図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2020年10月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

胆汁鬱滞肝疾患に関連する掻痒症治療に有効な医薬組成物の提供。

解決手段

有効量の下記ペプチドを含む、対象における掻痒症又はその症状を予防するための医薬組成物であって、該掻痒症が胆汁鬱滞性肝疾患に関連する、前記医薬組成物。

概要

背景

概要

胆汁鬱滞肝疾患に関連する掻痒症治療に有効な医薬組成物の提供。有効量の下記ペプチドを含む、対象における掻痒症又はその症状を予防するための医薬組成物であって、該掻痒症が胆汁鬱滞性肝疾患に関連する、前記医薬組成物。

目的

本発明の方法及び使用の特定の態様において、キメラペプチド配列又はペプチド配列
胆汁酸ホメオスタシスを改善又は提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

有効量のペプチドを含む、対象における掻痒症又はその症状を予防するための医薬組成物であって、該ペプチドがを含むアミノ酸配列を有し、該掻痒症が胆汁鬱滞肝疾患に関連する、前記医薬組成物。

請求項2

前記ペプチドが、配列番号70からなるアミノ酸配列を有する、請求項1記載の医薬組成物。

請求項3

前記掻痒症の症状が睡眠障害である、請求項1又は2記載の医薬組成物。

請求項4

前記掻痒症の症状が鬱病である、請求項1又は2記載の医薬組成物。

請求項5

前記ペプチドの有効量が0.3 mgである、請求項1〜4のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項6

前記ペプチドの有効量が1 mgである、請求項1〜4のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項7

前記ペプチドの有効量が2 mgである、請求項1〜4のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項8

前記ペプチドの有効量が3 mgである、請求項1〜4のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項9

前記ペプチドの有効量が5 mgである、請求項1〜4のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項10

前記ペプチドの有効量が10 mgである、請求項1〜4のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項11

前記ペプチドが1日1回投与されるものである、請求項1〜10のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項12

前記ペプチドが1日2回投与されるものである、請求項1〜10のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項13

前記ペプチドが皮下投与されるものである、請求項1〜12のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項14

前記ペプチドが7日間以上投与されるものである、請求項1〜13のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項15

前記ペプチドが14日間以上投与されるものである、請求項1〜13のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項16

前記ペプチドが21日間以上投与されるものである、請求項1〜13のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項17

前記ペプチドが28日間以上投与されるものである、請求項1〜13のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項18

前記ペプチドが1月〜12月間投与されるものである、請求項1〜13のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項19

前記ペプチドが12月間投与されるものである、請求項1〜13のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項20

前記ペプチドが12月間よりも長く投与されるものである、請求項1〜13のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項21

前記ペプチドがウルソデオキシコール酸(UDCA)と組合わせて使用される、請求項1〜20のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項22

前記胆汁鬱滞性肝疾患が原発性硬化性胆管炎(PSC)である、請求項1〜21のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項23

前記胆汁鬱滞性肝疾患が原発性胆汁性肝硬変(PBC)である、請求項1〜21のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項24

前記胆汁鬱滞性肝疾患が妊娠性肝内胆汁鬱滞である、請求項1〜21のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項25

前記胆汁鬱滞性肝疾患がアルコール性肝炎である、請求項1〜21のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項26

前記胆汁鬱滞性肝疾患が薬物誘発性胆汁鬱滞である、請求項1〜21のいずれか一項記載の医薬組成物。

請求項27

前記対象が、それを必要としている対象である、請求項1〜26のいずれか一項記載の医薬組成物。

技術分野

0001

(関連出願の相互参照)
本出願は、引用により完全に本明細書中に組み込まれる、2015年11月9日に出願された
米国特許出願第62/252,939号に対する優先権の恩典を出張する。
(1.分野)
本明細書に提供されるのは、線維芽細胞成長因子19(FGF19)タンパク質並びにペプチド
配列(及びペプチド模倣体)の変異体、並びにFGF19及び/又は線維芽細胞成長因子21(FGF21
)タンパク質並びにペプチド配列(及びペプチド模倣体)の融合体、並びにFGF19及び/又はF
GF21タンパク質並びにペプチド配列(及びペプチド模倣体)の融合体の変異体である。いく
つかの実施態様において、これらの変異体及び融合体は、胆汁酸ホメオスタシスを調節し
、かつ胆汁酸に関係した障害及び胆汁酸に関連した障害の治療において有用である。いく
つかの実施態様において、これらの変異体及び融合体は、グルコース低下活性を有し、か
高血糖症及び他の障害の治療において有用である。

0002

(2.概要)
本発明は、一つには、1以上の活性を有する、FGF19ペプチド配列の変異体、FGF19及び/
又はFGF21ペプチド配列の融合体、並びにFGF19及び/又はFGF21ペプチド配列の融合体(キ
メラ)の変異体に基づく。一実施態様において、該活性は、グルコース低下活性である。
別の実施態様において、該活性は、胆汁酸ホメオスタシス調節活性である。FGF19及び/又
はFGF21ペプチド配列のそのような変異体及び融合体(キメラ)は、肝細胞癌(HCC)形成又は
HCC腫瘍形成を実質的に又は顕著に増大させることも誘導することもない配列を含む。FGF
19及び/又はFGF21ペプチド配列のそのような変異体及び融合体(キメラ)は、脂質プロファ
イルの実質的な上昇も増大も誘導しない配列をさらに含む。

0003

一実施態様において、本明細書に提供されるのは、胆汁酸ホメオスタシスを調節する方
法であって、本明細書に提供されるキメラペプチド配列を投与することを含む、方法であ
る。また本明細書に提供されるのは、胆汁酸に関係した障害を治療する方法であって、本
明細書に提供されるキメラペプチド配列を投与することを含む、方法である。別の実施態
様において、本明細書に提供されるのは、胆汁酸に関連した障害を治療する方法であって
、本明細書に提供されるキメラペプチド配列を投与することを含む、方法である。具体的
な実施態様において、有効量の該キメラペプチド配列が投与される。

0004

一実施態様において、キメラペプチド配列は: a)少なくとも7個のアミノ酸残基を含むN
-末端領域であって、該N-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し
、ここで、該N-末端領域がDSSPL(配列番号121)又はDASPH(配列番号122)を含むもの;並び
にb)配列番号99(FGF19)の一部を含むC-末端領域であって、該C-末端領域が最初のアミノ
酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し、ここで、該C-末端領域が配列番号99(FGF19)のア
ミノ酸残基16〜29



を含み、ここで、該W残基が該C-末端領域の最初のアミノ酸位置に対応しているものを含
むか又はこれらからなる。

0005

別の実施態様において、該治療ペプチドは: a)少なくとも7個のアミノ酸残基を含むN-
末端領域であって、該N-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し、
ここで、該N-末端領域がDSSPL(配列番号121)又はDASPH(配列番号122)を含むもの;並びにb
)配列番号99[FGF19]の一部を含むC-末端領域であって、該C-末端領域が最初のアミノ酸位
置及び最後のアミノ酸位置を有し、ここで、該C-末端領域が、(i)



を含み、ここで、該W残基が該C-末端領域の最初のアミノ酸位置に対応している、第一のC
-末端領域配列;及び(ii)



を含む第二のC-末端領域配列を含むものを含む。
ある実施態様において、該ペプチドは、(i)FGFR4に対するFGF19の結合親和性と同じか
もしくはそれを上回る親和性で線維芽細胞成長因子受容体4(FGFR4)に結合し;(ii)FGF19が
FGFR4を活性化するのと同じかもしくはそれを上回る程度もしくは量までFGFR4を活性化し
;(iii)FGF19と比較して、もしくは



のいずれかがFGF19(配列番号99)のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに
使用されているFGF19変異体配列と比較して、低下した肝細胞癌(HCC)形成;より大きいグ
ルコース低下活性、より小さい脂質増加活性、より小さいトリグリセリド活性、より小さ
コレステロール活性、より小さい非HDL活性、もしくはより小さいHDL増加活性のうちの
少なくとも1つを有し;かつ/又は(iv)FGF21と比較して、より小さい除脂肪量低下活性を有
する。

0006

いくつかの実施態様において、該治療ペプチドの第二のC-末端領域配列は、1〜5個のア
ミノ酸置換欠失、又は挿入を含む。いくつかの実施態様において、該治療ペプチドは、
長さが約250アミノ酸未満である。

0007

一実施態様において、該治療ペプチドは、



を含むか又はこれからなるアミノ酸配列を有する。ある実施態様において、該治療ペプチ
ドは、配列番号70を含むアミノ酸配列を有する。他の実施態様において、該治療ペプチド
は、配列番号70からなるアミノ酸配列を有する。いくつかの実施態様において、該治療ペ
プチドは、免疫グロブリンFc領域と融合している。

0008

別の実施態様において、該治療ペプチドは、



を含むか又はこれからなるアミノ酸配列を有する。ある実施態様において、該治療ペプチ
ドは、配列番号69を含むアミノ酸配列を有する。他の実施態様において、該治療ペプチド
は、配列番号69からなるアミノ酸配列を有する。いくつかの実施態様において、該治療ペ
プチドは、免疫グロブリンFc領域と融合している。

0009

別の実施態様において、キメラペプチド配列は: a)配列番号100(FGF21)の一部を含むN-
末端領域であって、該N-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し、
ここで、該N-末端領域がアミノ酸残基GQVを含み、かつ該V残基が該N-末端領域の最後のア
ミノ酸位置に対応するもの;並びにb)配列番号99(FGF19)の一部を含むC-末端領域であって
、該C-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し、ここで、該C-末端
領域が配列番号99(FGF19)のアミノ酸残基21〜29



を含み、かつ該R残基が該C-末端領域の最初の部分に対応するものを含むか又はこれらか
らなる。

0010

さらなる実施態様において、キメラペプチド配列は: a)配列番号100(FGF21)の一部を含
むN-末端領域であって、該N-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有
し、ここで、該N-末端領域が、アミノ酸残基GQVを含む、配列番号100(FGF21)の少なくと
も5個の連続するアミノ酸を含み、かつ該V残基が該N-末端領域の最後のアミノ酸位置に対
応するもの;並びにb)配列番号99(FGF19)の一部を含むC-末端領域であって、該C-末端領域
が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し、ここで、該C-末端領域が配列番号
99(FGF19)のアミノ酸残基21〜29



を含み、かつ該R残基が該C-末端領域の最初の部分に対応するもののいずれかを含むか又
はこれらからなる。

0011

追加の実施態様において、ペプチド配列は: a)参照もしくは野生型FGF19と比較して、1
以上のアミノ酸置換、挿入、もしくは欠失を有するFGF19配列変異体; b)参照もしくは野
生型FGF21と比較して、1以上のアミノ酸置換、挿入、もしくは欠失を有するFGF21配列変
異体; c)FGF19配列の一部がFGF21配列の一部に融合したもの;又はd)FGF19配列の一部がFG
F21配列の一部に融合したものであって、該FGF19及び/もしくはFGF21配列の部分が、参照
もしくは野生型FGF19及び/もしくはFGF21と比較して、1以上のアミノ酸置換、挿入、もし
くは欠失を有するもののいずれかを含むか或いはこれらからなる。

0012

特定の態様において、該N-末端領域は、アミノ酸残基GQを含む、配列番号100(FGF21)の
少なくとも6個の連続するアミノ酸(又はそれより多くの、例えば、7、8、9、10、11、12
、13、14、15、16、17、18、19、20、20〜25、25〜30、30〜40、40〜50、50〜75、75〜10
0個の連続するアミノ酸)を含むか;又はアミノ酸残基GQVを含む、配列番号100(FGF21)の少
なくとも7個の連続するアミノ酸(又はそれより多くの、例えば、8、9、10、11、12、13、
14、15、16、17、18、19、20、20〜25、25〜30、30〜40、40〜50、50〜75、75〜100個の
連続するアミノ酸)を含むN-末端領域を有する。

0013

いくつかの実施態様において、該ペプチドは、i)参照もしくは野生型FGF19と比較して
、1以上のアミノ酸置換、挿入、もしくは欠失を有するFGF19配列変異体; ii)参照もしく
は野生型FGF21と比較して、1以上のアミノ酸置換、挿入、もしくは欠失を有するFGF21配
列変異体; iii)FGF19配列の一部がFGF21配列の一部に融合したもの;又はiv)FGF19配列の
一部がFGF21配列の一部に融合したものであって、該FGF19及び/もしくはFGF21配列の部分
が、参照もしくは野生型FGF19及び/もしくはFGF21と比較して、1以上のアミノ酸置換、挿
入、もしくは欠失を有するものを含む。

0014

またさらなる実施態様において、ペプチド配列又はキメラペプチド配列は、配列番号10
0(FGF21)のアミノ末端アミノ酸1〜16と配列番号99(FGF19)のカルボキシ末端アミノ酸21〜
194が融合したものを含みもしくはこれらからなるか、該ペプチド配列は、配列番号99(FG
F19)のアミノ末端アミノ酸1〜147が配列番号100(FGF21)のカルボキシ末端アミノ酸147〜1
81に融合したもの(M41)を有するか、又は該ペプチド配列は、配列番号99(FGF19)のアミノ
末端アミノ酸1〜20が配列番号100(FGF21)のカルボキシ末端アミノ酸17〜181に融合したも
の(M44)を有するか、又は該ペプチド配列は、配列番号100(FGF21)のアミノ末端アミノ酸1
〜146が配列番号99(FGF19)のカルボキシ末端アミノ酸148〜194に融合したもの(M45)を有
するか、又は該ペプチド配列は、配列番号99(FGF19)のアミノ末端アミノ酸1〜20が配列番
号100(FGF21)の内部アミノ酸17〜146に融合したものもしくは配列番号99(FGF19)のカルボ
キシ末端アミノ酸148〜194に融合したもの(M46)を有する。

0015

様々なさらなる実施態様において、ペプチド配列は、配列番号99(FGF19)のアミノ酸残
基125〜129のEIRPDに対する少なくとも1個のアミノ酸置換;配列番号99(FGF19)のアミノ酸
残基126〜128のIRPに対する少なくとも1個のアミノ酸置換;もしくは配列番号99(FGF19)の
アミノ酸残基127〜128のRPに対する少なくとも1個のアミノ酸置換、又は配列番号99(FGF1
9)のアミノ酸残基1〜124に対する及び/もしくは配列番号99(FGF19)のアミノ酸残基130〜1
94に対する少なくとも1個のアミノ酸置換を有する。より具体的には、例えば、配列番号9
9(FGF19)のアミノ酸残基127〜128のRPのうちの1つに対する置換(ここで、少なくとも1個
のアミノ酸置換はR127L又はP128Eである)を有するペプチド配列。本明細書に提供される
ペプチド変異体の対応するFGF19配列(例えば、EIRPD、IRP、又はRP)内の該置換も企図
れる。ある実施態様において、該ペプチドは、配列番号99(FGF19)のアミノ酸残基127〜12
8のRP、又は本明細書に提供される変異体ペプチド中のその対応するFGF19配列に対するR1
27L置換とP128E置換の両方を含む。ある実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は
、FGF19のループ-8領域、又は本明細書に提供される変異体ペプチド中のその対応するFGF
19配列中の少なくとも1個のアミノ酸置換を含む。ある実施態様において、該ペプチドの
アミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸
配列に対する1つのアミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において、該ペプチドのア
ミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配
列に対する2つのアミノ酸置換を含む。他の実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配
列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対す
る3つのアミノ酸置換を含む。ある実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF
19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する4つのア
ミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19
のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する5つのアミ
ノ酸置換を含む。ある実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-
8領域中のIRP(配列番号190のアミノ酸3〜5)アミノ酸配列に対する1つのアミノ酸置換を含
む。いくつかの実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域
中のIRP(配列番号190のアミノ酸3〜5)アミノ酸配列に対する2つのアミノ酸置換を含む。
他の実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のIRP(配
列番号190のアミノ酸3〜5)アミノ酸配列に対する3つのアミノ酸置換を含む。ある実施態
様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190の
アミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する1つのアミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様にお
いて、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ
酸4〜5)アミノ酸配列に対する2つのアミノ酸置換を含む。ある実施態様において、FGF19
のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対するアミノ酸置換
は、Arg(R)からLeu(L)への置換である。他の実施態様において、FGF19のループ-8領域中
のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する置換は、Pro(P)からGlu(E)への
置換である。いくつかの実施態様において、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190の
アミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する置換は、Arg(R)からLeu(L)への置換及びPro(P)からG
lu(E)への置換である。具体的な実施態様において、上記のFGF19のループ-8領域中の置換
は、本明細書に提供される変異体ペプチド中のその対応するFGF19配列中にある。すなわ
ち、本明細書に提供されるペプチド変異体の対応するFGF19配列(例えば、EIRPD、IRP、又
はRP)内の該置換も企図される。

0016

本明細書に提供される方法及び使用は、本明細書に記載されるペプチド又はキメラ配列
を用いて実施することができる。例えば、M1〜M98、M101〜M160、もしくはM200〜M207、
又は配列番号1〜98、101〜135、138〜205として本明細書に記載される任意のペプチド配
列を含むかもしくは該配列からなる配列、表1〜11に記載される任意の配列を含むか又は
該配列からなるペプチド配列、或いは本明細書中の配列表に記載される任意の配列を含む
か又は該配列からなるペプチド配列。

0017

いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M139と表される変異体ペプチドである。
いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号193に記載されるアミノ酸配列を
含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号193に記載されるアミノ酸配列か
らなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M140と表される変異体ペプチドで
ある。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号194に記載されるアミノ酸
配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号194に記載されるアミノ酸
配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M141と表される変異体ペプ
チドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号195に記載されるア
ミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号195に記載されるア
ミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M160と表される変異
体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号196に記載さ
れるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号196に記載さ
れるアミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M200と表され
る変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号197に
記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号197に
記載されるアミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M201と
表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号
198に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号1
98に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチドは、M202と表
される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号19
9に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号199
に記載されるアミノ酸配列からなる。ある実施態様において、該ペプチドは、M203と表さ
れる変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号200
に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号200
に記載されるアミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M204
と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番
号201に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番
号201に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチドは、M205
と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番
号202に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番
号202に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチドは、M206
と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番
号203に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番
号203に記載されるアミノ酸配列からなる。さらに他の実施態様において、該ペプチドは
、M207と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、
配列番号204に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、
配列番号204に記載されるアミノ酸配列からなる。

0018

いくつかの実施態様において、該N-末端R残基は欠失している。他の実施態様において
、該ペプチドは、少なくとも1個(例えば、1〜20個、1〜15個、1〜10個、又は1〜5個)のア
ミノ酸置換を含む。別の実施態様において、該ペプチドは、少なくとも1個(例えば、1〜2
0個、1〜15個、1〜10個、又は1〜5個)のアミノ酸欠失を含む。他の実施態様において、該
ペプチドは、少なくとも1個(例えば、1〜20個、1〜15個、1〜10個、又は1〜5個)のアミノ
酸挿入を含む。

0019

本明細書に提供される方法及び使用は、任意の好適な長さのペプチド又はキメラ配列を
用いて実施することができる。特定の実施態様において、該ペプチド又はキメラ配列のN-
末端又はC-末端領域は、長さが約20〜約200アミノ酸残基である。他の特定の態様におい
て、ペプチド又はキメラ配列は、アミノ終端カルボキシ終端、又は内部からの、1、2、
3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20個、又はそれより
多くのアミノ酸欠失を有する。さらなる特定の実施態様において、ペプチド又はキメラ配
列は、約5〜10、10〜20、20〜30、30〜40、40〜50、60〜70、70〜80、80〜90、90〜100個
、又はそれより多くのアミノ酸のアミノ酸配列を含むか又は該配列からなるN-末端領域又
はC-末端領域を有する。追加のより具体的な実施態様において、ペプチド又はキメラ配列
は、FGF19又はFGF21の約5〜10、10〜20、20〜30、30〜40、40〜50、50〜60、60〜70、70
〜80、80〜90、90〜100個、又はそれより多くのアミノ酸のアミノ酸配列を含むか又は該
配列からなるFGF19配列部分又はFGF21配列部分を有する。

0020

さらに追加の実施態様において、ペプチド配列又はキメラペプチド配列は、配列番号99
(FGF19)のアミノ酸16〜20のWGDPI配列に対応するWGDPI(配列番号170)配列モチーフを有し
; FGF19のアミノ酸16〜20のFGF19 WGDPI(配列番号170)配列に対応する、置換された、突
然変異した、又は存在しないWGDPI(配列番号170)配列モチーフを有し;置換された、突然
変異した、又は存在しない1以上のアミノ酸を有するWGDPI(配列番号170)配列を有する。
様々な他のさらなる態様において、該ペプチド配列は、



のいずれかがアミノ酸16〜20のFGF19 WGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されている
FGF19変異体配列と異なっている。

0021

またさらなる実施態様において、ペプチド配列又はキメラペプチド配列は、アミノ酸残
基VHYG(配列番号101)を含むN-末端領域を有し、ここで、該N-末端領域は、アミノ酸残基



を含むか、又は該N-末端領域は、アミノ酸残基



を含む。より具体的には、一態様において、該Gは、該N-末端領域の最後の位置に対応す
る。

0022

様々な追加の態様において、該N-末端領域は、アミノ酸残基



(ここで、該Q残基は、該N-末端領域の最後のアミノ酸位置である)を含むか、又はアミノ
酸残基



(ここで、該V残基は、該N-末端領域の最後の位置に対応する)を含む。

0023

ある実施態様において、N-末端領域は: RHPIP(配列番号106)(ここで、Rは、該N-末端領
域の最初のアミノ酸位置である);もしくはHPIP(配列番号107)(ここで、Hは、該N-末端領
域の最初のアミノ酸位置である);もしくはRPLAF(配列番号108)(ここで、Rは、該N-末端領
域の最初のアミノ酸位置である);もしくはPLAF(配列番号109)(ここで、Pは、該N-末端領
域の最初のアミノ酸位置である);もしくはR(ここで、Rは、該N-末端領域の最初のアミノ
酸位置である)を含むか又はこれらからなる(或いはこれらをさらに含むか又はこれらから
さらになる)。

0024

様々な他の態様において、ペプチド又はキメラ配列は:該N-末端領域の最初の4アミノ酸
残基であるアミノ酸残基HPIP(配列番号107)を有する。様々なまたさらなる態様において
、ペプチド又はキメラ配列は:該N-末端領域の最初の位置にR残基を有するか、該N-末端領
域の最初の位置はM残基であるか、又は該N-末端領域の最初の位置及び二番目の位置はMR
配列であるか、又は該N-末端領域の最初の位置及び二番目の位置はRM配列であるか、又は
該N-末端領域の最初の位置及び二番目の位置はRD配列であるか、又は該N-末端領域の最初
の位置及び二番目の位置はDS配列であるか、又は該N-末端領域の最初の位置及び二番目の
位置はMD配列であるか、又は該N-末端領域の最初の位置及び二番目の位置はMS配列である
か、又は該N-末端領域の最初の位置から三番目の位置はMDS配列であるか、又は該N-末端
領域の最初の位置から三番目の位置はRDS配列であるか、又は該N-末端領域の最初の位置
から三番目の位置はMSD配列であるか、又は該N-末端領域の最初の位置から三番目の位置
MSS配列であるか、又は該N-末端領域の最初の位置から三番目の位置はDSS配列であるか
、又は該N-末端領域の最初の位置から四番目の位置はRDSS(配列番号115)配列であるか、
又は該N-末端領域の最初の位置から四番目の位置はMDSS(配列番号116)配列であるか、又
は該N-末端領域の最初の位置から五番目の位置はMRDSS(配列番号117)配列であるか、又は
該N-末端領域の最初の位置から五番目の位置はMSSPL(配列番号113)配列であるか、又は該
N-末端領域の最初の位置から六番目の位置は、



配列であるか、又は該N-末端領域の最初の位置から七番目の位置は、



配列である。

0025

様々な他の特定の態様において、ペプチド又はキメラ配列は、該N-末端領域の最初のア
ミノ酸位置に、「M」残基、「R」残基、「S」残基、「H」残基、「P」残基、「L」残基、
又は「D」残基を有する。様々な代わりの特定の態様において、ペプチド又はキメラ配列
ペプチド配列は、該N-末端領域の最初のアミノ酸位置に「M」残基も「R」残基も有さない

0026

さらなる様々な他の態様において、ペプチド又はキメラ配列は、以下の配列:



のいずれか1つを含むN-末端領域を有する。

0027

いくつかの実施態様において、ペプチド配列又はキメラペプチド配列は、該C-末端領域
の最後の位置に、配列番号99(FGF19)の約残基194に対応する残基を有する。さらに他の実
施態様において、ペプチド配列又はキメラペプチド配列は、該C-終端に、配列番号99(FGF
19)のアミノ酸残基30〜194の付加を含み、結果として、該C-末端領域の最後の位置に、配
列番号99(FGF19)の約残基194に対応する残基を有するキメラポリペプチドを生じる。さら
なる他の実施態様において、キメラペプチド配列又はペプチド配列は、該ペプチドのC-終
端に配置されているか、又はアミノ末端の「R」残基が該ペプチドから欠失している、FGF
19配列(例えば、配列番号99)の全て又は一部を含む。

0028

より具体的な実施態様において、キメラペプチド配列又はペプチド配列は、M1〜M98、M
101〜M160、もしくはM200〜M207変異体ペプチド配列のうちのいずれか、又はM1〜M98、M1
01〜M160、もしくはM200〜M207変異体ペプチド配列のうちのいずれかの部分配列もしくは
断片を含むか或いはこれらからなる。本明細書に提供される方法及び使用は、本明細書に
記載されるペプチド又はキメラ配列を用いて実施することもできる。例えば、M1〜M98、M
101〜M160、もしくはM200〜M207又は配列番号1〜98、101〜135、138〜205として本明細書
に記載される任意のペプチド配列を含むか又は該配列からなる配列、表1〜11に記載され
る任意の配列を含むか又は該配列からなるペプチド配列、或いは本明細書中の配列表に記
載される任意の配列を含むか又は該配列からなるペプチド配列。

0029

様々なより具体的な態様において、ペプチド配列は、以下の配列:






のいずれか1つ又は上記のペプチド配列のいずれかの部分配列もしくは断片を含むか或い
はこれらからなる。上記のペプチド配列のいずれかのある実施態様において、該R末端残
基(N-終端のR残基)は欠失している。

0030

他の実施態様において、該ペプチドは:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0031

いくつかの実施態様において、該ペプチドは:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0032

ある実施態様において、該ペプチドは:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0033

他の実施態様において、該ペプチドは:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0034

いくつかの実施態様において、該ペプチドは:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0035

ある実施態様において、該ペプチドは:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0036

いくつかの実施態様において、該ペプチドは:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0037

他の実施態様において、該ペプチドは:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。

0038

いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M139と表される変異体ペプチドである。
いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号193に記載されるアミノ酸配列を
含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号193に記載されるアミノ酸配列か
らなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M140と表される変異体ペプチドで
ある。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号194に記載されるアミノ酸
配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号194に記載されるアミノ酸
配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M141と表される変異体ペプ
チドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号195に記載されるア
ミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号195に記載されるア
ミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M160と表される変異
体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号196に記載さ
れるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号196に記載さ
れるアミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M200と表され
る変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号197に
記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号197に
記載されるアミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M201と
表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号
198に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号1
98に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチドは、M202と表
される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号19
9に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号199
に記載されるアミノ酸配列からなる。ある実施態様において、該ペプチドは、M203と表さ
れる変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号200
に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号200
に記載されるアミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M204
と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番
号201に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番
号201に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチドは、M205
と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番
号202に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番
号202に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチドは、M206
と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番
号203に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番
号203に記載されるアミノ酸配列からなる。さらに他の実施態様において、該ペプチドは
、M207と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、
配列番号204に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、
配列番号204に記載されるアミノ酸配列からなる。

0039

様々な追加の特定の態様において、該ペプチド配列のN-終端は:





のいずれかを含むか又はこれらからなる。

0040

ある実施態様において、該ペプチドは:




のいずれかを含むか又はこれらからなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、
配列番号99(FGF19)の一部を含むC-末端領域であって、該C-末端領域が最初のアミノ酸位
置及び最後のアミノ酸位置を有し、ここで、該C-末端領域が配列番号99(FGF19)のアミノ
酸残基16〜29



を含み、ここで、該W残基が該C-末端領域の最初のアミノ酸位置に対応しているものを含
む。

0041

様々なさらなる特定の態様において、ペプチド配列は:



又は上記のペプチド配列のいずれかのその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらか
らなる。上記のペプチド配列のいずれかのある実施態様において、該R末端残基は欠失し
ている。

0042

ある実施態様において、ペプチド配列は、該C-終端に、配列番号99(FGF19)のアミノ酸
残基30〜194の付加を含み、結果として、キメラポリペプチドを生じる。いくつかの実施
態様において、ペプチド配列は、配列番号99(FGF19)のアミノ酸残基125〜129のEIRPDに対
する少なくとも1個のアミノ酸置換を有する。他の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号99(FGF19)のアミノ酸残基126〜128のIRPに対する少なくとも1個のアミノ酸置
換を有する。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号99(FGF19)のアミノ酸
残基127〜128のRPに対する少なくとも1個のアミノ酸置換を有する。他の実施態様におい
て、該ペプチド配列は、配列番号99(FGF19)のアミノ酸残基1〜124に対する及び/又は配列
番号99(FGF19)のアミノ酸残基130〜194に対する少なくとも1個のアミノ酸置換を有する。
例えば、ある実施態様において、ペプチド配列は、配列番号99(FGF19)のアミノ酸残基127
〜128のRPのうちの1つに対する置換を含み、ここで、少なくとも1個のアミノ酸置換はR12
7L又はP128Eである。本明細書に提供されるペプチド変異体の対応するFGF19配列(例えば
、EIRPD、IRP、又はRP)内の該置換も企図される。ある実施態様において、該ペプチドは
、配列番号99(FGF19)のアミノ酸残基127〜128のRP、又は本明細書に提供される変異体ペ
プチド中のその対応するFGF19配列に対するR127L置換とP128E置換の両方を含む。ある実
施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域、又は本明細書に
提供される変異体ペプチド中のその対応するFGF19配列中の少なくとも1個のアミノ酸置換
を含む。ある実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中
のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する1個のアミノ酸置換を含む。
いくつかの実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のE
IRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する2個のアミノ酸置換を含む。他の
実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列
番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する3個のアミノ酸置換を含む。ある実施態様
において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190の
アミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する4個のアミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様にお
いて、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミ
ノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する5個のアミノ酸置換を含む。ある実施態様において、該ペ
プチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のIRP(配列番号190のアミノ酸3〜5)ア
ミノ酸配列に対する1個のアミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において、該ペプチ
ドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のIRP(配列番号190のアミノ酸3〜5)アミノ
酸配列に対する2個のアミノ酸置換を含む。他の実施態様において、該ペプチドのアミノ
酸配列は、FGF19のループ-8領域中のIRP(配列番号190のアミノ酸3〜5)アミノ酸配列に対
する3個のアミノ酸置換を含む。ある実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、F
GF19のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する1個のアミ
ノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19の
ループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する2個のアミノ酸置
換を含む。ある実施態様において、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4
〜5)アミノ酸配列に対するアミノ酸置換は、Arg(R)からLeu(L)への置換である。他の実施
態様において、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に
対する置換は、Pro(P)からGlu(E)への置換である。いくつかの実施態様において、FGF19
のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する置換は、Arg(R
)からLeu(L)への置換及びPro(P)からGlu(E)への置換である。具体的な実施態様において
、上記のFGF19のループ-8領域中の置換は、本明細書に提供される変異体ペプチド中のそ
の対応するFGF19配列中にある。すなわち、本明細書に提供されるペプチド変異体の対応
するFGF19配列(例えば、EIRPD、IRP、又はRP)内の該置換も企図される。

0043

本明細書に提供される方法及び使用は、任意の好適な長さのペプチド又はキメラ配列を
用いて実施することができる。特定の実施態様において、該ペプチド又はキメラ配列のN-
末端又はC-末端領域は、長さが約20〜約200アミノ酸残基である。さらなる特定の実施態
様において、キメラペプチド配列又はペプチド配列は、少なくとも1個のアミノ酸欠失を
有する。他の特定の態様において、ペプチド又はキメラ配列は、アミノ終端、カルボキシ
終端、又は内部からの、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17
、18、19、20個、又はそれより多くのアミノ酸欠失を有する。一実施態様において、該ア
ミノ酸置換又は欠失は、FGF19のアミノ酸位置8〜20



のいずれかにおいて生じる。さらなる特定の実施態様において、ペプチド又はキメラ配列
は、約5〜10、10〜20、20〜30、30〜40、40〜50、60〜70、70〜80、80〜90、90〜100個、
もしくはそれより多くのアミノ酸のアミノ酸配列を含むか又は該配列からなるN-末端領域
又はC-末端領域を有する。追加のより具体的な実施態様において、ペプチド又はキメラ配
列は、FGF19又はFGF21の約5〜10、10〜20、20〜30、30〜40、40〜50、50〜60、60〜70、7
0〜80、80〜90、90〜100個、もしくはそれより多くのアミノ酸のアミノ酸配列を含むか又
は該配列からなるFGF19配列部分又はFGF21配列部分を有する。

0044

様々なさらなる実施態様において、ペプチド又はキメラ配列は、アミノ酸置換、付加、
挿入を有するか、又は少なくとも1個のアミノ酸が欠失している部分配列である。ペプチ
ド配列のそのようなアミノ酸置換、付加、挿入、及び欠失は、例えば、N-もしくはC-終端
、又は内部の1、2、3、4、5、6、7、8、9、10個、又はそれより多くのアミノ酸残基(10〜
20、20〜30、30〜40、40〜50個など)であることができる。例えば、アミノ終端、カルボ
キシ終端、又は内部からの、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16
、17、18、19、20個、又はそれより多くのアミノ酸欠失を有する部分配列。特定の態様に
おいて、該アミノ酸置換又は欠失は、FGF19のアミノ酸位置8〜20



のいずれかにおいて生じる。

0045

様々なさらにより具体的な態様において、ペプチド又はキメラ配列は、該ペプチドのC-
終端に配置された、下記のFGF19配列:



の全てもしくは一部を含むか、又はアミノ末端の「R」残基が該配列から欠失している。

0046

様々な実施態様において、ペプチド又はキメラ配列は、比較配列よりも大きい又は小さ
い機能又は活性を有する。さらなる特定の実施態様において、キメラペプチド配列及びペ
プチド配列は、特定の機能又は活性を有する。一態様において、キメラペプチド配列又は
ペプチド配列は、線維芽細胞成長因子受容体4(FGFR4)媒介性活性を維持し又は増大させる
。追加の態様において、キメラペプチド配列又はペプチド配列はFGFR4に結合し、もしく
はFGFR4を活性化するか、又は検出可能な程度にはFGFR4に結合することもFGFR4を活性化
することもないか、又はFGFR4に対するFGF19の結合親和性よりも小さいか、それと同程度
か、もしくはそれよりも大きい親和性でFGFR4に結合するか、又はFGF19がFGFR4を活性化
するよりも低いか、それと同程度か、もしくはそれよりも大きい程度もしくは量までFGFR
4を活性化する。いくつかの実施態様において、本明細書に提供されるキメラペプチド配
列又はペプチド配列は、FGF19がFGFR4を活性化する程度又は量よりも小さい程度又は量ま
でFGFR4を活性化する。いくつかの実施態様において、本明細書に提供されるキメラペプ
チド配列又はペプチド配列は、FGF19がFGFR4を活性化する程度又は量と同程度の程度又は
量までFGFR4を活性化する。いくつかの実施態様において、本明細書に提供されるキメラ
ペプチド配列又はペプチド配列は、FGF19がFGFR4を活性化する程度又は量よりも大きい程
度又は量までFGFR4を活性化する。

0047

一実施態様において、本明細書に提供されるキメラペプチド配列又はペプチド配列は、
FGFR4媒介性活性を維持する。一実施態様において、本明細書に提供されるキメラペプチ
ド配列又はペプチド配列は、FGFR4媒介性活性を増大させる。いくつかの実施態様におい
て、本明細書に提供されるキメラペプチド配列又はペプチド配列は、FGFR4に対するFGF19
の結合親和性よりも小さい親和性でFGFR4に結合する。いくつかの実施態様において、本
明細書に提供されるキメラペプチド配列又はペプチド配列は、FGFR4に対するFGF19の結合
親和性と同程度の親和性でFGFR4に結合する。いくつかの実施態様において、本明細書に
提供されるキメラペプチド配列又はペプチド配列は、FGFR4に対するFGF19の結合親和性よ
りも大きい親和性でFGFR4に結合する。いくつかの実施態様において、本明細書に提供さ
れるキメラペプチド配列又はペプチド配列は、検出可能な程度にはFGFR4に結合しない。

0048

さらなる態様において、キメラペプチド配列又はペプチド配列は、FGF19、もしくは



のいずれかがFGF19のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されてい
るFGF19変異体配列と比較して、低下したHCC形成を有するか;又はFGF19、もしくは



のいずれかがFGF19のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されてい
るFGF19変異体配列と比較して、より大きいグルコース低下活性を有するか; FGF19、もし
くは



のいずれかがFGF19のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されてい
るFGF19変異体配列と比較して、より小さい脂質増加活性を有するか;又はFGF19、もしく




のいずれかがFGF19のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されてい
るFGF19変異体配列と比較して、より小さいトリグリセリド、コレステロール、非HDLもし
くはHDL増加活性を有するか;又は該ペプチド配列は、FGF21と比較して、より小さい除脂
肪量低下活性を有する。そのような機能及び活性は、インビトロ又はインビボ、例えば、
db/dbマウスで確認することができる。

0049

一実施態様において、ペプチド又はキメラ配列は、比較配列よりも大きい又は小さい機
能又は活性を有する。いくつかの実施態様において、該比較配列はFGF19である。別の実
施態様において、該比較配列は、



のいずれかがFGF19のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されてい
るFGF19変異体配列である。一実施態様において、本明細書に提供されるペプチド又はキ
メラペプチド配列は、比較配列と比較して、より大きいグルコース低下活性を有する。別
の実施態様において、本明細書に提供されるペプチド又はキメラペプチド配列は、比較配
列と比較して、より小さい脂質増加活性を有する。他の実施態様において、本明細書に提
供されるペプチド又はキメラペプチド配列は、比較配列と比較して、より小さい又は低下
した脂質(例えば、トリグリセリド、コレステロール、非HDL)活性を有する。他の実施態
様において、本明細書に提供されるペプチド又はキメラペプチド配列は、比較配列と比較
して、より大きいHDL増加活性を有する。他の実施態様において、本明細書に提供される
ペプチド又はキメラペプチド配列は、比較配列又はFGF21と比較して、より小さい除脂肪
量低下活性を有する。

0050

さらなる追加の様々な実施態様において、ペプチド又はキメラ配列は、1以上のL-アミ
ノ酸、D-アミノ酸、非天然アミノ酸、又はアミノ酸の模倣体誘導体、もしくは類似体
含む。またさらなる様々な実施態様において、ペプチド又はキメラ配列は、リンカー又ス
ペーサーによって接続された、N-末端領域、又はC-末端領域、又はFGF19配列部分、又はF
GF21配列部分を有する。

0051

さらに追加の実施態様において、単離もしくは精製されたキメラペプチド配列及びペプ
チド配列、並びに/又はキメラペプチド配列及びペプチド配列を組成物中に含めることが
できる。一実施態様において、キメラペプチド配列又はペプチド配列を医薬組成物中に含
める。そのような組成物は、不活性成分又は他の活性成分組合せを含む。一実施態様に
おいて、組成物、例えば、医薬組成物は、キメラペプチド配列又はペプチド配列及びグル
コース低下剤を含む。

0052

さらに追加の実施態様において、キメラペプチド又はペプチド配列を医薬組成物中に含
め、これを次に、本明細書に提供される方法及び使用を実施するために使用することがで
きる。そのような組成物は、不活性成分又は他の活性成分の組合せを含む。一実施態様に
おいて、組成物、例えば、医薬組成物は、キメラペプチド配列又はペプチド配列及びグル
コース低下剤を含む。一実施態様において、組成物、例えば、医薬組成物は、キメラペプ
チド配列又はペプチド配列及び胆汁酸ホメオスタシスを改善する薬剤を含む。

0053

またさらなる実施態様において、キメラペプチド配列又はペプチド配列をコードする核
酸分子が提供される。そのような分子は、ペプチドをコードする核酸分子のインビトロ、
細胞内、もしくはインビボでの発現、又は該核酸分子を含むベクター(例えば、ウイルス
ベクター)の発現を付与する機能的に連結された発現制御エレメントをさらに含むことが
できる。キメラペプチド配列及びペプチド配列を発現する形質転換細胞及び宿主細胞も提
供される。

0054

任意のキメラペプチド配列又はペプチド配列の投与又は送達を含む治療の使用及び方法
も提供される。特定の実施態様において、使用又は対象の治療方法は、本明細書に提供さ
れるキメラペプチド又はペプチド配列を、対象、例えば、本明細書に提供されるペプチド
配列により治療可能な疾患もしくは障害を有するか、又はそれを有するリスクのある対象
に、該疾患又は障害を治療するのに有効な量で投与することを含む。

0055

一実施態様において、本明細書に提供されるのは、本明細書に提供されるペプチド配列
により予防可能な疾患もしくは障害を有するか、又はそれを有するリスクのある対象にお
ける疾患又は障害を予防する方法であって、本明細書に提供されるペプチドを含む医薬
成物を、対象に、該疾患又は障害を予防するのに有効な量で投与することを含む、方法で
ある。別の実施態様において、本明細書に提供されるのは、本明細書に提供されるペプチ
ド配列により治療可能な疾患もしくは障害を有するか、又はそれを有するリスクのある対
象における疾患又は障害を治療する方法であって、本明細書に提供されるペプチドを含む
医薬組成物を、対象に、該疾患又は障害を治療するのに有効な量で投与することを含む、
方法である。また別の実施態様において、本明細書に提供されるのは、本明細書に提供さ
れるペプチド配列によって管理可能な疾患もしくは障害を有するか、又はそれを有するリ
スクのある対象における疾患又は障害を管理する方法であって、本明細書に提供されるペ
プチドを含む医薬組成物を、対象に、該疾患又は障害を管理するのに有効な量で投与する
ことを含む、方法である。一実施態様において、該疾患又は障害は、胆汁酸に関係した疾
患又は胆汁酸に関連した障害である。

0056

本明細書に提供される方法及び使用に従って予防可能、治療可能、又は管理可能な胆汁
酸に関係した又は関連した障害の非限定的な例としては:哺乳動物、例えば、ヒトにおけ
る;例えば、肝内胆汁鬱滞の疾患(例えば、原発性胆汁性肝硬変(PBC)、原発性家族性肝内
胆汁鬱滞(PFIC)(例えば、進行性PFIC)、原発性硬化性胆管炎(PSC)、妊娠性肝内胆汁鬱滞(
PIC)、新生児胆汁鬱滞、及び薬物誘発性胆汁鬱滞(例えば、エストロゲン))、並びに肝外
胆汁鬱滞の疾患(例えば、腫瘍による胆管圧迫胆石による胆管閉塞)を含む、胆汁鬱滞;
回腸切除炎症性腸疾患(例えば、クローン病及び潰瘍性大腸炎)、短腸症候群下痢(例
えば、胆汁酸下痢(BAD))及びGI症状を引き起こす、他に特徴付けられない(特発性の)胆汁
酸の吸収を損なう障害、並びにGI癌、肝臓癌、及び/もしくは胆道癌(例えば、結腸癌及び
肝細胞癌)を含む、胆汁酸吸収不良及び遠位小腸関与する他の障害;並びに/又は胆汁酸
合成異常、例えば、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、肝硬変、及び門脈高血圧の一因とな
るものが挙げられる。追加の胆汁酸に関係した又は関連した障害としては、メタボリック
シンドローム;脂質又はグルコース障害;コレステロール又はトリグリセリド代謝;2型糖尿
病が挙げられる。

0057

1つの特定の実施態様において、該胆汁酸に関係した又は関連した障害は胆汁酸吸収不
良である。別の特定の実施態様において、該胆汁酸に関係した又は関連した障害は下痢で
ある。別の特定の実施態様において、該胆汁酸に関係した又は関連した障害は胆汁酸下痢
である。またさらなる特定の実施態様において、該胆汁酸に関係した又は関連した障害は
胆汁鬱滞である。一実施態様において、該胆汁鬱滞は肝内胆汁鬱滞である。別の実施態様
において、該胆汁鬱滞は肝外胆汁鬱滞である。別のさらなる特定の実施態様において、該
胆汁酸に関係した又は関連した障害は胆汁酸合成の誤りである。別のさらなる特定の実施
態様において、該胆汁酸に関係した又は関連した障害は原発性胆汁性肝硬変(PBC)である
。他の特定の実施態様において、該胆汁酸に関係した又は関連した障害は原発性硬化性
管炎(PSC)である。別の実施態様において、該胆汁酸に関係した又は関連した障害はPFIC(
例えば、進行性PFIC)である。別の実施態様において、該胆汁酸に関係した又は関連した
障害はNASHである。別の実施態様において、該胆汁酸に関係した又は関連した障害は高血
糖状態である。具体的な実施態様において、該胆汁酸に関係した又は関連した障害は2型
糖尿病である。

0058

いくつかの実施態様において、医薬組成物は、胆汁酸ホメオスタシスの調節又は胆汁酸
に関係したもしくは関連した障害の治療に有効な少なくとも1つの追加の薬剤をさらに含
み、ここで、該追加の薬剤は:グルココルチコイド; CDCA; UDCA;インスリン、インスリン
分泌促進物質インスリン模倣体スルホニルウレア、及びメグリチニド;ビグアニド
-グルコシダーゼ阻害剤;DPP-IV阻害剤GLP-1、GLP-1アゴニスト、及びGLP-1類似体; DP
P-IV耐性類似体; PPARγアゴニスト、二重作用性PPARアゴニスト、汎作用性PPARアゴニス
ト; PTP1B阻害剤;SGLT阻害剤;RXRアゴニスト;グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3阻害
剤;免疫モジュレーター;β-3アドレナリン作動性受容体アゴニスト; 11β-HSD1阻害剤;ア
リン及びアミリン類似体;胆汁酸捕捉剤;又はSGLT-2阻害剤である。ある実施態様におい
て、PBCの調節に有効な少なくとも1つの追加の薬剤は、UDCA、FXRアゴニスト、OCA、ASBT
阻害剤、自己免疫剤、抗IL-12剤、抗CD80剤、抗CD20剤、CXCL10中和抗体、CXCR3のリガ
ド、フィブラート魚油コルヒチンメトトレキセートアザチオプリンシクロスポ
リン、又は抗レトロウイルス療法である。特定の実施態様において、PBCの調節に有効な
少なくとも1つの追加の薬剤は、UDCA、OCA、ASBT阻害剤、抗IL-12剤、抗CD20剤、又はフ
ブラートである。

0059

本明細書に提供されるペプチド製剤、方法、及びその使用により予防可能、治療可能、
又は管理可能な障害又は状態の非限定的な例としては、代謝性疾患及び代謝性障害が挙げ
られる。疾患及び障害の非限定的な例としては:メタボリックシンドローム;脂質又はグル
コース関連障害;コレステロール又はトリグリセリド代謝;2型糖尿病;例えば、肝内胆汁
鬱滞の疾患(例えば、PBC、PFIC、PSC、PIC、新生児胆汁鬱滞、及び薬物誘発性胆汁鬱滞(
例えば、エストロゲン))、並びに肝外胆汁鬱滞の疾患(例えば、腫瘍による胆管圧迫、胆
石による胆管閉塞)を含む、胆汁鬱滞;回腸切除、炎症性腸疾患(例えば、クローン病及び
潰瘍性大腸炎)、下痢(例えば、BAD)及びGI症状を引き起こす、他に特徴付けられない(特
発性の)胆汁酸の吸収を損なう障害、並びにGI癌、肝臓癌、及び/もしくは胆道癌(例えば
、結腸癌及び肝細胞癌)を含む、胆汁酸吸収不良及び遠位小腸が関与する他の障害;並びに
/又は胆汁酸合成異常、例えば、NASH、肝硬変、及び門脈高血圧の一因となるものが挙げ
られる。治療のために、本明細書に提供されるペプチドは、胆汁酸ホメオスタシスの調節
を必要としている又は胆汁酸に関係したもしくは関連した障害を有する対象に投与するこ
とができる。本明細書に提供されるペプチドはまた、腎損傷(例えば、尿細管損傷又は
症)、肝臓変性、眼の損傷(例えば、糖尿病性網膜症又は白内障)、及び糖尿病性足障害を
含む、他の高血糖関連障害;脂質異常症及び例えば、アテローム性動脈硬化症冠動脈
患、脳血管障害などのその続発症などにおいても有用であり得る。

0060

メタボリックシンドローム、例えば、肥満及び上昇したボディマス(その合併疾患、例
えば、限定されないが、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪肝炎(
NASH)、及び多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を含む)と関連し得る他の状態には、血栓症凝固
亢進状態及び血栓準備状態(動脈及び静脈)、高血圧(門脈高血圧(5mm Hg超の肝静脈圧勾
配(HVPG)と定義される)を含む)、心血管疾患、卒中、並びに心不全;アテローム性動脈硬
化症、慢性炎症性腸疾患(例えば、クローン病及び潰瘍性大腸炎)、喘息、エリテマトーデ
ス、関節炎、又は他の炎症性リウマチ障害を含む、炎症性反応が関与する障害又は状態;
細胞周期又は細胞分化過程の障害、例えば、脂肪細胞腫瘍、例えば、脂肪肉腫固形腫瘍
、及び新生物を含む脂肪腫性癌;アルツハイマー病多発性硬化症パーキンソン病、進
行性多巣性白質脳症、及びギランバレー症候群を含む、中枢及び末梢神経系の神経変性
疾患及び/もしくは脱髄障害並びに/又は神経炎症過程が関与する神経学的疾患並びに/又
は他の末梢性ニューロパシー;紅斑性扁平上皮皮膚疾患を含む、皮膚及び皮膚科的障害並
びに/又は創傷治癒過程の障害;並びに他の障害、例えば、シンドロームX、変形性関節症
、及び急性呼吸窮迫症候群も含まれる。

0061

本明細書に提供される様々な方法の一実施態様において、該対象はヒトである。ある実
施態様において、該対象は、それを必要としている対象である。

0062

いくつかの実施態様において、単独の、又は少なくとも1つの追加の治療剤もしくは治
モダリティと組み合わせた、本明細書に記載されるキメラペプチド配列又はペプチド配
列を、それが対象において厄介有害作用を引き起こさないようにするために評価する。
特定の態様において、本明細書に記載されるキメラペプチド配列又はペプチド配列と少な
くとも1つの追加の治療剤又は治療モダリティの組合せは、それが対象においてHCCを誘導
しないようにするために評価される。そのような評価は、治療の開始前に(例えば、用量
漸増試験で)、治療中に(例えば、HCC活性と相関するマーカーを評価することにより)、又
は治療の終了後に(例えば、肝生検を行うことにより)実施することができる。いくつかの
態様において、該評価は、好適な試験環境(例えば、有効性立証された動物モデル)で実
施される。当業者は、例えば、対象の胆汁酸に関係した又は関連した障害(例えば、PBC)
重症度及び対象によって服用される他の医薬を含む、全ての関連因子を考慮して、本明
細書に記載される組合せ療法が、特定の対象、又は特定の対象を代表する対象集団にとっ
て好適であることを保証する追加の手段に精通している。

0063

一実施態様において、方法は、本明細書に提供されるキメラペプチド又はペプチド配列
を、対象、例えば、高血糖状態(例えば、糖尿病、例えば、インスリン依存性(I型)糖尿病
II型糖尿病、もしくは妊娠糖尿病)、インスリン抵抗性高インスリン血症耐糖能
害、もしくはメタボリックシンドロームを有するか、又は肥満であるもしくは望ましくな
いボディマスを有する対象に投与することを含む。方法及び使用の特定の態様において、
キメラペプチド配列又はペプチド配列は、対象におけるグルコース代謝を改善するのに有
効な量で対象に投与される。より具体的な態様において、対象は、投与前に、100mg/dlを
超える空腹時血漿グルコースレベルを有するか、又は6%を上回るヘモグロビンA1c(HbA1c
)レベルを有する。さらなる実施態様において、使用又は対象の治療方法は、グルコース
レベルの低下、インスリン感受性の増大、インスリン抵抗性の低下、グルカゴンの低下、
耐糖能又はグルコース代謝もしくはホメオスタシスの改善、膵臓機能の改善、又はトリグ
セリド、コレステロール、IDL、LDL、もしくはVLDLレベルの低下、又は血圧の減少、血
管の内膜肥厚の減少、又はボディマスもしくは体重の増加の減少を意図しているか、或い
はこれらをもたらす。

0064

本発明の方法及び使用の特定の態様において、キメラペプチド配列又はペプチド配列は
、胆汁酸ホメオスタシスを改善又は提供するのに有効な量で対象に投与される。本発明の
方法及び使用に従って治療可能な胆汁酸に関係した又は関連した障害の非限定的な例とし
ては:メタボリックシンドローム;脂質又はグルコース関連障害;コレステロール又はトリ
グリセリド代謝;2型糖尿病;例えば、肝内胆汁鬱滞の疾患(例えば、PBC、PFIC、PSC、PIC
、新生児胆汁鬱滞、及び薬物誘発性胆汁鬱滞(例えば、エストロゲン))、並びに肝外胆汁
鬱滞の疾患(例えば、腫瘍による胆管圧迫、胆石による胆管閉塞)を含む、胆汁鬱滞;回腸
切除、炎症性腸疾患(例えば、クローン病及び潰瘍性大腸炎)、下痢(例えば、BAD)及びGI
症状を引き起こす、他に特徴付けられない(特発性の)胆汁酸の吸収を損なう障害、並びに
GI癌、肝臓癌、及び/もしくは胆道癌(例えば、結腸癌及び肝細胞癌)を含む、胆汁酸吸収
不良及び遠位小腸が関与する他の障害;並びに/又は胆汁酸合成異常、例えば、NASH、肝硬
変、及び門脈高血圧の一因となるものが挙げられる。一実施態様において、胆汁酸に関係
した又は関連した障害は胆汁酸吸収不良である。別の実施態様において、胆汁酸に関係し
た又は関連した障害は下痢である。別の実施態様において、胆汁酸に関係した又は関連し
た障害は胆汁鬱滞(例えば、肝内又は肝外胆汁鬱滞)である。別の実施態様において、胆汁
酸に関係した又は関連した障害は原発性胆汁性肝硬変である。別の実施態様において、胆
酸に関係した又は関連した障害は原発性硬化性胆管炎である。別の実施態様において、
胆汁酸に関係した又は関連した障害はPFIC(例えば、進行性PFIC)である。

図面の簡単な説明

0065

(3.図面の説明)
図1は、表示された濃度のFGF19及びFGF21(配列番号99及び100)が腹腔内投与されたdb/dbマウスにおけるcyp7a1発現を示している。

0066

図2A〜2Dは、A)変異体M1(配列番号1); B)変異体M2(配列番号2); C)変異体M5(配列番号5);及びD)変異体M32(配列番号32)の投与後のヒト初代肝細胞におけるcyp7a1発現を示している。

0067

図3A〜3Dは、A)変異体M69(配列番号69); B)変異体M75(配列番号75); C)変異体M70(配列番号70);及びD)変異体M76(配列番号76)の投与後のヒト初代肝細胞におけるcyp7a1発現を示している。

0068

図4A〜4Dは、A)変異体M85(配列番号85); B)変異体M96(配列番号96); C)変異体M90(配列番号90);及びD)変異体M98(配列番号98)の投与後のヒト初代肝細胞におけるcyp7a1発現を示している。

0069

図5は、表示された変異体: M1、M2、M5、M32、M69、M70、M75、M76、M85、M90、M96、及びM98のcyp7a1 IC50(pM)、相対的cyp7a1発現、及びHCCコアを示す表である。

0070

図6は、M70の投与が、プラセボと比較して、胆汁酸合成のマーカーである7a-ヒドロキシ-4-コレステン-3-オン(C4)を抑制することができることを示すヒト臨床試験の結果を示している。

0071

図7は、L6細胞におけるFGFR4/β-クロトー複合体の発現が、FGF19、M3、及びM70による細胞内シグナル伝達経路の活性化を強化することを示している。

0072

図8は、M70の投与が、プラセボと比較して、C4を抑制することができることを示している。

0073

図9は、M70で処置したマウスが、胆管結紮(BDL)手術後に、肝損傷の生化学的マーカー、例えば、アルカリホスファターゼ(ALP)、アルカリアミノトランスフェラーゼ(ALT)、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)、及びγ-グルタミルトランスフェラーゼ(GGT)の統計的に有意な改善を示したことを示している。

0074

図10は、Mdr2ノックアウトマウスにおけるM70の連続発現が、ALP、ALT、及びASTなどの肝臓酵素を正常化したことを示している。

0075

図11は、M70の投与が体重減少を促進すること及び2型糖尿病患者における血清トリグリセリドを低下させることができたことを示す、ヒト臨床試験の結果を示している。

0076

(4.詳細な説明)
本開示をさらに説明する前に、本開示は、本明細書に記載される特定の実施態様に限定
されないことが理解されるべきであり、かつ本明細書で使用される専門用語は、特定の実
施態様を説明するためのものであるにすぎず、限定を意図するものではないことも理解さ
れるべきである。

0077

(4.1 定義)
患者」又は「対象」という用語は、ヒト又は非ヒト動物(例えば、哺乳動物)を指すた
めに互換的に使用される。

0078

「治療する」、「治療すること」、「治療」などの用語は、対象を悩ます疾患、障害、
もしくは状態の根本原因のうちの少なくとも1つ、又は対象を悩ます疾患、障害、状態と
関連する症状のうちの少なくとも1つを、一時的に又は恒久的に消失させ、低下させ、抑
制し、軽減し、又は改善するために、疾患、障害、もしくは状態、又はこれらの症状が診
断、観察などされた後に開始される一連の行為(例えば、ポリペプチド又はポリペプチド
を含む医薬組成物の投与)を指す。したがって、治療には、活動性疾患を阻害すること(す
なわち、該疾患、障害、もしくは状態、又はこれらと関連する臨床症状の発症又はさらな
る発症を停止させること)が含まれる。

0079

本明細書で使用される「治療を必要としている」という用語は、対象が必要とするか又
は治療からの恩恵を受けることになる、医師又は他の医療専門家によって行われる判断を
指す。

0080

「予防する」、「予防すること」、「予防」などの用語は、一般に、特定の疾患、障害
、又は状態を有する傾向がある対象との関連において、疾患、障害、状態などを発症する
対象のリスクを、一時的に又は恒久的に、(例えば、臨床症状の欠如によって決定される
ように)予防し、抑制し、阻害し、もしくは低下させるような形で(例えば、疾患、障害、
状態、もしくはこれらの症状の発生の前に)、又はこれらの発生を遅延させる形で開始さ
れる一連の行為(例えば、ポリペプチド又はポリペプチドを含む医薬組成物の投与)を指す
。場合によっては、これらの用語は、疾患、障害、もしくは状態の進行を減速させること
、又は有害な状態もしくは他の形で望ましくない状態へのこれらの進行を阻害することも
指す。

0081

本明細書で使用される「予防を必要としている」という用語は、対象が必要とするか又
は予防的ケアからの恩恵を受けることになる、医師又は他の医療専門家によって行われる
判断を指す。

0082

「治療的有効量」という語句は、患者に投与したときに、疾患、障害、又は状態の任意
の症状、態様、又は特徴に対する任意の検出可能なプラスの効果を有することができる量
で、単独か又は医薬組成物の一部としてかのいずれかで及び単一用量か又は一連の投与の
一部としてかのいずれかで、薬剤を対象に投与することを指す。治療的有効量は、関連性
のある生理学的効果を測定することにより確認することができる。例えば、高血糖状態の
場合、血液グルコースの降下もしくは低下又は耐糖能試験の改善を用いて、薬剤の量が高
血糖状態を治療するのに有効かどうかを決定することができる。例えば、治療的有効量は
、空腹時血漿グルコース(FPG)の任意のレベル(例えば、ベースラインレベル)を低下又は
減少させるのに十分な量であり、ここで、例えば、該量は、FPGレベルを200mg/dl超から2
00mg/dl未満に低下させるのに十分であり、ここで、該量は、FPGレベルを175mg/dl〜200m
g/dlから出発レベル未満に低下させるのに十分であり、ここで、該量は、FPGレベルを150
mg/dl〜175mg/dlから出発レベル未満に低下させるのに十分であり、ここで、該量は、FPG
レベルを125mg/dl〜150mg/dlから出発レベル未満に低下させるのに十分であり、などであ
る(例えば、FPGレベルを125mg/dl未満に、120mg/dl未満に、115mg/dl未満に、110mg/dl未
満に低下させる、など)。さらに、HbAIcレベルの場合、有効量は、レベルを、約10%〜9
%よりも大きく、約9%〜8%よりも大きく、約8%〜7%よりも大きく、約7%〜6%よりも
大きく、約6%〜5%よりも大きくなど低下又は減少させるのに十分な量である。より具体
的には、約0.1%、0.25%、0.4%、0.5%、0.6%、0.7%、0.8%、0.9%、1%、1.5%、2
%、3%、4%、5%、10%、20%、30%、33%、35%、40%、45%、50%、又はそれより
大きいHbAIcレベルの低下又は減少が本開示によって企図される。治療的有効量は、投与
レジメン及び対象の状態の診断分析などとの関連で調整することができる。

0083

「変化をもたらすのに十分な量で」という語句は、特定の療法を施す前に測定される指
標(例えば、ベースラインレベル)と特定の療法を施した後に測定される指標のレベルとの
間に検出可能な相違があることを意味する。指標には、任意の客観的パラメータ(例え
ば、グルコースもしくはインスリンのレベル)又は主観的なパラメータ(例えば、対象の幸
福感)が含まれる。

0084

本明細書で使用される「耐糖能」という語句は、グルコース摂取が変動するときに、血
漿グルコース及び/又は血漿インスリンのレベルを制御する対象の能力を指す。例えば、
耐糖能は、約120分以内に、血漿グルコースのレベルをグルコースの摂取前に測定された
レベルにまで低下させる対象の能力を包含する。

0085

大雑把に言えば、「糖尿病」及び「糖尿病性」という用語は、しばしば高血糖症及び糖
尿によって特徴付けられる、インスリンの不十分な産生又は利用を伴う、炭水化物代謝
進行性疾患を指す。「前糖尿病」及び「前糖尿病性」という用語は、対象が、糖尿病に通
常見られる特徴、症状などを有さないが、治療されずに放置された場合、糖尿病に進行し
得る特徴、症状などを有する状態を指す。これらの状態の存在は、例えば、空腹時血漿グ
ルコース(FPG)試験又は経口耐糖能試験(OGTT)のいずれかを用いて決定することができる
。どちらも、通常、対象が、試験を開始する前に、少なくとも8時間絶食することを要求
する。FPG試験において、対象の血液グルコースは、絶食が終了した後に測定され;通常、
対象は一晩絶食し、血液グルコースは、、対象が食事を取る前に測定される。健康な対
象は、通常、約90〜約100mg/dlのFPG濃度を有することになるが、「前糖尿病」の対象は
、通常、約100〜約125mg/dlのFPG濃度を有することになり、「糖尿病」の対象は、通常、
約126mg/dlを上回るFPGレベルを有することになる。OGTTにおいて、対象の血液グルコ
スは、絶食後、及びグルコースに富む飲料を飲んでから2時間後に再び測定される。グル
コースに富む飲料を消費してから2時間後、健康な対象は、通常、約140mg/dl未満の血液
グルコース濃度を有し、前糖尿病対象は、通常、約140〜約199mg/dlの血液グルコース濃
度を有し、糖尿病対象は、通常、約200mg/dl以上の血液グルコース濃度を有する。前述の
血糖値ヒト対象に関するものであるが、正常血糖中等度高血糖、及び顕性高血糖は、
マウス対象では別に見積もられる。4時間絶食後の健康なマウス対象は、通常、約100〜約
150mg/dlのFPG濃度を有することになり、「前糖尿病」のマウス対象は、通常、約175〜約
250mg/dlのFPG濃度を有することになり、「糖尿病」のマウス対象は、通常、約250mg/dl
を上回るFPG濃度を有することになる。

0086

本明細書で使用される「インスリン抵抗性」という用語は、正常量のインスリンが正常
生理的応答又は分子応答をもたらすことができない状態を指す。場合により、内在性
産生されるか、又は外因性に投与されるかのいずれかの、生理学的量を超えるインスリン
が、インスリン抵抗性を完全に又はある程度克服し、生物学的応答をもたらすことができ
る。

0087

「メタボリックシンドローム」という用語は、限定されないが、高インスリン血症、耐
糖能異常、肥満、脂肪の腹部又は上半身への再分配、高血圧、線維素溶解不全(dysfibrin
olysis)、並びに高トリグリセリド、低高密度リポタンパク質(HDL)-コレステロール、及
び小型高比重低密度リポタンパク質(LDL)粒子を特徴とする脂質異常症を含む、関連形質
群を指す。メタボリックシンドロームを有する対象は、2型糖尿病及び/又は他の障害(例
えば、アテローム性動脈硬化症)を発症するリスクがある。

0088

「グルコース代謝障害」という語句は、健康な個体と比べた、対象におけるグルコース
レベルの上昇及び/又はインスリンレベルの上昇と関連する臨床症状又は臨床症状の組合
せを特徴とする任意の障害を包含する。グルコース及び/又はインスリンレベルの上昇は
、以下の疾患、障害、及び状態:特に、高血糖症、II型糖尿病、妊娠糖尿病、I型糖尿病、
インスリン抵抗性、耐糖能障害、高インスリン血症、グルコース代謝障害、前糖尿病、他
代謝異常(例えば、シンドロームXとも呼ばれるメタボリックシンドローム)、及び肥満
において顕在化することがある。本開示のポリペプチド及びその組成物を用いて、例えば
グルコースホメオスタシスを達成及び/又は維持し、例えば、血流中のグルコースレベ
ルを低下させる及び/又はインスリンレベルを健康な対象で見られる範囲まで低下させる
ことができる。

0089

本明細書で使用される「高血糖症」という用語は、健康な個体と比べて上昇した量のグ
ルコースが対象の血液血漿中に循環する状態を指す。高血糖症は、本明細書に記載される
空腹時血液グルコースレベルの測定を含む、当技術分野で公知の方法を用いて診断するこ
とができる。

0090

本明細書で使用される「高インスリン血症」という用語は、血液グルコースレベルが高
いか又は正常かのいずれかである場合に、同時に、高レベルの循環インスリンが存在する
状態を指す。高インスリン血症は、脂質異常症、例えば、高トリグリセリド、高コレステ
ロール高低密度リポタンパク質(LDL)、及び低高密度リポタンパク質(HDL);高尿酸レベ
ル;多嚢胞性卵巣症候群;II型糖尿病、及び肥満と関連するインスリン抵抗性によって引
き起こされ得る。高インスリン血症は、約2μU/mLよりも高い血漿インスリンレベルを有
するものと診断することができる。

0091

本明細書で使用される場合、「体重異常」という語句及び類似の用語は、過剰な体重及
び/又は食欲増進と関連する状態を指す。対象の年齢身長性別、及び健康状態を含む
、様々なパラメータを用いて、対象が基準の健康な個体と比較して過体重であるかどうか
を決定する。例えば、対象は、対象の体重(単位はキログラム)を対象の身長(単位はメー
トル)の2乗で割ることにより算出される対象のボディマス指数(BMI)の評価によって、過
体重又は肥満とみなすことができる。〜18.5から〜24.9kg/m2の範囲のBMIを有する成人
正常な体重を有するとみなされ;〜25から〜29.9kg/m2のBMIを有する成人は過体重(前肥満
)とみなすことができ;〜30kg/m2以上のBMIを有する成人は肥満とみなすことができる。食
増進は、しばしば、過剰な体重の一因となる。例えば、朝の食欲不振及び多くの場合、
不眠症と関連する晩の過食を特徴とする夜食症候群を含め、食欲増進と関連するいくつか
の状態が存在するが、これらは、視床下部の損傷に関連している可能性がある。

0092

本明細書で互換的に使用される、「ポリペプチド」、「ペプチド」、及び「タンパク質
」という用語は、任意の長さのアミノ酸のポリマー形態を指し、これは、遺伝子によって
コードされたアミノ酸及び遺伝子によってコードされていないアミノ酸、化学的に又は生
化学的に改変又は誘導体化されたアミノ酸、並びに改変されたポリペプチド骨格を有する
ポリペプチドを含むことができる。これらの用語には、限定されないが、異種アミノ酸
列を有する融合タンパク質、異種及び相同リーダー配列を有し、N-終端メチオニン残基
有する又は有さない、融合タンパク質;免疫学的タグ付けされたタンパク質;などを含む
、融合タンパク質が含まれる。本開示全体を通して、1文字又は3文字コードに従ってアミ
ノ酸に言及するということを理解されたい。

0093

本明細書で使用される場合、「変異体」という用語は、天然の変異体(例えば、相同体
及びアレル変異体)及び非天然の変異体(例えば、ムテイン)を包含する。天然の変異体に
は、相同体、すなわち、それぞれ、ヌクレオチド又はアミノ酸配列が種によって異なる核
酸及びポリペプチドが含まれる。天然の変異体には、アレル変異体、すなわち、それぞれ
、ヌクレオチド又はアミノ酸配列が種内で個体によって異なる核酸及びポリペプチドが含
まれる。非天然の変異体には、それぞれ、ヌクレオチド又はアミノ酸配列の変化を含み、
ここで、該配列の変化が人為的に導入される、例えば、該変化が、実験室又は他の施設
で、人間の介入(「人の手」)によってもたらされる、核酸及びポリペプチドが含まれる。

0094

FGF19との関連における「ネイティブ」という用語は、生物学的に活性のある天然のFGF
19を指し、これには、生物学的に活性のある天然のFGF19変異体が含まれる。この用語は
、194アミノ酸のヒトFGF19成熟配列を含む。

0095

「標識」、「標識すること」などの用語は、本開示のポリペプチド又は核酸(又は適切
な場合は、抗体)との関連において使用する場合、例えば、ポリペプチドの精製、同定、
単離、及び合成において有用な、任意の手段を広範に指すことが意図される。標識は、通
常、関心対象のポリペプチドに共有結合し、かつ成熟ポリペプチドへの(通常、N-もしく
はC-終端での)結合、固相ペプチド合成中の取込み、又は組換え手段によるものを含む、
当技術分野で公知の任意の方法で導入することができる。例としては、蛍光ビオチン化
、及び放射性同位体が挙げられるが、これらに限定されない。ポリペプチド及び核酸分子
は、インビトロ法とインビボ法の両方によって標識することができる。標識試薬及びキッ
トは、いくつかの商業的供給源(例えば、Thermo Fischer Scientific, Rockford,IL;及
びMolecular Probes/Life Technologies; Grand Island, NY)から入手することができる

0096

本明細書で使用される「ムテイン」という用語は、突然変異した組換えタンパク質、す
なわち、人為的に導入されたアミノ酸配列の変化、例えば、実験室又は他の施設内で、人
間の介入(「人の手」)によってもたらされたアミノ酸配列の変化を含むポリペプチドを広
範に指す。これらのタンパク質は、通常、単一又は複数のアミノ酸置換を保有しており、
多くの場合、部位特異的なもしくはランダム突然変異誘発を受けているクローン化遺伝
子に由来するか、又は完全合成遺伝子に由来する。

0097

ネイティブなヒトFGF19又はFGF19ムテインとの関連において本明細書で使用される場合
、「改変された」、「改変」などの用語は、ヒトFGF19、天然のFGF19変異体、又はFGF19
ムテインの所望の特性を増強する1以上の変化を指し、ここで、該変化は、FGF19の一次ア
ミノ酸配列を変化させない。そのような所望の特性としては、例えば、溶解度を高めるこ
と、循環半減期延長させること、安定性を増大させること、クリアランスを低下させる
こと、免疫原性又はアレルゲン性を変化させること、製造可能性の側面(例えば、費用
び効率)を改善すること、並びに検出アッセイにおいて使用するための特定の抗体の産生
を(例えば、特有エピトープの導入によって)可能にすることが挙げられる。実施するこ
とができるヒトFGF19、天然のFGF19変異体、又はFGF19ムテインに対する変化としては、
ペグ化(ポリエチレングリコール(PEG)又はその誘導体の1以上の分子の共有結合);グリコ
シル化(例えば、N-グリコシル化)、ポリシアル酸化、及びヘス化(hesylation);アルブミ
ン融合;例えば、共役脂肪酸鎖(アシル化)を介するアルブミン結合; Fc-融合;並びにPEG模
倣体との融合が挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの特定の実施態様は、ポ
エチレングリコールを伴う改変を伴い、他の特定の実施態様は、アルブミンを伴う改変
を伴い、さらに他の特定の改変は、グリコシル化が関与する改変を伴う。

0098

「DNA」、「核酸」、「核酸分子」、「ポリヌクレオチド」などの用語は、デオキシ
ボヌクレオチドもしくはリボヌクレオチドのいずれかの、任意の長さのヌクレオチド、又
はその類似体のポリマー形態を指すために本明細書において互換的に使用される。ポリ
クレオチドの非限定的な例としては、線状及び環状の核酸、メッセンジャーRNA(mRNA)、
相補的DNA(cDNA)、組換えポリヌクレオチド、ベクター、プローブプライマーなどが挙
げられる。

0099

「プローブ」という用語は、関心対象の遺伝子又は配列に対応するDNA又はRNAの断片を
指し、ここで、該断片は、(例えば、32Pもしくは35Sを取り込むことにより)放射性標識
れているか、又はビオチンジゴキシゲニン、もしくはフルオレセインなどの、何らかの
他の検出可能な分子で標識されている。相補的な配列を有するDNA又はRNAのストレッチ
ハイブリダイズすることになるので、プローブを用いて、例えば、関心対象の遺伝子を含
むウイルスプラーク細菌コロニー、又はゲル上のバンドを標識することができる。プロ
ーブは、クローン化されたDNAであることができるか、又はそれは、合成DNA鎖であること
ができ;後者を用いて、例えば、タンパク質の一部をマイクロシークエンシングし、該タ
ンパク質をコードする核酸配列推定し、その配列を保有するオリゴヌクレオチドを合成
し、該配列を放射性標識し、それをプローブとして用いて、cDNAライブラリ又はゲノム
イブラリをスクリーニングすることにより、単離されたタンパク質からcDNA又はゲノムク
ローンを得ることができる。

0100

「異種」という用語は、異なる供給源に由来する構造によって定義される2つの成分を
指す。例えば、ポリペプチドとの関連において、「異種」ポリペプチドは、異なるポリペ
プチドに由来する機能的に連結されたアミノ酸配列を含むことができる。同様に、キメラ
ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドとの関連において、「異種」ポリヌクレオ
ドは、異なる遺伝子に由来し得る機能的に連結された核酸配列を含むことができる。例示
的な「異種」核酸としては、コード配列を含む核酸が、該コード配列の遺伝的起原と異な
る遺伝的起原由来の調節エレメント(例えば、プロモーター)と機能的に連結されている(
例えば、該プロモーター、該コード配列、又はその両方と異なる遺伝的起原のものであり
得る、関心対象の宿主細胞における発現を提供するための)発現コンストラクトが挙げら
れる。組換え細胞との関連において、「異種」とは、それが存在する宿主細胞とは異なる
遺伝的起原のものである核酸(又は遺伝子産物、例えば、ポリペプチド)の存在を指すこと
ができる。

0101

「機能的に連結された」という用語は、所望の機能を提供する分子間の連結を指す。例
えば、核酸との関連における「機能的に連結された」とは、核酸配列間機能的連結を指
す。例として、核酸発現制御配列(例えば、プロモーター、シグナル配列、又は一連の転
写因子結合部位)は、第二のポリヌクレオチドと機能的に連結されることができ、ここで
、該発現制御配列は、該第二のポリヌクレオチドの転写及び/又は翻訳に影響を及ぼす。
ポリペプチドとの関連において、「機能的に連結された」とは、ポリペプチドの記載され
た活性を提供するアミノ酸配列(例えば、異なるドメイン)間の機能的連結を指す。

0102

ポリペプチドの構造との関連において本明細書で使用される場合、「N-終端」(又は「
アミノ終端」)及び「C-終端」(又は「カルボキシル終端」)とは、それぞれ、ポリペプチ
ドの最も遠いアミノ端及びカルボキシル端を指すが、「N-末端」及び「C-末端」という用
語は、それぞれ、N-終端及びC-終端に対するポリペプチドのアミノ酸配列における相対的
な位置を指し、それぞれ、N-終端及びC-終端の残基を含むことができる。「すぐN-末端」
又は「すぐC-末端」とは、第一のアミノ酸残基の第二のアミノ酸残基に対する位置を指し
、この場合、該第一のアミノ酸残基と該第二のアミノ酸残基は共有結合して、連続的なア
ミノ酸配列を提供する。

0103

アミノ酸配列又はポリヌクレオチド配列との関連における「に由来する」(例えば、FGF
19ポリペプチド「に由来する」アミノ酸配列)とは、ポリペプチド又は核酸が、参照ポリ
ペプチド又は核酸(例えば、天然のFGF19ポリペプチド又はFGF19をコードする核酸)の配列
に基づく配列を有することを示すことが意図されるが、タンパク質又は核酸が作製される
供給源又は方法に関して限定することは意図されない。例として、「に由来する」という
用語は、参照アミノ酸又はDNA配列の相同体又は変異体を含む。

0104

ポリペプチドとの関連において「単離された」という用語は、天然に存在する場合、そ
れが天然に存在し得る環境とは異なる環境にある関心対象のポリペプチドを指す。「単離
された」とは、関心対象のポリペプチドについて実質的に濃縮されている及び/又は関心
対象のポリペプチドが部分的にもしくは実質的に精製されている試料の内部にあるポリペ
プチドを含むことが意図される。ポリペプチドが天然に存在しない場合、「単離された」
とは、ポリペプチドが、合成手段又は組換え手段のいずれかによって作製された環境から
分離されていることを示す。

0105

「濃縮された」とは、関心対象のポリペプチドが、a)出発試料、例えば、生体試料(例
えば、ポリペプチドが天然に存在するかもしくはポリペプチドが投与後に存在する試料)
中のポリペプチドの濃度よりも高い(例えば、少なくとも3倍高い、少なくとも4倍高い、
少なくとも8倍高い、少なくとも64倍高い、もしくはそれより高い)濃度、又はb)ポリペプ
チドが作製された環境(例えば、細菌細胞中など)よりも高い濃度で存在するように、試料
が(例えば、科学者又は臨床医によって)自然にではなく操作されていることを意味する。

0106

「実質的に純粋な」とは、成分(例えば、ポリペプチド)が、組成物の全含有量の約50%
超、一般的には、全ポリペプチド含有量の約60%超を占めることを示す。より一般的には
、「実質的に純粋な」とは、全組成物の少なくとも75%、少なくとも85%、少なくとも90
%、又はそれより多くが関心対象の成分である組成物を指す。場合により、ポリペプチド
は、組成物の全含有量の約90%超、又は約95%超を占めることになる。

0107

「測定すること」及び「アッセイすること」という用語並びにこれらの文法的変化形は
、本明細書で互換的に使用されており、定性的決定もしくは定量的決定のいずれか、又は
定性的決定と定量的決定の両方を指す。これらの用語が検出との関連において使用される
場合、本明細書に記載されかつ当技術分野で公知の様々な方法を含む、相対量を評価する
任意の手段が企図される。例えば、遺伝子発現は、ノーザンブロットウェスタンブロ
ト、免疫沈降アッセイによるか、又は発現されたタンパク質の活性、機能、もしくは量を
測定することにより、アッセイ又は測定することができる。

0108

「抗体」(Ab)及び「免疫グロブリン」(Ig)という用語は、同じ構造特性を有する糖タン
パク質を指す。抗体は、特定の抗原に対する結合特異性を示すが、免疫グロブリンは、抗
体と抗原特異性欠く他の抗体様分子の両方を含む。

0109

モノクローナル抗体」という用語は、実質的に均一な抗体の集団から得られる抗体、
すなわち、わずかな量で存在し得る可能性のある天然の突然変異を除けば同一である集団
を含む個々の抗体を指す。モノクローナル抗体は極めて特異的であり、単一の抗原性部位
に対するものである。異なる決定基(エピトープ)に対する異なる抗体を含み得るポリクロ
ナル抗体調製物とは対照的に、各々のモノクローナル抗体は、抗原上の単一の決定基に
対するものである。

0110

抗体との関連において、「単離された」という用語は、その天然の環境の混入成分から
分離及び/又は回収されている抗体を指し;そのような混入成分としては、抗体の診断的又
は治療的使用を妨げる可能性がある材料が挙げられ、酵素ホルモン、及び他のタンパク
質性又は非タンパク質溶質を挙げることができる。

0111

本明細書で使用される場合、疾患、障害、又は状態との関連において使用される「FGF1
9依存性の」という用語及び類似の用語は、全て又は一部がFGF19の発現によって引き起こ
される、疾患、障害、又は他の状態を指す。ある実施態様において、FGF19の発現は、対
照と比較して増幅されている。いくつかの実施態様において、FGF19の発現は、5%、10%
、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、
80%、85%、90%、95%、もしくはそれより大きく、又はこれらの任意の数値範囲だけ増
幅されている。いくつかの実施態様において、FGF19発現の増幅は、疾患、障害、もしく
は状態、又はこれらの症状を直接的にもたらす。他の実施態様において、FGF19発現の増
幅は、疾患、障害、もしくは状態、又はこれらの症状を間接的にもたらす。

0112

(4.2ペプチド)
ある実施態様において、本明細書に提供される医薬組成物、製剤、及び剤形は、1以上
の本明細書に提供されるペプチド又はペプチド配列を含む。ある実施態様において、本明
細書に提供される医薬組成物、製剤、及び剤形は、胆汁酸に関係したもしくは関連した障
害(例えば、PBC)、代謝障害、又は癌もしくは腫瘍の治療及び/又は予防と関連する1以上
の活性を有する、1以上のFGF19ペプチド配列の変異体、FGF19及び/又はFGF21ペプチド配
列の融合体、並びにFGF19及び/又はFGF21ペプチド配列の融合体(キメラ)の変異体を含む
。ある実施態様において、該活性はグルコース低下活性である。FGF19及び/又はFGF21ペ
プチド配列のそのような変異体及び融合体(キメラ)は、HCC形成もしくはHCC腫瘍形成を実
質的に増大させることも誘導することもない及び/又は脂質プロファイルの実質的な上昇
も増大も誘導しない配列を含む。

0113

一実施態様において、キメラペプチド配列は、少なくとも7個のアミノ酸残基を有するN
-末端領域であって、該N-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し
、ここで、該N-末端領域がDSSPL(配列番号121)もしくはDASPH(配列番号122)配列を有する
もの;並びにFGF19の一部を有するC-末端領域であって、該C-末端領域が最初のアミノ酸位
置及び最後のアミノ酸位置を有し、ここで、該C-末端領域が、FGF19のアミノ酸残基16〜2
9



を含み、かつ該W残基が該C-末端領域の最初のアミノ酸位置に対応するものを含むか又は
これらからなる。特定の実施態様において、該変異体は、M70:



である。他の特定の実施態様において、該変異体は、M69:



である。

0114

別の実施態様において、該治療ペプチドは: a)少なくとも7個のアミノ酸残基を含むN-
末端領域であって、該N-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有する
もの;並びにb)配列番号99[FGF19]の一部を含むC-末端領域であって、該C-末端領域が最初
のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し、ここで、該C-末端領域が、(i)



を含み、ここで、該W残基が該C-末端領域の最初のアミノ酸位置に対応する、第一のC-末
端領域配列;並びに(ii)



を含む第二のC-末端領域配列を含むものを含む。

0115

別の実施態様において、該治療ペプチドは: a)少なくとも7個のアミノ酸残基を含むN-
末端領域であって、該N-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し、
ここで、該N-末端領域がDSSPL(配列番号121)又はDASPH(配列番号122)を含むもの;並びにb
)配列番号99[FGF19]の一部を含むC-末端領域であって、該C-末端領域が最初のアミノ酸位
置及び最後のアミノ酸位置を有し、ここで、該C-末端領域が、(i)



を含み、ここで、該W残基が該C-末端領域の最初のアミノ酸位置に対応する、第一のC-末
端領域配列;並びに(ii)



を含む第二のC-末端領域配列を含むものを含む。ある実施態様において、該ペプチドは、
(i)FGFR4に対するFGF19の結合親和性と同じかもしくはそれを上回る親和性でFGFR4に結合
し;(ii)FGF19がFGFR4を活性化するのと同じかもしくはそれを上回る程度もしくは量までF
GFR4を活性化し;(iii)FGF19と比較して、もしくは



のいずれかがFGF19(配列番号99)のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに
使用されているFGF19変異体配列と比較して、低下したHCC形成;より大きいグルコース低
下活性、より小さい脂質増加活性、より小さいトリグリセリド活性、より小さいコレステ
ロール活性、より小さい非HDL活性、もしくはより小さいHDL増加活性のうちの少なくとも
1つを有し;かつ/又は(iv)FGF21と比較して、より小さい除脂肪量低下活性を有する。

0116

ある実施態様において、該第二のC-末端領域配列は、EIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜
6)配列に対する少なくとも1個のアミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において、該
少なくとも1個のアミノ酸置換は、EIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)配列のIRP配列に対
するものである。いくつかの実施態様において、該少なくとも1個のアミノ酸置換は、EIR
PD配列(配列番号190のアミノ酸2〜6)のRP配列に対するものである。いくつかの実施態様
において、該少なくとも1個のアミノ酸置換は、RからLへの置換である。他の実施態様に
おいて、該少なくとも1個のアミノ酸置換は、PからEへの置換である。さらに他の実施態
様において、該少なくとも1個のアミノ酸置換は、RPからLEへの置換である。

0117

いくつかの実施態様において、該第二のC-末端領域配列は、2〜5個のアミノ酸置換、欠
失、又は挿入を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、長さが約250アミノ酸未満
である。

0118

一実施態様において、該治療ペプチドは、



を含むか又はこれからなるアミノ酸配列を有する。ある実施態様において、該治療ペプチ
ドは、配列番号70を含むアミノ酸配列を有する。他の実施態様において、該治療ペプチド
は、配列番号70からなるアミノ酸配列を有する。いくつかの実施態様において、該治療ペ
プチドは、免疫グロブリンFc領域と融合している。

0119

別の実施態様において、該治療ペプチドは、



を含むか又はこれからなるアミノ酸配列を有する。ある実施態様において、該治療ペプチ
ドは、配列番号69を含むアミノ酸配列を有する。他の実施態様において、該治療ペプチド
は、配列番号69からなるアミノ酸配列を有する。いくつかの実施態様において、該治療ペ
プチドは、免疫グロブリンFc領域と融合している。

0120

別の実施態様において、該治療ペプチドは: a)少なくとも7個のアミノ酸残基を含むN-
末端領域であって、該N-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有する
もの;並びにb)最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を含むC-末端領域であって、
該C-末端領域が、(i)



を含み、ここで、該W残基が該C-末端領域の最初のアミノ酸位置に対応する、第一のC-末
端領域配列;並びに(ii)



を含む第二のC-末端領域配列を含むものを含む。

0121

別の実施態様において、該治療ペプチドは: a)少なくとも7個のアミノ酸残基を含むN-
末端領域であって、該N-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し、
ここで、該N-末端領域が、



を含むもの;並びにb)最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を含むC-末端領域であ
って、該C-末端領域が、(i)



を含み、ここで、該W残基が該C-末端領域の最初のアミノ酸位置に対応する、第一のC-末
端領域配列;並びに(ii)



を含む第二のC-末端領域配列を含むものを含む。いくつかの実施態様において、該ペプチ
ドは、(i)FGFR4に対するFGF19の結合親和性と同じかもしくはそれを上回る親和性でFGFR4
に結合し;(ii)FGF19がFGFR4を活性化するのと同じかもしくはそれを上回る程度もしくは
量までFGFR4を活性化し;(iii)FGF19と比較して、もしくは



のいずれかがアミノ酸16〜20のFGF19 WGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されている
FGF19変異体配列と比較して、低下した肝細胞癌(HCC)形成;より大きいグルコース低下活
性、より小さい脂質増加活性、より小さいトリグリセリド活性、より小さいコレステロー
ル活性、より小さい非HDL活性、もしくはより小さいHDL増加活性のうちの少なくとも1つ
を有し;かつ/又は(iv)FGF21と比較して、より小さい除脂肪量低下活性を有する。

0122

ある実施態様において、該第二のC-末端領域配列は、EIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜
6)配列に対する少なくとも1個のアミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において、該
少なくとも1個のアミノ酸置換は、EIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)配列のIRP配列に対
するものである。いくつかの実施態様において、該少なくとも1個のアミノ酸置換は、EIR
PD配列(配列番号190のアミノ酸2〜6)のRP配列に対するものである。いくつかの実施態様
において、該少なくとも1個のアミノ酸置換はRからLへの置換である。他の実施態様にお
いて、該少なくとも1個のアミノ酸置換はPからEへの置換である。さらに他の実施態様に
おいて、該少なくとも1個のアミノ酸置換はRPからLEへの置換である。

0123

いくつかの実施態様において、該第二のC-末端領域配列は、2〜5個のアミノ酸置換、欠
失、又は挿入を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、長さが約250アミノ酸未満
である。

0124

別の実施態様において、キメラペプチド配列は、FGF21の一部を有するN-末端領域であ
って、該N-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位置を有し、ここで、該N-
末端領域がGQV配列を有し、かつ該V残基が該N-末端領域の最後のアミノ酸位置に対応する
もの;並びにFGF19の一部を有するC-末端領域であって、該C-末端領域が最初のアミノ酸位
置及び最後のアミノ酸位置を有し、ここで、該C-末端領域がFGF19のアミノ酸残基21〜29



を含み、かつ該R残基が該C-末端領域の最初の部分に対応するものを含むか又はこれらか
らなる。

0125

特定の態様において、実質的な腫瘍原性を示すことなく好都合代謝パラメータを保有
するFGF19のループ-8領域に対する修飾が本明細書に開示される。本明細書において、FGF
19残基127〜129は、ループ-8領域を構成するものとして定義されるが、文献において、ル
ープ-8領域は、他の残基(例えば、残基125〜129)を含むか又は該残基からなるものとして
定義されることもある。FGF19フレームワークに対するR127L置換とP128E置換の特定の組
合せは、HCC形成に対して予想外にプラスの効果を有していた。さらに一層驚いたことに
、R127L置換とP128E置換の組合せ及びFGF19コア領域中のGln(Q)へのLeu(L)の置換は、HCC
形成の予防に対してさらに一層顕著な効果を有していた。

0126

したがって、FGF19ループ-8領域の変異体は、実質的な、測定可能な、又は検出可能なH
CC形成を低下又は消失させることができるので、FGF19ループ-8領域の変異体が含まれる
。さらに、HCC形成を低下させる効果は、ループ-8領域の外側のアミノ酸残基に対する修
飾(例えば、コア領域、例えば、配列番号99のアミノ酸21〜29に対応する領域中のアミノ
酸残基の置換)によって増強することができる。いくつかの実施態様において、ループ-8
修飾変異体は、配列番号99のアミノ酸127〜129に対応するFGF19ループ-8領域中の置換を
含む。ある実施態様において、ループ-8修飾変異体は、(i)R127L置換、(ii)P128E置換、
又は(iii)R127L置換及びP128E置換に対応するFGF19ループ-8領域中の置換を含む。

0127

ある実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域、又は本
明細書に提供される変異体ペプチド中のその対応するFGF19配列中の少なくとも1個のアミ
ノ酸置換を含む。ある実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-
8領域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する1個のアミノ酸置換を
含む。いくつかの実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領
域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する2個のアミノ酸置換を含
む。他の実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIR
PD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する3個のアミノ酸置換を含む。ある実
施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番
号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する4個のアミノ酸置換を含む。いくつかの実施
態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号1
90のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する5個のアミノ酸置換を含む。ある実施態様におい
て、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のIRP(配列番号190のアミノ酸
3〜5)アミノ酸配列に対する1個のアミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において、該
ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のIRP(配列番号190のアミノ酸3〜5)
アミノ酸配列に対する2個のアミノ酸置換を含む。他の実施態様において、該ペプチドの
アミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のIRP(配列番号190のアミノ酸3〜5)アミノ酸配
列に対する3個のアミノ酸置換を含む。ある実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配
列は、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する1
個のアミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、
FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する2個のア
ミノ酸置換を含む。ある実施態様において、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190の
アミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対するアミノ酸置換は、Arg(R)からLeu(L)への置換である
。他の実施態様において、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミ
ノ酸配列に対する置換は、Pro(P)からGlu(E)への置換である。いくつかの実施態様におい
て、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する置換
は、Arg(R)からLeu(L)への置換及びPro(P)からGlu(E)への置換である。具体的な実施態様
において、上記のFGF19のループ-8領域中の置換は、本明細書に提供される変異体ペプチ
ド中のその対応するFGF19配列中にある。すなわち、本明細書に提供されるペプチド変異
体の対応するFGF19配列(例えば、EIRPD、IRP、又はRP)内の該置換も企図される。

0128

いくつかの実施態様において、該FGF19変異体は、配列番号99のアミノ酸21〜29に対応
するコア領域中の置換を含むか又は該置換をさらに含む。ある実施態様において、該FGF1
9変異体は、L22Q置換に対するコア領域中の置換を含むか又は該置換をさらに含む。

0129

いくつかの実施態様において、ループ-8修飾変異体は、FGF19ループ-8領域中の置換(下
線部)を含む、M70:



である。ある実施態様において、ループ-8修飾M70変異体は、(i)RからLへの置換、(ii)P
からEへの置換、又は(iii)RからLへの置換及びPからEへの置換(配列番号204)に対応するF
GF19ループ-8領域中の置換(RPD;下線部)を含む。ある実施態様において、ループ-8修飾M7
0変異体は、FGF19コア領域中の置換をさらに含むか又は該置換をさらに含む。いくつかの
実施態様において、ループ-8修飾M70変異体はL18Q置換を含む(すなわち、L18Q置換を有す
る配列番号70)。

0130

いくつかの実施態様において、ループ-8修飾変異体は、FGF19ループ-8領域中の置換(下
線部)を含む、M69:



である。ある実施態様において、ループ-8修飾M69変異体は、(i)RからLへの置換、(ii)P
からEへの置換、又は(iii)RからLへの置換及びPからEへの置換に対応するFGF19ループ-8
領域中の置換(RPD;下線部)を含む。ある実施態様において、ループ-8修飾M69変異体は、F
GF19コア領域中の置換をさらに含むか又は該置換をさらに含む。いくつかの実施態様にお
いて、ループ-8修飾M69変異体はL17Q置換を含む(すなわち、L17Q置換を有する配列番号69
)。

0131

本明細書に提供される他の変異体中の他の同等の修飾も企図される。ある実施態様にお
いて、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミ
ノ酸2〜6)アミノ酸配列に対する1個のアミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において
、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸
2〜6)アミノ酸配列に対する2個のアミノ酸置換を含む。他の実施態様において、該ペプチ
ドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミ
ノ酸配列に対する3個のアミノ酸置換を含む。ある実施態様において、該ペプチドのアミ
ノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列
に対する4個のアミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において、該ペプチドのアミノ
酸配列は、FGF19のループ-8領域中のEIRPD(配列番号190のアミノ酸2〜6)アミノ酸配列に
対する5個のアミノ酸置換を含む。ある実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は
、FGF19のループ-8領域中のIRP(配列番号190のアミノ酸3〜5)アミノ酸配列に対する1個の
アミノ酸置換を含む。いくつかの実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF1
9のループ-8領域中のIRP(配列番号190のアミノ酸3〜5)アミノ酸配列に対する2個のアミノ
酸置換を含む。他の実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8
領域中のIRP(配列番号190のアミノ酸3〜5)アミノ酸配列に対する3個のアミノ酸置換を含
む。ある実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のRP(
配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する1個のアミノ酸置換を含む。いくつか
の実施態様において、該ペプチドのアミノ酸配列は、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番
号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する2個のアミノ酸置換を含む。ある実施態様に
おいて、FGF19のループ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する
アミノ酸置換は、Arg(R)からLeu(L)への置換である。他の実施態様において、FGF19のル
ープ-8領域中のRP(配列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する置換は、Pro(P)か
らGlu(E)への置換である。いくつかの実施態様において、FGF19のループ-8領域中のRP(配
列番号190のアミノ酸4〜5)アミノ酸配列に対する置換は、Arg(R)からLeu(L)への置換及び
Pro(P)からGlu(E)への置換である。具体的な実施態様において、上記のFGF19のループ-8
領域中の置換は、本明細書に提供される変異体ペプチド中のその対応するFGF19配列中に
ある。すなわち、本明細書に提供されるペプチド変異体の対応するFGF19配列(例えば、EI
RPD、IRP、又はRP)内の該置換も企図される。

0132

さらなる実施態様において、ペプチド配列は、参照又は野生型FGF19と比較して、1以上
のアミノ酸置換、挿入、もしくは欠失を有するFGF19変異体を含むか又は該変異体からな
る。追加の実施態様において、ペプチド配列は、参照又は野生型FGF21と比較して、1以上
のアミノ酸置換、挿入、もしくは欠失を有するFGF21配列変異体を含むか又は該変異体か
らなる。さらに追加の実施態様において、ペプチド配列は、FGF19配列の一部がFGF21配列
の一部に融合したものを含むか又はこれからなる。さらに追加の実施態様において、ペプ
チド配列は、FGF19配列の一部がFGF21配列の一部に融合したものを含むか又はこれからな
り、ここで、該FGF19及び/又はFGF21配列部分は、参照又は野生型FGF19及び/又はFGF21と
比較して、1以上のアミノ酸置換、挿入、又は欠失を有する。そのような配列の例は、PCT
公開WO 2013/006486号及び米国公開第2013/0023474号、並びに2014年6月5日に公開された
PCT公開WO 2014/085365号に開示されている。表1〜11及び配列表は、本明細書に提供され
る方法において使用し得る代表的な配列も記載している。

0133

いくつかの実施態様において、本明細書に提供される治療ペプチドは、FGF19及び/又は
FGF21ペプチド配列の変異体及び融合体を含む。一実施態様において、該治療ペプチドは
、1以上の変異体又は融合体FGF19及び/又はFGF21ペプチドを含む。他の実施態様において
、本明細書に提供される方法は、対象に、変異体又は融合体FGF19及び/又はFGF21ペプチ
ド配列をコードする1以上の核酸分子(例えば、任意にベクターを含む、ペプチド配列をコ
ードする核酸と機能的に連結された発現制御エレメント)を、胆汁酸に関係した又は関連
した障害を治療するのに有効な量で接触させ又は投与することを含む。

0134

代表的な参照又は野生型FGF19配列は:



と記載される。

0135

代表的な参照又は野生型FGF21配列は:



と記載される。FGF21アレル変異体としては、例えば、M70、M71、及びM72が挙げられる。

0136

「ペプチド」、「タンパク質」、及び「ポリペプチド」配列という用語は、アミド結合
又は同等物により共有結合された、アミノ酸の化学的修飾及び誘導体を含む、2以上のア
ミノ酸、又は「残基」を指すために本明細書において互換的に使用される。ペプチドの全
て又は一部を形成するアミノ酸は、既知の21種の天然のアミノ酸の中から由来するもので
あってもよく、これらは、それらの1文字略語又は一般的な3文字略語の両方によって言及
される。本明細書に提供されるペプチド配列において、従来のアミノ酸残基は、その従来
の意味を有する。したがって、「Leu」はロイシンであり、「Ile」はイソロイシンであり
、「Nle」はノルロイシンであり、などである。

0137

様々な特定の態様において、本明細書に提供されるペプチド又はキメラ配列は、N-末端
領域の最初のアミノ酸位置に、「M」残基、「R」残基、「S」残基、「H」残基、「P」残
基、「L」残基、又は「D」残基を有する。様々な代わりの特定の態様において、ペプチド
又はキメラ配列のペプチド配列は、該N-末端領域の最初のアミノ酸位置に「M」残基も「R
」残基も有さない。

0138

例示されたペプチド配列の部分配列、変異体、及び修飾形態(配列表、又は表1〜11に掲
載されているFGF19及びFGF21の変異体及び部分配列を含む)も、前述のものが少なくとも
検出可能又は測定可能な活性又は機能を保持する限り、本明細書に提供される。また、特
定の例示的な変異体ペプチド、例えば、アミノ終端にFGF21配列の全て又は一部を有する
ものは、N-終端に配置される「R」残基を有し、これは、除外することができる。同様に
、特定の例示的な変異体ペプチドは、N-終端に配置される「M」残基を含み、これは、除
外される残基、例えば、「R」残基に付加するか、又はさらに該残基の代わりに使用する
ことができる。より具体的には、様々な実施態様において、N-終端のペプチド配列は:



のいずれかを含む。さらに、「M」残基が「S」残基に隣接しているとき、「M」残基がペ
プチド配列から欠失するように「M」残基が切断されてもよいのに対し、「M」残基が「D
」残基に隣接しているとき、「M」残基は切断されなくてもよい。したがって、例として
、様々な実施態様において、ペプチド配列には、N-終端に、以下の残基:



を有するものが含まれる。

0139

本明細書に例示されるのは、胆汁酸ホメオスタシス、高血糖状態、インスリン抵抗性、
高インスリン血症、耐糖能障害、メタボリックシンドローム、又は関連障害をインビボで
調節する、本明細書に記載される参照FGF19及びFGF21ポリペプチドとは異なる、ペプチド
配列である(例えば、表1〜11及び配列表)。非限定的な特定の例は、FGF21のアミノ末端ア
ミノ酸1〜16がFGF19のカルボキシ末端アミノ酸21〜194に融合したペプチド配列; FGF19の
アミノ末端アミノ酸1〜147がFGF21のカルボキシ末端アミノ酸147〜181に融合したペプチ
ド配列; FGF19のアミノ末端アミノ酸1〜20がFGF21のカルボキシ末端アミノ酸17〜181に融
合したペプチド配列; FGF21のアミノ末端アミノ酸1〜146がFGF19のカルボキシ末端アミノ
酸148〜194に融合したペプチド配列;及びFGF19のアミノ末端アミノ酸1〜20がFGF21の内部
アミノ酸17〜146に融合したものがFGF19のカルボキシ末端アミノ酸148〜194に融合したペ
プチド配列である。

0140

追加の特定のペプチド配列は、FGF19(配列番号99)のアミノ酸16〜20のWGDPI配列に対応
するWGDPI(配列番号170)配列モチーフを含むか、FGF19(配列番号99)のアミノ酸16〜20のW
GDPI配列に対応するWGDPI(配列番号170)配列モチーフを欠くか、又はFGF19(配列番号99)
のアミノ酸16〜20のFGF19 WGDPI配列に対応する置換された(すなわち、突然変異した)WGD
PI(配列番号170)配列モチーフを有する。

0141

本明細書に提供される特定のペプチド配列は、FGF19及びFGF21(例えば、本明細書に記
載されているもの)と異なる配列、並びに



のいずれかがアミノ酸16〜20のFGF19 WGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されている
FGF19変異体配列も含む。したがって、野生型FGF19及びFGF21(例えば、それぞれ、配列番
号99及び100として本明細書に記載されているもの)は除外される配列であってもよく、か




のいずれかがFGF19のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されてい
るFGF19も除外されてよい。しかしながら、この除外は、配列が、例えば、3つのFGF21残
基が、例えば、GQV、GQV、GDI、またはGPIのいずれかを有するFGF19に融合したもの、又
は2つのFGF21残基が



のいずれかに融合したものを有する場合には適用されない。

0142

ペプチド配列の特定の非限定的な例は、M1〜M98(それぞれ、配列番号1〜52、192、及び
54〜98)、M101〜M160、もしくはM200〜M207と本明細書において規定されている配列変異
体の全てもしくは一部を含むか又はこれらからなる。ペプチド配列のより具体的で非限定
的な例は:






と記載される配列又は上記のペプチド配列のいずれかのその部分配列もしくは断片の全て
もしくは一部を含むか或いはこれらからなる。上記のペプチド配列のいずれかのある実施
態様において、該R末端残基は欠失している。

0143

ペプチド配列の追加の特定の非限定的な例は、N-終端に:





のいずれかの全てもしくは一部を含むか又はこれらからなるペプチド配列を有し、上記の
ペプチド配列のいずれかについて、アミノ末端R残基は欠失していてもよい。

0144

ある実施態様において、該ペプチドは:




のいずれかを含むか又はこれらからなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、
上記の配列のうちの1つを含む。別の実施態様において、該ペプチドは、上記の配列のう
ちの1つからなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号99(FGF19)の一
部を含むC-末端領域であって、該C-末端領域が最初のアミノ酸位置及び最後のアミノ酸位
置を有し、ここで、該C-末端領域が配列番号99(FGF19)のアミノ酸残基16〜29



を含み、ここで、該W残基が該C-末端領域の最初のアミノ酸位置に対応するものを含む。

0145

具体的な実施態様において、ペプチド配列は:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。

0146

別の実施態様において、ペプチド配列は:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。

0147

他の実施態様において、該ペプチドは:



又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0148

いくつかの実施態様において、該ペプチドは:

0149

又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0150

ある実施態様において、該ペプチドは:

0151

又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0152

他の実施態様において、該ペプチドは:

0153

又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0154

いくつかの実施態様において、該ペプチドは:

0155

又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0156

ある実施態様において、該ペプチドは:

0157

又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0158

いくつかの実施態様において、該ペプチドは:

0159

又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。一実施態様において、該
N-末端R残基は欠失している。

0160

他の実施態様において、該ペプチドは:

0161

又はその部分配列もしくは断片を含むか或いはこれらからなる。

0162

いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M139と表される変異体ペプチドである。
いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号193に記載されるアミノ酸配列を
含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号193に記載されるアミノ酸配列か
らなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M140と表される変異体ペプチドで
ある。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号194に記載されるアミノ酸
配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号194に記載されるアミノ酸
配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M141と表される変異体ペプ
チドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号195に記載されるア
ミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号195に記載されるア
ミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M160と表される変異
体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号196に記載さ
れるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号196に記載さ
れるアミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M200と表され
る変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号197に
記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号197に
記載されるアミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M201と
表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号
198に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号1
98に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチドは、M202と表
される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号19
9に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号199
に記載されるアミノ酸配列からなる。ある実施態様において、該ペプチドは、M203と表さ
れる変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番号200
に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番号200
に記載されるアミノ酸配列からなる。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、M204
と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番
号201に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番
号201に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチドは、M205
と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番
号202に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番
号202に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチドは、M206
と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、配列番
号203に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、配列番
号203に記載されるアミノ酸配列からなる。さらに他の実施態様において、該ペプチドは
、M207と表される変異体ペプチドである。いくつかの実施態様において、該ペプチドは、
配列番号204に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチドは、
配列番号204に記載されるアミノ酸配列からなる。

0163

本明細書に提供されるペプチド配列は、FGF19、又は



のいずれかがFGF19のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されてい
るFGF19変異体配列と比較して、低下した又は欠如したHCCの誘導又は形成を伴うものをさ
らに含む。本明細書に提供されるペプチド配列は、FGF19、又は



のいずれかがFGF19のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されてい
るFGF19変異体配列と比較して、より大きいグルコース低下活性を有するものも含む。本
明細書に提供されるペプチド配列は、FGF19、又は



のいずれかがFGF19のアミノ酸16〜20のWGDPI(配列番号170)配列の代わりに使用されてい
るFGF19変異体配列と比較して、より小さい脂質(例えば、トリグリセリド、コレステロー
ル、非HDL、又はHDL)増加活性を有するものをさらに含む。

0164

通常、本明細書に提供されるペプチド配列中のアミノ酸又は残基の数は、合計約250個
未満(例えば、アミノ酸又はその模倣体)になる。様々な特定の実施態様において、残基の
数は、約20個から最大約200個までの残基(例えば、アミノ酸又はその模倣体)を含む。追
加の実施態様において、残基の数は、約50個から最大約200個までの残基(例えば、アミノ
酸又はその模倣体)を含む。さらなる実施態様において、残基の数は、長さが約100個から
最大約195個までの残基(例えば、アミノ酸又はその模倣体)を含む。

0165

アミノ酸又は残基は、アミド化学結合によるか、又は例えば、グルタルアルデヒド、N-
ヒドロキシスクシンイミドエステル二官能性マレイミド、もしくはN,N'-ジシクロヘキ
シルカルボジイミド(DCC)とともに形成されるものを含む、非天然及び非アミド化学結合
によって連結されることができる。非アミド結合は、例えば、ケトメチレン、アミノメチ
レンオレフィンエーテルチオエーテルなどを含む(例えば、Spatolaの文献、「アミ
ノ酸、ペプチド、及びタンパク質の化学及び生化学(Chemistry and Biochemistry of Ami
no Acids, Peptides and Proteins)」、第7巻、267〜357頁(1983)の「ペプチド及び骨格
修飾(Peptide and Backbone Modifications)」、Marcel Decker, NYを参照)。したがって
、本明細書に提供されるペプチドがFGF19配列の一部及びFGF21配列の一部を含む場合、こ
れら2つの部分は、アミド結合によって互いに接続される必要はないが、任意の他の化学
的部分によって接続されるか又はリンカー部分を介して一緒コンジュゲートされること
ができる。

0166

いくつかの実施態様において、本明細書に提供される治療ペプチドは、例示されたペプ
チド配列の部分配列、変異体、及び修飾形態(表1〜11及び配列表に掲載されているFGF19
及びFGF21変異体及び部分配列を含む)が、少なくとも検出可能又は測定可能な活性又は機
能を保持する限り、前述のものも含む。例えば、ある例示された変異体ペプチドは、C-末
端部分に、例えば、該変異体の「TSG」アミノ酸残基に続けて、FGF19 C-末端配列



を有する。

0167

また、ある例示された変異体ペプチド、例えば、アミノ終端にFGF21配列の全て又は一
部を有するものは、N-終端に配置された「R」残基を有し、これは、除外することができ
る。同様に、ある例示された変異体ペプチドは、N-終端に配置された「M」残基を含み、
これは、「R」残基などの除外された残基に付加するか又はさらにその代わりに使用する
ことができる。より具体的には、様々な実施態様において、N-終端のペプチド配列には:



のいずれかが含まれる。さらに、細胞内では、「M」残基が「S」残基に隣接しているとき
、「M」残基がペプチド配列から欠失するように「M」残基が切断される場合があるのに対
し、「M」残基が「D」残基に隣接しているとき、「M」残基は切断されない場合がある。
したがって、例として、様々な実施態様において、ペプチド配列には、N-終端に、以下の
残基:



を有するものが含まれる。

0168

したがって、いくつかの実施態様において、本明細書に提供される「ペプチド」、「ポ
リペプチド」、及び「タンパク質」配列は、部分配列、変異体、又は修飾形態(例えば、
融合体又はキメラ)が、少なくとも検出可能な活性又は機能、例えば、グルコース低下活
性及び/又は胆汁酸ホメオスタシスの調節を保持する限り、表1〜11及び配列表に掲載され
ているFGF19及びFGF21変異体及び部分配列、並びに表1〜11及び配列表に掲載されているF
GF19/FGF21融合体及びキメラの部分配列、変異体、及び修飾形態を含む。

0169

本明細書で使用される場合、「修飾する」という用語及びその文法的変化形は、組成物
が、ペプチド配列などの参照組成物と比べて逸脱していることを意味する。そのような修
飾されたペプチド配列、核酸、及び他の組成物は、未修飾の参照ペプチド配列、核酸、も
しくは他の組成物と比較して、より大きいもしくはより小さい活性もしくは機能を有し、
又は異なる機能もしくは活性を有し得るか、或いは検出アッセイにおいて及び/又はタン
パク質精製のために使用される抗体を誘発するように、治療用に製剤化されたタンパク質
において望ましい特性(例えば、血清半減期)を有し得る。例えば、本明細書に提供される
ペプチド配列は、血清半減期を増大させるように、タンパク質のインビトロ及び/又はイ
ビボ安定性を増大させるようになど、修飾することができる。

0170

本明細書に例示されたペプチド配列のそのような部分配列、変異体、及び修飾形態(例
えば、配列表又は表1〜11に掲載されているペプチド配列)の特定の例は、アミノ終端、カ
ルボキシ終端、もしくは内部への又はアミノ終端、カルボキシ終端、もしくは内部からの
、1以上のアミノ酸の置換、欠失、及び/又は挿入/付加を含む。1つの例は、あるアミノ酸
残基への該ペプチド配列内の別のアミノ酸残基の置換である。別の例は、1以上のアミノ
酸残基の該ペプチド配列からの欠失、又は1以上のアミノ酸残基の該ペプチド配列への挿
入もしくは付加である。

0171

置換、欠失、又は挿入/付加された残基の数は、ペプチド配列の1以上のアミノ酸(例え
ば、1〜3、3〜5、5〜10、10〜20、20〜30、30〜40、40〜50、50〜60、60〜70、70〜80、8
0〜90、90〜100、100〜110、110〜120、120〜130、130〜140、140〜150、150〜160、160
〜170、170〜180、180〜190、190〜200、200〜225、225〜250個、又はそれよりも多く)で
ある。したがって、FGF19又はFGF21配列は、置換、欠失、又は挿入/付加された少数又は
多数のアミノ酸(例えば、1〜3、3〜5、5〜10、10〜20、20〜30、30〜40、40〜50、50〜60
、60〜70、70〜80、80〜90、90〜100、100〜110、110〜120、120〜130、130〜140、140〜
150、150〜160、160〜170、170〜180、180〜190、190〜200、200〜225、225〜250個、又
はそれよりも多く)を有することができる。さらに、FGF19アミノ酸配列は、FGF21由来の
約1〜3、3〜5、5〜10、10〜20、20〜30、30〜40、40〜50、50〜60、60〜70、70〜80、80
〜90、90〜100、100〜110、110〜120、120〜130、130〜140、140〜150、150〜160、160〜
170、170〜180、180〜190、190〜200、200〜225、225〜250個、もしくはそれよりも多く
のアミノ酸のアミノ酸配列を含む又はこれらからなることができるか;或いはFGF21アミノ
酸又は配列は、FGF19由来の約1〜3、3〜5、5〜10、10〜20、20〜30、30〜40、40〜50、50
〜60、60〜70、70〜80、80〜90、90〜100、100〜110、110〜120、120〜130、130〜140、1
40〜150、150〜160、160〜170、170〜180、180〜190、190〜200、200〜225、225〜250個
、又はそれよりも多くのアミノ酸のアミノ酸配列を含む又はこれらからなることができる

0172

置換の具体例は、L-残基をD残基に置き換えることを含む。したがって、残基はL-異性
体配置で掲載されるが、D-異性体が検出可能又は測定可能な機能を有さない配列を生じさ
せない限り、本明細書に提供されるペプチド配列の任意の特定の位置又は全ての位置のD-
アミノ酸が含まれる。

0173

追加の具体例は、非保存的置換及び保存的置換である。「保存的置換」は、生物学的、
化学的、又は構造的に類似している残基による1個のアミノ酸の置換である。生物学的に
類似しているとは、その置換が、生物学的活性、例えば、PBC及び/又はその症状を改善す
る活性に適合することを意味する。構造的に類似しているとは、アミノ酸が、アラニン
グリシン、及びセリンなどの類似した長さの側鎖を有するか、もしくは類似した大きさを
有するか、又は第一、第二、もしくは追加のペプチド配列の構造が維持されることを意味
する。化学的類似性とは、残基が、同じ電荷を有するか、又は両方とも親水性及び疎水性
であることを意味する。特定の例は、ある疎水性残基、例えば、イソロイシン、バリン
ロイシン、もしくはメチオニンへの別の疎水性残基の置換、又はある極性残基への別の極
性残基の置換、例えば、アルギニンへのリジンの置換、グルタミン酸へのアスパラギン酸
の置換、又はグルタミンへのアスパラギンの置換、セリンへのトレオニンの置換などを含
む。ルーチンのアッセイを用いて、部分配列、変異体、又は修飾形態が、活性、例えば、
PBC及び/又はその症状を改善する活性を有するかどうかを決定することができる。

0174

本明細書に例示されたペプチド配列の部分配列、変異体、及び修飾形態の特定の例は、
参照ペプチド配列との50%〜60%、60%〜70%、70%〜75%、75%〜80%、80%〜85%、
85%〜90%、90%〜95%、又は96%、97%、98%、もしくは99%の同一性を有する。「同
一性」及び「相同性」という用語並びにこれらの文法的変化形は、2以上の言及された実
体が同じであることを意味する。したがって、2つのアミノ酸配列が同一である場合、こ
れらは同一のアミノ酸配列を有する。「同一の部分、領域、又はドメイン」とは、2以上
の言及された実体の一部が同じであることを意味する。したがって、2つのアミノ酸配列
が1以上の配列領域にわたって同一又は相同である場合、該配列は、これらの領域におい
て同一性を共有している。

0175

2つの配列間の同一性の程度は、当技術分野で公知のコンピュータプログラム及び数学
アルゴリズムを用いて確認することができる。配列同一性(相同性)のパーセントを計算
するそのようなアルゴリズムは、一般に、比較領域にわたる配列ギャップ及びミスマッチ
を考慮している。例えば、BLAST(例えば、BLAST 2.0)検索アルゴリズム(例えば、Altschu
lらの文献、J. Mol. Biol. 215:403(1990)を参照、NCBIにより公開されている)は、次の
ような例示的検索パラメータを有する:ミスマッチ-2;ギャップオープン5;ギャップエクス
テンション2。ペプチド配列比較のために、BLASTPアルゴリズムは、通常、PAM100、PAM 2
50、BLOSUM 62、又はBLOSUM 50などのスコアリングマトリックスと組み合わせて使用され
る。FASTA(例えば、FASTA2及びFASTA3)並びにSSEARCH配列比較プログラムも同一性の程度
を定量するために使用される(Pearsonらの文献、Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 85:2444(
1988); Pearsonの文献、MethodsMol Biol. 132:185(2000);及びSmithらの文献、J. Mol.
Biol. 147:195(1981))。ドロネー(Delaunay)ベース位相マッピングを用いてタンパク
質の構造類似性を定量するためのプログラムも開発されている(Bostickらの文献、Bioche
m Biophys Res Commun. 304:320(2003))。

0176

本明細書に例示されたペプチド配列の部分配列、変異体、及び修飾形態を含むペプチド
配列において、「アミノ酸」又は「残基」は、従来のα-アミノ酸並びに少なくとも1つの
側鎖が本明細書に定義されるアミノ酸側鎖部分である、β-アミノ酸;α,α二置換アミ
酸;及びN-置換アミノ酸を含む。「アミノ酸」は、N-終端アミノ基がC1〜C6線状又は分岐
アルキル置換基を有するN-アルキルα-アミノ酸をさらに含む。したがって、「アミノ
酸」という用語は、天然のタンパク質アミノ酸の立体異性体及び修飾体、非タンパク質ア
ミノ酸、翻訳後修飾されたアミノ酸(例えば、グリコシル化、リン酸化エステル、又は
アミド切断などによる)、酵素的に修飾された又は合成されたアミノ酸、誘導体化された
アミノ酸、アミノ酸を模倣するように設計された構築物又は構造物、修飾された、天然の
部分から誘導体化された、又は合成の、又は非天然の側鎖部分を有するアミノ酸などを含
む。修飾されかつ通常ではないアミノ酸は、本明細書に提供されるペプチド配列に含まれ
る(例えば、「合成ペプチド:ユーザーガイド(Synthetic Peptides: A User's Guide)」:
Hrubyらの文献、Biochem. J. 268:249(1990);及びToniolo C.の文献、Int. J. Peptide P
rotein Res. 35:287(1990)を参照)。

0177

さらに、アミノ酸の保護基及び修飾基が含まれる。本明細書で使用される「アミノ酸側
鎖部分」という用語は、「アミノ酸」という用語が本明細書で定義されているように、任
意のアミノ酸の任意の側鎖を含む。したがって、これは、天然のアミノ酸中の側鎖部分を
含む。これはさらに、本明細書に記載されかつ当業者に公知の修飾された天然のアミノ酸
中の側鎖部分、例えば、天然のタンパク質アミノ酸の立体異性体及び修飾体、非タンパク
質アミノ酸、翻訳後修飾されたアミノ酸、酵素的に修飾されたもしくは合成されたアミノ
酸、誘導体化されたアミノ酸、アミノ酸を模倣するように設計された構築物もしくは構造
物などの中の側鎖部分などを含む。例えば、本明細書に開示される又は当業者に公知の任
意のアミノ酸の側鎖部分は、この定義に含まれる。

0178

「アミノ酸側鎖部分の誘導体」は、アミノ酸側鎖部分の定義に含まれる。誘導体化され
たアミノ酸側鎖部分の非限定的な例としては、例えば:(a)存在するアルキル、アリール
もしくはアラルキル鎖への1以上の飽和もしくは不飽和炭素原子の付加;(b)側鎖中の炭素
の別の原子、例えば、酸素もしくは窒素との置換;(c)メチル(--CH3)、メトキシ(--OCH3)
ニトロ(--NO2)、ヒドロキシル(--OH)、もしくはシアノ(--C=N)を含む、側鎖の炭素原
子への末端基の付加;(d)ヒドロキシ、チオール、もしくはアミノ基を含む側鎖部分に関し
て、好適なヒドロキシ、チオール、もしくはアミノ保護基の付加;又は(e)環構造を含む側
鎖部分に関して、直接的にもしくは例えばエーテル連結を介して結合したヒドロキシル、
ハロゲン、アルキル、もしくはアリール基を含む、1以上の環置換基の付加が挙げられる
。アミノ基に関して、好適な保護基は当業者に公知である。提供されたそのような誘導体
化は、最終的なペプチド配列において所望の活性(例えば、PBC及び/又はその症状を改善
する活性)を提供する。

0179

「アミノ酸側鎖部分」は、そのような誘導体化を全て含み、特定の非限定的な例として
は:γ-アミノ酪酸、12-アミノドデカン酸、α-アミノイソ酪酸6-アミノヘキサン酸、4-
(アミノメチル)-シクロヘキサンカルボン酸、8-アミノオクタン酸ビフェニルアラニン
、Boc--t-ブトキシカルボニルベンジルベンゾイルシトルリンジアミノ酪酸、ピ
ロールリジン、ジアミノプロピオン酸、3,3-ジフェニルアラニン、オルソニン、シトルリ
ン、1,3-ジヒドロ-2H-イソインドールカルボン酸エチル、Fmoc-フルオレニルメトキシ
カルボニルヘプタノイル(CH3--(CH2)5--C(=O)--)、ヘキサノイル(CH3--(CH2)4--C(=O
)--)、ホモアルギニンホモシステインホモリジン、ホモフェニルアラニン、ホモセリ
ン、メチル、メチオニンスルホキシド、メチオニンスルホンノルバリン(NVA)、フェニ
ルグリシン、プロピルイソプロピルサルコシン(SAR)、tert-ブチルアラニン、及びベ
ンジルオキシカルボニルが挙げられる。

0180

前述のもの全てを含む、天然のタンパク質アミノ酸の立体異性体及び修飾体、非タンパ
ク質アミノ酸、翻訳後修飾されたアミノ酸、酵素的に合成されたアミノ酸、誘導体化され
たアミノ酸を含む非天然のアミノ酸、前述のもののいずれかから誘導されたα,α二置換
アミノ酸(すなわち、少なくとも1つの側鎖がそれが誘導された残基の側鎖と同じであるα
,α二置換アミノ酸)、前述のもののいずれかから誘導されたβ-アミノ酸(すなわち、β-
炭素の存在について以外は、それが誘導された残基と同じであるβ-アミノ酸)などを含む
、単一のアミノ酸は、本明細書において「残基」と呼ぶことができる。α-アミノ酸の側
鎖部分に加えて、好適な置換基は、C1〜C6線状又は分岐状アルキルを含む。Aibは、α,α
二置換アミノ酸の例である。α,α二置換アミノ酸は、従来のL-及びD-異性体の呼称を用
いて呼ぶことができるが、そのような呼称は便宜のためであり、α-位置の置換基が異な
る場合、そのようなアミノ酸は、必要に応じて、指定されたアミノ酸側鎖部分を有する残
基のL-又はD-異性体から誘導されたα,α二置換アミノ酸と互換的に呼ぶことができるこ
とが理解されるべきである。したがって、(S)-2-アミノ-2-メチル-ヘキサン酸は、L-Nle(
ノルロイシン)から誘導されたα,α二置換アミノ酸又はD-Alaから誘導されたα,α二置換
アミノ酸のいずれかと呼ぶことができる。同様に、Aibは、Alaから誘導されたα,α二置
換アミノ酸と呼ぶことができる。α,α二置換アミノ酸が提供される場合はいつでも、そ
れが、その全ての(R)及び(S)配置を含むものとして理解されるべきである。

0181

「N-置換アミノ酸」は、アミノ酸側鎖部分が骨格アミノ基に共有結合しており、任意に
、H以外の置換基がα-炭素位置に存在しない、任意のアミノ酸を含む。サルコシンは、N-
置換アミノ酸の例である。例として、サルコシンとAlaのアミノ酸側鎖部分が同じである
、すなわち、メチルであるという点において、サルコシンは、AlaのN-置換アミノ酸誘導
体と呼ぶことができる。

0182

ある実施態様において、本明細書に例示されたペプチド配列の部分配列、変異体、及び
修飾形態を含む、ペプチド配列の共有結合的修飾が提供される。例示的なタイプの共有結
合的修飾は、標的アミノ酸残基を、該ペプチドの選択された側鎖又はN-もしくはC-末端残
基と反応することができる有機誘導体化剤と反応させることを含む。二官能性薬剤による
誘導体化は、例えば、抗ペプチド抗体を精製する方法で使用される水不溶性支持体マトリ
クスもしくは表面にペプチドを架橋するために、及び該ペプチドに該マトリックスもし
くは表面を架橋するために有用である。一般に使用される架橋剤としては、例えば1,1-ビ
ス(ジアゾアセチル)-2-フェニルエタン、グルタルアルデヒド、N-ヒドロキシスクシンイ
ミドエステル、例えば、4-アジドサリチル酸とのエステル、3,3'-ジチオビス(スクシンイ
ミジルプロピオネート)などのジスクシンイミジルエステルを含むホモ二官能性イミド
テルビス-N-マレイミド-1,8-オクタンなどの二官能性マレイミド、及びメチル-3-[(p
-アジドフェニル)ジチオ]プロピイミデートなどの薬剤が挙げられる。

0183

他の修飾としては、グルタミニル残基及びアスパラギニル残基の、それぞれ、対応する
グルタミル残基及びアスパルチル残基への脱アミド化プロリン及びリジンのヒドロキシ
ル化、セリル残基又はトレオニル残基のヒドロキシル基のリン酸化、リジン、アルギニン
、及びヒスチジン側鎖のα-アミノ基のメチル化(T. E. Creightonの文献、「タンパク質:
構造及び分子特性(Proteins: Structure and Molecular Properties)」、W.H. Freeman &
Co., San Francisco, pp. 79-86(1983))、N-末端アミンアセチル化、任意のC-末端カ
ルボキシル基のアミド化などが挙げられる。

0184

例示されたペプチド配列、並びに本明細書に例示されたペプチド配列の部分配列、変異
体、及び修飾形態は、安定性のための骨格の改変体、誘導体、及びペプチド模倣体を含む
こともできる。「ペプチド模倣体」という用語は、限定されないが、ピペラジンコア分子
、ケト-ピペラジンコア分子、及びジアゼピンコア分子を含む、残基の模倣物である分子(
「模倣体」と呼ばれる)を含む。別途規定されない限り、本明細書に提供されるペプチド
配列のアミノ酸模倣体は、カルボキシル基とアミノ基の両方、及びアミノ酸側鎖に対応す
る基を含むか、又はグリシンの模倣体の場合、水素以外の側鎖は含まない。

0185

例として、これらは、天然のアミノ酸の立体障害表面電荷分布極性などを模倣する
化合物を含むが、生物学的システムにおいて安定性を付与するアミノ酸である必要はない
。例えば、プロリンは、好適な大きさ及び置換の他のラクタム又はラクトンによって置換
され得;ロイシンは、アルキルケトン、N-置換アミド、並びにアルキル、アルケニル、又
は他の置換基を用いたアミノ酸側鎖長の変形形態によって置換され得、他のものは当業者
に明らかであり得る。そのような置換を行うのに不可欠な要素は、分子を設計するのに用
いた残基とおおまかに同じ大きさ及び電荷及び立体配置の分子を提供することである。こ
れらの修飾の改良は、化合物を機能アッセイ(例えば、グルコース低下アッセイ)又は他の
アッセイにおいて解析し、かつ構造-活性関係を比較することにより行われる。そのよう
な方法は、医化学及び創薬従事する当業者の技能の範囲内にある。

0186

ペプチド配列との関連において使用される場合の「結合する」又は「結合すること」と
いう用語は、該ペプチド配列が分子レベル相互作用することを意味する。特異的及び選
択的結合は、当技術分野で公知のアッセイ(例えば、競合的結合、免疫沈降、ELISAフロ
サイトメトリー、ウェスタンブロッティング)を用いて、非特異的結合と区別すること
ができる。

0187

ペプチド及びペプチド模倣体は、当技術分野で公知の方法を用いて産生及び単離するこ
とができる。ペプチドは、化学的方法を用いて、完全に又は部分的に合成することができ
る(例えば、Caruthersの文献(1980)、Nucleic AcidsRes. Symp. Ser. 215; Hornの文献(
1980);及びBanga, A.K.の文献、「治療ペプチド及びタンパク質、製剤化、加工、及び送
達システム(Therapeutic Peptides and Proteins, Formulation, Processing and Delive
ry Systems)」(1995) Technomic Publishing Co., Lancaster, PAを参照)。ペプチド合成
は、様々な固相技法を用いて実施することができ(例えば、Roberge Science 269:202(199
5); Merrifield, Methods Enzymol. 289:3(1997)を参照)、自動合成は、例えば、製造業
者の指示に従って、ABI431Aペプチド合成装置(Perkin Elmer)を用いて達成することがで
きる。ペプチド及びペプチド模倣体は、コンビナトリアル法を用いて合成することもでき
る。模倣体を組み込んだ合成残基及びポリペプチドは、当技術分野で公知の種々の手順及
び方法を用いて合成することができる(例えば、有機合成全巻(Organic Syntheses Collec
tive Volumes)、Gilmanら(編)、John Wiley & Sons, Inc., NYを参照)。修飾ペプチド
、化学的修飾方法によって産生することができる(例えば、Belousovの文献、Nucleic Aci
ds Res. 25:3440(1997); Frenkelの文献、Free Radic. Biol. Med. 19:373(1995);及びBl
ommersの文献、Biochemistry 33:7886(1994)を参照)。ペプチド配列の変形形態、誘導体
置換体、及び修飾体は、オリゴヌクレオチド媒介(部位特異的)突然変異誘発、アラニン
スキャニング、及びPCRベースの突然変異誘発などの方法を用いて作製することもできる
部位特異的突然変異誘発(Carterらの文献、Nucl. Acids Res., 13:4331(1986); Zoller
らの文献、Nucl. Acids Res. 10:6487(1987))、カセット突然変異誘発(Wellsらの文献、G
ene 34:315(1985))、制限選択突然変異誘発(Wellsらの文献、Philos. Trans. R. Soc. L
ondon SerA 317:415(1986))、及び他の技法をクローン化されたDNAに対して実施して、本
明細書に提供されるペプチド配列、変異体、融合体、及びキメラ、並びにこれらの変形形
態、誘導体、置換体、及び修飾体を産生することができる。

0188

「合成された」又は「製造された」ペプチド配列は、人の手による操作を伴う任意の方
法によって作製されたペプチドである。そのような方法には、上述のもの、例えば、化学
合成、組換えDNA技術、より大きい分子の生化学的もしくは酵素的断片化、及び前述のも
のの組合せが含まれるが、これらに限定されない。

0189

例示されたペプチド配列(例えば、配列表又は表1〜11に掲載されている配列)の部分配
列、配列変異体、及び修飾形態を含む本明細書に提供されるペプチド配列を修飾して、キ
メラ分子を形成させることもできる。ある実施態様において、本明細書に提供されるのは
異種ドメインを含むペプチド配列である。そのようなドメインを、ペプチド配列のアミ
ノ終端又はカルボキシル終端に付加することができる。異種ドメインはまた、ペプチド配
列の内部に配置することができ、かつ/又はその代わりに、FGF19及び/もしくはFGF21由来
アミノ酸配列に隣接させることができる。

0190

「ペプチド」という用語は、ペプチドの二量体又は多量体(オリゴマー)も含む。ある実
施態様において、例示されたペプチド配列の二量体又は多量体(オリゴマー)、並びに配列
表又は表1〜11に掲載されている配列を含む、例示されたペプチド配列の部分配列、変異
体、及び修飾形態が本明細書に提供される。

0191

ある実施態様において、本明細書に提供されるペプチド配列は、表1に記載されるアミ
ノ酸配列を含む。他の実施態様において、本明細書に提供されるペプチド配列は、表1に
記載されるアミノ酸配列からなる。
表1

0192

一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号1に記載されるアミノ酸配列を含む
。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号2に記載されるアミノ酸配列を含
む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号3に記載されるアミノ酸配列を
含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号4に記載されるアミノ酸配列を
含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号5に記載されるアミノ酸配列
を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号6に記載されるアミノ酸配
列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号7に記載されるアミノ酸配
列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号8に記載されるアミノ酸
配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号9に記載されるアミノ
酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号10に記載されるアミノ
酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号11に記載されるアミ
ノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号12に記載されるア
ミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号13に記載されるア
ミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号14に記載される
アミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号15に記載され
るアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号16に記載され
るアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号17に記載さ
れるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号18に記載
されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号19に記載
されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号20に記
載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号21に
記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号22に
記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号23
に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
24に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
25に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番
号26に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号27に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号28に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配
列番号29に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、
配列番号30に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、
配列番号31に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号32に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列
は、配列番号33に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列
は、配列番号34に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配
列は、配列番号35に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号36に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号37に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチ
ド配列は、配列番号38に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号39に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号40に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペ
プチド配列は、配列番号41に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該
ペプチド配列は、配列番号42に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該
ペプチド配列は、配列番号43に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、
該ペプチド配列は、配列番号44に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において
、該ペプチド配列は、配列番号45に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において
、該ペプチド配列は、配列番号46に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様におい
て、該ペプチド配列は、配列番号47に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様にお
いて、該ペプチド配列は、配列番号48に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様にお
いて、該ペプチド配列は、配列番号49に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様に
おいて、該ペプチド配列は、配列番号50に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様
において、該ペプチド配列は、配列番号51に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様
において、該ペプチド配列は、配列番号52に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態
様において、該ペプチド配列は、配列番号53に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施
態様において、該ペプチド配列は、配列番号54に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施
態様において、該ペプチド配列は、配列番号55に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実
施態様において、該ペプチド配列は、配列番号56に記載されるアミノ酸配列を含む。他の
実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号57に記載されるアミノ酸配列を含む。一
実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号58に記載されるアミノ酸配列を含む。別
の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号59に記載されるアミノ酸配列を含む。
他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号60に記載されるアミノ酸配列を含む
。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号61に記載されるアミノ酸配列を含む
。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号62に記載されるアミノ酸配列を含
む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号63に記載されるアミノ酸配列を
含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号64に記載されるアミノ酸配列を
含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号65に記載されるアミノ酸配列
を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号66に記載されるアミノ酸配
列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号67に記載されるアミノ酸配
列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号68に記載されるアミノ酸
配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号69に記載されるアミノ
酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号70に記載されるアミノ
酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号71に記載されるアミ
ノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号72に記載されるア
ミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号73に記載されるア
ミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号74に記載される
アミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号75に記載され
るアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号76に記載され
るアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号77に記載さ
れるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号78に記載
されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号79に記載
されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号80に記
載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号81に
記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号82に
記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号83
に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
84に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
85に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番
号86に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号87に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号88に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配
列番号89に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、
配列番号90に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、
配列番号91に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号92に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列
は、配列番号93に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列
は、配列番号94に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配
列は、配列番号95に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号96に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号97に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチ
ド配列は、配列番号98に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号138に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペ
プチド配列は、配列番号139に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、
該ペプチド配列は、配列番号140に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様におい
て、該ペプチド配列は、配列番号141に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様にお
いて、該ペプチド配列は、配列番号142に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様
において、該ペプチド配列は、配列番号143に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施
態様において、該ペプチド配列は、配列番号144に記載されるアミノ酸配列を含む。一実
施態様において、該ペプチド配列は、配列番号145に記載されるアミノ酸配列を含む。別
の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号146に記載されるアミノ酸配列を含む
。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号147に記載されるアミノ酸配列を
含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号148に記載されるアミノ酸配列
を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号149に記載されるアミノ酸
配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号150に記載されるアミ
ノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号151に記載されるア
ミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号152に記載され
るアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号153に記載
されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号154に記
載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号155
に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
156に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番
号157に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配
列番号158に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号159に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列
は、配列番号160に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号161に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号162に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペ
プチド配列は、配列番号163に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、
該ペプチド配列は、配列番号164に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様におい
て、該ペプチド配列は、配列番号165に記
載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号166に
記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号16
7に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番
号168に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配
列番号192に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号193に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペプチド配列
は、配列番号194に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号195に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号196に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様において、該ペ
プチド配列は、配列番号197に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様において、
該ペプチド配列は、配列番号198に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施態様におい
て、該ペプチド配列は、配列番号199に記載されるアミノ酸配列を含む。一実施態様にお
いて、該ペプチド配列は、配列番号200に記載されるアミノ酸配列を含む。別の実施態様
において、該ペプチド配列は、配列番号201に記載されるアミノ酸配列を含む。他の実施
態様において、該ペプチド配列は、配列番号202に記載されるアミノ酸配列を含む。一実
施態様において、該ペプチド配列は、配列番号203に記載されるアミノ酸配列を含む。別
の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号204に記載されるアミノ酸配列を含む
。本明細書に提供される様々なペプチド配列のある実施態様において、N-終端のR残基は
欠失している。

0193

さらに他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号1に記載されるアミノ酸配
列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号2に記載されるアミノ
酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号3に記載されるア
ミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号4に記載される
アミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号5に記載さ
れるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号6に記
載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号7に
記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
8に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号9に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配
列番号10に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号11に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配
列は、配列番号12に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号13に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号14に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該
ペプチド配列は、配列番号15に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、
該ペプチド配列は、配列番号16に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様におい
て、該ペプチド配列は、配列番号17に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様に
おいて、該ペプチド配列は、配列番号18に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様
において、該ペプチド配列は、配列番号19に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施
態様において、該ペプチド配列は、配列番号20に記載されるアミノ酸配列からなる。他の
実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号21に記載されるアミノ酸配列からなる。
一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号22に記載されるアミノ酸配列からなる
。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号23に記載されるアミノ酸配列から
なる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号24に記載されるアミノ酸配列
からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号25に記載されるアミノ酸配
列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号26に記載されるアミノ
酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号27に記載されるア
ミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号28に記載される
アミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号29に記載さ
れるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号30に記
載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号31に
記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
32に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号33に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配
列番号34に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号35に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配
列は、配列番号36に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号37に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号38に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該
ペプチド配列は、配列番号39に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、
該ペプチド配列は、配列番号40に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様におい
て、該ペプチド配列は、配列番号41に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様に
おいて、該ペプチド配列は、配列番号42に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様
において、該ペプチド配列は、配列番号43に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施
態様において、該ペプチド配列は、配列番号44に記載されるアミノ酸配列からなる。他の
実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号45に記載されるアミノ酸配列からなる。
一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号46に記載されるアミノ酸配列からなる
。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号47に記載されるアミノ酸配列から
なる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号48に記載されるアミノ酸配列
からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号49に記載されるアミノ酸配
列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号50に記載されるアミノ
酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号51に記載されるア
ミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号52に記載される
アミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号53に記載さ
れるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号54に記
載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号55に
記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
56に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号57に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配
列番号58に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号59に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配
列は、配列番号60に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号61に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号62に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該
ペプチド配列は、配列番号63に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、
該ペプチド配列は、配列番号64に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様におい
て、該ペプチド配列は、配列番号65に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様に
おいて、該ペプチド配列は、配列番号66に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様
において、該ペプチド配列は、配列番号67に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施
態様において、該ペプチド配列は、配列番号68に記載されるアミノ酸配列からなる。他の
実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号69に記載されるアミノ酸配列からなる。
一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号70に記載されるアミノ酸配列からなる
。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号71に記載されるアミノ酸配列から
なる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号72に記載されるアミノ酸配列
からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号73に記載されるアミノ酸配
列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号74に記載されるアミノ
酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号75に記載されるア
ミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号76に記載される
アミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号77に記載さ
れるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号78に記
載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号79に
記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
80に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号81に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配
列番号82に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号83に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配
列は、配列番号84に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号85に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号86に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該
ペプチド配列は、配列番号87に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、
該ペプチド配列は、配列番号88に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様におい
て、該ペプチド配列は、配列番号89に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様に
おいて、該ペプチド配列は、配列番号90に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様
において、該ペプチド配列は、配列番号91に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施
態様において、該ペプチド配列は、配列番号92に記載されるアミノ酸配列からなる。他の
実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号93に記載されるアミノ酸配列からなる。
一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号94に記載されるアミノ酸配列からなる
。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号95に記載されるアミノ酸配列から
なる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号96に記載されるアミノ酸配列
からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号97に記載されるアミノ酸配
列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号98に記載されるアミノ
酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号138に記載される
アミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号139に記載さ
れるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号140に
記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
141に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号142に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号143に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号144に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号145に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、
該ペプチド配列は、配列番号146に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様にお
いて、該ペプチド配列は、配列番号147に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様
において、該ペプチド配列は、配列番号148に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実
施態様において、該ペプチド配列は、配列番号149に記載されるアミノ酸配列からなる。
他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号150に記載されるアミノ酸配列から
なる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号151に記載されるアミノ酸配列
からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号152に記載されるアミノ
酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号153に記載される
アミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号154に記載さ
れるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号155に
記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号
156に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号157に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号158に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド
配列は、配列番号159に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号160に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、
該ペプチド配列は、配列番号161に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様にお
いて、該ペプチド配列は、配列番号16
2に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番
号163に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、
配列番号164に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配
列は、配列番号165に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチ
ド配列は、配列番号166に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該
ペプチド配列は、配列番号167に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様におい
て、該ペプチド配列は、配列番号168に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様
において、該ペプチド配列は、配列番号192に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実
施態様において、該ペプチド配列は、配列番号193に記載されるアミノ酸配列からなる。
一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号194に記載されるアミノ酸配列からな
る。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号195に記載されるアミノ酸配列
からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号196に記載されるアミノ
酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号197に記載されるア
ミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号198に記載さ
れるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号199に
記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配列は、配列番号20
0に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプチド配列は、配列
番号201に記載されるアミノ酸配列からなる。他の実施態様において、該ペプチド配列は
、配列番号202に記載されるアミノ酸配列からなる。一実施態様において、該ペプチド配
列は、配列番号203に記載されるアミノ酸配列からなる。別の実施態様において、該ペプ
チド配列は、配列番号204に記載されるアミノ酸配列からなる。本明細書に提供される様
々なペプチド配列のある実施態様において、N-終端のR残基は欠失している。

0194

(4.3ペプチド機能を増強するための特定の修飾)
本明細書に開示される治療モダリティの1以上の物理的特性及び/又は該治療モダリティ
を投与する方法を改善することは、多くの場合、有益であり、時に、必要不可欠である。
物理的特性の改善には、例えば、免疫原性を調節すること;溶解度、バイオベイラビリ
ティ、血清半減期、及び/もしくは治療的半減期を増大させる方法;並びに/又は生物学的
活性を調節することが含まれる。ある修飾は、例えば、検出アッセイ(例えば、エピトー
プタグ)で使用するための及びタンパク質精製の簡便性を提供するための抗体を作製する
のに有用でもあり得る。そのような改善は、通常、治療モダリティの生物活性に悪影響を
及ぼすことなく及び/又はその免疫原性を増大させることなくもたらされなければならな
い。

0195

ペグ化は、本明細書で企図される1つの特定の修飾であるが、他の修飾には、グリコシ
ル化(N-及びO-結合型);ポリシアル酸化;血清アルブミン(例えば、ヒト血清アルブミン(HS
A)、カニクイザル(cyno)血清アルブミン、又はウシ血清アルブミン(BSA)を含むアルブミ
融合分子);例えば、共役脂肪酸鎖(アシル化)を介するアルブミン結合;及びFc-融合タン
パク質が含まれるが、これらに限定されない。

0196

(4.3.1ペグ化)
タンパク質治療剤の臨床的有効性は、短い血漿半減期及びプロテアーゼ分解に対する感
受性によって限定されることが多い。様々な治療的タンパク質(例えば、フィルグラス
ム)の研究により、そのような困難が、例えば、タンパク質を種々の非タンパク質性ポリ
マー、例えば、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール、又はポリオ
シアルキレンのいずれかにコンジュゲートし又は連結させることにより克服され得るこ
とが示されている。これは、多くの場合、タンパク質と非タンパク質性ポリマー、例えば
、PEGの両方に共有結合した連結部分によって達成される。そのようなPEGコンジュゲート
生体分子は、より優れた物理的及び熱的安定性、酵素的分解への感受性に対する保護、溶
解度の増大、より長いインビボ循環半減期及びクリアランスの減少、免疫原性及び抗原性
の低下、並びに毒性の低下を含む、臨床的に有用な特性を保持することが示されている。
薬物動態パラメータに対するペグ化の有益な効果に加えて、ペグ化それ自体が活性を増強
し得る。

0197

ポリペプチド配列へのコンジュゲーションに好適なPEGは、通常、室温で水溶性であり
一般式R(O-CH2-CH2)nO-R(式中、Rは、水素又は保護基、例えば、アルキルもしくはアル
カノール基であり、かつnは1〜1000の整数である)を有する。Rが保護基である場合、それ
は、通常、1〜8個の炭素を有する。ポリペプチド配列にコンジュゲートされるPEGは線状
又は分岐状であることができる。分岐状PEG誘導体「star-PEG」及び多腕型PEGが本開示に
よって企図される。本明細書に提供される実施態様において使用されるPEGの分子量は、
任意の特定の範囲に制限されるものではなく、例は、本明細書の別所に記載されており;
例として、ある実施態様は、500Da〜20kDaの分子量を有し、一方、他の実施態様は、4kDa
〜10kDaの分子量を有する。

0198

他の実施態様において、本明細書に提供されるのは、PEGが異なるn値を有し、したがっ
て、様々な異なるPEGが特定の比率で存在する、コンジュゲートの組成物である。例えば
、いくつかの組成物は、n=1、2、3、及び4であるコンジュゲートの混合物を含む。いく
つかの組成物において、n=1であるコンジュゲートのパーセンテージは18〜25%であり、
n=2であるコンジュゲートのパーセンテージは50〜66%であり、n=3であるコンジュゲー
トのパーセンテージは12〜16%であり、n=4であるコンジュゲートのパーセンテージは最
大5%である。そのような組成物は、当技術分野で公知の反応条件及び精製方法によって
産生することができる。陽イオン交換クロマトグラフィーを用いて、コンジュゲートを分
離することができ、その後、例えば、所望の数のPEGが付着しているコンジュゲートを含
む画分を同定し、未修飾のタンパク質配列及び他の数のPEGが付着しているコンジュゲー
トを含まないように精製する。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社カネカの「 多能性幹細胞凝集抑制剤」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】この出願は、細胞周期停止剤を含むことを特徴とする多能性幹細胞の浮遊培養に用いるための多能性幹細胞凝集抑制剤、その凝集抑制剤を含む培地中で多能性幹細胞を浮遊培養する工程を含む、多能性幹... 詳細

  • 国立大学法人大阪大学の「 アスタチン溶液及びその製造方法」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】本発明は、甲状腺疾患等の治療のためのRI内用療法等に用いることができるアスタチン溶液およびその製造方法の提供を課題とする。本発明は、核反応によって得られた211Atを原料として、21... 詳細

  • イクソバダームリミテッドの「 皮膚に活性化合物を供与するキット」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】本発明は、皮膚へ浸透するため、皮膚に活性化合物を供与することができるキット、活性化合物の供与する供与デバイス及び活性化合物を供与する方法に関するものである。1つの態様では、患者の皮膚... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ