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技術 保冷車両

出願人 仲谷正樹
発明者 仲谷正樹
出願日 2019年4月18日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-079619
公開日 2020年10月29日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-176775
状態 未査定
技術分野 冷蔵庫の箱体(壁体)2 特殊荷物運搬車両 冷凍機械と関連した装置
主要キーワード 枠体部材 冷凍環境 荷物運搬車両 収容コンテナ 保冷車両 冷凍庫用 太陽光電池 冷蔵機
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月29日)のものです。
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図面 (7)

課題

荷物冷凍する収容コンテナの内部に冷蔵庫を取り付けることにより、高性能且つ汎用的な収容コンテナ及び冷蔵庫を用いることができ、冷凍温度及び冷蔵温度をそれぞれ所望温度に精度よく設定して長時間に亘って設定温度を保持することができる保冷車両を提供する。

解決手段

任意の荷物を冷凍し、搬入及び搬出が可能なコンテナ開閉扉D1を有する収容コンテナ2と、収容コンテナ2内に取り付けられ、任意の荷物を冷蔵し得るとともに、荷物の搬入及び搬出が可能な冷蔵庫用開閉扉D2を有する冷蔵庫3とを有した保冷車両1であって、収容コンテナ2は、そのコンテナ用開閉扉D1が形成された部位とは異なる位置に開口部2aが形成されるとともに、当該開口部2aを介して冷蔵庫用開閉扉D2を外部に臨ませて収容コンテナ2の外部から冷蔵庫3に対する荷物の搬入及び搬出が可能とされたものである。

概要

背景

例えば軽自動車ベースとした保冷車両として、冷凍が必要な荷物運搬可能な冷凍荷物運搬車両と、冷蔵が必要な荷物を運搬可能な冷蔵荷物運搬車両とが挙げられる。冷凍荷物運搬車両は、荷台に搭載された収容コンテナ内の温度がおおよそ−18℃とされ、専ら冷凍が必要な食品等を運搬可能とされるとともに、冷蔵荷物運搬車両は、当該収容コンテナ内の温度がおおよそ5℃とされ、専ら冷蔵が必要な食品等を運搬可能とされている。

かかる保冷車両においては、冷蔵のための収容コンテナ又は冷凍のための収容コンテナが必要とされるため、冷蔵が必要な荷物と冷凍が必要な荷物とを混合して運搬することができなかった。そこで、冷蔵が必要な荷物と冷凍が必要な荷物の両方の荷物を併せて運搬可能な収容コンテナを具備した保冷車両として、例えば特許文献1にて開示されたものが提案されるに至っている。

概要

荷物を冷凍する収容コンテナの内部に冷蔵庫を取り付けることにより、高性能且つ汎用的な収容コンテナ及び冷蔵庫を用いることができ、冷凍温度及び冷蔵温度をそれぞれ所望温度に精度よく設定して長時間に亘って設定温度を保持することができる保冷車両を提供する。任意の荷物を冷凍し、搬入及び搬出が可能なコンテナ開閉扉D1を有する収容コンテナ2と、収容コンテナ2内に取り付けられ、任意の荷物を冷蔵し得るとともに、荷物の搬入及び搬出が可能な冷蔵庫用開閉扉D2を有する冷蔵庫3とを有した保冷車両1であって、収容コンテナ2は、そのコンテナ用開閉扉D1が形成された部位とは異なる位置に開口部2aが形成されるとともに、当該開口部2aを介して冷蔵庫用開閉扉D2を外部に臨ませて収容コンテナ2の外部から冷蔵庫3に対する荷物の搬入及び搬出が可能とされたものである。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、荷物を冷凍する収容コンテナの内部に冷蔵庫を取り付けることにより、高性能且つ汎用的な収容コンテナ及び冷蔵庫を用いることができ、冷凍温度及び冷蔵温度をそれぞれ所望温度に精度よく設定して長時間に亘って設定温度を保持することができる保冷車両を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

内部に収容された任意の荷物冷凍し得るとともに、荷物の搬入及び搬出が可能なコンテナ開閉扉を有する収容コンテナと、前記収容コンテナ内に取り付けられ、内部に収容された任意の荷物を冷蔵し得るとともに、荷物の搬入及び搬出が可能な冷蔵庫用開閉扉を有する冷蔵庫と、を有した保冷車両であって、前記収容コンテナは、そのコンテナ用開閉扉が形成された部位とは異なる位置に開口部が形成されるとともに、当該開口部を介して前記冷蔵庫用開閉扉を外部に臨ませて前記収容コンテナの外部から前記冷蔵庫に対する荷物の搬入及び搬出が可能とされたことを特徴とする保冷車両。

請求項2

前記収容コンテナは、その一方の側面に前記コンテナ用開閉扉が形成されるとともに、他方の側面に前記開口部が形成されて前記冷蔵庫用開閉扉を外部に臨ませたことを特徴とする請求項1記載の保冷車両。

請求項3

前記冷蔵庫は、前記冷蔵庫用開閉扉と、外気を導入する導入口及び外部に排気する排気口とが正面に配設されるとともに、前記開口部を介して当該冷蔵庫用開閉扉、導入口及び排気口が外部に臨んだ状態とされたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の保冷車両。

請求項4

前記冷蔵庫は、内部の温度を調整するための操作手段が前記正面に配設され、前記開口部を介して当該操作手段が外部に臨んだ状態とされたことを特徴とする請求項3記載の保冷車両。

請求項5

前記収容コンテナは、その内部に前記冷蔵庫に電力を供給する冷蔵庫用バッテリが取り付けられたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の保冷車両。

請求項6

前記冷蔵庫は、前記冷蔵庫用バッテリに加え、車両に搭載された車載バッテリ又は太陽光電池から電力が供給可能とされたことを特徴とする請求項5記載の保冷車両。

請求項7

前記収容コンテナの開口部と前記冷蔵庫の外周縁部との間には、当該収容コンテナと外部とを遮蔽する枠体部材が取り付けられたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の保冷車両。

請求項8

前記収容コンテナは、軽自動車荷台に搭載されたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1つに記載の保冷車両。

技術分野

0001

本発明は、内部に収容された任意の荷物冷凍し得るとともに、荷物の搬入及び搬出が可能なコンテナ開閉扉を有する収容コンテナと、収容コンテナ内に取り付けられ、内部に収容された任意の荷物を冷蔵し得るとともに、荷物の搬入及び搬出が可能な冷蔵庫用開閉扉を有する冷蔵庫とを有した保冷車両に関するものである。

背景技術

0002

例えば軽自動車ベースとした保冷車両として、冷凍が必要な荷物を運搬可能な冷凍荷物運搬車両と、冷蔵が必要な荷物を運搬可能な冷蔵荷物運搬車両とが挙げられる。冷凍荷物運搬車両は、荷台に搭載された収容コンテナ内の温度がおおよそ−18℃とされ、専ら冷凍が必要な食品等を運搬可能とされるとともに、冷蔵荷物運搬車両は、当該収容コンテナ内の温度がおおよそ5℃とされ、専ら冷蔵が必要な食品等を運搬可能とされている。

0003

かかる保冷車両においては、冷蔵のための収容コンテナ又は冷凍のための収容コンテナが必要とされるため、冷蔵が必要な荷物と冷凍が必要な荷物とを混合して運搬することができなかった。そこで、冷蔵が必要な荷物と冷凍が必要な荷物の両方の荷物を併せて運搬可能な収容コンテナを具備した保冷車両として、例えば特許文献1にて開示されたものが提案されるに至っている。

先行技術

0004

特開平11−344278号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来の保冷車両においては、収容コンテナの内部を断熱材にて区画して冷凍室及び冷蔵室としていたので、冷凍室及び冷蔵室の各温度調整を精度よく行うことが難しいという問題がある。すなわち、従来の保冷車両においては、冷蔵室を区画する断熱材の方が冷凍室を区画する断熱材よりも薄くして各室内の温度調整を行っているが、外部環境の変化や断熱材の経年劣化等により各室内を長時間に亘って所望温度に保持するのには限界がある。

0006

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、荷物を冷凍する収容コンテナの内部に冷蔵庫を取り付けることにより、高性能且つ汎用的な収容コンテナ及び冷蔵庫を用いることができ、冷凍温度及び冷蔵温度をそれぞれ所望温度に精度よく設定して長時間に亘って設定温度を保持することができる保冷車両を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

請求項1記載の発明は、内部に収容された任意の荷物を冷凍し得るとともに、荷物の搬入及び搬出が可能なコンテナ用開閉扉を有する収容コンテナと、前記収容コンテナ内に取り付けられ、内部に収容された任意の荷物を冷蔵し得るとともに、荷物の搬入及び搬出が可能な冷蔵庫用開閉扉を有する冷蔵庫とを有した保冷車両であって、前記収容コンテナは、そのコンテナ用開閉扉が形成された部位とは異なる位置に開口部が形成されるとともに、当該開口部を介して前記冷蔵庫用開閉扉を外部に臨ませて前記収容コンテナの外部から前記冷蔵庫に対する荷物の搬入及び搬出が可能とされたことを特徴とする。

0008

請求項2記載の発明は、請求項1記載の保冷車両において、前記収容コンテナは、その一方の側面に前記コンテナ用開閉扉が形成されるとともに、他方の側面に前記開口部が形成されて前記冷蔵庫用開閉扉を外部に臨ませたことを特徴とする。

0009

請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の保冷車両において、前記冷蔵庫は、前記冷蔵庫用開閉扉と、外気を導入する導入口及び外部に排気する排気口とが正面に配設されるとともに、前記開口部を介して当該冷蔵庫用開閉扉、導入口及び排気口が外部に臨んだ状態とされたことを特徴とする。

0010

請求項4記載の発明は、請求項3記載の保冷車両において、前記冷蔵庫は、内部の温度を調整するための操作手段が前記正面に配設され、前記開口部を介して当該操作手段が外部に臨んだ状態とされたことを特徴とする。

0011

請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか1つに記載の保冷車両において、前記収容コンテナは、その内部に前記冷蔵庫に電力を供給する冷蔵庫用バッテリが取り付けられたことを特徴とする。

0012

請求項6記載の発明は、請求項5記載の保冷車両において、前記冷蔵庫は、前記冷蔵庫用バッテリに加え、車両に搭載された車載バッテリ又は太陽光電池から電力が供給可能とされたことを特徴とする。

0013

請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れか1つに記載の保冷車両において、前記収容コンテナの開口部と前記冷蔵庫の外周縁部との間には、当該収容コンテナと外部とを遮蔽する枠体部材が取り付けられたことを特徴とする。

0014

請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何れか1つに記載の保冷車両において、前記収容コンテナは、軽自動車の荷台に搭載されたことを特徴とする。

発明の効果

0015

請求項1の発明によれば、収容コンテナは、そのコンテナ用開閉扉が形成された部位とは異なる位置に開口部が形成されるとともに、当該開口部を介して冷蔵庫用開閉扉を外部に臨ませて前記収容コンテナの外部から冷蔵庫に対する荷物の搬入及び搬出が可能とされたので、荷物を冷凍する収容コンテナの内部に冷蔵庫を取り付けることにより、高性能且つ汎用的な収容コンテナ及び冷蔵庫を用いることができ、冷凍温度及び冷蔵温度をそれぞれ所望温度に精度よく設定して長時間に亘って設定温度を保持することができる。

0016

請求項2の発明によれば、収容コンテナは、その一方の側面にコンテナ用開閉扉が形成されるとともに、他方の側面に開口部が形成されて冷蔵庫用開閉扉を外部に臨ませたので、冷蔵された荷物の搬入及び搬出と、冷凍された荷物の搬入及び搬出とを独立して行わせることができる。

0017

請求項3の発明によれば、冷蔵庫は、冷蔵庫用開閉扉と、外気を導入する導入口及び外部に排気する排気口とが正面に配設されるとともに、開口部を介して当該冷蔵庫用開閉扉、導入口及び排気口が外部に臨んだ状態とされたので、導入口及び排気口を介して収容コンテナ内から冷気を導入及び排気してしまうのを回避することができ、効率的に冷蔵及び冷凍を行わせることができる。

0018

請求項4の発明によれば、冷蔵庫は、内部の温度を調整するための操作手段が正面に配設され、開口部を介して当該操作手段が外部に臨んだ状態とされたので、収容コンテナの外部から操作手段の操作を可能とすることができる。

0019

請求項5の発明によれば、収容コンテナは、その内部に冷蔵庫に電力を供給する冷蔵庫用バッテリが取り付けられたので、車載バッテリに対する負荷を軽減することができる。

0020

請求項6の発明によれば、冷蔵庫は、冷蔵庫用バッテリに加え、車両に搭載された車載バッテリ又は太陽光電池から電力が供給可能とされたので、冷蔵庫に対する電力供給を確実且つ十分に行うことができる。

0021

請求項7の発明によれば、収容コンテナの開口部と冷蔵庫の外周縁部との間には、当該収容コンテナと外部とを遮蔽する枠体部材が取り付けられたので、開口部の内周縁部の強度を向上して開口部を介して冷蔵庫の冷蔵庫用開閉扉を安定して外部に臨ませることができるとともに、開口部と冷蔵庫の外周縁部との間の隙間から冷気が逃げてしまうのを防止することができる。

0022

請求項8の発明によれば、収容コンテナは、軽自動車の荷台に搭載されたので、車両の維持費メンテナンス費用を低減させることができるとともに、住宅街等の狭い道路でも機動的に荷物を運搬することができる。

図面の簡単な説明

0023

本発明の実施形態に係る保冷車両を一方の側面から見た側面図
同保冷車両を他方の側面から見た側面図
同保冷車両に適用される収容コンテナを示す斜視図
同保冷車両における収容コンテナの内部構成を示す模式図
同保冷車両に適用される冷蔵庫を示す正面図及び側面図
同保冷車両における枠体部材を示す3面図

実施例

0024

以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る保冷車両は、荷台に収容コンテナが取り付けられた軽自動車から成るもので、図1〜6に示すように、内部に収容された任意の荷物を冷凍し得るとともに、荷物の搬入及び搬出が可能なコンテナ用開閉扉D1を有する収容コンテナ2と、収容コンテナ2内に取り付けられ、内部に収容された任意の荷物を冷蔵し得るとともに、荷物の搬入及び搬出が可能な冷蔵庫用開閉扉D2を有する冷蔵庫3とを主に有している。

0025

本実施形態に係る保冷車両1は、図1、2に示すように、運転者搭乗可能なキャビンCと、収容コンテナ2が固定された荷台Fと、車載バッテリBと、コンプレッサ1a及びコンデンサ1bと、コントローラRとを具備している。このうちコンプレッサ1a及びコンデンサ1bは、収容コンテナ2内の荷物を冷凍可能な環境とするための機器から成り、コンプレッサ1aにて冷媒圧縮し、高温及び高圧ガス状にしてコンデンサ1bに送るためのもので、コンデンサ1bは、その送られた高温及び高圧ガス状の冷媒を冷却及び液化し、収容コンテナ2内に配設されたエバポレータ1c(図4参照)に送るためのものである。

0026

収容コンテナ2は、その内部に冷凍のための収容空間S1を有するもので、当該収容空間S1には、図4に示すように、エバポレータ1cと、冷蔵庫3と、冷蔵庫用バッテリ6とが配設されている。エバポレータ1cは、コンデンサ1bから送られた液状の冷媒を気化させ、周囲の熱を奪うことにより収容空間S1を冷却し得るものである。コントローラRは、収容空間S1の温度を設定するためのもので、この設定された温度が保持されることにより、収容コンテナ2内にて荷物を冷凍可能とされている。なお、コンプレッサ1a、コンデンサ1b及びエバポレータ1cは、車載バッテリBにて電力が供給されて作動するとともに、冷媒を循環するために互いに連結されている。

0027

また、収容コンテナ2は、図1〜3に示すように、一方の側面A1及び他方の側面A2を有した箱形に形成されたもので、一方の側面A1には、把手d1を有したコンテナ用開閉扉D1が形成されている。かかるコンテナ用開閉扉D1を開状態とすることにより、収容空間S1内に対して荷物を搬入及び搬出し得るとともに、当該コンテナ用開閉扉D1を閉状態として図示しないロック手段でロックすることにより、収容空間S1を閉止して冷気が外部に逃げてしまうのを防止することができる。

0028

さらに、収容コンテナ2の他方の側面A2には、図3に示すように、開口部2aが形成されるとともに、図2に示すように、当該開口部2aを介して冷蔵庫用開閉扉D2を外部に臨ませて冷蔵庫3が取り付けられている。かかる冷蔵庫3は、その内部に冷蔵のための収容空間S2を有するもので、当該収容空間S2内の荷物を冷蔵可能な環境とするためのコンプレッサ、コンデンサ及びエバポレータ等から成る冷蔵手段3dを具備している。

0029

ここで、本実施形態に係る冷蔵庫3は、車両とは独立して冷蔵機能を有した箱型のもので、図5に示すように、その正面には、把手d2を有した冷蔵庫用開閉扉D2と、冷蔵手段3dに対して外気を導入する導入口3a及び外部に排気する排気口3bと、操作手段3cとを有して構成されている。操作手段3cは、冷蔵庫3の内部(収容空間S2)の温度を調整するためのもので、例えばタッチパネルや操作ボタン等で構成されている。そして、操作手段3cにて内部の温度を調整して設定することにより、冷蔵手段3dが作動して冷蔵庫3の収容空間S2が冷却され、その収容空間S2内の荷物を冷蔵し得るようになっている。

0030

さらに、本実施形態に係る冷蔵庫3は、図2に示すように、その正面側が開口部2aを介して収容コンテナ2の外部に臨んだ状態とされており、冷蔵庫用開閉扉D1、導入口3a、排気口3b及び操作手段3cがそれぞれ収容コンテナ2の外部に臨んだ状態とされている。これにより、収容コンテナ2の外部から冷蔵庫3に対する荷物の搬入及び搬出が可能とされるとともに、操作手段3cに対する操作も収容コンテナ2の外部から可能とされている。

0031

また、本実施形態に係る冷蔵庫3の冷蔵庫用開閉扉D2は、収容コンテナ2の他方の側面A2に形成された開口部2aを介して外部に臨んだ状態とされているが、コンテナ用開閉扉D1が形成された部位とは異なる位置に開口部2aを形成し、そこから外部に臨んだ状態としてもよく、例えば収容コンテナ2の一方の側面A1における冷凍庫用開閉扉D1とは異なる位置や収容コンテナ2の後方面(車両に対して後ろ側の面)の所定位置等に開口部2aを形成し、そのような開口部2aを介して冷蔵庫用開閉扉D2を外部に臨ませるようにしてもよい。

0032

またさらに、収容コンテナ2の開口部2aと冷蔵庫3の外周縁部との間には、当該収容コンテナ2と外部とを遮蔽する枠体部材4が取り付けられている。かかる枠体部材4は、図6に示すように、外周縁部に亘ってフランジ4aが形成された枠体から成り、開口部2aの内周縁部に沿ってフランジ4aを延設させつつ収容コンテナ2に固定されるとともに、コーキング剤等の充填等にて隙間がシールされている。

0033

一方、本実施形態に係る収容コンテナ2は、図4に示すように、その内部に冷蔵庫3に電力を供給する冷蔵庫用バッテリ6が取り付けられている。かかる冷蔵庫用バッテリ6は、鉛蓄電池リチウム電池等の二次電池から成り、保冷車稼働しない時間帯(荷物を運搬しない時間帯)において充電され、荷物の運搬時に冷蔵庫3に対して電力を供給し得るようになっている。

0034

本実施形態に係る冷蔵庫用バッテリ6は、図4に示すように、収容コンテナ2内における冷蔵庫3の上部に載置され、当該冷蔵庫3に対して配線にて電気的に接続されて電力を供給可能とされている。なお、本実施形態に係る収容コンテナ2には、図3に示すように、冷蔵庫用バッテリ6に対して空気を導入及び排出して冷却するための開口2bが形成されており、これら開口2bは、図2に示すように、ルーバー等を有したカバー5にて覆われている。

0035

さらに、本実施形態に係る収容コンテナ2の上面には、図1、2に示すように、ソーラーパネルを主な部品とする太陽光電池1dが取り付けられている。そして、本実施形態に係る冷蔵庫3は、冷蔵庫用バッテリ6に加え、車両に搭載された車載バッテリB又は太陽光電池1dから電力が供給可能とされている。なお、太陽光を電力に変換する太陽光電池1dの他、風力を電力に変換する風力電池等を用いるようにしてもよい。

0036

本実施形態によれば、収容コンテナ2は、そのコンテナ用開閉扉D1が形成された部位とは異なる位置(本実施敬においては他方の側面A2)に開口部2aが形成されるとともに、当該開口部2aを介して冷蔵庫用開閉扉D2を外部に臨ませて収容コンテナ2の外部から冷蔵庫3に対する荷物の搬入及び搬出が可能とされたので、荷物を冷凍する収容コンテナ2の内部に冷蔵庫3を取り付けることにより、高性能且つ汎用的な収容コンテナ及び冷蔵庫を用いることができ、冷凍温度及び冷蔵温度をそれぞれ所望温度に精度よく設定して長時間に亘って設定温度を保持することができる。

0037

また、本実施形態に係る冷蔵庫3は、収容コンテナ2内の冷凍環境内に設置されるので、それほど高い冷蔵機能を必要とせず、且つ、保冷車両1とは独立して冷蔵機能を有しているので、収容コンテナ2内の温度に関わらず安定して荷物を冷蔵状態に保持することができるので、低コストで安定した冷凍機能及び冷蔵機能を発揮することができる。

0038

さらに、本実施形態に係る収容コンテナ2は、その一方の側面A1にコンテナ用開閉扉D1が形成されるとともに、他方の側面A2に開口部2aが形成されて冷蔵庫用開閉扉D2を外部に臨ませたので、冷蔵された荷物の搬入及び搬出と、冷凍された荷物の搬入及び搬出とを独立して行わせることができる。また、複数人で同時に冷蔵された荷物及び冷凍された荷物の搬入及び搬出を行わせることができ、作業性を向上させることができる。

0039

またさらに、本実施形態に係る冷蔵庫3は、冷蔵庫用開閉扉D2と、外気を導入する導入口3a及び外部に排気する排気口3bとが正面に配設されるとともに、開口部2aを介して当該冷蔵庫用開閉扉D2、導入口3a及び排気口3bが外部に臨んだ状態とされたので、導入口3a及び排気口3bを介して収容コンテナ2内から冷気を導入及び排気してしまうのを回避することができ、効率的に冷蔵及び冷凍を行わせることができる。

0040

加えて、本実施形態に係る冷蔵庫3は、内部の温度を調整するための操作手段3cが正面に配設され、開口部2aを介して当該操作手段3cが外部に臨んだ状態とされたので、収容コンテナ2の外部から操作手段3cの操作を可能とすることができる。また、本実施形態に係る収容コンテナ2は、その内部に冷蔵庫3に電力を供給する冷蔵庫用バッテリ6が取り付けられたので、車載バッテリBに対する負荷を軽減することができる。さらに、冷蔵庫3は、冷蔵庫用バッテリ6に加え、車両に搭載された車載バッテリB又は太陽光電池1dから電力が供給可能とすれば、冷蔵庫3に対する電力供給を確実且つ十分に行うことができる。

0041

またさらに、収容コンテナ2の開口部2aと冷蔵庫3の外周縁部との間には、当該収容コンテナ2と外部とを遮蔽する枠体部材4が取り付けられたので、開口部2aの内周縁部の強度を向上して開口部2aを介して冷蔵庫3の冷蔵庫用開閉扉D2を安定して外部に臨ませることができるとともに、開口部2aと冷蔵庫3の外周縁部との間の隙間から冷気が逃げてしまうのを防止することができる。なお、本実施形態に係る収容コンテナ2は、軽自動車の荷台Fに搭載されたので、車両の維持費やメンテナンス費用を低減させることができるとともに、住宅街等の狭い道路でも機動的に荷物を運搬することができる。

0042

以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば開口部2aを介して冷蔵庫3の冷蔵庫用開閉扉D2のみ外部に臨ませるようにして、導入口3a及び排気口3bを他の部位から外部に空気を導入又は排気するようにしてもよく、操作手段3cを他の位置に配設するようにしてもよい。また、冷蔵庫用バッテリ6は、収容コンテナ2内の冷凍環境内に配設されているため、それほど高い冷却機能を必要としないことから、冷蔵庫用バッテリ6に空気を導入又は排出するための開口2bを収容コンテナ2に形成しないようにしてもよい。なお、本実施形態に係る保冷車両は、軽自動車から成るものとされているが、大型車両等、他の車両に適用してもよい。

0043

収容コンテナは、そのコンテナ用開閉扉が形成された部位とは異なる位置に開口部が形成されるとともに、当該開口部を介して冷蔵庫用開閉扉を外部に臨ませて収容コンテナの外部から冷蔵庫に対する荷物の搬入及び搬出が可能とされた保冷車両であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。

0044

1保冷車両
1aコンプレッサ
1bコンデンサ
1cエバポレータ
1d太陽光電池
2収容コンテナ
2a 開口部
2b 開口
3冷蔵庫
3a 導入口
3b排気口
3c操作手段
3d冷蔵手段
4枠体部材
4aフランジ
5カバー
6 冷蔵庫用バッテリ
A1 一方の側面
A2 他方の側面
F荷台
B車載バッテリ
Cキャビン
Rコントローラ
D1コンテナ用開閉扉
D2 冷蔵庫用開閉扉
d1把手
d2 把手

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