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技術 記録装置

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 本田賢一
出願日 2019年4月15日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-076864
公開日 2020年10月29日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-175509
状態 未査定
技術分野 用紙の取扱い インクジェット(インク供給、その他) 付属装置、全体制御
主要キーワード 両端部近傍領域 下地形成用 中央領 網部材 ポリエステル生地 メッシュ板 ヒューマンインターフェイス インク受け皿
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

記録媒体を透過したインクによって記録媒体が汚れてしまうことが抑制された記録装置を提供する。

解決手段

記録装置は、記録媒体を支持する支持面を有する支持部23と、支持面に支持される記録媒体にインクを付与することにより印刷を行う印刷部と、を備え、支持部23は、支持面を構成し記録媒体を透過するインクが通過する複数の通過孔を有するメッシュ板231と、メッシュ板231から通過したインクを保持する吸収部材232と、メッシュ板231を保持する保持部材233と、を備え、吸収部材232は、メッシュ板231および/または保持部材233によって保持され、メッシュ板231と保持部材233とが固定された状態で着脱可能に設けられる。

概要

背景

従来、例えば、特許文献1に記載されているように、布帛印刷を行う布帛印刷装置が知られている。この布帛印刷装置は、布帛を下方から支持する支持面を有する支持部と、支持面上の布帛にインク吐出するインク吐出部とを備えており、支持部は、支持面の中央領域における布帛に対する静止摩擦係数が、支持面の少なくとも一方向における両端部近傍領域の布帛に対する静止摩擦係数よりも大きい部分を有することを特徴としている。具体的には、支持面の中央領域における布帛に対する静止摩擦係数が、支持面の少なくとも一方向における両端部近傍領域の布帛に対する静止摩擦係数よりも大きい部分を設けるために、支持面の両端部近傍領域を除いた領域に、例えば、滑り止めの布シートなどのシート状部材が貼られている。

この布帛印刷装置によれば、布帛を支持部に設置した際に、支持面の中央領域の布帛に対して大きな静止摩擦力が働く部分があるので、この摩擦力によって布帛が保持される。粘着力による保持と異なり単に摩擦力による保持なので、手で軽く布帛の表面を撫でて皺を伸ばすだけで布帛の凹凸が除去され、この状態で摩擦力により布帛の平面度が保持される。これにより、布帛の取付け、位置合わせ、および取外しが容易となり、作業性を大幅に向上させることができるとしている。

概要

記録媒体を透過したインクによって記録媒体が汚れてしまうことが抑制された記録装置を提供する。記録装置は、記録媒体を支持する支持面を有する支持部23と、支持面に支持される記録媒体にインクを付与することにより印刷を行う印刷部と、を備え、支持部23は、支持面を構成し記録媒体を透過するインクが通過する複数の通過孔を有するメッシュ板231と、メッシュ板231から通過したインクを保持する吸収部材232と、メッシュ板231を保持する保持部材233と、を備え、吸収部材232は、メッシュ板231および/または保持部材233によって保持され、メッシュ板231と保持部材233とが固定された状態で着脱可能に設けられる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

記録媒体を支持する支持面を有する支持部と、前記支持面に支持される前記記録媒体に液体を付与することにより記録を行う記録部と、を備え、前記支持部は、前記支持面を構成し前記記録媒体を透過する前記液体が通過する複数の通過孔を有する第1部材と、前記第1部材から通過した前記液体を保持する第2部材と、前記第1部材を保持する第3部材と、を備え、前記第2部材は、前記第1部材および/または前記第3部材によって保持され、前記第1部材と前記第3部材とが固定された状態で着脱可能に設けられることを特徴とする記録装置

請求項2

前記第2部材は、前記通過孔を通過した前記液体を吸収する吸収部材であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。

請求項3

前記第2部材は、前記通過孔を通過した前記液体を回収する回収部を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。

請求項4

前記第1部材は、前記支持面を構成する網部を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置。

請求項5

前記第3部材は、前記第2部材の側面および下面と接触することで前記第2部材を支持することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置。

技術分野

0001

本発明は、記録媒体液体を付与することにより記録を行う記録装置に関する。

背景技術

0002

従来、例えば、特許文献1に記載されているように、布帛印刷を行う布帛印刷装置が知られている。この布帛印刷装置は、布帛を下方から支持する支持面を有する支持部と、支持面上の布帛にインク吐出するインク吐出部とを備えており、支持部は、支持面の中央領域における布帛に対する静止摩擦係数が、支持面の少なくとも一方向における両端部近傍領域の布帛に対する静止摩擦係数よりも大きい部分を有することを特徴としている。具体的には、支持面の中央領域における布帛に対する静止摩擦係数が、支持面の少なくとも一方向における両端部近傍領域の布帛に対する静止摩擦係数よりも大きい部分を設けるために、支持面の両端部近傍領域を除いた領域に、例えば、滑り止めの布シートなどのシート状部材が貼られている。

0003

この布帛印刷装置によれば、布帛を支持部に設置した際に、支持面の中央領域の布帛に対して大きな静止摩擦力が働く部分があるので、この摩擦力によって布帛が保持される。粘着力による保持と異なり単に摩擦力による保持なので、手で軽く布帛の表面を撫でて皺を伸ばすだけで布帛の凹凸が除去され、この状態で摩擦力により布帛の平面度が保持される。これにより、布帛の取付け、位置合わせ、および取外しが容易となり、作業性を大幅に向上させることができるとしている。

先行技術

0004

特開2004−291430号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1に記載の布帛印刷装置では、ポリエステル生地などインク吸収性が低く、また織り目の粗い布帛に印刷を行うと、布帛に吸収されずに布帛を透過したインクにより、支持面や支持面に貼られた滑り止めの布シートなどのシート状部材が汚れてしまい、引き続く印刷において布帛を汚してしまう場合があるという課題があった。

課題を解決するための手段

0006

本願の記録装置は、記録媒体を支持する支持面を有する支持部と、前記支持面に支持される前記記録媒体に液体を付与することにより記録を行う記録部と、を備え、前記支持部は、前記支持面を構成し前記記録媒体を透過する前記液体が通過する複数の通過孔を有する第1部材と、前記第1部材から通過した前記液体を保持する第2部材と、前記第1部材を保持する第3部材と、を備え、前記第2部材は、前記第1部材および/または前記第3部材によって保持され、前記第1部材と前記第3部材とが固定された状態で着脱可能に設けられることを特徴とする。

0007

上記の記録装置において、前記第2部材は、前記通過孔を通過した前記液体を吸収する吸収部材であることが好ましい。

0008

上記の記録装置において、前記第2部材は、前記通過孔を通過した前記液体を回収する回収部を備えることが好ましい。

0009

上記の記録装置において、前記第1部材は、前記支持面を構成する網部を備えていることが好ましい。

0010

上記の記録装置において、前記第3部材は、前記第2部材の側面および下面と接触することで前記第2部材を支持することが好ましい。

図面の簡単な説明

0011

実施形態1に係る記録装置としてのプリンターの斜視図である。
プリンターの内部構成を示す側面図である。
支持部の構成を示す斜視図である。
変形例1に係る支持部の構成を示す斜視図である。

実施例

0012

以下に本願の発明を具体化した実施形態について、図面を参照して説明する。以下は、本願の発明の一実施形態であって、本願の発明を限定するものではない。なお、以下の各図においては、説明を分かりやすくするため、実際とは異なる尺度で記載している場合がある。また、図面に付記する座標においては、Z軸方向が鉛直方向、+Z方向が上方向、Y軸方向が前後方向、+Y方向が手前方向、X軸方向が左右方向、+X方向が左方向、X−Y平面が水平面としている。

0013

(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る記録装置としてのプリンター100の斜視図、図2は、プリンター100の内部構成を示す側面図である。
プリンター100は、例えば図1に示すTシャツなどの布帛1にインクを吐出して所望の画像を印刷するインクジェット式捺染装置である。
ここで、布帛1は、本願における記録媒体であり、インクは、本願における液体である。また、印刷は、本願における記録の一形態である。
プリンター100が行う印刷は、例えば、プリンター100に接続されたパーソナルコンピューターデジタルカメラなどの画像データ取得機器から受信する画像データに基づいて行われる。
プリンター100は、布帛1に印刷を行う記録部としての印刷部10、装置内において布帛1を搬送する搬送部20、プリンター100を操作するための操作部40、プリンター100の全体の動作を制御する制御部60などを備えている。

0014

印刷部10は、布帛1の搬送方向であるY軸方向と交差するX軸方向に延びるガイド軸11と、ガイド軸11に摺接可能な状態で支持されたキャリッジ12と、キャリッジ12に保持され、インクを吐出する複数のノズルを有する印刷ヘッド13と、キャリッジ12をガイド軸11の長手方向に沿って往復移動させる際の駆動源となるキャリッジモーターなどを備えている。なお、キャリッジモーターについては図示を省略している。

0015

プリンター100は、布帛1を搬送方向に移動させる搬送動作と、印刷ヘッド13を布帛1の搬送方向と交差するX軸方向に走査移動させながら各ノズルからインク滴を吐出するドット形成動作とを交互に繰り返し、X軸方向に並ぶドットの列を搬送方向に並べて形成することで、布帛1上に画像の形成を行う。

0016

印刷ヘッド13は、インクの一例であるシアンインクC、マゼンタインクM、イエローインクY、黒色インクK、および下地形成用白色インクWを、制御部60の制御に基づいて布帛1に吐出することで布帛1に印刷を行う。下地形成用の白色インクWは、布帛1の色の影響を受けずに所望の発色の画像を形成する領域に対し、その下地を形成するために用いる。なお、白色インクWは、白色の画像を形成する際にも、画像形成インクとして使用される。
それぞれのインクは、インクカートリッジ3からチューブなどを介して印刷ヘッド13に供給される。また、画像には、文字、図形および記号などを含んでいる。

0017

搬送部20は、プリンター100の前後方向、つまりY軸方向に延出するベース部21と、ベース部21の内部でY軸方向に延びる搬送レール22と、布帛1を支持する支持部23と、搬送レール22に沿って支持部23をY軸方向に沿って移動させる際の駆動源となる搬送モーター24などを備えている。
操作部40は、ヒューマンインターフェイスとしての表示部や入力部を備えるタッチパネルであり、制御部60に対する指示や、プリンター100の操作に必要な情報の表示などを行う。

0018

制御部60は、プリンター100全体の制御を行う演算処理部を備え、予め備えられたプログラムや、操作部40からの指示に基づき、プリンター100に接続された画像データ取得機器からの画像データの受信、受信した画像データに基づく印刷データの生成、印刷データに従った印刷ヘッド13、キャリッジモーターおよび搬送モーター24の駆動制御などを行う。

0019

印刷データは、プリンター100を駆動可能な、例えば、CMYKW形式のデータであり、画像データ取得機器から受信した一般的なRGB形式の画像データに基づき生成される。CMYKW形式の印刷データは、画像を形成する画素ごとに、シアンインクCの使用量に応じた階調値、マゼンタインクMの使用量に応じた階調値、イエローインクYの使用量に応じた階調値、黒色インクKの使用量に応じた階調値、および白色インクWの使用量に応じた階調値を有している。
つまり、印刷データには、布帛1に対する画像の印刷領域の情報と、その印刷領域内における画素毎のインクの吐出量の情報が含まれている。
なお、印刷データの生成は、制御部60で行うのではなく、例えば、プリンター100に接続されたパーソナルコンピューターで生成し、プリンター100に送信する方法であっても良い。

0020

図3は、支持部23の構成を示す斜視図である。
支持部23は、第1部材としてのメッシュ板231、第2部材としての吸収部材232、第3部材としての保持部材233、保持部材233を搬送レール22に沿って移動可能に支持する支持台234などから構成されている。支持台234は、図2に示している。
布帛1は、印刷に先立ち、支持部23に載置され、布帛1の周辺押さえる枠235によって支持部23に保持される。

0021

メッシュ板231は、布帛1を支持する支持面を構成する網部としての網部材231Mおよび網部材231Mを板状に支持するフレーム231Fにより構成されている。
網部材231Mは、インクを吸収せず、表面に撥水性を持たせた金属材料あるいは樹脂材料により構成された網である。
すなわち、メッシュ板231は、網目として、布帛1を透過するインクが通過する複数の通過孔を有している。

0022

吸収部材232は、メッシュ板231を通過したインクを吸収し保持するブロック体であり、例えば、綿状パルプ高分子吸水ポリマーウレタンフォーム等の多孔質材料や不織布などで構成されている。吸収部材232は、支持部23から着脱が可能であり、支持部23にセットした場合に、メッシュ板231を通過するインクが余さず吸収されるように、平面視で網部材231Mと略同じ形状および面積となるブロック体として構成されている。

0023

保持部材233は、支持台234に固定され、メッシュ板231および吸収部材232を保持する筐体であり、上面および前面が開放された金属製または樹脂製の箱体で構成されている。
メッシュ板231は、そのフレーム231Fが、保持部材233の側面および背面の上端にねじ止めされるなどして保持部材233に固定されている。

0024

吸収部材232は、メッシュ板231と保持部材233の底部に挟まれる空間に配置され、開放された保持部材233の前面から出し入れが可能である。吸収部材232は、前述したように、平面視で網部材231Mと略同じ形状および面積となるブロック体であり、吸収部材232を保持部材233の底面に載置した場合、保持部材233の側面および背面のそれぞれの内壁によってその位置が規制されることにより、メッシュ板231を通過するインクが余さず吸収されるように配置される。すなわち、保持部材233は、吸収部材232の側面および下面と接触することで吸収部材232を支持する。

0025

以上説明したように、プリンター100は、布帛1を支持する支持面を有する支持部23と、支持面に支持される布帛1にインクを付与することにより印刷を行う印刷部10と、を備え、支持部23は、支持面を構成し布帛1を透過するインクが通過する複数の通過孔を有するメッシュ板231と、メッシュ板231から通過したインクを保持する吸収部材232と、メッシュ板231および吸収部材232を保持する保持部材233と、を備え、吸収部材232は、保持部材233によって保持され、メッシュ板231と保持部材233とが固定された状態で着脱可能に設けられている。

0026

なお、吸収部材232は、メッシュ板231に吊り下げられるように保持される構成であっても良い。このように構成した場合には、保持部材233の底部がインクによって汚れることが抑制されるので好都合である。
また、吸収部材232が柔らかい素材で構成され、ブロック体形状を保ち難い場合には、メッシュ板231に吊り下げられるように保持された上、その底部が保持部材233の底部から浮くように、例えば、保持部材233の底部に設けられた簀の子によって支持される構成であっても良い。すなわち、吸収部材232は、メッシュ板231および保持部材233によって保持される構成であっても良い。このように構成した場合には、吸収部材232と共に保持部材233の底部に設けられた簀の子を取り外し、洗浄することで、保持部材233の底部がインクによって汚れることが抑制されるので好都合である。

0027

以上述べたように、本実施形態に係る記録装置によれば、以下の効果を得ることができる。
布帛1を支持する支持面を有する支持部23は、支持面を構成し布帛1を透過するインクが通過する複数の通過孔を有するメッシュ板231と、メッシュ板231から通過したインクを保持する吸収部材232と、メッシュ板231および吸収部材232を保持する保持部材233と、を備えている。そのため、布帛1を透過したインクは、布帛1を支持する支持面に留まることなく通過し、吸収部材232に保持されるようになる。その結果、布帛1を支持する支持面がインクによって汚れることが抑制され、引き続く布帛1への印刷において、支持面に置かれる布帛1が汚れてしまうことが抑制される。

0028

また、吸収部材232は、メッシュ板231および/または保持部材233によって保持され、メッシュ板231と保持部材233とが固定された状態で着脱可能に設けられている。そのため、吸収部材232が保持するインクの量が許容量を超える場合や、吸収部材232のクリーニングが必要な場合などにおいて、容易に吸収部材232だけを取り外し、また容易に、新たな、あるいはクリーニングが完了した吸収部材232を装着することができる。

0029

また、吸収部材232は、メッシュ板231が有する通過孔を通過したインクを吸収する吸収部材であるため、通過孔を通過したインクが再びメッシュ板231に戻ることが抑制される。そのため、布帛1を支持する支持面がインクによって汚れることが抑制される。

0030

また、メッシュ板231は、支持面を構成する網部材231Mを備えているため、布帛1を透過したインクは、布帛1を支持する支持面に留まることなく通過し、吸収部材232に保持されるようになる。その結果、布帛1を支持する支持面がインクによって汚れることが抑制され、引き続く布帛1への印刷において、支持面に置かれる布帛1が汚れてしまうことが抑制される。

0031

また、保持部材233は、吸収部材232の側面および下面と接触することで吸収部材232を支持するように構成されているため、吸収部材232を、支持部23にセットした場合に、メッシュ板231を通過するインクが余さず吸収されるようにセットすることができる。

0032

なお、本願の発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。なお、実施形態1と同一の構成部位については、同一の番号を附し、重複する説明は省略する。

0033

(変形例1)
図4は、変形例1に係る支持部23Aの構成を示す斜視図である。
実施形態1では、図3に示すように、第2部材が、メッシュ板231が有する通過孔を通過したインクを吸収する吸収部材232である場合を説明したが、第2部材は、メッシュ板231が有する通過孔を通過したインクを吸収して保持するのではなく、液体として回収できるように保持する構成であっても良い。

0034

支持部23Aは、メッシュ板231、第2部材としてのインク受け皿236、保持部材233、支持台234などから構成されている。なお、図4において、支持台234の図示を省略している。
インク受け皿236は、通過孔を通過した液体、つまり、メッシュ板231の網目を通過したインクを回収する部分であり、支持部23Aから着脱が可能である。具体的には、インク受け皿236は、図4に示すように、箱体237、傾斜板238、廃液栓239などから構成されている。箱体237は、メッシュ板231と保持部材233の底部に挟まれる空間を埋めるサイズの、天部が開放された箱であり、開放された天部が、メッシュ板231を通過したインクを内部に受け止める。

0035

傾斜板238および廃液栓239は、メッシュ板231の網目を通過したインクを回収する回収部を構成している。傾斜板238は、矩形平板であり、その4辺が、箱体237の4つの側面の内壁に密着し固定されている。また、傾斜板238は、その4辺の最も低い位置が、廃液栓239が設けられた位置になるようにX−Y平面に対して傾斜して設けられている。傾斜板238の傾斜角度は、メッシュ板231を通過して付着したインクが、容易に流れる程度の角度であることが好ましい。
廃液栓239は、箱体237の前面の一方の端部下方に設けられ、傾斜板238によって集められたインクを箱体237の外部に排出可能に設けられている。

0036

インク受け皿236によれば、メッシュ板231を通過したインクを1箇所に集めて回収することができる。そのため、メッシュ板231を通過したインクが再びメッシュ板231に戻ることが抑制される。また、廃液栓239を介してインク受け皿236からインクを取り除くことによって、インク受け皿236はインクを回収し続けることが可能となる。これらにより、布帛1を支持する支持面がインクによって汚れることが抑制され、また、その状態を容易に維持することができる。

0037

以下に、上述した実施形態および変形例から導き出される内容を記載する。

0038

本願の記録装置は、記録媒体を支持する支持面を有する支持部と、前記支持面に支持される前記記録媒体に液体を付与することにより記録を行う記録部と、を備え、前記支持部は、前記支持面を構成し前記記録媒体を透過する前記液体が通過する複数の通過孔を有する第1部材と、前記第1部材から通過した前記液体を保持する第2部材と、前記第1部材を保持する第3部材と、を備え、前記第2部材は、前記第1部材および/または前記第3部材によって保持され、前記第1部材と前記第3部材とが固定された状態で着脱可能に設けられることを特徴とする。

0039

この構成によれば、記録媒体を支持する支持面を有する支持部は、この支持面を構成し記録媒体を透過する液体が通過する複数の通過孔を有する第1部材と、第1部材から通過した液体を保持する第2部材と、第1部材および第2部材を保持する第3部材と、を備えている。そのため、記録媒体を透過した液体は、記録媒体を支持する支持面に留まることなく通過し、第2部材に保持されるようになる。その結果、記録媒体を支持する支持面が液体によって汚れることが抑制され、引き続く記録媒体への記録において、支持面に置かれる記録媒体が汚れてしまうことが抑制される。
また、第2部材は、第1部材および/または第3部材によって保持され、第1部材と第3部材とが固定された状態で着脱可能に設けられている。そのため、第2部材が保持する液体の量が許容量を超える場合や、第2部材のクリーニングが必要な場合などにおいて、容易に第2部材だけを取り外し、また容易に、新たな、あるいはクリーニングが完了した第2部材を装着することができる。

0040

上記の記録装置において、前記第2部材は、前記通過孔を通過した前記液体を吸収する吸収部材であることが好ましい。

0041

この構成によれば、第2部材は、第1部材が有する通過孔を通過した液体を吸収する吸収部材であるため、通過孔を通過した液体が再び第1部材に戻ることが抑制される。その結果、記録媒体を支持する支持面が液体によって汚れることが抑制される。

0042

上記の記録装置において、前記第2部材は、前記通過孔を通過した前記液体を回収する回収部を備えることが好ましい。

0043

この構成によれば、第2部材は、第1部材が有する通過孔を通過した液体を回収する回収部材であるため、通過孔を通過した液体が再び第1部材に戻ることが抑制される。また、回収部材から液体を取り除くことによって、回収部材は液体を回収し続けることが可能となる。これらの結果、記録媒体を支持する支持面が液体によって汚れることが抑制され、また、その状態を容易に維持することができる。

0044

上記の記録装置において、前記第1部材は、前記支持面を構成する網部を備えていることが好ましい。

0045

この構成によれば、第1部材は、支持面を構成する網部を備えているため、記録媒体を透過した液体は、記録媒体を支持する支持面に留まることなく通過し、第2部材に保持されるようになる。その結果、記録媒体を支持する支持面が液体によって汚れることが抑制され、引き続く記録媒体への記録において、支持面に置かれる記録媒体が汚れてしまうことが抑制される。

0046

上記の記録装置において、前記第3部材は、前記第2部材の側面および下面と接触することで前記第2部材を支持することが好ましい。

0047

この構成によれば、第3部材は、第2部材の側面および下面と接触することで第2部材を支持するように構成されているため、第2部材を、支持部にセットした場合に、第1部材を通過する液体が余さず保持されるようにセットすることができる。

0048

1…布帛、3…インクカートリッジ、10…印刷部、11…ガイド軸、12…キャリッジ、13…印刷ヘッド、20…搬送部、21…ベース部、22…搬送レール、23…支持部、24…搬送モーター、40…操作部、60…制御部、100…プリンター、231…メッシュ板、231F…フレーム、231M…網部材、232…吸収部材、233…保持部材、234…支持台、235…枠、236…インク受け皿、237…箱体、238…傾斜板、239…廃液栓。

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