)を使用することができる。したがって、細胞集団を継代することは、細胞集団の細胞の少なくとも一部を分離し、分離した細胞を希釈し、希釈した分離細胞プレーティングする(すなわち、新たな細胞集団を播種する)ことを意味する。

0035

「培地(media)」及び「培地(medium)」という用語は、本明細書では互換的に使用される。細胞培地は、インビトロ培養中に細胞を浸す液体混合物である。

0036

本明細書で使用する「集団」、例えば「細胞集団」又は「細胞の集団」という用語は、他の細胞及び/又は細胞群から分離された(すなわち、単離された)2つ以上の細胞の群(すなわち、集団)を意味する。例えば、6ウェル培養皿は、6つの細胞集団を含むことができ、各集団は個々のウェル中に存在する。細胞集団の細胞は、互いにクローン誘導体であり得るが、そうである必要はない。細胞集団は、1つの個々の細胞に由来し得る。例えば、個々の細胞がそれぞれ、6ウェル培養皿の単一ウェルに配置され、各細胞が1度に分割される場合、皿は6つの細胞集団を含む。細胞集団は、任意の所望のサイズであり得、1を超える細胞の任意の数の細胞を含み得る。例えば、細胞集団は、2以上、10以上、100以上、1,000以上、5,000以上、104以上、105以上、106以上、107以上、108以上、109以上、1010以上、1011以上、1012以上、1013以上、1014以上、1015以上、1016以上、1017以上、1018以上、1019以上、又は1020以上の細胞であり得る。

0037

本明細書で使用する「複数」という用語は、1を超えることを意味する。例えば、複数は、2以上、5以上、10以上、25以上、50以上、100以上、500以上、1,000以上、2,000以上、5,000以上、104以上、105以上、106以上、107以上などであり得る。

0038

「デクチン−2」は、細胞外C型レクチン様ドメインフォールドを有するII型膜受容体である。デクチン−1とは異なり、デクチン−2は、その細胞質ドメインにおいて免疫受容体チロシンリン系活性化モチーフ(ITAM)を欠いている。ヒトデクチン−2(NCBI参照配列NP_001007034.1)は、CLEC6A、「C型レクチンドメインファミリー6メンバーA」、CLEC4N、及びCLECSF10としても既知である。ヒトデクチン−2のタンパク質配列は、
MMQEQQPQSTEKRGWLSLRLWSVGISIALLSACFIVSCVVTYHFTYGETGKRLSELHSYHSSLTCFSEGTKVPAWGCPASWKSFGSSCYFISSEEKVWSKSEQNCVEMGAHLVVFNTEAEQNFIVQQLNESFSYFLLSDPQGNNNWQWIDKTPYEKNVRFWHLGEPNHSAEQCASIVFWKPTGWGWNDVIETRRNSICEMNKIYL(配列番号1)である。

0039

III.方法及び組成物
本開示の態様は、(例えば、骨髄細胞におけるデクチン−2シグナル伝達を刺激する組成物を個体に投与することによって、例えば、細胞表面上でデクチン−2のクラスター化を誘導し、それにより、個体における抗癌免疫応答を刺激することによって)癌を有する個体を処置するための方法及び組成物を含む。いくつかの場合では、骨髄細胞は腫瘍関連骨髄(TAM)細胞である。デクチン−2刺激は、オリゴマンノースグリカンを提示する微生物と接触した際に食細胞の表面上で起こるものと同様のデクチン−2のクラスター化によって達成され得る。このような刺激は、M.furfur、S.cerevisiae、及び他の微生物種(例えば、いくつかの病原体種)のような高密度のデクチン−2リガンドを有する微生物に類似した、デクチン−2刺激抗体又はリガンド(例えば、マンノビオースに富む糖ペプチド、マンナン多糖類、及び/又はMan−9などの他のオリゴマンノースグリカン)を使用しても達成することができる。

0040

骨髄細胞におけるデクチン−2シグナル伝達を(例えば、細胞表面上でデクチン−2の密度を増加させることにより、例えば、細胞表面上でデクチン−2のクラスター化を誘導することにより)刺激する剤は、本明細書では「デクチン−2刺激剤」と称される。デクチン−2刺激剤は、「直接的(direct)」剤であり得(例えば、それらは、骨髄細胞上でのデクチン−2に直接的に結合する、例えば、特異的に結合する)、又は「間接的(indirect)」剤であり得る(例えば、それらは、癌細胞などの細胞表面上のデクチン−2リガンドの量を増加させる)。直接的デクチン−2刺激剤の例には、(a)デクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンド(例えば、マンナン多糖、マンナン抽出物、オリゴマンノース/高マンノースグリカン、M.furfur、S.cerevisiae、C.albicans由来の細胞壁抽出物などの真菌抽出物など)、(b)合成デクチン−2刺激糖ポリマー又はその模倣体(例えば、糖ポリペプチド)(これは、例えば、骨髄細胞上でデクチン−2に直接的に結合するか、又は任意のもの(例えば、癌抗原に特異的に結合する抗体)にコンジュゲートされている)、及び(c)デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体(例えば、いくつかの場合では、可溶性である抗デクチン−2抗体、いくつかの場合では、固体支持体上に固定化された抗デクチン−2抗体、多価抗デクチン−2抗体、例えば、癌抗原にも特異的に結合するものなど)が含まれる。

0041

いくつかの場合では、直接的デクチン−2刺激剤を(例えば、インビトロ、エクスビボ、又はインビボで、例えば、個体に剤を投与することによって)骨髄細胞と接触させて、それにより、骨髄細胞におけるデクチン−2シグナル伝達を誘発する(刺激する)ために使用することができる。いくつかの場合では、直接的デクチン−2刺激剤を癌細胞結合剤(例えば、腫瘍抗原に対する抗体)にコンジュゲートすることができ、したがって、標的細胞(例えば、癌細胞)の表面上の直接的デクチン−2刺激剤のレベルを増加させる。

0042

間接的デクチン−2刺激剤の例には、α−マンノシダーゼクラス1阻害剤(例えば、キフネンシン)、並びに、マンノシダーゼ発現及び/又は活性を低減することができる遺伝子編集剤及び/又はRNAi剤が含まれるが、これらに限定されない。これらの全ては、標的細胞(例えば、癌細胞)の表面上の末端マンノース/マンノビオース残基の提示及び/又は密度を増加させることができ、したがって、処置される癌に対する免疫応答の感度/強度を増加させる。

0043

したがって、いくつかの実施形態では、対象方法は、骨髄細胞におけるデクチン−2シグナル伝達を刺激し、例えば、細胞表面上でデクチン−2のクラスター化を誘導し、それにより、個体において抗癌免疫応答を刺激することによって、癌を有する個体を処置する方法であり、当該方法は、対象デクチン−2刺激剤(例えば、デクチン−2結合糖ポリマー、例えばオリゴマンノース糖ポリペプチド及び/若しくはデクチン−2抗体を含む組成物などの、直接的デクチン−2刺激剤;又はα−マンノシダーゼクラスI阻害剤、マンノシダーゼ発現及び/又は活性を低減する遺伝子編集剤、マンノシダーゼ発現及び/又は活性を低減することができるRNAi剤などの、間接的デクチン−2刺激剤)を含む組成物を個体に投与することを含む。

0044

いくつかの実施形態では、骨髄細胞におけるデクチン−2シグナル伝達を刺激して(例えば、細胞表面上でのデクチン−2密度を増加し、例えば、細胞表面上でデクチン−2のクラスター化を誘導して)、それにより、個体における抗癌免疫応答を刺激することによって、癌を有する個体を処置する方法であり、当該方法は、(a)デクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンド(例えば、マンナン多糖、S.cerevisiae由来の抽出物などのマンナン抽出物、M.furfur及び/又C.albicans由来の細胞壁抽出物などの真菌細胞壁抽出物)、(b)合成デクチン−2刺激糖ポリマー又はその模倣体(例えば、糖ポリペプチド、例えば、マンノビオースに富む糖タンパク質などのオリゴマンノース糖ポリペプチド、例えば、O−結合及び/又はN−結合したマンノビオースに富む糖タンパク質)、(c)デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体(例えば、いくつかの場合では可溶性である抗デクチン−2抗体、いくつかの場合では固体支持体上に固定化された抗デクチン−2抗体、癌抗原にも特異的に結合する多価抗デクチン−2抗体)、及び(d)α−マンノシダーゼクラス1阻害剤(例えば、癌細胞を当該阻害剤と接触させ、それにより、それらの表面上のデクチン−2リガンドのレベルを増加させる)から選択される1つ以上のデクチン−2を含むデクチン−2刺激剤を個体に投与することを含む。

0045

(a)デクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンド
いくつかの実施形態では、癌を有する個体を処置する方法は、「デクチン−2に対する天然に存在するリガンド」を含む組成物を個体に投与することを含む。このような用語は、以下に論じるデクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンドを包含するが、オリゴマンノース糖ポリペプチド、オリゴマンノース/高マンノースグリカン、マンノビオースに富む糖タンパク質、O−結合及び/又はN−結合したマンノビオースに豊む糖タンパク質、並びに天然供給源(例えば、大豆アグルチニン)から得られるマンナン多糖類などの植物由来のデクチン−2刺激リガンドも包含する。

0046

いくつかの実施形態では、癌を有する個体を処置する方法は、デクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンド(すなわち、非植物由来の天然に存在するデクチン−2刺激剤)を含む組成物を個体に投与することを含む。いくつかの場合では、デクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンドを含む対象組成物は、(例えば、細胞表面上のデクチン−2の密度を増加させることによって、例えば、細胞表面上のデクチン−2のクラスター化を誘導することによって)骨髄細胞におけるデクチン−2シグナル伝達を刺激する1つ以上の糖タンパク質を含む真菌細胞壁抽出物を含む。いくつかの場合では、そのような真菌細胞壁抽出物は、デクチン−2刺激糖ポリマー又はその模倣体(例えば、糖ポリペプチド)(例えば、マンノースに富む糖タンパク質などのデクチン−2刺激オリゴマンノース糖ポリペプチド、例えば、O−結合及び/又はN−結合したマンノビオースに富む糖タンパク質)を含む。例えば、Ishikawa et al.,Cell Host Microbe,2013 Apr 17;13(4):477−88を参照のこと。

0047

いくつかの場合では、デクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンドを含む対象組成物は、マンナン多糖(例えば、アルカリ性マンナン抽出物などのS.cerevisiaeマンナン、例えば、Sigma−Aldrichの製品m7504、又はC.albicansマンナンを参照のこと)を含む。例えば、Uryu et al.,Blood,2015 May 7;125(19):3014−23;及びSaijo et al.,Immunity,2010 May 28;32(5):681−91を参照のこと。デクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンドを含む組成物は、天然供給源(例えば、ブタサイログロブリン由来のman−9など)から得られるオリゴマンノース/高マンノースグリカン(マンノオリゴ糖)を含むことができる。いくつかの場合では、それは天然供給源からは得られないが、代わりに、実験室で生成される生成物である(例えば、合成される)が、植物由来の天然生成物とは構造的に異なる。デクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンドを含む組成物は、S.cerevisiae由来のマンナン抽出物に見出すことができるものなどのオリゴマンノースグリカンを含むことができる。いくつかの場合では、マンナン(例えば、マンナン多糖、オリゴマンノースグリカン/高マンノースグリカンを含む組成物)は、個体(例えば、ヒト)に全身的に送達され、複数の腫瘍種(例えば、膵臓癌、肺癌、及び結腸癌などの癌)を処置することができる。例えば、以下の実施例の項を参照のこと。

0048

本明細書で使用する場合、「デクチン−2結合オリゴマンノース糖ポリペプチドを含む組成物」という用語は、デクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンドを含む組成物(例えば、Malassezia furfur(M.furfur)デクチン−2刺激細胞壁抽出物などのデクチン−2刺激細胞壁抽出物、例えば、マンノビオースに富む糖タンパク質、例えば、O−結合及び/又はN−結合したマンノビオースに富む糖タンパク質などのデクチン−2刺激オリゴマンノース糖ポリペプチドを含む抽出物など)を包含することを意味する。同様に、「デクチン−2に結合する糖ポリペプチド」という語句は、M.furfur由来の細胞壁抽出物(例えば、オリゴマンノース糖ポリペプチド、例えば、マンノビオースに富む糖タンパク質、例えば、O−結合及び/又はN−結合したマンノビオースに富む糖タンパク質)に見出すことができる、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(複数可)を包含することを意味する。

0049

いくつかの場合では、非植物由来の天然に存在するリガンドを含む対象組成物は、独立して又は組み合わせでデクチン−2シグナル伝達を刺激する、1つ以上の糖タンパク質(例えば、マンノビオースに富む糖タンパク質などのオリゴマンノース糖タンパク質、例えば、O−結合及び/又はN−結合したマンノビオースに富む糖タンパク質)、(いくつかの場合では、真菌細胞壁抽出物から単離される)を含む。いくつかの場合では、細胞壁抽出物は、M.furfur細胞壁抽出物である。いくつかの場合では、細胞壁抽出物は、M.furfur及び/又はC.albicans由来である。いくつかの場合では、非植物由来の天然に存在するリガンドを含む対象組成物は、M.furfur、C.albicans、Schistosoma mansoni、Mycobacterium tuberculosis、Dermatophagoides farina、Candida glabrata、Blastomyces dermatitidis、Cryptococcus neoformans、Fonsecaea pedrosoi、及びA.fumigatusのうちの1つ以上由来の抽出物を含み、当該抽出物は、デクチン−2シグナル伝達を刺激する1つ以上の糖タンパク質を含む。

0050

細胞壁抽出物は、任意の好都合な方法を使用して作成することができる。例えば、Ishikawa et al.,Cell Host Microbe.2013 Apr 17;13(4):477−88;及びMcGreal et al.,Glycobiology.2006 May;16(5):422−30、を参照のこと(これらは参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)。いくつかの場合では、好適な細胞壁抽出物は市販されている。例えば、いくつかの場合では、好適な細胞壁抽出物は、M.furfurの市販の細胞壁抽出物(例えば、フルフルマン、Invivogen)である。

0051

いくつかの場合では、癌を有する個体を処置する方法は、デクチン−2に対する非植物由来の天然に存在するリガンド(例えば、M.furfur由来の真菌細胞壁抽出物、例えば、マンナン多糖、オリゴマンノースグリカン/高マンノースグリカンを含む組成物、S.cerevisiae由来のマンナンなど)を含む組成物を個体に投与することを含む。いくつかの場合では、癌を有する個体を処置する方法は、非植物由来の天然に存在するデクチン−2刺激糖タンパク質(例えば、マンノビオースに富む糖タンパク質などのオリゴマンノース糖ポリペプチド、例えば、O−結合及び/又はN−結合したマンノビオースに富む糖タンパク質、例えば、M.furfur由来の真菌細胞壁抽出物に見出すことができるものなど)を含む組成物を個体に投与することを含む。いくつかの場合では、癌を有する個体を処置する方法は、糖脂質若しくはN−糖ペプチド又はタンパク質断片などの非植物由来の高マンノース糖コンジュゲート(glycoconjugate)(糖ポリマー)を含む組成物を個体に投与することを含む。

0052

(b)合成糖ポリマー(例えば、糖ポリペプチド、例えば、オリゴマンノース糖ポリペプチド)
高密度でO−グリコシル化された、セリンに富むタンパク質は、特定の幾何学的配列で表されるグリカンを有する伸長した剛性構造(例えば、これは、いくつかの場合では、デクチン−2によって認識される別個のパターンを構成する)を採る。この構造は、強力なデクチン−2活性化に適合させ、かつ、腫瘍標的化及び免疫細胞活性化などの追加の特性のために官能化された、化学的に定義された糖ポリマーで模倣することができる(図7A)。合成糖ポリマーは、可変的な骨格構造グリカン構造、長さ、剛性幾何学性、及び末端官能基を有するように設計することができる。例えば、デクチン−2活性化糖ポリマーは、アミノ酸N−カルボキシ無水物(NCA)の重合によって生成されるポリペプチド骨格を含むことができる(例えば、図7Bを参照のこと)。糖ポリペプチドは、マンノビオシル−セリンなどのグリコシル化アミノ酸構築ブロックを単独で含むか又は他のアミノ酸とブレンドして、様々なグリカン密度及びパターンを達成する。合成方法の一例として、例えば、Kramer et al.,Proc Natl Acad Sci USA.2015 Oct 13;112(41):12574−9 and Zhou,et al.,Angew.Chem.Int.Ed.,57:3137−3142(2018)を参照のこと(これらの文献は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)。

0053

本明細書で使用する合成デクチン−2刺激糖ポリペプペプチドは、マンノビオースで修飾されたセリンを含むことができる。いくつかの場合では、合成デクチン−2刺激糖ポリペプチドは、例えばM.furfur抽出物由来の天然糖ポリペプチドのような、Manα1,2Man(マンノビオース、Man2)との高密度のセリンO−グリコシル化を有するムチン様糖タンパク質であり、強力なデクチン−2アゴニストとして作用する。いくつかの場合では、対象合成糖ポリペプチドは、固定化された場合にのみデクチン−2を活性化する。いくつかの場合では、対象合成糖ポリペプチドは、可溶性形態の場合にのみデクチン−2を活性化する。いくつかの場合では、対象合成糖ポリペプチドは、固定化された場合又は可溶性形態の場合、デクチン−2を活性化する。対象合成糖ポリペプペプチドは、例えば上記のように天然リガンドのように使用することができ、又は多価デクチン−2刺激剤(例えば、以下により詳細に記載される腫瘍標的化糖コンジュゲート(糖ポリマー))に組み込むことができる。合成糖ペプチドを抗体とコンジュゲートさせるために使用することができる1つの可能なコンジュゲーション戦略の一例(これは成功裏に使用された)として、図7Cを参照のこと(例えば、抗体上のリジン残基をNHS−シクロオクチン化合物で処理し、続いて、アジド末端糖ペプチドと生体直交共有結合反応を行うことができる)。

0054

更に、ブレンドされたアミノ酸構築ブロックを、組織標的化、画像化、代替的な免疫活性化リガンド、及び他の所望の官能基のための部分で官能化することができる。合成アプローチは、デクチン−2活性化の最適な構築物を同定することができるように、グリカン構造、密度、及び介在(intervening)官能基の変化を可能とする。したがって、デクチン−2刺激糖ポリペプチドは、異なる長さ及びグリカン構造/密度を有することができる。例えば、様々な密度のセリン結合マンノース(Man1)又はマンノビオース(Man2)残基を含む一連の糖ペプチドを生成することができる(例えば、図9Aを参照のこと)。様々な長さ、グリカン構造、及びグリカン密度の糖ペプチドを、アミノ酸構築ブロック(例えば、マンノシル−セリン、ラクトシル−セリンなど)を単独で使用して(例えばNCA重合によって)生成し、又は他のアミノ酸とブレンドして様々なグリカン密度及びパターンを達成することができる(例えば、図7A図7B及び図9Aを参照のこと)。モノマーは、例えば低グリコシル化密度で糖ペプチド溶解度を維持するために、アラニンなどの一般的なアミノ酸及びグルタミン酸などの親水性残基も含むことができる。アジド担持ニッケル触媒を使用した重合により、反応性アミン及びアジド鎖末端を有する二官能化糖ペプチドが得られ、これは、N−ヒドロキシスクシンイミジル(N-hydroxysuccinimidyl、NHS)エステル又はクリック反応を介して、市販の蛍光色素及び他の部分(例えば、細胞膜組み込み脂質)での容易な修飾を可能にする。糖ペプチド長(20〜300個のアミノ酸)、グリコシル化密度、及びペプチド組成物は、触媒対モノマー比及び反応における異なるモノマーの比を変化させることによって正確に調整することができる。様々な長さ(例えば、25、50、100残基、例えば、以下を参照のこと)及びグリカン密度(例えば、35%、65%、100%、例えば、以下を参照のこと)のデクチン−2刺激Man2糖ペプチドを使用する(例えば、単独で使用する、あるいは例えばリジン結合を介して、腫瘍結合若しくは免疫調節抗体、又は別の免疫調節剤などの第2の剤にコンジュゲートする)ことができる。

0055

治療開発に関連する他の特性も調節することができる。糖ポリマー官能基には、画像化プローブ、抗体との結合若しくはリポソームへの組み込みのための基、又は他の望ましい要素を含むことができる。いくつかの場合では、対象合成デクチン−2刺激糖ポリペプチドは、8〜400個のアミノ酸(例えば、8〜350個、8〜300個、8〜250個、8〜200個、8〜150個、8〜125個、8〜100個、8〜75個、8〜50個、8〜35個、8〜25個、8〜20個、8〜15個、10〜400個、10〜350個、10〜300個、10〜250個、10〜200個、10〜150個、10〜125個、10〜100個、10〜75個、10〜50個、10〜35個、10〜25個、20〜400個、20〜350個、20〜300個、20〜250個、20〜200個、20〜150個、20〜125個、20〜100個、20〜75個、20〜50個、20〜35個、20〜25個、35〜400個、35〜350個、35〜300個、35〜250個、35〜200個、35〜150個、35〜125個、35〜100個、35〜75個、35〜50個、50〜400個、50〜350個、50〜300個、50〜250個、50〜200個、50〜150個、50〜125個、50〜100個、50〜75個、75〜400個、75〜350個、75〜300個、75〜250個、75〜200個、75〜150個、75〜125個、75〜100個、100〜400個、100〜350個、100〜300個、100〜250個、100〜200個、100〜150個、若しくは125〜400個、125〜350個、125〜300個、125〜250個、125〜200個、又は125〜150個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)(例えば、いくつかの場合では、固体支持体上に固定化されたペプチド、いくつかの場合では、可溶性ペプチド、いくつかの場合では、抗体などの腫瘍標的化部分にコンジュゲートされたペプチドなど)を含む。

0056

いくつかの場合では、対象合成デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、20〜300個のアミノ酸(20mer〜300mer)(例えば、20〜250個、20〜225個、20〜200個、20〜175個、20〜150個、20〜100個、35〜300個、35〜250個、35〜225個、35〜200個、35〜175個、35〜150個、35〜100個、50〜300個、50〜250個、50〜225個、50〜200個、50〜175個、50〜150個、又は50〜100個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)を含む。いくつかの場合では、対象合成デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、30〜200個のアミノ酸(30mer〜200mer)(例えば、30〜175個、30〜150個、30〜100個、40〜200個、40〜175個、40〜150個、40〜100個、50〜200個、50〜175個、50〜150個、又は50〜100個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)を含む。

0057

いくつかの場合では、対象合成デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、50〜150個のアミノ酸(50mer〜150mer)(例えば、50〜125個、50〜100個、50〜75個、75〜150個、75〜125個、75〜100個、100〜150個、又は125〜150個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)を含む。いくつかの場合では、対象合成デクチン−2刺激糖ポリペプチドは、20〜100個のアミノ酸(20mer〜100mer)(例えば、20〜80個、20〜70個、20〜60個、20〜50個、30〜100個、30〜80個、30〜70個、30〜60個、30〜50個、40〜100個、40〜80個、40〜70個、40〜60個、又は40〜50個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)を含む。

0058

対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は任意の所望のグリカン密度を有することができ、そのような密度は任意の好都合な方法を使用して制御/生成することができ、好適な方法は当業者に既知である。いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、少なくとも10%(例えば、少なくとも15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、又は75%)のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、少なくとも25%(例えば、少なくとも30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、又は75%)のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、少なくとも30%(例えば、少なくとも35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、又は75%)のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、少なくとも50%(例えば、少なくとも55%、60%、65%、70%、又は75%)のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、少なくとも60%(例えば、少なくとも65%、70%、又は75%)のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、60%のグリカン密度を有する。

0059

いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、10%〜100%(例えば、10%〜90%、10%〜80%、10%〜70%、10%〜65%、10%〜60%、20%〜100%、20%〜90%、20%〜80%、20%〜75%、20%〜70%、20%〜65%、25%〜100%、25%〜90%、25%〜85%、25%〜80%、25%〜75%、25%〜70%、25%〜65%、30%〜100%、30%〜90%、30%〜85%、30%〜80%、30%〜75%、30%〜70%、又は30%〜65%)の範囲のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、20%〜85%(例えば、20%〜80%、20%〜75%、20%〜70%、20%〜65%、25%〜85%、25%〜80%、25%〜75%、25%〜70%、25%〜65%、30%〜85%、30%〜80%、30%〜75%、30%〜70%、又は30%〜65%)の範囲のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、25%〜70%(例えば、25%〜65%、30%〜70%、又は30%〜65%)のグリカン密度を有する。

0060

デクチン−2に対する糖模倣(Glycomimetic)リガンドを、ポリマー構造体中の天然糖の代わりに使用することもできる。糖模倣体は、デクチン−2に結合して、これを活性化する、非加水分解性類似体又は非糖合成リガンドを含むことができる。

0061

(c)(例えば、固体支持体上に固定化された又は可溶性の)デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体
いくつかの実施形態では、癌を有する個体を処置する方法は、デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体(例えば、ヒト化抗体、抗デクチン−2抗体の抗原結合領域など)を含む組成物を個体に投与することを含む。いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激剤は、抗デクチン−2単一特異性多価抗体である。いくつかの場合では、抗デクチン−2抗体(例えば、モノクローナル抗デクチン−2抗体)は可溶性である(固体支持体上に固定化されていない)。いくつかの場合では、抗デクチン−2抗体は、固体支持体(例えば、ナノ粒子)上に固定化される。任意の好都合な固体支持体を使用することができる。好適な固体支持体には、プレート、チューブビーズガラスビーズ又はポリスチレンビーズ)、ナイロンニトロセルロースセルロースアセテートガラス繊維、任意の好都合な多孔質ポリマーコロイド粒子、ナノ粒子、ナノプレート、又はナノシェルなどの金属ナノ材料ラテックスビーズなどが含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、固体支持体は、薬学的に許容される固体支持体(例えば、治療使用のために承認されたナノ粒子)である。

0062

いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激抗体は、ナノキャリアである固体支持体上に固定化される。対象デクチン−2刺激剤の送達のためのナノキャリアの例には、(a)薬物がポリマーにコンジュゲートされているか又はポリマー中カプセル化されたポリマーナノ粒子、(b)ポリマーミセル水溶液中でナノサイズのコアシェル構造を形成する両親媒性ブロックコポリマー疎水性コア領域は、疎水性薬物リザーバとして機能するのに対し、親水性シェル領域は、疎水性コアを安定化させ、ポリマーを水溶性にする)、(c)デンドリマー中心コアから放射状に現れる複数の高度に分岐したモノマーからなるナノメートル寸法合成ポリマー高分子、(d)リポソーム:水性体積部が膜状脂質二重層によって完全に封入された脂質二重層からなる自己集合構造、(e)ウイルスベースのナノ粒子:一般に、当該構造は、多価自己集合構造であるタンパク質ケージである、及び(f)カーボンナノチューブベンゼン環からなる炭素シリンダーが含まれる。

0063

微小粒子(例えば、ビーズ)は、対象抗デクチン−2抗体などの他の材料を結合/コンジュゲートさせることができる固体支持体又は基体として機能することができる。使用の性質(例えば、インビトロで骨髄又は癌細胞などの細胞に接触させること、対、個体への投与)に応じて、様々なビーズサイズを使用することができる。例えば、固体支持ビーズは、直径0.01〜1,000μm(例えば、0.1〜100μm、1〜100μm、1〜10μmなど)の範囲であり得る。いくつかの実施形態では、ビーズは、直径2.5〜3μm(例えば、2.7〜2.9μm、2.5μm、2.6μm、2.7μm、2.8μm、2.9μm、又は3.0μm)の範囲であり得る。いくつかの場合では、より大きなビーズを使用することが有利であり得る。いくつかの実施形態では、ビーズは、直径4.3〜5.5μm(例えば、直径4.4−4.6μm、4.3μm、4.4μm、4.5μm、4.6μm、4.7μm、4.9〜5.1μm、4.9μm、5.0μm、5.1μm、5.2μm、5.3μm、5.4μm、又は5.5μmの直径)の範囲であり得る。いくつかの実施形態では、固体支持ビーズは、直径2〜15μm(例えば、直径2〜12μm、2〜10μm、2〜8μm、2〜6μm、2〜5μm、2〜4μm、3〜15μm、3〜12μm、3〜10μm、3〜8μm、3〜6μm、3〜5μm、3〜4μm、4〜15μm、4〜12μm、4〜10μm、4〜8μm、4〜6μm、4〜5μm、5〜15μm、5〜12μm、5〜10μm、5〜8μm、5〜6μm)の範囲のサイズを有することができる。

0064

対象ビーズは、金属、シリカ(例えば、SiO2)、ガラスアルミナチタニアセラミックなどの無機物ポリスチレンポリメチルメタクリレート(polymethylmethacrylate、PMMA)などの有機物メラミン、ポリアクチドなど;及びシリカ、ポリスチレン、デキストランなどの磁性材料を含むがこれらに限定されない、任意の好都合な材料(又はそれらの組合わせ)で作ることができる。市販の磁気ビーズには、ProMag、COMPEL、BioMag、BioMagPlus、及びDynabeadsが含まれるが、これらに限定されない。固体支持体上に固定化された対象抗デクチン−2抗体の調製における使用に好適な、様々なサイズの微粒子及びポリマー組成物。微小粒子は、例えば蛍光色素で染色することもできる。好適なビーズの組成及び製造方法は、特許及び非特許科学文献の両方(例えば、米国特許第8,283,037号、同第5,597,531号、同第5,635,574号、及び同第8,163,183号(これらは、参照により本明細書に組み込まれる))に見出すことができる。

0065

多価単一特異性抗デクチン−2抗体も企図される。多価単一特異性抗体を生成するための様々な方法が記載されており、デクチン−2特異的抗体複合体を生成するために使用することができる。

0066

多価デクチン−2刺激剤
いくつかの実施形態では、デクチン−2刺激剤は多価(例えば、多官能性)である。例えば、いくつかの場合では、直接的デクチン−2刺激剤(「第1の剤」)は、「第2の剤」にコンジュゲートされる。第1の剤は、任意の直接的デクチン−2刺激剤(すなわち、デクチン−2に結合し、骨髄におけるデクチン−2シグナル伝達を刺激する剤、例えば、抗デクチン−2抗体の抗原結合領域、デクチン−2に結合する糖ポリペプチドなどの糖ポリマー、マンノビオースに富む糖タンパク質若しくはマンナンなどの天然デクチン−2リガンドなど)であり得る。したがって、いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第1の剤は、抗デクチン−2抗体又は抗デクチン−2抗体の抗原結合領域である。いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第1の剤は、デクチン−2に結合する糖ポリペプチドなどの糖ポリマー(例えば、Man2糖ポリマー)である。いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第1の剤は、天然デクチン−2リガンド(例えば、デクチン−2に対する非植物由来の天然由来のリガンド、例えば、Malassezia furfur(M.furfur)及び/又はCandida albicans由来のものなどの真菌細胞壁抽出物;マンナン、例えば、アルカリ抽出物などのマンナン抽出物、例えば、S.cerevisiae由来のマンナン抽出物など)である。多価デクチン−2刺激剤は、本明細書に記載の他のデクチン−2刺激剤として癌を処置するために使用することができる。

0067

上記のように、対象多価デクチン−2刺激剤の第1の剤は、糖ポリマー(例えば、Man2)であり得る。第1の剤は、組織標的化、画像化、代替的な免疫活性化リガンド、及び他の所望の官能基のための部分で官能化することができるアミノ酸構築ブロックの混合体であり得る。合成アプローチにより、グリカン構造、密度、及び介在官能基の変化が可能となる。したがって、デクチン−2刺激糖ポリペプチドは、異なる長さ及びグリカン構造/密度を有することができる。例えば、様々な密度のセリン結合マンノース(Man1)又はマンノビオース(Man2)残基を含む一連の糖ペプチドを生成することができる(例えば、図9Aを参照のこと)。様々な長さ、グリカン構造、及びグリカン密度の糖ペプチドを、アミノ酸構築ブロック(例えば、マンノシル−セリン、ラクトシル−セリンなど)を単独で使用して(例えばNCA重合によって)生成し、又は他のアミノ酸とブレンドして様々なグリカン密度及びパターンを達成することができる(例えば、図7A図7B及び図9Aを参照のこと)。モノマーは、例えば低グリコシル化密度で糖ペプチド溶解度を維持するために、アラニンなどの一般的なアミノ酸及びグルタミン酸などの親水性残基も含むことができる。アジド担持ニッケル触媒を使用した重合により、反応性アミン及びアジド鎖末端を有する二官能化糖ペプチドが得られ、これは、N−ヒドロキシスクシンイミジル(NHS)エステル又はクリック反応を介して、市販の蛍光色素及び他の部分(例えば、細胞膜組み込み脂質)での容易な修飾を可能にする。糖ペプチド長(20〜300個のアミノ酸)、グリコシル化密度、及びペプチド組成物は、触媒対モノマー比及び反応における異なるモノマーの比を変化させることによって正確に調整することができる。様々な長さ(例えば、25、50、100残基、例えば、以下を参照のこと)及びグリカン密度(例えば、35%、65%、100%、例えば、以下を参照のこと)のデクチン−2刺激Man2糖ペプチドを使用する(例えば、単独で使用する、又は例えばリジン結合を介して腫瘍結合抗体などの第2の剤にコンジュゲートする)ことができる。

0068

治療開発に関連する他の特性も調節することができる。糖ポリマー官能基には、画像化プローブ、抗体との結合若しくはリポソームへの組み込みのための基、又は他の望ましい要素を含むことができる。いくつかの場合では、第1の剤は、8〜400個のアミノ酸(8mer〜400mer)(例えば、8〜350個、8〜300個、8〜250個、8〜200個、8〜150個、8〜125個、8〜100個、8〜75個、8〜50個、8〜35個、8〜25個、8〜20個、8〜15個、10〜400個、10〜350個、10〜300個、10〜250個、10〜200個、10〜150個、10〜125個、10〜100個、10〜75個、10〜50個、10〜35個、10〜25個、20〜400個、20〜350個、20〜300個、20〜250個、20〜200個、20〜150個、20〜125個、20〜100個、20〜75個、20〜50個、20〜35個、20〜25個、35〜400個、35〜350個、35〜300個、35〜250個、35〜200個、35〜150個、35〜125個、35〜100個、35〜75個、35〜50個、50〜400個、50〜350個、50〜300個、50〜250個、50〜200個、50〜150個、50〜125個、50〜100個、50〜75個、75〜400個、75〜350個、75〜300個、75〜250個、75〜200個、75〜150個、75〜125個、75〜100個、100〜400個、100〜350個、100〜300個、100〜250個、100〜200個、100〜150個、又は125〜400個、125〜350個、125〜300個、125〜250個、125〜200個、又は125〜150個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)(例えば、いくつかの場合では、固体支持体上に固定化されたペプチド、いくつかの場合では、可溶性ペプチド、いくつかの場合では、抗体などの腫瘍標的化部分にコンジュゲートされたペプチドなど)を含む、合成デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である。

0069

いくつかの場合では、対象の第1の剤は、20〜300個のアミノ酸(20mer〜300mer)(例えば、20〜250個、20〜225個、20〜200個、20〜175個、20〜150個、20〜100個、35〜300個、35〜250個、35〜225個、35〜200個、35〜175個、35〜150個、35〜100個、50〜300個、50〜250個、50〜225個、50〜200個、50〜175個、50〜150個、又は50〜100個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)を含む、合成デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である。いくつかの場合では、対象の第1の剤は、30〜200個のアミノ酸(30mer〜200mer)(例えば、30〜175個、30〜150個、30〜100個、40〜200個、40〜175個、40〜150個、40〜100個、50〜200個、50〜175個、50〜150個、又は50〜100個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)を含む、合成デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である。

0070

いくつかの場合では、対象第1の剤は、50〜150個のアミノ酸(50mer〜150mer)(例えば、50〜125個、50〜100個、50〜75個、75〜150個、75〜125個、75〜100個、100〜150個、又は125〜150個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)を含む、合成デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である。いくつかの場合では、対象の第1の剤は、20〜100個のアミノ酸(20mer〜100mer)(例えば、20〜80個、20〜70個、20〜60個、20〜50個、30〜100個、30〜80個、30〜70個、30〜60個、30〜50個、40〜100個、40〜80個、40〜70個、40〜60個、又は40〜50個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)を含む、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である。いくつかの場合では、対象の第1の剤は、20〜250のアミノ酸(20mer〜250mer)(例えば、20〜200個、20〜150個、20〜100個、20〜80個、20〜70個、20〜60個、20〜50個、30〜250個、30〜200個、30〜150個、30〜100個、30〜80個、30〜70個、30〜60個、30〜50個、40〜250個、40〜200個、40〜150個、40〜100個、40〜80個、40〜70個、40〜60個、又は40〜50個のアミノ酸)の範囲の長さを有するペプチド(例えば、ムチン様ペプチド)を含む、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である。

0071

上記のように、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、任意の所望のグリカン密度を有することができ、そのような密度は、任意の好都合な方法を使用して制御/生成することができ、好適な方法は、当業者に既知である。いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第1の剤は、少なくとも10%(例えば、少なくとも15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、又は75%)のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第1の剤は、少なくとも25%(例えば、少なくとも30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、又は75%)のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、少なくとも30%(例えば、少なくとも35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、又は75%)のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、少なくとも50%(例えば、少なくとも55%、60%、65%、70%、又は75%)のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、少なくとも60%(例えば、少なくとも65%、70%、又は75%)のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、60%のグリカン密度を有する。

0072

いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第1の剤は、10%〜100%(例えば、10%〜90%、10%〜80%、10%〜70%、10%〜65%、10%〜60%、20%〜100%、20%〜90%、20%〜80%、20%〜75%、20%〜70%、20%〜65%、25%〜100%、25%〜90%、25%〜85%、25%〜80%、25%〜75%、25%〜70%、25%〜65%、30%〜100%、30%〜90%、30%〜85%、30%〜80%、30%〜75%、30%〜70%、又は30%〜65%)の範囲のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第1の剤は、20%〜85%(例えば、20%〜80%、20%〜75%、20%〜70%、20%〜65%、25%〜85%、25%〜80%、25%〜75%、25%〜70%、25%〜65%、30%〜85%、30%〜80%、30%〜75%、30%〜70%、又は30%〜65%)の範囲のグリカン密度を有する。いくつかの場合では、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)は、25%〜70%(例えば、25%〜65%、30%〜70%、又は30%〜65%)の範囲のグリカン密度を有する。

0073

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、パターン認識受容体(pattern recognition receptor、PRR)に対する刺激性リガンド(アゴニスト)などの免疫刺激剤である。PRRの例には、Toll様受容体(Toll-like receptor、TLR)(例えば、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8、TLR7/8、TLR9、TLR10、TLR11)、ヌクレオチド結合オリゴマー形成ドメイン様受容体(nucleotide-binding oligomerization domain-like receptor、NLR)、C型レクチン受容体(C-type lectin receptor、CLR)、及びRIG−I様受容体(RIG-I-like receptor、RLR)が含まれるが、これらに限定されない。したがって、いくつかの場合では、第2の剤は、Toll様受容体(TLR)、ヌクレオチド結合オリゴマー形成ドメイン様受容体(NLR)、C型レクチン受容体(CLR)、及びRIG−I様受容体(RLR)から選択される。いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、Toll様受容体(例えば、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8、TLR7/8、TLR9、TLR10、TLR11)に対する刺激性リガンド(アゴニスト)である。いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、TLR7/8アゴニスト(例えば、T785、例えば、T785を示す図22A及び図22Bを参照のこと)である。T785は、1−(4−アミノブチル)−2−ブチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−4−アミン[スマイルス(Smiles):C1C(CCCC1)C(=O)NCCCC[N]2C3=C(N=C2CCCC)C(=NC4=CC=CC=C34)N])とも称することができる。TLR7/8アゴニストの例には、ガーディキモド(gardiquimod)(1−(4−アミノ−2−エチルアミノメチルイミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール)、イミキモド(R837−TLR7のアゴニスト)、ロキソリビン(loxoribine)(TLR7のアゴニスト)、IRM2(2−メチル−1−[2−(3−ピリジン−3−イルプロポキシエチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−4−アミン)(TLR8のアゴニスト)、IRM3(N−(2−{2−[4−アミノ−2−(2−メトキシエチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]エトキシ}エチル)−N−メチルシクロヘキサンカルボキサミド)(TLR8のアゴニスト)、CL307、786、及びCL097が含まれるが、これらに限定されない。いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、TLR7アゴニスト(例えば、784)である。いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、TLR8アゴニストである。

0074

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、T785である(多価デクチン−2刺激剤の第1の剤は、T785とコンジュゲートされる)。いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、784である。いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、786である。いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、T785、784、又は786である。

0075

いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第2の剤は、パターン認識受容体(PRR)に対する刺激性リガンド(アゴニスト)などの免疫刺激剤である。いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第2の剤は、Toll様受容体(例えば、TLR1、TLR2、TLR3、TLR4、TLR5、TLR6、TLR7、TLR8、TLR7/8、TLR9、TLR10、TLR11)に対する刺激性リガンド(アゴニスト)である。いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第2の剤はTLR7/8アゴニストである。いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第2の剤は、T785、ガーディキモド(1−(4−アミノ−2−エチルアミノメチルイミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール)、イミキモド(R837−TLR7のアゴニスト)、ロキソリビン(TLR7のアゴニスト)、IRM2(2−メチル−1−[2−(3−ピリジン−3−イルプロポキシ)エチル]−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−4−アミン)(TLR8のアゴニスト)、IRM3(N−(2−{2−[4−アミノ−2−(2−メトキシエチル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル]エトキシ}エチル)−N−メチルシクロヘキサンカルボキサミド)(TLR8のアゴニスト)、CL307、784(TLR7のアゴニスト)、786(TLR7/8のアゴニスト)、又はCL097である。

0076

いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第2の剤は784である。いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第2の剤は786である。いくつかの場合では、デクチン−2刺激多価剤の第1の剤が、デクチン−2刺激糖ポリペプチド(例えば、マンノビオース糖ポリペプチド)である場合、第2の剤はT785である。

0077

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0078

式中、
J1は、CH又はNであり、
Q1は、次式のものであり、

0079

T1、T2、及び各RHは、独立して、次式のものであり、

0080

各Vは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
各Wは、任意選択で存在し、独立して、直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Xは、任意選択で存在し、独立して、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキルヘテロシクロアルキルアリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
各Yは、任意選択で存在し、独立して、−CO−又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Zは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
Uは、任意選択で存在し、

0081

であり、
各Rは、独立して、水素ハロゲン(例えば、フッ素塩素臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
波線

0082

は、Q1、T1、T2、及びRHの結合点を表し、

0083

は、Uの結合点を表し、
破線

0084

は、部分の結合点を表す。

0085

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0086

式中、
Q1は、次式のものであり、

0087

RHは、次式のものであり、

0088

各Vは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
各Wは、任意選択で存在し、独立して、直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Xは、任意選択で存在し、独立して、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
各Yは、任意選択で存在し、独立して、−CO−又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Zは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
Uは、任意選択で存在し、

0089

であり、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
波線

0090

は、Q1及びRHの結合点を表し、

0091

は、Uの結合点を表し、
破線

0092

は、部分の結合点を表す。

0093

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0094

式中、
RHは、次式のものであり、

0095

Vは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
Wは、任意選択で存在し、独立して、直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Xは、任意選択で存在し、独立して、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
各Yは、任意選択で存在し、独立して、−CO−又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Zは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
波線

0096

は、RHの結合点を表し、
破線

0097

は、部分の結合点を表す。

0098

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0099

式中、
各Xは、任意選択で存在し、独立して、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
Yは、任意選択で存在し、独立して、−CO−又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Zは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
破線

0100

は、部分の結合点を表す。

0101

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0102

であり、
式中、
Zは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
破線

0103

は、部分の結合点を表す。

0104

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0105

式中、
J1は、CH又はNであり、
J2は、CH、CH2、N、NH、O、又はSであり、
Q1は、次式のものであり、

0106

T1、T2、T3、及びRHは、独立して、次式のものであり、

0107

各Vは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
各Wは、任意選択で存在し、独立して、直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Xは、任意選択で存在し、独立して、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
各Yは、任意選択で存在し、独立して、−CO−又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Zは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
Uは、任意選択で存在し、

0108

であり、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、

0109

は、単結合又は二重結合を表し、
波線

0110

は、Q1、T1、T2、T3、及びRHの結合点を表し、

0111

は、Uの結合点を表し、
破線

0112

は、部分の結合点を表す。

0113

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0114

式中、
J1は、CH又はNであり、
J2は、CH2、NH、O、又はSであり、
Q1は、次式のものであり、

0115

T1、T2、及びRHは、独立して、次式のものであり、

0116

各Vは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
各Wは、任意選択で存在し、独立して、直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Xは、任意選択で存在し、独立して、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
各Yは、任意選択で存在し、独立して、−CO−又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Zは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
Uは、任意選択で存在し、

0117

であり、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
波線

0118

は、Q1、T1、T2、及びRHの結合点を表し、

0119

は、Uの結合点を表し、
破線

0120

は、部分の結合点を表す。

0121

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0122

式中、
J2は、CH2、NH、O、又はSであり、
Q1は、次式のものであり、

0123

RHは、次式のものであり、

0124

各Vは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
各Wは、任意選択で存在し、独立して、直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Xは、任意選択で存在し、独立して、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
各Yは、任意選択で存在し、独立して、−CO−又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Zは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
Uは、任意選択で存在し、

0125

であり、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
波線

0126

は、Q1及びRHの結合点を表し、

0127

は、Uの結合点を表し、
破線

0128

は、部分の結合点を表す。

0129

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0130

式中、
J2は、CH2、NH、O、又はSであり、
Q1は、次式のものであり、

0131

RHは、次式のものであり、

0132

Vは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
各Wは、任意選択で存在し、独立して、直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
Xは、任意選択で存在し、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
Yは、任意選択で存在し、−CO−又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Zは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
Uは、任意選択で存在し、

0133

であり、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
波線

0134

は、Q1及びRHの結合点を表し、

0135

は、Uの結合点を表し、
破線

0136

は、部分の結合点を表す。

0137

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0138

式中、
J2は、CH2、NH、O、又はSであり、
Vは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
Xは、任意選択で存在し、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
Zは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
ただし、少なくともX又はZが存在し、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
各nは、0〜4の整数であり、
破線

0139

は、部分の結合点を表す。

0140

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0141

式中、
Vは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
Xは、任意選択で存在し、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
Zは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
ただし、少なくともX又はZが存在し、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
各nは、0〜4の整数であり、
破線

0142

は、結合点を表す。

0143

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0144

式中、
Vは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
Rは、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
各nは、0〜4の整数であり、
破線

0145

は、部分の結合点を表す。

0146

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0147

式中、
Q1は、次式のものであり、

0148

RHは、次式のものであり、

0149

Vは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
各Wは、任意選択で存在し、独立して、直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
Xは、任意選択で存在し、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
Yは、任意選択で存在し、−CO−又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和二価C1〜C8アルキルであり、
各Zは、任意選択で存在し、独立して、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
Uは、任意選択で存在し、

0150

であり、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
波線

0151

は、Q1及びRHの結合点を表し、

0152

は、Uの結合点を表し、
破線

0153

は、部分の結合点を表す。

0154

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0155

式中、
Vは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
Xは、任意選択で存在し、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
Zは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
ただし、少なくともX又はZが存在し、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
各nは、0〜4の整数であり、
破線

0156

は、部分の結合点を表す。

0157

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0158

式中、
Vは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
Xは、任意選択で存在し、1、2、3、又は4つの二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基であり、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基が存在する場合、2つ以上の二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は縮合しており、結合した二価シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、又はヘテロアリール基は、結合又は−CO−を介して結合し、
Zは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、又は−NR−であり、
ただし、少なくともX又はZが存在し、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
各nは、0〜4の整数であり、
破線

0159

は、部分の結合点を表す。

0160

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0161

式中、
Vは、任意選択で存在し、−O−、−S−、−NH−、−NR−、又は−CO−であり、
Rは、水素、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭素、又はヨウ素)、ニトリル、−COOH、又は直鎖状若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C4アルキルであり、
各nは、0〜4の整数であり、
破線

0162

は、部分の結合点を表す。

0163

いくつかの場合では、Xは、ベンゼンナフタレンピロールインドールイソインドールインドリジンフランベンゾフランベンゾチオフェンチオフェンピリジンアクリジンナフチリジンキノロンイソキノリンイソオキサゾールオキサゾールベンゾオキサゾールイソチアゾールチアゾールベンゾチアゾールイミダゾールチアジアゾールテトラゾールトリアゾールオキサジアゾールベンゾイミダゾールプリンピラゾールピラジンプテリジンキノキサリンフタラジンキナゾリントリアジンフェナジンシンノリンピリミジンピリダジンシクロヘキサンデカヒドロナフタレンピロリジンオクタヒドロインドールオクタヒドロイソインドール、テトラヒドロフランオクタヒドロベンゾフラン、オクタヒドロベンゾチオフェン、テトラヒドロチオフェンピペリジンテトラデカヒドロアクリジン、ナフチリジン、デカヒドロキノリン、デカヒドロイソキノリンイソオキサゾリジンオキサゾリジン、オクタヒドロベンゾオキサゾール、イソチアゾリジンチアゾリジン、オクタヒドロベンゾチアゾール、イミダゾリジン、1,2,3−チアジアゾリジンテトラゾリジン、1,2,3−トリアゾリジン、1,2,3−オキサジアゾリジン、オクタヒドロベンゾイミダゾール、オクタヒドロプリン、ピラゾリジンピペラジン、デカヒドロプテリジン、デカヒドロキノキサリン、デカヒドロフタラジン、デカヒドロキナゾリン、1,3,5−トリアジン、テトラデカヒドロフェナジン、デカヒドロシンノリン、ヘキサヒドロピリミジン、又はヘキサヒドロピリダジンから選択される1つ以上の二価基である。いくつかの場合では、Xの1つ以上の二価基が融合されている。いくつかの場合では、Xの1つ以上の二価基が、結合又は−CO−を介して結合されている。

0164

いくつかの場合では、Xは、次式のものであり

0165

上記の参照構造のいずれも、両側で使用することができる。

0166

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0167

式中、
Vは、任意選択で存在し、−O−又は−NH−であり、
各nは、0〜4の整数であり、
破線

0168

は、部分の結合点を表す。

0169

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0170

式中、
Vは存在しない。
各nは、0〜4の整数であり、
破線

0171

は、部分の結合点を表す。

0172

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものであり、

0173

式中、破線

0174

は、部分の結合点を表す。

0175

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、次式のものである。

0176

0177

0178

いくつかの場合では、多価デシチン−2刺激剤の第2の剤は、TLR2アゴニスト、例えば、N−α−パルミトイル−S−[2,3−ビス(パルミトイルオキシ)−(2RS)−プロピル]−Lシステイン、パルミトイル−Cys((RS)−2,3−ジ(パルミトイルオキシ)−プロピル)(「Pam3Cys」)(例えば、図23B及び図23Cを参照のこと)、例えば、Pam3Cys、Pam3Cys−Ser−(Lys)4[「Pam3Cys−SKKKK」及び「Pam3CSK4」]としても既知である]を含む剤である。他のTLR2アゴニストには、OM−174、リポタイコ酸(LTA)、Pam2CSK4、ペプチドグリカンなどが含まれるが、これらに限定されない。

0179

いくつかの場合では、第1の剤は、デクチン−2刺激糖ポリマー(上記のペプチド長及びグリカン密度を含む様々な可能なパラメータを有する)(例えば、Man2糖ポリマー、Man2糖ポリペプチド)であり、第2の剤は、TLRアゴニスト(例えば、R848、T785、又は786などのTLR7/8アゴニスト、784などのTLR7アゴニスト、Pam3CysなどのTLR2アゴニスト)である。例えば、いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:TLR7/8アゴニストとコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激糖ポリマー(例えば、合成デクチン−2刺激糖ポリマー)(例えば、Man2糖ポリペプチド)を含む。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤(例えば、T785、R848、784、786)にコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激糖ポリマー(例えば、合成デクチン−2刺激糖ポリマー)(例えば、Man2糖ポリペプチド)を含む。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:TLR2アゴニスト(例えば、Pam3Cys)にコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激糖ポリマー(例えば、合成デクチン−2刺激糖ポリマー)(例えば、Man2糖ポリペプチド)を含む。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:Pam3Cys(Pam3Cysなど)を含む剤にコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激糖ポリマー(例えば、合成デクチン−2刺激糖ポリマー)(例えば、Man2糖ポリペプチド)を含む。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:Pam3Cysにコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激糖ポリマー(例えば、合成デクチン−2刺激糖ポリマー)(例えば、Man2糖ポリペプチド)を含む。

0180

いくつかの場合では、第1の剤は、デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体であり、第2の剤は、TLRアゴニスト(例えば、T785、R848、又は786などのTLR7/8アゴニスト、784などのTLR7アゴニスト、TLR8アゴニスト、又はPam3CysなどのTLR2アゴニスト)である。レシキモドとしても既知であるR848は、4−アミノ−2−(エトキシメチル)−α、R−848、R848、S28463、α−ジメチル−1H−イミダゾ(4,5−c)キノリン−1−エタノールである(例えば、図23Cを参照のこと)。例えば、いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:TLR7/8アゴニストにコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体を含む。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:T785にコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体を含む(図24を参照のこと)。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:784にコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体を含む。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:786にコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体を含む。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:TLR2アゴニスト(例えば、Pam3Cys)にコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体を含む。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:Pam3Cysである剤にコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体を含む。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:Pam3Cysにコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激抗デクチン−2抗体を含む。

0181

いくつかの場合では、第1の剤は、デクチン−2刺激糖ポリマー(例えば、Man2糖ポリペプチド)であり、第2の剤は、抗体(例えば、任意の特異性の抗体)である。例えば、いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、第2の剤:抗体(これは、例えば、癌抗原に特異的な抗体であり得るが、任意の特異性の抗体であり得る、すなわち、抗体は、任意の抗原に特異的に結合することができる)にコンジュゲートされた第1の剤:デクチン−2刺激糖ポリマー(例えば、合成デクチン−2刺激糖ポリマー)(例えば、Man2糖ポリペプチド)を含む。

0182

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、免疫調節剤(例えば、サイトカイン、増殖因子、パターン認識受容体(PRR)に対する刺激性リガンドなど)である。例えば、いくつかの場合では、第2の剤は、サイトカインである。サイトカインの例には、IL−I、IL−2、IL−3、IL−4、IL−6、IL−7、IL−9、IL−10、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、IFN−α、IFN−β、IFNγ、G−CSF、TNFα、及びGM−CSFが含まれるが、これらに限定されない。したがって、いくつかの場合では、第2の剤は、IL−I、IL−2、IL−3、IL−4、IL−6、IL−7、IL−9、IL−10、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、IFN−α、IFN−β、IFNγ、G−CSF、TNFα、及びGM−CSFから選択される。いくつかの場合では、第2の剤は、GM−CSFである。いくつかの場合では、第2の剤は、インターフェロンγ(interferon gamma、IFNγ)、IL−15、IFN−α、又はIFN−βなどのサイトカインである。

0183

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、増殖因子である。増殖因子の例には、コロニー刺激因子(colony stimulating factor、CSF)、アチビン結合組織増殖因子(connective tissue growth factor、CTGF)、上皮増殖因子(epidermal growth factor、EGF)、エリスロポエチン線維芽細胞増殖因子(fibroblast growth factor、FGF)、ガレクチン成長ホルモン肝細胞癌由来増殖因子(hepatoma-derived growth factor、HDGF)、肝細胞増殖因子(hepatocyte growth factor、HGF)、インスリン様増殖因子結合タンパク質(insulin-like growth factor binding protein、IGFBP−1、−3、−4、−5、−6、7など)、インスリン、インスリン様増殖因子(例えば、(insulin-like growth factor)IGF−1、−2、−3)、ケラチノサイト増殖因子(keratinocyte growth factor、KGF)、レプチンマクロファージ遊走阻止因子(migration inhibitory factor、MIF)、メラノーマ阻害活性(melanoma inhibitory activity、MIA)、ミオスタチンノギン、オメンチン、オンコスタチン−M、オステオポンチンオステオプロテゲリン血小板由来増殖因子(platelet-derived growth factor、PDGF)、ペリオスチン胎盤増殖因子(placenta growth factor、PLGF)、胎盤性ラクトゲンプロラクチン、RANKリガンド(RANK ligand、RANKL)、レチノール結合タンパク質(retinol binding protein、RBP)、幹細胞因子(stem cell factor、SCF)、形質転換増殖因子(transforming growth factor、TGFβ)、及び血管内皮増殖因子(vascular endothelial growth factor、VEGF)が含まれるが、これらに限定されない。いくつかの場合では、第2の剤は、デクチン−2発現を誘導する因子である。いくつかの場合では、第2の剤は、GM−CSFである。

0184

いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、NLR(NOD1/2)リガンド(NOD1/2アゴニスト)である。いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、インターフェロン遺伝子(STING)リガンド/アゴニスト(例えば、MK−1454)の刺激剤である。

0185

免疫調節剤(多価デクチン−2刺激剤の第2の剤として使用することができる)の例には、抗CTLA4抗体(又はその抗原結合領域)、抗PD−1/PD−L1剤(例えば、抗PD−1抗体又はその抗原結合領域、PD−L1又はPD−L2エクトドメインなどのPD−1結合試薬、抗PD−L1抗体又はその抗原結合領域、PD−1エクトドメインなどのPD−L1結合試薬など)、CD40アゴニスト(例えば、CD40L又は抗CD40抗体)、4−1BB調節因子(例えば、4−1BBアゴニスト)、抗CD47/SIRPA剤(例えば、抗CD47抗体又はその抗原結合領域、SIRPAエクトドメインなどのCD47結合試薬、抗SIRPA抗体又はその抗原結合領域、CD47エクトドメインなどのSIRPA結合試薬など)、TIM3及び/又はCEACAM1の阻害剤、TIM3及び/又はCEACAM1の阻害剤、BTLA及び/又はCD160の阻害剤などが含まれるが、これらに限定されない。したがって、免疫調節剤は、チェックポイント遮断剤であり得る。

0186

1つの実例として、多価デクチン−2刺激剤の第1の剤は、デクチン−2結合糖ポリマー(若しくは抗デクチン−2抗体、又はマンナンなどの天然デクチン−2リガンド)であり、第2の剤は、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(granulocyte-macrophage colony-stimulating factor、GM−CSF)である(すなわち、多価デクチン−2刺激剤は、GM−CSFにコンジュゲートされた第1の剤である)。

0187

いくつかの場合では、直接的デクチン−2刺激剤(すなわち、デクチン−2に結合し、髄膜細胞におけるデクチン−2シグナル伝達を刺激する剤、例えば、抗デクチン−2抗体の抗原結合領域、デクチン−2に結合する糖ポリペプチドなどの糖ポリマー、天然デクチン−2リガンドなど)は、デクチン−2刺激剤が標的細胞表面上に提示されるように、デクチン−2刺激剤を標的細胞(例えば、癌細胞)へと標的化する標的剤にコンジュゲートされている。したがって、いくつかの場合では、多価デクチン−2刺激剤の第2の剤は、デクチン−2刺激剤を標的細胞(例えば、癌細胞)へと標的化する標的化剤(例えば、腫瘍抗原抗体の抗原結合部分)を含む。このような剤は、2つの異なる標的分子(例えば、癌細胞表面上の癌抗原などの標的分子及び骨髄細胞表面上のデクチン−2)に結合することができるため、標的化剤にコンジュゲートされたデクチン−2刺激剤を本明細書では多価デクチン−2刺激剤と称する場合がある。

0188

いくつかの場合では、対象デクチン−2刺激剤(例えば、デクチン−2刺激による癌の処置用)は、(i)例えば、骨髄細胞表面上でデクチン−2に特異的に結合し、かつデクチン−2シグナル伝達を刺激するデクチン−2刺激剤(すなわち、直接的デクチン−2刺激剤)である第1の剤、及び(ii)癌標的化剤(例えば、(a)癌細胞標的化剤、すなわち、癌抗原に特異的に結合する標的化剤(例えば、抗腫瘍抗体、腫瘍結合ペプチド、腫瘍結合アプタマーなど)、及び/又は(b)癌免疫療法標的に特異的に結合する剤である免疫調節剤)である第2の剤を含む、多価剤(例えば、多価抗体、抗体−糖コンジュゲートなど)である。

0189

癌抗原に特異的に結合する(及び多価デクチン−2刺激剤の第2の剤として使用することができる)標的化剤の例は、癌細胞抗原に特異的に結合する抗体の結合領域である。好適な癌抗原は、癌に関連する抗原である。癌抗原(標的化剤が特異的に結合することができる)の例には、CD19、CD20、CD22、CD24、CD25、CD30、CD33、CD38、CD44、CD47、CD52、CD56、CD70、CD96、CD97、CD99、CD123、CD279(PD−1)、CD274(PD−L1)、EpCam、EGFR、17−1A、HER2、CD117、C−Met、PTHR2、HAVCR2(TIM3)、及びSIRPAが含まれるが、これらに限定されない。癌抗原に特異的に結合する(及び多価デクチン−2刺激剤の第2の剤として使用することができる)標的化剤の追加の例には、腫瘍結合ペプチド及び腫瘍結合アプタマーが含まれるが、これらに限定されない。

0190

いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤(例えば、デクチン−2刺激による癌の処置のため)は、(i)骨髄細胞においてデクチン−2シグナル伝達を刺激するように機能する、糖ポリペプチドなどの糖ポリマー(例えば、例えば上記のようなオリゴマンノース糖ポリペプチドなどの天然に存在する糖ポリペプチド又は合成糖ポリペプチド)、及び(ii)癌細胞標的化剤などの標的化剤(例えば、癌抗原に対する抗体の抗原結合領域、腫瘍結合ペプチド、腫瘍結合アプタマー)を含む。いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤(例えば、デクチン−2刺激を介して癌を処置するため)は、(i)骨髄細胞においてデクチン−2シグナル伝達を刺激するように機能する、糖ポリペプチドなどの糖ポリマー(例えば、例えば上記のようなオリゴマンノース糖ポリペプチドなどの天然又は合成の糖ポリペプチド)、及び(ii)免疫調節剤(例えば、チェックポイント阻害剤に対する抗体の抗癌結合領域、CD40L又は抗CD40抗体などのCD40アゴニスト、T細胞調節共刺激分子、チェックポイント遮断剤、癌標的、例えば癌抗原に結合するエクトドメイン、PD−1、PD−1L、CD47、SIRPA、CTLA4などの癌免疫療法標的に特異的に結合するエクトドメイン)を含む。

0191

抗癌標的化要素(例えば、腫瘍標的化要素)を有する糖コンジュゲート(例えば、オリゴマンノース糖ポリペプチド)は、正常な組織をスペアし、デクチン−2リガンド(例えば、抗デクチン−2抗体由来のデクチン−2結合領域、オリゴマンノース糖ポリペプチド、マンナン多糖、又は他のオリゴマンノースグリカンなど)の選択的提示をもたらすことができる。これらの工学操作生成物の適応性は、機能最適化の機会及び特定の癌に生成物を適合させるための機会も提示する。例えば、いくつかの場合では、対象多価デクチン−2刺激剤は、合成又は天然デクチン−2リガンドにコンジュゲートされた抗腫瘍抗体由来の抗原認識領域を含む。いくつかの場合では、抗デクチン−2抗体は、M.furfurのような高密度のデクチン−2リガンドを有する微生物に類似した、デクチン−2抗体又はリガンド(例えば、マンノビオースに富む糖ペプチド及び/又はMan−9などの他のオリゴマンノースグリカン)の多価コンジュゲートとして使用される(例えば、固体支持体上の抗デクチン−2抗体を固定化することによる)。合成糖ペプチドを抗体と結合させるために使用することができる1つの可能なコンジュゲーション戦略の一例(これは成功裏に使用された)では、図7Cを参照のこと(例えば、抗体上のリジン残基は、NHS−シクロオクチン化合物で処理し、続いて、アジド末端糖ペプチドとの生体直交共有結合反応を行うことができる)。

0192

二重特異性多価抗体は、デクチン−2及び腫瘍関連細胞表面分子(例えば、CD19、CD20、CD22、CD24、CD25、CD30、CD33、CD38、CD44、CD47、CD52、CD56、CD70、CD96、CD97、CD99、CD123、CD279(PD−1)、CD274(PD−L1)、EpCam、EGFR、17−1A、HER2、CD117、C−Met、PTHR2、HAVCR2(TIM3)など)の両方の抗原認識ドメイン(Fab、scFv、scDbなど)を含むことができる。これらの遺伝子操作された抗体は、臨床開発を行っている二価の二重特異性T細胞誘導(bispecific T cell engager、BiTE)又は四価の二重特異性抗体(tetravalent bispecific antibody、TandAb)のような免疫細胞及び腫瘍細胞の両方を標的化する二重特異性抗体の他の反復に類似し得る。糖コンジュゲートは、デクチン−2によって認識されるグリカン(例えば、オリゴマンノース糖ペプチド、マンナン多糖類、及び/又はMan−9などの他のオリゴマンノースグリカン)(例えば、対象デクチン−2刺激糖ポリペプチド)と組み合わされた、腫瘍標的化成分(例えば、EpCAM抗体などの癌抗原に対する抗体、腫瘍結合ペプチド、腫瘍結合アプタマーなど)を含むことができる。いくつかの場合では、腫瘍標的成分を、デクチン−2リガンドの複数のコピーを提示するように直接修飾することができ、又はグリカン修飾タンパク質(例えば、ストレプトアビジン)へのリンカー(例えば、ビオチン)を使用して、グリカン価を増加させ、炭水化物修飾から生じる腫瘍抗原結合の任意の破壊を回避することができる。タンパク質を炭水化物で修飾するための任意の好都合な方法、例えば、オリゴマンノースグリカンなどの複合炭水化物のコンジュゲーションンのためのプロトコル(例えば、Gildersleeve et al,Bioconjug Chem.2008 Jul;19(7):1485−90)を参照のこと)を使用することができる。したがって、このような分子で覆われた腫瘍細胞は、デクチン−2リガンド発現微生物と類似し、キフネンシン処理した腫瘍細胞のように、TAM細胞と腫瘍細胞との間の接触点でデクチン−2シグナル伝達を活性化する。

0193

デクチン−2活性化ドメイン及び腫瘍標的化ドメインの両方は、特異性、安定性、親和性、及び価数に関して修飾されてもよく、又は他の分子(例えば、他のPRRリガンド、サイトカイン、毒素など)と組み合わせてもよい。例えば、抗体ベースの糖コンジュゲートは、デクチン−2シグナル伝達をより効率的に引き起こすために、非常に高密度のオリゴマンノースグリカン(例えば、(oligomannose glycan)Man−9)を提示するように修飾されてもよい。一方、抗体成分の可変領域は、特定の腫瘍抗原を認識するように変更されてもよく、定常領域は、TAM細胞上の活性化Fc受容体とより効果的に係合するように修飾されてもよい。デクチン−2及びFc受容体シグナル伝達の両方をこのようにして同時に活性化することは、より効率的な腫瘍細胞の死滅、取り込み、及び抗原提示、並びに続いて、より堅牢な適応免疫応答をもたらすことができる。

0194

多価抗体を生成するための様々な方法が記載されており、デクチン−2特異的抗体複合体を生成するために使用することができる。同様に、デクチン−2によって認識されるグリカンを組み込むいくつかのものを含む、炭水化物ベースの化合物(例えば、糖ポリマー、糖デンドリマー、糖クラスター、糖リノ粒子)の生成について記載されている。M.furfur由来の細胞壁抽出物と同様に、これらの抗体ベースの複合体及び炭水化物ベースの複合体の両方は、デクチン−2依存様式で(すなわち、デクチン−2刺激剤として)TAMを直接刺激するために使用することができる。

0195

リンカー
いくつかの場合では、本発明の多価デクチン−2刺激剤は、少なくとも1つのリンカーを含む。抗体及び/又は免疫調節剤は、タンパク質修飾のための様々な化学を使用して多価デクチン−2刺激剤(例えば、デクチン−2に結合し、デクチン−2シグナル伝達を刺激する剤)に結合させることができ、本明細書に記載のリンカーは、多価デクチン−2刺激剤と反応性リンカー基を有する試薬との反応から生じる。多種多様なこのような試薬が当該技術分野において既知である。このような試薬の例としては、N−ヒドロキシスクシンイミジル(NHS)エステル及びN−ヒドロキシスルホスクシンイミジル(スルホ−NHS)エステル(アミン反応性);カルボジイミド(アミン及びカルボキシル反応性);ヒドロキシメチルホスフィン(アミン反応性);マレイミド(チオール反応性);N−ヨードアセトアミド(チオール反応性)などのハロゲン化アセトアミド;アリールアジド(一級アミン反応性)、フッ素化アリールアジド(炭素−水素(C−H)挿入による反応);ペンタフルオロフェニル(pentafluorophenyl、PFP)エステル(アミン反応性);テトラフルオロフェニル(tetrafluorophenyl、TFP)エステル(アミン反応性);イミドエステル(アミン反応性);イソシアネートヒドロキシル反応性);ビニルスルホンチオール、アミン、及びヒドロキシル反応性);ピリジルジスルフィド(チオール反応性);及びベンゾフェノン誘導体(C−H結合挿入による反応)が挙げられるが、これらに限定されない。更なる試薬には、Hermanson,Bioconjugate Techniques,2nd Edition,Academic Press,2008に記載されているものが含まれるが、これらに限定されない。

0196

典型的には、本明細書に記載のリンカーは、抗体及び/又は免疫調節剤を多価デクチン−2刺激剤に結合するために使用される任意の化学部分の残部を介して、多価デクチン−2刺激剤に結合されている。例えば、いくつかの場合では、抗体及び/又は免疫調節剤は、リンカーを介して、システイン残基で多価デクチン−2刺激剤に結合されている。したがって、抗体及び/又は免疫調節剤は、リンカーを介して多価デクチン−2刺激剤に結合され、リンカーはマレイミド又はスクシンイミドサブユニットを介して多価デクチン−2刺激剤に結合されている。別の例では、いくつかの場合では、抗体及び/又は免疫調節剤は、リンカーを介して、リジン残基のアミンで多価デクチン−2刺激剤に結合されている。したがって、抗体及び/又は免疫調節剤は、リンカーを介して多価デクチン−2刺激剤に結合され、リンカーは、カルボニルサブユニットを介して多価デクチン−2刺激剤に結合されている。別の例では、抗体及び/又は免疫調節剤は、リンカーを介して、修飾されたアミノ酸残基のアミンで多価デクチン−2刺激剤に結合されている。したがって、抗体及び/又は免疫調節剤は、リンカーを介して多価デクチン−2刺激剤に結合され、リンカーは、修飾されたアミノ酸サブユニット及びカルボニルサブユニットを介して多価デクチン−2刺激剤に結合されている。

0197

リンカーが多価デクチン−2刺激剤並びに抗体及び/又は免疫調節剤に共有結合されている場合に、多価デクチン−2刺激剤並びに抗体及び/又は免疫調節剤の機能が維持されるように、リンカーは任意の好適な長さを有することができる。リンカーは、約3Å以上、例えば、約4Å以上、約5Å以上、約6Å以上、約7Å以上、約8Å以上、約9Å以上、約10Å以上、又は約20Å以上の長さを有することができる。あるいは又は更に、リンカーは、約100Å以下、例えば、約90Å以下、約80Å以下、約70Å以下、約60Å以下、約50Å以下、約45Å以下、約40Å以下、約35Å以下、約30Å以下、約25Å以下、約20Å以下、又は約15Å以下の長さを有することができる。したがって、リンカーは、前述の端点のうちのいずれか2つによって画定される長さを有することができる。リンカーは、約3Å〜約100Å、例えば、約3Å〜約90Å、約3Å〜約80Å、約3Å〜約70Å、約3Å〜約60Å、約3Å〜約50Å、約3Å〜約45Å、約3Å〜約40Å、約3Å〜約35Å、約3Å〜約30Å、約3Å〜約25Å、約3Å〜約20Å、約3Å〜約15Å、約5Å〜約50Å、約5Å〜約25Å、約5Å〜約20Å、約10Å〜約50Å、約10Å〜約20Å、約5Å〜約30Å、約5Å〜約15Å、約20Å〜約100Å、約20Å〜約90Å、約20Å〜約80Å、約20Å〜約70Å、約20Å〜約60Å、又は約20Å〜約50Åの長さを有することができる。いくつかの場合では、リンカーは、約20Å〜約100Åの長さを有する。

0198

いくつかの場合では、リンカーは、生理学的条件下で開裂しない。本明細書で使用する場合、「生理学的条件」という語句は、摂氏20〜40度の温度範囲大気圧(すなわち、1atm)、pH約6〜約8、並びに1つ以上の生理学的酵素、プロテアーゼ、酸、及び塩基の存在を指す。

0199

いくつかの場合では、リンカーのうちの少なくとも1つは、生理学的条件下で開裂する。例えば、リンカーは、酵素プロセス又は代謝プロセスによって開裂され得る。

0200

リンカーは、リンカーの所望の長さを達成することができるように、任意の好適な有機二価結合部分であり得る。

0201

例えば、リンカーは、式S1を有するか又は含むことができ、

0202

式中、R2は、任意選択で存在し、1〜12個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12個)の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖であり、G1は、CH2、C=O、又は結合であり、G2は、CH2、C=O、又は結合であり、aは、1〜40の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜20の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜10の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜5の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜3の整数である。特定の実施形態では、R2は、任意選択で存在し、1〜8個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、又は8個)の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖である。

0203

リンカーは、式S2を有するか又は含むことができ、

0204

式中、aは、1〜40の整数であり、G1は、CH2、C=O、又は結合であり、G2は、CH2、C=O、又は結合である。いくつかの場合では、aは、1〜20の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜10の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜5の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜3の整数である。

0205

リンカーは、式S3を有するか又は含むことができ、

0206

式中、R2は、任意選択で存在し、1〜12個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12個)の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖であり、G1は、CH2、C=O、又は結合であり、G2は、CH2、C=O、又は結合であり、各Aは、独立して、任意のアミノ酸から選択され、cは、1〜20の整数である。いくつかの場合では、cは、1〜10の整数である。いくつかの場合では、cは、1〜5の整数である。いくつかの場合では、cは、1〜2の整数である。特定の実施形態では、R2は、任意選択で存在し、1〜8個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、又は8個)の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖である。

0207

リンカーは、式S4を有するか又は含むことができ、

0208

式中、R2は、任意選択で存在し、1〜12個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12個)の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖であり、G1は、CH2、C=O、又は結合であり、G2は、CH2、C=O、又は結合であり、cは、1〜20の整数である。いくつかの場合では、cは、1〜10の整数である。いくつかの場合では、cは、1〜5の整数である。特定の実施形態では、R2は、任意選択で存在し、1〜8個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、又は8個)の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖である。

0209

リンカーは、式S5を有するか又は含むことができ、

0210

式中、各R2は、任意選択で存在し、独立して、1〜12個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12個)を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖であり、G1は、CH2、C=O、又は結合であり、G2は、CH2、C=O、又は結合であり、Mは、任意選択で存在し、CH2、NH、O、又はSであり、各Aは、独立して、任意のアミノ酸から選択され、cは、1〜20の整数である。いくつかの場合では、cは、1〜10の整数である。いくつかの場合では、cは、1〜5の整数である。いくつかの場合では、cは、1〜2の整数である。特定の実施形態では、各R2は、任意選択で存在し、独立して、1〜8個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、又は8個)の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖である。

0211

リンカーは、式S6を有するか又は含むことができ、

0212

式中、R2は、任意選択で存在し、1〜12個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12個)を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖であり、G1は、CH2、C=O、又は結合であり、G2は、CH2、C=O、又は結合である。特定の実施形態では、R2は、任意選択で存在し、1〜8個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、又は8個)の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖である。

0213

リンカーは、式S7を有するか又は含むことができ、

0214

式中、各R2は、任意選択で存在し、独立して、1〜12個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12個)を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖であり、G1は、CH2、C=O、又は結合であり、G2は、CH2、C=O、又は結合である。特定の実施形態では、各R2は、任意選択で存在し、独立して、1〜8個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、又は8個)の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖である。

0215

リンカーは、式S8を有するか又は含むことができ、

0216

式中、R2は、任意選択で存在し、1〜12個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、又は12個)を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖であり、G1は、CH2、C=O、又は結合であり、G2は、CH2、C=O、又は結合であり、Mは、任意選択で存在し、CH2、NH、O、又はSであり、aは、1〜40の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜20の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜10の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜5の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜3の整数である。いくつかの場合では、R2は、任意選択で存在し、1〜8個(すなわち、1、2、3、4、5、6、7、又は8個)の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖である。

0217

リンカーは、式S9を有するか又は含むことができ、

0218

式中、各aは、独立して、1〜40の整数であり、Jは、−NH−、−NR1−、−CO−、−S(O2)−、
−S(O2)NH−、−S(O2)NR1−、−C(O)NR1−、又は−C(O)NH−であり、R1は、C1〜C6アルキル若しくはヘテロアルキル基又はC1〜C10アリール若しくはヘテロアリール基であり、G1は、CH2、C=O、又は結合であり、G2は、CH2、C=O、又は結合である。いくつかの場合では、aは、1〜20の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜10の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜5の整数である。いくつかの場合では、aは、1〜3の整数である。

0219

リンカーS1〜S9は、両側で使用することができ、これは、リンカーが、波線

0220

によって表されるいずれかの末端で抗体及び/若しくは免疫調節剤又は多価デクチン−2刺激剤に結合させることができることを意味する。

0221

いくつかの場合では、リンカーは、ペプチドサブユニット及び/又はポリエチレングリコールサブユニットを含む。

0222

リンカーが、ポリエチレングリコールサブユニットを含む場合、ポリエチレングリコールサブユニットは、典型的には約2〜約25個のポリエチレングリコール単位を含む。いくつかの場合では、リンカーは、少なくとも2個のポリエチレングリコール単位(例えば、少なくとも3個のポリエチレングリコール単位、少なくとも4個のポリエチレングリコール単位、少なくとも5個のポリエチレングリコール単位、少なくとも6個のポリエチレングリコール単位、少なくとも7個のポリエチレングリコール単位を含み、少なくとも8個のポリエチレングリコール単位、少なくとも9個のポリエチレングリコール単位、少なくとも10個のポリエチレングリコール単位、少なくとも11個のポリエチレングリコール単位、少なくとも12個のポリエチレングリコール単位、少なくとも13個のポリエチレングリコール単位、少なくとも14個のポリエチレングリコール単位、少なくとも15個のポリエチレングリコール単位、少なくとも16個のポリエチレングリコール単位、少なくとも17個のポリエチレングリコール単位、少なくとも18個のポリエチレングリコール単位、少なくとも19個のポリエチレングリコール単位、少なくとも20個のポリエチレングリコール単位、少なくとも21個のポリエチレングリコール単位、少なくとも22個のポリエチレングリコール単位、少なくとも23個のポリエチレングリコール単位、少なくとも24個のポリエチレングリコール単位、又は少なくとも25個のポリエチレングリコール単位を含む。したがって、リンカーは、ジ(エチレングリコール)基、トリ(エチレングリコール)基、若しくはテトラ(エチレングリコール)基、5個のポリエチレングリコール単位、6個のポリエチレングリコール単位、8個のポリエチレングリコール単位、10個のポリエチレングリコール単位、12個のポリエチレングリコール単位、24個のポリエチレングリコール単位、又は25個のポリエチレングリコール単位を含むことができる。いくつかの場合では、リンカーは、約2〜約16個のポリエチレングリコール単位、又は約2〜約10個のポリエチレングリコール単位を含む。

0223

リンカーが、ペプチドサブユニットを含む場合、ペプチドサブユニットは、典型的には、約2〜約50個のアミノ酸を含む。いくつかの場合では、リンカーは、少なくとも2個のアミノ酸残基(例えば、少なくとも3個のアミノ酸残基、少なくとも4個のアミノ酸残基、少なくとも5個のアミノ酸残基、少なくとも6個のアミノ酸残基、少なくとも7個のアミノ酸残基、少なくとも8個のアミノ酸残基、少なくとも9個のアミノ酸残基、少なくとも10個のアミノ酸残基、少なくとも11個のアミノ酸残基、少なくとも12個のアミノ酸残基、少なくとも13個のアミノ酸残基、少なくとも14個のアミノ酸残基、少なくとも15個のアミノ酸残基、少なくとも16個のアミノ酸残基、少なくとも17個のアミノ酸残基、少なくとも18個のアミノ酸残基、少なくとも19個のアミノ酸残基、少なくとも20個のアミノ酸残基、少なくとも21個のアミノ酸残基、少なくとも22個のアミノ酸残基、少なくとも23個のアミノ酸残基、少なくとも24個のアミノ酸残基、又は少なくとも25個のアミノ酸残基)を含む。いくつかの場合では、リンカーは、2個のアミノ酸残基、3個のアミノ酸残基、4個のアミノ酸残基、5個のアミノ酸残基、6個のアミノ酸残基、8個のアミノ酸残基、10個のアミノ酸残基、12個のアミノ酸残基、24個のアミノ酸残基、又は25個のアミノ酸残基を含む。

0224

ペプチドサブユニットは、修飾された又は未修飾の天然又は未天然アミノ酸を含むことができる。典型的には、アミノ酸は、天然又は非天然の未修飾アミノ酸である。例えば、アミノ酸は、グリシン、アラニン、バリンロイシンイソロイシンメチオニンフェニルアラニントリプトファンプロリン、セリン、トレオニン、システイン、チロシン、アスパラギングルタミンアスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、又はヒスチジンであり得る。いくつかの場合では、ペプチドサブユニットの少なくとも1個のアミノ酸は、リンカー及び/又はアジュバントで修飾することができなければならない。例えば、アミノ酸は、リジン、セリン、システイン、トレオニン、チロシン、アスパラギン、又はグルタミンであり得る。いくつかの場合では、少なくとも1つのアミノ酸はリジンである。リンカー及び/又は剤がアミノ酸骨格上の窒素及び/又はアミノ酸側鎖上の窒素に結合することができるので、リジンは特に有利である。

0225

いくつかの場合では、リンカーは、ポリエチレングリコールサブユニット及びペプチドサブユニットを含む。

0226

リンカーは、二価シクロヘキシレン基を更に含むことができる。

0227

いくつかの場合では、リンカーは、以下から選択され:

0228

式中、R2は、任意選択で存在し、1〜8個の炭素単位を含む、直鎖状若しくは分枝状、環状若しくは直線状、飽和若しくは不飽和のアルキル、ヘテロアルキル、アリール、又はヘテロアリール鎖であり、aは、1〜40の整数であり、各Aは、独立して、任意のアミノ酸から選択され、下付き文字cは、1〜25の整数であり、G1は、CH2、C=O、又は結合であり、G2は、CH2、C=O、又は結合であり、波線

0229

は、結合点を表す。いくつかの場合では、aは、2〜25の整数である。いくつかの場合では、cは、2〜8の整数である。

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