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技術 スケジュール管理システム

出願人 株式会社デンソー
発明者 溝口翔太長谷川拓矢
出願日 2019年4月9日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-074071
公開日 2020年10月22日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-173133
状態 未査定
技術分野 交通制御システム 航行(Navigation)
主要キーワード 変更入力操作 指定目的 マイカー スケジュール設定処理 状況監視処理 実施場所 次目的 変更入力画面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (18)

課題

スケジュールに従った移動経路の設定及び変更を簡易に実現する技術を提供する。

解決手段

要求取得部(23:S11〜S14)は、出発地目的地、及び目的地への到着時刻を含んだ情報であるイベント情報、並びに識別情報を取得する。経路探索部(34:S120、S140、S150、S200)は、要求取得部で取得されたイベント情報及び識別情報に従い、ユーザ情報記憶部に記憶されたユーザ情報にて許可された交通手段を用いて経路探索を実行して一つ以上の経路候補を生成する。結果提示部(23:S18〜S19)は、経路探索部での探索結果を提示する。

概要

背景

特許文献1には、センタが、出張等のスケジュールに従って出発地から目的地までの経路を探索し、出発予定時刻交通手段、及び到着予定時刻を算出して端末通知するスケジュール管理システムが記載されている。このシステムでは、交通状況の変化によりスケジュールに間に合わないと推定される場合は、新たな出発予定時刻、若しくは新たな到着予定時刻を算出して、端末に通知する。

概要

スケジュールに従った移動経路の設定及び変更を簡易に実現する技術を提供する。要求取得部(23:S11〜S14)は、出発地、目的地、及び目的地への到着時刻を含んだ情報であるイベント情報、並びに識別情報を取得する。経路探索部(34:S120、S140、S150、S200)は、要求取得部で取得されたイベント情報及び識別情報に従い、ユーザ情報記憶部に記憶されたユーザ情報にて許可された交通手段を用いて経路探索を実行して一つ以上の経路候補を生成する。結果提示部(23:S18〜S19)は、経路探索部での探索結果を提示する。

目的

本開示の1つの局面は、スケジュールに従った移動経路の設定及び変更を簡易に実現する技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

あらかじめ用意された複数の交通手段のうち、利用を許可する前記交通手段が示された手段情報を含むユーザ情報が、ユーザを識別する識別情報に対応づけて記憶されるユーザ情報記憶部(321)と、出発地目的地、及び前記目的地への到着時刻を含んだ情報であるイベント情報、並びに前記識別情報を取得するように構成された要求取得部(23:S11〜S14)と、前記要求取得部で取得された前記イベント情報及び前記識別情報に従い、前記ユーザ情報記憶部に記憶された前記ユーザ情報にて許可された前記交通手段を用いて経路探索を実行して一つ以上の経路候補を生成するように構成された経路探索部(34:S120、S140、S150、S200)と、前記経路探索部での探索結果を提示するように構成された結果提示部(23:S18〜S19)と、を備えるスケジュール管理システム

請求項2

請求項1に記載のスケジュール管理システムであって、前記経路探索部にて生成された前記一つ以上の経路候補から選択された経路である選択経路を取得する選択部(23:S20,S23)と、前記要求取得部で取得された前記イベント情報及び前記選択部にて取得された前記選択経路が、前記スケジュール情報の一部として記憶されるスケジュール記憶部(322)と、を更に備えるスケジュール管理システム。

請求項3

請求項2に記載のスケジュール管理システムであって、前記選択部にて選択された前記選択経路について、該選択経路に従った移動の実現に必要な予約を取得するように構成された予約取得部(33)と、を更に備え、前記スケジュール記憶部には、前記予約取得部で取得された予約の内容が、前記スケジュール情報の一部として記憶される、スケジュール管理システム。

請求項4

請求項2又は請求項3に記載のスケジュール管理システムであって、あらかじめ設定された再探索条件成立する場合に、前記スケジュール記憶部に記憶された前記スケジュール情報のそれぞれについて、前記経路探索部に前記経路探索を再実行させる再実行部(34:S320〜S430)、を更に備えるスケジュール管理システム。

請求項5

請求項4に記載のスケジュール管理システムであって、前記複数の交通手段の状況を取得するように構成された状況取得部(S310)を更に備え、前記再探索条件には、前記複数の交通手段に関わる状況の変化が含まれるスケジュール管理システム。

請求項6

請求項4又は請求項5に記載のスケジュール管理システムであって、前記スケジュール記憶部に記憶された前記スケジュール情報に含まれる前記イベント情報の変更内容を表す変更情報、及び前記識別情報が示された変更要求を取得するように構成された変更取得部(23:S16〜S17)を更に備え、前記再探索条件には、前記変更取得部にて前記変更要求が取得されることが含まれるスケジュール管理システム。

請求項7

請求項6に記載のスケジュール管理システムであって、前記変更情報には、前記出発地又は前記目的地の変更、前記交通手段の変更のうち、少なくとも一つが含まれるスケジュール管理システム。

請求項8

請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスケジュール管理システムであって、前記交通手段には、マイカーカーシェアリング、及びレンタカーのうち少なくとも一つが含まれるスケジュール管理システム。

技術分野

0001

本開示は、社員の業務を支援する技術に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、センタが、出張等のスケジュールに従って出発地から目的地までの経路を探索し、出発予定時刻交通手段、及び到着予定時刻を算出して端末通知するスケジュール管理システムが記載されている。このシステムでは、交通状況の変化によりスケジュールに間に合わないと推定される場合は、新たな出発予定時刻、若しくは新たな到着予定時刻を算出して、端末に通知する。

先行技術

0003

特開2005−11196号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、カーシェアの普及に伴い、出張に使用できる交通手段の選択肢が増え、複数の交通手段を組み合わせた出張が行われている。しかしながら、発明者の詳細な検討の結果、特許文献1に記載の従来技術では、異なる複数の交通手段を利用するような状況に対応できないという課題が見出された。

0005

また、交通手段の選択肢が増えたことで、会社の推奨する交通手段が設定されていたり、使用可能な交通手段が個人別に制限されていたりする場合がある。このような状況では、自分が使用してもよい交通手段であるか否かを確認しながら、スケジュールに従った移動経路の設定及び変更を行う必要があり、非常に手間がかかるという課題もあった。

0006

本開示の1つの局面は、スケジュールに従った移動経路の設定及び変更を簡易に実現する技術を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本開示の一態様は、スケジュール管理システムであって、ユーザ情報記憶部(321)と、要求取得部(23:S11〜S14)と、経路探索部(34:S120、S140、S150、S200)と、結果提示部(23:S18〜S19)と、を備える。ユーザ情報記憶部は、あらかじめ用意された複数の交通手段のうち、利用を許可する交通手段が示された手段情報を含むユーザ情報が、ユーザを識別する識別情報に対応づけて記憶される。要求取得部は、出発地、目的地、及び目的地への到着時刻を含んだ情報であるイベント情報、並びに識別情報を取得するように構成される。経路探索部は、要求取得部で取得されたイベント情報及び識別情報に従い、ユーザ情報記憶部に記憶されたユーザ情報にて許可された交通手段を用いて経路探索を実行して一つ以上の経路候補を生成するように構成される。結果提示部は、経路探索部での探索結果を提示するように構成される。

0008

このような構成によれば、ユーザ情報に示された、要求元のユーザが利用可能な交通手段を用いて経路探索を実施するため、利用可能な交通手段が何であるかをユーザに意識させることなく、目的地までの適切な移動経路を簡易に設定できる。

図面の簡単な説明

0009

スケジュール管理システムの構成を示すブロック図である。
ユーザ情報の内容を例示する説明図である。
端末処理部が実行するスケジューラ処理のフローチャートである。
スケジュール情報に従って表示されるスケジュール表を示す説明図である。
イベント情報の新規入力画面を示す説明図である。
指定されたイベントに関する情報を表示するイベント画面である。
経路探索の結果である複数の経路候補を表示する候補提示画面である。
センタ処理部が実行するスケジュール設定処理のフローチャートである。
センタ処理部が実行する予約監視処理のフローチャートである。
経路が変更された場合の地図表示を例示する説明図である。
経路が変更された場合の経路情報に関するテキスト表示を例示する説明図である。
第2実施形態にてセンタ処理部が実行する経路探索処理のフローチャートである。
スケジュールにイベントを追加する動作に関する説明図である。
社外予定が存在する場合にイベントを追加した場合の表示画面を示す説明図である。
第3実施形態にてセンタ処理部が実行する現在位置を出発地とする経路探索処理のフローチャートである。
第4実施形態にて車両に搭載された端末装置の端末処理部が実行する端末側処理のフローチャートである。
第4実施形態にてセンタ処理部が実行するセンタ側処理のフローチャートである。

実施例

0010

以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示すスケジュール管理システム1は、複数の端末装置2と、センタ装置3とを備える。センタ装置3は、例えば、会社内に設置される。また、端末装置2は、センタ装置3と社内LANを介して接続されたパーソナルコンピュータ、及びセンタ装置3と無線通信回線を介して接続されるスマートフォンタブレット等の携帯端末が含まれてもよい。LANは、Local Area Networkの略である。

0011

端末装置2は、HMI部21と、通信部22と、端末処理部23とを備える。HMIは、Human Machine Interfaceの略である。
HMI部21は、キーボード及びタッチパネルなどの入力装置液晶パネルなどの表示装置スピーカ及びマイクなどの音響装置を備える。HMI部21が有する入力装置は、スケジュールの登録に必要な各種情報、及びスケジュールに登録された目的地への移動に用いる移動経路の設定又は変更において必要となる指示を入力するためなどに用いられる。また、HMI部21が有する表示装置は、情報の入力に用いる入力用画面の表示、及び入力した情報に基づいて実行される処理結果を表示する結果用画面の表示などに用いられる。さらに、HMI部21が有する音響装置は、端末装置2のユーザに対して音声警報音による聴覚を利用した報知を行うために用いられる。

0012

通信部22は、無線通信回線又は社内LANを介してセンタ装置3との通信を実現する。
端末処理部23は、CPU23aと、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ(以下、メモリ23b)を有するマイクロコンピュータを備える。端末処理部23は、CPU23aがプログラムを実行することで実現される機能の構成として、スケジューラ231を備える。スケジューラ231の処理内容については後述する。

0013

センタ装置3は、通信部31と、データベース32と、予約取得部33と、センタ処理部34とを備える。
通信部31は、無線通信回線又は社内LANを介して端末装置2との通信に用いられる。また、通信部31は、端末装置2以外に、車両との通信、交通情報を提供するサーバとの通信などにも用いられる。

0014

データベース32は、記憶内容書き換え可能な不揮発性のメモリで構成され、ユーザ情報記憶部321と、スケジュール記憶部322とを備える。
ユーザ情報記憶部321には、ユーザ情報が記憶される。ユーザ情報は、当該スケジュール管理システム1を利用する個々のユーザに関する情報である。ユーザ情報の設定及び更新は、社内LANに接続された特定の端末装置2を介して行われてもよい。

0015

図2に示すように、ユーザ情報には、ユーザ個人を識別する識別情報と対応づけて、そのユーザが利用可能な交通手段に関する手段情報、及びユーザの嗜好に関する嗜好情報が含まれる。

0016

手段情報は、具体的には複数の交通手段のそれぞれについて、利用可能であることを表す「可」、利用不能であることを表す「不可」、異常時にのみ利用可能であることを表す「異常時可」のいずれかを示した情報である。手段情報にて示される交通手段には、マイカー電車タクシーカーシェアリングレンタカー、及びバスなどが含まれる。例えば、タクシーを「異常時可」とすることで、移動中におけるマイカー又はシェアカー故障時、事故等による電車の不通時などにのみタクシーを利用できるようにしてもよい。なお、異常時の定義は車両の故障や電車の不通に限定されるものではない。また、手段情報には、マイカーについては、利用可否の情報に加えて、マイカーの停車位置も登録される。この停車位置の情報は、例えば、センタ装置3と車両との通信によって取得される。

0017

嗜好情報には、出張先までの経路設定を行うときに、交通手段の選択において優先すべき事項を表す絞込情報が含まれる。絞込情報としては、例えば、移動時間最短となることを優先する時間優先、経費が最少となることを優先する金額優先、時刻遅延が発生し難いことを優先する確実性優先などがある。また嗜好情報には、時間が空いたときに行いたいレジャーの好み、及び食べ物の好みなどが含まれてもよい。レジャーは、大分類としては、スポーツ映画鑑賞観光、及び飲食などが含まれ、より詳しい好みを表す中分類小分類が存在してもよい。例えば、観光については、神社仏閣博物館史跡などの分類があってもよく、スポーツや映画鑑賞については、細かいジャンルを示す分類があってもよい。飲食については、洋食、和食などの大分類の他、ラーメンケバブ、寿司など料理の種類を表す小分類があってもよい。

0018

スケジュール記憶部322には、スケジュール情報が記憶される。スケジュール情報は、ユーザを特定するユーザ識別情報に対応づけて記憶される。以下では、スケジュール情報に含まれる個々の予定をイベントという。つまり、スケジュール情報には、イベントの件名、イベントの日時、イベントの実施場所(すなわち目的地)、イベントの内容の他、イベントへの行き帰り移動方法が含まれる。

0019

予約取得部33は、外部の予約システム群4に接続され、センタ処理部34からの指示に従って、各種予約の設定、変更、キャンセルを自動的に実行する。予約システム群4に含まれる予約対象には、例えば、電車、カーシェアリング、タクシー、飛行機、及び駐車場等の交通手段に関する予約が含まれる。また、予約対象には、飲食店や各種レジャー施設に関する予約が含まれてもよい。

0020

センタ処理部34は、CPU34aと、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ(以下、メモリ34b)を有するマイクロコンピュータを備える。センタ処理部34は、CPU34aがプログラムを実行することで実現される機能の構成として、スケジュール設定部341と、状況監視部342とを備える。

0021

[1−2.端末側:スケジューラ処理]
端末処理部23のスケジューラ231が実行するスケジューラ処理を、図3のフローチャートを用いて説明する。

0022

スケジューラ処理は、端末装置2のHMI部21を介して当該処理を起動する操作が入力されると、開始される。
S11では、端末処理部23は、ユーザを特定するユーザ識別情報を示したスケジュール情報要求をセンタ装置3に送信し、センタ装置3からの応答を受信すると、処理をS12に進める。以下、ユーザ識別情報によって特定されるユーザを対象ユーザという。ユーザ識別情報は、スケジューラ処理の起動時にHMI部21を介して入力されてもよいし、端末装置2にあらかじめ対応づけられていてもよい。

0023

S12では、端末処理部23は、センタ装置3からの応答に示された対象ユーザに関するスケジュール情報に基づいて、HMI部21の画面にスケジュール表を表示する。スケジュール表は、図4に示すように、登録されたイベントを日付毎時間軸に沿って並べた形態を有する。

0024

続くS13では、端末処理部23は、HMI部21を介して新規のイベントを入力する新規入力操作が行われたか否かを判定する。端末処理部23は、新規入力操作が行われたと判定した場合、処理をS14に移行し、新規入力操作が行なわれていないと判定した場合、処理をS16に移行する。

0025

新規入力操作とは、以下に示す一連の操作をいう。すなわち、HMI部21から入力される指示に従って、情報入力用の画面(以下、新規入力画面)をHMI部21の画面に表示させ、ユーザに情報の入力を促す。新規入力画面は、例えば、図5に示すように、イベントの件名、日時、出発地、目的地(すなわち、イベントの実施場所)、イベントの内容などを入力するための領域が含まれる。また、新規入力画面には、保存ボタンBsと、経路探索ボタンBdとが示される。端末処理部23は、HMI部21を介した情報入力が行われ、経路探索ボタンBdが押下されると、新規入力操作が行われたもの判定する。

0026

S14では、端末処理部23は、センタ装置3に対して登録要求を送信する。登録要求には、新規入力操作によって入力された情報であるイベント情報と、ユーザ識別情報とが含まれる。

0027

続くS15では、端末処理部23は、登録要求に示されたイベント情報に基づき、経路探索が必要であるか否かを判定する。具体的には、イベントの実施場所が自社内である場合は、経路探索が不要であると判定する。端末処理部23は、経路探索が必要であれば、処理をS18に移行し、経路探索が不要であれば、センタ装置3からの登録通知の受信を待って、処理をS27に移行する。

0028

S16では、端末処理部23は、HMI部21を介して登録済みのイベントの内容を変更する変更入力操作が行われたか否かを判定する。端末処理部23は、変更入力操作が行われたと判定した場合、処理をS17に移行し、変更入力操作が行われていないと判定した場合、処理をS13に戻す。

0029

変更入力操作とは、以下に示す一連の操作をいう。すなわち、HMI部21から入力される指示に従って、スケジュール表に示されたイベントの一つを選択する。選択されたイベントの登録内容を表すイベント画面をHMI部21の画面に表示させる。イベント画面には、例えば、図6に示すように、新規入力画面にて入力された内容に加えて、出発地から目的地への移動方法と、出発地から目的地までの簡易地図と、移動に利用する交通手段とが示される。利用する交通手段には、チェックボックスチェックが入った状態で表示される。ユーザは、チェックボックスのチェックを外すことで、その交通手段を使用しないこと、すなわち、交通手段の変更を指示することができる。この他、新規入力画面での入力項目が変更されてもよい。そして、端末処理部23は、HMI部21を介して、変更内容の入力が行われ、経路探索ボタンBdが押下されると、変更入力操作が行われたものと判定する。

0030

S17では、端末処理部23は、センタ装置3に対して変更要求を送信して、処理をS18に進める。変更要求には、変更入力操作によって入力された情報である変更情報と、ユーザ識別情報とが含まれる。

0031

S18では、端末処理部23は、センタ装置3からの応答を受信するまで待機し、センタ装置3からの応答を受信すると、S19に処理を進める。
S19では、端末処理部23は、センタ装置3からの応答に含まれる複数の経路情報を示す候補提示画面、HMI部21の表示画面に表示する。なお、候補提示画面に示される複数の経路情報は、登録要求又は変更要求に従ってセンタ装置3が経路探索を行った結果である。候補提示画面には、図7に示すように、複数の経路候補が示され、経路候補のそれぞれについて出発地から目的地までの移動方法と、出発地から目的地までの経路を表す簡易地図と、使用する交通手段とが表示される。交通手段については、変更入力画面と同様に、チェックボックスが示される。また、経路候補のそれぞれについても、どの経路候補を選択するかを指定するためのチェックボックスが示される。

0032

続くS20では、端末処理部23は、HMI部21を介して経路選択操作が行われたか否かを判定する。経路選択操作とは、候補提示画面において、ユーザが、経路候補を指定するいずれかのチェックボックスにチェックを入れた上で、保存ボタンBsを押下する操作である。端末処理部23は、経路選択操作が行われたと判定した場合、処理をS23に移行し、経路選択操作が行われていないと判定した場合は処理をS21に移行する。

0033

S21では、端末処理部23は、HMI部21を介して変更入力操作が行なわれたか否かを判定する。変更入力操作は、先のS16にて説明した操作と同様である。端末処理部23は、変更入力操作が行われたと判定した場合、処理をS22に移行し、変更入力操作が行われていないと判定した場合、処理をS20に戻す。

0034

S22では、端末処理部23は、S17での処理と同様に、センタ装置3に対して変更要求を送信して、処理をS18に戻す。
S23では、端末処理部23は、センタ装置3に対して予約要求を送信し、予約要求に対するセンタ装置3からの応答を受信するまで待機し、応答を受信すると、処理をS23に進める。予約要求には、経路選択操作により選択された経路候補を表す選択経路と、ユーザ識別情報とが含まれる。

0035

続くS24では、端末処理部23は、センタ装置3からの応答内容を確認し、選択経路に関する予約に成功したか否かを判定する。端末処理部23は、応答が情報更新通知である場合は、予約に成功したと判定して処理をS27に移行し、応答が予約失敗通知である場合は、予約に失敗したと判定して処理をS25に移行する。

0036

S25では、端末処理部23は、予約に失敗したことを、HMI部21を介して視覚的又は聴覚的にユーザに報知する。
続くS26では、端末処理部23は、HMI部21の画面に表示されている経路探索ボタンBdが押下されると、センタ装置3に再探索要求を送信して、処理をS18に戻す。

0037

S27では、端末処理部23は、スケジュールの更新(すなわち、新規登録又は変更)が完了したことを、HMI部21を介して視覚的又は聴覚的にユーザに報知する。
続くS28では、端末処理部23は、スケジュールの更新を確認したことを表す確認通知をセンタ装置3に送信して、処理を終了する。

0038

なお、S13及びS16、S20及びS21において、予め設定された許容時間内に操作が確認されなかった場合は、処理を強制終了させてもよい。
スケジューラ処理において、S11〜S14が要求取得部に相当し、S16〜S17が変更取得部に相当し、S18〜S19が結果提示部に相当し、S20〜S23が選択部に相当する。

0039

[1−3.センタ側処理]
センタ処理部34は、後述するスケジュール設定処理及び状況監視処理の他、ユーザ情報処理情報提供処理を行う。

0040

ユーザ情報処理は、端末装置2からの要求に従って、データベース32のユーザ情報記憶部321に記憶されるユーザ情報の追加、更新、削除を行う処理である。
情報提供処理は、端末装置2からスケジュール情報要求を受信すると、スケジュール情報要求に示されたユーザ識別情報から特定されるユーザに関して、スケジュール記憶部322に記憶されたスケジュール情報を、要求元の端末装置2に返送する処理である。スケジュール情報要求は、図3におけるS11にて送信される。

0041

[1−3−1.スケジュール設定処理]
センタ処理部34が実行するスケジュール設定処理を、図8のフローチャートを用いて説明する。

0042

スケジュール設定処理は、端末装置2からの登録要求、変更要求、又は再探索要求を受信した場合に開始される。登録要求は、図3におけるS14にて送信され、変更要求は、図3におけるS17にて送信され、再探索要求は、図3におけるS26にて送信される。

0043

S110では、センタ処理部34は、端末装置2から受信した要求が、未登録のイベントに関する新規の登録要求であるか否かを判定する。センタ処理部34は、端末装置2からの要求が登録要求であると判定した場合、処理をS120に移行し、端末装置2からの要求が登録要求ではないと判定した場合、処理をS130に移行する。

0044

S120では、センタ処理部34は、登録要求に示されたイベント情報及びユーザ識別情報と、そのユーザ識別情報に対応づけてユーザ情報記憶部321に記憶されたユーザ情報(以下、対象ユーザ情報)とに基づく経路探索を実施して、処理をS160に進める。ここでの経路探索では、手段情報にて許容された交通手段を用いて、イベント情報に示された出発地から目的地までの複数の移動経路(以下、経路候補)を生成し、絞込情報に従って、対象ユーザの嗜好に応じた所定個の経路候補を抽出する。抽出する経路候補の数は、例えば、ユーザ情報の一つとして設定されてもよい。

0045

S130では、センタ処理部34は、端末装置2からの要求が変更要求であるか否かを判定する。センタ処理部34は、端末装置2からの要求が変更要求であると判定した場合、再探索条件成立したとして、処理をS140に移行し、端末装置2からの要求が変更要求ではないと判定した場合、予約失敗時の再探索要求であるとして、処理をS150に移行する。

0046

S140では、センタ処理部34は、変更要求に示された変更情報と、対象ユーザ情報とに基づく経路探索を実施して、処理をS160に進める。ここでの経路探索は、登録情報の変わりに変更要求に示された変更情報が考慮される以外は、S120での経路探索と同様の処理が実行される。

0047

S150では、センタ処理部34は、後述するS250で記憶される予約失敗情報と、対象ユーザ情報とに基づく経路探索を実施して、処理をS160に進める。ここでの経路探索は、予約失敗情報に基づき、予約に失敗した交通手段を外す、又は時間をずらす変更を行ったうえで、S120での経路探索と同様の処理が実行される。

0048

但し、S120、S140、S150、及び後述するS200において、登録要求における出発地と目的地とが同じである場合、変更要求における変更が経路に関わる内容以外である場合には、経路探索は省略され、経路候補は生成されない。

0049

S160では、センタ処理部34は、経路探索によって経路候補が生成されたか否かを判定し、経路候補が生成されていると判定した場合、処理をS170に移行し、経路候補が生成されていないと判定した場合、処理をS230に移行する。

0050

S170では、センタ処理部34は、経路探索の結果である複数の経路候補を、要求の送信元となった端末装置2に返送する。
続くS180では、センタ処理部34は、端末装置2から予約要求を受信したか否かを判定し、予約要求を受信したと判定した場合、処理をS210に移行し、予約要求を受信していないと判定した場合、処理をS190に移行する。予約要求は、図3におけるS23にて送信される。

0051

S190では、センタ処理部34は、端末装置2から変更要求を受信したか否かを判定し、変更要求を受信したと判定した場合、処理をS200に移行し、変更要求を受信していないと判定した場合、処理をS180に戻す。ここでの変更要求は、図3におけるS22にて送信される。

0052

S200では、センタ処理部34は、変更要求に示された変更情報と、対象ユーザ情報とに基づく経路探索を実施して、処理をS160に戻す。ここでの経路探索は、S140での経路探索と同様の処理が実行される。

0053

S210では、センタ処理部34は、予約要求に示された選択経路の内容に従って、予約を必要とする交通手段についての予約を取得させる指示を、予約取得部33に送信し、予約取得部33からの応答が得られると、処理をS220に進める。

0054

S220では、センタ処理部34は、予約取得部33からの応答の内容から、予約に成功したか否かを判定し、予約に成功したと判定した場合、処理をS230に移行し、予約に失敗したと判定した場合、処理をS240に移行する。

0055

S230では、センタ処理部34は、登録要求,変更要求に従って追加又は変更されたイベントの内容、及びそのイベントの開催場所への移動経路に従って、スケジュール記憶部322に記憶されたスケジュール情報を更新する。更に、センタ処理部34は、スケジュール情報を更新したことを表す情報更新通知を、その更新内容と共に端末装置2に送信して、処理を終了する。

0056

S240では、センタ処理部34は、予約要求に対する応答として、予約に失敗した旨を表す予約失敗通知を送信する。
続くS250では、センタ処理部34は、予約失敗情報を一時的に記憶して、処理を終了する。予約失敗情報には、予約に失敗した交通手段を特定する情報が少なくとも含まれる。また、一時的に記憶するとは、予め設定された許容時間の間だけ記憶を保持することである。つまり、予約失敗通知を受信した端末装置2にて、経路探索ボタンBdが、許容時間内に再度押下されると、本処理が再起動したときに、S150にて予約失敗情報を利用した経路探索が実行される。

0057

スケジュール設定処理において、S120、S140、S150、S200が経路探索部に相当する。
[1−3−2.予約監視処理]
センタ処理部34が実行する予約監視処理を、図9のフローチャートを用いて説明する。

0058

予約監視処理は、予め設定された時間間隔周期的に実行される。
S310では、センタ処理部34は、通信部31を介して外部のネットワーク上のサーバ等から、当該スケジュール管理システム1にて使用する交通手段に関する交通情報を取得する。交通情報には、道路渋滞状況、道路の規制状況、鉄道運行状況、カーシェアリングの空き状況、及び駐車場の空き状況等が含まれる。

0059

続くS320では、センタ処理部34は、スケジュール情報からいずれか一つのイベント情報を対象イベント情報として選択する。
続くS330では、センタ処理部34は、S310で取得した交通情報と、対象イベント情報と共に記憶された移動経路とを照合する。

0060

続くS340では、センタ処理部34は、S330での照合の結果、経路変更が必要であるか否かを判定し、経路変更が必要であると判定した場合、再探索条件が成立したとして、処理をS350に移行し、経路変更が不要であると判定した場合、処理をS430に移行する。

0061

S350では、センタ処理部34は、経路変更が必要であると判定された移動経路について、交通情報を考慮した別経路の探索を実行する。具体的には、ある鉄道が不通である場合、別の鉄道を利用する経路や鉄道の代わりに車両(すなわち、カーシェアリング、バス、タクシー及びマイカーなど)を利用する経路を設定する。また、交通手段として車両を使用する場合、渋滞が生じている道路を回避する経路を設定したり、鉄道を利用する経路に変更したりする。別経路の探索によって生成される経路は、1つでも良いし複数でもよい。

0062

続くS360では、センタ処理部34は、S350での探索結果を、対象イベント情報を登録したユーザの端末装置(以下、対象端末装置)2に対して送信する。
続くS370では、センタ処理部34は、対象端末装置2からの応答として変更承諾を受信したか否かを判定し、変更承諾を受信したと判定した場合、処理をS400に移行し、変更承諾を受信していないと判定した場合、処理をS380に移行する。経路探索結果として複数の別経路を送信している場合は、変更承諾には、いずれの別経路を選択するかについての情報が含まれる。

0063

S380では、センタ処理部34は、対象端末装置2からの応答としてキャンセルを受信するか、又は探索結果の送信後、対象端末装置2からの応答がないまま許容時間を経過したか否かを判定する。センタ処理部34は、キャンセルの受信又は応答なしと判定した場合は、処理をS390に移行し、キャンセルの受信及び応答なしのいずれでもないと判定した場合は、処理をS370に戻す。

0064

S390では、センタ処理部34は、S320にて選択された対象イベント情報を、スケジュール記憶部322から削除すると共にして、予約取得部33に対象イベント情報に関する予約の取り消しを指示してS430に移行する。

0065

S400では、センタ処理部34は、対象端末装置2からの変更承諾に従い、承諾された別経路について、交通手段に関する予約を取得させる指示を、予約取得部33に送信し、予約取得部33からの応答が得られると、処理をS410に進める。別経路に関する予約の実行と共に、変更前の経路に関する予約のキャンセルも実行する。

0066

S410では、センタ処理部34は、予約取得部33からの応答の内容から、予約に成功したか否かを判定し、予約に成功したと判定した場合、処理をS420に移行し、予約に失敗したと判定した場合、処理をS350に戻す。この場合S350では、予約に失敗した交通手段を除いた別経路の探索を実行する。

0067

S420では、センタ処理部34は、変更承諾された別経路に従って、スケジュール記憶部322に記憶されたスケジュール情報を更新する。更に、センタ処理部34は、スケジュール情報を更新したことを表す情報更新通知を、その更新内容と共に対象端末装置2に送信して、処理をS430に進める。

0068

S430では、センタ処理部34は、スケジュール記憶部322に記憶されたスケジュール情報に含まれる全てのイベント情報について、S320〜S420の処理が実行されたか否かを判定する。センタ処理部34は、全てのイベント情報について処理が実行されたと判定した場合は、当該予約監視処理を終了し、未処理のイベント情報が存在すると判定した場合、処理をS320に戻して、未処理のスケジュール情報についての処理を続ける。

0069

予約監視処理において、S310が状況取得部、S320〜S430が再実行部に相当する。
[1−4.システム動作
スケジュール管理システム1における動作について説明する。

0070

ユーザが端末装置2を操作して、センタ装置3から自身のスケジュール情報を取得すると、端末装置2の画面には、図4に示すスケジュール表が表示される。
ユーザは、新規のイベントを登録する場合は、図5に示す入力画面を表示させて、新規入力操作を実施する。登録済みのイベントを変更する場合は、スケジュール表において変更対象となるイベントを指定することで、図6に示すイベント画面を表示させて、変更入力操作を実施する。

0071

ユーザにより、端末装置2を介して新規入力操作又は変更入力操作が実施されると、センタ装置3にて経路探索が実施され、端末装置2の画面には、図7に示すように、探索結果である複数の経路候補が列挙された候補提示画面が表示される。但し、新たに入力されたイベントの目的地が自社内である場合は、経路探索は行われずに、そのままスケジュール情報として登録される。

0072

複数の経路候補の中にユーザが希望する経路候補がなく、ユーザにより、端末装置2を介して、交通手段の条件を変更する等の変更入力操作が実施されると、センタ装置3にて、変更された条件での経路探索が実施され、端末装置2の画面に候補提示画面が表示される。

0073

複数の経路候補の中にユーザが希望する経路候補があり、ユーザにより、端末装置2を介して、経路候補のいずれかを選択する操作が実施されると、センタ装置3にて経路候補に関する予約の取得が実施され、予約に成功した場合には、イベントの登録が終了する。

0074

予約に失敗した場合には、ユーザにより、端末装置2を介して、許容時間内に再検索を要求する操作が実施されると、センタ装置3にて予約に失敗した経路を除外した再検索が実施され、端末装置2の画面に候補提示画面が表示される。

0075

次に、交通状況の変化によって、経路変更が必要な場合について説明する。
センタ装置3にて経路変更が必要な状況が検出されると、別経路の探索が実施され、対象となるユーザの端末装置2の画面に探索結果が表示される。このとき、予約まで確定した一つの探索結果を表示してもよいし、複数の経路候補を表示して、いずれかの経路候補をユーザ選択させてもよい。

0076

また、端末装置2では、別経路の探索結果は、経路変更が実施されたことをユーザが理解しやすい形式で表示される。簡易地図の場合、例えば、図10に示すように、変更前の経路と変更後の経路とがいずれも表示され、更に、変更の原因となった交通手段に利用不能であることを示すマーク重畳表示されてもよい。また、テキストの場合、例えば、図11に示すように、変更後の経路に関するテキストと共に、取り消し線上書きされた変更前の経路に関するテキストが表示されてもよい。

0077

[1−5.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)スケジュール管理システム1では、端末装置2を介してスケジュールにイベントが登録された場合、センタ装置3では、イベントの目的地までの移動経路を、ユーザ情報記憶部321に記憶されたユーザ情報を利用して探索する。特に、ユーザ情報のうち、要求元のユーザが利用可能な交通手段を表す手段情報が用いられる。従って、スケジュール管理システム1によれば、利用可能な交通手段が何であるかをユーザに意識させることなく、目的地までの適切な移動経路を簡易に設定できる。

0078

(1b)スケジュール管理システム1では、センタ装置3は、経路探索の結果として複数の経路候補を、端末装置2を介してユーザに提示し、ユーザによっていずれかの経路候補が選択されると、選択された経路に関する予約を自動的に実行する。従って、スケジュール管理システム1によれば、交通手段等の予約に要するユーザの手間を削減できる。

0079

(1c)スケジュール管理システム1では、センタ装置3は、ユーザに提示する複数の経路候補を、ユーザ情報に示された絞込情報に従って絞り込んで抽出する。従って、スケジュール管理システム1によれば、ユーザの好みに応じた経路候補を提示できる。

0080

(1d)スケジュール管理システム1では、センタ装置3は、定期的に交通状況を監視し、経路変更が必要な状況である場合は、自動的に別経路を検索して、端末装置2を介してユーザに提案し、ユーザに承認されると、自動的に予約を実行する。従って、スケジュール管理システム1によれば、目的地への移動中に、利用中又は利用予定の交通手段にトラブルが発生した場合でも、ユーザを煩わせることなく速やかに代替経路を設定できる。

0081

[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。

0082

前述した第1実施形態では、スケジュールに新規イベントを追加する時に、個々のイベントを対象にして経路探索を実施する場合について説明した。これに対し、第2実施形態では、すでに登録されている他のイベントを考慮した経路探索を実施する点で、第1実施形態と相違する。

0083

[2−2.経路探索処理]
本実施形態において、センタ処理部34が、S130で実行する経路探索処理を、図12のフローチャートを用いて説明する。なお、イベントの時間を変更する要求があった場合は、S140、S150、S200、S350でも、以下で説明する処理に準じた処理が実行される。

0084

S510では、センタ処理部34は、端末装置2からの登録要求に示されたイベントを対象イベントとして、対象イベントの目的地である対象目的地が自社外であるか否かを判定する。センタ処理部34は、対象目的地が自社外であると判定した場合、処理をS520に移行し、対象目的地が自社内であると判定した場合、経路を探索する必要がないため、処理を終了する。

0085

S520では、センタ処理部34は、対象イベントより前の時間帯に既に登録されている最後のイベントであって目的地が自社外であるイベント(以下、社外前イベント)が存在するか否かを判定する。センタ処理部34は、社外前イベントが存在しないと判定した場合、処理をS530に移行し、社外前イベントが存在すると判定した場合、処理をS540に移行する。

0086

S530では、センタ処理部34は、自社から対象目的地までの経路を探索して、処理をS560に進める。
S540では、センタ処理部34は、社外前イベントの目的地(以下、前目的地)から一旦帰社し、改めて対象目的地に向かう一旦帰社経路を探索する。

0087

続くS550では、センタ処理部34は、前目的地から対象目的地に直行する直行経路を探索して、処理をS560に進める。
S560では、センタ処理部34は、対象イベントより後の時間帯に既に登録されている最初のイベントであって目的地が自社外であるイベント(以下、社外後イベント)が存在するか否かを判定する。センタ処理部34は、社外後イベントが存在しないと判定した場合、処理を終了し、社外後イベントが存在すると判定した場合、処理をS570に移行する。

0088

S570では、センタ処理部34は、対象目的地から一旦帰社し、改めて社外後イベントの目的地(以下、後目的地)に向かう一旦帰社経路を探索する。
続くS580では、センタ処理部34は、対象目的地から後目的地に直行する直行経路を探索して、処理を終了する。

0089

つまり、対象イベントが追加された場合、対象イベントへの移動に利用する経路として、社外前イベントが存在しない場合は、自社から対象目的地までの経路のみが探索され、社外前イベントが存在する場合は、一旦帰社経路と直行経路とが探索される。

0090

更に、社外後イベントが存在する場合には、対象イベントから社外後イベントへの移動に利用する経路として、一旦帰社経路と直行経路とが探索される。
[2−3.システム動作]
図13に示すように、登録済みのイベントの前に新規のイベントを登録について説明する。なお、登録済みのイベント(以下、社外後イベント)は、1/16(水)の11:00〜12:00に設定され、新規のイベント(以下、対象イベント)は1/16(水)の9:00〜10:00を予定とする。いずれも目的地は社外である。

0091

対象イベントを登録するための新規入力操作が端末装置2を介して実施されると、対象イベントへの移動に利用する経路については、第1実施形態での説明と同様の候補提示画面が表示される。

0092

また、対象イベントが追加されたことにより、社外後イベントへの移動経路を変更するか否かユーザに検討させる必要がある。このため、端末装置2の画面には、図14に示すように、対象目的地から後目的地へ移動する際に一旦帰社する一旦帰社経路と、帰社しないで直行する直行経路とをいずれも表示する候補提示画面が表示される。一旦帰社経路と直行経路とは、それぞれ一つの経路候補が表示されてもよいし、それぞれ複数の経路候補が表示されてもよい。また、候補提示画面上で、一旦帰社経路及び直行経路のいずれかを選択できるようにし、選択された側に関する複数の経路候補が表示されてもよい。

0093

以下、候補提示画面に表示された経路候補から希望する経路を選択したり、条件を変更して再検索したりする手順は、第1実施形態にて説明した内容と同様である。
[2−4.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)〜(1d)を奏し、さらに以下の効果を奏する。

0094

(2a)スケジュール管理システム1では、対象イベントの前又は後に、他のイベントが既に登録されている場合、一旦帰社経路と直行経路とをいずれも検索してユーザに提示する。従って、スケジュール管理システム1によれば、スケジュール変更に伴う各イベント先への移動方法の再検討に要するユーザの手間を削減できる。

0095

[3.第3実施形態]
[3−1.第1実施形態との相違点]
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。

0096

前述した第1実施形態では、スケジュールの追加変更を、スケジュールに沿った移動が開始される以前に行う場合について説明した。これに対し、第3実施形態では、スケジュールの追加変更を、スケジュールに沿った移動中にリアルタイムで行う場合の処理が追加されている点で、第1実施形態と相違する。

0097

[3−2.経路探索処理]
本実施形態において、センタ装置3が実行する経路探索処理を、図15のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、センタ装置3が端末装置2から出発地を現在値とする登録要求を受信した場合に、S120にて実行される処理である。

0098

S610では、センタ処理部34は、登録要求に目的地の入力があるか否かを判定し、目的地の入力がないと判定した場合は、処理をS620に移行し、目的地の入力があると判定した場合は、処理をS630に移行する。

0099

S620では、センタ処理部34は、現在位置からスケジュールに登録された次のイベントの目的地(以下、次目的地)までの経路を探索して、処理を終了する。
S630では、センタ処理部34は、登録要求に示された目的地がレジャー施設等の位置であるか否かを判定し、レジャー施設等の位置であると判定した場合、処理をS640に移行し、レジャー施設等の位置ではないと判定した場合、処理をS650に移行する。

0100

S640では、センタ処理部34は、現在位置から登録要求にて指定された目的地(すなわち、レジャー施設等の位置)を経由地とする現在位置から次目的地までの経路を探索して、処理を終了する。

0101

S650では、センタ処理部34は、登録要求の目的地に示された内容に従って、探索対象となるレジャー施設の分類を決定する。具体的には、目的地にレジャー施設の分類が明示されている場合は、その明示された分類を用いる。検索要求の目的地にレジャー施設の検索を要求する旨だけが示されレジャー施設の分類が明示されていない場合は、ユーザ情報に登録された対象ユーザの嗜好情報に従ってレジャー施設の分類を決定する。

0102

続くS660では、センタ処理部34は、登録要求に示された現在位置と、次目的地とに基づいて探索範囲を設定し、その探索範囲内に存在し、かつ、S650で決定された分類に含まれるレジャー施設を中間目的地として探索する。

0103

続くS670では、センタ処理部34は、S630で探索された中間目的地を経由値とする、現在位置から次目的地までの経路を探索して処理を終了する。但し、探索結果の絞り込みは、現在時刻、現在位置から中間目的地までの移動時間、中間目的地での最低滞在時間、中間目的地から次のイベントの目的地までの移動時間、次のイベントの開始時間などを考慮して行う。

0104

[3−3.システム動作]
あるイベントが予定より早く終了し、次に予定されているイベントの開始時刻まで、時間が空いている状況を想定する。

0105

ユーザが、次のイベントまでの空き時間を利用した寄り道を考えた場合、具体的に行きたい場所がある場合には、その場所を目的地とし、現在位置を出発地とする登録要求を、端末装置2からセンタ装置3に送信する。すると、センタ装置3は、指定目的地を経由地とする現在位置から次目的地までの経路探索を実施し、探索結果である複数の経路候補が端末装置2の画面に表示される。以下の動作は第1実施形態での説明と同様である。

0106

また、具体的に行きたい場所はないが、食事をしたい等の目的がある場合は、目的に沿ったレジャー施設の分類を目的地とし、現在位置を出発地とする登録要求を、端末装置2からセンタ装置3に送信する。するとセンタ装置3では、目的に沿ったレジャー施設が探索され、その探索したレジャー施設を経由地とする現在位置から次目的地までの経路探索が実施され、探索結果である複数の経路候補が端末装置2の画面に表示される。以下の動作は第1実施形態での説明と同様である。

0107

更に、特に何かをしたいとの目的もない場合は、レジャー検索を要求する旨を目的地とし、現在位置を出発地とする登録要求を、端末装置2からセンタ装置3に送信する。するとセンタ装置3では、あらかじめ登録されているユーザ情報に従ってユーザの嗜好に応じたレジャー施設が検索され、その探索したレジャー施設を経由地とする現在位置から次目的地までの経路探索が実施される。その探索結果である複数の経路候補が端末装置2の画面に表示される。以下の動作は第1実施形態での説明と同様である。

0108

前のイベントの終了後、何らかの都合で次目的地へ向かう移動経路から外れた位置に移動してしまい、次目的地までの移動経路を再設定したい場合、出発地を現在位置とし、目的地を入力なしとした登録要求を、端末装置2からセンタ装置3に送信する。するとセンタ装置3では、現在位置から次目的地までの経路探索が実施され、探索結果である複数の経路候補が端末装置2の画面に表示される。以下の動作は第1実施形態での説明と同様である。

0109

[3−4.効果]
以上詳述した第3実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)〜(1d)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。

0110

(3a)スケジュール管理システム1では、予め登録されたスケジュールに従った行動だけでなく、スケジュールの進行状況などに応じたユーザ要因での予定の追加や経路変更を、ユーザを煩わせることなく臨機応変に実行できる。

0111

[4.第4実施形態]
[4−1.第1実施形態との相違点]
第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。

0112

前述した第1実施形態では、スマートフォンやタブレット等の一般的な携帯端末を端末装置2として用いる場合について説明した。これに対し、第4実施形態では、マイカーやシェアカーと一体に搭載された端末装置2、又はマイカーやシェアカーとの通信により車両の状況を判定するための情報を取得可能な端末装置2を前提とした処理について説明する。

0113

[4−2.処理]
ここでは、ユーザ要因でスケジュールの変更を行う一例として、スケジュールに従い、予約されたシェアカーを利用して次の目的地まで移動しているときに、シェアカーに異常が生じた場合に対処するための処理について説明する。以下では、シェアカーを単に車両という。

0114

[4−2−1.端末側処理]
まず、端末装置2の端末処理部23が実行する端末側処理を、図16のフローチャートを用いて説明する。なお、端末側処理は、予め設定された周期で繰り返し実行される。

0115

S41では、端末処理部23は、車両の状態を表す情報を取得し、その情報に基づいて、車両に異常が発生しているか否かを判定する。端末処理部23は、車両に異常が生じていると判定した場合は、処理をS42に移行し、車両は正常であるあると判定した場合は、処理を終了する。

0116

S42では、端末処理部23は、検出された異常の内容に基づき、車両の走行を継続することが可能であるか否かを判定し、走行を継続できると判定した場合、処理をS43に移行し、走行を継続できないと判定した場合、処理をS47に移行する。

0117

S43では、端末処理部23は、HMI部21を介して、車両に異常が生じているが走行を継続することが可能であることを、車両の乗員に対して報知する。
続くS44では、端末処理部23は、HMI部21を介して、車両の交換を提案する報知を行う。

0118

続くS45では、端末処理部23は、提案を行ってから予め設定された許容時間内に、HMI部21を介して、車両の交換を指示する交換要求が入力されたか否かを判定する。端末処理部23は、交換要求が入力されたと判定した場合は、処理をS46に移行し、交換要求が入力されていないと判定した場合は、S50に処理を移行する。

0119

S46では、端末処理部23は、走行を継続可能であるが車両交換を要求する旨が示された異常時変更要求をセンタ装置3に送信して、処理をS50に進める。
つまり、車両の異常に対してユーザが車両交換を要求しない場合、スケジュール管理システム1では、通常時と同様の処理が行われる。一方、ユーザが車両交換を要求した場合、センタ装置3にて、車両交換が可能な店舗を経由地とする次目的地までの経路が探索され、その探索結果である複数の経路候補が端末装置2を介してユーザに提示される。

0120

S47では、端末処理部23は、HMI部21を介して、車両に異常が生じていること、しかも車両は走行不能であることを、車両の乗員に対して報知する。
続くS48では、端末処理部23は、安全な場所を見つけて車両を停止させる退避走行を車両に実行させる。

0121

続くS49では、端末処理部23は、走行不能でありことを示した異常時変更要求をセンタ装置3に送信して、処理をS50に進める。
この場合、異常時変更要求に対してセンタ装置3では、現在位置から最寄り代替交通手段への移動方法を含めた次目的地までの経路が探索され、その探索結果である複数の経路候補が端末装置2を介してユーザに提示される。

0122

S50では、端末処理部23はS13〜S28までの処理が実行される。これにより、ユーザによって複数の経路候補のいずれかが選択されると、センタ装置3によって、選択された経路に関する交通手段等の予約が取得される。

0123

[4−2−2.センタ側処理]
次に、センタ装置3のセンタ処理部34が実行するセンタ側処理を、図17のフローチャートを用いて説明する。センタ側処理は、端末装置2から異常時変更要求を受信した場合に起動する。

0124

S710では、センタ処理部34は、受信した異常時変更要求に含まれる情報に従って、要求元の端末装置2を搭載する車両(以下、要求元車両)が走行可能である否かを判定する。センタ処理部34は、要求元車両は走行可能であると判定した場合は、処理をS720に移行し、要求元車両は走行不能であると判定した場合、処理をS740に移行する。

0125

S720では、センタ処理部34は、異常時変更要求に示された要求元車両の現在位置に基づき、車両交換に対応可能な最寄りのカーポートを検索する。
続くS730では、センタ処理部34は、検索されたカーポートを経由地とする次目的地までの移動経路を探索して、処理を終了する。

0126

S740では、センタ処理部34は、異常事態であることを前提として、異常時変更要求に示された要求元車両の現在位置から、次目的地までの移動経路を探索して処理を終了する。つまり、通常時であれば、タクシーの利用が禁止されているユーザであっても、異常事態であればタクシーの利用を含めた移動経路が探索される。このため、例えば、要求元車両の現在位置から徒歩による移動内に他の交通手段が存在しない場合に、現在位置から最寄りの交通手段を利用できる場所までタクシーで移動する経路の設定が可能となる。

0127

[4−3.効果]
以上詳述した第4実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)〜(1d)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。

0128

(4a)スケジュール管理システム1では、スケジュールに従って利用中の車両が故障した場合でも、代替の交通手段の提案及び手配を、ユーザを煩わせることなく実行できる。
[5.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。

0129

(5a)上記実施形態では、利用可能な交通手段がユーザ毎に設定されると共に、異常事態が生じた場合に利用可能な交通手段が増えるようにされているが、本開示はこれに限定されるものではない。例えば、打ち合わせ優先度に応じて、利用可能な交通手段の設定を変化させてもよい。また、打ち合わせへの参加者が一人である場合や、打ち合わせの責任者については、通常許可されていない交通手段(例えば、タクシー)の使用が許可されてもよい。

0130

(5b)本開示に記載の端末処理部23及びセンタ処理部34、並びにそれらの手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の端末処理部23及びセンタ処理部34、並びにそれらの手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の端末処理部23及びセンタ処理部34、並びにそれらの手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。端末処理部23及びセンタ処理部34に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。

0131

(5c)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。

0132

(5d)上述したスケジュール管理システムの他、当該スケジュール管理システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体など、種々の形態で本開示を実現することもできる。

0133

1…スケジュール管理システム、2…端末装置、3…センタ装置、4…予約システム群、21…HMI部、22,31…通信部、23…端末処理部、23a,34a…CPU、23b,34b…メモリ、32…データベース、33…予約取得部、34…センタ処理部、231…スケジューラ、321…ユーザ情報記憶部、322…スケジュール記憶部、341…スケジュール設定部、342…状況監視部。

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