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技術 建築用シャッター装置の取り付け方法

出願人 三和シヤッター工業株式会社
発明者 川崎浩二島崎純岡嵜史知
出願日 2019年3月29日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-066693
公開日 2020年10月8日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-165199
状態 未査定
技術分野 シャッタ等の閉鎖部材 現場における建築要素の搬送及び組立作業
主要キーワード 左側ブラケット 右側ブラケット 下地プレート 上下昇降動 部材装置 下係止片 巻装状態 巻き胴
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

建築用シャッター設置現場において、巻き取りドラム躯体側支持部材に支持せしめる作業を行う場合に、作業の効率化、作業員の削減化を図る。

解決手段

巻き取りドラム2にシャッターカーテン1を巻装したドラムユニットUを形成し、該ドラムユニットUを、左右に距離を隔てた2本の平行状の吊持体14で吊り下げアタッチメント13を備えたフォークリフト12で吊り下げ、該アタッチメント13を上昇させることでドラムユニットUを上昇させて躯体側の支持部材4に支持せしめるようにした。

概要

背景

一般に、この種建築用シャッター装置のなかには、広い開口に設けるもののように、シャッターカーテン左右幅上下幅ともに大型化した所謂重量シャッターがあり、このものでは、シャッターカーテンが重いことから、シャッターカーテンを巻装する巻き取りドラムや、該巻き取りドラムを回転駆動する開閉機等の部材装置も大型で重いものになる。このため、建築現場にこのような重量シャッターを設置する場合には、それぞれの部材を設置箇所に持ち上げる作業をクレーン等の吊り上げ手段を用いて行うことがある。しかるに、それぞれの部材を設置箇所に持ち上げる作業は、前記クレーン等の吊り上げ手段を用いたとしても長時間を要し、作業効率に劣るという問題がある。さらに、各部材をクレーンで吊持したときの吊持状態において、部材が例えば巻き取りドラムのように左右方向に長い長尺物であると、左右のバランスをとることが難しく部材が傾斜姿勢となってしまうことが懸念されるうえ、前後方向や左右方向に揺れてしまい、位置決め作業固定作業が困難であるという問題もある。
この改善策として、躯体開口部の両側面に、巻き取りドラムを支持する支持部材を固定する一方、巻取りドラムにシャッターカーテンを巻装したドラムユニットを形成し、該ドラムユニットの中央部をフォークリフト(持ち上げ手段)で持ち上げるとともに、該持ち上げ部の左右外側部を吊り上げ状に姿勢調整する左右のチェーンブロック(調整手段)で姿勢調整しながら、ドラムユニットを上動させて支持部材に支持せしめるようにした技術が知られている(特許文献1参照)。このものは、巻き取りドラムとシャッターカーテンとをユニット化された状態にして、躯体への取り付け位置まで上動させることができて作業効率を向上させることができるとともに、フォークリフトと左右のチェーンブロックとにより、ドラムユニットを安定した姿勢でバランスよく上動させることができることになって、作業性の向上に貢献できる。

概要

建築用シャッター設置現場において、巻き取りドラムを躯体側の支持部材に支持せしめる作業を行う場合に、作業の効率化、作業員の削減化をる。巻き取りドラム2にシャッターカーテン1を巻装したドラムユニットUを形成し、該ドラムユニットUを、左右に距離を隔てた2本の平行状の吊持体14で吊り下げアタッチメント13を備えたフォークリフト12で吊り下げ、該アタッチメント13を上昇させることでドラムユニットUを上昇させて躯体側の支持部材4に支持せしめるようにした。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シャッターカーテン巻装される巻き取りドラムを、開口部上方躯体に固定される左右の支持部材に支持せしめるにあたり、巻き取りドラムにシャッターカーテンを巻装したドラムユニットを形成し、該ドラムユニットを、左右に距離を隔てた少なくとも2点から垂下した吊持体吊り下げアタッチメントを備えたフォークリフトで吊り下げ、該アタッチメントを上昇させることでドラムユニットを前記吊り下げ状態で上昇させて支持部材に支持せしめるようにしたことを特徴とする建築用シャッター装置取り付け方法

請求項2

アタッチメントは、フォークリフトのマスト上下動自在に支持されるリフトブラケット取り付け固定されるベース部と、該ベース部の左右中心部上方から左右方向に延びる支持アームとを備え、該支持アームの左右両端部にはドラムユニットを吊り下げる吊持体が係止するフック部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建築用シャッター装置の取り付け方法。

請求項3

巻き取りドラムは、シャッターカーテンが巻装される巻き胴と、該巻き胴と一体回転し、巻き胴の左右両端から外方に突出する回転軸とを備え、該回転軸が回転自在に組み付けられる軸受部を有した左右のブラケットを介して左右の支持部材に支持される構成であるとともに、フォークリフトで吊り下げられて上昇したドラムユニットを支持部材に支持せしめるにあたり、左右何れか一方の支持部材に予めブラケットを固定し、該ブラケットの軸受部に、ドラムユニットの巻き胴の左右何れか一方の端部から突出する回転軸を挿入して組み付けることを特徴とする請求項1または2に記載の建築用シャッター装置の取り付け方法。

請求項4

ドラムユニットの巻き胴の左右何れか他方の端部から突出する回転軸には、フォークリフトでドラムユニットを吊り下げる前の段階で予めブラケットを組み付け、該回転軸に組み付けられたブラケットを左右何れか他方の支持部材に固定せしめるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の建築用シャッター装置の取り付け方法。

請求項5

巻き取りドラムは、該巻き取りドラムの左右両端部に組み付けられる左右のブラケットを介して支持部材に支持される構成であるとともに、フォークリフトで吊り下げられて上昇したドラムユニットを支持部材に支持せしめるにあたり、支持部材は、躯体側から突出し、ブラケットの取り付け高さを決める位置決め片を備える一方、ドラムユニットの巻取りドラムに少なくとも左右何れか片方のブラケットを予め組み付け、該ブラケットが前記位置決め片に載置されることでブラケットの位置決めを行うことを特徴とする請求項1乃至4に記載の建築用シャッター装置の取り付け方法。

技術分野

0001

本発明は、建築物の開口部等に設けられる建築用シャッター装置取り付け方法の技術分野に属するものである。

背景技術

0002

一般に、この種建築用シャッター装置のなかには、広い開口に設けるもののように、シャッターカーテン左右幅上下幅ともに大型化した所謂重量シャッターがあり、このものでは、シャッターカーテンが重いことから、シャッターカーテンを巻装する巻き取りドラムや、該巻き取りドラムを回転駆動する開閉機等の部材装置も大型で重いものになる。このため、建築現場にこのような重量シャッターを設置する場合には、それぞれの部材を設置箇所に持ち上げる作業をクレーン等の吊り上げ手段を用いて行うことがある。しかるに、それぞれの部材を設置箇所に持ち上げる作業は、前記クレーン等の吊り上げ手段を用いたとしても長時間を要し、作業効率に劣るという問題がある。さらに、各部材をクレーンで吊持したときの吊持状態において、部材が例えば巻き取りドラムのように左右方向に長い長尺物であると、左右のバランスをとることが難しく部材が傾斜姿勢となってしまうことが懸念されるうえ、前後方向や左右方向に揺れてしまい、位置決め作業固定作業が困難であるという問題もある。
この改善策として、躯体開口部の両側面に、巻き取りドラムを支持する支持部材を固定する一方、巻取りドラムにシャッターカーテンを巻装したドラムユニットを形成し、該ドラムユニットの中央部をフォークリフト(持ち上げ手段)で持ち上げるとともに、該持ち上げ部の左右外側部を吊り上げ状に姿勢調整する左右のチェーンブロック(調整手段)で姿勢調整しながら、ドラムユニットを上動させて支持部材に支持せしめるようにした技術が知られている(特許文献1参照)。このものは、巻き取りドラムとシャッターカーテンとをユニット化された状態にして、躯体への取り付け位置まで上動させることができて作業効率を向上させることができるとともに、フォークリフトと左右のチェーンブロックとにより、ドラムユニットを安定した姿勢でバランスよく上動させることができることになって、作業性の向上に貢献できる。

先行技術

0003

特許第5015630号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、前記特許文献1のものは、ドラムユニットを上動させるにあたり、ドラムユニットの中央部を持ち上げるフォークリフトに加えて、姿勢調整を行うための左右のチェーンブロックが必要であって、該チェーンブロックの用意や設置に手間がかかるうえ、ドラムユニットの上動に携わる作業員も、フォークリフトを運転する作業員と、左右のチェーンブロックをそれぞれ操作する作業員との少なくとも都合3名の作業員が必要であって、更なる作業効率の向上や作業員の削減が要望されており、ここに本発明の解決すべき課題がある。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、シャッターカーテンが巻装される巻き取りドラムを、開口部上方の躯体に固定される左右の支持部材に支持せしめるにあたり、巻き取りドラムにシャッターカーテンを巻装したドラムユニットを形成し、該ドラムユニットを、左右に距離を隔てた少なくとも2点から垂下した吊持体吊り下げアタッチメントを備えたフォークリフトで吊り下げ、該アタッチメントを上昇させることでドラムユニットを前記吊り下げ状態で上昇させて支持部材に支持せしめるようにしたことを特徴とする建築用シャッター装置の取り付け方法である。
請求項2の発明は、アタッチメントは、フォークリフトのマスト上下動自在に支持されるリフトブラケット取り付け固定されるベース部と、該ベース部の左右中心部上方から左右方向に延びる支持アームとを備え、該支持アームの左右両端部にはドラムユニットを吊り下げる吊持体が係止するフック部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建築用シャッター装置の取り付け方法である。
請求項3の発明は、巻き取りドラムは、シャッターカーテンが巻装される巻き胴と、該巻き胴と一体回転し、巻き胴の左右両端から外方に突出する回転軸とを備え、該回転軸が回転自在に組み付けられる軸受部を有した左右のブラケットを介して左右の支持部材に支持される構成であるとともに、フォークリフトで吊り下げられて上昇したドラムユニットを支持部材に支持せしめるにあたり、左右何れか一方の支持部材に予めブラケットを固定し、該ブラケットの軸受部に、ドラムユニットの巻き胴の左右何れか一方の端部から突出する回転軸を挿入して組み付けることを特徴とする請求項1または2に記載の建築用シャッター装置の取り付け方法である。
請求項4の発明は、ドラムユニットの巻き胴の左右何れか他方の端部から突出する回転軸には、フォークリフトでドラムユニットを吊り下げる前の段階で予めブラケットを組み付け、該回転軸に組み付けられたブラケットを左右何れか他方の支持部材に固定せしめるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の建築用シャッター装置の取り付け方法である。
請求項5の発明は、巻き取りドラムは、該巻き取りドラムの左右両端部に組み付けられる左右のブラケットを介して支持部材に支持される構成であるとともに、フォークリフトで吊り下げられて上昇したドラムユニットを支持部材に支持せしめるにあたり、支持部材は、躯体側から突出し、ブラケットの取り付け高さを決める位置決め片を備える一方、ドラムユニットの巻取りドラムに少なくとも左右何れか片方のブラケットを予め組み付け、該ブラケットが前記位置決め片に載置されることでブラケットの位置決めを行うことを特徴とする請求項1乃至4に記載の建築用シャッター装置の取り付け方法である。

発明の効果

0006

請求項1の発明とすることにより、ドラムユニットの上昇作業や位置決め作業、取り付け作業を効率よく行うことができるとともに、作業員の削減を達成できる。
請求項2の発明とすることにより、フォークリフトのアタッチメントによって、ドラムユニットを安定した状態で水平姿勢に保持しながら吊り下げることができる。
請求項3の発明とすることにより、ドラムユニットの左右何れか一端側を支持部材に容易かつ位置精度よく支持せしめることができる。
請求項4の発明とすることにより、他方のブラケットを高所でドラムユニットに組み付ける作業が不要となる。
請求項5の発明とすることにより、ブラケット3の取り付け高さを精度良く位置決めした状態で支持部材に支持せしめることができる。

図面の簡単な説明

0007

重量シャッターの概略正面図である。
重量シャッターの開口部側からの概略側面図である。
ブラケットの取り付け状態を示す図である。
アタッチメントを示す図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
移送用台車に載置されたドラムユニットをアタッチメントで吊り下げる状態を示す斜視図である。
フォークリフトでドラムユニットを上昇させた状態を示す側面図である。
フォークリフトによるドラムユニットの上昇作業を示す図である。
ドラムユニットの躯体側への取り付け作業を示す図である。
第二の実施の形態におけるブラケットの取り付け状態を示す図である。

実施例

0008

以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は建築物の開口部に建付けられる重量シャッターのシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、左右方向長尺状のスラット1aを上下方向に複数連装して構成されている。前記シャッターカーテン1は巻き取りドラム2に巻装されており、該巻き取りドラム2は、左右のブラケット3に回転自在に支持されているとともに、該左右のブラケット3は、開口部上方の左右の躯体側面(柱の側面等)に固定される左右の支持部材4にそれぞれ取り付け固定されている。そして、シャッターカーテン1は、巻き取りドラム2に連動連結される開閉機5の正逆駆動に基づいて巻き取りドラム2が正逆回転することにより該巻き取りドラム2から巻き出し、巻き取りされ、これによりシャッターカーテン1の左右両側部が開口部左右両側部の躯体側に配された左右一対ガイドレール6に移動案内される状態で上下昇降動して、開口部の開閉をするように構成されており、これらの基本構成は従来通りとなっている。

0009

ここで、前記巻き取りドラム2は、開閉機5に連動連結される回転軸2aと、該回転軸2aに外嵌されて回転軸2aと一体回動する巻き胴2bとを備えて構成されているとともに、回転軸2aは、巻き胴2bの左右両端から外方に向けて突出するように設けられている。

0010

また、前記左右のブラケット3は、それぞれ矩形状のプレート部3aの上下縁部に躯体側面側に向けて突出する上下係止片3b、3cが一体形成されており、プレート部3aの中央部に、軸受ユニット(本発明の軸受部に相当する)3dが設けられている。該軸受ユニット3dは、巻き取りドラム2の回転軸2aが挿入されることにより、該回転軸2aを回転自在に軸承するように構成されている。さらに、左右何れか片方のブラケット(本実施の形態では、図1図7図8において右側のブラケット)3には、軸受ユニット3dに挿入された回転軸2aの先端側に連結されて該回転軸2aと一体回動する従動スプロケット3eが設けられるようになっている。さらに、前記片方のブラケット3には、開閉機5が組み込まれた支持プレート5aが固定されるとともに、該開閉機5の出力軸に連結される駆動スプロケット5bと前記従動スプロケット3eとは、伝動チェーン5cを介して連動連結されるようになっている。尚、本実施の形態において、図3に示すブラケット3は、従動スプロケット3eが配設される片方のブラケット(右側のブラケット)であるが、図3においては、開閉機5、駆動スプロケット5b、伝動チェーン5cは省略してある。

0011

一方、躯体側面に固定される左右の支持部材4は、上下のアングル材4A、4Bを用いて構成されている。各アングル材4A、4Bは、L字形折曲形成された固定片4aと支持片4bとからなる金属材で構成されており、固定片4aをアンカーボルト8で躯体側面に固定することにより、アングル材4A、4Bの支持片4bが躯体側面から内側(開口部側)に向けて突出するようになっている。

0012

そして、左右のブラケット3の支持部材4への取り付け固定は、上下のアングル材4A、4Bの支持片4bとブラケット3の上下係止片3b、3cとを溶着等の固定手段を用いて固定することによりなされるが、この場合、まず、下側のアングル材4Bの固定片4aをアンカーボルト8で躯体側面の所定位置に固定する。そして、該躯体側面に固定された下側のアングル材4Bの支持片4bにブラケット3の下側係止片3cを載置することにより、ブラケット3の取り付け高さ位置の位置決めが行われる。この状態で、ブラケット3の下側係止片3cと下側のアングル材4Bの支持片4bとを溶着等により固定し、次いで、ブラケット3の上側係止片3bに上側のアングル材4Aの支持片4bを当接させて溶接等により固定する。しかる後、上側のアングル材4Aの固定片4aをアンカーボルト8で躯体側面に固定することにより、ブラケット3の支持部材4への取り付け固定がなされるようになっている。

0013

さて、重量シャッターを建造物の開口部に設置する場合、重量シャッターは、予め工場において、シャッターカーテン1を巻き取りドラム2に巻装し、固定ベルト1bにより巻装状態に保持したドラムユニットUとして用意され、該ドラムユニットUが、ガイドレール6等の他の必要な部材とともに車両等に載置されて、工場から設置現場の荷降ろし場所に搬入されるようになっている。

0014

一方、重量シャッターが取り付けられる開口部上方の互いに対向する左右の躯体側面のうちの何れか一方の躯体側面(本実施の形態では、図1図7図8において左側の躯体側面)の所定位置には、上下アングル材4A、4Bおよび前述したようにして上下のアングル材4A、4Bに取り付けたブラケット(図1図7図8において左側のブラケット)3を予め固定しておく。また、他方の躯体側面(本実施の形態では、図1,7、8において右側の躯体側面)には、下側のアングル材4Bだけを予め固定しておく。尚、本実施の形態の以下の説明において、前記予め躯体側面に上下アングル4A、4Bとブラケット3とが固定される側を左右何れか一方、あるいは左側とし、下側アングル材4Bのみが固定される側を他方、あるいは右側とする。

0015

前記荷降ろし場所に搬入されたドラムユニットUは、両端部がキャスター付きの移送用台車10(図5参照)にそれぞれ載置される状態で荷降ろしされる。尚、11はシャッターカーテン1の巻形状に合わせた円弧状の支持部を備えた落下防止台であって、該落下防止台11は、予め移送用台車10上に固定部材11aを介してセットされている。そして、ドラムユニットUは、落下防止台11によって安定した状態で移送用台車10に載せられることにより、落下防止がなされた状態で、しかも、円滑な移動が行えるよう構成されている。

0016

さらに、ドラムユニットUは、前記移送用台車10に載置された状態で、左右何れか他方のブラケット(右側のブラケット)3が組み込まれる。該右側のブラケット3のドラムユニットUへの組み込みは、巻き胴2bの右端部から突出する回転軸2aに、右側のブラケット3の軸受ユニット3dを挿入することによりなされるが、右側ブラケット3には、前述したように、従動スプロケット3eが配設されるとともに、回転軸2aに連動連結される開閉機5が組み込まれた支持プレート5aが固定されるようになっており、而して、ドラムユニットUに右側ブラケット3を組み込むことによって、開閉機5および該開閉機5と回転軸2aとの間の動力伝動機構(従動スプロケット3eや駆動スプロケット5b、伝動チェーン5c等)もドラムユニットUに組み込まれるように構成されている。

0017

つぎに、本発明が実施されたドラムユニットUの躯体への取り付け方法を説明する。
まず、ドラムユニットUを、前記移送用台車10に載せた状態でシャッターカーテン1の設置現場となる開口部の下方に移送する。そして、フォークリフト12のアタッチメント13によってドラムユニットUを吊り下げ、該ドラムユニットUを吊り下げた状態のアタッチメント13を上昇させることで、ドラムユニットUを、該ドラムユニットUの左側端部が前記予め躯体側面に固定された左側ブラケット3に対向する高さ位置まで上昇させる。

0018

ここで、前記フォークリフト12は、上下方向に伸縮自在な複数段(本実施の形態では2段)のマスト12aを備えたものであって、最上段となるマスト12aには、前記アタッチメント13が取り付けられるリフトブラケット12bが上下方向および左右方向移動自在に支持されている。また、アタッチメント13は、フォークリフト12のリフトブラケット12bに取り付け固定される固定部13aを有したベース部13bと、該ベース部13bの左右中心部から上方に延びる支柱部13cと、該支柱部13cの上端部から斜め前方に延びるアーム取り付け部13dと、該アーム取り付け部13dの上端部に設けられて左右方向に延びる支持アーム13eとを備えて構成されており、該支持アーム13eの左右両端部には、ドラムユニットUを吊り下げる帯状の左右の吊持体14がそれぞれ係止する左右のフック部13fが形成されている。このものにおいて、前記支持アーム13eの左右長さは少なくともフォークリフト12の車幅よりも長く設定されていて、該支持アーム13eの左右両端部に形成される左右のフック部13fは、後述するように左右の吊持体14によりドラムユニットUを吊り下げたときに安定状態で吊り下げることができるよう左右方向に十分な距離を隔てた状態となるように構成されている。

0019

そして、前記移送用台車10に載せた状態のドラムユニットUをフォークリフト12のアタッチメント13によって吊り下げる場合には、アタッチメント13の左右のフック部13fから垂下する左右2本の帯状の吊持体14をそれぞれドラムユニットUに掛け回してアタッチメント13を上昇させることにより、ドラムユニットUはアタッチメント13に吊り下げられた状態となる(図5参照)。この場合に、吊り下げられたドラムユニットUが安定した水平姿勢を保持できるように左右2本の吊持体14を平行状に自然垂下させてドラムユニットUに装着する。これによりドラムユニットUは、図7の正面視したときに、左右方向に十分な距離を隔てた2本の平行状の吊持体14によって、上下方向や前後左右方向にブレない安定した状態で水平姿勢に保持されながら吊り下げられるようになっている。尚、本実施の形態では、前記吊持体14は、ナイロン製の布地で形成されている。

0020

次いで、前記ドラムユニットUを吊り下げたアタッチメント13を上昇させて、ドラムユニットUを、回転軸2aの左側端部が前記予め左側躯体側面に支持部材4(上下のアングル材4A、4B)を介して固定された左側ブラケット3に対向する所定の高さ位置まで上昇させる。このドラムユニットUの上昇は、前述したように、左右方向に十分な距離を隔てた2本の平行状の吊持体14によって吊り下げられることで、上下左右および前後方向にブレない安定した状態で水平姿勢に保持されながら行われることになる。これにより、フォークリフト12を操作する作業員一人だけで、ドラムユニットUを上昇させる作業を、容易かつ効率よく行えるように構成されている。

0021

次いで、前記ドラムユニットUを所定の高さ位置まで上昇させた状態で、予め支持部材4に固定された左側ブラケット3の軸受ユニット3dに、ドラムユニットUの回転軸2aの左端部を挿入して組み付ける。この場合、ドラムユニットUは吊り下げられた状態であるため、作業員がドラムユニットUを左右方向に押すだけでドラムユニットUは簡単に左右方向に移動し、而して、ドラムユニットUを左右方向に押して回転軸2aを軸受ユニット3dに挿入する作業を、小さな力で容易に行うことができる。

0022

一方、右側躯体側面には、前述したように、下側アングル材4Bのみが予め固定されているが、該下側アングル4Bの支持片4bに、前記所定の高さ位置まで上昇させたドラムユニットUに予め組み込まれた右側ブラケット3の下側係止片3cを載置する。これにより、右側ブラケット3の取り付け高さの位置決めがなされ、この状態で、前述した手順、つまり、下側アングル材4Bの支持片4bに右側ブラケット3の下側係止片3cを溶着等により固定し、次いで、右側ブラケット3の上側係止片3bに上側のアングル材4Aの支持片4bを当接させて溶接等により固定し、しかる後、上側のアングル材4Aの固定片4aをアンカーボルト8で躯体側面に固定することにより、ドラムユニットUに予め組み込まれた右側ブラケット3の上下のアングル材4A、4Bに対する取り付け固定がなされ、これにより、ドラムユニットUの躯体側への取り付け作業が完了する。尚、本実施の形態において、右側躯体側面に予め固定される下側アングル材4Bは、本発明の位置決め片に相当する。
また、17は前述した回転軸2aの挿入作業や右側ブラケット3の固定作業等を行うための作業員が搭乗する上下移動自在なバケットであって、該バケット17には複数の作業員が搭乗することも可能であり、ドラムユニットUの上動位置にあわせて適宜上下動操作することができる。

0023

そして、このようにしてドラムユニットUを取り付けた後は、シャッターカーテン1の下端部に座板1cを連結し、さらに、開口部の左右両側面にガイドレール6を立設する、開口部の上部にまぐさ16を固定する等、必要な部材の組み込みを行い、さらには、電気的な配線等、必要な作業が順次なされて、重量シャッターの設置作業が完了するように構成されている。

0024

叙述の如く構成された本形態において、重量シャッターを設置するにあたり、巻き取りドラム2は、開口部上方の躯体に固定される左右の支持部材4(上下のアングル材4A、4B)に支持されることになるが、この場合に、巻き取りドラム2にシャッターカーテン1を巻装したドラムユニットUを予め形成し、該ドラムユニットUを、左右に距離を隔てた2本の平行状の吊持体14で吊り下げるアタッチメント13を備えたフォークリフト12で吊り下げ、該アタッチメント13を上昇させることでドラムユニットUを前記吊り下げ状態で上昇させて、支持部材4に支持せしめることになる。

0025

このように、本実施の形態においては、巻き取りドラム2とシャッターカーテン1とを予めドラムユニットUとしてユニット化された状態にして、支持部材4への支持位置まで上昇させて支持部材4に支持せしめる構成であり、これにより作業効率の向上を図れるものであるが、さらにこのものでは、ドラムユニットUを上昇させる場合に、該ドラムユニットUを、左右に距離を隔てた2本の平行状の吊持体14で吊り下げるアタッチメント13を備えたフォークリフト12で吊り下げる構成としたので、ドラムユニットUが左右方向に長尺なものであっても、上下方向や前後左右方向にブレない安定した状態で水平姿勢に保持しながら吊り下げることができて、ドラムユニットUの上昇作業や位置決め作業、取り付け作業を効率よく行うことができる。しかも、ドラムユニットUを上昇させる作業を、フォークリフト12を操作する作業員一人だけでできることになって、作業員の削減を達成できる。

0026

そして、前記ドラムユニットUを上昇させる作業は、フォークリフト12という汎用性の高い作業車を用いて行えることになるが、該フォークリフト12にドラムユニットUを吊り下げるために装着されるアタッチメント13は、フォークリフト12のマスト12aに上下動自在に支持されるリフトブラケット12bに取り付け固定されるベース部13bと、該ベース部13bの左右中心部上方から左右方向に延びる支持アーム13eとを備えており、該支持アーム13eの左右両端部に、ドラムユニットUを吊り下げる吊持体14を係止する左右のフック部13fが形成されている。このように構成されたアタッチメント13は、吊持体14を係止する左右のフック部13eが左右に距離を隔てた状態で設けられており、該左右のフック部13fに係止させた2本の平行状の吊持体14でドラムユニットUを吊り下げることで、ドラムユニットUを、上下方向や前後左右方向にブレない安定した状態で水平姿勢に保持しながら吊り下げることができる。

0027

また、前記巻き取りドラム2は、シャッターカーテン1が巻装される巻き胴2bと、該巻き胴2bと一体回転し、巻き胴2bの左右両端から外方に突出する回転軸2aとを備えており、該回転軸2aが回転自在に組み付けられる軸受ユニット3dを有した左右のブラケット3を介して左右の支持部材4に支持される構成であるが、このものにおいて、前記フォークリフト12で吊り下げられて上昇したドラムユニットUを支持部材4に支持せしめる場合、左右何れか一方の支持部材(本実施の形態では左側の支持部材)4に予めブラケット3を固定し、該ブラケット3の軸受ユニット3dに、ドラムユニットUの巻き胴2bの左右何れか一方の端部(本実施の形態では、巻き胴2bの左端部)から突出する回転軸2aを挿入して組み付けることになる。このように、左右何れか一方の支持部材4に予めブラケット3を固定しておき、該ブラケット3の軸受ユニット3dにドラムユニットUの回転軸2aを挿入することで、ドラムユニットUの左右何れか一端側を支持部材4に簡単かつ位置精度よく支持せしめることができることになるが、この場合に、ドラムユニットUはフォークリフト12のアタッチメント13で吊り下げられた状態であるため、作業員がドラムユニットUを左右方向に押して回転軸2aを軸受ユニット3dに挿入する作業を、小さな力で容易に行うことができる。

0028

さらにこのものでは、ドラムユニットUの巻き胴2bの左右何れか他方の端部(本実施の形態では、巻き胴2bの右端部)から突出する回転軸2aには、フォークリフト12でドラムユニットUを吊り下げる前の段階で予めブラケット(本実施の形態では、右側のブラケット)3を組み付け、該回転軸2aに組み付けられたブラケット3を左右何れか他方の支持部材(本実施の形態では、右側の支持部材)4に固定することで、ドラムユニットUの左右何れか他端側を支持部材4に支持せしめることができることになるが、この場合に、左右何れか他方のブラケット3は予めドラムユニットUに組み付けられているため、該他方のブラケット3のドラムユニットUに対する高所での組み付け作業が不要となる。しかも、本実施の形態では、前記ドラムユニットUに予め組み込まれる他方のブラケット3に、開閉機5や該開閉機5と回転軸2aを連動連結する動力伝動機構(従動スプロケット3eや駆動スプロケット5b、伝動チェーン5c等)も組み込まれるようになっていて、これら開閉機5や動力伝動機構も、フォークリフト12で吊り下げる前の段階で予め他方のブラケット3に組み込まれる構成であるから、高所での開閉機5や動力伝動機構の組み込み作業も不要となり、さらなる作業効率の向上を達成できる。

0029

尚、本発明は上記実施の形態に限定されないことは勿論であって、例えば、上記実施の形態では、フォークリフト12でドラムユニットUを吊り下げる前の段階で、左右何れか一方のブラケット3をドラムユニットUに組み付けておく構成であるが、左右両方のブラケット3をドラムユニットUに予め組み付けておく構成とすることもできる。
また、上記実施の形態では、支持部材4は、開口部上方の互いに対向する躯体側面にアンカーボルト8により固定される上下のアングル材4A、4Bを用いて構成されているが、このような互いに対向する躯体側面がないような設置箇所では、図9に示す第二の実施の形態の如く、躯体側に予め鉄板等からなる支持部材(下地プレート)18を溶接等により固定しておき、該支持部材18に、ブラケット3に一体的に設けられた固定プレート3fを溶着等により固定することで、ブラケット3を躯体側に固定される支持部材18に支持せしめる構成とすることができるが、このものでは、支持部材18に、躯体側から突出し、ブラケット3の取り付け高さを決める位置決め片18aが予め溶着等により固定されている。そして、この第二の実施の形態のものにおいても、ドラムユニットUをフォークリフト12のアタッチメント13で吊り下げ、該吊り下げられて上昇したドラムユニットUを支持部材18に支持せしめることになるが、この場合に、ドラムユニットUの巻取りドラム2に少なくとも左右何れか片方のブラケット3を予め組み付け、該ブラケット3を前記位置決め片18aに載置することでブラケット3の位置決めを行い、該位置決めされた状態のブラケット3の固定プレート3fを溶着等により支持部材18に固定することで、ブラケット3を精度良く位置決めされた状態で支持部材に支持せしめることができるように構成されている。尚、第二の実施の形態においても、予めドラムユニットUに組み付けられたブラケット3に、開閉機や該開閉機と回転軸2aとの間の動力伝動機構(従動スプロケット3e等)も予め組み込んでおく構成となっているが、図9においては、従動スプロケット3e以外の動力伝動機構は省略してある。

0030

また前記実施の形態では、吊持体14は、ドラムユニットUを正面視したときに、左右に距離を隔てた2本の平行状の吊持体14を用いて吊下げる構成にしたが、これに限定されないものであることは勿論であって、左右に距離(間隙)を隔てた少なくとも2点から垂下する吊持体を用いて吊り下げるものであればよく、例えば左右に距離を隔てた2点から垂下するものである場合に、前記実施の形態のように必ずしも平行状である必要はなく、吊り下げ起点である左右に距離を隔てた2点に対して、下側(ドラムユニット側)が拡開した傾斜状態、逆に上側(吊り下げ2点(起点)側)が拡開した傾斜状態で吊り下げたものとすることもでき、さらには、吊り下げ点として3点以上の複数点とすることもできる。またこのような吊り下げをする場合に、左右対称状に吊り下げる構成にすることが、より安定した吊り下げ姿勢になって好ましいと言える。

0031

本発明は、建築物の開口部等に重量シャッター等の建築用シャッター装置を取り付ける場合に利用することができる。

0032

1シャッターカーテン
2巻き取りドラム
2a回転軸
2b巻き胴
3ブラケット
3d軸受ユニット
4支持部材
12フォークリフト
12aマスト
12bリフトブラケット
13アタッチメント
13bベース部
13e支持アーム
13fフック部
18 支持部材

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