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技術 遊技機

出願人 株式会社三共
発明者 小倉敏男
出願日 2019年3月25日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-055878
公開日 2020年10月1日 (2ヶ月経過) 公開番号 2020-156546
状態 未査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 最大突出寸法 ジグザグ動作 遅延度合い 配線ホルダ 水平ベース 傾斜ベース ベース体側 電動可変
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月1日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

部品点数配線数の削減により製造コストを抑えつつ、演出効果を高めることができる遊技機を提供すること。

解決手段

上下方向への直線移動可能な第1演出部510と、上下左右方向へ回動可能な第2演出部520L,520R、第3演出部530L,530R、第4演出部540L,540Rとを備え、第1演出部510と第2演出部520L,520R、第3演出部530L,530R、第4演出部540L,540Rとにより一の第1可動体501として認識可能であり、第2演出部520L,520R、第3演出部530L,530R、第4演出部540L,540Rは、第1演出部510に接続され、駆動機構部560による第1演出部510の上下方向への動作に応じて上下左右方向へ回動可能である。

概要

背景

遊技機としてのパチンコ遊技機スロットマシン等において、動作可能な複数の演出部を備え、各演出部が所定位置から特定位置へ移動することで、該特定位置に位置した各演出部により一の演出用可動体として認識可能な演出装置を備えたもの等がある。

この種の遊技機において、複数の演出部として、第1駆動部により駆動する第1演出部と、第1駆動部とは別個の第2駆動部により駆動する複数の第2演出部と、を有するもの等があった(例えば、特許文献1、2参照)。

概要

部品点数配線数の削減により製造コストを抑えつつ、演出効果を高めることができる遊技機を提供すること。上下方向への直線移動可能な第1演出部510と、上下左右方向へ回動可能な第2演出部520L,520R、第3演出部530L,530R、第4演出部540L,540Rとを備え、第1演出部510と第2演出部520L,520R、第3演出部530L,530R、第4演出部540L,540Rとにより一の第1可動体501として認識可能であり、第2演出部520L,520R、第3演出部530L,530R、第4演出部540L,540Rは、第1演出部510に接続され、駆動機構部560による第1演出部510の上下方向への動作に応じて上下左右方向へ回動可能である。

目的

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、部品点数や配線数の削減により製造コストを抑えつつ、演出効果を高めることができる遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遊技が可能な遊技機であって、第1所定位置と第1特定位置との間で第1方向への動作が可能な第1演出部と、第2所定位置と第2特定位置との間で前記第1方向とは異なる第2方向への動作が可能な複数の第2演出部と、を備え、前記第1所定位置に配置された前記第1演出部と前記第2所定位置に配置された前記複数の第2演出部とにより、一の演出用可動体として認識可能であり、前記第1演出部を前記第1所定位置と前記第1特定位置との間で動作させる駆動部を備え、前記複数の第2演出部は、前記第1演出部に接続され、前記駆動部による前記第1演出部の前記第1方向への動作に応じて前記第2方向へ動作可能であることを特徴とする遊技機。

技術分野

0001

本発明は、遊技が可能な遊技機に関する。

背景技術

0002

遊技機としてのパチンコ遊技機スロットマシン等において、動作可能な複数の演出部を備え、各演出部が所定位置から特定位置へ移動することで、該特定位置に位置した各演出部により一の演出用可動体として認識可能な演出装置を備えたもの等がある。

0003

この種の遊技機において、複数の演出部として、第1駆動部により駆動する第1演出部と、第1駆動部とは別個の第2駆動部により駆動する複数の第2演出部と、を有するもの等があった(例えば、特許文献1、2参照)。

先行技術

0004

特開2014−188048号公報
特開2017−47257号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記特許文献1、2に記載の遊技機では、複数の演出部を別個の駆動部により動作させるため、部品点数配線数が増加し、製造コストが嵩むという問題があった。

0006

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、部品点数や配線数の削減により製造コストを抑えつつ、演出効果を高めることができる遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

手段1の遊技機は、
遊技が可能な遊技機(例えば、パチンコ遊技機1)であって、
第1所定位置と第1特定位置との間で第1方向への動作が可能な第1演出部(例えば、第1原点位置と第1演出位置との間で上下方向への直線移動可能な第1演出部510)と、
第2所定位置と第2特定位置との間で前記第1方向とは異なる第2方向への動作が可能な複数の第2演出部(例えば、第2原点位置と第2演出位置との間で上下左右方向へ回動可能な第2演出部520L,520R、第3原点位置と第3演出位置との間で上下左右方向へ回動可能な第3演出部530L,530R、第4原点位置と第4演出位置との間で上下左右方向へ回動可能な第4演出部540L,540R)と、
を備え、
前記第1所定位置に配置された前記第1演出部と前記第2所定位置に配置された前記複数の第2演出部とにより、一の演出用可動体(例えば、第1可動体501)として認識可能であり、
前記第1演出部を前記第1所定位置と前記第1特定位置との間で動作させる駆動部(例えば、第1駆動機構560、第1演出用モータ560L,560R)を備え、
前記複数の第2演出部は、前記第1演出部に接続され、前記駆動部による前記第1演出部の前記第1方向への動作に応じて前記第2方向へ動作可能である(例えば、複数の第2演出部(第2演出部520L,520R、第3演出部530L,530R及び第4演出部540L,540R)は、第1演出部510にリンク部材(軸やアームなど)を介して接続されていることで、第1駆動機構560により駆動する第1演出部510の第1方向(上下方向)への移動に応じて該第1駆動機構560の動力がリンク部材を介して伝達されることにより、第1方向(上下方向)とは異なる第2方向(左右上下方向)に回動可能な部分。図36参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、複数の第2演出部の駆動のための部品数や配線数を削減できることにより製造コストを削減しつつ、演出効果を高めることができる。

0008

手段2の遊技機は、手段1に記載の遊技機であって、
前記複数の第2演出部(例えば、第2演出部520L,520R、第3演出部530L,530R、第4演出部540L,540R)は、前記第1演出部(例えば、第1演出部510)にリンク部材(例えば、連結部材523、第4演出部540L,540Rの第1軸部541c,542c、第1アーム体564、第2アーム565、第4演出部540L,540R)を介して接続され、前記第1演出部から前記リンク部材を介して前記駆動部(例えば、第1駆動機構560、第1演出用モータ560L,560R)の動力が伝達されることにより動作する(図36参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、駆動部の動力を好適に複数の第2演出部に伝達できる。

0009

手段3の遊技機は、手段1または2に記載の遊技機であって、
前記第1演出部(例えば、第1演出部510)は発光手段(例えば、LED基板514)を有し、
前記第1演出部に対し前記駆動部(例えば、第1駆動機構560、第1演出用モータ560L,560R)の動力を伝達するための動力伝達部材(例えば、第1アーム体564)を備え、
前記動力伝達部材は、前記発光手段と前記第1演出部の外部に設けられた電気部品(例えば、演出制御基板12)と電気的に接続するための配線部材(例えば、配線部材509)を保護するための配線カバー(例えば、配線カバー部材567)を有し、
前記配線カバーは、前記第1演出部と前記動力伝達部材との接続部(例えば、接続部570)の近傍での前記配線部材の移動を規制するように前記接続部に配置されている(図35参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、接続部の近傍にて配線部材の挟み込みによる断線を防止できる。

0010

手段4の遊技機は、手段1〜3いずれかに記載の遊技機であって、
前記複数の第2演出部は、
上側第1可動部及び上側第2可動部(例えば、第2演出部520L,520R)と、
前記上側第1可動部の下方に配置される下側第1可動部及び前記上側第2可動部の下方に配置される下側第2可動部(例えば、第2演出部520L,520R各々の下方左右側に位置する第3演出部530L,530R及び第4演出部540L,540R)と、
を有し、
前記上側第1可動部と前記上側第2可動部とは、前記駆動部(例えば、第1駆動機構560、第1演出用モータ560L,560R)による前記第1演出部の前記第1方向への動作に応じて前記第2方向へ従動することで接離可能であり(例えば、第1演出部510が演出位置まで移動したときには、第2演出部520L,520Rが中央側にて当接して合体する第2演出位置に位置するように離接可能に動作可能な部分。図36参照)、
前記下側第1可動部と前記下側第2可動部とは、前記駆動部による前記第1演出部の前記第1方向への動作に応じて前記第2方向へ従動することで接離可能である(例えば、第1演出部510が演出位置まで移動したときには、第3演出部530L,530R及び第4演出部540L,540Rが中央側にて当接または近接して合体する第2,3演出位置に位置するように離接可能に動作可能な部分。図36参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、複数の演出部が複合することにより一の演出用可動体が構成されるため、意匠性を高めることができる。

0011

手段5の遊技機は、手段4に記載の遊技機であって、
前記下側第1可動部と前記下側第2可動部(例えば、第3演出部530L,530R)とは、前記第2所定位置(例えば、第3演出位置)において磁石(例えば、永久磁石534)により相互に吸着される(図36参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、所定位置での意匠性を高めることができる。

0012

手段6の遊技機は、手段1〜5のいずれかに記載の遊技機であって、
表示手段(例えば、画像表示装置5)を備え、
前記第1演出部(例えば、第1演出部510)は、前記第1所定位置(例えば、第1演出位置)において少なくとも一部が前記表示手段の前側に重畳し、
前記第2演出部(例えば、第2演出部520L,520R、第3演出部530L,530R、第4演出部540L,540R)は、前記第2所定位置(例えば、第2〜4演出位置)において少なくとも一部が前記表示手段の前側に重畳し、
前記第1所定位置に配置された前記第1演出部と前記第2所定位置に配置された前記第2演出部とは、少なくとも一部が相互に前後方向で重畳する(例えば、第2〜4演出位置において第1演出位置に位置する第1演出部510の前面側に一部が重畳する部分。図36参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可動体を用いた迫力ある演出を安価に実現できる。

0013

尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであっても良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。

図面の簡単な説明

0014

本実施の形態におけるパチンコ遊技機を示す正面図である。
パチンコ遊技機の回路構成例を示すブロック図である。
遊技状態遷移仕方を説明するための説明図である。
KT状態における可変入賞球装置および特殊可変入賞球装置の開放パターンを説明するための説明図である。
遊技盤から第1通路形成ユニットと第2通路形成ユニットを取外した状態を示す斜視図である。
(A)は第1通路形成ユニットを右斜め前から見た状態、(B)は右斜め後ろから見た状態を示す斜視図である。
第1通路形成ユニットのベース部材からカバー部材を取外した状態を示す斜視図である。
第1通路形成ユニットの内部構造を示す縦断面図である。
(A)は低ベース状態、(B)は大当り遊技状態における遊技球の流れを示す説明図である。
(A)は高ベース状態、(B)は小当り遊技状態における遊技球の流れを示す説明図である。
(A)は図8のA−A断面図、(B)は図8のB−B断面図である。
(A)は図11(A)の要部拡大図、(B)は図11(B)の要部拡大図である。
(A)は図8のC−C断面図、(B)は図8のD−D断面図である。
(A)は第1通路部及び第2通路部における遊技球の流れを正面から見た状態を示す縦断面図、(B)は第4通路部における遊技球の流れを正面から見た状態を示す縦断面図である。
(A)は第2通路部における遊技球の流れを上方から見た状態を示す横断面図、(B)は第4通路部における遊技球の流れを上方から見た状態を示す横断面図である。
(A)は第2始動入賞が発生したとき、(B)は小当り図柄が停止したとき、(C)は特殊入賞口が開放したときの遊技球の流れを示す説明図である。
(A)は第1通路形成ユニットの内部構造を示す縦断面図、(B)は(A)のE−E断面図である。
第1通路形成ユニットの背面における配線状態を示す背面図である。
プッシュタンを示す斜視図である。
プッシュボタンの構造を示す分解斜視図である。
演出体の構造を示す分解斜視図である。
(A)は演出体を示す正面図、(B)は(A)のF−F断面図である。
(A)は操作体が操作非検出位置にある状態、(B)は操作体が操作非検出位置にある状態を示す右側面図である。
(A)は図22(A)のG−G断面図、(B)は操作体が操作検出位置にある状態を示すG−G断面図である。
(A)は図24(A)のH−H断面図、(B)は回転体分離位置にある状態を示すG−G断面図である。
図24(A)のI−I断面図である。
(A)〜(E)は演出体の動作例を説明するための図である。
(A)〜(G)は可変表示中における各種演出の動作例を説明するための図である。
(H)〜(J)は可変表示中における各種演出の動作例を説明するための図である。
A)は動作前の第1演出装置及び第2演出装置を示す正面図、(B)は動作後の第1演出装置と動作前の第2演出装置を示す正面図である。
(A)は動作前の第2演出装置を示す説明図、(B)は動作後の第2演出装置を示す正面図である。
第1演出装置及び第2演出装置を示す分解斜視図である。
第1演出装置を右斜め前から見た分解斜視図である。
第1演出装置を右斜め後ろから見た分解斜視図である。
(A)は第1演出装置が原点位置にあるときの配線カバー部材の説明図、(B)は第1演出装置が演出位置にあるときの配線カバー部材の説明図である。
(A)は第1可動体が原点位置にある状態、(B)は第1可動体が演出位置状態を示す説明図である。
第2演出装置を示す分解斜視図である。
第2可動体を右斜め前から見た分解斜視図である。
第2可動体を右斜め後ろから見た分解斜視図である。
(A)は第2可動体が原点位置にあるときの状態、(B)は第2可動体が第1演出位置に移動する途中の状態、(C)は第2可動体が第1演出位置にあるときの状態、(D)は第2可動体が第2演出位置に移動する途中の状態、(E)は第2可動体が第2演出位置にあるときの状態を示す説明図である。

実施例

0015

(基本説明)
まず、パチンコ遊技機1の基本的な構成及び制御(一般的なパチンコ遊技機の構成及び制御でもある。)について説明する。

0016

(パチンコ遊技機1の構成等)
図1は、本実施の形態におけるパチンコ遊技機の正面図であり、主要部材配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(以下、遊技機と略記する場合がある)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、ガイドレール2bによって囲まれた正面視略円形状の遊技領域Yが形成されている。この遊技領域Yには、遊技媒体としての遊技球が打球発射装置(図示略)から発射されて打ち込まれる。また、遊技機用枠3には、ガラス窓50aを有するガラス扉枠50が左側辺を中心として回動可能に設けられ、該ガラス扉枠50により遊技領域Yを開閉できるようになっており、ガラス扉枠50を閉鎖したときにガラス窓50aを通して遊技領域Yを透視できるようになっている。

0017

図1に示すように、遊技盤2は、アクリル樹脂ポリカーボネート樹脂メタクリル樹脂等の透光性を有する合成樹脂材にて正面見略四角形状に形成され、前面である遊技盤面に障害釘(図示略)やガイドレール2b等が設けられた盤面板(図示略)と、該盤面板の背面側に一体的に取付けられるスペーサ部材(図示略)と、から主に構成されている。尚、遊技盤2はベニヤ板にて構成されていてもよい。

0018

遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域Yの左側方)には、複数種類の特別識別情報としての特別図柄(特図ともいう)の可変表示(特図ゲームともいう)を行う第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4Bが設けられている。これらは、それぞれ、7セグメントLEDなどからなる。特別図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「−」などの点灯パターンなどにより表される。特別図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。

0019

なお、特別図柄の「可変表示」とは、例えば、複数種類の特別図柄を変動可能に表示することである(後述の他の図柄についても同じ)。変動としては、複数の図柄の更新表示、複数の図柄のスクロール表示、1以上の図柄の変形、1以上の図柄の拡大/縮小などがある。特別図柄や後述の普通図柄の変動では、複数種類の特別図柄又は普通図柄が更新表示される。後述の飾り図柄の変動では、複数種類の飾り図柄がスクロール表示又は更新表示されたり、1以上の飾り図柄が変形や拡大/縮小されたりする。なお、変動には、ある図柄を点滅表示する態様も含まれる。可変表示の最後には表示結果として所定の特別図柄が停止表示導出又は導出表示などともいう)される(後述の他の図柄の可変表示についても同じ)。なお、可変表示を変動表示、変動と表現する場合がある。

0020

なお、第1特別図柄表示装置4Aにおいて可変表示される特別図柄を「第1特図」ともいい、第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される特別図柄を「第2特図」ともいう。また、第1特図を用いた特図ゲームを「第1特図ゲーム」といい、第2特図を用いた特図ゲームを「第2特図ゲーム」ともいう。なお、特別図柄の可変表示を行う特別図柄表示装置は1種類であってもよい。

0021

また、第1特別図柄表示装置4A及び第2特別図柄表示装置4Bの下方には、遊技領域の右方を狙って発射操作を行う右打ち操作を促すための右打ち表示器26が設けられている。なお、右打ち表示器26は、例えば、LEDによって構成され、主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、CPU103)によって点灯制御される(図2参照)。

0022

遊技盤2における遊技領域の中央付近には画像表示装置5が設けられている。画像表示装置5は、例えばLCD(液晶表示装置)や有機EL(Electro Luminescence)等から構成され、各種の演出画像を表示する。画像表示装置5は、プロジェクタ及びスクリーンから構成されていてもよい。画像表示装置5には、各種の演出画像が表示される。

0023

例えば、画像表示装置5の画面上では、第1特図ゲームや第2特図ゲームと同期して、特別図柄とは異なる複数種類の装飾識別情報としての飾り図柄(数字などを示す図柄など)の可変表示が行われる。ここでは、第1特図ゲーム又は第2特図ゲームに同期して、「左」、「中」、「右」の各飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて飾り図柄が可変表示(例えば上下方向のスクロール表示や更新表示)される。なお、同期して実行される特図ゲーム及び飾り図柄の可変表示を総称して単に可変表示ともいう。

0024

また、例えば、画像表示装置5の画面上には、実行が保留されている可変表示に対応する保留表示を表示するための表示エリアが設けられている。本実施の形態では、第1特図の可変表示に対応する保留表示を表示するための第1保留表示領域5Aと、第2特図の可変表示に対応する保留表示を表示するための第2保留表示領域5Bとが設けられている。なお、画像表示装置5の画面上には、実行中の可変表示に対応するアクティブ表示を表示するための表示エリアが設けられていてもよい。保留表示及びアクティブ表示を総称して可変表示に対応する可変表示対応表示ともいう。

0025

また、画像表示装置5の右方には、右打ち操作を促すための右打ち報知用LED37が設けられている。なお、右打ち報知用LED37は、演出制御基板12に搭載された演出制御用CPU120によって点灯制御される(図2参照)。

0026

保留されている可変表示の数は保留記憶数ともいう。第1特図ゲームに対応する保留記憶数を第1保留記憶数、第2特図ゲームに対応する保留記憶数を第2保留記憶数ともいう。また、第1保留記憶数と第2保留記憶数との合計を合計保留記憶数ともいう。

0027

また、遊技盤2の所定位置には、複数のLEDを含んで構成された第1保留表示器25Aと第2保留表示器25Bとが設けられ、第1保留表示器25Aは、LEDの点灯個数によって、第1保留記憶数を表示し、第2保留表示器25Bは、LEDの点灯個数によって、第2保留記憶数を表示する。

0028

画像表示装置5の下方には、第1始動入賞口を有する入賞球装置6Aが設けられている。第1始動入賞口に入賞した遊技球は、遊技盤2の背面に導かれ、第1始動口スイッチ22Aによって検出される。第1始動口スイッチ22Aによって遊技球が検出された場合には、この検出情報に基づき、所定個数(1個)の遊技球が賞球として払い出される。

0029

画像表示装置5の右方には、通過ゲート41が設けられている。通過ゲート41を通過した遊技球は、ゲートスイッチ21によって検出される。

0030

通過ゲート41の下方には、大入賞口702Aを形成する特別可変入賞球装置7が設けられている。特別可変入賞球装置7は、やや傾斜した状態で左右方向に延在し、遊技球が流下する流路の底面として形成される板状の大入賞口扉702Bを、前後方向に進退移動させることにより、大入賞口扉702Bの下方に位置する大入賞口702Aに遊技球が入賞可能な第1状態開放状態ともいう)と遊技球が入賞不能な第2状態(閉鎖状態ともいう)とに変化させる。特別可変入賞球装置7は、第1特別図柄表示装置4Aまたは第2特別図柄表示装置4Bに特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに生起する大当り遊技状態において、大入賞口扉702Bを後方に向けて後退移動させた第2状態から大入賞口扉702Bを前方に向けて前進移動させ、入賞領域となる大入賞口702Aを第1状態とする開放制御を実行する。

0031

特別可変入賞球装置7の下方には、小当り用の特殊入賞口703Aを形成する特殊可変入賞球装置17と、第2始動入賞口を有する可変入賞球装置6Bとが設けられており、図1に示すように、左側に特殊可変入賞球装置17が配置され、その右上に隣り合うように可変入賞球装置6Bが配置されている。これら特殊可変入賞球装置17および可変入賞球装置6Bは、やや傾斜した状態で左右方向に延在し、遊技球が流下する流路の底面として形成される板状の始動入賞口扉701Bや特殊入賞口扉703Bを前後方向に進退移動させることにより、特殊入賞口扉703Bの下方に位置する特殊入賞口703Aや始動入賞口扉701Bの下方に位置する第2始動入賞口に遊技球が入賞可能な第1状態(開放状態ともいう)と遊技球が入賞不能な第2状態(閉鎖状態ともいう)とに変化させる。

0032

特殊可変入賞球装置17は、第1特別図柄表示装置4Aまたは第2特別図柄表示装置4Bに所定表示結果(小当り図柄)が導出表示されたときに生起する小当り遊技状態において、特殊入賞口扉703Bを前方に向けて前進移動させた第2状態から特殊入賞口扉703Bを後方に向けて後退移動させ、入賞領域となる特殊入賞口703Aを第1状態とする開放制御を実行する。また、可変入賞球装置6Bは、普通図柄表示器20に当り図柄が導出表示されたときに、始動入賞口扉701Bを前方に向けて前進移動させた第2状態から始動入賞口扉701Bを後方に向けて後退移動させ、入賞領域となる第2始動入賞口を第1状態とする開放制御を実行する。

0033

また、本実施の形態では、可変入賞球装置6Bと比較して特殊可変入賞球装置17の方が若干大きい。また、図1に示すように、特殊可変入賞球装置17および可変入賞球装置6Bは大入賞口扉702Bが右上から左下に向けてやや傾斜する態様で形成されているので、特殊可変入賞球装置17や可変入賞球装置6B上の遊技球は、特殊可変入賞球装置17や可変入賞球装置6Bが第2状態であれば特殊可変入賞球装置17や可変入賞球装置6B上を右上から左下に向けて移動して行く。また、図1に示すように、特殊可変入賞球装置17と可変入賞球装置6Bとは隣り合うように配置されているので、特別可変入賞球装置7に入賞することなく可変入賞球装置6B上に落下した遊技球は、可変入賞球装置6Bの大入賞口扉702Bが後退移動されて第2始動入賞口が第1状態となっていれば、遊技球は第2始動入賞口に入賞し、特殊可変入賞球装置17の方には遊技球は流れて行かない。一方、第2始動入賞口が第1状態となっていなければ、遊技球は可変入賞球装置6Bの大入賞口扉702Bの上を移動して特殊可変入賞球装置17の方に導かれる。この際に特殊可変入賞球装置17の大入賞口扉702Bが後退移動されて特殊入賞口703Aが第1状態となっていれば、遊技球は特殊入賞口703Aに入賞する。さらに、特殊入賞口703Aも第1状態となっていなければ、遊技球は特殊可変入賞球装置17の大入賞口扉702Bの上を通過することになる。

0034

また、本実施の形態では、特別可変入賞球装置7、特殊可変入賞球装置17および可変入賞球装置6Bには、大入賞口扉702B上を流下する遊技球の流下速度を低下させる複数の規制片が形成されている。本実施の形態では、特別可変入賞球装置7、特殊可変入賞球装置17および可変入賞球装置6Bにおいて規制片が設けられていることによって、左上から右下方向または右上から左下方向に向けて流下する遊技球を前後方向成分動きをもって蛇行するように、遊技球の流下方向を変更させて、その流下にかかる時間を、規制片がない場合よりも遅延させる。

0035

なお、本実施の形態では、図1に示すように、特殊可変入賞球装置17が左側に配置され、可変入賞球装置6Bが右側に配置されているのであるが、特殊可変入賞球装置17および可変入賞球装置6Bの大入賞口扉702Bが右上方から左下方に緩やかに傾斜するように形成され、大入賞口扉702Bが後退しておらず第2状態である場合には可変入賞球装置6Bの方から特殊可変入賞球装置17の方に向かって遊技球が流れるように構成されているので、この意味で、可変入賞球装置6Bの方が上流側に設けられ、特殊可変入賞球装置17の方が下流側に設けられているといえる。

0036

大入賞口702A内には、大入賞口702A内に入賞した遊技球を検出可能なスイッチ(第1カウントスイッチ23)が設けられている。第1カウントスイッチ23によって遊技球が検出された場合には、この検出情報に基づき、所定個数(例えば15個)の遊技球が賞球として払い出される。従って、特別可変入賞球装置7が開放制御されて大入賞口702Aが第1状態となれば、遊技者にとって有利な状態となる。その一方で、特別可変入賞球装置7が閉鎖制御されて大入賞口702Aが第2状態となれば、大入賞口702Aに遊技球を通過(進入)させて賞球を得ることができないため、遊技者にとって不利な状態となる。

0037

特殊入賞口703A内には、特殊入賞口703A内に入賞した遊技球を検出可能なスイッチ(第2カウントスイッチ24)が設けられている。第2カウントスイッチ24によって遊技球が検出された場合には、この検出情報に基づき、所定個数(例えば10個)の遊技球が賞球として払い出される。ここで、特殊可変入賞球装置17において第1状態となった特殊入賞口703Aを遊技球が通過(進入)したときには、大入賞口702Aに遊技球が入賞したときと比較すると賞球の数が少ないものの、例えば第1始動入賞口1や第2始動入賞口といった、他の入賞口を遊技球が通過(進入)したときよりも多くの賞球が払い出されるようになっている。従って、特殊可変入賞球装置17が開放制御されて特殊入賞口703Aが第1状態となれば、遊技者にとって有利な状態となる。その一方で、特殊可変入賞球装置17が閉鎖制御されて特殊入賞口703Aが第2状態となれば、特殊入賞口703Aに遊技球を通過(進入)させて賞球を得ることができないため、遊技者にとって不利な状態となる。

0038

また、可変入賞球装置6Bの第2始動入賞口内には、第2始動入賞口内に入賞した遊技球を検出可能な第2始動口スイッチ22Bが設けられている。第2始動口スイッチ22Bによって遊技球が検出された場合には、この検出情報に基づき、所定個数(1個)の遊技球が賞球として払い出される。

0039

また、入賞球装置6Cの第2始動入賞口内には、第2始動入賞口内に入賞した遊技球を検出可能な第2始動口スイッチ22Cが設けられている。第2始動口スイッチ22Cによって遊技球が検出された場合には、この検出情報に基づき、所定個数(1個)の遊技球が賞球として払い出される。

0040

以下、第1始動入賞口と第2始動入賞口とを総称して始動入賞口または始動口ということがある。

0041

なお、このパチンコ遊技機1では、通過ゲート41、特別可変入賞球装置7(大入賞口702A)、可変入賞球装置6B(第2始動入賞口)、入賞球装置6Cおよび特殊可変入賞球装置17(特殊入賞口703A)が遊技領域の右方に設けられているので、大当り遊技中やKT状態(いわゆる小当りタイム)中である場合には、遊技者は遊技領域の右方を狙って発射操作(いわゆる右打ち操作)を行う。

0042

遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左右下方4箇所)には、所定の玉受部材によって常に一定の開放状態に保たれる一般入賞口10が設けられる。この場合には、一般入賞口10のいずれかに進入したときには、所定個数(例えば10個)の遊技球が賞球として払い出される。

0043

一般入賞口10を含む各入賞口に遊技球が進入することを「入賞」ともいう。特に、始動口(第1始動入賞口、第2始動入賞口始動口)への入賞を始動入賞ともいう。

0044

遊技盤2の所定位置(図1に示す例では、遊技領域の左側方)には、普通図柄表示器20が設けられている。一例として、普通図柄表示器20は、7セグメントのLEDなどからなり、特別図柄とは異なる複数種類の普通識別情報としての普通図柄の可変表示を行う。普通図柄は、「0」〜「9」を示す数字や「−」などの点灯パターンなどにより表される。普通図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。このような普通図柄の可変表示は、普図ゲームともいう。

0045

普通図柄表示器20の上方には、普図保留表示器25Cが設けられている。普図保留表示器25Cは、例えば4個のLEDを含んで構成され、実行が保留されている普図ゲームの数である普図保留記憶数をLEDの点灯個数により表示する。

0046

なお、このパチンコ遊技機1では、通過ゲート41を遊技球が通過したことにもとづいて普通図柄の可変表示が実行されることから、通過ゲート41は普通始動領域としての役割を担っているのであるが、大当り図柄が導出表示された場合にも通過ゲート41を遊技球が通過したことにもとづいて大当り遊技状態に移行するので、通過ゲート41は作動領域としての役割も担っている。従って、通過ゲート41は、普通始動領域と作動領域との両方の役割を担う兼用ゲートとして構成されている。

0047

遊技盤2の表面には、上記の構成以外にも、遊技球の流下方向や速度を変化させる風車及び多数の障害釘が設けられている。遊技領域の最下方には、いずれの入賞口にも進入しなかった遊技球が取り込まれるアウト口が設けられている。

0048

遊技機用枠3の左右上部位置には、効果音等を再生出力するためのスピーカ8L、8Rが設けられており、さらに遊技領域周辺部には、遊技効果用の遊技効果LED9が設けられている。

0049

遊技盤2の所定位置(図1では図示略)には、演出に応じて動作する可動体を有する第1演出装置500及び第2演出装置800が設けられている。

0050

遊技機用枠3の右下部位置には、遊技球を打球発射装置により遊技領域に向けて発射するために遊技者等によって操作される打球操作ハンドル操作ノブ)30が設けられている。

0051

遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、賞球として払い出された遊技球や所定の球貸機により貸し出された遊技球を、打球発射装置へと供給可能に保持(貯留)する打球供給皿上皿)が設けられている。上皿の下方には、上皿満タン時に賞球が払い出される打球供給皿(下皿)が設けられている。

0052

遊技領域の下方における遊技機用枠3の所定位置には、遊技者が押下操作などにより所定の指示操作を可能なプッシュボタン31が設けられている。プッシュボタン31に対する操作は、プッシュセンサ35B(図2参照)により検出される。

0053

パチンコ遊技機1では、遊技者の動作(操作等)を検出する検出手段として、プッシュボタン31が設けられるが、プッシュボタン31以外の検出手段が設けられていてもよい。

0054

(遊技の進行の概略)
このパチンコ遊技機1では、遊技状態が通常状態である場合には、遊技者は遊技領域の左方を狙って発射操作(いわゆる左打ち操作)を行うのが有利である。パチンコ遊技機1が備える打球操作ハンドル30への遊技者による回転操作により、左打ち操作を行い、入賞球装置6Aに形成された第1始動入賞口に遊技球が進入すると、第1特別図柄表示装置4Aによる第1特図ゲームが開始される。

0055

なお、特図ゲームの実行中の期間や、後述する大当り遊技状態や小当り遊技状態に制御されている期間に、遊技球が始動入賞口へ進入(入賞)した場合(始動入賞が発生したが当該始動入賞に基づく特図ゲームを直ちに実行できない場合)には、当該進入に基づく特図ゲームは所定の上限数(例えば4)までその実行が保留される。

0056

第1特図ゲームにおいて、確定特別図柄として特定の特別図柄(大当り図柄、例えば「7」、後述の大当り種別に応じて実際の図柄は異なる。)が停止表示されれば、「大当り」となる。また、大当り図柄とは異なる特別図柄(はずれ図柄、例えば「−」)が停止表示されれば「はずれ」となる。なお、第1特図ゲームであっても、極低い割合で小当り図柄が停止表示され、「小当り」となる場合があるように構成してもよい。

0057

第1特図ゲームでの表示結果が「大当り」になった後には、遊技球が通過ゲート41を通過したことを条件として、遊技者にとって有利な有利状態として大当り遊技状態に制御される。

0058

大当り遊技状態では、特別可変入賞球装置7により形成される大入賞口702Aが所定の態様で開放状態となる。当該開放状態は、所定期間(例えば29秒間や1.8秒間)の経過タイミングと、大入賞口702Aに進入した遊技球の数が所定個数(例えば9個)に達するまでのタイミングと、のうちのいずれか早いタイミングまで継続される。前記所定期間は、1ラウンドにおいて大入賞口702Aを開放することができる上限期間であり、以下、開放上限期間ともいう。このように大入賞口702Aが開放状態となる1のサイクルをラウンド(ラウンド遊技)という。大当り遊技状態では、当該ラウンドが所定の上限回数(15回や2回)に達するまで繰り返し実行可能となっている。

0059

大当り遊技状態においては、遊技者は、遊技球を大入賞口702Aに進入させることで、賞球を得ることができる。従って、大当り遊技状態は、遊技者にとって有利な状態である。大当り遊技状態におけるラウンド数が多い程、また、開放上限期間が長い程遊技者にとって有利となる。

0060

なお、「大当り」には、大当り種別が設定されている。例えば、大入賞口702Aの開放態様(ラウンド数や開放上限期間)や、大当り遊技状態後の遊技状態(通常状態、確変状態(高確率状態)、KT状態、高ベース状態など)を複数種類用意し、これらに応じて大当り種別が設定されている。大当り種別として、多くの賞球を得ることができる大当り種別や、賞球の少ない又はほとんど賞球を得ることができない大当り種別が設けられていてもよい。

0061

大当り遊技状態が終了した後は、上記大当り種別に応じて、確変状態やKT状態、高ベース状態に制御されることがある。

0062

確変状態(確率変動状態)では、表示結果が「大当り」となる確率が通常状態よりも高くなる確変制御が実行される。確変状態は、特別図柄の変動効率が向上することに加えて「大当り」となりやすい状態であるので、遊技者にとってさらに有利な状態である。

0063

KT状態では、通常状態よりも小当りになりやすいKT制御が実行される。このパチンコ遊技機1では、小当り遊技状態でもある程度の賞球を得ることができるので、大当り遊技状態と比べると得られる賞球が少ないが遊技者にとって有利な状態である。

0064

高ベース状態では、平均的な特図変動時間(特図を変動させる期間)を通常状態よりも短縮させる制御(時短制御)が実行され(時短状態)、普図ゲームで「普図当り」となる確率を通常状態よりも向上させる等により、可変入賞球装置6Bの第2始動入賞口に遊技球が進入しやすくなる制御(高開放制御、高ベース制御)も実行される。高ベース状態は、特別図柄(特に第2特別図柄)の変動効率が向上する状態であるので、遊技者にとって有利な状態である。

0065

確変状態やKT状態、高ベース状態は、所定回数の特図ゲームが実行されたことと、次回の大当り遊技状態が開始されたこと等といった、いずれか1つの終了条件が先に成立するまで継続する。所定回数の特図ゲームが実行されたことが終了条件となるものを、回数切り(回数切り確変等)ともいう。

0066

通常状態とは、遊技者にとって有利な大当り遊技状態等の有利状態、確変状態、KT状態、高ベース状態等の特別状態以外の遊技状態のことであり、特図ゲームにおける表示結果が「大当り」となる確率などのパチンコ遊技機1が、パチンコ遊技機1の初期設定状態(例えばシステムリセットが行われた場合のように、電源投入後に所定の復帰処理を実行しなかったとき)と同一に制御される状態である。

0067

大当り遊技を終了し、遊技状態が確変状態やKT状態、高ベース状態に制御されると、遊技者は遊技領域の右方を狙って発射操作(右打ち操作)を行うのが有利である。パチンコ遊技機1が備える打球操作ハンドル30への遊技者による回転操作により、右打ち操作を行い、遊技球が通過ゲート41を通過すると、普通図柄表示器20による普図ゲームが開始される。なお、前回の普図ゲームの実行中の期間等に遊技球が通過ゲート41を通過した場合(遊技球が通過ゲート41を通過したが当該通過に基づく普図ゲームを直ちに実行できない場合)には、当該通過に基づく普図ゲームは所定の上限数(例えば4)まで保留される。

0068

この普図ゲームでは、特定の普通図柄(普図当り図柄)が停止表示されれば、普通図柄の表示結果が「普図当り」となる。その一方、確定普通図柄として、普図当り図柄以外の普通図柄(普図はずれ図柄)が停止表示されれば、普通図柄の表示結果が「普図はずれ」となる。「普図当り」となると、可変入賞球装置6Bを所定期間開放状態とする開放制御が行われる(第2始動入賞口が開放状態になる)。

0069

可変入賞球装置6Bに形成された第2始動入賞口に遊技球が進入すると、第2特別図柄表示装置4Bによる第2特図ゲームが開始される。

0070

第2特図ゲームにおいて、確定特別図柄として特定の特別図柄(大当り図柄、例えば「7」、後述の大当り種別に応じて実際の図柄は異なる。)が停止表示されれば、「大当り」となり、大当り図柄とは異なる所定の特別図柄(小当り図柄、例えば「2」)が停止表示されれば、「小当り」となる。また、大当り図柄や小当り図柄とは異なる特別図柄(はずれ図柄、例えば「−」)が停止表示されれば「はずれ」となる。

0071

第2特図ゲームでの表示結果が「大当り」になった後には、遊技球が通過ゲート41を通過したことを条件として、遊技者にとって有利な有利状態として大当り遊技状態に制御される。第2特図ゲームでの表示結果が「小当り」になった後には、小当り遊技状態に制御される。

0072

小当り遊技状態では、特殊可変入賞球装置17により形成される特殊入賞口703Aが所定の開放態様で開放状態となる。なお、大当り種別と同様に、「小当り」にも小当り種別を設けてもよい。

0073

小当り遊技状態が終了した後は、遊技状態の変更が行われず、特図ゲームの表示結果が「小当り」となる以前の遊技状態に継続して制御される(但し、「小当り」発生時の特図ゲームが、上記回数切りにおける上記所定回数目の特図ゲームである場合には、当然遊技状態が変更される)。

0074

なお、遊技状態は、大当り遊技状態中に遊技球が特定領域(例えば、大入賞口702A内の特定領域)を通過したことに基づいて、変化してもよい。例えば、遊技球が特定領域を通過したとき、その大当り遊技状態後に確変状態に制御してもよい。
(演出の進行など)

0075

パチンコ遊技機1では、遊技の進行に応じて種々の演出(遊技の進行状況報知したり、遊技を盛り上げたりする演出)が実行される。当該演出について以下説明する。なお、当該演出は、画像表示装置5に各種の演出画像を表示することによって行われるが、当該表示に加えて又は代えて、スピーカ8L、8Rからの音声出力、及び/又は、遊技効果LED9の点等/消灯、第1演出装置500や第2演出装置800の動作等により行われてもよい。

0076

遊技の進行に応じて実行される演出として、画像表示装置5に設けられた「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rでは、第1特図ゲーム又は第2特図ゲームが開始されることに対応して、飾り図柄の可変表示が開始される。第1特図ゲームや第2特図ゲームにおいて表示結果(確定特別図柄ともいう。)が停止表示されるタイミングでは、飾り図柄の可変表示の表示結果となる確定飾り図柄(3つの飾り図柄の組合せ)も停止表示(導出)される。

0077

飾り図柄の可変表示が開始されてから終了するまでの期間では、飾り図柄の可変表示の態様が所定のリーチ態様となる(リーチが成立する)ことがある。ここで、リーチ態様とは、画像表示装置5の画面上にて停止表示された飾り図柄が後述の大当り組合せの一部を構成しているときに未だ停止表示されていない飾り図柄については可変表示が継続している態様などのことである。

0078

また、飾り図柄の可変表示中に上記リーチ態様となったことに対応してリーチ演出が実行される。パチンコ遊技機1では、演出態様に応じて表示結果(特図ゲームの表示結果や飾り図柄の可変表示の表示結果)が「大当り」となる割合(大当り信頼度大当り期待度とも呼ばれる。)が異なる複数種類のリーチ演出が実行される。リーチ演出には、例えば、ノーマルリーチと、ノーマルリーチよりも大当り信頼度の高いスーパーリーチと、がある。

0079

特図ゲームの表示結果が「大当り」となるときには、画像表示装置5の画面上において、飾り図柄の可変表示の表示結果として、予め定められた大当り組合せとなる確定飾り図柄が導出される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「大当り」となる)。一例として、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける所定の有効ライン上に同一の飾り図柄(例えば、「7」等)が揃って停止表示される。

0080

大当り遊技状態の終了後に確変状態に制御される「確変大当り」である場合には、奇数の飾り図柄(例えば、「7」等)が揃って停止表示され、大当り遊技状態の終了後に確変状態に制御されない「非確変大当り(通常大当り)」である場合には、偶数の飾り図柄(例えば、「6」等)が揃って停止表示されるようにしてもよい。この場合、奇数の飾り図柄を確変図柄、偶数の飾り図柄を非確変図柄(通常図柄)ともいう。非確変図柄でリーチ態様となった後に、最終的に「確変大当り」となる昇格演出を実行するようにしてもよい。

0081

特図ゲームの表示結果が「小当り」となるときには、画像表示装置5の画面上において、飾り図柄の可変表示の表示結果として、予め定められた小当り組合せとなる確定飾り図柄(例えば、「1 3 5」等)が導出される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「小当り」となる)。一例として、「左」、「中」、「右」の飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおける所定の有効ライン上にチャンス目を構成する飾り図柄が停止表示される。なお、特図ゲームの表示結果が、一部の大当り種別(小当り遊技状態と同様の態様の大当り遊技状態の大当り種別)の「大当り」となるときと、「小当り」となるときとで、共通の確定飾り図柄が導出表示されてもよい。

0082

特図ゲームの表示結果が「はずれ」となる場合には、飾り図柄の可変表示の態様がリーチ態様とならずに、飾り図柄の可変表示の表示結果として、非リーチ組合せの確定飾り図柄(「非リーチはずれ」ともいう。)が停止表示される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「非リーチはずれ」となる)ことがある。また、表示結果が「はずれ」となる場合には、飾り図柄の可変表示の態様がリーチ態様となった後に、飾り図柄の可変表示の表示結果として、大当り組合せでない所定のリーチ組合せ(「リーチはずれ」ともいう)の確定飾り図柄が停止表示される(飾り図柄の可変表示の表示結果が「リーチはずれ」となる)こともある。

0083

パチンコ遊技機1が実行可能な演出には、上記の可変表示対応表示(保留表示やアクティブ表示)を表示することも含まれる。また、他の演出として、例えば、大当り信頼度を予告する予告演出等が飾り図柄の可変表示中に実行される。予告演出には、実行中の可変表示における大当り信頼度を予告する予告演出や、実行前の可変表示(実行が保留されている可変表示)における大当り信頼度を予告する先読み予告演出がある。先読み予告演出として、可変表示対応表示(保留表示やアクティブ表示)の表示態様を通常とは異なる態様に変化させる演出が実行されるようにしてもよい。

0084

また、画像表示装置5において、飾り図柄の可変表示中に飾り図柄を一旦仮停止させた後に可変表示を再開させることで、1回の可変表示を擬似的に複数回の可変表示のように見せる擬似連演出を実行するようにしてもよい。

0085

大当り遊技状態中にも、大当り遊技状態を報知する大当り中演出が実行される。大当り中演出としては、ラウンド数を報知する演出や、大当り遊技状態の価値が向上することを示す昇格演出が実行されてもよい。また、小当り遊技状態中にも、小当り遊技状態を報知する小当り中演出が実行される。なお、小当り遊技状態中と、一部の大当り種別(小当り遊技状態と同様の態様の大当り遊技状態の大当り種別で、例えばその後の遊技状態を高確状態とする大当り種別)での大当り遊技状態とで、共通の演出を実行することで、現在が小当り遊技状態中であるか、大当り遊技状態中であるかを遊技者に分からないようにしてもよい。そのような場合であれば、小当り遊技状態の終了後と大当り遊技状態の終了後とで共通の演出を実行することで、高確状態であるか低確状態であるかを識別できないようにしてもよい。

0086

また、例えば特図ゲーム等が実行されていないときには、画像表示装置5にデモデモンストレーション)画像が表示される(客待ちデモ演出が実行される)。

0087

基板構成
パチンコ遊技機1には、例えば図2に示すような主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、LED制御基板14、中継基板15などが搭載されている。その他にも、パチンコ遊技機1の背面には、例えば払出制御基板情報端子基板発射制御基板電源基板などといった、各種の基板が配置されている。

0088

主基板11は、メイン側制御基板であり、パチンコ遊技機1における上記遊技の進行(特図ゲームの実行(保留の管理を含む)、普図ゲームの実行(保留の管理を含む)、大当り遊技状態、小当り遊技状態、遊技状態など)を制御する機能を有する。主基板11は、遊技制御用マイクロコンピュータ100、スイッチ回路110、ソレノイド回路111などを有する。

0089

主基板11に搭載された遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば1チップマイクロコンピュータであり、ROM(Read Only Memory)101と、RAM(Random Access Memory)102と、CPU(Central Processing Unit)103と、乱数回路104と、I/O(Input/Output port)105とを備える。

0090

CPU103は、ROM101に記憶されたプログラムを実行することにより、遊技の進行を制御する処理(主基板11の機能を実現する処理)を行う。このとき、ROM101が記憶する各種データ(後述の変動パターン、後述の演出制御コマンド、後述の各種決定を行う際に参照される各種テーブルなどのデータ)が用いられ、RAM102がメインメモリとして使用される。RAM102は、その一部または全部がパチンコ遊技機1に対する電力供給が停止しても、所定期間記憶内容が保存されるバックアップRAMとなっている。なお、ROM101に記憶されたプログラムの全部又は一部をRAM102に展開して、RAM102上で実行するようにしてもよい。

0091

乱数回路104は、遊技の進行を制御するときに使用される各種の乱数値遊技用乱数)を示す数値データを更新可能にカウントする。遊技用乱数は、CPU103が所定のコンピュータプログラムを実行することで更新されるもの(ソフトウェアで更新されるもの)であってもよい。

0092

I/O105は、例えば各種信号(後述の検出信号)が入力される入力ポートと、各種信号(第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25Cなどを制御(駆動)する信号、ソレノイド駆動信号)を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。

0093

スイッチ回路110は、遊技球検出用の各種スイッチ(ゲートスイッチ21、始動口スイッチ(第1始動口スイッチ22Aおよび第2始動口スイッチ22B)、カウントスイッチ(第1カウントスイッチ23および第2カウントスイッチ24))からの検出信号(遊技球が通過又は進入してスイッチがオンになったことを示す検出信号など)を取り込んで遊技制御用マイクロコンピュータ100に伝送する。検出信号の伝送により、遊技球の通過又は進入が検出されたことになる。

0094

ソレノイド回路111は、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆動信号(例えば、ソレノイド81やソレノイド82、ソレノイド83をオンする信号など)を、普通電動役物用のソレノイド81や大入賞口扉702B用のソレノイド82、特殊入賞口703A用のソレノイド83に伝送する。

0095

主基板11(遊技制御用マイクロコンピュータ100)は、遊技の進行の制御の一部として、遊技の進行に応じて演出制御コマンド(遊技の進行状況等を指定(通知)するコマンド)を演出制御基板12に供給する。主基板11から出力された演出制御コマンドは、中継基板15により中継され、演出制御基板12に供給される。当該演出制御コマンドには、例えば主基板11における各種の決定結果(例えば、特図ゲームの表示結果(大当り種別を含む。)、特図ゲームを実行する際に使用される変動パターン(詳しくは後述))、遊技の状況(例えば、可変表示の開始や終了、大入賞口702Aの開放状況、入賞の発生、保留記憶数、遊技状態)、エラーの発生等を指定するコマンド等が含まれる。

0096

演出制御基板12は、主基板11とは独立したサブ側の制御基板であり、演出制御コマンドを受信し、受信した演出制御コマンドに基づいて演出(遊技の進行に応じた種々の演出であり、可動体32の駆動、エラー報知電断復旧の報知等の各種報知を含む)を実行する機能を有する。

0097

演出制御基板12には、演出制御用CPU120と、ROM121と、RAM122と、表示制御部123と、乱数回路124と、I/O125とが搭載されている。

0098

演出制御用CPU120は、ROM121に記憶されたプログラムを実行することにより、表示制御部123とともに演出を実行するための処理(演出制御基板12の上記機能を実現するための処理であり、実行する演出の決定等を含む)を行う。このとき、ROM121が記憶する各種データ(各種テーブルなどのデータ)が用いられ、RAM122がメインメモリとして使用される。

0099

演出制御用CPU120は、プッシュセンサ35Bからの検出信号(遊技者による操作を検出したときに出力される信号であり、操作内容を適宜示す信号)に基づいて演出の実行を表示制御部123に指示することもある。

0100

表示制御部123は、VDP(Video Display Processor)、CGROM(Character Generator ROM)、VRAM(Video RAM)などを備え、演出制御用CPU120からの演出の実行指示に基づき、演出を実行する。

0101

表示制御部123は、演出制御用CPU120からの演出の実行指示に基づき、実行する演出に応じた映像信号を画像表示装置5に供給することで、演出画像を画像表示装置5に表示させる。表示制御部123は、さらに、演出画像の表示に同期した音声出力や、遊技効果LED9および右打ち報知用LED37の点灯/消灯を行うため、音指定信号(出力する音声を指定する信号)を音声制御基板13に供給したり、LED信号(LEDの点灯/消灯態様を指定する信号)をLED制御基板14に供給したりする。また、表示制御部123は、後述する演出体302、第1可動体501、第2可動体800L,800Rを動作させる信号を当該演出体302、第1可動体501、第2可動体800L,800R又は当該演出体302、第1可動体501、第2可動体800L,800Rを駆動する駆動回路に供給する。

0102

音声制御基板13は、スピーカ8L、8Rを駆動する各種回路を搭載しており、当該音指定信号に基づきスピーカ8L、8Rを駆動し、当該音指定信号が指定する音声をスピーカ8L、8Rから出力させる。

0103

LED制御基板14は、遊技効果LED9や右打ち報知用LED37を駆動する各種回路を搭載しており、当該LED信号に基づき遊技効果LED9や右打ち報知用LED37を駆動し、当該LED信号が指定する態様で遊技効果LED9や右打ち報知用LED37を点灯/消灯する。このようにして、表示制御部123は、音声出力、LEDの点灯/消灯を制御する。

0104

なお、音声出力、LEDの点灯/消灯の制御(音指定信号やLED信号の供給等)、演出体302、第1可動体501、第2可動体800L,800Rの制御(演出体302、第1可動体501、第2可動体800L,800Rを動作させる信号の供給等)は、演出制御用CPU120が実行するようにしてもよい。

0105

乱数回路124は、各種演出を実行するために使用される各種の乱数値(演出用乱数)を示す数値データを更新可能にカウントする。演出用乱数は、演出制御用CPU120が所定のコンピュータプログラムを実行することで更新されるもの(ソフトウェアで更新されるもの)であってもよい。

0106

演出制御基板12に搭載されたI/O125は、例えば主基板11などから伝送された演出制御コマンドを取り込むための入力ポートと、各種信号(映像信号、音指定信号、LED信号)を伝送するための出力ポートとを含んで構成される。

0107

演出制御基板12、音声制御基板13、LED制御基板14といった、主基板11以外の基板をサブ基板ともいう。パチンコ遊技機1のようにサブ基板が機能別に複数設けられていてもよいし、1のサブ基板が複数の機能を有するように構成してもよい。

0108

(遊技状態の遷移)
ここで、本実施の形態における遊技状態の遷移について説明する。図3は、パチンコ遊技機1の遊技状態の遷移の仕方を説明するための説明図である。まず、本実施の形態では、低確率/低ベース状態(通常状態(非KT状態))では、遊技者は遊技領域の左方を狙って遊技球の発射操作(左打ち)を行う。そのため、通常状態では、主として第1始動入賞口への始動入賞が発生し、主として第1特別図柄の可変表示が実行される。また、主として第1特別図柄の可変表示が実行されることから、低確率/低ベース状態において大当りが発生した場合には、主として10R確変大当り、6R確変大当り、または6R通常大当りが発生する。

0109

(KT状態の説明)
次に、本実施の形態における遊技状態について説明する。まず、本実施の形態における遊技状態には、通常状態(低確率/非KT状態)と、通常状態よりも小当りになりやすいKT状態(いわゆる小当りタイム)とがある。さらに、KT状態には第1KT状態と第2KT状態との2種類があり、この本実施の形態では、遊技状態には、低確率状態且つ非KT状態(低確率/非KT状態:通常状態)に制御されている場合と、低確率且つ第1KT状態(低確率/第1KT状態)に制御されている場合と、高確率且つ第1KT状態(高確率/第1KT状態)に制御されている場合と、高確率且つ第2KT状態(高確率/第2KT状態)に制御されている場合とがある。

0110

KT状態のうち第1KT状態は、後述するように、小当りが発生しやすく特殊可変入賞球装置17が第1状態となりやすいものの、上流側の可変入賞球装置6Bの開放時間が極めて長く、小当りが発生しても下流側の特殊可変入賞球装置17に遊技球が入賞するケースは極めて少ない(例えば、100変動するごとに1球程度)。具体的には、第1KT状態では、小当りが発生しやすい状態に制御されるとともに高ベース状態に制御されて可変入賞球装置6Bの開放時間が長くなるように制御される。また、KT状態のうち第2KT状態は、後述するように、上流側の可変入賞球装置6Bが開放し難いが、小当りが発生した場合には下流側の特殊可変入賞球装置17に遊技球が入賞しやすい。具体的には、第2KT状態では、小当りが発生しやすい状態に制御されるとともに低ベース状態に制御されて可変入賞球装置6Bが開放し難くなるように制御される。

0111

また、KT状態は、通常状態(低確率/非KT状態)よりも小当りになりやすい遊技状態である。具体的には、本実施の形態では、普図当りとなって可変入賞球装置6Bが第1状態となる確率はKT状態の方が通常状態より高くなっている。そして、第1特別図柄の変動時には小当りと決定される割合が低いのに対して、第2特別図柄の変動時には小当りと決定される割合が高くなるよう構成されている(ただし、後述する強制はずれの場合を除く)ため、KT状態を、通常状態よりも小当りになりやすい遊技状態としている。これにより、KT状態では、主に第2特別図柄の変動を行わせることにより小当りを頻繁に発生させ、遊技者に有利な遊技状態となっている。

0112

なお、KT状態を、通常状態よりも小当りになりやすい遊技状態とするための構成としては、これに限るものではない。例えば、KT状態であっても普図当りとなって可変入賞球装置6Bが第1状態となる確率は通常状態と同じ(例えば、10%または100%)であるが、第2特別図柄の変動時に選択する変動パターンの有する特図変動時間(可変表示時間)が、KT状態の方が通常状態よりも短く構成することにより、KT状態の方が通常状態よりも一定時間に対する変動回数の割合が高くなり、KT状態を通常状態よりも小当りになりやすい遊技状態とするものであってもよい。

0113

また、本実施の形態では、遊技球が通過ゲート41を通過してから可変入賞球装置6Bに到達するまでの所要時間が0.6秒以上になるよう構成されている。具体的には、通過ゲート41および可変入賞球装置6Bの設置位置や、遊技球の流下経路を形成する群により調整されている。詳しくは後述するが、本実施の形態では遊技球が通過ゲート41を通過したことにもとづいて可変入賞球装置6Bが開放状態に制御され得る構成であり、後述する第1KT状態では遊技球が通過ゲート41を通過してから可変入賞球装置6Bが開放状態に制御されるまでの時間が0.5秒となっており、遊技球が通過ゲート41を通過してから可変入賞球装置6Bに到達するまでの所要時間である0.6秒よりも短いことから、第1KT状態において一の遊技球が通過ゲート41を通過した場合に可変入賞球装置6Bが開放状態に制御された場合、該一の遊技球がそのまま可変入賞球装置6Bに入賞可能となっている。

0114

図3に示すように、低確率/低ベース状態において10R確変大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)に移行し、次の大当りが発生するまで高確率/低ベース状態が維持される。また、低確率/低ベース状態において6R確変大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するまで高確率/高ベース状態が維持される。また、低確率/低ベース状態において6R通常大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するか50回の可変表示を終了するまで低確率/高ベース状態が維持される。

0115

KT状態(高確率/高ベース状態、低確率/高ベース状態、高確率/低ベース状態)に移行した後である場合には、本実施の形態では、遊技者は遊技領域の右方を狙って遊技球の発射操作(右打ち)を行う。そのため、KT状態では、主として第2始動入賞口への始動入賞が発生し、主として第2特別図柄の可変表示が実行される。また、主として第2特別図柄の可変表示が実行されることから、KT状態において大当りが発生した場合には、主として10R確変大当り、6R確変大当り、2R確変大当り、または2R通常大当りが発生する。

0116

図3に示すように、高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)において10R確変大当りまたは2R確変大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)に移行し、次の大当りが発生するまで高確率/低ベース状態が維持される。また、高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)において6R確変大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するまで高確率/高ベース状態が維持される。なお、本実施の形態では、第2特別図柄の可変表示が実行される場合には、6R確変大当りとなる確率が合計で50%であるので、一旦高確率/高ベース状態となると50%の割合で高確率/高ベース状態がループすることになる。また、高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)において2R通常大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するか50回の可変表示を終了するまで低確率/高ベース状態が維持される。

0117

図3に示すように、低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)において10R確変大当りまたは2R確変大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)に移行し、次の大当りが発生するまで高確率/低ベース状態が維持される。また、低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)において6R確変大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するまで高確率/高ベース状態が維持される。また、低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)において2R通常大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するか50回の可変表示を終了するまで低確率/高ベース状態が維持される。なお、本実施の形態では、第2特別図柄の可変表示が実行される場合には、2R通常大当りとなる確率が35%であるので、一旦低確率/高ベース状態となると35%の割合で低確率/高ベース状態がループすることになる。なお、6R通常大当りや2R通常大当りが発生して低確率/高ベース状態となった後、次の大当りが発生することなく、50回の可変表示が終了した場合には、図3に示すように、低確率/低ベース状態(通常状態(非KT状態))に移行する。

0118

図3に示すように、高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)において10R確変大当りまたは2R確変大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)に移行し、次の大当りが発生するまで高確率/低ベース状態が維持される。なお、本実施の形態では、第2特別図柄の可変表示が実行される場合には、第2特別図柄の可変表示が実行される場合には、10R確変大当りまたは2R確変大当りとなる確率が15%であるので、一旦高確率/低ベース状態となると15%の割合で高確率/低ベース状態がループすることになる。また、高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)において6R確変大当りが発生した場合には、大当り遊技中にV領域(図示略)に遊技球が進入すれば、その大当り遊技の終了後に高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するまで高確率/高ベース状態が維持される。また、高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)において2R通常大当りが発生した場合には、その大当り遊技の終了後に低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するか50回の可変表示を終了するまで低確率/高ベース状態が維持される。

0119

なお、図3では、低確率/低ベース状態(通常状態(非KT状態))では第1特別図柄の可変表示が実行される場合について説明したが、低い割合で第2特別図柄の可変表示が実行される可能性もありうる。この場合、10R確変大当りまたは2R確変大当りが発生した場合には、高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)に移行することになる。また、6R確変大当りが発生した場合には、高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)に移行することになる。また、2R通常大当りが発生した場合には、低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するか50回の可変表示を終了するまで低確率/高ベース状態が維持されることになる。

0120

また、図3では、高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)では第2特別図柄の可変表示が実行される場合について説明したが、低い割合で第1特別図柄の可変表示が実行される可能性もありうる。この場合、10R確変大当りが発生した場合には、高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)に移行することになる。また、6R確変大当りが発生した場合には、高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)に移行することになる。また、6R通常大当りが発生した場合には、低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するか50回の可変表示を終了するまで低確率/高ベース状態が維持されることになる。

0121

また、図3では、低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)では第2特別図柄の可変表示が実行される場合について説明したが、低い割合で第1特別図柄の可変表示が実行される可能性もありうる。この場合、10R確変大当りが発生した場合には、高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)に移行することになる。また、6R確変大当りが発生した場合には、高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)に移行することになる。また、6R通常大当りが発生した場合には、低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するか50回の可変表示を終了するまで低確率/高ベース状態が維持されることになる。

0122

また、図3では、高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)では第2特別図柄の可変表示が実行される場合について説明したが、低い割合で第1特別図柄の可変表示が実行される可能性もありうる。この場合、10R確変大当りが発生した場合には、高確率/低ベース状態(高確率/第2KT状態)に移行することになる。また、6R確変大当りが発生した場合には、高確率/高ベース状態(高確率/第1KT状態)に移行することになる。また、6R通常大当りが発生した場合には、低確率/高ベース状態(低確率/第1KT状態)に移行し、次の大当りが発生するか50回の可変表示を終了するまで低確率/高ベース状態が維持されることになる。

0123

次に、KT状態における可変入賞球装置6Bおよび特殊可変入賞球装置17の開放パターンについて説明する。図4は、KT状態における可変入賞球装置6Bおよび特殊可変入賞球装置17の開放パターンを説明するための説明図である。また、図4(A)は、第1KT状態における可変入賞球装置6Bおよび特殊可変入賞球装置17の開放パターンを示し、図4(B)は、第2KT状態における可変入賞球装置6Bおよび特殊可変入賞球装置17の開放パターンを示している。

0124

まず、図4(A)を用いて、第1KT状態における可変入賞球装置6Bおよび特殊可変入賞球装置17の開放パターンについて説明する。図4(A)に示すように、遊技者によって遊技領域の右方に打ち出された遊技球が通過ゲート41を遊技球が通過してゲートスイッチ21にて検出されると、普通図柄表示器20において普通図柄の可変表示が実行され、普図当りと決定された場合には普通図柄表示器20に当り図柄が導出表示され、はずれと決定された場合には普通図柄表示器20にはずれ図柄が導出表示される。本実施の形態では、図4(A)に示すように、普通図柄の可変表示時間は0.2秒とされ、当り図柄やはずれ図柄を導出表示する図柄確定時間は0.2秒とされている。そして、当り図柄を導出表示した場合には、図4(A)に示すように、図柄確定時間0.2秒を経過した後、第2始動入賞口開放処理前時間0.1秒を経過してから、可変入賞球装置6Bが5.5秒間にわたって第1状態とされ、該可変入賞球装置6Bが構成する第2始動入賞口に遊技球が入賞可能となる。

0125

尚、第1KT状態において遊技領域の右方に打ち出された遊技球の一部は、入賞球装置6Cの第2始動入賞口に入賞可能となっている。つまり、第2KT状態における第2特別図柄の可変表示は、可変入賞球装置6Bの第2始動入賞口に遊技球が入賞することと、入賞球装置6Cの第2始動入賞口に遊技球が入賞することによって実行される。

0126

可変入賞球装置6Bが第1状態となっているときに第2始動入賞口に遊技球が入賞する、或いは、入賞球装置6Cに遊技球が入賞すると、第2特別図柄の可変表示が実行され、小当りとすることに決定された場合には、第2特別図柄表示装置4Bに小当り図柄が導出表示される。そして、小当り図柄を導出表示した場合には、図4(A)に示すように、特殊可変入賞球装置17が0.8秒間にわたって第1状態とされ、特殊入賞口703Aに遊技球が入賞可能な状態となる。しかしながら、第1KT状態では、図4(A)に示すように、下流側の特殊可変入賞球装置17の開放時間が0.8秒と短いのに対して、上流側の可変入賞球装置6Bの開放時間が5.5秒と長い。従って、第1KT状態では、小当りが発生しやすい状態ではあるものの、特殊入賞口703Aに遊技球が入賞することは極めて稀である(例えば、100可変表示ごとに1球程度)。

0127

なお、第1KT状態では、図4(A)に示すように、可変入賞球装置6Bの開放を終了した後、次の可変入賞球装置6Bの開放を行えるのは、次の普通図柄の可変表示時間0.2秒と図柄確定時間0.2秒と第2始動入賞口開放前処理時間0.1秒とを合計した少なくとも0.5秒を経過した後である。従って、本実施の形態では、第1KT状態では、可変入賞球装置6Bの開放した後のインターバル期間として少なくとも0.5秒の閉鎖期間が設けられていることになる。

0128

また、本実施の形態では、第1KT状態では、普通図柄の変動が行われていない状態で遊技球が通過ゲート41を通過した後、可変入賞球装置6Bが開放状態に制御されるのは、普通図柄の可変表示時間0.2秒と図柄確定時間0.2秒と第2始動入賞口開放前処理時間0.1秒とを合計した0.5秒を経過した後であるとともに、遊技球が通過ゲート41を通過してから可変入賞球装置6Bに到達するまでの所要時間が約0.6秒であるよう構成されている。このように、第1KT状態では、普通図柄の変動が行われていない状態で遊技球が通過ゲート41を通過してから可変入賞球装置6Bが開放状態に制御されるまでの時間の方が、普通図柄の変動が行われていない状態で遊技球が通過ゲート41を通過してから該遊技球が可変入賞球装置6Bに到達するまでの時間よりも短いため、可変入賞球装置6Bが既に開放状態に制御されているときに遊技球が該可変入賞球装置6Bに到達することとなる。従って、第1KT状態では、普通図柄の変動が行われていない状態で通過ゲート41を通過した遊技球は、可変入賞球装置6Bに入賞しやすくなっている。

0129

次に、図4(B)を用いて、第2KT状態における可変入賞球装置6Bおよび特殊可変入賞球装置17の開放パターンについて説明する。図4(B)に示すように、通過ゲート41を遊技球が通過してゲートスイッチ21にて遊技球が検出されると、普通図柄表示器20において普通図柄の可変表示が実行され、普図当りと決定された場合には普通図柄表示器20に当り図柄が導出表示され、はずれと決定された場合には普通図柄表示器20にはずれ図柄が導出表示される。なお、本実施の形態における第2KT状態は、時短制御が実行されない低ベース状態でもあるので、時短制御実行される高ベース状態でもある第1KT状態と比較して、普通図柄の可変表示時間が1.0秒と長く設定されているとともに、普通図柄の当り確率が低く設定されている(例えば、1/100)。このため、図4(B)に示すように、第2KT状態では、普図当りが発生することは極めて稀であるため第1KT状態と比較して可変入賞球装置6Bが第1状態となり難い。

0130

第2KT状態では、第1KT状態と同じく、遊技領域の右方に打ち出された遊技球の一部が、入賞球装置6Cが構成する第2始動入賞口に入賞可能となっている。つまり、第2KT状態は、第1KT状態よりも遊技球が可変入賞球装置6Bの第2始動入賞口に入賞することなく特殊可変入賞球装置17に到達し易い状態であり、主に入賞球装置6Cが構成する第2始動入賞口に遊技球が入賞することによって第2特別図柄の可変表示が実行される。主に入賞球装置6Cが構成する第2始動入賞口への遊技球の入賞によって第2特別図柄の可変表示が実行され、小当りとすることに決定された場合には、第2特別図柄表示装置4Bに小当り図柄が導出表示される。そして、小当り図柄を導出表示した場合には、図4(B)に示すように、特殊可変入賞球装置17が0.8秒間にわたって第1状態とされ、特殊入賞口703Aに遊技球が入賞可能な状態となる。

0131

第2KT状態では、前述したように第1KT状態とは異なり普図当り確率が低く設定されており、普通図柄の可変表示時間が1.0秒と長い。従って、第2KT状態では、図4(B)に示すように、上流側の可変入賞球装置6Bの開放時間が短いとともに普通図柄の可変表示時間が長いので、第2KT状態と比較して下流側の特殊可変入賞球装置17に遊技球が進入しやすく特殊入賞口703Aに遊技球が入賞しやすい。

0132

入賞ユニット700)
次に、入賞ユニット700について、図5図18に基づいて説明する。図5は、遊技盤から第1通路形成ユニットと第2通路形成ユニットを取外した状態を示す斜視図である。図6は、(A)は第1通路形成ユニットを右斜め前から見た状態、(B)は右斜め後ろから見た状態を示す斜視図である。図7は、第1通路形成ユニットのベース部材からカバー部材を取外した状態を示す斜視図である。図8は、第1通路形成ユニットの内部構造を示す縦断面図である。図9は、(A)は低ベース状態、(B)は大当り遊技状態における遊技球の流れを示す説明図である。図10は、(A)は高ベース状態、(B)は小当り遊技状態における遊技球の流れを示す説明図である。図11は、(A)は図8のA−A断面図、(B)は図8のB−B断面図である。図12は、(A)は図11(A)の要部拡大図、(B)は図11(B)の要部拡大図である。図13は、(A)は図8のC−C断面図、(B)は図8のD−D断面図である。図14は、(A)は第1通路部及び第2通路部における遊技球の流れを正面から見た状態を示す縦断面図、(B)は第4通路部における遊技球の流れを正面から見た状態を示す縦断面図である。図15は、(A)は第2通路部における遊技球の流れを上方から見た状態を示す横断面図、(B)は第4通路部における遊技球の流れを上方から見た状態を示す横断面図である。図16は、(A)は第2始動入賞が発生したとき、(B)は小当り図柄が停止したとき、(C)は特殊入賞口が開放したときの遊技球の流れを示す説明図である。図17は、(A)は第1通路形成ユニットの内部構造を示す縦断面図、(B)は(A)のE−E断面図である。図18は、第1通路形成ユニットの背面における配線状態を示す背面図である。尚、以下において、図1手前側をパチンコ遊技機1の前方(前面、正面)側、奥側を背面(後方)側とし、パチンコ遊技機1を前面側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。尚、本実施の形態におけるパチンコ遊技機1の前面とは、該パチンコ遊技機1にて遊技を行う遊技者と対向する対向面である。

0133

図5図8に示すように、入賞ユニット700は、可変入賞球装置6B、入賞球装置6C、特別可変入賞球装置7及び特殊可変入賞球装置17を有し、可変入賞球装置6B、特別可変入賞球装置7及び特殊可変入賞球装置17に進入可能に遊技球を誘導する遊技球通路710と、入賞球装置6Cに進入した入賞球を誘導する入賞球通路711とを含む複数の入賞通路を形成する第1通路形成ユニット700Aと、各入賞口に入賞した遊技球を遊技領域Yの背面側にてパチンコ遊技機1外へ誘導するための入賞球通路を形成する第2通路形成ユニット700Bと、から構成されている。

0134

図5に示すように、第1通路形成ユニット700Aは、遊技盤2の右側下部に形成された孔部2Hに前方から挿入されるように複数のネジN1により遊技盤2に取付けられ、第2通路形成ユニット700Bは、遊技盤2の前面側から複数のネジN2により遊技盤2に取付けられる。第1通路形成ユニット700Aと第2通路形成ユニット700Bとが遊技盤2に取付けられることで、遊技球通路710や入賞球通路711が遊技盤2の前面側に配置されるとともに、第1通路形成ユニット700A側の各種入賞口と第2通路形成ユニット700B側の入賞球通路とが連通し、第1通路形成ユニット700Aと第2通路形成ユニット700Bとが一体化される。

0135

(第1通路形成ユニット700A)
図6図8に示すように、第1通路形成ユニット700Aは、遊技盤2にネジN1により取付けられるベース部材721と、該ベース部材721の前面側に配置されるカバー部材731と、から構成される。これらベース部材721及びカバー部材731は、透光性を有する合成樹脂材からなる透過性部材とされている。第1通路形成ユニット700Aの上部には、遊技球が流入可能な流入口723が形成されるとともに、その左側には入賞球装置6C(第2始動入賞口)が形成されている。また、第1通路形成ユニット700Aの左側部には、遊技球が流出可能な流出口724が形成されている。

0136

流入口723を介して第1通路形成ユニット700A内に進入した遊技球は、遊技球通路710により誘導され、いずれの入賞口にも入賞しなかった場合は流出口724を介して左側方に流出される。入賞球装置6C(第2始動入賞口)に進入した遊技球は、入賞球通路711により誘導され、第2始動口スイッチ22Cに検出された後に第2通路形成ユニット700Bに向けて誘導される。

0137

ベース部材721は、遊技盤2の遊技盤面(前面)に沿って配置される板状の後壁部721Aと、後壁部721Aの背面に突設される規制部721Bと、からなる。後壁部721Aには、各種入賞口に入賞した遊技球を背面側に誘導するための貫通孔725A〜725E及び始動入賞口扉701B、大入賞口扉702B、特殊入賞口扉703Bを挿通可能とする複数の貫通孔が形成されている。後壁部721Aの前面下部には、前面に複数の入賞ユニット用LED201が設けられたLED基板726が取付けられている。また、LED基板726の前面右側には、右打ち報知用LED37、第1特図用LED211、第2特図用LED212、第1保留用LED221、第2保留用LED222がユニット化された表示ユニット727が取付けられている。また、規制部721Bには各ソレノイド81〜83が取付けられるとともに、貫通孔725A〜725Eから進入する遊技球を第2通路形成ユニット700Bに向けて誘導する誘導壁等を構成している。

0138

カバー部材731は、遊技盤2の遊技盤面(前面)に沿って配置される板状の前壁部731Aと、前壁部731Aの背面に突設され、各遊技球通路の通路壁等を形成する規制部731Bと、からなる。

0139

そして、ベース部材721とカバー部材731とを組合せることで、カバー部材731の前壁部731Aとベース部材721の後壁部721Aとの間に、遊技球が通過可能な遊技球通路や各種入賞口が形成される。これら遊技球通路や各種入賞口は遊技領域Yに配置される。

0140

図8に示すように、第1通路形成ユニット700Aにおける後壁部721Aと前壁部731Aとの間には、流入口723に流入した遊技球を誘導する遊技球通路710と、入賞球装置6C(第2始動入賞口)に進入した遊技球を貫通孔725Bに向けて左斜め下側に誘導する入賞球通路711と、が形成されている。

0141

遊技球通路710は、流入口723に流入した遊技球を下方に向けて左側に誘導して流出口724から流出可能に誘導する。詳しくは、流入口723に流入した遊技球を下方に向けて誘導する第1通路部710Aと、第1通路部710Aの下流側に設けられ、遊技球を左斜め下方に向けて誘導する第2通路部710Bと、第2通路部710Bの下流側に設けられ、遊技球を下方に向けて誘導する第3通路部710Cと、第3通路部710Cの下流側に設けられ、遊技球を左斜め下方に向けて誘導する第4通路部710Dと、を有する。

0142

上下方向を向く第1通路部710Aの途中の左側方には、特別可変入賞球装置7の大入賞口702Aが右側に開口するように設けられている。また、大入賞口扉702Bは、遊技球の流下方向に対して交差する方向に移動可能であるとともに、左側に向けて下方に傾斜するように配置されている。特別可変入賞球装置7は、大入賞口扉702Bが第1通路部710A側に突出することで大入賞口702Aに遊技球が進入容易となる第1状態(進入容易状態)と、大入賞口扉702Bが第1通路部710Aから遊技盤2側に退避することで大入賞口702Aに遊技球が進入困難となる第2状態(進入困難状態)と、に変化可能である。

0143

また、第1通路部710Aの下流側には、分岐通路部710Eが形成されており、第1通路部710Aを流下してきた遊技球のうち一部の遊技球を、貫通孔725Eを介して第2通路形成ユニット700Bへ誘導する。つまり、分岐通路部710Eの入口はアウト口を形成している。

0144

左右方向を向く第2通路部710Bの底壁には、可変入賞球装置6Bの第2始動入賞口701Aが上側に開口するように設けられており、第2始動入賞口701Aは、遊技球の流下方向に対して交差する方向に移動可能であるとともに、左側に向けて下方に傾斜するように配置された始動入賞口扉701Bにより開閉可能とされている。可変入賞球装置6Bは、始動入賞口扉701Bが第1通路部710Aから遊技盤2側に退避することで第2始動入賞口701Aに遊技球が進入容易となる第1状態(進入容易状態)と、始動入賞口扉701Bが第2通路部710B側に突出することで第2始動入賞口701Aに遊技球が進入困難となるとともに、始動入賞口扉701Bの上面を遊技球が左側に向けて流下可能となる第2状態(進入困難状態)と、に変化可能である。このように、始動入賞口扉701Bは第2状態において第2通路部710Bの底壁の一部を構成する。

0145

上下方向を向く第3通路部710Cは、所定の長さを有しており、第3通路部710Cを第2通路部710Bよりも下方位置配置するための段差を形成している。

0146

左右方向を向く第4通路部710Dの底壁には、特殊可変入賞球装置17の特殊入賞口703Aが上側に開口するように設けられており、特殊入賞口703Aは、遊技球の流下方向に対して交差する方向に移動可能であるとともに、左側に向けて下方に傾斜するように配置される特殊入賞口扉703Bにより開閉可能とされている。特殊可変入賞球装置17は、特殊入賞口扉703Bが第4通路部710Dから遊技盤2側に退避することで特殊入賞口703Aに遊技球が進入容易となる第1状態(進入容易状態)と、特殊入賞口扉703Bが第4通路部710D側に突出することで特殊入賞口703Aに遊技球が進入困難となるとともに、特殊入賞口扉703Bの上面を遊技球が左側に向けて流下可能となる第2状態(進入困難状態)と、に変化可能である。このように、特殊入賞口扉703Bは第2状態において第4通路部710Dの底壁の一部を構成する。

0147

また、第1通路部710A〜第4通路部710Dにおける前壁部731Aと後壁部721A各々の対向面には、通路部を遊技球が通過する際の遊技球の移動を遅延させるための遅延手段としての規制部が複数形成されている。尚、規制部については後述する。

0148

このように構成された第1通路形成ユニット700A(入賞ユニット700)にあっては、図9(A)に示すように、低ベース状態において流入口723に流入した遊技球は、可変入賞球装置6B、特別可変入賞球装置7及び特殊可変入賞球装置17がいずれも第2状態(進入困難状態)に制御されているときには、遊技球通路710を第1通路部710A、第2通路部710B、第3通路部710C、第4通路部710Dの順に通過して流出口724から流出する。尚、一部の遊技球はアウト口に進入して分岐通路部710Eを通過する。

0149

また、図9(B)に示すように、大当り遊技状態において流入口723に流入した遊技球は、特別可変入賞球装置7が第1状態(進入容易状態)に制御され、可変入賞球装置6B及び特殊可変入賞球装置17が第2状態(進入困難状態)に制御されているときには、第1通路部710Aを流下している途中で大入賞口扉702Bにより左側に誘導されて大入賞口702Aに進入可能となる。

0150

また、図10(A)に示すように、高ベース状態において流入口723に流入した遊技球は、可変入賞球装置6Bが第1状態(進入容易状態)に制御され、特別可変入賞球装置7及び特殊可変入賞球装置17がいずれも第2状態(進入困難状態)に制御されているときには、遊技球通路710を第1通路部710A、第2通路部710Bの順に通過し、第2通路部710Bを流下している途中で第2始動入賞口701Aに進入可能となる。

0151

また、図10(B)に示すように、小当り遊技状態において流入口723に流入した遊技球は、特殊可変入賞球装置17が第1状態(進入容易状態)に制御され、特別可変入賞球装置7及び可変入賞球装置6Bがいずれも第2状態(進入困難状態)に制御されているときには、遊技球通路710を第1通路部710A、第2通路部710B、第3通路部710C、第4通路部710Dの順に通過し、第4通路部710Dを流下している途中で特殊入賞口703Aに進入可能となる。

0152

(第1通路部710A)
次に、第1通路部710Aについて、図7図13及び図14に基づいて説明する。図7図13及び図14に示すように、第1通路部710Aの大入賞口扉702Bよりも上流側に対応する部分における後壁部721Aの前面には、左右方向に延びる複数の規制部740Bが通路側に向けて突出するように上下に形成されており、また、第1通路部710Aの大入賞口扉702Bよりも上流側に対応する部分における前壁部731Aの背面には、左右方向に延びる規制部740Fが通路側に向けて突出するように上下に形成されている。これら前後の規制部740F,740Bは、互いに対向する位置から遊技球の流下方向にずれて配置されている。

0153

つまり、遊技球の流下方向に向けて前後の規制部740F,740Bが交互に配置されており、第1通路部710Aを下方に向けて落下する遊技球が前後の規制部740F,740Bに交互に接触することで、遊技球が前後方向成分の動きをもって蛇行する(所謂ジグザグ動作する)ように遊技球を流下させて、遊技球の流下速度を低減させるようになっている。これにより、遊技球が大入賞口扉702Bの上面に勢いよく落下して大入賞口扉702Bが破損することを防止できる。

0154

また、図14に示すように、第1通路部710Aにおける流入口723近傍には、上方から落下してくる遊技球を右側に向けて誘導する誘導壁部741が右斜め下方に傾斜するように形成されている。また、第1通路部710Aにおける大入賞口扉702Bの下方右側には、上方から落下してくる遊技球を左側の第2通路部710Bに向けて誘導する誘導壁部742が左斜め下方に傾斜するように形成されている。

0155

よって、流入口723の左側から流入した遊技球は、誘導壁部741により右側に誘導されるため、大当り遊技状態において大入賞口扉702Bの上面右側、つまり、傾斜上位側に誘導されやすくなっている。また、大入賞口扉702Bの右側を通過した遊技球は、誘導壁部742により左斜め下方に向けて誘導される。

0156

図7図13及び図14に示すように、後壁部721Aにおける大入賞口扉702Bと誘導壁部742との間には、左右方向に延びる規制部743が通路側に向けて突出するように形成されており、誘導壁部742により左斜め下方に向けて誘導される遊技球を前壁部731A寄りに誘導できるようになっている。

0157

(第2通路部710B)
次に、第2通路部710Bについて、図11図14に基づいて説明する。図11(A)、図12(A)、図13(B)及び図14(A)に示すように、第2通路部710Bは、第1通路部710Aから左側の第3通路部710Cに向けて下方に傾斜するように配置される底壁部745と、前壁部731A及び後壁部721Aとにより形成されている。底壁部745における下流側には、上向きに開口する第2始動入賞口701Aが形成されており、該第2始動入賞口701Aは始動入賞口扉701Bにより開閉可能とされている。

0158

図12(A)に示すように、後壁部721Aの前面における第2通路部710Bに対応する部分には凹部746が形成されており、第2通路部710Bの前後寸法L1(通路幅寸法)が、第1通路部710A、第3通路部710Cや第4通路部710Dの前後寸法L2よりも長寸とされている(L1>L2)。

0159

図12(A)及び図14に示すように、後壁部721Aにおける凹部746の前面には複数の規制部751,752,753が遊技球の流下方向に向けて所定間隔おきに形成され、前壁部731Aの背面における凹部746に対応する部分には、複数の規制部761,762,763が遊技球の流下方向に向けて所定間隔おきに形成されている。

0160

図12(A)及び図14図7を参照して、規制部751は、平面視略三角形状をなす上下一対三角板部からなり、下方の三角板部のみが底壁部745上を流下する遊技球に当接可能に配置されている。規制部752は、平面視略三角形状をなし上下方向に所定間隔おきに配置される4つの三角板部とこれら4つの三角板部を連結するように上下方向に延設される縦長板部とにより構成され、下方の2つの三角板部と縦長板部の下部のみが底壁部745上を流下する遊技球に当接可能に配置されている。規制部753は、凹部746の左側辺に沿って延設される縦長板部により構成されている。また、規制部751,752,753の凹部746の前面からの突出寸法は、規制部751、規制部753、規制部752の順に長寸となっている。

0161

一方、規制部761は、側面視略台形状をなす縦長板部により構成されている。規制部762は、平面視略三角形状をなす三角板部と該三角板部の上方に配置される左右方向を向く横長板部とにより構成されている。規制部763は、側面視略三角形状をなす三角板部により構成されている。また、規制部761,762,763の前壁部731Aの背面からの突出寸法は、規制部761、規制部763、規制部762の順に長寸となっている。

0162

これら規制部751,752,753と規制部761,762,763のうち規制部752及び規制部762の突出寸法は同一であり、他の規制部751,753,761,763よりも長寸の突出寸法L5とされている。

0163

これら前後の規制部751,752,753と規制部761,762,763は、互いに対向する位置から遊技球の流下方向にずれて配置されている。つまり、遊技球の流下方向に向けて前後の規制部751,752,753と規制部761,762,763とが交互に配置されている。そして、図12(A)に示すように、少なくとも突出長さが最も長い前後の規制部752と規制部762との前後方向の離間寸法L3は、遊技球の直径2Rよりも短寸とされている(2R>L3)。

0164

よって、第2通路部710Bを左方に向けて流下する遊技球は、規制部761,751,762,752,763,753の順に前後に交互に接触することで、前後方向成分の動きをもって蛇行する(所謂ジグザグ動作する)ように流下するので、遊技球が左側に向けて直線的に流下する場合に比べて、遊技球の流下速度(移動速度)が低減されるようになっている(図15(A)参照)。

0165

よって、これら前後の規制部751,752,753と規制部761,762,763とは、遊技球が第2始動入賞口701Aの上流側から第2状態にある始動入賞口扉701Bの上面における下流側端付近まで延びる第2通路部710Bを流下するのに要する時間、つまり、始動入賞口扉701Bの上面を遊技球が通過する際の遊技球の移動を遅延させるための第1遅延手段を構成している。

0166

また、図13(A)及び図14(A)に示すように、最も上流側に配置された規制部761は、誘導壁部742により左斜め下方に向けて誘導されながら規制部743により前壁部731A寄りに誘導された遊技球に接触可能とされていることで、該接触した遊技球を上流側に押し戻すように誘導可能とされている。よって、第2通路部710Bに流入する遊技球をより滞留させることができるばかりか、一部の遊技球を上流側のアウト口から分岐通路部710Eに流入可能に誘導する。また、底壁部745の上流側端縁、つまり、アウト口の下辺には突出片747が突設されているため、第1通路部710Aから流入した遊技球はアウト口よりも第2通路部710Bの方に高い割合で誘導されるようになっている。

0167

(第3通路部710C)
次に、第3通路部710Cについて説明すると、図8及び図14(B)に示すように、第3通路部710Cは、第2通路部710Bの下流端から下方の第4通路部710Dに向けて上下方向に延設されている。前壁部731Aの背面における第3通路部710Cの下部に対応する部分には、上下方向に延びる規制部780が通路側に向けて突出するように形成されており、落下してくる遊技球を後壁部721A側に寄せるように誘導しつつ流下速度を低下可能とされている。

0168

(第4通路部710D)
次に、第4通路部710Dについて、図11図12及び図14に基づいて説明する。図11(B)、図12(B)及び図14(B)に示すように、第4通路部710Dは、第3通路部710Cから左側の流出口724に向けて下方に傾斜するように配置される底壁部775と、前壁部731A及び後壁部721Aとにより形成されている。底壁部775における下流側には、上向きに開口する特殊入賞口703Aが形成されており、該特殊入賞口703Aは特殊入賞口扉703Bにより開閉可能とされている。

0169

図12(B)に示すように、第4通路部710Dの前後寸法L2(通路幅寸法)は、第1通路部710A、第3通路部710Cと同寸とされ、第2通路部710Bの前後寸法L1よりも短寸とされている(L1>L2)。

0170

図12(B)及び図14に示すように、後壁部721Aの前面には複数の規制部771,772,773,774が遊技球の流下方向に向けて所定間隔おきに形成され、前壁部731Aの背面には、複数の規制部781,782,783が遊技球の流下方向に向けて所定間隔おきに形成されている。

0171

図12(B)及び図14図7を参照して、規制部771,772,773,774は、上下方向に延設される縦長板部により構成されている。規制部781,782,783は、側面視略三角形状をなし、規制部771,772,773,774よりも上下寸法が短寸の三角板部からなる。また、規制部771,772,773,774の後壁部721Aの前面からの突出寸法及び規制部781,782,783の前壁部731Aの背面からの突出寸法は同寸のL6となっている。

0172

これら前後の規制部771,772,773,774と規制部781,782,783は、互いに対向する位置から遊技球の流下方向にずれて配置されている。つまり、遊技球の流下方向に向けて前後の規制部771,772,773,774と規制部781,782,783とが交互に配置されている。そして、図12(B)に示すように、規制部771,772,773,774と規制部781,782,783との前後方向の離間寸法L4は、遊技球の直径2Rよりも短寸とされている(2R>L4)。

0173

よって、第4通路部710Dを左方に向けて流下する遊技球は、規制部771,781,772,782,773,783の順に前後に交互に接触することで、前後方向成分の動きをもって蛇行する(所謂ジグザグ動作する)ように流下するので、遊技球が左側に向けて直線的に流下する場合に比べて、遊技球の流下速度(移動速度)が低減されるようになっている(図15(B)参照)。

0174

よって、これら規制部771,772,773,774と規制部781,782,783とは、遊技球が特殊入賞口703Aの上流側から第2状態にある特殊入賞口扉703Bの上面における下流側端部付近まで延びる第4通路部710Dを流下するのに要する時間、つまり、特殊入賞口扉703Bの上面を遊技球が通過する際の遊技球の移動を遅延させるための第2遅延手段を構成している。

0175

(第2通路部710Bと第4通路部710Dにおける遊技球の移動)
次に、第2通路部710Bと第4通路部710Dについて、図12図15及び図16に基づいて説明する。図15(A)に示すように、第2通路部710Bは、第2始動入賞口701Aの上流側から第2始動入賞口701Aの下流側にかけて延設される通路である。そして、可変入賞球装置6Bが第2状態であるときには始動入賞口扉701Bが底壁部745の一部を構成するため、遊技球は第2始動入賞口701Aに向けて流下した後、始動入賞口扉701Bの上面を通過して下流側に誘導される。可変入賞球装置6Bが第1状態であるときには始動入賞口扉701Bが退避して第2始動入賞口701Aが開放されるため、遊技球は第2始動入賞口701Aに進入可能となる。

0176

そして第2通路部710Bに対応する前壁部731Aと後壁部721Aには、遊技球の流下方向に向けて第1遅延手段としての規制部751,752,753と規制部761,762,763が交互に設けられているため、第2始動入賞口701Aの上流側の底壁部745上を移動する際の遊技球の移動が遅延されるとともに、可変入賞球装置6Bが第2状態であるときには始動入賞口扉701Bの上面を移動する際の遊技球の移動が遅延される。

0177

一方、図15(B)に示すように、第4通路部710Dは、第2通路部710Bの下流側において、特殊入賞口703Aの上流側から特殊入賞口703Aの下流側にかけて延設される通路である。そして、特殊可変入賞球装置17が第2状態であるときには特殊入賞口扉703Bが底壁部775の一部を構成するため、遊技球は特殊入賞口703Aに向けて流下した後、特殊入賞口扉703Bの上面を通過して下流側に誘導される。特殊可変入賞球装置17が第1状態であるときには特殊入賞口扉703Bが退避して特殊入賞口703Aが開放されるため、遊技球は特殊入賞口703Aに進入可能となる。

0178

そして第4通路部710Dに対応する前壁部731Aと後壁部721Aには、遊技球の流下方向に向けて第1遅延手段としての規制部771,772,773,774と規制部781,782,783が交互に設けられているため、特殊入賞口703Aの上流側の底壁部745上を移動する際の遊技球の移動が遅延されるとともに、特殊可変入賞球装置17が第2状態であるときには特殊入賞口扉703Bの上面を移動する際の遊技球の移動が遅延される。

0179

ここで、第2通路部710Bにおいて上流位置から下流位置までの第2始動入賞口701Aを含む通路部の距離L11を遊技球が流下するのに要する時間T1と、第4通路部710Dにおいて上流位置から下流位置までの特殊入賞口703Aを含む通路部の距離L12を遊技球が流下するのに要する時間T2とを比較する。

0180

尚、距離L11と距離L12とは同一であり、始動入賞口扉701B及び底壁部745の水平面に対する傾斜角度と、特殊入賞口扉703B及び底壁部775の水平面に対する傾斜角度とは同一とされているが、図12(A)(B)に示すように、第2通路部710Bの前後寸法L1(通路幅寸法)は第4通路部710Dの前後寸法L2よりも長寸とされ(L1>L2)、また、第2通路部710Bの規制部751,752,753と規制部761,762,763のうち突出寸法が最大の規制部752及び規制部762の突出寸法L5は、第4通路部710Dの規制部771,772,773,774と規制部781,782,783の突出寸法L6よりも長寸とされ(L5>L6)、さらに、第2通路部710Bにおいて最大の前後の規制部同士の前後方向の離間寸法L3は、第4通路部710Dにおいて最大の前後の規制部同士の前後方向の離間寸法L4よりも短寸とされている(L3<L4)。

0181

つまり、可変入賞球装置6Bが設けられた第2通路部710Bは、特殊可変入賞球装置17が設けられた第4通路部710Dに比べて、通路の前後寸法(通路幅寸法)が長く、かつ、第1遅延手段を構成する規制部751,752,753、761,762,763の最大突出寸法は、第2遅延手段を構成する規制部771,772,773,774、781,782,783の最大突出寸法よりも長寸であるので、各々の通路を遊技球が左側に向けて流下する際における前後方向の振れ幅が大きく、かつ、複数の規制部のうち少なくとも流下方向に隣り合う前後一対の規制部間を通過する際の間口が狭いことで、前後に大きく蛇行しながら左側に向けて流下することになるため、第2通路部710Bを通過する遊技球の移動速度が第4通路部710Dを通過する遊技球の移動速度に比べて遅くなるだけでなく、前後方向成分が大きくなることで移動距離も長くなる。

0182

よって、第1遅延手段を構成する規制部751,752,753、761,762,763による遊技球の移動の遅延度合いの方が、第2遅延手段を構成する規制部771,772,773,774、781,782,783による遊技球の移動の遅延度合いよりも大きいことで、距離L11を遊技球が流下するのに要する時間T1が、距離L12を遊技球が流下するのに要する時間T2よりも長くなる(T1>T2)。尚、遅延度合いとは、遊技球が始動入賞口扉701Bや特殊入賞口扉703Bの上面を下流側の第3通路部701Cに向けて流下する場合において、前後に蛇行せず直線的に流下する際の移動速度や移動に要する時間に対する、第1遅延手段や第2遅延手段により前後に蛇行しながら流下する際の移動速度や移動に要する時間の割合である。

0183

このように第2通路部710Bと第4通路部710Dは、通路の前後寸法や、第1遅延手段や第2遅延手段を構成する規制部の壁部からの突出寸法が各々異なることで、それぞれ可変入賞球装置6B(始動入賞口扉701Bの上面)を遊技球が通過する際の遊技球の移動速度の方が、特殊可変入賞球装置17(特殊入賞口扉703Bの上面)を遊技球が通過する際の遊技球の移動速度よりも遅くなるように構成されている。

0184

(第2KT状態における遊技球の流下態様
次に、第2KT状態における遊技球通路710の遊技球の流下態様について、図16に基づいて説明する。

0185

図16(A)に示すように、遊技者が右打ち遊技を行った場合、入賞ユニット700の流入口723や入賞球装置6Cに遊技球が流入可能となり、流入口723に流入した遊技球は遊技球通路710を流下した後、流出口724から流出する。遊技者の右打ち操作により一定間隔(例えば、0.6秒間隔)で発射された大半の遊技球が順次流入口723に流入する場合、第2通路部710Bには第1遅延手段(規制部751,752,753と規制部761,762,763)が設けられ、第4通路部710Dには第2遅延手段(規制部771,772,773,774と規制部781,782,783)が設けられていることで、各々の通路部における遊技球の移動速度が、第1遅延手段や第2遅延手段によらず第3通路部710Cに向けて直線的に移動する場合の移動速度に比べて低下する。

0186

よって、複数の遊技球が一斉に流下する状態になるが、第1遅延手段が遊技球の移動を遅延させる遅延度合いが、第2遅延手段が遊技球の移動を遅延させる遅延度合いよりも大きいことで、第2通路部710Bの方が第4通路部710Dよりも多くの遊技球が流下しているという状況が多くなる。ここで、遊技状態が第2KT状態である場合において入賞球装置6Cに遊技球が入賞した場合、第2特別図柄の可変表示が開始される。

0187

次いで、図16(B)に示すように、第2特別図柄の可変表示の表示結果が小当りとなって小当り図柄が停止表示されたときに、第4通路部710Dには、例えば2個の遊技球P1,P2が特殊入賞口扉703Bの上面を流下し、第2通路部710Bには、例えば4個の遊技球P3〜P6が流下していることが多い。

0188

よって、図16(C)に示すように、小当り図柄が停止表示されたことに基づいて、特殊入賞口扉703Bが開放すると、特殊入賞口扉703Bの上面の遊技球P1,P2が落下して特殊入賞口703Aに進入(入賞)するが、後続の遊技球P3〜P6は第1遅延手段により移動が遅延されていたことにより、これら遊技球P3〜P6が遊技球P1,P2とともに特殊入賞口703Aに進入し難くなるため、小当りの発生に基づき特殊入賞口703Aが開放されたときに大量の遊技球が一斉に進入するなどして過度に入賞が発生してしまうことが抑制される。

0189

つまり、一の遊技球通路710に2つの可変入賞球装置が上流側と下流側とに配設されたものにおいて、第2通路部710Bに設けられた第1遅延手段による遊技球の移動の遅延度合いの方が、第4通路部710Dに設けられた第2遅延手段による遊技球の移動の遅延度合いよりも大きいことで、始動入賞口扉701Bの上面を通過する遊技球の移動速度の方が特殊入賞口扉703Bの上面を通過する遊技球の移動速度よりも遅くなるため、第2通路部710Bの方が第4通路部710Dよりも遊技球が滞留しやすくなる。

0190

また、特殊入賞口扉703Bの上面にある遊技球P1,P2の移動が第2遅延手段により遅延されることで、小当りの発生に基づいて特殊入賞口703Aが開放されたときに複数の遊技球P1,P2を一斉に特殊入賞口703Aに入賞させることができる一方で、第4通路部710Dの上流側の第2通路部710Bを流下する遊技球の移動が第1遅延手段により遅延されることで、特殊入賞口703Aが開放されたときに特殊入賞口扉703Bの上面を流下している遊技球P1,P2に加えて後続球P3〜P6などが過度に入賞することを抑制できるため、上流側の可変入賞球装置6Bと下流側の特殊可変入賞球装置17各々における遊技球の遅延度合いの最適化を図ることができる。

0191

また、第2通路部710Bと第4通路部710Dとの間に、これら通路部における遊技球の流下方向(例えば、左斜め下方向)に対し交差する前後方向に遊技球を誘導する第3通路部710Cが設けられていることで、第2通路部710Bを流下する後続球が第4通路部710Dに到達するまでに要する時間が長くなるため、特殊入賞口703Aが開放されたときに該特殊入賞口703Aに遊技球が過度に入賞することを抑制できる。

0192

また、本実施の形態では、第2通路部710Bに設けられた第1遅延手段による遊技球の移動の遅延度合いの方が、第4通路部710Dに設けられた第2遅延手段による遊技球の移動の遅延度合いよりも大きいことで、特殊入賞口703Aが開放されたときに特殊入賞口扉703Bの上面を流下している遊技球P1,P2に加えて後続球P3〜P6などが過度に入賞することを抑制しているが、例えば、図15(A)(B)に示すように、第2始動入賞口701Aが特殊入賞口703Aよりも小さく形成されていることで、第1遅延手段による遊技球の移動の遅延度合いを第2遅延手段による遊技球の移動の遅延度合いよりも大きくすることによって、第2始動入賞口701Aが開放されたときに始動入賞口扉701Bの上面を流下している多数の遊技球が過度に入賞してしまうことを防止できる。

0193

次に、図17及び図18に示すように、第1通路形成ユニット700Aの後壁部721Aの背面における第2通路部710B、第3通路部710C、第4通路部710Dに対応する部分(図17及び図18において網点で示す領域参照)には、凹凸状に形成され光拡散部790が形成されている。

0194

LED基板726は、前壁部731Aと後壁部721Aとの間における第2通路部710B、第3通路部710C、第4通路部710Dの下方位置に、前壁部731Aや後壁部721Aに対し略平行に配置されており、その前面には複数の入賞ユニット用LED201が設けられている。複数の入賞ユニット用LED201は、7色の光を発光可能で、LED基板726の前面に沿うように光を照射可能なアングルLEDとされており、カバー部材731の規制部731Bの一部にて構成される第2通路部710Bや第4通路部710Dの壁部を下方から照射可能に設けられている。また、規制部731Bの一部である第2通路部710Bや第4通路部710Dの壁部にも凹凸状の光拡散部791が形成されている。

0195

よって、入賞ユニット用LED201が発光すると、入賞ユニット用LED201からの光が規制部731Bである第2通路部710Bや第4通路部710Dの壁部に入射して光拡散部791により拡散されることで、第2通路部710Bや第4通路部710Dの壁部が発光するとともに、さらに規制部731Bから後壁部721Aに入射した光が光拡散部790にて前方に反射し拡散されて前方に出射されるようになっているため、第2通路部710B、第3通路部710C、第4通路部710Dや第2始動入賞口701A及び特殊入賞口703Aを発光させることができるようになっている。

0196

また、入賞ユニット用LED201を後壁部721Aの背面側に配置して後方から前方に向けて光を照射可能とした場合、後述する配線部材C20等が邪魔になることがあるのに対し、遊技盤2の前面側に形成される遊技領域Yに遊技球通路710を設けるために前壁部731Aと後壁部721Aとの間に形成された通路下方の空間を利用して、入賞ユニット用LED201を設けることができるため、スペース効率を高めつつ、好適に発光演出を実現することができる。

0197

また、図18に示すように、後壁部721Aの背面側には、LED基板726と演出制御基板12とを電気的に接続するための配線部材C1が、光拡散部790に対応する部分に沿うように、下方から左上方に向けて背面視略逆C字形状に配線されている。このように、透過性部材からなる後壁部721Aの背面側に配線部材C1を配線する場合でも、配線部材C1を凹凸形状の光拡散部790の背面側に沿うように配線されることで、光拡散部790によって前方からの視認性が損なわれることで、遊技者側から後壁部721Aを通して配線部材C1を視認することが困難となるので、意匠性の低下を抑えることができる。

0198

また、ソレノイド81と演出制御基板12とを電気的に接続するための配線部材C2、ソレノイド82と演出制御基板12とを電気的に接続するための配線部材C3、ソレノイド83と演出制御基板12とを電気的に接続するための配線部材C4、第2始動口スイッチ22Cと演出制御基板12とを電気的に接続するための配線部材C5、第1カウントスイッチ23と演出制御基板12とを電気的に接続するための配線部材C6、第2カウントスイッチ24と演出制御基板12とを電気的に接続するための配線部材C7とが、光拡散部790の背面側にて配線部材C1に集結され、各配線部材C1〜C7は複数個所で結束部材Bにて収束されていることで、複数の入賞口を配置したユニットを実現でき、配線スペース集約できる。

0199

また、図17(A)に示すように、入賞ユニット700の第1通路形成ユニット700Aには、遊技球通路710を発光させるための複数の入賞ユニット用LED201を有するLED基板726が取付けられているため、第1通路形成ユニット700Aを遊技盤2に取付けるだけで、これら演出用の入賞ユニット用LED201も一緒に遊技盤2に設けることができる。また、入賞ユニット700の第1通路形成ユニット700Aには、表示部を有する表示ユニット727が取付けられていることで、第1通路形成ユニット700Aを遊技盤2に取付けるだけで、通路とは異なる各種情報表示可能な表示ユニット727も一緒に遊技盤2に設けることができる。

0200

(プッシュボタン31)
次に、プッシュボタン31について、図19図29に基づいて説明する。図19は、プッシュボタンを示す斜視図である。図20は、プッシュボタンの構造を示す分解斜視図である。図21は、演出体の構造を示す分解斜視図である。図22は、(A)は演出体を示す正面図、(B)は(A)のF−F断面図である。図23は、(A)は操作体が操作非検出位置にある状態、(B)は操作体が操作非検出位置にある状態を示す右側面図である。図24は、(A)は図22(A)のG−G断面図、(B)は操作体が操作検出位置にある状態を示すG−G断面図である。図25は、(A)は図24(A)のH−H断面図、(B)は回転体が分離位置にある状態を示すG−G断面図である。図26は、図24(A)のI−I断面図である。図27は、(A)〜(E)は演出体の動作例を説明するための図である。図28は、(A)〜(G)は可変表示中における各種演出の動作例を説明するための図である。図29は、(H)〜(J)は可変表示中における各種演出の動作例を説明するための図である。

0201

図19及び図20に示すように、プッシュボタン31は、ガラス扉枠50におけるガラス窓50aの下方に固定されるベース体301と、ベース体301に支持される演出体302と、ベース体301及び演出体302の前側を被覆するようにベース体301に装着される前カバー303と、ベース体301及び演出体302の左右側を被覆するようにベース体301に装着される左カバー304L及び右カバー304Rと、を主に有する。前カバー303と左カバー304L及び右カバー304Rは非透過性の合成樹脂材にて構成されている。

0202

ベース体301は、略水平に配置される水平ベース部301Aと、水平ベース部301Aの左右側辺から斜め前上方に向けて延設される左右の支持部301L,301Rと、水平ベース部301Aの上方において後辺が前辺よりも上方に位置するように傾斜して配置される傾斜ベース部301Bと、を主に有している。

0203

図20及び図22図24に示すように、右側の支持部301Rの左側面には、回転用モータ310が下方位置に固定されているとともに、回転用モータ310の駆動軸310Aに固着された駆動ギヤ320と、駆動ギヤ320に噛合する従動ギヤ321と、従動ギヤ321に噛合する従動ギヤ322と、従動ギヤ322に噛合する従動ギヤ323とがそれぞれ左右方向を向く回転軸を中心として回転可能に設けられている。

0204

一方、左側の支持部301Lの右側面には、連結軸324を介して従動ギヤ321と同軸をなして連結された従動ギヤ331と、従動ギヤ331に噛合する従動ギヤ332と、従動ギヤ322に噛合する従動ギヤ323とがそれぞれ左右方向を向く回転軸を中心として回転可能に設けられている。よって、回転用モータ310により駆動ギヤ320が回転すると従動ギヤ321〜323が回転するとともに、連結軸324を介して従動ギヤ331〜333が連動して回転する。

0205

尚、説明の便宜上、図20において従動ギヤ323,323は演出体302側に設けられているが(従動ギヤ323は図21参照)、実際には支持部301L,301Rに回転可能に設けられている。

0206

傾斜ベース部301Bの前辺左右位置及び後辺中央位置には、後述する操作体350を斜め上下方向に移動可能に案内するための支持軸340A〜340Cが斜め前上方に向けて立設されており、各支持軸340A〜340Cの外周には、操作体350を上方に付勢するための圧縮バネ341が環装されている。また、傾斜ベース部301Bには、操作体350の操作を検出するためのプッシュセンサ35B(図2参照)が設けられている。

0207

図24に示すように、演出体302は、ベース体301に対し上方の操作非検出位置(図23(A)参照)と操作非検出位置よりも後下方の操作検出位置(図23(B)参照)との間で斜め上下方向に移動可能に支持される変位部を構成する操作体350と、ベース体301に固定される固定体360と、従動ギヤ323,323の回転により固定体360の周囲を回転可能な回転体380と、から主に構成される。

0208

図21図26に示すように、操作体350は、操作ベース351と、操作ベース351の上部に組付けられる操作カバー352と、により略球体状に構成される。操作ベース351には、挿通孔353A〜353Cが形成されており、これら挿通孔353A〜353Cには水平ベース部301Aの支持軸340A〜340Cが下方から挿通されている。支持軸340A〜340Cにおける操作ベース351と水平ベース部301Aとの間には圧縮バネ341が環装され、また、支持軸340A〜340Cの頭部により操作ベース351の操作検出位置より上方への移動が規制されることで、操作体350は圧縮バネ341による付勢力により常時操作検出位置に維持されるようになっている。

0209

また、支持軸340A〜340Cは、回転体380の下方に設けられていることで、回転体380と重なったり交差したりしない位置に配置されている(図24参照)。また、操作ベース351には振動用モータ312が取付けられている。

0210

操作カバー352は、透光性を有する合成樹脂材により透明に形成されており、操作体350の内部に配置される固定体360や回転体380を、操作カバー352を通して視認可能とされている。また、操作カバー352は、プッシュボタン31がガラス扉枠50に組付けられた状態において、上面部及び前面部が前カバー303、左カバー304L、右カバー304Rに被覆されず外部に露呈し、遊技者が押圧操作可能な操作部を構成する(図19参照)。

0211

また、操作カバー352の左右側面には、半円状の切欠部352L,352Rが形成されており、ベース体301の支持部301L,301Rとの干渉を回避できるようになっている。

0212

固定体360は、固定ベース361と、固定ベース361の上部に組付けられる固定カバー362と、固定ベース361と固定カバー362との間に配置される基板ベース363と、上面に複数の演出用LED313が上向きに光を照射可能に設けられ、基板ベース363の上面に固定されるLED基板364と、から主に構成される。

0213

固定ベース361は、駆動機構部361Aと、駆動機構部361Aから左右側方に延設される軸部361L,361Rと、を有する。駆動機構部361Aの下面には、開閉用モータ311が取付けられている。駆動機構部361Aの上面には、上方に突出した開閉用モータ311の駆動軸(図示略)に固着された駆動ギヤ365と、駆動ギヤ365の左右に上下方向を向く回転軸を中心に回転可能に配置され駆動ギヤ365に噛合する従動ギヤ366L,366Rと、駆動機構部361A及び軸部361L,361Rの上面を左右方向にスライド移動可能に設けられ、回転体380を左右方向にスライド移動させるためのスライド部材367L,367Rと、が設けられている。

0214

従動ギヤ366L,366R各々の上面における偏心位置には連結軸366Aが突設されており、連結軸366Aはスライド部材367L,367Rに形成された前後方向を向く長孔367Aに挿入されている。また、スライド部材367L,367Rは、固定ベース361と上方の基板ベース363との間において左右方向に移動可能に案内されている。よって、開閉用モータ311により駆動ギヤ365と従動ギヤ366L,366Rが正逆回転することにより、スライド部材367L,367Rは、互いに近接する近接位置(図25(A)参照)と左右に離間する離間位置(図25(B)参照)との間で左右方向に移動する。

0215

固定カバー362は、透光性を有する合成樹脂材により透明に形成されており、半球部362Aと、半球部362Aから左右側方に延設される軸部362L,362Rと、を有する。半球部362Aの表面はダイヤカット状に形成されているとともに、半球部362A及び軸部362L,362Rの裏面には、凹凸状の光拡散部368(図26参照)が形成されている。半球部362Aは、LED基板364の前面側を覆うように設けられるため、演出用LED313からの光を拡散して外部に出射可能とされている。また、演出用LED313から半球部362Aに入射した光の一部は、軸部362L,362R側に導光され、軸部362L,362Rの裏面に形成された光拡散部368により拡散されて外部に出射可能とされている。

0216

基板ベース363は、LED基板364が配置される基板部363Aと、基板部363Aから右側方に延設される配線カバー部363Bと、を有し、固定ベース361と固定カバー362との間に配置され、固定ベース361と固定カバー362とにより形成される空間を上下に区画する。よって、基板ベース363の下面側には、スライド部材367L,367Rなどの駆動機構部の配置スペースが形成される一方で、基板ベース363の上面側には、LED基板364と演出制御基板12とを接続するための配線部材C20を配線可能な配線スペースが形成される(図26参照)。

0217

一端が接続された配線部材C20は、配線カバー部363Bと固定カバー362の軸部362Rとにより形成される配線スペースに沿うように配置され、配線カバー部363Bの右側端部から右側方に引き回される。また、軸部362Rの内面には光拡散部368が形成されていることにより、固定カバー362の外側から内部の配線部材C20を視認することが困難とされている。

0218

回転体380は、中空球状体を左右に分割した形状をなす回転部381L,381Rと、固定ベース361の軸部361L,361Rと固定カバー362の軸部362L,362Rとにより形成される左右方向を向く略円筒状の軸部(以下、軸部361L,362L、361R,362Rと称する)に回転可能に環装される可動リング382L,382R及び連結リング383L,383Rと、を有する。

0219

回転部381L,381Rは、透過性を有し所定色(例えば、赤色など)に着色された合成樹脂材にて構成され、内面には凹凸状の光拡散部385が形成されている。また、側面には軸部361L,362L、361R,362Rに挿入可能な孔部384が形成されているとともに、孔部384の周囲には、ベース体301の従動ギヤ323,333と連結リング383L,383Rとを連結固定するための連結シャフト386が挿通可能な挿通孔387が2箇所に形成されている。

0220

可動リング382L,382Rは、軸部361L,362L、361R,362Rが挿入可能な円形の開口389が形成されている。開口389内にはスライド部材367L,367Rの端部367Bが配置され、スライド部材367L,367Rに対し可動リング382L,382Rが回転可能、かつ、外側方に離脱不能に係止される。そして可動リング382L,382Rは、開口389内に配置したスライド部材367L,367Rの端部367Bを回転部381L,381Rとで左右側から挟むように回転部381L,381Rにネジを介して止着される。

0221

また、可動リング382L,382Rは、開口389の周縁部に2つの挿通孔388が形成されており、これら挿通孔388を連結シャフト386に挿入することで、連結シャフト386により左右方向に移動可能に案内される。つまり、可動リング382L,382R及びこの可動リング382L,382Rと一体化された回転部381L,381Rは、連結シャフト386により左右方向にスライド移動可能に案内される。

0222

連結リング383L,383Rに連結シャフト386を介して一体化された従動ギヤ323,333には、軸部361L,362L、361R,362Rが挿入可能な円形の開口334が形成されているため、軸部361L,362L、361R,362Rを中心として回転可能となるようにベース体301の左右の支持部301L,301Rに支持されている。

0223

図23図26に示すように、固定体360は、左右の軸部361L,362L、361R,362Rが支持部301L,301Rに形成された貫通孔335に相対回転不能に固定されることにより、ベース体301に対し固定されるとともに、軸部361L,362L、361R,362Rの端部が貫通孔335を介して側方に露呈される。また、右側の軸部361R,362Rの右端面には開口が形成されていることで、配線部材C20を支持部301Rの外側方に引き回すことができるようになっている。

0224

また、これら左右方向を向く軸部361L,362L、361R,362Rには、回転部381L,381R及び可動リング382L,382Rと、連結リング383L,383R及び従動ギヤ323,333が回転可能に挿入されている。よって、回転用モータ310を回転することにより従動ギヤ323,333が回転することで、軸部361L,362L、361R,362Rに対し平行な2本の連結シャフト386に挿入された可動リング382L,382Rと回転部381L,381Rとが、軸部361L,362L、361R,362Rを中心として回転する。

0225

また、開閉用モータ311により駆動ギヤ365と従動ギヤ366L,366Rが正逆回転することにより、スライド部材367L,367Rが近接位置(図25(A)参照)と離間位置(図25(B)参照)との間で左右方向に移動することで、図25(A)に示すように、左右の回転部381L,381Rが互いに当接または近接して球状体を形成する合体位置(原点位置)と、図25(B)に示すように、左右の回転部381L,381Rが互いに離間して球状体が左右に分離される分離位置との間で左右方向にスライド移動する。

0226

(プッシュボタン31の動作例)
次に、プッシュボタン31の動作例について、図23図27に基づいて説明する。プッシュボタン31は、ベース体301と、ベース体301に対し変位可能に設けられた操作体350、ベース体301に対し固定された固定体360及び該固定体360に対し回転可能な回転体380とからなる演出体302と、から主に構成され、中空状の操作体350の内部に中空状の回転体380が配置され、回転体380の内部に固定体360が配置されている。

0227

図23及び図24に示すように、プッシュボタン31は、演出体302における操作体350が、上方の操作非検出位置(図23(A)及び図24(A)参照)と下方の操作検出位置(図23(B)及び図24(B)参照)との間で斜め上下方向に移動可能とされている。通常は圧縮バネ341の付勢力により操作非検出位置に維持され、操作カバー352が下方に押圧操作されることで操作検出位置まで移動する。操作検出位置においてプッシュセンサ35Bが操作ベース351に設けられた図示しない被検出部を検出することで、遊技者による押圧操作(動作)が検出される。また、手を離せば、圧縮バネ341の付勢力により操作非検出位置まで付勢される。

0228

図24に示すように、操作体350は、操作非検出位置において支持軸340A〜340Cの頭部に操作ベース351が当接することにより上方への移動が規制され、操作検出位置において操作ベース351の所定部351Aがベース体301の傾斜ベース部301Bの所定部301Tに当接することにより下方への移動が規制される。一方、遊技者が操作可能な操作カバー352は、操作非検出位置と操作検出位置のいずれにおいても、支持部301L,301Rなど他の部材に接触しないように設けられている。具体的には、図23に示すように、操作非検出位置と操作検出位置いずれにおいても、支持部301L,301Rと操作カバー352の切欠部352L,352Rとの間には隙間Sが形成されるので接触しない。

0229

よって、遊技者が操作カバー352を強く押し下げたことで衝撃が加わっても操作カバー352が破損しにくいので、遊技者に怪我をさせることを抑制できる。尚、この隙間Sは左カバー304L及び右カバー304Rにより被覆されるので、遊技者の指挟みなどが防止されている。

0230

また、操作体350は、ベース体301の傾斜ベース部301Bに対し操作ベース351が3本の支持軸340A〜340Cにより移動可能に案内され、圧縮バネ341の付勢力により上方に付勢されることで操作非検出位置に維持されており、また、操作ベース351の挿通孔353A〜353Cが支持軸340A〜340Cより大径に形成されている。よって、振動用モータ312により振動可能とされている。詳しくは、操作体350は、操作ベース351が支持軸340A〜340Cに沿って斜め上下方向へ動く往復動作や、支持軸340A〜340Cと挿通孔353A〜353Cとの間に遊びがあることで前後左右に傾いたりする往復動作を含む。

0231

また、振動用モータ312による振動は、支持軸340A〜340Cを介してベース体301にも伝達されることで、ベース体301から固定体360や回転体380だけでなく、ガラス扉枠50や遊技機用枠3などにも伝達されるため、パチンコ遊技機1全体が振動可能とされている。また、打球操作ハンドル30を介して遊技者にも振動が伝達可能とされている。

0232

また、演出体302のうち、遊技者の操作に応じてベース体301に対し変位(動作)するのは操作体350のみであり、固定体360や回転体380が操作体350の動作に応じて動作することはないので、回転動作が可能な回転体380やその駆動機構が組付けられた固定体360に遊技者の操作による外力直接伝達され断線や故障等が発生することが抑制される。また、配線部材C20は、右側の軸部361R,362R内における配線カバー部363Bの上面側にて引き回されているので、回転体380が操作体350の動作に影響を受けることがない。

0233

図25に示すように、回転体380は、回転用モータ310により、ベース体301に支持される左右方向を向く軸部361L,362L、361R,362Rを中心として縦回転可能であるとともに、開閉用モータ311により、近接位置と離間位置との間でスライド部材367L,367Rが左右方向にスライド移動することで、回転部381L,381Rが合体位置(図25(A)参照)と分離位置(図25(B)参照)との間で左右方向にスライド移動する。このように回転体380は、回転用モータ310による縦回転動作と、開閉用モータ311による左右方向へのスライド移動動作と、回転用モータ310及び開閉用モータ311による縦回転動作及びスライド移動動作とを各々実行可能である。

0234

図27(A)に示すように、このように構成された演出体302は、回転体380の回転部381L,381Rが原点位置である合体位置に位置している状態において、操作体350の操作カバー352を通して内部の回転体380は視認可能とされるが、回転体380の内部の固定体360は視認困難とされている。

0235

また、演出体302は、図27(B)に示すように、開閉用モータ311により回転体380の回転部381L,381Rが左右方向(第1方向)へ直線的にスライド移動するスライド動作(第1動作)と、図27(C)(D)に示すように、回転用モータ310により回転体380の回転部381L,381Rが縦方向(第2方向)に回転する回転動作(第2動作)と、図27(E)に示すように、振動用モータ312により操作体350が振動により上下・前後・左右の3次元方向に往復動する往復動作(第3動作)と、が可能とされている。

0236

また、図27(C)(D)に示すように、演出制御用CPU120は、回転体380の回転部381L,381Rが縦回転しているときに、複数の演出用LED313を正面視時計回り(または反時計回り)、つまり、第2方向である縦回転方向とは異なる横回転方向に順次点灯させる発光制御を行うことで、これら演出用LED313の光を外方へ出射する半球状の固定カバー362があたかも回転しているように見せる発光演出を実行可能である。つまり、回転部381L,381Rによる構造物の回転動作と演出用LED313による回転発光制御とを一斉に行うことで、回転動作をより好適に見せることができるので、興趣が向上する。

0237

さらに、回転体380の回転動作及び演出用LED313による回転発光制御に加えて、図27(E)に示すように、振動用モータ312により操作体350を3次元方向に往復動作させることができる。

0238

このように演出制御用CPU120は、演出体302における回転体380の左右方向(第1方向)へのスライド動作(第1動作)と、回転体380の第1方向とは異なる縦方向(第2方向)への回転動作(第2動作)と、操作体350の第1動作及び第2動作とは異なる往復動作(第3動作)とを各々個別に実行可能であるとともに、第1動作、第2動作及び第3動作のうち少なくとも2以上の動作を複合して実行可能である。

0239

(可変表示中における各種演出の動作例)
次に、図28に基づいて、スーパーリーチの可変表示を一例として、スーパーリーチの可変表示の実行中において演出制御用CPU120が実行する各種演出における動作例を説明する。

0240

図28(A)に示すように、例えば、スーパーリーチの可変表示が開始された後、所定時間が経過すると、図28(B)に示すように、可変表示態様がノーマルリーチとなってノーマルリーチ演出が開始される。次いで、ノーマルリーチからスーパーリーチに切替わるタイミングとなる前のタイミングにおいて、図28(C)に示すように、演出制御用CPU120は、プッシュボタン31の操作を促進する操作促進演出を開始する。

0241

操作促進演出では、プッシュボタン31を模したボタン画像と、操作有効期間を示すタイムゲージ画像と、「押せ!」なる文字画像とからなる操作促進画像Z1が所定期間にわたり表示される。このとき、プッシュボタン31は、操作体350は操作非検出位置に維持されて往復動作(第3動作)せず、また、回転体380は合体位置(原点位置)においてスライド移動(第1動作)や回転動作(第2動作)が行われない非動作状態とされ、演出用LED313は非発光状態とされている。次いで、図28(D)(E)に示すように、味方キャラクタZ2と敵キャラクタZ3とが対決するスーパーリーチ演出が開始される。

0242

そして、図28(F)に示すように、スーパーリーチ演出が開始されてから所定期間が経過したタイミングで、演出画像Z4の縮小表示が開始されるのに応じて、プッシュボタン31における回転体380が第1動作により左右に分離される。次いで、図28(G)に示すように、左右に分離された回転体380が第2動作により縦回転を開始するとともに、演出用LED313による回転発光演出が開始される。

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