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技術 管理サーバと集約サーバの連繋システム、管理サーバ

出願人 タック株式会社
発明者 細野秀典杉尾一晃浅野明
出願日 2019年4月10日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-074527
公開日 2020年10月22日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-173574
状態 特許登録済
技術分野 医療・福祉事務 計算機・データ通信 計算機間の情報転送
主要キーワード 医療機材 空き予定 送受信エラー 設備管理情報 送信用メモリ 集約サーバ 予約枠 ブッキ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

管理サーバ集約サーバとをIPネットワークを介して連繋し、両サーバ間でデータセット送受信するシステムに於いて「データセットの100%確実な送受信」を達成する。

解決手段

管理サーバ1は、データセットを集約サーバ3へ送信する制御手段、送信したデータセットを受領確認が受信されるまで送信用に保持する手段、保持時間が所定時間を越えると当該データセットを再送する手段、集約サーバ3から当該データセットが受信されると受領確認を集約サーバ3へ送信する手段を有する。集約サーバ3も、同様に対応する手段を有する。

概要

背景

特開2015−195026号公報(特許文献1)には、各健診施設医療機関)の健診サーバと、ユーザ端末からの予約受け付け予約サーバとを、ネットワークを介して接続し、ユーザが、複数の医療機関の中から所望の医療機関を選択・予約できるようにしたシステムが記載されている。なお、特許文献1では、健診サーバとネットワークとの間に、セキュリティ強化のための中間サーバが介挿されている。健診サーバは、予約に関するデータのみ、中間サーバとの授受を許可されており、それにより、健診サーバの諸情報がネットワークへ流出することを防止している。

概要

管理サーバ集約サーバとをIPネットワークを介して連繋し、両サーバ間でデータセット送受信するシステムに於いて「データセットの100%確実な送受信」を達成する。 管理サーバ1は、データセットを集約サーバ3へ送信する制御手段、送信したデータセットを受領確認が受信されるまで送信用に保持する手段、保持時間が所定時間を越えると当該データセットを再送する手段、集約サーバ3から当該データセットが受信されると受領確認を集約サーバ3へ送信する手段を有する。集約サーバ3も、同様に対応する手段を有する。

目的

しかるに、移動体通信網等のIPネットワークには多数の機器回線等が設けられており、それらを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

管理下の機材の稼働に関連する管理情報データセットを保持する管理サーバと、1又は2以上の各管理サーバの前記管理情報をIPネットワーク経由で収集するとともに該管理情報に関わる外部入力に応じて当該外部入力が指示する管理サーバへIPネットワーク経由でデータセットを送信する集約サーバと、を有する連繋システムであって、前記管理サーバは、前記管理情報のデータセットを前記集約サーバへ送信する送信制御手段と、前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、前記集約サーバからデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を前記集約サーバへ送信する受領確認手段と、を有し、前記集約サーバは、外部入力された管理情報に関わるデータセットを当該外部入力が指示する管理サーバへ送信する送信制御手段と、前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、前記管理サーバから管理情報のデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を送信元の管理サーバへ送信する受領確認手段と、を有する、ことを特徴とする連繋システム。

請求項2

請求項1に於いて、前記管理サーバは前記管理情報に関わる各データセットの定義を保持しており、前記受領確認手段は該定義を参照して受信を確認し、前記集約サーバは前記管理情報の各データセットの定義を保持しており、前記受領確認手段は該定義を参照して受信を確認する、ことを特徴とする連繋システム。

請求項3

請求項1又は請求項2に於いて、前記管理サーバは、さらに、当該管理サーバとIPネットワークとを繋ぐネットワーク機器の状態を監視して時間に対応付けて記録する監視手段を有し、前記再送制御手段は、同一データセットの再送回数所定数を越えると、その旨の警告を出力装置へ出力する、ことを特徴とする連繋システム。

請求項4

管理下の機材の稼働に関連する管理情報のデータセットを保持し、IPネットワーク経由で集約サーバに接続される管理サーバであって、前記管理情報のデータセットを前記集約サーバへ送信する送信制御手段と、前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、前記集約サーバからデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を前記集約サーバへ送信する受領確認手段と、を有することを特徴とする管理サーバ。

請求項5

管理下の医療機材の稼働に関連する健診管理情報のデータセットを保持する健診管理サーバと、1又は2以上の各健診管理サーバの前記健診管理情報をIPネットワーク経由で収集するとともに該健診管理情報に関わる外部入力に応じて当該外部入力が指示する健診管理サーバへIPネットワーク経由でデータセットを送信する集約サーバと、を有する連繋システムであって、前記健診管理サーバは、前記健診管理情報のデータセットを前記集約サーバへ送信する送信制御手段と、前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、前記集約サーバからデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を前記集約サーバへ送信する受領確認手段と、を有し、前記集約サーバは、外部入力された健診管理情報に関わるデータセットを当該外部入力が指示する健診管理サーバへ送信する送信制御手段と、前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、前記健診管理サーバから健診管理情報のデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を送信元の健診管理サーバへ送信する受領確認手段と、を有する、ことを特徴とする連繋システム。

請求項6

請求項5に於いて、前記外部入力は、インターネットを介して前記集約サーバに接続されるクライアントからの健診予約入力である、ことを特徴とする連繋システム。

請求項7

管理下の医療機材の稼働に関連する健診管理情報のデータセットを保持し、IPネットワーク経由で集約サーバに接続される健診管理サーバであって、前記健診管理情報のデータセットを前記集約サーバへ送信する送信制御手段と、前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、前記集約サーバからデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を前記集約サーバへ送信する受領確認手段と、を有することを特徴とする健診管理サーバ。

請求項8

管理下の工場設備機材の稼働に関連する設備管理情報のデータセットを保持する工場管理サーバと、1又は2以上の各工場管理サーバの前記設備管理情報をIPネットワーク経由で収集するとともに該設備管理情報に関わる外部入力に応じて当該外部入力が指示する工場管理サーバへIPネットワーク経由でデータセットを送信する集約サーバと、を有する連繋システムであって、前記工場管理サーバは、前記設備管理情報のデータセットを前記集約サーバへ送信する送信制御手段と、前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、前記集約サーバからデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を前記集約サーバへ送信する受領確認手段と、を有し、前記集約サーバは、外部入力された設備管理情報に関わるデータセットを当該外部入力が指示する工場管理サーバへ送信する送信制御手段と、前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、前記工場管理サーバから設備管理情報のデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を送信元の工場管理サーバへ送信する受領確認手段と、を有する、ことを特徴とする連繋システム。

請求項9

請求項8に於いて、前記設備管理情報は、各工場設備機材の状態に関する情報である、ことを特徴とする連繋システム。

請求項10

請求項8に於いて、前記設備管理情報は、製品製造用の各部品在庫状況に関する情報である、ことを特徴とする連繋システム。

技術分野

0001

本発明は、管理サーバ集約サーバとを連繋して成るシステムに関する。詳しくは、管理サーバと集約サーバとを移動体通信網等のIPネットワークを介して連繋し、両サーバ間でデータセット送受信するシステムに関する。
このシステムとしては、例えば、「医療機材稼働に関連する健診管理情報」を保持する健診管理サーバと、複数の健診施設の健診予約等を受け付ける集約サーバとを、移動体通信網等のIPネットワークで接続するシステムを例示することができる。ここで「医療機材の稼働に関連する健診管理情報」とは、例えば、医療機材の空き予定使用予定の情報、医療機材を使用する医療従事者勤務予定の情報、これらに基づく人間ドックの諸コースの空き(予約可能)/予約済の情報等を言う。
また、上記システムとしては、「工場設備機材の稼働に関連する設備管理情報」を保持する工場管理サーバと、各工場を統括等する本社の集約サーバとを、移動体通信網等のIPネットワークで接続するシステムを例示することができる。ここで「工場設備機材の稼働に関連する設備管理情報」とは、例えば、設備機材の異常等による緊急停止の情報、設備機材の劣化状態を検出するセンサ出力の情報、これらに基づく設備機材の更新時期の情報、設備機材の稼働を可能とする製品製造用の各種部品在庫状況の情報等を言う。

背景技術

0002

特開2015−195026号公報(特許文献1)には、各健診施設(医療機関)の健診サーバと、ユーザ端末からの予約を受け付ける予約サーバとを、ネットワークを介して接続し、ユーザが、複数の医療機関の中から所望の医療機関を選択・予約できるようにしたシステムが記載されている。なお、特許文献1では、健診サーバとネットワークとの間に、セキュリティ強化のための中間サーバが介挿されている。健診サーバは、予約に関するデータのみ、中間サーバとの授受を許可されており、それにより、健診サーバの諸情報がネットワークへ流出することを防止している。

先行技術

0003

特開2015−195026号公報

発明が解決しようとする課題

0004

管理サーバと集約サーバとをIPネットワークを介して連繋するシステムでは、両サーバが持つデータセットを厳密に整合させる必要があり、そのためには、両サーバ間でのデータセットの送受信を100%確実に行い得ることが必須となる。
しかるに、移動体通信網等のIPネットワークには多数の機器回線等が設けられており、それらを提供する事業者も非常な多数に昇る。このため、IPネットワークの両端で管理サーバや集約サーバの設置を手がける事業者(例:本願の出願人)の与り知らぬところでトラブルが発生し、その結果、「100%確実なデータセットの送受信」という要求を満たせなくなる場合も生ずる。特に、IPネットワークが、通信品質保証が無い所謂ベストエフォート型の回線の上に築かれている場合には、そのようなトラブルが発生し易くなる。

0005

従来、「無線区間でのデータ送受信エラー率を低減する技術」が、幾つか提案/提供されている。それらは、IPネットワークの無線区間に於ける送受信トラブル対策としても用い得る技術ではあるが、しかし、何れも「100%確実なデータセットの送受信」を目的とするものではなく、あくまでも、「エラー率を低減して、送受信の確度を向上させる」ための技術に止まるものである。このため、「管理サーバと集約サーバとの間でデータセットの送受信を100%確実に行い、両サーバが持つデータセットを厳密に整合させる」という用途では、頼りきることができない。
なお、それらが、「100%確実なデータセットの送受信」を目的とするものでない理由は、それらが対象とする情報が、多少のデータ欠損があっても実質的には支障が生じない情報であること、及び、ミリ秒(ms)レベルでのリアルタイム性が要求される場面を想定した対策であること、という点にある。それらは、トランスポート層での対策に関する技術であり、データ(セグメント)の送受信エラーが検出されると、当該のセグメントを再送し、その再送回数が所定の上限値に達すると、当該の欠損セグメントを無視し、或いは、当該の欠損セグメントに代えてその前後のデータ(セグメント)を用いる等の対策を施し、それにより、ミリ秒(ms)レベルでのリアルタイム性を確保している。
言い換えれば、それらの技術では、多少のデータ欠損があっても支障が生じない情報を対象としているため、データ(セグメント)の欠損を許容している。
このため、移動体通信網等のIPネットワークの両端に管理サーバと集約サーバとを設け、両サーバ間でデータセットを送受信して管理情報を整合させるシステムのように、100%確実なデータセットの送受信が要求されるシステムでは、無線区間での送受信トラブルをそれらの技術に頼りきることはできず、別途の対策が必要となるのである。
例えば、
(a)集約サーバがインターネット経由で健診予約を受け付け、
(b)その予約を集約サーバが予約先の健診管理サーバへ送信し、
(c)当該健診管理サーバ側にて予約が受信・確定されると、
(d)当該予約確定の旨を、当該健診管理サーバが集約サーバへ送信し、
(e)その情報が集約サーバにて受信されと、集約サーバが健診予約に関するデータテーブルを更新する、
システムに於いて、上記(d)−(e)間で送受信トラブルが生ずると、健診管理サーバ側では当該の予約が確定しているため当該の予約は受付不可であるにも関わらず、集約サーバ側では未確定の状態となり、最悪の場合、ダブルブッキングの誘因ともなりかねない。このため、別途の対策が必要となるのである。

0006

本発明は係る事情に鑑みたものであり、管理サーバと集約サーバとを移動体通信網等のIPネットワークを介して連繋し、両サーバ間でデータセットを送受信するシステムに於いて、「データセットの100%確実な送受信」を達成して、両サーバが持つ管理情報を厳密に整合させ得るようにすることを第1の目的とする。

0007

ところで、先述のように、管理サーバと集約サーバとを連繋させるシステムでは、両サーバが持つ管理情報を厳密に整合させることが要求されるのであるが、データセットの送受信トラブルにより、両サーバが持つ管理情報を整合させ得なくなる場合も生ずる。
その場合、そのトラブルが、サーバに起因するものか、IPネットワークとの境界に起因するものであるかを見分けることは、サーバのメンテナンスを手がける事業者(例:本願の出願人)にとって、重要である。

0008

本発明は係る事情にも鑑みたものであり、管理サーバと集約サーバとが移動体通信網等のIPネットワークを介してデータセットを送受信する連繋システムに於いて、送受信トラブルが発生してしまった場合に、そのトラブルが、サーバに起因するものであるか、サーバとIPネットワークとの境界に起因するものであるかを、速やかに見分け得るようにすることを第2の目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明は以下のように記述される。なお、本項目(課題を解決するための手段)内と次項目(発明の効果)内で付した符号は理解を容易にするためのものであり、本発明を符号の構成に限定する趣旨ではない。

0010

[1]第1の連繋システム
管理下の機材の稼働に関連する管理情報のデータセットを保持する管理サーバ1(10)と、1又は2以上の各管理サーバ1(10)の前記管理情報をIPネットワーク2経由で収集するとともに該管理情報に関わる外部入力に応じて当該外部入力が指示する管理サーバ1(10)へIPネットワーク経由でデータセットを送信する集約サーバ3と、を有する連繋システムであって、
前記管理サーバ1(10)は、
前記管理情報のデータセットを前記集約サーバ3へ送信する送信制御手段と、
前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、
前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、
前記集約サーバ3からデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を前記集約サーバ3へ送信する受領確認手段と、を有し、
前記集約サーバ3は、
外部入力された管理情報に関わるデータセットを当該外部入力が指示する管理サーバ1(10)へ送信する送信制御手段と、
前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、
前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、
前記管理サーバ1(10)から管理情報のデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を送信元の管理サーバ1(10)へ送信する受領確認手段と、を有する、
ことを特徴とする連繋システム。
前記「機材の稼働に関連する管理情報」とは、機材や設備の稼働/停止に関連する各種の情報を言う。例えば、機材の稼働/停止の実績予定、稼働/停止の実績や予定に伴う生産実績生産予測、機材を稼働させる作業者勤務実績や勤務予定、勤務実績や勤務予定に伴う給付実績や給付予定、機材や設備が外部の人を対象とする機器等である場合は機材や設備及び機材や設備の扱いに従事する人の空き(予約可能)/予約済(予約不可)、機材や設備が外部の人を対象とし且つ複数種類の機材や設備を用いるコース等の場合は該コース等の空き(予約可能)/予約済(予約不可)等を例示することができる。
前記IPネットワークとしては、例えば、通信事業者の移動体通信網やインターネットを例示することができる。特に、IPネットワークが、通信品質の保証が無い所謂ベストエフォート型の回線の上に築かれている場合に、好適である。以下の各連繋システムに於いて、同様とする。
また、前記「送信設定」とは、「データセットが宛先の決められた送信待ち状態に置かれている設定」であり、送信指示があれば当該のデータセットが当該の宛先へ送信される設定である。以下の各連繋システムに於いて、同様とする。
また、前記「送信設定の保持時間が所定時間を越えると」の「所定時間」とは、「送受信されるデータセットの性質等を考慮して予め特定の値に定められた時間値」を言う。以下の各連繋システムに於いて、同様とする。例えば、性質上、1〜10分程度の範囲内で再送することが好ましい場合に、その範囲内から適宜に決められた値(例えば「5分」)を言う。
また、前記連繋システムに於いて、前記管理サーバに前記管理情報に関わる各データセットの定義を保持せしめ、前記受領確認手段が該定義を参照して受信を確認するように構成し、同様に、前記集約サーバに前記管理情報の各データセットの定義を保持せしめ、前記受領確認手段が該定義を参照して受信を確認するように構成してもよい。以下の各連繋システムに於いて、同様とする。

0011

また、前記連繋システムに於いて、前記管理サーバに、さらに、当該管理サーバとIPネットワークとを繋ぐネットワーク機器の状態を監視して時間に対応付けて記録する監視手段を具備せしめ、前記再送制御手段が同一データセットの再送回数が所定数を越えるとその旨の警告を出力装置へ出力するように構成してもよい。以下の各連繋システムに於いて、同様とする。
前記ネットワーク機器としては、例えば、ルータを挙げることができる。また、ルータとして無線ルータを用いる場合であれば、無線出力電波状態を監視して記録する手段を挙げることができる。以下の各連繋システムに於いて、同様とする。

0012

[2]第2の連繋システム
管理下の医療機材の稼働に関連する健診管理情報のデータセットを保持する健診管理サーバ1(10)と、1又は2以上の各健診管理サーバ1(10)の前記健診管理情報をIPネットワーク2経由で収集するとともに該健診管理情報に関わる外部入力に応じて当該外部入力が指示する健診管理サーバへ1(10)IPネットワーク2経由でデータセットを送信する集約サーバ3と、を有する連繋システムであって、
前記健診管理サーバ1(10)は、
前記健診管理情報のデータセットを前記集約サーバへ送信する送信制御手段と、
前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、
前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、
前記集約サーバ3からデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を前記集約サーバ3へ送信する受領確認手段と、を有し、
前記集約サーバ3は、
外部入力された健診管理情報に関わるデータセットを当該外部入力が指示する健診管理サーバ1(10)へ送信する送信制御手段と、
前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、
前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、
前記健診管理サーバ1(10)から健診管理情報のデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を送信元の健診管理サーバ1(10)へ送信する受領確認手段と、を有する、
ことを特徴とする連繋システム。
前記「医療機材の稼働に関連する健診管理情報」としては、例えば、医療機材の空き予定/使用予定、医療機材を使用する医療従事者の勤務予定、これらに基づく健診の諸コース(例:人間ドックの諸コース)の或る日時の空き(予約可能)/予約済(予約不可)の情報等を例示することができる。
前記再送制御までの所定時間(送信履歴の保持時間)としては、例えば、1〜10分程度の範囲内を例示することができる。
前記外部入力としては、例えば、健診(人間ドック)予約を行うクライアント8からのインターネット6を介する入力を例示することができる。

0013

[3]第3の連繋システム
管理下の工場設備機材の稼働に関連する設備管理情報のデータセットを保持する工場管理サーバ1M(10M)と、1又は2以上の各工場管理サーバ1M(10M)の前記設備管理情報をIPネットワーク2経由で収集するとともに該設備管理情報に関わる外部入力に応じて当該外部入力が指示する工場管理サーバ1M(10M)へIPネットワーク2経由でデータセットを送信する集約サーバ3Mと、を有する連繋システムであって、
前記工場管理サーバ1M(10M)は、
前記設備管理情報のデータセットを前記集約サーバ3Mへ送信する送信制御手段と、
前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、
前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、
前記集約サーバ3Mからデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を前記集約サーバ3Mへ送信する受領確認手段と、を有し、
前記集約サーバ3Mは、
外部入力された設備管理情報に関わるデータセットを当該外部入力が指示する工場管理サーバへ送信する送信制御手段と、
前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、
前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、
前記工場管理サーバ1M(10M)から設備管理情報のデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を送信元の工場管理サーバ1M(10M)へ送信する受領確認手段と、を有する、
ことを特徴とする連繋システム。
前記「工場設備機材の稼働に関連する設備管理情報」としては、例えば、設備機材の異常等による緊急停止の情報、設備機材の劣化状態を検出するセンサ出力の情報、これらに基づく設備機材の更新時期の情報、設備機材の稼働を可能とする各種部品の在庫状況の情報、設備機材の稼働に携わる従業者の勤務実績/勤務予定の情報、勤務実績/勤務予定に伴う給付実績/給付予定の情報等を例示することができる。
前記再送制御までの所定時間(送信履歴の保持時間)は、設備機材の種別や情報の種別に応じて決め得る。例えば、1〜10分程度の範囲を例示することができる。

発明の効果

0014

前記[1]の連繋システムは、管理下の機材の稼働に関連する管理情報のデータセットを保持する管理サーバ1(10)と、1又は2以上の各管理サーバ1(10)の前記管理情報をIPネットワーク2経由で収集するとともに該管理情報に関わる外部入力に応じて当該外部入力が指示する管理サーバ1(10)へIPネットワーク経由でデータセットを送信する集約サーバ3と、を有する連繋システムであって、前記管理サーバ1(10)は、前記管理情報のデータセットを前記集約サーバ3へ送信する送信制御手段と、前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、前記集約サーバ3からデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を前記集約サーバ3へ送信する受領確認手段とを有し、前記集約サーバ3は、外部入力された管理情報に関わるデータセットを当該外部入力が指示する管理サーバ1(10)へ送信する送信制御手段と、前記送信制御手段により送信されたデータセットの送信設定を当該データセットの受領確認が受信されるまで保持する設定保持手段と、前記設定保持手段に保持されている送信設定の保持時間が所定時間を越えると当該送信設定に対応するデータセットの再送を前記送信制御手段に指示する再送制御手段と、前記管理サーバ1(10)から管理情報のデータセットが受信されると当該データセットの受領確認を送信元の管理サーバ1(10)へ送信する受領確認手段とを有するため、管理サーバ1(10)と集約サーバ3との間に、それらを設置する事業者が関与できない部分(IPネットワーク2)を有するにもかかわらず、「100%確実な送受信」を実現することができる。
前記[2]や前記[3]の連繋システムも、同様の効果を得る。
また、前記[1]の連繋システムに於いて、前記管理サーバ1(10)に、さらに、当該管理サーバ1(10)とIPネットワーク2とを繋ぐネットワーク機器12の状態を監視して時間に対応付けて記録する監視手段を具備せしめ、前記再送制御手段が同一データセットの再送回数が所定数を越えるとその旨の警告を出力装置へ出力するように構成した場合には、重大な送受信トラブルが生起した場合に、ネットワーク機器の不具合に起因するものであるか、又は、他の不具合(例:管理サーバ1の不具合)に起因するものであるかを、メンテナンス業者判別し易くなり、対処し易くなるという効果がある。

図面の簡単な説明

0015

第1の実施の形態の1または2以上の健診管理サーバ1と集約サーバ3とを有する連繋システムの構成を示すブロック図。
図1の健診管理サーバ10を示すブロック図。
図1の健診管理サーバ10と集約サーバ3の間でのデータセットの送受信を時系列に説明する図。
図2の健診管理サーバ10の記憶装置103に於けるデータセットの追加、読み出し送信ログの記録を説明する図。
図1の健診管理サーバ10が集約サーバ3との間でデータセットを送受信する処理を説明するフローチャート
図1の集約サーバ3が外部入力で指示された健診管理サーバ10との間でデータセットを送受信する手順を説明するフローチャート。
(a)は図1の健診管理サーバ10と集約サーバ3の間で送受信されるデータセットの構成説明図、(b)は図1の健診管理サーバ1の無線ルータ12の構成説明図、(c)は(b)の無線ルータ12の電波強度の記録データの説明図。
図1のクライアント8のモニタに表示される健診(人間ドック)予約画面の例。(a)はコースと月を選択する画面、(b)は日を選択する画面。
図1の集約サーバ3の記憶装置(不図示)に蓄積される各健診施設の現在の予約状況テーブル図の一例。
第2の実施の形態の工場設備管理サーバ1Mと集約サーバ3Mとを有する連繋システムの構成を示すブロック図。
図10の工場管理サーバ10Mと集約サーバ3Mの間でのデータセットの送受信を時系列に説明する図。
図10の工場管理サーバ10Mの記憶装置に於けるデータセットの追加、読み出し、送信ログの記録を説明する図。

実施例

0016

図面を参照して、本発明の実施の形態の連繋システムを説明する。
[1]第1の実施の形態
図1図9は、第1の実施の形態を示す。
図1に示すように、第1の実施の形態の連繋システムは、複数の健診管理サーバ1(1a,1b,,,1m)と、集約サーバ3とを、IPネットワーク(本例では、通信事業者の移動体通信網)2を介して接続可能として成る。即ち、健診管理サーバ1と集約サーバ3とは、IPネットワーク2を介することで、データセットを送受信可能である。

0017

集約サーバ3から健診管理サーバ1へ向けては、例えば、人間ドックを予約するためのデータセットが送信される。この予約は、図1に示すように、インターネット6を介して接続されるクライアント装置8(8a,,,,8n)から、集約サーバ3へ、入力・送信されたものである。
クライアント8にて予約入力を行うための画面の一例を、図8に示す。即ち、集約サーバ3は、クライアント8からの要求に応じて、図8(a)(b)に例示するような画面を表示するためのデータを提供する。クライアント8で予約が入力され、インターネット6を介して集約サーバ3で受信されると、集約サーバ3は、当該予約のデータセットを、当該予約が指示する健診施設(病院等)の健診管理サーバ1へ送信する。
例えば、「A病院・3月6日・コース1・2人」と予約されると、「3月6日・コース1・2人」の予約情報及び受診者情報等の付随する情報のデータセットが、A病院の健診管理サーバ1へ送信される。

0018

一方、健診管理サーバ1から集約サーバ3へは、例えば、当該健診施設での人間ドックの予約状況(=確定した予約状況,現在の空き状況)を示すデータセットが送られる。例えば、図8(b)に例示するようなデータセット(例:月毎・人間ドックのコース毎の各日の予約の可否と、可の場合の予約可能な人数等の情報)が送られる。
或いは、図8(b)のデータセットに代えて、予約が確定する都度、予約が確定した旨と当該確定した予約を示すデータセットを送信し、集約サーバ3の側にて、該集約サーバ3が従前から保持しているテーブル(例:予約状況を管理するテーブル内の当該健診施設の部分)を更新するようにしてもよい。集約サーバ3が保持する予約状況テーブルの一例を、図9に示す。集約サーバ3がこのような予約状況テーブルを持つことで、クライアント8に対して、図8に例示するような予約入力画面を提供することが可能となる。

0019

健診管理サーバ(広義の健診管理サーバ)1は、コンピュータ装置(狭義の健診管理サーバ)10と、該健診管理サーバ10に接続された無線ルータ12とから成り、無線ルータ12は、移動体通信網2の最寄り基地局との間でデータを送受信する。
健診管理サーバ10は、図2に示すように、制御装置101、記憶装置103、通信制御装置105、出力装置(モニタ,プリンタ等)107等を備えたコンピュータ装置であり、当該の健診施設の各種の情報を管理する一般的なサーバ装置としての機能に加え、集約サーバ3との間で、人間ドックの予約に関するデータセットを、100%確実に送受信するための機能を備えている。

0020

即ち、制御装置101、記憶装置103、通信制御装置105は、協働して、
予約が確定したデータ等のデータセットを管理情報データベースから読み出して、集約サーバ3へ送信する送信制御機能
送信したデータセットが集約サーバ3で正しく受信されたことが確認されるまで、当該のデータセットを、集約サーバ3へ送信するためのデータセットとして送信用メモリに保持する設定保持機能
送信したデータセットが集約サーバ3で正しく受信されたことが所定時間を過ぎても確認されない場合に、送信用メモリに保持されている当該データセットを、集約サーバ3へ再送する再送制御機能、
を実現する。
ここで、上記所定時間とは、送受信されるデータセットの性質等を考慮して、予め特定の値に定められた時間値である。例えば、人間ドックの予約に関するものであるという性質上、好ましくは1〜10分の範囲内、更に好ましくは3〜5分の範囲内を例示することができるのであるが、上記所定時間とは、この範囲内の或る特定の時間値、例えば、5分と決められた時間である。上記所定時間についての定義は、以下でも同様とする。
なお、上記に於いて、更に好ましい範囲として例示した3〜5分の下限値3分は、一般的なデータ通信タイムアウト時間が1分であり、大きなデータが有る場合には2分程度であることを考慮し、タイムアウト待ちデータ送信中に再送処理が行われないようにするためには少なくとも3分程度の待ち時間が適正なことから決めた値である。また、上限値5分は、5分より長いと情報連繋の遅延が大きくなりすぎることから決めた値である。

0021

また、制御装置101、記憶装置103、通信制御装置105は、協働して、
集約サーバ3からデータセットが受信されると、該データセットが正しく受信されたことを確認した後、集約サーバ3へ受領確認を送信する受領確認機能、
を実現する。
正しく受信されたか否かは、例えば、健診管理サーバ1と集約サーバ3の間で送受信されるデータセットの定義をデータセットの種別毎に予め保持しておき、受信したデータセットが何れかの定義に合致する場合に、「当該合致する種別のデータセットが正しく受信された」と判別するようにしてもよい。
或いは、送受信するデータセットに、当該データセットの種別、項目数、各項目のデータ量等を示す構成情報を保持させ、受信したデータが、当該の構成情報通りに構成されている場合に、「正しく受信された」と判別するようにしてもよい。

0022

なお、前記「健診施設の各種の情報を管理する一般的なサーバ装置としての機能」としては、例えば、医療機材の空き予定/使用予定の管理、医療機材を使用する医療従事者の勤務予定の管理、これらに基づく医療や健診の近未来日時の予約可能/予約済の管理、受診者患者)の情報管理電子カルテの管理、医療従事者の勤務実績の管理、各医療機材の状態の管理、等を例示することができる。

0023

集約サーバ3は、複数の健診管理サーバ1(1a,1b,,,,1m)との間でデータセットを送受信するとともに、複数のクライアント8(8a,,,,8n)からの人間ドックの予約を受け付ける機能を備えたコンピュータ装置である。
集約サーバ3は、ネットワーク機器(不図示)を介して移動体通信網2の最寄りの基地局(不図示)と有線で接続され、該移動体通信網2を介して、各健診管理サーバ1に接続される。
また、集約サーバ3は、複数のクライアント8とは、インターネット6を介して接続される。なお、集約サーバ3とインターネット6の間には、セキュリティ確保のためのファイアーウォール等の公知の対策が施されていることは勿論である。

0024

集約サーバ3もまた、健診管理サーバ1との間でデータセットを100%確実に送受信するための機能を備えている。即ち、
クライアント8から人間ドックの予約が入力されると、該予約のデータセットを、該予約が指示する健診施設の健診管理サーバ1へ送信する送信制御機能、
送信したデータセットが当該の健診管理サーバ1で正しく受信されたことが確認されるまで、当該のデータセットを、当該の健診管理サーバ1へ送信するためのデータセットとして送信用メモリ(不図示)に保持する設定保持機能、
送信したデータセットが宛先とした健診管理サーバ3で正しく受信されたことが所定時間を過ぎても確認されない場合に、送信用メモリに保持されている当該のデータセットを、当該の健診管理サーバ1へ再送する再送制御機能、
を備えている。
ここで、上記所定時間の意味は、先述の健診管理サーバ1の場合と同様である。

0025

また、集約サーバ3は、
健診管理サーバ1からデータセットが受信されると、該データセットが正しく受信されたことを確認した後、集約サーバ3へ受領確認を送信する受領確認機能、
を備えている。
ここで、正しく受信されたか否かは、先述の健診管理サーバ1の場合と同様に判別するようにしてよい。
なお、集約サーバ3のデータセットの送受信に関わる構成は、前記健診管理サーバ10の構成(図2)と同様であるため、図示は省略する。

0026

上記機能を備えた健診管理サーバ1と集約サーバ3との間では、データセットの送受信は、図3に例示するようにして行われる。即ち、
9:01に、予約枠「丸1」(図に於いて「円内に1を配して表記した符号を明細書では「丸1」と表記する。以下、同様とし、後述の「丸2」も同様とする。)のデータセットが、健診管理サーバ1から集約サーバ3へ送信される。この送信は、健診管理サーバ1の送信ログに記録される。また、予約枠「丸1」のデータセットは、送信用メモリに、送信用データとして、そのまま保持される。
ここで、予約枠「丸1」のデータセットとは、例えば、図8(b)に例示するような情報を持つデータセットであり、図7(a)に例示するような構造を成す。同図の「データセットの構成(種別)情報」とは、例えば、その後に続くべき項目値の項目名や項目の数等を定義する情報である。この定義は、集約サーバ3も保持している。
送信された予約枠「丸1」のデータセットが集約サーバ3で正しく受信されると、集約サーバ3は、受領確認を、当該送信元の健診管理サーバ1へ送信する。
正しく受信されたか否かは、例えば、当該受信したデータセットの実際の構造が、当該受信したデータセットが持つ「データセットの構成(種別)情報」と合致するか否かを調べることで判別できる。或いは、この判別に代えて、又は、この判別と併せて、当該受信したデータセットの構造が、集約サーバ3が予め持っている何れかの構造の定義と合致するか否かを調べることで判別してもよい。
上記受領確認が当該の健診管理サーバ1で受信されると、該健診管理サーバ1は、予約枠「丸1」のデータセットを送信用メモリから削除する。
これにより、予約枠「丸1」のデータセットの送受信処理は完了する。

0027

9:05に、予約枠「丸2」のデータセットが、健診管理サーバ1から集約サーバ3へ送信されたが、通信障害等によって送信NGが発生した場合は、所定時間(例:5分)が経過しても、集約サーバ3からの受領確認は、健診管理サーバ1で受信されない。
このため、健診管理サーバ1は、9:10に該予約枠「丸2」のデータセットを再送する。なお、この再送もまた、健診管理サーバ1の送信ログに記録され、予約枠「丸2」のデータセットの送信用メモリでの保持状態は、そのまま継続される。
9:10の再送が、集約サーバ3にて正しく受信されると、集約サーバ3は、受領確認を、当該送信元の健診管理サーバ1へ送信する。
この受領確認が、通信障害等によって送信NGとなった場合は、再送時刻9:10から所定時間(例:5分)が経過しても、集約サーバ3からの受領確認は、健診管理サーバ1で受信されない。
このため、健診管理サーバ1は、9:15に、該予約枠「丸2」のデータセットを、再び送信する(2回目の再送)。なお、この2回目の再送も健診管理サーバ1の送信ログに記録され、予約枠「丸2」のデータセットの送信用メモリでの保持状態は、そのまま継続される。
9:15の再送が、集約サーバ3にて正しく受信されると、集約サーバ3は、受領確認を、当該送信元の健診管理サーバ1へ送信する。
この受領確認が当該の健診管理サーバ1で受信されると、該健診管理サーバ1は、予約枠「丸2」のデータセットを送信用メモリから削除する。
これにより、予約枠「丸2」のデータセットの送受信処理は完了する。
このようにして、データセットの100%確実な送受信制御が実現される。

0028

集約サーバ3が健診管理サーバ1へデータセット(例:クライアント8から入力された人間ドックの予約入力のデータセット)を送信する場合も、上記と同様にして、100%確実な送受信制御が実現される。
即ち、集約サーバ3から送信されたデータセットが、健診管理サーバ1にて正しく受信されると、健診管理サーバ1から集約サーバ3へ受領確認が送信されて、集約サーバ3は当該のデータセットを送信用メモリから削除する。これにより、当該のデータセットに関する送受信処理は完了する。
このようにデータセットの送受信制御が行われるため、例えば、健診管理サーバ側にて健診予約が受信・確定されて、当該予約確定の旨を健診管理サーバが集約サーバへ送信したにもかかわらず、その情報が直ちには集約サーバにて受信されなかった場合でも、若干の遅延(許容できる程度の遅延)の後、集約サーバは、当該確定された予約を受信して健診予約に関するデータテーブルを更新することができる。このため、健診管理サーバ側では予約が確定しているにも関わらず、集約サーバ側では未確定の状態のままとなるような不具合を確実に防止できる。
なお、受領確認として、集約サーバ3/健診管理サーバ1から送信されるデータは、両サーバ1,3間で送受信される業務用のデータセット(例:予約入力された情報,予約確定を知らせる情報,等)とは異なり、例えば、一意識別子(当該一意の識別子に対応するデータセットの受領確認であることを示すための一意の識別子)と、受領確認である旨とを持つデータであり、このデータの受信時には受領確認の送信は行われない。なお、受領確認であることを示すデータは省き、一意の識別子のみが受信された場合を当該一意の識別子が示すデータセットの受領確認として扱うように構成してもよい。

0029

上述のような送受信制御は、健診管理サーバ1が図5に例示するような手順で制御を実行するとともに、集約サーバ3が図6に例示するような手順で制御を実行することにより実現される。なお、図5では、送受信する予約枠のデータセットとして、図8(b)に例示する情報を持つデータセットではなく、最新に確定した予約のデータセットを送信する場合を例に挙げて、制御手順を説明している(S11;YES〜S17,参照)。
ここで、最新に確定した予約のデータセットとは、図4の「人間ドック予約データテーブル」に於いて、「予約データセットn」の次の「予約データセットn+1」を言う。このデータセットが読み出されて、送信用メモリに保持され、これにより、「S11;YES〜S17」の処理が実行される。
なお、図4で送信用メモリに保持されている「予約データセットk」とは、「予約データセットn+1」に先立って送信されたが、未だ、集約サーバ3からの受領確認が受信されていないために送信用メモリに保持されているデータセットである。

0030

テップS21;YES〜S27は、送信したデータセットに対する受領確認が所定時間(例:5分)以内に受信されなかった場合の処理である。即ち、当該のデータセットが再送され、再送の事実と時刻が送信ログに記録され、送信用メモリに保持されている当該のデータセットの保持が継続され、受領確認を受信すべき時間までを計時する送信済タイマ再スタートされ、再送回数が所定の上限値に達したか否かを判定するためカウンタカウントアップされる。
ステップS31;YES〜S35は、再送回数が所定の上限値に達したデータセットが有る場合に、警告出力(例:モニタ上への表示,プリントアウト音声出力)する処理である。上限値としては、送受信トラブルを放置できない障害が発生し、作業者によるメンテナンスが必要と判断される回数が設定されるものとする。この場合は、作業者が派遣されて、トラブル対応の適切なメンテナンス等が行われる。
ステップS41;YES〜S43は、送信済のデータセットに対する受領確認が受信された場合の処理である。当該のデータセットが送信用メモリから削除され、当該のデータセットに関してスタートされていた送信済タイマと送信済カウンタがリセットされる。

0031

ステップS51;YES,S53;YES〜S57は、集約サーバ3が送信元であるデータセットが、当該の健診管理サーバ1にて正しく受信された場合の処理である。
受領確認が集約サーバ3へ送信され、当該のデータセットが管理情報データベース内に格納される。例えば、当該のデータセットが人間ドックの予約である場合は、人間ドック予約データテーブルに追記される。
図6に示す集約サーバ3側での処理も、上記図5の場合と略同様である。

0032

前記ステップS33での警告出力に基づく修理に際しては、無線ルータ12が継続的に記録している電波強度のデータが参照される。即ち本連繋システムの健診管理サーバ1では、無線ルータ12が、その電波強度を、図7(b)(c)に例示するように、時間に対応付けて記録している。
この記録を参照することにより、トラブル対応の担当者は、送信ログのNG多発の時間帯と、無線ルータ12の電波強度とを比較対照することができ、仮に、両者が合致している場合は、「データ送受信の重大なトラブル」が、無線ルータ12と移動体通信網2の基地局との間で発生したと容易に推定でき、トラブル対応を速やかに行うことができる。

0033

上記では、健診予約に関する情報の送受信を例にとって説明しているが、他の情報の送受信の場合も、同様にして、健診管理サーバ1と集約サーバ3との間での送受信を確実に行うことができ、両サーバが保持する情報を100%確実に整合させることができる。
なお、送受信されるデータセットにセキュリティ強化のための暗号化が施されていることは、勿論である。

0034

[2]第2の実施の形態
図10図12は、第2の実施の形態を示す。
第2の実施の形態は、工場に設けられた工場管理サーバ1Mと、本社等に設けられた集約サーバ3Mの間で、データセットを100%確実に送受信する場合である。
第2の実施の形態の場合も、第1の実施の形態と略同様にして、両サーバ間での送受信を100%確実に行うことができる。

0035

図10の構成は、第1の実施の形態の図1と略同様であるため、説明は割愛する。
図11図12では、或る工場の工場管理サーバ10Mが、或るクールの終業時に、当該クールでの複数の製品の各生産量を、無線ルータ12MからIPネットワーク(通信事業者の移動体通信網)2を介して、本社等の集約サーバ3Mへ送信する場合を例にとって図解している。送受信の過程は、前記第1の実施の形態の場合(図3とその説明参照)と同様である。また、工場管理サーバ10Mの記憶装置に於けるデータセット等の処理(図4とその説明参照)も、前記第1の実施の形態の場合と同様である。
本社の集約サーバ3Mから工場管理サーバ1Mへ送信されるデータセットとしては、例えば、本社の集約サーバ3Mにて入力され、又は、本社の集約サーバ3Mにて種々の情報に基づいて自動的に算出された、次クールでの製品毎の生産量を指定するデータセット等を挙げることができる。

0036

なお、送受信されるデータセットとしては、図11図12以外に、例えば、機材の稼働/停止の実績や予定、稼働/停止等に伴う生産予測、機材を稼働させる作業者の勤務実績や勤務予定、勤務実績や勤務予定に伴う給付実績や給付予定、機材が外部の人を対象とする機器である場合は機材及び機材の扱いに従事する人の空き(予約可能)/予約済(予約不可)、機材が外部の人を対象とし且つ複数種類の機材を用いるコース等の場合は該コース等の空き(予約可能)/予約済(予約不可)等を例示することができる。

0037

1,1a,1b,,,1m 健診管理サーバ(ルータを含む広義)
1M,1Ma,1Mb,,,1Mm工場設備管理サーバ(ルータを含む広義)
10 管理サーバ(ルータを含まない狭義)
101制御装置
103記憶装置
105通信制御装置
107出力装置(モニタ,プリンタ,等)
12無線ルータ
2IPネットワーク(移動体通信網)
3集約サーバ
3M 集約サーバ
3M1 (工場の)集約サーバの制御装置
3M3 (工場の)集約サーバ記憶御装置
3M5 (工場の)集約サーバの通信制御装置
3M7 (工場の)集約サーバの出力装置(モニタ,プリンタ,等)
6インターネット
8,8a,,,8n クライアント

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