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技術 入退場管理装置、入退場管理方法、及び入退場管理システム

出願人 東芝エレベータ株式会社
発明者 堀越隆晴
出願日 2019年5月23日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2019-096936
公開日 2020年11月26日 (5ヶ月経過) 公開番号 2020-191001
状態 特許登録済
技術分野 タイムレコーダ、ドライブレコーダ、入出管理
主要キーワード 運行処理 割り当て制限 荷重検知装置 変更予告 混雑時間帯 退場者数 ゲート制御装置 建物内外
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

混雑時において退場者がスムースゲートを通過することを可能にすること。

解決手段

実施形態の入退場管理装置300は、入退場に関する情報を表示する表示部21を有し、出入り口に設置される複数のゲートからの入場者の数と、エレベータ10の利用者のうち複数のゲートから退場することが見込まれる退場者の数とから、複数のゲートにおける入退場者比率を算出し、入退場者の比率に基づき複数のゲートの表示部21における入退場に関する情報の表示の割り当て数を決定する演算部303を備える。

概要

背景

例えば、特許文献1の技術では、エレベータでの混雑緩和するため、荷重検知装置の出力に基づいて混雑する運転状況が検知された時には、満員通過運転を行う。

また、エレベータの乗り場の混雑を緩和するため、建物等の出入り口ゲートを設置して、ゲートから入場した人を行先階ごとに振り分けてエレベータへと案内する行先階制御システム(DCS:Destination Control System)が知られている。

例えば、特許文献2の技術では、セキュリティゲートにて利用者の認証を行った後、その利用者が、かご割り当て前にセキュリティゲートから退出した場合には、かご割り当て要求中止する。

概要

混雑時において退場者がスムースにゲートを通過することを可能にすること。実施形態の入退場管理装置300は、入退場に関する情報を表示する表示部21を有し、出入り口に設置される複数のゲートからの入場者の数と、エレベータ10の利用者のうち複数のゲートから退場することが見込まれる退場者の数とから、複数のゲートにおける入退場者比率を算出し、入退場者の比率に基づき複数のゲートの表示部21における入退場に関する情報の表示の割り当て数を決定する演算部303を備える。

目的

本実施形態が解決しようとする課題は、混雑時において退場者がスムースにゲートを通過することができる入退場管理装置、入退場管理方法、及び入退場管理システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

退場に関する情報を表示する表示部を有し、出入り口に設置される複数のゲートからの入場者の数と、エレベータ利用者のうち前記複数のゲートから退場することが見込まれる退場者の数とから、前記複数のゲートにおける入退場者比率を算出し、前記入退場者の比率に基づき前記複数のゲートの前記表示部における入退場に関する情報の表示の割り当て数を決定する演算部を備える、入退場管理装置

請求項2

前記演算部は、前記入場者の数として、前記複数のゲートの入場者用カードリーダによるカード情報読み取り数を用い、前記退場者の数として、前記エレベータの乗り場に設置された行先階登録装置における前記複数のゲートの設置階を行先階とする登録数を用いる、請求項1に記載の入退場管理装置。

請求項3

前記表示部における入退場に関する情報の表示の割り当てを入場表示から退場表示へと変更する場合には、行先階登録装置において前記複数のゲートの設置階を行先階とする登録があった時に前記表示部の表示の点滅が開始され、前記複数のゲートの設置階に前記エレベータの乗りかご到着して戸開した時に前記表示部の表示が退場表示へと変更される、請求項2に記載の入退場管理装置。

請求項4

前記出入り口における時間帯ごと退場者数予測情報を記憶する記憶部を備え、前記演算部は、前記表示部における入退場に関する情報の表示の割り当て数を決定するときに前記退場者数予測情報を参照し、予測される退場者数が所定の閾値を超える場合には、前記表示部における入退場に関する情報の表示の割り当てを制限する、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の入退場管理装置。

請求項5

入退場に関する情報を表示する表示部を有し、出入り口に設置される複数のゲートからの入場者の数を取得するステップと、エレベータの利用者のうち前記複数のゲートから退場することが見込まれる退場者の数を取得するステップと、前記入場者の数および前記退場者の数から前記複数のゲートにおける入退場者の比率を算出し、前記入退場者の比率に基づき前記複数のゲートの前記表示部における入退場に関する情報の表示の割り当て数を決定するステップと、前記決定にしたがって前記表示部の表示を変更させる命令を出力するステップと、を含む、入退場管理方法

請求項6

入退場に関する情報を表示する表示部を有し、出入り口に設置される複数のゲートを制御するゲート制御装置と、前記複数のゲートの設置階を含む各階を昇降するエレベータを制御するエレベータ制御装置と、前記複数のゲートにおける入退場を管理する入退場管理装置と、を備え、前記ゲート制御装置は、前記複数のゲートからの入場者の数をカウントし、前記エレベータ制御装置は、前記エレベータの利用者のうち前記複数のゲートから退場することが見込まれる退場者の数をカウントし、前記入退場管理装置は、前記ゲート制御装置から前記入場者の数を取得するゲート情報取得部と、前記エレベータ制御装置から前記退場者の数を取得するエレベータ情報取得部と、前記入場者の数および前記退場者の数から前記複数のゲートにおける入退場者の比率を算出し、前記入退場者の比率に基づき前記複数のゲートの前記表示部における入退場に関する情報の表示の割り当て数を決定する演算部と、前記決定にしたがって前記表示部の表示を変更させる命令を出力する出力部と、を備える、入退場管理システム

技術分野

0001

本発明の実施形態は、入退場管理装置入退場管理方法、及び入退場管理システムに関する。

背景技術

0002

例えば、特許文献1の技術では、エレベータでの混雑緩和するため、荷重検知装置の出力に基づいて混雑する運転状況が検知された時には、満員通過運転を行う。

0003

また、エレベータの乗り場の混雑を緩和するため、建物等の出入り口ゲートを設置して、ゲートから入場した人を行先階ごとに振り分けてエレベータへと案内する行先階制御システム(DCS:Destination Control System)が知られている。

0004

例えば、特許文献2の技術では、セキュリティゲートにて利用者の認証を行った後、その利用者が、かご割り当て前にセキュリティゲートから退出した場合には、かご割り当て要求中止する。

先行技術

0005

特開昭61−155173号公報
特開2016−84195号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、例えば、出入り口のゲートに向かう退場者による混雑が生じる場合があり得る。上記の行先階制御システム等は、入場者の混雑を回避するためのものであって、このような場合について考慮されてなく、退場者による混雑が生じた場合に対応することができない。このため、退場者がゲートを通過することが困難となってしまう場合がある。

0007

本実施形態が解決しようとする課題は、混雑時において退場者がスムースにゲートを通過することができる入退場管理装置、入退場管理方法、及び入退場管理システムを提供することである。

課題を解決するための手段

0008

実施形態の入退場管理装置は、入退場に関する情報を表示する表示部を有し、出入り口に設置される複数のゲートからの入場者の数と、エレベータの利用者のうち前記複数のゲートから退場することが見込まれる退場者の数とから、前記複数のゲートにおける入退場者比率を算出し、前記入退場者の比率に基づき前記複数のゲートの前記表示部における入退場に関する情報の表示の割り当て数を決定する演算部を備える。

図面の簡単な説明

0009

図1は、実施形態1にかかる入退場管理システムの構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態1にかかるフラッパゲートにおける表示部の表示の一例を示す模式図である。
図3は、実施形態1にかかる入退場管理装置による入退場管理処理の手順の一例を示すフロー図である。
図4は、実施形態1の変形例にかかるエレベータ制御装置によるエレベータの運行処理の手順の一例を示すフロー図にしたがうゲート制御装置表示処理の手順の一例を示す図である。
図5は、実施形態2にかかる入退場管理システムの構成の一例を示す図である。
図6は、実施形態2にかかる入退場管理装置による入退場管理処理の手順の一例を示すフロー図である。
図7は、実施形態2にかかる入退場管理装置による表示の割り当て制限処理の手順の一例を示すフロー図である。

実施例

0010

以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により、本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。

0011

[実施形態1]
以下、図面を参照して実施形態1について詳細に説明する。

0012

(入退場管理システムの構成例)
図1は、実施形態1にかかる入退場管理システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、入退場管理システム1は、エレベータ制御装置120、ゲート制御装置220、及び入退場管理装置300を備える。エレベータ制御装置120、ゲート制御装置220、及び入退場管理装置300は相互に情報の授受が可能に接続されている。

0013

ゲート制御装置220はフラッパゲート20a〜20dを制御する。ゲート制御装置220は、入退場者数カウント部221及び表示制御部222を備える。

0014

フラッパゲート20a〜20dは例えば建物の出入り口等に設置されている。なお、フラッパゲート20a〜20dの設置数は、図1の例に限られず、複数設置されていればよい。また、これらのフラッパゲート20a〜20dを特に区別しないときには、単にフラッパゲート20と記載することがある。

0015

フラッパゲート20は、フラッパゲート20を通過して建物内に入場する入場者用のカードリーダ22enと、フラッパゲート20のカードリーダ22enと対向する位置に、建物内から退場する退場者用のカードリーダ22exとを備える。カードリーダ22en,22exは、入退場者が保有する磁気カードやIC(IntegratedCircuit)カードの情報を読み取る。読み取られた情報は、磁気カードやICカード保有者が建物に対する入退場が許可された者であるか否かを判定するのに用いられる。建物に対する入退場が許可された者でない場合には、フラッパゲート20のフラッパが作動して、その者の入退場を阻止する。

0016

フラッパゲート20は、そのフラッパゲート20が入場用であるか退場用であるかを示す入退場表示を表示する表示部21を備える。そして、表示部21に「入場用」の表示がなされたフラッパゲート20は入場用ゲートとして機能し、「退場用」の表示がなされたフラッパゲート20は退場用ゲートとして機能する。

0017

表示部21は、フラッパゲート20の建物内外に面する両面に設けられており、フラッパゲート20を通過する入退場者が視認できるようになっている。入退場者は、「入場用」「退場用」などの表示を確認して、適正なフラッパゲート20を選択して通過することができる。

0018

ゲート制御装置220の入退場者数カウント部221は、カードリーダ22en,22exによる情報の読み取り数を取得して、入場者数および退場者数カウントする。つまり、カードリーダ22enに磁気カードやICカードなどがかざされて1回情報が読み取られると、入場者数1とカウントする。また、カードリーダ22exに磁気カードやICカードなどがかざされて1回情報が読み取られると、退場者数1とカウントする。

0019

ゲート制御装置220の表示制御部222は表示部21における表示を制御する。具体的には、後述する入退場管理装置300からの命令にしたがい、所定の表示部21に「入場用」「退場用」などの所定の表示をさせる。

0020

エレベータ制御装置120はエレベータ10を制御する。エレベータ制御装置120は、運行制御部121及び利用者数カウント部122を備える。

0021

エレベータ10は、フラッパゲート20の設置階も含め、例えば建物内の各階に乗り場11、行先階登録装置12、及び各階の乗り場11に着床する乗りかご(不図示)を備える。行先階登録装置12は、その階の乗り場11にいるエレベータ10の利用者による行先階の登録受け付ける。

0022

運行制御部121は、エレベータ10の乗りかご等の各種動作を制御する。例えば、運行制御部121は、所定階の利用者による乗り場呼びが検出されると、つまり、行先階登録装置12を介した行先階の登録がなされると、その階へ乗りかごを運行させる。また、運行制御部121は、登録された行先階へと乗りかごを運行させる。

0023

利用者数カウント部122は、エレベータ10を利用して、フラッパゲート20の設置階以外の階からフラッパゲート20の設置階へと向かう利用者数をカウントする。すなわち、利用者数カウント部122は、行先階登録装置12がフラッパゲート20の設置階を行先階とする登録を1回受け付けると、利用者数1とカウントする。

0024

入退場管理装置300は、フラッパゲート20における入退場を管理する。入退場管理装置300は、ゲート情報取得部301、エレベータ情報取得部302、演算部303、及び出力部304を備える。

0025

ゲート情報取得部301は、その時々のフラッパゲート20における入場者数等、フラッパゲート20に関する各種情報をゲート制御装置220から取得する。

0026

エレベータ情報取得部302は、その時々のフラッパゲート20の設置階へと向かう利用者数等、エレベータ10に関する各種情報をエレベータ制御装置120から取得する。

0027

演算部303は、ゲート情報取得部301が取得した入場者数およびエレベータ情報取得部302が取得した利用者数から、フラッパゲート20における入退場者の比率を算出する。このとき、演算部303は、ゲート情報取得部301が取得した入場者数をそのまま入場者数として上記演算を行う。また、演算部303は、エレベータ情報取得部302が取得した利用者数を間もなく建物内から退場することが予測される退場者数として上記演算を行う。

0028

また、演算部303は、算出した入退場者の比率に基づき、複数のフラッパゲート20の表示部21における入退場に関する情報の表示の割り当て数を決定する。つまり、演算部303は、入場者数の比率が高ければ「入場用」を表示する表示部21の数を増やし、退場者数の比率が高ければ「退場用」を表示する表示部21の数を増やす。

0029

また、演算部303は、表示部21における入退場に関する情報の表示の割り当て数の決定にしたがって表示部21の表示を変更させる命令を生成する。ただし、この表示変更命令は、演算部303の決定に基づき出力部304が生成してもよい。

0030

出力部304は、生成された表示変更命令をゲート制御装置220へと出力する。上述のように、ゲート制御装置220の表示制御部222はこの命令を受け取って、これにしたがい各々のフラッパゲート20の表示部21の表示を変更させる。つまり、入退場に関する情報の表示の割り当て数に応じて、入場用ゲートとして機能するフラッパゲート20の数、及び退場用ゲートとして機能するフラッパゲート20の数が変化する。

0031

図2は、実施形態1にかかるフラッパゲート20における表示部21の表示の一例を示す模式図である。

0032

図2(a)に示すように、各々のフラッパゲート20a〜20dが有する表示部21のうち、フラッパゲート20a〜20cの表示部21には「入場用」の表示がなされ、フラッパゲート20dの表示部21には「退場用」の表示がなされている。このように、入場者の数が退場者の数より多いと予測されるときには、演算部303は「入場用」表示の割り当てを「退場用」表示よりも増やす決定をする。

0033

図2(b)に示すように、「入場用」の表示がされていたフラッパゲート20a〜20cの表示部21のうち、フラッパゲート20cの表示部21に「退場用」の表示がなされている。このように、退場者の数が増加すると予測されるときには、演算部303は「退場用」の表示の割り当てを増やす決定をする。

0034

(入退場管理装置による入退場管理処理の例)
次に、図3を用いて、実施形態1の入退場管理装置300による入退場管理処理の例について説明する。図3は、実施形態1にかかる入退場管理装置300による入退場管理処理の手順の一例を示すフロー図である。

0035

図3に示すように、入退場管理装置300のゲート情報取得部301は、複数のフラッパゲート20からの入場者の数をゲート制御装置220の入退場者数カウント部221から取得する(ステップS101)。エレベータ情報取得部302は、フラッパゲート20の設置階へと向かうエレベータ10の利用者の数をエレベータ制御装置110の利用者数カウント部122から取得する(ステップS102)。

0036

演算部303は、フラッパゲート20における入退場者の比率を算出する(ステップS103)。このとき、演算部303は、ゲート情報取得部301が取得した入場者の数をフラッパゲート20における入場者数として利用し、エレベータ情報取得部302が取得したエレベータ10の利用者の数をフラッパゲート20における退場者数として利用する。

0037

演算部303は、フラッパゲート20における入退場者の比率に基づき、フラッパゲート20の表示部21における入退場に関する情報の表示の割り当て数を決定する(S104)。また、演算部303は、決定した表示部21の割り当て数にしたがう表示を表示部21にさせる命令を生成する。ただし、かかる命令は出力部304が生成してもよい。

0038

出力部304は、上記命令をゲート制御装置220へと出力する。

0039

以上により、実施形態1の入退場管理装置300による入退場管理処理が終了する。その後、上記命令を受信したゲート制御装置220の表示制御部222は、入退場表示の割り当て数に基づき、各々の表示部21の表示を変更する。

0040

実施形態1の入退場管理装置300によれば、フラッパゲート20における入退場者数の比率に基づき表示部21における入退場表示の割り当て数を決定する。これにより、フラッパゲート20における混雑を抑制することができ、また、混雑時であっても退場者がスムースにフラッパゲート20を通過することができる。

0041

実施形態1の入退場管理装置300によれば、フラッパゲート20の設置階へと向かうエレベータ10の利用者数をフラッパゲート20から間もなく退場する退場者とみなし、フラッパゲート20における入退場者数の比率を算出する。予測される退場者数の増加に先駆けてフラッパゲート20の表示部21に適正な割り当ての表示をさせることができ、混雑を緩和することができる。

0042

実施形態1の入退場管理装置300によれば、フラッパゲート20の入退場者の増減とエレベータ10の利用者の増減とには相関があることから、ゲート制御装置220にエレベータ制御装置120を連動させている。これにより、表示部21における入退場表示の割り当てを適正に行うことができる。

0043

(変形例)
次に、図4を用いて、実施形態1の変形例の入退場管理システムについて説明する。変形例の入退場管理システムは、表示部の表示変更の際に予告表示を行う点が上述の実施形態1とは異なる。

0044

図4は、実施形態1の変形例にかかるエレベータ制御装置によるエレベータの運行処理の手順の一例を示すフロー図にしたがうゲート制御装置の表示処理の手順の一例である。

0045

図4に示すように、変形例のエレベータ制御装置の運行制御部は、行先階登録装置12を介してフラッパゲートの設置階を行先階とする登録の受け付けを検出する(ステップS111)。運行制御部は、かかる乗り場呼びに応じて、乗り場呼び階、つまり、行先階登録装置12による登録があった階へと乗りかごを走行させ、乗り場呼び階への乗りかごの到着を検出する(ステップS112)。運行制御部は、乗りかごの乗り場呼び階への到着後、乗りかごを登録された行先階であるフラッパゲートの設置階へと走行させ、設置階への乗りかごの到着を検出する(ステップS113)。運行制御部は、乗りかごのフラッパゲートの設置階への到着後、設置階におけるエレベータ10の戸開を検出する(ステップS114)。

0046

変形例の入退場管理装置は、各ステップS111〜S115のうち、所定の処理が実行されると、それをゲート制御装置へと伝達する。具体的には、フラッパゲートの設置階を行先階とする登録の受け付けが検出されると(ステップS111)、入退場管理装置のエレベータ情報取得部がそれを取得し、出力部がゲート制御装置へとそれを出力する。また、フラッパゲートの設置階への乗りかごの到着が検出されると(ステップS113)、エレベータ情報取得部がそれを取得し、出力部がゲート制御装置へとそれを出力する。また、フラッパゲートの設置階におけるエレベータ10の戸開が検出されると(ステップS114)、エレベータ情報取得部がそれを取得し、出力部がゲート制御装置へとそれを出力する。

0047

変形例のゲート制御装置は、各ステップS111,S113,S114の実行が伝達されると、それをトリガに表示部に各種表示をさせる。具体的には、フラッパゲートの設置階を行先階とする登録の受け付けが検出されたタイミングで(ステップS111)、表示制御部は、「入場用」を表示している表示部のうち「退場用」の表示に割り当てを変更予定の表示部において、「入場用」表示の点滅を開始させる。表示制御部は、フラッパゲートの設置階への乗りかごの到着が検出されるまで(ステップS113)、表示部による表示の点滅を継続させる。フラッパゲートの設置階への乗りかごの到着が検出されたタイミングで(ステップS113)、表示制御部は表示部による表示の点滅を停止させる。フラッパゲートの設置階におけるエレベータ10の戸開が検出されたタイミングで(ステップS114)、表示制御部は、表示部の表示を「入場用」から「退場用」へと変更させる。

0048

変形例の入退場管理システムによれば、表示部の表示をいきなり変更するのではなく、変更予告を示す点滅表示をする。これにより、入場者がフラッパゲートを通過しようとする直前に表示部の表示が変更されてしまうことを抑制することができる。

0049

[実施形態2]
以下、図面を参照して実施形態2について詳細に説明する。実施形態2の入退場管理装置310は、建物の用途等に基づき、所定の時間帯における入退場表示の割り当てに制限を設ける点が上述の実施形態1とは異なる。

0050

(入退場管理システムの構成例)
図5は、実施形態2にかかる入退場管理システム2の構成の一例を示す図である。図5において、実施形態1と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。

0051

図5に示すように、入退場管理システム2は、エレベータ制御装置120、ゲート制御装置220、及び入退場管理装置310を備える。入退場管理装置310は、演算部303の代わりに演算部313を、そして、記憶部315を備える。

0052

記憶部315は、フラッパゲート20における時間帯ごとの退場者数予測情報を記憶する。フラッパゲート20が設置された建物の用途によって、時間帯ごとの退場者数の傾向は異なっている。例えば、建物が学校や事務所等であれば夕方以降の退場者が多く、建物が住宅等であれば方に退場者が多く、建物が病院商業施設等であれば常時、人の出入りがある。退場者数予測情報は、このような建物の用途に基づく時間帯ごとの退場者の予測数の情報を含む。

0053

演算部313は、上述の実施形態1の演算部303と同様、取得した入場者数およびエレベータ10の利用者数から、フラッパゲート20における入退場者の比率を算出する。また、演算部313は、上述の実施形態1の演算部303と同様、入退場者の比率に基づき、フラッパゲート20の表示部21における入退場に関する情報の表示の割り当て数を決定する。

0054

演算部313は、さらに、記憶部315が記憶する退場者数予測情報を参照し、その時間帯において予測される退場者数を取得する。また、演算部313は、その時間帯において予測される退場者数が所定の閾値を超える場合には、予測される退場者数に基づき、表示部21における入退場に関する情報の表示の割り当て数の算出を再度行って、それ以降、その時間帯が経過して上記予測退場者数が所定の閾値以下となるまで、表示部21における入退場に関する情報の表示の割り当てを制限する。つまり、表示部21に対し、入退場に関する情報の表示の更なる割り当てを行わない。

0055

このような入退場表示の割り当ての制限は、例えば、入退場者の比率に基づき決定した割り当て数にしたがう命令を生成しない、あるいは、出力部304にその命令を出力させないことで、行うことができる。

0056

(入退場管理装置による入退場管理処理の例)
図6は、実施形態2にかかる入退場管理装置310による入退場管理処理の手順の一例を示すフロー図である。図6のステップS201〜S204は、上述の実施形態1の図3のステップS101〜S104と同一の処理である。

0057

図6に示すように、入退場者比率に基づき表示部21における入退場表示の割り当て数を算出した後、演算部313は、記憶部315が記憶する退場者数予測情報を参照する(ステップS205)。演算部313は、その時間帯の予測退場者数が所定の閾値以下となっているか否かを判定する(ステップS206)。

0058

予測退場者数が閾値以下であれば(ステップS206:Yes)、出力部304は、演算部313が算出した割り当て数に基づき、表示部21における表示変更命令をゲート制御装置220へと出力する(ステップS208)。

0059

予測退場者数が閾値を超えている場合には(ステップS206:No)、演算部313は、表示部21にける表示の割り当てを制限する(ステップS207)。

0060

図7は、実施形態2にかかる入退場管理装置310による表示の割り当て制限処理の手順の一例を示すフロー図である。

0061

図7に示すように、予測退場者数が閾値を超えている場合には、演算部313は、その時間帯の予測退場者数に基づき表示部21の入退場表示の割り当て数を決定する(ステップS211)。

0062

出力部304は、予測退場者数に基づき決定された割り当て数にしたがい表示部21の表示を変更させる命令をゲート制御装置220に出力する(ステップS212)。

0063

その後、演算部313は、表示部21の表示を変更させる命令を制限する(ステップS213)。すなわち、予測退場者数に基づき決定された割り当てから表示部21の表示が変更されないよう命令の生成または出力を制限する。

0064

演算部313は、現在時刻がその時間帯内であるか否かを判定する(ステップS214)。現在時刻がその時間帯内である場合には(ステップS214:Yes)、表示部21の表示を変更させる命令の制限を継続する。

0065

現在時刻がその時間帯から外れた場合には(ステップS214:No)、表示部21における表示の割り当て制限処理を終了する。

0066

以上により、実施形態2の入退場管理装置310による入退場管理処理が終了する。

0067

実施形態2の入退場管理装置310によれば、予測退場者数が所定の閾値を超える時間帯においては、表示部21における入退場表示の割り当てを制限する。これにより、退場者の多い混雑時間帯等において、入退場表示が頻繁に変更されることを抑制することができる。

0068

なお、実施形態2の演算部313は、記憶部305が記憶する退場者予測情報に基づき、表示部21における入退場表示の割り当て制限を行うこととしたが、予測される入場者数および予測される退場者数の両方の情報を含む入退場者予測情報を記憶部が有していてもよい。その場合、演算部が予測入退場者数の両方の数値に基づき、表示部21における入退場表示の割り当て制限を行ってもよい。

0069

また、建物の用途等に基づき、演算部が自身で時間帯ごとの退場者数を予測してもよい。あるいは、演算部が時間帯ごとの入退場者数の両方を予測してもよい。

0070

また、上述の実施形態1,2では、乗り場11に設置された行先階登録装置12からの情報に基づき、フラッパゲート20の設置階へと向かう利用者を検出して退場者数としていたが、これに限られない。乗り場にカードリーダを設置して、カードリーダへの登録内容から退場者数を推測してもよい。または、乗り場や乗りかご内監視カメラ等の撮像装置を設置して、撮像装置からの撮像映像に基づき退場者数を推測してもよい。または、乗りかごに荷重検知装置を設置して、フラッパゲート設置階へと向かう乗りかご内の利用者数から退場者数を推測してもよい。

0071

また、上述の実施形態1,2では、フラッパゲート20a〜20dは建物の出入り口に設置されることとしたが、これに限られない。フラッパゲートは、建物内の所定階におけるエレベータの乗り場の出入り口や、建物内の所定の房室の出入り口等、例えば立ち入りが制限されるようなエリアの出入り口に設けられていてもよい。

0072

また、上述の実施形態1,2では、入退場管理装置300,310によってエレベータ制御装置120とゲート制御装置220とを連動させているが、これに限られない。エレベータ制御装置とゲート制御装置とは直接、情報のやり取りが可能に構成されていてもよい。この場合、例えば、ゲート制御装置に上記の入退場管理装置300,310の演算部303,313の機能を持たせることができる。

0073

[その他の実施形態]
上述の実施形態1,2等では、ゲート制御装置にエレベータ制御装置を連動させ、フラッパゲートにおける表示の適正化を図っている。しかし、エレベータ制御装置を他の制御機構等に連動させることも可能である。

0074

例えば、上述の実施形態1,2等では、演算部が間もなく建物内から退場する見込みの者の情報を取得する。このような演算部の機能を、建物等の出入り口のドアロック機構の制御に利用してもよい。このように、ドアロック機構にエレベータ制御装置を連動させることで、演算部により退場者情報が取得された場合には、退場者がスムースに退場できるようドアロック解除しておくことができる。

0075

また例えば、上述の実施形態1,2等では、各種情報に基づいて演算部が入退場者の比率を算出する。このような演算部の機能を、エスカレータ昇降機構の制御に利用してもよい。このように、エスカレータの昇降機構にエレベータ制御装置を連動させることで、演算部により算出された入退場者の比率に応じて、出入り口のある階へと向かうエスカレータ数を増減させることができる。

0076

以上のように、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

0077

1,2…入退場管理システム、10…エレベータ、11…乗り場、12…行先階登録装置、20…フラッパゲート、21…表示部、22en,22ex…カードリーダ、120…エレベータ制御装置、121…運行制御部、122…利用者数カウント部、220…ゲート制御装置、221…入退場者数カウント部、222…表示制御部、300,310…入退場管理装置、301…ゲート情報取得部、302…エレベータ情報取得部、303,313…演算部、304…出力部、315…記憶部。

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