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技術 無線通信システムにおいて信号を送信又は受信する方法及びそのための装置

出願人 エルジーエレクトロニクスインコーポレイティド
発明者 チョスンキイユンチョンソインクォン
出願日 2018年3月15日 (3年9ヶ月経過) 出願番号 2019-550603
公開日 2020年4月16日 (1年8ヶ月経過) 公開番号 2020-511837
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム 無線伝送方式一般(ダイバーシチ方式等)
主要キーワード ビーム設定 ハイブリッド形態 スペースサイズ 再チューニング イシュー ビームスイッチ グループ共通 動作可否
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年4月16日)のものです。
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図面 (8)

課題・解決手段

本発明の一実施例による無線通信システムにおいて、端末下りリンク制御情報を受信する方法は、基地局から少なくとも1個の制御リソースセット(CORESET)に多数のビーム(beam)を設定するビーム設定(configuration)情報を受信するステップと、前記多数のビームのうちの少なくとも1個を介して送信される下りリンク制御チャネルを、前記少なくとも1個のCORESET上においてブラインド検出するステップと、前記ブラインド検出された下りリンク制御チャネルから下りリンク制御情報を取得するステップと、を含み、前記端末が実行可能なブラインド検出の総回数が、前記多数のビームに分けて割り当てられ、前記端末は、各々のビームに割り当てられたブラインド検出の回数に応じてブラインド検出を行うことができる。

概要

背景

多数の通信機器がより大きな通信容量を要求することにより、最近論議されている次世代通信ステムでは、既存の無線アクセス技術(radio access technology,RAT)に比べて向上したモバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband,eMBB)通信の必要性が高まっている。また多数の機器及びモノを連結していつでもどこでも多様なサービスを提供する大規模MTC(massive Machine Type Communications,mMTC)も次世代通信において考慮すべき主要なイシューである。また、信頼性(reliability)及び遅延(latency)に敏感なサービス/UEを考慮して、次世代通信システムとしてURLLC(Ultra−Relialbe and Low Latency Communication)が論議されている。

このようにeMBB、mMTC及びURLCCなどを考慮した新しい無線アクセス技術(New RAT)が次世代無線通信のために論議されている。

概要

本発明の一実施例による無線通信システムにおいて、端末下りリンク制御情報を受信する方法は、基地局から少なくとも1個の制御リソースセット(CORESET)に多数のビーム(beam)を設定するビーム設定(configuration)情報を受信するステップと、前記多数のビームのうちの少なくとも1個を介して送信される下りリンク制御チャネルを、前記少なくとも1個のCORESET上においてブラインド検出するステップと、前記ブラインド検出された下りリンク制御チャネルから下りリンク制御情報を取得するステップと、を含み、前記端末が実行可能なブラインド検出の総回数が、前記多数のビームに分けて割り当てられ、前記端末は、各々のビームに割り当てられたブラインド検出の回数に応じてブラインド検出を行うことができる。

目的

また多数の機器及びモノを連結していつでもどこでも多様なサービスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

無線通信システムにおいて、端末下りリンク制御情報を受信する方法であって、基地局から少なくとも1個の制御リソースセット(CORESET)に多数のビーム(beam)を設定するビーム設定(configuration)情報を受信するステップと、前記多数のビームのうちの少なくとも1個を介して送信される下りリンク制御チャネルを、前記少なくとも1個のCORESET上においてブラインド検出するステップと、前記ブラインド検出された下りリンク制御チャネルから下りリンク制御情報を取得するステップと、を含み、前記端末が実行可能なブラインド検出の総回数が、前記多数のビームに分けて割り当てられ、前記端末は、各々のビームに割り当てられたブラインド検出の回数に応じてブラインド検出を行う、下りリンク制御情報の受信方法

請求項2

前記多数のビームは、異なるCORESET上にそれぞれ設定される、請求項1に記載の下りリンク制御情報の受信方法。

請求項3

前記異なるCORESETのそれぞれに個別に共通サーチスペース(CSS)と端末固有サーチスペース(USS)のうちの少なくとも1つが設定され、前記端末は、該当CORESETに設定されたビームを用いて、前記該当CORESETに設定された前記CSS及び前記USSのうちの少なくとも1つをモニタリングする、請求項2に記載の下りリンク制御情報の受信方法。

請求項4

前記多数のビームは、プライマリ(primary)ビーム及びセカンダリ(secondary)ビームを含み、前記端末は、前記プライマリビーム上では、第1のアグリゲーションレベル(aggregationlevel)に該当する制御チャネル候補の検出を試み、前記セカンダリビーム上では、第2のアグリゲーションレベルに該当する制御チャネル候補の検出を試みる、請求項1に記載の下りリンク制御情報の受信方法。

請求項5

前記プライマリビームに割り当てられた前記第1のアグリゲーションレベルは、前記セカンダリビームに割り当てられた前記第2のアグリゲーションレベルよりも低く設定される、請求項4に記載の下りリンク制御情報の受信方法。

請求項6

前記セカンダリビームは、前記プライマリビームを介して受信されるMACメッセージ又は下りリンク制御情報を介して活性化/非活性化される、請求項4に記載の下りリンク制御情報の受信方法。

請求項7

無線通信システムにおいて、下りリンク制御情報を受信する端末であって、受信器と、前記受信器を介して基地局から少なくとも1個の制御リソースセット(CORESET)に多数のビーム(beam)を設定するビーム設定(configuration)情報を受信して、前記多数のビームのうちの少なくとも1個を介して送信される下りリンク制御チャネルを前記少なくとも1個のCORESET上においてブラインド検出して、前記ブラインド検出された下りリンク制御チャネルから下りリンク制御情報を取得するプロセッサと、を含み、前記プロセッサが実行可能なブラインド検出の総回数が、前記多数のビームに分けて割り当てられ、前記プロセッサは、各々のビームに割り当てられたブラインド検出の回数に応じてブラインド検出を行う、端末。

請求項8

前記多数のビームは、異なるCORESET上にそれぞれ設定される、請求項7に記載の端末。

請求項9

前記異なるCORESETのそれぞれに個別に共通サーチスペース(CSS)と端末固有サーチスペース(USS)のうちの少なくとも1つが設定され、前記プロセッサは、該当CORESETに設定されたビームを用いて、前記該当CORESETに設定された前記CSS及び前記USSのうちの少なくとも1つをモニタリングする、請求項8に記載の端末。

請求項10

前記多数のビームは、プライマリ(primary)ビーム及びセカンダリ(secondary)ビームを含み、前記プロセッサは、前記プライマリビーム上では、第1のアグリゲーションレベル(aggregationlevel)に該当する制御チャネル候補の検出を試み、前記セカンダリビーム上では、第2のアグリゲーションレベルに該当する制御チャネル候補の検出を試みる、請求項7に記載の端末。

請求項11

前記プライマリビームに割り当てられた前記第1のアグリゲーションレベルは、前記セカンダリビームに割り当てられた前記第2のアグリゲーションレベルよりも低く設定される、請求項10に記載の端末。

請求項12

前記セカンダリビームは、前記プライマリビームを介して受信されるMACメッセージ又は下りリンク制御情報を介して活性化/非活性化される、請求項10に記載の端末。

技術分野

0001

本発明は、無線通信システムに関し、より具体的に、無線通信システムにおいて下りリンク制御情報を送信又は受信するための方法及びそのための装置に関する。

背景技術

0002

多数の通信機器がより大きな通信容量を要求することにより、最近論議されている次世代通信ステムでは、既存の無線アクセス技術(radio access technology,RAT)に比べて向上したモバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband,eMBB)通信の必要性が高まっている。また多数の機器及びモノを連結していつでもどこでも多様なサービスを提供する大規模MTC(massive Machine Type Communications,mMTC)も次世代通信において考慮すべき主要なイシューである。また、信頼性(reliability)及び遅延(latency)に敏感なサービス/UEを考慮して、次世代通信システムとしてURLLC(Ultra−Relialbe and Low Latency Communication)が論議されている。

0003

このようにeMBB、mMTC及びURLCCなどを考慮した新しい無線アクセス技術(New RAT)が次世代無線通信のために論議されている。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明が遂げようとする技術的課題は、複数のビーム支援する無線通信システムにおいて、下りリンク制御情報をより効率的且つ正確に送信又は受信するための方法及びそのための装置に関する。

0005

本発明の技術的課題は、上述した技術的課題に制限されず、他の技術的課題が本発明の実施例より類推できる。

課題を解決するための手段

0006

上述した技術的課題を達成するための本発明の一側面による無線通信システムにおいて、端末が下りリンク制御情報を受信する方法は、基地局から少なくとも1個の制御リソースセット(CORESET)に多数のビーム(beam)を設定するビーム設定(configuration)情報を受信するステップと、前記多数のビームのうちの少なくとも1個を介して送信される下りリンク制御チャネルを、前記少なくとも1個のCORESET上においてブラインド検出するステップと、前記ブラインド検出された下りリンク制御チャネルから下りリンク制御情報を取得するステップと、を含み、前記端末が実行可能なブラインド検出の総回数が、前記多数のビームに分けて割り当てられ、前記端末は、各ビームに割り当てられたブラインド検出の回数に応じてブラインド検出を行うことができる。

0007

上述した技術的課題を達成するための本発明の別の一側面による無線通信システムにおいて、下りリンク制御情報を受信する端末は、受信器と、前記受信器を介して基地局から少なくとも1個の制御リソースセット(CORESET)に多数のビーム(beam)を設定するビーム設定(configuration)情報を受信して、前記多数のビームのうちの少なくとも1個を介して送信される下りリンク制御チャネルを前記少なくとも1個のCORESET上においてブラインド検出して、前記ブラインド検出された下りリンク制御チャネルから下りリンク制御情報を取得するプロセッサと、を含み、前記プロセッサが実行可能なブラインド検出の総回数が、前記多数のビームに分けて割り当てられ、前記プロセッサは、各ビームに割り当てられたブラインド検出の回数に応じてブラインド検出を行うことができる。

0008

前記多数のビームは、異なるCORESET上にそれぞれ設定されることができる。

0009

前記異なるCORESETのそれぞれに個別に共通サーチスペース(CSS)と端末固有サーチスペース(USS)のうちの少なくとも1つが設定されることができる。前記端末は、該当CORESETに設定されたビームを用いて、前記該当CORESETに設定された前記CSS及び前記USSのうちの少なくとも1つをモニタリングすることができる。

0010

前記多数のビームは、プライマリ(primary)ビーム及びセカンダリ(secondary)ビームを含むことができる。

0011

前記端末は、前記プライマリビーム上では、第1のアグリゲーションレベル(aggregation level)に該当する制御チャネル候補の検出を試み、前記セカンダリビーム上では、第2のアグリゲーションレベルに該当する制御チャネル候補の検出を試みることができる。

0012

前記プライマリビームに割り当てられた前記第1のアグリゲーションレベルは、前記セカンダリビームに割り当てられた前記第2のアグリゲーションレベルよりも低く設定されることができる。

0013

前記セカンダリビームは、前記プライマリビームを介して受信されるMACメッセージ又は下りリンク制御情報を介して活性化/非活性化されることができる。

発明の効果

0014

本発明の一実施例によれば、下りリンク制御情報の送受信が可能な複数のビームが端末に設定されるため、無線チャネル環境において強健(robust)で、且つ信頼性の高い下りリンク制御情報の送受信ができると共に、端末がブラインドデコーディングを実行可能なBD総回数が複数のビームに分配され、端末は各ビームに割り当てられたBD回数だけBDを行うことで、複数のビーム設定による端末のBDの複雑度の問題を解決することができる。

0015

本発明の技術的効果は、上述した技術的効果に制限されず、他の技術的効果が本発明の実施例より類推できる。

図面の簡単な説明

0016

3GPPLTE/LTE−Aシステムに用いられる物理チャンネル及びこれらを用いる一般的な信号送信方法を例示する図である。
3GPP LTE/LTE−Aシステムの無線フレーム(radio frame)の構造を例示する図である。
3GPP LTE/LTE−Aシステムの下りリンクスロットリソースグリッドを例示する図である。
3GPP LTE/LTE−Aシステムにおける下りリンクサブフレームの構造を例示する図である。
3GPP LTE/LTE−Aシステムにおける上りリンクサブフレームの構造を例示する図である。
本発明の一実施例による下りリンク制御情報の送受信方法フローを示す図である。
本発明の一実施例による端末と基地局を示す図である。

実施例

0017

以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC−FDMA(single carrier frequency division multiple access)などのような様々な無線アクセスシステムに用いることができる。CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)によって具現化することができる。TDMAは、GSM(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)のような無線技術によって具現化することができる。OFDMAは、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802−20、E−UTRA(Evolved UTRA)などのような無線技術によって具現化することができる。UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の一部である。3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(long term evolution)は、E−UTRAを用いるE−UMTS(Evolved UMTS)の一部であり、下りリンクでOFDMAを採用し、上りリンクでSC−FDMAを採用する。LTE−A(Advanced)は、3GPP LTEの進化したバージョンである。

0018

説明を明確にするために、3GPPベース移動通信システムを中心に記述するが、本発明の技術的思想がこれに制限されるわけではない。また、以下の説明で使われる特定の用語は、本発明の理解を助けるために提供されるものであり、このような特定の用語の使用は、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で他の形態に変更することもできる。

0019

New RATを論議するに先立って、3GPPLTE/LTE−Aシステムに関して簡単に説明する。後述する3GPP LTE/LTE−Aに関する説明は、New RATの理解を助けるために参照されてもよく、New RATの設計とかち合わないLTE/LTE−Aの動作及び設定はNew RATにも適用することができる。New RATは便宜上5G移動通信とも称する。

0020

● 3GPPLTE/LTE−Aシステム

0021

図1は、3GPPLTE/LTE−Aシステムに用いられる物理チャンネル及びこれらを用いる一般的な信号送信方法を説明するための図である。

0022

端末は、電源オフ状態から再びオンになったり、新しくセル進入したりした場合、ステップS101において、基地局と同期を取る等の初期セルサーチ(Initial cell search)作業を行う。そのために、端末は、基地局からプライマリ同期チャネル(Primary Synchronization Channel,P−SCH)及びセカンダリ同期チャネル(Secondary Synchronization Channel,S−SCH)を受信して基地局と同期を取り、セルID(Identity)などの情報を取得すればよい。その後、端末は、基地局から物理放送チャネル(Physical Broadcast Channel)を受信し、セル内放送情報を取得できる。一方、端末は、初期セルサーチ段階で、下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal,DL RS)を受信し、下りリンクチャネル状態を確認できる。

0023

初期セルサーチを終えた端末は、ステップS102において、物理下りリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel,PDCCH)、及び物理下りリンク制御チャネル情報による物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Control Channel,PDSCH)を受信することによって、より具体的なシステム情報を取得できる。

0024

その後、端末は、基地局への接続を完了するために、ステップS103乃至ステップS106のようなランダムアクセス過程(Random Access Procedure)を行うことができる。このため、端末は、物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel,PRACH)を介してプリアンブル(preamble)を送信して(S103)、物理下りリンク制御チャネル及びそれに対応する物理下りリンク共有チャネルを介して、プリアンブルへの応答メッセージを受信することができる(S104)。競合ベースランダムアクセスの場合、追加の物理ランダムアクセスチャネルの送信(S105)、物理下りリンク制御チャネル及びこれに対応する物理下りリンク共有チャネルの受信(S106)のような競合解決手順(Contention Resolution Procedure)を行うことができる。

0025

上述したような手順を行った端末は、その後、一般的な上りリンク/下りリンク信号送信手順として、物理下りリンク制御チャネル/物理下りリンク共有チャネルの受信(S107)、及び物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel,PUSCH)/物理上りリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,PUCCH)の送信(S108)を行うことができる。端末が基地局へ送信する制御情報を総称して上りリンク制御情報(Uplink Control Information,UCI)という。UCIは、HARQACK/NACK(Hybrid Automatic Repeat reQuest Acknowledgement/Negative−ACK)、SR(Scheduling Request)、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)、RI(Rank Indication)などを含む。本明細書において、HARQ ACK/NACKは、単に、HARQ−ACK又はACK/NACK(A/N)と称する。HARQ−ACKは、ポジティブACK(単に、ACK)、ネガティブACK(NACK)、DTX及びNACK/DTXのうちの少なくとも1個を含む。UCIは、一般に、PUCCHを介して送信されるが、制御情報とトラフィックデータが同時に送信される必要がある場合は、PUSCHを介して送信されてもよい。また、ネットワークの要求/指示によってPUSCHを介してUCIを非周期的に送信してもよい。

0026

図2は、無線フレームの構造を例示する図である。セルラーFDM無線パケット通信システムにおいて、上りリンク/下りリンクデータパケット送信は、サブフレーム(subframe)単位で行われ、一サブフレームは、複数のOFDMシンボルを含む一定の時間区間で定義される。3GPPLTE標準では、FDD(Frequency Division Duplex)に適用可能なタイプ1の無線フレーム(radio frame)構造と、TDD(Time Division Duplex)に適用可能なタイプ2の無線フレーム構造を支援する。

0027

図2(a)は、タイプ1の無線フレームの構造を例示する。下りリンク無線フレーム(radio frame)は、10個のサブフレーム(subframe)で構成され、サブフレームは、時間領域(time domain)において2個のスロット(slot)で構成される。1サブフレームを送信するのにかかる時間をTTI(transmission time interval)という。例えば、1サブフレームの長さは1msであり、1スロットの長さは0.5msである。1スロットは時間領域において複数のOFDMシンボルを含み、周波数領域において複数のリソースブロック(Resource Block,RB)を含む。3GPPLTEシステムでは、下りリンクでOFDMAを用いるため、OFDMシンボルが1シンボル区間を表す。OFDMシンボルは、SC−FDMAシンボル又はシンボル区間とも呼ばれる。RBは1スロットにおいて複数の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。

0028

スロットに含まれるOFDMシンボルの数は、CP(Cyclic Prefix)の構成(configuration)によって異なってもよい。CPには、拡張CP(extended CP)と一般CP(normal CP)とがある。例えば、OFDMシンボルが一般CPによって構成された場合、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は7個である。OFDMシンボルが拡張CPによって構成された場合、1OFDMシンボルの長さが増加するため、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は、一般CPの場合に比べて少ない。拡張CPの場合、例えば、1スロットに含まれるOFDMシンボルの数は6個である。端末が速い速度で移動する場合などのようにチャネル状態が不安定な場合は、シンボル間干渉をより減らすために、拡張CPを用いてもよい。

0029

一般CPが用いられる場合、1スロットは7個のOFDMシンボルを含み、1サブフレームは14個のOFDMシンボルを含む。このとき、各サブフレームにおける先頭の最大3個のOFDMシンボルはPDCCH(physical downlink control channel)に割り当てられ、残りのOFDMシンボルはPDSCH(physical downlink shared channel)に割り当てられてもよい。

0030

図2(b)は、タイプ2の無線フレームの構造を例示する。タイプ2の無線フレームは、2個のハーフフレーム(half frame)で構成され、各ハーフフレームは、5個のサブフレームと、DwPTS(Downlink Pilot Time Slot)、保護区間(Guard Period,GP)、UpPTS(Uplink Pilot Time Slot)で構成され、このうち1個のサブフレームは2個のスロットで構成される。DwPTSは、端末における初期セルサーチ、同期化又はチャネル推定に用いられる。UpPTSは、基地局におけるチャネルの推定及び端末の上りリンク送信の同期を取るために用いられる。保護区間は、上りリンクと下りリンクとの間に下りリンク信号の多重経路の遅延によって上りリンクで生じる干渉を除去するための区間である。

0031

無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数又はサブフレームに含まれるスロットの数、スロットに含まれるシンボルの数は、様々に変更することができる。

0032

図3は、下りリンクスロットのリソースグリッドを例示する図である。

0033

図3を参照すると、下りリンクスロットは、時間ドメインにおいて複数のOFDMシンボルを含む。1個の下りリンクスロットは、7(6)個のOFDMシンボルを含み、リソースブロックは、周波数ドメインにおいて12個の副搬送波を含むことができる。リソースグリッド上の各要素(element)は、リソースエレメント(Resource Element,RE)と呼ばれる。1個のRBは、12×7(6)個のREを含む。下りリンクスロットに含まれるRBの数NRBは、下りリンク送信帯域に依存する。上りリンクスロットの構造は、下りリンクスロットの構造と同様であり、OFDMシンボルがSC−FDMAシンボルに切り替えられる。

0034

図4は、下りリンク(downlink,DL)サブフレーム構造を例示する図である。

0035

図4を参照すると、サブフレームの最初のスロットで先頭部に位置する最大3(4)個のOFDMシンボルは、制御チャネルが割り当てられる制御領域に対応する。残りのOFDMシンボルは、PDSCH(Physical Downlink Shared CHancel)が割り当てられるデータ領域に該当する。PDSCHは、トランスポートブロック(Transport Block,TB)又はそれに対応するコードワード(CodeWord,CW)を運ぶために用いられる。トランスポートブロックは、送信チャネルを介してMAC(Medium Access Control)層からPHY(Physical)層へ伝達されたデータブロックを意味する。コードワードは、トランスポートブロックの符号化したバージョンに該当する。トランスポートブロックとコードワードの対応関係は、スワッピングに応じて異なる。本明細書において、PDSCH、トランスポートブロック、コードワードは互いに混用できる。LTE(−A)において用いられる下りリンク制御チャネルの例としては、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、PHICH(Physical hybrid ARQindicator Channel)などを含む。PCFICHは、サブフレームの最初のOFDMシンボルで送信され、サブフレームにおいて制御チャネルの送信に用いられるOFDMシンボルの個数に関する情報を運ぶ。PHICHは、上りリンク送信に対する応答としてHARQ−ACK(Hybrid Automatic Repeat reQuest Acknowledgment)信号を運ぶ。HARQ−ACK応答はポジティブACK(単に、ACK)、ネガティブACK(Negative ACK,NACK)、DTX(Discontinuous Transmission)又はNACK/DTXを含む。ここで、HARQ−ACKは、HARQ ACK/NACK、ACK/NACKと混用できる。

0036

PDCCHを介して送信される制御情報をDCI(Downlink Control Information)と呼ぶ。DCIは、端末又は端末グループのためのリソース割り当て情報及び他の制御情報を含む。例えば、DCIは、上り下りリンクスケジューリング情報、上りリンク送信(Tx)パワー制御命令などを含む。

0037

図5は、上りリンクサブフレームの構造の一例を示す図である。

0038

図5を参照すると、上りリンクサブフレームは、複数(例えば、2個)のスロットを含む。スロットは、CP(Cyclic Prefix)長に応じて互いに異なる数のSC−FDMAシンボルを含んでもよい。上りリンクサブフレームは、周波数領域においてデータ領域と制御領域とに区分できる。データ領域はPUSCHを含み、音声などのデータ信号の送信に用いられる。制御領域はPUCCHを含み、上りリンク制御情報(Uplink Control Information,UCI)の送信に用いられる。PUCCHは、周波数軸においてデータ領域の両端部に位置したRB対(RB pair)を含み、スロットを境界としてホッピングする。

0039

PUCCHは、SR(Scheduling Request)、HARQ−ACK及び/又はCSI(Channel State Information)の制御情報の送信に用いられる。

0040

● New RAT

0041

先ず、NR(new RAT)において使用可能なアナログビームフォーミングについて説明する。

0042

Analog Beamforming

0043

ミリ波(Millimeter Wave、mmW)では波長が短いので、同一面積に多数のアンテナ要素の設置が可能である。即ち、30GHz帯域において波長は1cmであるので、5*5cmのパネル(panel)に0.5λ(波長)間隔で2次元(2−dimension)配列する場合、全100個のアンテナ要素を設けることができる。これにより、ミリ波(mmW)方式では多数のアンテナ要素を使用してビームフォーミング利得を上げてカバレッジを増加させるか、或いはスループット(throughput)を向上させることができる。

0044

mmW方式では、アンテナ要素毎にTXRU(Transceiver Unit)が設けられる場合、各々のアンテナ要素は送信パワー及び位相を個別に調節することができ、よって、各々の周波数リソースは独立的なビームフォーミングが可能である。しかし、100個余りの全てのアンテナ要素にTXRUを設けることは費用面で実効性がないという問題がある。

0045

代案として、1個のTXRUに多数のアンテナ要素をマッピングし、アナログ位相シフター(analog phase shifter)でビーム方向を調節する方式が考えられている。しかし、このアナログビームフォーミング方式では全帯域に対して同方向にビームが形成されるため、周波数選択的なビームフォーミングが行えないという問題がある。

0046

また別の代案として、デジタルビームフォーミングとアナログビームフォーミングのハイブリッド形態として、全Q個のアンテナ要素に対して全B(where,B<Q)個のTXRUsをマッピングするハイブリッドビームフォーミングが考えられる。B個のTXRUsとQ個のアンテナ要素を相互連結する方式に応じて異なり得るが、一般に、同時に送信可能なビームの方向は、B個以下に制限される。

0047

NR Control Channel

0048

Rシステムにおいて、制御チャネルの送信単位は、NR−REG(resource element group)及び/又はNR−CCE(control channel element)などで定義できる。

0049

NR−REGは、時間ドメインでは1OFDMシンボル、周波数ドメインでは1PRBに該当することができる。1PRBは12サブキャリアに該当することができる。また、1CCEは6REGに該当することができる。

0050

一方、制御リソースセット(control resource set,CORESET)及びサーチスペース(search space,SS)について簡単に説明すると、CORESETは、制御信号送信のためのリソースのセットであり、サーチスペースは、端末がブラインド検出を行う制御チャネル候補の集合である。サーチスペースは、CORESET上に設定されてもよい。一例として、1個のCORESETに1個のサーチスペースが定義される場合、CSS(common search space)のためのCORESETとUSS(UE−specific search space)のためのCORESETがそれぞれ設定されてもよい。別の例として、1個のCORESETに多数のサーチスペースが定義されてもよい。例えば、CSSとUSSが同一のCORESETに設定されてもよい。以下の例示において、CSSは、CSSが設定されるCORESETを意味して、USSは、USSが設定されるCORESETなどを意味してもよい。

0051

基地局は、CORESETに対する情報を端末にシグナリングすることができる。例えば、各々のCORESETのために、CORESET Configurationと該当CORESETの時間の長さ(time duration)(e.g.,1/2/3シンボルなど)がシグナリングされてもよい。1シンボル−CORESETにCCEを分散させるインターリービングが適用される場合、2又は6個のREGのバンドリングが行われてもよい。2シンボル−CORESETに2又は6個のREGのバンドリングが行われ、時間優先マッピングが適用されてもよい。3シンボル−CORESETに3又は6個のREGのバンドリングが行われ、時間優先マッピングが適用されてもよい。REGバンドリングが行われる場合、端末は、該当バンドリング単位に対して、同一のプリコーディング仮定することができる。

0052

Multi−Beam Management for Control Channel

0053

以下、送信端(e.g.,eNodeB)と受信端(e.g.,UE)がそれぞれ1個以上のビーム(Beam)を有しているとき、ビーム対(Beam pair)に対する設定(configuration)方法、及びビームをモニタリング(monitoring)して連結する方法を説明する。また、制御チャネルサーチスペース(search space)割り当て方法、及びブラインドデコーディング(blind decoding,BD)をビームの設定に応じて異ならせて行う方法などについても説明する。

0054

1.Beam Configuration & RLM (Radio Link Monitoring) operation for UE

0055

端末は、多数のビームを介してDCIを運ぶ制御チャネル(e.g.,NR−PDCCH)を受信することができる。多数のビームのうち、プライマリビーム(Primary Beam)とセカンダリビーム(Secondary Beam)が端末の側面から定義されてもよい。このように、プライマリビーム及びセカンダリビームが定義される環境と、定義されない環境とがそれぞれ考慮されてもよい。

0056

一方、後述するプライマリ/セカンダリビームは、従来のLTEシステムのプライマリ/セカンダリセルとは異なる概念に該当する。プライマリ/セカンダリビームは、必ずしも異なるセルに属する必要がなく、同一のセル上にも、プライマリ/セカンダリビームが設定できる。例えば、1個のキャリア帯域上にも、プライマリ/セカンダリビームがいずれも設定されてもよい。また、他のキャリア帯域上にプライマリ/セカンダリビームがそれぞれ設定されてもよい。

0057

1.1 Primary BeamとSecondary Beamが定義される場合

0058

プライマリビームとセカンダリビームが定義される場合、プライマリ/セカンダリビームの機能及び動作が互いに異なってもよい。

0059

プライマリビームを介してセカンダリビームに対するRRC再設定(reconfiguration)メッセージが送信されてもよい。例えば、セカンダリビームを設定/再設定するための上位層シグナリングメッセージが、プライマリビームを介して送信されてもよい。

0060

この場合、端末は、プライマリビームのみに対してRLM(Radio link monitoring)を行い、またプライマリビームに対してRLF(Radio link failure)を宣言することができる。

0061

一例として、プライマリビームのみに対してRLMが行われてもよく、この場合:

0062

− (i)端末のRLM測定は、プライマリビームが送信されるリソースセットサブセットに限定されてもよい。端末は、プライマリビームのみに対してSINRの算出及び測定を行う。このような端末のRLM動作は、RLMに必要なRSがPBCHでもDM−RSでも関わらず、同様に行うことができる。即ち、1個のビームのみに対してRLMを行うことができる。

0063

- (ii)別の例として、RLM測定のために、多数のビームに対する平均(average)、Best Beam Selection又はWeighted Average Beam Selectionなどを用いてもよい。但し、RLF宣言は、プライマリビームの変更が必要であるが、プライマリビームスイッチング手順が行えない場合に限って行ってもよい。即ち、RLMは多数のビームに対して行うが、RLFはプライマリビームスイッチングができない場合に(e.g.,セカンダリビームがプライマリビームになれない場合に)発生することができる。

0064

- (iii)或いは、プライマリビームの接続に失敗した場合に限ってビームリカバリー手順を行ってもよい。例えば、端末は、セカンダリビームの接続に失敗する場合は、セカンダリビームスイッチングによって他のセカンダリビームを用いることができる。

0065

一方、プライマリビームの接続失敗に対するバックアップ(backup)案として、プライマリビームが絶えた場合、セカンダリビームを介してプライマリビームに対するRRC再設定メッセージが送信されてもよい。

0066

或いは、プライマリビームの設定は、制御サーチスペース又は制御リソースセット(control resource set,CORESET)の設定と共にシグナリングされてもよい。セカンダリビームの設定が制御サーチスペース又は制御リソースセット設定に含まれてもよい。但し、端末に設定されたセカンダリビームは、別途の活性化(activation)メッセージを介して活性化されてもよい。セカンダリビームの活性化メッセージは、DCI又はMAC CE(control element)の形態であってもよい。

0067

また、セカンダリビームに対する再設定は、プライマリビームに対する中断(interruption)なく行われてもよい。また、後述のように、セカンダリビームがプライマリビームに切り替えられてもよい。

0068

1.1.1 Switching Secondary Beam to Primary Beam

0069

プライマリビームとセカンダリビームに対する端末の測定は持続的に行われてもよい。或いは、端末は、非周期的なネットワークの要求に従って、各々のビームを測定報告してもよい。ネットワークは、端末の測定報告に基づき、プライマリビームを変更すべき条件を決定して、端末に指示してもよい。或いは、端末がプライマリビームとセカンダリビームに対する測定に基づいて、プライマリビームスイッチングをネットワークに要求してもよい。

0070

1.1.1.1ネットワークが端末にPrimary Beam Switchingを要求

0071

ネットワークは端末にプライマリビームスイッチングを要求することができる。

0072

一例として、ネットワークは、プライマリビームのみを介してプライマリビームスイッチングを要求し、端末からACKが受信されるまで、プライマリビームスイッチングを行わなくてもよい。例えば、ネットワークは、ビームスイッチング要求送信に対する端末のACKを受信して、ビームスイッチングに対する確認(confirmation)を受けると、ビームスイッチングを行うことができる。ビームスイッチング確認の場合、従来のプライマリビーム及び/又は新たなプライマリビームで送信されるか、又はセカンダリビームで送信されてもよい。或いは、別途のビームスイッチング確認なく、端末がACKを送信するとき、ビームスイッチングが行われてもよい。

0073

別の例として、ネットワークは、セカンダリビームのみでプライマリビームスイッチング要求を送信してもよい。この場合、ネットワーク/端末は、通常の(regular)RRC手順を通じてプライマリビームスイッチングを行うことができる。

0074

また、プライマリビームスイッチング要求がビームスイーピング(Sweeping)区間でのみ送信可能に制限されてもよい。例えば、ネットワークが端末のビーム方向を知らない可能性があるため、ビームスイーピングが行われるリソースでのみプライマリビームスイッチングが行われるように定義されてもよい。

0075

また別の例として、プライマリ/セカンダリビームにおいてビームスイッチング要求が送信されてもよい。端末は、ビームスイッチングが完了していないRRC曖昧(ambiguity)区間の間には、Old/Newプライマリビームに対するモニタリングを同時に行うことができ、ネットワークは、Newプライマリビームのモニタリングのために、別途のリソースセットを仮に端末に設定することができる。

0076

例えば、新たなプライマリビームをモニタリングするためのリソースセット及びブラインド検出(BD)分配は、以下のように設定することができる。ここで、ブラインド検出分配とは、Oldプライマリビームに対して端末が行うべきブラインド検出の回数と、Newプライマリビームに対して端末が行うべきブラインド検出の回数をネットワークが設定することを意味する。

0077

(i)一例として、Old/Newプライマリビームのリソースセットは同様に設定されるものの、端末は各々のビームを異なるOFDMシンボルでモニタリングすることができる。例えば、端末は、1番目のOFDMシンボルでOldプライマリビームをモニタリングし、2番目のOFDMシンボルでNewプライマリビームをモニタリングするように定義されてもよい。

0078

(ii)別の例として、端末は、Newプライマリビームに対するリソースセットを予めRRCによって設定されてもよい。端末がRRCを介してプライマリビームスイッチング要求を受ける場合、そのリソースセットが活性化され、RRC設定完了(complete)が発生すると(e.g.,ビームスイッチング完了)、該当リソースセットが非活性化されてもよい。端末は、リソースセットが活性化された場合に限って、該当リソースセットにおいてNewプライマリビームをモニタリングすることができる。

0079

(iii)また別の例として、従来のセカンダリビームのリソースセットがそのままNewプライマリビームのリソースセットとして用いられてもよい。この案は、Newプライマリビームがセカンダリビームの中から選ばれたときに有用であり得る。仮に、新たなビームのうち、Newプライマリビームが選択される場合、ビームスイッチングのためのRRCメッセージにNewプライマリビームのための仮のリソースセット情報が含まれてもよい。

0080

一方、(i)〜(iii)方式において、RRC完了後、Newプライマリビームのリソースセット/BD設定は、Oldプライマリビームに対して設定されたリソースセット/BD設定に従ってもよい。また、Oldプライマリビームは、セカンダリビームに切り替えられてもよく、そうではない場合、端末は、Oldプライマリビームをこれ以上はモニタリングしなくてもよい。

0081

例えば、RRC設定又はMAC CEを介してリソースセットが定義され、曖昧(ambiguity)区間(e.g.,ビームスイッチング要求後、且つビームスイッチング完了前の区間)においてNewプライマリビームのための仮のリソースセットを別として設定されるか、RRC再設定時に設定されてもよい。曖昧区間において端末は、Old及び/又はNewプライマリビームを両方モニタリングすることができ、ネットワークは、同一のメッセージを2つのビームの両方を介して送信するか、又は2つのビームのうち1つのみで送信してもよい。

0082

1.2 Primary BeamとSecondary Beamが定義されない場合

0083

プライマリビーム/セカンダリビームが定義されないとは、全てのビームが同じ優先順位/機能を有するか、又は端末が1個のビームのみをモニタリングするように設定されることを意味してもよい。この場合、端末はRLMを行うビームを様々な方法によって選択することができるが、一例として、RLMのために、特定のビームを指定したり、多数のビームのうちベスト(best)なビームを選択したり、又は多数のビームのうち平均の性能を有するビームを選択したりすることができる。

0084

ビーム設定のために、RRCメッセージなどの様々な方法を用いることができる。

0085

本例示によれば、全てのビームに対して同一のビームリカバリー/管理(Management)を適用することができる。RLFは、全てのビームの接続に失敗する場合に生じ得る。或いは、RLM結果がOut−of−Sync.であり、ビームリカバリーに失敗する場合、RLFが発生する場合もある。

0086

1.3 Multi−Beam/Single−Beam動作可否がUE−Transparentの場合

0087

端末は、受信されるビームがMulti−BeamであるかSingle−Beamであるかが分からない場合があり得る。例えば、DM−RSシーケンスが各々のビームにおいて同様であるとき、DM−RSとデータが同じビーム方向に送信される場合にUE−Transparentであり得る。また、Multi−Beamに対する端末Rxビームが同一の場合にUE−Transparentであり得る。端末はビームの形態を知らないため、単一ビームに対するRLMと同様にRLMを行うことができる。

0088

端末に多数のビームが構成される場合、ネットワークが多数のビームのうち1個を選択してDCIを送信する案と、ネットワークが多数のビームを介して同一のDCIを繰り返し送信すると、端末が重複するDCIを自律的に処理する案とが考えられる。ネットワークは、上位層シグナリングを介して1個のDCIを1個のビームにのみ送信するか、多数のビームに送信するかを指示することができる。これは、DCIだけではなく、UCIの送信にも同様に適用可能である。仮に、Multi−Beamで同一のDCIが繰り返し送信されることを指示する場合、又はこのためのモードでネットワーク/端末が動作する場合、ネットワークは、同一のDCIが繰り返し送信される回数を端末にシグナリングすることができる。同一のDCIの識別のために、端末は、端末固有のデータ送信においてHARQProcess ID、NDI(new data indicator)が同一であると、リソース割り当てなどが同一であると仮定することができる。グループ共通のデータ送信又はセル固有のデータ送信の場合、以下の(i)、(ii)のような動作が可能である。

0089

(i)一例として、端末は、制御情報(e.g.,DCI)が多数のビームを介して受信されると仮定できるが、但し、CSSでは、1個のDCIが1個のビームのみを介して受信されると仮定できる。多数のビームを介して受信される各々のDCIがスケジュールするデータが同一であり得る場合、端末は修正(aggregation)(e.g.,data aggregation)可能なビームに対する情報をネットワークから別途設定されてもよい。このように、CSS制御情報/データとUSS制御情報/データとは互いに異なるように取り扱われてもよい。

0090

(ii)別の例として、端末に多数のビームを構成する場合、端末は同じ設定がUSS/CSSのいずれにも適用可能であると仮定することができる。この場合、端末は、検出されたDCIのうちの品質最良なDCIのスケジューリングに従ってデータを受信するか、又は各DCIがスケジュールしたデータを全部読み込むことができる。

0091

USSを介して送信されるDCIは、データ送信のためのビームインデックスを含むことができる。制御情報とデータのビームが異なってもよいが、ネットワークが多数のビームを介してDCIを重複送信する場合、制御情報とデータとの間に、端末にビームスイッチングのためのギャップ(gap)が与えられてもよく(i.e.,control decoding latency)、ネットワークはデータを各々のビームを介して送信してもよい。この場合、制御情報が重複すると、データも重複する可能性がある。1個のデータの重複は、過度なリソースの無駄をもたらすため、ネットワークはクロス−スロットスケジューリング(cross−slot scheduling)によって他のビームをデータに設定して、1個のビームのみに対してデータを送信してもよい。

0092

DCIに対する設定がUCI送信にも同様に適用できる。その設定によって繰り返し送信が設定されると、端末はUCIを多数のビームを介して繰り返し送信することができる。これとは異なり、1個のビームのみで送信することを指示する設定の場合、端末はネットワーク/端末によって選択されたビームに該当するリソースでのみUCIを送信してもよい。

0093

或いは、DCIに対する設定とは別として、UCIのための設定を定義してもよい。

0094

2. Search Space Allocation

0095

プライマリ/セカンダリビームが定義されるか、複数のビームが定義される場合のサーチスペース(search space)の割り当てについて説明する。

0096

各ビームにおいて別々のリソースセットが割り当てられる場合、多数のビームの各々にCSSとUSSが共に配置されてもよく、ビームの状態及び用途に応じて、CSSとUSSが分配されてもよい。

0097

また、CSS/USSそのものが分配されてもよく、このサーチスペースの配置は、ビームの性能や設定されたリソースセットなどの様々な環境に応じて変更できる。

0098

各々のビームにおいてリソースセットの構成が異なる場合、各々のリソースセットにおいてCSS/USSの有無が設定されるか、CSS/USSのリソースセットの設定が異なってもよい。

0099

CSSに多数のビームが設定された場合、端末は、該当ビームから受信されるCSSデータアグリゲーション(aggregation)できると仮定してもよい。この場合、端末は、多数のビームを介して受信されるデータのうちの1個のデータのみを読み取るか、複数のデータを読み取り、性能の最良なデータのみを取るか、又は受信された複数のデータをアグリゲーションするかを決定することができる。端末は該当ビームで送信されるデータが同一のものであることを仮定することができる。このような同一のデータの仮定は、少なくとも同一のスロット内のCSSにおいて送信されるDCIがスケジュールするデータに適用可能である。或いは、ネットワークは同一のデータであると仮定可能な期間又は時間情報を端末に知らせてもよい。そうではない場合、端末は他のデータ送信を仮定してもよい。

0100

或いは、プライマリビームとセカンダリビームが設定されている場合、端末はプライマリビームでのみCSSをモニタリングしてもよい。或いは、端末はセカンダリビームでもCSSをモニタリングするものの、セカンダリビーム上のCSSのモニタリングのために用いられるRNTIと、プライマリビーム上のCSSのモニタリングのために用いられるRNTIとを異ならせて設定してもよい。一例として、プライマリビームのCSSでは、全てのRNTIが用いられるが、セカンダリビームのCSSでは、C−RNTIなどの端末固有のRNTI/グループ固有のRNTIのみが用いられてもよい。

0101

3.RACH Procedure with Multi−Beam

0102

Multi−Beam環境におけるランダムアクセス手順を説明する。このとき、Multi−Beamは、1個又は多数のTRPs(transmission/reception points)によって形成することができる。

0103

3.1 Paging

0104

3.1.1 Paging in IDLEMode

0105

アイドルモード(Idle Mode)では、端末のベストビーム情報が分かり難いため、ネットワークはビームスイッチング方式によって多数のビームを介してページング情報を送信することができる。このとき、ネットワークは、各々のビームをスイープする時間及びページング情報が送信される時間に対する設定を定義してもよく、スイーピングタイミングとページング情報送信時間とを一致させてもよい。

0106

3.1.2 Paging in CONNECTED Mode

0107

コネクテドモード(Connected Mode)においても、システム情報アップデートなどのためにページング情報を送信することができ、このための詳細な案を説明する。

0108

3.1.2.1 Idle ModeにおけるページングのためのCSSを同様に維持

0109

アイドルモードにおいてページングのために定義されたスロットと周波数インデックスをコネクテッドモードにおいてそのまま用いることができる。

0110

端末は、コネクテッドモードのために定義されたリソースと、アイドルモードのために定義されたリソースとを両方受信できなければならないため、端末がページング情報を読み取るためには、周波数再チューニング(frequency retuning)が必要となるかもしれない。

0111

3.1.2.2 PagingのためのCSSをConnected Modeにおいて別として設定

0112

ページングのためのCSSがアイドルモードとコネクテッドモードにおいて別々に設定されてもよい。コネクテッドモードにおいてページングのためのCSSに対する情報は、PDCCH又はPDSCHを介して送信されることができる。

0113

3.1.2.3 Pagingは常にUSSで送信

0114

SIアップデートのためのDCIは、ページングとは別途のRNTI又は別途のDCIフォーマットを介してCSSで送信され、ページングはUSSを介してユニキャスト(unicast)で送信されてもよい。

0115

3.2 RAR for Multi−Beam

0116

3.2.1 RAR in IDLEMode/RAR for Contention−based PRACH

0117

3.2.1.1 Best BeamでのみRAR送信

0118

RAR(random access response)はベストビームでのみ送信されてもよい。ベストビームを介してRARが送信されることで、端末にベストビームインデックスを自動的に知らせることができる。ベストビームはネットワークが決定してもよい。例えば、ベストビームとは、ランダムアクセスプリアンブルが送信されるPRACH(physical random access channel)ビームの対応(correspondence)ビームで定義されてもよい。

0119

3.2.1.2 K個のBeamにおいてRAR送信

0120

RARはK個のビームで送信されてもよい。ビームの数Kは、SIB(system information block)を介して設定されてもよく、K個のビームはベストビームの隣接ビームであるか、又はSIBによって設定されてもよい。例えば、各々のビームがベストビームになる場合に対して、そのベストビームと共に用いられるK個のビームが端末に設定されてもよい。

0121

K個のビームが選択された場合、RARはK個のビームのうちの1個でのみ送信されるか、又はK個のビームの全部で送信されてもよい。RARが1個のビームでのみ送信されるのか、K個のビームの全部で送信されるのかは、上位層シグナリングを介して設定できる。

0122

また、多数のビームが設定される場合、制御リソースセットは、各ビームにおいて別々に設定されるか、RAR Window内において自動に設定されてもよい。一例として、制御リソースセットが自動に設定される場合、端末は設定された制御リソースセットにおいてK個のビームを最初から順に従ってモニタリングすることができる。

0123

3.2.2 RAR in CONNECTED or RAR for Contention−Free PRACH

0124

RARは、RARのために定義されたCSS又はUSSを用いて送信されてもよい。また、RARはベストビームでのみ送信されるか、又はK個のビームを介して送信されてもよい。

0125

Contention−free PRACH送信に対するRARは、端末のCSS又はUSSの設定に従って送信されてもよい。どのサーチスペースを介してRARを送信するかは、上位層シグナリングを介して指示されてもよい。

0126

USSを介してRARを送信するためにC−RNTIが用いられてもよく(e.g.,RAR送信のためのPDCCHをC−RNTIでスクランブリング)、RARコンテンツペイロード(e.g.,PDSCH)で送信されてもよい。この場合、端末がRAR送信を受信したか否かについては、PDSCHをデコードすることで確認できるため、端末の物理層ではRAR送信を確認することが難しい。よって、物理層においてRARが確認できるように、ネットワークは、RAR送信にC−RNTI以外の他のRNTIを用いることができる。或いは、Contention−Freeランダムアクセスの場合、RAR受信を介してランダムアクセス手順が完了されると定義しなくてもよい。

0127

CSSでRARが送信される場合、RAR Beam correspondence(of PRACH Beam)は、CSSで構成されたビームとは異なり得る。このとき、ネットワークは、Contention Free PRACHのために、時間/周波数リソースのみを設定して、端末がビームを選択してもよい。この場合、端末が選択したPRACH Beamに関する情報がPRACHにおいて共に送信されてもよい。或いは、ネットワークは多数のビームに対してPRACHリソースを設定して、端末がPRACHを選択することもできる。或いは、Beam Recovery/Maintenance過程のみによってビームを変更して、Contention−Free PRACHの場合、1個のビームに固定してもよい。

0128

仮に、PRACH Beamに対するcorrespondence BeamがCSSモニタリングのためのビームとは異なる場合、以下のオプション(i)〜(iv)を考慮してもよい。

0129

(i)端末はRARが依然として設定されたCSSで受信されると仮定できる。

0130

(ii)端末は同一の時間/周波数リソース(to CSSConfiguration)を仮定して、ビームのみをPRACHに対するcorrespondenceとして仮定できる。

0131

(iii)各ビームにおいて仮の又はRAR CSSConfigurationが別々に存在してもよい。即ち、各ビームにおいてCSS設定が別々に存在し、端末はPRACH corresponding Beam CSSに対するモニタリングを行ってもよい。

0132

(iv)端末がPRACHを設定されたCSSとは異なるビーム方向に送信する場合、ビームリカバリー手順を端末がトリガーすることができる。

0133

3.3 MSG 3

0134

MSG 3を介してBeam IDが送信されてもよい。Beam IDは、Multi−Beamを介して送信されてもよい。

0135

3.4 MSG 4 PDCCH

0136

MSG 4のPDCCH送信のために、RARのためのCSSをそのまま使用することができる。或いは、各ビームにMSG 4 PDCCHのためのサーチスペースを設定してもよい。

0137

3.5 SIB transmission

0138

SIB CSSのためのビームが別に定義されてもよい。

0139

3.6 Multi−Beam Configuration viaRRC

0140

3.6.1 Primary Beam selection via RACH procedure +RRC Configuration on second Beam(s) via Primary Beam SS

0141

プライマリビームはRACH手順によって設定されてもよく、セカンダリビームはプライマリビーム内のサーチスペースを用いたRRC設定によって設定されてもよい。

0142

端末は、ランダムアクセス手順において送信に成功したRACHに対するcorrespondence BeamをBest Beamとして仮定して、これをプライマリビームとして定義することができる。或いは、RLF後のビームリカバリー過程によってベストビームを選択するとき、そのビームをプライマリビームとして定義してもよい。

0143

或いは、ネットワークは、RACH手順においてMSG 4などを介してベストビーム又はプライマリビームを端末に指示するか、又はビームリカバリー過程において設定してもよい。

0144

Fallback operationとして、プライマリビームは、ビームリカバリー(Beam recovery)、ビームスイッチング(Beam Switching)又はビームペアリング(Beam pairing)の過程のみによってアップデートできるように定義されてもよい。セカンダリビームは、プライマリビームによってアップデートできる。即ち、プライマリビームの場合、ビームリカバリー、ビームスイッチング又はビームペアリングの過程が起こる前には変更しなくてもよい。或いは、制御チャネルに対するプライマリビーム変更の手順が別として定義されてもよく、該当手順は、ビームスイッチングによって処理可能である。

0145

3.6.2 Beam Configurations via Beam−sweepingPDCCH

0146

RRCメッセージなどは常にBeam−sweepingされるPDCCH領域でのみ送信すると定義されてもよい。

0147

3.7 Multi−Beam Configuration via MAC CE

0148

MAC CEを介してプライマリビーム又は複数のビームが定義されてもよい。

0149

3.8 Multi−Beam Configuration via DCI

0150

ネットワークはプライマリビームを介してDCIを送信してもよく、又はDCIを送信するビームをプライマリビームを介して定義してもよい。

0151

3.9 Unicast

0152

Multi Beamを用いてPDCCHを送信する方式には様々なオプションが考えられる。

0153

一例として、ネットワークはPDCCHを常に1個のビームでのみ送信してもよい。

0154

別の例として、少なくともCSSに対しては、各ビームが制御情報を別々に送信してもよく、多数のビームが重複するPDCCH/DCIを送信してもよい。

0155

また別の例として、少なくともCSSに対しては、設定されたビームが重複するPDCCH/DCIを常に送信してもよい。

0156

4. BD Split

0157

端末が制御情報を検出するために、ブラインドデコーディング(BD)を行う総回数が定義されてもよく、端末BDの総回数がMulti−Beamに分配されてもよい。

0158

4.1 BD Split between Primary and Secondary Beams

0159

4.1.1 Primary BeamでのみBD

0160

一例として、端末は、プライマリビームでのみBDを行うことを基本としてもよく、セカンダリビームはプライマリビームの接続を補助する役割のみに用いられてもよい。しかし、ネットワークは特殊な状況では、端末がセカンダリビームでBDを行うように設定することができる。

0161

端末がプライマリビームで行えるBDが、行うべき全体のBDよりも少なく設定される場合、ネットワークは、選択的に端末がセカンダリビームにおいてBDを行うようにすることができる。

0162

また、プライマリビームとの接続状態が良くない場合、例えば、SINR/CQIなどが低くなり、プライマリビームとの接続を持続し難い状況では、セカンダリビームへのスイッチングがトリガーされてもよい。例えば、端末がセカンダリビームを有している場合は、ネットワークは端末がセカンダリビームモニタリングを行うようにシグナリングしてもよい。

0163

4.1.2 Primary BeamとSecondary BeamにおけるBD

0164

4.1.2.1 AL(aggregation level)Set及び各ALにおけるBD数の分配

0165

セカンダリビームよりもプライマリビームのためのリソースが多く、またセカンダリビームよりもプライマリビームの受信性能がより良い環境を仮定することができる。また、端末がプライマリビームをセカンダリビームよりも長い時間の間に受信する環境を考慮することができる。

0166

この場合、端末がプライマリビームにおいて、先に制御情報をデコードする確率が高いため、下位ALへのBDをプライマリビームに配置することができる。例えば、プライマリビームには下位ALに対するBDが割り当てられ、セカンダリビームには上位ALに対するBDが割り当てられる。

0167

また、ALセットの全体を1個のビームに割り当ててもよいが、各ALのBDが複数存在するとき、1個のALに対するBDをプライマリビームとセカンダリビームに分けて配置してもよい。例えば、AL−1に該当する制御チャネル候補に対する端末のBD回数がNである場合、プライマリビームにはk回のAL−1 BDが割り当てられ、セカンダリビームにはN−k回のAL−1 BDが割り当てられる。

0168

4.1.2.2 各Beamへの差別的リソース分配

0169

ネットワークは、各々のビームにリソースセットを差別的に分配してもよい。一例として、全体の制御シンボルがM個であるとき、プライマリビームはM個の全部又はN(N<M)個のシンボルで受信が可能であり、セカンダリビームはP個のシンボルで受信ができるように設定されてもよい(N+P=M,N≧P)。

0170

このために、ネットワークは最初からプライマリビームとセカンダリビームとにリソースを異なるように割り当ててもよい。或いは、プライマリビームは常に動作するものの、ネットワークは、端末がセカンダリビームをモニタリングしなくてもよいリソース、又はモニタリングすべきリソースを端末に指示してもよい。プライマリビームとセカンダリビームにおいて使用可能なシンボル数は、明示的(explicit)又は暗示的(implicit)に定義されてもよく、この場合、相対的に、プライマリビームのシンボル数をより多く定義してもよい。

0171

具体例として、プライマリビームのリソースセットにK1個のBDが割り当てられ、端末は、各スロット毎にプライマリビームをモニタリングし、セカンダリビームのリソースセットにK2個のBDが割り当てられ、端末はNスロット毎にセカンダリビームをモニタリングすると仮定する。この場合、以下のオプション(i)〜(v)が考えられる。

0172

(i)端末がN番目のスロットにおいてプライマリビームとセカンダリビームとをいずれも受信する場合、各N個のスロット毎に、端末はK1+K2だけのBDを行うことができる。K1+K2は、端末のBDキャパシティ(capacity)より少ないか同一である必要がある。

0173

(ii)各N個のスロット内でプライマリビームを受信するスロットはN−1個であり、端末がセカンダリビームを受信するとき、プライマリビームの受信を中断してもよい。端末はプライマリビームに対してK1−K2回の(又は、MAX−K2;MAX:最大のBD実行能力)BDを行うことができ、セカンダリビームではK2回のBDを行うことができる。

0174

(iii)プライマリビームのリソースセットが2つに分けられてもよい(2つ以上に分ける場合も可能)。端末は、各N番目のスロットでは、プライマリビームに対してK3回のBDを行い、残りのN−1個のスロットではK1−K3回のBDを行うことができる。端末はセカンダリビームに対してはK2回のBDをそのまま行うことができる。

0175

(iv)端末は、各N番目のスロット毎に、プライマリビームのモニタリングを省略してもよい。

0176

(v)端末のBD能力シンボル毎に定義する場合、より柔軟(flexible)なBD分配が可能である。このとき、各々のシンボル又は多数のシンボルに対するBD数は、端末のBD能力を上回ることができない。プライマリビーム/セカンダリビームが受信可能なシンボルは、単一シンボル又は多数のシンボルであってもよい。このとき、各ビームのBDも単一シンボル又は多数のシンボルに亘って行われることができる。

0177

4.2 Monitoring Resource Set変更

0178

次に、端末がプライマリビーム/セカンダリビームをモニタリングするリソースセットが変更される場合のブラインドデコーディングについて説明する。

0179

4.2.1 同一のBD比率を維持する案

0180

プライマリビームとセカンダリビームのリソースセットが変更されても、プライマリビームとセカンダリビームのリソース比率が、リソースセットの変更前と類似することがある。ビームのリソースセットの比率が類似するという判断の基準が予め定義されてもよい。

0181

この場合、端末は、各々のビームに対して、リソースセットの変更前と同一比率のBDを行うことができる。リソースセットが全般的に減少した場合、各々のビームに対してBDの実行回数は減少するものの、BDの実行比率はそのまま維持可能であり、場合によっては、BDが省略されるリソースがあり得る。

0182

4.2.2 Primary Beamのリソースセットが格段に大きくなった場合

0183

リソースセットの変更に従って、プライマリビームのリソースセットが全てのサーチスペースがカバーできるほどに大きくなった場合、端末はプライマリビームにおいて全てのBDを行うことができる。プライマリビームリソースセットが格段に大きいと判断する基準は、端末又はネットワークによって定義されてもよい。一例として、リソースセットの変更前に、最上位ALのスペースサイズ(space size)に対するその他のALのスペースサイズの比率が3:4であり、リソースセットの変更後、その比率が3:7であるとき、端末はその他のALに該当するリソースセットが格段に大きいと仮定することができる。

0184

図6は、本発明の一実施例による下りリンク制御情報の送受信方法のフローを示す図である。上述と重なる内容は省略する。

0185

図6を参照すると、端末は基地局から少なくとも1個の制御リソースセット(CORESET)に、多数のビーム(beam)を設定するビーム設定(configuration)情報を受信する(605)。

0186

端末は、多数のビームのうちの少なくとも1個を介して送信される下りリンク制御チャネルを少なくとも1個のCORESET上においてブラインド検出する(610)。このとき、端末が実行可能なブラインド検出の総回数が、前記多数のビームに分けて割り当てられてもよい。端末は、各々のビームに割り当てられたブラインド検出の回数に応じてブラインド検出を行うことができる。

0187

端末は、ブラインド検出された下りリンク制御チャネルから下りリンク制御情報を取得する(615)。

0188

一例として、多数のビームは、異なるCORESET上にそれぞれ設定されてもよい。異なるCORESETのそれぞれに個別に共通サーチスペース(CSS)と端末固有サーチスペース(USS)のうちの少なくとも1つが設定されてもよい。端末は、該当CORESETに設定されたビームを用いて、該当CORESETに設定されたCSS及びUSSのうちの少なくとも1つをモニタリングすることができる。

0189

多数のビームは、プライマリ(primary)ビーム及びセカンダリ(secondary)ビームを含むことができる。

0190

端末は、プライマリビーム上では、第1のアグリゲーションレベル(aggregation level)に該当する制御チャネル候補の検出を試み、セカンダリビーム上では、第2のアグリゲーションレベルに該当する制御チャネル候補の検出を試みることができる。

0191

プライマリビームに割り当てられた前記第1のアグリゲーションレベルは、セカンダリビームに割り当てられた前記第2のアグリゲーションレベルよりも低く設定されることができる。

0192

セカンダリビームは、プライマリビームを介して受信されるMACメッセージ又は下りリンク制御情報を介して活性化/非活性化されることができる。

0193

図7は、本発明の一実施例による無線通信システム100における基地局105及び端末110の構成を示すブロック図である。

0194

無線通信システム100を簡略に示すために、1つの基地局105と1つの端末110を示したが、無線通信システム100は1つ以上の基地局及び/又は1つ以上の端末を含むことができる。

0195

基地局105は、送信(Tx)データプロセッサ115、シンボル変調器120、送信器125、送受信アンテナ130、プロセッサ180、メモリ185、受信器190、シンボル復調器195及び受信データプロセッサ197を含むことができる。そして、端末110は、送信(Tx)データプロセッサ165、シンボル変調器170、送信器175、送受信アンテナ135、プロセッサ155、メモリ160、受信器140、シンボル復調器155及び受信データプロセッサ150を含むことができる。送受信アンテナ130、135はそれぞれ基地局105及び端末110に1つとして示されているが、基地局105及び端末110は複数の送受信アンテナを備えている。よって、本発明による基地局105及び端末110はMIMO(Multiple Input Multiple Output)システムを支援する。また、本発明による基地局105はSU−MIMO(Single User−MIMO)MU−MIMO(Multi User−MIMO)方式をいずれも支援することができる。

0196

下りリンク上で、送信データプロセッサ115はトラフィックデータを受信し、受信したトラフィックデータをフォーマットして符号化し、符号化されたトラフィックデータをインターリーブして変調し(又はシンボルマッピングし)、変調シンボル(「データシンボル」)を提供する。シンボル変調器120はこのデータシンボルとパイロットシンボルを受信及び処理してシンボルのストリームを提供する。

0197

シンボル変調器120は、データ及びパイロットシンボルを多重化し、これを送信器125に送信する。ここで、それぞれの送信シンボルはデータシンボル、パイロットシンボル又はゼロの信号値であり得る。それぞれのシンボル周期で、パイロットシンボルが連続的に送信されることもできる。パイロットシンボルは周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多重化TDM)又は符号分割多重化(CDM)シンボルであり得る。

0198

送信器125はシンボルのストリームを受信し、これを1つ以上のアナログ信号に変換し、さらにこのアナログ信号を追加的に調節して(例えば、増幅フィルタリング及び周波数アップコンバート(upconverting)して、無線チャネルを介した送信に適した下りリンク信号を発生させる。すると、送信アンテナ130は発生した下りリンク信号を端末に送信する。

0199

端末110の構成において、受信アンテナ135は基地局からの下りリンク信号を受信し、受信された信号を受信器140に提供する。受信器140は受信された信号を調整し(例えば、フィルタリング、増幅、及び周波数ダウンコンバート(downconverting))、調整された信号をデジタル化してサンプルを獲得する。シンボル復調器145は受信されたパイロットシンボルを復調し、チャネル推定のためにこれをプロセッサ155に提供する。

0200

また、シンボル復調器145はプロセッサ155から下りリンクに対する周波数応答推定値を受信し、受信されたデータシンボルに対してデータ復調を行って(送信されたデータシンボルの推定値である)データシンボル推定値を獲得し、データシンボル推定値を受信(Rx)データプロセッサ150に提供する。受信データプロセッサ150はデータシンボル推定値を復調(すなわち、シンボルデマッピング(demapping))し、デインターリーブ(deinterleaving)し、復号して、送信されたトラフィックデータをリカバリーする。

0201

シンボル復調器145及び受信データプロセッサ150による処理はそれぞれ基地局105でのシンボル変調器120及び送信データプロセッサ115による処理に対して相補的である。

0202

端末110は上りリンク上で、送信データプロセッサ165はトラフィックデータを処理してデータシンボルを提供する。シンボル変調器170はデータシンボルを受信して多重化し、変調を行い、シンボルのストリームを送信器175に提供することができる。送信器175はシンボルのストリームを受信及び処理して上りリンク信号を発生させる。そして、送信アンテナ135は発生した上りリンク信号を基地局105に送信する。端末及び基地局における送信器及び受信器は、1つのRF(Radio Frequency)ユニットからなってもよい。

0203

基地局105において、端末110から上りリンク信号が受信アンテナ130を介して受信され、受信器190は受信した上りリンク信号を処理してサンプルを取得する。ついで、シンボル復調器195はこのサンプルを処理し、上りリンクに対して受信されたパイロットシンボル及びデータシンボル推定値を提供する。受信データプロセッサ197はデータシンボル推定値を処理し、端末110から送信されたトラフィックデータをリカバリーする。

0204

端末110及び基地局105のそれぞれのプロセッサ155,180はそれぞれ端末110及び基地局105での動作を指示(例えば、制御、調整、管理など)する。それぞれのプロセッサ155,180はプログラムコード及びデータを記憶するメモリユニット160,185と接続されることができる。メモリ160,185はプロセッサ180に接続され、オペレーティングシステムアプリケーション、及び一般ファイル(general files)を記憶する。

0205

プロセッサ155,180はコントローラー(controller)、マイクロコントローラー(microcontroller)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、マイクロコンピューター(microcomputer)などとも呼ばれる。一方、プロセッサ155,180はハードウェア(hardware)又はファームウェア(firmware)、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせによって実現されることができる。ハードウェアを用いて本発明の実施例を実現する場合には、本発明を実行するように構成されたASICs(application specific integrated circuits)又はDSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)などがプロセッサ155,180に備えられてもよい。

0206

一方、ファームウェア又はソフトウェアを用いて本発明の実施例を具現化する場合には、本発明の機能又は動作を行うモジュール、過程又は関数などを含むようにファームウェア又はソフトウェアが構成されることができ、本発明を実行するように構成されたファームウェア又はソフトウェアはプロセッサ155,180内に備えられるか、メモリ160,185に記憶されてプロセッサ155,180によって駆動されることができる。

0207

端末と基地局の無線通信システム(ネットワーク)間の無線インターフェースプロトコルレイヤーは通信システムでよく知られたOSI(open system interconnection)モデルの下位3レイヤーに基づいて、第1のレイヤーL1、第2のレイヤーL2及び第3のレイヤーL3に分類されることができる。物理レイヤーは前記第1のレイヤーに属し、物理チャネルを介して情報送信サービスを提供する。RRC(Radio Resource Control)レイヤーは前記第3のレイヤーに属し、UEとネットワーク間の制御無線リソースを提供する。端末、基地局は無線通信ネットワークとRRCレイヤーを介してRRCメッセージを交換することができる。

0208

以上説明してきた実施例は、本発明の構成要素及び特徴を所定の形態に結合したものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態で実施することもでき、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更されてもよい。ある実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含まれてもよく、他の実施例の対応する構成又は特徴に取り換えられてもよい。特許請求の範囲において明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正により新しい請求項として含めたりできるということは明らかである。

0209

本発明は、本発明の精神及び必須の特徴から逸脱しない範囲で、他の特定の形態に具体化することができることは通常の技術者にとって自明であろう。よって、上記の詳細な説明はいずれの面においても制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的解釈によって定められなければならず、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。

0210

上述のように、本発明は様々な無線通信システムに適用することができる。

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