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技術 液圧減衰アクチュエータ

出願人 ロシノックス
発明者 ジョセフタルペ
出願日 2018年3月22日 (2年11ヶ月経過) 出願番号 2019-569232
公開日 2020年8月6日 (6ヶ月経過) 公開番号 2020-523505
状態 未査定
技術分野 ウイング用動力操作機構 ウイング開閉機構;ウイング用付属品 流体減衰装置
主要キーワード 取付け補助具 機械式コネクタ 押出しアルミニウム 管状シリンダ 減衰構成 可動閉鎖部材 出口ボア 入口ボア
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課題・解決手段

ヒンジ式に連結されたクロージャシステムを閉じるための液圧減衰アクチュエータ(100)である。このアクチュエータ(100)は、クロージャシステムが開かれているときにエネルギー貯蔵し、当該エネルギーを回復してクロージャシステムを閉じるように構成された、エネルギー貯蔵機構と、クロージャシステムの閉鎖運動を減衰するように構成された、液圧減衰機構と、を含む。アクチュエータ(100)は、第1および第2の端部を有する管状シリンダバレルと、第1および第2の極端を有する回転可能なシャフト(121)と、をさらに含む。シャフト(121)は、管状シリンダバレル(118)を取って少なくとも第1の端部から第2の端部まで延びている。したがって、シャフト(121)の両極端を、クロージャシステムの回転をシャフト(121)に伝達するように構成された機械式コネクタ(108)に連結することが可能であり、これによって、クロージャシステムの利き手に応じて、アクチュエータ(100)を2つの反対の向きに取り付けることができる。

概要

背景

本発明のアクチュエータは、典型的には、例えばポストなどの垂直な支持体と、それにヒンジ式に連結された閉鎖部材と、を有するクロージャシステムで使用される。アクチュエータは、その長手方向軸を垂直にして取り付けられるが、該長手方向軸は、クロージャシステムのヒンジ軸と一致していても一致していなくてもよい。しかしながら、アクチュエータの長手方向軸がヒンジ軸と一致していない場合、アクチュエータおよび機械式コネクタは、通常、ヒンジ軸の両側でクロージャシステムに連結する。すなわち、ヒンジ軸の一方側で、アクチュエータがクロージャシステムに取り付けられ、ヒンジ軸の他方側で、機械式コネクタがクロージャシステムに取り付けられる。

ヒンジ軸と一直線上にある長手方向軸を有するアクチュエータは、特許文献1から知られており、典型的には、垂直な支持体と、アイボルトヒンジを使用してヒンジ式に連結された閉鎖部材と、を有するクロージャシステムで使用されている。アクチュエータは、支持体を使用してポストに取り付けられ、機械式コネクタは、アイボルトヒンジのボルト部分に直接係合している。支持体は、管状シリンダバレルを実質的に囲い、シリンダバレルが支持体内で自由に回転できるようになっている。左利きおよび右利きクロージャシステムの両方に適するように、機械式コネクタは、支持体に回転可能に取り付けられており、第1のピンを挿入するための2つの開口部を有する。第1のピンを第1の開口部に挿入すると、機械式コネクタがシャフトロックされ、第1のピンを第2の開口部に挿入すると、機械式コネクタがシリンダバレルにロックされる。機械式コネクタがシャフトにロックされる場合、シリンダバレルは第2のピンによって支持体にロックされる。同様に、機械式コネクタがシリンダバレルにロックされる場合、シャフトは第2のピンによって支持体にロックされる。既知のアクチュエータは、シリンダバレルが固定された状態でシャフトが閉鎖部材の回転に従うか、あるいはシャフトが固定された状態でシリンダバレルが閉鎖部材の回転に従うか、といった意味での第1のピンと第2のピンとの互換性により、左利きおよび右利きクロージャシステムに適応している。

既知のアクチュエータの欠点は、必要とされる支持のために、アイボルトヒンジとエネルギー貯蔵機構との間の垂直距離がかなり大きいことである。換言すると、クロージャシステムの回転運動は、相当な垂直距離にわたって伝達される必要があり、その結果、機械式コネクタにかなりのトルクが生じ、コネクタおよび/またはシャフトもしくはシリンダバレルへのピン接続が損傷する可能性がある。

既知のアクチュエータの別の欠点は、シリンダバレルが支持体内で回転できるため、クロージャシステムの利き手に応じて、シリンダバレルの回転運動を妨げる相当の摩擦があり、アクチュエータの誤作動を引き起こす可能性があることである。さらに、既知のアクチュエータは典型的には屋外で使用されるため、支持体の複数の開口部を介して、該支持体とシリンダバレルとの間に汚れおよび/または水が入り込む現実的な可能性があり、汚れおよび/または水によって、シリンダバレルと支持体との間の摩擦がさらに増してしまう。さらに、支持体とシリンダバレルとの間の空間に入り込んだ水は凍結する可能性があり、これにより膨張し、支持体および/または管状シリンダバレルに損傷を来たす可能性がある。最後に、管状シリンダバレルの周囲の支持体により、アクチュエータの外径が大きくなる。しかしながら、アクチュエータは、通常、限られた幅を有するポストに取り付けられる、という事実により、外径には制限がある。

そのようなアクチュエータの別の欠点は、アクチュエータを右利きおよび左利きクロージャシステムの両方で使用できるように、当該アクチュエータには、機械式コネクタを取り付けるための複数の開口部があることである。これにより、アクチュエータの取り付け中に混乱が生じる可能性がある。

さらに、既知のアクチュエータは、3つの異なる区画、すなわち、エネルギー貯蔵機構を収容する区画と、それぞれが液圧減衰機構の部分を収容する2つの区画と、から形成された管状シリンダバレルを有する。これらの区画は、それらの間に必要なシールがある状態で互いに摺動する。しかしながら、そのような構造は複雑であり、シールは時間と共に劣化して作動液漏れを引き起こす可能性がある。さらに、管状シリンダバレルの全体的な強度は、その断面構造に起因して低下する。

さらに、既知のアクチュエータは、クロージャシステムへの取り付けが難しいことが分かっている。具体的には、既知のアクチュエータは、エネルギー貯蔵機構がその最小エネルギーに達するとき、すなわちピストンがその極端位置のいずれかにある状態でアクチュエータの弛緩位置に到達するときに、管状シリンダバレルに対する機械式コネクタの相対位置が、クロージャシステムの閉鎖位置に対応しないように設計されている。実際に、アクチュエータは、それが取り付けられて、クロージャシステムが閉じられたときに、当該クロージャシステムを閉めるよう促すようにクロージャシステムに加えられる力がまだあるように、すなわち、ピストンがその極端位置に到達しないように設計されている。この設計は、支持体と閉鎖部材とが完全に位置合わせされていない場合に、クロージャシステムが適切に閉じるようにするためのものである。完全に位置合わせされたクロージャシステムでは、アクチュエータは、例えば、理論的にはクロージャシステムの閉位置を超えて閉鎖部材を最大15度回転させることができる。その結果、アクチュエータをクロージャシステムに取り付ける際、一方で機械式コネクタと管状シリンダバレル、および他方で機械式コネクタと閉じたクロージャシステムとの位置合わせを達成するために、機械式コネクタを通常15度を超えて回転させる必要がある。アクチュエータの弛緩状態でもエネルギー貯蔵量があるエネルギー貯蔵機構によって発揮される大きな力のために、手動で機械式コネクタを回転させて必要な位置合わせを得ることは、厄介で困難であることが分かっている。

別のタイプのアクチュエータは、特許文献2に開示されている。このようなアクチュエータは、典型的には、クロージャシステムの閉鎖部材内に取り付けられ、アクチュエータのシャフトが閉鎖部材の旋回軸を形成する。アクチュエータが閉鎖部材内に取り付けられているため、シリンダバレルは、閉鎖部材にロックされて、クロージャシステムが開閉されるときに回転する。機械式コネクタは、シャフト、およびクロージャシステムの支持体、例えばポストまたは地面に取り付けられて、クロージャシステムが開閉されるときにシャフトが静止したままであることを確実にする。

このタイプのアクチュエータの欠点は、エネルギー貯蔵機構および減衰機構が特定の方向でのみ動作し、シャフトが常に静止しているため、左利きまたは右利きクロージャシステムのいずれかにしか適していないことである。したがって、左利きおよび右利きクロージャシステムには異なるアクチュエータが必要である。

概要

ヒンジ式に連結されたクロージャシステムを閉じるための液圧減衰アクチュエータ(100)である。このアクチュエータ(100)は、クロージャシステムが開かれているときにエネルギーを貯蔵し、当該エネルギーを回復してクロージャシステムを閉じるように構成された、エネルギー貯蔵機構と、クロージャシステムの閉鎖運動を減衰するように構成された、液圧減衰機構と、を含む。アクチュエータ(100)は、第1および第2の端部を有する管状シリンダバレルと、第1および第2の極端を有する回転可能なシャフト(121)と、をさらに含む。シャフト(121)は、管状シリンダバレル(118)を取って少なくとも第1の端部から第2の端部まで延びている。したがって、シャフト(121)の両極端を、クロージャシステムの回転をシャフト(121)に伝達するように構成された機械式コネクタ(108)に連結することが可能であり、これによって、クロージャシステムの利き手に応じて、アクチュエータ(100)を2つの反対の向きに取り付けることができる。A

目的

本発明の目的は、特に屋外で使用される場合の信頼性が改善された、左利きおよび右利きクロージャシステムの両方に使用可能な液圧減衰アクチュエータを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

互いにヒンジ式に連結された第1の部材および第2の部材を有するクロージャシステムを閉じるための液圧減衰アクチュエータ(100;200;300;500)は:・長手方向軸(119;219;319;519)、第1の端部、および第2の端部を有する、管状シリンダバレル(118;218;318;518)と;・前記クロージャシステムが開かれているときにエネルギー貯蔵し、当該エネルギーを回復して前記クロージャシステムを閉じるように構成された、管状シリンダバレル(118;218;318;518)内のエネルギー貯蔵機構と;・前記クロージャシステムの閉鎖運動を減衰するように構成された、管状シリンダバレル(118;218;318;518)内の液圧減衰機構であって、前記管状シリンダバレル(118;218;318;518)内で2つの極端位置の間を前記長手方向軸(119;219;319;519)の方向に摺動可能に構成された、ピストン(147;247;347;547)を含む、液圧減衰機構と;・前記管状シリンダバレル(118;218;318;518)に対して回転可能なシャフト(121;221;321;521)であって、第1の極端、第2の極端、および前記長手方向軸(119;219;319;519)と実質的に一致する回転軸を有し、前記エネルギー貯蔵機構と前記減衰機構とを動作可能に連結するように構成された、シャフト(121;221;321;521)と;・前記シャフト(121;221;321;521)を前記第2の部材に動作可能に連結するように構成された、機械式コネクタ(108;208;308;508)と、を備える、アクチュエータ(100;200;300;500)であって、前記シャフト(121;221;321;521)が、前記管状シリンダバレル(118;218;318;518)を通って少なくとも前記第1の端部から前記第2の端部まで延び、前記管状シリンダバレル(118;218;318;518)が、その長手方向軸(119;219;319;519)を、右利きクロージャシステムの場合は第1の向きにした状態で、左利きクロージャシステムの場合は、前記第1の向きとは反対の第2の向きにした状態で、前記クロージャシステムの前記第1の部材に回転不能に固定されるように構成されており、前記機械式コネクタ(108;208;308;508)は、前記管状シリンダバレル(118;218;318;518)の長手方向軸(119;219;319;519)が前記第1の向きにある場合に、前記シャフト(121;221;321;521)の前記第1の極端に連結され、前記管状シリンダバレル(118;218;318;518)の長手方向軸(119;219;319;519)が前記第2の向きにある場合に、前記シャフト(121;221;321;521)の前記第2の極端に連結されるように構成されていることを特徴とする、アクチュエータ(100;200;300;500)。

請求項2

互いにヒンジ式に連結された第1の部材および第2の部材を有するクロージャシステムを閉じるための液圧減衰アクチュエータ(400)は:・長手方向軸(419)、第1の端部、および第2の端部を有する、管状シリンダバレル(118;218;318)と;・前記クロージャシステムが開かれているときにエネルギーを貯蔵し、当該エネルギーを回復して前記クロージャシステムを閉じるように構成された、管状シリンダバレル(418)内のエネルギー貯蔵機構と;・前記クロージャシステムの閉鎖運動を減衰するように構成された、管状シリンダバレル(418)内の液圧減衰機構であって、前記管状シリンダバレル(418)内を、2つの極端位置の間で、前記長手方向軸(419)の方向に摺動可能に構成されたピストン(447)を含む、液圧減衰機構と;・前記管状シリンダバレル(418)に対して回転可能なシャフト(421)であって、第1の極端、第2の極端、および前記長手方向軸(419)と実質的に一致する回転軸を有し、前記エネルギー貯蔵機構と前記減衰機構とを動作可能に連結するように構成された、シャフト(421)と;・前記管状シリンダバレル(418)を前記第2の部材に動作可能に連結するように構成された、機械式コネクタ(408)と、を備える、アクチュエータ(400)であって、前記シャフト(421)が、前記管状シリンダバレル(418)を通って少なくとも前記第1の端部から前記第2の端部まで延び、前記シャフト(421)が、その長手方向軸(419)を、右利きクロージャシステムの場合は第1の向きにした状態で、左利きクロージャシステムの場合は、前記第1の向きとは反対の第2の向きにした状態で、その第1およびその第2の極端で、前記クロージャシステムの前記第1の部材に回転不能に固定されるように構成されており、前記機械式コネクタ(408)が、前記管状シリンダバレル(418)に回転不能に固定されるように構成されていることを特徴とする、アクチュエータ(400)。

請求項3

前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)が、当該管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)の内部カラー(120;220;320;420;520)によって分離された第1の管状部(142;242;342;442;542)と第2の管状部(142;243;343;443;543)とを有し、前記エネルギー貯蔵機構が前記第1の管状部(142;242;342;442;542)に配置され、前記減衰機構が前記第2の管状部(142;243;343;443;543)に配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項4

互いにヒンジ式に連結された第1の部材および第2の部材を有するクロージャシステムを閉じるための液圧減衰アクチュエータ(100;200;300;400;500)は:・長手方向軸(119;219;319;419;519)、第1の端部、および第2の端部を有する、管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)と;・前記クロージャシステムが開かれているときにエネルギーを貯蔵し、当該エネルギーを回復して前記クロージャシステムを閉じるように構成された、管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)内のエネルギー貯蔵機構と;・前記クロージャシステムの閉鎖運動を減衰するように構成された、管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)内の液圧減衰機構であって、前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)内を、2つの極端位置の間で、前記長手方向軸(119;219;319;419;519)の方向に摺動可能に構成されたピストン(147;247;347;447;547)を含む、液圧減衰機構と;・前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)に対して回転可能なシャフト(121;221;321;421;521)であって、第1の極端、第2の極端、および前記長手方向軸(119;219;319;419;519)と実質的に一致する回転軸を有し、前記エネルギー貯蔵機構と前記減衰機構とを動作可能に連結するように構成された、シャフト(121;221;321;421;521)と;・前記シャフト(121;221;321;421;521)を前記第2の部材に動作可能に連結するように構成された、機械式コネクタ(108;208;308;408;508)と、を備える、アクチュエータ(100;200;300;400;500)であって、前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)が、当該管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)の内部カラー(120;220;320;420;520)によって分離された第1の管状部(142;242;342;442;542)と第2の管状部(142;243;343;443;543)とを有し、前記エネルギー貯蔵機構が前記第1の管状部(142;242;342;442;542)に配置され、前記減衰機構が前記第2の管状部(142;243;343;443;543)に配置されていることを特徴とする、アクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項5

前記第1の管状部(142;242;342;442;542)が、前記第1の端部から前記カラー(120;220;320;420;520)に向かって減少する内径を有し、前記第2の管状部(142;243;343;443;543)が、前記第2の端部から前記カラー(120;220;320;420;520)に向かって減少する内径を有することを特徴とする、請求項3または4に記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項6

前記カラー(120;220;320;420;520)が、特には前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)を横断して延びる少なくとも1つのボルトまたはピンによって当該管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)内に固定された環状要素によって形成され、好ましくは前記管状シリンダバレルと前記環状要素との間にシールが押されているか、あるいは当該環状要素それ自体がシールを形成していることを特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項7

前記第1の管状部(142;242;342;442;542)、前記第2の管状部(142;243;343;443;543)および前記カラー(120;220;320;420;520)が、前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)内に一体的に形成されていることを特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項8

前記減衰機構が:・ある量の作動液で満たされた閉口シリンダキャビティ(144;244;344;444;544)と;・前記閉口シリンダキャビティ(144;244;344;444;544)を高圧区画(148;248;348;448;548)と低圧区画(149;249;349;449;549)とに分割するように、当該閉口シリンダキャビティ(144;244;344;444;544)内に配置された前記ピストン(147;247;347;447;547)であって、好ましくは当該ピストン(147;247;347;447;547)を通って、特にはその中心を通って延びる前記シャフト(121;221;321;421;521)に動作可能に連結されて、前記2つの極端位置の間で摺動可能であるピストン(147;247;347;447;547)と;・前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)に対する前記シャフト(121;221;321;421;521)の相対回転運動を、前記ピストン(147;247;347;447;547)の摺動運動に変換する、運動変換機構(154,155,156;254,255,256;355,356;454,455,456;555,556)と;・前記クロージャシステムが開かれているときに、前記低圧区画(149;249;349;449;549)から前記高圧区画(148;248;348;448;548)への流体の流れを可能にする、一方向弁(158;258;358;458;558)と;・前記高圧区画(148;248;348;448;548)と前記低圧区画(149;249;349;449;549)との間の、少なくとも1つの制限された流体流路(161,162,163,165,166;261,262,263,265,266;361,362,363a,363b,363c,363d,365,366;461,462,463,465,466;561,562,563a,563b,563c,563d,565,566)と、を含むことを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項9

前記閉口シリンダキャビティ(144;244;344;444;544)が前記第2の管状部(142;243;343;443;543)にあることを特徴とする、少なくとも請求項3または4に従属する場合の請求項9に記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項10

前記アクチュエータ(100;200;300;400;500)が、前記少なくとも1つの制限された流体通路(161,162,163,165,166;261,262,263,265,266;361,362,363a,363b,363c,363d,365,366;461,462,463,465,466;561,562,563a,563b,563c,563d,565,566)を通る作動液の流れを調整する、少なくとも1つの可変動弁(160,167;260,267;360,367;460,467;560,567;)を含むことを特徴とする、請求項8または9に記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項11

前記少なくとも1つの制限された流体通路(161,162,163,165,166;261,262,263,265,266;461,462,463,465,466)が前記シャフト(121;221;421)内に形成されており、当該少なくとも1つの制限された流体通路は、前記長手方向軸(199;219;419)の方向に実質的に延びて、前記シャフト(121;221;421)の前記第2の極端において当該シャフトの端面で終端するボア(161,165;261,265;461,465)を含み、当該ボア(161,165;261,265;461,465)内に前記少なくとも1つの可変動弁(160,167;260,267;460,467)が配置されていることを特徴とする、請求項10に記載のアクチュエータ(100;200;400)。

請求項12

前記少なくとも1つの制限された流体通路(361,362,363a,363b,363c,363d,365,366;561,562,563a,563b,563c,563d,565,566)が:・前記管状シリンダバレル(318;518)内に形成され、前記長手方向軸(319;519)の方向に実質的に延びる、第1のセクション(361;561)と、・前記カラー(32;5200)内に形成され、前記長手方向軸(319;519)を横断する方向に実質的に延びる、第2のセクション(363b,363c,363d;563b,563c,563d)と、を含み、前記少なくとも1つの可変動弁(360,367;560,567)が、前記第2のセクション(363c,363d;563c,563d)に配置されていることを特徴とする、少なくとも請求項7に従属する場合の請求項10に記載のアクチュエータ(300;500)。

請求項13

前記可変動弁(360,367;560,567)が、前記シャフト(321;521)の前記第1の極端と前記第2の極端との中間に実質的に配置されていることを特徴とする、請求項12に記載のアクチュエータ(300;500)。

請求項14

前記少なくとも1つの制限された流体通路(161,162,163,165,166;261,262,263,265,266;361,362,363a,363b,363c,363d,365,366;461,462,463,465,466;561,562,563a,563b,563c,563d,565,566)が:・前記クロージャシステムの閉鎖速度を調整するように構成された、第1の制限された流体通路(161,162,163;261,262,263;361,362,363a,363d;461,462,463;561,562,563a,563d)と;・前記クロージャシステムの閉鎖運動のエンドストロークを調整するように構成された、第2の制限された流体通路(163,165,166;265,266;361,363a,363b,365,366;463,465,466;561,563a,563b,565,566)と、を含むことを特徴とする、請求項8〜13のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項15

前記運動変換機構(154,155,156;254,255,256;355,356;454,455,456;555,556)が、前記閉口シリンダキャビティ(144;244;344;444;544)内における前記ピストン(147;247;347;447;547)の回転を防止するための回転防止機構を含み、当該回転防止機構が、前記カラー(120;220;320;420;520)にボルト止めされたガイド要素(151;252;352;452;552)を含み、前記ピストン(147;247;347;447;547)が、回転不能かつ前記長手方向軸(119;219;319;419;519)の方向に摺動可能に、前記ガイド要素(151;252;352;452;552)に連結されていることを特徴とする、少なくとも請求項3または4に従属する場合の請求項8〜14のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項16

前記運動変換機構(154,155,156;254,255,256;355,356;454,455,456;555,556)が、前記閉口シリンダキャビティ(144;244;344;444;544)内の前記ピストン(147;247;347;447;547)の回転を防止するための回転防止機構を含み、当該回転防止機構が、前記カラー(120;220;320;420;520)を形成する前記環状要素によって形成されたガイド要素(151;252;352;452;552)を含み、前記ピストン(147;247;347;447;547)が、回転不能かつ前記長手方向軸(119;219;319;419;519)の方向に摺動可能に、前記ガイド要素(151;252;352;452;552)に連結されていることを特徴とする、少なくとも請求項6に従属する場合の請求項8〜14のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項17

前記アクチュエータ(100;200;300;400;500)が:・前記シャフト(121;221;321;421;521)と前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)との間に介在する、第1のローラベアリング(123;223;323;423;523)、特にはダブルローラベアリング、好ましくはボールベアリングであって、内レース(126;226;326;426;526)および外レース(125;225;325;425;525)を有し、当該第1のローラベアリング(123;223;323;423;523)の前記内レース(126;226;326;426;526)が、前記シャフト(121;221;321;421;521)に対して前記長手方向軸(119;219;319;419;519)の方向に固定位置にある第1の横断面と軸方向に係合し、当該第1のローラベアリング(123;223;323;423;523)の前記外レース(125;225;325;425;525)が、前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)に対して前記長手方向軸(119;219;319;419;519)の方向に固定位置にある第2の横断面と軸方向に係合し、当該第1のローラベアリング(123;223;323;423;523)の前記外レース(125;225;325;425;525)が、好ましくは前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)に半径方向に係合している、第1のローラベアリング(123;223;323;423;523)と;・前記シャフト(121;221;321;421;521)と前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)との間に介在する、第2のローラベアリング(124;224;324;424;524)、特にはダブルローラベアリング、好ましくはボールベアリングであって、内レース(128;228;328;428;528)および外レース(127;227;327;427;527)を有し、当該第2のローラベアリング(124;224;324;424;524)の前記内レース(128;228;328;428;528)が、前記シャフト(121;221;321;421;521)に対して前記長手方向軸(119;219;319;419;519)の方向に固定位置にある第3の横断面と軸方向に係合し、当該第2のローラベアリング(124;224;324;424;524)の前記外レース(125;225;325;425;525)が、前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)に対して前記長手方向軸(119;219;319;419;519)の方向に固定位置にある第4の横断面と軸方向に係合し、当該第2のローラベアリング(124;224;324;424;524)の前記外レース(125;225;325;425;525)が、好ましくは前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)と半径方向に係合している、第2のローラベアリング(124;224;324;424;524)と、を含むことを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項18

前記第1および第3の横断面が、前記第1および第2のローラベアリングの外側に位置し、前記第2および第4の横断面が、前記第1および第2のローラベアリングの間に位置していることを特徴とする、請求項17に記載のアクチュエータ(100;200;400)。

請求項19

前記アクチュエータ(100;200)が:・前記第1の極端に回転不能に固定された第1の連結部材(112;212)であって、前記シャフト(121;221)および当該第1の連結部材(112;212)を通って前記長手方向軸(119;219)を横切る方向に配置される、特には第1の部材ピン(140;240)によって固定され、前記第1の横断面を形成し、前記第1のローラベアリング(123;223)の前記内レース(126;226)と好ましくは半径方向に係合する、第1の連結部材(112;212)と;・前記第2の極端に回転不能に固定された第2の連結部材(113;213)であって、前記シャフト(121;221)および当該第2の連結部材(113;213)を通って前記長手方向軸(119;219)を横切る方向に配置される、特には第2の部材ピン(139;239)によって固定され、前記第3の横断面を形成し、前記第2のローラベアリング(124;224)の前記内レース(128;228)と好ましくは半径方向に係合し、前記第2の部材ピン(139;239)が、好ましくは前記シャフト(121;221)の回転軸に対してオフセットされている、第2の連結部材(113;213)と、を含み、前記機械式コネクタ(108;208)は、前記管状シリンダバレル(118;218)が前記第1の向きにあるときに前記第1の連結部材(112;212)に固定され、前記管状シリンダバレル(118;218)が前記第2の向きにあるときに前記第2の連結部材(113;213)に固定されるように構成されていることを特徴とする、少なくとも請求項1に従属する場合の請求項17または18に記載のアクチュエータ(100;200)。

請求項20

前記第1の連結部材(112)が、少なくとも1つの右利き用配向部材(115)を含み、前記第2の連結部材(113)が、少なくとも1つの左利き用配向部材(115)を含み、かつ前記機械式コネクタ(108)が、少なくとも1つの配向部材を含み、前記右利き用配向部材(115)および前記配向部材は、前記管状シリンダバレル(118)の長手方向軸(119)が前記第1の向きにあるときに、前記機械式コネクタ(108)が右利きクロージャシステム用に方向付けられるように構成されており、前記左利き用配向部材(115)および前記配向部材は、前記管状シリンダバレル(118)の長手方向軸(119)が前記第2の向きにあるときに、前記機械式コネクタ(108)が左利きクロージャシステム用に方向付けられるように構成されていることを特徴とする、請求項19に記載のアクチュエータ(100)。

請求項21

前記アクチュエータ(100)は:・前記第1のローラベアリング(123)に隣接して前記シャフト(121)の周りに配置され、好ましくは前記第2の横断面を形成する、第1の固定部材(130)と;・前記第2のローラベアリング(124)に隣接して前記シャフト(121)の周りに配置され、好ましくは前記第4の横断面を形成する、第2の固定部材(141)と;・前記管状シリンダバレル(118)および前記第1の固定部材(130)を通って前記長手方向軸(119)を横切る方向に延びる、少なくとも1つの第1のボルト開口部(117)であって、前記アクチュエータ(100)を前記クロージャシステムの前記第1の部材に固定するためのボルト(105)を挿入するように構成された、少なくとも1つの第1のボルト開口部(117)と;・前記管状シリンダバレル(118)および前記第2の固定部材(141)を通って前記長手方向軸(119)を横切る方向に延びる、少なくとも1つの第2のボルト開口部(117)であって、前記アクチュエータ(100)を前記クロージャシステムの前記第1の部材に固定するためのボルト(105)を挿入するように構成された、少なくとも1つの第2のボルト開口部(117)と、をさらに含むことを特徴とする、少なくとも請求項1に従属する場合の請求項17〜20のいずれかに記載のアクチュエータ(100)。

請求項22

前記管状シリンダバレル(118;318;518)が、前記長手方向軸(119;319;518)を前記クロージャシステムの前記ヒンジ軸(129;329;529)と実質的に一致させて、前記第1の部材に固定されるように構成されていることを特徴とする、請求項1、請求項4、または、少なくとも請求項1もしくは4に従属する場合の先行する請求項のいずれかに記載のアクチュエータ(100;300;500)。

請求項23

前記第1の部材が可動式閉鎖部材(302;502)であり、前記管状シリンダバレル(318;518)が、前記第1の部材上に取り付けられているか、好ましくは当該第1の部材内に取り付けられるように構成されていることを特徴とする、請求項22に記載のアクチュエータ(300;500)。

請求項24

前記第2の部材が固定支持体(301;501)であり、前記アクチュエータ(300;500)が、前記第1の部材を前記第2の部材にヒンジ止めするためのヒンジを形成し、ローラベアリング(386;586)、特にはボールベアリングが、好ましくは前記機械式コネクタ(308;508)と前記管状シリンダバレル(318;518)との間に設けられていることを特徴とする、請求項23に記載のアクチュエータ(300;500)。

請求項25

前記第2の部材が可動式閉鎖部材(102;202)であり、前記機械式コネクタ(108;208)が、前記第2の部材に連結するように構成された回転アームを含み、前記回転アームが、前記シャフト(121;221)に対して回転不能に固定された近位部を有することを特徴とする、請求項1、請求項3、請求項4、または、少なくとも請求項1もしくは4に従属する場合の請求項5〜22のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200)。

請求項26

前記近位部が少なくとも1対、好ましくは少なくとも2対の第1の固定要素(281)を有し、前記第1の連結部材(212)および前記第2の連結部材(213)の両方がそれぞれ少なくとも2対、好ましくは少なくとも3対の第2の固定要素(214)を含み、前記第1の固定要素(281)および前記第2の固定要素(214)は、前記回転アームが前記シャフト(121;221;321)に対して、少なくとも2つ、好ましくは少なくとも3つの異なる可能な角度方向にある状態で互いに固定されるように構成されていることを特徴とする、請求項25に記載のアクチュエータ(200)。

請求項27

前記回転アームが、前記長手方向軸(119)の方向に実質的に延びる部分を有し、当該部分は、前記第2の部材に固定された前記クロージャシステムの前記ヒンジ(103)の部分(104)と連動するように構成されていることを特徴とする、請求項25に記載のアクチュエータ(100)。

請求項28

前記シャフト(121;221;321;421;521)が、その第1の極端と第2の極端との間に一体的に形成されていることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項29

前記エネルギー貯蔵機構が:・前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)に対して回転不能に固定された、第1の作動部材(130;230;330;430;530)と;・前記シャフト(121;221;321;421;521)に対して回転不能に固定された、第2の作動部材(131;231;331;431;531)と;・前記第1の作動部材(130;230;330)に連結された第1の極端(133;233;333;433;533)および前記第2の作動部材(131;231;331;431;531)に連結された第2の極端(134;234;334;434;534)を有する、ねじりばね(132;232;332;432;532)と、を含むことを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項30

前記第1の作動部材(130)および前記第1の固定部材(130)が両方ともに、さらなる環状要素により形成されていることを特徴とする、少なくとも請求項21に従属する場合の請求項29に記載のアクチュエータ(100)。

請求項31

前記カラー(120;220;320;420;520)が、前記第1の作動部材(130;230;330;430;530)を形成していることを特徴とする、少なくとも請求項3または4に従属する場合の請求項29に記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項32

前記第1の作動部材(130;230;330;430;530)は、好ましくは前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)および当該第1の作動部材(130;230;330;430;530)を通って前記長手方向軸(119;219;319;419;519)を横断する方向に配置された、第1の作動部材ピン(137;237;337;437;537)によって、前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)に回転不能に固定されていることを特徴とする、請求項29に記載のアクチュエータ(100;200;300)。

請求項33

前記第2の作動部材(131;231;331;431;531)は、前記シャフト(121;221;321;421;521)および当該第2の作動部材(131;231;331;431;531)を通って前記長手方向軸(119;219;319;419;519)を横断する方向に配置された、第2の作動部材ピン(131;231;331;431;531)によって、前記シャフト(121;221;321;421;521)に回転不能に固定され、前記シリンダバレル(118;218;318;418;518)は、前記第2の作動部材ピン(135;235;335;435;535)が前記シャフト(121;221;321;421;521)および前記第2の作動部材(131;231;331;431;531)を通って配置されるように、当該第2の作動部材ピン(135;235;335;435;535)を当該シリンダバレル(118;218;318;418;518)に前記方向に挿入できるようにする、開口部(136;236;336;436;536)を有することを特徴とする、請求項29〜32のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項34

前記第2の作動部材(131;231;331;431;531)には、前記第2の作動部材ピン(135;235;335;435;535)を受容するための穴が設けられており、前記第2の作動部材ピン(135;235;335;435;535)は、特には、当該作動部材ピンを前記穴に挿入した後に、当該穴の入口開口部を機械的に変形させることによって当該穴の中にロックされることを特徴とする、請求項33に記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項35

前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)が一体的に形成されていることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項36

前記管状シリンダバレル(118;218;318;418;518)が押出成形されることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;400;500)。

請求項37

前記アクチュエータ(100;200;300;500)が:・前記シャフト(121;221;321;521)を前記管状シリンダバレル(118;218;318;518)に対して部分的に回転した位置に維持するために、前記第1の極端と前記管状シリンダバレル(118;218;318;518)との間に取り外し可能に挿入された、第1の取付け補助具(611、621、631)と;・前記シャフト(121;221;321;521)を前記管状シリンダバレル(118;218;318;518)に対して部分的に回転した前記位置に維持するために、前記第2の極端と前記管状シリンダバレル(118;218;318;518)との間に取り外し可能に挿入された、第2の取付け補助具と、をさらに含み、部分的に回転された前記位置が、部分的に開いたクロージャシステムに対応することを特徴とする、請求項1、または、少なくとも請求項1に従属する場合の先行する請求項のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200;300;500)。

請求項38

前記第1の取付け補助具(611;621)は、前記長手方向軸(119;219)に沿って向けられた、特にはボルト(614;624)、好ましくは少なくとも2つのボルトによって、前記第1の連結部材(112;212)に取り外し可能に固定され、前記第2の取付け補助具(612;622)は、前記長手方向軸(119;219)に沿って向けられた、特にはさらなるボルト(616;626)、好ましくは少なくとも2つのさらなるボルトによって、前記第2の連結部材(123;223)に取り外し可能に固定されることを特徴とする、請求項19に従属する場合の請求項37に記載のアクチュエータ(100;200)。

請求項39

前記第1の取付け補助具(631)および前記第2の取付け補助具(632)は、特には横方向ピン(634,636)によって前記シャフト(321;521)に直接、取り外し可能に固定されていることを特徴とする、請求項37に記載のアクチュエータ(300;500)。

請求項40

前記第1の取付け補助具(611;631)および前記第2の取付け補助具(612;632)は、特には、前記長手方向軸(119;319;519)に沿って方向付けられたボルト(613,615;633,635)によって、前記管状シリンダバレル(118;318;518)に取り外し可能に固定されていることを特徴とする、請求項37〜39のいずれかに記載のアクチュエータ(100;300;500)。

請求項41

前記管状シリンダバレル(218)が、前記第1および第2の端部を超えて前記長手方向(219)に沿って延びる突出部を有し、前記第1の取付け補助具(621)および前記第2の取付け補助具(622)が、前記管状シリンダバレル(218)からの当該突出部のそれぞれと係合することを特徴とする、請求項37〜39のいずれかに記載のアクチュエータ(200)。

請求項42

前記アクチュエータ(300;500)は、前記第1および第2の取付け補助具(631,632)の一方が取り外された場合に、前記シャフト(321;521)を前記管状シリンダバレル(318;518)に対して部分的に回転した前記位置に維持するように、前記管状シリンダバレル(318;518)と前記機械式コネクタ(308;508)との間に取り外し可能に挿入されるように構成された、さらなる取付け補助具(637)を含むことを特徴とする、請求項37〜41のいずれかに記載のアクチュエータ(300;500)。

請求項43

前記さらなる取付け補助具(637)が、前記長手方向軸(319;519)に沿って方向付けられた、特にはボルト(638)によって、前記機械式コネクタ(308)に取り外し可能に固定されていることを特徴とする、請求項42に記載のアクチュエータ(300;500)。

請求項44

前記さらなる取付け補助具(637)が、前記ローラベアリング(386;586)が収容された支持部材(387;587)と係合していることを特徴とする、少なくとも請求項24に従属する場合の請求項42または43に記載のアクチュエータ(300;500)。

請求項45

請求項37〜41のいずれかに記載のアクチュエータ(100;200)をクロージャシステムに取り付ける方法であって、当該方法は:a)請求項37〜41のいずれかによるアクチュエータ(100;200)を提供するステップと;b)前記管状シリンダバレル(118;218)を、その長手方向軸(119;219)を、右利きクロージャシステムでは前記第1の向きにし、左利きクロージャシステムでは前記第2の向きにして、前記第1の部材に回転不能に固定するステップと;c)右利きクロージャシステムでは前記第1の取付け補助具(611;621)を、左利きクロージャシステムでは前記第2の取付け補助具(612;622)を取り外すステップと;d)ステップc)の後に、前記機械式コネクタ(108;208)を、右利きクロージャシステムでは前記シャフト(121;221)の前記第1の極端に、左利きクロージャシステムでは前記シャフト(121;221)の前記第2の極端に連結するステップと;e)ステップc)の後に、前記機械式コネクタ(108;208)を前記第2の部材に連結するステップと;f)ステップd)およびe)の後に、左利きクロージャシステムでは前記第1の取付け補助具(611;621)を、右利きクロージャシステムでは前記第2の取付け補助具(612;622)を取り外すステップと、を含む方法。

請求項46

請求項42〜44のいずれかに記載のアクチュエータ(300;500)をクロージャシステムに取り付ける方法であって、当該方法は:a)請求項42〜44のいずれかによるアクチュエータ(300;500)を提供するステップと;b)右利きクロージャシステムでは前記第1の取付け補助具(631)を、左利きクロージャシステムでは前記第2の取付け補助具(632)を取り外すステップと;c)ステップb)の後に、右利きクロージャシステムでは前記シャフト(321;521)の前記第1の極端に、左利きクロージャシステムでは前記シャフト(321;521)の前記第2の極端に、前記機械式コネクタ(308;508)を連結するステップと;d)ステップc)の後に、前記管状シリンダバレル(318;518)と前記機械式コネクタ(308;508)との間に、さらなる取付け補助具(637)を挿入するステップと;e)ステップd)の後に、左利きクロージャシステムでは前記第1の取付け補助具(631)を、右利きクロージャシステムでは前記第2の取付け補助具(632)を取り外すステップと;f)ステップe)の後に、前記管状シリンダバレル(318;518)を、その長手方向軸(319;519)を、右利きクロージャシステムでは前記第1の向きにし、左利きクロージャシステムでは前記第2の向きにして、前記第1の部材に回転不能に固定するステップと;g)ステップe)の後に、前記機械式コネクタ(308;508)を、前記第2の部材に連結するステップと;h)ステップf)およびg)の後に、前記さらなる取付け補助具(637)を取り外すステップと、を含む方法。

技術分野

0001

本発明は、互いにヒンジ式に連結された第1の部材および第2の部材を有するクロージャシステムを閉じるための、液圧減衰アクチュエータに関する。アクチュエータは、長手方向軸、第1の端部、および第2の端部を有する、管状シリンダバレルを含む。アクチュエータはさらに、上記のクロージャシステムが開かれているときにエネルギー貯蔵し、そのエネルギーを復元してクロージャシステムを閉じるように構成された、管状シリンダバレル内エネルギー貯蔵機構と、クロージャシステムの閉鎖運動を減衰するように構成された、管状シリンダバレル内の液圧減衰機構と、を備える。減衰機構は、管状シリンダバレル内で2つの極端位置の間を長手方向軸の方向に摺動可能に構成された、ピストンを含む。アクチュエータはまた、管状シリンダバレルに対して回転可能なシャフトであって、第1の極端、第2の極端、および長手方向軸に延びる回転軸を有し、エネルギー貯蔵機構と減衰機構とを動作可能に連結するように構成された、シャフトと、当該シャフトを上記の第2の部材に動作可能に連結するように構成された、機械的コネクタと、を含む。

背景技術

0002

本発明のアクチュエータは、典型的には、例えばポストなどの垂直な支持体と、それにヒンジ式に連結された閉鎖部材と、を有するクロージャシステムで使用される。アクチュエータは、その長手方向軸を垂直にして取り付けられるが、該長手方向軸は、クロージャシステムのヒンジ軸と一致していても一致していなくてもよい。しかしながら、アクチュエータの長手方向軸がヒンジ軸と一致していない場合、アクチュエータおよび機械式コネクタは、通常、ヒンジ軸の両側でクロージャシステムに連結する。すなわち、ヒンジ軸の一方側で、アクチュエータがクロージャシステムに取り付けられ、ヒンジ軸の他方側で、機械式コネクタがクロージャシステムに取り付けられる。

0003

ヒンジ軸と一直線上にある長手方向軸を有するアクチュエータは、特許文献1から知られており、典型的には、垂直な支持体と、アイボルトヒンジを使用してヒンジ式に連結された閉鎖部材と、を有するクロージャシステムで使用されている。アクチュエータは、支持体を使用してポストに取り付けられ、機械式コネクタは、アイボルトヒンジのボルト部分に直接係合している。支持体は、管状シリンダバレルを実質的に囲い、シリンダバレルが支持体内で自由に回転できるようになっている。左利きおよび右利きクロージャシステムの両方に適するように、機械式コネクタは、支持体に回転可能に取り付けられており、第1のピンを挿入するための2つの開口部を有する。第1のピンを第1の開口部に挿入すると、機械式コネクタがシャフトにロックされ、第1のピンを第2の開口部に挿入すると、機械式コネクタがシリンダバレルにロックされる。機械式コネクタがシャフトにロックされる場合、シリンダバレルは第2のピンによって支持体にロックされる。同様に、機械式コネクタがシリンダバレルにロックされる場合、シャフトは第2のピンによって支持体にロックされる。既知のアクチュエータは、シリンダバレルが固定された状態でシャフトが閉鎖部材の回転に従うか、あるいはシャフトが固定された状態でシリンダバレルが閉鎖部材の回転に従うか、といった意味での第1のピンと第2のピンとの互換性により、左利きおよび右利きクロージャシステムに適応している。

0004

既知のアクチュエータの欠点は、必要とされる支持のために、アイボルトヒンジとエネルギー貯蔵機構との間の垂直距離がかなり大きいことである。換言すると、クロージャシステムの回転運動は、相当な垂直距離にわたって伝達される必要があり、その結果、機械式コネクタにかなりのトルクが生じ、コネクタおよび/またはシャフトもしくはシリンダバレルへのピン接続が損傷する可能性がある。

0005

既知のアクチュエータの別の欠点は、シリンダバレルが支持体内で回転できるため、クロージャシステムの利き手に応じて、シリンダバレルの回転運動を妨げる相当の摩擦があり、アクチュエータの誤作動を引き起こす可能性があることである。さらに、既知のアクチュエータは典型的には屋外で使用されるため、支持体の複数の開口部を介して、該支持体とシリンダバレルとの間に汚れおよび/または水が入り込む現実的な可能性があり、汚れおよび/または水によって、シリンダバレルと支持体との間の摩擦がさらに増してしまう。さらに、支持体とシリンダバレルとの間の空間に入り込んだ水は凍結する可能性があり、これにより膨張し、支持体および/または管状シリンダバレルに損傷を来たす可能性がある。最後に、管状シリンダバレルの周囲の支持体により、アクチュエータの外径が大きくなる。しかしながら、アクチュエータは、通常、限られた幅を有するポストに取り付けられる、という事実により、外径には制限がある。

0006

そのようなアクチュエータの別の欠点は、アクチュエータを右利きおよび左利きクロージャシステムの両方で使用できるように、当該アクチュエータには、機械式コネクタを取り付けるための複数の開口部があることである。これにより、アクチュエータの取り付け中に混乱が生じる可能性がある。

0007

さらに、既知のアクチュエータは、3つの異なる区画、すなわち、エネルギー貯蔵機構を収容する区画と、それぞれが液圧減衰機構の部分を収容する2つの区画と、から形成された管状シリンダバレルを有する。これらの区画は、それらの間に必要なシールがある状態で互いに摺動する。しかしながら、そのような構造は複雑であり、シールは時間と共に劣化して作動液漏れを引き起こす可能性がある。さらに、管状シリンダバレルの全体的な強度は、その断面構造に起因して低下する。

0008

さらに、既知のアクチュエータは、クロージャシステムへの取り付けが難しいことが分かっている。具体的には、既知のアクチュエータは、エネルギー貯蔵機構がその最小エネルギーに達するとき、すなわちピストンがその極端位置のいずれかにある状態でアクチュエータの弛緩位置に到達するときに、管状シリンダバレルに対する機械式コネクタの相対位置が、クロージャシステムの閉鎖位置に対応しないように設計されている。実際に、アクチュエータは、それが取り付けられて、クロージャシステムが閉じられたときに、当該クロージャシステムを閉めるよう促すようにクロージャシステムに加えられる力がまだあるように、すなわち、ピストンがその極端位置に到達しないように設計されている。この設計は、支持体と閉鎖部材とが完全に位置合わせされていない場合に、クロージャシステムが適切に閉じるようにするためのものである。完全に位置合わせされたクロージャシステムでは、アクチュエータは、例えば、理論的にはクロージャシステムの閉位置を超えて閉鎖部材を最大15度回転させることができる。その結果、アクチュエータをクロージャシステムに取り付ける際、一方で機械式コネクタと管状シリンダバレル、および他方で機械式コネクタと閉じたクロージャシステムとの位置合わせを達成するために、機械式コネクタを通常15度を超えて回転させる必要がある。アクチュエータの弛緩状態でもエネルギーの貯蔵量があるエネルギー貯蔵機構によって発揮される大きな力のために、手動で機械式コネクタを回転させて必要な位置合わせを得ることは、厄介で困難であることが分かっている。

0009

別のタイプのアクチュエータは、特許文献2に開示されている。このようなアクチュエータは、典型的には、クロージャシステムの閉鎖部材内に取り付けられ、アクチュエータのシャフトが閉鎖部材の旋回軸を形成する。アクチュエータが閉鎖部材内に取り付けられているため、シリンダバレルは、閉鎖部材にロックされて、クロージャシステムが開閉されるときに回転する。機械式コネクタは、シャフト、およびクロージャシステムの支持体、例えばポストまたは地面に取り付けられて、クロージャシステムが開閉されるときにシャフトが静止したままであることを確実にする。

0010

このタイプのアクチュエータの欠点は、エネルギー貯蔵機構および減衰機構が特定の方向でのみ動作し、シャフトが常に静止しているため、左利きまたは右利きクロージャシステムのいずれかにしか適していないことである。したがって、左利きおよび右利きクロージャシステムには異なるアクチュエータが必要である。

先行技術

0011

欧州特許出願公開第3162997(A1)号
欧州特許出願公開第2208845(A1)号
欧州特許第1528202(B1)号
欧州特許第1907712(B1)号

0012

本発明の目的は、特に屋外で使用される場合の信頼性が改善された、左利きおよび右利きクロージャシステムの両方に使用可能な液圧減衰アクチュエータを提供することである。

0013

この目的は、本発明の第1の実施形態により達成される。第1の実施形態では、シャフトが、管状シリンダバレルを通って少なくとも第1の端部から第2の端部まで延び、管状シリンダバレルが、その長手方向軸を、右利きクロージャシステムの場合は第1の向きにした状態で、左利きクロージャシステムの場合は、第1の向きとは反対の第2の向きにした状態で、クロージャシステムの第1の部材に回転不能に固定されるように構成されており、機械式コネクタは、管状シリンダバレルの長手方向軸が第1の向きにある場合に、シャフトの第1の極端に連結され、管状シリンダバレルの長手方向軸が第2の向きにある場合に、シャフトの第2の極端に連結されるように構成されている。

0014

シャフトが管状シリンダバレルを通って少なくとも第1の端部から第2の端部まで延びているため、シャフトの第1の極端は、管状シリンダバレルの第1の端部上もしくはその近く、または管状シリンダバレルの外側にあり、かつシャフトの第2の極端は、管状シリンダバレルの第2の端部上もしくはその近く、または管状シリンダバレルの外側にある。そのため、両方の極端を機械式コネクタに連結させることができ、これにより、左利きおよび右利きクロージャシステムの両方にアクチュエータを提供するための簡単なソリューションが可能になる。具体的には、右利きクロージャシステムの場合は、シリンダバレルがその長手方向軸を第1の向き(例えば、直立または上下逆さま)にして取り付けられ、機械式コネクタがシャフトの第1の極端に取り付けられる。これは、クロージャシステムの開閉時に、シャフトが第1の方向(例えば、エネルギー貯蔵機構および減衰機構の構成方法に応じて時計回りまたは反時計回り)に回転して、エネルギー貯蔵機構および減衰機構を駆動することを確実にする。左利きクロージャシステムの場合は、シリンダバレルがその長手方向軸を、第1の向きとは反対の第2の向き(例えば、上下逆さままたは直立)にして取り付けられ、機械式コネクタがシャフトの第2の極端に取り付けられる。これは、クロージャシステムの開閉時に、シャフトが再び第1の方向(例えば、エネルギー貯蔵機構および減衰機構の構成方法に応じて時計回りまたは反時計回り)に回転して、エネルギー貯蔵機構および減衰機構を駆動することを確実にする。

0015

さらに、利き手が異なるクロージャシステム用にシリンダバレルを上下逆に取り付け、またシャフトの関連する極端に機械式コネクタを取り付けることにより、所与のタイプ(すなわち、特許文献1のように固定の支持体に取り付けられるか、特許文献2のように可動式の閉鎖部材内に取り付けられる)のクロージャシステムについて、閉鎖システムの利き手に関係なく、シャフトが固定の管状シリンダバレルに対して回転するか、あるいは管状シリンダバレルが固定のシャフトに対して回転する。よって、本発明によるアクチュエータは、管状シリンダバレルがその中で回転する必要のある、追加の支持体を必要としない。したがって、本発明によるアクチュエータでは、シリンダバレルと支持体との間の摩擦に起因してアクチュエータが誤作動する危険性が完全に回避されるため、信頼性が改善される。

0016

さらに、支持体を省くことにより、管状シリンダバレルが支持体の幅を超えることなくより大きな直径を有することも可能になる。そのため、内部機構も拡大することができ、これにより、アクチュエータの堅牢性が向上する。

0017

さらに、本発明によるアクチュエータは、左利きおよび右利きクロージャシステムの両方に適するために、既知のアクチュエータのような複数のロック機構も必要としない。換言すれば、本発明によるアクチュエータは、既知のアクチュエータに比し複雑ではない。

0018

最後に、支持体を省くことによれば、アイボルトヒンジとエネルギー貯蔵機構との間の垂直距離を、既知のアクチュエータに比し小さくすることができる。したがって、クロージャシステムの回転運動は、より短い垂直距離で伝達されるため、機械式コネクタにかかるトルクが小さくなる。

0019

この目的は、本発明の第2の実施形態によっても達成される。第2の実施形態では、機械式コネクタが、シャフトではなく管状シリンダバレルを第2の部材に動作可能に連結するように構成されており、シャフトが、管状シリンダバレルを通って少なくとも第1の端部から第2の端部まで延び、シャフトが、その長手方向軸を、右利きクロージャシステムの場合は第1の向きにした状態で、左利きクロージャシステムの場合は、第1の向きとは反対の第2の向きにした状態で、その第1およびその第2の極端で、クロージャシステムの第1の部材に回転不能に固定されるように構成されており、機械式コネクタが、管状シリンダバレルに回転不能に固定されるように構成されている。

0020

シャフトが管状シリンダバレルを通って少なくとも第1の端部から第2の端部まで延びているため、シャフトの第1の極端は、管状シリンダバレルの第1の端部上もしくはその近く、または管状シリンダバレルの外側にあり、かつシャフトの第2の極端は、管状シリンダバレルの第2の端部上もしくはその近く、または管状シリンダバレルの外側にある。そのため、両方の極端がクロージャシステムの第1の部材への固定に利用可能であり、また管状シリンダバレルが機械式コネクタの固定に使用され、これにより、左利きおよび右利きクロージャシステムの両方にアクチュエータを提供する簡単なソリューションが可能になる。具体的には、右利きクロージャシステムの場合は、シリンダバレルがその長手方向軸を第1の向き(例えば、直立または上下逆さま)にして取り付けられる。これは、クロージャシステムの開閉時に、シャフトが第1の方向(例えば、エネルギー貯蔵機構および減衰機構の構成方法に応じて時計回りまたは反時計回り)に回転して、エネルギー貯蔵機構および減衰機構を駆動することを確実にする。左利きクロージャシステムの場合は、シリンダバレルがその長手方向軸を、第1の向きとは反対の第2の向き(例えば、上下逆さままたは直立)にして取り付けられる。これは、クロージャシステムの開閉時に、シャフトが再び第1の方向(例えば、エネルギー貯蔵機構および減衰機構の構成方法に応じて時計回りまたは反時計回り)に回転して、エネルギー貯蔵機構および減衰機構を駆動することを確実にする。

0021

その結果、本発明の第2の実施形態は、本発明の第1の実施形態について上述したのと同じ利点を達成する。

0022

本発明の別の目的は、改善された強度を有する液圧減衰アクチュエータを提供することである。

0023

この目的は、本発明の第3の実施形態によって達成される。第3の実施形態では、管状シリンダバレルが、管状シリンダバレルの内部カラーによって分離された第1の管状部と第2の管状部とを有し、エネルギー貯蔵機構が第1の管状部に配置され、減衰機構が第2の管状部に配置されている。好ましくは、第1の管状部が、第1の端部からカラーに向かって減少する内径を有し、第2の管状部が、第2の端部からカラーに向かって減少する内径を有する。

0024

カラーによってエネルギー貯蔵機構と液圧減衰機構とを分離し、一体的に形成された管状シリンダバレルを提供することを可能にする。すなわち、第1および第2の管状部は一体的に形成されており、したがって、特許文献1のように別々の区画から構成された管状シリンダバレルを回避し、それによってアクチュエータの強度を改善する。さらに、内径の減少により、エネルギー貯蔵機構のすべての要素を、管状シリンダバレルの第1の端部から第1の管状部に挿入することができ、また、直径の減少により、液圧減衰機構のすべての要素を、管状シリンダバレルの第2の端部から第2の管状部に挿入することができる。このようにして、アクチュエータを都合よく組み立てることができる。

0025

本発明の第3の実施形態の特徴は、本発明の第1または第2の実施形態のいずれかの特徴と組み合わせて使用できることが容易に理解されよう。

0026

本発明の一実施形態では、アクチュエータは:シャフトと管状シリンダバレルとの間に介在する、第1のローラベアリング、特にはダブルローラベアリング、好ましくはボールベアリングであって、内レースおよび外レースを有し、当該第1のローラベアリングの内レースが、シャフトに対して長手方向軸の方向に固定位置にある第1の横断面と軸方向に係合し、当該第1のローラベアリングの外レースが、管状シリンダバレルに対して長手方向軸の方向に固定位置にある第2の横断面と軸方向に係合し、当該第1のローラベアリングの外レースが、好ましくは管状シリンダバレルに半径方向に係合している、第1のローラベアリングと;シャフトと管状シリンダバレルとの間に介在する、第2のローラベアリング、特にはダブルローラベアリング、好ましくはボールベアリングであって、内レースおよび外レースを有し、当該第2のローラベアリングの内レースが、シャフトに対して長手方向軸の方向に固定位置にある第3の横断面と軸方向に係合し、当該第2のローラベアリングの外レースが、管状シリンダバレルに対して長手方向軸の方向に固定位置にある第4の横断面と軸方向に係合し、該第2のローラベアリングの外レースが、好ましくは管状シリンダバレルと半径方向に係合している、第2のローラベアリングと、を含む。好ましくは、第1のよび第3の横断面は、第1および第2のローラベアリングの外側に位置し、第2および第4の横断面は、第1および第2のローラベアリングの間に位置している。

0027

このような構成は、シャフトが、例えば減衰機構によって生成され得る長手方向軸の方向の力を受ける可能性を考慮すると有利である。どちらの向きの力であっても、シャフトは、第1または第3の横断面を介して、第1または第2のローラベアリングのいずれかの内レースに力を伝達する。ローラベアリングは、この力をそれらの外レースに伝達し、したがって、第2または第4の横断面を介して管状シリンダバレルに伝達する。換言すれば、ローラベアリングの構成により、シャフトが長手方向軸の向きにしっかりと固定される。

0028

本発明の一実施形態では、アクチュエータは:第1の極端に回転不能に固定された第1の連結部材であって、シャフトおよび当該第1の連結部材を通って長手方向軸を横切る方向に配置される、特には第1の部材ピンによって固定され、第1の横断面を形成し、第1のローラベアリングの内レースと好ましくは半径方向に係合する、第1の連結部材と;第2の極端に回転不能に固定された第2の連結部材であって、シャフトおよび当該第2の連結部材を通って長手方向軸を横切る方向に配置される、特には第2の部材ピンによって固定され、第3の横断面を形成し、第2のローラベアリングの内レースと好ましくは半径方向に係合し、第2の部材ピンが、好ましくはシャフトの回転軸に対してオフセットされている、第2の連結部材と、を含み、機械式コネクタは、管状シリンダバレルが第1の向きにあるときに第1の連結部材に固定され、管状シリンダバレルが第2の向きにあるときに第2の連結部材に固定されるように構成される。

0029

この実施形態では、連結部材が機械式コネクタに直接つながれ、ローラベアリングはそれぞれ連結部材の一方に軸方向に係合する。したがって、閉鎖部材によって生成される長手方向軸の力は、ローラベアリングを介して支持体に伝達され、これにより、そのような力がアクチュエータの内部機構に伝達されることが回避される。

0030

本発明の一実施形態では、第1の連結部材が、少なくとも1つの右利き用配向部材を含み、第2の連結部材が、少なくとも1つの左利き用配向部材を含み、かつ機械式コネクタが、少なくとも1つの配向部材を含み、右利き用配向部材および配向部材は、管状シリンダバレルの長手方向軸が第1の向きにあるときに、機械式コネクタが右利きクロージャシステム用に方向付けられるように構成されており、左利き用配向部材および配向部材は、管状シリンダバレルの長手方向軸が第2の向きにあるときに、機械式コネクタが左利きクロージャシステム用に方向付けられるように構成されている。

0031

この実施形態では、機械式コネクタは常に正しく方向付けられ、これにより、アクチュエータを設置する際に起こり得る間違いが回避される。

0032

本発明の一実施形態では、アクチュエータは:第1のローラベアリングに隣接してシャフトの周りに配置され、好ましくは第2の横断面を形成する、第1の固定部材と;第2のローラベアリングに隣接してシャフトの周りに配置され、好ましくは第4の横断面を形成する、第2の固定部材と;管状シリンダバレルおよび第1の固定部材を通って長手方向軸を横切る方向に延びる、少なくとも1つの第1のボルト開口部であって、アクチュエータをクロージャシステムの第1の部材に固定するためのボルトを挿入するように構成された、少なくとも1つの第1のボルト開口部と;管状シリンダバレルおよび第2の固定部材を通って長手方向軸を横切る方向に延びる、少なくとも1つの第2のボルト開口部であって、アクチュエータをクロージャシステムの第1の部材に固定するためのボルトを挿入するように構成された、少なくとも1つの第2のボルト開口部と、をさらに含む。

0033

この実施形態では、ローラベアリングに隣接してシャフトの周りに2つの固定部材が設けられている。換言すれば、管状シリンダバレル内に固定部材が設けられている。これにより、大きな力を加えることができる支持体にアクチュエータをしっかりと固定することができ、これは、クロージャシステムのヒンジ軸と機械式コネクタとの間の支柱が小さい場合に特に有益である。これらの固定部材が第2および第4の横断面を形成することは、ローラベアリングに加えられる長手方向の力が支持体に直接伝達されるため、特に有利である。

0034

本発明の一実施形態では、管状シリンダバレルが、長手方向軸をクロージャシステムのヒンジ軸と実質的に一致させて、第1の部材に固定されるように構成されている。

0035

この実施形態において、アクチュエータは、90°を超えて180°まで回転可能なクロージャシステムに適し得る。

0036

本発明の一実施形態では、第1の部材が可動式閉鎖部材であり、管状シリンダバレルが、第1の部材上に取り付けられているか、好ましくは当該第1の部材内に取り付けられるように構成されている。

0037

シリンダバレルは、例えば、固定支持体に面する可動式閉鎖部材の側面に取り付けることができる。好ましくは、シリンダバレルは、可動式閉鎖部材の内部に取り付けられる。この実施形態には、アクチュエータが視界から隠れるという利点がある。さらに、支持体にアクチュエータを固定する十分なスペースがない場合、アクチュエータを閉鎖部材に挿入することで解決することができる。

0038

本発明の一実施形態では、第2の部材が固定支持体であり、アクチュエータが、第1の部材を第2の部材にヒンジ止めするためのヒンジを形成し、ローラベアリング、特にはボールベアリングが、好ましくは機械式コネクタと管状シリンダバレルとの間に設けられている。

0039

この実施形態では、左利きおよび右利きクロージャシステムの両方で利用可能である、特許文献2に開示されるタイプのアクチュエータが提供される。さらに、ローラベアリングは、閉鎖部材の滑らかな回転を可能にし、閉鎖部材を支持するために使用され、これにより、アクチュエータの内部機構によって負担される過剰な力を回避することができる。

0040

本発明の一実施形態では、第2の部材が可動式閉鎖部材であり、機械式コネクタが、第2の部材に連結するように構成された回転アームを含み、回転アームが、シャフトに対して回転不能に固定された近位部を有する。

0041

この実施形態は、アクチュエータを支持体に固定する可能性をもたらす。

0042

本発明の一実施形態では、近位部が少なくとも1対、好ましくは少なくとも2対の第1の固定要素を有し、第1の連結部材および第2の連結部材の両方がそれぞれ少なくとも2対、好ましくは少なくとも3対の第2の固定要素を含み、第1の固定要素および第2の固定要素は、回転アームがシャフトに対して少なくとも2つ、好ましくは少なくとも3つの異なる可能な角度方向にある状態で、互いに固定されるように構成されている。

0043

この実施形態では、アクチュエータに対する延長アームの向きを変えることができる。これは、支持体と閉鎖部材との相対的な位置の変化を補償できるため有利である。

0044

本発明の一実施形態では、回転アームが、長手方向軸の方向に実質的に延びる部分を有し、当該部分は、第2の部材に固定されたクロージャシステムのヒンジの部分と連動するように構成されている。

0045

この実施形態では、特許文献1に開示されるタイプのアクチュエータが提供される。したがって、アクチュエータは、該アクチュエータと閉鎖部材とを連結する比較的長い回転アームを含む必要がない。その代わりに、閉鎖部材と直接連結して、該閉鎖部材の回転をエネルギー貯蔵および減衰機構に伝達することができる。

0046

本発明の一実施形態では、管状シリンダバレルは、第1の管状部および第2の管状部がボアミリングによってその中に一体的に形成されされた状態で押出成形される。

0047

この実施形態では、カラーが管状シリンダバレルと一体的に形成され、それ自体も一体的に形成されており、これによって、第1の管状部と第2の管状部との間に実質的に漏れのないバリアが提供される。

0048

本発明の一実施形態では、カラーが、特には管状シリンダバレルを横断して延びる少なくとも1つのボルトまたはピンによって当該管状シリンダバレル内に固定された環状要素によって形成され、好ましくは管状シリンダバレルと環状要素との間にシールが押されているか、あるいは当該環状要素それ自体がシールを形成している。

0049

この実施形態は、管状シリンダバレル内にカラーを得るための代替的な方法を提供する。

0050

本発明の一実施形態において、減衰機構は:第2の管状部に、ある量の作動液で満たされた閉口シリンダキャビティと;閉口シリンダキャビティを高圧区画と低圧区画とに分割するように、当該閉口シリンダキャビティ内に配置されたピストンであって、好ましくは当該ピストンを通って、特にはその中心を通って延びるシャフトに動作可能に連結されて、2つの極端位置の間で摺動可能であるピストンと;管状シリンダバレルに対するシャフトの相対回転運動を、ピストンの摺動運動に変換する、運動変換機構と;クロージャシステムが開かれているときに、低圧区画から高圧区画への流体の流れを可能にする、一方向弁と;高圧区画と低圧区画との間の、少なくとも1つの制限された流体通路と、を含む。

0051

この実施形態では、上述したように、機械式コネクタを介して、管状シリンダバレルまたはシャフトの一方にクロージャシステムの回転が伝達され、他方は静止したままである。右利きおよび左利きクロージャシステムの両方について、運動変換機構は、管状シリンダバレルに対するシャフトの回転運動を、長手方向軸の方向のピストンの並進運動に変換する。一方向弁により、クロージャシステムは簡単に開かれるが、制限された流体通路により、ピストンがクロージャシステムの閉鎖運動を減衰させる。

0052

本発明の一実施形態では、閉口シリンダキャビティが第2の管状部にある。

0053

本発明の一実施形態では、アクチュエータが、少なくとも1つの制限された流体通路を通る作動液の流れを調整する、少なくとも1つの可変動弁を含む。

0054

この実施形態は、クロージャシステムの閉鎖運動における回転速度の調整を可能にする。

0055

本発明の一実施形態では、少なくとも1つの制限された流体通路が:クロージャシステムの閉鎖速度を調整するように構成された、第1の制限された流体通路と;クロージャシステムの閉鎖運動のエンドストロークを調整するように構成された、第2の制限された流体通路と、を含む。

0056

この実施形態は、クロージャシステムの閉鎖運動における回転速度およびエンドストロークの両方を可能にする。

0057

本発明の一実施形態では、少なくとも1つの制限された流体通路がシャフト内に形成されており、当該少なくとも1つの制限された流体通路は、長手方向軸の方向に実質的に延びてシャフトの第2の極端において当該シャフトの端面で終端するボアを含み、当該ボア内に少なくとも1つの可変動弁が配置されている。

0058

この実施形態では、制限された流体通路がシャフト内に形成されており、スペース効率が良い。可変動弁がシャフトのボア内に配置されているため、アクチュエータの向きに関係なく、アクチュエータがクロージャシステムに取り付けられているときにアクセス可能である。したがって、アクチュエータがクロージャシステムに取り付けられているときに弁を調整することができる。

0059

本発明の一実施形態では、少なくとも1つの制限された流体通路が:管状シリンダバレル内に形成され、長手方向軸の方向に実質的に延びる、第1のセクションと;カラー内に形成され、長手方向軸を横断する方向に実質的に延びる、第2のセクションと、を含み、少なくとも1つの可変動弁が、第2のセクションに配置されている。好ましくは、可変動弁は、シャフトの第1の極端と第2の極端との中間に実質的に配置されている。

0060

この実施形態では、制限された流体通路が管状シリンダバレル内に形成されており、これによって、可変動弁をカラー内に配置することが可能である。これは、アクチュエータが閉鎖部材の内部に取り付けられる場合に、シャフトの極端が常に容易にアクセス可能であるとは限らない、という問題に対する解決策を提供する。このように、可変動弁をシャフト内に配置すると便利ではない。しかしながら、可変動弁をカラー内に配置した場合、カラーはアクチュエータの中央に配置されているため、アクチュエータの向きに関係なく閉鎖部材に開口部を設けることでアクセスすることができる。

0061

本発明の一実施形態では、運動変換機構が、閉口シリンダキャビティ内におけるピストンの回転を防止するための回転防止機構を含み、当該回転防止機構が、カラーにボルト止めされたガイド要素を含み、ピストンが、回転不能かつ長手方向軸の方向に摺動可能に、ガイド要素に連結されている。あるいは、ガイド要素は、カラーを形成する環状要素によって形成されていてもよい。

0062

ガイド要素をカラーにボルト止めすることにより、あるいはカラーを形成するガイド要素により、ガイド要素は管状シリンダバレルにしっかりと固定される。具体的には、ガイド要素が管状シリンダバレルに対して回転しないことが保証される。そのため、ピストンが大きな回転力にさらされる場合、例えば、クロージャシステムが重い閉鎖部材を有する場合や、運動変換機構が大きなリード角ねじ山を有するねじ山部分を含む場合でさえも、ピストンは、閉口シリンダキャビティ内でのみ摺動可能となる。

0063

本発明の一実施形態では、シャフトが、その第1の極端と第2の極端との間に一体的に形成されている。

0064

これにより、大きな力に耐え得る強力なシャフトが提供される。これは、エネルギー貯蔵機構が、典型的には重い閉鎖部材を有するクロージャシステムで必要とされる、大きなばね定数を有するばねを含む場合に特に有利である。

0065

本発明の一実施形態では、エネルギー貯蔵機構が:管状シリンダバレルに対して回転不能に固定された、第1の作動部材と;シャフトに対して回転不能に固定された、第2の作動部材と;第1の作動部材に連結された第1の極端および第2の作動部材に連結された第2の極端を有する、ねじりばねと、を含む。

0066

ねじりばねは、クロージャシステムを開いたときのエネルギーを蓄えるシンプルな設計を提供する。

0067

本発明の一実施形態では、環状要素が、第1の作動部材および第1の固定部材の両方を形成している。

0068

第1の作動部材および第1の固定部材の両方として作用する環状要素を有することにより、アクチュエータをよりコンパクトにすることができる。

0069

本発明の一実施形態では、カラーが第1の作動部材を形成している。

0070

第1の作動部材として作用するカラーを有することにより、第1の作動部材を形成する追加の要素を提供する必要がなくなる。したがって、アクチュエータをよりコンパクトにすることができる。

0071

本発明の一実施形態では、第1の作動部材が、好ましくは管状シリンダバレルおよび当該第1の作動部材を通って長手方向軸を横断する方向に配置された、第1の作動部材ピンによって、管状シリンダバレルに回転不能に固定され、第2の作動部材が、シャフトおよび当該第2の作動部材を通って長手方向軸を横断する方向に配置された、第2の作動部材ピンによって、シャフトに回転不能に固定され、シリンダバレルは、第2の作動部材ピンがシャフトおよび第2の作動部材を通って配置されるように、第2の作動部材ピンを当該シリンダバレルに上記方向に挿入できるようにする、開口部を有する。好ましくは、第2の作動部材には、第2の作動部材ピンを受容するための穴が設けられており、第2の作動部材ピンは、特には、当該作動部材ピンを該穴に挿入した後に、該穴の入口開口部を機械的に変形させることによって当該穴の中にロックされる。

0072

このピンは、特にはそれらが横方向に挿入される場合、管状シリンダバレルと第1の作動部材との間、およびシャフトと第2の作動部材との間の確かな連結を保証する。

0073

本発明の一実施形態では、管状シリンダバレルが一体的に形成されている。

0074

これにより、大きな力に耐え得る強力な管状シリンダが提供される。さらに、これにより、管状シリンダバレルの必要な堅牢性を犠牲にすることなく、薄い外壁を有する管状シリンダバレルを提供することができる。さらに、これは、閉口シリンダキャビティに実質的に漏れがないことを保証にすることに寄与する。

0075

本発明のさらなる目的は、クロージャシステムに容易に取り付けることができるアクチュエータを提供することである。

0076

本発明のさらなる目的は、以下のアクチュエータによって達成される。当該アクチュエータは:シャフトを管状シリンダバレルに対して部分的に回転した位置に維持するために、第1の極端と管状シリンダバレルとの間に取り外し可能に挿入された、第1の取付け補助具と;シャフトを管状シリンダバレルに対して部分的に回転した上記の位置に維持するために、第2の極端と管状シリンダバレルとの間に取り外し可能に挿入された、第2の取付け補助具と、をさらに含む。このアクチュエータは、以下のステップを含む方法によって、クロージャシステムに取り付けることができる:a)第1および第2の取付け補助具を備えたアクチュエータを提供するステップ;b)管状シリンダバレルを、その長手方向軸を、右利きクロージャシステムでは第1の向きにし、左利きクロージャシステムでは第2の向きにして、第1の部材に回転不能に固定するステップ;c)右利きクロージャシステムでは第1の取付け補助具を、左利きクロージャシステムでは第2の取付け補助具を取り外すステップ;d)ステップc)の後に、機械式コネクタを、右利きクロージャシステムではシャフトの第1の極端に、左利きクロージャシステムではシャフトの第2の極端に連結するステップ;e)ステップc)の後に、機械式コネクタを第2の部材に連結するステップ;f)ステップd)およびe)の後に、左利きクロージャシステムでは第1の取付け補助具を、右利きクロージャシステムでは第2の取付け補助具を取り外すステップ。

0077

取り外し可能に取り付けられた取付け補助具は、シャフトを管状シリンダ体に対して特定の所定の位置に維持することを保証し、その特定の位置は、ピストンの最極端位置の間の、該ピストンの任意の位置に選択され得る。その結果、取付け補助具は、シャフト、したがってピストンと、クロージャシステムが部分的に開いた位置に対応する管状シリンダ体と、の間の相対的な位置を維持することができる。例えば、取付け補助具は、シャフトがその弛緩位置に対して30度回転するように設計することができるが、これは、15度開いたクロージャシステムに対応する。使い捨ての取付け補助具を1つ取り外しただけでは、管所シリンダ体に対するシャフトの位置に影響はない。このように、取付け補助具の1つを取り外した後に、機械式コネクタをシャフトに固定すると、機械式コネクタは、シャフトと管状シリンダ体との間の相対的な位置に基づいて方向付けられるため、ピストンがその極端位置の一方にあることによりエネルギー貯蔵機構がその最小エネルギーに達しているとき、そのゼロ位置に対して、例えば30度を超えて回転することも可能である。機械式コネクタの相対的な位置が固定されているため、アクチュエータをクロージャシステムに簡単に取り付けることができる。ここでは、機械式コネクタに対して位置合わせする必要があるのはクロージャシステム、例えば第2の部材であるが、このクロージャシステムは、張力がかかっていないため回転しやすい。換言すると、機械式コネクタの相対的な位置が固定されており、特許文献1に開示されるアクチュエータのように、クロージャシステムと位置合わせするために機械式コネクタを回転させる必要がないため、アクチュエータをより容易に取り付けることができる。機械式コネクタを第2の部材に固定し、管状シリンダバレルを第1の部材に固定し、残りの使い捨ての取付け補助具を取り外すと、クロージャシステムはアクチュエータによって閉じられる。アクチュエータを取り付けた後、取付け補助具は破棄することができる。

0078

しかしながら、上述の方法は、閉鎖部材の内部に取り付ける必要のあるアクチュエータには適していない。最後の取付け補助具の取り外しは、アクチュエータを閉鎖部材の内部に取り付けた後に行われるが、その時点では、もはや最後の取付け補助具にアクセスできないからである。したがって、特許文献2に開示されるタイプの、本発明によるアクチュエータでは、このさらなる目的は、本発明によれば以下をさらに含むアクチュエータによって達成される:シャフトを管状シリンダバレルに対して部分的に回転した位置に維持するために、第1の極端と管状シリンダバレルとの間に取り外し可能に挿入された、第1の取付け補助具;シャフトを管状シリンダバレルに対して部分的に回転した上記の位置に維持するために、第2の極端と管状シリンダバレルとの間に取り外し可能に挿入された、第2の取付け補助具;第1および第2の取付け補助具が取り外されたときに、シャフトを管状シリンダバレルに対して部分的に回転した位置に維持するために、管状シリンダバレルと機械式コネクタとの間に取り外し可能に挿入されるように構成された、さらなる取付け補助具。このアクチュエータは、以下のステップを含む方法によって、クロージャシステムに取り付けることができる:a)第1、第2およびさらなる取付け補助具を備えるアクチュエータを提供するステップ;b)右利きクロージャシステムでは第1の取付け補助具を、左利きクロージャシステムでは第2の取付け補助具を取り外すステップ;c)ステップb)の後に、右利きクロージャシステムではシャフトの第1の極端に、左利きクロージャシステムではシャフトの第2の極端に、機械式コネクタを連結するステップ;d)ステップc)の後に、管状シリンダバレルと機械式コネクタとの間に、さらなる取付け補助具を挿入するステップ;ステップd)の後に、左利きクロージャシステムでは第1の取付け補助具を、右利きクロージャシステムでは第2の取付け補助具を取り外すステップ;f)ステップe)の後に、管状シリンダバレルを、その長手方向軸を、右利きクロージャシステムでは第1の向きにし、左利きクロージャシステムでは第2の向きにして、第1の部材に回転不能に固定するステップ;g)ステップe)の後に、機械式コネクタを、第2の部材に連結するステップ;ステップf)およびg)の後に、さらなる取付け補助具を取り外すステップ。

0079

上述したように、取り外し可能に挿入されたとりつけ補助具は、シャフトを管状シリンダ体に対して特定の所定の位置に維持することを確実にし、その特定の位置は、ピストンの最極端位置の間の、該ピストンの任意の位置に選択され得る。このように、取付け補助具の1つを取り外した後に、機械式コネクタをシャフトに固定すると、機械式コネクタは、シャフトと管状シリンダ体との間の相対的な位置に基づいて方向付けられるため、ピストンがその極端位置の一方にあることによりエネルギー貯蔵機構がその最小エネルギーに達しているとき、そのゼロ位置に対して、例えば30度を超えて回転することも可能である。機械式コネクタ、またはその一部をシャフトに固定し、該機械式コネクタと管状シリンダ体との間にさらなる取付け補助具を一時的に挿入すると、そのさらなる取付け補助具によっても、アクチュエータの弛緩位置に対する機械式コネクタの回転位置が維持される。したがって、アクチュエータをクロージャシステムの第1の部材内に挿入する前に、残りの取付け補助具を取り外すことができ、機械式コネクタの相対的な位置は、さらなる取付け補助具によって維持される。上述したように、機械式コネクタの相対的な位置決めにより、クロージャシステムへのアクチュエータの取付けが容易になる。機械式コネクタを第2の部材に固定し、管状シリンダバレルを第1の部材に固定し、さらなる取付け補助具を取り外すと、クロージャシステムはアクチュエータによって閉じられる。アクチュエータの取付け後、第1、第2およびさらなる取付け補助具は破棄することができる。

0080

本開示は、以下の説明および添付の図面によりさらに説明される。

図面の簡単な説明

0081

1Aおよび1Bはそれぞれ、本発明の一実施形態による液圧減衰アクチュエータの、左利きクロージャシステムおよび右利きクロージャシステムへの取付け方法を示す図である。
2Aおよび2Bはそれぞれ、図1Aおよび1Bのアクチュエータ本体への機械式コネクタ要素の取り付け方を示す図である。
3Aおよび3Bはそれぞれ、支持体に取り付けられたときの図1Aおよび1Bのアクチュエータの長手方向断面図である。
4Aおよび4Bはそれぞれ、図1Aのアクチュエータの上部および底部を示す長手方向断面図である。
5A〜5Eは、図4Aおよび4Bに示される平面「vA」〜「vE」に沿ったアクチュエータの水平断面図である。
図1Aおよび1Bのアクチュエータの上面図である。
図6に示される線「viiA」および「viiB」に沿った長手方向断面図である。
本発明の別の実施形態による、右利きクロージャシステムに取り付けられた液圧減衰アクチュエータを示す図である。
図8のアクチュエータの支持体への取り付け方を示す図である。
10A〜10Cは、図8のアクチュエータの長手方向断面図である。
11Aは、図8のアクチュエータの変形例を示す図であり、11Bおよび11Cは、図11Aのアクチュエータの長手方向断面図である。
12Aおよび12Bはそれぞれ、本発明のさらに別の実施形態による液圧減衰アクチュエータの、左利きクロージャシステムの閉鎖部材および右利きクロージャシステムの閉鎖部材への取り付け方を示す図である。
13Aおよび13Bはそれぞれ、閉鎖部材に取り付けられた図12Aおよび12Bのアクチュエータの長手方向断面図である。
14Aおよび14Bはそれぞれ、閉鎖部材に取り付けられた図12Aおよび12Bのアクチュエータを僅かに変形させた例の長手方向断面図である。
制限された流体通路を示す減衰機構の斜視図である。
16A〜16Cは、図15の減衰機構の水平断面図である。
17Aおよび17Bは、図16Aに示される平面「xviiA」および「xviiB」に沿う減衰機構の長手方向断面図である。
18Aおよび18Bは、図12Aおよび12Bの液圧減衰アクチュエータをそれぞれ、左利きクロージャシステムの閉鎖部材および右利きクロージャシステムの閉鎖部材に取り付けた変形例を示す図である。
19Aおよび19Bはそれぞれ、閉鎖部材に取り付けられた図18Aおよび18Bのアクチュエータの長手方向断面図である。
本発明による取付け補助具を備えた図1Aおよび1Bのアクチュエータの側面図である。
21A〜21Cは、図18のアクチュエータをクロージャシステムに取り付ける様々なステップを示す図である。
本発明による取付け補助具を備えた図8のアクチュエータの側面図である。
図20のアクチュエータをクロージャシステムに取り付ける様々なステップを示す図である。
本発明による取付け補助具を備えた図8のアクチュエータの側面図である。
25A〜25Eは、図24のアクチュエータをクロージャシステムに取り付ける様々なステップを示す図である。

実施例

0082

本発明は、特定の実施形態に関して、特定の図面を参照して説明されるが、本発明はそれらに限定されず、特許請求の範囲によってのみ限定される。

0083

さらに、「好ましい」といわれる様々な実施形態は、本発明の範囲を限定するものとしてではなく、本発明を実施可能である例示的なものとして解釈されるべきである。

0084

本発明は、一般に、互いにヒンジ式に連結された第1の部材と第2の部材とを有するクロージャシステムを閉じるための、液圧減衰アクチュエータ100に関する。第1の部材は、典型的には、壁または柱などの固定支持体101であり、第2の部材は、典型的には、ゲートドア、または窓などの可動閉鎖部材102である。特には、液圧減衰アクチュエータ100は、大きな温度変動にさらされる可能性がある屋外のクロージャシステム用に設計されている。アクチュエータは、エネルギー貯蔵機構と減衰機構とを備え、これらは両方とも、クロージャシステムの部材と動作可能に連結されている。エネルギー貯蔵機構は、クロージャシステムが開かれている時にエネルギーを貯蔵し、そのエネルギーを復元してクロージャシステムを閉じるように構成されている。減衰機構は、クロージャシステムの閉鎖運動を減衰するように構成されており、アクチュエータ内で2つの極端位置の間を長手方向に沿って摺動可能なピストンを含んでいる。

0085

本発明の主な着想は、クロージャシステムの利き手に応じて、異なる向きの位置にアクチュエータを取り付けることである。具体的には、右利きクロージャシステムの場合、アクチュエータは、その長手方向軸が第1の向き(例えば、直立または上下逆さま)に取り付けられ、左利きクロージャシステムの場合、アクチュエータは、その長手方向軸が第1の方向とは反対の第2の方向(例えば、上下逆さままたは直立)に取り付けられる。これにより、右利きクロージャシステムと左利きクロージャシステムの両方で、エネルギー貯蔵機構および減衰機構が同じように動作することができる。

0086

[第1の実施形態]
図1A〜7Bは、液圧減衰アクチュエータ100の一実施形態を示している。この実施形態において、アクチュエータ100は、アイボルトヒンジ103によって閉鎖部材102がヒンジ式に取り付けられた支持体101を有する、クロージャシステムで使用されるように設計されている。アイボルトヒンジ103は、閉鎖部材102と支持体101との間の距離の調整を可能にする、好ましくはねじ付きの、ロッド部分104を含む。より好ましくは、閉鎖部材102は、例えば、特許文献3に記載されているように、支持体201の前方に配置されたヒンジで支持体101にヒンジ止めされている。

0087

アクチュエータ100は、特許文献4に記載されているように、4つの固定具セットを使用して支持体に固定される。特に、図2Aおよび2Bに示すように、各固定具セットについて、ボルト105は、アクチュエータ100を通って、該アクチュエータ100の背面の正方形部分(不図示)に適合する正方形断面を有する固定要素106に挿入される。各固定具セットについて、ボルト105は、支持体102内にある自動締結ナット要素107にねじ込まれる。より多数またはより少数の固定具セットを使用して、アクチュエータ100を支持体101に固定してもよいことは容易に理解されよう。

0088

アクチュエータ100は、アイボルトヒンジ103のアームが通る開口部を有する、機械式コネクタ要素108をさらに備える。好ましくは、図1Aおよび1Bに示すように、ナット109がアイボルトヒンジ103のアーム上に設けられており、このナット109が機械式コネクタ要素108の開口部に配置される。特許文献1に記載されるように、閉鎖部材102が開閉されるとき、開口部におけるナット109の遊びは、ナット109の回転時に実質的に一定であることが好ましい。

0089

図1Aおよび1Bから、ナット109がクロージャシステムのヒンジ軸129(図3Aに示されている)の近くに配置されていることは明らかである。換言すれば、ナット109(アクチュエータ100との間で力が伝達される点)とヒンジ軸129との間に長い支柱はない。さらに、本実施形態のアクチュエータ100は、典型的には、重い閉鎖部材102に使用される。したがって、本実施形態のアクチュエータ100は、クロージャシステムを閉じるために大きな力に対処できる必要がある。

0090

図2Aおよび2Bに示すように、機械式コネクタ要素108は、2つのボルト111を使用して、アクチュエータ100の本体110の両端に固定され得る。具体的には、本体110は、2つの対向する端部を有し、各端部に、ボルト111をねじ込むことができる2つの穴114を有する連結部材112,113が設けられている。このように、機械式コネクタ要素108は、連結部材112,113のいずれかに固定することができ、それにより、本体110を2つの異なる向きで取り付けることが可能になる。特に、図2Aおよび3Aは、第1の向きのアクチュエータの本体110を示し、図2Bおよび3Bは、第1の向きとは反対の第2の向きのアクチュエータの本体110を示している。

0091

より多数またはより少数のボルト111を使用して、機械式コネクタ要素108をアクチュエータ100の本体110に固定してもよいことは容易に理解されよう。例えば、連結部材112,113の中心にボルト止めされる単一のボルトだけを使用してもよい。しかしながら、アクチュエータ100の本実施形態における大きな力を特に考慮すると、連結部材112,113の中心に対してボルト111をオフセットすることは、機械式コネクタ要素との間における回転運動の伝達に有利である。

0092

さらに、機械式コネクタ要素108をアクチュエータ100の本体110に固定するための他の手段もまた可能であり得る。例えば、機械式コネクタ要素108および連結部材112,113の両方を横方向に通るピンを配置してもよい。

0093

連結部材112,113の各々には、機械式コネクタ要素108の底面の突起(不図示)と協働する追加の穴115が設けられており、これにより、機械式コネクタ要素108とアクチュエータ100の本体110との間の独自の位置合わせを確保する。換言すれば、機械式コネクタ要素108を連結部材112,113のいずれかに取り付けることができる位置は1つだけである。これは、図1Aおよび1Bに示すように、右利きおよび左利きクロージャシステムの両方において、機械式コネクタ要素が、開口部を有する板状部品を閉鎖部材102に向けて取り付けられるように行われる。

0094

機械式コネクタ要素108とアクチュエータ100の本体110との間の独自の位置合わせを確保にするための代替手段も提供され得ることは容易に理解されよう。例えば、機械式コネクタ部品の内側に沿った溝と、それに対応する連結部材112,113の外側の突起である。

0095

アクチュエータ100は、好ましくは、フリーな連結部材112,113、すなわち機械式コネクタ要素108の取り付けに使用されない連結部材を覆うために使用される、エンドキャップ116も含む。図2Aおよび2Bにおいて、エンドキャップ116は、2つのボルトを使用してアクチュエータ100の本体110に取り付けられているが、より多数または少数のボルトが使用され得ることが理解されよう。エンドキャップ116は、汚れおよび/または水がアクチュエータ100の本体110に入り込むのを防ぐので有益である。

0096

不図示の代替的な実施形態において、エンドキャップ116は、上述したような固定具セットを使用して、支持体101に直接取り付けられていてもよい。その利点は、アクチュエータ100の追加の固定点が提供されることであり、この固定点は、閉鎖部材102との間で回転力が伝達される領域、すなわち機械式コネクタ部品108が取り付けられている連結部材112,113付近の領域から可能な限り遠くに位置していることである。

0097

図3Aおよび3Bは、それぞれ右利きおよび左利きクロージャシステムに取り付けられたときの、アクチュエータ100の長手方向断面図を示している。図4Aおよび4Bは、図3Aと同じ図を示しているが、アクチュエータ100の上半分および下半分にそれぞれ焦点を合わせたより大きな縮尺の図である。これらの図を使用して、アクチュエータ100の内部機構に関して詳細に説明する。

0098

アクチュエータ100は、主に、長手方向軸119を有する管状シリンダバレル118により形成されている。管状シリンダバレル118は、当該管状シリンダバレル118を、エネルギー貯蔵機構を収容する第1の管状部142と、液圧減衰機構を収容する第2の管状部143と、に分割する内部カラー120を有する。管状シリンダバレル118は、作動液の漏れがないように、好ましくは、鋳造アルミニウムに比べて多孔性が低く、したがって強度も大きい押出しアルミニウムから製造される。さらには、第1の管状部142および第2の管状部143が押出しアルミニウムからボアフライス加工される場合、カラー120が管状シリンダバレル118と一体に形成され、それ自体も一体に形成され、これによって第1の管状部142と第2の管状部143との間に実質的に漏れのない障壁が提供されるので有利である。有利には、各管状部142,143は、カラー120に近づくと直径が小さくなり、それによってエネルギー貯蔵および減衰機構のすべての要素が、管状シリンダバレル118の第1の端部または第2の端部のいずれかから挿入できるようになっている。

0099

アクチュエータは、リング130により形成された第1の固定部材と、リング141により形成された第2の固定部材と、を含む。これらの固定部材130,141の各々は、2つの開口部117を有する。これらの開口部117を介して固定具セットのボルト105を配置し、管状シリンダバレル118を支持体101に固定する。これらの固定部材130,141は、できるだけ管状シリンダバレル118の端部付近に設けることが有利である。クロージャシステムの開閉で生じる力は、管状シリンダバレル118の端部付近で最大になるからである。

0100

アクチュエータ100は、管状シリンダバレル118の長さに沿って延び、管状シリンダバレル118の長手方向軸119と実質的に一致する回転軸を有するシャフト121を含む。したがって、シャフト121は、カラー120によって提供される円形開口部内に配置される。カラー120の近くには、シャフト121の周りにシールリング122が配置されている。これは、特に、図3Bに示すようにアクチュエータ100がその第2の向きで取り付けられているときに、第2の管状部142にある液圧減衰機構からの作動液が、エネルギー貯蔵機構を収容する第1の管状部142に入らないことを保証するものである。シャフト121は、第1の連結部材112が取り付けられる第1の極端と、第2の連結部材113が取り付けられる第2の極端と、を有する。シャフト121は、好ましくは鋼、好ましくはステンレス鋼から製造されるが、他の材料を使用してもよいことが理解されよう。

0101

図5Aは、図4Bに示される「vA」線に沿う、アクチュエータ100の水平断面を示している。図5Aは、第2の連結部材113がシャフト121の第2の端部にどのように固定されているのかを示している。具体的には、第2の連結部材113と、部分的にシャフト121と、を横断してピン139が横方向に挿入されており、これによって第2の連結部材113がシャフト121に対して回転不能にロックされている。図示の実施形態において、ピン139は、長手方向軸119に対してオフセットされている。これは、シャフト121の中央に液圧減衰機構用の可変動弁を設けることができるため有利である。

0102

図5Bは、図4Aに示される「vB」線に沿う、代替的なアクチュエータ100の水平断面を示している。この水平断面は、第1の連結部材112をシャフト121の第1の端部に固定するために設けられたピン140を示している。ピン140は、ピン139とは反対に、シャフト121および第1の作動部材130の中央に配置されている。中央ピン140の利点は、シャフト121と第1の連結部材112との間により強固な連結がもたすことである。

0103

シャフト121に可変動弁を含まないアクチュエータ100の一実施形態では、そのような中央ピンを第2の連結部材113にも使用可能であることは容易に理解されよう。さらに、ピン140は、長手方向軸119に対してオフセットされていてもよい。さらに、ピン139,140は、より確実な連結をもたらすためにねじ切りされていてもよい。

0104

図3A〜4Bに戻ると、2つのローラベアリング123、特にはスチールローラベアリングが、管状シリンダバレル118と第1の連結部材112との間に設けられており、また、2つのローラベアリング124、特にはスチールローラベアリングが、管状シリンダバレル118と第2の連結部材113との間に設けられている。以下、「ダブルローラベアリング」という用語は、積層ローラベアリング123および/または積層ローラベアリング124を説明するためにも使用される。ローラベアリング123は両方ともに、管状シリンダバレル118の内面に半径方向に係合する外レース125と、第1の連結部材112の外面、特には第1の連結部材112の環状スリーブ部分の外面に半径方向に係合する内レース126と、を有する。ローラベアリング124は両方ともに、管状シリンダバレル118の内面に半径方向に係合する外レース127と、第2の連結部材113の外面、特には第2の連結部材113の環状スリーブ部分の外面に半径方向に係合する内レース128と、を有する。これらのローラベアリング123,124により、シャフト121は、管状シリンダバレル118に対して、ほとんど摩擦なしに相対回転することが可能になる。

0105

また、図3A〜4Bは、第1のローラベアリング123の外レース125が第1の連結部材112と軸方向に係合し、第1のローラベアリング123の内レース126が第1の固定部材130によって形成された横断面と軸方向に係合していることを示している。さらに、図3Aおよび3Bは、第2のローラベアリング124の外レース127が第2の連結部材113と軸方向に係合し、第2のローラベアリング124の内レース128が第2の固定部材141によって形成された横断面と軸方向に係合していることを示している。シャフト121が長手方向軸119の向きに力を受け、そのような力が減衰構成によって生成され得ることを考慮すると、このような構成は有利である。そのような力は、第1の連結部材112を第1のローラベアリング123に向かって引張るか、あるいは第2の連結部材113を第2のローラベアリング124に向かって引張る。これら両方の場合において、ローラベアリング123,124は、この長手方向に向けられた力を、内レース126,128から外レース125,127を介して、支持体101に直接固定された第1および第2の固定部材130,141のそれぞれに伝達する。換言すれば、ローラベアリング123,124の構成は、シャフト121が長手方向軸119の向きに確実に固定されるようにする。好ましくは、ダブルローラベアリング123,124は、ボールベアリングであり、特にはスチールボールベアリングである。これらは、軸方向への力の伝達により適しているためである。

0106

各連結部材112,113と管状シリンダバレル118との間に、単一のローラベアリング123,124のみを設けることができることは容易に理解されよう。しかしながら、上述したように、本実施形態のアクチュエータ100は、大きな力に対処する必要があるため、2つのローラベアリング123,124を設けることが有利である。

0107

さらに、ダブルローラベアリング123,124は、それらの内レース126,128をシャフト121に直接接触させて配置することもできる。これは、環状スリーブ部分を含まない連結部材112,113を有し、かつ直径がより小さいローラベアリング123,124を設けることにより達成され得る。しかしながら、上述したように、ダブルローラベアリング123,124は、長手方向の力を伝達する必要があるため、直径がより大きい、すなわちレース125,126,127,128の表面積がより大きいローラベアリング123,124を設けることは明らかに有利である。

0108

図3A〜4Aには、管状シリンダバレル118の第1の管状部142のエネルギー貯蔵機構が示されている。エネルギー貯蔵機構は、リング130により形成された第1の作動部材(本実施形態では、リング130は、第1の固定部材も形成している)と、リング131により形成された第2の作動部材と、第1の端部133が第1の作動部材130に連結され、第2の端部134が第2の作動部材131に接続されたねじりばね132(図5Dに示す)と、を含む。作動部材130,131は両方とも環状であり、シャフト121の周りに配置されている。作動部材130,131の相対位置に関係なく、ねじりばね132に最小量のエネルギーを常に蓄積しておくという意味で、好ましくは、アクチュエータ100の組み立て中に、ねじりばね132に予め張力をかけておくことが好ましい。これにより、クロージャシステムが適切に閉じられる。

0109

図示の実施形態におけるリング130は二重の機能を有しているが、第1のリングが第1の固定部材を形成し、第2のリングが第1の作動部材を形成する、2つのリングを設けてもよいことは容易に理解されよう。

0110

不図示の別の実施形態では、エネルギー貯蔵機構に圧縮ばねおよび摺動ピストンが設けられていてもよいことが理解されよう。

0111

図5Cは、図4Aに示される「vC」線に沿う、アクチュエータ100の水平断面を示す。アクチュエータ100の組み立て中に、ピン135が、管状シリンダバレル118の背面の開口部136を通して、第2の作動部材131およびシャフト121に設けられた開口部に横方向に挿入される。したがって、第2の作動部材131は、シャフト121に回転不能に固定される。図5Cはまた、ねじりばね132の第2の端部134が第2の作動部材131に設けられた穴の中に配置されていることを示している。したがって、ねじりばね132の第2の端部134も、シャフト121に回転不能に固定されている。

0112

図5Dは、図4Aに示される「vD」線に沿う、アクチュエータ100の水平断面を示す。アクチュエータ100の組み立て中に、ピン137が、管状シリンダバレル118の背面の開口部を通って、第1の作動部材130に設けられた開口部に横方向に挿入される。したがって、第1の作動部材130は、管状シリンダバレル118に回転不能に固定されている。図5Cはまた、ねじりばね132の第1の端部133が第1の作動部材130に設けられた穴の中に配置されていることを示している。したがって、ねじりばね132の第1の端部133も、管状シリンダバレル118に回転不能に固定されている。

0113

ピン135,137は、より確実な連結をもたらすためにねじ切りされていてもよいことは容易に理解されよう。

0114

図5Dはさらに、リング130が第1の作動部材としても、第1の固定部材としても機能し、固定具セットのボルト105が管状シリンダバレル118および第1の作動部材の両方を通して挿入されることを示している。したがって、アクチュエータ100が支持体101に取り付けられると、ピン137はもはや目的を果たさない。しかしながら、ピン137は、アクチュエータが支持体101に取り付けられる前に、ねじりばね132に予め張力をかけることができるので有利である。

0115

図3A〜4Bに戻ると、好ましい実施形態では、エネルギー貯蔵機構はまた、ねじりばね132に加えられる大きな力に起因して該ねじりばねが座屈するのを防止するパッド138を含む。図示の実施形態において、パッド138は、シャフト121とねじりばね132との間の空間において、シャフト121の周りに配置された3つのリングを含む。パッド138は、シャフト121と共に自由に回転し、ねじりばね132と接触しないため、大きな摩擦を引き起こさない。

0116

図3A〜4Bはさらに、液圧減衰機構の詳細を示している。シャフト121は、エネルギー貯蔵機構と減衰機構とをつなぎ、より一般的には、クロージャシステムの開閉運動を減衰機構に伝達する。

0117

液圧減衰機構は、第2の管状部143内に形成された閉口シリンダキャビティを含む。閉口シリンダキャビティ144は、その一方の端部が、好ましくはシールリング122と組み合わせてカラー120により閉じられ、その他方の端部が、管状の閉鎖部材145により閉じられている。この環状閉鎖部材145は、好ましくは、管状シリンダバレル118にねじ込まれており、該管状シリンダバレル118と環状閉鎖部材145との間の漏れ止め接続を確保するために、少なくとも1つの追加のシールシング146を含んでいる。閉口シリンダキャビティ144の長手方向は、長手方向軸119の向きと同じである。閉口シリンダキャビティ144は、作動液で満たされている。

0118

減衰機構は、閉口シリンダキャビティ144を高圧区画140と低圧区画149とに分割するために、閉口シリンダキャビティ144に配置されたピストン147(図4Bに示す)をさらに備える。ピストン147は、好ましくは合成材料、特には熱可塑性材料から作られ、より好ましくは射出成形される。

0119

図4Bの「vE」線に沿う断面である、図5Eの水平断面に示すように、ピストン147は、同じく閉口シリンダキャビティ144内に配置されたガイド要素151の3つの溝にガイドされた、3つの外向き突起部150を有する。図3A〜4Bに示すように、ガイド要素151は、第2の管状部143に嵌合し、カラー120の少なくとも1つの対応する穴にボルト止めされる、少なくとも1つのボルト(本実施形態を示す図には示されていないが、図10Bに符号252で示されている)によってそこに回転不能にロックされている。図4Bはさらに、ガイド要素151が、カラー120の凹部に嵌合する少なくとも1つの突起部153を有することを示している。この突起部153は、ガイド要素151が管状シリンダバレル118に回転不能に固定されることをさらに確実にする。このような構成により、ピストン147は、閉口シリンダキャビティ144内で実質的に回転不能であり、かつ2つの極端位置、すなわち閉鎖位置と開口位置との間で閉口シリンダキャビティ144の長手方向に摺動可能である。

0120

他の実施形態では、より多くのボルトおよび/または突起部153を用いてもよく、あるいはボルトだけもしくは突起部153だけを用いて、ガイド要素151を第2の管状部143内に回転不能にロックしてもよいことが理解されよう。さらに、ガイド要素151を第2の管状部143内に回転不能にロックするために、別の手段が適している場合がある。例えば、ボルトは、管状シリンダバレル118を通って、ガイド要素151に横方向に挿入されていてもよい。しかしながら、これにより、閉口シリンダキャビティ155に、ボルトを挿入するために使用される少なくとも1つの開口部が生じ、作動液の漏れにつながる可能性がある。別の実施形態では、ガイド要素自体を管状シリンダバレルに固定して、カラー120を形成する環状要素を形成することができる。この環状要素は、シールを形成することができ、あるいは環状要素(カラー)と管状シリンダバレル118との間にシールを適用することができるため、その結果、閉口シリンダキャビティ144からシリンダバレル118の第2の管状部142に作動液は漏れ得ない。

0121

より多くの、あるいはより少ない溝をガイド要素151に設けてもよいことがさらに理解されよう。ガイド要素151は、好ましくは合成材料、特には熱可塑性材料から作られる。さらに、ガイド要素151は、好ましくは射出成形される。

0122

液圧減衰機構は、閉口シリンダキャビティ144の高圧および低圧区画148,149の両方を通る、回転可能なシャフト121をさらに含む。

0123

シャフト121の回転運動をピストン147の並進運動に変換するために、シャフト121とピストン147との間にスピンドル154が設けられている。特に、スピンドル154は、必要な形状に容易に成形することができる、好ましくは射出成形された合成材料、好ましくは熱可塑性材料で作られる。図5Eに示すように、アクチュエータ100の組み立て時に、ピン157は、スピンドル154およびシャフト121を通して横方向に挿入される。スピンドル154の回転運動をピストン147の並進運動に変換するために、スピンドル154には、ピストン147の内側ねじ部156に係合する外側ねじ部155が設けられている。特に、外側ねじ部155には、長手方向軸119と実質的に一致するねじ軸を有し、ピストン147の内側(雌)ねじと協働する、第1の外側(雄)ねじ山が設けられている。ピストン147は、閉口シリンダキャビティ144内に回転不能に配置されているため、ピストン147は閉口シリンダキャビティ144に対して摺動する。特に、ピストン147は、クロージャシステムが開かれるときにカラー120に向かって移動し、クロージャシステムが閉じられるときにカラー120から離れるように移動する。したがって、図示の実施形態におけるねじ山は、右ねじである。

0124

ピン157は、より確実な連結をもたらすために、ねじ切りされていてもよいことが理解されよう。

0125

また、図12A〜17Bに関して以下に説明される本発明の実施形態に示すように、スピンドル154は、シャフト121と一体に形成されていてもよいことが理解されよう。換言すれば、シャフト121には、外側ねじ部155が設けられていてもよい。

0126

アクチュエータ100を可能な限りコンパクトに保つために、シャフト121とピストン147との間にギアリングまたはリダクションは設けない。したがって、ねじ部155,156は、高いリード角のねじ山を有する。好ましくは、外側ねじ部155は、少なくとも45°、より好ましくは少なくとも55°、最も好ましくは少なくとも60°のリード角を有する。図示の実施形態において、リード角は、約66°に等しい。さらに、外側ねじ部155は、好ましくは少なくとも5つ、より好ましくは少なくとも7つの開始点を有し、図示の実施形態では10の開始点を有する。

0127

液圧減衰機構は、クロージャシステムが開かれているときに、閉口シリンダキャビティ144の低圧区画149からその高圧区画148に作動液が流れることを可能にする、一方向弁(本実施形態を示す図には示されていないが、図10Bに符号258で示されている)をさらに含む。したがって、クロージャシステムの開放運動は、減衰されないか、あるいは少なくとも閉鎖運動よりも小さい範囲で減衰される。この一方向弁158は、通常、ピストン147に設けられる。

0128

エネルギー貯蔵機構によって、クロージャシステムを閉じるときの減衰作用を達成するために、閉口シリンダキャビティ144の2つの区画148,149間に、少なくとも1つの制限された流体通路が設けられている。1つの制限された流体通路は、ピストン147のすべての可能な位置、すなわちその2つの極端位置間のすべての位置で、低圧区画149と高圧区画148とを連結するチャネルによって形成されている。このチャネルには、該チャネルを通る作動液の流れを制御できるように、可変動弁160、特にはニードル弁が設けられている。本実施形態では、このチャネルにはシャフト121に3つのボア(図4Bに詳細を示す)、すなわち、長手方向軸119の方向の第1のボア161と、低圧区画148の端で長手方向軸119の方向を横切る第2のボア163と、高圧コンパートメント148の端で長手方向軸119の方向を横切る第3のボア162と、が設けられている。可変動弁160のニードルは、シャフト121の第2の端部の端面まで延びる第1のボア161の延長部にねじ込まれているため、アクチュエータが支持体101に取り付けられたときに、可変動弁160を外部から調整することができる。

0129

シャフトは、図4Bに詳細を示す3つのボアも含むチャネルによって形成された、第2の制限された流体通路をさらに備える。具体的には、長手方向軸119の方向の第1のボア165と、ピストン147の直上の、長手方向軸119の方向を横切る第2のボア162と、チャネルの第3のボア163に対応する、すなわち高圧区画148の端にある第3のボアと、である。このように、第2のチャネルは、クロージャシステムが確実に閉じられることを確実にするために、閉鎖運動の終わりに閉鎖速度を増加させる、すなわち最終スナップを引き起こすバイパスを形成している。第2の可変動弁167、特にはニードル弁が設けられているため、チャネルを通る作動液の流れを制御して、最終スナップ中のクロージャシステムの閉鎖速度を制御することができる。また、可変動弁167のニードルは、シャフト121の第2の端部の端面まで延びる第1のボア165の延長部にねじ込まれているため、アクチュエータが支持体101に取り付けられたときに、可変動弁167を外部から調整することができる。

0130

図5Aに示すように、可変動弁160,167に近接する、シャフト121の第2の端部に、穴168が設けられている。この穴168は、可変動弁がそれぞれのボア161,165に確実に挿入されるようにするための平坦ヘッドを有する、例えばボルト、ピンなどの固定要素169(図6に示す)を挿入するために設けられている。

0131

図12A〜17Bに示される本発明の実施形態に関して以下に説明するように、可変動弁160,167をカラー120に設けて、制限された流体通路を管状シリンダバレル118の壁に設けることもできることが理解されよう。

0132

エネルギー貯蔵機構および減衰機構の動作は、右利きクロージャシステムについては図3Aに関して、左利きクロージャシステムについては図3Bに関して説明される。

0133

図3Aでは、アクチュエータ100は、管状シリンダバレル118が支持体101に固定され、シャフト121が機械的コネクタ要素108および第1の連結部材112を介して閉鎖部材102に連結されて、右利き閉じのクロージャシステムに取り付けられている。閉鎖部材102が開かれるとき、該閉鎖部材102は第1の方向に回転し、その回転は、機械式コネクタ108を介して、同様に第1の方向に回転するシャフト121に伝達される。第1の作動部材130は、支持体101に固定されているため静止したままであるが、第2の作動部材131は、シャフト121に固定されているため同じく第1の方向に回転する。これにより、ねじりばね132が引っ張られ、ねじりばねにエネルギーが蓄えられる。同時に、シャフト121は、その回転を減衰機構に伝達し、ピストン147をカラー120に向かって移動させる。閉口シリンダキャビティ144が作動液で満たされると、ピストン147の動きは、低圧区画149から高圧区画148へと一方向弁を横切る作動液の動きをもたらす。作動液がチャネルにより形成された制限された流体通路をある程度通過してもよいことが理解されよう。これらの動作は、クロージャシステムが完全に開かれるまで続く。

0134

クロージャシステムが完全に、あるいは部分的に開かれ、かつ該クロージャシステムに力が加えられていないと、エネルギー貯蔵機構はそのエネルギーを放出してクロージャシステムを閉じる。具体的には、ねじりばね132は弛緩しようとし、それによって第2の作動部材131が、第1の方向とは反対の第2の方向に回転する。第2の作動部材131は、機械式コネクタ108を介して、シャフト121および閉鎖部材102に固定されているので、これらも回転するように促される。シャフト121はまた、この回転をピストン147に伝達し、ピストンはカラー120から離れるように移動する。これにより、一方向弁が閉じられ、作動液がシャフト121の制限された流体通路に押し込まれる。したがって、この制限された流れにより閉鎖動作が弱められる。クロージャシステムがほとんど閉じられると、ピストン147はもはや第2のボア166をブロックしないので、作動液は、高圧区画148から低圧区画148に、制限された流体通路の両方を通って流れて減衰率を低下させ、これによってクロージャシステムを確実に閉じる。

0135

図3Bでは、アクチュエータ100は、管状シリンダバレル118が支持体101に固定され、シャフト121が機械的コネクタ要素108および第2の連結部材113を介して閉鎖部材102に連結されて、左利き閉じのクロージャシステムに取り付けられている。アクチュエータ100の動作は、アクチュエータ100を上下逆向きにすることにより、左利きクロージャシステムの回転の違いが補償されるため同一である。換言すれば、エネルギー貯蔵機構および減衰機構は両方ともに、右利きおよび左利きクロージャシステムの両方でまったく同じ方法で動作する。

0136

上述のアクチュエータ100は、大きな温度変化珍しくない屋外で主に使用される。例えば、アクチュエータ100が日光にさらされる夏季最高70℃の温度や、−30℃未満の冬季の温度は珍しいことではない。すなわち、最高100℃の、場合によっては100℃を超える温度変化もあり得る。さらに、アクチュエータ100が直射日光にさらされると容易に30℃を超え得る日中と夜間の、毎日の温度変化もある。これらの温度変化は、作動液の膨張や収縮を引き起こし、減衰機構の動作に影響を与える可能性がある。特に、温度変化に起因する膨張は、作動液の膨張係数に応じて、10℃の温度変化に対して作動液の体積の最大1%になり得る。そのため、例えば、50℃の温度差で最大3mlの膨張が生じる。

0137

この膨張の対処するために、空気などの少量のガスを作動液それ自体に供給することができる。しかしながら、このガスは、特に、気泡または作動液中のガスのエマルジョンが制限された流体通路を通過し、純粋な作動液よりも小さな減衰効果をもたらす場合、アクチュエータ100の良好な動作を妨げる可能性があることが分かっている。したがって、作動液には気泡が含まれていないことが好ましい。

0138

図示のアクチュエータ100では、図6の「viiA」線に沿った長手方向断面を示す図7Aに示されるように、作動液の膨張は、管状シリンダバレルの2つの穴に設けられた2つの拡張チャネル170によって打ち消される。拡張チャネル170はそれぞれ、その中に挿入された可動プランジャ171を有する。プランジャ171は、拡張チャネル170を、チャネル172を介して閉口シリンダキャビティ144と流体連通する第1の容積を有する作動液区画と、第2の容積を有する圧力逃がし区画と、に分割する。プランジャ171は、作動液区画と圧力逃がし区画との間の漏れを防ぐために、その外側にリング形状のシール173を有する。複数のリング形状のシール173を設けることもできることが容易に理解されよう。アクチュエータ100が温度上昇にさらされると、作動液の体積が増加してプランジャ171を拡張チャネル170内により深く押し込み、作動液の体積が減少すると、プランジャ171が吸い戻され、それにより拡張チャネル170が閉じられる。

0139

図6の「viiB」線に沿った長手方向断面を示す図7Bに示されるように、作動液区画は、閉口シリンダキャビティ144の低圧区画149と流体連通している。したがって、プランジャ171は、減衰機構の通常の動作から生じる高圧にさらされない。この構成は、作動液区画が高圧区画149にさらされると、クロージャシステムの閉鎖運動に影響が出る、すなわち、作動液がチャネルを介して流れるだけでなく、プランジャ171を変位させることにより拡張チャネル170の作動液区画にも進入してしまうため、有利である。

0140

図示の実施形態では、圧力逃がし区画には、圧縮ばね174と、拡張チャネル170を外側から密閉してプランジャ171をチャネル172に向けて押すエンドキャップ175と、によって形成される付勢部材も設けられている。このばね174の効果は、作動液の負圧が緩和されるように作動液が加圧されることである。具体的には、作動液は、通常、例えば20℃付近の室温で加えられる。ヒンジが−30℃未満の温度にさらされると、圧縮ばね174なしには、作動液中に負圧が生じてしまう。さらに、アクチュエータ100が最初に70℃を超える温度にさらされて、その後より低い温度まで冷却されると、(シール173は、低温では柔軟性が低下する結果)リング形状のシール173と拡張チャネル170との間の摩擦が増すので、圧縮ばね174なしには、作動液に追加の負圧が生じ、空気が、シャフト121の周囲のシールリング122を介して、あるいはプランジャ171上のシール173を介して、閉口シリンダキャビティ144に吸い込まれる可能性がある。この問題は、低温であっても作動液を加圧する圧縮ばね174によって解決され、それにより、空気がシリンダキャビティに吸い込まれるリスクが回避される。

0141

図示の実施形態において、圧力逃がし区画は、圧縮ばね174に加えて、空気で満たされており、エンドキャップ175によって閉じられている。エンドキャップ175が気密シールを提供する場合、圧力逃がし区画内のガスは、圧縮ばね174を支援し、あるいはそれに取って代わるように、圧縮されていてもよい。

0142

拡張チャネル170の容積ならびにその第1および第2の容積は、主に、作動液の容積の予想される増加に応じて決定される。図示の実施形態において、第1の容積は、プランジャ171が可能な限り拡張チャネル170に押し戻されている場合、すなわち第1の容積が最大であるときに、好ましくは少なくとも1.5ml、より好ましくは少なくとも2ml、有利には少なくとも2.5ml、より有利には少なくとも3mlである。最大の第2の容積は、圧縮ばね174に十分なスペースを提供するために、最大の第1の容積と実質的に同じであることが好ましい。

0143

別の実施形態では、作動液の予想される膨張および/または収縮が単一の拡張チャネル170の利用可能な容積によって補償され得る場合、単一の拡張チャネル170だけが提供されてもよいことは容易に理解されよう。

0144

[第2の実施形態]
図8〜10Cは、本発明によるアクチュエータ200の別の実施形態を示している。図1A〜7Bを参照して先に説明した要素またはコンポーネントについては、下2桁は同じであるが、先頭に「2」がついている。

0145

アクチュエータ200は、アイボルトヒンジ103によってヒンジ式に取り付けられた閉鎖部材202と、支持体201と、を有するクロージャシステムで使用されるように設計されている。第1の実施形態との主な違いは、アクチュエータ200が、クロージャシステムのヒンジ軸229と一直線に配置されていないことである。したがって、アクチュエータ100とともに使用されるクロージャシステムが約180°回転することができる一方で、このクロージャシステムは約90°だけ回転することができる。特に、閉鎖部材202は、支持体201と閉鎖部材202との間に配置されたヒンジで該支持体201にヒンジ止めされている。

0146

さらに、該1の実施形態の機械式コネクタ要素は、閉鎖部材202に固定されたレール276に摺動可能に取り付けられた延長アーム208に置き換えられている。具体的には、延長アーム208の遠位部277には、レール276に摺動可能に受け入れられる突起279が設けられている。延長アーム208の利点は、アクチュエータとの間で力が伝達される延長アーム208の遠位部と、ヒンジ軸229と、の間に比較的長い支柱があることである。したがって、本実施形態のアクチュエータ200は、先の実施形態のアクチュエータ100ほどの大きな力を扱うことができる必要はない。

0147

別のタイプの延長アームが、アクチュエータ200との間での回転運動を伝達するのに適し得ることは容易に理解されよう。例えば、延長アーム208は、互いに対して旋回可能な複数のセクションを備え、最も遠位のセクションが閉鎖部材202に固定的に連結されていてもよい。別の例では、延長アーム208に、一要素が摺動可能に受け入れられるレールが設けられており、該要素が閉鎖部材202に固定的に連結されていてもよい。

0148

図9は、右利きクロージャシステムの場合における、アクチュエータ200の支持体201への取り付け方を示している。図示するように、連結部材212,213の上下の開口部に挿入される2つの固定具セット205,206,207が使用されており、これにより、本体210、すなわち管状シリンダバレル218が支持体201に固定される。左利きクロージャシステムの場合、アクチュエータ200の本体210は逆さになる。この実施形態では、延長アーム208により、アクチュエータ200が処理しなければならない力の大きさが減少するため、2つの固定具セットのみが必要とされている。

0149

本体210を支持体201にしっかりと固定した後、本体210の向きに応じて、(図9に示すように)延長アーム208を第1の連結部材212または第2の連結部材213のいずれかに固定する。具体的には、延長アーム208には、その近位端に環状部280が設けられており、環状部280には、両方の連結部材212,213の一方の6つの開口部214と位置合わせされ得る4つの開口部281が設けられている。次に、2つのボルト211を使用して、延長アーム208を連結部材212,213の一方にしっかりと固定する。4つの開口部281は6つの穴214とともに、延長アーム208が3つの異なる位置に取り付けられるようにし、各位置は、アクチュエータ200の本体210に対して延長アーム208を異なる向きとする。これは、支持体201および閉鎖部材202の相対的な位置の変化を補償することができるため有利である。好ましくは、3つの位置は、少なくとも5°、好ましくは少なくとも10°、また最も好ましくは少なくとも15°だけ互いに異なっている。最後に、延長アーム208と連結部材212,213との連結を隠すように、エンドキャップ282を配置する。

0150

より多数またはより少数のボルト211を使用して、延長アーム208をアクチュエータ200の本体210に固定することができることは容易に理解されよう。例えば、連結部材212,213の中心にボルト止めされる単一のボルトだけが使用されていてもよい。しかしながら、中央に配置されたボルト211は、1つ以上の可変動弁260,268をシャフト221の中央に配置できないことを意味する。

0151

アクチュエータ200の本体210に対する延長アーム208の相対的な向きの調整を可能にするために、別の手段が使用され得ることは容易に理解されよう。例えば、環状部280は、連結部材212,213よりもより大きな内径を有していてもよく、この場合、環状部280は連結部材212,213の周りに摺動可能であってもよい。環状部280の内周面に、連結部材212,213の外周面上の複数の溝と協働する複数の突起が設けられている場合、これにより、アクチュエータ200の本体210に対して、延長アーム208の向きを調整することも可能になる。

0152

図10Aおよび10Bは、アクチュエータ200の2つの長手方向断面を示している。一般に、アクチュエータ200は、アクチュエータ100と同様の内部構造を有している。具体的には、アクチュエータ200はまた、少なくとも1つのボルト252によってカラー220にボルト止めされてピストン247の回転を防ぐガイド要素251を備えた、閉口シリンダキャビティ244を有する、減衰機構と、ピストン247が閉口シリンダキャビティ244内を摺動可能に移動するように、該ピストン247を駆動するスピンドル254と、クロージャシステムを開くときに、作動液が高圧区画から低圧区画に流れることを可能にする一方向弁258と、アクチュエータ200が支持体201に取り付けられたときにアクセスできるようにシャフト221内に配置された可変動弁260,267を備えた、該シャフト221に形成された制限された流体通路と、を含む。

0153

ここで、アクチュエータ100との主な違いについて説明するが、この主な違いは、アクチュエータ200の強度に主によるものである。アクチュエータ200は、阿久津η100ほど大きな力を扱う必要がないからである。したがって、より少ない固定具セット205,206,207を使用することができ、また、ローラベアリング223,224間の領域で、固定具セットをアクチュエータ200に挿入する必要がない。したがって、アクチュエータ200には固定具部材130,141がなく、各連結部材212,213と管状シリンダバレル218との間には、ローラベアリング123,124だけが設けられている。

0154

さらに、リング230は、第1の作動部材としてのみ機能し、アクチュエータ100とは異なり固定部材としては機能しないので、作動部材230,231の役割交換することが可能である。このように、第1の作動部材230がシャフト221に連結され、第2の作動部材がカラー220により形成されているため、アクチュエータ200の全高さが小さくなる。

0155

別の実施形態では、カラー220が第2の作動部材を形成せず、ピン237によって管状シリンダバレル218に回転不能に固定された個別のリング231が設けられることが容易に理解されよう。さらに、作動部材230,231の役割も交換することができ、それにより、アクチュエータ100のものと同一のエネルギー貯蔵機構が形成される。

0156

アクチュエータ100と同様に、ローラベアリング223,224は軸方向に固定されている。具体的には、外レース225が、管状シリンダバレル218に形成された横断面に軸方向に係合し、内レース226が、第1の連結部材212によって形成された横断面に軸方向に係合し、外レース227が、第2の連結部材213によって形成された横断面に軸方向に係合し、内レース228が、環状閉鎖部材245によって形成された横断面に軸方向に係合し、該環状閉鎖部材は、好ましくは管状シリンダバレル218にねじ締めされている。上述したように、この構成によれば、ベアリング223,224によってシャフト221から管状シリンダバレル218に長手方向の力を伝達することができるため、これは有利な構成である。

0157

図10Cは、拡張チャネル270の1つを示す、アクチュエータ200の別の長手方向断面を示している。具体的には、拡張チャネル270は、チャネル272を介して、閉口シリンダキャビティ244の低圧区画に連結されている。拡張チャネル270は、圧縮ばね274および摺動可能なピストン271を含み、エンドキャップ275によって閉じられている。拡張チャネル270は、アクチュエータ100について上述したのと同一の方法で動作する。

0158

[第3の実施形態]
図11A〜11Cは、本発明による別の実施形態のアクチュエータ400を示している。る図1A〜10Cを参照して先に説明した要素またはコンポーネントについては、下2桁は同じであるが、先頭に「4」がついている。特には、アクチュエータ400は、アクチュエータ200を変形させたものである。このアクチュエータ400では、シャフト421が支持体401に固定されており、延長アーム408が、管状シリンダバレル418を閉鎖部材401に回転不能に固定している。より一般的には、このアクチュエータ400は、クロージャシステムの第1の部材が閉鎖部材402であり、クロージャシステムの第2の部材が支持体401である。

0159

図11Bおよび11Cは、アクチュエータ400の長手方向断面を示している。アクチュエータ200との主な違いは、ここでは、連結部材412,413が、4つの固定具セット405,406,407を使用して支持体401に直接ボルト止めされており、一方で延長アーム408が、ボルト411によって管状シリンダバレル408の外側に固定されていることである。エネルギー貯蔵機構および減衰機構は両方ともに、アクチュエータ200と同一である。シャフト421は、固定されているが、クロージャシステムを開閉する際に回転する管状シリンダバレル418に対して依然として相対的に回転するためである。

0160

[第4の実施形態]
図12A〜17Bは、本発明による別の実施形態のアクチュエータ300を示している。図1A〜11Cを参照して先に説明した要素またはコンポーネントについては、下2桁は同じであるが、先頭に「3」がついている。

0161

アクチュエータ300は、閉鎖部材302および支持体301を有するクロージャシステムで、ヒンジとして使用されるように設計されている。具体的には、アクチュエータ300は、複数のコンポーネントを含む機械式コネクタ308とともに、閉鎖部材302に挿入されるように設計されている。管状シリンダバレル318は、その矩形、特には正方形の形状により、閉鎖部材302に回転不能に固定され、少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つのボルト399によってボルド止めされていることが好ましい。したがって、図11A〜11Cに関して説明したアクチュエータ400と同様に、クロージャシステムの第1の部材が閉鎖部材302であり、クロージャシステムの第2の部材が支持体301である。

0162

機械式コネクタ308は、2つの固定具セット305,306,307を使用して支持体301に固定的に連結された支持要素383を含む。機械式コネクタ308は、シャフト321の先端がボルト385によってしっかりと固定される連結要素384をさらに備え、この連結要素384は、以下に説明するように、支持要素383にしっかりと固定される。したがって、支持要素383、連結要素384、およびボルト385は、アクチュエータ100,200の連結部材112,113,212,213およびボルト111,211と同様に作用する。すなわち、クロージャシステムの部材301,302の1つにシャフト321を固定するように作用する。支持要素383および連結要素384が一体に形成されていてもよいことが容易に理解されよう。

0163

特に、閉鎖部材302が地面に直接取り付けられる実施形態では、支持要素383を機械式コネクタ308から省略してもよいことが、さらに理解されるであろう。そのような場合、連結要素384は、地面の対応する穴に嵌められてもよく、その場合、地面が支持体301を直接形成し、支持要素383は必要なくなる。よって、この実施形態では、機械式コネクタが、連結要素383とボルト385とを含む。

0164

シャフト321の末端は、連結要素384の非円形開口部と一致する、非円形の水平断面を有し得ることも理解されるであろう。そして、これらの非円形断面は、連結要素384をシャフト321に回転不能に固定する。換言すれば、ボルト385は、機械式コネクタ308の一部として必ずしも設けられている訳ではない。

0165

図示の実施形態では、特に図13A〜14Bを参照すると、機械式コネクタ308と閉鎖部材302との間にヒンジ要素が設けられており、これによって、管状シリンダバレル318を含む閉鎖部材302が、支持体301に固定的に連結されたシャフト321に対してスムーズに回転できるようになる。ヒンジ要素は、ボルト388によって支持要素383にボルト止めされた支持部材387に取り付けられた、ローラベアリング386、特にはスチール製ローラベアリングを含む。支持部材387の形状は、連結要素384がその中に嵌合し、それにより連結要素384がボルト388によって固定的に連結された支持部材387と支持要素383との間に固定されるようなものである。ローラベアリング386は、支持部材387によって支持される外レース391を有する。すなわち、外レース391は、半径方向および軸方向の両方で支持部材387と係合している。さらに、図示の実施形態では、特に図13A〜14Bを参照すると、固定具セット305,306,307によって閉鎖部材302に固定的に連結された連結部材389も設けられている。この連結部材389は、シャフト321の周りにも配置されており、該シャフト321に対して自由に回転する。具体的には、連結部材389は、ローラベアリング386の内レース390が、該連結部材389によって半径方向および軸方向の両方で係合されるように設計されている。

0166

ローラベアリング386の構成は、連結部材389および支持部材387とともに、特に閉鎖部材302の重量によって生成される長手方向の、すなわち軸方向の力が、連結部材389からローラベアリング386を介して、特に内レース390から外レース391に、支持体301に固定的に連結された支持部材387に伝達されることを確実にする。好ましくは、軸方向の力の伝達により適しているため、ローラベアリング386は、ボールベアリングであり、特にはシールボールベアリングである。

0167

ヒンジ要素386,387,388,389は省略されてもよく、その場合、閉鎖部材302の重量が、アクチュエータ300内部のローラベアリング323,324によって支えられることは容易に理解されよう。

0168

アクチュエータ100と同様に、アクチュエータ300の長手方向軸319もヒンジ軸329と一直線上にあり、具体的には、アクチュエータ300がクロージャシステムのヒンジとして作用するため、両方の軸319,329が同一であることが理解されよう。

0169

さらに、ローラベアリング386は、その内レース390がシャフト321に直接接触し、その外レース391が連結部材389と係合するように配置され得る。これは、環状スリーブ部分を含まない連結部材389を提供することにより、また、より小さな直径を有するローラベアリング386を提供することにより達成され得る。しかしながら、アクチュエータ100について上述したように、ローラベアリング386は、長手方向の力を伝達する必要があるので、より大きな直径を有する、すなわちより大きな表面積のレース390,391を提供することは明らかに有利である。

0170

図12Aは、右利きクロージャシステム用のアクチュエータ300の取付け方法を示し、図12Bは、左利きクロージャシステム用のアクチュエータ300の取付け方法を示している。主な違いは、図13A〜14Bの長手方向断面に明確に見えるように、アクチュエータ300の本体310が反対向きに取り付けられていることである。

0171

図13Aおよび13Bは、アクチュエータ300の2つの長手方向断面を示している。概して、アクチュエータ300は、アクチュエータ100,200,400と同様の内部構造を有する。具体的には、このエネルギー貯蔵機構もまた、間にねじりばね332を備えた2つの作動部材330,331を含み、作動部材330,331の一方がピン335によってシャフト321に固定されており、他方がピン337、特に2つのそのようなピンによって管状シリンダバレル318に固定されている。図示の実施形態では、ねじりばね132とシャフト321との間にパディング338が設けられていないが、これが含まれていてもよいことが理解されよう。アクチュエータ200,400と同様に、作動部材330,331の役割を交換することができる。すなわち、第1の作動部材330をシャフト321に連結し、第2の作動部材331を管状シリンダバレル318に連結してもよい。有利には、第2の作動部材331はカラー320に隣接して配置されているため、カラー320を第2の作動部材331として作用させ、それによって、図10Aおよび10Bに図示されるアクチュエータ200、ならびに図11Bおよび11Cに図示されるアクチュエータ400のように、アクチュエータ300の全高を減らすことも可能である。

0172

さらに、アクチュエータ100,200,400のように、ローラベアリング323,324は、シャフト321が長手方向軸319に双方向に移動できないことを確実にする。具体的には、ローラベアリング323,324は両方ともに、それらの外レース325,327が、管状シリンダバレル318に半径方向に係合し、またそれらの外レース325,327が、管状シリンダバレル318に固定された要素、すなわちローラベアリング323用の第1の作動部材330およびローラベアリング324用の環状閉鎖部材345に対して軸方向に係合している。さらに、ローラベアリング323,324は両方ともに、それらの内レース326,328がシャフト321に半径方向に係合し、図13Aおよび13Bに図示するように、それらの内レース326,328が、シャフト321の溝に固定された固定リング393,394に対して軸方向に係合している。

0173

図14Aおよび14Bは、固定リング393,394を、横方向に挿入されたピン397,398でシャフト321に固定されたリング395,396に置き換えたことによる、小さな変化を示している。これは、リング395,396がシャフト321によりしっかりと固定されるので有利である。

0174

アクチュエータ300は、カラー320にボルト止めされてピストン347の回転を防ぐガイド要素451を備えた、閉口シリンダキャビティを有する減衰機構も含む。アクチュエータ100,200,400とは異なり、別個のスピンドルはなく、むしろこれはシャフト321と一体的に形成されている。換言すれば、シャフト321には、ピストン347の内側ねじ部356と協働する、外側ねじ部355が設けられている。したがって、シャフト321は、ピストン347を直接駆動して、閉口シリンダキャビティ344内で摺動可能に移動する。減衰機構は、クロージャシステムを開くときに、高圧区画から低圧区画への作動液の流れを可能にする一方向弁をさらに含む。

0175

アクチュエータ100,200,400に対するアクチュエータ300の主な違いの1つは、アクチュエータ300が閉鎖部材302に取り付けられたときに、シャフト321の第2の端に必ずしも容易にアクセスできるとは限らないことである。このように、シャフト321内に可変動弁360,367を設けることは便利ではない。この問題を克服するために、アクチュエータ300の減衰機構には、図15に図示される管状シリンダバレル318内に形成された、制限された流体通路が設けられる。図15は、ピストン347がほぼ閉じた位置にある減衰機構の斜視図を示している。この状態では、黒色の矢印で示すように、作動液が両方の制限された流体通路を通って、閉鎖シリンダキャビティ344の高圧区画348から低圧区画349に流れ得る。

0176

第1の制限された流体通路は、管状シリンダバレル318の内壁の穴によって形成された、入口ボア363aによって形成されている。入口ボア363aは、高圧区画348を、管状シリンダバレル318のボア361に連結する。ボア361は、長手方向軸319の方向に延び、カラー320を横断して延びるボア363d内で、該カラー320の中央付近で終端している。可変動弁360は、ボア363aに挿入されており、アクチュエータ300の外部からアクセス可能である。可変動弁360の先端付近では、カラー320にボア362が設けられており、このボア362は、長手方向軸319の方向に延び、ボア363dを、したがって高圧区画348を低圧区画349に接続している。

0177

第2の制限された流体通路は、同じ入口ボア363aと、カラー320の中央付近で終端して該カラー320を横断して延びるボア363bと連結する同じボア361と、により形成されている。ボア363bは、同様にカラー20を横断して延び、かつ可変動弁367が挿入されているボア363cと交差している。したがって、可変動弁367は、アクチュエータ300の外部からアクセス可能である。ボア363b,363cの交差部に、別のボア365が設けられている。ボア365は、長手方向軸319の方向に延び、ピストン347がほぼ最も伸びた位置にあるときに、該ピストン347上に位置する管状シリンダバレル318の内壁の穴によって形成された出口ボア366に接続する。

0178

この構成は、図16A〜17Bにより詳細に示されている。図16A〜16Cは、減衰機構の3つの水平断面を示している。図16Aは、入口ボア363aの高さの断面であり、図16Bは、出口ボア366の高さの断面であり、図16Cは、カラー320の高さの断面である。図17Aおよび17Bは、ピストン347が異なる位置にある、図16Aの「xviiA」および「xviiB」線に沿う減衰機構の長手方向断面をそれぞれ示している。

0179

ボア320内に可変動弁360,367を設けることの主な利点は、ボア320がアクチュエータ300に対して中央に配置されることである。このように、アクチュエータ300の長手方向軸319の向き、例えば、直立または上下逆さまに関係なく、可変動弁360,367は同じ高さに配置され、開口部359(図12Aおよび12B参照)を閉鎖部材302に設けて可変動弁360,367にアクセスし、それによって可変動弁360,368の調整が可能になる。図12Aおよび12Bに図示すように、好ましくは、開口部359を覆うために閉鎖部材302にボルト止めされるカバー364が設けられ、それにより、水および/または汚れが開口部359に入るのを防ぎ、また可変動弁360,367へのアクセスを防ぐ。

0180

特に、可変動弁360,367がない場合は、アクチュエータ100,200,400のように、制限された流体通路がシャフト321に設けられ得ることは容易に理解されよう。

0181

図15〜17Bは、拡張チャネル370も示している。具体的には、拡張チャネル370は、チャネル372を介して、閉口シリンダキャビティ344の低圧区画に連結されている。拡張チャネル370は、圧縮ばね374および摺動可能ピストン371を含み、エンドキャップ375によって閉じられている。拡張チャネル370は、アクチュエータ100,200,400について上述したのと同じ方法で動作する。

0182

[第5の実施形態]
図18A〜19Bは、本発明による別の実施形態のアクチュエータ500を示している。図1A〜17Cを参照して先に説明した要素またはコンポーネントについては、符号「589」を除いては、下2桁は同じであるが、先頭に「5」がついている。特に、アクチュエータ500は、修正された機械式コネクタ508を備えた、アクチュエータ300の変形である。換言すれば、アクチュエータ500は、複数のコンポーネントを含む機械式コネクタ508と共に閉鎖部材502に挿入されるように設計されている。アクチュエータ300との主な違いは、アクチュエータ500には、連結部材389がないことである。

0183

機械式コネクタ508は、2つの固定具セット505,506,507を用いて支持体501に固定的に連結される支持要素583を含む。機械式コネクタ508は、シャフト521の末端がボルト585によってしっかりと固定される連結要素584をさらに含み、連結要素584は、該連結要素584の開口部を通って支持要素583の穴に挿入される4つのボルト589によって、支持要素583にしっかりと固定される。したがって、支持要素583、連結要素584、およびボルト585は、アクチュエータ100,200の連結部材112,113,212,213およびボルト111,211と同様に作用する。すなわち、シャフト521をクロージャシステムの部材501,502の一方に固定するように作用する。支持要素583および連結要素584が一体に形成されていてもよいことは容易に理解されよう。また、より多くの、あるいはより少ないボルト589を使用して、連結要素584を支持要素583に固定できることも容易に理解されよう。

0184

図示の実施形態では、特に図18A〜19Bを参照すると、ヒンジ要素が機械式コネクタ508と閉鎖部材502との間に設けられており、これによって、連結要素584および支持要素583の中継を介して支持体501に固定的に連結されたシャフト521に対する、管状シリンダバレル518を含む閉鎖部材502の滑らかな回転が可能になる。ヒンジ要素は、連結要素584上に配置された支持要素587に取り付けられたローラベアリング586、特にはスチール製ローラベアリングを含む。ローラベアリング586は、連結要素584に支持される内レース590を有する。すなわち、内レース590は、半径方向および軸方向の両方で連結要素584と係合する。ローラベアリング586は、支持要素587を支持する外レース591を有する。すなわち、外レース591は、半径方向および軸方向の両方で支持要素587と係合する。

0185

[取付け補助具]
図20〜25Eは、本発明による取付け補助具を使用して、様々なアクチュエータ100,200,300,500をクロージャシステムに取り付ける方法を示している。具体的には、図20〜21Cは、アクチュエータ100の取付け方法を、図22〜23Dはアクチュエータ200の取付け方法を、図24〜25Eは、アクチュエータ300,500の取付け方法を示している。

0186

図20は、本体110の両端部のそれぞれに固定された第1および第2の取付け補助具611,612を備えたアクチュエータ100を示している。特に、図21A〜21Cに示すように、取付け補助具611,612は、穴114の1つにボルト止めされるボルト614,616によって、連結部材112,113のそれぞれに固定される。さらに、取付け補助具611,612は、本体110に設けられた穴にボルト止めされる2つのボルト613,615によって、本体110に、したがって管状シリンダ体118にも固定される。これらの穴は、図2Aおよび2Bに示すように、エンドキャップ116の取り付けにも使用される。上述したように、連結部材112,113は、シャフト121に回転不能に固定されている。したがって、取付け補助具611,612は、管状シリンダ体118とシャフト121との間に取り外し可能に挿入される。

0187

取付け補助具611,612を連結部材112,113および本体110の両方に、したがって管状シリンダ体118にもボルト止めすることにより、シャフト121を管状シリンダ体118に対して特定の位置に維持することが可能である。換言すれば、アクチュエータ100をクロージャシステムに取り付ける前に、ピストン147がその極端位置の間の位置に維持されるように、シャフト121を回転位置に維持することが可能である。

0188

より多くの、あるいはより少ないボルト613,614,615,616を使用して、取付け補助具611,612を連結部材112,113および/または管状シリンダ体118に固定してもよいことが容易に理解されよう。さらに、取付け補助具611,612を連結部材112,113および/または管状シリンダ体118に一時的に固定する他の手段も利用可能である。例えば、ボルトの代わりにピンを使用してもよい。

0189

図21Aは、アクチュエータ100を左利きクロージャシステムに取り付ける第1のステップ、すなわち、取付け補助具611,612の一方の取り外しを示している。どちらの取付け補助具611,612を取り外す必要があるのかは、アクチュエータ100の所望の向き、すなわちクロージャシステムの利き手による。ボルト613,614を外して取付け補助具611を取り外し、続いて、図21Bに示すように、機械式コネクタ108を連結部材113上に配置する。第2の取付け補助具612は依然としてアクチュエータ100上にあるので、シャフト121は回転位置に維持される。これは、ピストン147の最極端位置の1つによって決定されるアクチュエータ100の完全な弛緩位置に対して、機械式コネクタ108も部分的に回転することを意味する。

0190

機械式コネクタ108をアクチュエータ100上に配置したら、図21Cに示すように、アクチュエータ100をクロージャシステムに取り付ける。特に、アクチュエータ100を支持体101に取り付け、機械式コネクタ108をアイボルトヒンジ103のロッド部分104に固定する。図21Cに示すように、アイボルトヒンジ103のロッド部分104を機械式コネクタ108の開口部と適切に位置合わせするために、クロージャシステムは部分的に開かれている。換言すれば、機械式コネクタ108が静止している一方で、閉鎖部材102は必要な位置合わせを達成するために回転する。これは、機械式コネクタ108を回転させるよりも、閉鎖部材102の方がはるかに回転し易いため有利である。

0191

アクチュエータ100をクロージャシステムに取り付けたら、特にはボルト615,616を外すことによって残りの取付け補助具612を取り外す。このステップにより、シャフト121がその維持された位置から解放され、クロージャシステムが閉じられる。最後に、図2Aに示すように、アクチュエータ100の底部を閉じるために、エンドキャップ116を取り付けることができる。

0192

アクチュエータ100の取り付けにおけるいくつかのステップが異なる順序で実行されてもよいことは容易に理解されよう。例えば、取付け補助具611,612のいずれか1つを取り外す前に、アクチュエータ100が支持体101に既に取り付けられていてもよい。

0193

図22は、本体210の両端部のそれぞれに固定された第1および第2の取付け補助具621,622を備えたアクチュエータ200を示す。特に、図23A〜23Dに示すように、取付け補助具621,622は、穴214の1つにボルト止めされるボルト624,626によって連結部材212,213のそれぞれに固定される。さらに、取付け補助具612,622は、それらの形状により、本体210に対して、したがって管状シリンダ体218に対しても回転不能に配置される。具体的には、取付け補助具621,622は、本体210の突出部に当接し、それにより、シャフト221がエネルギー貯蔵機構によってさらに回転することを回避する。上述したように、連結部材212,213は、シャフト221に回転不能に固定されている。したがって、取付け補助具621,622は、管状シリンダ体218とシャフト221との間に取り外し可能に挿入される。

0194

取付け補助具621,622を連結部材212,213にボルト締めし、本体210に、したがって管状シリンダ体218にも当接させることにより、シャフト221の管状シリンダ体218に対する特定の位置を維持することが可能である。換言すれば、アクチュエータ200をクロージャシステムに取り付ける前に、ピストン247がその極端位置の間の位置に維持されるように、シャフト221を回転位置に維持することが可能である。

0195

図23Aは、アクチュエータ200を左利きクロージャシステムに取り付ける第1のステップ、すなわち、アクチュエータ200を支持体201に取り付け、機械式コネクタ208をレール276と共に閉鎖部材202に取り付けるステップを示している。続いて、図21Bに示すように、ボルト624を外すことによって取付け補助具621を取り外す。どちらの取付け補助具621,622を取り外す必要があるのかは、アクチュエータ200の所望の向き、すなわちクロージャシステムの利き手による。第2の取付け補助具622は依然としてアクチュエータ200上にあるので、シャフト221は回転位置に維持される。これは、連結部材213が部分的に回転することを意味する。これは、その完全に弛緩した位置にあるアクチュエータ200を示す図9と比較すると見ることができる。図9および図21bでは、本体210の突出部に対する開口部214の位置が異なることに注目されたい。

0196

連結部材213の回転位置は、閉鎖部材202を開くことによって、機械式コネクタ208の開口部が連結部材213の開口部と整列することを確実にする。機械式コネクタ208をアクチュエータ200に取り付けたら(図23C参照)、図23Dに示すように、特にはボルト626を外すことによって残りの取付け補助具622を取り外す。このステップにより、シャフト121がその維持された位置から解放され、クロージャシステムが閉じられる。

0197

アクチュエータ200の取り付けにおけるいくつかのステップが異なる順序で実行されてもよいことは容易に理解されよう。例えば、アクチュエータ200が支持体201に取り付けられる前に、取付け補助具621が既に取り除かれていてもよい。

0198

図24は、本体510の両端部のそれぞれに固定された第1および第2の取付け補助具631,632を備えたアクチュエータ500を示している。同じ取付け補助具631,632をアクチュエータ300に使用してもよいことは容易に理解されよう。特に、図25A〜25Eに示すように、取付け補助具631,632は、シャフト521を介してボルト止めされるボルト634,636によってシャフト521に固定される。さらに、取付け補助具631,632は、本体510に設けられた穴にボルト止めされる2つのボルト633,635によって、本体510に、したがって管状シリンダ体518にも固定される。このように、取付け補助具631,632は、管状シリンダ体518とシャフト521との間に取り外し可能に挿入される。

0199

取付け補助具631,632をシャフト521および本体510に、したがって管状シリンダ体518にもボルト止めすることにより、シャフト521を管状シリンダ体518に対して特定の位置に維持することが可能である。換言すれば、アクチュエータ500をクロージャシステムに取り付ける前に、ピストン547がその極端位置の間の位置に維持されるように、シャフト521を回転位置に維持することが可能である。

0200

図25Aは、アクチュエータ500を左利きクロージャシステムに取り付ける第1のステップ、すなわち、取付け補助具631,632の一方の取り外しを示している。どちらの取付け補助具631,632を取り外す必要があるのかは、アクチュエータ500の所望の向き、すなわちクロージャシステムの利き手による。ボルト635,636を外すことによって取付け補助具631を取り外し、続いて(図25Bに示すように)ローラベアリング586をその中に備える支持部材587と連結部材584とを、支持部材587の連結部材584に対する回転位置を維持するさらなる取付け補助具637と共にシャフト521の利用可能な端部上に取り付ける。連結部材584は、機械式コネクタ508の一部である。特に、さらなる取付け補助具637は、2つのボルト638によって連結部材584にボルト止めされ、支持部材587の接続部材584に対する回転位置を維持するように設計された非対称形状を有する。

0201

さらなる取付け補助具637は、図25Cに示すように、特にはボルト633,634を外すことによって、残りの取付け補助具631を確実に取り外すことができるようにする。アクチュエータ500は、図25Dに示すように、管状シリンダバレル518の、したがって閉鎖部材502の、連結部材584に対する、したがって機械式コネクタ508および支持体501に対する回転位置を依然として維持しながら、閉鎖部材502に挿入される準備ができている。

0202

アクチュエータ500をクロージャシステムに取り付けたら、図25Eに示すように特にはボルト638を外すことによって、さらなる取付け補助具637を取り外す。図面の明瞭性を改善するために、ここではクロージャシステムを図示していない。このステップは、シャフト521をその維持された位置から解放し、クロージャシステムを閉じさせる。

0203

アクチュエータ300,500を取り付けにおけるいくかのステップが異なる順序で実行され得ることは容易に理解されよう。

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