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技術 抽出容器および抽出ユニット

出願人 凸版印刷株式会社サンデン・リテールシステム株式会社
発明者 梶温美江上元英
出願日 2019年4月15日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-077016
公開日 2020年10月29日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-175900
状態 未査定
技術分野 内容物取出用特殊手段をもつ容器・包装体 環境に敏感な生物、食品又は薬品の包装 包装体
主要キーワード 略蛇腹状 接続壁 機械的係合 押出孔 略ドーム状 あんこ 抽出ユニット 盛り付け
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

廃棄物の容積を減らし、かつ内容物が無駄なく抽出できる抽出容器を提供する。

解決手段

抽出容器1は、内容物が充填される本体10と、内容物が抽出される穴を有し、本体に取り付けられる蓋50とを備える。本体は、可撓性を有し、内部に向かって反転するように折れ曲がり可能な下部11と、下部の上方に設けられた上部12とを有する。蓋は、本体と係合する係合部と、係合部よりも下方に延び、反転した下部と接触する受け部とを有する。下部の高さ方向の寸法は、上部の高さ方向の寸法以下であり、受け部の高さ方向の寸法は、上部の高さ方向の寸法以下である。

概要

背景

従来、ソフトアイスクリーム提供形態として、一食分のソフトアイスクリームを充填して冷凍した容器を使用する形態が知られている。
ソフトアイスクリームの提供時には、容器をディスペンサーにセットし、容器を押圧する。ディスペンサーの押圧により容器の蓋が反転し、容器に設けられた孔からソフトアイスクリームが押し出されるため、これをコーンカップ盛り付けて提供する。

特許文献1には、上記用途に使われるソフトアイスクリーム容器が記載されている。この容器は、底に押出孔をもつ容器本体と、容器に取り付けられる蓋とを備える。特許文献1の容器は、蓋の盛り上がった部分の形状と容器本体の下半分の形状とが概ね同一であるため、蓋が容器本体下部の内面に沿うように反転する。その結果、反転した蓋と容器本体との隙間が小さくなり、充填されたソフトアイスクリームを無駄なく抽出することができる。

概要

廃棄物の容積を減らし、かつ内容物が無駄なく抽出できる抽出容器を提供する。抽出容器1は、内容物が充填される本体10と、内容物が抽出される穴を有し、本体に取り付けられる蓋50とを備える。本体は、可撓性を有し、内部に向かって反転するように折れ曲がり可能な下部11と、下部の上方に設けられた上部12とを有する。蓋は、本体と係合する係合部と、係合部よりも下方に延び、反転した下部と接触する受け部とを有する。下部の高さ方向の寸法は、上部の高さ方向の寸法以下であり、受け部の高さ方向の寸法は、上部の高さ方向の寸法以下である。

目的

ディスペンサーの押圧により容器の蓋が反転し、容器に設けられた孔からソフトアイスクリームが押し出されるため、これをコーンやカップに盛り付けて提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

内容物が充填される本体と、前記内容物が抽出される穴を有し、本体に取り付けられる蓋と、を備え、前記本体は、可撓性を有し、内部に向かって反転するように折れ曲がり可能な下部と、前記下部の上方に設けられた上部と、を有し、前記蓋は、前記本体と係合する係合部と、前記係合部よりも下方に延び、反転した前記下部と接触する受け部と、を有し、前記下部の高さ方向の寸法は、前記上部の高さ方向の寸法以下であり、前記受け部の高さ方向の寸法は、前記上部の高さ方向の寸法以下である、抽出容器

請求項2

前記蓋は、前記本体よりも硬質な材料で形成されている、請求項1に記載の抽出容器。

請求項3

前記下部は、前記上部との境界部から前記下部の底面に向かって延びる複数の谷部を有する、請求項1に記載の抽出容器。

請求項4

請求項1に記載の抽出容器と、前記下部に充填された内容物と、を備える、抽出ユニット

技術分野

0001

本発明は、抽出容器、およびこの抽出容器に内容物が充填された抽出ユニットに関する。

背景技術

0002

従来、ソフトアイスクリーム提供形態として、一食分のソフトアイスクリームを充填して冷凍した容器を使用する形態が知られている。
ソフトアイスクリームの提供時には、容器をディスペンサーにセットし、容器を押圧する。ディスペンサーの押圧により容器の蓋が反転し、容器に設けられた孔からソフトアイスクリームが押し出されるため、これをコーンカップ盛り付けて提供する。

0003

特許文献1には、上記用途に使われるソフトアイスクリーム容器が記載されている。この容器は、底に押出孔をもつ容器本体と、容器に取り付けられる蓋とを備える。特許文献1の容器は、蓋の盛り上がった部分の形状と容器本体の下半分の形状とが概ね同一であるため、蓋が容器本体下部の内面に沿うように反転する。その結果、反転した蓋と容器本体との隙間が小さくなり、充填されたソフトアイスクリームを無駄なく抽出することができる。

先行技術

0004

特許第3882599号公報
特開2004−106886号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上述した提供形態は、低温状態を保持しつつソフトアイスクリームを攪拌するフリーザーを使わずに提供できる点や、多種類のソフトアイスクリームを提供することが容易である等の点で優れている。
その一方で、抽出後の空容器ごみとなるため、廃棄物の点で改善の余地がある。特許文献1に記載のソフトアイスクリーム容器は、抽出前後で容器本体の高さが変化しないため、容器本体の高さが廃棄物の容積を規定する。その結果、廃棄物の容積を減らすことが困難である。

0006

特許文献2には廃棄物の容積を減らすことができる可撓性食品押出用容器が記載されている。特許文献2に記載の押出用容器では、容器本体のテーパー状周壁に段状のリブを設けている。容器本体がリブにより略蛇腹状の構造となっているため、ディスペンサーで押圧されると、容器本体が深さ方向に圧縮される。
特許文献2に記載の押出用容器は、廃棄物の容積を減らすことができるものの、抽出時に折りたたまれたテーパー状周壁に内容物が残留しやすく、抽出効率が低下しやすい。

0007

記事情を踏まえ、本発明は、廃棄物の容積を減らし、かつ内容物が無駄なく抽出できる抽出容器および抽出ユニットを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の第一の態様は、内容物が充填される本体と、内容物が抽出される穴を有し、本体に取り付けられる蓋とを備えた抽出容器である。
本体は、可撓性を有し、内部に向かって反転するように折れ曲がり可能な下部と、下部の上方に設けられた上部とを有する。
蓋は、本体と係合する係合部と、係合部よりも下方に延び、反転した下部と接触する受け部とを有する。下部の高さ方向の寸法は、上部の高さ方向の寸法以下であり、受け部の高さ方向の寸法は、上部の高さ方向の寸法以下である。

0009

本発明の第二の態様は、本発明の抽出容器と、下部に充填された内容物とを備える抽出ユニットである。

発明の効果

0010

本発明の抽出容器および抽出ユニットは、廃棄物の容積を減らし、かつ内容物が無駄なく抽出できる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の第一実施形態に係る抽出容器の側面図である。
同抽出容器の本体の側面図である。
同抽出容器の蓋の平面図である。
同蓋の側面図である。
同本体に内容物を充填している状態を示す図である。
内容物が充填された同本体を示す図である。
抽出ユニットを一部破断して示す側面図である。
内容物を抽出する動作の一過程を示す図である。
内容物抽出前後における同抽出容器を示す模式断面図である。
本発明の第二実施形態に係る抽出容器の本体の底面図である。
同本体の側面図である。

実施例

0012

本発明の第一実施形態について、図1から図9を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る抽出容器1の側面図である。抽出容器1は、内容物が充填される本体10と、本体10の開口を覆う蓋50とを備えている。

0013

図2は、本体10を一部破断して示す側面図である。
本体10は、内容物が充填される下部11と、下部11から上方に延びる上部12とを備えている。下部11は、底面が平坦略ボウル状の形状を有する。上部12は、上方に向かってわずかに拡径する円錐台状の外周面を有する。上部12の上端周縁は外側に折り返されており、蓋50と係合するための被係合部13が形成されている。
本体10の高さ方向において、下部11の寸法h1は、係合部13を含む上部12の寸法h2以下である。

0014

図3は、蓋50の平面図である。図4は、蓋50を一部破断して示す側面図である。
蓋50は、抽出時に反転した本体10を受ける受け部51と、受け部51の周縁に形成された係合部55とを備えている。受け部51は周壁52と、頂部53とを有する。受け部51において、周壁52の曲率や頂部の直径等を含む概形は、本体10の下部11と同様とされている。頂部53は概ね平坦であり、中央部に内容物を出すための穴53aが形成されている。
受け部51の周縁51aは係合部55よりも下方に位置しているが、周壁52の上端と係合部55とは、ほぼ同一の高さに位置している。周縁51aと係合部55とは、周縁から上方に延びる接続壁部54により接続されている。
受け部51の高さ方向の寸法h3は、上述したh2以下である。

0015

本体10および蓋50は、いずれも樹脂で形成されている。樹脂材料としては、ポリプロピレンポリエチレン等を例示できる。本体10は、蓋50よりも柔軟に形成されており、可撓性を有する。本体10を柔軟に形成する方法としては、本体10を蓋50の材質よりも柔軟な樹脂で形成する方法や、本体10を蓋50よりも薄く形成する方法などを例示できる。

0016

上記のように構成された本実施形態の抽出容器1の使用時の動作について説明する。
(抽出ユニットの製造)
抽出容器1に内容物を充填する際は、図5に示すように、下部11を下側にして設置した本体10に対し、上部から内容物Cを充填する。下部11の底面が平坦であると、充填時における本体10の姿勢が安定しやすく、好ましい。
内容物が、ソフトアイスクリームのように、一定の粘性を有するものであり、かつ本体10の平面視における中央部に内容物を充填すると、充填された内容物Cは、図6に示すように中央部が最も高い略ドーム状となる。

0017

次に、内容物Cが充填された本体10に蓋50を接近させる。接続壁部54を本体10内に進入させつつ被係合部13と係合部55とを全周にわたり係合させると、蓋50が本体10に取り付けられる。穴53aをシール等で封止すると、図7に示すように、抽出容器1を用いた内容物Cの抽出ユニット100が完成する。穴53aは、蓋50を本体10に取り付ける前に封止しておいてもよい。
内容物Cがソフトアイスクリームの場合、抽出ユニット100は完成後に冷凍保存され、内容物Cは本体10内で流動しない状態で保持される。

0018

(内容物の抽出)
抽出ユニット100から内容物Cを抽出する際は、対応する抽出装置を用いて行う。
抽出装置は、図8に示すように、少なくとも抽出ユニット100を設置する台110と、設置された抽出ユニット100を押圧する圧子120とを備える。台110は、抽出された内容物が通る開口110aを有する。圧子120の概形は、下部11および受け部51の形状と同様であることが好ましい。

0019

まず、使用者は、穴53aを封止しているシール等を取り除き、蓋50を下側にして、穴53aが開口110aの範囲内に位置するように抽出ユニット100を台110上に設置する。
次に、圧子120を上方から本体10に接近させ、本体10を押圧する。圧子120から圧力を受けた本体10は変形して折れ曲がり、下部11が、本体10の内部空間に向かって突出するように反転する。

0020

下部11の反転により抽出容器1の容積が小さくなるため、抽出容器1の内部にある物質は、穴53aから抽出容器1の外に押し出される。抽出ユニット100においては、上述したように本体10に内容物Cが充填されるため、まず内容物Cと蓋50との間にある空気が押し出され、そのあとに内容物Cが押し出される。

0021

本体10は下部11と上部12とで形状が異なるため、反転する領域は最大でも下部11と上部12との境界部までとなる。本体10内には、蓋50の受け部51および接続壁部54が進入しているが、受け部51の高さh3は、上部12の高さh2以下であるため、受け部51および接続壁部54は下部11と上部12との境界部には達しない。したがって、受け部51および接続壁部54は、下部11の反転動作を妨げない。

0022

使用者は、開口110aの下に容器等を位置させることにより、押し出された内容物Cを容器等に盛り付けることができる。
反転した下部11は、最終的に圧子120によって蓋50の受け部51に押し当てられる。蓋50は、本体10よりも硬質であるため、受け部51は、押し当てられる下部11を好適に受け止める。下部11の概形と受け部51の概形は同様であるため、両者は圧子120に押されてほぼ隙間なく密着する。その結果、内容物Cは効率よく抽出容器1の外に押し出され、残留はほとんど生じない。

0023

内容物抽出後の抽出容器1の形状を図9に模式断面図で示す。(a)は内容物抽出前の状態、(b)は内容物抽出後の状態をそれぞれ示している。内容物の抽出後は、下部11が反転されているため、本体10の高さ寸法は、抽出前のおよそ2分の1になっている。内容物抽出後の抽出容器1の容積は、各部の具体的寸法等により多少変動するが、抽出前に比べて平均約30%減少する。

0024

以上説明したように、本実施形態の抽出容器1は、抽出ユニットに適用することにより、内容物を無駄なく抽出しつつ、内容物抽出後に発生する廃棄物の容積を大きく低減することができる。

0025

また、抽出容器1の蓋50において、穴53aが形成された領域が一段高く突出している。この領域の寸法を台110の開口110aに合わせて設定することにより、内容物の抽出中に抽出ユニット100が台110上で移動することを防止できる。すなわち、穴53aが形成された領域が開口110a内に進入することにより、抽出ユニット100が台110に対して位置決めされる。
さらに、内容物は、開口110a内に位置する穴53aから抽出されるため、抽出された内容物が台110の上面や開口110aの内面に付着しにくい。その結果、抽出装置が汚れることを防止できる。

0026

本発明の第二実施形態について、図10および11を参照して説明する。以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。

0027

図10は、本実施形態の抽出容器における本体20の底面図である。図11は、本体20を一部破断して示す側面図である。
本体20の下部11には、複数の谷部21が形成されている。各谷部21は、下部11と上部12との境界部から、底面22の周縁まで延びている。
第二実施形態における下部11の外周面は、谷部21により、周方向において凹凸が交互に形成された形状となっている。

0028

本体20を備えた本実施形態の抽出容器を適用した抽出ユニットから内容物を抽出する場合、圧子120が本体20に接触すると、圧子120から作用する圧力は、谷部21に集中する。その結果、下部11は、各谷部21がより深くなるように折れ曲がりながら反転する。

0029

本実施形態の抽出容器は、谷部21を有するため、下部11が反転する際の折れ曲がり態様が制御される。その結果、意図せず不整に折れ曲がってうまく反転しない等の事態を防止できる。さらに、反転に必要な押圧力を低減することもできる。

0030

さらに、谷部21は、本体20の高さ方向に延びており、周方向には延びていないため、内容物が一部残留した場合も、谷部に沿って穴53aまで移動しやすい。したがって、最終的な内容物の残留は抑制される。

0031

本実施形態において谷部の数や間隔等に特に制限はなく、適宜設定されてよい。

0032

以上、本発明の各実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせなども含まれる。

0033

例えば、本発明の抽出容器において、本体の上部と下部との境界は必ずしも明確でなくてもよい。
本体において、下部のみを反転可能な程度に柔軟に構成し、上部は、下部よりも固く構成してもよい。

0034

また、内容物はソフトアイスクリームには限られないが、圧子で押し出して抽出することから、本発明の抽出容器は、ある程度の粘性を有する内容物に好適である。食品としては、ソフトアイスクリームのほかに、バターあんこスムージーなどを例示できる。ある程度の粘性を有するものであれば、食品以外の物を内容物としてもよい。

0035

さらに、本発明における蓋と本体との係合は、上述した機械的係合には限られない。例えば、蓋と本体とを熱融着等により接合する態様も、本発明における蓋と本体との係合に含まれる。

0036

1抽出容器
10、20 本体
11 下部
12 上部
21 谷部
50 蓋
51 受け部
55係合部
100抽出ユニット
C 内容物
h1 下部の高さ方向寸法
h2 上部の高さ方向寸法
h3 受け部の高さ方向寸法

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