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技術 音声出力システム、制御装置、音声出力方法及びプログラム

出願人 NECプラットフォームズ株式会社
発明者 佐野昭広
出願日 2019年4月8日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-073385
公開日 2020年10月22日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-174227
状態 未登録
技術分野 パブリックアドレスシステム 可聴帯域変換器の回路等
主要キーワード 複合音声 駆け込み乗車 スピーカセット 音声出力システム タイミング通知 マスクROM 列車接近 超指向性スピーカ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月22日)のものです。
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図面 (8)

課題

所定のタイミングとなったときに所定の領域の外にいる利用者が所定のタイミングとなったことを知ることを抑制することが可能な音声出力システムを提供する。

解決手段

第1スピーカ12は、人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成されている。第2スピーカ14は、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数で所定の音を出力するように構成されている。第1の周波数と第2の周波数との差は、人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数に対応する。可聴周波数は、所定のタイミングとなったことを通知する音に対応する周波数を含む。制御装置100は、所定のタイミングで、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、第1スピーカ12及び第2スピーカ14を制御する。

概要

背景

例えばなどの公共施設案内放送が出力されている。この技術に関連し、特許文献1は、超指向性スピーカを使用し、利用者ホームでの位置に応じた案内を複数のスピーカから行う複合音声案内システムを開示する。

概要

所定のタイミングとなったときに所定の領域の外にいる利用者が所定のタイミングとなったことを知ることを抑制することが可能な音声出力システムを提供する。第1スピーカ12は、人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成されている。第2スピーカ14は、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数で所定の音を出力するように構成されている。第1の周波数と第2の周波数との差は、人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数に対応する。可聴周波数は、所定のタイミングとなったことを通知する音に対応する周波数を含む。制御装置100は、所定のタイミングで、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、第1スピーカ12及び第2スピーカ14を制御する。

目的

本開示の目的は、このような課題を解決するためになされたものであり、所定のタイミングとなったときに所定の領域の外にいる利用者が所定のタイミングとなったことを知ることを抑制することが可能な音声出力システム、制御装置、音声出力方法及びプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数で所定の音を出力するように構成された第2のスピーカとで構成された少なくとも1つのスピーカセットと、前記スピーカセットを制御する制御装置とを有し、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差は、人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数に対応し、前記可聴周波数は、所定のタイミングとなったことを通知する音に対応する周波数を含み、前記制御装置は、所定のタイミングで、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御する音声出力システム

請求項2

前記スピーカセットは、に設置され、前記所定のタイミングは、前記駅を列車発車する時刻に対応し、前記可聴周波数は、少なくとも前記列車が発車することを通知する発車通知音に対応する周波数を含み、前記制御装置は、前記可聴周波数が前記発車通知音に対応する周波数となるように、前記スピーカセットを制御する請求項1に記載の音声出力システム。

請求項3

前記所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の領域を含み、前記スピーカセットは、前記プラットフォームに設けられる請求項2に記載の音声出力システム。

請求項4

前記スピーカセットは、前記駅の複数の前記所定の領域にそれぞれ設けられ、前記制御装置は、前記所定のタイミングにおいて、前記所定の領域ごとに互いに異なる可聴周波数となる音を出力するように、複数の前記スピーカセットを制御する請求項2又は3に記載の音声出力システム。

請求項5

前記複数の所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の、前記列車が停車したときに当該列車の近傍となる第1の領域と、前記第1の領域以外の第2の領域とを含み、前記制御装置は、前記所定のタイミングにおいて、前記第1の領域には乗車誘導するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力し、前記第2の領域には乗車を抑制するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する請求項4に記載の音声出力システム。

請求項6

前記複数の所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の領域と、前記駅における前記プラットフォーム以外の他の領域とを含み、前記制御装置は、前記所定のタイミングにおいて、前記プラットフォーム上の領域には前記発車通知音に対応する前記可聴周波数となる音を出力し、前記他の領域には他の情報を通知するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する請求項4に記載の音声出力システム。

請求項7

前記複数の所定の領域は、前記駅の複数のプラットフォームそれぞれの領域を含み、前記制御装置は、前記所定のタイミングにおいて、前記複数のプラットフォームそれぞれの領域ごとに互いに異なる前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する請求項4に記載の音声出力システム。

請求項8

人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数で所定の音を出力するように構成された第2のスピーカとで構成された少なくとも1つのスピーカセットを制御する制御手段と、前記スピーカセットが所定の音を出力する所定のタイミングとなったか否かを判定するタイミング判定手段とを有し、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差は、人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数に対応し、前記可聴周波数は、所定のタイミングとなったことを通知する音に対応する周波数を含み、前記タイミング判定手段によって前記所定のタイミングとなったと判定されたときに、前記制御手段は、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御する制御装置。

請求項9

人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数であって、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差が人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数である第2の周波数で所定の音を出力するように構成された第2のスピーカとで構成された少なくとも1つのスピーカセットが所定の音を出力する所定のタイミングとなったか否かを判定し、前記所定のタイミングとなったと判定されたときに、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御する音声出力方法

請求項10

人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された少なくとも1つの第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数であって、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差が人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数である第2の周波数で所定の音を出力するように構成された少なくとも1つの第2のスピーカとで構成されたスピーカセットが所定の音を出力する所定のタイミングとなったか否かを判定するステップと、前記所定のタイミングとなったと判定されたときに、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御するステップとをコンピュータに実行させるプログラム

技術分野

0001

本発明は、音声出力システム制御装置音声出力方法及びプログラムに関する。

背景技術

0002

例えばなどの公共施設案内放送が出力されている。この技術に関連し、特許文献1は、超指向性スピーカを使用し、利用者ホームでの位置に応じた案内を複数のスピーカから行う複合音声案内システムを開示する。

先行技術

0003

特開2005−159654号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1にかかる技術では、ホーム上の位置に応じた案内を行うのみであるので、ホーム以外にいる利用者については考慮されていない。一方、ホームなどの所定の領域の外にいる利用者が、所定のタイミングとなったときに所定のタイミングとなったことを知ると、所定の領域に殺到するおそれがある。

0005

本開示の目的は、このような課題を解決するためになされたものであり、所定のタイミングとなったときに所定の領域の外にいる利用者が所定のタイミングとなったことを知ることを抑制することが可能な音声出力システム、制御装置、音声出力方法及びプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本開示にかかる音声出力システムは、人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数で所定の音を出力するように構成された第2のスピーカとで構成された少なくとも1つのスピーカセットと、前記スピーカセットを制御する制御装置とを有し、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差は、人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数に対応し、前記可聴周波数は、所定のタイミングとなったことを通知する音に対応する周波数を含み、前記制御装置は、所定のタイミングで、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御する。

0007

また、本開示にかかる制御装置は、人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数で所定の音を出力するように構成された第2のスピーカとで構成された少なくとも1つのスピーカセットを制御する制御手段と、前記スピーカセットが所定の音を出力する所定のタイミングとなったか否かを判定するタイミング判定手段とを有し、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差は、人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数に対応し、前記可聴周波数は、所定のタイミングとなったことを通知する音に対応する周波数を含み、前記タイミング判定手段によって前記所定のタイミングとなったと判定されたときに、前記制御手段は、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御する。

0008

また、本開示にかかる音声出力方法は、人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数であって、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差が人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数である第2の周波数で所定の音を出力するように構成された第2のスピーカとで構成された少なくとも1つのスピーカセットが所定の音を出力する所定のタイミングとなったか否かを判定し、前記所定のタイミングとなったと判定されたときに、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御する。

0009

また、本開示にかかるプログラムは、人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された少なくとも1つの第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数であって、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差が人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数である第2の周波数で所定の音を出力するように構成された少なくとも1つの第2のスピーカとで構成されたスピーカセットが所定の音を出力する所定のタイミングとなったか否かを判定するステップと、前記所定のタイミングとなったと判定されたときに、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御するステップとをコンピュータに実行させる。

発明の効果

0010

本開示によれば、所定のタイミングとなったときに所定の領域の外にいる利用者が所定のタイミングとなったことを知ることを抑制することが可能な音声出力システム、制御装置、音声出力方法及びプログラムを提供できる。

図面の簡単な説明

0011

実施の形態1にかかる音声出力システムの概要を示す図である。
実施の形態1にかかる制御装置の構成を示す図である。
実施の形態1にかかる音声情報テーブルを例示する図である。
実施の形態1にかかる制御装置によって実行される音声出力方法を示すフローチャートである。
実施の形態1にかかる音声出力システムが適用された駅を例示する図である。
実施の形態2にかかる音声情報テーブルを例示する図である。
実施の形態3にかかる音声情報テーブルを例示する図である。

実施例

0012

(実施の形態1)
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。

0013

図1は、実施の形態1にかかる音声出力システム1の概要を示す図である。音声出力システム1は、第1スピーカ12(第1のスピーカ)と第2スピーカ14(第2のスピーカ)とで構成された少なくとも1つのスピーカセット10と、制御装置100とを有する。

0014

第1スピーカ12は、人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成されている。第2スピーカ14は、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数で所定の音を出力するように構成されている。ここで、第1の周波数と第2の周波数との差は、人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数に対応する。また、可聴周波数は、所定のタイミングとなったことを通知する音に対応する周波数を含む。制御装置100は、所定のタイミングで、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、第1スピーカ12及び第2スピーカ14を制御する。

0015

第1スピーカ12が第1の周波数の音波(超音波)を出力し、第2スピーカ14が第2の周波数の音波(超音波)を出力しても、その音を人間は聴きとることはできない。一方、第1スピーカ12及び第2スピーカ14から出力された音波は、所定の領域で交差する。このとき、所定の領域では、第1の周波数と第2の周波数との周波数差うなりが発生する。この周波数差は可聴周波数に対応するので、所定の領域にいる人は、このうなりを聴きとることできる。ここで、本実施の形態では、このうなりは、所定のタイミングとなったことを通知する音(タイミング通知音)に対応する。したがって、所定の領域にいる人は、所定のタイミングとなったことを知ることができる。一方、所定の領域の外では、このうなりが発生しないので、所定の領域の外にいる人は、うなりによって再現されたタイミング通知音を聴き取ることが困難である。

0016

したがって、本開示にかかる音声出力システム1は、上記の構成により、所定のタイミングとなったときに所定の領域の外にいる利用者が所定のタイミングとなったことを知ることを抑制することが可能となる。これにより、所定のタイミングとなったときに所定の領域の外にいる利用者が所定の領域に殺到することを抑制することができる。なお、制御装置100を用いても、所定のタイミングとなったときに所定の領域の外にいる利用者が所定のタイミングとなったことを知ることを抑制することが可能となる。また、音声出力システム1(制御装置100)で実行される音声出力方法及び音声出力方法を実行するプログラムを用いても、所定のタイミングとなったときに所定の領域の外にいる利用者が所定のタイミングとなったことを知ることを抑制することが可能となる。

0017

以下、図1に示したスピーカセット10が、駅に設置される例について説明する。この場合、上述した所定のタイミングは、駅を列車発車する時刻に対応する。また、上述した可聴周波数(周波数差)は、少なくとも列車が発車することを通知する発車通知音に対応する周波数を含む。また、第1スピーカ12及び第2スピーカ14は、所定の領域に音波を出力できるように、鋭い指向性を有するものとする。

0018

図2は、実施の形態1にかかる制御装置100の構成を示す図である。制御装置100は、例えばコンピュータである。ここで、実施の形態1にかかるスピーカセット10は、駅のプラットフォームの近傍に設置されるものとする。この場合、上述した所定の領域は、駅のプラットフォーム上の領域を含む。この場合、制御装置100は、可聴周波数が発車通知音に対応する周波数となるように、スピーカセット10を制御する。

0019

制御装置100は、主要なハードウェア構成として、制御部102と、記憶部104と、通信部106と、インタフェース部108(IF;Interface)とを有する。制御部102、記憶部104、通信部106及びインタフェース部108は、データバスなどを介して相互に接続されている。

0020

制御部102は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。制御部102は、制御処理及び演算処理等を行う演算装置としての機能を有する。記憶部104は、例えばメモリ又はハードディスク等の記憶デバイスである。記憶部104は、例えばROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)等である。記憶部104は、制御部102によって実行される制御プログラム及び演算プログラム等を記憶するための機能を有する。また、記憶部104は、処理データ等を一時的に記憶するための機能を有する。記憶部104は、データベースを含み得る。

0021

通信部106は、他の装置(例えばスピーカセット10)とネットワークを介して通信を行うために必要な処理を行う。通信部106は、通信ポートルータファイアウォール等を含み得る。インタフェース部108(IF;Interface)は、例えばユーザインタフェース(UI)である。インタフェース部108は、キーボードタッチパネル又はマウス等の入力装置と、ディスプレイ又はスピーカ等の出力装置とを有する。インタフェース部108は、ユーザ(オペレータ)によるデータの入力の操作を受け付け、ユーザに対して情報を出力する。インタフェース部108は、例えば、後述する音声情報を表示してもよい。

0022

実施の形態1にかかる制御装置100は、音声情報格納部110、タイミング判定部112、及びスピーカ制御部120を有する。音声情報格納部110は、音声情報格納手段として機能する。タイミング判定部112は、タイミング判定手段として機能する。スピーカ制御部120は、スピーカ制御手段として機能する。なお、各構成要素の具体的な機能については後述する。

0023

なお、各構成要素は、例えば、制御部102の制御によって、プログラムを実行させることによって実現できる。より具体的には、各構成要素は、記憶部104に格納されたプログラムを、制御部102が実行することによって実現され得る。また、必要なプログラムを任意の不揮発性記録媒体に記録しておき、必要に応じてインストールすることで、各構成要素を実現するようにしてもよい。また、各構成要素は、プログラムによるソフトウェアで実現することに限ることなく、ハードウェアファームウェア、及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等により実現してもよい。また、各構成要素は、例えばFPGA(field-programmable gate array)又はマイコン等の、ユーザがプログラミング可能な集積回路を用いて実現してもよい。この場合、この集積回路を用いて、上記の各構成要素から構成されるプログラムを実現してもよい。以上のことは、後述する他の実施の形態においても同様である。

0024

音声情報格納部110は、所定のタイミングと、スピーカセット10によって所定の領域で聴き取ることが可能な音声情報とを対応付けた音声情報テーブルを格納する。なお、音声情報テーブルは、音声情報が出力される所定の期間を含むようにしてもよい。スピーカ制御部120は、所定のタイミングにおいて、所定の領域(プラットフォーム上)にいる利用者がその所定のタイミングに対応する音声情報を示す音声を、所定の期間、聴き取ることができるように、スピーカセット10を制御する。

0025

図3は、実施の形態1にかかる音声情報テーブルを例示する図である。図3の例では、「時刻」が「所定のタイミング」に対応する。ここで、「時刻」は、列車の時刻表に対応付けられていてもよい。図3の例では、列車が9時59分0秒に駅のプラットフォームに到着し、10時0分0秒に駅のプラットフォームを出発するものとする。

0026

図4は、実施の形態1にかかる制御装置100によって実行される音声出力方法を示すフローチャートである。タイミング判定部112は、音声情報テーブルに示された所定時刻となったか否かを判定する(ステップS102)。つまり、タイミング判定部112は、スピーカセット10が所定の音(通知音)を出力する所定のタイミングとなったか否かを判定する。

0027

タイミング判定部112によって所定時刻となったと判定された場合(S102のYES)、スピーカ制御部120は、その時刻に対応する音(通知音)を、音声情報テーブルに示された期間、プラットフォームに出力するように、スピーカセット10を制御する(ステップS104)。つまり、スピーカ制御部120は、所定の領域に同時に所定の音(通知音)を出力するように、第1スピーカ12及び第2スピーカ14を制御する。

0028

人の聴覚は、約20kHz程度までの周波数の音を聴き取ることができ、それ以上の周波数の音を聴き取ることは困難である。したがって、本実施の形態では、例えば、スピーカ制御部120は、第1スピーカ12の出力が40kHzの基本波(搬送波)となるように、第1スピーカ12を制御する。一方で、スピーカ制御部120は、第2スピーカ14から出力される音波の周波数と40kHzとの差が通知音に対応する周波数となるように、第2スピーカ14を制御する。例えば、通知音が、基本周波数が1kHzのブザー音である場合、スピーカ制御部120は、第2スピーカ14の出力が41kHzとなるように、所定期間、変調を行う。また、通知音が、周波数が変化する(音の高低が変化する)メロディ又は音声案内である場合、スピーカ制御部120は、第2スピーカ14の出力がそのメロディ又は音声案内に対応する周波数となるように、所定期間、変調を行う。例えば、スピーカ制御部120が、第2スピーカ14の出力が40.3kHz〜43kHzの間の周波数となるように変調を行うことで、うなりが300Hz〜3kHzの音で再生され得る。これにより、人の可聴域の音を再生することができる。

0029

つまり、スピーカ制御部120は、所定のタイミングとなったときに、対応する通知音が所定の領域(プラットフォーム)で聴き取れるように、第2スピーカ14の出力に対して、所定期間、変調を行う。また、音声情報格納部110には、通知音に対応する通知信号が格納されていてもよい。この場合、スピーカ制御部120は、所定の期間、40kHzの基本波を通知信号の周波数で変調してもよい。これにより、所定のタイミングで、所定の領域において所定の期間、可聴周波数に対応する通知音を、うなりとして聴き取ることができる。

0030

例えば、図3の例においては、時刻「9:58:00」に、プラットフォーム上の利用者に列車接近案内(例えば「間もなく列車が到着します。白線の内側にお下がり下さい」など)が通知されるように、スピーカセット10が制御される。また、時刻「9:59:00」(到着時刻)に、プラットフォーム上の利用者に列車の行先案内(例えば「この列車は10時0分発xx行きです」など)が通知されるように、スピーカセット10が制御される。また、時刻「9:59:55」に、プラットフォーム上の利用者に対する発車ベルの通知を開始するように、スピーカセット10が制御される。また、時刻「9:59:58」に、プラットフォーム上の利用者に対する発車ベルの通知を終了するように、スピーカセット10が制御される。これにより、時刻「9:59:55」から時刻「9:59:58」までの期間、プラットフォーム上の利用者は、発車ベル音(発車通知音)を聴き取ることができる。なお、発車通知音は、発車ベル音に限られず、音声又はメロディであてもよい。

0031

また、時刻「10:00:00」(発車時刻)に、プラットフォーム上の利用者に列車の発車案内(例えば「列車が動きますので列車から離れて下さい」など)が通知されるように、スピーカセット10が制御される。また、上記時刻以外の時間帯では、発車通知音以外の他情報A(例えば次の列車の到着時間の案内)を通知するように、スピーカセット10が制御されてもよい。

0032

図5は、実施の形態1にかかる音声出力システム1が適用された駅を例示する図である。駅のプラットフォーム80の近傍には、第1スピーカ12−1と第2スピーカ14−1とから構成されるスピーカセット10−1と、第1スピーカ12−2と第2スピーカ14−2とから構成されるスピーカセット10−2とが設けられている。同様に、プラットフォーム80の近傍には、それぞれ、第1スピーカ12−3〜12−6と第2スピーカ14−3〜14−6とから構成されるスピーカセット10−3〜10−6が設けられている。これらのスピーカセット10−1〜10−6により、プラットフォーム80上に、利用者90が通知音を聴き取ることができる可聴域エリアArが形成される。

0033

この場合、可聴域エリアArにいる利用者90A,90B,90Cは、列車70が発車するときの発車通知音を聴き取ることができる。これにより、可聴域エリアArにいる利用者90A,90B,90Cに対して、乗車を促すことができる。一方、プラットフォーム80以外の領域(例えば改札口の近傍、プラットフォーム80にアクセスできる階段等)では、第1スピーカ12から出力される音波(超音波)と第2スピーカ14から出力される音波(超音波)とが交差しない。これにより、プラットフォーム80以外の領域では、可聴周波数に対応するうなりが発生しない。したがって、プラットフォーム80以外の領域にいる利用者90D,90E,90Fは、発車通知音(可聴周波数に対応するうなり)を聴き取ることができない。したがって、プラットフォーム80以外の領域にいる利用者90D,90E,90Fは、列車70の発車タイミング(所定のタイミング)となったことを知ることを抑制できる。したがって、利用者90D,90E,90Fがプラットフォーム80に殺到すること、つまり駆け込み乗車を抑制することが可能となる。これにより、列車の発車の遅延等のトラブル発生を抑制することができる。

0034

(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。なお、実施の形態2にかかる音声出力システム1及び制御装置100の構成については、それぞれ図1及び図2に示したものと実質的に同様であるので、説明を省略する。また、実施の形態2にかかる音声出力方法についても、図4に示したものと実質的に同様であるので、説明を省略する。

0035

ここで、実施の形態2においては、所定の領域が複数あるものとする。そして、所定の領域それぞれに、スピーカセット10が設けられているものとする。つまり、実施の形態2においては、スピーカセット10は複数設けられている。そして、タイミング判定部112は、複数の所定の領域ごとに、所定のタイミングを判定する。スピーカ制御部120は、所定のタイミングにおいて、複数の所定の領域ごとに互いに異なる可聴周波数となる音を出力するように、複数のスピーカセット10を制御する。したがって、所定のタイミングにおいて、ある領域にいる利用者が聴き取れる通知音と、別の領域にいる利用者が聴き取れる通知音とは、互いに異なり得る。

0036

図6は、実施の形態2にかかる音声情報テーブルを例示する図である。図6の例では、「時刻」が「所定のタイミング」に対応する。ここで、「時刻」は、列車の時刻表に対応付けられていてもよい。図6の例では、列車が9時59分0秒に駅のプラットフォームに到着し、10時0分0秒に駅のプラットフォームを出発するものとする。

0037

ここで、図6の例では、列車がプラットフォームに到着したときに列車の近傍となる領域である領域A(第1の領域)と、領域A以外のプラットフォーム上の領域である領域B(第2の領域)とで、通知音が互いに異なり得る。図5の例では、領域Aに対応する通知音は、線路に近い箇所に設置されたスピーカセット10−1,10−3,10−5によって実現され得る。また、領域Bに対応する通知音は、線路から遠い箇所に設置されたスピーカセット10−2,10−4,10−6によって実現され得る。また、制御装置100は、所定のタイミングにおいて、領域Aには乗車を誘導するアナウンスに対応する可聴周波数となる音を出力するように、スピーカセット10を制御する。一方で、制御装置100は、領域Bには乗車を抑制するアナウンスに対応する可聴周波数となる音を出力するように、スピーカセット10を制御する。

0038

図6の例においては、スピーカ制御部120は、時刻「9:58:00」に、領域Aの利用者に列車接近案内A(例えば「間もなく列車が到着します。白線の内側にお下がり下さい」など)が通知されるように、スピーカセット10を制御する。一方で、スピーカ制御部120は、同じ時刻「9:58:00」に、領域Bの利用者に列車接近案内B(例えば「間もなく列車が到着します。乗車位置にお並び下さい」など)が通知されるように、スピーカセット10を制御する。言い換えると、時刻「9:58:00」に、領域Aにいる利用者は列車接近案内Bを聴き取ることができず、領域Bにいる利用者は列車接近案内Aを聴き取ることができない。このように、同じ時刻であっても、領域Aにいる利用者が聴き取れる通知音と、領域Bにいる利用者が聴き取れる通知音とは、互いに異なり得る。

0039

また、スピーカ制御部120は、時刻「9:59:55」に、領域Aにいる利用者に対し、乗車を誘導するアナウンス(例えば「速やかにご乗車下さい」)を開始するように、スピーカセット10を制御する。一方で、スピーカ制御部120は、同じ時刻「9:59:55」に、領域Bにいる利用者に対し、乗車を抑制するアナウンス(例えば「次の列車をご利用下さい」)を開始するように、スピーカセット10を制御する。

0040

また、スピーカ制御部120は、時刻「9:59:58」に、領域Aにいる利用者に対する、乗車を誘導するアナウンスを終了するように、スピーカセット10を制御する。これにより、時刻「9:59:55」から時刻「9:59:58」までの期間、領域Aの利用者は、乗車を誘導するアナウンスを聴き取ることができる。一方で、スピーカ制御部120は、同じ時刻「9:59:58」に、領域Bにいる利用者に対する、乗車を抑制するアナウンスを終了するように、スピーカセット10を制御する。これにより、時刻「9:59:55」から時刻「9:59:58」までの期間、領域Bの利用者は、乗車を抑制するアナウンスを聴き取ることができる。言い換えると、時刻「9:59:55」から時刻「9:59:58」までの期間、領域Bの利用者は、乗車を誘導するアナウンスを聞き取ることができず、乗車を抑制するアナウンスのみを聴き取ることができる。

0041

したがって、領域Aの利用者と領域Bの利用者とで聴き取れるアナウンスが異なるので、領域Aの利用者を速やかに乗車させること、及び領域Bの利用者の駆け込み乗車を抑制することができる。したがって、列車の遅延をさらに抑制することができる。また、プラットフォーム上の混乱を抑制することができる。

0042

また、スピーカ制御部120は、時刻「10:00:00」(発車時刻)に、領域Aの利用者に列車の発車案内(例えば「列車が動きますので列車から離れて下さい」など)が通知されるように、スピーカセット10を制御する。このとき、スピーカ制御部120は、領域Bに設けられたスピーカセット10を、発車案内に対応する通知音を出力するように制御する必要はない。また、上記時刻以外の時間帯では、領域Aの利用者に対し、注意喚起案内(例えば「プラットフォームから落下しないようにして下さい」など)を通知するように、スピーカセット10が制御されてもよい。また、領域Bの利用者に対しては、他情報Aを通知するように、スピーカセット10が制御されてもよい。

0043

(実施の形態3)
次に、実施の形態3について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。なお、実施の形態3にかかる音声出力システム1及び制御装置100の構成については、それぞれ図1及び図2に示したものと実質的に同様であるので、説明を省略する。また、実施の形態3にかかる音声出力方法についても、図4に示したものと実質的に同様であるので、説明を省略する。

0044

ここで、実施の形態2と同様に、実施の形態3においては、所定の領域が複数あるものとする。そして、所定の領域それぞれに、スピーカセット10が設けられているものとする。つまり、実施の形態3においては、スピーカセット10は複数設けられている。そして、タイミング判定部112は、複数の所定の領域ごとに、所定のタイミングを判定する。スピーカ制御部120は、所定のタイミングにおいて、複数の所定の領域ごとに互いに異なる可聴周波数となる音を出力するように、複数のスピーカセット10を制御する。したがって、所定のタイミングにおいて、ある領域にいる利用者が聴き取れる通知音と、別の領域にいる利用者が聴き取れる通知音とは、互いに異なり得る。

0045

また、実施の形態3では、複数の所定の領域は、駅のプラットフォーム上の領域と、プラットフォーム以外の他の領域とを含む。そして、制御装置100(スピーカ制御部120)は、所定のタイミングにおいて、プラットフォーム上の領域には発車通知音に対応する可聴周波数となる音を出力するように、スピーカセット10を制御する。一方で、制御装置100(スピーカ制御部120)は、他の領域には他の情報を通知するアナウンスに対応する可聴周波数となる音を出力するように、スピーカセット10を制御する。

0046

また、実施の形態3では、複数の所定の領域は、複数のプラットフォームそれぞれの領域を含む。そして、制御装置100(スピーカ制御部120)は、所定のタイミングにおいて、複数のプラットフォームそれぞれの領域ごとに異なる可聴周波数となる音を出力するように、スピーカセット10を制御する。

0047

図7は、実施の形態3にかかる音声情報テーブルを例示する図である。図7の例では、「時刻」が「所定のタイミング」に対応する。ここで、「時刻」は、列車の時刻表に対応付けられていてもよい。また、図7の例では、プラットフォームAと、プラットフォームBと、プラットフォーム外の他領域(例えば改札口の近傍又は階段等)とで、通知音が異なり得る。したがって、スピーカセット10は、プラットフォームAと、プラットフォームBと、他領域とにそれぞれ設けられている。

0048

また、図7の例では、列車A1が9時59分0秒にプラットフォームAに到着し、10時0分0秒にプラットフォームAを出発するものとする。また、図7の例では、10時9分0秒に列車A2及び列車BがそれぞれプラットフォームA及びプラットフォームBに到着するものとする。さらに、図7の例では、10時10分0秒に列車A2及び列車BがそれぞれプラットフォームA及びプラットフォームBを出発するものとする。

0049

図7の例においては、スピーカ制御部120は、時刻「9:58:00」に、プラットフォームA上の利用者に列車A1接近案内(例えば「間もなく列車A1が到着します。白線の内側にお下がり下さい」など)が通知されるように、スピーカセット10を制御する。また、スピーカ制御部120は、時刻「9:59:00」に、プラットフォームA上の利用者に列車A1の行先案内(例えば「列車A1は10時0分発xx行きです」など)が通知されるように、スピーカセット10を制御する。また、スピーカ制御部120は、時刻「9:59:55」に、プラットフォームA上の利用者に対する発車ベルAの通知を開始するように、スピーカセット10を制御する。また、スピーカ制御部120は、時刻「9:59:58」に、プラットフォームA上の利用者に対する発車ベルAの通知を終了するように、スピーカセット10を制御する。

0050

一方で、時刻「9:58:00」から時刻「10:00:00」の間、スピーカ制御部120は、プラットフォームB上の利用者に、他情報Aを通知するように、スピーカセット10を制御する。また、その間、スピーカ制御部120は、他領域の利用者に、発車通知音以外の他情報B(例えばプラットフォームと列車の行先案内)を通知するように、スピーカセット10を制御する。

0051

また、スピーカ制御部120は、時刻「10:08:00」に、プラットフォームA上の利用者に列車A2接近案内が通知されるように、スピーカセット10を制御する。一方で、スピーカ制御部120は、同じ時刻「10:08:00」に、プラットフォームB上の利用者に列車B接近案内(例えば「間もなく列車Bが到着します。白線の内側にお下がり下さい」など)が通知されるように、スピーカセット10を制御する。また、スピーカ制御部120は、時刻「10:09:00」に、プラットフォームA上の利用者に列車A2の行先案内(例えば「列車A2は10時10分発xx行きです」など)が通知されるように、スピーカセット10を制御する。一方で、スピーカ制御部120は、同じ時刻「10:09:00」に、プラットフォームB上の利用者に列車Bの行先案内(例えば「列車Bは10時10分発yy行きです」など)が通知されるように、スピーカセット10を制御する。

0052

また、スピーカ制御部120は、時刻「10:09:55」に、プラットフォームA上の利用者に対する発車ベルAの通知を開始するように、スピーカセット10を制御する。一方で、スピーカ制御部120は、同じ時刻「10:09:55」に、プラットフォームB上の利用者に対する発車ベルBの通知を開始するように、スピーカセット10を制御する。ここで、発車ベルBは、発車ベルAとは異なり得る。また、スピーカ制御部120は、時刻「10:09:58」に、プラットフォームA上の利用者に対する発車ベルAの通知を終了するように、スピーカセット10を制御する。一方で、スピーカ制御部120は、同じ時刻「10:09:58」に、プラットフォームB上の利用者に対する発車ベルBの通知を終了するように、スピーカセット10を制御する。一方で、時刻「10:08:00」から時刻「10:10:00」の間、スピーカ制御部120は、他領域の利用者に、他情報Bを通知するように、スピーカセット10を制御する。

0053

このように、実施の形態3にかかる制御装置100は、所定のタイミングにおいて、プラットフォーム上の領域には発車通知音に対応する可聴周波数となる音を出力するように、スピーカセット10を制御する。一方で、実施の形態3にかかる制御装置100は、他領域には他の情報を通知するアナウンスに対応する可聴周波数となる音を出力するように、スピーカセット10を制御する。これにより、所定のタイミングにおいて、プラットフォーム上の利用者に速やかに乗車するように誘導し、他領域の利用者がプラットフォームに殺到し駆け込み乗車を行うことを抑制することができる。

0054

また、実施の形態3にかかる制御装置100は、所定のタイミングにおいて、複数のプラットフォームそれぞれの領域ごとに異なる可聴周波数となる音を出力するように、スピーカセット10を制御する。これにより、あるプラットフォーム上の利用者が、他のプラットフォームの発車通知音を聞き間違えることを抑制できるので、利用者による発車通知音の混同を抑制することができる。

0055

(変形例)
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施の形態2と実施の形態3とは、互いに適用可能である。つまり、複数の所定の領域は、プラットフォーム上の複数の領域と、他のプラットフォーム上の領域と、他領域とを含み得る。

0056

また、上述した実施の形態では、所定タイミング(所定時刻)は、時刻表に対応するとしたが、所定タイミングは、固定されているとは限らない。例えば、列車の遅延等が発生した場合等、列車の運行状況に応じて、所定時刻(所定のタイミング)は変更され得る。

0057

また、上述した実施の形態において、音声出力システム1は、駅に適用されているとしたが、このような構成に限られない。例えば、音声出力システム1は、バスターミナルに適用されてもよい。また、音声出力システム1は、映画館等に適用されてもよい。

0058

また、列車の車両ごと種別が異なる場合は、その車両の乗車位置ごとに、異なる車両種別グリーン車指定席車、自由席車)を案内するように、スピーカセット10を制御してもよい。例えば、制御装置100は、「この付近には、グリーン車が停車します」などとアナウンスするように、スピーカセット10を制御してもよい。

0059

上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク磁気テープハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROMPROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。

0060

上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数で所定の音を出力するように構成された第2のスピーカとで構成された少なくとも1つのスピーカセットと、
前記スピーカセットを制御する制御装置と
を有し、
前記第1の周波数と前記第2の周波数との差は、人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数に対応し、前記可聴周波数は、所定のタイミングとなったことを通知する音に対応する周波数を含み、
前記制御装置は、所定のタイミングで、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御する
音声出力システム。
(付記2)
前記スピーカセットは、駅に設置され、
前記所定のタイミングは、前記駅を列車が発車する時刻に対応し、
前記可聴周波数は、少なくとも前記列車が発車することを通知する発車通知音に対応する周波数を含み、
前記制御装置は、前記可聴周波数が前記発車通知音に対応する周波数となるように、前記スピーカセットを制御する
付記1に記載の音声出力システム。
(付記3)
前記所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の領域を含み、
前記スピーカセットは、前記プラットフォームに設けられる
付記2に記載の音声出力システム。
(付記4)
前記スピーカセットは、前記駅の複数の前記所定の領域にそれぞれ設けられ、
前記制御装置は、前記所定のタイミングにおいて、前記所定の領域ごとに互いに異なる可聴周波数となる音を出力するように、複数の前記スピーカセットを制御する
付記2又は3に記載の音声出力システム。
(付記5)
前記複数の所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の、前記列車が停車したときに当該列車の近傍となる第1の領域と、前記第1の領域以外の第2の領域とを含み、
前記制御装置は、前記所定のタイミングにおいて、前記第1の領域には乗車を誘導するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力し、前記第2の領域には乗車を抑制するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する
付記4に記載の音声出力システム。
(付記6)
前記複数の所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の領域と、前記駅における前記プラットフォーム以外の他の領域とを含み、
前記制御装置は、前記所定のタイミングにおいて、前記プラットフォーム上の領域には前記発車通知音に対応する前記可聴周波数となる音を出力し、前記他の領域には他の情報を通知するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する
付記4に記載の音声出力システム。
(付記7)
前記複数の所定の領域は、前記駅の複数のプラットフォームそれぞれの領域を含み、
前記制御装置は、前記所定のタイミングにおいて、前記複数のプラットフォームそれぞれの領域ごとに互いに異なる前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する
付記4に記載の音声出力システム。
(付記8)
人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数で所定の音を出力するように構成された第2のスピーカとで構成された少なくとも1つのスピーカセットを制御する制御手段と、
前記スピーカセットが所定の音を出力する所定のタイミングとなったか否かを判定するタイミング判定手段と
を有し、
前記第1の周波数と前記第2の周波数との差は、人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数に対応し、前記可聴周波数は、所定のタイミングとなったことを通知する音に対応する周波数を含み、
前記タイミング判定手段によって前記所定のタイミングとなったと判定されたときに、前記制御手段は、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御する
制御装置。
(付記9)
前記スピーカセットは、駅に設置され、
前記所定のタイミングは、前記駅を列車が発車する時刻に対応し、
前記可聴周波数は、少なくとも前記列車が発車することを通知する発車通知音に対応する周波数を含み、
前記制御手段は、前記可聴周波数が前記発車通知音に対応する周波数となるように、前記スピーカセットを制御する
付記8に記載の制御装置。
(付記10)
前記所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の領域を含み、
前記スピーカセットは、前記プラットフォームに設けられる
付記9に記載の制御装置。
(付記11)
前記スピーカセットは、前記駅の複数の前記所定の領域にそれぞれ設けられ、
前記制御手段は、前記所定のタイミングにおいて、前記所定の領域ごとに互いに異なる可聴周波数となる音を出力するように、複数の前記スピーカセットを制御する
付記9又は10に記載の制御装置。
(付記12)
前記複数の所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の、前記列車が停車したときに当該列車の近傍となる第1の領域と、前記第1の領域以外の第2の領域とを含み、
前記制御手段は、前記所定のタイミングにおいて、前記第1の領域には乗車を誘導するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力し、前記第2の領域には乗車を抑制するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する
付記11に記載の制御装置。
(付記13)
前記複数の所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の領域と、前記駅における前記プラットフォーム以外の他の領域とを含み、
前記制御手段は、前記所定のタイミングにおいて、前記プラットフォーム上の領域には前記発車通知音に対応する前記可聴周波数となる音を出力し、前記他の領域には他の情報を通知するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する
付記11に記載の制御装置。
(付記14)
前記複数の所定の領域は、前記駅の複数のプラットフォームそれぞれの領域を含み、
前記制御手段は、前記所定のタイミングにおいて、前記複数のプラットフォームそれぞれの領域ごとに互いに異なる前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する
付記11に記載の制御装置。
(付記15)
人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数であって、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差が人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数である第2の周波数で所定の音を出力するように構成された第2のスピーカとで構成された少なくとも1つのスピーカセットが所定の音を出力する所定のタイミングとなったか否かを判定し、
前記所定のタイミングとなったと判定されたときに、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御する
音声出力方法。
(付記16)
前記スピーカセットは、駅に設置され、
前記所定のタイミングは、前記駅を列車が発車する時刻に対応し、
前記可聴周波数は、少なくとも前記列車が発車することを通知する発車通知音に対応する周波数を含み、
前記可聴周波数が前記発車通知音に対応する周波数となるように、前記スピーカセットを制御する
付記15に記載の音声出力方法。
(付記17)
前記所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の領域を含み、
前記スピーカセットは、前記プラットフォームに設けられる
付記16に記載の音声出力方法。
(付記18)
前記スピーカセットは、前記駅の複数の前記所定の領域にそれぞれ設けられ、
前記所定のタイミングにおいて、前記所定の領域ごとに互いに異なる可聴周波数となる音を出力するように、複数の前記スピーカセットを制御する
付記16又は17に記載の音声出力方法。
(付記19)
前記複数の所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の、前記列車が停車したときに当該列車の近傍となる第1の領域と、前記第1の領域以外の第2の領域とを含み、
前記所定のタイミングにおいて、前記第1の領域には乗車を誘導するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力し、前記第2の領域には乗車を抑制するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する
付記18に記載の音声出力方法。
(付記20)
前記複数の所定の領域は、前記駅のプラットフォーム上の領域と、前記駅における前記プラットフォーム以外の他の領域とを含み、
前記所定のタイミングにおいて、前記プラットフォーム上の領域には前記発車通知音に対応する前記可聴周波数となる音を出力し、前記他の領域には他の情報を通知するアナウンスに対応する前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する
付記18に記載の音声出力方法。
(付記21)
前記複数の所定の領域は、前記駅の複数のプラットフォームそれぞれの領域を含み、
前記所定のタイミングにおいて、前記複数のプラットフォームそれぞれの領域ごとに互いに異なる前記可聴周波数となる音を出力するように、前記スピーカセットを制御する
付記18に記載の音声出力方法。
(付記22)
人の聴覚では聴きとることができない第1の周波数で所定の音を出力するように構成された少なくとも1つの第1のスピーカと、人の聴覚では聴きとることができない第2の周波数であって、前記第1の周波数と前記第2の周波数との差が人の聴覚で聴きとることができる可聴周波数である第2の周波数で所定の音を出力するように構成された少なくとも1つの第2のスピーカとで構成されたスピーカセットが所定の音を出力する所定のタイミングとなったか否かを判定するステップと、
前記所定のタイミングとなったと判定されたときに、所定の期間、所定の領域に同時に所定の音を出力するように、前記第1のスピーカ及び前記第2のスピーカを制御するステップと
をコンピュータに実行させるプログラム。

0061

1音声出力システム
10スピーカセット
12 第1スピーカ
14 第2スピーカ
70列車
80プラットフォーム
90利用者
100制御装置
110音声情報格納部
112タイミング判定部
120 スピーカ制御部

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