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技術 デッキプレート

出願人 JFE建材株式会社
発明者 加藤鐘悟関勝輝
出願日 2019年3月25日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-057055
公開日 2020年10月1日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-158986
状態 未査定
技術分野 建築構造一般 床構造
主要キーワード ビスねじ サビ止め 切欠き加工 通常鋼板 底辺側 リブ側 リブ部材 床や屋根
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月1日)のものです。
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図面 (11)

課題

間仕切壁などを施工する際において、デッキプレートリブや間仕切壁等に加工処理を施すことなく、容易な施工作業を実現する。

解決手段

デッキプレート(100)であって、平坦形状を有するフランジ部(110)と、フランジ部(110)から突出して、該フランジ部(110)の長手方向に沿って設けられるリブ(120)とを有し、リブ(120)がフランジ部(110)によって着脱自在に保持されている。

概要

背景

建築物建設現場において、床や屋根等のコンクリート構造部の型枠として使用するフラット型デッキプレートが知られている。フラット型のデッキプレートは、その上面が平坦に形成され、上面とは反対の背面(下面)に突出する断面略三角形リブを備える。建築物の施工時にはデッキプレートの上面にコンクリート打設され、デッキプレートは、リブが突出した状態で天井の一部として建築物に残される。このような施工が行われた後に、デッキプレートが天井の一部を構成する空間において、防火区画間仕切壁の設置が必要とされる場合がある。

しかし、上記空間に間仕切壁が設置される場合には、天井部分においてデッキプレートのリブが突出しているため、間仕切壁とリブとが干渉し、そのままの状態では間仕切壁が取り付けられない場合がある。このため、現場作業者は、リブの一部に切欠き加工を施すか、或いは、間仕切壁の一部に切欠き加工を施す必要があった(例えば、特許文献1参照)。

概要

間仕切壁などを施工する際において、デッキプレートのリブや間仕切壁等に加工処理を施すことなく、容易な施工作業を実現する。デッキプレート(100)であって、平坦形状を有するフランジ部(110)と、フランジ部(110)から突出して、該フランジ部(110)の長手方向に沿って設けられるリブ(120)とを有し、リブ(120)がフランジ部(110)によって着脱自在に保持されている。

目的

本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、デッキプレートのリブや間仕切壁等に加工処理を施すことなく、間仕切壁等の設置作業を容易に実現することができるデッキプレートを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

平坦形状を有するフランジ部と、前記フランジ部から突出して、該フランジ部の面方向に沿って設けられるリブと、を有し、前記リブは、前記フランジ部によって着脱自在に保持されていることを特徴とするデッキプレート

請求項2

前記リブは、リブ本体と、該リブ本体に接続され、該フランジ部によって保持される被係止部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のデッキプレート。

請求項3

前記フランジ部は、前記被係止部を、前記フランジ部の面方向又は該面方向と垂直の方向に移動自在に収容する収容部を有し、前記被係止部は、前記収容部に収容された状態において、前記フランジ部によって着脱自在に保持されていることを特徴とする請求項2に記載のデッキプレート。

請求項4

平坦形状を有するフランジ部と、前記フランジ部から突出して、該フランジ部の面方向に沿って設けられる第1のリブと、前記フランジ部から突出して、該フランジ部の面方向に沿って設けられるとともに、前記第1のリブと該フランジ部の面方向において間隔をあけて設けられる第2のリブと、前記第1のリブと前記第2のリブとの間において、前記第1のリブ及び前記第2のリブの少なくとも1つによって保持されている第3のリブと、を有することを特徴とするデッキプレート。

請求項5

前記第1のリブと前記第2のリブとの少なくとも1つは、前記第3のリブを前記フランジ部の長手方向に移動自在に収容する筒部を有し、前記第3のリブは、前記第1のリブと前記第2のリブとの少なくとも1つの筒部に収容された状態において、前記第1のリブと前記第2のリブとの少なくとも1つによって保持されていることを特徴とする請求項4に記載のデッキプレート。

請求項6

前記第3のリブは、前記第1のリブと前記第2のリブとのいずれか1つと、前記フランジ部の面方向と垂直な方向に沿った軸線回転軸として回転自在に接続された状態において、前記第1のリブと前記第2のリブとの少なくとも1つによって保持されていることを特徴とする請求項4に記載のデッキプレート。

請求項7

前記第3のリブは、前記フランジ部に隣接する第1リブ部材と、該第1リブ部材と接続される第2リブ部材とを有し、前記第3のリブは、前記第2リブ部材が、前記第1リブ部材と、前記フランジ部の面方向に沿った軸線を回転軸として回転自在に接続され、且つ、前記第1リブ部材が、前記第1のリブと前記第2のリブとのいずれか1つと、前記フランジ部の面方向と垂直な方向に沿った軸線を回転軸として回転自在に接続された状態において、前記第1のリブと前記第2のリブとのいずれか1つによって保持されていることを特徴とする請求項4に記載のデッキプレート。

技術分野

0001

本発明は、デッキプレートに関する。

背景技術

0002

建築物建設現場において、床や屋根等のコンクリート構造部の型枠として使用するフラット型のデッキプレートが知られている。フラット型のデッキプレートは、その上面が平坦に形成され、上面とは反対の背面(下面)に突出する断面略三角形リブを備える。建築物の施工時にはデッキプレートの上面にコンクリート打設され、デッキプレートは、リブが突出した状態で天井の一部として建築物に残される。このような施工が行われた後に、デッキプレートが天井の一部を構成する空間において、防火区画間仕切壁の設置が必要とされる場合がある。

0003

しかし、上記空間に間仕切壁が設置される場合には、天井部分においてデッキプレートのリブが突出しているため、間仕切壁とリブとが干渉し、そのままの状態では間仕切壁が取り付けられない場合がある。このため、現場作業者は、リブの一部に切欠き加工を施すか、或いは、間仕切壁の一部に切欠き加工を施す必要があった(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0004

特開2001−288837号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、デッキプレートのリブは通常鋼板によって形成されるため、リブの切欠き加工は、作業者にとって大きな負担となる課題があった。さらに、リブの切欠き加工が施された後は、作業者は、切り欠かれた端部に適宜サビ止め処理などを別途施す必要があった。一方、間仕切壁を切り欠く加工は、施工現場におけるデッキプレートの配置状況に応じて行われる必要があり、作業者にとって大きな負担となる課題があった。

0006

そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、デッキプレートのリブや間仕切壁等に加工処理を施すことなく、間仕切壁等の設置作業を容易に実現することができるデッキプレートを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するため、本発明に係る第1の態様は、デッキプレートであって、平坦形状を有するフランジ部と、前記フランジ部から突出して、該フランジ部の面方向に沿って設けられるリブとを有し、前記リブは、前記フランジ部によって着脱自在に保持されている。

0008

また、前記リブは、リブ本体と、該リブ本体に接続され、該フランジ部によって保持される被係止部とを有することが好ましい。

0009

また、前記フランジ部は、前記被係止部を、前記フランジ部の面方向又は該面方向と垂直の方向に移動自在に収容する収容部を有し、前記被係止部は、前記収容部に収容された状態において、前記フランジ部によって着脱自在に保持されていることが好ましい。

0010

また、本発明に係る第2の態様は、デッキプレートであって、平坦形状を有するフランジ部と、前記フランジ部から突出して、該フランジ部の面方向に沿って設けられる第1のリブと、前記フランジ部から突出して、該フランジ部の面方向に沿って設けられるとともに、前記第1のリブと該フランジ部の面方向において間隔をあけて設けられる第2のリブと、前記第1のリブと前記第2のリブとの間において、前記第1のリブ及び前記第2のリブの少なくとも1つによって保持されている第3のリブとを有する。

0011

また、前記第1のリブと前記第2のリブとの少なくとも1つは、前記第3のリブを前記フランジ部の長手方向に移動自在に収容する筒部を有し、前記第3のリブは、前記第1のリブと前記第2のリブとの少なくとも1つの筒部に収容された状態において、前記第1のリブと前記第2のリブとの少なくとも1つによって保持されていることが好ましい。

0012

また、前記第3のリブは、前記第1のリブと前記第2のリブとのいずれか1つと、前記フランジ部の面方向と垂直な方向に沿った軸線回転軸として回転自在に接続された状態において、前記第1のリブと前記第2のリブとの少なくとも1つによって保持されていることが好ましい。

0013

また、前記第3のリブは、前記フランジ部に隣接する第1リブ部材と、該第1リブ部材と接続される第2リブ部材とを有し、前記第3のリブは、前記第2リブ部材が、前記第1リブ部材と、前記フランジ部の面方向に沿った軸線を回転軸として回転自在に接続され、且つ、前記第1リブ部材が、前記第1のリブと前記第2のリブとのいずれか1つと、前記フランジ部の面方向と垂直な方向に沿った軸線を回転軸として回転自在に接続された状態において、前記第1のリブと前記第2のリブとのいずれか1つによって保持されていることが好ましい。

発明の効果

0014

本発明に係る態様によれば、フランジ部のリブ等の突起物が干渉することなく、間仕切壁等が容易に設置される。

図面の簡単な説明

0015

第1の実施の形態に係るデッキプレートの斜視図である。
図1に示すデッキプレートを構成する、フランジ部及びリブの斜視図である。
図1に示すデッキプレートにおいて、(a)リブの被係止部がフランジ部の収容部に収容された状態を表す側面図であり、(b)リブの被係止部がフランジ部の収容部から取り出された状態を表す側面図であり、(c)リブが取り外されたフランジ部の平坦部の下面に間仕切壁が設置された状態を表す側面図である。
変形例に係るデッキプレートにおいて、(a)第2のリブがフランジ部に保持された状態を表す側面図であり、(b)第2のリブがフランジ部から取り外された状態を表す側面図である。
変形例に係るデッキプレートにおいて、(a)リブがフランジ部に保持された状態を表す正面図であり、(b)リブがフランジ部から取り外された状態を表す正面図である。
第2の実施の形態に係るデッキプレートの斜視図である。
図6に示すデッキプレートにおいて、(a)第3のリブが、第1のリブの筒部と第2のリブの筒部に収容された状態を表す側面図であり、(b)第3のリブが、第2のリブ側へ移動した状態を表す側面図であり、(c)第3のリブの全体が、第2のリブの筒部に収容された状態を表す側面図である。
第3の実施の形態に係るデッキプレートの斜視図である。
図8に示すデッキプレートにおいて、(a)第3のリブが、通常状態において、第1のリブと第2のリブとの間に配置された状態を表す斜視図であり、(b)第3のリブの第2リブ部材が第1リブ部材側へと折りたたまれた状態を表す斜視図であり、(c)第1リブ部材及び第2リブ部材が第1のリブの基端部側へ折りたたまれた状態を表す斜視図である。
変形例に係るデッキプレートにおいて、(a)第3のリブが、通常状態において、第1のリブと第2のリブとの間に配置された状態を表す斜視図であり、(b)第1リブ部材及び第2リブ部材が第1のリブの基端部側へ折りたたまれた状態を表す斜視図である。

実施例

0016

本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は一つの例示であり、本発明の範囲において、種々の形態をとり得る。

0017

〔第1の実施の形態〕
<デッキプレートの構成>
図1図3を用いて、第1の実施の形態に係るデッキプレートの構成について説明する。図1に示すように、デッキプレート100は、フランジ部110と、リブ120とを有する。

0018

(フランジ部)
図2に示すように、フランジ部110は、平坦部111と、収容部112とを有する。
平坦部111は、上面が平坦形状を有し、例えば、薄鋼板により形成されている。
収容部112は、平坦部111の下面(上面とは反対側の背面)において、フランジ部110の長手方向Lに沿って間隔をあけて複数形成されている。収容部112は、後述するリブ120の被係止部122を収容する。収容部112は、平坦部111の下面から略垂直に立設される一対の側壁部112aと、側壁部112aの先端部から平坦部111と略平行に内側に向けて延びる一対の載置部112bとを有する。フランジ部110の長手方向Lにおける、収容部112の両端部は解放されている。これにより、収容部112は、後述するリブ120の被係止部122を、フランジ部110の長手方向Lに沿って移動自在に収容する。一対の載置部112bの先端同士は、当該先端間に後述するリブ120のリブ本体121における基端部121aの挿通許容するために、一定の間隔をあけて配置されている。

0019

(リブ)
図2に示すように、リブ120は、リブ本体121と、被係止部122とを有する。
リブ本体121は、フランジ部110の平坦部111に対して略垂直に伸びる基端部121aと、基端部121aの先端側に接続される断面が略三角形の筒部121bとを有する。
被係止部122は、平板矩形状を有し、その面が基端部121aに対して略垂直に形成されている。被係止部122は、フランジ部110(平坦部111)に対して略平行な姿勢で収容部112に収容された状態で、フランジ部110によって保持される。被係止部122は、フランジ部110の長手方向Lに沿って間隔をあけて複数形成されている。フランジ部110の長手方向Lにおける複数の被係止部122間の距離は、同長手方向Lにおける複数の収容部112間の距離に対応する。すなわち、特定の位置において、複数の被係止部122がすべて収容部112に収容されるように、被係止部122は配置されている。被係止部122の幅(フランジ部110の長手方向Lと垂直の方向における長さ)は、収容部112を構成する側壁部112aの内面間の距離と略同等又は小さく設定されている。また、被係止部122の幅は、収容部112を構成する載置部112bの先端部間の距離よりも大きく設定されている。また、被係止部122の長さ(フランジ部110の長手方向Lにおける長さ)は、フランジ部110の複数の収容部112間の距離(隣接する収容部112の対向する端縁間の距離)よりも小さく設定されている。また、被係止部122の厚さは、収容部112の側壁部112aの高さ(平坦部111の下面と載置部112bの上面との距離)よりも小さく設定されている。
なお、被係止部122は、別途連結具ビスねじ等)を用いて固定されることにより、収容部112に収容されてもよい。

0020

<間仕切壁を設置する施工方法
図3を用いて、デッキプレート100のリブ120を取り外して、間仕切壁を設置する施工方法について説明する。
デッキプレート100の上方にコンクリート(図示しない)が打設された状態において、リブ120はフランジ部110によって保持されている。具体的には、図3(a)に示すように、被係止部122が収容部112に収容された状態でフランジ部110によって保持されている。この状態において、被係止部122は、収容部112に、フランジ部110の長手方向Lに移動自在に収容されている。
図3(b)に示すように、リブ120がフランジ部110の長手方向Lに沿って動かされることにより、被係止部122が収容部112の外側へ取り出される。これにより、リブ120がフランジ部110から取り外される。なお、リブ120がフランジ部110の長手方向Lに沿って動かされる際に、リブ120が図示しない壁等と衝突しないように、リブ120と壁等との位置関係が予め設定されている。
リブ120がフランジ部110から取り外されると、フランジ部110の長手方向Lにおける中央部分において、フランジ部110の平坦部111の下面が露出する。平坦部111の下面が露出した部分には、収容部112等の突出物が形成されていない。
図3(c)に示すように、この状態において、平坦部111の下面を天井部とする間仕切壁Wが設置される。

0021

以上のように、本実施の形態に係るデッキプレート100は、フランジ部110と、フランジ部110によって着脱自在に保持されるリブ120とを有する。この構成によれば、リブ120がフランジ部110から取り外されることによって、突出部がない平坦部111の下面が露出する。これにより、作業者は、当該部分において間仕切壁等を容易に設置することができる。

0022

[第1の実施の形態の変形例]
なお、上記実施の形態に係る態様は、上記構成に限られず、他の構成が適用されてもよい。
例えば、図4に示すように、デッキプレート100aは、フランジ部110と、当該フランジ部110と一体に形成される第1のリブ120Aと、フランジ部110によって着脱自在に保持される第2のリブ120Bとを有してもよい。図4(a)に示すように、第2のリブ120Bの被係止部122は、フランジ部110の収容部112に、フランジ部110の長手方向Lに沿って移動自在に収容されている。図4(b)に示すように、第2のリブ120Bがフランジ部110の長手方向Lに沿って動かされることにより、被係止部122が収容部112の外側へ取り出される。これにより、第2のリブ120Bがフランジ部110から取り外される。フランジ部110から第2のリブ120Bが取り外されると、フランジ部110の平坦部111の下面が露出する。この状態において、平坦部111の下面を天井部とする間仕切壁(図示しない)が設置される。
また、例えば、図5(a)に示すように、デッキプレート100bは、フランジ部110と、フランジ部110によって着脱自在に保持されるリブ120とを有してもよい。この構成では、被係止部122が収容される収容部112を変形(弾性変形でも塑性変形でもよい)させることによって、リブ120がフランジ部110から取り外される。具体的には、例えば、図5(b)に示すように、収容部112の載置部112bが下方へと屈曲されることによって、収容部112の下方が開放される。これにより、リブ120がフランジ部110から取り外される。フランジ部110からリブ120が取り外されると、フランジ部110の平坦部111の下面が露出する。この状態において、平坦部111の下面を天井部とする間仕切壁(図示しない)が設置される。
なお、本変形例においては、図1のように、間隔をあけて被係止部122及び収容部112を形成する必要はなく、長手方向Lに連続した構成を採用することもできる。

0023

[第2の実施の形態]
<デッキプレートの構成>
図6及び図7を用いて、第2の実施の形態に係るデッキプレートの構成について説明する。図6に示すように、デッキプレート200は、フランジ部210と、第1のリブ220と、第2のリブ230と、第3のリブ240とを有する。
フランジ210は、上面が平坦形状の平坦部211を有する。
第1のリブ220は、平坦部211の下面(上面と反対側の背面)から略垂直に延びる基端部221と、基端部221の先端側に接続される断面が略三角形の筒部222とを有する。筒部222は、後述する第3のリブ240の本体241をフランジ部210の長手方向Lに沿って移動自在に収容する。筒部222は、その底面(三角形底辺側の面)において、後述する連結具(ビスねじ等250)が挿通される挿通孔222aを有する。
第2のリブ230は、フランジ部210の長手方向Lにおいて、第1のリブ220と間隔をあけて形成される。第2のリブ230は、平坦部211の下面から略垂直に延びる基端部231と、基端部231の先端側に接続される断面が略三角形の筒部232とを有する。筒部232は、後述する第3のリブ240の本体241をフランジ部210の長手方向Lに沿って移動自在に収容する。筒部232は、その底面(三角形の底辺側の面)において、後述する連結具(ビスねじ等250)が挿通される挿通孔232aを有する。
第3のリブ240について、以下で詳細に説明する。

0024

(第3のリブ)
第3のリブ240は、フランジ部210の長手方向Lにおいて、第1のリブ220と第2のリブ230との間に設置されている。第3のリブ240は、断面が略三角形の筒状の本体241を有する。
本体241の外形は、第1のリブ220の筒部222及び第2のリブ230の筒部232の内面形状と相似形状を有する。本体241の外側寸法(三角形の各辺の長さ)は、第1のリブ220の筒部222及び第2のリブ230の筒部232の内壁面によって形成される内側寸法(三角形の各辺の長さ)と略同じ又はこれよりも小さく設定されている。本体241は、その底面(三角形の底辺側の面)の両端部において、後述する連結具(ビスねじ等250)が挿通される挿通孔241a、241bを有する。
第3のリブ240は、第1のリブ220及び第2のリブ230によって、本体241の両端部が第1のリブ220の筒部222及び第2のリブ230の筒部232に収容された状態において保持されている。具体的には、本体241の一端部の挿通孔241aが第1のリブ220の筒部222の挿通孔222aと同軸状に連通するように、本体241の一端部は第1のリブ220の筒部222に収容されている。また、本体241の他端部の挿通孔241bが第2のリブ230の筒部232の挿通孔232aと同軸状に連通するように、本体241の他端部は第2のリブ230の筒部232に収容されている。本実施の形態では、互いに連通する挿通孔222a、241aと挿通孔232a、241bに対して連結具を構成するビスねじ等250が取り付けられる。このようにして、第3のリブ240は、第1のリブ220及び第2のリブ230によって保持されている。なお、本実施の形態においては、第3のリブ240が連結具(ビスねじ等250等)を介して、第1のリブ220及び第2のリブ230によって保持される例について説明するがこれに限られない。第3のリブ240は、連結具を用いることなく、第1のリブ220及び第2のリブ230によって保持される構成であってもよい。

0025

<間仕切壁を設置する施工方法>
図7を用いて、デッキプレート200の第1のリブ220と第2のリブ230との間に間仕切壁を設置する施工方法について説明する。
デッキプレート200の上方にコンクリート(図示しない)が打設された状態において、第3のリブ240は第1のリブ220及び第2のリブ230によって保持されている。また、図7(a)に示すように、第3のリブ240の本体241の一端部は、本体241の一端部に形成される挿通孔241aと第1のリブ220の筒部222に形成される挿通孔222aに連結具であるビスねじ等250が挿通された状態において、第1のリブ220に保持されている。一方、第3のリブ240の本体241の他端部は、本体241の他端部に形成される挿通孔241bと第2のリブ230の筒部232に形成される挿通孔232aに連結具であるビスねじ等250が挿通された状態において、第2のリブ230に保持されている。
まず、第1のリブ220の筒部222の挿通孔222a及び本体241の挿通孔241aに挿通される連結具(ビスねじ等)250と、第2のリブ230の筒部232の挿通孔232a及び本体241の挿通孔241bに挿通される連結具(ビスねじ等)250が取り外される。この状態において、第3のリブ240の本体241は、各筒部222、232に、フランジ部210の長手方向Lに沿って移動自在に収容されている。
次に、図7(b)に示すように、本体241がフランジ部210の長手方向Lに沿って第2のリブ230の筒部232側へ動かされることにより、本体241の一端部が第1のリブ220の筒部222の外側へと取り出される。さらに、本体241がフランジ部210の長手方向Lに沿って第2のリブ230の筒部232側へ動かされることにより、本体241の全体が第2のリブ230の筒部232に収容される。その結果、第1のリブ220と第2のリブ230との間の平坦部211の下面が露出する。この状態において、平坦部211の下面を天井部とする間仕切壁(図示しない)が設置される。

0026

以上のように、第2の実施の形態に係るデッキプレート200は、第1のリブ220と第2のリブ230との間に移動自在に保持される第3のリブ240を有する。この構成によれば、第3のリブ240の本体241が、第2のリブ230の筒部232にすべて収容されることにより、突出部がない平坦部211の下面が露出する。これにより、作業者は、当該部分において間仕切壁等を容易に設置することができる。

0027

なお、上記実施の形態では、本体241の全体が第2のリブ230の筒部232にすべて収容された状態において、平坦部211の下面が露出する例について説明したがこれに限られない。本体241が第1のリブ220の筒部222にすべて収容された状態において、平坦部211の下面が露出する構成に適用されてもよい。また、本体241の一部が、第1のリブ220の筒部222または第2のリブ230の筒部232に収容された状態において、平坦部211の下面が露出する構成に適用されてもよい。
また、本実施の形態に係る態様は、例えば、本体241がフランジ部210の長手方向Lにおいて分割された形状を有する構成に適用されてもよい。この場合には、分割された一方の本体241が第1のリブ220の筒部222に収容され、分割された他方の本体241が第2のリブ230の筒部232に収容される。このように、分割された本体241のそれぞれが各筒部222、232に収容されることにより、平坦部211の下面が露出する。
また、第3のリブ240を第2のリブ230に収容することなく、第1のリブ220又は第2のリブ230の端部から取り出してもよい。

0028

〔第3の実施の形態〕
<デッキプレートの構成>
図8及び図9を用いて、第3の実施の形態に係るデッキプレートの構成について説明する。図8に示すように、デッキプレート300は、フランジ部310と、第1のリブ320と、第2のリブ330と、第3のリブ340とを有する。
フランジ310は、上面が平坦形状の平坦部311を有する。
第1のリブ320は、平坦部311の下面(上面とは反対側の背面)から略垂直に延びる基端部321と、基端部321の先端側に接続される断面が略三角形の筒部322とを有する。
第2のリブ330は、フランジ部310の長手方向Lにおいて、第1のリブ320と間隔をあけて形成される。第2のリブ330は、平坦部311の下面から略垂直に延びる基端部331と、基端部331の先端側に接続される断面が略三角形の筒部332とを有する。
第3のリブ340について、以下で詳細に説明する。

0029

(第3のリブ)
図8に示すように、第3のリブ340は、フランジ部310の長手方向Lにおいて、第1のリブ320と第2のリブ330との間に設置されている。
第3のリブ340は、第1リブ部材341と、第1リブ部材341の先端側に接続される断面が略三角形の第2リブ部材342とを有している。
第1リブ部材341は、第1のリブ320の基端部321及び第2のリブ330の基端部331と略同等の形状を有している。第1リブ部材341は、第1のリブ320の基端部321と、第1連結部材343によって接続されている。第1連結部材343は、第1リブ部材341において後述する第2連結部材344が取り付けられる面と反対側の面に取り付けられている。第1連結部材343は、例えば、蝶番で構成されており、フランジ部310の長手方向Lと略垂直な方向に沿った軸線の回転軸Yを有している。すなわち、第1リブ部材341は、第1のリブ320の基端部321に対して、第1連結部材343の回転軸Yを中心に回転自在に接続されている。
第2リブ部材342は、第1のリブ320の筒部322及び第2のリブ330の筒部332と略同等の形状(断面が略三角形)を有している。第2リブ部材342は、第1リブ部材341と、第2連結部材344によって接続されている。第2連結部材344は、第1リブ部材341において第1連結部材343が取り付けられる面と反対側の面に取り付けられている。第2連結部材344は、例えば、蝶番で構成されており、フランジ部310の長手方向Lと略平行な方向に沿った軸線の回転軸Xを有している。すなわち、第2リブ部材342は、第1リブ部材341に対して、第2連結部材344の回転軸Xを中心に回転自在に接続されている。

0030

<間仕切壁を設置する施工方法>
図9を用いて、デッキプレート300の第1のリブ320と第2のリブ330との間に間仕切壁を設置する施工方法について説明する。
図9(a)に示すように、まず、第3のリブ340の第2リブ部材342を第2連結部材344の回転軸Xを中心に回転(第1のリブ320から第2のリブ330に向けた視点における回転軸Xを中心に反時計回りに回転)させることによって、第2リブ部材342が第1リブ部材341側へと折りたたまれる。
次に、図9(b)に示すように、第1リブ部材341が、第1連結部材343の回転軸Yを中心に回転(フランジ部310からリブ320に向けた視点における回転軸Yを中心に反時計回りに回転)させることによって、図9(c)に示すように、第1リブ部材341と第2リブ部材342が第1のリブ320の基端部321側へと折りたたまれる。
その結果、第1のリブ320と第2のリブ330との間の平坦部311の下面が露出する。この状態において、平坦部311の下面を天井部とする間仕切壁(図示しない)が設置される。

0031

上記実施の形態では、第1連結部材343が、第1リブ部材341において第2連結部材344が取り付けられる面と反対側の面に取り付けられる例を示したがこれに限られない。例えば、図10(a)に示すように、第1連結部材343が、第1リブ部材341において第2連結部材344が取り付けられる面と同一面に取り付けられる構成としてもよい。この構成においては、上記実施の形態と同様に、第2リブ部材342が第1リブ部材341側へ折りたたまれる。この状態において、第1リブ部材341が、第1連結部材343の回転軸Yを中心に回転(フランジ部310からリブ320に向けた視点における回転軸Yを中心に時計回りに回転)させる。これにより、図10(b)に示すように、第1リブ部材341と第2リブ部材342が、第1のリブ320の基端部321に対して略垂直の姿勢で折りたたまれる。

0032

以上のように、第3の実施の形態に係るデッキプレート300は、第1のリブ320と第2のリブ330との間に、第1のリブ320と回転自在に接続される第3のリブ340を有する。さらに、第3のリブ340は、第1リブ部材341と、第1リブ部材341と回転自在に接続される第2リブ部材342とを有する。このような構成とすることにより、第3のリブ340が第1のリブ320側へ折りたたまれる。これにより、通常状態(第3のリブ340が折りたたまれていない状態)において第3のリブ340が設置されている部分において、突出部がない平坦部311の下面が露出する。その結果、当該部分において間仕切壁等を容易に設置することができる。

0033

なお、上記実施の形態においては、第1リブ部材341及び第2リブ部材342が第1のリブ320の基端部321側へと折りたたまれる例について説明したがこれに限られない。本実施の形態に係る態様は、第1リブ部材341及び第2リブ部材342が第2のリブ330の基端部331側へと折りたたまれる構成に適用されてもよい。この場合には、第1リブ部材341が、第2のリブ330の基端部331と、第1連結部材343によって接続される。
また、上記実施の形態においては、第2リブ部材342が第1リブ部材341側に折りたたまれた状態において、第1リブ部材341が第1のリブ320の基端部321側へと折りたたまれる例について説明したがこれに限られない。例えば、第3のリブ340が、第1のリブ320と第2のリブ330とのいずれか1つと、フランジ部310の長手方向と垂直な方向に沿った軸線を回転軸として回転自在に接続される構成において、当該回転軸を中心に第3のリブ340全体を第1のリブ320側又は第2のリブ330側へ回転させる態様に適用されてもよい。

0034

100デッキプレート(第1の実施の形態)
110フランジ部
111平坦部
120リブ
121 リブ本体
122 被係止部
200 デッキプレート(第2の実施の形態)
210 フランジ部
211 平坦部
220 第1のリブ
221基端部
222 筒部
230 第2のリブ
231 基端部
232 筒部
240 第3のリブ
241 本体
300 デッキプレート(第3の実施の形態)
310 フランジ部
311 平坦部
320 第1のリブ
321 基端部
322 筒部
330 第2のリブ
331 基端部
332 筒部
340 第3のリブ
341 第1リブ部材
342 第2リブ部材
343 第1連結部材
344 第2連結部材

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