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技術 不燃シート

出願人 凸版印刷株式会社
発明者 大島野乃花
出願日 2019年3月29日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-068270
公開日 2020年10月8日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-163776
状態 未査定
技術分野 積層体(2) 天井構造 建築環境 壁の仕上げ
主要キーワード 単位面積質量 技術的基準 無機質添加剤 有機質量 防止ネット 繊維混入ケイ酸カルシウム板 防火材料 コーンカロリーメータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月8日)のものです。
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図面 (2)

課題

膜天井等に適した、透光性を有する不燃シートを提供する。

解決手段

不燃シート10は、熱可塑性樹脂及び無機質材料を含有する原反層1の一方の面にエチレン酢酸ビニル共重合樹脂を含有する接着剤層5を介して化粧シート2が貼り付けられ、化粧シート2は、ポリエステル樹脂を含有する樹脂フィルム2Cと樹脂フィルム2Cの原反層1と反対側の面に形成された印刷インキ層2Bと印刷インキ層2Bの樹脂フィルム2Cと反対側の面に形成された表面保護層2Aと樹脂フィルム2Cの原反層1側の面に形成されたアンカー層2Dとを有し、樹脂フィルム2Cの厚さは0.045〔mm〕以上0.077〔mm〕以下であり、接着剤層5の質量は44.0〔g/m2〕以下であり、化粧シート2と原反層1との積層体可視光領域における全光線透過率が30%以上50%以下の範囲内であり且つ拡散透過率が30%以上45%以下の範囲内である。

概要

背景

近年、建築物膜天井等に用いられるシート状部材には、火災時の安全性確保のため不燃性要請が高まっている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば一定の規模・用途に供する、居室廊下階段等の避難経路等の膜天井等には、その要求性能に応じた防火材料を用いなければならないことが、法律建築基準法施行令第129条)で義務付けられている。

概要

膜天井等に適した、透光性を有する不燃シートを提供する。不燃シート10は、熱可塑性樹脂及び無機質材料を含有する原反層1の一方の面にエチレン酢酸ビニル共重合樹脂を含有する接着剤層5を介して化粧シート2が貼り付けられ、化粧シート2は、ポリエステル樹脂を含有する樹脂フィルム2Cと樹脂フィルム2Cの原反層1と反対側の面に形成された印刷インキ層2Bと印刷インキ層2Bの樹脂フィルム2Cと反対側の面に形成された表面保護層2Aと樹脂フィルム2Cの原反層1側の面に形成されたアンカー層2Dとを有し、樹脂フィルム2Cの厚さは0.045〔mm〕以上0.077〔mm〕以下であり、接着剤層5の質量は44.0〔g/m2〕以下であり、化粧シート2と原反層1との積層体可視光領域における全光線透過率が30%以上50%以下の範囲内であり且つ拡散透過率が30%以上45%以下の範囲内である。

目的

本発明は、膜天井等に適した、透光性を有する不燃シートを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

熱可塑性樹脂及び無機質材料を含有する原反層の一方の面に、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂を含有する接着剤層を介して化粧シートが貼り付けられており、前記化粧シートは、ポリエステル樹脂を含有する樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムの前記原反層と反対側の面に形成された印刷インキ層と、前記印刷インキ層の前記樹脂フィルムと反対側の面に形成された表面保護層と、前記樹脂フィルムの前記原反層側の面に形成されたアンカー層と、を有し、前記樹脂フィルムの厚さは、0.045〔mm〕以上0.077〔mm〕以下であり、前記接着剤層の質量は、44.0〔g/m2〕以下であり、前記化粧シートと前記原反層との積層体可視光領域における全光線透過率が30%以上50%以下の範囲内であり且つ拡散透過率が30%以上45%以下の範囲内であることを特徴とする不燃シート

請求項2

前記接着剤層は、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を80.3質量%以上100質量%以下、無機顔料を0質量%以上19.7質量%以下含むことを特徴とする請求項1に記載の不燃シート。

請求項3

熱可塑性樹脂及び無機質材料を含有する原反層の一方の面に、ウレタン樹脂有機質系硬化剤とを含有する接着剤層を介して化粧シートが貼り付けられており、前記化粧シートは、ポリエステル樹脂を含有する樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムの前記原反層と反対側の面に形成された印刷インキ層と、前記印刷インキ層の前記樹脂フィルムと反対側の面に形成された表面保護層と、前記樹脂フィルムの前記原反層側の面に形成されたアンカー層と、を有し、前記樹脂フィルムの厚さは、0.045〔mm〕以上0.077〔mm〕以下であり、前記接着剤層の質量は、33.0〔g/m2〕以下であり、前記化粧シートと前記原反層との積層体の可視光領域における全光線透過率が30%以上50%以下の範囲内であり且つ拡散透過率が30%以上45%以下の範囲内であることを特徴とする不燃シート。

請求項4

前記接着剤層は、前記ウレタン樹脂を84.3質量%以下含み、且つ、前記有機質系硬化剤を15.7質量%以上含むことを特徴とする請求項3に記載の不燃シート。

請求項5

前記印刷インキ層は、単位面積当たり印刷面積が50%以下であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の不燃シート。

請求項6

前記樹脂フィルムは、ポリエステル樹脂を67.0質量%以上96.5質量%以下含み、且つ、無機顔料を3.5質量%以上33.0質量%以下含むことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の不燃シート。

技術分野

0001

本発明は、不燃シートに関する。

背景技術

0002

近年、建築物膜天井等に用いられるシート状部材には、火災時の安全性確保のため不燃性要請が高まっている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば一定の規模・用途に供する、居室廊下階段等の避難経路等の膜天井等には、その要求性能に応じた防火材料を用いなければならないことが、法律建築基準法施行令第129条)で義務付けられている。

先行技術

0003

特許第5641168号

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、膜天井等に適した、透光性を有する不燃シートを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するべく、本発明の一態様に係る不燃シートは、熱可塑性樹脂及び無機質材料を含有する原反層の一方の面に、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂を含有する接着剤層を介して化粧シートが貼り付けられており、前記化粧シートは、ポリエステル樹脂を含有する樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムの前記原反層と反対側の面に形成された印刷インキ層と、前記印刷インキ層の前記樹脂フィルムと反対側の面に形成された表面保護層と、前記樹脂フィルムの前記原反層側の面に形成されたアンカー層と、を有し、前記樹脂フィルムの厚さは、0.045〔mm〕以上0.077〔mm〕以下であり、前記接着剤層の質量は、44.0〔g/m2〕以下であり、前記化粧シートと前記原反層との積層体可視光領域における全光線透過率が30%以上50%以下の範囲内であり且つ拡散透過率が30%以上45%以下の範囲内であることを特徴としている。

0006

また、本発明の他の態様に係る不燃シートは、熱可塑性樹脂及び無機質材料を含有する原反層の一方の面に、ウレタン樹脂有機質系硬化剤とを含有する接着剤層を介して化粧シートが貼り付けられており、前記化粧シートは、ポリエステル樹脂を含有する樹脂フィルムと、前記樹脂フィルムの前記原反層と反対側の面に形成された印刷インキ層と、前記印刷インキ層の前記樹脂フィルムと反対側の面に形成された表面保護層と、前記樹脂フィルムの前記原反層側の面に形成されたアンカー層と、を有し、前記樹脂フィルムの厚さは、0.045〔mm〕以上0.077〔mm〕以下であり、前記接着剤層の質量は、33.0〔g/m2〕以下であり、前記化粧シートと前記原反層との積層体の可視光領域における全光線透過率が30%以上50%以下の範囲内であり且つ拡散透過率が30%以上45%以下の範囲内であることを特徴としている。

発明の効果

0007

本発明によれば、透光性を有する不燃シートを得ることができる。

図面の簡単な説明

0008

本発明の実施形態に係る不燃シートの一例を示す断面図である。

実施例

0009

次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
ここで、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品材質、形状、構造等が下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。

0010

[不燃シートの構成]
本発明の一実施形態に係る不燃シート10は、図1に示すように、原反層1の一方の面に、接着剤層5を介して化粧シート2が張り付けられてシート状に形成されている。
化粧シート2は、アンカー層2Dと、樹脂フィルム2Cと、印刷インキ層2Bと、表面保護層2Aとが、この順に積層されて形成される。化粧シート2のアンカー層2D側が接着剤層5を介して化粧シート2と張り付けられている。
なお、表面保護層2Aは、印刷インキ層2Bが形成されていない場所、つまり、インキが塗布されていない場所においては、樹脂フィルム2C上に形成されることになる。
また、図1では、樹脂フィルム2Cの原反層1と対向する側にアンカー層2Dを設けているが、原反層1の化粧シート2と対向する側の面及び原反層1の化粧シート2とは逆側の面のうちの少なくともいずれか一方にもアンカー層2Dを設け、原反層1から無機質材料が粉落ちすることを抑制するようにしてもよい。

0011

以下、不燃シート10を構成する各層について説明する。なお、後述する各種材料の含有量は、乾燥状態における対応する層全体の質量に対する含有比率(質量%)を意味する。例えば、後述する本実施形態の無機質材料の含有量は、乾燥状態における原反層1全体の質量に対する含有比率(質量%)を意味する。また、後述するアンカー層2Dにおける、塩酢ビを含むウレタン系樹脂、または塩酢ビを含むアクリル系樹脂の含有量は、乾燥状態におけるアンカー層2D全体の質量に対する含有比率(質量%)を意味する。

0012

(原反層)
原反層1は、不燃シート10の基材となる層(シート)であって、熱可塑性樹脂と、無機質材料とを含んだ層である。
本実施形態の無機質材料の含有量は、原反層1の質量に対して、15質量%以上90質量%以下の範囲内であればよく、20質量%以上80質量%以下の範囲内であればより好ましく、60質量%以上80質量%以下の範囲内であればさらに好ましい。無機質材料の含有量が原反層1の質量に対して、15質量%未満であると、相対的に熱可塑性樹脂の割合が多くなるため、不燃性または難燃性が得にくい傾向がある。また、原反層1の表面をホフマンスクラッチテスターを用いて引っ掻いた際に、視認できる程度の傷が付く、即ち十分な表面硬度が得られないことがある。一方、無機質材料の含有量が原反層1の質量に対して、90質量%を超えると、相対的に熱可塑性樹脂の割合が少なくなる。このため、原反層1表面に所謂「粉吹き」が発生することがある。ここで、「粉吹き」とは、原反層1に含まれた無機質材料が原反層1の表面に浮き出ることをいう。また、印刷インキ層2Bの形成時に、原反層1から浮き出た無機質材料によってインキが積層しにくくなる、即ち印刷適性が低下することがある。また、アンカー層2D、樹脂フィルム2C、印刷インキ層2B、及び表面保護層2Aの少なくとも一つを形成したシートを折り曲げて再び開いた際に、折り曲げた部分から割れが発生したり、無機質材料が落ちたりすることがある。また、印刷インキ層2Bを形成したシートの表面にセロハンテープ圧着した後、強く引き剥がしたときに、印刷インキ層2B内または原反層1(アンカー層2D)と印刷インキ層2Bとの間で剥離が生じる、即ちインキ密着性が低下することがある。

0013

このように、本実施形態の無機質材料の含有量が原反層1の質量に対して、15質量%以上90質量%以下、好ましくは20質量%以上80質量%以下、さらに好ましくは60質量%以上80質量%以下の範囲内であれば、不燃性または難燃性を得つつ、粉吹きの発生を低減し、印刷適性を向上させ、且つシートの折り曲げ部における割れの発生を低減することができ、さらに十分な表面硬度を得ることができ、インキ密着性を向上させることできる。

0014

また、本実施形態の無機質材料は、粉末形状粉体形状)であることが好ましく、その平均粒子径が1〔μm〕以上3〔μm〕以下の範囲内であり、且つ最大粒子径が50〔μm〕以下であることが好ましい。無機質材料の平均粒子径及び最大粒子径が上記数値範囲内であれば、熱可塑性樹脂に対する無機質材料の分散性を向上させつつ、原反層1表面の平坦性を維持することができる。無機質材料の平均粒子径が1〔μm〕未満であると、無機質材料同士の凝集力が高まり、後述する熱可塑性樹脂への分散性が低下することがある。また、無機質材料の平均粒子径が3〔μm〕を超えると、原反層1表面の平坦性が低下することがある。また、無機質材料の最大粒子径が50〔μm〕を超えると、原反層1表面の平坦性が低下することがある。なお、本実施形態において、「平均粒子径」とは、モード径を意味する。

0015

無機質材料としては、例えば、三酸化アンチモンアンチモンソーダ珪酸ジルコン酸化ジルコン、水酸化マグネシウム水酸化アルミニウム塩基性炭酸マグネシウム硼砂ホウ酸亜鉛炭酸カルシウム三酸化モリブデンあるいはジモリブデン酸アンチモンと水酸化アルミニウムの錯体、三酸化アンチモンとシリカの錯体、三酸化アンチモンと亜鉛華の錯体、ジルコニウムケイ酸ジルコニウム化合物と三酸化アンチモンの錯体、並びにそれらの塩などの少なくとも一種が挙げられる。

0016

熱可塑性樹脂と無機質材料との合計含有量は、原反層1の質量に対して、90質量%以上100質量%以下の範囲内であることが好ましい。熱可塑性樹脂と無機質材料との合計含有量が上記数値範囲内であれば、十分な不燃性または十分な難燃性を得つつ、印刷適性やラミネート適性を向上させ、且つシートの折り曲げ部に発生する割れを低減することができる。熱可塑性樹脂と無機質材料との合計含有量が原反層1の質量に対して、90質量%未満であると、十分な不燃性または十分な難燃性が得られないことがある。また、印刷適性が低下したり、シートの折り曲げ部に割れが発生したりすることがある。

0017

なお、熱可塑性樹脂と無機質材料との合計含有量は、原反層1の質量に対して、100質量%である場合には、熱可塑性樹脂の含有量を10質量%以上85質量%以下の範囲内とし、無機質材料の含有量を15質量%以上90質量%以下の範囲内とすることが好ましい。また、熱可塑性樹脂の含有量を20質量%以上80質量%以下の範囲内とし、無機質材料の含有量を20質量%以上80質量%以下の範囲内とすることがより好ましい。また、熱可塑性樹脂の含有量を20質量%以上40質量%以下の範囲内とし、無機質材料の含有量を60質量%以上80質量%以下の範囲内とすることがさらに好ましい。熱可塑性樹脂と無機質材料との合計含有量が上記数値範囲内であれば、十分な不燃性または十分な難燃性を確実に得つつ、印刷適性を確実に向上させ、且つシートの折り曲げ部に発生する割れを確実に低減することができる。

0018

また、原反層1の厚みは、50〔μm〕以上250〔μm〕以下の範囲内であることが好ましく、70〔μm〕以上200〔μm〕以下の範囲内であることがより好ましい。原反層1の厚みが上記数値範囲内であれば、シートの折り曲げ部に発生する割れを低減することができる。原反層1の厚みが250〔μm〕を超えると、シートの折り曲げ部に割れが発生することがある。
また、原反層1は、1軸延伸または2軸延伸の原反層であることが好ましい。原反層1が1軸延伸または2軸延伸の原反層であれば、不燃シート10の汎用性を高めることができる。
なお、原反層1の化粧シート2と接着する側の面に、化粧シート2と接着する前に、コロナ処理プラズマ処理等の表面処理を施すことが好ましい。原反層1の化粧シート2と接着する側の面に、コロナ処理やプラズマ処理等の表面処理を施すことで、化粧シート2と、原反層1との接着性密着性)が向上する。
また、化粧シート2と接着する前に、原反層1の化粧シート2と接着する側の面をブラッシングして、粉吹きした無機質材料を事前に落とすようにしてもよい。

0019

(アンカー層)
アンカー層2Dは、樹脂フィルム2Cの一方の側の面全体を覆うように形成された層である。
アンカー層2Dは、原反層1と、樹脂フィルム2Cとの接着性を向上させるための機能を備えている。アンカー層2Dを備えない場合には、樹脂フィルム2Cが原反層1に密着せずに剥離してしまうことがある。
接着性を向上させるための機能を備えるアンカー層2Dは、ウレタン系樹脂プライマーを含有していることが好ましい。ウレタン系樹脂プライマーとしては、例えば、ウレタン樹脂、無機顔料(シリカ等)を含有しているものを適用することができる。

0020

アンカー層2Dがウレタン系樹脂プライマーを含有している場合、アンカー層2Dの組成は、アンカー層2Dの質量に対し、ウレタン樹脂を56.1質量%以上68.5質量%以下の範囲内で含有し、無機顔料を34.0質量%以上41.4質量%以下の含有することが好ましい。この場合、アンカー層2Dの質量は、1.76〔g/m2〕以下(固形量)(有機質量1.10〔g/m2〕以下)であることが好ましい。
また、アンカー層2Dは、塩酢ビを含むウレタン系樹脂、または塩酢ビを含むアクリル系樹脂を含有していてもよい。この場合、アンカー層2Dは、原反層1と接着剤層5との密着性を向上させるための機能を備える。ここで、「塩酢ビ」とは、塩化ビニル酢酸ビニルとの共重合体を意味する。また、「塩酢ビを含むウレタン系樹脂」とは、塩酢ビとウレタン系樹脂とを含んだ組成物であり、塩酢ビの含有量とウレタン系樹脂の含有量との比(塩酢ビの含有量(質量)/ウレタン系樹脂の含有量(質量))は80/20〜1/99の範囲内であればよく、50/50〜5/95の範囲内であれば好ましく、20/80〜10/90の範囲内であればさらに好ましい。

0021

また、「塩酢ビを含むウレタン系樹脂」は、前述の塩酢ビ及びウレタン系樹脂以外に硬化剤を含んでいてもよい。この硬化剤は、塩酢ビを含むウレタン系樹脂を確実に硬化させるために添加されるものであり、その含有量については特に限定されない。例えば、塩酢ビを含むウレタン系樹脂の含有量と、硬化剤の含有量との比(塩酢ビを含むウレタン系樹脂の含有量(質量)/硬化剤の含有量(質量))は99/1〜1/99の範囲内であればよく、99/1〜50/50の範囲内であれば好ましく、95/5〜90/10の範囲内であればさらに好ましい。

0022

アンカー層2Dにおける、塩酢ビを含むウレタン系樹脂、または塩酢ビを含むアクリル系樹脂の含有量は、アンカー層2Dの質量に対し、乾燥状態で、15質量%以上100質量%以下の範囲内が好ましく、20質量%以上60質量%以下の範囲内がより好ましい。アンカー層2Dにおける、塩酢ビを含むウレタン系樹脂、または塩酢ビを含むアクリル系樹脂の含有量が上記数値範囲内であれば、アンカー層2Dと接着剤層5との層間強度を十分なものにしつつ、均一でムラ欠けのないアンカー層2Dを形成することができる。アンカー層2Dにおける、塩酢ビを含むウレタン系樹脂、または塩酢ビを含むアクリル系樹脂の含有量がアンカー層2Dの質量に対し、乾燥状態で15質量%未満であると、アンカー層2Dと接着剤層5との層間強度が不十分となることがある。なお、アンカー層2Dにおける、塩酢ビを含むウレタン系樹脂、または塩酢ビを含むアクリル系樹脂の含有量がアンカー層2Dの質量に対し、乾燥状態で100質量%以下であれば使用上何ら問題はないが、95質量%を超えると、硬化不足でアンカー層2Dにムラや欠けが生じることがある。

0023

(樹脂フィルム)
樹脂フィルム2Cは、PBTポリエチレンテレフタレート)を含有するポリエステル樹脂系フィルムであって、透光性を有する。また、樹脂フィルム2Cには、必要に応じて無機顔料(酸化チタン酸化鉄等)を添加してもよい。樹脂フィルム2Cの組成は、例えばポリエステル樹脂を67.0質量%以上96.5質量%以下の範囲内で含有し、無機顔料を3.5質量%以上33.0質量%以下の範囲内で含有することが好ましい。
また、樹脂フィルム2Cの厚さは、例えば、0.077〔mm〕以下とし、厚さを薄くする。これにより、燃焼量を低下させる。なお、厚さの下限値は、例えば、樹脂フィルム2Cの強度等を考慮して、0.045〔mm〕以上が好ましい。また、樹脂フィルム2Cの質量は、例えば、110.0〔g/m2〕以下(有機質量78.76〔g/m2〕以下)であることが好ましい。

0024

(印刷インキ層)
印刷インキ層2Bは、不燃シート10に意匠性を持たせるために、絵柄を付与する層であり、ウレタン樹脂系インキによる印刷で形成された層であって、樹脂フィルム2C上に形成されている。
印刷インキ層2Bが形成する絵柄模様の種類には、特に制約はなく、例えば、木目柄石目柄、布目柄、抽象柄、幾何学図形文字記号等を単独で、または、2種類以上を組み合わせて形成してもよい。
ウレタン樹脂系インキとしては、例えば、ウレタン樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂有機顔料、及び無機顔料を含むものを使用することができる。印刷インキ層2Bの組成は、例えば、ウレタン樹脂を50.9質量%以上76.7質量%以下の範囲内で含有し、塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂を10.2質量%以上23.3質量%以下の範囲内で含有し、有機顔料を0質量%以上37.7質量%以下の範囲内で含有し、無機顔料を0質量%以上20.0質量%以下の範囲内で含有することが好ましい。

0025

印刷方法としては、例えば、インクジェット印刷法グラビア印刷法スクリーン印刷法等、任意の印刷方法を用いることが可能である。
また、印刷インキ層2Bの質量は、例えば、8.36〔g/m2〕以下(固形量)(有機質量6.71〔g/m2〕以下)であることが好ましい。
なお、印刷インキ層2Bの単位面積(例えば、300〔mm〕角)当たりの印刷面積は、50%以下であることが好ましい。単位面積は、300〔mm〕角に限るものではなく、適度な光線透過率を確保するために規定するものであるため、例えば、不燃シート10が配置される場所や光源の明るさ等に基づいて設定すればよく、例えば、200〔mm〕角以上400〔mm〕角以下程度であってもよい。

0026

(表面保護層)
表面保護層2Aは、不燃シート10の表面を保護するためにアクリル樹脂系塗料で形成された層である。アクリル樹脂系塗料としては、例えば、紫外線硬化型、2液硬化型等の特性を有するアクリル樹脂を使用できる。また、表面保護層2Aには、必要に応じて無機質添加剤(シリカ等)を添加してもよい。表面保護層2Aの組成は、例えば、アクリル樹脂を80質量%以上86質量%以下の範囲内で含有し、無機質添加剤を14質量%以上20質量%以下の範囲内で含有することが好ましい。
また、表面保護層の厚さは、例えば、0.010〔mm〕以上0.044〔mm〕以下の範囲内であることが好ましい。また、質量は、17.49〔g/m2〕以下(固形量)(有機質量13.97〔g/m2〕以下)であることが好ましい。
表面保護層2Aの表面には、意匠性を付与するために凹凸模様が形成されていてもよい。凹凸模様としては、木目板導管溝、石板表面凹凸花崗岩劈開面等)、布表テクスチャア梨地砂目ヘアライン等が例示される。凹凸模様の形成方法としては、例えば、公知の枚葉式又は輪転式エンボス機によるエンボス加工法を採用することができる。

0027

(接着剤層)
接着剤層5は、原反層1と化粧シート2とを接着するために合成樹脂系接着剤で形成される層である。合成樹脂系接着剤として例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系接着剤を適用することができる。エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系接着剤としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂及び無機顔料(シリカ等)を含有するものを使用することができる。エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系接着剤の組成は、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を80.3質量%以上100質量%以下の範囲内で含有し、無機顔料(シリカ等)を0質量%以上19.7質量%以下の範囲内で含有することが好ましい。

0028

また、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂系接着剤の質量は、44.0〔g/m2〕以下(固形量)(有機質量44.0〔g/m2〕以下)であることが好ましい。
また、接着剤層5としての合成樹脂系接着剤として、ウレタン樹脂と有機質系硬化剤とを含有するものを使用することができる。ウレタン樹脂と有機質系硬化剤との組成は、例えば、ウレタン樹脂を84.3質量%以下の範囲内で含有し、有機質系硬化剤を15.7質量%以上の範囲内で含有することが好ましい。
また、ウレタン樹脂と有機質系硬化剤とを含有する接着剤の質量は、33.0〔g/m2〕以下であることが好ましい。
(不燃シート)
不燃シート10は、透光性を有し、全光線透過率は30%以上50%以下の範囲内であることが好ましく、また、拡散透過率は30%以上45%以下の範囲内であることが好ましい。

0029

[不燃シートの製造方法]
不燃シート10の製造方法の一例について、簡単に説明する。
まず、化粧シート2を作成する。
まず、樹脂フィルム2Cの一方の面に、インク滴吐出するインクジェット印刷法により印刷インキ層2Bを形成する。
次に、印刷インキ層2Bの上に表面保護層2Aを形成する。
続いて、樹脂フィルム2Cの他方の面に、アンカー層2Dを形成する。
続いて、アンカー層2Dの上に、接着剤層5を設け、接着剤層5を介して、原反層1の他方の面に化粧シート2を貼り付ける。
こうして、本実施形態に係る不燃シート10を製造する。

0030

〔不燃シートの効果〕
以上の構成の不燃シート10では、熱可塑性樹脂と無機質材料とを含有する原反層1を基材とすると共に、樹脂フィルム2Cにポリエステル樹脂を含有させ、その厚みを0.045〔mm〕以上0.077〔mm〕以下とし、さらに、接着剤層5にエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を含有させ、接着剤層5の質量を44.0〔g/m2〕以下(固形量)(有機質量44.0〔g/m2〕以下)として小さくしている。そのため、有機質量を低減することができると共に、原反層1は不燃性を有するため、燃焼量を低減でき、結果的に、不燃性を有する不燃シート10を提供できる。

0031

同様に、熱可塑性樹脂と無機質材料とを含有する原反層1を基材とすると共に、樹脂フィルム2Cにポリエステル樹脂を含有させ、その厚みを0.045〔mm〕以上0.077〔mm〕以下とし、さらに、接着剤層5にウレタン系樹脂と有機質系硬化剤とを含有させ、接着剤層5の質量を33.0〔g/m2〕以下として小さくしている。そのため、有機質量を低減することができると共に、原反層1は不燃性を有するため、燃焼量を低減でき、結果的に、不燃性を有する不燃シート10を提供することができる。
さらに、接着剤層5の成分比率や、樹脂フィルムの成分比率を不燃性を付与することの可能な値に規定することによって、容易に不燃性を付与することができる。

0032

ここで、建築基準法施工令に規定の不燃材料技術的基準においては、ISO5660−1に準拠したコーンカロリーメータ試験機による発熱性試験において下記の要件を満たしている必要がある(建築基準法施工令第108条の2第1号および第2号)。本実施形態の不燃シート10が不燃材料として認定されるためには、不燃性基材と貼り合わせた状態で50〔kW/m2〕の輻射熱による加熱にて20分間の加熱時間において下記の1〜3の要求項目をすべて満たす必要がある。
1.総発熱量が8〔MJ/m2〕以下
2.最高発熱速度が10秒以上継続して200〔kW/m2〕を超えない
3.防炎上有害な裏面まで貫通する亀裂および穴が生じない

0033

なお、不燃性基材としては、石こうボード繊維混入ケイ酸カルシウム板または亜鉛メッキ鋼板から選択して用いることができる。
そして、前述の原反層1を具備する本実施形態の不燃シート10は、前述の不燃性基材と貼り合わせた状態でのISO5660−1に準拠したコーンカロリーメータ試験機による発熱性試験において、前述の施工令第108条の2第1号および第2号に記載の要件をともに満たす不燃材料を実現している。
また、化粧シート2と原反層1との積層体の可視光領域における全光線透過率及び拡散透過率が所定の範囲内となるようにしているため、照明用途に使用した際に、光源を直接視認することなく、不燃シート10を面光源として利用することができ、すなわち光膜天井としての機能を付与することができる。
また、印刷インキ層2Bの印刷面積を規定の範囲内の面積とすることにより、適度な光線透過率を確保することができる。そのため、照明用途に使用することができる。また、照明用途に使用した際には、印刷インキ層2B由来の、木目、抽象柄等といった絵柄をデザインとして見せることができるため、高い意匠性を有する膜天井等を提供することができる。

0034

また、本実施形態の不燃シート10では、比較的質量を軽くすることができ、2〔kg/m2〕以下の膜天井を実現できる。膜天井は素材が軽く、柔らかい為、大きな変形や衝撃に耐えることが出来るだけでなく、万が一落下しても軽いので、安全性が高く、さらに内天井からの落下物に対し、防止ネットのような役割もある。また、施行は平成26年4月施工の、特定天井並びに天井脱落に関する対策措置では、特定天井(吊り天井で、高さ6〔m〕以上、200〔m2〕以上、単位面積質量2〔kg/m2〕以上、居室、廊下、その他人日常利用する場所に設けられる)に対しては、構造耐久力上安全な構造形式が義務化されているが、単位面積質量2〔kg/m2〕以下の天井材は、特定天井対象外となる。そのため、複雑な構造設計が不要で材料代、工事代を抑制できる。

0035

[実施例A]
樹脂フィルム2Cとして、厚み0.06〔mm〕、質量75〔g/m2〕、有機質量71.2〔g/m2〕の樹脂フィルムを使用し、その一方の面に、スクリーン印刷法により印刷インキ層2Bを形成した。絵柄は木目柄とした。この時、印刷インキ層2Bの組成は、ウレタン樹脂73.6質量%、塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂18質量%、有機顔料3.9質量%、無機顔料4.5質量%とした。また、300〔mm〕角当たりの印刷面積は23%であった。

0036

続いて、印刷インキ層2Bの上に表面保護層2Aを形成した。表面保護層2Aは、アクリル樹脂83.2質量%、無機質添加剤16.8質量%、を含むものとし、厚さは0.01〔mm〕、質量は9.6〔g/m2〕(固形量)(有機質量8.2〔g/m2〕)とした。
続いて、樹脂フィルム2Cの他方の面に、アンカー層2Dを形成した。アンカー層2Dは、ウレタン樹脂62.3質量%、無機顔料を37.7質量%含むものとした。また、アンカー層2Dの質量は、1.6〔g/m2〕(固形量)(有機質量1.0〔g/m2〕)とした。

0037

続いて、アンカー層2Dの上に接着剤層5を設けた。接着剤層5は、エチレン−酢酸ビニル共重合系樹脂を100質量%、無機顔料を0質量%含むものとした。接着剤層5の質量は、40.0〔g/m2〕(固形量)(有機質量40.0〔g/m2〕)とした。
原反層1は、熱可塑性樹脂であるポリプロピレン樹脂と、無機質材料である炭酸カルシウムとで構成される。原反層の組成比は、炭酸カルシウム60質量%とし、ポリプロピレン樹脂40質量%とした。原反層1の厚みは200〔μm〕とした。以上により不燃シート10を作成した。

0038

≪評価≫
不燃性能
上記の不燃シート10に対し、コーンカロリーメータを用いた試験方法(ISO5660−1に準拠)にて燃焼性を確認した。結果、総発熱量は8〔MJ/m2〕を下回った。また、10秒以上継続して200〔kW/m2〕を超えることは無かった。また、加熱開始後20分間裏面に達する亀裂も発生しなかった。このように、本実施例に基づく不燃シート10は、不燃材規格満足していることが確認できた。

0039

<透光性>
本実施例の不燃シート10は、紫外可視近赤外分光計(UV−3600、島津製作所製)を用いた評価の結果、全光線透過率は34%、拡散透過率は31%であった。また、印刷インキ層2Bの300〔mm〕角当たりの印刷面積は23%であり、本実施例の不燃シート10は、照明用途として使用した際に、十分な光透過性と面光源としての発光特性、および印刷インキ層由来のデザイン性を有していることが確認できた。

0040

〔実施例B〕
実施例Aと同様の手順で、評価を行うための複数のサンプルを作成した。
接着剤層5として、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を含有する接着剤層を用いた。
各サンプルの樹脂フィルム2Cの厚さ〔mm〕、接着剤層5の質量〔g/m2〕、化粧シート2と原反層1との積層体の可視光領域における全光線透過率〔%〕、拡散透過率〔%〕、接着剤層5に含有されるエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂と無機顔料との組成比〔質量%〕、印刷インキ層2Bの単位面積当たりの印刷面積〔%〕、樹脂フィルム2Cに含有されるポリエステル樹脂と無機顔料との組成比〔質量%〕は、表1に示す通りである。その他の条件については、実施例Aに示す条件と同一とした。
実施例Bにおける評価項目は、以下の通りである。その評価結果は表1に示す。

0041

<不燃性能>
実施例Aと同様に手順で、コーンカロリーメータを用いた試験方法(ISO5660−1に準拠)にて燃焼性の確認を行い、総発熱量が8〔MJ/m2〕を下回り且つ、10秒以上継続して200〔kW/m2〕を超えない場合に、不燃性を有するものとして「○」とし、不燃性を有すると判断されない場合を「×」としている。
<透光性>
分光顕微鏡(大塚電子(株)製の「MCPD2000」)にて、波長400〔nm〕以上700〔nm〕以下の光(可視光線)の透過率〔%〕を測定し、その平均値から透光性の評価を行った。透過率が85〔%〕以上であるとき、透光性が良好として「○」とし、透過率が85〔%〕未満であるとき、透光性が不十分であるとして「×」とした。

0042

0043

〔実施例C〕
実施例Bと同様の手順で、評価を行うための複数のサンプルを作成した。
接着剤層5として、ウレタン樹脂と有機質系硬化剤とを含有する接着剤層を用いた。
また、各サンプルの条件は、実施例Bに示す条件において、接着剤層質量と、接着剤層5に含有されるウレタン樹脂と有機質系硬化剤との組成比〔質量%〕が異なること以外は同一とした。
実施例Cでは、実施例Bにおける実施例1〜実施例8及び比較例1〜比較例7において、接着剤層5の質量を33.0〔g/m2〕とし、比較例8及び比較例9における接着剤層5の質量を34.0〔g/m2〕とした。各実施例1〜実施例8及び比較例1〜比較例7における条件は、表2に示す通りである。その他の条件については、実施例A及びBに示す条件と同一とした。
実施例Cにおける評価項目も、実施例Bにおける評価項目と同一である。その評価結果は表2に示す。

0044

0045

このように、熱可塑性樹脂及び無機質材料を含有する原反層1の一方の面に、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を含有する接着剤層5を介して化粧シート2が貼り付けられており、化粧シート2は、ポリエステル樹脂を含有する樹脂フィルム2Cと、樹脂フィルム2Cの原反層1と反対側の面に形成された印刷インキ層2Bと、印刷インキ層2Bの樹脂フィルム2Cと反対側の面に形成された表面保護層2Aと、樹脂フィルム2Cの原反層1側の面に形成されたアンカー層2Dと、を有し、樹脂フィルム2Cの厚さは、0.045〔mm〕以上0.077〔mm〕以下であり、接着剤層5の質量は、44.0〔g/m2〕以下であり、化粧シート2と原反層1との積層体の可視光領域における全光線透過率が30%以上50%以下の範囲内であり且つ拡散透過率が30%以上45%以下の範囲内とした場合には、不燃性及び透光性を有する不燃シートを容易に実現することができる。

0046

また、熱可塑性樹脂及び無機質材料を含有する原反層1の一方の面に、ウレタン樹脂と有機質系硬化剤とを含有する接着剤層5を介して化粧シート2が貼り付けられており、化粧シート2は、ポリエステル樹脂を含有する樹脂フィルム2Cと、樹脂フィルム2Cの原反層1と反対側の面に形成された印刷インキ層2Bと、印刷インキ層2Bの樹脂フィルム2Cと反対側の面に形成された表面保護層2Aと、樹脂フィルム2Cの原反層1側の面に形成されたアンカー層2Dと、を有し、樹脂フィルム2Cの厚さは、0.045〔mm〕以上0.077〔mm〕以下であり、接着剤層5の質量は、33.0〔g/m2〕以下であり、化粧シート2と原反層1との積層体の可視光領域における全光線透過率が30%以上50%以下の範囲内であり且つ拡散透過率が30%以上45%以下の範囲内であるBAAIには、不燃性及び透光性を有する不燃シートを容易に実現することができる。

0047

1原反層
2化粧シート
2A表面保護層
2B印刷インキ層
2C樹脂フィルム
2Dアンカー層
5接着剤層
10 不燃シート

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