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技術 洗濯ケア組成物における青味剤としてのロイコ着色剤

出願人 ザプロクターアンドギャンブルカンパニー
発明者 ミラクル、グレゴリー・スコットディチュリオ、ダニエル・デイルヴァレンティ、ドミニク・ジョゼフデイ、サンジーブ・クマールキン、ハイフ
出願日 2020年6月3日 (8ヶ月経過) 出願番号 2020-097088
公開日 2020年10月1日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-158777
状態 未査定
技術分野 染料 洗浄・漂白 洗浄性組成物
主要キーワード 特性属性 自然劣化 カルボキシルアルキルセルロース CIE値 目的材料 CE値 可視光範囲内 界面活性液
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月1日)のものです。
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課題

洗濯ケア組成物の色及びデザインを選択できる柔軟性を与える青味剤の提供。

解決手段

(a)少なくとも1つの洗濯ケア成分と、(b)ロイコ着色剤と、を含む洗濯ケア組成物。洗濯ケア組成物は、少なくとも10のΔHAを有する。このような洗濯ケア組成物で布地を処理する方法。

概要

背景

経年により、布地基材は、光、空気、汚れへの暴露、及び基材に含まれる繊維の自然劣化により、色あせ又は黄変する傾向がある。したがって、これら織物基材視覚的に改良し、色あせ及び黄変を相殺するために、消費者製品を着色するための高分子着色剤の使用が従来技術において周知となっている。例えば、織物用途においては、蛍光増白剤又は青味剤のいずれかのホワイトニング剤を使用することが周知である。しかしながら、従来の青味剤は青又は紫色の色相であるため、配合者は、青色の洗濯ケア組成物において従来の青味剤を使用するか、あるいは顆粒組成物中に青色スペックルとして青味剤を隠すか、又は単位用量の青色区画に青味剤を含むことを余儀なくされている。

また、ロイコ染料は、特定の化学的又は物理的なトリガに曝露された際に、無色又はわずかに有色の状態から有色の状態への変化を呈することも従来技術において既知である。生じる呈色の変化は、典型的には、人間の目で視覚的に知覚可能である。全ての既存の化合物は、可視光領域(400〜750nm)においていくらか吸光度を有するので、多かれ少なかれいくらかの色を有する。本発明では、染料は、その適用濃度及び条件ではそれほど発色しなかったが、トリガされた形態では著しく発色する場合、「ロイコ染料」であるとみなされる。トリガされた際の色変化は、400〜750nmの範囲、好ましくは500〜650nmの範囲、最も好ましくは530〜620nmの範囲におけるロイコ染料分子モル減衰係数(一部の文献ではモル吸光係数モル吸収係数、及び/又はモル吸光率としても知られている)の変化に起因する。トリガ前後のロイコ染料のモル減衰係数の増加は、50%よりも大きく、より好ましくは200%よりも大きく、最も好ましくは500%よりも大きくなければならない。

したがって、所望の白色度によって得られる消費者利益をもたらすだけでなく、洗濯ケア組成物の色及びデザインに関する配合の柔軟性を与える青味剤が依然として必要とされている。

概要

洗濯ケア組成物の色及びデザインを選択できる柔軟性を与える青味剤の提供。(a)少なくとも1つの洗濯ケア成分と、(b)ロイコ着色剤と、を含む洗濯ケア組成物。洗濯ケア組成物は、少なくとも10のΔHAを有する。このような洗濯ケア組成物で布地を処理する方法。なし

目的

驚くべきことに、ここで請求されているロイコ着色剤は、所望の白色度によって得られる消費者利益を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

(a)少なくとも1つの洗濯ケア成分と、(b)ロイコ組成物と、を含む洗濯ケア組成物であって、少なくとも10のΔHAを有する、洗濯ケア組成物。

請求項2

前記洗濯ケア組成物が少なくとも25のΔHAを有する、請求項1に記載の洗濯ケア組成物。

請求項3

前記洗濯ケア組成物が少なくとも90のΔHAを有する、請求項1又は2に記載の洗濯ケア組成物。

請求項4

前記ロイコ組成物が、ジアリールメタンロイコ、トリアリールメタンロイコ、オキサジンロイコ、チアジンロイコ、ヒドロキノンロイコ、アリールアミノフェノールロイコ、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜3のいずれかに一項記載の洗濯ケア組成物。

請求項5

前記ロイコ組成物が、(f)これらの混合物からなる群から選択される1つ以上の化合物から選択され、式I〜Vのその酸化形態に対する比は、少なくとも1:3であり、環A、B及びCのそれぞれにおける各個々のRo、Rm及びRp基は、独立して、水素重水素及びR5からなる群から選択され、各R5は、独立して、ハロゲンニトロ、アルキル置換アルキルアリール置換アリールアルカリル置換アルカリル、−C(O)R1、−C(O)OR1、−C(O)O−、−C(O)NR1R2、−OC(O)R1、−OC(O)OR1、−OC(O)NR1R2、−S(O)2R1、−S(O)2OR1、−S(O)2O−、−S(O)2NR1R2、−NR1C(O)R2、−NR1C(O)OR2、−NR1C(O)SR2、−NR1C(O)NR2R3、−OR1、−NR1R2、−P(O)2R1、−P(O)(OR1)2、−P(O)(OR1)O−、及び−P(O)(O−)2からなる群から選択され、前記3つの環A、B又はCの少なくとも1つにおけるRo及びRm基の少なくとも1つは、水素であり、各Rpは、独立して、水素、−OR1及び−NR1R2から選択され、Gは、独立して、水素、重水素、C1〜C16アルコキシドフェノキシドビスフェノキシド、亜硝酸塩ニトリルアルキルアミンイミダゾールアリールアミンポリアルキレンオキシドハロゲン化物アルキルスルフィド、アリールスルフィド、及びホスフィンオキシドからなる群から選択され、R1、R2及びR3は、独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、及びR4からなる群から選択され、R4は、1つ以上の有機モノマーで構成される有機基であり、前記モノマー分子量は28〜500の範囲であり、e及びfは、独立して、0〜4の整数であり、各R20及びR21は、独立して、ハロゲン、ニトロ基アルキル基置換アルキル基、−NC(O)OR1、−NC(O)SR1、−OR1、及び−NR1R2からなる群から選択され、各R25は、独立して、単糖部分、二糖部分、オリゴ糖部分、多糖部分、−C(O)R1、−C(O)OR1、−C(O)NR1R2からなる群から選択され、各R22及びR23は、独立して、水素、アルキル基、及び置換アルキル基からなる群から選択され、R30は、架橋アミン部分に対してオルト又はパラに位置し、−OR38及び−NR36R37からなる群から選択され、各R36及びR37は、独立して、水素、アルキル基、置換アルキル基、アリール基置換アリール基アシル基、R4、−C(O)OR1、−C(O)R1、及び−C(O)NR1R2からなる群から選択され、R38は、水素、アシル基、−C(O)OR1、−C(O)R1、及び−C(O)NR1R2からなる群から選択され、g及びhは、独立して、0〜4の整数であり、各R31及びR32は、独立して、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アルカリル、置換アルカリル、−C(O)R1、−C(O)OR1、−C(O)O−、−C(O)NR1R2、−OC(O)R1、−OC(O)OR1、−OC(O)NR1R2、−S(O)2R1、−S(O)2OR1、−S(O)2O−、−S(O)2NR1R2、−NR1C(O)R2、−NR1C(O)OR2、−NR1C(O)SR2、−NR1C(O)NR2R3、−OR1、−NR1R2、−P(O)2R1、−P(O)(OR1)2、−P(O)(OR1)O−、及び−P(O)(O−)2からなる群から選択され、−NR34R35は、架橋アミン部分に対してオルト又はパラに位置し、R34及びR35は、独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、及びR4からなる群から選択され、R33は、独立して、水素、−S(O)2R1、−C(O)N(H)R1、−C(O)OR1、及び−C(O)R1からなる群から選択され、gが2〜4であるとき、任意の2つの隣接するR31基が結合して、5員以上の縮合環を形成してもよく、前記縮合環における原子の2つ以下が窒素原子であってもよく、X40は、酸素原子硫黄原子、及びNR45からなる群から選択され、R45は、独立して、水素、重水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−S(O)2OH、−S(O)2O−、−C(O)OR1、−C(O)R1、及び−C(O)NR1R2からなる群から選択され、R40及びR41は、独立して、−OR1及び−NR1R2からなる群から選択され、j及びkは、独立して、0〜3の整数であり、R42及びR43は、独立して、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−S(O)2R1、−C(O)NR1R2、−NC(O)OR1、−NC(O)SR1、−C(O)OR1、−C(O)R1、−OR1、−NR1R2からなる群から選択され、R44は、−C(O)R1、−C(O)NR1R2、及び−C(O)OR1であり、前記化合物のいずれかに存在する任意の電荷が、好適な独立して選択される内部又は外部対イオン平衡にされる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。

請求項6

異なるA、B及びC環における2つのRo基が結合して、5員以上の縮合環を形成する、請求項5に記載の洗濯ケア組成物。

請求項7

前記縮合環が6員以上であり、異なるA、B及びC環における2つのRo基が結合して、1つ以上のヘテロ原子を含有する有機リンカーを形成する、請求項5又は6に記載の洗濯ケア組成物。

請求項8

異なるA、B及びC環における2つのRoが結合して、−O−及び−S−から選択されるヘテロ原子架橋を形成して、6員縮合環を作る、請求項5〜7のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。

請求項9

同じ環におけるRo及びRm又は同じ環におけるRm及びRpのいずれかが結合して、縮合脂肪族環又は縮合芳香族環を形成する、請求項5〜8のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。

請求項10

3つの環A、B又はCの全てにおけるRo及びRm基の全てが水素である、請求項5〜9のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。

請求項11

3つのRp全てが−NR1R2である、請求項5〜10のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。

請求項12

前記有機基が、式Iの構造に一致する1つ以上の追加のロイコ着色剤部分置換されてもよい、請求項5〜11のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。

請求項13

前記洗濯ケア成分が、界面活性剤ビルダーキレート剤移染防止剤分散剤酵素、酵素安定剤、触媒材料漂白活性化剤ポリマー分散剤泥汚れ除去剤再付着防止剤増白剤抑泡剤染料香料香料送達系構造化剤布地柔軟剤担体ヒドロトロープ加工助剤顔料抗酸化剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。

請求項14

少なくとも1の透明性評点を有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。

請求項15

織物物品を処理する方法であって、(a)請求項1〜14のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物を提供する工程と、(b)前記洗濯ケア組成物を液体媒体に添加する工程と、(c)前記織物物品を前記液体媒体中に置く工程と、(d)任意に、織物すすぐ工程と、(e)前記織物物品を乾燥させる工程と、を含む、方法。

技術分野

0001

本出願は、ロイコ着色剤を含有する洗濯ケア組成物、及び織物物品洗濯におけるその使用について記載する。これらの種類の着色剤は、安定した実質的に無色の状態で提供され、次いで、例えば、酸素への曝露イオン添加、光への曝露などの特定の物理的又は化学的な変化に曝露されると、濃い有色状態に変換され得る。ロイコ着色剤を含有する洗濯ケア組成物は、洗濯ケア組成物で洗浄された、ないしは別の方法で処理された織物物品の見かけの(apparent)若しくは視覚的に知覚される白色度強化するように、又は当該織物物品に所望の色相を付与するように設計される。

背景技術

0002

経年により、布地基材は、光、空気、汚れへの暴露、及び基材に含まれる繊維の自然劣化により、色あせ又は黄変する傾向がある。したがって、これら織物基材を視覚的に改良し、色あせ及び黄変を相殺するために、消費者製品を着色するための高分子着色剤の使用が従来技術において周知となっている。例えば、織物用途においては、蛍光増白剤又は青味剤のいずれかのホワイトニング剤を使用することが周知である。しかしながら、従来の青味剤は青又は紫色の色相であるため、配合者は、青色の洗濯ケア組成物において従来の青味剤を使用するか、あるいは顆粒組成物中に青色スペックルとして青味剤を隠すか、又は単位用量の青色区画に青味剤を含むことを余儀なくされている。

0003

また、ロイコ染料は、特定の化学的又は物理的なトリガに曝露された際に、無色又はわずかに有色の状態から有色の状態への変化を呈することも従来技術において既知である。生じる呈色の変化は、典型的には、人間の目で視覚的に知覚可能である。全ての既存の化合物は、可視光領域(400〜750nm)においていくらか吸光度を有するので、多かれ少なかれいくらかの色を有する。本発明では、染料は、その適用濃度及び条件ではそれほど発色しなかったが、トリガされた形態では著しく発色する場合、「ロイコ染料」であるとみなされる。トリガされた際の色変化は、400〜750nmの範囲、好ましくは500〜650nmの範囲、最も好ましくは530〜620nmの範囲におけるロイコ染料分子モル減衰係数(一部の文献ではモル吸光係数モル吸収係数、及び/又はモル吸光率としても知られている)の変化に起因する。トリガ前後のロイコ染料のモル減衰係数の増加は、50%よりも大きく、より好ましくは200%よりも大きく、最も好ましくは500%よりも大きくなければならない。

0004

したがって、所望の白色度によって得られる消費者利益をもたらすだけでなく、洗濯ケア組成物の色及びデザインに関する配合の柔軟性を与える青味剤が依然として必要とされている。

発明が解決しようとする課題

0005

驚くべきことに、ここで請求されているロイコ着色剤は、所望の白色度によって得られる消費者利益を提供するだけでなく、様々な洗濯ケア組成物の色及び形態を選択できる柔軟性を提供し、いくつかの実施形態では、本明細書の方法の項に更に記載されるように、1以上の透明性評点を有することが見出された。

課題を解決するための手段

0006

一態様では、本発明は、(a)少なくとも1つの洗濯ケア成分と、(b)ロイコ着色剤と、を含む洗濯ケア組成物を提供する。洗濯ケア組成物は、少なくとも10のΔHAを有する。

0007

本発明は、更に、本発明に係る洗濯ケア組成物で織物物品を処理する方法を包含する。

0008

用語の定義
本明細書で使用するとき、用語「アルコキシ」は、C1〜C8アルコキシ、及びブチレンオキシドグリシドールオキシドエチレンオキシド、又はプロピレンオキシドなどの繰り返し単位を有するポリオールアルコキシ誘導体を含むことを意図する。

0009

本明細書で使用するとき、互換可能な用語「アルキレンオキシ」及び「オキシアルキレン」、並びに互換可能な用語「ポリアルキレンオキシ」及び「ポリオキシアルキレン」は、一般に、以下の繰り返し単位:−C2H4O−、−C3H6O−、−C4H8O−、及びこれらの任意の組み合わせの1つ又は2つ以上をそれぞれ含有する分子構造を指す。これら基に対応する非限定的な構造としては、例えば、−CH2CH2O−、−CH2CH2CH2O−、−CH2CH2CH2CH2O−、−CH2CH(CH3)O−、及び−CH2CH(CH2CH3)O−が挙げられる。更に、ポリオキシアルキレン構成要素は、C2〜20アルキレンオキシ基グリシジル基、又はこれらの混合物から選択される1つ以上のモノマーからなる群から選択されてもよい。

0010

本明細書において、用語「エチレンオキシド」、「プロピレンオキシド」及び「ブチレンオキシド」は、それぞれ、これらの典型的な表記である「EO」、「PO」及び「BO」で示される場合がある。

0011

本明細書で使用するとき、用語「アルキル」及び「アルキル末端保護された」は、置換又は無置換の炭化水素から水素原子を除去することによって形成される任意の一価基を意味することを意図する。非限定的な例としては、C1〜C18アルキル基、一態様では、C1〜C6アルキル基を含む分岐状又は非分岐状、置換又は無置換のヒドロカルビル部分が挙げられる。

0012

本明細書で使用するとき、特に明記しない限り、用語「アリール」は、C3〜C12アリール基を含むことを意図する。用語「アリール」は、炭素環式及び複素環式のアリール基の両方を指す。

0013

本明細書で使用するとき、用語「アルカリル」は、任意のアルキル置換アリール置換基及びアリール置換アルキル置換基を指す。より具体的には、この用語は、追加の置換基を含んでいても含んでいなくてもよいC7〜16アルキル置換アリール置換基及びC7〜16アリール置換アルキル置換基を指すことを意図する。

0014

本明細書で使用するとき、用語「洗剤組成物」は、洗濯ケア組成物の一部であり、布地を洗濯するための製品が挙げられるがこれに限定されない洗浄組成物を含む。このような組成物は、洗浄工程の前に用いるための前処理組成物であっても、すすぎ添加用組成物、並びに、漂白添加剤及び「シミ取りスティック」又は前処理タイプのような洗浄助剤であってもよい。

0015

本明細書で使用するとき、用語「洗濯ケア組成物」は、特に指定しない限り、顆粒状、粉末状、液状、ゲル状、ペースト状、単位用量型、棒状、及び/又はフレーク状の洗浄剤及び/又は布地処理組成物を含み、例えば、布地を洗濯するための製品、布地柔軟化組成物、布地強化組成物、布地フレッシュニング組成物、並びに布地をケア及びメンテナンスするためのその他の製品、並びにこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。このような組成物は、洗浄工程の前に用いるための前処理組成物であっても、すすぎ添加用組成物、並びに漂白添加剤及び/又は「シミ取りスティック」、又は前処理組成物、又は乾燥機添加用シートなどの基材を有する製品などの洗浄助剤であってもよい。

0016

本明細書で使用するとき、用語「ロイコ」(例えば、化合物、部分、ラジカル、染料、モノマー、断片、又はポリマーに関して使用するとき)は、特定の化学的又は物理的なトリガに曝露された際、1つ以上の化学的及び/又は物理的な変化を受け、その結果、第1の色状態(例えば、無着色又は実質的に無色)から第2のより高度に有色の状態へとシフトする実体(例えば、有機化合物又はその一部)を指す。好適な化学的又は物理的なトリガとしては、酸化、pH変化、温度変化、及び電磁放射線(例えば、光)曝露における変化が挙げられるが、これらに限定されない。ロイコ実体において生じる好適な化学的又は物理的な変化としては、分子内環化などの酸化及び非酸化的変化が挙げられるが、これらに限定されない。したがって、一態様では、好適なロイコ実体は、発色団の可逆的に還元された形態であり得る。一態様では、ロイコ部分は、好ましくは、上記の化学的及び/又は物理的なトリガの1つ以上に曝露された際、第1及び第2のπ系を組み込んだ第3の複合共役π系に変換され得る、少なくとも第1及び第2のπ系を含む。

0017

本明細書で使用するとき、用語「ロイコ組成物」又は「ロイコ着色剤組成物」は、本明細書で更に詳細に記載されるように、独立して選択される構造を有する少なくとも2種のロイコ化合物を含む組成物を指す。

0018

本明細書で使用するとき、ロイコ着色剤の「平均分子量」は、その分子量分布によって決定したときの重量平均分子量として報告され、その製造プロセスの結果として、本明細書に開示されるロイコ着色剤は、そのポリマー部分に繰り返し単位の分布を含み得る。

0019

本明細書で使用するとき、用語「最大吸光係数」及び「最大モル吸光係数」は、400ナノメートル〜750ナノメートルの範囲における最大吸光波長(本明細書では最大波長とも称する)におけるモル吸光係数を表すことを意図する。

0020

本明細書で使用するとき、用語「第1の色」は、トリガ前の洗濯ケア組成物の色を指すために使用され、無色及び実質的に無色を含む任意の色を含むことを意図する。

0021

本明細書で使用するとき、用語「第2の色」は、トリガ後の洗濯ケア組成物の色を指すために使用され、目視検査又は分光測光分析などの分析技術の使用のいずれかを通じて洗濯ケア組成物の第1の色と区別可能な任意の色を含むことを意図する。

0022

本明細書で使用するとき、用語「変換剤」は、その既知の形態(一重項及び三重項の状態)のいずれかにおける分子酸素以外の、当該技術分野において既知の任意の酸化剤を指す。

0023

本明細書で使用するとき、用語「トリガ剤」は、ロイコ組成物を無色又は実質的に無色の状態から有色の状態に変換するのに好適な反応物質を指す。

0024

本明細書で使用するとき、用語「ホワイトニング剤」は、白色の綿布における場合、210〜345の相対色相角、又は更には240〜320の相対色相角、又は更には250〜300(例えば、250〜290)の相対色相角を有する色相を当該布に提供する、トリガされたら染料を形成することができる染料又はロイコ着色剤を指す。

0025

本明細書で使用するとき、「セルロース基材」は、重量基準セルロースの少なくとも大部分を占めるあらゆる基材を含むことが意図される。セルロースは、木材、綿、亜麻布、黄麻及び麻布見出すことができる。セルロース基材は、粉末、繊維、パルプの形態、並びに粉末、繊維及びパルプから形成される物品の形態であってよい。セルロース繊維としては、綿、レーヨン再生セルロース)、アセテート酢酸セルロース)、トリアセテート三酢酸セルロース)及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。セルロース繊維から形成される物品としては、布地などの織物物品が挙げられる。パルプから形成される物品としては、紙が挙げられる。

0026

本明細書で使用するとき、特許請求の範囲において使用される「a」及び「an」などの詞は、特許請求又は記述されるものが1つ以上であることを意味すると理解される。

0027

本明細書で使用するとき、用語「含む(「include/s」及び「including」)」は非限定的であることを意味する。

0028

本明細書において使用するとき、用語「固体」は、顆粒、粉末、バー及び錠剤製品形態を含む。

0029

本発明で使用する場合、用語「流体」は、液体、ゲル、ペースト及び気体の製品形態を含む。

0030

本出願人らの発明のパラメータのそれぞれの値を求めるには、本出願の試験方法の項で開示される試験方法を用いるべきである。

0031

別途記載のない限り、成分又は組成物の濃度は全て、当該成分又は組成物の活性部分に関するものであり、かかる成分又は組成物の市販の供給源に存在し得る不純物、例えば、残留溶媒又は副生成物は除外される。

0032

全ての百分率及び比率は、特に指示がない限り、重量で計算される。全ての百分率及び比率は、特に指示がない限り、全組成物に基づいて計算される。

0033

一態様では、200〜1,000nm(より好ましくは400〜750nm)の範囲の波長における最大吸光度における当該第2の有色状態のモル吸光係数は、第2の有色状態の最大吸光度の波長における当該第1の色状態のモル吸光係数の好ましくは少なくとも5倍、より好ましくは10倍、更により好ましくは25倍、最も好ましくは少なくとも50倍である。好ましくは、200〜1,000nm(より好ましくは400〜750nm)の範囲の波長における最大吸光度における当該第2の有色状態のモル吸光係数は、対応する波長範囲における当該第1の色状態の最大モル吸光係数の少なくとも5倍、好ましくは10倍、更により好ましくは25倍、最も好ましくは少なくとも50倍である。当業者であれば、これら比がはるかに高くなり得ることを理解するであろう。例えば、第1の色状態は、400〜750nmの波長範囲においてわずか10M−1cm−1の最大モル吸光係数を有していてよく、第2の有色状態は、400〜750nmの波長範囲において80,000M−1cm−1以上もの最大モル吸光係数を有していてよく、この場合、吸光係数の比は8,000:1以上になる。

0034

一態様では、400〜750nmの範囲の波長における当該第1の色状態の最大モル吸光係数は1000M−1cm−1未満であり、400〜750nmの範囲の波長における当該第2の有色状態の最大モル吸光係数は、5,000M−1cm−1よりも大きく、好ましくは10,000、25,000、50,000又は更には100,000M−1cm−1よりも大きい。当業者であれば、1つを超えるロイコ部分を含むポリマーが、第1の色状態において有意に高い最大モル吸光係数を有し得る(例えば、多数のロイコ部分の相加効果又は第2の有色状態に変換された1つ以上のロイコ部分の存在に起因する)ことを認識し、理解するであろう。1つを超えるロイコ部分が分子に結合している場合、当該第2の色状態の最大モル吸光係数は、n×ε超であってもよく、nは、分子上に存在するロイコ部分+酸化ロイコ部分の数であり、εは、5,000M−1cm−1、好ましくは10,000、25,000、50,000又は更には100,000M−1cm−1超から選択される。したがって、2つのロイコ部分を有する分子の場合、当該第2の色状態の最大モル吸光係数は、10,000M−1cm−1超、好ましくは20,000、50,000、100,000又は更には200,000M−1cm−1超であってもよい。nは理論的に任意の整数であってもよいが、当業者は、nが典型的には1〜100、より好ましくは1〜50、1〜25、1〜10又は更には1〜5であることを理解する。

0035

本発明の洗濯ケア組成物に使用されるロイコ着色剤の量は、本発明の目的を達成するのに好適な任意の濃度であってよい。一態様では、洗濯ケア組成物は、約0.0001重量%〜約1.0重量%、好ましくは0.0005重量%〜約0.5重量%、更により好ましくは約0.0008重量%〜約0.2重量%、最も好ましくは0.004重量%〜約0.1重量%の量のロイコ着色剤を含む。

0036

別の態様では、洗濯ケア組成物は、0.0025〜5.0ミリ当量/kg、好ましくは0.005〜2.5ミリ当量/kg、更により好ましくは0.01〜1.0ミリ当量/kg、最も好ましくは0.05〜0.50ミリ当量/kgの量のロイコ着色剤を含み、ミリ当量/kgの単位は、洗濯組成物1kg当たりのロイコ部分のミリ当量を指す。1つを超えるロイコ部分を含むロイコ着色剤では、ミリ当量数は、以下の等式によるロイコ着色剤のミリモル数に関連する:(ロイコ着色剤のミリモル)×(ロイコ部分のミリ当量数/ロイコ着色剤のミリモル)=ロイコ部分のミリ当量。ロイコ着色剤当たり1つのロイコ部分しか存在しない場合、ミリ当量/kgの数は、洗濯ケア組成物1kg当たりのロイコ着色剤のミリモル数に等しくなる。

0037

本発明は、色相を提供して織物基材を白色化するために、液体洗濯洗剤などの洗濯ケア組成物で使用するのに有用であり得るロイコ着色剤の分類に関する。ロイコ着色剤は、本質的に無色であるか、又はほんのわずかに有色であるが、活性化時に強烈に発色することができる化合物である。洗濯ケア組成物においてロイコ化合物を使用する1つの利点は、このような化合物は活性化されるまで無色であるので、洗濯ケア組成物がそれ自体の色を呈することができる点である。ロイコ着色剤は、一般に、洗濯ケア組成物の原色を変化させない。したがって、このような組成物の製造業者は、青味剤などの添加成分が組成物の最終色値に影響を及ぼすことに関して懸念することなく、消費者にとって最も魅力的な色を処方することができる。

0038

消費者の家庭でみられる織物物品は非常に広範囲にわたり、多くの場合、多種多様天然繊維及び合成繊維の両方、並びに同じ洗濯負荷又は更には同じ衣類中におけるこれらのいずれかの混合物から構成された衣類を含む。当該物品は、様々な方法で構築することができ、製造業者によって適用され得る膨大な仕上げのいずれを含んでいてもよい。消費者の織物物品上に残存している任意のこのような仕上げの量は多様な要因に依存し、その中でも、消費者によって使用される特定の洗浄条件下における仕上げの耐久性、消費者が使用した可能性のある具体的な洗剤及び添加剤、並びに物品が洗浄されたサイクルの数に依存する。各物品の履歴に応じて、仕上げは、様々な程度に存在していてもよく又は本質的に存在していなくてもよいが、洗浄又はすすぎサイクルに存在する他の材料、及び着用中に遭遇する汚染物質が、当該物品上に蓄積し始める場合がある。

0039

当業者は、消費者によって使用される任意の洗剤製剤が、ありとあらゆる織物物品に使用される可能性のあることを強く認識し、一部の織物物品においてはその他の織物物品とは著しく異なる方法で製品が機能する可能性があるだけではなく、実際に機能すると予測する。これら違いは、日常的な実験によって見出すことができる。例えば、本発明のロイコ着色剤は、場合によっては、連続的な洗浄によって仕上げが除去された新しい衣類の白色度を増大させるよりも、消費者が着古した衣類、更には布地強化剤が適用された衣類の白色度を増大させることが見出されている。したがって、従来の製剤、更には従来の色相剤を含有する製剤よりも、このようなロイコ着色剤を含む製剤が好ましい場合があるが、その理由は、より新しい衣類は通常黄変の問題を有することが少ない一方で、消費者が着古したより古い衣類は、黄変の問題を有する傾向が高いためである。これらロイコ着色剤は、多くの従来の色相剤によって示されるバイアスよりも大きい、清潔な新しい衣類を上回る着古された衣類の白色度の増大についてのバイアスを有する。

0040

一態様では、本発明は、ジアリールメタンロイコ、トリアリールメタンロイコ、オキサジンロイコ、チアジンロイコ、ヒドロキノンロイコ、アリールアミノフェノールロイコ、及びこれらの混合物からなる群から選択されるロイコ組成物に関する。

0041

本明細書で使用するのに好適なジアリールメタンロイコ化合物としては、本明細書に記載される第2の有色状態を形成することができるジアリールメチレン誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。好適な例としては、ミヒラーメタン、−OH基で置換されたジアリールメチレン(例えば、ミヒラーヒドロール)並びにそのエーテル及びエステル、−CN基などの光切断性部分で置換されたジアリールメチレン(ビスパラ−N,N−ジメチルフェニルアセトニトリル)、並びに同様のこのような化合物が挙げられるが、これらに限定されない。

0042

一態様では、本発明は、

0043

(f)これらの混合物
から選択される基に一致する1つ以上のロイコ化合物を含む組成物であって、
式I〜Vのその酸化形態に対する比は、少なくとも1:19、1:9、又は1:3、好ましくは少なくとも1:1、より好ましくは少なくとも3:1、最も好ましくは少なくとも9:1又は更には19:1である、組成物に関する。

0044

式(I)の構造中、環A、B及びCのそれぞれにおける各個々のRo、Rm及びRp基は、独立して、水素重水素及びR5からなる群から選択され、各R5は、独立して、ハロゲンニトロ、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−(CH2)n−O−R1、−(CH2)n−NR1R2、−C(O)R1、−C(O)OR1、−C(O)O−、−C(O)NR1R2、−OC(O)R1、−OC(O)OR1、−OC(O)NR1R2、−S(O)2R1、−S(O)2OR1、−S(O)2O−、−S(O)2NR1R2、−NR1C(O)R2、−NR1C(O)OR2、−NR1C(O)SR2、−NR1C(O)NR2R3、−P(O)2R1、−P(O)(OR1)2、−P(O)(OR1)O−、及び−P(O)(O−)2からなる群から選択され、指数nは、0〜4、好ましくは0〜1、最も好ましくは0の整数であり、異なるA、B及びC環における2つのRo基が結合して、5員以上の縮合環を形成してもよく、縮合環が6員以上であるとき、異なるA、B及びC環における2つのRo基が結合して、所望により1つ以上のヘテロ原子を含有する有機リンカーを形成してもよく、一実施形態では、異なるA、B及びC環における2つのRo基が結合して、−O−及び−S−から選択されるヘテロ原子架橋を形成して、6員縮合環を作り、同じ環におけるRo及びRm又は同じ環におけるRm及びRpが結合して、縮合脂肪族環又は縮合芳香族環を形成してもよく、これら環のいずれもヘテロ原子を含有してもよく、3つの環A、B又はCの少なくとも1つにおいて、Ro及びRm基の好ましくは少なくとも2つ、より好ましくは少なくとも3つ、最も好ましくは4つ全てが水素であり、好ましくは、環A、B及びCの少なくとも2つにおけるRo及びRm基の4つ全てが水素であり、いくつかの実施形態では、環A、B及びCにおける全てのRo及びRm基が水素であり、好ましくは、各Rpは、独立して、水素、−OR1及び−NR1R2から選択され、Rpの2つ以下、好ましくは1つ以下が水素であり、好ましくは水素は存在せず、より好ましくは、少なくとも1つ、好ましくは2つ、最も好ましくは3つ全てのRpが−NR1R2であり、いくつかの実施形態では、環A、B及びCの1つ又は更には2つは、所望により1つ以上の独立して選択されるR5基で置換されている、独立してO、S及びNから選択される1又は2つのヘテロ原子を含む、独立して選択されるC3〜C9ヘテロアリール環で置換されてもよく、Gは、独立して、水素、重水素、C1〜C16アルコキシドフェノキシドビスフェノキシド、亜硝酸塩ニトリルアルキルアミンイミダゾールアリールアミンポリアルキレンオキシドハロゲン化物アルキルスルフィド、アリールスルフィド、又はホスフィンオキシドからなる群から選択され、一態様では、Gの[(重水素)/(重水素+水素)]の比率は、少なくとも0.20、好ましくは少なくとも0.40、更により好ましくは少なくとも0.50、最も好ましくは少なくとも0.60又は更には少なくとも0.80であり、同じヘテロ原子に結合しているR1、R2及びR3のいずれか2つが結合して、所望により−O−、−NR15−、及び−S−からなる群から選択される1つ以上の追加のヘテロ原子を含む5員以上の環を形成してもよい。

0045

式(II)〜(III)の構造中、e及びfは、独立して、0〜4の整数であり、各R20及びR21は、独立して、ハロゲン、ニトロ基、アルキル基、置換アルキル基、−NC(O)OR1、−NC(O)SR1、−OR1、及び−NR1R2からなる群から選択され、各R25は、独立して、単糖部分、二糖部分、オリゴ糖部分、及び多糖部分、−C(O)R1、−C(O)OR1、−C(O)NR1R2からなる群から選択され、各R22及びR23は、独立して、水素、アルキル基、及び置換アルキル基からなる群から選択される。

0046

式(IV)の構造中、R30は、架橋アミン部分に対してオルト又はパラに位置し、−OR38及び−NR36R37からなる群から選択され、各R36及びR37は、独立して、水素、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基アシル基、R4、−C(O)OR1、−C(O)R1、及び−C(O)NR1R2からなる群から選択され、R38は、水素、アシル基、−C(O)OR1、−C(O)R1、及び−C(O)NR1R2からなる群から選択され、g及びhは、独立して、0〜4の整数であり、各R31及びR32は、独立して、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アルカリル、置換アルカリル、−(CH2)n−O−R1、−(CH2)n−NR1R2、−C(O)R1、−C(O)OR1、−C(O)O−、−C(O)NR1R2、−OC(O)R1、−OC(O)OR1、−OC(O)NR1R2、−S(O)2R1、−S(O)2OR1、−S(O)2O−、−S(O)2NR1R2、−NR1C(O)R2、−NR1C(O)OR2、−NR1C(O)SR2、−NR1C(O)NR2R3、−P(O)2R1、−P(O)(OR1)2、−P(O)(OR1)O−、及び−P(O)(O−)2からなる群から選択され、指数nは、0〜4、好ましくは0〜1、最も好ましくは0の整数であり、−NR34R35は、架橋アミン部分に対してオルト又はパラに位置し、R34及びR35は、独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、及びR4からなる群から選択され、R33は、独立して、水素、−S(O)2R1、−C(O)N(H)R1、−C(O)OR1、及び−C(O)R1からなる群から選択され、gが2〜4であるとき、任意の2つの隣接するR31基が結合して、5員以上の縮合環を形成してもよく、縮合環における原子の2つ以下が窒素原子であってもよい。

0047

式(V)の構造中、X40は、酸素原子硫黄原子、及びNR45からなる群から選択され、R45は、独立して、水素、重水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−S(O)2OH、−S(O)2O−、−C(O)OR1、−C(O)R1、及び−C(O)NR1R2からなる群から選択され、R40及びR41は、独立して、−(CH2)n−O−R1、−(CH2)n−NR1R2からなる群から選択され、指数nは、0〜4、好ましくは0〜1、最も好ましくは0の整数であり、j及びkは、独立して、0〜3の整数であり、R42及びR43は、独立して、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−S(O)2R1、−C(O)NR1R2、−NC(O)OR1、−NC(O)SR1、−C(O)OR1、−C(O)R1、−(CH2)n−O−R1、−(CH2)n−NR1R2からなる群から選択され、指数nは、0〜4、好ましくは0〜1、最も好ましくは0の整数であり、R44は、−C(O)R1、−C(O)NR1R2、及び−C(O)OR1である。

0048

式(I)〜(V)の構造中、上記の基のいずれかに存在する任意の電荷は、好適な独立して選択される内部又は外部の対イオン平衡にされる。好適な独立して選択される外部対イオンは、カチオン性又はアニオン性であってよい。好適なカチオンの例としては、好ましくは第I族及び第II族から選択される1種以上の金属が挙げられるが、これらに限定されず、これらのうち最も好ましいものは、Na、K、Mg、及びCa、又はイミニウム、アンモニウム、及びホスホニウムなどの有機カチオンである。好適なアニオンの例としては、フッ化物塩化物臭化物ヨウ化物過塩素酸硫酸水素硫酸アミノ硫酸、硝酸リン酸二水素リン酸水素リン酸重炭酸炭酸メト硫酸、エト硫酸、シアン酸チオシアン酸テトラクロロ亜鉛酸、ホウ酸テトラフルオロホウ酸酢酸クロロ酢酸シアノ酢酸ヒドロキシ酢酸アミノ酢酸メチルアミノ酢酸、ジ−及びトリ−クロロ酢酸、2−クロロ−プロピオン酸2−ヒドロキシプロピオン酸グリコール酸チオグリコール酸チオ酢酸フェノキシ酢酸トリメチル酢酸吉草酸パルミチン酸アクリル酸シュウ酸マロン酸クロトン酸コハク酸クエン酸メチレンビス−チオグリコール酸、エチレン−ビス−イミノ酢酸ニトリロ三酢酸フマル酸マレイン酸安息香酸メチル安息香酸、クロロ安息香酸、ジクロロ安息香酸、ヒドロキシ安息香酸アミノ安息香酸フタル酸テレフタル酸インドリル酢酸、クロロベンゼンスルホン酸ベンゼンスルホン酸トルエンスルホン酸ビフェニルスルホン酸、並びにクロロトルエンスルホン酸が挙げられるが、これらに限定されない。当業者は、上に列挙したものの代わりに使用することができる異なる対イオンを十分に認識している。

0049

式(I)〜(V)の構造中、R1、R2、R3、及びR15は、独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、及びR4からなる群から選択され、R4は、1つ以上の有機モノマーで構成される有機基であり、当該モノマーの分子量は28〜500、好ましくは43〜350、更により好ましくは43〜250の範囲であり、有機基は、式I〜Vの構造に一致する1つ以上の追加のロイコ着色剤部分で置換されていてもよい。一態様では、R4は、アルキレンオキシ(ポリエーテル)、オキソアルキレンオキシ(ポリエステル)、オキソアルキレンアミンポリアミド)、エピクロロヒドリン四級化エピクロロヒドリン、アルキレンアミン、ヒドロキシアルキレンアシルオキシアルキレン、カルボキシアルキレン、カルボアルコキシアルキレン、及び糖からなる群から選択される。任意のロイコ着色剤が3つ以上の連続するモノマーを有するR4基を含む場合、そのロイコ着色剤は、本明細書において「高分子ロイコ着色剤」として定義される。当業者は、溶解度、分配、付着、除去、染色などの多くの特性属性のいずれかに関する化合物の特性が、その中に組み込まれるこのような連続するモノマーの配置、同一性、及び数に関連することを承知している。したがって、当業者は、このような連続するモノマーの配置、同一性、及び数を調整して、程度の差はあれ予測可能な様式で任意の特定の属性を変化させることができる。

0050

上記のロイコ化合物は、家庭用洗濯プロセスなどの織物材料の処理に使用するのに好適であると考えられる。具体的には、ロイコ化合物は、ロイコ化合物の性質に起因して、織物材料の繊維上に付着すると考えられる。更に、織物材料上に付着したら、ロイコ化合物をその有色形態に変換する適切な化学的又は物理的なトリガを適用することによって、ロイコ化合物を有色化合物に変換することができる。例えば、ロイコ化合物が酸化化合物に酸化された際、ロイコ化合物はその有色形態に変換され得る。適切なロイコ部分を選択することによって、ロイコ化合物がその有色形態に変換されたときに所望の色相を織物材料に付与するようにロイコ化合物を設計することができる。例えば、その有色形態に変換された際に青色の色相を呈するロイコ化合物を使用して、時間の経過及び/又は洗濯の繰り返しによって通常生じる織物材料の黄変を相殺することができる。したがって、他の実施形態では、本発明は、上記のロイコ化合物を含む洗濯ケア組成物及び家庭で織物材料を処理する方法(例えば、洗濯又は衣類の物品を洗浄する方法)を提供する。

0051

好ましくは、ロイコ化合物は、210〜345の相対色相角、又は更には240〜320の相対色相角、又は更には250〜300(例えば、250〜290)の相対色相角を有する色相を布地に与える。相対色相角は、当該技術分野において既知の任意の好適な方法によって求めることができる。しかしながら、好ましくは、相対色相角は、ロイコ実体が全く存在しない綿布と比べて、ロイコ実体の綿布への付着に関して本明細書で更に詳細に記載されるように決定することができる。

0052

好ましい一実施形態では、以下に開示される方法によって求めたとき、洗濯ケア組成物の色相角(h*)とロイコ着色剤によってもたらされる相対色相角(RHA)とは異なる。以下に従って計算される、洗濯ケア組成物のh*と洗濯ケア組成物中で洗浄された布地のRHAとの間のΔHAは、
ΔHA=│(h*−RHA)│、
少なくとも5、10、15、20、25、30、40、50、60、70、80、90、105、120、140又は160である。

0053

好ましい実施形態では、洗濯ケア組成物は透明であり、本明細書で更に詳細に開示される方法によって求めたとき、透明性評点は少なくとも1以上、好ましくは、透明性評点は2、3、4、5若しくは更には6である。

0054

洗濯ケア成分
洗濯ケア組成物は、いくつかの態様では、全体的に又は部分的に組み込まれ得る他の好適な補助剤を含んでもよい。補助剤は、選択ケア組成物の意図する機能に従って選択され得る。第1の組成物は添加剤を含み得る。いくつかの態様では、複数区画の単位用量物品の場合、添加剤は、第1の組成物とは別の区画に封入される、非第1(例えば第2、第3、第4等)の組成物の一部であってよい。非第1の組成物は、任意の好適な組成物であってよい。非第1の組成物は、固体、液体、分散体、ゲル、ペースト又はこれらの混合物の形態であってよい。単位用量が複数の区画を含む場合、ロイコ着色剤は、1つ、2つ、又は更には全ての区画に添加されてもよく、又は存在してもよい。一実施形態では、ロイコ着色剤をより大きな区画に添加して、より低濃度にし、それによって、潜在的な接触染色に関与するあらゆる問題を最小限に抑えることができる。他方、より小さな体積の区画内において抗酸化剤をロイコ着色剤で濃縮することにより、抗酸化剤の局所濃度を高くすることができ、それによって強化された安定性を提供することができる。したがって、当業者には理解されるように、配合者は、単位用量の所望の特性に従ってロイコ着色剤の位置及び量を選択することができる。

0055

添加剤
洗濯ケア組成物は、界面活性剤系を含み得る。洗濯ケア組成物は、洗濯ケア組成物の約1重量%〜約80重量%、又は1重量%〜約60重量%、好ましくは約5重量%〜約50重量%、より好ましくは約8重量%〜約40重量%の界面活性剤系を含み得る。

0056

界面活性剤:好適な界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤非イオン性界面活性剤カチオン性界面活性剤双極性界面活性剤及び両性界面活性剤、並びにこれらの混合物が挙げられる。好適な界面活性剤は、直鎖であっても分岐鎖であってもよく、置換されていても置換されていなくてもよく、石油化学物質由来であっても生体物質由来であってもよい。好ましい界面活性剤系は、アニオン性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤の両方を、好ましくは90:1〜1:90の重量比で含む。場合によっては、アニオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤との重量比は少なくとも1:1であるのが好ましい。しかしながら、この比は10:1未満であるのが好ましい場合がある。存在する場合、全界面活性剤濃度は好ましくは、本発明の組成物の0.1重量%〜60重量%、1重量%〜50重量%又は更には5重量%〜40重量%である。

0057

アニオン性界面活性剤:アニオン性界面活性剤としては、その分子構造中に一般に8〜22個の炭素原子又は一般に8〜18個の炭素原子を含有する有機疎水性基と、水溶性化合物を形成するために、好ましくはスルホネートサルフェート、及びカルボキシレートから選択される少なくとも1つの水可溶化基とを含有する表面活性化合物が挙げられるが、これらに限定されない。通常、疎水性基は、C8〜C22アルキル、又はアシル基を含むこととなる。このような界面活性剤は、水溶性塩の形態で用いられ、塩形成カチオンは、通常、ナトリウムカリウム、アンモニウム、マグネシウム及びモノ−から選択され、ナトリウムカチオン通常選択されるものである。

0058

本発明のアニオン性界面活性剤及び補助アニオン性補助界面活性剤酸形態で存在してもよく、当該酸形態を中和して、本洗剤組成物で使用するのに望ましい界面活性剤塩を形成することができる。典型的な中和剤としては、水酸化物、例えば、NaOH又はKOHなどの金属対イオン塩基が挙げられる。酸形態の本発明のアニオン性界面活性剤及び補助アニオン性界面活性剤又は補助界面活性剤を中和するための更に好ましい中和剤としては、アンモニアアミンオリゴアミン、又はアルカノールアミンが挙げられる。アルカノールアミンが好ましい。好適な非限定的な例としては、モノエタノールアミンジエタノールアミントリエタノールアミン、及び当該技術分野で既知の他の直鎖状若しくは分岐鎖状アルカノールアミンが挙げられ、例えば、かなり好ましいアルカノールアミンとしては、2−アミノ−1−プロパノール、1−アミノプロパノールモノイソプロパノールアミン、又は1−アミノ−3−プロパノールが挙げられる。アミン中和は完全又は部分的に行われてもよく、例えばアニオン性界面活性剤の一部はナトリウム又はカリウムにより中和されてもよく、及びアニオン性界面活性剤の一部はアミン又はアルカノールアミンにより中和されてもよい。

0059

好適なスルホネート界面活性剤としては、メチルエステルスルホネートαオレフィンスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、特にアルキルベンゼンスルホネート、好ましくはC10〜13アルキルベンゼンスルホネートが挙げられる。好適なアルキルベンゼンスルホネート(LAS)は、市販の直鎖アルキルベンゼン(LAB)をスルホン化することによって得ることができる、好ましくは得られる。好適なLABとしては、Sasolによって商標名Isochem(登録商標)として供給されているもの又はPetresaによって商標名Petrelab(登録商標)として供給されているものなどの低2−フェニルLABが挙げられ、他の好適なLABとしては、Sasolによって商標名Hyblene(登録商標)として供給されているものなどの高2−フェニルLABが挙げられる。好適なアニオン性界面活性剤は、DETAL触媒方法によって得られるアルキルベンゼンスルホネートであるが、HFなどの他の合成経路が好適な場合もある。一態様では、LASのマグネシウム塩を用いる。

0060

好適なサルフェート界面活性剤としては、アルキルサルフェート、好ましくはC8〜18アルキルサルフェート、又は主にC12アルキルサルフェートが挙げられる。

0061

好ましいサルフェート界面活性剤は、アルキルアルコキシル化サルフェート、好ましくはアルキルエトキシル化サルフェート、好ましくはC8〜18アルキルアルコキシル化サルフェート、好ましくはC8〜18アルキルエトキシル化サルフェートであり、好ましくは、アルキルアルコキシル化サルフェートは、0.5〜20、好ましくは0.5〜10の平均アルコキシル化度を有し、好ましくは、アルキルアルコキシル化サルフェートは、0.5〜10、好ましくは0.5〜5、より好ましくは0.5〜3の平均エトキシル化度を有するC8〜18アルキルエトキシル化サルフェートである。アルキルアルコキシル化サルフェートは、ブロードなアルコキシ分布又はピークのあるアルコキシ分布を有し得る。

0062

アルキルサルフェート、アルキルアルコキシル化サルフェート及びアルキルベンゼンスルホネートは、直鎖であっても分岐鎖であってよく(2アルキル置換又は中鎖分岐型を含む)、置換されていても置換されていなくてもよく、石油化学物質由来であっても生体物質由来であってもよい。好ましくは、分岐基はアルキルである。典型的には、アルキルは、メチルエチルプロピルブチルペンチル、環状アルキル基及びこれらの混合物から選択される。単一又は複数のアルキル分岐が、本発明の洗剤で使用される硫酸化アニオン性界面活性剤を作製するために使用される出発アルコールのヒドロカルビル主鎖に存在し得る。最も好ましくは、分岐状硫酸化アニオン性界面活性剤は、アルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフェート、及びこれらの混合物から選択される。

0063

アルキルサルフェート及びアルキルアルコキシサルフェートは、様々な鎖長エトキシル化度及び分岐度で市販されている。市販されているサルフェートとしては、Shell社製のNeodolアルコール、Sasol社製のLial−Isalcheml及びSafol、Procter & GambleChemicals社製天然アルコールベースにしたものが挙げられる。

0064

他の好適なアニオン性界面活性剤としては、C10〜C26直鎖又は分岐鎖、好ましくはC10〜C20直鎖、最も好ましくはC16〜C18直鎖アルキルアルコール、及び2〜20、好ましくは7〜13、より好ましくは8〜12、最も好ましくは9.5〜10.5エトキシレートを含む、アルキルエーテルカルボキシレートが挙げられる。酸形態又はナトリウム若しくはアンモニウムの塩などの塩形態を使用してよく、アルキル鎖は、1つのシス又はトランス二重結合を含有していてもよい。アルキルエーテルカルボン酸は、花王(Akypo(登録商標))、Huntsman(Empicol(登録商標))及びClariant(Emulsogen(登録商標))から入手可能である。

0065

非イオン性界面活性剤:好適な非イオン性界面活性剤は、C8〜C18アルキルエトキシレート、例えば、Shell製のNEODOL(登録商標)非イオン界面活性剤;C6〜C12アルキルフェノールアルコキシレート(好ましくは、このアルコキシレート単位は、エチレンオキシ単位プロピレンオキシ単位又はこれらの混合物である);エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックポリマーとの、C12〜C18アルコール及びC6〜C12アルキルフェノール縮合物(例えば、BASFから販売されるPluronic(登録商標));アルキル多糖類、好ましくはアルキルポリグリコシドメチルエステルエトキシレート;ポリヒドロキシ脂肪酸アミド;エーテル末端保護ポリオキシアルキル化)アルコール界面活性剤及びこれらの混合物からなる群から選択される。

0066

好適な非イオン性界面活性剤は、アルキルポリグルコシド及び/又はアルキルアルコキシル化アルコールである。

0067

好適な非イオン性界面活性剤としては、アルキルアルコキシル化アルコール、好ましくはC8〜18アルキルアルコキシル化アルコール、好ましくはC8〜18アルキルエトキシル化アルコールが挙げられ、好ましくはアルキルアルコキシル化アルコールは、1〜50、好ましくは1〜30、又は1〜20、又は1〜10の平均アルコキシル化度を有し、好ましくは、アルキルアルコキシル化アルコールは、1〜10、好ましくは1〜7、より好ましくは1〜5、最も好ましくは3〜7の平均エトキシル化度を有するC8〜18アルキルエトキシル化アルコールである。一態様では、アルキルアルコキシル化アルコールは、7〜0の平均エトキシル化度を有するC12〜15アルキルエトキシル化アルコールである。アルキルアルコキシル化アルコールは、直鎖であっても分岐鎖であってもよく、置換されていても非置換であってもよい。好適な非イオン性界面活性剤としては、BASF製の商標名Lutensol(登録商標)を有するものが挙げられる。

0068

カチオン性界面活性剤:好適なカチオン性界面活性剤としては、アルキルピリジニウム化合物アルキル四級アンモニウム化合物、アルキル四級ホスホニウム化合物、アルキル三級スルホニウム化合物、及びこれらの混合物が挙げられる。

0069

好適なカチオン性界面活性剤は、以下の一般式を有する四級アンモニウム化合物である。
(R)(R1)(R2)(R3)N+X−
式中、Rは、直鎖又は分岐鎖、置換又は非置換C6〜18アルキル又はアルケニル部分であり、R1及びR2は、独立して、メチル又はエチル部分から選択され、R3は、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル又はヒドロキシエチル部分であり、Xは、電荷の中性を提供するアニオンであり、好ましいアニオンとしては、ハロゲン化物、好ましくはクロリド;硫酸塩;及びスルホン酸塩が挙げられる。

0070

両性及び双極性界面活性剤:好適な両性又は双極性界面活性剤としては、アミンオキシド及び/又はベタインが挙げられる。好ましいアミンオキシドは、アルキルジメチルアミンオキシド又はアルキルアミドプロピルジメチルアミンオキシド、より好ましくはアルキルジメチルアミンオキシド、特にココジメチルアミンオキシドである。アミンオキシドは、直鎖又は中鎖分岐状アルキル部分を有し得る。典型的な直鎖アミンオキシドとしては、1つのR1 C8〜18アルキル部分と、C1〜3アルキル基及びC1〜3ヒドロキシアルキル基からなる群から選択される2つのR2及びR3部分とを含有する水溶性アミンオキシドが挙げられる。好ましくは、アミンオキシドは、式R1−N(R2)(R3)O(式中、R1はC8〜18アルキルであり、R2及びR3は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル及び3−ヒドロキシプロピルからなる群から選択される)により特徴付けられる。直鎖アミンオキシド系界面活性剤としては、特に、直鎖C10〜C18アルキルジメチルアミンオキシド及び直鎖C8〜C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキシドを挙げることができる。

0071

他の好適な界面活性剤としては、アルキルベタインアルキルアミドベタイン、アミドアゾリニウムベタイン、スルホベタイン(INCIスルタイン)、並びにホスホベタインなどのベタインが挙げられる。

0072

ロイコ着色剤希釈剤
ロイコ着色剤組成物中の成分の別の分類は、希釈剤及び/又は溶媒であり得る。希釈剤及び/又は溶媒の目的は、多くの場合、流動性を改善する及び/又はロイコ着色剤の粘度を低下させることであるが、これらに限定されない。多くの場合、その低コスト及び非毒性を考慮して、水が好ましい希釈剤及び/又は溶媒であるが、他の溶媒も同様に使用され得る。好ましい溶媒は、コストが低くかつ危険性が低いものである。好適な溶媒の例としては、エチレングリコールプロピレングリコールグリセリンポリエチレングリコールポリプロピレングリコールなどのアルコキシル化ポリマー、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのコポリマー、Tween20(登録商標)、Tween40(登録商標)、Tween80(登録商標)など、及びこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。ポリマーの中でも、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのコポリマーが好ましい場合がある。これらポリマーは、多くの場合、水による曇点を特徴とし、これは、生成物を水から分離して、望ましくない水溶性不純物を除去するのに役立ち得る。エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのコポリマーの例としては、BASFによるPLURONICシリーズのポリマー及びDowによるTERGITOL(商標)シリーズのポリマーが挙げられるが、これらに限定されない。ロイコ着色剤組成物が洗濯ケア組成物に組み込まれたとき、これらポリマーは、非イオン性界面活性剤としても作用し得る。

0073

本明細書に記載される洗濯ケア組成物は、以下の成分の非限定的なリストの1つ以上を含んでいてもよい:布地ケア益剤洗浄性酵素沈着助剤レオロジー変性剤ビルダーキレート剤漂白剤(bleach);漂白剤(bleaching agent);漂白剤前駆体;漂白促進剤漂白触媒香料及び/又は香料マイクロカプセル;香料充填ゼオライトデンプン封入アコードポリグリセロールエステル白色剤パールエッセンス剤酵素安定剤系;アニオン性染料固着剤を含む除去剤、アニオン性界面活性剤の錯化剤、及びこれらの混合物;任意の漂白剤又は蛍光剤汚れ放出ポリマー及び/又は汚れ懸濁ポリマーを含むがこれらに限定されないポリマー;分散剤消泡剤非水性溶剤脂肪酸泡抑制剤、例えばシリコーン泡抑制剤;カチオンデンプンスカム分散剤;直接染料;着色剤;乳白剤酸化防止剤トルエンスルホネートキュメンスルホネート及びナフタレンスルホネートなどのヒドロトロープカラー粒子着色ビーズ球体、又は押出物軟化剤抗菌剤。追加的又は代替的に、組成物は、界面活性剤、四級アンモニウム化合物、及び/又は溶剤系を含んでもよい。四級アンモニウム化合物は、布地柔軟剤などの布地強化剤組成物中に存在してもよく、構造NR4+の正に荷電された多原子イオンである四級アンモニウムカチオンを含み、Rは、アルキル基又はアリール基である。

0074

色相染料
当該組成物は、追加の布地シェーディング剤を含み得る。好適な布地シェーディング剤としては、染料、染料−粘土複合体、及び顔料が挙げられる。好適な染料としては、低分子染料及び高分子染料が挙げられる。好適な小分子染料としては、ダイレクトブルー、ダイレクトレッド、ダイレクトバイオレットアシッドブルー、アッシドレッド、アッシドバイオレット、ベーシックブルーベーシックバイオレット及びベーシックレッド、又はこれらの混合物の色指数(Colour Index、C.I.)分類に区分される染料からなる群から選択される小分子染料が挙げられる。好ましい染料としては、アルコキシル化アゾチオフェンソルベントバイオレット13、アシッドバイオレット50及びダイレクトバイオレット9が挙げられる。

0075

審美着色剤。当該組成物は、1つ以上の審美着色剤を含み得る。好適な審美着色剤としては、染料、染料−粘土複合体、顔料、及びLiquitint(登録商標)高分子着色剤(Milliken & Company(Spartanburg,South Carolina,USA))が挙げられる。一態様では、好適な染料及び顔料としては、小分子染料及び高分子染料が挙げられる。審美着色剤は、アクリジンアントラキノンアジン、アゾ、ベンゾジフラン、ベンゾジフラノン、カロテノイドクマリンシアニンジアザヘミシアニンジフェニルメタンホルマザンヘミシアニン、インジゴイド、メタン、メチンナフタルイミドナフトキノン、ニトロ、ニトロソ、オキサジン、フェノチアジンフタロシアニン(例えば、銅フタロシアニン)、ピラゾールピラゾロンキノロンスチルベンスチリル、トリアリールメタン(例えば、トリフェニルメタン)、キサンテン、及びこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1つの発色団成分を含み得る。

0076

本発明の一態様では、審美着色剤としては、Liquitint(登録商標)ブルーAH、Liquitint(登録商標)ブルーBB、Liquitint(登録商標)ブルー275、Liquitint(登録商標)ブルー297、Liquitint(登録商標)ブルーBB、シアン15、Liquitint(登録商標)グリーン101、Liquitint(登録商標)オレンジ272、Liquitint(登録商標)オレンジ255、Liquitint(登録商標)ピンクAM、Liquitint(登録商標)ピンクAMC、Liquitint(登録商標)ピンクST、Liquitint(登録商標)バイオレット129、Liquitint(登録商標)バイオレットLS、Liquitint(登録商標)バイオレット291、Liquitint(登録商標)イエローFT、Liquitint(登録商標)ブルーBuf、Liquitint(登録商標)ピンクAM、Liquitint(登録商標)ピンクPV、アシッドブルー80、アシッドブルー182、アシッドレッド33、アシッドレッド52、アシッドバイオレット48、アシッドバイオレット126、アシッドブルー9、アシッドブルー1、及びこれらの混合物が挙げられる。

0077

封入物。当該組成物は、封入された材料を含み得る。一態様では、カプセル化剤は、コアと、内面及び外面を有するシェルと、を含み、当該シェルは、当該コアをカプセル化する。コアは、あらゆる洗濯ケア助剤を含むことができるが、典型的には、コアは、香料;増白剤;色調染料;防虫剤;シリコーン;ワックス着香剤ビタミン;布地柔軟化剤;スキンケア剤、一態様では、パラフィン;酵素;抗菌剤;漂白剤;感覚剤;及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含みんでもよく、当該シェルは、ポリエチレン;ポリアミド;任意に他のコ−モノマーを含有するポリビニルアルコールポリスチレンポリイソプレンポリカーボネート;ポリエステル;ポリアクリレートアミノプラスト(一態様では、当該アミノプラストは、ポリ尿素ポリウレタン、及び/又はポリ尿素ウレタンを含みんでもよく、一態様では、当該ポリ尿素は、ポリオキシメチレン尿素及び/又はメラミンホルムアルデヒドを含んでもよい);ポリオレフィン;多糖類、(一態様では、当該多糖類は、アルギン酸塩及び/又はキトサンを含んでもよい);ゼラチンセラックエポキシ樹脂ビニルポリマー非水溶性無機材料;シリコーン;及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含んでもよい。

0078

好ましい封入剤は、香料を含む。好ましい封入剤は、メラミンホルムアルデヒド及び/又は架橋メラミンホルムアルデヒドを含んでいてもよいシェルを含む。他の好ましいカプセルは、ポリアクリレート系シェルを含む。好ましい封入剤は、コア材とシェルとを含み、当該シェルは、当該コア材を少なくとも部分的に取り囲むことが開示されている。当該封入剤の少なくとも75%、85%又は更には90%は、0.2MPa〜10MPaの破壊強度を有していてよく、有益剤漏出率は、封入された有益剤の初期総量に基づいて0%〜20%、又は更には10%若しくは5%未満であってよい。当該封入剤の少なくとも75%、85%又は更には90%が、(i)1マイクロメートル〜80マイクロメートル、5マイクロメートル〜60マイクロメートル、10マイクロメートル〜50マイクロメートル、又は更には15マイクロメートル〜40マイクロメートルの粒径を有し得、及び/又は(ii)当該封入剤の少なくとも75%、85%又は更には90%が、30nm〜250nm、80nm〜180nm、又は更には100nm〜160nmの粒子壁厚を有し得るものが好ましい。ホルムアルデヒドスカベンジャーは、封入物と共に、例えばカプセルスラリー中で用いてよく、及び/又は封入物を組成物に添加する前、添加している間、若しくは添加した後にこのような組成物に添加してよい。好適なカプセルは、米国特許出願公開第2008/0305982(A1)号及び/又は同第2009/0247449(A1)号の教示に従って作製することができる。あるいは、好適なカプセルは、Appleton Papers Inc.(Appleton,Wisconsin USA)から購入することができる。

0079

好ましい態様では、当該組成物は、好ましくは封入剤に加えて、付着助剤を含んでもよい。好ましい付着助剤は、カチオン性及び非イオン性ポリマーからなる群から選択される。好適なポリマーとしては、カチオンデンプン、カチオン性ヒドロキシエチルセルロースポリビニルホルムアルデヒドローカストビーンガムマンナンキシログルカンタマリンドガムポリエチレンテレフタレート、並びに任意にアクリル酸及びアクリルアミドを含む群から選択される1つ以上のモノマーと共にジメチルアミノエチルメタクリレートを含有するポリマーが挙げられる。

0080

香料。本発明の好ましい組成物は、香料を含む。典型的には、組成物は、国際公開第08/87497号に記載されているような群から選択される1つ以上の香料原材料を含む香料を含む。しかしながら、洗濯ケア組成物において有用ないかなる香料も用いてよい。香料を本発明の組成物に配合する好ましい方法は、水溶性ヒドロキシ化合物、又はメラミン−ホルムアルデヒド又は変性ポリビニルアルコールのいずれかを含む封入香料粒子を介するものである。

0081

悪臭低減材料
本開示の洗浄組成物は、悪臭低減材料を含み得る。このような材料は、1種類以上の悪臭の知覚を減らすか、又は更には知覚しなくすることができる。これら材料は、計算された悪臭低減値(「MORV」)によって特徴付けることができ、MORVは国際公開第2016/049389号に示されている試験方法に従って計算される。

0082

本明細書で使用するとき、「MORV」は、目的材料について計算された悪臭低減値である。材料のMORVは、このような材料が、1種類以上の悪臭の検知を減らすか、又は更には知覚しなくする能力を示す。

0083

本開示の洗浄組成物は、総量が組成物の約0.00025重量%〜約0.5重量%、好ましくは約0.0025重量%〜約0.1重量%、より好ましくは約0.005重量%〜約0.075重量%、最も好ましくは約0.01重量%〜約0.05重量%の1種類以上の悪臭低減材料を含み得る。洗浄組成物は、約1〜約20種類の悪臭低減材料、より好ましくは1〜約15種類の悪臭低減材料、最も好ましくは1〜約10種類の悪臭低減材料を含み得る。

0084

悪臭低減材料の1種類、数種類、又は各種類は、少なくとも0.5、好ましくは0.5〜10、より好ましくは1〜10、最も好ましくは1〜5のMORVを有し得る。悪臭低減材料の1種類、数種類、又は各種類は、本明細書に記載するように試験した悪臭の全てのMORV値が>0.5と定義される、ユニバーサルMORVを有し得る。悪臭低減材料の総量は、3未満、より好ましくは約2.5未満、更により好ましくは約2未満、また更により好ましくは約1未満、最も好ましくは約0のブロッカー指数を有し得る。悪臭低減材料の総量は、約3〜約0.001のブロッカー指数の平均を有し得る。

0085

本開示の洗浄組成物では、悪臭低減材料は、3未満、好ましくは2未満、より好ましくは1未満、最も好ましくは約0の芳香忠実度指数(Fragrance Fidelity Index)を有し、かつ/又は芳香忠実度指数の平均が3〜約0.001の芳香忠実度指数であってよい。芳香忠実度指数が増加するにつれて、悪臭低減材料(単数又は複数)は、悪臭を弱め続けるが、もたらす芳香効果が次第に小さくなる。

0086

本開示の洗浄組成物は、香料を含み得る。悪臭低減組成物の香料の部に対する重量比は、約1:20,000〜約3000:1、好ましくは約1:10,000〜約1,000:1、より好ましくは約5,000:1〜約500:1、最も好ましくは約1:15〜約1:1であってもよい。悪臭低減組成物の香水の部に対する比を狭めると、悪臭低減材料(単数又は複数)は、悪臭を弱め続けるが、もたらす芳香効果が次第に小さくなる。

0087

タンニン
本開示の洗浄組成物は、タンニンを含み得る。タンニンは高等植物ポリフェノール二次代謝産物であり、かつタンニンはガロイル部分又はこれらの誘導体が種々のポリオール−、カテキン−及びトリテルペノイド核に結合している(ガロタンニンエラジタンニン及び複合タンニン)ガロイルエステル並びにそれらの誘導体のいずれかである、あるいはタンニンはフラニル間結合及び置換パターン縮合タンニン)を備え得るオリゴマープロアントシアニジン及びポリマーのプロアントシアニジンである。本開示の洗浄組成物は、ガロタンニン、エラジタンニン、複合タンニン、縮合型タンニン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるタンニンを含み得る。

0088

ポリマー。当該組成物は1つ以上のポリマーを含んでよい。例には、任意に変性されたカルボキシメチルセルロース、ポリ(ビニルピロリドン)、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルピリジン−N−オキシド)、ポリ(ビニルイミダゾール)、ポリアクリレートのようなポリカルボキシレート、マレイン酸/アクリル酸コポリマー及びラウリルメタクリレート/アクリル酸コポリマーがある。

0089

当該組成物は、1つ以上の両親媒性洗浄ポリマーを含み得る。このようなポリマーは、布地及び表面からグリース粒子を除去するように、親水性及び疎水性の特性が釣り合っている。好適な両親媒性アルコキシル化グリース洗浄ポリマーは、コア構造と、そのコア構造に結合した複数のアルコキシレート基とを含む。これらは、アルコキシル化ポリアルキレンイミン、特に、エトキシル化ポリエチレンイミン、又は内側ポリエチレンオキシドブロック及び外側ポリプロピレンオキシドブロックを有するポリエチレンイミンを含み得る。典型的には、これらは、0.005〜10重量%、一般的には0.5〜8重量%の量で本発明の組成物に配合され得る。

0090

当該組成物は、修飾されたヘキサメチレンジアミンを含み得る。ヘキサメチレンジアミンの修飾としては、以下が挙げられる:(1)ヘキサメチレンジアミンの窒素原子1つ当たり1つ又は2つのアルコキシル化修飾。当該アルコキシル化修飾は、ヘキサメンチレンジアミンの窒素における水素原子を、修飾1つ当たり平均約1〜約40個のアルコキシ部分を有する(ポリ)アルコキシレン鎖で置換することからなり、当該アルコキシレン鎖の末端アルコキシ部分は、水素、C1〜C4アルキル、スルフェートカーボネート、若しくはこれらの混合物で末端保護されている;(2)ヘキサメンチレンジアミンの窒素原子1つ当たり1つのC1〜C4アルキル部分の置換及び1つ若しくは2つのアルコキシル化修飾。当該アルコキシル化修飾は、水素原子を、修飾1つ当たり平均約1〜約40個のアルコキシ部分を有する(ポリ)アルコキシレン鎖で置換することからなり、当該アルコキシレン鎖の末端アルコキシ部分は、水素、C1〜C4アルキル若しくはこれらの混合物で末端保護されている;又は(3)これらの組み合わせ。

0091

ポリアクリレートから調製されるものなどのアルコキシル化ポリカルボキシレートは、本明細書において、追加のグリース除去性能を提供するのに有用である。そのような材料は、国際公開第91/08281号及び国際出願PCT90/01815号に記載されている。化学的に、これら材料は、7〜8つのアクリレート単位ごとに1つのエトキシ側鎖を有するポリアクリレートを含む。側鎖は、式−(CH2CH2O)m(CH2)nCH3(式中、mは、2〜3であり、nは、6〜12である)のものである。側鎖は、ポリアクリレート「主鎖」にエステル結合され、「櫛形ポリマー型構造を提供する。分子量は変動し得るが、典型的には、約2000〜約50,000の範囲内である。このようなアルコキシル化ポリカルボキシレートは、本明細書における組成物の約0.05重量%〜約10重量%含まれ得る。

0092

別の好適なカルボキシレートポリマーは、(i)カルボキシル基を含む1つ以上のモノマーから誘導される50〜98重量%未満の構造単位;(ii)スルホネート部分を含む1つ以上のモノマーから誘導される1〜49重量%未満の構造単位;並びに(iii)式(I)及び(II)により表されるエーテル結合含有モノマーから選択される1つ以上のモノマーから誘導される1〜49重量%の構造単位を含む、コポリマーである。

0093

式(I)中、R0は、水素原子又はCH3基を表し、Rは、CH2基、CH2CH2基又は単結合を表し、Xは、0〜5の数を表し、但し、Xは、Rが単結合である場合、1〜5の数を表し、R1は、水素原子又はC1〜C20有機基であり、

0094

式(II)中、R0は、水素原子又はCH3基を表し、Rは、CH2基、CH2CH2基又は単結合を表し、Xは、0〜5の数を表し、R1は、水素原子又はC1〜C20有機基である。

0095

ポリマーは、少なくとも50kDa、又は更には少なくとも70kDaの重量平均分子量を有することが好ましい場合がある。

0096

他の好適なポリマーとしては、両親媒性グラフトコポリマーが挙げられる。好ましい両親媒性グラフトコポリマー(単数又は複数)は、(i)ポリエチレングリコール主鎖と、(ii)ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール及びこれらの混合物から選択される少なくとも1つのペンダント部分とを含む。好ましい両親媒性グラフトコポリマーは、BASFから供給されているSokalan HP22である。他の好適なポリマーとしては、ランダムグラフトコポリマー、好ましくは、ポリエチレンオキシド主鎖と複数のポリ酢酸ビニル側鎖とを有するポリ酢酸ビニルグラフト化ポリエチレンオキシドコポリマーが挙げられる。当該ポリエチレンオキシド主鎖の分子量は好ましくは約6000であり、ポリエチレンオキシドのポリ酢酸ビニルに対する重量比は約40〜60であり、グラフト点は、エチレンオキシド単位50個当たり1つ以下である。典型的には、これらは、0.005〜10重量%、より典型的には0.05〜8重量%の量で本発明の組成物に配合される。

0097

当該組成物は、1つ以上の汚れ放出ポリマーを含み得る。例としては、以下の式(VI)、(VII)又は(VIII)の1つによって定義される構造を有する汚れ放出ポリマーが挙げられる:
(VI) −[(OCHR1−CHR2)a−O−OC−Ar−CO−]d
(VII) −[(OCHR3−CHR4)b−O−OC−sAr−CO−]e
(VIII) −[(OCHR5−CHR6)c−OR7]f
式中、
a、b及びcは、1〜200であり、
d、e及びfは、1〜50であり、
Arは、1,4−置換フェニレンであり、
sArは、5位がSO3Meにより置換された1,3−置換フェニレンであり、
Meは、Li、K、Mg/2、Ca/2、Al/3、アンモニウム、モノ、ジ、トリ、若しくはテトラアルキルアンモニウム(アルキル基は、C1〜C18アルキル又はC2〜C10ヒドロキシアルキルである)、又はこれらの混合物であり、
R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、独立して、H又はC1〜C18n−若しくはイソ−アルキルから選択され、
R7は、直鎖状若しくは分岐状C1〜C18アルキル、又は直鎖状若しくは分岐状C2〜C30アルケニル、又は5〜9つの炭素原子を有するシクロアルキル基、又はC8〜C30アリール基、又はC6〜C30アリールアルキル基である。

0098

好適な汚れ放出ポリマーは、Repel−o−texポリマー(例えば、Rhodiaにより供給されているRepel−o−texSF、SF−2及びSRP6)などのポリエステル汚れ放出ポリマーである。他の好適な汚れ放出ポリマーとしては、Texcareポリマー(例えば、Clariantにより供給されているTexcare SRA100、SRA300、SRN100、SRN170、SRN240、SRN300及びSRN325など)が挙げられる。他の好適な汚れ放出ポリマーは、Marloquestポリマー(例えば、Sasolにより供給されているMarloquest SLなど)である。

0099

また、当該組成物は、アルキルセルロース、アルキルアルコキシアルキルセルロース、カルボキシアルキルセルロース、アルキルカルボキシアルキルセルロースから選択されるものを含む、1つ以上のセルロース系ポリマーを含んでいてもよい。好ましいセルロース系ポリマーは、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロースメチルヒドロキシエチルセルロースメチルカルボキシメチルセルロース、及びこれらの混合物を含む群から選択される。一態様では、カルボキシメチルセルロースは、0.5〜0.9のカルボキシメチル置換度及び100,000Da〜300,000Daの分子量を有する。

0100

汚れ放出ポリマー:組成物は、汚れ放出ポリマーを含んでもよい。好適な汚れ放出ポリマーは、以下の構造(I)、(II)又は(III)の1つによって特定される構造を有する:
(I)−[(OCHR1−CHR2)a−O−OC−Ar−CO−]d
(II)−[(OCHR3−CHR4)b−O−OC−sAr−CO−]e
(III)−[(OCHR5−CHR6)c−OR7]f
式中、
a、b及びcは、1〜200であり、
d、e及びfは、1〜50であり、
Arは、1,4−置換フェニレンであり、
sArは、5位がSO3Meにより置換された1,3−置換フェニレンであり、
Meは、Li、K、Mg/2、Ca/2、Al/3、アンモニウム、モノ、ジ、トリ、若しくはテトラアルキルアンモニウム(アルキル基は、C1〜C18アルキル又はC2〜C10ヒドロキシアルキルである)、又はこれらの混合物であり、
R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、独立して、H又はC1〜C18 n−若しくはイソ−アルキルから選択され、
R7は、直鎖状若しくは分岐状C1〜C18アルキル、又は直鎖状若しくは分岐状C2〜C30アルケニル、又は5〜9つの炭素原子を有するシクロアルキル基、又はC8〜C30アリール基、又はC6〜C30アリールアルキル基である。

0101

好適な汚れ放出ポリマーは、Clariantにより、TexCare(登録商標)シリーズのポリマー、例えば、TexCare(登録商標)SRN240及びTexCare(登録商標)SRA300として販売されている。他の好適な汚れ放出ポリマーは、Solvayにより、Repel−o−Tex(登録商標)シリーズのポリマー、例えば、Repel−o−Tex(登録商標)SF2及びRepel−o−Tex(登録商標)Crystalとして販売されている。

0102

既知のポリマー汚れ放出剤、以下「SRA(単数又は複数)」を、所望により本洗剤組成物に使用してよい。利用する場合、SRAは、一般的に、組成物の0.01重量%〜10.0重量%、典型的には0.1重量%〜5重量%、好ましくは0.2重量%〜3.0重量%含まれる。

0103

好ましいSRAは、典型的には、ポリエステル及びナイロンのような疎水性繊維の表面を親水化するための親水性区分、並びに疎水性繊維上に堆積し、洗浄及びすすぎサイクルの完了までそこに付着し続け、それによって親水性区分のためのアンカーとしての機能を果たす疎水性区分を有する。これにより、後の洗浄手順において、SRAによる処理後に浮かび上がる汚れを、更に容易に洗浄可能にできる。

0104

SRAは、例えば種々の荷電性の、例えば、アニオン性又は更にはカチオン性(米国特許第4,956,447号を参照されたい)、並びに、非荷電性の、モノマー単位を含むことができ、構造は、直鎖、分岐鎖又は更には星状であってもよい。これらのSRAは、分子量を制御したり、又は物理特性若しくは表面活性特性を変更したりするのに特に有効であるキャッピング部分を含んでよい。構造及び電荷分布は、異なる型の繊維又は生地への適用に合わせて、あるいは様々な洗剤又は洗剤添加製品用に調整することができる。好適な汚れ放出ポリマーは、ポリエステル汚れ放出ポリマー、例えば、Rhodiaによって供給されているRepel−o−tex、SF−2及びSRP6を含むRepel−o−texポリマーである。他の好適な汚れ放出ポリマーとしては、Texcareポリマー(例えば、Clariantにより供給されているTexcare SRA100、SRA300、SRN100、SRN170、SRN240、SRN300及びSRN325など)が挙げられる。他の好適な汚れ放出ポリマーは、Marloquestポリマー、例えば、Sasolによって供給されているMarloquest SLである。SRAの例は、米国特許第4,968,451号、同第4,711,730号、同第4,721,580号、同第4,702,857号、同第4,877,896号、同第3,959,230号、同第3,893,929号、同第4,000,093号、同第5,415,807号、同第4,201,824号、同第4,240,918号、同第4,525,524号、同第4,201,824号、同第4,579,681号、及び同第4,787,989号、欧州特許出願第0 219 048号;同第279,134(A)号;同第457,205(A)号、及び独国特許第2,335,044号に記載されている。

0105

カルボキシレートポリマー:当該組成物は、マレエートアクリレートランダムコポリマー又はポリアクリレートホモポリマーなどのカルボキシレートポリマーを含んでもよい。好適なカルボキシレートポリマーは、4,000Da〜9,000Daの分子量を有するポリアクリレートホモポリマー、50,000〜100,000Da、又は60,000Da〜80,000Daの分子量を有するマレエート/アクリレートランダムコポリマーを含む。

0106

あるいは、これら物質は、7〜8つのアクリレート単位ごとに1つのエトキシ側鎖を有するポリアクリレートを含み得る。側鎖は、式−(CH2CH2O)m(CH2)nCH3(式中、mは、2〜3であり、nは、6〜12である)のものである。側鎖は、ポリアクリレート「主鎖」にエステル結合され、「櫛形」ポリマー型構造を提供する。分子量は変動し得るが、典型的には、約2000〜約50,000の範囲内である。このようなアルコキシル化ポリカルボキシレートは、本明細書における組成物の約0.05重量%〜約10重量%含まれ得る。

0107

別の好適なカルボキシレートポリマーは、(i)カルボキシル基を含む1つ以上のモノマーから誘導される50〜98重量%未満の構造単位;(ii)スルホネート部分を含む1つ以上のモノマーから誘導される1〜49重量%未満の構造単位;並びに(iii)式(I)及び(II)により表されるエーテル結合含有モノマーから選択される1つ以上のモノマーから誘導される1〜49重量%の構造単位を含む、コポリマーである。

0108

式(I)中、R0は、水素原子又はCH3基を表し、Rは、CH2基、CH2CH2基又は単結合を表し、Xは、0〜5の数を表し、但し、Xは、Rが単結合である場合、1〜5の数を表し、R1は、水素原子又はC1〜C20有機基であり、

0109

式(II)中、R0は、水素原子又はCH3基を表し、Rは、CH2基、CH2CH2基又は単結合を表し、Xは、0〜5の数を表し、R1は、水素原子又はC1〜C20有機基である。

0110

ポリマーは、少なくとも50kDa、又は更には少なくとも70kDaの重量平均分子量を有することが好ましい場合がある。

0111

このようなカルボキシレート系ポリマーは、有利には、本明細書の組成物において約0.1重量%〜約7重量%の濃度で使用できる。好適なポリマー分散剤としては、マレエート/アクリレートランダムコポリマー又はポリアクリレートホモポリマーなどのカルボキシレートポリマーが挙げられる。好ましくは、カルボキシレートポリマーは、4,000ダルトン〜9,000ダルトンの分子量を有するポリアクリレートホモポリマー、又は60,000ダルトン〜80,000ダルトンの分子量を有するマレエート/アクリレートコポリマーである。ポリマーポリカルボキシレート及びポリエチレングリコールを使用することもできる。ポリアルキレングリコール系グラフトポリマーは、ポリアルキレングリコール系化合物及びモノマー材料から調製されてもよく、当該モノマー材料は、カルボキシル基含有モノマー及び任意の追加モノマーを含む。カルボキシル基含有モノマーとして分類されない任意の追加モノマーとしては、スルホン酸基含有モノマー、アミノ基含有モノマーアリルアミンモノマー、四級化アリルアミンモノマー、N−ビニルモノマーヒドロキシル基含有モノマービニルアリールモノマーイソブチレンモノマー酢酸ビニルモノマー、これらのいずれかの塩、これらのいずれかの誘導体、及びこれらの混合物が挙げられる。理論に束縛されることを意図するものではないが、ポリマー分散剤は、他のビルダー(低分子量ポリカルボキシレートを含む)と組み合わせて使用したとき、結晶成長防止、粒子状の汚れ放出ペプチゼーション、及び再付着防止によって、全体的な洗剤ビルダーの性能を向上させると考えられる。高分子分散剤の例は、米国特許第3,308,067号、欧州特許出願第66915号、欧州特許第193,360号、及び同第193,360号に見出される。

0112

アルコキシル化ポリアミン系ポリマー:当該組成物は、アルコキシル化ポリアミンを含み得る。このような物質としては、エトキシル化ポリエチレンイミン、エトキシル化ヘキサメチレンジアミン、及びこれらの硫酸化物が挙げられるが、これらに限らない。ポリプロポキシル化誘導体も挙げられる。多種多様なアミン及びポリアクエンイミン(polyaklyeneimine)は様々な度合いまでアルコキシル化してもよく、任意に更に修飾して上記の利点をもたらすこともできる。有用な例としては、NH当たり20EO基までエトキシル化されている600g/モルのポリエチレンイミンコアがあり、BASFより入手可能である。

0113

有用なアルコキシル化ポリアミン系ポリマーとしては、アルコキシル化ポリエチレンイミン型が挙げられ、当該アルコキシル化ポリアルキレンイミンは、ポリアルキレンイミンコアにおける少なくとも1つの窒素原子に結合した1つ以上の側鎖を有するポリアルキレンイミンコアを有し、当該アルコキシル化ポリアルキレンイミンは、(PEI)a−(EO)b−R1の実験式(I)(式中、aは、当該アルコキシル化ポリエチレンイミンのポリアルキレンイミンコアの数平均平均分子量(MWPEI)であり、100〜100,000ダルトンの範囲であり、bは、当該アルコキシル化ポリアルキレンイミンの当該1つ以上の側鎖における平均エトキシル化度であり、5〜40の範囲であり、R1は、独立して、水素、C1〜C4アルキル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される)を有する。

0114

他の好適なアルコキシル化ポリアルキレンイミンとしては、当該アルコキシル化ポリアルキレンイミンが、ポリアルキレンイミンコアにおける少なくとも1つの窒素原子に結合した1つ以上の側鎖を有するポリアルキレンイミンコアを有し、当該アルコキシル化ポリアルキレンイミンが、(PEI)o−(EO)m(PO)n−R2又は(PEI)o−(PO)n(EO)m−R2の実験式(II)(式中、oは、アルコキシル化ポリアルキレンイミンのポリアルキレンイミンコアの数平均平均分子量(MWPEI)であり、100〜100,000ダルトンの範囲であり、mは、10〜50の範囲の、当該アルコキシル化ポリアルキレンイミンの当該1つ以上の側鎖における平均エトキシル化度であり、nは、1〜50の範囲の、当該アルコキシル化ポリアルキレンイミンの当該1つ以上の側鎖における平均プロポキシル化度であり、R2は、独立して、水素、C1〜C4アルキル、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される)を有するものが挙げられる。

0115

両親媒性グラフトコポリマー:両親媒性グラフトコポリマーも、本発明に従って使用することができる。特に有用なポリマーとしては、(i)ポリエチレングリコール主鎖と(ii)ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール及びこれらの混合物から選択される少なくとも1つのペンダント部分とを含むものが挙げられ、本発明においても有用である。好適なポリエチレングリコールポリマーとしては、(i)ポリエチレングリコールを含む親水性主鎖、並びに(ii)C4〜C25アルキル基、ポリプロピレンポリブチレン飽和C1〜C6モノカルボン酸ビニルエステル、アクリル酸又はメタクリル酸のC1〜C6アルキルエステル、及びこれらの混合物からなる群から選択される疎水性側鎖(複数可)を含む、ランダムグラフトコポリマーが挙げられる。好適なポリエチレングリコールポリマーは、ランダムグラフト化ポリ酢酸ビニル側鎖を有するポリエチレングリコール主鎖を有する。ポリエチレングリコール主鎖の平均分子量は、2,000Da〜20,000Da、又は4,000Da〜8,000Daの範囲であってもよい。ポリエチレングリコール主鎖のポリ酢酸ビニル側鎖に対する分子量比は、1:1〜1:5又は1:1.2〜1:2の範囲であってもよい。エチレンオキシド単位当たりのグラフト部位平均数は、1未満、又は0.8未満であってもよく、エチレンオキシド単位当たりのグラフト部位の平均数は、0.5〜0.9の範囲であってもよく、あるいはエチレンオキシド単位当たりのグラフト部位の平均数は、0.1〜0.5、又は0.2〜0.4の範囲であってもよい。好適なポリエチレングリコールポリマーは、Sokalan HP22である。好適なポリエチレングリコールポリマーについては、国際公開第08/007320号に記載されている。

0116

セルロース系ポリマー:セルロース系ポリマーは、本発明に従って使用することができる。好適なセルロース系ポリマーは、アルキルセルロース、アルキルアルコキシアルキルセルロース、カルボキシルアルキルセルロース、アルキルカルボキシアルキルセルロース、スルホアルキルセルロースから選択され、より好ましくは、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、メチルカルボキシメチルセルロース、及びこれらの混合物から選択される。

0117

好適なカルボキシメチルセルロースは、0.5〜0.9のカルボキシメチル置換度、及び100,000Da〜300,000Daの分子量を有する。

0118

好適なカルボキシメチルセルロースは、例えば、国際公開第09/154933号に記載されているように、0.65超の置換度及び0.45超のブロック性度を有する。

0119

また、本発明の消費者製品は、アルキルセルロース、アルキルアルコキシアルキルセルロース、カルボキシアルキルセルロース、アルキルカルボキシアルキルセルロースから選択されるものを含む、1つ以上のセルロースポリマーを含んでいてもよい。一態様では、セルロースポリマーは、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、メチルカルボキシメチルセルロース、及びこれらの混合物を含む群から選択される。一態様では、カルボキシメチルセルロースは、0.5〜0.9のカルボキシメチル置換度及び100,000Da〜300,000Daの分子量を有する。カルボキシメチルセルロースポリマーの例は、CPKelkoによってFinnfix(登録商標)GDAとして市販されているカルボキシメチルセルロース、疎水変性カルボキシメチルセルロース、例えば、CPKelcoによってFinnfix(登録商標)SH1として市販されているカルボキシメチルセルロースのアルキルケテンダイマー誘導体、又はCPKelcoによってFinnfix(登録商標)Vとして市販されているブロック状カルボキシメチルセルロースである。

0120

カチオン性ポリマー:カチオン性ポリマーも、本発明に従って使用することができる。好適なカチオン性ポリマーは、組成物の意図する用途のpH(一般的に、pH3〜pH9、一実施形態ではpH4〜pH8の範囲のpH)において、少なくとも0.5meq/gm、別の実施形態では少なくとも0.9meq/gm、別の実施形態では少なくとも1.2meq/gm、更に別の実施形態では少なくとも1.5meq/gmであるが、一実施形態では7meq/gm未満、別の実施形態では5meq/gm未満のカチオン電荷密度を有する。本明細書において、ポリマーの「カチオン電荷密度」とは、ポリマー上の正電荷数の、ポリマーの分子量に対する比を指す。このような好適なカチオン性ポリマーの平均分子量は、一般的に、10,000〜10,000,000、一実施形態では、50,000〜5,000,000、別の実施形態では100,000〜3,000,000である。

0121

本発明の組成物に用いるのに好適なカチオン性ポリマーは、四級アンモニウムなどのカチオン性窒素含有部分、又はプロトン化されたカチオン性アミノ部分を含有する。ポリマーが、水中、組成物中、若しくは組成物のコアセルベート相中で可溶性のままであり、かつ対イオンが、組成物の必須成分と物理的及び化学的に適合性があるか、又はそうでなければ、製品の性能、安定性若しくは審美性過度に損なうことがない限り、任意のアニオン性対イオンをカチオン性ポリマーと併せて使用してもよい。このような対イオンの非限定的な例としては、ハロゲン化物(例えば、塩化物、フッ化物、臭化物、ヨウ化物)、硫酸塩及び硫酸メチルが挙げられる。

0122

このようなポリマーの非限定的な例は、CTFACosmetic Ingredient Dictionary、第3版、Estrin、Crosley及びHaynes編(The Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,Inc.(Washington,D.C.)(1982年))に記載されている。

0123

本発明に従って使用され得る特に有用なカチオン性ポリマーとしては、カチオン性セルロースカチオン性グアー、ポリ(アクリルアミド−コ−ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)、ポリ(アクリルアミド−コ−ジアリルジメチルアンモニウムクロリド−コ−アクリル酸)、ポリ(アクリルアミド−コ−メタクリロアミドプロピル−ペンタメチル−1,3−プロピレン−2−オール−アンモニウムジクロリド)、ポリ(アクリルアミド−コ−N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート)及びその四級化誘導体、ポリ(アクリルアミド−コ−N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート)及びその四級化誘導体、ポリ(アクリルアミド−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)、ポリ(アクリルアミド−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド−コ−アクリル酸)、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド−コ−アクリル酸)、ポリ(エチルメタクリレート−コ−オレイルメタクリレート−コ−ジエチルアミノエチルメタクリレート)及びその四級化誘導体、ポリ(エチルメタクリレート−コ−ジメチルアミノエチルメタクリレート)及びその四級化誘導体、ポリ(ヒドロキシプロピルアクリレート−コ−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)及びその四級化誘導体、ポリ(ヒドロキシエチルアクリレート−コ−ジメチルアミノエチルメタクリレート)及びその四級化誘導体、ポリ(メチルアクリルアミド−コ−ジメチルアミノエチルアクリレート)及びその四級化誘導体、ポリ(メタクリレート−コ−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)、ポリ(ビニルホルムアミド−コ−アクリル酸−コ−ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)、ポリ(ビニルホルムアミド−コ−ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)、ポリ(ビニルピロリドン−コ−アクリルアミド−コ−ビニルイミダゾール)及びその四級化誘導体、ポリ(ビニルピロリドン−コ−ジメチルアミノエチルメタクリレート)及びその四級化誘導体、ポリ(ビニルピロリドン−コ−メタクリルアミド−コ−ビニルイミダゾール)及びその四級化誘導体、ポリ(ビニルピロリドン−コ−ビニルイミダゾール)及びその四級化誘導体、ポリエチレンイミン(及びその四級化誘導体を含む)、並びにこれらの混合物からなる群から選択されるポリマーを含むカチオン性ポリマーが挙げられる。

0124

本組成物に使用するのに好適な他のカチオン性ポリマーとしては、多糖類ポリマーカチオン性グアーガム誘導体、第四級窒素含有セルロースエーテル合成ポリマーエーテル化セルロースグアー及びデンプンのコポリマーが挙げられる。使用されるとき、本明細書におけるカチオン性ポリマーは、組成物に可溶性であるか、又は上述のカチオン性ポリマー、並びにアニオン性、両性及び/又は双極性界面活性剤成分によって形成される組成物中の複合コアセルベート相に可溶性である。また、カチオン性ポリマーの複合コアセルベートは、組成物中の他の帯電物質と共に形成することもできる。

0125

好適なカチオン性ポリマーは、米国特許第3,962,418号、同第3,958,581号、及び米国特許出願公開第2007/0207109(A1)号に記載されている。

0126

移染阻害剤(DTI)。当該組成物は、1種以上の移染防止剤を含んでよい。本発明の一実施形態では、驚くべきことに、特定の染料に加えて、ポリマー移染防止剤を含む組成物は、性能が向上することを本発明者らは発見した。これは、驚くべきことに、ポリマー移染防止剤が染料の付着を防ぐためである。好適な移染防止剤としては、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキシドポリマー、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールとのコポリマー、ポリビニルオキサゾリドン及びポリビニルイミダゾール又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限らない。好適な例としては、Ashland Aqualon製のPVP−K15、PVP−K30、ChromaBond S−400、ChromaBond S−403E及びChromabond S−100、並びにBASF製のSokalan HP165、Sokalan HP50、Sokalan HP53、Sokalan HP59、Sokalan(登録商標)HP56K、Sokalan(登録商標)HP66が挙げられる。染料制御剤は、(i)スルホン化フェノール/ホルムアルデヒドポリマー、(ii)尿素誘導体、(iii)染料で分子インプリントされた、エチレン性不飽和モノマーのポリマー、(iv)約2μm以下の平均直径を有する、非水溶性ポリアミドからなる繊維、(v)ベンゾオキサジンモノマー化合物重合から得ることができるポリマー、及び(vi)これらの組み合わせから選択され得る。他の好適なDTIは、国際公開第2012/004134号に記載されているとおりである。移染防止剤は、対象組成物中に存在する場合、組成物の約0.0001重量%〜約10重量%、約0.01重量%〜約5重量%、又は更には約0.1重量%〜約3重量%の濃度で存在してよい。

0127

他の水溶性ポリマー:水溶性ポリマーの例としては、限定されるものではないが、ポリビニルアルコール(PVA)、変性PVA;ポリビニルピロリドン;PVA/ポリビニルピロリドン及びPVA/ポリビニルアミンなどのPVAコポリマー;部分加水分解されたポリ酢酸ビニル;ポリエチレンオキシドなどのポリアルキレンオキシド;ポリエチレングリコール;アクリルアミド;アクリル酸;セルロース;メチルセルロース、エチルセルロース及びプロピルセルロースなどのアルキルセルロース材料;セルロースエーテル;セルロースエステル;セルロースアミド;ポリ酢酸ビニル;ポリカルボン酸及び塩;ポリアミノ酸又はペプチド;ポリアミド、ポリアクリルアミド;マレイン酸/アクリル酸のコポリマー;デンプン、変性デンプンを含む多糖類;ゼラチン;アルギネート;キシログルカン;キシラングルクロノキシラン、アラビノキシラン、マンナン、グルコマンナン及びガラクトグルコマンナンを含む他のヘミセルロース系多糖類;並びにペクチンキサンタン、及びカラギーナンローカスビーンアラビアトラガカントなどの天然ガム、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。

0128

アミンの非限定例としては、限定されるものではないが、エーテルアミン環状アミン、ポリアミン、オリゴアミン(例えばトリアミンジアミンペンタアミン、テトラアミン)、又はこれらの組み合わせが挙げられる。本明細書に記載の組成物は、オリゴアミン、エーテルアミン、環状アミン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるアミンを含んでもよい。いくつかの態様では、アミンはアルカノールアミンではない。いくつかの態様では、アミンはポリアルキレンイミンではない。

0129

好適なオリゴアミンの例としては、テトラエチレンペンタミントリエチレンテトラアミンジエチレントリアミン、及びこれらの混合物が挙げられる。

0130

エーテルアミン:本明細書に記載される洗浄組成物は、エーテルアミンを含有し得る。当該洗浄組成物は、当該組成物の約0.1重量%〜10重量%、又は約0.2重量%〜約5重量%、又は約0.5重量%〜約4重量%のエーテルアミンを含有し得る。

0131

本開示のエーテルアミンは、約グラム/モル1000グラム/モル未満、又は約100〜約800グラム/モル、又は約200〜約450グラム/モル、又は約290〜約1000グラム/モル、又は約290〜約900グラム/モル、又は約300〜約700グラム/モル、又は約300〜約450グラム/モルの重量平均分子量を有し得る。本発明のエーテルアミンは、約150、又は約200、又は約350、又は約500グラム/モルから約1000、又は約900、又は約800グラム/モルまでの重量平均分子量を有し得る。

0132

アルコキシル化フェノール化合物:本開示の洗浄組成物は、アルコキシル化フェノール化合物を含み得る。アルコキシル化フェノール化合物は、アルコキシル化ポリアリールフェノール化合物、アルコキシル化ポリアルキルフェノール化合物、及びこれらの混合物からなる群から選択され得る。アルコキシル化フェノール化合物は、アルコキシル化ポリアリールフェノール化合物であってよい。アルコキシル化フェノール化合物は、アルコキシル化ポリアルキルフェノール化合物であってよい。

0133

アルコキシル化フェノール化合物は、洗浄組成物の約0.2重量%〜約10重量%又は約0.5重量%〜約5重量%の濃度で当該洗浄組成物中に存在し得る。

0134

アルコキシル化フェノール化合物は、280〜2880の重量平均分子量を有し得る。

0135

酵素。好ましくは、当該組成物は1つ以上の酵素を含む。好ましい酵素は、洗浄性能及び/又は布地ケア効果をもたらす。好適な酵素の例としては、ヘミセルラーゼペルオキシダーゼプロテアーゼセルラーゼキシラナーゼリパーゼホスホリパーゼエステラーゼクチナーゼペクチナーゼマンナナーゼ、ペクテトリアーゼ、ケラチナーゼレダクターゼオキシダーゼフェノールオキシダーゼリポキシゲナーゼリグニナーゼプルラナーゼタンナーゼペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼアラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼコンドロイチナーゼラッカーゼ、及びアミラーゼ、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。典型的な組み合わせは、例えば、プロテアーゼ及びリパーゼをアミラーゼと共に含んでよい酵素カクテルである。当該組成物中に存在する場合、上記の追加の酵素は、当該組成物の約0.00001重量%〜約2重量%、約0.0001重量%〜約1重量%、又は更には約0.001重量%〜約0.5重量%の酵素タンパク質濃度で存在し得る。

0136

プロテアーゼ。好ましくは、当該組成物は、1つ以上のプロテアーゼを含む。好適なプロテアーゼとしては、メタロプロテアーゼ及びセリンプロテアーゼが挙げられ、例えば、サブチリシン(EC 3.4.21.62)などの中性又はアルカリ性微生物セリンプロテアーゼを含む。好適なプロテアーゼとしては、動物、植物又は微生物起源のものが挙げられる。一態様では、このような好適なプロテアーゼは、微生物起源のものであってもよい。好適なプロテアーゼとしては、前述の好適なプロテアーゼの化学的又は遺伝的に改変された突然変異体が挙げられる。一態様では、好適なプロテアーゼは、アルカリ性微生物プロテアーゼ又は/及びトリプシン型プロテアーゼなどのセリンプロテアーゼであってよい。好適な中性又はアルカリ性プロテアーゼの例としては、以下が挙げられる。
(a)米国特許第6,312,936(B1)号、同第5,679,630号、同第4,760,025号、同第7,262,042号、及び国際公開第09/021867号に記載されている、バチルスレンタス(Bacillus lentus)、バチルス・アルカロフィラス(B. alkalophilus)、バチルス・ズブチルス(B. subtilis)、バチルス・アミロリケファシエンス(B. amyloliquefaciens)、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)及びバチルス・ギブソニイ(Bacillus gibsonii)などのバチルス属由来のものを含むサブチリシン(EC 3.4.21.62)。
(b)国際公開第89/06270号に記載されているフサリウム属プロテアーゼ、並びに同第05/052161号及び同第05/052146号に記載されているセルロモナス属に由来するキモトリプシンプロテアーゼを含む、トリプシン(例えば、ブタ又はウシ起源)などのトリプシン型又はキモトリプシン型のプロテアーゼ。
(c)国際公開第07/044993(A2)号に記載されているバチルス・アミロリケファシエンスに由来するものを含むメタロプロテアーゼ。

0137

好ましいプロテアーゼとしては、バチルス・ギブソニイ又はバチルス・レンタスに由来するものが挙げられる。

0138

好適な市販のプロテアーゼ酵素としては、Novozymes A/S(Denmark)によってAlcalase(登録商標)、Savinase(登録商標)、Primase(登録商標)、Durazym(登録商標)、Polarzyme(登録商標)、Kannase(登録商標)、Liquanase(登録商標)、Liquanase Ultra(登録商標)、Savinase Ultra(登録商標)、Ovozyme(登録商標)、Neutrase(登録商標)、Everlase(登録商標)及びEsperase(登録商標)の商品名で販売されているもの、Genencor InternationalによってMaxatase(登録商標)、Maxacal(登録商標)、Maxapem(登録商標)、Properase(登録商標)、Purafect(登録商標)、Purafect Prime(登録商標)、Purafect Ox(登録商標)、FN3(登録商標)、FN4(登録商標)、Excellase(登録商標)及びPurafect OXP(登録商標)の商品名で販売されているもの、Solvay EnzymesによってOpticlean(登録商標)及びOptimase(登録商標)の商品名で販売されているもの、Henkel/Kemiraから入手可能なもの、すなわちBLAP(以下の突然変異:S99D+S101R+S103A+V104I+G159Sを有する米国特許第5,352,604号の図29に示されている配列、以下BLAPと称する)、BLAP R(S3T+V4I+V199M+V205I+L217Dを有するBLAP)、BLAP X(S3T+V4I+V205Iを有するBLAP)及びBLAP F49(S3T+V4I+A194P+V199M+V205I+L217Dを有するBLAP)(いずれもHenkel/Kemira製)、並びに花王製のKAP(突然変異A230V+S256G+S259Nを有するバチルス・アルカロフィラスのサブチリシン)が挙げられる。

0139

アミラーゼ。好ましくは、当該組成物は、アミラーゼを含んでもよい。好適なα−アミラーゼとしては、細菌又は真菌起源のものが挙げられる。化学的又は遺伝的に改変された突然変異体(変異体)が含まれる。好ましいアルカリ性α−アミラーゼは、バチルス(Bacillus)の菌種に由来するもの、例えば、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、バチルス・ステアロサーモフィルス(Bacillus stearothermophilus)、バチルス・ズブチリス(Bacillus subtilis)、又は他のバチルス属(Bacillus sp)、例えばバチルス属(Bacillus sp)のNCIB12289、NCIB12512、NCIB12513、DSM9375(米国特許第7,153,818号)、DSM12368、DSMZ no.12649、KSMAP1378(国際公開第97/00324号)、KSM K36又はKSM K38(欧州特許第1,022,334号)である。好ましいアミラーゼとしては、以下が挙げられる:
(a)国際公開第94/02597号、同第94/18314号、同第96/23874号及び同第97/43424号に記載されている変異体、特に国際公開第96/23874号に配列番号2として列挙されている酵素に対して、以下の位置:15、23、105、106、124、128、133、154、156、181、188、190、197、202、208、209、243、264、304、305、391、408及び444の1つ以上が置換されている変異体。
(b)米国特許第5,856,164号、並びに国際公開第99/23211号、同第96/23873号、同第00/60060号及び同第06/002643号に記載されている変異体、特に国際公開第06/002643号に配列番号12として列挙されているAA560酵素に対して、以下の位置:
26、30、33、82、37、106、118、128、133、149、150、160、178、182、186、193、203、214、231、256、257、258、269、270、272、283、295、296、298、299、303、304、305、311、314、315、318、319、339、345、361、378、383、419、421、437、441、444、445、446、447、450、461、471、482、484の1つ以上が置換されている変異体、好ましくはD183*及びG184*の欠失も含有する変異体。
(c)国際公開第06/002643号における配列番号4、バチルス属SP722由来の野生型酵素と少なくとも90%の同一性を示す変異体、特に183及び184位に欠失を有する変異体、並びに参照によって本明細書に組み込まれる国際公開第00/60060号に記載されている変異体。
(d)バチルス属707の野生型酵素(米国特許第6,093,562号の配列番号7)と少なくとも95%の同一性を示す変異体、特に、以下の突然変異M202、M208、S255、R172、及び/又はM261の1つ以上を含むもの。好ましくは、当該アミラーゼは、M202L、M202V、M202S、M202T、M202I、M202Q、M202W、S255N及び/又はR172Qの1つ以上を含む。特に好ましいのは、M202L又はM202T突然変異を含むものである。
(e)国際公開第09/149130号に記載されている変異体、好ましくは国際公開第09/149130号において配列番号1又は配列番号2と少なくとも90%の同一性を示すもの、ゲオバチルス・ステアロフェルモフィルス(Geobacillus Stearophermophiluss)に由来する野生型酵素又はその切断バージョン。

0140

好適な市販のα−アミラーゼとしては、DURAMYL(登録商標)、LIQUEZYME(登録商標)、TERMAMYL(登録商標)、TERMAMYL ULTRA(登録商標)、NATALASE(登録商標)、SUPRAMYL(登録商標)、STAINZYME(登録商標)、STAINZYMEPLUS(登録商標)、FUNGAMYL(登録商標)及びBAN(登録商標)(Novozymes A/S(Bagsvaerd,Denmark))、KEMZYM(登録商標)AT 9000(Biozym Biotech Trading GmbH(Wehlistrasse 27b A−1200 Wien Austria)、RAPIDASE(登録商標)、PURASTAR(登録商標)、ENZYSIZE(登録商標)、OPTISIZEHTPLUS(登録商標)、POWERASE(登録商標)及びPURASTAR OXAM(登録商標)(Genencor International Inc.,(Palo Alto,California)、並びにKAM(登録商標)(花王株式会社(日本、103−8210、東京都中央区日本橋1丁目14−10))が挙げられる。一態様では、好適なアミラーゼとしては、NATALASE(登録商標)、STAINZYME(登録商標)及びSTAINZYME PLUS(登録商標)並びにこれらの混合物が挙げられる。

0141

リパーゼ。好ましくは、本発明は、米国特許第6,939,702(B1)号及び米国特許出願公開第2009/0217464号に記載されているものなどの「第1のサイクルリパーゼ」を含む、1つ以上のリパーゼを含む。好ましいリパーゼは、第1の洗浄リパーゼである。本発明の一実施形態では、当該組成物は、第1の洗浄リパーゼを含む。第1の洗浄リパーゼは、以下のアミノ酸配列を有するポリペプチドであるリパーゼを含む:(a)フミコーラ・ラヌギノサ(Humicola lanuginosa)株DSM4109由来の野生型リパーゼと少なくとも90%の同一性を有する、(b)当該野生型リパーゼと比較して、E1若しくはQ249の15A以内の三次元構造の表面における電気的に中性若しくは負に荷電されたアミノ酸の、正に荷電されたアミノ酸による置換を含む、及び(c)C末端にペプチド付加を含む、及び/又は(d)N末端にペプチド付加を含む、及び/又は(e)以下の制限を満たす:i)当該野生型リパーゼのE210位に負のアミノ酸を含む、ii)当該野生型リパーゼの90〜101位に対応する領域に負に荷電されたアミノ酸を含む、及びiii)N94若しくは当該野生型リパーゼに対応する位置に中性若しくは負のアミノ酸を含む、及び/又は当該野生型リパーゼの90〜101位に対応する領域に負若しくは中性の正味電荷を有する。T231R及びN233Rの突然変異の1つ以上を含む、サーモマイセス・ラヌギノサス(Thermomyces lanuginosus)由来の野生型リパーゼの変異体が好ましい。野生型配列は、Swissprotアクセッション番号Swiss−Prot O59952(サーモマイセス・ラヌギノサス(Thermomyces lanuginosus)(フミコーラ・ラヌギノサ)由来)の269個のアミノ酸(アミノ酸23〜291)である。好ましいリパーゼとしては、商標名Lipex(登録商標)、Lipolex(登録商標)及びLipoclean(登録商標)として販売されているものが挙げられる。

0142

エンドグルカナーゼ。その他の好ましい酵素としては、エンド−β−1,4−グルカナーゼ活性を示す微生物由来のエンドグルカナーゼ(E.C.3.2.1.4)が挙げられ、米国特許第7,141,403(B2)号におけるアミノ酸配列の配列番号2と少なくとも90%、94%、97%及び更には99%の同一性を示す配列を有するバチルス属のメンバーに対して内因性である細菌ポリペプチド及びこれらの混合物が挙げられる。好適なエンドグルカナーゼは、商標名Celluclean(登録商標)及びWhitezyme(登録商標)(Novozymes A/S(Bagsvaerd,Denmark)として販売されている。

0143

ペクチン酸リアーゼ。他の好ましい酵素としては、商標名Pectawash(登録商標)、Pectaway(登録商標)、Xpect(登録商標)として販売されているペクチン酸リアーゼ、並びに商標名Mannaway(登録商標)(全てNovozymes A/S(Bagsvaerd,Denmark)製)及びPurabrite(登録商標)(Genencor International Inc.(Palo Alto,California))として販売されているマンナナーゼが挙げられる。

0144

ヌクレアーゼ酵素。当該組成物は、ヌクレアーゼ酵素を含み得る。ヌクレアーゼ酵素は、核酸ヌクレオチドサブユニット間ホスホジエステル結合を切断することができる酵素である。本明細書におけるヌクレアーゼ酵素は、好ましくは、デオキシリボヌクレアーゼ若しくはリボヌクレアーゼ酵素又はこれらの機能的断片である。機能的断片又は部分とは、DNA骨格鎖におけるホスホジエステル結合の切断を触媒するヌクレアーゼ酵素の部分を意味し、したがって、触媒活性を保持する当該ヌクレアーゼタンパク質の領域である。したがって、それは、その機能が維持されている酵素及び/又は変異体及び/又は誘導体及び/又はホモログの、切頭されているが、機能的なバージョンを含む。

0145

好ましくは、ヌクレアーゼ酵素は、好ましくは、以下のクラスのいずれかから選択されるデオキシリボヌクレアーゼである:E.C.3.1.21.x(式中、x=1、2、3、4、5、6、7、8又は9である)、E.C.3.1.22.y(式中、y=1、2、4又は5である)、E.C.3.1.30.z(式中、z=1又は2である)、E.C.3.1.31.1、及びこれらの混合物。

0146

漂白剤。当該組成物は1つ以上の漂白剤を含むことが好ましい場合がある。漂白触媒以外の好適な漂白剤は、光触媒漂白活性化剤過酸化水素過酸化水素源予形成過酸及びこれらの混合物を含む。一般に、漂白剤を用いるとき、本発明の組成物は、対象組成物の約0.1重量%〜約50重量%、又は更には約0.1重量%〜約25重量%の漂白剤又は漂白剤の混合物を含んでもよい。好適な漂白剤の例としては以下が挙げられる。
(1)光漂白剤、例えば、スルホン化亜鉛フタロシアニンスルホン化アルミニウムフタロシアニンキサンテン染料チオキサントン、及びこれらの混合物。
(2)予形成過酸:好適な予形成過酸としては、予形成ペルオキシ酸又はその塩、典型的には過カルボン酸及び塩、過炭酸及び塩、過イミド酸及び塩、ペルオキシ一硫酸及び塩、例えばOxone(登録商標)、並びにこれらの混合物からなる群から選択される化合物が挙げられるが、これらに限らない。

0147

特に好ましいペルオキシ酸は、フタルイミドペルオキシアルカン酸、特に、ε−フタルイミドペルオキシヘキサン酸PAP)である。好ましくは、ペルオキシ酸又はその塩の融点は30℃〜60℃の範囲である。

0148

(3)過酸化水素源、例えば、過ホウ酸塩(通常、一水和物又は四水和物)、過炭酸塩過硫酸塩、過リン酸塩、過ケイ酸塩及びこれらの混合物のナトリウム塩などのアルカリ金属塩を含む、無機過水和物の塩。無機過水和物の塩は、使用する場合、典型的には、布地ケア及びホームケア製品全体の0.05〜40重量%又は1〜30重量%の量で存在し、典型的には、コーティングされ得る結晶性固体としてこのような布地ケア及びホームケア製品に配合される。好適なコーティングとしては、無機塩、例えば、アルカリ金属ケイ酸塩炭酸塩若しくはホウ酸塩又はこれらの混合物、又は有機物質、例えば、水溶性若しくは分散性ポリマー、ワックス、油又は脂肪石鹸などが挙げられる。
(4)R−(C=O)−Lを有する漂白活性化剤、Rはアルキル基であり、場合により分岐しており、漂白活性化剤が疎水性である場合、6〜14個の炭素原子、又は8〜12個の炭素原子を有し、漂白活性化剤が親水性である場合、6つ未満の炭素原子又は更には4つ未満の炭素原子を有し、Lは脱離基である。好適な脱離基の例は、安息香酸及びその誘導体、特にベンゼンスルホネートである。好適な漂白活性化剤としては、ドデカノイルオキシベンゼンスルホネート、デカノイルオキシベンゼンスルホネート、デカノイルオキシ安息香酸又はその塩、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホネート、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)及びノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)が挙げられる。
(5)漂白触媒。本発明の組成物は、ペルオキシ酸及び/又はその塩から酸素原子を受け取って、その酸素原子を酸化可能な基質転移させることができる1つ以上の漂白触媒を含んでいてもよい。好適な漂白触媒としては、イミニウムカチオン及びポリイオン;イミニウム双性イオン;修飾アミン;修飾アミンオキシド;N−スルホニルイミン;N−ホスホニルイミン;N−アシルイミン;チアジアゾールジオキシドペルフルオロイミン;環状糖ケトン及びαアミノ−ケトン並びにこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。特に好ましい一触媒は、4−(2−(2−((2−ヒドロキシフェニルメチル)メチレン)−ヒドラジニル)−2−オキソエチル)−4−メチルクロリドなどのアシルヒドラゾン型である。
(6)当該組成物は、好ましくは、触媒金属錯体を含み得る。金属含有漂白触媒の好ましい一種は、銅、鉄、チタンルテニウムタングステンモリブデン、又はマンガンのカチオンなどの、規定の漂白触媒活性の遷移金属カチオンを含む触媒系である。

0149

必要に応じて、本明細書における組成物は、マンガン化合物によって触媒され得る。このような化合物及び使用レベルは、当該技術分野において周知であり、例えば、米国特許第5,576,282号に開示されているマンガン系触媒が挙げられる。いくつかの実施形態では、組成物中に追加の酸化剤源は存在せず、空気由来の分子酸素が酸化源を提供する。

0150

本明細書において有用なコバルト漂白触媒は公知であり、例えば、米国特許第5,597,936号、同第5,595,967号に記載されている。

0151

存在する場合、過酸化水素/過酸及び/又は漂白活性化剤の供給源は、概して、布地ケア及びホームケア製品に基づいて約0.1〜約60重量%、約0.5〜約40重量%又は更には約0.6〜約10重量%の量で組成物中に存在する。1種以上の疎水性過酸又はその前駆体は、1種以上の親水性過酸又はその前駆体と組み合わせて使用することができる。

0152

典型的には、過酸化水素源及び漂白活性化剤は、一緒に配合される。有効酸素(過酸化物源由来)の過酸に対するモル比が1:1〜35:1、又は更には2:1〜10:1になるように、過酸化水素源及び過酸又は漂白活性化剤の量を選択してもよい。液体洗剤に配合される場合、過酸化物源及び活性化剤は、ホウ酸塩/ソルビトールなどのpHジャンプ系と共に低pH、典型的には3〜5で配合され得る。

0153

本発明の洗濯ケア組成物は、特に、典型的にほとんどの家庭用上水道にみられるような塩素化水中で使用することができる。あるいは、ロイコを含む系は、電気分解などの他の漂白源と共に使用されてもよく、自動投入システムで使用されてもよい。

0154

ビルダー。好ましくは、当該組成物は、1つ以上のビルダー又はビルダー系を含み得る。ビルダーを用いる場合、本発明の組成物は、典型的には、少なくとも1%、2%〜60%のビルダーを含む。本組成物は、低レベル、例えば1〜10又は5重量%のリン酸塩及び/又はゼオライトを含むことが好ましい場合がある。本組成物は、更には、強力なビルダーを実質的に含んでいなくてもよい。強力なビルダーを実質的に含まないとは、ゼオライト及び/又はリン酸塩が「意図的に添加されない」ことを意味する。典型的なゼオライトビルダーとしては、ゼオライトA、ゼオライトP及びゼオライトMAPが挙げられる。典型的なリン酸塩ビルダーは、トリポリリン酸ナトリウムである。

0155

キレート剤。好ましくは、当該組成物は、キレート剤及び/又は結晶成長阻害物質を含む。好適な分子としては、銅、鉄、及び/又はマンガンキレート剤並びにこれらの混合物が挙げられる。好適な分子としては、ヒドロキサム酸アミノカルボキシレートアミノホスホネートサクシネート、これらの塩、及びこれらの混合物が挙げられる。本明細書に用いるのに好適なキレート剤の非限定的な例としては、エチレンジアミンテトラアセテート、N−(ヒドロキシエチル)エチレンジアミントリアセテートニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネート、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、エタノールジグリシン、エチレンジアミンテトラキスメチレンホスホネート)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)(DTPMP)、エチレンジアミンジスクシネート(EDDS)、ヒドロキシエタンジメチレンホスホン酸HEDP)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、これらの塩、及びこれらの混合物が挙げられる。本発明で用いるキレート剤の他の非限定的な例は、米国特許第7445644号、同第7585376号及び米国特許出願公開第2009/0176684(A1)号に見出される。本明細書に用いるのに好適な他のキレート剤は、市販のDEQESTシリーズ、並びにMonsanto、DuPont、及びNalco,Inc.製のキレート剤である。更に他の好適なキレート剤としては、ピリジニルNオキシド型が挙げられる。

0156

蛍光増白剤。好ましくは、当該組成物は、1つ以上の蛍光増白剤を含む。本発明において有用である場合がある市販の蛍光増白剤は、サブグループに分類することができ、スチルベン、ピラゾリン、クマリン、カルボン酸、メチンシアニン、ジベンゾチオフェン−5,5−ジオキシド、アゾール、5及び6員環複素環、並びにその他の様々な物質の誘導体が挙げられるが、これらに限らない。特に好ましい増白剤は、2(4−スチリル−3−スルホフェニル)−2H−ナフトール(napthol)[1,2−d]トリアゾールナトリウム、4,4’−ビス{[(4−アニリノ−6−(Nメチル−N−2−ヒドロキシエチル)アミノ1,3,5−トリアジン−2−イル)]アミノ}スチルベン−2−2−ジスルホン酸二ナトリウム、4,4’−ビス{[(4−アニリノ−6−モルホリノ−1,3,5−トリアジン−2−イル)]アミノ}スチルベン−2−2’ジスルホン酸二ナトリウム、及び4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル二ナトリウムから選択される。このような増白剤の他の例は、「The Production and Application of Fluorescent Brightening Agents」(M.Zahradnik、John Wiley & Sons刊、New York(1982年))に開示されている。本組成物において有用である蛍光増白剤の具体的な非限定例は、米国特許第4,790,856号及び同第3,646,015号に特定されているものである。

0157

好ましい増白剤は、以下の構造を有する。

0158

0159

好適な蛍光増白剤濃度としては、約0.01、約0.05、約0.1又は更には約0.2重量%の下限から0.5又は更には0.75重量%の上限までが挙げられる。

0160

一態様では、増白剤を粘土装填して粒子を形成してもよい。

0161

好ましい増白剤は、全て又は大部分(典型的には少なくとも50重量%、少なくとも75重量%、少なくとも90重量%、少なくとも99重量%)がα結晶構造である。非常に好ましい増白剤は、C.I.蛍光増白剤260、好ましくは以下の構造を有するものを含む。

0162

0163

これは、冷水、例えば30℃若しくは25℃又は更には20℃未満の水によく溶解するので、特に有用であり得る。

0164

酵素安定剤。当該組成物は、好ましくは、酵素安定剤を含み得る。例えば、カルシウム及び/又はマグネシウムイオンを酵素に供給する最終布地ケア及びホームケア製品中にカルシウム及び/又はマグネシウムイオンの水溶性供給源を存在させることによって、任意の従来の酵素安定剤を用いてよい。プロテアーゼを含む水性組成物の場合、ホウ酸塩を含むホウ素化合物、すなわち好ましくは4−ホルミルフェニルボロン酸フェニルボロン酸及びこれらの誘導体、又はギ酸カルシウムギ酸ナトリウム及び1,2−プロパンジオールのような化合物といった、可逆的プロテアーゼ阻害剤を加えて、更に安定性を向上させることができる。

0165

溶媒系。本発明の組成物中の溶媒系は、水のみを含む溶媒系であることも、水を含まないか又は好ましくは水を含む有機溶媒の混合物であることもできる。

0166

有機溶媒
当該組成物は、任意に、有機溶媒を含み得る。好適な有機溶媒としては、C4〜14エーテル及びジエーテルグリコールアルコキシル化グリコール、C6〜C16グリコールエーテルアルコキシル化芳香族アルコール芳香族アルコール脂肪族分岐鎖アルコール、アルコキシル化脂肪族分岐鎖アルコール、アルコキシル化直鎖C1〜C5アルコール、直鎖C1〜C5アルコール、アミン、C8〜C14アルキル及びシクロアルキル炭化水素及びハロ炭化水素、並びにこれらの混合物が挙げられる。好適な有機溶媒としては、1,2−プロパンジオール、2,3ブタンジオール、エタノール、グリセロール、エトキシル化グリセロール、ジプロピレングリコールメチルプロパンジオール及びこれらの混合物が挙げられる。また、他の低級アルコール、C1〜C4アルカノールアミン、例えば、モノエタノールアミン及びトリエタノールアミンなどを使用してもよい。溶媒系は、例えば本発明の無水固形物実施形態には存在しなくてもよいが、より典型的には、液体洗剤組成物の約0.1重量%〜約98重量%の範囲、好ましくは少なくとも約1重量%〜約50重量%、より通常は約5重量%〜約25重量%、あるいは約1重量%〜約10重量%の当該有機溶媒の濃度で存在する。これら有機溶媒は、水と共に使用されてもよく、又は水なしで使用されてもよい。

0167

構造化液体:本発明のいくつかの実施形態では、当該組成物は、構造化された液体の形態である。このような構造化された液体は、内部的に構造化されて、一次成分(例えば、界面活性剤物質)によって構造体を形成してもよく、及び/又は例えば、増粘剤として用いるために、二次成分(例えば、ポリマー、粘土及び/又はケイ酸塩物質)を用いて三次元マトリックス構造をもたらすことによって、外部的に構造化してもよい。当該組成物は、構造化剤を含んでいてよく、好ましくは、0.01重量%〜5重量%、0.1重量%〜2.0重量%の構造化剤を含んでもよい。好適な構造化剤の例は、米国特許出願公開第2006/0205631(A1)号、同第2005/0203213(A1)号、米国特許第7294611号、同第6855680号に示されている。構造化剤は、典型的には、ジグリセリド及びトリグリセリドエチレングリコールジステアレート微結晶セルロースセルロース系物質マイクロファイバーセルロース、Polygel W30(3VSigma)などの疎水変性アルカリ膨潤性エマルションバイオポリマーキサンタンガムジェランガム硬化ヒマシ油、硬化ヒマシ油の誘導体、例えば、その非エトキシル化誘導体及びこれらの混合物からなる群から選択され、特に、硬化ヒマシ油、硬化ヒマシ油の誘導体、マイクロファイバーセルロース、ヒドロキシ官能性結晶性物質長鎖脂肪族アルコール、12−ヒドロキシステアリン酸、粘土及びこれらの混合物の群から選択されるものである。好ましい一構造化剤は、好適なヒドロキシ官能性結晶質物質を詳細に定義している米国特許第6,855,680号に記載されている。好ましいのは、硬化ヒマシ油である。いくつかの構造化剤は、ある範囲のアスペクト比を有する糸様構造系を有する。別の好ましい構造化剤は、セルロースに基づくものであり、バイオマス木材パルプ柑橘類繊維などを含む多数の供給源に由来してよい。

0168

本発明の組成物は、高融点脂肪族化合物を含んでもよい。本明細書において有用な高融点脂肪族化合物は、25℃以上の融点を有し、脂肪族アルコール、脂肪酸、脂肪族アルコール誘導体脂肪酸誘導体、及びこれらの混合物からなる群から選択される。そのような低融点の化合物は、この項に含まれないと意図される。高融点の化合物の非限定的な例は、International Cosmetic Ingredient Dictionary、第5版(1993年)、及びCTFACosmetic Ingredient Handbook、第2版(1992年)に見出される。存在する場合、高融点脂肪族化合物は、濡れ毛髪に塗布している間のツルツル感、乾いた髪の柔らかさ及びしっとりした感触などのコンディショニング効果を向上させる観点から、好ましくは、組成物の0.1重量%〜40重量%、好ましくは1重量%〜30重量%、より好ましくは1.5重量%〜16重量%、1.5重量%〜8重量%のレベルで組成物中に含まれる。

0169

カチオン性ポリマー。本発明の組成物は、カチオン性ポリマーを含有してもよい。本組成物におけるカチオン性ポリマーの濃度は、典型的には0.05%〜3%、別の実施形態では0.075%〜2.0%、更に別の実施形態では0.1%〜1.0%の範囲である。好適なカチオン性ポリマーは、組成物の意図する用途のpH(一般的に、pH3〜pH9、一実施形態ではpH4〜pH8の範囲のpH)において、少なくとも0.5meq/gm、別の実施形態では少なくとも0.9meq/gm、別の実施形態では少なくとも1.2meq/gm、更に別の実施形態では少なくとも1.5meq/gmであるが、一実施形態では7meq/gm未満、別の実施形態では5meq/gm未満のカチオン電荷密度を有する。本明細書において、ポリマーの「カチオン電荷密度」とは、ポリマー上の正電荷数の、ポリマーの分子量に対する比を指す。このような好適なカチオン性ポリマーの平均分子量は、一般的に、10,000〜10,000,000、一実施形態では、50,000〜5,000,000、別の実施形態では100,000〜3,000,000である。

0170

本発明の組成物に用いるのに好適なカチオン性ポリマーは、四級アンモニウムなどのカチオン性窒素含有部分、又はプロトン化されたカチオン性アミノ部分を含有する。ポリマーが、水中、組成物中、若しくは組成物のコアセルベート相中で可溶性のままであり、かつ対イオンが、組成物の必須成分と物理的及び化学的に適合性があるか、又はそうでなければ、製品の性能、安定性若しくは審美性を過度に損なうことがない限り、任意のアニオン性対イオンをカチオン性ポリマーと併せて使用してもよい。このような対イオンの非限定的な例としては、ハロゲン化物(例えば、塩化物、フッ化物、臭化物、ヨウ化物)、硫酸塩及び硫酸メチルが挙げられる。

0171

このようなポリマーの非限定的な例は、CTFACosmetic Ingredient Dictionary、第3版、Estrin、Crosley及びHaynes編(The Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,Inc.(Washington,D.C.)(1982年))に記載されている。

0172

本組成物に使用するのに好適な他のカチオン性ポリマーとしては、多糖類ポリマー、カチオン性グアーガム誘導体、第四級窒素含有セルロースエーテル、合成ポリマー、エーテル化セルロース、グアー及びデンプンのコポリマーが挙げられる。使用される場合、本明細書におけるカチオン性ポリマーは、組成物に可溶性であるか、又は上述のカチオン性ポリマー、並びにアニオン性、両性及び/又は双極性界面活性剤成分によって形成される組成物中の複合コアセルベート相に可溶性である。また、カチオン性ポリマーの複合コアセルベートは、組成物中の他の帯電物質と共に形成することもできる。

0173

好適なカチオン性ポリマーは、米国特許第3,962,418号、同第3,958,581号、及び米国特許出願公開第2007/0207109(A1)号に記載されている。

0174

非イオン性ポリマー。本発明の組成物は、非イオン性ポリマーをコンディショニング剤として含んでもよい。1000を超える分子量を有するポリアルキレングリコールが本明細書で有用である。以下の一般式を有するものが有用である:

0175

式中、R95は、H、メチル、及びこれらの混合物からなる群から選択される。

0176

コンディショニング剤、特にシリコーンが、組成物中に含まれ得る。本発明の組成物に有用なコンディショニング剤は、典型的には、乳化液体粒子を形成する非水溶性で水分散性不揮発性液体を含む。本組成物に使用するのに好適なコンディショニング剤は、一般的にシリコーン(例えば、シリコーンオイルカチオン性シリコーンシリコーンガム屈折率の高いシリコーン、及びシリコーン樹脂)、有機コンディショニングオイル(例えば、炭化水素油、ポリオレフィン、及び脂肪酸エステル)、若しくはこれらの組み合わせとして特徴付けられるコンディショニング剤、又は別の方法で本明細書の水性界面活性剤マトリックス中に液体の分散粒子を形成するコンディショニング剤である。このようなコンディショニング剤は、組成物の必須成分と物理的及び化学的に適合しなければならず、そうでなければ製品の安定性、審美性又は性能を過度に損なってはならない。

0177

本組成物中のコンディショニング剤の濃度は、所望のコンディショニング効果をもたらすのに十分であるべきである。このような濃度は、コンディショニング剤、所望のコンディショニング性能、コンディショニング剤粒子の平均サイズ、他の成分の種類及び濃度、並びに他の同様の要因によって変動し得る。

0178

シリコーンコンディショニング剤の濃度は、典型的には、約0.01〜約10%の範囲に及ぶ。好適なシリコーンコンディショニング剤の非限定的な例、及びシリコーンのための任意の懸濁剤は、米国再発行特許第34,584号、米国特許第5,104,646号、同第5,106,609号、同第4,152,416号、同第2,826,551号、同第3,964,500号、同第4,364,837号、同第6,607,717号、同第6,482,969号、同第5,807,956号、同第5,981,681号、同第6,207,782号、同第7,465,439号、同第7,041,767号、同第7,217,777号、米国特許出願公開第2007/0286837(A1)号、同第2005/0048549(A1)号、同第2007/0041929(A1)号、英国特許第849,433号、ドイツ特許第10036533号、(これらは全て参照として本明細書に組み込まれる)、「Chemistry and Technology of Silicones」(New York:Academic Press (1968))、ゼネラルエレクトリックシリコーンゴム製品データシートSE30、SE33、SE54、及びSE76、「Silicon Compounds」(Petrarch Systems,Inc.(1984))、並びにEncyclopedia of Polymer Science and Engineering、第15巻、第2版、pp204〜308,John Wiley & Sons,Inc.(1989年)に記載されている。

0179

有機コンディショニング油。本発明の組成物はまた、単独のコンディショニング剤として、又はシリコーン(本明細書に記述される)などの他のコンディショニング剤と組み合わせたコンディショニング剤としてのいずれかで、約0.05〜約3%の少なくとも1つの有機コンディショニング油を含んでもよい。好適なコンディショニング油としては、炭化水素油、ポリオレフィン、及び脂肪酸エステルが挙げられる。衛生剤。本発明の組成物はまた、リシノール酸亜鉛チモール、Bardac(登録商標)などの四級アンモニウム塩、ポリエチレンイミン(BASF製のLupasol(登録商標)など)及びこれらの亜鉛錯体、銀及び銀化合物、特に、Ag+又はナノ銀分散体を除放するように設計されているものの1つ以上などの、衛生及び/又は悪臭効果をもたらすための成分を含んでもよい。

0180

プロバイオティクス。当該組成物は、国際公開第2009/043709号に記載されているものなどのプロバイオティクスを含んでもよい。

0181

起泡促進剤。高い起泡性が望ましい場合、当該組成物は、好ましくは、泡起泡促進剤を含んでもよい。好適な例は、好ましくは1%〜10%の濃度で組み込まれるC10〜C16アルカノールアミン又はC10〜C14アルキルサルフェートである。C10〜C14モノエタノール及びジエタノールアミドは、このような起泡促進剤の典型的な種類の例である。このような起泡促進剤を上述のアミンオキシド、ベタイン及びスルタインなどの高起泡性補助界面活性剤と共に使用することも有益である。必要に応じて、MgCl2、MgSO4、CaCl2、CaSO4などの水溶性マグネシウム及び/又はカルシウム塩を、典型的には、0.1%〜2%の濃度で添加して、追加の泡をもたらし、グリース除去能を強化させてもよい。

0182

抑泡剤。泡の形成を低減又は抑制する化合物を本発明の組成物に配合してもよい。泡の抑制は、米国特許第4,489,455号及び同第4,489,574号に記載されている、いわゆる「高濃度洗浄プロセス」、並びにフロントローディング方式の洗濯機において特に重要であり得る。広範な材料を抑泡剤として使用してよく、抑泡剤は当業者に周知である。例えば、Kirk Othmer Encyclopedia of Chemical Technology、第3版、第7巻、430〜447頁(John Wiley & Sons,Inc.、1979年)を参照されたい。抑泡剤の例としては、モノカルボン脂肪酸及びその可溶性塩高分子量炭化水素、例えばパラフィン、脂肪酸エステル(例えば、脂肪酸トリグリセリド)、一価アルコールの脂肪酸エステル、脂肪族C18〜C40ケトン(例えば、ステアロン(stearone))、N−アルキル化アミノトリアジン、好ましくは約100℃未満の融点を有するろう質炭化水素、シリコーン抑泡剤、及び二級アルコールが挙げられる。特に有用なシリコーン抑泡剤は、ジフェニル含有シリコーンに基づく。

0183

シリコーン抑泡剤は、典型的には、洗剤組成物の2.0重量%以下の量で用いられるが、更に多い量を用いてもよい。

0184

真珠光沢剤。国際公開第2011/163457号に記載の真珠光沢剤を本発明の組成物に配合してよい。

0185

真珠光沢剤は、真珠光沢効果を生じさせるために光を反射及び屈折することが可能である結晶性又はガラス状固体の、透明又は半透明の化合物であってよい。典型的には、真珠光沢剤は、それが組み込まれる組成物に不溶性結晶性粒子である。好ましくは、真珠光沢剤は、薄板又は球体の形状を有する。真珠光沢剤の粒径は通常、200マイクロメートル未満、好ましくは100マイクロメートル未満、より好ましくは50マイクロメートル未満である。無機真珠光沢剤としては、アルミノケイ酸塩及び/又はホウケイ酸塩が挙げられる。好ましいものは、非常に高い屈折率を有するよう処理されたアルミノケイ酸塩及び/又はホウケイ酸塩であり、好ましくはシリカ金属酸化物、アルミノケイ酸塩及び/又はホウケイ酸塩コーティングしたオキシ塩化物である。より好ましい無機真珠光沢剤は雲母であり、更により好ましくは、BASFMearlin Superfineなどの、二酸化チタン処理雲母である。

0186

当該組成物は、当該組成物の0.005重量%〜3.0重量%、好ましくは0.01重量%〜1重量%の100%活性真珠光沢剤を含み得る。真珠光沢剤は、有機又は無機であってよい。当該組成物は、有機及び/又は無機真珠光沢剤を含み得る。

0187

有機真珠光沢剤
当該組成物が有機真珠光沢剤を含むとき、当該組成物の0.05重量%〜2.0重量%、好ましくは0.1重量%〜1.0重量%活性濃度で、100%活性有機真珠光沢剤が含まれる。好適な有機真珠光沢剤としては、エチレングリコールジステアレートなどのアルキレングリコールモノエステル及び/又はジエステルが挙げられる。

0188

無機真珠光沢剤:
別の実施形態では、当該組成物は無機真珠光沢剤を含んでもよい。当該組成物が無機真珠光沢剤を含むとき、当該組成物の0.005重量%〜1.0重量%、好ましくは0.01重量%〜0.2重量%活性濃度で、100%活性無機真珠光沢剤が含まれる。

0189

懸濁粒子
一実施形態では、当該組成物は、約0.01重量%〜約5重量%、あるいは約0.05重量%〜約4重量%、あるいは約0.1重量%〜約3重量%の濃度で複数の懸濁粒子を更に含む。好適な懸濁粒子の例は、米国特許第7,169,741号及び米国特許公開第2005/0203213号に記載されており、それらの開示は参照により本明細書に組み込まれる。これら懸濁粒子は、液体コア又は固体コアを含み得る。これら液体コア粒子及び固体コア粒子の詳細な説明、並びに好ましい粒径、粒子形状、粒子密度、及び粒子破裂強度の説明は、米国特許出願第12/370,714号に記載されており、その開示は参照により本明細書に組み込まれる。

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