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技術 自立型間仕切りにおける縦支柱の補強構造

出願人 三和シヤッター工業株式会社
発明者 渡邉正史
出願日 2019年3月28日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-063932
公開日 2020年10月8日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-165104
状態 未査定
技術分野 薄板耐力壁;間仕切り壁
主要キーワード 縦割り状 間仕切り空間 左右両側片 左右方向両端縁 後側枠 支柱固定 右側片 縦支柱
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (19)

課題

室内空間仕切間仕切り1が、天井面Hにまでは至らない自立型のものであっても、縦支柱3の上端縁部の補強ができるようにする。

解決手段

間仕切り1の構成部材である縦支柱3の中空状になった上端縁部に上部補強材12を嵌入すると共に、該上部補強材12の左右側片部12cを、横連結材4の左右端縁部が螺子固定された補強受け材13の縦片部13aに対してあいだに縦支柱3の見込み片部3aを挟む状態で螺子固定することで、縦支柱3の上端縁部の補強をする。

概要

背景

今日、建造物室内空間仕切るため、間仕切りを建て付けることが試みられるが、このような間仕切りを、床面から天井面にまで至る構成にした場合、該間仕切りは、上下両持ち状になって床面側だけでなく天井面側からの支持も受けた構造になって強度的に強いものにすることができるが、天井面にまでは至らない所謂自立型のものにした場合、床面側からだけの片持ち状の支持構造となり、どうしても強度的に弱いものになる。しかも間仕切りが自立型のものである場合に、前記強度的に弱いことに加え、上端側部位が天井面に対して押さえのない遊端構造になるため前後方向に振れ揺れ)易いものになって安定性欠けるという問題もある。
そこでこのような間仕切りの強度アップを図るため、間仕切りの左右方向中間部に袖パネル部を見込み方向(前後方向)に突出するようにして設けることが試みられている(例えば特許文献1参照。)。

概要

室内空間を仕切る間仕切り1が、天井面Hにまでは至らない自立型のものであっても、縦支柱3の上端縁部の補強ができるようにする。間仕切り1の構成部材である縦支柱3の中空状になった上端縁部に上部補強材12を嵌入すると共に、該上部補強材12の左右側片部12cを、横連結材4の左右端縁部が螺子固定された補強受け材13の縦片部13aに対してあいだに縦支柱3の見込み片部3aを挟む状態で螺子固定することで、縦支柱3の上端縁部の補強をする。

目的

効果

実績

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請求項1

床面側に固定される床レールと、該床レールに支持される状態で左右方向に間隔を存して立設する縦支柱と、隣接する縦支柱の上端縁部間を連結する横連結材とを備えて構成される間仕切りにおいて、前記縦支柱の筒状になった上端縁部に内嵌される上部補強材と、縦支柱上端縁部の見込み面に突き当てられる縦片部、並びに該縦片部から左右方向に延出する横片部を備えた補強受け材とを備え、該補強受け材は、縦片部が縦支柱の見込み片部をあいだに挟む状態で上部補強材と螺子固定され、横片部が横連結材の左右端縁部と螺子固定されることを特徴とする自立型間仕切りにおける縦支柱の補強構造

請求項2

縦支柱は上端縁部が開口した四角筒形状をし、上部補強材は上端縁部が上片部により塞がれた四角筒形状をし、上部補強材は、左右両側片部が縦支柱の左右見込み片部をあいだに挟む状態で左右補強受け材の縦片部と螺子固定され、前後両側片部が縦支柱の前後見付け片部と螺子固定されていることを特徴とする請求項1記載の自立型間仕切りにおける縦支柱の補強構造。

請求項3

横連結材には横枠材が外嵌取付けされるものであり、該横枠材は、上部補強材の上片部に螺子固定されることを特徴とする請求項2記載の自立型間仕切りにおける縦支柱の補強構造。

請求項4

縦支柱は、左右見込み片部のうちの一方の見込み片部に縦割り開口部が設けられた平面視でC型型材で形成され、縦支柱の上端部から内嵌した上部補強材を縦割り開口部から仮保持して上部補強材の落下防止ができる構成にしたことを特徴とする請求項2または3記載の自立型間仕切りにおける縦支柱の補強構造。

技術分野

0001

本発明は、建造物室内空間仕切るため建て付けられる自立型間仕切りにおける縦支柱補強構造の技術分野に関するものである。

背景技術

0002

今日、建造物の室内空間を仕切るため、間仕切りを建て付けることが試みられるが、このような間仕切りを、床面から天井面にまで至る構成にした場合、該間仕切りは、上下両持ち状になって床面側だけでなく天井面側からの支持も受けた構造になって強度的に強いものにすることができるが、天井面にまでは至らない所謂自立型のものにした場合、床面側からだけの片持ち状の支持構造となり、どうしても強度的に弱いものになる。しかも間仕切りが自立型のものである場合に、前記強度的に弱いことに加え、上端側部位が天井面に対して押さえのない遊端構造になるため前後方向に振れ揺れ)易いものになって安定性欠けるという問題もある。
そこでこのような間仕切りの強度アップを図るため、間仕切りの左右方向中間部に袖パネル部を見込み方向(前後方向)に突出するようにして設けることが試みられている(例えば特許文献1参照。)。

先行技術

0003

特開2013−96133号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところが前記従来のものは、袖パネル部を設けることで強度アップを図ることはできるものの、該袖パネル部が邪魔になって室内の有効空間が狭くなるだけでなく、袖パネル部に人がぶつかったりする等の問題があるうえ、このような袖パネル部を用いないものの建付けが要求された場合に、間仕切りの実質的な強度アップを図ることが難しいという問題があり、これらに本発明の解決すべき課題がある。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、床面側に固定される床レールと、該床レールに支持される状態で左右方向に間隔を存して立設する縦支柱と、隣接する縦支柱の上端縁部間を連結する横連結材とを備えて構成される間仕切りにおいて、前記縦支柱の筒状になった上端縁部に内嵌される上部補強材と、縦支柱上端縁部の見込み面に突き当てられる縦片部、並びに該縦片部から左右方向に延出する横片部を備えた補強受け材とを備え、該補強受け材は、縦片部が縦支柱の見込み片部をあいだに挟む状態で上部補強材と螺子固定され、横片部が横連結材の左右端縁部と螺子固定されることを特徴とする自立型間仕切りにおける縦支柱の補強構造である。
請求項2の発明は、縦支柱は上端縁部が開口した四角筒形状をし、上部補強材は上端縁部が上片部により塞がれた四角筒形状をし、上部補強材は、左右両側片部が縦支柱の左右見込み片部をあいだに挟む状態で左右補強受け材の縦片部と螺子固定され、前後両側片部が縦支柱の前後見付け片部と螺子固定されていることを特徴とする請求項1記載の自立型間仕切りにおける縦支柱の補強構造である。
請求項3の発明は、横連結材には横枠材が外嵌取付けされるものであり、該横枠材は、上部補強材の上片部に螺子固定されることを特徴とする請求項2記載の自立型間仕切りにおける縦支柱の補強構造である。
請求項4の発明は、縦支柱は、左右見込み片部のうちの一方の見込み片部に縦割り開口部が設けられた平面視でC型型材で形成され、縦支柱の上端部から内嵌した上部補強材を縦割り開口部から仮保持して上部補強材の落下防止ができる構成にしたことを特徴とする請求項2または3記載の自立型間仕切りにおける縦支柱の補強構造である。

発明の効果

0006

請求項1の発明とすることにより、自立型の間仕切りの構成部材である縦支柱の上端縁部があいだに挟まれ、該縦支柱に内嵌した上部補強材、そして横連結材が螺子固定される補強受け材が内外に配された積層状態で螺子固定により一体化された固定構造となって、縦支柱上端縁部の補強が図れることになる。
請求項2の発明とすることにより、上部補強材の前後左右側片部が縦支柱の対応する見付け片部、見込み片部にそれぞれ螺子固定されたものとなって、縦支柱上端縁部の確実な補強ができることになる。
請求項3の発明とすることにより、縦支柱を補強するために設けられた上部補強材の上片部が、さらに横連結材に外嵌取付けされる横枠材と螺子固定により一体化されることになって、縦支柱の更なる補強をすることができる。
請求項4の発明とすることにより、筒状になった縦支柱の筒状部に内嵌される上部補強材の落下を、縦支柱の縦割り開口部から工具等を差込むことで仮止めして防止でき、この結果、上部補強材を用いた縦支柱の組み付けの作業が容易になって、作業性が損なわれることがない。

図面の簡単な説明

0007

間仕切りの正面図である。
間仕切りの斜視図である。
縦支柱の下端縁部部位の正面縦断面図である。
縦支柱の下端縁部部位の側面縦断面図である。
下部補強材部位の側面縦断面図である。
縦支柱の下端縁部部位の平面横断面図である。
下部補強材部位の平面横断面図である。
縦支柱下端部部位の斜視図である。
縦支柱下端縁部部位の分解斜視図である。
縦支柱下端縁部部位の調整基材を組込んだ状態の分解斜視図である。
縦支柱下端縁部部位の縦支柱を組込んだ状態の分解斜視図である。
縦支柱上端縁部部位の横枠材を省略した状態の平面図である。
縦支柱上端縁部部位の正面縦断面図である。
縦支柱上端縁部部位の側面縦断面図である。
上部補強材部位の側面縦断面図である。
縦支柱上端縁部部位の分解斜視図である。
(A)(B)は遊端部における縦支柱の上端縁部部位、下端縁部部位の斜視図である。
(A)(B)は板材としてガラス板を組込んだ状態を示すコーナー部上端縁部部位の斜視図、横断面図である。

実施例

0008

以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1はビル等の建造物の室内空間を仕切るため建て付けられる間仕切りであって、該間仕切り1は、床面Fに設けられる床レール2に対して左右方向(見付け方向)に間隙を存する状態で複数の縦支柱(縦方向骨材)3が立設され、そして隣接する縦支柱3同士を連結する横連結材4と、これらによって枠組み形成される間仕切り空間に設けられるパネル板等の板材(ガラス板等の板材であってもよい。)6とを備えたものとして構成されるが、本実施の形態の間仕切り1は、上端縁部については天井面Hには至らない(天井面Hよりも低くなった)自立型のものとして構成されている。そして本実施の形態の間仕切り1は、左右両端縁部に、見込み方向(前後方向)互いに逆側に向けて延出した間仕切り部1aが設けられたものになっているが、本発明は、前記縦支柱3の上端縁部の補強に関するものであって、袖間仕切り部1aの有無に拘わらず実施することができる。

0009

前記床レール2は、底片部2aと前後両側片部2bとを備え、上側が開口した断面凵字形のもの(型材)で構成され、底片部2aがビス(螺子材であって、アンカーボルトのような螺子固定するものであればよい。)2cを介して床面F側に固定(螺子固定)されている。
一方、前記縦支柱3は、左右の見込み片部3aと前後の見付け片部3bとを有した四角筒形をしているが、本実施の形態では、一方の見込み片部3aの前後方向中央部位縦割り状に開口した縦割り開口部3cを有していることでC型の型材(縦支柱3は、縦割り開口部3cのないものであっても勿論よい。)で構成されている。さらに縦支柱3の下端縁部は、左右両見込み片部3aの下端縁部が切り欠かれており、これによって、該左右見込み片部3aの下端縁3eに対し、前後見付け片部3bは下方に延出した延出部3dが設けられた構成、換言すると、縦支柱3の下端縁部は、見込み片部3aの下端縁3eが溝上辺となり、見付け片部延出部3dの左右端縁3fが溝側辺になった冂形の溝状部3gが形成されたものになっている。
そして縦支柱延出部3dは、後述するように縦支柱3を高さ調整手段7にセットした場合に、床レール2の前後側片部2bに外嵌する設定になっている。

0010

7は縦支柱3の上下高さ位置を調整をするための高さ調整手段であって、該高さ調整手段7は、床レール2に内嵌する調整基材8と、該調整基材8に対して上下位置調整される支柱支持材9とを備えて構成されるが、調整基材8は、アジャスタボルト調整ボルト)10が上下方向移動自在に螺入する上片部8aと、該上片部8aの前後方向両端縁部から下方に垂下する前後脚片部8bとを備えた側面視で冂字形をし、前後脚片部8bを床レール2の前後側片部2bに内嵌せしめることで調整基材8の床レール2に対する組込みがなされるようになっており、これによって縦支柱3の下端縁部位では、外側に縦支柱延出部3d、中間に床レール前後片部2b、内側に調整基材前後脚片部8bが前後方向に積層した配設構造になっている。

0011

一方、支柱支持材9は、前記アジャスタボルト10のボルト頭が下側から当接する水平板状ボルト接片部9aと、該ボルト当接片部9aの前後方向両端縁部から上方に延出した支柱固定片部9bと、ボルト当接片部9aの左右方向両端縁部から下方に延出した補強材固定片部9cとを備えて構成されるが、支柱固定片部9bには、前記縦支柱見付け片部3bが延出部3dも含めて外嵌する状態で組み付けられる一方、補強材固定片部9cは、前後方向両端縁部が調整基材前後脚片部8bの左右方向両端縁部に当接(摺接)する状態で該調整基材前後脚片部8bに外嵌組み付けされるようになっている。
そして支柱支持材9は、前記補強材固定片部9cの前後方向両端縁部が調整基材前後脚片部8bの左右方向両端縁部に当接(摺接)することで、左右方向に位置ズレのない上下方向の移動案内がなされるようになっている。

0012

この場合に、前記支柱固定片部9bに外嵌した縦支柱延出部3dは、下端縁部がボルト当接片部9a位置よりもさらに下方に延出(垂下)して前記床レール2の前後側片部2bに外嵌し、縦支柱延出部3dと、後述するように縦支柱3の高さ調整された状態の支柱固定片部9bとがビス3hにより螺子固定され、縦支柱延出部3dと調整基材前後脚片部8bとが、あいだに床レール前後片部2bを挟む状態でビス3iにより螺子固定されるようになっている。
前記縦支柱延出部3dと支柱固定片部9bとをビス3hを介して螺子固定する際に、縦支柱延出部3dと支柱固定片部9bとの位置決め(仮保持状の位置決め)が必要になるが、この位置決めは、縦支柱3の見込み片部下端縁3eを、支柱支持材9のボルト当接片部9aと補強材固定片部9cとのコーナー部9eの上側片部(ボルト当接片部9aの左右方向端縁部)に当接するようセットすることでできるようになっている。

0013

次に縦支柱3の高さ調整の手順を説明するが、前述したように縦支柱延出部3dを支柱固定片部9bにビス3hを介して螺子固定して縦支柱3と支柱支持材9とを一体化した状態でボルト当接片部9aをアジャスタボルト10のボルト頭に当接せしめ、この状態でアジャスタボルト10を上下方向に移動調整することでできることになる。この場合に、ボルト当接片部9aには、アジャスタボルト10のボルト頭よりも小径であるが、ドライバー等の工具の先端部をボルト頭に形成される操作溝(一般に「+」「−」の溝形状をしている)に挿入係止できる操作孔9dが穿設されており、縦割り開口部3cおよび溝状部3gから縦支柱3内に挿入した前記工具を用いてアジャスタボルト10を上下移動調整することで、支柱支持材9と共に縦支柱3の高さ調整ができるようになっており、該高さ調整をした後、前述したように縦支柱延出部3dと調整基材前後脚片部8bとの床レール2をあいだに挟む状態でビス3iによる螺子固定がなされるようになっている。

0014

また11は下部補強材であって、該下部補強材11に設けられる底片部11aは、床レール2の底片部2aに上側から当接する状態で、前記ビス2cによって床レール底片部2aと共に床面F側に螺子固定されるようになっている。このように床面F側に固定される下部補強材11には、前記底片部11aの前後方向端縁部から床レール2の前後側片部2bに内嵌する状態で上方に延出する前後の見付け起立片部11bと、底片部11aの左右方向縦支柱3側の端縁部から調整基材8の前後脚片部8bのうちの一方に当接する状態で上方に延出する見込み起立片部11cとを備えることで、見込み起立片部11cが設けられるとは逆側方と上方とが開口された箱型形状で構成されるが、見付け起立片部11bの上端縁は、床レール前後側片部2bと略同高さとなった第一上端縁11dと、該第一上端縁11dよりも見込み起立片部11c側に位置していて該第一上端縁11dよりも高くなった(床レール2の上端縁よりも高くなった)第二上端縁11eとが形成されることで段差状に構成されている。
そして下部補強材11は、前述したように底片部11aがビス2cにより床レール底片部2aと共に床面F側に螺子固定された状態で、見込み起立片部11cがビス11fにより前記高さ調整された支柱支持材9の補強材固定片部9cにネジ固定されるようになっており、このようにして縦支柱3の下端縁部の下部補強材11による補強ができるようになっている。

0015

一方、縦支柱3の上端縁部の補強は、上部補強材12と補強受け材13とを用いてなされている。前記上部補強材12は、本実施の形態では、上端縁部が上片部12aによって塞がれ、前後側片部12bと左右側片部12cとを備えて構成された四角筒形状(有天四角筒形状)をしており、これによって、上部補強材12自体、強度的に強いものになっているが、さらに上部補強材12は、前後左右の側片部12b、12cを縦支柱3の上端縁部に内嵌することで縦支柱3に組込まれることになるが、その場合に、縦支柱3の縦割り開口部3cから作業者の指やドライバ等の工具や作業者の指等を差込むことで、該嵌入した上部補助材12が落下しないよう仮保持できるようになっている。

0016

また前記補強受け材13は、本実施の形態ではL字形をしていて、縦支柱見込み片部3aの見込み面(左右方向外面)Aに突き当てられる縦片部13aと、該縦片部13aの上端縁部から左右方向に延出する横片部13bとを備えて構成されている。そして補強受け材13は、縦支柱3の見込み片部3aをあいだに挟む状態で縦片部13aと前記縦支柱3に嵌入した上部補強材12の左右側片部12cとをビス13cを介して螺子固定することで、縦支柱3および上部補強材12と一体化できるようになっている。この場合、補強受け材13は、前後幅が縦支柱3の前後幅よりも幅狭になっていて、前記縦支柱3に突き当てる状態で螺子固定したとき、縦支柱3のコーナー部3jの見込み側片部(見込み片部3aの前後端縁部)には縦片部13aの左右端縁が至らない、つまり縦片部13aのない露出した状態のままになるよう設定されている。
尚、縦支柱3の見付け片部3bと上部補強材12の前後側片部12bとは、ビス3oを介してさらに螺子固定されている。

0017

前記横連結材4は、本実施の形態では縦支柱3の上端縁部同士を連結するものとして用いられているが、縦支柱3の上下方向中間部同士を連結するものとしても同様にして用いることができる。
ところで横連結材4は、上片部4aと前後側片部4bとを備えていることで、下方が開口した断面冂字形に構成されており、そして前後側片部4bを補強受け材13の横片部13bに外嵌し、上片部4aを横片部13bに当接した状態で、上片部4aからビス4cを横片部13bに螺入することで、横連結材4と補強受け材13とが螺子固定されるようになっている。
この場合に、横連結材前後側片部4bの左右端縁部は、前記縦支柱3の露出した状態のコーナー部3jの見込み側片部に当接するようになっており、これによって横連結材4が組込まれた場合に、該横連結材4の前後側片部4bと縦支柱3の見付け片部3bとの見付け面同士が面一状になるよう設定されている。

0018

また横枠材5は、横連結材4に外嵌取付けされるものであって、前後両側に逆L字形をした中空状(フォロー状)の前後側枠部5aと、該前後側枠部5a同士を前後方向中央部位で連結する連結片部5bとを備えて構成されているが、該連結片部5bは、前後側枠部5aのあいだに形成される凹溝部5cの溝底片を構成している。そして横枠材5は、横連結材4に外嵌する状態で、連結片部5bをビス5dにより横連結材4、並びに上部補強材12の上片部12aにそれぞれ螺子固定される構成になっており、このようにして縦支柱3の上端部の補強をする構成になっている。尚、5eは横枠材5の凹溝部5cの上部開口を覆蓋するための蓋材である。

0019

さらに前記板材6は、横連結材4の前後に配される状態で一対が設けられるものであるが、断面L字形をした支持部14aを備えた支持金具14を縦支柱見込み片部3aの下端縁部に形成した係止孔3kに係止する一方、縦支柱見付け片部3bに形成した係止孔3lに係止金具15を係止した状態で、板材6の下端縁を支持部14aに上側から載置して支持させると共に、板材6の裏面(内面)を係止金具15に係止することにより取付けられる構成になっている。そして本実施の形態では、このようにして取付けられた板材6の上端縁には、前記横枠材前後側片部5aの下端面が当接(または近接対向)する構成になっている。
尚、この場合に、床レール2の上端が開口したままの状態になるため、冂形状の塞ぎ材20により塞いだものとしている。

0020

また本実施の形態では、前述したように間仕切り1の左右両端縁部に袖間仕切り部1aが設けられたものとなっているが、図18に示す実施の形態のものは、板材6として前記実施の形態のように前後一対のパネル板ではなく一枚のガラス板6aを組込んだものを例示している。そしてこの場合には、これらのコーナー部において、一方の縦支柱は、前記縦支柱3と同じものが用いられているのに対し、他方の縦支柱は、前記縦支柱3に対して幅狭の縦支柱3mが設けられたものとなっているが、該縦支柱3mはビス3nを介して縦支柱3に螺子固定されていると共に、上端縁部がL字形をした連結金具17によって連結されることで補強されたものになっている。尚、ガラス板6aを組込むにあたり、ガラス板6a用の組込み溝18aが設けられた縦横枠材18を縦支柱3、3mに取付けている(図示しないが、横連結材4、床レール2にも同様にして取付けている)。さらにこの場合、遊端となる縦支柱3には、ガラス板6a用の組込み溝18aのない枠材19が設けられたものとなっている。
またこの場合に、前記コーナー部についても補強する必要があり、そこで図17に示すように、上端縁部については、前記縦支柱3mの上端縁部に上部補強材20が設けられたものにする一方、下端縁部については、縦支柱3mの延出部3pを下部補強材11の第二上端縁11eが形成される部位の見付け起立片部11bにネジ固定する構成になっている。

0021

叙述の如く構成された本実施の形態において、間仕切り1は、上端縁が天井面Hにまでは至らない自立型のものであるが、この場合に縦支柱3の上端縁部は、該縦支柱3に内嵌した上部補強材12に、横連結材4の左右端縁部に螺子固定される補強受け材13が、あいだに縦支柱3の見込み片部3aを挟む積層状態で螺子固定による一体化された固定構造となり、この結果、縦支柱3の上端縁部の補強が図れることになって、前後方向の揺れに対しても強いものになる。

0022

しかもこの場合に、具体的には上端縁部が開口した四角筒形状をした縦支柱3に内嵌する上部補強材12は、上端縁部が上片部12aにより塞がれた四角筒形状をしたものになっていて上部補強材12自体が強度的に強い構造になっているが、該上部補強材12は、前述したように左右両側片部12cが縦支柱左右見込み片部3aをあいだに挟む状態で左右補強受け材13の縦片部13aと螺子固定されただけでなく、前後両側片部12bも縦支柱3の前後見付け片部3bと螺子固定されていることから、縦支柱3との一体化が促されることになって、縦支柱3の更なる補強が図れることになる。

0023

さらにこのものでは、横連結材4は、縦支柱3を通り越す状態で横枠材5が外嵌取付けされているが、該横枠材5の連結片部5bが上部補強材12の上片部12aに螺子固定されたものになっている結果、縦支柱3は、上部補強材12を介する状態でさらに横枠材5による補強も図られることになって、より強度的に強いものになる。

0024

このように縦支柱3の補強に大きく寄与する上部補強材12を縦支柱3に螺子固定する場合に、縦支柱3の上端縁部に内嵌した上部補強材12は、縦支柱12の縦割り開口部3cから適宜工具を差込む等して上部補強材12の下端縁部を受止め係止することで、該上部補強材12の仮保持をして落下防止がなされた状態で前記螺子固定の作業ができることになり、この結果、上部補強材12の縦支柱3への組み付けの作業が容易になって、作業性が損なわれることがない。

0025

本発明は、建物の室内空間を仕切る自立型間仕切りにおける縦支柱の補強構造として利用することができる。

0026

1間仕切り
2床レール
2a底片部
3縦支柱
3a見込み片部
3b見付け片部
3c縦割り開口部
3d延出部
4横連結材
4b 前後側片部
5横枠材
7 高さ調整手段
8 調整基材
8a上片部
8b 前後脚片部
9支柱支持材
9aボルト当接片部
9b支柱固定片部
9c補強材固定片部
10アジャスタボルト
11 下部補強材
11a 底片部
11c 見込み起立片部
12 上部補強材
12a 上片部
12b 前後側片部
12c 左右側片部
13補強受け材
13a縦片部
13b横片部
A 縦支柱見込み片部の見込み面
F 床面
H天井面

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    【課題】同時通訳ブース等として好適に使用される吸音ブースにおいて、ベニヤ板や角材等を組み合わせて作られた木製のものは重く、設置や解体、あるいは輸送等を人力で行うには多大な労力を要するとともに、輸送コス... 詳細

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