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技術 雑草繁茂抑制部材

出願人 三井化学産資株式会社株式会社ハブ
発明者 二宮英治樋口法大
出願日 2019年4月12日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-076555
公開日 2020年10月22日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-171260
状態 未査定
技術分野 街路・軌道・海岸の清掃 捕獲、駆除
主要キーワード 各貫通開口 亀甲形 網目形状 幅方向他側 網状シート 引取装置 網状物 除草作業
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

隣接するシートとシートとの間に隙間が形成されるのを防止して、雑草繁茂を確実に抑制することができる雑草繁茂抑制部材を提供する。

解決手段

雑草繁茂抑制部材2は、幅方向に並んで敷設される複数の合成樹脂製シート4と、複数のシート4の端部を地面に固定するための固定具6とを備える。複数のシート4のそれぞれの幅方向両側端部には折り返し部分4aが形成されている。複数のシート4のそれぞれの折り返し部分4aは、隣接するシート4の折り返し部分4aと、隣接するシート4の非折り返し部分4bとの間に位置づけられている。

概要

背景

一般に、盛土による河川堤防の法面には、降雨流水等による浸食を防止するため芝草被覆されている。しかし、芝草が被覆された堤防の法面に雑草の種が飛来し、草丈が長い雑草(たとえば、イタドリセイタカアワダチソウ等)が繁茂してしまうと、雑草によって芝草への日射が遮られるため芝草が枯れ堤防が弱体化することになる。このため、定期的に雑草の除草作業や芝草の張替作業が必要となり、膨大な費用がかかるという問題がある。

また、イタドリの根は地下2m程度まで伸びるため、通常の除草作業ではイタドリの地下茎を完全に除去するのは困難であり、除草作業をしても地中に残存した地下茎からイタドリが生育し再び繁茂することになる。さらに、イタドリの根はモグラ好むため、モグラによって穴が掘られ、堤防が損傷するという問題もある。そこで、幅方向端部同士を重ねた状態で複数のシートを地面に敷設して雑草の生育を抑制する技術が実用に供されている(たとえば特許文献1参照。)。

概要

隣接するシートとシートとの間に隙間が形成されるのを防止して、雑草の繁茂を確実に抑制することができる雑草繁茂抑制部材を提供する。雑草繁茂抑制部材2は、幅方向に並んで敷設される複数の合成樹脂製シート4と、複数のシート4の端部を地面に固定するための固定具6とを備える。複数のシート4のそれぞれの幅方向両側端部には折り返し部分4aが形成されている。複数のシート4のそれぞれの折り返し部分4aは、隣接するシート4の折り返し部分4aと、隣接するシート4の非折り返し部分4bとの間に位置づけられている。

目的

本発明の課題は、隣接するシートとシートとの間に隙間が形成されるのを防止して、雑草の繁茂を確実に抑制することができる雑草繁茂抑制部材を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

雑草繁茂を抑制するための雑草繁茂抑制部材であって、幅方向に並んで敷設される複数の合成樹脂製シートと、前記複数のシートの端部を地面に固定するための固定具とを備え、前記複数のシートのそれぞれの幅方向両側端部には折り返し部分が形成されており、前記複数のシートのそれぞれの折り返し部分は、隣接する前記シートの前記折り返し部分と、隣接する前記シートの非折り返し部分との間に位置づけられている雑草繁茂抑制部材。

請求項2

前記固定具は、前記折り返し部分に沿って配置された複数の板状押圧片と、前記板状押圧片および前記シートを貫通する複数のアンカーピンとを含む、請求項1に記載の雑草繁茂抑制部材。

請求項3

前記複数の板状押圧片のそれぞれは長方形状に形成されている、請求項2に記載の雑草繁茂抑制部材。

請求項4

前記複数の板状押圧片のそれぞれは円形状に形成されている、請求項2に記載の雑草繁茂抑制部材。

技術分野

0001

本発明は、雑草繁茂を抑制するための雑草繁茂抑制部材に関する。

背景技術

0002

一般に、盛土による河川堤防の法面には、降雨流水等による浸食を防止するため芝草被覆されている。しかし、芝草が被覆された堤防の法面に雑草の種が飛来し、草丈が長い雑草(たとえば、イタドリセイタカアワダチソウ等)が繁茂してしまうと、雑草によって芝草への日射が遮られるため芝草が枯れ堤防が弱体化することになる。このため、定期的に雑草の除草作業や芝草の張替作業が必要となり、膨大な費用がかかるという問題がある。

0003

また、イタドリの根は地下2m程度まで伸びるため、通常の除草作業ではイタドリの地下茎を完全に除去するのは困難であり、除草作業をしても地中に残存した地下茎からイタドリが生育し再び繁茂することになる。さらに、イタドリの根はモグラ好むため、モグラによって穴が掘られ、堤防が損傷するという問題もある。そこで、幅方向端部同士を重ねた状態で複数のシートを地面に敷設して雑草の生育を抑制する技術が実用に供されている(たとえば特許文献1参照。)。

先行技術

0004

特開2014−125837号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、隣接するシートとシートとの間に隙間が形成されないように複数のシートを地面に敷設するのは困難であり、また、シートを敷設した際にはシート間に隙間が形成されていなくても、降雨や流水等によってシート間に隙間が形成されることもある。シート間に隙間があると、その隙間から雑草が伸びて繁茂してしまうという問題がある。

0006

記事実に鑑みてなされた本発明の課題は、隣接するシートとシートとの間に隙間が形成されるのを防止して、雑草の繁茂を確実に抑制することができる雑草繁茂抑制部材を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために本発明が提供するのは以下の雑草繁茂抑制部材である。すなわち、雑草の繁茂を抑制するための雑草繁茂抑制部材であって、幅方向に並んで敷設される複数の合成樹脂製シートと、前記複数のシートの端部を地面に固定するための固定具とを備え、前記複数のシートのそれぞれの幅方向両側端部には折り返し部分が形成されており、前記複数のシートのそれぞれの折り返し部分は、隣接する前記シートの前記折り返し部分と、隣接する前記シートの非折り返し部分との間に位置づけられている雑草繁茂抑制部材である。

0008

好ましくは、前記固定具は、前記折り返し部分に沿って配置された複数の板状押圧片と、前記板状押圧片および前記シートを貫通する複数のアンカーピンとを含む。前記複数の板状押圧片のそれぞれは、長方形状に形成されていてもよく、あるいは、円形状に形成されていてもよい。

発明の効果

0009

本発明が提供する雑草繁茂抑制部材においては、各シートの折り返し部分は、隣接するシートの折り返し部分と、隣接するシートの非折り返し部分との間に位置づけられているので、隣接するシートとシートとの間に隙間が形成されるのが防止される。したがって、本発明の雑草繁茂抑制部材によれば、隣接するシートとシートとの間から雑草が伸びることがなく、雑草の繁茂を確実に抑制することができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明に従って構成された雑草繁茂抑制部材の平面図。
図1におけるA−A線断面図。
(a)幅方向片側端部が片面側に折り返され、幅方向他側端部が他面側に折り返されて折り返し部分が形成されたシートの断面図、(b)幅方向両側端部が片面側に折り返されて折り返し部分が形成されたシートの断面図。
固定具の板状押圧片が円形状である場合の雑草繁茂抑制部材の平面図。

実施例

0011

以下、本発明に従って構成された雑草繁茂抑制部材の好適実施形態について図面を参照しつつ説明する。

0012

図1を参照して説明すると、全体を符号2で示す雑草繁茂抑制部材は、幅方向に並んで敷設される複数の長方形状(たとえば、幅1〜2m程度、長さ5〜60m程度)の合成樹脂製シート4と、複数のシート4の端部を地面に固定するための固定具6とを備える。なお、図1において、シート4の幅方向を矢印Yで示し、シート4の長手方向を矢印Xで示す。

0013

シート4は、ポリオレフィン(たとえば、ポリエチレンポリプロピレン)等の適宜の合成樹脂から形成されている。図示の実施形態のシート4は多数の開口が規則的に形成された網状であり、シート4の網目形状については、矩形状や菱形状、亀甲形状、円形状等の任意の形状を採用することができる。なお、シート4は、樹脂繊維の織布または不織布から形成されていてもよい。

0014

網状シート4の目合いは0.5〜1.5mm程度であるのが好ましい。シート4の目合いが0.5〜1.5mm程度であると、河川堤防の法面等においてシート4の上方に張芝が敷設された際に、芝草の根がシート4の開口を通って地面に到達し、芝草を根付かせることができる。また、シート4の目合いが0.5〜1.5mm程度であると、イタドリ、セイタカアワダチソウ等の雑草が除かれた後の地面にシート4が敷設された際に、地中に残存した地下茎から雑草が生育してが出るのをシート4で遮ることができ、また、シート4の開口を通って雑草の芽が出たとしても、雑草の成長をシート4で制限して雑草の草丈を低く抑えることができる。

0015

このようなシート4の製造方法としては、押出機により押出された溶融樹脂成型ダイに導入し、ダイから出てきた筒状体網状物水槽内でサイジング固化し、筒状体の網状物を引取装置後流で連続的にカットして網状シートを製造する公知の技術(たとえば特許第3483037号公報参照。)を用いることができる。

0016

図2および図3に示すとおり、各シート4の幅方向両側端部には、180度程度折り返された折り返し部分4aが長手方向に沿って連続的に形成されており、シート4は折り返し部分4aと非折り返し部分4bとを有する。各シート4の折り返し部分4aは、図2を参照することによって理解されるとおり、隣接するシート4の折り返し部分4aと、隣接するシート4の非折り返し部分4bとの間に位置づけられており、隣接するシート4の幅方向端部同士が重ね合わされている。なお、図3(a)に示すとおり、シート4の幅方向片側端部がシート4の片面側に折り返され、シート4の幅方向他側端部がシート4の他面側に折り返されて、折り返し部分4aが形成されていてもよく、あるいは、図3(b)に示すとおり、シート4の幅方向両側端部がシート4の片面側に折り返されて折り返し部分4aが形成されていてもよい。また、折り返し部分4aの幅は、たとえば30〜120mm程度でよい。

0017

図1および図2を参照して説明すると、固定具6は、折り返し部分4aに沿って配置された複数の板状押圧片8と、板状押圧片8およびシート4を貫通する複数のアンカーピン10とを含む。板状押圧片8は、鋼材等の適宜の金属材料またはポリオレフィン(たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン)等の適宜の合成樹脂から長方形状に形成されている。また、アンカーピン10は、適宜の金属材料または合成樹脂からL型に形成されているが、角U型等の他の形状であってもよい。板状押圧片8には、板状押圧片8の長手方向に間隔をおいて複数個(図示の実施形態では3個)の貫通開口8a(図2参照。)が形成されており、アンカーピン10は各貫通開口8aおよびシート4を通って地面に差し込まれている。

0018

図示の実施形態では、隣接する板状押圧片8の長手方向端部同士が接する状態で隙間なく複数の板状押圧片8が配置されているが、板状押圧片8の長手方向に適宜の間隔をおいて複数の板状押圧片8が配置されていてもよい。また、図示の実施形態の板状押圧片8の幅は折り返し部分4aの幅よりも小さいが、板状押圧片8の幅は折り返し部分4aの幅よりも大きくてもよく、あるいは同程度でもよい。

0019

上述したとおりの雑草繁茂抑制部材2を敷設する際は、まず、ロール状に巻かれて搬送されたシート4を展開し、複数のシート4を幅方向に並べて配置する。次いで、シート4の幅方向両側端部を180度折り返して折り返し部分4aを形成する。次いで、図2に示すとおり、各シート4の折り返し部分4aを、隣接するシート4の折り返し部分4aと、隣接するシート4の非折り返し部分4bとの間に差し込んで、隣接するシート4の幅方向端部同士を重ね合わせる。そして、折り返し部分4aに沿って板状押圧片8を載せ、板状押圧片8の貫通開口8aを通してアンカーピン10を順次地面に差し込んでいく。このようにして、所要位置に雑草繁茂抑制部材2を敷設する。

0020

以上のとおりであり、図示の実施形態の雑草繁茂抑制部材2においては、各シート4の折り返し部分4aは、隣接するシート4の折り返し部分4aと、隣接するシート4の非折り返し部分4bとの間に位置づけられているので、隣接するシート4とシート4との間に隙間が形成されるのが防止される。したがって、雑草繁茂抑制部材2によれば、隣接するシート4とシート4との間から雑草が伸びることがなく、雑草の繁茂を確実に抑制することができる。

0021

また、図示の実施形態の雑草繁茂抑制部材2においては、アンカーピン10でシート4が地面に固定された際に、隣接するシート4の幅方向端部同士が重なった部分が板状押圧片8によって押圧されるので、隣接するシート4とシート4との間に隙間が形成されるのが一層確実に防止される。

0022

なお、板状押圧片については、図示の実施形態では長方形状である例(板状押圧片8)を説明したが、図4に示すとおり、中心部分に貫通開口(符号省略)が形成された円形状の板状押圧片12であってもよい。

0023

2:雑草繁茂抑制部材
4:合成樹脂製シート
4a:折り返し部分
4b:非折り返し部分
6:固定具
8:長方形状の板状押圧片
8a:貫通開口
10:アンカーピン
12:円形状の板状押圧片

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