図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2020年4月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (17)

課題・解決手段

本明細書には、被験体への投与時に、抗菌性抗ウイルス性殺菌性、又は抗腫瘍活性を含み得る新規ペプチドが開示される。

概要

背景

概要

本明細書には、被験体への投与時に、抗菌性抗ウイルス性殺菌性、又は抗腫瘍活性を含み得る新規ペプチドが開示される。A

目的

場合によっては、本明細書に記載されるペプチド又はその塩、或いはペプチド又はその塩を含む医薬組成物は、約1分〜約1、2、3、4、5、6、7、8、10、又はそれ以上の時間までの期間後、約0.5ng/mL〜約10μg/mL、約1ng/mL〜約10μg/mL、約5ng/mL〜約10μg/mL、約10ng/mL〜約10μg/mL、約15ng/mL〜約10μg/mL、約20ng/mL〜約10μg/mL、約25ng/mL〜約10μg/mL、約30ng/mL〜約10μg/mL、約35ng/mL〜約10μg/mL、約40ng/mL〜約10μg/mL、約45ng/mL〜約10μg/mL、約50ng/mL〜約10μg/mL、約55ng/mL〜約10μg/mL、約60ng/mL〜約10μg/mL、約65ng/mL〜約10μg/mL、約70ng/mL〜約10μg/mL、約75ng/mL〜約10μg/mL、約80ng/mL〜約10μg/mL、約85ng/mL〜約10μg/mL、約90ng/mL〜約10μg/mL、約95ng/mL〜約10μg/mL、約100ng/mL〜約10μg/mL、約200ng/mL〜約10μg/mL、約300ng/mL〜約10μg/mL、約400ng/mL〜約10μg/mL、約500ng/mL〜約10μg/mL、約600ng/mL〜約10μg/mL、約700ng/mL〜約10μg/mL、約800ng/mL〜約10μg/mL、約900ng/mL〜約10μg/mL、又は約1μg/mL〜約10μg/mLのペプチド、その代謝産物、又は塩の血漿中濃度を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

式A、式B、式C、式D、式E、式F、式G、式H、化I、式J、式K、式L、式M、式Nのポリペプチド配列を含むペプチド、又はその塩であって;ここで:式Aは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1は独立してX、Ar、又はYであり;並びにAA2、AA3、AA4、AA5、AA6、及びAA7は、独立してY、U、$、又は@であり;式Bは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1及びAA5は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2、AA3、AA4、AA6、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;式Cは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1及びAA4は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2、AA3、AA5、AA6、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;式Dは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1は独立してX、Y、又はArであり;AA4及びAA5は独立してX又はArであり;AA2及びAA7は独立してU、$、又は@であり;並びにAA3及びAA6は独立してY、U、$、又は@であり;式Eは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1は独立してX、Y、又はArであり;AA2、AA4、及びAA5は独立してX又はArであり;並びにAA3、AA6、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;式Fは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1は独立してX、Y、又はArであり;AA4、AA5、及びAA7は独立してX又はArであり;並びにAA2、AA3、及びAA6は独立してY、U、$、又は@であり;式Gは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1、AA4、及びAA5は独立してX、Y、又はArであり;AA2及びAA7は独立してX又はArであり;並びにAA3及びAA6は独立してY、U、$、又は@であり;式Hは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1は独立してY、U、$、又は@であり;AA3、AA4、AA5、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2及びAA7は独立してX又はArであり;式Iは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1及びAA5は独立してY、U、$、又は@であり;AA3、AA4、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2及びAA7は独立してX又はArであり;式Jは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1及びAA4は独立してY、U、$、又は@であり;AA3、AA5、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2及びAA7は独立してX又はArであり;式Kは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1、AA4、及びAA5は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA2、AA3、AA6、及びAA7は独立してX、Y、又はArであり;式Lは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;AA1、AA2、AA4、及びAA5は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA3、AA6、及びAA7は独立してX、Y、又はArであり;式Mは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;AA1、AA4、AA5、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA2、AA3、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;及び式Nは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1、AA2、AA4、AA5、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA3及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;ここで:Xは独立して、Gly、或いは、C1−C10アルキル、C1−C10アルケニル、C1−C10アルキニルシクロアルキル、又はアルキルシクロアルキルの側鎖を含むアミノ酸であり;Arは芳香族側鎖を含むアミノ酸であり;Yは、約7.3のpHで少なくとも部分的にプロトン化される側鎖を含むアミノ酸であり;Uは、アミド含有側鎖を含むアミノ酸であり;$は、アルコール又はチオール含有側鎖を含むアミノ酸であり;@は、約7.3のpHで少なくとも部分的に脱プロトン化される側鎖を含むアミノ酸であり;nは約1〜約7におよぶ数であり;ここで少なくとも1つのAA1がN−末端アミノ酸である場合、N−末端アミノ酸のアミノ基は置換基R’及びR”を含み、ここで:R’及びR”は独立して、H;ホスホリル;アルキル;アルケニル;アルキニル;シクロアルキル;スルホニルスルフィニルシリルピログルタミルハロゲンアルキル基シクロアルキル基、又はそれらの任意の組み合わせで置換され得るアルキルカルボニルチオエステルアセチル尿素カルバマートスルホンアミドアルキルアミンアリールアルキルアリールヘテロアリールアルキルヘテロアリール;又はRC(O)−であり;ここでRは独立して、H、D、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、又はアルキルヘテロアリールであり;又はR’及びR”は、それらが結合され得る窒素原子と共に、置換又は非置換の5、6、又は7員の環を形成し;ここでペプチドは3つ以上の隣接するアルギニン又はリジンの残基を含まず;ここでペプチドは環状ペプチドではなく;並びに(i)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つ細菌に対する抗菌活性を示すこと;(ii)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つウイルスに対する抗ウイルス活性を示すこと;(iii)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つ真菌に対する抗真菌活性を示すこと;(iv)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.01μM〜約100μMのLD50を持つ腫瘍細胞に対する抗主要活性を示すことの少なくとも1つが適用される、ことを特徴とするペプチド。

請求項2

ペプチド又はその塩は、長さが約8〜約48のアミノ酸である、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項3

ペプチド又はその塩は、D配置にある少なくとも1つのアミノ酸を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項4

ペプチド又はその塩は、D配置にあるアミノ酸を含まない、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項5

ペプチド又はその塩は、L配置にある少なくとも1つのアミノ酸を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項6

ペプチド又はその塩は、L配置にあるアミノ酸を含まない、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項7

ペプチド又はその塩は、アラニン、アルギニン、アスパラギンアスパラギン酸システイングルタミングルタミン酸グリシンヒスチジンイソロイシンロイシン、リジン、メチオニンフェニルアラニンプロリンセリントレオニントリプトファンチロシン、又はバリンではない、少なくとも1つのアミノ酸を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項8

ペプチド又はその塩は少なくとも1つの非天然アミノ酸を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項9

非天然アミノ酸は、核磁気共鳴(NMR促進物質であり、ここでNMR促進物質は、スピン標識された化合物常磁性金属キレート化化合物、NMR活性同位体を含む化合物、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択される、ことを特徴とする請求項8に記載のペプチド又はその塩。

請求項10

ニトロキシド化合物であるスピン標識された化合物を含む、ことを特徴とする請求項9に記載のペプチド又はその塩。

請求項11

ビピリジン含有部分である常磁性金属キレート化化合物を含む、ことを特徴とする請求項9に記載のペプチド又はその塩。

請求項12

ヒドロキシキノリン含有部分である常磁性金属キレート化化合物を含む、ことを特徴とする請求項9に記載のペプチド又はその塩。

請求項13

15NであるNMR活性同位体を含む化合物を含んでいる、ことを特徴とする請求項9に記載のペプチド又はその塩。

請求項14

13CであるNMR活性同位体を含む化合物を含んでいる、ことを特徴とする請求項9に記載のペプチド又はその塩。

請求項15

31PであるNMR活性同位体を含む化合物を含んでいる、ことを特徴とする請求項9に記載のペプチド又はその塩。

請求項16

非天然アミノ酸は蛍光性アミノ酸である、ことを特徴とする請求項8に記載のペプチド又はその塩。

請求項17

式[Y−Ar−X−Y−Y−X−X]nのポリペプチド配列を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項18

式[U−Ar−X−Y−Y−X−Ar]nのポリペプチド配列を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項19

式[Y−X−X−$−$−X−X]nのポリペプチド配列を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項20

nが約0.5〜約3.5である式[Y−X−X−$−$−X−X−@−X−X−$−$−X−X]nの配列を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のペプチド又はその塩。

請求項21

Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y;Y−Ar−Ar−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y;Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y;Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y;Y−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y;X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y;Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;又はY−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−Y−X−Xの配列のポリペプチドを含み、ここで:Xは独立して、Gly、或いは、C1−C10アルキル、C1−C10アルケニル、C1−C10アルキニル、シクロアルキル、又はアルキルシクロアルキルの側鎖を含むアミノ酸であり;Arは芳香族側鎖を含むアミノ酸であり;及びYは、約7.3のpHで少なくとも部分的にプロトン化される側鎖を含むアミノ酸であり;ここで、ペプチド又はその塩は、Val、Trp、又はArgではない少なくとも1つのアミノ酸を含み;及びここでペプチドは環状ペプチドではないことを特徴とするペプチド又はその塩。

請求項22

Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;及びArg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Arg−Val−Valから成る群から選択される配列と約70%〜約91%の相同性を持つ、ペプチド又はその塩であって;ここでペプチドは3つ以上の隣接するアルギニン又はリジンの残基を含まず;及びここでペプチドは環状ペプチドではないことを特徴とするペプチド又はその塩。

請求項23

約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶStaphylococcusaureus、メチシリン耐性のStaphylococcusaureus、Streptococcuspneumonia、カルバペネム耐性のEnteroacteriaceae、Staphylococcusepidermidis、Staphylococcussalivarius、Corynebacteriumminutissium、Corynebacteriumpseudodiphtheriae、Corynebacteriumstratium、CorynebacteriumgroupG1、CorynebacteriumgroupG2、Streptococcuspneumonia、Streptococcusmitis、Streptococcussanguis、Escherichiacoli、Klebsiellapneumoniae、Pseudomonasaeruginosa、Burkholderiacepacia、Serratiamarcescens、Haemophilusinfluenzae、Moraxellasp.、Neisseriameningitidis、Neisseriagonorrhoeae、Salmonellatyphimurium、Actinomycesspp.、Porphyromonasspp.、Prevotellamelaninogenicus、Helicobacterpylori、Helicobacterfelis、又はCampylobacterjejuniのうち少なくとも1つに対する最小阻止濃度を有する、ことを特徴とする請求項1乃至22の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項24

約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶメチシリン耐性のStaphylococcusaureusに対する最小阻止濃度を有する、ことを特徴とする請求項23に記載のペプチド又はその塩。

請求項25

抗菌活性は、セファロスポリンフルオロキノロンカルバペネムコリスチンアミノグリコシドバンコマイシンストレプトマイシン、及びメチシリンから成る群から選択される抗生物質耐性のある細菌に対するものである、ことを特徴とする請求項1乃至24の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項26

ペプチド又はその塩は、細菌の細胞膜ウイルスエンベロープ、又は円偏光二色性又はNMR分光法によって測定されるような腫瘍細胞膜に接触すると、α−らせん構造を少なくとも部分的に取り入れる、ことを特徴とする請求項1乃至24の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項27

α−らせん構造の少なくとも一部は両親媒性である、ことを特徴とする請求項26に記載のペプチド又はその塩。

請求項28

少なくとも部分的に立体構造的拘束される、ことを特徴とする請求項1乃至24の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項29

αヘリックスとして少なくとも部分的に拘束される、ことを特徴とする請求項1乃至24の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項30

ペプチド又はその塩は、ジスルフィド結合ステープルステッチ、又はそれらの任意の組み合わせで少なくとも部分的に拘束される、ことを特徴とする請求項28又は29に記載のペプチド又はその塩。

請求項31

ペプチド又はその塩は、霊長類投与され得る場合、霊長類の肝臓脾臓、又は腎臓において実質的に局在化される、ことを特徴とする請求項1乃至24の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項32

ペプチド又はその塩は組み換え型である、ことを特徴とする請求項1乃至24の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項33

ペプチド又はその塩は化学合成される、ことを特徴とする請求項1乃至24の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項34

単離され且つ精製される、ことを特徴とする請求項1乃至24の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項35

切断可能なプロドラッグの形態である、ことを特徴とする請求項1乃至24の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項36

医薬製剤であって、(a)請求項1乃至35の何れか1つのペプチド又はその塩;及び(b)賦形剤希釈剤、又は担体の少なくとも1つを含むことを特徴とする、医薬製剤。

請求項37

キレート化剤である賦形剤を含む、ことを特徴とする請求項36に記載の医薬製剤。

請求項38

キレート化剤は殺真菌キレート化剤である、ことを特徴とする請求項37に記載の医薬製剤。

請求項39

酸性水溶液である希釈剤を含む、ことを特徴とする請求項36に記載の医薬製剤。

請求項40

システアミンを更に含む、ことを特徴とする請求項36乃至39の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項41

界面活性剤を更に含む、ことを特徴とする請求項36乃至39の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項42

単位投薬形態である、ことを特徴とする請求項36乃至39の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項43

錠剤液体シロップ経口製剤静脈内製剤、鼻腔内製剤、眼製剤、製剤、皮下製剤、吸入可能な呼吸器製剤、坐薬、及びそれらの任意の組み合わせの形態である、ことを特徴とする請求項36乃至39の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項44

医薬製剤であって、(a)以下:Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;又はArg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Arg−Val−Valの配列のポリペプチドに対し約70%〜約100%の相同性を含むペプチド又はその塩;及び(b)賦形剤、希釈剤、又は担体の少なくとも1つ;を含み、ここで、製剤が単位投薬形態である場合、ペプチドは3つ以上の隣接するアルギニン又はリジンの残基を含まず;ここでペプチドは環状ペプチドではなく;並びに、以下:(i)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つ細菌に対する抗菌活性を示すこと;(ii)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つ真菌に対する抗真菌活性を示すこと;(iii)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つウイルスに対する抗ウイルス活性を示すこと;又は(iv)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.01μM〜約100μMのLD50を持つ腫瘍細胞に対する抗主要活性を示すことの少なくとも1つが適用される、ことを特徴とする医薬製剤。

請求項45

キレート化剤である賦形剤を含む、ことを特徴とする請求項44に記載の医薬製剤。

請求項46

キレート化剤は殺真菌キレート化剤である、ことを特徴とする請求項45に記載の医薬製剤。

請求項47

酸性水溶液である希釈剤を含む、ことを特徴とする請求項44に記載の医薬製剤。

請求項48

システアミンを更に含む、ことを特徴とする請求項44乃至47の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項49

界面活性剤を更に含む、ことを特徴とする請求項44乃至47の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項50

請求項51

イミダゾールインドール一酸化窒素トリアゾールフェノール硫化物多糖類フランオンブロモピロール、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択された小分子を更に含む、ことを特徴とする請求項44乃至47の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項52

錠剤、液体、シロップ、経口製剤、静脈内製剤、鼻腔内製剤、眼製剤、耳製剤、皮下製剤、吸入可能な呼吸器製剤、坐薬、及びそれらの任意の組み合わせの形態である、ことを特徴とする請求項44乃至47の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項53

少なくとも約80重量%のペプチド又はその塩は、(a)長さが少なくとも約6インチであり且つシリカゲルを含むサイズ排除カラムを搭載した高速液体クロマトグラフィーHPLC)上にペプチド又はその塩のサンプルを載せること;及び(b)サイズ排除カラムから溶離させた少なくとも1つのサンプル上で質量分光法を実行することにより判定されるように、2年の期間の終わりに存在し;ここで、前記医薬製剤は、25℃、50%の大気中相湿度密閉容器に保存される、ことを特徴とする請求項36乃至52の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項54

ペプチド又はその塩、或いは医薬製剤が霊長類に投与される場合、ペプチド又はその塩は、約1分〜約1時間のTmax、少なくとも約100ng/mLのCmax、約0.1μg.hr/L〜約1,000μg.hr/LのAUC0>24時間、又はそれらの組み合わせを有する、ことを特徴とする請求項36乃至52の何れか1つに記載の医薬製剤、あるいは、請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩。

請求項55

医薬製剤が霊長類に投与される場合、ペプチド又はその塩は、霊長類の肝臓、脾臓、又は腎臓において実質的に局在化される、ことを特徴とする請求項36乃至52の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項56

医薬製剤が霊長類に投与される場合、ペプチド又はその塩は約2時間〜約24時間の半減期を有する、ことを特徴とする請求項36乃至52の何れか1つに記載の医薬製剤。

請求項57

外膜ウイルスを不活性化する方法であって、外膜ウイルスを、請求項1乃至35の何れか1つのペプチド又はその塩、或いは請求項36乃至56の何れか1つの医薬製剤と接触させる工程を含む、方法。

請求項58

細菌の増殖を阻害する又は細菌を死滅させる方法であって、細菌を、請求項1乃至35の何れか1つのペプチド又はその塩、或いは請求項36乃至56の何れか1つの医薬製剤と接触させる工程を含む、方法。

請求項59

細菌を組成物と接触させる工程を含む方法であって、該組成物は、(a)請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩、或いは請求項36乃至56の何れか1つに記載の医薬製剤;及び(b)追加の薬剤を含み、ここで、追加の薬剤は、細菌により産生されたバイオフィルムの形成を少なくとも部分的に阻害する、又は該バイオフィルムを破壊する、ことを特徴とする方法。

請求項60

追加の薬剤は界面活性剤である、ことを特徴とする請求項59に記載の方法。

請求項61

界面活性剤は、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ラウリル硫酸ナトリウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ドクサートナトリウム、第四級アンモニウム化合物、脂肪酸の糖エステル、脂肪酸のグリセリド、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択される、ことを特徴とする請求項60に記載の方法。

請求項62

追加の薬剤は、イミダゾール、インドール、一酸化窒素、トリアゾール、フェノール、硫化物、多糖類、フランオン、ブロモピロール、及びそれらの組み合わせから成る群から選択された小分子である、ことを特徴とする請求項59に記載の方法。

請求項63

追加の薬剤はアミノ酸又はその誘導体である、ことを特徴とする請求項59に記載の方法。

請求項64

アミノ酸又はその誘導体はL−ロイシン又はシステアミンを含む、ことを特徴とする請求項63に記載の方法。

請求項65

腫瘍細胞の増殖を阻害する又は腫瘍細胞を死滅させる方法であって、腫瘍細胞を、請求項1乃至35の何れか1つのペプチド又はその塩、或いは請求項36乃至56の何れか1つの医薬製剤と接触させる工程を含む、方法。

請求項66

細菌感染処置する方法であって、処置期間にわたり、治療上有効な量の請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩、或いは請求項36乃至56の何れか1つに記載の医薬製剤を霊長類に投与する工程を含む、方法。

請求項67

ペプチド又はその塩、或いは医薬製剤の投与は、霊長類への投与後に少なくとも部分的に細菌感染を改善する、ことを特徴とする請求項66に記載の方法。

請求項68

投与前に、以下:(a)霊長類は以前に細菌感染を抱えると診断されていること、又は(b)霊長類は細菌感染と診断されることの少なくとも1つが適用される、ことを特徴とする請求項66に記載の方法。

請求項69

細菌は、Acinetobacter種、Actinomyces種、Burkholderiacepacia複合体、Campylobacter種、Candida種、Clostridiumdifficile、Corynebacteriumminutissium、Corynebacteriumpseudodiphtheriae、Corynebacteriumstratium、CorynebacteriumgroupG1、CorynebacteriumgroupG2、Enterobacteriaceae、Enterococcus種、Escherichiacoli、Haemophilusinfluenzae、Klebsiellapneumoniae、Moraxella種、Mycobacteriumtuberculosis複合体、Neisseriagonorrhoeae、Neisseriameningitidis、非結核性mycobacteria種、Porphyromonas種、Prevotellamelaninogenicus、Pseudomonas種、Salmonellatyphimurium、Serratiamarcescens、Staphylococcusaureus、Streptococcusagalactiae、Staphylococcusepidermidis、Staphylococcussalivarius、Streptococcusmitis、Streptococcussanguis、Streptococcuspneumoniae、Streptococcuspyogenes、Vibriocholerae、Coccidioides種、Cryptococcus種、Helicobacterfelis、Helicobacterpylori、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択される、ことを特徴とする請求項66乃至68の何れか1つに記載の方法。

請求項70

細菌はバイオフィルムを分泌し;バイオフィルムに少なくとも部分的に封入され;或いはそれらの組み合わせである、ことを特徴とする請求項69に記載の方法。

請求項71

投与は、動脈内、静脈内、筋肉内、経口、皮下、吸入、又はそれらの任意の組み合わせである、ことを特徴とする請求項66に記載の方法。

請求項72

前記方法は追加の抗生物質又は抗ウイルス性化合物を投与する工程を更に含む、ことを特徴とする請求項66に記載の方法。

請求項73

追加の抗生物質を投与する工程を含み、追加の抗生物質は、セフトビプロールセフタロリンクリンダマイシンダルババンシンダプトマイシンリネゾリドムピロシンオリタバンシン、テジゾリド、テラバンシンチゲサイクリン、バンコマイシン、アミノグリコシド、カルバペネム、セフタジジムセフェピム、セフトビプロール、フルオロキノロン、ピペラシリンチカルシリン、リネゾリド、ストレプトグラミン、チゲサイクリン、ダプトマイシン、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択される、ことを特徴とする請求項72に記載の方法。

請求項74

抗ウイルス性化合物を投与する工程を含み、抗ウイルス性化合物は、アシクロビルブリブジンドコサノールファムシクロビルイドクスウリジンペンシクロビルトリフルリジン、バラシクロビルアマンタジン、リマンジンノイラミニダーゼ阻害剤オセルタミビルザナミビル、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択される、ことを特徴とする請求項72に記載の方法。

請求項75

処置期間は約5日〜約30日である、ことを特徴とする請求項66に記載の方法。

請求項76

投与は少なくとも1日1回行われる、ことを特徴とする請求項66に記載の方法。

請求項77

投与は少なくとも1日2回行われる、ことを特徴とする請求項66に記載の方法。

請求項78

霊長類はそれを必要としている、ことを特徴とする請求項66に記載の方法。

請求項79

霊長類はヒトである、ことを特徴とする請求項66に記載の方法。

請求項80

ヒトは小児である、ことを特徴とする請求項79に記載の方法。

請求項81

ヒトは成人である、ことを特徴とする請求項79に記載の方法。

請求項82

ヒトは0〜18である、ことを特徴とする請求項79に記載の方法。

請求項83

ヒトは18〜130歳である、ことを特徴とする請求項79に記載の方法。

請求項84

ヒトは男性である、ことを特徴とする請求項79に記載の方法。

請求項85

ヒトは女性である、ことを特徴とする請求項79に記載の方法。

請求項86

ウイルス感染を処置する方法であって、処置期間にわたり、請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩、或いは請求項36乃至56の何れか1つに記載の医薬製剤を霊長類に投与する工程を含む、方法。

請求項87

ペプチド又はその塩、或いは医薬製剤の投与は、霊長類への投与後に少なくとも部分的にウイルス感染を改善する、ことを特徴とする請求項86に記載の方法。

請求項88

投与前に、以下:(a)霊長類は以前にウイルス感染を抱えると診断されていること、又は(b)霊長類はウイルス感染と診断されることの少なくとも1つが適用される、ことを特徴とする請求項86に記載の方法。

請求項89

ウイルスは外膜ウイルスである、ことを特徴とする請求項86に記載の方法。

請求項90

外膜ウイルスは、ヘルペスウイルスポックスウイルスヘパドナウイルスフラビウイルストガウイルスコロナウイルスC型肝炎D型肝炎オルソミクソウイルスパラミクソウイルスラブドウイルス、ブンヤウイルス、フィロウイルスアルファウイルスアレナウイルスレンチウイルス、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択される、ことを特徴とする請求項89に記載の方法。

請求項91

投与は、動脈内、静脈内、筋肉内、経口、皮下、吸入、又はそれらの任意の組み合わせである、ことを特徴とする請求項86に記載の方法。

請求項92

前記方法は抗生物質又は追加の抗ウイルス性化合物を投与する工程を更に含む、ことを特徴とする請求項86に記載の方法。

請求項93

抗生物質を投与する工程を含み、抗生物質は、セフトビプロール、セフタロリン、クリンダマイシン、ダルババンシン、ダプトマイシン、リネゾリド、ムピロシン、オリタバンシン、テジゾリド、テラバンシン、チゲサイクリン、バンコマイシン、アミノグリコシド、カルバペネム、セフタジジム、セフェピム、セフトビプロール、フルオロキノロン、ピペラシリン、チカルシリン、リネゾリド、ストレプトグラミン、チゲサイクリン、ダプトマイシン、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択される、ことを特徴とする請求項92に記載の方法。

請求項94

追加の抗ウイルス性化合物を投与する工程を含み、追加の抗ウイルス性化合物は、アシクロビル、ブリブジン、ドコサノール、ファムシクロビル、イドクスウリジン、ペンシクロビル、トリフルリジン、バラシクロビル、アマンタジン、リマンタジン、ノイラミニダーゼ阻害剤、オセルタミビル、ザナミビル、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択される、ことを特徴とする請求項92に記載の方法。

請求項95

処置期間は約5日〜約30日である、ことを特徴とする請求項86に記載の方法。

請求項96

投与は少なくとも1日1回行われる、ことを特徴とする請求項86に記載の方法。

請求項97

投与は少なくとも1日2回行われる、ことを特徴とする請求項86に記載の方法。

請求項98

霊長類はそれを必要としている、ことを特徴とする請求項86に記載の方法。

請求項99

霊長類はヒトである、ことを特徴とする請求項86に記載の方法。

請求項100

ヒトは小児である、ことを特徴とする請求項99に記載の方法。

請求項101

ヒトは成人である、ことを特徴とする請求項99に記載の方法。

請求項102

ヒトは0〜18歳である、ことを特徴とする請求項99に記載の方法。

請求項103

ヒトは18〜130歳である、ことを特徴とする請求項99に記載の方法。

請求項104

ヒトは男性である、ことを特徴とする請求項99に記載の方法。

請求項105

ヒトは女性である、ことを特徴とする請求項99に記載の方法。

請求項106

癌を処置する方法であって、処置期間にわたり、請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩、或いは請求項36乃至56の何れか1つに記載の医薬製剤を霊長類に投与する工程を含む、方法。

請求項107

ペプチド又はその塩、或いは医薬製剤の投与は、霊長類への投与後に少なくとも部分的に腫瘍の増殖を阻害する、ことを特徴とする請求項106に記載の方法。

請求項108

投与前に、以下:(a)霊長類は以前に癌を抱えると診断されていること、又は(b)霊長類は癌と診断されることの少なくとも1つが適用される、ことを特徴とする請求項106に記載の方法。

請求項109

投与は、動脈内、静脈内、筋肉内、経口、皮下吸入、又はそれらの任意の組み合わせである、ことを特徴とする請求項106に記載の方法。

請求項110

癌は、白血病黒色腫扁平上皮癌神経芽腫大腸腺癌リンパ腫前立腺;腎臓;膠芽腫横紋筋肉腫乳癌転移性乳癌;及び星細胞腫から成る群から選択される、ことを特徴とする請求項106に記載の方法。

請求項111

前記方法は追加の抗癌性化合物又はその塩を投与する工程を更に含む、ことを特徴とする請求項106に記載の方法。

請求項112

追加の抗癌性化合物は、シクロホスファミドメトトレキサート5−フルオロウラシルドキソルビシンプロカルバジンプレドニゾロンブレオマイシンビンブラスチンダカルバジンシスプラチンエピルビシン、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択される、ことを特徴とする請求項111に記載の方法。

請求項113

処置期間は約5日〜約30日である、ことを特徴とする請求項106に記載の方法。

請求項114

投与は少なくとも1日1回行われる、ことを特徴とする請求項106に記載の方法。

請求項115

投与は少なくとも1日2回行われる、ことを特徴とする請求項106に記載の方法。

請求項116

霊長類はそれを必要としている、ことを特徴とする請求項106に記載の方法。

請求項117

霊長類はヒトである、ことを特徴とする請求項106に記載の方法。

請求項118

ヒトは小児である、ことを特徴とする請求項117に記載の方法。

請求項119

ヒトは成人である、ことを特徴とする請求項117に記載の方法。

請求項120

ヒトは0〜18歳である、ことを特徴とする請求項117に記載の方法。

請求項121

ヒトは18〜130歳である、ことを特徴とする請求項117に記載の方法。

請求項122

ヒトは男性である、ことを特徴とする請求項117に記載の方法。

請求項123

ヒトは女性である、ことを特徴とする請求項117に記載の方法。

請求項124

被験体にペプチド又はその塩を投与する方法であって、投与は結果として、被験体の体重に対して約1mg/kg、約5mg/kg、又は約10mg/kgの投与量でのペプチド又はその塩の静脈内投与後に、図4に示されるようなPKプロファイルを実質的にもたらす、ことを特徴とする方法。

請求項125

被験体はラットである、ことを特徴とする請求項124に記載の方法。

請求項126

請求項1乃至35の何れか1つのペプチド又はその塩を含む、コーティング

請求項127

請求項36乃至56の何れか1つに記載の医薬製剤を含む、コーティング。

請求項128

フィルムの形態である、ことを特徴とする請求項126又は127に記載のコーティング。

請求項129

コーティングを製造する方法であって、コーティングを請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩と接触させる工程を含む、方法。

請求項130

コーティングを製造する方法であって、コーティングを請求項36乃至56の何れか1つに記載の医薬製剤と接触させる工程を含む、方法。

請求項131

組成物であって、(a)製品、及び(b)請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩を含む、組成物。

請求項132

製品は医療機器である、ことを特徴とする請求項131に記載の組成物。

請求項133

医療機器は埋込み可能な医療機器である、ことを特徴とする請求項132に記載の組成物。

請求項134

埋込み可能な医療機器は義肢である、ことを特徴とする請求項133に記載の組成物。

請求項135

組成物であって、(a)製品、及び(b)請求項36乃至56の何れか1つに記載の医薬製剤を含む、組成物。

請求項136

製品は医療機器である、ことを特徴とする請求項135に記載の組成物。

請求項137

医療機器は埋込み可能な医療機器である、ことを特徴とする請求項136に記載の組成物。

請求項138

埋込み可能な医療機器は義肢である、ことを特徴とする請求項137に記載の組成物。

請求項139

医薬製剤を製造する方法であって、請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩を、賦形剤、希釈剤、又は担体の少なくとも1つと接触させる工程を含む、方法。

請求項140

賦形剤は殺真菌キレート化剤である、ことを特徴とする請求項139に記載の方法。

請求項141

希釈剤は酸性水溶液である、ことを特徴とする請求項139に記載の方法。

請求項142

請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩、並びに容器を含む、キット

請求項143

使用のための指示書を更に含む、ことを特徴とする請求項142に記載のキット。

請求項144

請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩を容器と組み合わせる工程を含む、キットを製造する方法。

請求項145

使用のための指示書の追加を更に含む、ことを特徴とする請求項144に記載の方法。

請求項146

請求項36乃至56の何れか1つに記載の医薬製剤並びに容器を含む、キット。

請求項147

使用のための指示書を更に含む、ことを特徴とする請求項146に記載のキット。

請求項148

請求項36乃至56の何れか1つに記載の医薬製剤を容器と組み合わせる工程を含む、キットを製造する方法。

請求項149

使用のための指示書の追加を更に含む、ことを特徴とする請求項148に記載の方法。

請求項150

請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩を製造する方法であって、固体担体上でペプチド又はその塩を合成する工程を含む、方法。

請求項151

請求項1乃至35の何れか1つに記載のペプチド又はその塩を製造する方法であって、微生物中でペプチド又はその塩を合成する工程を含む、方法。

請求項152

ペプチド又はその塩は組み換えで産生される、ことを特徴とする請求項151に記載の方法。

技術分野

0001

相互参照
本出願は、2017年3月3日に出願された米国仮特許出願第62/466,808号の利益を主張するものであり、当該文献は参照により全体として本明細書に組み込まれる。

0002

本明細書にはペプチドが開示される。本明細書に開示されるペプチド、又はその塩は、式A、式B、式C、式D、式E、式F、式G、式H、化I、式J、式K、式L、式M、式Nのポリペプチド配列を含み得;ここで:式Aは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1は独立してX、Ar、又はYであり;並びにAA2、AA3、AA4、AA5、AA6、及びAA7は、独立してY、U、$、又は@であり;式Bは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1及びAA5は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2、AA3、AA4、AA6、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;式Cは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1及びAA4は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2、AA3、AA5、AA6、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;式Dは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1は独立してX、Y、又はArであり;AA4及びAA5は独立してX又はArであり;AA2及びAA7は独立してU、$、又は@であり;並びにAA3及びAA6は独立してY、U、$、又は@であり;式Eは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1は独立してX、Y、又はArであり;AA2、AA4、及びAA5は独立してX又はArであり;並びにAA3、AA6、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;式Fは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1は独立してX、Y、又はArであり;AA4、AA5、及びAA7は独立してX又はArであり;並びにAA2、AA3、及びAA6は独立してY、U、$、又は@であり;式Gは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1、AA4、及びAA5は独立してX、Y、又はArであり;AA2及びAA7は独立してX又はArであり;並びにAA3及びAA6は独立してY、U、$、又は@であり;式Hは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1は独立してY、U、$、又は@であり;AA3、AA4、AA5、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2及びAA7は独立してX又はArであり;式Iは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1及びAA5は独立してY、U、$、又は@であり;AA3、AA4、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2及びAA7は独立してX又はArであり;式Jは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1及びAA4は独立してY、U、$、又は@であり;AA3、AA5、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2及びAA7は独立してX又はArであり;式Kは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1、AA4、及びAA5は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA2、AA3、AA6、及びAA7は独立してX、Y、又はArであり;式Lは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1、AA2、AA4、及びAA5は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA3、AA6、及びAA7は独立してX、Y、又はArであり;式Mは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1、AA4、AA5、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA2、AA3、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;及び式Nは、(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nであり;ここでAA1、AA2、AA4、AA5、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA3及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;ここで:Xは独立して、Gly、或いは、C1−C10アルキル、C1−C10アルケニル、C1−C10アルキニルシクロアルキル、又はアルキルシクロアルキルの側鎖を含むアミノ酸であり;Arは芳香族側鎖を含むアミノ酸であり;Yは、約7.3のpHで少なくとも部分的にプロトン化され得る側鎖を含むアミノ酸であり;Uは、アミド含有側鎖を含むアミノ酸であり;$は、アルコール又はチオール含有側鎖を含むアミノ酸であり;@は、約7.3のpHで少なくとも部分的に脱プロトン化され得る側鎖を含むアミノ酸であり;nは約1〜約7におよぶ数であり;ここで少なくとも1つのAA1がN−末端アミノ酸である場合、N−末端アミノ酸のアミノ基は置換基R’及びR”を含み、ここで:R’及びR”は独立して、H;ホスホリル;アルキル;アルケニル;アルキニル;シクロアルキル;スルホニルスルフィニルシリルピログルタミルハロゲンアルキル基シクロアルキル基、又はそれらの任意の組み合わせで置換され得るアルキルカルボニルチオエステルアセチル尿素カルバマートスルホンアミドアルキルアミンアリールアルキルアリールヘテロアリールアルキルヘテロアリール;又はRC(O)−であり;ここでRは独立して、H、D、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、又はアルキルヘテロアリールであり;又はR’及びR”は、それらが結合され得る窒素原子と共に、置換又は非置換の5、6、又は7員の環を形成し;ここでペプチドは3つ以上の隣接するアルギニン又はリシンの残基を含まなくてもよく;ここでペプチドは環状ペプチドでなくてもよく;並びに、以下:(i)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つ細菌に対する抗菌活性を示すことができること;(ii)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つウイルスに対する抗ウイルス活性を示すことができること;(iii)ペプチド又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つ真菌に対する抗真菌活性を示すことができること;又は(iv)ペプチド、その代謝産物、又はその塩は、インビトロで約0.01μM〜約100μMのLD50を持つ腫瘍細胞に対する抗主要活性を示すことができることの少なくとも1つが、適用される。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、長さが約8〜約48のアミノ酸であり得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、D配置にある少なくとも1つのアミノ酸を含み得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、D配置にあるアミノ酸を含まない場合がある。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、L配置にある少なくとも1つのアミノ酸を含み得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、L配置にあるアミノ酸を含まない場合がある。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、アラニン、アルギニン、アスパラギンアスパラギン酸システイングルタミングルタミン酸グリシンヒスチジンイソロイシンロイシンリジンメチオニンフェニルアラニンプロリンセリントレオニントリプトファンチロシン、又はバリンでない場合がある、少なくとも1つのアミノ酸を含み得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、少なくとも1つの非天然アミノ酸を含み得る。幾つかの実施形態において、非天然アミノ酸は、核磁気共鳴(NMR促進物質であり、ここでNMR促進物質は、スピン標識された化合物常磁性金属キレート化化合物、NMR活性同位体を含む化合物、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。幾つかの実施形態において、スピン標識された化合物はニトロキシド化合物であり得る。幾つかの実施形態において、常磁性金属キレート化化合物は、ビピリジン含有部分であり得る。幾つかの実施形態において、常磁性金属キレート化化合物は、ヒドロキシキノリン含有部分であり得る。幾つかの実施形態において、NMR活性同位体は15Nであり得る。幾つかの実施形態において、NMR活性同位体は13Cであり得る。幾つかの実施形態において、NMR活性同位体は31Pであり得る。幾つかの実施形態において、非天然アミノ酸は蛍光性アミノ酸であり得る。幾つかの実施形態において、ペプチドは、式[Y−Ar−X−Y−Y−X−X]nのポリペプチド配列を含み得る。幾つかの実施形態において、ペプチドは、式[U−Ar−X−Y−Y−X−Ar]nのポリペプチド配列を含み得る。幾つかの実施形態において、ペプチドは、式[Y−X−X−$−$−X−X]nのポリペプチド配列を含み得る。幾つかの実施形態において、ペプチドは、nが約0.5〜約3.5である式[Y−X−X−$−$−X−X−@−X−X−$−$−X−X]nの配列を含み得る。

0003

また本明細書には、以下の配列:Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y;Y−Ar−Ar−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y;Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y;Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y;Y−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y;X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y;Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;又はY−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−Y−X−Xのポリペプチドを含むペプチド又はその塩が開示される;ここで:Xは独立して、Gly、或いは、C1−C10アルキル、C1−C10アルケニル、C1−C10アルキニル、シクロアルキル、又はアルキルシクロアルキルの側鎖を含むアミノ酸であり;Arは芳香族側鎖を含むアミノ酸であり;並びにYは、約7.3のpHで少なくとも部分的にプロトン化され得る側鎖を含むアミノ酸であり;ここで、ペプチド又はその塩は、Val、Trp、又はArgではない少なくとも1つのアミノ酸を含み;及びここでペプチドは環状ペプチドでなくてもよい。

0004

また本明細書には、以下:Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;及びArg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Arg−Val−Valから成る群から選択される配列と約70%〜約91%の相同性に持つことが可能なペプチド又はその塩が開示され;ここでペプチドは3つ以上の隣接するアルギニン又はリシンの残基を含まなくてもよく;及びここでペプチドは環状ペプチドでなくてもよい。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ、Staphylococcus aureus、メチシリン耐性のStaphylococcus aureus、カルバペネム耐性のStaphylococcus aureus、コリスチン耐性のStaphylococcus aureus、バンコマイシン耐性のStaphylococcus aureus、Streptococcus pneumonia、メチシリン耐性のStreptococcus pneumoniaカルバペネム耐性のStreptococcus pneumonia、コリスチン耐性のStreptococcus pneumonia、バンコマイシン耐性のStreptococcus pneumonia、カルバペネム耐性のEnteroacteriaceae、バンコマイシン耐性のEnteroacteriaceae、Staphylococcus epidermidis、メチシリン耐性のStaphylococcus epidermidis、カルバペネム耐性のStaphylococcus epidermidis、コリスチン耐性のStaphylococcus epidermidis、バンコマイシン耐性のStaphylococcus epidermidis、Staphylococcus salivarius、メチシリン耐性のStaphylococcus salivarius、カルバペネム耐性のStaphylococcus salivarius、コリスチン耐性のStaphylococcus salivarius、バンコマイシン耐性のStaphylococcus salivarius、Corynebacterium minutissium、メチシリン耐性のCorynebacterium minutissium、カルバペネム耐性のCorynebacterium minutissium、コリスチン耐性のCorynebacterium minutissium、バンコマイシン耐性のCorynebacterium minutissium、Corynebacterium pseudodiphtheriae、メチシリン耐性のCorynebacterium pseudodiphtheriae、カルバペネム耐性のCorynebacterium pseudodiphtheriae、コリスチン耐性のCorynebacterium pseudodiphtheriae、バンコマイシン耐性のCorynebacterium pseudodiphtheriae、Corynebacterium stratium、メチシリン耐性のCorynebacterium stratium、カルバペネム耐性のCorynebacterium stratium、コリスチン耐性のCorynebacterium stratium、バンコマイシン耐性のCorynebacterium stratium、Corynebacterium group G1、Corynebacterium group G2、Streptococcus pneumonia、メチシリン耐性のStreptococcus pneumonia、カルバペネム耐性のStreptococcus pneumonia、コリスチン耐性のStreptococcus pneumonia、バンコマイシン耐性のStreptococcus pneumonia、Streptococcus mitis、メチシリン耐性のStreptococcus mitis、カルバペネム耐性のStreptococcus mitis、コリスチン耐性のStreptococcus mitis、バンコマイシン耐性のStreptococcus mitis、Streptococcus sanguis、メチシリン耐性のStreptococcus sanguis、カルバペネム耐性のStreptococcus sanguis、コリスチン耐性のStreptococcus sanguis、バンコマイシン耐性のStreptococcus sanguis、Escherichia coli、Klebsiella pneumoniae、Pseudomonas aeruginosa、Burkholderia cepacia、Serratia marcescens、Haemophilus influenzae、Moraxella sp.、Neisseria meningitidis、Neisseria gonorrhoeae、Salmonella typhimurium、Actinomyces spp.、Porphyromonas spp.、Prevotella melaninogenicus、Helicobacter pylori、Helicobacter felis、又はCampylobacter jejuniのうち少なくとも1つに対する最小阻止濃度を有し得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶメチシリン耐性のStaphylococcus aureusに対する最小阻止濃度を有し得る。幾つかの実施形態において、抗菌活性は、セファロスポリンフルオロキノロンカルバペネム、コリスチン、アミノグリコシド、バンコマイシン、ストレプトマイシン、及びメチシリンから成る群から選択される抗生物質に耐性のある細菌に対するものであり得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、細菌の細胞膜ウイルスエンベロープ、又は円偏光二色性又はNMR分光法によって測定されるような腫瘍細胞膜に接触すると、α−らせん構造を少なくとも部分的に取り入れる。幾つかの実施形態において、α−らせん構造の少なくとも一部は両親媒性であり得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、少なくとも部分的に立体構造的拘束され得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、αヘリックスとして少なくとも部分的に拘束され得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、ジスルフィド結合ステープルステッチ、又はそれらの任意の組み合わせで少なくとも部分的に拘束され得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、霊長類投与され得る場合、霊長類の肝臓脾臓、又は腎臓において実質的に局在化され得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は組み換え型であり得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は化学合成され得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、単離且つ精製され得る。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、切断可能なプロドラッグの形態であり得る。

0005

また本明細書には、(a)本明細書に開示されるペプチド又はその塩;及び(b)賦形剤希釈剤、又は担体の少なくとも1つを含む医薬製剤が開示される。幾つかの実施形態において、賦形剤はキレート化剤であり得る。幾つかの実施形態において、キレート化剤は殺菌性キレート化剤であり得る。幾つかの実施形態において、希釈剤は酸性水溶液であり得る。幾つかの実施形態において、医薬製剤はシステアミンを更に含む。幾つかの実施形態において、医薬製剤は単位投薬形態であり得る。幾つかの実施形態において、医薬製剤は、錠剤液体シロップ経口製剤静脈内製剤、鼻腔内製剤、眼製剤、製剤、坐薬、及びそれらの任意の組み合わせの形態であり得る。

0006

また本明細書には、医薬製剤が開示され、該医薬製剤は、(a)以下:Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;又はArg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Arg−Val−Valの配列のポリペプチドに対し約70%〜約100%の相同性を含むペプチド又はその塩;及び(b)賦形剤、希釈剤、又は担体の少なくとも1つを含み;ここで、製剤が単位投薬形態である場合、ペプチドは3つ以上の隣接するアルギニン又はリジンの残基を含まない場合があり;ここでペプチドは環状ペプチドでなくてもよく;並びに、以下:(i)ペプチド又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つ細菌に対する抗菌活性を示すことができること;(ii)ペプチド又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つ真菌に対する抗真菌活性を示すことができること;(iii)ペプチド又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つウイルスに対する抗ウイルス活性を示すことができること;又は(iv)ペプチド又はその塩は、インビトロで約0.01μM〜約100μMのLD50を持つ腫瘍細胞に対する抗主要活性を示すことができることの少なくとも1つが、適用される。幾つかの実施形態において、賦形剤はキレート化剤であり得る。幾つかの実施形態において、キレート化剤は殺菌性キレート化剤であり得る。幾つかの実施形態において、希釈剤は酸性水溶液であり得る。幾つかの実施形態において、医薬製剤はシステアミンを更に含む。幾つかの実施形態において、医薬製剤は界面活性剤を更に含む。幾つかの実施形態において、界面活性剤は、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルラウリル硫酸ナトリウムフマル酸ステアリルナトリウムポリオキシエチレンアルキルエーテルソルビタン脂肪酸エステルポリエチレングリコールポリオキシエチレンヒマシ油誘導体ドクサートナトリウム第四級アンモニウム化合物脂肪酸糖エステル、脂肪酸のグリセリド、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。幾つかの実施形態において、医薬製剤は更に、イミダゾールインドール一酸化窒素トリアゾールフェノール硫化物多糖類フランオンブロモピロール、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択された小分子を含み得る。幾つかの実施形態において、医薬製剤は、錠剤、液体、シロップ、経口製剤、静脈内製剤、鼻腔内製剤、眼製剤、耳製剤、坐薬、及びそれらの任意の組み合わせの形態であり得る。幾つかの実施形態において、少なくとも約80重量%のペプチド又はその塩は、(a)長さが少なくとも約6インチであり且つシリカゲルを含み得るサイズ排除カラムを搭載した高速液体クロマトグラフィーHPLC)にペプチド又はその塩のサンプルを載せることにより;及び(b)サイズ排除カラムから溶離させた少なくとも1つのサンプル上で質量分光法を実行することにより判定されるように、2年の期間の終わりに存在することができ;ここで、前記医薬製剤は、25℃、50%の大気中相湿度密閉容器に保存可能である。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩、或いは医薬製剤が霊長類に投与され得る場合、ペプチド又はその塩は、約1分〜約1時間のTmax、少なくとも約100ng/mLのCmax、約0.1μg.hr/L〜約1,000μg.hr/LのAUC0>24時間、又はそれらの組み合わせを有し得る。幾つかの実施形態において、医薬製剤が霊長類に投与され得る場合、ペプチド又はその塩は、霊長類の肝臓、脾臓、又は腎臓において実質的に局在化され得る。幾つかの実施形態において、医薬製剤が霊長類に投与され得る場合、ペプチド又はその塩は約2時間〜約24時間の半減期を有し得る。

0007

また本明細書には、外膜ウイルスを本明細書に開示されるペプチド又はその塩、或いは医薬製剤と接触させる工程を含む、外膜ウイルスを不活性化する方法が開示される。

0008

また本明細書には、細菌を本明細書に開示されるペプチド又はその塩、或いは医薬製剤と接触させる工程を含む、細菌の増殖を阻害する、或いは細菌を死滅させる方法が開示される。

0009

また本明細書には、細菌を組成物と接触させる工程を含み得る方法が開示される。場合によっては、組成物は本明細書に記載されるようなペプチド又はその塩を含み得る。場合によっては、組成物は本明細書に記載されるような医薬製剤を含み得る。場合によっては、組成物は追加の薬剤を含み得る。場合によっては、追加の薬剤は、細菌により産生されたバイオフィルムの形成を少なくとも部分的に阻害する、又は該バイオフィルムを破壊することができる。場合によっては、追加の薬剤は界面活性剤であり得る。場合によっては、界面活性剤は、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ラウリル硫酸ナトリウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ドクサートナトリウム、第四級アンモニウム化合物、脂肪酸の糖エステル、脂肪酸のグリセリド、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。場合によっては、追加の薬剤は小分子であり得る。場合によっては、少分子は、イミダゾール、インドール、一酸化窒素、トリアゾール、フェノール、硫化物、多糖類、フランオン、ブロモピロール、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。場合によっては、追加の薬剤はアミノ酸又はその誘導体である。場合によっては、アミノ酸又はその誘導体はL−ロイシン又はシステアミンを含み得る。

0010

また本明細書には、細菌を本明細書に開示されるペプチド又はその塩、或いは医薬製剤と接触させる工程を含む、腫瘍細胞の増殖を阻害する、或いは腫瘍細胞を死滅させる方法が開示される。

0011

また本明細書には、処置期間にわたり治療上有効な量の本明細書に開示されるペプチド又はその塩、或いは医薬製剤を霊長類に投与する工程を含む、細菌感染処置する方法が開示される。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩、或いは医薬製剤の投与は、霊長類への投与後に少なくとも部分的に細菌感染を改善する。幾つかの実施形態において、投与前に、以下:(a)霊長類は以前に細菌感染を抱えると診断されていること、又は(b)霊長類は細菌感染と診断され得ることの少なくとも1つが適用される。幾つかの実施形態において、細菌は、Acinetobacter種、Actinomyces種、Burkholderia cepacia複合体、Campylobacter種、Candida種、Clostridium difficile、Corynebacterium minutissium、Corynebacterium pseudodiphtheriae、Corynebacterium stratium、Corynebacterium group G1、Corynebacterium group G2、Enterobacteriaceae、Enterococcus種、Escherichia coli、Haemophilus influenzae、Klebsiella pneumoniae、Moraxella種、Mycobacterium tuberculosis複合体、Neisseria gonorrhoeae、Neisseria meningitidis、非結核性mycobacteria種、Porphyromonas種、Prevotella melaninogenicus、Pseudomonas種、Salmonella typhimurium、Serratia marcescens Staphylococcus aureus、Streptococcus agalactiae、Staphylococcus epidermidis、Staphylococcus salivarius、Streptococcus mitis、Streptococcus sanguis、Streptococcus pneumoniae、Streptococcus pyogenes、Vibrio cholerae、Coccidioides種、Cryptococcus種、Helicobacter felis、Helicobacter pylori、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。幾つかの実施形態において、細菌は、バイオフィルムを分泌する、バイオフィルムに少なくとも部分的に含まれる、又はそれらの組み合わせであり得る。幾つかの実施形態において、投与は、動脈内、静脈内、筋肉内、経口、皮下、鼻腔内、吸入、又はそれらの任意の組み合わせであり得る。幾つかの実施形態において、前記方法は、追加の抗生物質又は抗ウイルス性化合物を投与する工程を更に含み得る。幾つかの実施形態において、追加の抗生物質は、セフトビプロールセフタロリンクリンダマイシンダルババンシンダプトマイシンリネゾリドムピロシンオリタバンシン、テジゾリド、テラバンシンチゲサイクリン、バンコマイシン、アミノグリコシド、カルバペネム、セフタジジムセフェピム、セフトビプロール、フルオロキノロン、ピペラシリンチカルシリン、リネゾリド、ストレプトグラミン、チゲサイクリン、ダプトマイシン、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。幾つかの実施形態において、抗ウイルス性化合物は、アシクロビルブリブジンドコサノールファムシクロビルイドクスウリジンペンシクロビルトリフルリジン、バラシクロビルアマンタジン、リマンジンノイラミニダーゼ阻害剤オセルタミビルザナミビル、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。幾つかの実施形態において、処置期間は約5日〜約30日であり得る。幾つかの実施形態において、投与は少なくとも1日1回行われ得る。幾つかの実施形態において、投与は少なくとも1日2回行われ得る。幾つかの実施形態において、霊長類はそれらを必要とし得る。幾つかの実施形態において、霊長類はヒトであり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは小児であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは成人であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは0−18であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは18−130歳であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは男性であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは女性であり得る。

0012

また本明細書には、処置期間にわたり本明細書に開示されるペプチド又はその塩、或いは医薬製剤を霊長類に投与する工程を含む、ウイルス感染を処置する方法が開示される。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩、或いは医薬製剤の投与は、霊長類への投与後に少なくとも部分的にウイルス感染を改善する。幾つかの実施形態において、投与前に、以下:(a)霊長類は以前にウイルス感染を抱えると診断されていること、又は(b)霊長類はウイルス感染と診断され得ることの少なくとも1つが適用される。幾つかの実施形態において、ウイルスは外膜ウイルスであり得る。幾つかの実施形態において、外膜ウイルスは、ヘルペスウイルスポックスウイルスヘパドナウイルスフラビウイルストガウイルスコロナウイルスC型肝炎D型肝炎オルソミクソウイルスパラミクソウイルスラブドウイルス、ブンヤウイルス、フィロウイルスアルファウイルスアレナウイルスレンチウイルス、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。幾つかの実施形態において、投与は、動脈内、静脈内、筋肉内、経口、皮下、鼻腔内、吸入、又はそれらの任意の組み合わせであり得る。幾つかの実施形態において、前記方法は、抗生物質又は追加の抗ウイルス性化合物を投与する工程を更に含み得る。幾つかの実施形態において、抗生物質は、セフトビプロール、セフタロリン、クリンダマイシン、ダルババンシン、ダプトマイシン、リネゾリド、ムピロシン、オリタバンシン、テジゾリド、テラバンシン、チゲサイクリン、バンコマイシン、アミノグリコシド、カルバペネム、セフタジジム、セフェピム、セフトビプロール、フルオロキノロン、ピペラシリン、チカルシリン、リネゾリド、ストレプトグラミン、チゲサイクリン、ダプトマイシン、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。幾つかの実施形態において、追加の抗ウイルス性化合物は、アシクロビル、ブリブジン、ドコサノール、ファムシクロビル、イドクスウリジン、ペンシクロビル、トリフルリジン、バラシクロビル、アマンタジン、リマンタジン、ノイラミニダーゼ阻害剤、オセルタミビル、ザナミビル、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。幾つかの実施形態において、処置期間は約5日〜約30日であり得る。幾つかの実施形態において、投与は少なくとも1日1回行われ得る。幾つかの実施形態において、投与は少なくとも1日2回行われ得る。幾つかの実施形態において、霊長類はそれらを必要とし得る。幾つかの実施形態において、霊長類はヒトであり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは小児であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは成人であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは0−18歳であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは18−130歳であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは男性であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは女性であり得る。

0013

また本明細書には、処置期間にわたり本明細書に開示されるペプチド又はその塩、或いは医薬製剤を霊長類に投与する工程を含む、癌を処置する方法が開示される。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩、或いは医薬製剤の投与は、霊長類への投与後に腫瘍の増殖を少なくとも部分的に阻害する。幾つかの実施形態において、投与前に、以下:(a)霊長類は以前に癌を抱えると診断されていること、又は(b)霊長類は癌と診断され得ることの少なくとも1つが適用される。幾つかの実施形態において、投与は、動脈内、静脈内、筋肉内、経口、又はそれらの任意の組み合わせであり得る。幾つかの実施形態において、癌は、白血病黒色腫扁平上皮癌神経芽腫大腸腺癌リンパ腫前立腺;腎臓;膠芽腫横紋筋肉腫乳癌転移性乳癌;及び星細胞腫から成る群から選択され得る。幾つかの実施形態において、前記方法は、追加の抗癌性化合物又はその塩を投与する工程を更に含み得る。幾つかの実施形態において、追加の抗癌性化合物は、シクロホスファミドメトトレキサート5−フルオロウラシルドキソルビシンプロカルバジンプレドニゾロンブレオマイシンビンブラスチンダカルバジンシスプラチンエピルビシン、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。幾つかの実施形態において、処置期間は約5日〜約30日であり得る。幾つかの実施形態において、投与は少なくとも1日1回行われ得る。幾つかの実施形態において、投与は少なくとも1日2回行われ得る。幾つかの実施形態において、霊長類はそれらを必要とし得る。幾つかの実施形態において、霊長類はヒトであり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは小児であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは成人であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは0−18歳であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは18−130歳であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは男性であり得る。幾つかの実施形態において、ヒトは女性であり得る。

0014

また本明細書には、被験体にペプチド又はその塩を投与する方法が開示され、投与は結果として、被験体の体重に対して約1mg/kg、約5mg/kg、又は約10mg/kgの投与量でのペプチド又はその塩の静脈内投与後に、図4に示されるようなPKプロファイルを実質的にもたらす。幾つかの実施形態において、被験体はラットであり得る。

0015

また本明細書には、本明細書に開示されるペプチド又はその塩、或いは医薬製剤を含む、生物学的コーティングが開示される。幾つかの実施形態において、生物学的コーティングはフィルムの形態であり得る。

0016

また本明細書には、生物学的コーティングを本明細書に記載されるペプチド又はその塩、或いは医薬製剤によりコーティング材料と接触させる工程を含む、生物学的コーティングの製造方法が開示される。幾つかの実施形態において、コーティング材料はフィルムであり得る。

0017

また本明細書には、(a)製品(article)及び(b)本明細書に記載されるペプチド又はその塩、或いは医薬製剤を含む組成物が開示される。幾つかの実施形態において、製品は医療機器であり得る。幾つかの実施形態において、医療機器は埋込み可能な医療機器であり得る。幾つかの実施形態において、埋込み可能な医療機器は義肢であり得る。

0018

また本明細書には、本明細書に記載されるペプチド又はその塩を、賦形剤、希釈剤、又は担体の少なくとも1つと接触させる工程を含む、医薬製剤の製造方法が開示される。幾つかの実施形態において、賦形剤は殺真菌性キレート化剤であり得る。幾つかの実施形態において、希釈剤は酸性水溶液であり得る。

0019

また本明細書には、本明細書に記載されるペプチド又はその塩、或いは医薬製剤、及び容器を含む、キットが開示される。幾つかの実施形態において、キットは、使用指示書を含み得る。

0020

また本明細書には、本明細書に記載されるペプチドその塩、或いは医薬製剤を容器と組み合わせる工程を含む、キットの製造方法が開示される。幾つかの実施形態において、前記方法は、使用指示書の追加を更に含み得る。

0021

また本明細書には、固体担体上でペプチド又はその塩を合成する工程を含む、ペプチド又はその塩の製造方法が開示される。

0022

また本明細書には、微生物中でペプチド又はその塩を合成する工程を含む、ペプチド又はその塩の製造方法が開示される。幾つかの実施形態において、ペプチド又はその塩は、組み換えで産生され得る。

0023

引用による組み込み
本明細書で言及される全ての刊行物、特許、及び特許出願は、各々の刊行物、特許、又は特許出願が、特異的且つ個別に参照することによって組み込まれると意図されるのと同じ程度まで、参照によって本明細書に組み込まれる。

図面の簡単な説明

0024

典型的な実施形態の新規な特徴は、特に、添付の特許請求の範囲内に明記される。特徴と利点についてのより良い理解は、典型的な実施形態の原理が用いられる例示的実施形態を説明する以下の詳細な記載と、添付の図面を参照することによって得られる。
本明細書に記載されるペプチドの合理的な設計のための典型的な設計の考慮を表す。図1Aは、両親媒性の最適化を表す。
本明細書に記載されるペプチドの合理的な設計のための典型的な設計の考慮を表す。図1Bは、ペプチド長さの最適化を表す。
本明細書に記載されるペプチドの合理的な設計のための典型的な設計の考慮を表す。図1Cは、荷電及び極性分布の最適化を表す。
オスカニクイザル(Macaca fascicularis)のコホートへの投与後の典型的なペプチドの平均血清中濃度プロットを表す。
オスのCD−1マウスのコホートへの投与後の典型的なペプチドの平均血清中濃度のプロットを表す。
オスのスプラーグドーリーラットのコホートへの投与後の典型的なペプチドの平均血清中濃度のプロットを表す。
臨床試験での被験体からのサンプルの典型的な分析を表す。
E.faecium分離物に対する典型的なペプチド及び対照薬物MIC分布を表す。
S.aureus分離物に対する典型的なペプチド及び対照薬物のMIC分布を表す。
K.pneumoniae分離物に対する典型的なペプチド及び対照薬物のMIC分布を表す。
Acinetobacter分離物に対する典型的なペプチド及び対照薬物のMIC分布を表す。
P.aeruginosa分離物に対する典型的なペプチド及び対照薬物のMIC分布を表す。
E.aerogenes分離物に対する典型的なペプチド及び対照薬物のMIC分布を表す。
E.coli分離物に対する典型的なペプチド及び対照薬物のMIC分布を表す。
P.aeruginosaに関する、550nmでの吸収度の変化によって判定されるような、典型的なペプチドがバイオフィルムを分裂させる能力を表す。
S.aureusに関する、550nmでの吸収度の変化によって判定されるような、典型的なペプチドがバイオフィルムを分裂させる能力を表す。

実施例

0025

I.概要
感染性ペプチドは、先天性の免疫系の主要なエフェクター分子、及び感染症に対する第1線の不可欠な構成成分である。本明細書には、被験体への投与時に、抗菌性抗ウイルス性、殺菌性、又は抗腫瘍の活性を含み得る新規なペプチド及びその変異体が開示される。本明細書に記載されるペプチドは、(a)膜の上で負電荷を帯びた表面に結合することにより、及び/又は(b)膜へと統合することにより、膜の完全性を分裂させるために使用され得る。膜の上で負電荷を帯びた表面に結合する、及び/又は膜へと統合する、本明細書に開示されるペプチドの能力は、膜の完全性を分裂させることにより負電荷を帯びた表面を有する細胞に対しペプチドが毒物として作用するのを可能にする。

0026

本明細書に開示されるペプチドは、以下の原理の1つ以上の考慮を利用する及び/又は前記考慮により設計された、新規な治療薬として操作され得る:
(i)α−らせん構造を取り入れる能力;
(ii)陽電荷を帯びた部分の局在化;
(iii)両親媒性(又は両親媒性(amphilicity))の最適化;
(iv)ペプチドの長さの最適化。

0027

記載された原理の少なくとも1つの利用は、治療薬としての使用のために、膜の上で負電荷を帯びた表面に結合する、及び/又は膜へと統合することが可能なペプチドを合理的に設計するために使用され得る。

0028

幾つかの典型的な実施形態において、本明細書に開示されるペプチドはα−らせん状ペプチドであり得る。αヘリックスの場合、ペプチドの合理的な設計は、以下の原理の1つ以上を利用することができる:
(i)膜との接触時にα−らせん構造を取り入れる能力;
(ii)ヘリックスの面の上での陽電荷を帯びた部分の局在化;
(iii)ヘリックスの反対面上で様々な数の極性及び非極性の残基を局在化することによる両親媒性(又は両親媒性(amphilicity))の最適化;
(iv)疎水性面と親水性面との間の軸に沿った芳香族残基アライメント
(v)ヘリックスの非極性面又は疎水性面上で陽電荷を帯びた部分を埋めること;
(vi)ペプチドの長さの最適化。

0029

また本明細書には、本明細書に記載されるペプチドを含み得る組成物が開示される。組成物は、疾患又は疾病を処置するために被験体への投与のために製剤され得る。場合によっては、本明細書に開示されるペプチドは、治療上有用な結果をもたらすために、膜の上で負電荷を帯びた表面に結合し、及び/又は膜に統合することができる。

0030

本明細書に記載される疾患又は疾病を処置する方法は、本明細書に開示されるペプチド又は該ペプチドを含む組成物を被験体に投与することにより行われ得る。例えば、本明細書に記載されるペプチド又は該ペプチドを含む組成物は、細菌細胞膜構造的一体性崩壊により細菌などの病原体の増殖を少なくとも部分的に阻害するために、抗菌剤として投与され得る。本明細書に記載されるペプチドは、被験体への投与時に、広い有用性のための様々な病原体に対する広域抗菌スペクトル活性のためにスクリーンされ得る。

0031

本明細書に記載される抗菌ペプチドはまた、装置をコーティングするための抗菌フィルムを産生する手段として使用され得る。幾つかの例において、本明細書に開示されるペプチドは、医療機器、例えば埋込み可能な医療機器の外部及び/又は内部をコーティングするために使用され得る。本明細書に開示されるペプチドでの装置のコーティングは、ペプチドでコーティングされた表面上の細胞、細菌、真菌、又はウイルスの成長及び増殖を減少することができる。幾つかの例において、本明細書に開示されるペプチドでの埋込み可能な医療機器のコーティングは、被験体への医療機器の埋め込み後の被験体への感染症の危険性を減少することができる。

0032

本明細書に記載されるペプチド又は該ペプチドを含む組成物はキットに含めることができることが、更に想定される。キットは、装置をコーティングするために、或いは本明細書に記載される疾病又は疾患を処置するために、例えば被験体又は医療従事者によって利用され得る。

0033

II.定義
本明細書で使用される用語は、特定の事例のみを記載することを目的としており、本発明を制限することを意図していない。本明細書で使用されるように、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈が他に明白に示していない限り、同様に複数形を含むように意図される。更に、用語「含んでいる(including)」、「含む(includes)」、「有している(having)」、「有する(has)」、「含んだ(with)」、又はその変形が詳細な記載及び/又は請求項の何れかで使用される程度には、上記のような用語は「含んでいる(comprising)」との用語に類似する手法で包括的であることを意図している。

0034

用語「約(about)」又は「およそ(approximately)」は、当業者によって決定されるような特定の値の許容可能な誤差範囲内であることを意味し、これは部分的には、その値がどのように測定又は決定されるかに、例えば、測定システムの制限に依存する。例えば、「約」とは、当該技術分野での実践につきプラス又はマイナス10%を意味し得る。代替的に、「約」は、所定の値のプラス又はマイナス20%、プラス又はマイナス10%、プラス又はマイナス5%、或いはプラス又はマイナス1%の範囲を意味し得る。代替的に、特に生体系又は生物学的プロセスに関して、この用語は、1桁以内、ある値の5倍又は2倍以内を意味することがある。特定の値が本出願と請求項に記載されている場合、特段の定めのない限り、特定の値の許容可能な誤差範囲内を意味する「約」との用語が仮定されなければならない。また、値の範囲及び/又は副範囲が与えられる場合、範囲及び/又は副範囲は、範囲及び/又は副範囲の終点を含み得る。

0035

用語「実質的に」は、本明細書で使用されるように、所定の値の100%に近づく値を指し得る。例えば、臓器において「実質的に局在化される」ペプチドは、約90重量%のペプチド、塩、又は代謝産物が、ペプチド、塩、又は代謝産物の総量に対して臓器に存在することを示すことができる。場合によっては、この用語は、総量の少なくとも約90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.9%、又は99.99%である量を指し得る。場合によっては、この用語は、総量の約100%である量を指し得る。

0036

用語「被験体」、「患者」、又は「個体」は、本明細書で使用されるように、哺乳動物及び非哺乳動物を含み得る。哺乳動物は、ヒト、チンパンジー類人猿、又は他のサル種などの非ヒト霊長類ウシウマヒツジヤギブタなどの家畜ウサギイヌ(又はイヌ科)、及びネコ(又はネコ科)などの飼育動物;ラット、マウス、及びモルモットなどのげっ歯類を含む実験動物などを含むがこれらに限定されない、哺乳動物のクラスの任意の員であり得る。非哺乳動物は、などを含み得る。幾つかの実施形態において、被験体は哺乳類であり得る。幾つかの実施形態において、被験体はヒトであり得る。幾つかの例において、ヒトは成人であり得る。幾つかの例において、ヒトは小児であり得る。幾つかの例において、ヒトは0−17歳であり得る。幾つかの例において、ヒトは18−130歳であり得る。幾つかの例において、被験体は男性であり得る。幾つかの例において、被験体は女性であり得る。幾つかの例において、被験体は、疾病又は疾患と診断されるか、又はそれらを抱える疑いがある。幾つかの例において、疾患又は疾病は癌であり得る。被験体は患者であり得る。被験体は個体であり得る。幾つかの例において、被験体、患者、又は個体は、互換的に使用され得る。

0037

用語「処置する(treat)」、「処置すること(treating)」、「処置(treatment)」、「改善する(ameliorate)」、又は「改善すること(ameliorating)」、及び他の文法上の同等物は、本明細書で使用されるように、疾患又は疾病の症状を軽減又は緩和すること、疾患又は疾病を阻害すること、例えば、疾患又は疾病の進行を阻止すること、疾患又は疾病を軽減すること、疾患又は疾病の回帰を引き起こすこと、疾患又は疾病により引き起こされる状態を軽減すること、或いは疾患又は疾病の症状を止めることを含み得る。

0038

用語「予防すること(preventing)」は、追加の症状を予防すること、症状の基礎的な代謝の原因を改善又は予防することを意味し、且つ予防処置を含み得る。

0039

幾つかの例において、「処置する」、「処置すること」、「処置」、「改善する」、又は「改善すること」、及び他の文法上の同等物は、予防処置を含み得る。「処置する」、「処置すること」、「処置」、「改善する」、又は「改善すること」、及び他の文法上の同等物は更に、治療効果及び/又は予防効果を達成することを含み得る。治療効果は、処置されている根本的な疾患の根絶を意味し得る。また、治療効果は、幾つか実施形態において被験体が未だに根本的な疾患による影響を受けかねないことにもかかわらず、被験体に改善が観察可能となるように、根本的な疾患に関連した生理学的症状の1以上の根絶により達成され得る。

0040

用語「有効な量」、「治療上有効な量」、又は「薬学的に有効な量」は、本明細書で使用されるように、処置されている疾患又は疾病の症状を少なくとも部分的に改善する、投与されている化合物の十分な量を指し得る。

0041

用語「化合物」、「薬剤」、又は「治療薬」は、本明細書に記載されるようなペプチドへの言及のために使用され得る。場合によっては、用語「追加の化合物」、「追加の薬剤」、又は「追加の治療薬」が、本明細書に記載されるようなペプチドへの言及のために使用され得る。場合によっては、用語「追加の化合物」、「追加の薬剤」、又は「追加の治療薬」は、本明細書に記載されるペプチドではない化合物、薬剤、又は治療薬への言及のために使用され得る。例えば、追加の薬剤は、抗酸化剤、抗生物質、抗真菌剤抗ウイルス剤抗腫瘍剤ネオアジュバントなどを含み得る。幾つかの例において、「化合物」、「薬剤」、及び「治療薬」は互換的に使用され得る。

0042

用語「ペプチド」及び「ポリペプチド」は、自然発生及び非天然型タンパク質の両方、及びそのフラグメント突然変異体、誘導体、及びアナログを含むために互換的に使用され得る。ポリペプチドは単量体又は重合体であり得る。更に、ポリペプチドは、各々が1つ以上の異なる活性を持つ多数の異なるドメインを含み得る。疑問の回避のために、「ポリペプチド」は、2より長い任意の長さのアミノ酸であり得る。ペプチドは、構成要素アミノ酸の側鎖のpkaに基づいて全体的な電荷を含み得る。幾つかの例において、ペプチドは全体的な正電荷を有し得る。幾つかの例において、ペプチドは全体的な負電荷を有し得る。幾つかの例において、ペプチドは全体的な中性電荷を有し得る。ペプチドは更に双性イオンとして存在し得る。

0043

本明細書に記載されるペプチドは、例えば細菌、真菌、酵母菌寄生虫原虫類、及びウイルスに対する抗菌ペプチドとして有用であり得る。用語「抗菌ペプチド」は、殺微生物及び/又は静微生物(microbistatic)活性を持つペプチドを定めるために、且つ、包括的に、抗細菌、抗真菌、抗糸状菌、抗寄生虫、抗原動物抗ウイルス、抗伝染性、抗感染性及び/又は殺菌性、殺藻性、殺アメーバ性、殺微生物性、殺菌性、殺真菌性、殺寄生虫性、殺原生動物性(protozoacidal)、殺原生動物性(protozoicidal)の特性を持つと記載されるペプチドを含むために、本明細書で使用され得る。

0044

用語「組み換え型」は、(1)はその自然発生の環境から除去可能であり、(2)遺伝子が自然に見出されるポリヌクレオチドの全て又は一部から単離可能であり、(3)自然に結合され得るポリヌクレオチドに動作可能に結合可能である、又は(4)自然に生じない、生体分子、例えば遺伝子又はタンパク質を指し得る。用語「組み換え型」は、クローン化DNA離体、化学合成されたポリヌクレオチドアナログ、又は異種の系によって生物合成されるポリヌクレオチドアナログの他、そのような核酸によってコードされるタンパク質及び/又はmRNAに関して使用することができる。故に、例えば、微生物によって合成されたタンパク質は、例えば細胞に存在する組み換え遺伝子から合成されたmRNAから合成される場合、組み換え型であり得る。

0045

用語「相同性」は、基準ポリペプチドのポリペプチドの%同一性を指し得る。実際問題として、特定のポリペプチドが、(本明細書に記載された特定の核酸配列に相当し得る)本明細書に記載されるポリペプチドの任意の基準アミノ酸配列に対し少なくとも50%、60%、70%、80%、85%、90%、92%、95%、96%、97%、98%、又は99%同一であろうとなかろうと、そのような特定のポリペプチド配列は従来、ベストフィットプログラム(Wisconsin Sequence Analysis Package, Version 8 for Unix, Genetics Computer Group, University Research Park, 575 Science Drive, Madison, Wis. 53711)などの既知コンピュータープログラムを用いて判定可能である。特定の配列が本発明に従って基準配列に対して例えば95%同一であるかを判定するためにベストフィット又は他の配列アライメントプログラムを使用すると、パラメータは、同一性のパーセンテージが基準アミノ酸配列の全長にわたって算出され、且つ基準配列におけるアミノ酸残基の合計数の最大5%の相同性におけるギャップ許容されるように、設定可能である。

0046

例えば、特定の実施形態において、全体配列アラインメントとも称される、基準配列(クエリ配列、即ち、本発明の配列)と被験体配列との間の同一性は、Brutlagらのアルゴリズムに基づいてFASTDBコンピュータープログラムを使用して判定され得る(Comp. App. Biosci. 6:237−245 (1990))。幾つかの実施形態において、FASTDBアミノ酸アライメントに使用される、同一性が厳密に解釈される特定の実施形態のためのパラメータは、以下を含み得る:スコアリングスキーム=PAM(Percent Accepted Mutation)0、k−tuple=2、ミスマッチペナルティ=1、結合ペナルティ=20、無作為化群の長さ=0、カットオフスコア=1、ウィンドウサイズ=配列長さ、ギャップペナルティ=5、ギャップサイズペナルティ=0.05、ウィンドウサイズ=500又は被験体アミノ酸配列の長さ、何れか短い方。この実施形態に従い、内部欠失ではなく、N末端又はC末端欠失により被験体配列がクエリ配列よりも短い場合、手動補正が、全体のパーセント同一性を算出するときにFASTDBプログラムが被験体配列のN末端及びC末端のトランケーションを考慮しないという事実を考慮に入れるために、その結果になされ得る。クエリ配列に対して、N末端及びC末端にトランケートされた被験体配列に関して、パーセント同一性は、クエリ配列の総塩基の1パーセントとして、対応する被験体残基に一致しない/該残基と位置合わせされない被験体配列のN末端及びC末端の側方にある、クエリ配列の残基の数の算出によって調整することができる。残基が一致する/位置合わせされるかどうかの判定は、FASTDB配列アラインメントの結果によって判定可能である。その後、このパーセンテージは、最終のパーセント同一性スコアに到達するために、特定のパラメータを使用してFASTDBプログラムによって算出されるパーセント同一性から控除され得る。この最終のパーセント同一性スコアは、この実施形態のために使用することができる。幾つかの実施形態において、クエリ配列に一致しない/クエリ配列と位置合わせされない、被験体配列のN末端及びC末端に対する残基のみが、パーセント同一性スコアを手動で調整するために考慮される。即ち、被験体配列の最も遠くにあるN末端及びC末端の外側のクエリ残基の位置だけが、この手動補正のために考慮される。例えば、被験体配列の90のアミノ酸残基は、パーセント同一性を判定するためにクエリ配列の100の残基と位置合わせされる。欠失は被験体配列のN末端に生じ、それ故、FASTDBアライメントはN末端にて最初の10の残基の一致/アライメントを示さない。10の対になっていない残基は、配列の10%(一致しないN末端及びC末端の残基の数/クエリ配列における残基の総数)を表し、そのため、10%はFASTDBプログラムによって算出されたパーセント同一性スコアから控除される。残りの90の残基が完全に一致した場合、最終のパーセント同一性は90%になる。別の例において、被験体配列の90の残基はクエリ配列の100の残基と比較される。この時、欠失は内部欠失であり、従って、クエリと一致しない/位置合わせされない被験体配列のN末端又はC末端に残基は存在しない。この場合、FASTDBによって算出されたパーセント同一性は手動補正されない。再び、クエリと一致しない/位置合わせされない、FASTDBアライメントに表示されるような、被験体配列のN末端及びC末端の端部の外側の残基の位置のみが、手動補正される。

0047

本明細書で使用されるように、用語「同時投与」、「〜と組み合わせて投与される」、又はその文法上の同等物などは、被験体への選択された治療薬の投与を包含し、且つ、同じ又は異なる投与経路、或いは同じ又は異なる時間で薬剤が投与される処置レジメンを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、他の薬剤と同時投与される。これらの用語は、薬剤及び/又はその代謝物質の両方が同時に被験体の中に存在するように、被験体への2つ以上の薬剤の投与を包含する。それらは、同時投与、異なる時間での投与、及び/又は両方の薬剤が存在する組成物における投与を含む。故に、幾つかの実施形態において、ペプチド及び追加の薬剤は単一の組成物中で投与され得る。幾つかの実施形態において、ペプチド及び追加の薬剤は前記組成物中で混合される。幾つかの実施形態において、同じペプチド又は薬剤が、異なる投与経路の組み合わせを介して投与され得る。幾つかの実施形態において、投与された薬剤はそれぞれ、治療上有効な量であり得る。

0048

本明細書で使用されるように、用語「バイオアベイラビリティ」は、ペプチド、塩、代謝産物、又は他の物質などの薬物が投与後に標的組織に対して利用可能となる程度を表し得る。

0049

薬物動態(PK)研究に頻繁に使用されるパラメータは、Tmax、Cmax、AUC(0−∞)、AUC(0−t)、並びにT1/2及びCL/Fを含み得る。「Tmax」は、治療薬の投与後に最大血漿中濃度(「Cmax」)に到達する時間を指し;「AUC(0−∞)」は、時間0〜無限までの血漿中濃度対時間曲線面積を指し;「AUC(0−∞t)」は、時間0〜時間tまでの血漿中濃度対時間曲線下面積を指し;「T1/2」は、血漿中の治療薬の半減期を指し;「T1/2,elim」は、循環からの治療薬の排除の半減期を指し;及び「CL/F」は、治療薬の明らかなクリアランス率を指し得る。

0050

III.ペプチド
本明細書には、新規な治療薬としての使用のために操作された、新規で合理的に設計されたペプチドである。幾つかの例において、合理的に設計されたペプチドは、被験体への投与時に、抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤、又は抗腫瘍物質として使用され得る。他の実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、ランダムな設計を含み、且つ、抗細菌、抗真菌、抗糸状菌、抗寄生虫、抗原生動物、抗ウイルス、抗伝染性、抗感染性及び/又は殺菌性、殺藻性、殺アメーバ性、殺微生物性、殺菌性、殺真菌性、殺寄生虫性、殺原生動物性(protozoacidal)、殺原生動物性(protozoicidal)の特性を有し得る。

0051

新規な抗菌剤の産生は、従来の抗菌性化合物に耐性のある病原体の出現のために優れている。故に、新たな且つ有効な抗菌剤の必要性は長年満たされていない。

0052

幾つかの例において、本明細書に開示されるペプチドは、宿主誘導体化ペプチド模倣するように合理的に設計され得る。宿主誘導体化ペプチドの使用は、宿主誘導体化ペプチドが被験体への投与後に有害な宿主反応を場合により緩和し得るという点で、都合が良い場合がある。抗菌剤として宿主誘導体化ペプチドを使用する可能性は、Hancockらの論説に記載されている。そのようなペプチドは、先天性の脊椎動物免疫性における役割のために興味の対象である。幾つかの例において、これら宿主誘導体化ペプチドは、免疫性、例えば脊椎動物の免疫性に含まれる好中球タンパク質の一部を含み得る。幾つかの例において、ペプチドは、ペプチドの表面上で全体の正電荷を含むカチオン性ペプチドであり得る。他の例において、ペプチドは、ペプチドの表面上で全体の中性又は負の電荷(change)を有し得る。幾つかの例において、ペプチドは、少なくとも1つの構造的カテゴリー適合することができる:(i)多数のジスルフィド結合により安定されるβ−シート構造(例えばヒトデフェンシン−1)、(ii)共有結合で安定したループ構造(例えばバクテネシン)、(iii)トリプトファン(Trp)−豊富伸長したらせん状のペプチド(例えばインドリシジン)、及び(iv)両親媒性α−ヘリックス(例えばマゲイニン及びセクロピン)。

0053

宿主誘導体化ペプチドは強力な抗菌剤であり得る一方、宿主誘導体化ペプチドは特異的な病原体に対して典型的に発展している。そのような特異性は、広域抗菌スペクトル抗菌剤としての使用を制限しかねない。一方、新規なタンパク質スキャフォールドが、抗菌性治療薬としての使用のために宿主誘導体化ペプチドの同様の構造モチーフを利用して設計され得る。

0054

広域抗菌スペクトル抗菌剤化合物を操作するためのモデルとしてのレンチウイルス溶解タンパク質(LLP)に基づくタンパク質スキャフォールドの使用は、US6,887,847に記載されている。LLPベースペプチドアナログは、例えば以下の原理を利用して設計可能である:(i)両親媒性の最適化、(ii)他のアミノ酸による荷電面上でのアルギニン(Arg)及び/又は疎水性面上でのバリン(Val)又はトリプトファン(Trp)の置換、及び(iii)ペプチド長さの増加。

0055

他のペプチドスキャフォールドは同様の概念を使用して操作され、一方で投与された薬剤の全体的な効力及び薬物動態を増大するために合理的な設計を利用し得る。場合によっては、ほぼらせん状のペプチドが使用され得る。例は、単一のヘリックス、多段コイル、4つのヘリックス束、グロブリンなどを含み得る。場合によっては、β−鎖で実質的に構成されるペプチドが使用され得る。例は、β−シート、SH3ドメイン、β−ヘアピングリークキー、β−プロペラ、β−バレル免疫グロブリンなどの構造を含み得る。場合によっては、ペプチドはα−ヘリックス及びβ−鎖の両方で構成され得る。例は、ジンクフィンガーTIMバレル、フェレドキシン、SH2ドメイン、ロイシンリッチリピート(LRR)タンパク質、フラボドキシンなどを含み得る。場合によっては、US6548249及びUS6818418に記載されるものなどの、新規で非基準のスキャフォールドが利用され得る。

0056

設計原理
本明細書には、抗菌剤、抗ウイルス剤、殺菌剤、及び/又は抗腫瘍物質としての使用のための新規なペプチドが開示される。幾つかの例において、ペプチドは合理的に設計されたペプチドであり得る。場合によっては、合理的に設計されたペプチドは直線構造を含み得る。場合によっては、直線構造は少なくとも一時的であり得る。場合によっては、合理的に設計されたペプチドは周期的構造を含み得る。場合によっては、周期的構造は少なくとも一時的であり得る。場合によっては、合理的に設計されたペプチドはらせん構造を含み得る。場合によっては、らせん構造は少なくとも一時的であり得る。本明細書に記載されるような構造を持つペプチドは、治療薬の効力を増大するために操作され及び/又は最適化され得る。本明細書に開示されるペプチドは、以下の原理の1つ以上の考慮を利用する及び/又は前記考慮により設計された、新規な治療薬として操作され得る:
(i)α−らせん構造を取り入れる能力;
(ii)陽電荷を帯びた部分の局在化;
(iii)両親媒性(又は両親媒性(amphilicity))の最適化;
(iv)ペプチドの長さの最適化。

0057

上述の原理の少なくとも1つの利用は、治療薬としての使用のために、膜の上で負電荷を帯びた表面に結合する、及び/又は膜へと統合することが可能なペプチドを合理的に設計するために使用され得る。

0058

幾つかの典型的な実施形態において、本明細書に開示されるペプチドはα−らせん状ペプチドであり得る。αヘリックスの場合、ペプチドの合理的な設計は、以下の原理の1つ以上を利用することができる:
(i)膜との接触時にα−らせん構造を取り入れる能力;
(ii)ヘリックスの面の上での陽電荷を帯びた部分の局在化;
(iii)ヘリックスの反対面上で様々な数の極性及び非極性の残基を局在化することによる両親媒性(又は両親媒性(amphilicity))の最適化;
(iv)疎水性面と親水性面との間の軸に沿った芳香族残基のアライメント;
(v)ヘリックスの非極性面又は疎水性面上で陽電荷を帯びた部分を埋めること;
(vi)ペプチドの長さの最適化。

0059

幾つかの例において、本明細書に記載されるα−らせん状のペプチドは、本明細書に列挙される原理の少なくとも1つに順応可能である。幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、本明細書に記載される原理の少なくとも1、2、3、4、5、又は6つ全てに順応可能である。

0060

図1A−1Cは、本明細書に記載されるポリペプチドの設計に利用される典型的な設計原理を表す。

0061

場合によっては、ペプチドは、少なくとも部分的に立体構造的に拘束され得る。拘束されたペプチドは、らせん状ペプチド、環状ペプチドなどであり得る。拘束手段の例は、ジスルフィド結合、ステープル、ステッチなどを含み得る。

0062

場合によっては、ペプチドは、ペプチドの全体的な両親媒性を調節するために操作され得る。図1Aは、α−らせん状ペプチドの典型的なモデルを表す。典型的なモデルにおいて、極性及び非極性の残基の分布は、極性及び非極性の残基の分布がヘリックスの面に沿って調整されるように、らせん構造に沿って配置され得る。表示された3つの典型的なモデルは、大抵は極性であるヘリックス、ヘリックスの反対面上で極性及び非極性の残基のほぼ等しい分布を伴うヘリックス、及び大抵は疎水性であるヘリックスを含む。当業者は、所望されるような極性及び非極性の残基の任意の分布を伴うペプチドを構築するために、この原理を利用するヘリックスを調節することができる。

0063

幾つかの例において、アミノ酸置換は、本明細書に開示されるペプチドの生物活性を調節するために実行可能である。場合によっては、本明細書に記載される置換は、少なくとも本明細書に開示されるペプチドの生物機能を維持するために実行可能である。

0064

ペプチドは、薬物動態パラメータを最適化するように設計され得る。例えば、ペプチドは、タンパク質、例えば血清アルブミンとの会合を増加させるために、疎水性の及び/又は荷電された表面を持つように設計され得る。幾つかの実施形態において、そのような会合は、タンパク質、例えば血清アルブミンとの会合時に腎臓の濾過サイズのカットオフをペプチドが超えるのを可能にすることによって、ペプチドの常在性循環半減期を増やすことができる。場合によっては、ペプチド、その塩又は代謝産物は、タンパク質、細胞、ポリヌクレオチド又はそのフラグメントと少なくとも部分的に会合することができる。幾つかの実施形態において、ペプチド、その塩又は代謝産物は、血清アルブミンと少なくとも部分的に会合することができる。

0065

場合によっては、ペプチドは、本明細書に記載されるポリペプチドの全長を調節するために操作され得る。図1Bは、この原理の典型的なモデルを表し、ここではペプチド長さは、α−ヘリックスの長さを増加するためにα−ヘリックスにおいて調整され得る。

0066

幾つかの例において、ペプチドは、ペプチド内に反復モチーフを組み込むために操作され得る。様々なモチーフ及び二次構造が本明細書に記載されている。図1Cは、典型的な反復モチーフを利用するα−らせん状ペプチドの典型的で非限定的なモデルを表す。図1C(i)は、ヘリックスの疎水性面と親水性面との間の界面に沿って芳香族残基が位置決めされ得るヘリックスを示す。図1C(ii)は、図1C(i)に記載されるように位置決めされた芳香族残基の直前極性残基が位置決めされ得るヘリックスを示す。図1C(ii)における典型的なヘリックスモデルは、ヘリックスの他の回転毎に芳香族残基の直前に極性残基が位置決され得る代替的なモチーフを表すが、このモチーフは当業者によって適宜調整され得る。図1C(iii)は、1対の陽電荷を帯びたアミノ酸がヘリックスの疎水性面上のヘリックスの対向端上にあるヘリックスを示す。図1C(iv)は、ヘリックスの各回転が陽電荷又は負電荷を帯びたアミノ酸を含むように、代替的なパターンでヘリックスの疎水性面上に陽電荷又は負電荷を帯びたアミノ酸が位置決めされるモチーフを示す。図1A、1B、及び1Cは、限定的なものではない。当業者は、望ましい特性と機能を持つペプチドを構築するために、本明細書に開示される原理を利用することができる。

0067

幾つかの例において、ペプチドの長さは、増強された薬物動態又は効力を達成するために変動され又は最適化され得る。幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、長さが少なくとも約2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、75、100、150、又は少なくとも約200のアミノ酸であり得る。幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、長さが約1〜約48、約2〜約48、約3〜約48、約4〜約48、約5〜約48、約6〜約48、約7〜約48、約8〜約48、約9〜約48、約10〜約48、約11〜約48、約12〜約48、約13〜約48、約14〜約48、約15〜約48、約16〜約48、約17〜約48、約18〜約48、約19〜約48、約20〜約48、約21〜約48、約22〜約48、約23〜約48、約24〜約48、約25〜約48、約26〜約48、約27〜約48、約28〜約48、約29〜約48、約30〜約48、約31〜約48、約32〜約48、約33〜約48、約34〜約48、約35〜約48、約36〜約48、約37〜約48、約38〜約48、約39〜約48、約40〜約48、約41〜約48、約42〜約48、約43〜約48、約44〜約48、約45〜約48、約46〜約48、又は約47〜約48のアミノ酸であり得る。

0068


本明細書に開示されるペプチドはその塩であり得る。幾つかの例において、「ペプチド」又は「ポリペプチド」の詳述は、明確に詳述されなくてもその塩を含むものと解釈されたい。

0069

幾つかの例において、塩は、カルボン酸塩(例えば、ギ酸塩酢酸塩トリフルオロ酢酸塩トリクロロ酢酸塩、プロピオン酸塩イソブチラートヘプタン酸塩、デカノアート、カプリン酸塩カプリル酸塩ステアリン酸塩アクリル酸塩カプロン酸塩プロピオール酸塩、アスコルビン酸塩クエン酸塩グルクロン酸塩、グルタミン酸塩グリコレート、α−ヒドロキシ酪酸塩乳酸塩酒石酸フェニルアセテートマンデル酸塩フェニルプロピオン酸塩、フェニル酪酸安息香酸塩クロロベンゾエート、安息香酸メチルヒドロキシベンゾアートメトキシベンゾアートジニトロベンゾアート、o−アセトキシベンゾアート、サリチル酸塩パモ酸塩ニコチン酸塩、イソニコチン酸塩、桂皮酸塩シュウ酸塩マロン酸塩コハク酸塩スベリン酸塩セバシン酸塩フマル酸塩リンゴ酸塩マレイン酸塩ヒドロキシマレイン酸塩、馬尿酸塩フタル酸塩、又はテレフタル酸塩);ハロゲン化物塩(例えば塩化物臭化物、又はヨウ化物の塩);スルホン酸塩(例えば、ベンゼンスルホン酸塩メチル−、ブロモ−、又はクロロ−ベンゼンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩トリフルオロメタンスルホン酸塩エタンスルホン酸塩プロパンスルホン酸塩ヒドロキシエタンスルホン酸塩、1−又は2−ナフタレン−スルホン酸塩、又は1,5−ナフタレンジスルホン酸塩);硫酸塩;ピロ硫酸塩;重硫酸塩亜硫酸塩重亜硫酸塩リン酸塩リン酸水素塩;リン酸二水素塩メタリン酸塩ピロリン酸塩硝酸塩;等を含み得る。

0070

幾つかの例において、塩は薬学的に許容可能な塩であり得る。幾つかの例において、薬学的に許容可能な塩は、Berge et al, J. Pharm. Sci, 1977に記載される塩であり得る。幾つかの例において、薬学的に許容可能な塩は、ペプチドと鉱物有機酸、又は無機塩基との反応によって調製された塩を含み、このような塩は、酢酸塩、アクリル酸塩、アジピン酸塩アルギン酸塩アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、亜硫酸水素塩酒石酸水素塩、臭化物、酪酸塩ブチン−1,4−ジオエート、樟脳酸塩、樟脳スルホン酸塩、カプロン酸塩、カプリル酸塩、クロロ安息香酸、塩化物、クエン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、デカン酸塩ジグルコ酸塩リン酸二水素、ジニトロベンゾアート、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコヘプタン酸塩(glucoheptanoate)、グリセロリン酸塩グリコール酸塩ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩ヘキシン−1,6−ジオエート、ヒドロキシベンゾアート、γ−ヒドロキシブチレート塩酸塩臭化水素酸塩ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、ヨウ化物、イソ酪酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、マンデル酸塩、メタリン酸塩、メタンスルホン酸塩、メトキシ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、リン酸一水素、1−ナフタレンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、パモ酸塩(palmoate)、ペクチン酸塩過硫酸塩、3−プロピオン酸フェニル、リン酸塩、ピクリン酸塩ピバル酸塩、プロピオン酸塩、ピロ硫酸塩、ピロリン酸塩、プロピオール酸塩、フタル酸塩、酢酸フェニル、フェニル酪酸塩、プロパンスルホン酸塩、サリチル酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、スルホン酸塩、酒石酸塩チオシアン酸塩トシル酸塩ウンデカン酸塩、及びキシレンスルホン酸塩を含む。

0071

アミノ酸
幾つかの例において、アミノ酸は、20のタンパク質を構成するL−アミノ酸などの基準アミノ酸であり得る。幾つかの例において、アミノ酸は非天然アミノ酸であり得る。「非天然アミノ酸」は、本明細書に記載されるように、L−配置において20のタンパク質を構成するタンパク質(proteinogenic proteins)のうち1つを除くアミノ酸を含み得る。そのようなアミノ酸は、非基準側鎖を有するアミノ酸、D−アミノ酸、β−アミノ酸などを含み得る。後述の典型的なアミノ酸は、L−配置に表されるが、L−配置とは別の配置であり得る。

0072

幾つかの例において、非天然アミノ酸はNMR促進物質であり得る。NMR促進物質として使用される非天然アミノ酸は、NMR活性側鎖を持つアミノ酸、又はNMR活性になることができる側鎖を含み得る。幾つかの例において、NMR促進物質は、スピン標識された化合物、常磁性金属キレート化化合物、NMR活性同位体を含む化合物、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。

0073

場合によっては、スピン標識された化合物は、p−アセチルフェニルアラニンなどのアミノ酸とニトロキシド化合物との反応を介して調製され得る:

0074

0075

幾つかの例において、スピン標識された化合物は、4−(3,3,5,5−テトラメチル−2,6−ジオキソ−4−オキシルピペラジン−1−イル)−L−フェニルグリシン(TOPP)であり得る。

0076

幾つかの例において、常磁性金属キレート化化合物は、ビピリジン又はヒドロキシキノリンの側鎖を含むアミノ酸を含み得る。

0077

幾つかの例において、本明細書に記載されるアミノ酸はNMRの活性同位体を含み得る。例は、15N、13C、及び31Pを含み得る。

0078

幾つかの例において、非天然の酸は、蛍光性側鎖を含む蛍光性アミノ酸であり得る。例は、クマリンフルオレセインなどの誘導体を含み得る。

0079

幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、D配置で少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、75、100、又は150アミノ酸を含み得る。幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、D配置で約1〜約48、約2〜約48、約3〜約48、約4〜約48、約5〜約48、約6〜約48、約7〜約48、約8〜約48、約9〜約48、約10〜約48、約11〜約48、約12〜約48、約13〜約48、約14〜約48、約15〜約48、約16〜約48、約17〜約48、約18〜約48、約19〜約48、約20〜約48、約21〜約48、約22〜約48、約23〜約48、約24〜約48、約25〜約48、約26〜約48、約27〜約48、約28〜約48、約29〜約48、約30〜約48、約31〜約48、約32〜約48、約33〜約48、約34〜約48、約35〜約48、約36〜約48、約37〜約48、約38〜約48、約39〜約48、約40〜約48、約41〜約48、約42〜約48、約43〜約48、約44〜約48、約45〜約48、約46〜約48、又は約47〜約48のアミノ酸を含み得る。幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、D配置でアミノ酸を含まない場合がある。

0080

幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、L配置で少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、又は50のアミノ酸を含み得る。幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、L配置で約1〜約48、約2〜約48、約3〜約48、約4〜約48、約5〜約48、約6〜約48、約7〜約48、約8〜約48、約9〜約48、約10〜約48、約11〜約48、約12〜約48、約13〜約48、約14〜約48、約15〜約48、約16〜約48、約17〜約48、約18〜約48、約19〜約48、約20〜約48、約21〜約48、約22〜約48、約23〜約48、約24〜約48、約25〜約48、約26〜約48、約27〜約48、約28〜約48、約29〜約48、約30〜約48、約31〜約48、約32〜約48、約33〜約48、約34〜約48、約35〜約48、約36〜約48、約37〜約48、約38〜約48、約39〜約48、約40〜約48、約41〜約48、約42〜約48、約43〜約48、約44〜約48、約45〜約48、約46〜約48、又は約47〜約48のアミノ酸を含み得る。幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、L配置でアミノ酸を含まない場合がある。

0081

幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは基準アミノ酸のみを含み得る。幾つかの例において、ペプチドは、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシン、又はバリンではない、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、75、又は150のアミノ酸を含み得る。幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、少なくとも約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、75、100、又は150の非天然アミノ酸を含み得る。

0082

本明細書で使用されるように、記号「X」は、独立してGlyであり得るアミノ酸、或いは、C1−C10アルキル、C1−C10アルケニル、C1−C10アルキニル、シクロアルキル、又はアルキルシクロアルキルの側鎖を含み得るアミノ酸を指し得る。場合によっては、これは、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、及びイソロイシンなどの基準アミノ酸を含み得る。場合によっては、これは非標準アミノ酸を含み得る。典型的なアミノ酸は下のように表される:

0083

0084

本明細書で使用されるように、記号「Ar」は、芳香族側鎖を含み得るアミノ酸を指し得る。場合によっては、これは、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、及びヒスチジンなどの基準アミノ酸を含み得る。場合によっては、これは非標準アミノ酸を含み得る。典型的なアミノ酸は下のように表される:

0085

0086

本明細書で使用されるように、記号「Y」は、約7.3のpHで少なくとも部分的にプロトン化され得る側鎖を含み得るアミノ酸を指し得る。場合によっては、これは、リジン、アルギニン、及びヒスチジンなどの基準アミノ酸を含み得る。場合によっては、これは非標準アミノ酸を含み得る。典型的なアミノ酸は下のように表される:

0087

0088

本明細書で使用されるように、記号「U」は、アミド含有芳香族側鎖を含み得るアミノ酸を指し得る。場合によっては、これは、グルタミン及びアスパラギンなどの基準アミノ酸を含み得る。場合によっては、これは非標準アミノ酸を含み得る。典型的なアミノ酸は下のように表される:

0089

0090

本明細書で使用されるように、記号「$」は、アルコール又はチオール含有芳香族側鎖を含み得るアミノ酸を指し得る。場合によっては、これは、セリン、トレオニン、チロシン、システイン、及びメチオニンなどの基準アミノ酸を含み得る。場合によっては、これは非標準アミノ酸を含み得る。典型的なアミノ酸は下のように表される:

0091

0092

本明細書で使用されるように、記号「@」は、約7.3のpHで少なくとも部分的に脱プロトン化され得る側鎖を含み得るアミノ酸を指し得る。場合によっては、これは、グルタミン酸塩及びアスパラギン酸塩などの基準アミノ酸を含み得る。場合によっては、これは非標準アミノ酸を含み得る。典型的なアミノ酸は下のように表される:

0093

0094

ポリペプチドの式
幾つかの例において、本明細書に記載されるペプチドは、一般式(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチド配列を含み、ここでnは約1〜約7に及ぶ数であり得る。幾つかの例において、nは、少なくとも約1.0、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2.0、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3.0、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4.0、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、5.0、5.1、5.2、5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6、6.7、6.8、6.9、7.0、8.0、9.0、又は10.0であり得る。

0095

場合によっては、極性の、荷電された、及び非極性/芳香族の残基の分布は、ペプチドの両親媒性又は電荷分布を調整するために調節可能である。本明細書に記載されるポリペプチド、又はその塩は、式A、式B、式C、式D、式E、式F、式G、式H、化I、式J、式K、式L、式M、式Nのポリペプチド配列を含み得る。場合によっては、少なくとも1つのAA1はN末端アミノ酸であり得る。場合によっては、N末端アミノ酸のアミノ基は、置換基R’及びR”を含み、ここで:R’及びR”は独立して、H;ホスホリル;アルキル;アルケニル;アルキニル;シクロアルキル;スルホニル;スルフィニル;シリル;脂肪酸;ピログルタミル;イソシアン酸;ハロゲン、アルキル基、シクロアルキル基、又はそれらの任意の組み合わせで置換され得るアルキルカルボニル;チオエステル、アセチル、尿素、カルバマート、スルホンアミド、アルキルアミン、アリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、アルキルヘテロアリール;又はRC(O)−であり;ここでRは独立して、H、D、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルキルアリール、ヘテロアリール、又はアルキルヘテロアリールであり;又はR’及びR”は、それらが結合され得る窒素原子と共に、置換又は非置換の5、6、又は7員の環を形成する。

0096

場合によっては、本明細書に開示されるペプチドは、3つ以上の隣接するアルギニン又はリジンの残基を含まない場合がある。場合によっては、ペプチドは環状ペプチドでない場合がある。場合によっては、以下:(i)ペプチド又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つ細菌に対する抗菌活性を示すことができること;(ii)ペプチド又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つウイルスに対する抗ウイルス活性を示すことができること;又は(iv)ペプチド又はその塩は、インビトロで約0.01μM〜約100μMのLD50を持つ腫瘍細胞に対する抗主要活性を示すことができることのうち少なくとも1、2、又は全てが、本明細書に開示されるペプチドに適用可能である。

0097

場合によっては、ポリペプチドは式A:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1は独立してX、Ar、又はYであり;並びにAA2、AA3、AA4、AA5、AA6、及びAA7は、独立してY、U、$、又は@である。

0098

場合によっては、ポリペプチドは式B:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1及びAA5は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2、AA3、AA4、AA6、及びAA7は独立してY、U、$、又は@である。

0099

場合によっては、ポリペプチドは式C:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1及びAA4は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2、AA3、AA5、AA6、及びAA7は独立してY、U、$、又は@である。

0100

場合によっては、ポリペプチドは式D:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1は独立してX、Y、又はArであり;AA4及びAA5は独立してX又はArであり;AA2及びAA7は独立してU、$、又は@であり;並びにAA3及びAA6は独立してY、U、$、又は@である。

0101

場合によっては、ポリペプチドは式E:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1は独立してX、Y、又はArであり;AA2、AA4、及びAA5は独立してX又はArであり;並びにAA3、AA6、及びAA7は独立してY、U、$、又は@である。

0102

場合によっては、ポリペプチドは式F:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1は独立してX、Y、又はArであり;AA4、AA5、及びAA7は独立してX又はArであり;並びにAA2、AA3、及びAA6は独立してY、U、$、又は@である。

0103

場合によっては、ポリペプチドは式G:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1、AA4、及びAA5は独立してX、Y、又はArであり;AA2及びAA7は独立してX又はArであり;並びにAA3及びAA6は独立してY、U、$、又は@である。

0104

場合によっては、ポリペプチドは式H:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1は独立してY、U、$、又は@であり;AA3、AA4、AA5、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2及びAA7は独立してX又はArである。

0105

場合によっては、ポリペプチドは式I:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1及びAA5は独立してY、U、$、又は@であり;AA3、AA4、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2及びAA7は独立してX又はArである。

0106

場合によっては、ポリペプチドは式J:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1及びAA4は独立してY、U、$、又は@であり;AA3、AA5、及びAA6は独立してX、Y、又はArであり;並びにAA2及びAA7は独立してX又はArである。

0107

場合によっては、ポリペプチドは式K:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1、AA4、及びAA5は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA2、AA3、AA6、及びAA7は独立してX、Y、又はArである。

0108

場合によっては、ポリペプチドは式L:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1、AA2、AA4、及びAA5は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA3、AA6、及びAA7は独立してX、Y、又はArである。

0109

場合によっては、ポリペプチドは式M:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1、AA4、AA5、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA2、AA3、及びAA6は独立してX、Y、又はArである。

0110

場合によっては、ポリペプチドは式N:(AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7)nのポリペプチドであり、ここで:AA1、AA2、AA4、AA5、及びAA7は独立してY、U、$、又は@であり;並びにAA3及びAA6は独立してX、Y、又はArである。

0111

幾つかの典型的な実施形態において、本明細書に記載されるペプチド又はその塩は、式[Y−Ar−X−Y−Y−X−X]nのポリペプチド配列を含み得る。幾つかの典型的な実施形態において、本明細書に記載されるペプチド又はその塩は、式[U−Ar−X−Y−Y−X−Ar]nのポリペプチド配列を含み得る。幾つかの典型的な実施形態において、本明細書に記載されるペプチド又はその塩は、式[Y−X−X−$−$−X−X]nのポリペプチド配列を含み得る。幾つかの典型的な実施形態において、本明細書に記載されるペプチド又はその塩は、式[Y−X−X−$−$−X−X−@−X−X−$−$−X−X]nのポリペプチド配列を含み得る。

0112

場合によっては、ポリペプチドは、LLPスキャフォールドに基づくポリペプチドの合理的な変異体であり得る。幾つかの例において、ポリペプチドは、以下の配列であり得る:
(i)Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;
(ii)Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y;
(iii)Y−Ar−Ar−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y;
(iv)Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y;
(v)Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;
(vi)Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y;
(vii)Y−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Ar−Ar−Y−Y−Ar−Ar−Y−Y;
(viii)X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;
(ix)X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y;
(x)Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;
(xi)Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−Y−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−X−X−Y−Y;又は
(xii)Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−X−Y−Y−X−Y−Y−X−Ar−Y−Y−X−X−Y−X−X−Y−Y−Ar−Y−X−X;
ここで、ペプチド又はその塩は、Val、Trp、又はArgではない少なくとも1つのアミノ酸を含む。幾つかの態様において、ペプチドは環状ペプチドでない場合がある。

0113

幾つかの特異的な実施形態において、ペプチド又はその塩は、以下から成る群から選択されたLLPホモログ配列に対して約60%〜約70%、約60%〜約80%、約60%〜約90%に、約60%〜約91%に、約60%〜約95%に、又は約60%〜約100%の相同性を含み得る:
(i)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(ii)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;
(iii)Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;
(iv)Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;
(v)Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(vi)Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;
(vii)Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;
(viii)Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(ix)Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;
(x)Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(xi)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;及び
(xii)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Arg−Val−Val。

0114

幾つかの特異的な実施形態において、ペプチドは、以下から成る群から選択されたLLPホモログ配列に対して約60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、又は100%の相同性を含み得る:
(i)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(ii)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;
(iii)Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;
(iv)Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;
(v)Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(vi)Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;
(vii)Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;
(viii)Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(ix)Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;
(x)Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(xi)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;及び
(xii)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Arg−Val−Val。

0115

幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、3つ以上の隣接するアルギニン又はリジンの残基を含まない場合がある。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のArgを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のLysを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のHisを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のIleを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のLeuを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のMetを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のPheを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のThrを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のTrpを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のValを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のCysを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のGlnを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のGlyを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のProを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のSerを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のTyrを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のAlaを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のAsnを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のAspを含み得る。幾つかの実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、又は20のGluを含み得る。

0116

幾つかの例において、本明細書に開示されるペプチドは環状でない場合がある。他の例において、本明細書に開示されるペプチドは環状ペプチドであり得る。

0117

典型的なペプチドは以下の表1に表される:

0118

0119

幾つかの特異的な実施形態において、本明細書に開示されるペプチドは、SEQID NO:1〜SEQ ID NO:13の何れか1つを含み得る。

0120

ペプチドは、SEQID NO:1〜SEQ ID NO:13の何れか1つのペプチドに対して約60%〜約70%、約60%〜約80%、約60%〜約90%、約60%〜約91%、約60%〜約95%、又は約60%〜約100%の相同性を含み得る。ペプチドは、SEQ ID NO:1、SEQ ID NO:2、SEQ ID NO:3、SEQ ID NO:4、SEQ ID NO:5、SEQ ID NO:6、SEQ ID NO:7、SEQ ID NO:8、SEQ ID NO:9、SEQ ID NO:10、SEQ ID NO:11、SEQ ID NO:12、SEQ ID NO:13のペプチドに対して約60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、又は100%の相同性を含み得る。

0121

ペプチドの合成
当業者は、ペプチドの合成に利用可能な多くの適切な方法を承知している。当業者は、本明細書に開示されるようなペプチドを産生(及び随意に産生)するための他、発現されたペプチドの精製及び/又は単離のために、組み換え型細胞を培養する多数の方法を承知している。タンパク質精製のために選択された方法は、対象のタンパク質の特性、細胞内のその位置及び形態、ベクター、宿主株のバックグラウンド、及び発現されたタンパク質に対する意図した適用を含む、多くの変形に依存し得る。培養条件はまた、与えられた標的タンパク質の溶解度及び局在化に対する効果を有し得る。多くの手法が、本明細書に開示される組み換え型微生物細胞において発現された標的タンパク質を精製するために使用可能であり、限定されないがイオン交換ゲル濾過を含む。

0122

幾つかの例において、ペプチド融合タグ組み換え型タンパク質に加えることができる。マルトース結合タンパク質(MBP)、チオレドキシン(Trx)、グルタチオン−S−転移酵素(GST)、ポリ−ヒスチジン、及びキチン結合タンパク質(CBP)などの幾つかのペプチド融合タグは、ペプチド融合タグを利用する様々な親和性精製法のために利用することができる。場合によっては、アフィニティー法の使用は、1工程において近い均一性の標的タンパク質の精製を可能とすることができる。例えば、精製は、エンテロキナーゼ因子Xa、トロンビン、又はHRV3Cプロテアーゼとの融合タグの全て又は一部の開裂を含み得る。幾つかの例において、発現された標的タンパク質の精製又は活性測定の前に、標的タンパク質の発現レベル細胞局在化、及び溶解度の予備分析を実行することができる。標的タンパク質は、以下の分画:可溶性又は不溶性細胞質分画、ペリプラスム、又は媒体の何れか又は全てに見出される場合がある。

0123

エピトープ融合タグは、ウエスタンブロット免疫蛍光検査法、又は免疫沈降などの視覚化方法を介してタンパク質のタンパク質レベルを検出するために、本明細書に記載されるペプチドのN末端又はC末端に融合され得る。例は、VH5タグ、Mycタグ、HAタグ、FLAGタグ、NEタグなどを含み得る。

0124

場合によっては、蛍光タンパク質は、本明細書に記載されるペプチドのN末端又はC末端に融合され得る。場合によっては、蛍光タンパク質は、特定のタンパク質スキャフォールドが適切に折り重ねられるかどうかを判定するために、フォールディングレポータータンパク質として利用することができる。場合によっては、蛍光タンパク質は、被験体への投与時に融合タンパク質の画像化を可能にするためのマーカーとして利用することができる。例は、緑色蛍光タンパク質(GFP)、エメラルド、Superfolder GFP、フォールディングレポーターGFP、Azami Green、mWasabi、TagGFP、TurboGFP、増強されたGFP(eGFP)、ZsGreen、T−Sapphire、青色蛍光タンパク質(BFP)、増強されたBFP(eBFP)、eBFP2、Azurite、Cerulean、黄色蛍光タンパク質(YFP)、eYFP、Topaz、Venus、mCitrine、YPet、TagYFP、ZsYellow、PhiYFP、ZsYellow、mBanana、オレンジ色蛍光タンパク質(OFP)、Kusabira Orange、Kusabira Orange2、mOrange、mOrange2、dTomato、mTangerine、赤色蛍光タンパク質(RFP)、mRuby、mApple、mStrawberry、AsRed2、JRed、mRaspberry、dKeima−tandem、mPlum、HcRed−tandem、mCherry、mTurquoise、シアン(cyano)蛍光タンパク質(CFP)などの蛍光タンパク質を含み得る。

0125

幾つかの例において、本明細書に開示されるペプチドは、組み換え産生システムの使用なしに化学合成され得る。タンパク質合成は、当該技術分野で既知の技術を使用して液相系又は固体相の系において実行することができる(例えば、Atherton, E., Sheppard, R. C. (1989). Solid Phase peptide synthesis: a practical approach. Oxford, England: IRL Press; Stewart, J. M., Young, J. D. (1984). Solid phase peptide synthesis (2nd ed.). Rockford: Pierce Chemical Companyを参照)。場合によっては、ペプチドは、US4703004に記載されているような識別タグにより化学合成され得る。US6184344に記載されているように、本明細書に記載されるペプチドも、ネイティブケミカルライゲーションなどの技術によって合成することができる。

0126

IV.製剤
本明細書に開示される少なくとも1つのペプチドは、医薬製剤として製剤され得る。幾つかの実施形態において、医薬製剤は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、又はそれ以上の本明細書に開示されるペプチドを含み得る。幾つかの実施形態において、医薬製剤は、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、又はそれ以上の追加のペプチド又はタンパク質を含み得る。幾つかの例において、医薬製剤は、本明細書に記載されるペプチド、及び賦形剤、希釈剤、又は担体の少なくとも1つを含み得る。

0127

幾つかの実施形態において、医薬製剤は賦形剤を含み得る。賦形剤は、Handbook of Pharmaceutical Excipients, American Pharmaceutical Association (1986)に記載される賦形剤であり得る。

0128

適切な賦形剤の非限定的な例は、緩衝剤防腐剤安定化剤結合剤圧縮剤潤滑剤、キレート化剤、分散促進剤崩壊剤香料甘味料着色料を含み得る。

0130

幾つかの実施形態において、賦形剤は防腐剤を含み得る。適切な防腐剤の非限定的な例は、αトコフェロール及びアスコルビン酸塩などの抗酸化剤、並びに、パラベンクロロブタノール、及びフェノールなどの抗菌剤を含み得る。抗酸化剤は更に、限定されないが、EDTAクエン酸アスコルビン酸ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、亜硫酸ナトリウムp−アミノ安息香酸グルタチオン没食子酸プロピル、システイン、メチオニン、エタノール、及びN−アセチルシステインを含み得る。幾つかの例において、防腐剤は、バリダマイシンA、TL−3、オルトバナジン酸ナトリウムフッ化ナトリウム、N−a−トシル−Phe−クロロメチルケトン、N−a−トシル−Lys−クロロメチルケトン、アプロチニンフェニルメチルスルホニルフッ化物ジイソプロピルフルオロホスファートキナーゼ阻害剤ホスファターゼ阻害剤カスパーゼ阻害剤グランザイム阻害剤細胞接着阻害剤細胞分裂阻害剤細胞周期阻害剤、脂質シグナル伝達阻害剤プロテアーゼ阻害剤還元剤アルキル化剤、抗菌剤、オキシダーゼ阻害剤、又は他の阻害剤を含み得る。

0131

幾つかの実施形態において、医薬製剤は賦形剤として結合剤を含み得る。適切な結合剤の非限定的な例は、デンプン、α化デンプン、ゼラチンポリビニルピロリドンセルロースメチルセルロースカルボキシメチルセルロースナトリウムエチルセルロースポリアクリルアミドポリビニルオキソアゾリドン、ポリビニルアルコール、C12−C18脂肪酸アルコール、ポリエチレングリコール、ポリオールサッカライドオリゴサッカライド、及びそれらの組み合わせを含み得る。

0132

医薬製剤に使用可能な結合剤は、ジャガイモデンプントウモロコシデンプンコムギデンプンなどのデンプン;スクロースグルコースデキストロースラクトース、及びマルトデキストリンなどの糖、天然及び合成のガム;ゼラチン;微結晶性セルロースヒドロキシプロピルセルロースヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルメチルセルロースカルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロースなどのセルロース誘導体;ポリビニルピロリドン(ポビドン);ポリエチレングリコール(PEG);ワックス;炭酸カルシウム;リン酸カルシウムソルビトールキシリトールマンニトール、及び水などのアルコール類、又はそれらの組み合わせから選択され得る。

0133

幾つかの実施形態において、医薬製剤は賦形剤として潤滑剤を含み得る。適切な潤滑剤の非限定的な例は、ステアリン酸マグネシウムステアリン酸カルシウムステアリン酸亜鉛水添植物油、sterotex、モノステアリン酸ポリオキシエチレンタルク、ポリエチレングリコール、安息香酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸マグネシウム、及び軽油を含み得る。医薬製剤に使用可能な潤滑剤は、金属ステアリン酸塩(ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウムなど)、脂肪酸エステル(フマル酸ステアリルナトリウムなど)、脂肪酸(ステアリン酸など)、脂肪族アルコールベヘン酸グリセリル鉱油パラフィン、水添植物油、ロイシン、ポリエチレングリコール(PEG)、金属ラウリル硫酸塩(ラウリル硫酸ナトリウムなど)、ラウリル硫酸マグネシウム、塩化ナトリウム、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、及びタルク、又はそれらの組み合わせから選択され得る。

0134

幾つかの実施形態において、医薬製剤は賦形剤として分散促進剤を含み得る。適切な分散剤の非限定的な例は、高いHLB乳化剤界面活性剤としてデンプン、アルギン酸、ポリビニルピロリドン、グアーガムカオリンベントナイト、精製された木材セルロースデンプングリコール酸ナトリウムイソアモルファスシリケート(isoamorphous silicate)、及び微結晶性セルロースを含み得る。

0135

幾つかの実施形態において、医薬製剤は賦形剤として崩壊剤を含み得る。幾つかの実施形態において、崩壊剤は非発泡性崩壊剤であり得る。適切な非発泡性崩壊剤の非限定的な例は、トウモロコシデンプン、ジャガイモデンプン、それらのα化デンプン、及び修飾デンプンなどのデンプン、甘味料、ベントナイトなどの粘土、微結晶性セルロース、アルギン酸塩、デンプングリコール酸ナトリウム、ガム(例えば、寒天グアーローカスビーンカラヤ、ペクチン(pecitin)、及びトラガント)を含み得る。幾つかの実施形態において、崩壊剤は発泡性崩壊剤であり得る。適切な発泡性崩壊剤の非限定的な例は、クエン酸と組み合わせた炭酸水素ナトリウム、及び酒石酸と組み合わせた炭酸水素ナトリウムを含み得る。

0136

幾つかの実施形態において、賦形剤は香料を含み得る。外部層に組み込まれる香料は、合成香味油及び合成香味料天然油;植物、葉、花、果実からの抽出物;及びこれらの組み合わせから選択することができる。幾つかの実施形態において、香料は、桂皮油冬緑油ハッカ油クローバー油;まぐさ油;アニス油ユーカリバニラレモン油オレンジ油ブドウ及びグレープフルーツ油などの柑橘類の油;並びにリンゴモモセイヨウナシイチゴラズベリーサクランボプラムパイナップル、及びアプリコットを含む果実精から成る群から選択され得る。

0137

幾つかの実施形態において、賦形剤は甘味料を含み得る。適切な甘味料の非限定的な例は、(担体として使用されないとき)グルコース(コーンシロップ)、デキストロース、転化糖フルクトース、及びそれらの混合物サッカリン、及びナトリウム塩などのその様々な塩;アスパルテームなどのジペプチド甘味料;ジヒドロカルコン化合物グリチルリチン;Stevia Rebaudiana(ステビオシド);スクラロースなどのスクロースのクロロ誘導体;並びにソルビトール、マンニトール、キシリトール(sylitol)などの糖アルコールを含み得る。

0138

幾つかの例において、医薬製剤は着色料を含み得る。適切な着色料の非限定的な例は、食物、薬物、及び化粧品用着色剤FD&C)、薬物及び化粧品の着色剤(D&C)、並びに外部薬物及び化粧品の着色剤(内線D&C)を含み得る。着色料は染料又はそれらの相当するレーキとして使用され得る。

0139

幾つかの例において、医薬製剤はキレート化剤を含み得る。場合によっては、キレート化剤は殺菌性キレート化剤であり得る。例は、限定されないが、エチレンジアミン−N,N,N’,N’−四酢酸(EDTA);EDTAの二ナトリウム、三ナトリウム、四ナトリウム、二カリウム、三カリウム、二リチウム、及び二アンモニウム塩;EDTAのバリウムカルシウムコバルト、銅、ジスプロシウムユウロピウム、鉄、インジウムランタンマグネシウムマンガンニッケルサマリウムストロンチウム、又は亜鉛キレートトランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン−N,N,N’,N’−四酢酸一水和物;N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)グリシン;1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシプロパン−N,N,N’,N’−四酢酸;1,3−ジアミノプロパン−N,N,N’,N’−四酢酸;エチレンジアミン−N,N’−二酢酸;エチレンジアミン−N,N’−ジプロピオン酸ジヒドロクロリド;エチレンジアミン−N,N’−ビス(メチレンホスホン酸半水化物;N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン−N,N’,N’−三酢酸;エチレンジアミン−N,N,N’,N’−テトラキス(メチレンホスホン酸);O,O’−ビス(2−アミノエチルエチレングリコール−N,N,N’,N’−四酢酸;N,N−ビス(2−ヒドロキシベンジル)エチレンジアミン−N,N−二酢酸;1,6−ヘキサメチレンジアミン−N,N,N’,N’−四酢酸;N−(2−ヒドロキシエチル)イミノ二酢酸;イミノ二酢酸;1,2−ジアミノプロパン−N,N,N’,N’−四酢酸;ニトリロ三酢酸ニトリロ三プロピオン酸;ニトリロトリス(メチレンホスホン酸の三ナトリウム塩;7,19,30−トリオキサ−1,4,10,13,16,22,27,33−オクタアザビシクロ[11,11,11]ペンタトリアコンタンヘキサヒドロブロミド)又はトリエチレンテトラミン−N,N,N’,N”,N’”,N’”−六酢酸を含み得る。

0140

幾つかの例において、医薬製剤は希釈剤を含み得る。希釈剤の非限定的な例は、水、グリセロールメタノール、エタノール、及び他の同様の生体適合性の希釈剤を含み得る。場合によっては、希釈剤は、酢酸、クエン酸、マレイン酸塩酸、リン酸、硝酸、硫酸、又は同様のものなどの酸性水溶液であり得る。幾つかの例において、希釈剤は、上述のような塩を産生するために生理的pHなどのpHにペプチドのpHを滴定するために使用され得る。他の場合、希釈剤は、炭酸カルシウムなどのアルカリ金属炭酸塩;リン酸カルシウムなどのアルカリ金属リン酸塩硫酸カルシウムなどのアルカリ金属硫酸塩;セルロース、微結晶性セルロース、酢酸セルロースなどのセルロース誘導体;酸化マグネシウム、デキストリン、フルクトース、デキストロース、パルミチン酸ステアリン酸グリセリル、カオリン、ラクトース、マルトース、マンニトール、シメチコン、ソルビトール、デンプン、α化デンプン、タルク、キシリトール及び/又は無水物、水和物、及び/又はその薬学的に許容可能な誘導体、又はそれらの組み合わせから選択され得る。

0141

他の実施形態において、医薬製剤は界面活性剤を含む。界面活性剤は、限定されないが、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(ポリソルベート)、ラウリル硫酸ナトリウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ドキュセートナトリウム、第四級アンモニウム化合物、L−ロイシンなどのアミノ酸、脂肪酸の糖エステル、脂肪酸のグリセリド、又はそれらの組み合わせから選択され得る。

0142

幾つかの実施形態において、ペプチドは切断可能なプロドラッグとして製剤され得る。用語「プロドラッグ」は、本明細書で使用されるように薬物前駆体であり、該薬物前駆体は、被験体に投与して引き続き吸収された後、代謝経路による変換などの幾つかのプロセスを介して、活性な、又はより活性な種へと変換され得る。故に、この用語は、レシピエントへの投与後、ペプチド、その塩、又は代謝産物或いは残基を直接的又は間接的に提供可能な、誘導体を包含し得る。プロドラッグの中には、活性を和らげ、及び/又は薬物に溶解度又は幾つかの他の特性を与える、プロドラッグ上に存在する化学基を有するものもある。一旦、化学基がプロドラッグから開裂及び/又は修飾されると、活性薬物が生成され得る。プロドラッグは、(例えば、投与されたペプチドをより容易に吸収させることを可能にすることにより)被験体への投与時にペプチドの生物学的利用能を増大させることができる、或いは、生物学的区画(例えば脳又はリンパ系)へのペプチドの送達を増強するプロドラッグであり得る。

0143

また、本明細書に開示される1つ以上のペプチド、及び1つ以上の他の抗菌剤又は抗真菌剤、例えばアムホテリシンB、アムホテリシンB脂質複合体(ABCD)、リポソームアムホテリシンB(L−AMB)、及びリポソームナイスタチンなどのポリエンアゾール、並びにボリコナゾールフルコナゾールケトコナゾールイトラコナゾール、ポザコナゾールなどのトリアゾール;カスポファンギン、ミカファンギン(FK463)、及びV−エキノカンジン(LY303366)などのグルカンシンターゼ阻害剤グリセオフルビンテルビナフィンなどのアリルアミン;本明細書に記載されるものを含むフルシトシン又は他の抗真菌薬を含む配合剤企図される。加えて、ペプチドは、シクロピロクスオラミンハロプロジントルナフテートウンデシレン酸塩局所ナイスタチン、アモロルフィンブテナフィンナフチフィン、テルビナフィン、及び他の局所薬などの局所抗真菌剤と組み合わせることができる。幾つかの例において、医薬製剤は追加の薬剤を含み得る。場合によっては、追加の薬剤は医薬製剤において治療上有効な量で存在することができる。

0144

幾つかの例において、追加の医薬品は抗生物質製剤であり得る。抗生物質製剤は、アミノグリコシド、アンサマイシンカルバセフェム、カルバペネム、セファロスポリン(第1、第2、第3、第4、及び第5の生成セファロスポリンを含む)、リンコサミド、マクロライドモノバクタムニトロフランキノロンペニシリン、スルホンアミド、ポリペプチド、及びテトラサイクリンから成る群であり得る。代替的に又は付加的に、抗生物質製剤はマイコバクテリウムに対して有効であり得る。

0145

幾つかの例において、抗生物質製剤は、アミカシンゲンタマイシンカナマイシンネオマイシン硫酸ネチルマイシントブラマイシン、又はパロモマイシンなどのアミノグリコシドであり得る。一実施形態に従い、抗生物質製剤はゲルダナマイシン及びハービマイシンなどのアンサマイシンであり得る。

0146

幾つかの例において、抗生物質製剤はロラカルベフなどのカルバセフェムであり得る。

0147

幾つかの例において、抗生物質製剤は、エルタペネムドリペネム、イミペネムクリアスタチン又はメロペネムなどのカルバペネムであり得る。

0148

幾つかの例において、抗生物質製剤は、セファドロキシルセファゾリンセファレキシンセファロチン、又はセファロチンなどのセファロスポリン(第一世代)、或いは代替的にセファクロルセファマンドールセフォキシチンセフプロジル、又はセフロキシムなどのセファロスポリン(第二世代)であり得る。代替的に、抗生物質製剤は、セフィキシムセフジニルセフジトレンセフォペラゾンセフォタキシムセフポドキシムセフチブテンセフチゾキシム、及びセフトリアキソンなどのセファロスポリン(第三世代)、又はセフェピム及びセフトビプロールなどのセファロスポリン(第四世代)であり得る。

0149

幾つかの例において、抗生物質製剤は、クリンダマイシン及びアジスロマイシンなどのリンコサミド、或いは、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスマイシン、エリスロマイシンロキシスロマイシントロレアンドマイシンテリスロマイシン、及びスペクチノマイシンなどのマクロライドであり得る。

0150

幾つかの例において、抗生物質製剤は、アズトレオナムなどのモノバクタム、或いはフラゾリドン又はニトロフラントインなどのニトロフランであり得る。

0151

幾つかの例において、抗生物質製剤は、アモキシシリンアンピシリン、アズロシリン、カルベニシリンクロキサシリンジクロキサシリンフルクロキサシリンメズロシリンナフシリンオキサシリンペニシリンG又はV、ピペラシリン、テモシリン、及びチカルシリンなどのペニシリンであり得る。

0152

幾つかの例において、抗生物質製剤は、マフェナイド、スルホンアミドクリソイジンスルファセタミドスルファダイアジンスルファジアジン銀スルファメチゾールスルファメトキサゾールスルファニリミド、スルファサラジンスルフイソキサゾールトリメトプリム、及びトリメトプリム−スルファメトキサゾール(コトリモキサゾール)(TMP−SMX)などのスルホンアミドであり得る。

0153

幾つかの例において、抗生物質製剤は、シプロフロキサシンエノキサシンガチフロキサシンレボフロキサシン、レメフロサシン、モキシフロキサシンナリジクス酸ノルフロキサシンオフロキサシントロバフロキサシン、グレパフロキサシン、スパルフロキサシン、及びテマフロキサシンなどのキノロンであり得る。

0154

幾つかの例において、抗生物質製剤は、バシトラシン、コリスチン、及びポリミキシンBなどのポリペプチドであり得る。

0155

幾つかの例において、抗生物質製剤は、デメクロサイクリンドキシサイクリンミノサイクリン、及びオキシテトラサイクリンなどのテトラサイクリンであり得る。

0156

場合によっては、抗生物質製剤はマイコバクテリウムに対して有効であり得る。抗生物質製剤は、クロファジミンランプレンダプソンカプレオマイシンサイクロセリンエタンブトールエチオナミドイソニアジドピラジナミドリファンピシンリファブチンリフペンチン、又はストレプトマイシンであり得る。

0157

幾つかの典型的な実施形態において、抗生物質製剤は、セフトビプロール、セフタロリン、クリンダマイシン、ダルババンシン、ダプトマイシン、リネゾリド、ムピロシン、オリタバンシン、テジゾリド、テラバンシン、チゲサイクリン、バンコマイシン、アミノグリコシド、カルバペネム、セフタジジム、セフェピム、セフトビプロール、フルオロキノロン、ピペラシリン、チカルシリン、メチシリン、リネゾリド、ストレプトグラミン、チゲサイクリン、ダプトマイシン、これらの何れかの塩、或いはそれらの任意の組み合わせを含み得る。

0158

幾つかの例において、追加の医薬品は本明細書に開示される抗菌剤であり得る。幾つかの例において、抗菌剤はシステアミン又はその塩であり得る。システアミンは典型的に感染症に由来しないシスチン症などの疾病を処置するために使用され得る一方、抗菌性化合物としてのシステアミンの使用は見込みを示している。例えば、WO2010112848は、Pseudomonas spp.、Staphylococcus spp.、Haemophilus spp.、Burkholderia spp.、Streptococcus spp.、Propionibacterium sppを含む広範な菌株に対して細菌バイオフィルムの形成を阻害することが可能な抗菌剤としてのシステアミンを含む組成物の使用を記載する。

0159

幾つかの例において、追加の医薬品は抗ウイルス剤であり得る。幾つかの実施形態において、抗ウイルス剤は、アシクロビル、ブリブジン、シドフォビル、ドコサノール、ファムシクロビル、ホスカルネット、ホミビルゼン、ガンシクロビル、イドクスウリジン、ペンシクロビル、ペラミビル、トリフルリジン、バラシクロビル、ビダラビンラミブジンリバビリン・アマンタジン、リマンタジン、ノイラミニダーゼ阻害剤、オセルタミビル、ザナミビル、これらの何れかの塩、又はそれらの任意の組み合わせであり得る。

0160

幾つかの例において、追加の医薬品は抗腫瘍性薬であり得る。幾つかの実施形態において、抗腫瘍性薬は、シクロホスファミド、メトトレキサート、5−フルオロウラシル、ドキソルビシン、プロカルバジン、プレドニゾロン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン、シスプラチン、エピルビシン、これらの何れかの塩、及びそれらの任意の組み合わせから成る群から選択され得る。

0161

医薬祭剤中の賦形剤又は賦形剤の組み合わせの重量分画は、医薬製剤の全重量と比較して、約80%、70%、60%、50%、45%、40%、35%、30%、25%、20%、15%、10%、5%、4%、3%、2%、又は1%未満であり得る。

0162

本明細書に開示される医薬製剤は、様々な形態へと製剤され、多数の異なる手段によって投与され得る。医薬製剤は、望まれるように従来より許容可能な担体、アジュバント、及びビヒクルを含む製剤において、経口、直腸、又は非経口で投与され得る。用語「非経口」とは、本明細書で使用されるように、皮下、静脈内、筋肉内、又は胸骨内注射、及び注入の技術を含み得る。投与は注射又は注入を含み、これには、動脈内、心臓内脳室内、皮内、十二指腸内内、筋肉内、骨内腹腔内、鞘内、血管内、静脈内、硝子体内硬膜外及び皮下、吸入、経皮口腔粘膜下、バッカル及び局所(上皮、皮膚、浣腸目薬点耳液、鼻腔内、を含む)の投与が含まれる。幾つかの典型的な実施形態において、投与経路は、筋肉内、静脈内、皮下、又は腹腔内の注射などの注射を介して行われ得る。

0163

経口投与用固体剤形は、カプセル剤、錠剤、カプレット剤、丸剤トローチ剤ロゼンジ粉末剤、及び顆粒剤を含む。カプセル剤は、栄養的なタンパク質又は組成物を含むコア材料、及びコア材料を封入するシェル壁を含み得る。幾つかの実施形態において、コア材料は、固形物、液体、及びエマルジョンの少なくとも1つを含み得る。幾つかの実施形態において、シェル壁材は、ソフトゼラチン、ハードゼラチン、及びポリマーの少なくとも1つを含み得る。適切なポリマーは、限定されないが、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、メチルセルロース、エチルセルロース、酢酸セルロース、酢酸フタル酸セルロース、酢酸セルローストリメリテートフタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロースコハク酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、及びカルボキシメチルセルロースナトリウムなどのセルロースポリマーアクリル酸メタクリル酸アクリル酸メチルアンモニオアクリル酸メチル、アクリル酸エチルメタクリル酸メチル、及び/又はメタクリル酸エチルから形成されたものなどのアクリル酸ポリマー及びコポリマー(例えば、商標名「Eudragit」で販売されるコポリマー);ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニルフタル酸ポリ酢酸ビニル、クロトン酸酢酸ビニルコポリマー、及びエチレン酢酸ビニルコポリマーなどのビニルポリマー及びコポリマー;並びにセラック(精製された乳酸(lac))を含み得る。幾つかの実施形態において、少なくとも1つのポリマーは矯味剤として機能することができる。

0164

錠剤、丸剤などは、圧縮され、複合的に圧縮され、複合的に層状にされ、及び/又はコーティングされ得る。コーティングは単一又は複数であり得る。幾つかの実施形態において、コーティング材料は、サッカライド、多糖類、及び、植物、真菌、並びに微生物の少なくとも1つから抽出された糖タンパク質の少なくとも1つを含み得る。非限定的な例は、トウモロコシデンプン、コムギデンプン、ジャガイモデンプン、タピオカデンプン、セルロース、ヘミセルロースデキストラン、マルトデキストリン、シクロデキストリンイヌリン、ペクチン、マンナンアラビアガムローカストビーンガムメスキートガム、グアーガム、カラヤガムガディガムトラガカントガム、フノリカラギーナン、寒天、アルギン酸塩、キトサン、又はゲランガムを含み得る。幾つかの実施形態において、コーティング材料はタンパク質を含み得る。幾つかの実施形態において、コーティング材料は、脂肪及び/又は油の少なくとも1つを含み得る。幾つかの実施形態において、脂肪及び/又は油の少なくとも1つは高温融解し得る。幾つかの実施形態において、脂肪及び/又は油の少なくとも1つは、水素化され、又は部分的に水素化され得る。幾つかの実施形態において、脂肪及び/又は油の少なくとも1つは、植物由来であり得る。幾つかの実施形態において、脂肪及び/又は油の少なくとも1つは、グリセリド、遊離脂肪酸、及び脂肪酸エステル類の少なくとも1つを含み得る。幾つかの実施形態において、コーティング材料は少なくとも1つの食用のワックスを含むことができる。食用ワックスは、動物、昆虫、又は植物に由来し得る。非限定的な例は、蜜ろうラノリンシロヤマモモろう、カルナウバろう、及びコメヌカろうを含み得る。錠剤及び丸剤は付加的に、腸溶コーティングで調製され得る。

0165

液体製剤は、シロップ(例えば経口製剤)、静脈内製剤、鼻腔内製剤、眼製剤(例えば眼感染の処置用)、耳製剤(例えば耳感染の処置用)、軟膏クリームエアロゾルなどを含み得る。幾つかの例において、様々な製剤の組み合わせが投与され得る。幾つかの実施形態において、錠剤、丸剤などは、延長された放出プロファイルのために製剤され得る。

0166

幾つかの例において、ペプチド又はその塩は、局所投与のための組成物において投与され得る。局所投与のために、活性薬剤は、標的領域への直接適用のために当技術分野で知られるように製剤され得る。局所適用のために主に調節された形態は、例えば、クリーム、ミルクゲル粉末分散体又はマイクロエマルジョン、程度の差はあれ濃くされたローション浸透性パッド、軟膏又はスティックエアロゾル製剤(例えば、スプレー又はフォーム)、ヒドロゲル石鹸洗剤、ローション、又は石鹸のケーク(cake)の形態を取ることができる。この目的のための他の従来の形態は、創傷包帯、コーティングを施した帯具、又は他のポリマー被覆、軟膏、クリーム、ローション、ペーストゼリー、スプレー、及びエアロゾルを含む。故に、本明細書に開示される治療用ペプチドは、経皮投与のために貼付剤又は帯具を介して送達され得る。代替的に、ペプチドは、ポリアクリル酸塩又はアクリル酸塩/酢酸ビニルコポリマーなどの粘着ポリマーの一部となるように製剤され得る。長期適用のために、微孔のある及び/又は通気可能な(breathable)バッキングラミネートを使用することが望ましい場合があり、そのため、皮膚の水和又は浸軟が最小化され得る。バッキング層は、所望の保護機能及び支持機能を提供する適切な厚みであり得る。適切な厚みは、一般的に約1〜約1000ミクロンである。例えば、約10〜約300ミクロンである。局所投与は、爪被覆剤又はラッカーの形態でもよい。例えば、抗真菌ペプチドは、イソプロピルアルコールにおいて酢酸エチル(NF)、イソプロピルアルコール(USP)、及びポリ[メチルビニルエーテル/マレイン酸]のブチルモノエステルを含む、局所投与用の溶液において製剤され得る。

0167

目薬又は点鼻剤などの点滴剤は、1つ以上の分散剤、可溶化剤、又は懸濁化剤も含む水性又は非水性の基剤における治療用ペプチドの1つ以上で製剤され得る。液体スプレーは、ポンピング可能であり、又は加圧パックから都合良く送達される。点滴剤は、単眼ドロッパキャップ付きボトルを介して、液滴で液状内容物配達するのに適したプラスチックボトル、又は特異的に形成されたクロージャを介して送達され得る。

0168

軟膏及びクリーム剤は、例えば、適切な増粘剤及び/又はゲル化剤を添加した水性又は油性の基剤で製剤され得る。ローション剤は、水性又は油性の基剤で製剤され、且つ通常は、1つ以上の乳化剤、安定化剤、分散剤、懸濁化剤、増粘剤、又は着色料を含む。

0169

組成物中の治療薬の重量パーセンテージは、様々な要因に依存し得る。場合によっては、ペプチドなどの治療薬は、組成物の総重量に対して約0.01重量%〜約95重量%、約0.01重量%〜約90重量%、約0.01重量%〜約85重量%、約0.01重量%〜約80重量%、約0.01重量%〜約75重量%、約0.01重量%〜約70重量%、約0.01重量%〜約65重量%、約0.01重量%〜約60重量%、約0.01重量%〜約55重量%、約0.01重量%〜約50重量%、約0.01重量%〜約45重量%、約0.01重量%〜約40重量%、約0.01重量%〜約35重量%、約0.01重量%〜約30重量%、約0.01重量%〜約25重量%、約0.01重量%〜約20重量%、約0.01重量%〜約15重量%、約0.01重量%〜約10重量%、約0.01重量%〜約9重量%、約0.01重量%〜約8重量%、約0.01重量%〜約7重量%、約0.01重量%〜約6重量%、約0.01重量%〜約5重量%、約0.01重量%〜約4重量%、約0.01重量%〜約3重量%、約0.01重量%〜約2重量%、は約0.01重量%〜約1重量%、約0.01重量%〜約0.9重量%、約0.01重量%〜約0.8重量%、約0.01重量%〜約0.7重量%、約0.01重量%〜約0.6重量%、約0.01重量%〜約0.5重量%、約0.01重量%〜約0.4重量%、約0.01重量%〜約0.3重量%、約0.01重量%〜約0.2重量%、又は約0.01重量%〜約0.1重量%であり得る。

0170

場合によっては、ペプチドなどの治療薬は、組成物の総重量に対して約0.01重量%、0.02重量%、0.03重量%、0.04重量%、0.05重量%、0.06重量%、0.07重量%、0.08重量%、0.09重量%、0.1重量%、0.15重量%、0.2重量%、0.25重量%、0.3重量%、0.35重量%、0.4重量%、0.45重量%、0.5重量%、0.55重量%、0.6重量%、0.65重量%、0.7重量%、0.75重量%、0.8重量%、0.85重量%、0.9重量%、0.95重量%、1重量%、2重量%、3重量%、4重量%、5重量%、6重量%、7重量%、8重量%、9重量%、10重量%、11重量%、12重量%、13重量%、14重量%、15重量%、16重量%、17重量%、18重量%、19重量%、20重量%、21重量%、22重量%、23重量%、24重量%、25重量%、26重量%、27重量%、28重量%、29重量%、30重量%、31重量%、32重量%、33重量%、34重量%、35重量%、36重量%、37重量%、38重量%、29重量%、40重量%、41重量%、42重量%、43重量%、44重量%、45重量%、46重量%、47重量%、48重量%、49重量%、50重量%、51重量%、52重量%、53重量%、54重量%、55重量%、56重量%、57重量%、58重量%、59重量%、60重量%、61重量%、62重量%、63重量%、64重量%、65重量%、66重量%、67重量%、68重量%、69重量%、70重量%、71重量%、72重量%、73重量%、74重量%、75重量%、76重量%77重量%、78重量%、79重量%、80重量%、81重量%、82重量%、83重量%、84重量%、85重量%、86重量%、87重量%、88重量%、89重量%、90重量%、91重量%、92重量%、93重量%、94重量%、95重量%、96重量%、97重量%、98重量%、99重量%、99.1重量%、99.2重量%、99.3重量%、99.4重量%、99.5重量%、99.6重量%、99.7重量%、99.8重量%、又は99.9重量%であり得る。

0171

場合によっては、ペプチドは、バイオフィルムの形成を少なくとも部分的に阻害し、又はバイオフィルムを破壊するために添加され得る、本明細書に記載されるような追加の薬剤を含む組成物において投与され得る。場合によっては、追加の薬剤は、組成物の総重量に対して約0.01重量%〜約95重量%、約0.01重量%〜約90重量%、約0.01重量%〜約85重量%、約0.01重量%〜約80重量%、約0.01重量%〜約75重量%、約0.01重量%〜約70重量%、約0.01重量%〜約65重量%、約0.01重量%〜約60重量%、約0.01重量%〜約55重量%、約0.01重量%〜約50重量%、約0.01重量%〜約45重量%、約0.01重量%〜約40重量%、約0.01重量%〜約35重量%、約0.01重量%〜約30重量%、約0.01重量%〜約25重量%、約0.01重量%〜約20重量%、約0.01重量%〜約15重量%、約0.01重量%〜約10重量%、約0.01重量%〜約9重量%、約0.01重量%〜約8重量%、約0.01重量%〜約7重量%、約0.01重量%〜約6重量%、約0.01重量%〜約5重量%、約0.01重量%〜約4重量%、約0.01重量%〜約3重量%、約0.01重量%〜約2重量%、は約0.01重量%〜約1重量%、約0.01重量%〜約0.9重量%、約0.01重量%〜約0.8重量%、約0.01重量%〜約0.7重量%、約0.01重量%〜約0.6重量%、約0.01重量%〜約0.5重量%、約0.01重量%〜約0.4重量%、約0.01重量%〜約0.3重量%、約0.01重量%〜約0.2重量%、又は約0.01重量%〜約0.1重量%であり得る。

0172

場合によっては、追加の薬剤は、組成物の総重量に対して約0.01重量%、0.02重量%、0.03重量%、0.04重量%、0.05重量%、0.06重量%、0.07重量%、0.08重量%、0.09重量%、0.1重量%、0.15重量%、0.2重量%、0.25重量%、0.3重量%、0.35重量%、0.4重量%、0.45重量%、0.5重量%、0.55重量%、0.6重量%、0.65重量%、0.7重量%、0.75重量%、0.8重量%、0.85重量%、0.9重量%、0.95重量%、1重量%、2重量%、3重量%、4重量%、5重量%、6重量%、7重量%、8重量%、9重量%、10重量%、11重量%、12重量%、13重量%、14重量%、15重量%、16重量%、17重量%、18重量%、19重量%、20重量%、21重量%、22重量%、23重量%、24重量%、25重量%、26重量%、27重量%、28重量%、29重量%、30重量%、31重量%、32重量%、33重量%、34重量%、35重量%、36重量%、37重量%、38重量%、29重量%、40重量%、41重量%、42重量%、43重量%、44重量%、45重量%、46重量%、47重量%、48重量%、49重量%、50重量%、51重量%、52重量%、53重量%、54重量%、55重量%、56重量%、57重量%、58重量%、59重量%、60重量%、61重量%、62重量%、63重量%、64重量%、65重量%、66重量%、67重量%、68重量%、69重量%、70重量%、71重量%、72重量%、73重量%、74重量%、75重量%、76重量%77重量%、78重量%、79重量%、80重量%、81重量%、82重量%、83重量%、84重量%、85重量%、86重量%、87重量%、88重量%、89重量%、90重量%、91重量%、92重量%、93重量%、94重量%、95重量%、96重量%、97重量%、98重量%、99重量%、99.1重量%、99.2重量%、99.3重量%、99.4重量%、99.5重量%、99.6重量%、99.7重量%、99.8重量%、又は99.9重量%であり得る。

0173

気道にペプチド又はその塩を投与するためにエアロゾルが使用され得る。吸入又はガス注入による投与のために、組成物は、乾燥粉末、例えば、治療薬とラクトース又はデンプンなどの適切な粉末基剤との粉末混合物の形態をとってもよい。治療薬はまた、エアロゾル又は吸入形態での投与時に水溶液において投与され得る。吸入可能な製剤は、吸入可能な呼吸器製剤であり得る。故に、他のエアロゾル医薬製剤は、例えば、約0.001mg/ml〜約100mg/ml、例えば0.1〜100mg/ml、0.5〜50mg/ml、0.5〜20mg/ml、0.5〜10mg/ml、0.5〜5mg/ml、又は1〜5mg/mlの、処置される指標又は疾患に特異的なペプチドの1つ以上を含む、生理的に許容可能な緩衝生理食塩水を含み得る。

0174

幾つかの例において、本明細書に記載される医薬製剤は、上述のようなペプチド又はその塩、及び賦形剤、希釈剤、又は担体の少なくとも1つを含み得る。幾つかの例において、医薬製剤は、
(a)以下:
(i)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(ii)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;
(iii)Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;
(iv)Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;
(v)Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(vi)Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;
(vii)Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg−Trp−Trp−Arg−Arg;
(viii)Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(ix)Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg;
(x)Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;
(xi)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Arg;又は
(xii)Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Val−Arg−Arg−Val−Arg−Arg−Val−Trp−Arg−Arg−Val−Val−Arg−Val−Val−Arg−Arg−Trp−Arg−Val−Valの配列のポリペプチドに対し約70%〜約100%の相同性を含むペプチド又はその塩;及び
(b)賦形剤、希釈剤、又は担体の少なくとも1つ
を含み得る。

0175

幾つかの例において、本明細書に記載される製剤は、一般式[AA1−AA2−AA3−AA4−AA5−AA6−AA7]nのペプチドを含み得る。幾つかの例において、製剤は、上述のような式A、式B、式C、式D、式E、式F、式G、式H、式I、式J、式K、式L、式M、又は式Nのペプチド又はその塩を含み得る。

0176

幾つかの特異的な実施形態において、本明細書に記載される製剤は、表1に列挙されるSEQID NO:1〜SEQ ID NO:13の何れか1つを含み得る。

0177

本明細書に記載される製剤は、SEQID NO:1、SEQ ID NO:2、SEQ ID NO:3、SEQ ID NO:4、SEQ ID NO:5、SEQ ID NO:6、SEQ ID NO:7、SEQ ID NO:8、SEQ ID NO:9、SEQ ID NO:10、SEQ ID NO:11、SEQ ID NO:12、又はSEQ ID NO:13のペプチドに対して、約60%〜約70%、約60%〜約80%、約60%〜約90%、約60%〜約91%、約60%〜約95%、又は約60%〜約100%の相同性を持つペプチドを含み得る。本明細書に記載される製剤は、SEQ ID NO:1、SEQ ID NO:2、SEQ ID NO:3、SEQ ID NO:4、SEQ ID NO:5、SEQ ID NO:6、SEQ ID NO:7、SEQ ID NO:8、SEQ ID NO:9、SEQ ID NO:10、SEQ ID NO:11、SEQ ID NO:12、SEQ ID NO:13のペプチドに対して約60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、又は100%の相同性を持つペプチドを含み得る。

0178

場合によっては、本明細書に記載される製剤は、単位投薬形態であり得る。幾つかの例において、医薬製剤中のペプチドは、3つ以上の隣接するアルギニン又はリジンの残基を含まない場合がある。幾つかの例において、医薬製剤中のペプチド又はその塩は環状ペプチドでない場合がある。幾つかの例において、医薬製剤中のペプチド又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つ細菌に対する抗菌活性を示すことができる。幾つかの例において、医薬製剤中のペプチド又はその塩は、インビトロで約0.1μg/mL〜約100μg/mLにおよぶ最小阻止濃度を持つウイルスに対する抗ウイルス活性を示すことができる。幾つかの例において、医薬製剤中のペプチド又はその塩は、インビトロで約0.01μM〜約100μMのLD50を持つ腫瘍細胞に対する抗主要活性を示すことができる。

0179

幾つかの例において、医薬製剤は凍結乾燥され得る。幾つかの典型的な実施形態において、医薬製剤は、10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、又は90%の相対湿度、約2℃〜約30℃、約2℃〜約29℃、約2℃〜約28℃、約2℃〜約27℃、約2℃〜約26℃、約2℃〜約25℃、約2℃〜約24℃、約2℃〜約23℃、約2℃〜約22℃、約2℃〜約21℃、約2℃〜約20℃、約2℃〜約19℃、約2℃〜約18℃、約2℃〜約17℃、約2℃〜約16℃、約2℃〜約15℃、約2℃〜約14℃、約2℃〜約13℃、約2℃〜約12℃、約2℃〜約11℃、約2℃〜約10℃、約2℃〜約9℃、約2℃〜約8℃、約2℃〜約7℃、約2℃〜約6℃、約2℃〜約5℃、約2℃〜約4℃、又は約2℃〜約3℃の温度で、密閉容器に保管されると、少なくとも約1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月、7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月、10ヶ月、11ヶ月、1年、2年、3年、4年、又は5年にわたり安定し得る。安定性は、一定時間後に残るペプチドの量によって判定され得る。幾つかの例において、少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は100%が、一定時間後に残る。場合によっては、残るペプチド、塩、又は代謝産物の量は、以下によって判定され得る:(a)1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、又は36インチの長さであり、且つシリカゲルを含み得る、サイズ排除カラムを備えたHPLC上にペプチド又はその塩のサンプルを載せること;及び(b)サイズ排除カラムから溶離させた少なくとも1つのサンプル上で質量分光法を実行すること。場合によっては、残るペプチド、塩、又は代謝産物の量は、HPLCクロマトグラフ曲線下面積(AUC)分析の実行により判定され得る。場合によっては、残るペプチド、塩、又は代謝産物の量は、質量スペクトルの曲線下面積(AUC)分析の実行により判定され得る。

0180

投薬/薬物動態
幾つかの例において、医薬製剤は、中に含まれるペプチド又はその塩の薬物動態/薬動力を最適化するために製剤され得る。

0181

場合によっては、本明細書に記載されるペプチド又はその塩、或いはペプチド又はその塩を含む医薬組成物は、約1mg〜約1000mg、約5mg〜約1000mg、約10mg〜約1000mg、約15mg〜約1000mg、約20mg〜約1000mg、約25mg〜約1000mg、約30mg〜約1000mg、約35mg〜約1000mg、約40mg〜約1000mg、約45mg〜約1000mg、約50mg〜約1000mg、約55mg〜約1000mg、約60mg〜約1000mg、約65mg〜約1000mg、約70mg〜約1000mg、約75mg〜約1000mg、約80mg〜約1000mg、約85mg〜約1000mg、約90mg〜約1000mg、約95mg〜約1000mg、約100mg〜約1000mg、約150mg〜約1000mg、約200mg〜約1000mg、約250mg〜約1000mg、約300mg〜約1000mg、約350mg〜約1000mg、約400mg〜約1000mg、約450mg〜約1000mg、約500mg〜約1000mg、約550mg〜約1000mg、約600mg〜約1000mg、約650mg〜約1000mg、約700mg〜約1000mg、約750mg〜約1000mg、約800mg〜約1000mg、約850mg〜約1000mg、約900mg〜約1000mg、又は約950mg〜約1000mgの投与量で投与され得る。

0182

場合によっては、本明細書に記載されるペプチド又はその塩、或いはペプチド又はその塩を含む医薬組成物は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、184、186、187、188、189、190、191、192、193、194、195、196、197、198、199、200、210、220、230、240、250、260、270、280、290、300、310、320、330、340、350、360、370、380、390、400、410、420、430、440、450、460、470、480、490、500、510、520、530、540、550、560、570、580、590、600、610、620、630、640、650、660、670、680、690、700、710、720、730、740、750、760、770、780、790、800、810、820、830、840、850、860、870、880、890、900、910、920、930、940、950、960、970、980、990、又は1000mgの投与量で投与され得る。

0183

場合によっては、本明細書に記載されるペプチド又はその塩、或いはペプチド又はその塩を含む医薬組成物は、約1分〜約1、2、3、4、5、6、7、8、10、又はそれ以上の時間までの期間後、約0.5ng/mL〜約10μg/mL、約1ng/mL〜約10μg/mL、約5ng/mL〜約10μg/mL、約10ng/mL〜約10μg/mL、約15ng/mL〜約10μg/mL、約20ng/mL〜約10μg/mL、約25ng/mL〜約10μg/mL、約30ng/mL〜約10μg/mL、約35ng/mL〜約10μg/mL、約40ng/mL〜約10μg/mL、約45ng/mL〜約10μg/mL、約50ng/mL〜約10μg/mL、約55ng/mL〜約10μg/mL、約60ng/mL〜約10μg/mL、約65ng/mL〜約10μg/mL、約70ng/mL〜約10μg/mL、約75ng/mL〜約10μg/mL、約80ng/mL〜約10μg/mL、約85ng/mL〜約10μg/mL、約90ng/mL〜約10μg/mL、約95ng/mL〜約10μg/mL、約100ng/mL〜約10μg/mL、約200ng/mL〜約10μg/mL、約300ng/mL〜約10μg/mL、約400ng/mL〜約10μg/mL、約500ng/mL〜約10μg/mL、約600ng/mL〜約10μg/mL、約700ng/mL〜約10μg/mL、約800ng/mL〜約10μg/mL、約900ng/mL〜約10μg/mL、又は約1μg/mL〜約10μg/mLのペプチド、その代謝産物、又は塩の血漿中濃度を提供するために投与され得る。

0184

場合によっては、本明細書に記載されるペプチド又はその塩、或いはペプチド又はその塩を含む医薬組成物は、約1分〜約1、2、3、4、5、6、7、8、10、又はそれ以上の時間までの期間後、約200ng/mL、195ng/mL、190ng/mL、185ng/mL、180ng/mL、175ng/mL、170ng/mL、165ng/mL、160ng/mL、155ng/mL、150ng/mL、145ng/mL、140ng/mL、135ng/mL、130ng/mL、125ng/mL、120ng/mL、115ng/mL、110ng/mL、105ng/mL、100ng/mL、95ng/mL、90ng/mL、85ng/mL、80ng/mL、75ng/mL、70ng/mL、65ng/mL、60ng/mL、55ng/mL、50ng/mL、45ng/mL、40ng/mL、35ng/mL、30ng/mL、25ng/mL、20ng/mL、15ng/mL、10ng/mL、又は5ng/mLのペプチド、その代謝産物、又は塩の血漿中濃度を提供するために投与され得る。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 旭化成株式会社の「 セルロース粉末」が 公開されました。( 2021/01/07)

    【課題・解決手段】本発明は、セルロースと多糖類からなるセルロース複合体であって、前記セルロース複合体の0.1質量%水分散体を遠心分離処理して得られる沈殿物のX線小角散乱(SAXS)解析によるブラッグス... 詳細

  • 株式会社M.R.D.の「 認知症における認知機能改善用組成物」が 公開されました。( 2021/01/07)

    【課題・解決手段】本発明は、サンゴカルシウム、けい皮酸誘導体化合物、およびニコチンアミド誘導体を含有する脳機能改善用組成物に関する。... 詳細

  • 株式会社KORTUCの「 過酸化水素溶液に適したシリンジ及びキット」が 公開されました。( 2021/01/07)

    【課題】過酸化水素の分解を抑制するシリンジを提供する。【解決手段】過酸化水素溶液がプレフィルドされた過酸化水素溶液用シリンジ1であって、上記シリンジと上記過酸化水素溶液とが直接接触する部分のシリンジ材... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ