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課題
解決手段
概要
背景
電飾用のワイヤーイルミネーションは、多数のLEDを備え、ワイヤー状に長く延ばされて、例えば屋外の構造物や街路樹等に巻き付けられた状態で使用される。
このワイヤーイルミネーションは、LEDと繋がったコードの一端に入力側コネクターを備えており、この入力側コネクターを、電力供給装置としてのコンバータの出力側コネクターに接続し、コンバータから電力の供給を受けてLEDを点灯させている。
電飾のために使用されるワイヤーイルミネーションの数は様々であり、複数のワイヤーイルミネーションを同時に点灯させる場合も多い。これに対し、電力供給装置としてのコンバータの出力ポートは1つであるため、複数のワイヤーイルミネーションを点灯させる場合には、複数のワイヤーイルミネーションを直列に接続しなければならず、ワイヤーイルミネーションの接続箇所が離れた場所に分散してしまい、ワイヤーイルミネーションの敷設および撤収の作業に手間がかかってしまう問題があった。
なお、ワイヤーイルミネーションの電力供給装置として使用可能なコンバータの一例が下記特許文献1に示されている。
ワイヤーイルミネーションについては特許文献2を参照されたい。
概要
並列接続させた複数のワイヤーイルミネーションに対して電力供給可能なコンバータを提供する。イルミネーション装置10において、コンバータ14は、入力側のDC電圧を所定のDC出力電圧に変換する、出力電圧の出力ポート42が複数備えられる電圧変換回路32と、電圧変換回路32が収納される筐体30と、ワイヤーイルミネーション12の入力側コネクター26に接続可能で、筐体30から引き出されて複数の出力ポート42にそれぞれ接続される出力側コネクター44と、を備えている。
目的
効果
実績
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この技術が所属する分野
(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成
請求項1
所定のDC出力電圧が入力される入力側コネクターを備え、複数のLEDが並列に連結されているワイヤーイルミネーション用のコンバータであって、入力側のDC電圧を前記所定のDC出力電圧に変換する電圧変換回路であって、該出力電圧の出力ポートが複数備えられる電圧変換回路と、該電圧変換回路が収納される筐体と、前記ワイヤーイルミネーションの入力側コネクターに接続可能な出力側コネクターであって、前記筐体から引き出されて前記複数の出力ポートにそれぞれ接続される出力側コネクターと、を備えてなるコンバータ。
請求項2
請求項3
前記防水性材料はシリコーンである、請求項2に記載のコンバータ。
請求項4
前記複数の出力側コネクターのそれぞれに保護キャップが取り付けられている、請求項1〜3のいずれかに記載のコンバータ。
請求項5
前記出力側コネクターは前記ワイヤーイルミネーションの入力側コネクターに連結されるコネクターヘッドと該コネクターヘッドと前記電圧変換回路を繋ぐコードとを備えてなり、前記複数の出力側コネクターの全てにおいて前記コードの長さが等しい、請求項1〜4のいずれかに記載のコンバータ。
請求項6
所定のDC出力電圧が入力される入力側コネクターを備え、複数のLEDが並列に連結されているワイヤーイルミネーションと、入力側のDC電圧を前記所定のDC出力電圧に変換する電圧変換回路であって、該出力電圧の出力ポートが複数備えられる電圧変換回路と、該電圧変換回路が収納される筐体と、前記ワイヤーイルミネーションの入力側コネクターに接続可能な出力側コネクターであって、前記筐体から引き出されて前記複数の出力ポートにそれぞれ接続される出力側コネクターと、を備えてなるコンバータと、一端が前記コンバータの出力側コネクターと接続可能で、他端が前記ワイヤーイルミネーションの入力側コネクターと接続可能な延長ケーブルと、を備え、複数の前記ワイヤーイルミネーションが並列に接続され、少なくとも1つの前記ワイヤーイルミネーションが前記延長ケーブルを介して前記コンバータに接続されている、イルミネーション装置。
技術分野
0001
本発明は、複数のワイヤーイルミネーションに対して電力供給を行なうのに好適なコンバータおよびこれを用いたイルミネーション装置に関する。
背景技術
0002
電飾用のワイヤーイルミネーションは、多数のLEDを備え、ワイヤー状に長く延ばされて、例えば屋外の構造物や街路樹等に巻き付けられた状態で使用される。
このワイヤーイルミネーションは、LEDと繋がったコードの一端に入力側コネクターを備えており、この入力側コネクターを、電力供給装置としてのコンバータの出力側コネクターに接続し、コンバータから電力の供給を受けてLEDを点灯させている。
0003
電飾のために使用されるワイヤーイルミネーションの数は様々であり、複数のワイヤーイルミネーションを同時に点灯させる場合も多い。これに対し、電力供給装置としてのコンバータの出力ポートは1つであるため、複数のワイヤーイルミネーションを点灯させる場合には、複数のワイヤーイルミネーションを直列に接続しなければならず、ワイヤーイルミネーションの接続箇所が離れた場所に分散してしまい、ワイヤーイルミネーションの敷設および撤収の作業に手間がかかってしまう問題があった。
なお、ワイヤーイルミネーションの電力供給装置として使用可能なコンバータの一例が下記特許文献1に示されている。
ワイヤーイルミネーションについては特許文献2を参照されたい。
先行技術
0004
特開2018−18648号公報
特許5671502号公報
発明が解決しようとする課題
0005
本発明は以上のような事情を背景とし、並列接続させた複数のワイヤーイルミネーションに対して電力供給可能なコンバータおよびこれを用いたイルミネーション装置を提供することを目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段
0006
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本発明に想到した。
この発明の第1の局面は次のように規定される。即ち、
所定のDC出力電圧が入力される入力側コネクターを備え、複数のLEDが並列に連結されているワイヤーイルミネーション用のコンバータであって、
入力側のDC電圧を前記所定のDC出力電圧に変換する電圧変換回路であって、該出力電圧の出力ポートが複数備えられる電圧変換回路と、
該電圧変換回路が収納される筐体と、
前記ワイヤーイルミネーションの入力側コネクターに接続可能な出力側コネクターであって、前記筐体から引き出されて前記複数の出力ポートにそれぞれ接続される出力側コネクターと、
を備えてなるコンバータ。
0007
このように規定される第1の局面のコンバータによれば、出力ポートを介して所定のDC出力電圧が出力される出力側コネクターが複数設けられているため、並列に接続された複数のワイヤーイルミネーションのそれぞれに対して電力供給することができる。この際、各ワイヤーイルミネーションとコンバータとの接続箇所を一箇所にまとめることが可能となり、ワイヤーイルミネーションの敷設時および撤収時の作業性を向上させることができる。
上記において、電圧変換回路に備えられる出力ポートの数はその用途等に応じて任意に設計できる。例えば、1本の街路樹のイルミネーションを1つのコンバータに担当させようとしたとき、電圧変換回路には3〜15程度の出力ポートを備えさせることが好ましい。出力ポートが3未満であると、1本の街路樹をイルミネーションすることに要するワイヤーイルミネーションの数が不足するおそれがある。出力ポートが15を超えると、電圧変換回路にかかる負荷が大きくなるので、それぞれ好ましくない。
なお、電圧変換回路に入力される電圧及びこの各出力ポートから出力される電圧もその用途に応じて任意に選択できることは言うまでもない。
0008
この発明の第2の局面は次のように規定される。即ち、
第1の局面で規定のコンバータにおいて、前記筐体は防水性材料で充填されている。
このように規定される第2の局面のコンバータは、屋外で使用される場合であっても、筐体内部への水の進入を良好に防止することができる。
0009
この発明の第3の局面は次のように規定される。即ち、
第2の局面に規定のコンバータにおいて、前記防水性材料はシリコーンである。
0010
この発明の第4の局面は次のように規定される。即ち、
第1から第3の局面に規定のコンバータにおいて、前記複数の出力側コネクターのそれぞれに保護キャップが取り付けられている。
このようにすれば、複数の出力側コネクターのなかに、ワイヤーイルミネーションと接続されない出力側コネクターがあっても、かかる出力側コネクターは保護キャップにより密閉状態が維持され、出力側コネクター内部への水の進入を良好に防止することができる。
0011
この発明の第5の局面は次のように規定される。即ち、
第1から第4の局面に規定のコンバータにおいて、前記出力側コネクターは前記ワイヤーイルミネーションの入力側コネクターに連結されるコネクターヘッドと該コネクターヘッドと前記電圧変換回路を繋ぐコードとを備えてなり、前記複数の出力側コネクターの全てにおいて前記コードの長さが等しい。
このようにすれば、コンバータの、複数ある出力側コネクターのコネクターヘッドの位置が揃えられ、複数あるワイヤーイルミネーションとコンバータとの接続箇所をコンパクトにまとめることができる。
0012
この発明の第6の局面は次のように規定される。即ち、
所定のDC出力電圧が入力される入力側コネクターを備え、複数のLEDが並列に連結されているワイヤーイルミネーションと、
入力側のDC電圧を前記所定のDC出力電圧に変換する電圧変換回路であって、該出力電圧の出力ポートが複数備えられる電圧変換回路と、該電圧変換回路が収納される筐体と、前記ワイヤーイルミネーションの入力側コネクターに接続可能な出力側コネクターであって、前記筐体から引き出されて前記複数の出力ポートにそれぞれ接続される出力側コネクターと、を備えてなるコンバータと、
一端が前記コンバータの出力側コネクターと接続可能で、他端が前記ワイヤーイルミネーションの入力側コネクターと接続可能な延長ケーブルと、
を備え、
複数の前記ワイヤーイルミネーションが並列に接続され、
少なくとも1つの前記ワイヤーイルミネーションが前記延長ケーブルを介して前記コンバータに接続されている、イルミネーション装置。
0013
このように規定される第6の局面のイルミネーション装置によれば、各ワイヤーイルミネーションとコンバータとの接続箇所を一箇所にまとめることが可能となり、ワイヤーイルミネーションの敷設時および撤収時の作業性を向上させることができる。また、コンバータから離れた位置に設置されるワイヤーイルミネーションに対しても、延長ケーブルを介して電力供給を行うことができる。
図面の簡単な説明
0014
図1は本発明の一実施形態のコンバータを含むイルミネーション装置の概略構成を示した図である。
図2は図1のイルミネーション装置の回路構成図である。
図3の(A)は図1のコンバータを単体で示した平面図である。(B)は(A)におけるBB矢視線での側面図である。(C)は(A)におけるCC矢視線での断面図である。
図4は図3のコンバータの斜視図である。
図5はこの発明の実施の形態の変形態様を示した図である。
実施例
0015
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態に係るコンバータおよびこれを用いたイルミネーション装置について説明する。図1は、本実施形態に係るコンバータを用いたイルミネーション装置の概略構成を示した図である。図2は、イルミネーション装置の回路構成図である。
0016
図1に示すように、イルミネーション装置10は、複数のワイヤーイルミネーション12と、ワイヤーイルミネーション12に電力を供給するコンバータ14と、を備えている。
0017
ワイヤーイルミネーション12は、所定長さを有し多数のLED20を備えたワイヤー状の発光部22と、入力側コネクター26と、を備えている。本例では、発光部22に、間隔を隔てて100個のLED20が並列に連結(図2参照)されており、発光部22の長さは略10mとされている。入力側コネクター26は、発光部22から引き出されたコード24と、コード24の一端に装着されたコネクターヘッド27と、を備えている。
0018
コンバータ14は、筐体30と、筐体30内部に収容された電圧変換回路32と、電圧変換回路32に接続された入力側コネクター34と、電圧変換回路32に接続された複数の出力側コネクター44と、を備えている。
0019
入力側コネクター34は、筐体30から引き出されたコード35と、コード35の先端に装着されたコネクターヘッド36と、を備えており、外部に設けられた12Vの直流電源に接続される。
0020
電圧変換回路32は、降圧DC/DCコンバータで、図2に示すように、電圧変換部40と複数の出力ポート42とを備えている。電圧変換部40は、従来公知の降圧回路を採用することが可能である。電圧変換部40は、コード35を構成する配線35a,35bを介して入力された12Vの直流電圧を3.5Vに降圧して、複数(本例では10箇所)の出力ポート42に出力するように構成されている。
0021
出力側コネクター44は、筐体30から引き出されたコード45と、コード45の先端に装着されたコネクターヘッド46と、を備えている。コード45の基端(コネクターヘッド46とは反対側)は、電圧変換回路32の出力ポート42に繋がれており、コンバータ14は、出力ポート42の数に対応した10本の出力側コネクター44を備えている。
0022
この出力側コネクター44に、ワイヤーイルミネーション12の入力側コネクター26が接続されると、出力ポート42における3.5VDCの電力が、コード45を構成する配線45a,45bおよびコード24を構成する配線24a,24bを通じて、ワイヤーイルミネーション12の各LED20に供給され、ワイヤーイルミネーション12のLED20を点灯させる。
なお、ワイヤーイルミネーション用のコンバータについては、交流電源(100VAC)を整流して、直接3.5VDCに変換することも考えられるが、屋外で使用する場合を考慮して、本例のコンバータ14では100V入力に比べて安全性の高い低電圧入力(12VDC)の仕様としている。
0023
図3の(A)は、コンバータ14を単体で示した平面図である。略直方体状の筐体30の長手方向に対向する側壁31a,31bからはそれぞれ反対向きに出力側コネクター44と入力側コネクター34が延び出している。
0024
詳しくは、筐体30の側壁31bには、ゴム等の弾性体から成るグロメット38bが取り付けられており(図4参照)、グロメット38bを介して入力側コネクター34のコード35が側壁31bに貫通状態で固定されている。
同様に、筐体30の側壁31aには、グロメット38aが取り付けられており、グロメット38aを介して出力側コネクター44のコード45が側壁31aに貫通状態で固定されている。なお図3(A)では、10本ある出力側コネクター44のうち、2本について全体を示し、8本については途中省略している。
0025
コンバータ14では、10本の出力側コネクター44の全てにおいて、出力側コネクター44のコネクターヘッド46と電圧変換回路32とを繋ぐコード45が同じ長さとされている。ここで同じ長さとは、各コード45における、コネクターヘッド46から電圧変換回路32までの長さの誤差が5cm以下である場合も含まれる。
コード45を同じ長さとすることで、コード45の先端に取り付けられたコネクターヘッド46の位置が出力側コネクター44の全てにおいて揃えられ、複数あるワイヤーイルミネーション12とコンバータ14との接続箇所をコンパクトにまとめることができる。
コンバータ14からイルミネーション対象までの距離はまちまちである。そのため、種々の長さの延長ケーブルが準備されることとなるが、コード45の長さが一定であれば、コンバータ14とイルミネーション対象までの距離を基準に、容易に所望の長さの延長ケーブルを選択できる。他方、コード45の長さにばらつきがあると、延長ケーブルとともに所望の長さのコードを備えた出力側コネクター44とを選択する必要があり、手間がかかる。
0026
本例の出力側コネクター44は雌型のコネクターである。コード45の先端に取り付けられたコネクターヘッド46は、図3の(A)および(C)に示すように、雌型コネクター電極47と、雌型コネクター電極47を保持するコネクターハウジング48とを備え、円筒形状を成すコネクターハウジング48の外周面には雄ネジ部49が形成されている。
0027
そして本例のコンバータ14は、出荷時において、複数の出力側コネクター44のそれぞれに保護キャップ52が取り付けられている。保護キャップ52は、図3の(A)に示すように内周面に出力側コネクター44の雄ネジ部49に対応する雌ネジ部53が形成されており、出力側コネクター44に着脱自在にねじ込まれて出力側コネクター44先端の開口を覆っている。この出力側コネクター44に、ワイヤーイルミネーション12の入力側コネクター26を接続する際には、保護キャップ52を取り外した後、出力側コネクター44にワイヤーイルミネーション12の入力側コネクター26(雄型のコネクターである)を嵌め合わせ、入力側コネクター26の側に遊嵌保持されているナット(図示省略)をネジ部49に螺合緊締する。これによりコネクター同士が強固に接続される。
0029
図4は、コンバータ14を側壁31bの側からを示した斜視図である。
同図で示すように、筐体30の側壁31bには、側壁31bを内外に貫通する充填孔56,56が形成されている。コンバータ14では、充填孔56,56を通じて筐体30の内部に防水性材料としてのシリコーン(シリコーン樹脂、シリコーンゴム、及びシリコーンエラストマーを含む)が充填されており、筐体30の内部に収容された電圧変換回路32、電圧変換回路32と接続するコード35やコード45の一部がシリコーンにて覆われるとともに、筐体30内部への水の進入が防止される。
0030
以上のように、本実施形態のコンバータ14によれば、3.5VのDC出力電圧が出力される出力側コネクター44が複数設けられているため、並列に接続された複数のワイヤーイルミネーション12のそれぞれに対して電力供給することができる。この際、各ワイヤーイルミネーション12の入力側コネクター26とコンバータ14の出力側コネクター44との接続箇所を一箇所にまとめることが可能となり、ワイヤーイルミネーション12の敷設時および撤収時の作業性を向上させることができる。
0031
特にコンバータ14では、出力側コネクター44のコネクターヘッド46と電圧変換回路32を繋ぐコード45の長さが、複数の出力側コネクター44の全てにおいて等しいため、複数ある出力側コネクター44のコネクターヘッド46の位置が揃えられ、複数あるワイヤーイルミネーション12とコンバータ14との接続箇所をコンパクトにまとめることができる。
0032
本実施形態のコンバータ14では、筐体30が防水性材料であるシリコーンで充填されているため、コンバータ14を屋外で使用する場合であっても、筐体30内部への水の進入を良好に防止することができる。
0033
本実施形態のコンバータ14では、複数の出力側コネクター44のそれぞれに保護キャップ52が取り付けられているため、ワイヤーイルミネーション12と接続されない出力側コネクター44があっても、かかる出力側コネクター44は保護キャップ52により密閉状態が維持され、出力側コネクター44内部への水の進入を良好に防止することができる。
0034
次に、イルミネーション装置の変形態様を図5に基づき説明をする。なお、図5において、図1の要素と同一の要素には同一の符号を付してその説明を部分的に省略する。
本例では、延長ケーブル60を含んでイルミネーション装置10Bが構成されている。
延長ケーブル60は、ケーブル61の一端側に装着されたコネクターヘッド62がコンバータ14の出力側コネクター44のコネクターヘッド46と接続可能で、ケーブル61の他端側に装着されたコネクターヘッド64がワイヤーイルミネーション12の入力側コネクター26のコネクターヘッド27と接続可能とされており、イルミネーション装置10Bでは、少なくとも1つのワイヤーイルミネーション12が延長ケーブル60を介してコンバータ14に接続されている。なお、ケーブル61は二本の導線を並列に配置したものであり、イルミネーションケーブルからLEDを除去し、両端にコネクターを配置した構成である。
0035
このイルミネーション装置10Bによれば、上記のイルミネーション装置10と同様に、複数のワイヤーイルミネーション12とコンバータ14との接続箇所を一箇所にまとめることが可能となり、ワイヤーイルミネーション12の敷設時および撤収時の作業性を向上させることができる。また、コンバータ14から離れた位置に設置されるワイヤーイルミネーション12に対しても、延長ケーブル60を介して電力供給を行うことができる。
0036
以上本発明の実施形態およびその変形態様について詳述したが、これらの説明に何ら限定されるものではない。例えば、コンバータに対する入力電圧や出力電圧は、コンバータと接続される外部電源やLEDの仕様によって適宜変更可能である。またコンバータが備える出力側コネクターの数についても適宜変更可能である。またワイヤーイルミネーションとコンバータとを接続するコネクターは従来公知の構成を適宜採用可能である等、特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
0037
10,10Bイルミネーション装置
12ワイヤーイルミネーション
14コンバータ
20LED
26 (ワイヤーイルミネーションの)入力側コネクター
32電圧変換回路
34 (コンバータの)入力側コネクター
42出力ポート
44 (コンバータの)出力側コネクター
45 コード
46コネクターヘッド
52保護キャップ
60 延長ケーブル
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