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技術 作業車両

出願人 三菱マヒンドラ農機株式会社
発明者 足立周一内田恵三
出願日 2019年4月19日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-079899
公開日 2020年10月29日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-175800
状態 未査定
技術分野 収穫機本体(6)(機枠、駆動)
主要キーワード 作業間隔 サイドコンソール 消灯位置 連続点灯状態 補助作業 操作スイッチユニット ハロゲンライト マイクロコンピュータユニット
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯、並びに作業に必要な箇所を照らす作業灯を備え、これら灯火照明点灯消灯を行うライティングスイッチ操縦部に設ける作業車両において、このライティングスイッチの操作性を改善すると共に、前照灯を消灯させると作業灯の消灯を意識せずに必ず消灯させることができる、作業車両を提供する。

解決手段

操縦部に設けるライティングスイッチ57を、単一の操作具59で灯火を全て消灯させる消灯位置、前照灯50と尾灯53を点灯させる路上走行位置、前照灯50及び作業灯51、52を少なくとも点灯させる作業走行位置に切替え可能に構成する。

概要

背景

農業用作業車両圃場耕耘乃至整地したり、整地した圃場に植付け又は播種したり、或いは、この植付・播種した作物収穫を行うといった種々の作業を行う。そして、作業車両は、これらの作業を圃場において自ら走行しながら行う作業走行と、圃場への移動のために公道農道を走行する路上走行を行う。

また、このような作業車両は日中のみならず薄暮や夜間に作業走行を行ったり、帰途に着くために夜中に路上走行を行うことがあり、車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯を備える。さらに、作業車両はその作業走行を行う場合、走行機体をできるだけ真っすぐに且つ一定の作業間隔で走行させることが未作業領域や重複作業領域を減らして作業能率を向上させるうえで重要であり、そこで作業に必要な箇所を照らす作業灯を備える。

そして、この場合に設ける作業灯としては、車両の周囲を照らす主作業灯と車両の前側方を照らす補助作業灯を設けることが知られており、この内、主作業灯は操縦部を覆うキャビンルーフ下や安全フレーム等の上部に取付けて車両に比較的近い前方の地表を照らし、既作業領域と未作業領域の境界判別したり、車両に比較的近い後方の地表を照らして未作業領域の有無や作業状態を確認するために使用する(例えば、特許文献1参照)。

また、車両の前側方を照らす補助作業灯は、例えばエンジンを覆うボンネットの前部に前照灯と共に取付けて前輪の前部から前輪の更に側方の地表を照らし、車両の旋回時の前輪の操舵状態や既作業領域と未作業領域の境界を判別して、旋回操作を的確に行えるようにするために使用する(例えば、特許文献1、2参照)。

概要

車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯、並びに作業に必要な箇所を照らす作業灯を備え、これら灯火照明点灯消灯を行うライティングスイッチを操縦部に設ける作業車両において、このライティングスイッチの操作性を改善すると共に、前照灯を消灯させると作業灯の消灯を意識せずに必ず消灯させることができる、作業車両を提供する。操縦部に設けるライティングスイッチ57を、単一の操作具59で灯火を全て消灯させる消灯位置、前照灯50と尾灯53を点灯させる路上走行位置、前照灯50及び作業灯51、52を少なくとも点灯させる作業走行位置に切替え可能に構成する。

目的

本発明は、上述の問題に鑑み、車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯、並びに作業に必要な箇所を照らす作業灯を備え、これら灯火照明の点灯と消灯を行うライティングスイッチを操縦部に設ける作業車両において、このライティングスイッチの操作性を改善すると共に、前照灯を消灯させると作業灯の消灯を意識せずに必ず消灯させることができる、作業車両を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯、並びに作業に必要な箇所を照らす作業灯を備え、これら灯火照明点灯消灯を行うライティングスイッチ操縦部に設ける作業車両において、前記操縦部に設けるライティングスイッチを、単一の操作具でこれらの灯火を全て消灯させる消灯位置、前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯を点灯させる路上走行位置、前照灯及び作業灯を少なくとも点灯させる作業走行位置に切替え可能に構成することを特徴とする作業車両。

請求項2

前記作業灯を車両の周囲を照らす主作業灯と車両の前側方を照らす補助作業灯によって構成すると共に、前記操作具で前照灯及び補助作業灯を少なくとも点灯させる第1の作業走行位置、前照灯及び主作業灯を少なくとも点灯させる第2の作業走行位置に切替え可能に構成することを特徴とする請求項1に記載の作業車両。

請求項3

前記第1の作業走行作位置においては、前照灯及び補助作業灯と共に尾灯を点灯させることを特徴とする請求項2に記載の作業車両。

請求項4

前記第2の作業走行位置においては、前照灯及び主作業灯と共に補助作業灯を点灯させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の作業車両。

請求項5

前記操作具が作業走行位置に切替えられている場合に作業車両が路上走行を行う際には、前照灯と尾灯を点灯させて作業灯を消灯させることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1つに記載の作業車両。

請求項6

前記操縦部に備えてエンジン回転数を調節する手動操作具が低回転に操作されている場合には、作業車両が路上走行を行うものとして、前照灯と尾灯を点灯させて作業灯を消灯させることを特徴とする請求項5に記載の作業車両。

請求項7

前記操縦部に備えるメータパネルに、前記操作具が作業走行位置に切替えられていることを点灯させて表示するモニタランプを設けると共に、作業車両が路上走行を行う際にはこのモニタランプを連続点灯状態から点滅状態に切替えて警告することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1つに記載の作業車両。

技術分野

0001

本発明は、トラクタ乗用型田植機、或いはコンバイン等の主に農業用作業車両に関し、詳しくは、車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯、並びに作業に必要な箇所を照らす作業灯を備え、これら灯火照明点灯消灯を行うライティングスイッチ操縦部に設ける作業車両に関する。

背景技術

0002

農業用の作業車両は圃場耕耘乃至整地したり、整地した圃場に植付け又は播種したり、或いは、この植付・播種した作物収穫を行うといった種々の作業を行う。そして、作業車両は、これらの作業を圃場において自ら走行しながら行う作業走行と、圃場への移動のために公道農道を走行する路上走行を行う。

0003

また、このような作業車両は日中のみならず薄暮や夜間に作業走行を行ったり、帰途に着くために夜中に路上走行を行うことがあり、車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯を備える。さらに、作業車両はその作業走行を行う場合、走行機体をできるだけ真っすぐに且つ一定の作業間隔で走行させることが未作業領域や重複作業領域を減らして作業能率を向上させるうえで重要であり、そこで作業に必要な箇所を照らす作業灯を備える。

0004

そして、この場合に設ける作業灯としては、車両の周囲を照らす主作業灯と車両の前側方を照らす補助作業灯を設けることが知られており、この内、主作業灯は操縦部を覆うキャビンルーフ下や安全フレーム等の上部に取付けて車両に比較的近い前方の地表を照らし、既作業領域と未作業領域の境界判別したり、車両に比較的近い後方の地表を照らして未作業領域の有無や作業状態を確認するために使用する(例えば、特許文献1参照)。

0005

また、車両の前側方を照らす補助作業灯は、例えばエンジンを覆うボンネットの前部に前照灯と共に取付けて前輪の前部から前輪の更に側方の地表を照らし、車両の旋回時の前輪の操舵状態や既作業領域と未作業領域の境界を判別して、旋回操作を的確に行えるようにするために使用する(例えば、特許文献1、2参照)。

先行技術

0006

特開2005−186665号公報
特開2003−341424号公報

発明が解決しようとする課題

0007

前述のように作業車両は、夜間に作業走行を行う場合には前照灯とともに作業灯を点灯させることによって能率的に作業走行を行うことができる。また、夜間に路上走行を行う場合には車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯を点灯させると共に、作業灯は他の車両等に迷惑になるので消灯させることによって安全に走行を行うことができる。

0008

しかし、このように前照灯とともに作業灯を備える作業車両は、前照灯と作業灯を点灯させたり消灯させるライティングスイッチを往々にして各別に設けている。そのため、例えば特許文献2の操縦パネル部に設ける各ライティングスイッチは、その操作具を選択しながら一方の操作具はその回動操作で、また、他方の操作具はその傾倒操作でスイッチの入り切りを行わなければならないので、今一つ操作性に欠けるという問題がある。

0009

しかも、前照灯を消灯させると作業灯も消灯させることができるが、逆に前照灯を点灯させると作業灯はそのライティングスイッチの切替え状態によって点灯したり消灯し、夜間の路上走行を行う場合は、続けて作業灯を消灯させる煩わしさがある。また、作業灯として車両の周囲を照らす主作業灯と車両の前側方を照らす補助作業灯を設ける場合には、これらのライティングスイッチを各別に設けると煩わしさが増すと共に、操縦部のステアリングホイール近傍から離れたキャビンのルーフ下やサイドコンソール等にライティングスイッチを分散させて設けることになって操作性を悪化させてしまう。

0010

一方、前照灯や作業灯は作業者視界を確保するとともに歩行者他車に自車の存在を知らせる必要があるため、現在主流のハロゲンライトの他に、HIDランプ(High Intensity Discharge lamp)やLED(Light Emitting Diode)ランプも採用され始めている。しかし、これらのライトを多数設けて同時に点灯させると大きな電流容量が必要となり、バッテリ上がり要因となる。

0011

また、夜間に路上走行を行う場合には車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯を点灯させると共に、作業灯は他の車両等に迷惑になるので消灯させる必要がある。そこで、作業灯の消灯を怠った場合でも作業灯を消灯させるために例えば、特許文献1のように副変速操作高速位置への切替え、前後輪回転センサによる走行系駆動軸回転検出作業切替ダイヤル走行ポジションへの切替えによって路上走行と看做して作業灯を自動的に消灯させると、消し忘れの心配をなくして操作上の負担を軽減することができる。

0012

しかし、路上走行を行う場合であっても必ずしも常に高速で走行を行わない場合や、作業切替ダイヤルの走行ポジションへの切替え操作を怠ったり、前輪増速を行わず作業走行を行う場合もあり、路上走行の見極めの判断には検討の余地がある。さらに、路上走行を終えて前照灯を消灯させた後、エンジンを停止させて停車させ、また、翌日等に路上走行を行うためにエンジンを始動させて走行を開始すると、作業灯のライティングスイッチが点灯位置に残されていると作業灯を点灯させたまま路上走行を行う虞もある。

0013

そこで、本発明は、上述の問題に鑑み、車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯、並びに作業に必要な箇所を照らす作業灯を備え、これら灯火照明の点灯と消灯を行うライティングスイッチを操縦部に設ける作業車両において、このライティングスイッチの操作性を改善すると共に、前照灯を消灯させると作業灯の消灯を意識せずに必ず消灯させることができる、作業車両を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0014

本発明は、上記課題を解決するため第1に、車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯、並びに作業に必要な箇所を照らす作業灯を備え、これら灯火照明の点灯と消灯を行うライティングスイッチを操縦部に設ける作業車両において、前記操縦部に設けるライティングスイッチを、単一の操作具でこれらの灯火を全て消灯させる消灯位置、前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯を点灯させる路上走行位置、前照灯及び作業灯を少なくとも点灯させる作業走行位置に切替え可能に構成することを特徴とする。

0015

また、本発明は、第2に、前記作業灯を車両の周囲を照らす主作業灯と車両の前側方を照らす補助作業灯によって構成すると共に、前記操作具で前照灯及び補助作業灯を少なくとも点灯させる第1の作業走行位置、前照灯及び主作業灯を少なくとも点灯させる第2の作業走行位置に切替え可能に構成することを特徴とする。

0016

さらに、本発明は、第3に、前記第1の作業走行作位置においては、前照灯及び補助作業灯と共に尾灯を点灯させることを特徴とする。また、本発明は、第4に、前記第2の作業走行位置においては、前照灯及び主作業灯と共に補助作業灯を点灯させることを特徴とする。

0017

そして、本発明は、第5に、前記操作具が作業走行位置に切替えられている場合に作業車両が路上走行を行う際には、前照灯と尾灯を点灯させて作業灯を消灯させることを特徴とする。また、本発明は、第6に、前記操縦部に備えてエンジンの回転数を調節する手動操作具が低回転に操作されている場合には、作業車両が路上走行を行うものとして、前照灯と尾灯を点灯させて作業灯を消灯させることを特徴とする。

0018

そのうえ、本発明は、第7に、前記操縦部に備えるメータパネルに、前記操作具が作業走行位置に切替えられていることを点灯させて表示するモニタランプを設けると共に、作業車両が路上走行を行う際にはこのモニタランプを連続点灯状態から点滅状態に切替えて警告することを特徴とする。

発明の効果

0019

本発明の作業車両によれば、車両の前方を照らす前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯、並びに作業に必要な箇所を照らす作業灯を備え、これら灯火照明の点灯と消灯を行うライティングスイッチを操縦部に設ける作業車両において、前記操縦部に設けるライティングスイッチを、単一の操作具でこれらの灯火を全て消灯させる消灯位置、前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯を点灯させる路上走行位置、前照灯及び作業灯を少なくとも点灯させる作業走行位置に切替え可能に構成する。

0020

そのため、夜間の路上走行を行う場合は、操縦部に設けるライティングスイッチの単一の操作具を路上走行位置に切替えることによって前照灯と自車の存在や車幅を知らせる尾灯を点灯させて安全に路上走行を行うことができる。また、夜間の作業走行を行う場合は、同じ操作具を作業走行位置に切替えることによって前照灯及び作業灯を少なくとも点灯させて能率的に作業走行を行うことができる。

0021

さらに、作業走行を終えて路上走行を行う場合は、操作具を作業走行位置から路上走行位置に切替えることによって作業灯を消灯させることができ、しかも、路上走行を終えて駐車させる場合は、点灯している前照灯を消灯させるべく操作具を消灯位置に切替えると、前照灯のみならず作業灯も含めて全ての灯火が消灯する。従って、作業灯の消灯を意識せずに消灯させることができると共に、再度、操作具を作業走行位置に切替えない限り作業灯は点灯することはないから、作業灯が不測に点灯してこれを消灯させるための煩わしい操作を無くすことができる。

0022

なお、作業灯は車両の周囲を照らして、この作業灯の点灯によって自車の存在や車幅を知らせることができる場合が多い。また、作業走行を行う場合には圃場に歩行者や他の車両が入り込むことは極めて稀である。従って、操作具を作業走行位置に切替えて前照灯及び作業灯を点灯させる場合に、自車の存在や車幅を知らせる尾灯を点灯させずに消灯させておくように構成すると、尾灯の点灯による消費電力を削減して、オルタネータ負荷を削減したり、バッテリ上がりを防止することができる。

0023

また、前記作業灯を車両の周囲を照らす主作業灯と車両の前側方を照らす補助作業灯によって構成すると共に、前記操作具で前照灯及び補助作業灯を少なくとも点灯させる第1の作業走行位置、前照灯及び主作業灯を少なくとも点灯させる第2の作業走行位置に切替え可能に構成すると、薄暮等や作業内容等によって操作具を操作して前照灯及び補助作業灯を点灯させる第1の作業走行と、前照灯及び主作業灯を少なくとも点灯させる第2の作業走行を簡単に選択することができる。

0024

さらに、前記第1の作業走行作位置においては、前照灯及び補助作業灯と共に尾灯を点灯させると、自車の存在や車幅を知らせる尾灯の点灯によって車両の後方を照らして例えば、後方に連結する作業機昇降状態や作業状態を確認することができる。また、圃場に歩行者や他の車両が入っている場合には、尾灯の点灯によって自車の存在や車幅を知らせて安全に作業走行を行うことができる。

0025

また、前記第2の作業走行位置においては、前照灯及び主作業灯と共に補助作業灯を点灯させると、主作業灯と補助作業灯によって車両の周囲と共に車両の前側方を照らして作業を能率的に行うことができる。なお、この場合も自車の存在や車幅を知らせる尾灯を点灯させずに消灯させておくように構成すると、尾灯の点灯による消費電力を削減して、オルタネータの負荷を削減したり、バッテリ上がりを防止することができる。

0026

そして、前記操作具が作業走行位置に切替えられている場合に作業車両が路上走行を行う際には、前照灯と尾灯を点灯させて作業灯を消灯させると、操作具の路上走行位置への切替えを怠った場合でも作業灯を消灯させることができ、作業灯の点灯によって他の車両等に迷惑をかけることを防止することができる。

0027

また、前記操縦部に備えてエンジンの回転数を調節する手動操作具が低回転に操作されている場合には、作業車両が路上走行を行うものとして、前照灯と尾灯を点灯させて作業灯を消灯させると、例えば走行変速装置の高速位置への切替えに伴って路上走行と看做すもののような不確実性を排除して、エンジンの回転数を調節する手動操作具の操作状態によって路上走行か作業走行かを相当の確率をもって判断することができ、この路上走行の検出によって作業灯を確実に消灯させることができる。

0028

なお、前照灯と尾灯と共に作業灯を点灯させた状態で作業車両を長時間に亘って停車させておくと、その際にエンジンが低回転であればオルタネータの発電量が低下してバッテリ上がりの要因となる。しかし、エンジンの回転数を調節する手動操作具が低回転に操作されている場合には、路上走行を行うものではないとしても前照灯と尾灯を点灯させて作業灯を消灯させるから、作業灯の点灯による消費電力を削減してバッテリ上がりを防止することができる。

0029

そのうえ、前記操縦部に備えるメータパネルに、前記操作具が作業走行位置に切替えられていることを点灯させて表示するモニタランプを設けると共に、作業車両が路上走行を行う際にはこのモニタランプを連続点灯状態から点滅状態に切替えて警告すると、操作具の路上走行位置への切替えを促して、作業灯を確実に消灯させて路上走行を行うことができる。

図面の簡単な説明

0030

本発明を適用したトラクタの側面図である。
前方側から見たトラクタの斜視図である。
後方側から見たトラクタの斜視図である。
運転席前方に設けるメータパネル部の正面図である。
エンジンの回転数を調節する操作具の平面図である。
灯火制御装置ブロック図である。
灯火制御フローチャートである。

実施例

0031

本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図3に示すように作業車両としての農業用のトラクタ1は、前方からエンジン2、クラッチハウジング3、トランスミッションケース4等を一体的に連結して車体(車両)を構成する。また、車体の前部寄りには、エンジン2とエンジン2の補器類を覆うボンネット5とフロントグリル6とサイドカバー7を設け、ボンネット5は後部に設けるヒンジを介して前部側を開閉自在に構成する。

0032

さらに、エンジン2に固定して前方に延びるフロントブラケット8は、フロントアクスルケース9を左右揺動自在に軸支する。このフロントアクスルケース9の左右端には、前車軸ケースキングピンケース及びファイナルケース)を取付ける。また、前車軸ケースは前輪10を取付ける前車軸11を軸支し、操縦部に設けるステアリングホイール12は左右の前輪10をパワーステアリングユニットを介して操舵する。

0033

一方、車体の後部寄りにはトランスミッションケース4の左右に連結するリアアクスルケースを設け、リアアクスルケースに軸支する後車軸13に左右の後輪14を取付ける。また、車体の後部には、トップリンクと左右のロワリンク15からなる周知の三点リンク機構ドローバ等の連結装置を設け、これらの連結装置にはロータリ耕耘装置畝立機、或いは播種機移植機等の作業機を連結し、トランスミッションケース4の後部に軸支するPTO軸動力取出軸)から作業機にエンジン動力を伝達する。

0034

さらに、エンジン2より後方の車体には、防振ゴムを介して操縦部を覆うキャビン16を搭載する。ここで、キャビン16は、左右一対の前側の支柱であるフロントピラー17と、左右一対の後側の支柱であるリアピラー18と、この上下方向に延びる4本の各支柱17、18の上端部間を連結固定する方形枠状ルーフフレーム19と、各支柱17、18の下端部間を連結固定する下部フレーム20等によってキャビンフレームを構成する。

0035

そして、キャビンフレームには、左右のドアガラス21を後部側に設けるヒンジ22を介して開閉自在に装着すると共に、前面側にフロントガラス23を、また、後面側にリヤガラス24を設ける。また、左右のリアピラー18の下端部から、前方斜め下方フロア25側に向けて後輪14の前側上方を覆うフェンダ26を延設する。さらに、前記ルーフフレーム19にはインナールーフアウタールーフ27を取付ける。

0036

また、前記下部フレーム20には、左右のフェンダ26間に位置させて、車体側から設ける操作レバー等を通すサイドコンソール28や運転席29を取付けるシートアンダーカバー30を設ける。さらに、フロア25の前部寄り中央には、車体から立設して運転席29側に向けて傾斜させて設けるステアリングコラム31の周囲を覆うパネルカバー32とリヤパネルカバー33を設ける。

0037

そして、パネルカバー32には図4に示すようにメータパネル34を設ける他、エンジンのスタータスイッチ35や、トラクタの自動制御を行う操作スイッチユニット36や、ホーンスイッチ37等を設ける。なお、38は前後進レバー、39はエンジンコントロールレバー、40はターンシグナルレバー、41は作業機昇降レバー、42は主クラッチペダル、43は左右のブレーキペダルである。

0038

また、左側のサイドコンソール28には走行の主変速レバー44と副変速レバー45、PTO変速レバー46を設け、右側のサイドコンソール28には作業機を昇降させるポジションコントロールレバーや自動制御関係のボリューム等を設ける。さらに、図5に示すようにフロア25の右寄りにはフートアクセルペダル47を設ける。

0039

なお、このフートアクセルペダル47の踏込み量とエンジンコントロールレバー39の回動量を検出するペダルポテンショメータ48とレバポテンショメータ49を設け、図示しない電子制御装置は、これらのポテンショメータ48、49で検出する何れか操作量の多い方をエンジン回転数指令値としてエンジンEUCに与え、また、エンジンEUCはその与えられた回転数に一致するようにコモンレール式ディーゼルエンジン2を制御する。

0040

次に、本発明の特徴とする作業車両に設ける灯火照明について説明すると、前述のフロントグリル6には左右の前照灯(ヘッドライト)50と左右の補助作業灯(コーナーライト)51を設け、この内、左右の前照灯50は車両の前方を照らし、左右の補助作業灯51は車両の前右側方と前左側方とを照らす。また、左右のフロントピラー17とリアピラー18の上部寄りにはそれぞれ主作業灯(ワークライト)52を設け、この4つの主作業灯52は前方左右寄りと後方左右寄りの車両の周囲を照らす。

0041

さらに、左右のリアピラー18の下部寄りにはそれぞれ尾灯(テールライト)53を設け、この左右の尾灯53は自車の存在や車幅を知らせる灯火であってブレーキランプと兼用する。なお、左右のリアピラー18の中途部には左右の方向指示器ターンシグナルランプ)54を設け、尾灯53の下方となる左右のオーバーフェンダ55には自車の存在を知らせる反射板リフレクタ)56を設ける。

0042

一方、これらの灯火照明の点灯や消灯を司るライティングスイッチ57は、図4に示すようにステアリングホイール12の下方に設けるキャンセルカム機構を備えるライティングターンシグナルスイッチアッシー58に組込み、また、そのターンシグナルレバー40の先端に設けるノブ59の4位置(P0〜P3)への回転操作によってライティングスイッチ57を切替えることができる。

0043

すなわち、灯火照明の全てを消灯させる消灯位置P0から1段階ずつノブ(単一の操作具)59を時計回りに回すと、前照灯50と尾灯53を点灯させる路上走行位置P1、前照灯50及び補助作業灯51を少なくとも点灯させる第1の作業走行位置P2、そして前照灯50及び主作業灯52を少なくとも点灯させる第2の作業走行位置P3に、また逆にノブ59を反時計回りに回すと上記と逆順に消灯位置P0まで戻すことができる。なお、メータパネル34にはライティングスイッチ57の2つの作業走行位置に対応する第1のモニタランプ60と第2のモニタランプ61を設ける。

0044

また、前述のライティングスイッチ57を用いて灯火照明のコントロールを行う制御装置について説明するとマイクロコンピュータユニットから構成する灯火ECU62は図6に示すように、その入力回路にライティングスイッチ57とレバーポテンショメータ49を接続し、また、リレーを備える出力回路に前照灯50、補助作業灯51、主作業灯52、並びに尾灯53を接続する。

0045

そして、灯火ECU62はエンジン1のスタータスイッチ35が入りとなると図7に示す灯火制御プログラムを実行し、先ずライティングスイッチ57の切替え状態を判断し(S1)、ノブ59によって消灯位置に操作されている場合は、第1及び第2モニタランプ60、61を消灯させる(S2)。また、前照灯50と尾灯53を消灯させ(S3)、さらに主作業灯52と補助作業灯51を消灯させて(S4)、全ての灯火を消灯させて復帰する。

0046

また、ライティングスイッチ57がノブ59によって路上走行位置に操作されているかを判断し(S5)、路上走行位置に操作されている場合は、第1及び第2モニタランプ60、61を消灯させる(S6)。また、前照灯50と尾灯53を点灯させ(S7)、さらに主作業灯52と補助作業灯51を消灯させて(S8)、前照灯50と尾灯53のみを点灯させて復帰する。

0047

さらに、ライティングスイッチ57がノブ59によって作業走行位置、即ちこの場合は第1の作業走行位置か第2の作業走行位置に操作されているかを判断し(S9)、作業走行位置に操作されている場合は、レバーポテンショメータ49がエンジン回転数において低回転を示しているかを判断し(S10)、これによって作業走行を実際に行う状態にあるのか、路上走行を行う状態にあるのかを判断する。

0048

すなわち、トラクタ1はエンジン回転数を調節する手段として前述のようにエンジンコントロールレバー(手動操作具)39とフートアクセルペダル(足動操作具)47の2つを備え、この内、エンジンコントロールレバー39はステアリングホイール12の右側付近に設け、やや強めのフリクションで取付けているので手を離しても調節したエンジン回転数が維持される。また、フートアクセルペダル47は足で操作するためフロア25の右側寄りに設け、その踏み込みを止めればエンジン回転数を最低回転(ローアイドル)になるように復帰付勢する。

0049

そして、実際のエンジン回転数の指示は、エンジンコントロールレバー39とフートアクセルペダル47の何れか操作量の多い方がエンジンEUCに与えられるので、例えば、路上走行を行う場合は、エンジンコントロールレバー39をエンジン回転数が最低回転(例えば、レバーポテンショメータ49の操作量が5パーセント以下)になるように操作した後に路上走行を開始し、この場合、自動車と同様にフートアクセルペダル47を踏み込んでエンジン回転数を調節して車速を調節する。また、車速を落としたい場合はフートアクセルペダル47の踏み込みを止めて減速させることができる。

0050

一方、作業走行を行う場合は、圃場の凹凸によってトラクタ1が揺れるからフートアクセルペダル47の操作では長時間のエンジン回転数の維持(定速運転)が困難である。そのため、トラクタ1の動揺時でもエンジン回転数を一定に保てるエンジンコントロールレバー39を用い、この場合、足をフートアクセルペダル47から離しているから、エンジン回転数の指示はエンジンコントロールレバー39によって行うことになる。

0051

そのため、レバーポテンショメータ49がエンジン回転数を低回転としているかを判断することによって作業走行を実際に行う状態にあるのか、路上走行を行う状態にあるのかを判断することができ、ここでエンジン回転数が低回転を指示していなければ作業走行を行う状態にあるとして、次に、第1の作業走行位置かを判断する(S11)。

0052

そして、第1の作業走行位置にノブ59が操作されている場合は、第1モニタランプ60を点灯させると共に第2モニタランプ61を消灯させる(S12)。また、前照灯50と尾灯53を点灯させ(S13)、さらに主作業灯52を消灯させて補助作業灯51を点灯させ(S14)、前照灯50と尾灯53と補助作業灯51のみを点灯させる。

0053

さらに、第1の作業走行位置にノブ59が操作されていない場合は、第2の作業走行位置かを判断する(S15)。そして、第2の作業走行位置にノブ59が操作されている場合は、第1モニタランプ60を消灯させると共に第2モニタランプ61を点灯させる(S16)。また、前照灯50を点灯させると共に尾灯53を消灯させ(S17)、さらに主作業灯52と補助作業灯51を点灯させ(S18)、尾灯53を除いて残る3灯(前照灯50と主作業灯52と補助作業灯51)を点灯させる。

0054

しかし、前述のステップS10でエンジン回転数が低回転を指示していれば路上走行を行う状態にあるとして、次に、第1の作業走行位置かを判断する(S19)。そして、第1の作業走行位置にノブ59が操作されている場合は、第1モニタランプ60を点滅させると共に第2モニタランプ61を消灯させる(S20)。また、第1の作業走行位置にノブ59が操作されていない場合は、第2の作業走行位置かを判断し(S21)、第2の作業走行位置にノブ59が操作されている場合は、第1モニタランプ60を消灯させると共に第2モニタランプ61を点滅させる(S22)。

0055

そして、第1モニタランプ60又は第2モニタランプ61を点滅させて路上走行位置にノブ59が戻されていないことを警告したうえで、前照灯50と尾灯53を点灯させ(S7)、また、主作業灯52と補助作業灯51を消灯させ(S8)、自動的に作業灯(主作業灯52と補助作業灯51)が消灯されて前照灯50と尾灯53が点灯する路上走行時の灯火照明に制御する。

0056

以上、灯火照明のコントロールを行う制御装置(灯火ECU62)の灯火制御についてフローチャートに基づいて説明したが、これを纏めると作業車両としてのトラクタ1は、車両の前方を照らす前照灯50と自車の存在や車幅を知らせる尾灯53、並びに作業に必要な箇所を照らす作業灯(主作業灯と補助作業灯)52、51を備え、操縦部のステアリングホイール12の下方にこれら灯火照明の点灯と消灯を行うライティングスイッチ57とこれを切替えるノブ(単一の操作具)59を設ける。

0057

そして、ライティングスイッチ57を切替えるノブ59は、消灯・路上走行・作業走行(第1と第2の作業走行)の各位置に切替えて、その消灯位置では全ての灯火を消灯させることができ、また、路上走行位置に切替えると前照灯50と尾灯53を点灯させることができる。さらに、作業走行位置に切替えると前照灯50及び作業灯52、51を少なくとも点灯させることができる。

0058

なお、このようなノブ59は、ステアリングホイール12の下方に設ける方向指示器54を点灯させるターンシグナルレバー40の先端部に設けるから、ステアリングホイール12を操作しながら片手で操作することができると共に、各所に分散して設けるライティングスイッチによって個々の灯火を入り切り操作する場合に比較して一か所に纏めて、その操作性を向上させることができる。

0059

そのため、夜間の路上走行を行う場合は、操縦部に設けるライティングスイッチ57のノブ59を路上走行位置に切替えることによって前照灯50と自車の存在や車幅を知らせる尾灯53を点灯させて安全に路上走行を行うことができる。また、夜間の作業走行を行う場合は、ノブ59を作業走行位置に切替えることによって前照灯50及び作業灯52、51を少なくとも点灯させて能率的に作業走行を行うことができる。

0060

さらに、作業走行を終えて路上走行を行う場合は、ノブ59を作業走行位置から路上走行位置に切替えることによって作業灯52、51を消灯させることができ、しかも、路上走行を終えて駐車させる場合は、点灯している前照灯50を消灯させるべくノブ59を消灯位置に切替えると、前照灯50のみならず作業灯52、51も含めて全ての灯火が消灯する。従って、作業灯52、51の消灯を意識せずに消灯させることができると共に、再度、ノブ59を作業走行位置に切替えない限り作業灯52、51は点灯することはないから、作業灯52、51が不測に点灯してこれを消灯させるための煩わしい操作を無くすことができる。

0061

なお、作業灯52、51は車両の周囲を照らして、この作業灯52、51の点灯によって自車の存在や車幅を知らせることができる。また、作業走行を行う場合には圃場に歩行者や他の車両が入り込むことは極めて稀である。従って、ノブ59を作業走行位置に切替えて前照灯50及び作業灯52、51を点灯させる場合に、自車の存在や車幅を知らせる尾灯53を点灯させずに消灯させると(ステップS17参照)、尾灯53の点灯による消費電力を削減して、オルタネータの負荷を削減したり、バッテリ上がりを防止することができる。

0062

また、作業灯52、51を車両の周囲を照らす主作業灯52と車両の前側方を照らす補助作業灯51によって構成し、ノブ59で前照灯50及び補助作業灯51を少なくとも点灯させる第1の作業走行位置、前照灯50及び主作業灯52を少なくとも点灯させる第2の作業走行位置に切替え可能に構成するから、薄暮等や作業内容等によってノブ59を操作して前照灯50及び補助作業灯51を点灯させる第1の作業走行と、前照灯50及び主作業灯52を少なくとも点灯させる第2の作業走行を簡単に選択することができる。

0063

さらに、第1の作業走行作位置においては、前照灯50及び補助作業灯51と共に尾灯53を点灯させると(ステップS13参照)、自車の存在や車幅を知らせる尾灯53の点灯によって車両の後方を照らして例えば、後方に連結する作業機の昇降状態や作業状態を確認することができる。また、圃場に歩行者や他の車両が入っている場合には、尾灯53の点灯によって自車の存在や車幅を知らせて安全に作業走行を行うことができる。

0064

また、第2の作業走行位置においては、前照灯50及び主作業灯52と共に補助作業灯51を点灯させると(ステップS18参照)、主作業灯52と補助作業灯51によって車両の周囲と共に車両の前側方を照らして作業を能率的に行うことができる。なお、この場合も自車の存在や車幅を知らせる尾灯53を点灯させずに消灯させておくように構成すると(ステップS17参照)、尾灯53の点灯による消費電力を削減して、オルタネータの負荷を削減したり、バッテリ上がりを防止することができる。

0065

そして、ノブ59が作業走行位置に切替えられている場合に路上走行を行う際には(ステップS19以降参照)、灯火ECU62が自動的に前照灯50と尾灯53を点灯させると共に作業灯52、51を消灯させるから、ノブ59の路上走行位置への切替えを怠った場合でも作業灯52、51を消灯させることができ、作業灯52、51の点灯によって他の車両等に迷惑をかけることを防止することができる。

0066

また、操縦部に設けるエンジンの回転数を調節するエンジンコントロールレバー39とフートアクセルペダル47の2つの操作具の内、エンジンコントロールレバー(手動操作具)39が低回転に操作されている場合には、路上走行を行うものとして、前照灯50と尾灯53を点灯させて作業灯52、51を消灯させるから、例えば主変速レバー44と副変速レバー45によって走行変速装置が高速位置へ切替えられ、これに伴って路上走行と看做すもののような不確実性を排除して、エンジンの回転数を調節するエンジンコントロールレバー39の操作状態によって路上走行か作業走行かを相当の確率をもって判断することができ、この路上走行の検出によって作業灯52、51を確実に消灯させることができる。

0067

なお、前照灯50と尾灯53と共に作業灯52、51を点灯させた状態でトラクタ1を長時間に亘って停車させておくと、その際にエンジン2が低回転であればオルタネータの発電量が低下してバッテリ上がりの要因となる。しかし、エンジン2の回転数を調節するエンジンコントロールレバー39が低回転に操作されている場合には、路上走行を行うものではないとしても前照灯50と尾灯53を点灯させて作業灯52、51を消灯させるから(ステップS19以降参照)、作業灯52、51の点灯による消費電力を削減してバッテリ上がりを防止することができる。

0068

そのうえ、操縦部に備えるメータパネル34に、ノブ59が作業走行位置に切替えられていることを点灯させて表示するモニタランプ60、61を設けると共に、トラクタ1が路上走行を行う際にはこのモニタランプ60、61を連続点灯状態から点滅状態に切替えて警告するから(ステップS20、22参照)、ノブ59の路上走行位置への切替えを促して、作業灯52、51を確実に消灯させて路上走行を行うことができる。

0069

なお、前述の実施形態において、エンジンの回転数を調節する手動操作具としてエンジンコントロールレバー39を用いたが、例えばダイヤルを回転操作してエンジンの回転数を調節する手動操作具を用いてもよく、また、大容量のバッテリ高性能のオルタネータを使用し、バッテリ上がりを心配する必要がなければ作業灯52、51の点灯と共に前照灯50と尾灯53を点灯させてもよい。

0070

さらに、補助作業灯51を前輪10の操舵角によって自動的に点灯又は消灯させて進行方向を照らすコーナリングライトとして使用する場合は、法規上の問題がなければ路上走行時に点灯させてもよく、或いは作業走行時に作業灯52、51が点灯されて車両の後方が照明されており、それによって自車の走行状態が明らかであれば、ブレーキペダルを踏んで車両を制動させた際にブレーキランプを路上走行時のように点灯させずに消灯させることによってバッテリ上がりを少なくすることもできる。

0071

そして、エンジンコントロールレバー39が低回転に操作されている場合には、路上走行を行うものとして、前照灯50と尾灯53を点灯させて作業灯52、51を消灯させるが、例えば畦道等を走行する際に補助作業灯51を点灯させて車両の前側方を照らしながら走行したい場合もあり、このような場合は主作業灯52を消灯させて補助作業灯51は消灯させないようにすることもでき、本発明は、前記実施形態に必ずしも限定されるものではない。

0072

1トラクタ(作業車両)
12ステアリングホイール
29運転席
34メータパネル
39エンジンコントロールレバー(エンジンの回転数を調節する手動操作具)
40ターンシグナルレバー
47フートアクセルペダル
49レバーポテンショメータ
50前照灯(ヘッドライト)
51補助作業灯(コーナーライト)
52 主作業灯(ワークライト)
53尾灯(テールライト)
57ライティングスイッチ
59ノブ(単一の操作具)
60 第1モニタランプ
61 第2モニタランプ
62灯火ECU

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