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技術 雨滴検出装置

出願人 株式会社デンソー
発明者 大塚澄
出願日 2019年3月27日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-061219
公開日 2020年10月1日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-159943
状態 未査定
技術分野 光学的手段による材料の調査、分析 ワイパー、車両の清掃
主要キーワード 外縁端 出射側レンズ面 突出方向先端 入射側レンズ面 被取付部材 雨滴検出 ポッティング樹脂 ウィンドシールド
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月1日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

搭載スペースが大型化することを抑制しつつ、ポッティング樹脂部材の表面の平坦性が低下することを抑制する。

解決手段

中心cから外縁端までの距離が異なる部分を有する平面形状とされた一面10aを有し、一面10aにポッティング樹脂部材80が配置されるケーシング90を備える。そして、ケーシング90の一面10aの外縁端に、一面10aの法線方向に沿って突出し、外縁端に沿って一周する枠状のダム部14を形成する。ダム部14は、中心から最も遠い最遠部分14aの高さが最も高くなると共に、中心に最も近い最近部分14bの高さが最も低くなるようにする。ポッティング樹脂部材80は、ダム部14における突出方向先端の先端面141を覆うように配置し、一面10a側と反対側の表面80aと一面10aとの間の長さにおいて、一面の中心c上に位置する部分の長さL1は、最遠部分14a上に位置する部分の長さL2以上となるようにする。

概要

背景

従来より、発光素子からの光をウィンドシールド内面側から照射し、ウィンドシールドの外面で反射した光を受光素子にて検出することにより、ウィンドシールドの外面のうちの雨滴検出領域に付着した雨滴を検出する雨滴検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

このような雨滴検出装置は、発光素子や受光素子が収容されたケーシングの一面側にポッティング樹脂部材を配置し、ポッティング樹脂部材がウィンドシールドの内面側に押し付けられた状態で配置される。なお、ケーシングの一面は、円形状とされており、ポッティング樹脂部材はケーシングの一面の形状に沿って配置されている。

概要

搭載スペースが大型化することを抑制しつつ、ポッティング樹脂部材の表面の平坦性が低下することを抑制する。中心cから外縁端までの距離が異なる部分を有する平面形状とされた一面10aを有し、一面10aにポッティング樹脂部材80が配置されるケーシング90を備える。そして、ケーシング90の一面10aの外縁端に、一面10aの法線方向に沿って突出し、外縁端に沿って一周する枠状のダム部14を形成する。ダム部14は、中心から最も遠い最遠部分14aの高さが最も高くなると共に、中心に最も近い最近部分14bの高さが最も低くなるようにする。ポッティング樹脂部材80は、ダム部14における突出方向先端の先端面141を覆うように配置し、一面10a側と反対側の表面80aと一面10aとの間の長さにおいて、一面の中心c上に位置する部分の長さL1は、最遠部分14a上に位置する部分の長さL2以上となるようにする。

目的

本発明は上記点に鑑み、搭載スペースが大型化することを抑制しつつ、ポッティング樹脂部材の表面の平坦性が低下することを抑制できる雨滴検出装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

内面(200a)及び外面(200b)を有するウィンドシールド(200)の前記外面に付着する雨滴を検出する雨滴検出装置であって、一面(10a)を有し、前記一面側が前記内面に対向して配置されるケーシング(90)と、前記ケーシング内に配置され、前記ウィンドシールドに向かって測定光照射する発光素子(30)と、前記ケーシング内に配置され、前記外面で反射した光を受光する受光素子(40)と、前記一面に配置され、前記ウィンドシールドに配置される際に前記内面と当接するポッティング樹脂部材(80)と、を備え、前記一面は、前記一面の中心(c)から外縁端までの距離が異なる部分を有する平面形状とされ、前記外縁端に前記一面の法線方向に沿って突出し、前記外縁端に沿って一周する枠状のダム部(14)が形成されており、前記ダム部は、前記中心から最も遠い最遠部分(14a)の高さが最も高くされていると共に、前記中心に最も近い最近部分(14b)の高さが最も低くされており、前記ポッティング樹脂部材は、前記ダム部における突出方向先端の先端面(141)を覆うように配置され、前記一面側と反対側の表面(80a)と前記一面との間の長さにおいて、前記一面の中心(c)上に位置する部分の長さ(L1)は、前記最遠部分上に位置する部分の長さ(L2)以上とされている雨滴検出装置。

請求項2

前記ダム部は、前記外縁端に沿った方向において、前記先端面が連続した面とされている請求項1に記載の雨滴検出装置。

請求項3

前記ダム部は、前記先端面と前記一面とを繋ぐ内壁面(142)と、前記一面との間の成す角度が鈍角とされている請求項1または2に記載の雨滴検出装置。

請求項4

前記ダム部は、前記ポッティング樹脂部材と接する部分にシボ部(143)が形成されている請求項1ないし3のいずれか1つに記載の雨滴検出装置。

請求項5

前記一面は、矩形状とされている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の雨滴検出装置。

技術分野

0001

本発明は、ウィンドシールドに付着した雨滴を検出する雨滴検出装置に関するものである。

背景技術

0002

従来より、発光素子からの光をウィンドシールドの内面側から照射し、ウィンドシールドの外面で反射した光を受光素子にて検出することにより、ウィンドシールドの外面のうちの雨滴検出領域に付着した雨滴を検出する雨滴検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

0003

このような雨滴検出装置は、発光素子や受光素子が収容されたケーシングの一面側にポッティング樹脂部材を配置し、ポッティング樹脂部材がウィンドシールドの内面側に押し付けられた状態で配置される。なお、ケーシングの一面は、円形状とされており、ポッティング樹脂部材はケーシングの一面の形状に沿って配置されている。

先行技術

0004

特開2012−71821号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記雨滴検出装置では、ケースの一面が円形状となっており、搭載スペースが大型化し易い。このため、ケースの一面を多角形状等にすることが考えられる。

0006

しかしながら、本発明者らが検討したところ、ケースの一面を多角形状にして一面上にポッティング樹脂部材を配置した場合、一面の中心から遠い部分では、一面の中心に近い部分よりポッティング樹脂部材の高さが低くなり易いことが確認された。つまり、ケースの一面を多角形状にして一面上にポッティング樹脂部材を配置した場合、ポッティング樹脂部材におけるケースと反対側の表面の平坦性が低下することが確認された。

0007

そして、このような雨滴検出装置では、ポッティング樹脂部材をウィンドシールドの内面側に押し付けて配置すると、ポッティング樹脂部材とウィンドシールドとの間に気泡が残存し易くなることが確認された。このため、ケーシングの一面を円形状と異なる形状にした雨滴検出装置では、検出精度が低下すると共に意匠性が低下する可能性がある。

0008

本発明は上記点に鑑み、搭載スペースが大型化することを抑制しつつ、ポッティング樹脂部材の表面の平坦性が低下することを抑制できる雨滴検出装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するための請求項1では、内面(200a)及び外面(200b)を有するウィンドシールド(200)の外面に付着する雨滴を検出する雨滴検出装置であって、一面(10a)を有し、一面側が内面に対向して配置されるケーシング(90)と、ケーシング内に配置され、ウィンドシールドに向かって測定光を照射する発光素子(30)と、ケーシング内に配置され、外面で反射した光を受光する受光素子(40)と、一面に配置され、ウィンドシールドに配置される際に内面と当接するポッティング樹脂部材(80)と、を備えている。そして、一面は、一面の中心(c)から外縁端までの距離が異なる部分を有する平面形状とされ、外縁端に一面の法線方向に沿って突出し、外縁端に沿って一周する枠状のダム部(14)が形成されており、ダム部は、中心から最も遠い最遠部分(14a)の高さが最も高くされていると共に、中心に最も近い最近部分(14b)の高さが最も低くされており、ポッティング樹脂部材は、ダム部における突出方向先端の先端面(141)を覆うように配置され、一面側と反対側の表面(80a)と一面との間の長さにおいて、一面の中心(c)上に位置する部分の長さ(L1)は、最遠部分上に位置する部分の長さ(L2)以上とされている。

0010

これによれば、ケーシングの一面は、中心から外縁端までの距離が異なる部分を有する形状とされている。このため、中心を通り、外縁端までの距離が最も長い部分の長さを半径とする円形状とされている場合と比較して、搭載スペースの小型化を図ることができる。

0011

また、ポッティング樹脂部材は、最遠部分でも盛り上がり易くなる。また、最遠部分は、ポッティング樹脂部材の表面と一面との間の長さにおいて、一面の中心上に位置する部分の長さが最遠部分上に位置する部分の長さ以上となる高さとされている。このため、例えば、ダム部の高さが外縁端に沿って均一とされている場合と比較して、ポッティング樹脂部材の表面の平坦性が低下することを抑制できる。

0012

なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。

図面の簡単な説明

0013

第1実施形態における雨滴検出装置の平面図である。
図1中のII−II線に沿った断面図である。
図1中の矢印III方向から視た側面図である。
図1中のIV−IV線に沿った断面図である。
図1に示す雨滴検出装置をウィンドシールドに配置した状態を示す断面図である。
第2実施形態における雨滴検出装置の断面図である。
第3実施形態における雨滴検出装置の断面図である。
他の実施形態における雨滴検出装置の平面図である。
他の実施形態における雨滴検出装置の平面図である。

実施例

0014

以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。

0015

(第1実施形態)
第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態の雨滴検出装置は、例えば、被取付部材としての車両のウィンドシールドに付着した雨滴を検出するのに利用されると好適である。以下では、ウィンドシールドの外面を車両の外側の面とし、ウィンドシールドの内面を車室内の面として説明する。

0016

雨滴検出装置1は、図1図3に示されるように、ケース10、回路基板20、発光素子30、受光素子40、レンズ50、カバー60、バネ部材70、ポッティング樹脂部材80等を備える構成とされている。なお、本実施形態では、後述するように、ケース10とカバー60とが組み付けられることによってケーシング90が構成されている。

0017

ケース10は、ポリカーボネートアクリル等の樹脂型成形することにより作られており、レンズ50と一体的に成形されている。本実施形態では、ケース10は、一面10aおよび他面10bと、一面10aおよび他面10bを繋ぐ側面10cを有し、他面10b側に凹部11が形成された箱形状とされている。そして、ケース10は、一面10aが矩形状とされている。なお、ケース10の一面10aは、後述するが、図5に示されるように、ウィンドシールド200の内面200aと対向して配置される面であり、ポッティング樹脂部材80が配置される面である。レンズ50の構成については、後述する。

0018

回路基板20は、一面20aおよび他面20bを有する板状のプリント基板等で構成されている。そして、回路基板20は、一面20a側が凹部11の底面と対向しつつ、ケース10に形成された凹部11を閉塞するように、ケース10に組み付けられている。具体的には、図2とは別断面において、ケース10には、凹部11の開口端突起部が形成され、回路基板20には、凹部11の開口端と対向する部分に突起部と対応する孔部が形成されている。そして、回路基板20は、当該回路基板20に形成された孔部にケース10の突起部が差し込まれ、突起部がかしめられることによってケース10に組み付けられている。

0019

回路基板20の一面20a側には、発光素子30および受光素子40が配置されている。なお、発光素子30および受光素子40は、回路基板20の一面20aにおいて所定の距離だけ離れて配置されている。また、回路基板20には、特に図示しないが、ICチップ等の電子部品も配置されている。

0020

発光素子30は、後述するウィンドシールド200の外面200bに付着した雨滴を検出するための測定光を照射する発光装置であり、ウィンドシールド200に向かって測定光を照射する発光ダイオード(すなわち、LED)等で構成されている。

0021

受光素子40は、発光素子30から照射された測定光を受光する受光装置であり、受光した光の強度に応じた検出信号を出力するフォトダイオード(すなわち、PD)等で構成されている。そして、受光素子40は、ウィンドシールド200の外面200bで反射した測定光を受光する。

0022

また、回路基板20には、発光素子30を駆動する駆動回路や受光素子40の検出結果を処理する処理回路等が配置されている。特に限定されるものではないが、駆動回路は、例えば、発光素子30をPWM(Pulse Width Modulationの略)制御するように構成されている。すなわち、駆動回路は、パルス信号によって発光素子30を点滅させるように構成されている。なお、駆動回路は、一定の電圧印加することによって発光素子30を駆動する構成とされていてもよい。処理回路は、受光素子40の信号を増幅処理等するように構成されている。

0023

また、ケース10には、側面10cにコネクタ部12が配置されている。本実施形態では、ケース10とコネクタ部12とは、別部材で構成されており、ケース10およびコネクタ部12に形成された一対の嵌合部が嵌合されることで組み付けられている。但し、ケース10およびコネクタ部12は、一体的に形成されていてもよい。

0024

そして、ケース10およびコネクタ部12には、回路基板20と外部回路とを電気的に接続するための複数のターミナル13が備えられている。具体的には、各ターミナル13は、棒状部材であり、一端側がコネクタ部12に形成されている開口部12a内に露出すると共に、他端側が凹部11内に露出するように備えられている。なお、図2では、1本のターミナル13のみが図示されている。

0025

そして、各ターミナル13のうちの凹部11内に露出している他端側は、回路基板20と電気的、機械的に接続されている。本実施形態では、各ターミナル13の他端側は、図2とは別断面において、回路基板20に形成された挿通孔挿通され、はんだ等が配置されることによって回路基板20と電気的、機械的に接続されている。

0026

レンズ50は、上記のように、ケース10と一体的に成形されており、凹部11内に位置している。そして、本実施形態のレンズ50は、発光素子30から照射された測定光をウィンドシールド200に導く入射側レンズ面51を有すると共に、ウィンドシールド200の外面200bで反射した測定光を受光素子40に導く出射側レンズ面52を有する構成とされている。

0027

カバー60は、ケース10に対応した箱形状とされており、ケース10との間に回路基板20が収容されるように、ケース10における他面10b側に配置されてケース10に組み付けられている。本実施形態では、カバー60は、スナップフィット接合等によってケース10に組み付けられている。これにより、ケース10およびカバー60によってケーシング90が構成され、ケーシング90内に発光素子30および受光素子40が配置された構成となる。

0028

バネ部材70は、板バネ等で構成されており、カバー60および回路基板20の他面20bと当接するように配置されている。なお、バネ部材70は、コイルバネ等で構成されていてもよい。

0029

ポッティング樹脂部材80は、ケース10(すなわち、ケーシング90)の10aに配置されており、シリコーン系等の柔らかい樹脂材料で構成されている。なお、このポッティング樹脂部材80は、ケース10の一面10aに樹脂材料がポッティングされることで構成される。

0030

ここで、本実施形態におけるケース10の一面10a側の形状と、ポッティング樹脂部材80との関係について、図1図4を参照しつつ説明する。なお、図4では、ポッティング樹脂部材80を省略し、ケース10の断面のみを図示している。

0031

ケース10の一面10aは、上記のように矩形状とされており、外縁端に一面10aの法線方向に突出するダム部14が形成されている。具体的には、ダム部14は、ケース10の一面10aにおける外縁端を一周するように、枠状に形成されている。また、ダム部14は、突出方向先端に位置する先端面141と、先端面141と一面10aとを繋ぐ内壁面142とを有する形状とされており、内壁面142と一面10aとの成す角度θが略直角となるように構成されている。

0032

そして、ダム部14は、一面10aの法線方向に沿った長さを高さとすると、一面10aの中心cから最も遠い最遠部分14aの高さが最も高くなり、一面10aの中心cに最も近い最近部分14bの高さが最も低くなるように構成されている。本実施形態では、図1に示されるように、一面10aは、一対の短辺101a、101cと一対の長辺101b、101dとを有する矩形状とされている。このため、ダム部14は、矩形状とされた一面10aにおける各角部に位置する部分が最遠部分14aとなり、長辺101b、101dの中心cに位置する部分が最近部分14bとなる。そして、ダム部14は、一面10aにおける各角部に位置する部分の高さが最も高くなり、長辺101b、101dの中心cに位置する部分の高さが最も低くなる構成とされている。

0033

また、ダム部14は、図3に示されるように、一面10aの外縁端に沿って、高さが連続的に変化する形状とされている。言い換えると、ダム部14は、高さが滑らかに変化する形状とされている。すなわち、ダム部14は、一面10aの外縁端に沿って、った部分を有さず、局所毎に曲率を有する形状とされている。つまり、ダム部14は、一面10aの外縁端に沿って、先端面141が連続した面とされている。

0034

そして、ポッティング樹脂部材80は、一面10aに樹脂材料がポッティングされることにより、ダム部14の先端面141を覆うように配置される。この際、ダム部14の高さが外縁端に沿って均一とされている場合には、ポッティング樹脂部材80は、一面10aの中心c上に位置する部分が最も盛り上がり易く、一面10aの中心cから遠くなるほど盛り上がり難くなる。このため、ポッティング樹脂部材80におけるケース10と反対側の表面(以下では、単にポッティング樹脂部材80の表面と称する)の平坦性が低くなる。なお、ポッティング樹脂部材80の表面とは、言い換えると、後述するウィンドシールド200の内面200aと当接する面のことである。

0035

これに対し、本実施形態では、ダム部14は、上記のように、最遠部分14aが最も高くなると共に、最近部分14bが最も低くなるように構成されている。このため、ポッティング樹脂部材80は、一面10aの中心cから遠い部分でも表面張力によって盛り上がり易くなる。したがって、ポッティング樹脂部材80の表面80aの平坦性が低くなることを抑制できる。

0036

なお、最遠部分14aは、ポッティング樹脂部材80の表面80aと一面10aとの間の長さにおいて、一面の中心c上に位置する部分の長さL1が最遠部分14a上に位置する部分の長さL2以上となる高さとされている。この場合、ダム部14は、長さL1と長さL2とがほぼ同じになる高さとされることが好ましい。

0037

以上が本実施形態における雨滴検出装置1の構成である。そして、このような雨滴検出装置1は、図5に示されるように、ポッティング樹脂部材80がウィンドシールド200の内面200aに押し付けられた状態で配置される。具体的には、雨滴検出装置1は、カバー60が押圧されることにより、バネ部材70を介して、回路基板20およびケース10が押圧されてポッティング樹脂部材80がウィンドシールドの内面に押し付けられた状態で配置される。

0038

この際、本実施形態では、ポッティング樹脂部材80における表面80aの平坦性が向上した状態となっている。このため、ポッティング樹脂部材80とウィンドシールド200との間に気泡が残存することを抑制できる。したがって、検出精度が低下することを抑制できると共に、意匠性が低下することを抑制できる。

0039

そして、このように配置された雨滴検出装置1では、発光素子30から測定光を照射する。これにより、測定光は、入射側レンズ面51からレンズ50の内部に進むと共にコリメートされてウィンドシールド200の外面200bに導かれる。なお、測定光は、入射側レンズ面51により、ウィンドシールド200の外面に対して45°の角度にコリメートされる。つまり、レンズ50は、測定光がポッティング樹脂部材80を介してウィンドシールド200の外面200bの雨滴検出面で全反射臨界角以上)するように形成されている。その後、測定光は、ウィンドシールド200の外面200bで反射された後、出射側レンズ面52を介して受光素子40で集光される。

0040

そして、雨滴検出装置1は、ウィンドシールド200の外面200bに雨滴が付着していない状態での受光素子40の受光量を100%とし、この受光量に対する変化を雨滴として検出する。なお、この雨滴検出結果は、例えば、車両のワイパ自動制御に用いられる。

0041

すなわち、ウィンドシールド200の外面200bに雨滴が付着すると、発光素子30からウィンドシールド200の雨滴検出面に達した測定光は、雨滴と空気の屈折率の違いにより、全反射を起こさなくなり、受光素子40に到達する測定光は減少する。そして、この測定光の減少量閾値に達すると、雨滴検出装置1は、ウィンドシールド200の雨滴検出面に雨滴が付着したと判定し、その判定結果を外部装置に出力する。

0042

以上説明したように、本実施形態では、ケース10は、一面10aが矩形状とされている。このため、例えば、一面10aが長辺101b、101dを直径とする円形状とされている場合と比較して、搭載スペースの小型化を図ることができる。

0043

また、一面10aの外縁端にダム部14が形成されており、ダム部14は、最遠部分14aの高さが最も高く、最近部分14bの高さが最も低くなるように形成されている。このため、ポッティング樹脂部材80は、最遠部分14aでも盛り上がり易くなる。また、最遠部分14aは、ポッティング樹脂部材80の表面80aと一面10aとの間の長さにおいて、一面の中心c上に位置する部分の長さが最遠部分14a上に位置する部分の長さ以上となる高さとされている。したがって、ポッティング樹脂部材80の表面80aの平坦性が低下することを抑制できる。

0044

これにより、ポッティング樹脂部材80をウィンドシールド200の内面200aに押し付けて雨滴検出装置1を配置する際、ポッティング樹脂部材80とウィンドシールド200との間に気泡が残存することを抑制できる。このため、検出精度が低下することを抑制できると共に意匠性が低下することを抑制できる。

0045

また、本実施形態では、ダム部14は、一面10aの外縁端に沿って、先端面141が連続した面とされている。このため、樹脂材料を一面10aにポッティングした際、樹脂材料がダム部14から漏れ出ることを抑制できる。

0046

(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態に対し、ダム部14における内壁面142の形状を変更したものである。その他に関しては、上記第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。

0047

本実施形態では、図6に示されるように、ダム部14は、内壁面142と一面10aとの間の成す角度θが鈍角とされている。つまり、ダム部14は、内壁面142と一面10aとの間の成す角度が直角とされている場合と比較して、内壁面142と一面10aとの面方向の変化が緩やかになるように構成されている。

0048

これによれば、樹脂材料を一面10aにポッティングしてポッティング樹脂部材80を形成する際、ダム部14の内壁面142と一面10aとの間の成す角度θが直角である場合と比較して、ダム部14の内壁面142と一面10aとの境界部に気泡が形成されることを抑制できる。つまり、ダム部14の内壁面142と一面10aとの境界部に気泡が残存することを抑制できる。このため、当該部分からポッティング樹脂部材80が剥離してしまうことを抑制できる。

0049

(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態に対し、ダム部14における内壁面142の形状を変更したものである。その他に関しては、上記第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。

0050

本実施形態では、図7に示されるように、ダム部14は、先端面141および内壁面142に微小凹凸で構成されるシボ部143が形成されている。なお、このようなシボ部143は、ケース10を樹脂成形する際に形成される。

0051

これによれば、樹脂材料を一面10aにポッティングしてポッティング樹脂部材80を形成する際、樹脂材料がシボ部143よって漏れ難くなる。このため、ポッティング樹脂部材80は、先端面141を覆う部分が厚くなり易くなり、ウィンドシールド200に押し付けられた際にダム部14上の部分も潰れ易くなる。したがって、ポッティング樹脂部材80におけるダム部14上の部分とウィンドシールド200の内面との間にも気泡が残存し難くなり、さらに意匠性の向上を図ることができる。

0052

また、シボ部143によってポッティング樹脂部材80とダム部14との接合性を向上できるため、ポッティング樹脂部材80が剥離することも抑制できる。

0053

(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。

0054

例えば、上記各実施形態において、ケース10の一面10aの形状は、円形状でなければ適宜変更可能である。例えば、図8Aに示されるように、一面10aは、矩形状における角部が面取りされた八角形とされていてもよい。この場合、ダム部14の最遠部分14aは、各短辺101a、101cと各長辺101b、101dとの間に位置する一辺101eと、各短辺101a、101cおよび各長辺101b、101dとの境界部分となる。

0055

また、図8Bに示されるように、一面10aは、一対の直線101c、101dと、各直線101c、101dを繋ぐ円弧101fとが組み合わされた形状とされていてもよい。なお、本実施形態では、各円弧101fは、中心cを中心とする円の一部で構成されている。このため、最遠部分14aは、ダム部14のうちの円弧101f上に位置するダム部14となる。

0056

そして、上記各実施形態を適宜組み合わせてもよい。例えば、上記第2実施形態を上記第3実施形態に組み合わせてもよい。

0057

10ケース
10a 一面
14ダム部
14a 最遠部分
14b 最近部分
30発光素子
40 受光素子

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