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図面 (14)

課題

係員作業負担の軽減に貢献することができる駅務機器駅務処理支援方法、およびプログラムを提供すること。

解決手段

実施形態の駅務機器は、接続部と、駅務処理部と、管理部と、釣銭機制御部と、通知部と、を持つ。管理部は、前記駅務処理部による駅務処理の結果に基づいて、前記釣銭機と切り離されている期間において前記駅務処理により収受あるいは払い戻しされた現金合計金額導出する。釣銭機制御部は、切り離されていた前記釣銭機が駅務機器と接続された場合、前記釣銭機に収容されている現金の残高を示す情報あるいは前記釣銭機に入金または出金された金額を示す情報を送信するよう前記釣銭機に指示する。通知部は、前記管理部により導出された合計金額と、前記釣銭機から受信した前記釣銭機に収容されている現金の残高、あるいは前記釣銭機に収容されている現金の残高に基づいて導出された金額とを、利用者に通知する。

概要

背景

係員が操作する駅務機器には、自動釣銭機が接続されている場合がある。この自動釣銭機は、駅務機器を用いて発券あるいは乗車券払い戻しなどの駅務処理が実行された場合、駅務処理において発生した現金に関する処理を自動で行うものである。そのため、自動釣銭機に異常が発生するなどにより自動釣銭機が駅務機器から切り離される場合、切り離されている期間、駅務処理において発生した現金に関する処理は、係員が手作業で行っていた。そして、自動釣銭機が接続されたときに、係員は、切り離し中に収受あるいは払い戻した金額を計算し、計算した金額を自動釣銭機に入金あるいは出金するなどの作業をしなければならなかった。このように、自動釣銭機が切り離された場合の作業が煩雑になっていた。

概要

係員の作業負担の軽減に貢献することができる駅務機器、駅務処理支援方法、およびプログラムを提供すること。実施形態の駅務機器は、接続部と、駅務処理部と、管理部と、釣銭機制御部と、通知部と、を持つ。管理部は、前記駅務処理部による駅務処理の結果に基づいて、前記釣銭機と切り離されている期間において前記駅務処理により収受あるいは払い戻しされた現金の合計金額導出する。釣銭機制御部は、切り離されていた前記釣銭機が駅務機器と接続された場合、前記釣銭機に収容されている現金の残高を示す情報あるいは前記釣銭機に入金または出金された金額を示す情報を送信するよう前記釣銭機に指示する。通知部は、前記管理部により導出された合計金額と、前記釣銭機から受信した前記釣銭機に収容されている現金の残高、あるいは前記釣銭機に収容されている現金の残高に基づいて導出された金額とを、利用者に通知する。

目的

本発明が解決しようとする課題は、係員の作業負担の軽減に貢献することができる駅務機器、駅務処理支援方法、およびプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

釣銭機と接続される接続部と、現金収受あるいは払い戻しを伴う駅務処理を実行する駅務処理部と、前記駅務処理部による駅務処理の結果に基づいて、前記釣銭機と切り離されている期間において前記駅務処理により収受あるいは払い戻しされた現金の合計金額導出する管理部と、前記釣銭機と接続されている場合、前記駅務処理により収受あるいは払い戻しされる現金に関する処理を、前記接続部を用いて前記釣銭機に指示し、切り離されていた前記釣銭機が駅務機器と接続された場合、前記釣銭機に収容されている現金の残高を示す情報あるいは前記釣銭機に入金または出金された金額を示す情報のうち少なくともいずれか一方を送信するよう前記釣銭機に指示する釣銭機制御部と、前記管理部により導出された合計金額と、前記釣銭機から受信した前記釣銭機に収容されている現金の残高、あるいは前記釣銭機に収容されている現金の残高に基づいて導出された金額とを、表示部に表示させること、あるいは媒体印字することの少なくともいずれか一方により、利用者通知する通知部とを備える駅務機器。

請求項2

切り離されていた前記釣銭機が前記駅務機器と接続された場合、前記釣銭機制御部は、前記管理部により導出された合計金額に相当する現金の入金あるいは出金に関する処理を、前記釣銭機に指示する、請求項1に記載の駅務機器。

請求項3

前記管理部は、前記釣銭機が切り離されている期間において、前記釣銭機に入金あるいは出金された現金の合計金額と、前記駅務処理において収受あるいは払い戻しされた現金の合計金額との差分である第1差分を導出し、前記通知部は、前記管理部により導出された前記第1差分を、利用者に通知する、請求項1または2に記載の駅務機器。

請求項4

前記釣銭機制御部は、前記第1差分に相当する現金の入金あるいは出金に関する処理を、前記釣銭機に指示する、請求項3に記載の駅務機器。

請求項5

前記管理部は、前記釣銭機が切り離された時に前記釣銭機に収容されていた現金の残高と、前記釣銭機から受信した前記釣銭機に収容されている現金の残高との差分である第2差分を導出し、前記通知部は、前記管理部により導出された前記第2差分を、利用者に通知する、請求項1から4のうちいずれか一項に記載の駅務機器。

請求項6

前記釣銭機制御部は、前記管理部により導出された合計金額から、前記第2差分を減算した値に相当する現金の入金あるいは出金に関する処理を、前記釣銭機に指示する、請求項5に記載の駅務機器。

請求項7

前記釣銭機との接続状況を示す情報に基づいて、前記釣銭機が前記接続部から切り離されている少なくとも一つの期間に関する情報を出力する特定部をさらに備え、前記管理部は、前記釣銭機が切り離されている第1期間と、前記第1期間との間に接続期間を挟んで前記釣銭機が切り離されている第2期間とにおいて、前記駅務処理において収受あるいは払い戻しされた現金の合計値を導出する、請求項1から5のうちいずれか一項に記載の駅務機器。

請求項8

コンピュータが、現金の収受あるいは払い戻しを伴う駅務処理を実行し、前記駅務処理の結果に基づいて、接続部を用いて接続される釣銭機と切り離されている期間において前記駅務処理により収受あるいは払い戻しされた現金の合計金額を導出し、前記釣銭機と接続されている場合、前記駅務処理により収受あるいは払い戻しされる現金に関する処理を、前記接続部を用いて前記釣銭機に指示し、切り離されていた前記釣銭機が駅務機器と接続された場合、前記釣銭機に収容されている現金の残高を示す情報あるいは前記釣銭機に入金または出金された金額を示す情報のうち少なくともいずれか一方を送信するよう前記釣銭機に指示し、前記導出された合計金額と、前記釣銭機から受信した前記釣銭機に収容されている現金の残高、あるいは前記釣銭機に収容されている現金の残高に基づいて導出された金額とを、表示部に表示させること、あるいは媒体に印字することの少なくともいずれか一方により、利用者に通知する、駅務処理支援方法

請求項9

コンピュータに、現金の収受あるいは払い戻しを伴う駅務処理を実行させ、前記駅務処理の結果に基づいて、接続部を用いて接続される釣銭機と切り離されている期間において前記駅務処理により収受あるいは払い戻しされた現金の合計金額を導出させ、前記釣銭機と接続されている場合、前記駅務処理により収受あるいは払い戻しされる現金に関する処理を、前記接続部を用いて前記釣銭機に指示させ、切り離されていた前記釣銭機が駅務機器と接続された場合、前記釣銭機に収容されている現金の残高を示す情報あるいは前記釣銭機に入金または出金された金額を示す情報のうち少なくともいずれか一方を送信するよう前記釣銭機に指示させ、前記導出された合計金額と、前記釣銭機から受信した前記釣銭機に収容されている現金の残高、あるいは前記釣銭機に収容されている現金の残高に基づいて導出された金額とを、表示部に表示させること、あるいは媒体に印字することの少なくともいずれか一方により、利用者に通知させる、プログラム

技術分野

0001

本発明の実施形態は、駅務機器駅務処理支援方法、およびプログラムに関する。

背景技術

0002

係員が操作する駅務機器には、自動釣銭機が接続されている場合がある。この自動釣銭機は、駅務機器を用いて発券あるいは乗車券払い戻しなどの駅務処理が実行された場合、駅務処理において発生した現金に関する処理を自動で行うものである。そのため、自動釣銭機に異常が発生するなどにより自動釣銭機が駅務機器から切り離される場合、切り離されている期間、駅務処理において発生した現金に関する処理は、係員が手作業で行っていた。そして、自動釣銭機が接続されたときに、係員は、切り離し中に収受あるいは払い戻した金額を計算し、計算した金額を自動釣銭機に入金あるいは出金するなどの作業をしなければならなかった。このように、自動釣銭機が切り離された場合の作業が煩雑になっていた。

先行技術

0003

特開2009−48398号公報
特開2006−65539号公報
特開2015−60521号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明が解決しようとする課題は、係員の作業負担の軽減に貢献することができる駅務機器、駅務処理支援方法、およびプログラムを提供することである。

課題を解決するための手段

0005

実施形態の駅務機器は、接続部と、駅務処理部と、管理部と、釣銭機制御部と、通知部と、を持つ。接続部は、釣銭機と接続される。駅務処理部は、現金の収受あるいは払い戻しを伴う駅務処理を実行する。管理部は、前記駅務処理部による駅務処理の結果に基づいて、前記釣銭機と切り離されている期間において前記駅務処理により収受あるいは払い戻しされた現金の合計金額導出する。釣銭機制御部は、前記釣銭機と接続されている場合、前記駅務処理により収受あるいは払い戻しされる現金に関する処理を、前記接続部を用いて前記釣銭機に指示し、切り離されていた前記釣銭機が駅務機器と接続された場合、前記釣銭機に収容されている現金の残高を示す情報あるいは前記釣銭機に入金または出金された金額を示す情報のうち少なくともいずれか一方を送信するよう前記釣銭機に指示する。通知部は、前記管理部により導出された合計金額と、前記釣銭機から受信した前記釣銭機に収容されている現金の残高、あるいは前記釣銭機に収容されている現金の残高に基づいて導出された金額とを、表示部に表示させること、あるいは媒体印字することの少なくともいずれか一方により、利用者に通知する。

図面の簡単な説明

0006

駅務システム1の構成を示す図。
駅務機器100の構成の一例を示す図。
発券登録情報181の内容の一例を示す図。
駅務機器ログ情報182の内容の一例を示す図。
切り離し期間管理情報183の内容の一例を示す図。
自動釣銭機200の構成の一例を示す図。
釣銭機ログ情報281の内容の一例を示す図。
駅務機器100による全体処理の一例を示すフローチャート
自動釣銭機200による全体処理の一例を示すフローチャート。
駅務機器100による自動釣銭機200との接続時直後の処理の一例を示すフローチャート。
切り離し中の補完処理の一例を示すイメージ図。
切り離し中の補完処理の他の例を示すイメージ図。
切り離し中の補完処理の一例を示すイメージ図。

実施例

0007

以下、実施形態の駅務機器、駅務処理支援方法、およびプログラムを、図面を参照して説明する。

0008

実施形態の駅務システムについて説明する。図1は、駅務システム1の構成を示す図である。駅務システム1は、例えば、駅務機器100と、自動釣銭機200と、上位サーバ300とを含む。駅務機器100は、例えば、の窓口等に設置されており、係員より操作される端末である。駅務機器100は、例えば、各種利用券の発券、利用券の払い戻し、不足金額精算などの様々な駅務処理を実行可能である。利用券には、乗車券、特急券回数券定期券などが含まれる。

0009

駅務機器100は、例えば有線ケーブルを介して自動釣銭機200と接続されており、例えばネットワークNWを介して上位サーバ300と接続されている。これに限られず、駅務機器100と自動釣銭機200とは、ネットワークNWを介して接続されていてもよい。ネットワークNWは、例えば、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、インターネット専用回線無線基地局プロバイダなどのうちの一部または全部を含む。

0010

自動釣銭機200は、例えば、駅務機器100と接続されている状態において連携モードで動作し、駅務機器100と切り離されている状態において単独モードで動作する。連携モードで動作する場合、自動釣銭機200は、駅務機器100からの指示に従って、収受あるいは払い戻しされる現金に関する処理を行う。単独モードで動作する場合、自動釣銭機200は、係員の操作指示に従って、収受あるいは払い戻しされる現金に関する処理を行う。

0011

上位サーバ300は、駅務機器100から受信した情報に基づいて、駅務機器100によって発売された利用券に関する情報を管理する。

0012

次に、駅務機器100について説明する。図2は、駅務機器100の構成の一例を示す図である。駅務機器100は、例えば、操作部101と、発券機構102と、接続部103と、表示部104と、通信部105と、印字部106と、記憶部108と、処理部109とを備える。

0013

操作部101は、例えば、各種キー、ボタンダイヤルスイッチマウスなどのうち一部または全部を含む。また、操作部101は、表示部104と一体として形成されるタッチパネルであってもよい。表示部104は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)表示装置などである。

0014

発券機構102は、各種利用券を発券するための機構を備える。発券機構102は、ICカードを用いて利用券を発券してもよく、磁気券を用いて利用券を発券してもよい。ICカードを用いて利用券を発券する場合、発券機構102は、例えば、ICカードと通信するリーダライタ、リーダライタによってICカードから読み取られた情報を復号化あるいはICカードに書き込む情報を暗号化するエンコードデコード部、利用券の表面に効力情報などを印字する印字機構などを備える。

0015

接続部103は、有線ケーブルを接続するコネクタであって、駅務機器100からの情報を有線ケーブルを介して自動釣銭機200に出力し、自動釣銭機200からの情報を有線ケーブルを介して駅務機器100に出力する。また、接続部103は、自動釣銭機200との接続状態を検知する検知部を備えていてもよい。

0016

通信部105は、例えば、NICなどの通信インターフェースを含む。通信部105は、例えば、ネットワークNWを介して上位サーバ300と通信する。

0017

印字部106は、所定の媒体に表示オブジェクトを印字するための機構を備える。印字部106は、例えば、感熱紙に印刷を行う感熱式プリンタであってもよく、インクリボンを使用する熱転写プリンタであってもよい。

0018

記憶部108は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などによって実現される。記憶部108は、駅務機器100がネットワークNWを介してアクセス可能なNAS(Network Attached Storage)などの外部記憶装置であってもよい。記憶部108は、例えば、発券登録情報181、駅務機器ログ情報182、切り離し期間管理情報183などを格納する。

0019

図3は、発券登録情報181の内容の一例を示す図である。発券登録情報181は、駅務機器100により発券された利用券に関する情報である。発券登録情報181は、例えば、カードIDに、登録者情報と、発券情報とを対応付けた情報である。カードIDは、ICカードを識別する識別情報である。登録者情報は、登録者の氏名、年齢性別などを含む。発券情報は、発券した利用券の券種や効力情報などを含む。

0020

図4は、駅務機器ログ情報182の内容の一例を示す図である。駅務機器ログ情報182は、駅務機器100により実行された駅務処理の記録を示す情報である。駅務機器ログ情報182は、例えば、日時に、券種、利用区間、収受あるいは払い戻し金額(A)、釣銭機残高(B)、接続状況などを対応付けた情報である。日時は、各駅務処理が実行された日時である。券種は、利用券の種類である。利用区間は、利用券の利用区間である。収受あるいは払い戻し金額(A)は、例えば、発券された利用券の料金、精算された不足料金、払い戻しされた利用券の金額などを含む。釣銭機残高(B)は、駅務処理に基づいて導出される自動釣銭機200の残高の予測値である。釣銭機残高(B)は、自動釣銭機200に投入された預かり金に対して、収受した現金の金額を加算し、あるいは、払い戻した現金の金額を減算することにより導出される。接続状況は、駅務機器100と自動釣銭機200との接続状況を示す情報である。

0021

図5は、切り離し期間管理情報183の内容の一例を示す図である。切り離し期間管理情報183は、自動釣銭機200が切り離されている期間における駅務処理による収支に関する情報である。切り離し期間管理情報183は、例えば、期間ナンバーに、切り離し日時、接続日時、切り離し時の残額(C)、切り離し中の収支金額(D)、接続時予測残額(E)、釣銭機残額(F)、第1接続時残額差(G)、第2接続時残額差(H)、補完処理の有無などを対応付けた情報である。期間ナンバーは、切り離し期間を区別する番号である。切り離し期間は、自動釣銭機200を切り離した時から自動釣銭機200を接続したときまでの期間を一つの単位とする。つまり、切り離し日時は、期間ナンバーに対応する1単位の切り離し期間の始点、接続日時は、期間ナンバーに対応する1単位の切り離し期間の終点である。

0022

切り離し時の残額(C)は、切り離された時に自動釣銭機200に残されている現金の額である。切り離し時の残額(C)は、例えば、駅務機器ログ情報182において、切り離される直前の駅務処理において導出された釣銭機残高(B)である。なお、切り離し時の残額(C)は、切り離される直前に自動釣銭機200から受信した自動釣銭機200に残されている現金であってもよい。

0023

切り離し中の収支金額(D)は、切り離し期間中の駅務処理において収受あるいは払い戻しされた現金の合計値である。切り離し中の収支金額(D)は、例えば、駅務機器ログ情報182において、接続状況が「切り離し中」に対応する「収受あるいは払い戻し金額(A)」を、1単位の切り離し期間ごとに、合算した合計値である。

0024

接続時予測残額(E)は、自動釣銭機200が接続された時点において、自動釣銭機200に残されている残額を、駅務機器100側から予測した予測値である。接続時予測額は、例えば、「切り離し時の残額(C)」から「切り離し中の収支金額(D)」を減算した値である。

0025

釣銭機残額(F)は、自動釣銭機200が接続された時点において、自動釣銭機200に残されている現金の額を、自動釣銭機200側で導出した値である。釣銭機残額(F)は、例えば、切り離し期間において単独モードで動作した自動釣銭機200に、入金処理された金額から出金処理された金額を減算した値である。

0026

第1接続時残額差(G)は、「接続時予測残額(E)」から「釣銭機残額(F)」を減算した値である。第1接続時残額差(G)には、(1)切り離し期間における収支誤差や、(2)自動釣銭機200以外の収支が含まれる。前者(1)には、係員と利用者との現金のやり取りにより生じた誤差や、駅務機器100による駅務処理以外で自動釣銭機200に入金あるいは出金された金額などが含まれる。後者(2)には、例えば、単独モードで動作した自動釣銭機200による処理以外の手法によって処理された現金の合計値などが含まれる。例えば、切り離し期間において、係員が手元金庫の現金を用いた駅務処理と、自動釣銭機200を用いた駅務処理との両方を実行した場合、係員が手元の金庫の現金を用いた駅務処理による現金の合計値が該当する。なお、係員は、(2)自動釣銭機200以外の収支と、金庫から取り出された現金や金庫に投入された現金の合計金額と照合することにより、第1接続時残額差(G)に、(1)切り離し期間における収支誤差が含まれるか否かを判定することができる。

0027

第2接続時残額差(H)は、「切り離し時の残額(C)」から接続時の「釣銭機残額(F)」を減算した値である。第2接続時残額差(H)は、切り離し中に増額あるいは減額した自動釣銭機200の残高である。

0028

補完処理の有無は、切り離し中の補完処理が実行された切り離し期間であるか否かを示す情報である。切り離し中の補完処理とは、切り離された自動釣銭機200が駅務機器100に接続された場合に実行される処理であって、切り離し期間中に駅務処理部191により実行された駅務処理によって変動した現金(自動釣銭機200や金庫内の現金)に関する各種情報補完する処理である。

0029

図1に戻って、処理部109について説明する。処理部109は、例えば、駅務処理部191と、釣銭機制御部192と、表示制御部193と、通信制御部194と、特定部195と、管理部196と、印字制御部197とを備える。これらの構成要素のうち一部または全部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが、記憶部108に記憶されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。また、これらの構成要素の機能のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific IntegratedCircuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア回路部:circuitryを含む)によって実現されていてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されていてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。

0030

駅務処理部191は、操作部101を用いて受け付けた係員の指示に従って、現金の収受あるいは払い戻しを伴う駅務処理を実行する。また、駅務処理部191は、駅務処理により収受あるいは払い戻しされる金額を示す情報を、釣銭機制御部192に出力する。駅務処理部191は、各種利用券の発券処理、利用券の払い戻し処理、不足金の精算処理などの様々な駅務処理を実行する。例えば、発券処理において、駅務処理部191は、発券機構102を制御して各種利用券を発券させるとともに、発券した利用券の料金を示す情報を釣銭機制御部192に出力する。払い戻し処理において、駅務処理部191は、発券機構102により読み取られた利用券の効力情報に基づいて、利用券の払い戻し金額を導出し、払い戻し金額を示す情報を釣銭機制御部192に出力する。不足金の精算処理において、駅務処理部191は、発券機構102により読み取られた利用券の効力情報に基づいて、利用券の不足金を導出し、利用券の不足金を示す情報を釣銭機制御部192に出力する。

0031

釣銭機制御部192は、駅務処理部191による駅務処理において収受あるいは払い戻しされる現金に関する処理を、接続部103を用いて自動釣銭機200に指示する。例えば、駅務処理部191により発券処理が実行されたことにより、発券された利用券の料金を示す情報が入力された場合、釣銭機制御部192は、利用券の料金の精算処理などを指示する。例えば、駅務処理部191により払い戻し処理が実行されたことにより、払い戻し金額を示す情報が入力された場合、釣銭機制御部192は、払い戻し金額の出金処理などを指示する。例えば、駅務処理部191により不足金の精算処理が実行されたことにより、不足金を示す情報が入力された場合、釣銭機制御部192は、不足金を収受するための精算処理などを指示する。なお、自動釣銭機200による精算処理や出金処理などについては、自動釣銭機200の説明において、詳細に説明する。

0032

また、釣銭機制御部192は、接続部103を介して自動釣銭機200が接続されている状態であるか、あるいは、切り離されている状態であるかを決定する。例えば、釣銭機制御部192は、所定のコマンドを自動釣銭機200に送信し、レスポンスがあった場合、接続されている状態であると決定する。一方、所定時間内にレスポンスがない場合、釣銭機制御部192は、切り離されている状態であると決定する。

0033

表示制御部193は、所定の表示画面を生成し、生成した表示画面を表示部104に表示させる。表示画面には、例えば、各種駅務処理を実行するための操作画面などが含まれる。また、表示制御部193は、管理部196により導出された情報や、自動釣銭機200から受信した情報などを、表示部104に表示させる。詳細については後述する。

0034

通信制御部194は、通信部105を用いて、上位サーバ300から情報を受信し、記憶部108から読み出した情報を上位サーバ300に送信する。例えば、通信制御部194は、発券登録情報181から読み出した情報を、上位サーバ300に送信する。

0035

特定部195は、自動釣銭機200との過去の接続状況を示す情報に基づいて、自動釣銭機200が駅務機器100から切り離されている少なくとも一つの切り離し期間に関する情報を出力し、特定する。例えば、特定部195は、駅務機器ログ情報182を参照し、連続して「釣銭機接続状況」が切り離し中である期間を、1単位の切り離し期間に決定する。図4の例では、2018年11月1日10時5分から同日の12時までを、1単位の切り離し期間に決定する。

0036

また、特定部195は、切り離し中の補完処理の対象とする対象期間を特定する。対象期間は、1単位であってもよく、2単位以上であってもよい。例えば、切り離し期間管理情報183を参照し、まだ切り離し中の補完処理を実行していない切り離し期間を、対象期間に決定する。なお、特定部195は、上述の切り離し期間のうち締切前の期間を、対象期間とする。締切は、例えば、一日の売り上げ集計するタイミングである。なお、特定部195は、間に切り離し中の補完処理が完了している期間を挟んで対象期間を特定してもよい。例えば、締切前の切り離し期間1,2,3のうち、切り離し期間2の切り離し中の補完処理が完了している場合、対象期間は、切り離し期間1,3である。

0037

また、特定部195は、自動釣銭機200が切り離された切り離しタイミングと、自動釣銭機200が接続された接続タイミングとを特定する。特定部195は、駅務機器ログ情報182の「接続状況」を参照し、釣銭機制御部192により決定された自動釣銭機200との接続状態に基づいて、各タイミングを決定する。なお、特定部195は、接続部103による接続状態の検知結果に基づいて、各タイミングを決定してもよい。

0038

管理部196は、駅務処理部191により得られた登録情報を、発券登録情報181の一部として記憶部108に格納する。管理部196は、駅務処理の記録を、駅務機器ログ情報182の一部として記憶部108に格納する。管理部196は、自動釣銭機200の切り離し期間中に駅務処理部191により実行された駅務処理によって変動した現金(自動釣銭機200の残高や金庫内の現金)に関する各種情報を導出し、切り離し期間管理情報183の一部として記憶部108に格納する。

0039

例えば、管理部196は、特定部195により特定された切り離し期間において、切り離し期間中の駅務処理による収支に関する情報を、切り離し期間管理情報183の一部として記憶部108に格納する。管理部196は、切り離し期間における駅務処理の記録を、駅務処理ごとに切り離し期間管理情報183に格納する。これに限られず、管理部196は、例えば、切り離し期間における駅務処理ごとに、その時点における収受あるいは払い戻しの金額を導出することにより、切り離し期間中の駅務処理による収支の合計金額を管理してもよい。例えば、管理部196は、駅務処理ごとに、収受あるいは払い戻された金額を、その時点における収受金額の積算額に加算する。

0040

また、特定部195により切り離しタイミングであることが特定された場合、管理部196は、駅務機器ログ情報182を参照し、最新の釣銭機残高(B)を取得する。そして、取得した最新の釣銭機残高(B)を、切り離し期間管理情報183の「切り離し時の残額(C)」に書き込む。

0041

特定部195により接続タイミングであることが特定された場合、管理部196は、切り離し期間管理情報183に含まれる各種項目の情報を導出する。例えば、管理部196は、駅務機器ログ情報182を参照し、駅務処理の過去の記録を示す情報に基づいて、切り離し期間における収受あるいは払い戻しされた現金の合計金額を導出する。詳細については後述する。

0042

印字制御部197は、切り離し期間管理情報183を参照し、所定の情報を帳票に印字するよう、印字部106を制御する。例えば、印字制御部197は、自動釣銭機200が接続された場合に、切り離し中の収支金額(D)や、接続時残額(G)などを帳票に印字させる。これに限られず、印字制御部197は、自動釣銭機200から受信した釣銭機ログ情報の一部を帳票に印字させてもよい。

0043

次に、自動釣銭機200について説明する。図6は、自動釣銭機200の構成の一例を示す図である。自動釣銭機200は、例えば、操作部201と、現金処理機構202と、接続部203と、表示部204と、記憶部208と、処理部209とを備える。

0044

操作部201は、例えば、各種キー、ボタン、ダイヤルスイッチ、マウスなどのうち一部または全部を含む。また、操作部201は、表示部204と一体として形成されるタッチパネルであってもよい。表示部204は、例えば、LCDや有機EL表示装置などである。

0045

現金処理機構202は、現金に関する各種処理を実行するための機構を備える。現金処理機構202は、例えば、紙幣を投入あるいは排出する紙幣口、硬貨を投入する投入口、硬貨を排出する排出口、紙幣や硬貨を収納しておく収納部、収納部から取り出した紙幣や貨幣を紙幣口や排出口から排出させる機械的な機構、紙幣口や投入口から投入された紙幣や貨幣を収納部に収納させる機械的な機構などを備える。また、現金処理機構202は、撮像部やその他の測定部を備え、投入された紙幣や貨幣の額を判定するための特徴情報を取得する機能部を備える。

0046

接続部203は、有線ケーブルを接続するコネクタであって、自動釣銭機200からの情報を有線ケーブルを介して駅務機器100に出力し、駅務機器100からの情報を有線ケーブルを介して自動釣銭機200に出力する。

0047

記憶部208は、例えば、RAM、ROM、HDDなどによって実現される。記憶部208は、例えば、釣銭機ログ情報281などを格納する。

0048

図7は、釣銭機ログ情報281の内容の一例を示す図である。釣銭機ログ情報281は、自動釣銭機200により実行された処理の記録を示す情報である。釣銭機ログ情報281は、例えば、日時に、入金額(J)、精算額(K)、出金額(L)、釣銭機残額(M)、接続状況などを対応付けた情報である。日時は、各処理が実行された日時である。入金額(J)は、自動釣銭機200に投入された紙幣あるいは貨幣の金額である。精算額(K)は、駅務機器100により精算処理が指示されたときの金額である。出金額(L)は、自動釣銭機200から排出された紙幣あるいは貨幣の金額である。釣銭機残高(M)は、自動釣銭機200による処理に基づいて導出される自動釣銭機200の残高の予測値である。釣銭機残高(M)は、最初に自動釣銭機200に投入された預かり金の金額に、投入された紙幣あるいは貨幣の金額を加算し、排出された紙幣あるいは貨幣の金額を減算することにより導出される。接続状況は、駅務機器100と自動釣銭機200との接続状況を示す情報である。

0049

図6に戻って、処理部209について説明する。処理部209は、例えば、釣銭処理部290と、管理部295と、表示制御部296とを備える。これらの構成要素のうち一部または全部は、例えば、CPUなどのプロセッサが、記憶部208に記憶されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。また、これらの構成要素の機能のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェアによって実現されていてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されていてもよい。

0050

釣銭処理部290は、自動釣銭機200による現金に関する各種処理を実行する。例えば、釣銭処理部290は、入金処理と、出金処理と、精算処理と、通知処理とを実行する。釣銭処理部290は、例えば、これらの処理をそれぞれ実行する入金処理部291と、出金処理部292と、精算処理部293と、通知処理部294とを備える。

0051

入金処理部291は、紙幣や硬貨が投入された場合、現金処理機構202により取得された特徴情報に基づいて、自動釣銭機200に投入された紙幣や貨幣の額(入金額)を導出する。入金処理部291は、導出した入金額を示す情報を、釣銭機ログ情報281の一部として、記憶部208に格納する。また、入金処理部291は、現金処理機構202を制御して、投入された紙幣や貨幣を収容部の所定の場所に収容させる。

0052

出金処理部292は、単独モードでの動作時において、操作部201を用いて係員により出金額が指示された場合、現金処理機構202を制御して、収容部から出金額に相当する紙幣や貨幣を取り出し、外へ排出させる。

0053

精算処理部293は、連携モードでの動作時において、駅務機器100から精算金額が入力された場合、入金処理部291と連携して、精算金額の精算を行う。例えば、精算処理部293は、入金処理部291により導出された入金額から、駅務機器100から入力された精算金額を減算する。入金額の方が精算金額よりも多い場合、入金額から精算金額を減算した額に相当する紙幣や貨幣を、釣銭として外に排出させる。また、精算処理部293は、精算金額や、釣銭の額などを示す情報を、釣銭機ログ情報281の一部として、記憶部208に格納する。

0054

管理部295は、自動釣銭機200による処理の記録を、釣銭機ログ情報281の一部として記憶部208に格納する。例えば、管理部295は、入金処理された金額を入金額(J)に、精算処理された金額を精算額(K)に、出金処理された金額を出金額(L)に、それぞれ格納する。また、管理部295は、自動釣銭機200に収容されている現金の残額を導出し、釣銭機残額(M)として格納する。例えば、入金処理が実行された場合、最新の釣銭機残額(M)に入金額(J)を加算して釣銭機残額(M)を導出する。また、出金処理が実行された場合、最新の釣銭機残額(M)に出金額(L)を減算して釣銭機残額(M)を導出する。

0055

また、管理部295は、駅務機器100から、自動釣銭機200に現時点において収容されている現金の残額を示す情報の送信が指示された場合、釣銭機ログ情報281において最新の釣銭機残額(M)を読み出し、読み出した釣銭機残額(M)を示す情報を駅務機器100に送信する。

0056

表示制御部296は、所定の表示画面を生成し、生成した表示画面を表示部204に表示させる。表示制御部296は、例えば、操作部201を用いて入力された入金額や出金額や、自動釣銭機200による処理結果などを、表示部204に表示させる。

0057

次に、駅務機器100による全体処理の一例について説明する。図8は、駅務機器100による全体処理の一例を示すフローチャートである。まず、管理部196は、接続部103を用いて自動釣銭機200から預かり金を示す情報を受信した場合、駅務機器ログ情報182の「釣銭機残高(B)」として、その時点の日時を示す情報に対応付けて、預かり金を記憶部108に格納する(ステップS101)。例えば、管理部196は、駅務機器ログ情報182の「釣銭機残高(B)」に、預かり金「200,000」を書き込む。

0058

次いで、操作部101を用いて係員から駅務処理に関する各種入力項目についての入力を受け付け(ステップS103)、駅務処理の実行が指示された場合(ステップS105)、駅務処理部191は、指示された駅務処理を実行する(ステップS107)。例えば、駅務処理部191は、35,000円の定期券の発券処理を実行する。

0059

釣銭機制御部192は、自動釣銭機200が接続されている状態であるか、あるいは切り離されている状態であるかを判定する(ステップS109)。自動釣銭機200が切り離されている状態である場合、釣銭機制御部192は、収受あるいは払い戻し金額を示す情報を表示制御部193に出力する。表示制御部193は、収受あるいは払い戻し金額の現金処理を実行するように係員に指示する表示画面を生成し、表示部104に表示させる(ステップS111)。そして、管理部196は、駅務処理の記録を、駅務機器ログ情報182の一部として記憶部108に格納する(ステップS113)。

0060

例えば、表示制御部193は、収受金額「35,000円」の精算処理の実行を係員に指示する表示画面を表示部104に表示させる。これにより係員は、例えば、手元に用意されている金庫に利用者から受け取った35,000を収容する。そして、管理部196は、駅務機器ログ情報182の「収受あるいは払い戻し金額(A)」に“35,000”を書き込む。また、管理部196は、預かり金(200,000)から定期券の料金(35,000)を減算した額(185,000)を、駅務機器ログ情報182の「釣銭機残高(B)」に書き込む。また、管理部196は、駅務機器ログ情報182の「接続状況」に“切り離し中”と書き込む。

0061

一方、ステップS109において、自動釣銭機200が接続されている状態である場合、釣銭機制御部192は、収受あるいは払い戻し金額を出力し、自動釣銭機200に対して所定処理の実行を指示する(ステップS115)。次いで、管理部196は、駅務処理の記録を、駅務機器ログ情報182の一部として記憶部108に格納する(ステップS117)。例えば、釣銭機制御部192は、収受金額「35,000円」の精算処理の実行を自動釣銭機200に指示する。そして、管理部196は、駅務機器ログ情報182の「収受あるいは払い戻し金額(A)」に“35,000”を書き込む。また、管理部196は、預かり金(200,000)から定期券の料金(35,000)を減算した額(185,000)を、駅務機器ログ情報182の「釣銭機残高(B)」に書き込む。また、管理部196は、駅務機器ログ情報182の「接続状況」に“接続中”と書き込む。なお、ステップS117の処理は省略されてもよい。

0062

次に、自動釣銭機200による全体処理の一例について説明する。図9は、自動釣銭機200による全体処理の一例を示すフローチャートである。以下に説明するステップS201〜S209の処理は、連携モードで動作している場合の処理であり、ステップS211〜S221の処理は、単独モードで動作している場合の処理である。

0063

釣銭処理部290は、接続部203を用いて駅務機器100から所定の指示が入力されたか否かを判定する(ステップS201)。所定の指示が入力された場合、釣銭処理部290は、入力される所定の指示に基づいて実行する処理を決定し、対応する処理部に処理の実行を指示する。

0064

例えば、駅務機器100から発券された利用券の精算処理が指示されたとする。係員が利用者から受け取った紙幣や硬貨が自動釣銭機200に投入した場合、入金処理部291は、入金処理を実行する(ステップS203)。そして、精算処理部293は、駅務機器100から入力された精算金額に基づいて、精算処理を実行する(ステップS205)。精算処理部293は、釣銭が有る場合、釣銭に相当する額の紙幣や貨幣を排出させる(ステップS207)。そして、管理部295は、これらの処理結果を、釣銭機ログ情報281の一部として記憶部208に格納する(ステップS209)。

0065

一方、ステップS201において、駅務機器100から所定の指示がない場合、釣銭処理部290は、操作部201を用いて係員から入金の指示があったか否かを判定する(ステップS211)。入金の指示があった場合、入金処理部291は、操作部201を用いて係員から入力された入金額に基づいて、入金処理を実行する(ステップS213)。釣銭が有る場合、入金処理部291は、釣銭に相当する額の紙幣や貨幣を排出させる。そして、管理部295は、入金額を、釣銭機ログ情報281の一部として記憶部208に格納する(ステップS215)。

0066

次いで、釣銭処理部290は、操作部201を用いて係員から出金の指示などがあったか否かを判定する(ステップS217)。出金の指示があった場合、出金処理部292は、操作部201を用いて係員から入力された出金額に基づいて、出金処理を実行する(ステップS219)。そして、管理部295は、出金額を、釣銭機ログ情報281の一部として記憶部208に格納する(ステップS221)。

0067

次に、駅務機器100による自動釣銭機200との接続時直後の処理の一例について説明する。図10は、駅務機器100による自動釣銭機200との接続時直後の処理の一例を示すフローチャートである。駅務機器100は、自動釣銭機200が切り離されている状態で、以下の処理を実行する。

0068

まず、釣銭機制御部192は、自動釣銭機200と接続されたか否かを判定する(ステップS131)。自動釣銭機200と接続された場合、表示制御部193は、切り離し中の補完処理を実行するかどうかを係員に確認するための画面を表示部104に表示させる。操作部101を用いて係員が切り離し中の補完処理の実行を指示した場合(ステップS133)、特定部195は、切り離し中の補完処理の対象となる切り離し期間を特定する(ステップS135)。

0069

次いで、管理部196は、ステップS135において特定された切り離し中の補完処理の対象となる切り離し期間について、切り離し中の収支金額(D)を導出し、記憶部108に格納する。そして、表示制御部193は、切り離し中の収支金額(D)を表示部104に表示させる(ステップS137)。例えば、管理部196は、駅務機器ログ情報182において、接続状況が「切り離し中」に対応する「収受あるいは払い戻し金額(A)」を、1単位の切り離し期間ごとに合算して、切り離し中の収支金額(D)を導出する。切り離し中の補完処理の対象期間が2単位以上ある場合、管理部196は、切り離し期間中の単位ごとに導出された「収受あるいは払い戻し金額(A)」の合計値を合算することにより、切り離し中の収支金額(D)を導出してもよい。

0070

次いで、釣銭機制御部192は、現時点の残高を示す情報を送信するよう指示するコマンドを、自動釣銭機200に送信し、自動釣銭機200から釣銭機残高(F)を示す情報を取得する(ステップS141)。ここで、表示制御部193は、取得した釣銭機残高(F)を、表示部104に表示させてもよい。

0071

釣銭機制御部192は、記憶部108の切り離し期間管理情報183を参照し、切り離し時の残額(C)から切り離し中の収支金額(D)を減算することで、接続時予測残額(E)を導出し、記憶部108に格納する。表示制御部193は、導出された接続時予測残額(E)を、表示部104に表示させてもよい(ステップS143)。

0072

そして、釣銭機制御部192は、ステップS143において導出された接続時予測残額(E)から、ステップS143において取得された釣銭機残高(F)を減算することで、第1接続時残額差(G)を導出し、記憶部108に格納する。表示制御部193は、導出された第1接続時残額差(G)を、表示部104に表示させてもよい(ステップS145)。

0073

印字制御部197は、切り離し期間管理情報183を参照し、所定の情報を帳票に印字するよう、印字部106を制御する(ステップS147)。

0074

次いで、釣銭機制御部192は、ステップS145において導出された第1接続時残額差(G)の入金処理あるいは出金処理を指示するコマンドを、自動釣銭機200に出力する(ステップS149)。自動釣銭機200は、釣銭機制御部192の指示に従って、第1接続時残額差(G)を入金処理する場合は、第1接続時残額差(G)以上の金額を釣銭として排出する。一方、第1接続時残額差(G)の出金処理をする場合、自動釣銭機200は、第1接続時残額差(G)を過不足なく排出する。

0075

こうすることにより、係員が、切り離し中の収支を計算する作業が不要となる。また、切り離し中の駅務処理により取り扱った現金を過不足なく金庫から取り出す必要がなくなる。また、自動釣銭機200に切り離し中の収支金額(D)を入金あるいは出金させるための自動釣銭機200に対する操作などが不要になる。このため、係員の作業負担を軽減させることができる。

0076

次に、切り離し中の補完処理の一例について説明する。図11は、切り離し中の補完処理の一例を示すイメージ図である。この例では、切り離し期間中に金庫の現金だけが駅務処理に用いられており、自動釣銭機200の現金は駅務処理以外の用途で用いられたとする。

0077

切り離し期間中に、駅務機器100による駅務処理によって、60,000円を収受したとする。また、切り離し期間中に、係員は、金庫を用いて駅務処理を行い、駅務処理により収受した現金60,000円の現金が金庫に収められたとする。また、切り離し期間中に、係員が、駅務処理以外の目的で自動釣銭機200から10,000を出金したとする。

0078

この場合、駅務機器100は、切り離し中の収受金額60,000円、接続された時に自動釣銭機200側で管理されている釣銭機残高(F)190,000円、第1接続時残高差(G)70,000円、切り離し中の自動釣銭機200からの出金10,000円(第2接続時残額(H)に相当する))などを、表示部104に表示させたり、帳票に印字することができる。このため、係員は、接続時にこれらの金額を自ら計算する作業が必要なくなり、係員の作業負担が軽減される。

0079

また、自動釣銭機200が接続された場合、接続時予測残高(E)と釣銭機残高(F)との差分である第1接続時残高差(G)は、70,000円であり、切り離し中の収支金額(D)60,000円と一致しない。このため、係員は、第1接続時残高差(G)と切り離し中の収支金額(D)60,000円との差分10,000円が、駅務処理以外の目的で自動釣銭機200から出金されていることを確認することができる。なお、切り離し中の出金額10,000円を駅務機器100が表示部104に表示しない場合であっても、第1接続時残高差(G)と切り離し中の収支金額(D)との差分が10,000円であることを表示部104に表示することなどにより、係員は、切り離し期間中に駅務機器100で管理する釣銭機残高と、自動釣銭機200に収容されている実際の釣銭機残高の誤差が、10,000円であることを認識することができる。

0080

また、駅務機器100が、切り離し中の収支金額(D)60,000円から、第2接続時残高-10,000円を減算した金額(70,000円)を導出し、導出した金額に相当する現金の入金処理を、自動釣銭機200に指示してもよい。係員は、金庫から70,000円を取り出し、自動釣銭機200に入金する。こうすることにより、締切のときに、金庫の残額が10,000円少なくなるため、駅務処理以外の目的で自動釣銭機200から10,000円が出金されていることを確認することができる。

0081

図12は、切り離し中の補完処理の他の例を示すイメージ図である。この例では、切り離し期間中に、金庫の現金と自動釣銭機200の現金の両方が、駅務処理に用いられたとする。

0082

例えば、切り離し期間中に、駅務機器100による駅務処理によって、60,000円を収受したとする。また、切り離し期間中に、係員は、手元の金庫の現金を用いて駅務処理を行い、金庫の現金が40,000円増えたとする。また、切り離し期間中に、係員は、自動釣銭機200を単独モードで動作させて入金や出金をし、自動釣銭機200には、20,000円の現金が入金されたとする。さらに、切り離し期間中に、係員が、駅務処理以外の目的で自動釣銭機200から10,000円を出金したとする。

0083

この場合、駅務機器100は、切り離し中の収受金額60,000円、接続された時に自動釣銭機200側で管理されている釣銭機残高(F)210,000円、第1接続時残高差(G)50,000円、切り離し中の自動釣銭機200に入金20,000円、切り離し中の自動釣銭機200からの出金10,000円、第2接続時残額(H)10,000などを、表示部104に表示させたり、帳票に印字することができる。このため、係員は、接続時にこれらの金額を自ら計算する作業が必要なくなり、係員の作業負担が軽減される。

0084

また、自動釣銭機200が接続された場合、接続時予測残高(E)と釣銭機残高(F)との差分である第1接続時残高差(G)は、50,000円であり、切り離し中の収支金額(D)60,000円と一致しない。このため、係員は、第1接続時残高差(G)と切り離し中の収支金額(D)との差分10,000円が、駅務処理以外の目的で自動釣銭機200から出金されていることを確認することができる。なお、切り離し中の出金額10,000円を駅務機器100が表示部104に表示しない場合であっても、第1接続時残高差(G)と切り離し中の収支金額(D)との差分が10,000円であることを表示部104に表示することなどにより、係員は、切り離し期間中に駅務機器100で管理する釣銭機残高と、自動釣銭機200に収容されている実際の釣銭機残高の誤差が、10,000円であることを認識することができる。

0085

また、駅務機器100が、切り離し中の収支金額(D)60,000円から、第2接続時残高10,000円を減算した金額(50,000円)を導出し、導出した金額に相当する現金の入金処理を、自動釣銭機200に指示してもよい。係員は、金庫から50,000円を取り出し、自動釣銭機200に入金する。こうすることにより、締切のときに、金庫の残額が10,000円少なくなるため、駅務処理以外の目的で自動釣銭機200から10,000円が出金されていることを確認することができる。

0086

図15は、切り離し中の補完処理の一例を示すイメージ図である。この例では、切り離し期間中に金庫の現金は駅務処理に用いられておらず、自動釣銭機200の現金だけが駅務処理に用いられたとする。

0087

切り離し期間中に、駅務機器100による駅務処理によって、60,000円を収受したとする。また、切り離し期間中に、係員は、自動釣銭機200を単独モードで動作させて入金や出金をし、自動釣銭機200には、60,000円の現金が入金されたとする。また、切り離し期間中に、係員が、駅務処理以外の目的で自動釣銭機200から10,000を出金したとする。

0088

この場合、駅務機器100は、切り離し中の収受金額60,000円、接続された時に自動釣銭機200側で管理されている釣銭機残高(F)250,000円、第1接続時残高差(G)−10,000円、切り離し中の自動釣銭機200への入金60,000円、切り離し中の自動釣銭機200からの出金10,000円などを、表示部104に表示させたり、帳票に印字することができる。このため、係員は、接続時にこれらの金額を自ら計算する作業が必要なくなり、係員の作業負担が軽減される。

0089

また、自動釣銭機200が接続された場合、接続時予測残高(E)と釣銭機残高(F)との差分である第1接続時残高差(G)は、−10,000円であり、切り離し中の出金額10,000円と一致する。このため、係員は、駅務処理以外の目的で自動釣銭機200から10,000円が出金されていることを確認することができる。なお、切り離し中の出金額10,000円を駅務機器100が表示部104に表示しない場合であっても、第1接続時残高差(G)が−10,000円であることを表示部104に表示することなどにより、係員は、切り離し期間中に駅務機器100で管理する釣銭機残高と、自動釣銭機200に収容されている実際の釣銭機残高の誤差が、10,000円であることを認識することができる。

0090

また、駅務機器100が、切り離し中の収支金額(D)60,000円から、第2接続時残高(H)50,000円を減算した金額(10,000円)を導出し、導出した金額に相当する現金の入金処理を、自動釣銭機200に指示してもよい。係員は、金庫から10,000円を取り出し、自動釣銭機200に入金する。こうすることにより、締切のときに、金庫の残額が10,000円少なくなるため、駅務処理以外の目的で自動釣銭機200から10,000円が出金されていることを確認することができる。

0091

以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、自動釣銭機200と接続される接続部103と、現金の収受あるいは払い戻しを伴う駅務処理を実行する駅務処理部191と、駅務処理部191による駅務処理の結果に基づいて、自動釣銭機200と切り離されている期間において駅務処理により収受あるいは払い戻しされた現金の合計金額を導出する管理部196と、自動釣銭機200と接続されている場合、駅務処理により収受あるいは払い戻しされる現金に関する処理を、接続部103を用いて自動釣銭機200に指示し、切り離されていた自動釣銭機200が駅務機器100と接続された場合、自動釣銭機200に収容されている現金の残高を示す情報あるいは自動釣銭機200に入金または出金された金額を示す情報のうち少なくともいずれか一方を送信するよう自動釣銭機200に指示する釣銭機制御部192と、管理部196により導出された合計金額と、自動釣銭機200から受信した自動釣銭機200に収容されている現金の残高、あるいは自動釣銭機200に収容されている現金の残高に基づいて導出された金額とを、表示部104に表示させること、あるいは媒体に印字することの少なくともいずれか一方により、利用者に通知する通知部(表示部104、表示制御部193、印字部106、印字制御部197)と、を備えることにより、係員の作業負担の軽減に貢献することができる。

0092

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

0093

1…駅務システム、100…駅務機器、101…操作部、102…発券機構、103…接続部、104…表示部、105…通信部、106…印字部、108…記憶部、109…処理部、181…発券登録情報、182…駅務機器ログ情報、183…切り離し期間管理情報、191…駅務処理部、192…釣銭機制御部、193…表示制御部、194…通信制御部、195…特定部、196…管理部、197…印字制御部、200…自動釣銭機、201…操作部、202…現金処理機構、203…接続部、204…表示部、208…記憶部、209…処理部、281…釣銭機ログ情報、290…釣銭処理部、291…入金処理部、292…出金処理部、293…精算処理部、294…通知処理部、295…管理部、296…表示制御部、300…上位サーバ

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