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技術 ブロックチェーンベースの商品追跡方法および装置

出願人 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド
発明者 ダンチン・フ
出願日 2019年5月29日 (1年8ヶ月経過) 出願番号 2019-531293
公開日 2020年8月27日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-525869
状態 未査定
技術分野 記憶装置の機密保護 物流システム
主要キーワード ウェアラブルデバイス 技術的ソリューション ポータブルストレージデバイス 関係業者 BFT 運搬デバイス ブロックチェーン 製造記録
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年8月27日)のものです。
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図面 (5)

課題・解決手段

本明細書の1つまたは複数の実施形態は、ブロックチェーンベース商品追跡方法および装置ならびに電子デバイスを提供している。方法は、対象商品外観データ収集することを含み得る。対象商品の外観データを対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベース登録する。対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録についてブロックチェーンの分散データベースを検索する。対象商品についての商品追跡を完遂するために商品追跡を商品記録に対して行う。

概要

背景

ブロックチェーン技術は、分散型台帳技術とも称され、いくつかのコンピューティングデバイスが「会計」に共同関与するとともに完全分散データベースを共同で維持する先端技術である。ブロックチェーン技術は、分散的および透過的である。また、ブロックチェーン技術においては、各コンピューティングデバイスは、データベースレコーディングに関与し得るし、データ同期を素早く行い得る。したがって、ブロックチェーン技術は、分散型システム構築し、自動的な実行のためにブロックチェーンの分散データベースに様々な実行プログラム収集するために使用される。そのため、ブロックチェーン技術は多くの分野で広く使用されている。

概要

本明細書の1つまたは複数の実施形態は、ブロックチェーンベース商品追跡方法および装置ならびに電子デバイスを提供している。方法は、対象商品外観データを収集することを含み得る。対象商品の外観データを対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに登録する。対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録についてブロックチェーンの分散データベースを検索する。対象商品についての商品追跡を完遂するために商品追跡を商品記録に対して行う。

目的

本明細書の目的は、商品の外観データを商品の識別情報としてブロックチェーンに登録し、対象商品の外観データによって示される識別情報に対応しブロックチェーンに記憶された商品記録に基づいて商品追跡を商品に対して行う、技術的ソリューションを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

ブロックチェーンベース商品を追跡するための方法であって、前記方法は、対象商品外観データ収集するステップと、前記対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに前記対象商品の前記外観データを登録するステップと、前記対象商品の前記外観データによって示される前記識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録について前記ブロックチェーンの前記分散データベースを検索するステップと、前記対象商品についての商品追跡を完遂するために前記商品記録に対して商品追跡を行うステップとを含む、方法。

請求項2

前記分散データベースに前記対象商品の前記外観データを登録するステップは、前記ブロックチェーンの前記分散データベースにおいて、前記ブロックチェーンに登録済みとなっている前記対象商品の前記識別情報に関連付けられている前記対象商品の前記外観データについての記憶を行うステップを含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記対象商品に対応し前記対象商品の事業者によって生成された商品記録を取得するステップと、前記対象商品の前記商品記録および前記外観データを前記ブロックチェーンに発行して、前記ブロックチェーンの前記分散データベースにおいて、前記対象商品の前記外観データによって示される前記識別情報に関連付けられている前記商品記録についての記憶を行うステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。

請求項4

前記商品記録に対して商品追跡を行うステップは、前記対象商品に対応するスマートコントラクト呼び出すステップと、前記スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックを実行するステップと、前記商品記録について商品追跡処理を行うステップとを含む、請求項1に記載の方法。

請求項5

前記商品記録は、秘密鍵に基づいて前記対象商品の生産業者によってサインされた商品製造記録を含み、前記商品追跡は、商品偽造防止追跡を含む、請求項1または4に記載の方法。

請求項6

前記商品記録に対して商品追跡を行うステップは、前記対象商品の前記生産業者の公開鍵に基づいて前記商品製造記録のシグニチャについての検証を行うステップと、前記検証が成功したと決定したことに応答して前記対象商品についての商品偽造防止追跡が成功したと決定するステップとを含む、請求項5に記載の方法。

請求項7

前記商品記録は、秘密鍵に基づいて前記対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者によってサインされた商品流通記録を含み、前記商品追跡は、商品流通チャネル追跡を含む、請求項1または4に記載の方法。

請求項8

前記商品記録に対して商品追跡を行うステップは、前記対象商品の前記流通チャネル上の前記複数の商品流通関係業者の公開鍵に基づいて前記商品流通記録のシグニチャについての検証を行うステップと、前記検証が成功したと決定したことに応答して、前記複数の商品流通関係業者において前記対象商品の商品流通シーケンスを生成するステップと、前記商品流通シーケンスが事前に決定された正規の流通シーケンスと一致しているかどうかを検証するステップと、前記商品流通シーケンスが事前に決定された正規の流通シーケンスと一致していると決定したことに応答して、前記対象商品についての商品流通チャネル追跡が成功したと決定するステップとを含む、請求項7に記載の方法。

請求項9

前記対象商品の流通シーケンスを示すために使用されるタイムスタンプは、前記商品流通記録に記録されている、請求項8に記載の方法。

請求項10

前記複数の商品流通関係業者において前記対象商品の前記商品流通シーケンスを生成するステップは、前記商品流通記録に記録されている前記タイムスタンプを取得するステップと、前記取得したタイムスタンプに基づいて前記対象商品の前記商品流通シーケンスを生成するステップとを含む、請求項9に記載の方法。

請求項11

前記対象商品の外表面は、前記対象商品の前記外観データを固定するために使用される光学媒体が吹き付けられる、請求項1に記載の方法。

請求項12

前記対象商品の前記外観データを収集するステップは、取り付けられている光学センサを使用して、前記光学媒体を使用して固定されている前記対象商品の前記外観データを収集するステップを含む、請求項11に記載の方法。

請求項13

前記光学媒体は、ナノ光学フィルムである、請求項11に記載の方法。

請求項14

前記ブロックチェーンは、コンソーシアムチェーンである、請求項1に記載の方法。

請求項15

ブロックチェーンベースの商品を追跡するための装置であって、前記装置は、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法を行うように構成された複数のモジュールを含む、装置。

技術分野

0001

関連出願の相互参照
本願は、その全体が参照により組み込まれている、2018年5月29日に出願した中国特許出願第201810533956.6号に対する優先権を主張する。

0002

本明細書の1つまたは複数の実施形態は、ブロックチェーン技術の分野に関し、詳細には、ブロックチェーンベース商品追跡方法および装置ならびに電子デバイスに関する。

背景技術

0003

ブロックチェーン技術は、分散型台帳技術とも称され、いくつかのコンピューティングデバイスが「会計」に共同関与するとともに完全分散データベースを共同で維持する先端技術である。ブロックチェーン技術は、分散的および透過的である。また、ブロックチェーン技術においては、各コンピューティングデバイスは、データベースレコーディングに関与し得るし、データ同期を素早く行い得る。したがって、ブロックチェーン技術は、分散型システム構築し、自動的な実行のためにブロックチェーンの分散データベースに様々な実行プログラム収集するために使用される。そのため、ブロックチェーン技術は多くの分野で広く使用されている。

課題を解決するための手段

0004

本明細書は、ブロックチェーンベースの商品追跡方法を提供しており、方法は、対象商品外観データを収集するステップと、対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに対象商品の外観データを登録するステップと、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録についてブロックチェーンの分散データベースを検索するステップと、対象商品についての商品追跡を完遂するために見つかった商品記録について商品追跡処理を行うステップとを含む。

0005

必要に応じて、対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに対象商品の外観データを登録するステップは、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、ブロックチェーンに登録済みとなっている対象商品の識別情報に関連付けられている対象商品の外観データについての記憶を行うステップを含む。

0006

必要に応じて、方法は、対象商品に対応し対象商品の事業者によって生成された商品記録を取得するステップと、対象商品の商品記録および外観データをブロックチェーンに発行して、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている商品記録についての記憶を行うステップとをさらに含む。

0007

必要に応じて、見つかった商品記録について商品追跡処理を行うステップは、対象商品に対応するスマートコントラクト呼び出すステップと、スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックを実行するステップと、見つかった商品記録について商品追跡処理を行うステップとを含む。

0008

必要に応じて、商品記録は、秘密鍵に基づいて対象商品の生産業者によってサインされた商品製造記録を含み、商品追跡は、商品偽造防止追跡を含み、見つかった商品記録について商品追跡処理を行うステップは、対象商品の生産業者の公開鍵に基づいて商品製造記録のシグニチャについての検証を行うステップと、検証が成功した場合には対象商品についての商品偽造防止追跡が成功したと決定するステップとを含む。

0009

必要に応じて、商品記録は、秘密鍵に基づいて対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者によってサインされた商品流通記録を含み、商品追跡は、商品流通チャネル追跡を含み、見つかった商品記録について商品追跡処理を行うステップは、対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者の公開鍵に基づいて商品流通記録のシグニチャについての検証を行うステップと、検証が成功した場合には、複数の商品流通関係業者において対象商品の商品流通シーケンスを生成するステップと、商品流通シーケンスが事前に決定された正規の流通シーケンスと一致しているかどうかを検証するステップと、yesの場合には、対象商品についての商品流通チャネル追跡が成功したと決定するステップとを含む。

0010

必要に応じて、対象商品の流通シーケンスを示すために使用されるタイムスタンプは、商品流通記録に記録されており、複数の商品流通関係業者において対象商品の商品流通シーケンスを生成するステップは、商品流通記録に記録されているタイムスタンプを取得するステップと、取得したタイムスタンプに基づいて対象商品の商品流通シーケンスを生成するステップとを含む。

0011

必要に応じて、対象商品の外表面は、対象商品の外観データを固定するために使用される光学媒体が吹き付けられ、対象商品の外観データを収集するステップは、取り付けられている光学センサを使用して、光学媒体を使用して固定されている対象商品の外観データを収集するステップを含む。

0012

必要に応じて、光学媒体は、ナノ光学フィルムである。

0013

必要に応じて、ブロックチェーンは、コンソーシアムブロックチェーンである。

0014

本明細書は、ブロックチェーンベースの商品追跡装置をさらに提供しており、装置は、対象商品の外観データを収集し、対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに対象商品の外観データを登録するように構成される、収集モジュールと、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録についてブロックチェーンの分散データベースを検索するように構成される、検索モジュールと、対象商品についての商品追跡を完遂するために見つかった商品記録について商品追跡処理を行うように構成される、追跡モジュールとを含む。

0015

必要に応じて、装置は、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、ブロックチェーンに登録済みとなっている対象商品の識別情報に関連付けられている対象商品の外観データについての記憶を行うように構成される、登録モジュールをさらに含む。

0016

必要に応じて、装置は、対象商品に対応し対象商品の事業者によって生成された商品記録を取得するように構成される、獲得モジュールと、対象商品の商品記録および外観データをブロックチェーンに発行して、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている商品記録についての記憶を行うように構成される、発行モジュールとをさらに含む。

0017

必要に応じて、追跡モジュールは、対象商品に対応するスマートコントラクトを呼び出し、スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックを実行し、見つかった商品記録について商品追跡処理を行うようにさらに構成される。

0018

必要に応じて、商品記録は、秘密鍵に基づいて対象商品の生産業者によってサインされた商品製造記録を含み、商品追跡は、商品偽造防止追跡を含み、追跡モジュールは、対象商品の生産業者の公開鍵に基づいて商品製造記録のシグニチャについての検証を行い、検証が成功した場合には対象商品についての商品偽造防止追跡が成功したと決定するようにさらに構成される。

0019

必要に応じて、商品記録は、秘密鍵に基づいて対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者によってサインされた商品流通記録を含み、商品追跡は、商品流通チャネル追跡を含み、追跡モジュールは、対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者の公開鍵に基づいて商品流通記録のシグニチャについての検証を行い、検証が成功した場合には、複数の商品流通関係業者において対象商品の商品流通シーケンスを生成し、商品流通シーケンスが事前に決定された正規の流通シーケンスと一致しているかどうかを検証し、yesの場合には、対象商品についての商品流通チャネル追跡が成功したと決定するようにさらに構成される。

0020

必要に応じて、対象商品の流通シーケンスを示すために使用されるタイムスタンプは、商品流通記録に記録されており、追跡モジュールは、商品流通記録に記録されているタイムスタンプを取得し、取得したタイムスタンプに基づいて対象商品の商品流通シーケンスを生成するようにさらに構成される。

0021

必要に応じて、対象商品の外表面は、対象商品の外観データを固定するために使用される光学媒体が吹き付けられ、収集モジュールは、取り付けられている光学センサを使用して、光学媒体を使用して固定されている対象商品の外観データを収集するようにさらに構成される。

0022

必要に応じて、光学媒体は、ナノ光学フィルムである。

0023

必要に応じて、ブロックチェーンは、コンソーシアムブロックチェーンである。

0024

本明細書は、電子デバイスをさらに提供しており、電子デバイスは、プロセッサと、マシン実行可能命令を記憶するように構成される、メモリとを含み、ブロックチェーンベースの商品追跡の制御ロジックに対応しメモリに記憶されているマシン実行可能命令を読み出して実行することによって、プロセッサは、対象商品の外観データを収集し、対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに外観データを登録することと、ブロックチェーン中のメンバノードデバイスによって開始される対象トランザクションを受信することであって、対象トランザクションは、メンバノードデバイスによって収集された対象商品の外観データとメンバノードデバイスによって検出され対象商品に関連するサービスイベントとを含む、ことと、サービスイベントに対応するスマートコントラクトを呼び出すことと、対象商品の外観データによって示される識別情報に基づいてスマートコントラクトに規定されているサービスロジックを実行することとをするように構成される。

図面の簡単な説明

0025

例示的な実施形態による、ブロックチェーンベースの商品追跡方法を図示しているフローチャートである。
例示的な実施形態による、電子デバイスを図示している概略構造図である。
例示的な実施形態による、ブロックチェーンベースの商品追跡装置を図示しているブロック図である。
本開示の実施形態による、ブロックチェーンベースの商品追跡のためのコンピュータ実施方法の例を図示しているフローチャートである。

実施例

0026

本明細書の目的は、商品の外観データを商品の識別情報としてブロックチェーンに登録し、対象商品の外観データによって示される識別情報に対応しブロックチェーンに記憶された商品記録に基づいて商品追跡を商品に対して行う、技術的ソリューションを提供することである。

0027

ある実施形態においては、商品の事業者は、ブロックチェーンのメンバとして事前にブロックチェーンに加入し得る。例えば、ブロックチェーンは、コンソーシアムブロックチェーンであり得るし、商品の事業者は、商品の流通チャネル上に商品の生産業者(例えば、製造業者)および商品流通関係業者(例えば、商品流通中間リンク仲介業者)を含み得る。さらに、商品の流通チャネル上の商品の生産業者および商品流通関係業者は、コンソーシアムブロックチェーンのメンバとしてコンソーシアムブロックチェーンに加入し得る。

0028

商品の事業者は、事前に商品の外観データを収集し、商品の外観データとしてブロックチェーンの分散データベースに対象商品の外観データを登録し得る。

0029

さらに、商品の事業者は、商品の製造および流通などの様々な追跡可能なリンクにおいて対応する商品記録を生成し、ブロックチェーンにアクセスするノードデバイスを使用して商品追跡のためのソースデータとしてブロックチェーンに生成した商品記録を発行し、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている商品記録についての記憶を行い得る。

0030

ブロックチェーン中の対象商品について商品追跡を行う必要があるノードデバイスは、対象商品の外観データを収集し得るし、ブロックチェーンの分散データベースにある対象商品の外観データによって示される識別情報に対応する商品記録について収集した外観データに基づいてブロックチェーンの分散データベースを検索し、対象商品についての商品追跡を完遂するために見つかった商品記録について商品追跡処理を行う。

0031

上記で説明した技術的ソリューションにおいては、ブロックチェーンはヒストリカルトレーサビリティを特徴としており改竄することはできないため、商品の製造および流通などの様々な追跡可能なリンクにおいて商品の事業者によって生成された商品記録をそのような方法を使用することによってブロックチェーンに正確に記録することができ、すべての商品記録をブロックチェーンにおいて追跡することができる。加えて、商品記録はブロックチェーン中の複数のノードデバイスによって共同で維持されているため、ほとんどのノードデバイスが制御下におかれない限り商品記録を改竄することはできず、生成した商品記録の公平性保証している。

0032

さらに、対象商品の外観データを収集するのは容易であるため、対象商品の外観データを対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに登録し、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている商品の製造および流通などの様々な追跡可能なリンクにおいて商品の事業者によって生成された商品記録についての記憶を行い、その結果、対象商品について商品追跡を行う必要がある場合には、ブロックチェーンにおける対象商品の識別情報を商品の外観データを収集することによって特定し得る。したがって、ブロックチェーンを特定の識別情報に基づいて検索して、対応する商品記録を素早く取得し、対象商品についての商品追跡を完遂することができ、対象商品について商品追跡を行う追跡効率を改善している。

0033

特定の実施形態を使用して特定の適用シナリオを参照して本明細書を以下に説明している。

0034

図1は、本明細書の実施形態による、ブロックチェーンベースの商品追跡方法を示している。方法は、ブロックチェーン中の任意のノードデバイスに適用され、以下のステップを含む。

0035

ステップ102:対象商品の外観データを収集し、対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに対象商品の外観データを登録する。

0036

ステップ104:対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録についてブロックチェーンの分散データベースを検索する。

0037

ステップ106:対象商品についての商品追跡を完遂するために見つかった商品記録について商品追跡処理を行う。

0038

対象商品は、一意かつ決まった外観を有する任意のタイプの商品を含み得る。実際の適用においては、商品の生産業者は、一意な識別子を追加し、商品の外表面に印加して商品の外観が一意であることを保証し得る。加えて、商品の生産業者は、商品内部にチップセンサ、または別の形式のスマートハードウェアを設置することによって、商品をスマートデバイス転換し得るし、スマートデバイスは、メンバノードデバイスとしてブロックチェーンにアクセスする。

0039

それに対応するように、本明細書において説明したブロックチェーンは、商品がメンバとしてアクセスされることを可能にする任意のタイプのブロックチェーンネットワークを含み得る。

0040

例えば、あるシナリオにおいては、ブロックチェーンは、商品生産業者の端末デバイス、商品流通チャネル上のすべてのレベルにおける供給業者および仲介業者などの商品流通関係業者の端末デバイス、およびいくつかの一般の顧客のモバイル端末デバイスを含む、コンソーシアムブロックチェーンであり得る。コンソーシアムブロックチェーンの事業者は、コンソーシアムブロックチェーンを使用して、商品追跡が商品の外観データによって示される識別情報に基づいて行われるオンラインサービス展開し得る。コンソーシアムブロックチェーン中の任意の供給業者、仲介業者、または生産業者以外の一般の顧客は、アクセスされたメンバノードデバイスを使用して、ブロックチェーンにおける識別情報登録を終えた商品についての商品追跡を行い得る。

0041

商品記録は、商品の製造および流通などの様々な追跡可能なリンクにおいて商品の事業者によって生成され、商品追跡のためのソースデータとして使用され得る、データレコードを含み得る。

0042

例えば、商品の事業者は、商品の生産業者、商品流通チャネル上のすべてのレベルにおける商品流通関係業者を含み得るし、データレコードは、商品の生産業者によって生成された商品製造記録、商品流通関係業者によって生成された商品流通記録などを含み得る。

0043

商品追跡は、ブロックチェーンにおける識別情報登録および商品流通チャネル追跡を終えた商品についての商品偽造防止追跡を含み得る。

0044

商品偽造防止追跡は、ブロックチェーンに記憶されている商品記録に基づいて商品が偽造品であるかどうかを追跡するプロセスである。商品流通チャネル追跡は、ブロックチェーンに記憶されている商品記録に基づいて商品流通チャネルが正規の流通チャネルであるかどうかを追跡するプロセスである。

0045

ブロックチェーンがコンソーシアムブロックチェーンである例を、特定の実施形態を使用して詳細に本明細書の技術的ソリューションを説明するために以下で使用している。

0046

本明細書においては、コンソーシアムブロックチェーンの事業者が、コンソーシアムブロックチェーンをセットアップし得るし、商品生産業者、商品流通チャネル上のすべてのレベルにおける供給業者および仲介業者などの商品流通関係業者、および一般の顧客が、メンバとしてコンソーシアムブロックチェーンに加入し得る。

0047

「会計パーミッション」を有するノードとして機能する商品生産業者および商品流通関係業者は、商品の製造および流通などの様々な追跡可能なリンクにおいて生成された商品記録をコンソーシアムブロックチェーンの分散データベース(すなわち、分散型台帳)に書き込むことができる。「会計パーミッション」を有していないノードとして機能する一般の顧客は、ブロックチェーンの分散データベースに記憶されている商品記録に基づいて商品追跡を開始し得る。

0048

本明細書においては、コンソーシアムブロックチェーンの事業者は、コンソーシアムブロックチェーンの特定の機構を使用して、コンソーシアムブロックチェーンにおける商品追跡サービスを展開し得る。

0049

事例的な実施形態においては、コンソーシアムブロックチェーンの事業者は、商品追跡サービスに関連付けられているスマートコントラクトをコンソーシアムブロックチェーンに発行することによって、商品追跡サービスを展開し得る。この場合には、事業者は、商品追跡サービスに関連付けられているスマートコントラクトを事前に展開し、スマートコントラクトにおいてトリガされる必要がある商品追跡ロジックを規定し得る。

0050

スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックは、本明細書に限定されず、実際のサービスニーズに基づいてコンソーシアムブロックチェーンの事業者によってカスタマイズされ得る。

0051

例えば、商品追跡が商品偽造防止追跡である場合には、スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックは、コンソーシアムブロックチェーンに記憶されている商品記録に基づいて追跡される商品が偽造品であるかどうかを検証するために使用されるロジックであり得る。商品追跡が商品流通チャネル追跡である場合には、スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックは、コンソーシアムブロックチェーンに記憶されている商品記録に基づいて商品流通チャネルが正規の商品流通チャネルであるかどうかを検証するために使用されるロジックであり得る。

0052

さらに、展開されているスマートコントラクトについては、事業者は、コンソーシアムブロックチェーン中の任意のノードデバイスを使用してスマートコントラクトをコンソーシアムブロックチェーンに発行し、コンソーシアムブロックチェーン中のいくつかの特定のメンバノードデバイス(例えば、コンソーシアムブロックチェーンに指定されている会計パーミッションを有するいくつかのノードデバイス)がスマートコントラクトに関するコンセンサスに至った後にコンソーシアムブロックチェーンの分散データベースにスマートコントラクトを記録し得る。

0053

その後、一般の顧客は、クライアントを使用して任意のノードデバイスにアクセスし、スマートコントラクトを開始しコンソーシアムブロックチェーンにおける関連商品追跡ロジックをトリガするために、コンソーシアムブロックチェーンに記録されているスマートコントラクトにトランザクション(トランスファー)を送信し得る。

0054

コンセンサスアルゴリズムおよびブロックチェーンに発行されたスマートコントラクトに対するコンセンサス処理をコンソーシアムブロックチェーン中のメンバノードデバイスが行う際に使用される特定のコンセンサスプロセスは本明細書において詳細に説明していないことに留意されたい。当業者は、本明細書における技術的ソリューションを実施する際に、関連技術における記録を参照し得る。

0055

例えば、コンソーシアムブロックチェーンは、PBFTアルゴリズムまたは別の同様のコンセンサスアルゴリズムを使用し得る。

0056

当然のことながら、実際の適用においては、コンソーシアムブロックチェーンの事業者は、商品追跡サービスに関連付けられているスマートコントラクトをコンソーシアムブロックチェーンに発行する以外の方法を使用して、商品追跡サービスを展開し得る。例えば、ある実施形態においては、商品生産業者または商品流通関係業者などの「会計パーミッション」を有するノードは、商品追跡のために使用されるサービス情報を生成した商品記録に書き込み得る。この場合には、事業者は、コンソーシアムブロックチェーンにおける商品追跡サービスに関連付けられているスマートコントラクトを必ずしも展開しているわけではない。一般の顧客が商品追跡を行う必要がある場合には、一般の顧客は、コンソーシアムブロックチェーンに記憶されている商品記録に記録されている情報を使用して商品追跡を独立して完遂し得る。

0057

本明細書においては、商品の生産業者は、商品内部にチップ、センサ、または別の形式のスマートハードウェアを設置することによって、商品をスマート運搬デバイスに転換し得るし、スマート運搬デバイスは、メンバノードデバイスとしてコンソーシアムブロックチェーンにアクセスする(換言すれば、商品が「チェーンにアクセスする」)。

0058

事例的な実施形態においては、秘密鍵および公開鍵生成アルゴリズムはさらに、商品に設置されたチップ、センサ、または別の形式のスマートハードウェアに収容され得る。商品がメンバノードデバイスとしてコンソーシアムブロックチェーンにアクセスする場合には、秘密鍵および公開鍵が、鍵アルゴリズム起動することによってまず作成され得る。

0059

その後、登録を開始するために使用されるトランザクションがさらに作成され得るし、コンソーシアムブロックチェーンへの加入を申請するために、生成した秘密鍵に基づいてサインされた後にそのトランザクションがコンソーシアムブロックチェーンに発行される。トランザクションを受信した後に、コンソーシアムブロックチェーン中のいくつかの特定のメンバノードデバイスは、トランザクションをサインするために使用される秘密鍵に対応する公開鍵に基づいてトランザクションのシグニチャを検証し得るし、シグニチャ検証が成功した後にトランザクションに対するコンセンサス処理を行い得る。

0060

トランザクションに関するコンセンサスに至ると、商品の公開鍵を計算してコンソーシアムブロックチェーンにおける商品についての識別情報(例えば、アカウントアドレスまたはアクセスアドレス)を作成し得る。この場合には、商品は、メンバノードデバイスとしてコンソーシアムブロックチェーンに加入することに成功し、商品について生成された識別情報が、コンソーシアムブロックチェーン中のメンバノードデバイスの識別情報となる。

0061

実際の適用においては、商品がコンソーシアムブロックチェーンに加入した後に、商品についてのコンソーシアムブロックチェーンによって作成された識別情報が、通常、コンソーシアムブロックチェーンにおける商品の識別情報となる。したがって、一般の顧客がアクセスされたノードデバイスを使用して対象商品についての商品追跡を開始すると、ノードデバイスは、コンソーシアムブロックチェーンにおける対象商品の識別情報を素早く取得する必要がある。

0062

例えば、ある実施形態においては、ノードデバイスは、商品に設置されたチップ、センサ、または別の形式のスマートハードウェアを用いて短距離無線通信を行うことによって、商品について生成された識別情報を取得し得る。しかしながら、短距離無線通信には、識別情報収集が十分利便性があるとは言えず、通信プロセス攻撃されるため識別情報が改竄されるおそれがあるというリスクが存在する。

0063

上記の観点においては、本明細書では、商品の外観データが、コンソーシアムブロックチェーンにおける商品の識別情報としてコンソーシアムブロックチェーンの分散データベースに登録され得る。

0064

事例的な実施形態においては、商品の生産業者は、アクセスされたメンバノードデバイスを使用して商品の外観データを収集し、商品の識別情報としてコンソーシアムブロックチェーンにおいて商品の既存の識別情報に商品の外観データを登録するために、コンソーシアムブロックチェーンの分散データベースにおいて収集した外観データに関連しているコンソーシアムブロックチェーンにおける商品の識別情報についての記憶を行い得る。

0065

当然のことながら、実際の適用においては、商品がコンソーシアムブロックチェーンにおける識別情報を有していない場合には、商品の外観データもコンソーシアムブロックチェーンにおける商品の識別情報として直接使用され得る。例えば、商品の外観データを計算してコンソーシアムブロックチェーンにおける識別情報を作成するために、商品の外観データが商品の公開鍵として使用され得る。

0066

事例的な実施形態においては、商品の外表面は、商品の外観データを固定するために使用される光学媒体を用いて事前に吹き付けられ得る。光学媒体の特定の素材は、本明細書に限定されず、商品の外表面上に吹き付けることができ商品の外観データを固定するために使用される任意の素材を含むがこれに限定されない。

0067

例えば、ある実施形態においては、光学媒体は、ナノ光学フィルムであり得る。ナノ光学フィルムは、ナノレベルカーボン構造素材で作られ得る。カーボン構造素材を商品の外表面上に吹き付けた後に、商品は、商品の外観データを自動的に固定するためにナノレベルの光学フィルムの層を形成するように包み込まれ得る。

0068

ナノ光学フィルムを使用して固定された商品の外観データを収集するための光学センサがコンソーシアムブロックチェーン中のメンバノードデバイスに取り付けられ得るし、ナノ光学フィルムを使用して固定された商品の外観データを収集するために光学センサを使用して光学センシングがナノ光学フィルムに対して行われる。

0069

当然のことながら、商品の外観データを固定および収集するために商品に光学媒体を吹き付ける事例的な実施形態に加えて、実際の適用においては、他の実施形態も商品の外観データを収集するために使用され得るが、本明細書にいて1つずつ記載することはしない。

0070

例えば、商品の外観データを正確に収集するために3次元スキャニング商品全体に対してさらに行われる、または、商品の画像を画像技術を使用して収集し、商品の外観データを収集した画像に基づいて計算する。

0071

別の事例的な実施形態においては、コンソーシアムブロックチェーンにおける商品の生産業者および商品流通関係業者は、商品の製造および流通などの様々な追跡可能なリンクにおいて対応する商品記録を生成し、秘密鍵に基づいて商品記録をサインし得る。

0072

コンソーシアムブロックチェーンにおける商品の生産業者および商品流通関係業者によってアクセスされるメンバノードデバイスは、商品の生産業者および商品流通関係業者によって生成されたサイン済みの商品を取得し、商品の取得した商品記録および収集した外観データをコンソーシアムブロックチェーンに発行し、それらを、コンソーシアムブロックチェーン中のいくつかの特定のメンバノードデバイスがコンセンサスに至った後に、コンソーシアムブロックチェーンの分散データベースに記録し、コンソーシアムブロックチェーンの分散データベースにおいて商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている取得した商品記録についての記憶を行い得る。

0073

商品の外観データを商品の識別情報としてコンソーシアムブロックチェーンの分散データベースに登録し、商品について商品の生産業者および商品流通関係業者によって生成されコンソーシアムブロックチェーンの分散データベースに記録されている商品記録に関連付けられている商品の外観データによって示される識別情報についての記憶を行った後に、一般の顧客が対象商品について商品追跡をその後行う必要がある場合には、一般の顧客は、アクセスされたメンバノードデバイスを使用して対象商品の外観データを収集し、その後、対象商品についての商品追跡を完遂するために、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録についてコンソーシアムブロックチェーンを検索し得る。

0074

顧客がスマートコントラクトを開始することによって対象商品の商品追跡を完遂する例を説明のために以下で使用している。

0075

本明細書においては、コンソーシアムブロックチェーンの事業者は、顧客のための商品追跡のために使用されるクライアントを開発し得るし、一般の顧客が対象商品について商品追跡を行う必要がある場合には、一般の顧客は、対象商品についての商品追跡を開始するために、クライアントを使用してコンソーシアムブロックチェーン中の任意のメンバノードデバイスにアクセスし得る。

0076

対象商品について一般の顧客によって開始された商品追跡に応答して、メンバノードデバイスは、さらに、対象商品の外観データを収集して、コンソーシアムブロックチェーンにおける対象商品の識別情報を特定し得る。

0077

例えば、ある実施形態においては、商品追跡を開始するための操作エントランスが、クライアントにおいて一般の顧客に提供され得るし、一般の顧客は、商品の外表面に吹き付けられたナノ光学フィルムをセンシングして、取り付けられている光学センサを使用してナノ光学フィルムを収集するように、操作エントランスを使用してメンバノードデバイスをトリガし得る。

0078

さらに、対象商品の外観データを収集した後に、メンバノードデバイスは、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録について対象商品の収集した外観データに基づいてコンソーシアムブロックチェーンの分散データベースを検索し得るし、その後、スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックをトリガするために、コンソーシアムブロックチェーンに展開されているスマートコントラクトを開始し、対象商品についての商品追跡を完遂するために商品記録について商品追跡処理を行い得る。

0079

対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている記憶が行われる商品記録の実行ロジックが、上記で説明されており、メンバノードデバイスによって独立して実行され得るまたは商品追跡ロジックの一部としてスマートコントラクトに規定され得ることに留意されたい。対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている記憶が行われる商品記録を、スマートコントラクトを使用して自動的に見つける。

0080

事例的な実施形態においては、メンバノードデバイスは、見つかった商品記録に基づいてトランザクションを作成し、その後、スマートコントラクトを開始しスマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックをトリガするために、トランザクションをスマートコントラクトに送信し得る。対象商品についての商品追跡を完遂するためにスマートコントラクトを使用して商品記録に対して商品追跡処理を自動的に行う。

0081

別の事例的な実施形態においては、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている記憶が行われる商品記録の実行ロジックが、上記で説明されており、商品追跡ロジックの一部としてスマートコントラクトに事前に規定され得る。この場合には、メンバノードデバイスは、対象商品の収集した外観データに基づいてトランザクションを作成し、その後、スマートコントラクトを開始しスマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックをトリガするために、トランザクションをスマートコントラクトに送信し得る。対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている記憶が行われる商品記録を自動的に見つけて、対象商品についての商品追跡を完遂するために見つかった商品記録に対して商品追跡処理を自動的に行う。

0082

例えば、ある実施形態においては、スマートコントラクトのアカウントアドレスは、作成されたトランザクションにおいて搬送され得るし、トランザクションは、スマートコントラクトを呼び出すためにスマートコントラクトの入力としてアカウントアドレスに基づいてスマートコントラクトに送信され、商品追跡ロジックに関連しスマートコントラクトに規定されているプログラムコードをトリガし得る。

0083

スマートコントラクトを開始するために使用されるトランザクションは、収集した商品外観データまたは見つかった商品記録に基づいてメンバノードデバイスによって自動的に作成され得る、またはユーザによって手動で作成され得ることに留意されたい。

0084

例えば、商品追跡を開始するための操作エントランスが、クライアントにおいて一般の顧客に提供され得るし、一般の顧客は、収集した商品外観データまたは見つかった商品記録に基づいて、スマートコントラクトを呼び出すために使用されるトランザクションを自動的に作成するように操作エントランスを使用してメンバノードデバイスをトリガし得る。

0085

さらに、スマートコントラクトが開始されると、メンバノードデバイスは、クライアントを使用して商品追跡結果を一般の顧客に出力し得る。例えば、実際の適用においては、商品追跡結果が、クライアントを使用してプロンプトメッセージの形式で一般の顧客に出力され得る。

0086

特定のサービスシナリオを参照して詳細に技術的ソリューションを以下に説明している。

0087

事例的な商品追跡シナリオにおいては、対象商品についての商品追跡は、対象商品についての商品偽造防止追跡であり得る。

0088

この場合には、商品記録は、商品製造リンクにおいてコンソーシアムブロックチェーン中の商品の生産業者によって生成され、秘密鍵に基づいてサインされた、商品製造記録であり得る。正規の商品生産業者の公開鍵または公開鍵リストは、スマートコントラクトに事前に規定され得る。スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックは、商品製造記録のシグニチャを対象商品の生産業者の公開鍵に基づいて検証する実行ロジックを含み得る。

0089

一般の顧客がクライアントを使用してコンソーシアムブロックチェーン中の任意のメンバノードデバイスにアクセスして対象商品についての商品偽造防止追跡を開始すると、メンバノードデバイスは、対象商品の外観データを収集し、収集した外観データに基づいて、外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品製造記録について検索し、スマートコントラクトを開始してスマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックを開始し、対象商品の正規の生産業者の公開鍵に基づいて商品製造記録のシグニチャについての検証を行い、シグニチャ検証に成功した場合には、対象商品についての商品偽造防止追跡が成功し、対象商品が正規の生産業者によって製造された正規の商品であると決定し得る。逆に、シグニチャ検証が失敗した場合には、一般の顧客は、対象商品についての商品偽造防止追跡が失敗し、対象商品が非正規の生産業者によって製造された偽造商品であると決定し得る。

0090

対象商品についての商品偽造防止追跡が完了すると、商品偽造防止追跡の追跡結果がクライアントを使用して一般の顧客に出力され得る。例えば、対象商品についての商品偽造防止追跡が成功した場合には、プロンプトメッセージ「お探しの商品は正規の商品である」がクライアントを使用して出力され得る。逆に、対象商品についての商品偽造防止追跡が失敗した場合には、プロンプトメッセージ「お探しの商品は偽造商品です」がクライアントを使用して出力され得る。

0091

事例的な商品追跡シナリオにおいては、対象商品についての商品追跡は、対象商品についての商品流通チャネル追跡であり得る。

0092

この場合には、商品記録は、商品流通リンクにおいて商品流通チャネル上の商品流通関係業者によって生成され、秘密鍵に基づいてサインされた、商品流通記録であり得る。

0093

対象商品の商品流通チャネルが複数の商品流通関係業者を含む場合には、ある実施形態においては、各商品流通関係業者は、1つの商品流通記録を生成し得る、それぞれの秘密鍵を使用してシグニチャを行い、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている記憶のためにコンソーシアムブロックチェーンに商品流通記録を発行することに留意されたい。別の実施形態においては、流通シーケンス中の最初の商品流通関係業者だけが、1つの商品流通記録を生成し得るし、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている記憶のためにコンソーシアムブロックチェーンに商品流通記録を発行する。対象商品が他の下流商品流通関係業者に流通される際には、他の下流商品流通関係業者は、保存されている商品流通記録にシグニチャを引き続き追加し得る。

0094

正規の商品流通関係業者の公開鍵または公開鍵リストおよび正規の商品流通シーケンスは、スマートコントラクトに事前に規定され得る。スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックは、商品流通記録のシグニチャを対象商品の製造流通関係業者の公開鍵に基づいて検証し、対象商品の商品流通シーケンスを検証する実行ロジックを含み得る。

0095

一般の顧客がクライアントを使用してコンソーシアムブロックチェーン中の任意のメンバノードデバイスにアクセスして対象商品について追跡する商品流通シーケンスを開始すると、メンバノードデバイスは、対象商品の外観データを収集し、収集した外観データに基づいて、外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品流通記録について検索し、スマートコントラクトを開始してスマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックを実行し、対象商品の正規の商品流通関係業者の公開鍵に基づいて商品流通記録のシグニチャについての検証を行い得る。

0096

シグニチャ検証が成功した場合には、複数の商品流通関係業者において対象商品の商品流通シーケンスは、商品流通記録に基づいてさらに生成され得る。

0097

例えば、事例的な実施形態においては、対象商品の流通シーケンスを示し得るタイムスタンプは、商品流通記録に記録され得る。例えば、タイムスタンプは、商品が商品流通関係業者に流通される際の各商品流通関係業者に対応するメンバデバイスシステムタイムスタンプであり得る、または、サードパーティタイムスタンプサーバから取得される正確なタイムスタンプであり得る。対象商品の商品流通シーケンスを生成する際には、商品流通記録内のタイムスタンプを取得することができ、その後、複数の商品流通関係業者において対象商品の商品流通シーケンスを取得したタイムスタンプに基づいて生成する。

0098

さらに、生成した商品流通シーケンスがスマートコントラクトに規定されている対象商品の正規の流通シーケンスと一致しているかどうかが検証され得る。yesの場合には、対象商品についての流通チャネル追跡が成功し、対象商品は正規の商品流通チャネルを使用して顧客まで流通されたと決定され得る。noの場合には、対象商品についての流通チャネル追跡が失敗し、対象商品は非正規の商品流通チャネルを使用して顧客まで流通されたと決定され得る。

0099

対象商品についての商品流通チャネル追跡が完了すると、商品流通チャネル追跡の追跡結果がクライアントを使用して一般の顧客に出力され得る。例えば、対象商品についての商品流通チャネル追跡が成功した場合には、プロンプトメッセージ「お探しの商品は正規のチャネルからのものです」がクライアントを使用して出力され得る。逆に、対象商品についての商品流通チャネル追跡が失敗した場合には、プロンプトメッセージ「お探しの商品は非正規のチャネルからのものです」がクライアントを使用して出力され得る。

0100

ブロックチェーンはヒストリカルトレーサビリティを特徴としており改竄することはできないため、商品の製造および流通などの様々な追跡可能なリンクにおいて商品の事業者によって生成された商品記録をそのような方法を使用することによってブロックチェーンに正確に記録することができ、すべての商品記録をブロックチェーンにおいて追跡することができることが、上記で説明した実施形態から理解できよう。加えて、商品記録はブロックチェーン中の複数のノードデバイスによって共同で維持されているため、ほとんどのノードデバイスが制御下におかれない限り商品記録を改竄することはできず、生成した商品記録の公平性を保証している。

0101

さらに、対象商品の外観データを収集するのは容易であるため、対象商品の外観データを対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに登録し、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている商品の製造および流通などの様々な追跡可能なリンクにおいて商品の事業者によって生成された商品記録についての記憶を行い、その結果、対象商品について商品追跡を行う必要がある場合には、ブロックチェーンにおける対象商品の識別情報を商品の外観データを収集することによって特定し得る。したがって、ブロックチェーンを特定の識別情報に基づいて検索して、対応する商品記録を素早く取得し、対象商品についての商品追跡を完遂することができ、対象商品について商品追跡を行う追跡効率を改善している。

0102

方法の実施形態に対応して、本明細書は、ブロックチェーンベースの商品追跡装置の実施形態をさらに提供している。本明細書におけるブロックチェーンベースの商品追跡装置の実施形態は、電子デバイスに適用され得る。装置の実施形態は、ソフトウェアを使用して実装され得る、または、ハードウェアもしくはハードウェアとソフトウェアとの組合せを使用して実装され得る。例としてソフトウェア実施形態を使用すれば、論理装置は、電子デバイスのプロセッサが実行のためにメモリに不揮発性メモリに対応するコンピュータプログラム命令を読み出した後に、形成される。ハードウェアデバイスの観点からすれば、図2は、本明細書におけるブロックチェーンベースの商品追跡装置が配置されている電子デバイスのハードウェア構造図である。図2に示したプロセッサ、メモリ、ネットワークインターフェース、および不揮発性メモリに加えて、本実施形態における装置が配置されている電子デバイスは、通常、電子デバイスの実際の機能に基づいた他のハードウェアを含み得る。詳細はここでは省略する。

0103

図3は、例示的な実施形態による、ブロックチェーンベースの商品追跡装置を図示しているブロック図である。

0104

図3を参照すれば、ブロックチェーンベースの商品追跡装置30は、図2に示した電子デバイスに適用され得るし、収集モジュール301、検索モジュール302、および追跡モジュール303を含む。

0105

収集モジュール301は、対象商品の外観データを収集し、対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに対象商品の外観データを登録するように構成される。

0106

検索モジュール302は、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録についてブロックチェーンの分散データベースを検索するように構成される。

0107

追跡モジュール303は、対象商品についての商品追跡を完遂するために見つかった商品記録について商品追跡処理を行うように構成される。

0108

本実施形態においては、装置は、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、ブロックチェーンに登録済みとなっている対象商品の識別情報に関連付けられている対象商品の外観データについての記憶を行うように構成される、登録モジュール304(図3には図示せず)をさらに含む。

0109

本実施形態においては、装置は、対象商品に対応し対象商品の事業者によって生成された商品記録を取得するように構成される獲得モジュール305(図3には図示せず)と、対象商品の商品記録および外観データをブロックチェーンに発行して、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている商品記録についての記憶を行うように構成される、発行モジュール306(図3には図示せず)とをさらに含む。

0110

本実施形態においては、追跡モジュール303は、対象商品に対応するスマートコントラクトを呼び出し、スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックを実行し、見つかった商品記録について商品追跡処理を行うようにさらに構成される。

0111

本実施形態においては、商品記録は、秘密鍵に基づいて対象商品の生産業者によってサインされた商品製造記録を含み、商品追跡は、商品偽造防止追跡を含む。

0112

追跡モジュール303は、対象商品の生産業者の公開鍵に基づいて商品製造記録のシグニチャについての検証を行い、検証が成功した場合には対象商品についての商品偽造防止追跡が成功したと決定するようにさらに構成される。

0113

本実施形態においては、商品記録は、秘密鍵に基づいて対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者によってサインされた商品流通記録を含み、商品追跡は、商品流通チャネル追跡を含む。

0114

追跡モジュール303は、対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者の公開鍵に基づいて商品流通記録のシグニチャについての検証を行い、検証が成功した場合には、複数の商品流通関係業者において対象商品の商品流通シーケンスを生成し、商品流通シーケンスが事前に決定された正規の流通シーケンスと一致しているかどうかを検証し、yesの場合には、対象商品についての商品流通チャネル追跡が成功したと決定するようにさらに構成される。

0115

本実施形態においては、対象商品の流通シーケンスを示すために使用されるタイムスタンプは、商品流通記録に記録されている。

0116

追跡モジュール303は、商品流通記録に記録されているタイムスタンプを取得し、取得したタイムスタンプに基づいて対象商品の商品流通シーケンスを生成するようにさらに構成される。

0117

本実施形態においては、対象商品の外表面は、対象商品の外観データを固定するために使用される光学媒体が吹き付けられる。

0118

収集モジュール301は、取り付けられている光学センサを使用して、光学媒体を使用して固定されている対象商品の外観データを収集するようにさらに構成される。

0119

本実施形態においては、光学媒体は、ナノ光学フィルムである。

0120

本実施形態においては、ブロックチェーンは、コンソーシアムブロックチェーンである。

0121

装置内のモジュールの機能および役割の特定の実施プロセスについては、方法における対応するステップの実施プロセスを参照されたい。詳細はここでは省略する。

0122

装置の実施形態が方法の実施形態に基本的に対応するため、関連する部分については、方法の実施形態における説明の一部を参照されたい。説明した装置の実施形態は一例に過ぎない。別個の部分として説明したモジュールは、物理的に分離され得るしまたはされ得ない。モジュールとして図示した部分は、物理モジュールであり得るしまたはあり得ない、換言すれば、一箇所にあり得る、または複数のネットワークモジュールに分散され得る。本明細書のソリューションの目的を実現するために実際のニーズに基づいてモジュールの一部またはすべてを選択することができる。当業者は、創造努力無しで本明細書の実施形態を理解および実施できよう。

0123

実施形態において説明した、システム、装置、またはモジュールは、コンピュータチップまたはエンティティによって特に実装され得る、または、ある機能を有する製品によって実装され得る。典型的な実施デバイスは、コンピュータであり、コンピュータは、パーソナルコンピュータラップトップコンピュータセルラ電話カメラ電話スマートフォン携帯情報端末メディアプレーヤナビゲーションデバイス電子メール送受信デバイス、ゲームコンソールタブレットコンピュータウェアラブルデバイス、またはこれらのデバイスの任意の1つの組合せであり得る。

0124

方法の実施形態に対応して、本明細書は、電子デバイスの実施形態をさらに提供している。電子デバイスは、プロセッサと、マシン実行可能命令を記憶するように構成されるメモリとを含み、プロセッサとメモリとは、通常、内部バスを使用して互いに接続されている。別の可能な実施形態においては、デバイスは、別のデバイスまたはコンポーネント通信するために、外部インターフェースをさらに含み得る。

0125

本実施形態においては、ブロックチェーンベースの商品追跡の制御ロジックに対応しメモリに記憶されているマシン実行可能命令を読み出して実行することによって、プロセッサは、対象商品の外観データを収集し、対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに対象商品の外観データを登録し、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている記憶が行われる商品記録についてブロックチェーンの分散データベースを検索し、対象商品についての商品追跡を完遂するために見つかった商品記録について商品追跡処理を行うように構成される。

0126

本実施形態においては、ブロックチェーンベースの商品追跡の制御ロジックに対応しメモリに記憶されているマシン実行可能命令を読み出して実行することによって、プロセッサは、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、ブロックチェーンに登録済みとなっている対象商品の識別情報に関連付けられている対象商品の外観データについての記憶を行うように構成される。

0127

本実施形態においては、ブロックチェーンベースの商品追跡の制御ロジックに対応しメモリに記憶されているマシン実行可能命令を読み出して実行することによって、プロセッサは、対象商品に対応し対象商品の事業者によって生成された商品記録を取得し、対象商品の商品記録および外観データをブロックチェーンに発行して、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている商品記録についての記憶を行うように構成される。

0128

本実施形態においては、ブロックチェーンベースの商品追跡の制御ロジックに対応しメモリに記憶されているマシン実行可能命令を読み出して実行することによって、プロセッサは、対象商品に対応するスマートコントラクトを呼び出し、スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックを実行し、見つかった商品記録について商品追跡処理を行うように構成される。

0129

本実施形態においては、商品記録は、秘密鍵に基づいて対象商品の生産業者によってサインされた商品製造記録を含み、商品追跡は、商品偽造防止追跡を含み、ブロックチェーンベースの商品追跡の制御ロジックに対応しメモリに記憶されているマシン実行可能命令を読み出して実行することによって、プロセッサは、対象商品の生産業者の公開鍵に基づいて商品製造記録のシグニチャについての検証を行い、検証が成功した場合には対象商品についての商品偽造防止追跡が成功したと決定するように構成される。

0130

本実施形態においては、商品記録は、秘密鍵に基づいて対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者によってサインされた商品流通記録を含み、商品追跡は、商品流通チャネル追跡を含み、ブロックチェーンベースの商品追跡の制御ロジックに対応しメモリに記憶されているマシン実行可能命令を読み出して実行することによって、プロセッサは、対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者の公開鍵に基づいて商品流通記録のシグニチャについての検証を行い、検証が成功した場合には、複数の商品流通関係業者において対象商品の商品流通シーケンスを生成し、商品流通シーケンスが事前に決定された正規の流通シーケンスと一致しているかどうかを検証し、yesの場合には、対象商品についての商品流通チャネル追跡が成功したと決定するように構成される。

0131

本実施形態においては、対象商品の流通シーケンスを示すために使用されるタイムスタンプは、商品流通記録に記録されており、ブロックチェーンベースの商品追跡の制御ロジックに対応しメモリに記憶されているマシン実行可能命令を読み出して実行することによって、プロセッサは、商品流通記録に記録されているタイムスタンプを取得し、取得したタイムスタンプに基づいて対象商品の商品流通シーケンスを生成するように構成される。

0132

本実施形態においては、対象商品の外表面は、対象商品の外観データを固定するために使用される光学媒体が吹き付けられ、ブロックチェーンベースの商品追跡の制御ロジックに対応しメモリに記憶されているマシン実行可能命令を読み出して実行することによって、プロセッサは、取り付けられている光学センサを使用して、光学媒体を使用して固定されている対象商品の外観データを収集するように構成される。

0133

当業者は、本明細書を検討しここに開示した本明細書を実践した後であれば、本明細書の別の実施ソリューションを容易に把握し得よう。本明細書は、本明細書の任意の変形、機能、または適応的変化カバーすることを意図している。これらの変形、機能、または適応的変化は、本明細書の一般的な原理適合しており、技術分野における本明細書に開示していない共通の知識または一般に使用される技術的手段を含む。本明細書および実施形態は例としてみなされるものに過ぎず、本明細書の実際の範囲および精神は以下の特許請求の範囲によって示される。

0134

本明細書は上記で説明し添付の図面に示した正確な構造に限定されず、本明細書の範囲から逸脱しない限り修正および変化をなし得ることを理解されたい。本明細書の範囲は、添付の特許請求の範囲のみによって限定される。

0135

上記の説明は、本明細書の望ましい実施形態に過ぎず、本明細書を限定することを意図したものではない。本明細書の精神および原理から逸脱することなくなされた任意の修正、均等物置換、または改良は、本明細書の保護範囲に含まれるものとする。

0136

上記で説明した例においては、事業者は、代理業者卸売業者販売業者、または小売業者などの商品についての流通チャネルにおける仲介業者としての役割を果たし得る。事業者はまた、商品についての物流仲介業者としての役割を果たし得る。商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに商品に関連付けられている外観データを登録し、外観データによって示される識別情報を使用して商品の製造および流通に関連付けられている商品記録について検索するための上記で説明した技法はまた、商品の流通または商品についてのサプライチェーンに関連している商品記録について検索することに適用され得る。

0137

例えば、商品の外観データは、正面図、背面図、上面図、下面図、左側面図、右側面図、および/または透視図などといった、様々な視点の方向から撮影された商品の1つまたは複数の画像を含み得る。商品の外観データは、可視光紫外線、および/または赤外線下などといった、様々な照明条件下で撮影された商品の1つまたは複数の画像を含み得る。商品の外観データは、商品の1つまたは複数の2次元画像および/または1つまたは複数の立体画像を含み得る。外観データは、商品の2つ以上の画像の組合せを含み得る。外観データは、商品の1つまたは複数の画像から導出されたハッシュ値などといった、商品の1つまたは複数の画像から導出されたデータを含み得る。外観データは、商品の1つまたは複数の画像に適用される数学的変換から導出された値を含み得る。例えば、操作ポータルは、グラフィックユーザインターフェースなどといった、ユーザインターフェースを含み得る。

0138

外観データ(例えば、商品の画像データ)は、商品が硬くなく決まった外観を有していない場合でさえも、商品の識別情報として使用され得る。例えば、商品は、商品が静止状態外力がかかっていないときの特定の形状を有し得る。例えば、商品は、動物のぬいぐるみの様々な一部を圧し潰すまたはねじるまたは引き伸ばすように力が加えられると形状が変化し得る、動物のぬいぐるみであり得る。とはいえ、静止状態の動物のぬいぐるみの外観は一意であり、動物のぬいぐるみの外観データはブロックチェーンにおける動物のぬいぐるみの識別情報としてそのまま使用され得る。例えば、衣類は、剛性がなく、多くの形状を有し得る、例えば、多くの方法で折りたたまれ得る。特定の方法で展開されることになる衣類の外観は一意であり、特定の方法で展開されることになる衣類の外観データはブロックチェーンにおける衣類の識別情報としてそのまま使用され得る。例えば、一意な識別子が決まった形状を有していない商品(例えば、ガス液体、またはジェルについての可塑性のある袋)に設置され得るし、一意な識別子を含む商品の外観データはブロックチェーンにおける商品の識別情報としてそのまま使用され得る。

0139

商品の外観(または外観データ)を固定することは、ブロックチェーンに商品の識別情報または識別情報の一部として外観データを登録する時点において収集される外観データが、商品の識別情報を例えば商品偽造防止追跡プロセスまたは商品流通チャネル追跡プロセスなどの商品追跡プロセスにおいて検証する時点において収集される外観データと実質的に一致し得るという利点を有する。

0140

図4は、本開示の実施形態による、ブロックチェーンベースの商品追跡のためのコンピュータ実施方法400の例を図示しているフローチャートである。提示を明確にするために、以下の説明は、本説明における他の図に即して方法400を一般的に説明している。しかしながら、方法400が、例えば、任意のシステム、環境、ソフトウェア、およびハードウェアによって、または、必要に応じて、システムと、環境と、ソフトウェアと、ハードウェアとの組合せによって、行われ得ることは理解されよう。いくつかの実施形態においては、方法400の様々なステップは、並列して、組み合わせて、ループして、または任意の順序で動作され得る。

0141

402において、対象商品の外観データを収集する。402から、方法400は404に進む。

0142

404において、対象商品の外観データを、対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに登録する。404から、方法400は406に進む。

0143

406において、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録をブロックチェーンの分散データベースから取り出す。406から、方法400は408に進む。

0144

408において、対象商品についての商品追跡を完遂するために商品記録に対して商品追跡を行う。408の後に、方法400は停止し得る。

0145

ある一般態様においては、コンピュータ実施ブロックチェーンベースの商品を追跡するための方法を提供している。コンピュータ実施方法は、対象商品の外観データを収集するステップと、対象商品の識別情報としてブロックチェーンの分散データベースに対象商品の外観データを登録するステップと、ブロックチェーンの分散データベースから、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられて記憶されている商品記録を取り出すステップと、対象商品についての商品追跡を完遂するために商品記録に対して商品追跡を行うステップとを含む。

0146

方法の実施形態は、以下の特徴の1つまたは複数を含み得る。分散データベースに対象商品の外観データを登録するステップは、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、ブロックチェーンに登録済みとなっている対象商品の識別情報に関連付けられている対象商品の外観データについての記憶を行うステップを含み得る。

0147

方法は、対象商品に対応し対象商品の事業者によって生成された商品記録を取得するステップと、対象商品の商品記録および外観データをブロックチェーンに発行して、ブロックチェーンの分散データベースにおいて、対象商品の外観データによって示される識別情報に関連付けられている商品記録についての記憶を行うステップとをさらに含み得る。

0148

商品記録に対して商品追跡を行うステップは、対象商品に対応するスマートコントラクトを呼び出すステップと、スマートコントラクトに規定されている商品追跡ロジックを実行するステップと、商品記録について商品追跡処理を行うステップとを含み得る。

0149

商品記録は、秘密鍵に基づいて対象商品の生産業者によってサインされた商品製造記録を含み得るし、商品追跡は、商品偽造防止追跡を含む。

0150

商品記録に対して商品追跡を行うステップは、対象商品の生産業者の公開鍵に基づいて商品製造記録のシグニチャについての検証を行うステップと、検証が成功したと決定したことに応答して対象商品についての商品偽造防止追跡が成功したと決定するステップとを含み得る。

0151

商品記録は、秘密鍵に基づいて対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者によってサインされた商品流通記録を含み得るし、商品追跡は、商品流通チャネル追跡を含み得る。

0152

商品記録に対して商品追跡を行うステップは、対象商品の流通チャネル上の複数の商品流通関係業者の公開鍵に基づいて商品流通記録のシグニチャについての検証を行うステップと、検証が成功したかどうかを決定するステップと、検証が成功したと決定したことに応答して、複数の商品流通関係業者において対象商品の商品流通シーケンスを生成するステップと、商品流通シーケンスが事前に決定された正規の流通シーケンスと一致しているかどうかを決定するステップと、商品流通シーケンスが事前に決定された正規の流通シーケンスと一致していると決定したことに応答して、対象商品についての商品流通チャネル追跡が成功したと決定するステップとを含み得る。

0153

対象商品の流通シーケンスを示すために使用されるタイムスタンプは、商品流通記録に記録され得る。

0154

複数の商品流通関係業者において対象商品の商品流通シーケンスを生成するステップは、商品流通記録に記録されているタイムスタンプを取得するステップと、取得したタイムスタンプに基づいて対象商品の商品流通シーケンスを生成するステップを含み得る。

0155

対象商品の外表面は、対象商品の外観データを固定するために使用される光学媒体が吹き付けられ得る。

0156

対象商品の外観データを収集するステップは、取り付けられている光学センサを使用して、光学媒体を使用して固定されている対象商品の外観データを収集するステップを含み得る。

0157

光学媒体は、ナノ光学フィルムであり得る。

0158

ブロックチェーンは、コンソーシアムチェーンであり得る。

0159

別の一般態様においては、ブロックチェーンベースの商品を追跡するための装置を提供しており、装置は、上記で説明した態様の任意の1つのコンピュータ実施方法を行うように構成された複数のモジュールを含む。

0160

本明細書において説明した実施形態および動作は、本明細書において開示した構造またはそれらのうちの1つまたは複数の組合せを含む、デジタル電子回路の形式で、またはコンピュータソフトウェアファームウェア、もしくはハードウェアの形式で実装され得る。動作は、1つまたは複数のコンピュータ可読ストレージデバイス上に記憶されるまたは他のソースから受信されるデータに対してデータ処理装置によって行われる動作として実装され得る。データ処理装置、コンピュータ、またはコンピューティングデバイスは、例として、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ、システム・オン・チップ、または前述したもののうちの複数もしくは組合せを含む、処理データのための装置、デバイス、マシンを含み得る。装置は、例えば、中央処理ユニット(CPU)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または特定用途向け集積回路(ASIC)といった、特殊用途ロジック回路を含み得る。装置はまた、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタックデータベース管理システムオペレーティングシステム(例えばオペレーティングシステムもしくはオペレーティングシステムの組合せ)、クロスプラットフォームランタイム環境仮想マシン、またはそれらのうちの1つもしくは複数の組合せを構成するコードといった、当該コンピュータプログラムのための実行環境を作成するコードを含み得る。装置および実行環境は、ウェブサービス分散コンピューティング、およびグリッドコンピューティングインフラなどといった、様々な異なるコンピューティングモデルインフラを実現し得る。

0161

コンピュータプログラム(例えば、プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーションソフトウェアモジュールソフトウェアユニットスクリプト、またはコードとしても知られる)は、コンパイル型またはインタプリタ型言語、宣言型または手続き型言語を含む、任意の形式のプログラミング言語で書かれ得るし、スタンドアロンプログラムとして、またはモジュール、コンポーネント、サブルーチンオブジェクト、もしくはコンピューティング環境における使用に適した他のユニットとしてといったことを含む、任意の形式でデプロイされ得る。プログラムは、他のプログラムまたはデータを保持しているファイルの一部(例えば、マークアップ言語ドキュメントに記憶されている1つまたは複数のスクリプト)に、当該のプログラム専用の単一のファイルに、または複数の協調ファイル(例えば、1つまたは複数のモジュール、サブプログラム、またはコードの一部を記憶するファイル)に記憶され得る。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で、または、1つのサイトに位置しもしくは複数のサイトにわたって分散され、通信ネットワークによって相互接続された、複数のコンピュータ上で実行され得る。

0162

コンピュータプログラムの実行のためのプロセッサは、例として、汎用および特殊用途マイクロプロセッサの両方、ならびに任意の種類のデジタルコンピュータの任意の1つまたは複数のプロセッサを含む。一般的に、プロセッサは、リードオンリーメモリもしくはランダムアクセスメモリまたはその両方から命令およびデータを受信することになる。コンピュータの必須の要素は、命令に従ってアクションを行うためのプロセッサと、命令およびデータを記憶するための1つまたは複数のメモリデバイスとである。一般的に、コンピュータはまた、データを記憶するための1つまたは複数のマスストレージデバイスを含むことになる、または、そのようなマスストレージデバイスからデータを受信もしくはそのようなマスストレージデバイスにデータを送信もしくはその両方を行うことが動作可能なように結合されることになる。コンピュータは、例えば、モバイルデバイス、携帯情報端末(PDA)、ゲームコンソール、全地球測位システム(GPS)受信機、またはポータブルストレージデバイスといった、別のデバイスに組み込まれ得る。コンピュータプログラム命令およびデータを記憶するのに適したデバイスは、例として、半導体メモリデバイス磁気ディスク、および光磁気ディスクといった、不揮発性メモリ、媒体、およびメモリデバイスを含む。プロセッサおよびメモリは、殊用途ロジック回路によって補完され得る、またはそれに組み込まれ得る。

0163

モバイルデバイスは、ハンドセットユーザ機器(UE)、モバイル電話(例えば、スマートフォン)、タブレット、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチおよびスマートメガネ)、人体内部の埋め込みデバイス(例えば、バイオセンサ人工内耳)、または他のタイプのモバイルデバイスを含み得る。モバイルデバイスは、様々な通信ネットワーク(以下で説明)と無線で(例えば、無線周波数(RF)信号を使用して)通信し得る。モバイルデバイスは、モバイルデバイスの現在の環境の特性を決定するためのセンサを含み得る。センサは、カメラマイクロフォン近接センサGPSセンサモーションセンサ加速度計照度センサ水分センサジャイロスコープコンパス気圧計指紋センサ顔認識システムRFセンサ(例えば、Wi-Fiおよびセルラ無線)、熱センサ、または他のタイプのセンサを含み得る。例えば、カメラは、可動または固定レンズフラッシュ画像センサ、および画像プロセッサを有する、前面または背面カメラを含み得る。カメラは、顔および/または虹彩認識のために細部キャプチャすることが可能なメガピクセルカメラであり得る。データプロセッサ、およびメモリに記憶されているまたはリモートでアクセスされる認証情報とともに、カメラは、顔認識システムを形成し得る。顔認識システム、または、例えば、マイクロフォン、モーションセンサ、加速度計、GPSセンサ、もしくはRFセンサといった、1つまたは複数のセンサが、ユーザ認証のために使用され得る。

0164

ユーザとのインタラクションを提供するために、実施形態は、例えば、情報を表示するための液晶ディスプレイ(LCD)または有機発光ダイオード(OLED)/仮想現実(VR)/拡張現実(AR)ディスプレイと、ユーザがコンピュータに入力を提供することを可能にするタッチスクリーンキーボード、およびポインティングデバイスといった、表示デバイス入力デバイスとを有するコンピュータ上で実施され得る。同様に他の種類のデバイスをユーザとのインタラクションを提供するために使用し得るし、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、例えば、視覚フィードバック聴覚フィードバック、または触覚フィードバックといった任意の形式の感覚フィードバックであり得るし、ユーザからの入力は、音響、音声、または触覚入力を含む任意の形式で受信され得る。加えて、コンピュータは、ユーザによって使用されるデバイスにドキュメントを送信することおよびユーザによって使用されるデバイスからドキュメントを受信することによって、例えば、ユーザのクライアントデバイス上のウェブブラウザから受信した要求に応答してウェブブラウザにウェブページを送信することによって、ユーザとのインタラクションを行い得る。

0165

実施形態は、例えば、通信ネットワークといった、任意の形式または媒体の有線または無線デジタルデータ通信(またはその組合せ)によって相互接続されたコンピューティングデバイスを使用して実施され得る。相互接続されたデバイスの例としては、通信ネットワークを介して通常はやりとりする、一般的に互いにリモートに存在するクライアントとサーバとがある。例えば、モバイルデバイスといった、クライアントは、購入売却支払贈与送付、もしくは貸付のトランザクションを行うもしくはこれらを許可するサーバとのトランザクションを、またはそのようなサーバを介したトランザクションを、それ自身で実行し得る。そのようなトランザクションは、アクションとレスポンスとが時間的にほぼ同じであるリアルタイムであり得る。例えば、個人が、アクションとレスポンスとが実質的に同時に知覚し、個人のアクションの後のレスポンスについての時間差が1ミリ秒(ms)または1秒(s)未満である、またはレスポンスは、システムの処理限界を考慮しつつも意図的な遅延は有していない。

0166

通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線アクセスネットワーク(RAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、およびワイドエリアネットワーク(WAN)を含む。通信ネットワークは、インターネット、別の通信ネットワーク、または通信ネットワークの組合せのすべてまたは一部を含み得る。情報は、ロングタームエボリューション(LTE)、5G、IEEE802、インターネットプロトコル(IP)、または他のプロトコルもしくはプロトコルの組合せを含む、様々なプロトコルおよび標準準拠した通信ネットワーク上で送信され得る。通信ネットワークは、接続されたコンピューティングデバイス間で、音声、ビデオ生体、もしくは認証データ、または他の情報を送信し得る。

0167

別個の実施形態として説明した特徴を、組合せで、単一の実施形態で実施し得る一方で、単一の実施形態として説明した特徴を、複数の実施形態で、別々に、または任意の適切なサブコンビネーションで実施し得る。特定の順序で説明および主張した動作は、その特定の順序を必要とするものとして理解されるべきではないし、図示した動作のすべてを行う必要があると理解すべきではない(いくつかの動作がオプションであり得る)。必要に応じて、マルチタスク処理または並列処理(またはマルチタスク処理と並列処理との組合せ)が行われ得る。

0168

30ブロックチェーンベースの商品追跡装置
301収集モジュール
302検索モジュール
303 追跡モジュール

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