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技術 管理サーバ、文書ファイル管理システム、文書ファイル管理方法、および文書ファイル管理プログラム

出願人 株式会社スカイコム
発明者 中村吉邦
出願日 2019年3月19日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-051544
公開日 2020年9月24日 (2ヶ月経過) 公開番号 2020-155891
状態 特許登録済
技術分野 記憶装置の機密保護 暗号化・復号化装置及び秘密通信
主要キーワード 暫定版 ブロックチェーン 電子書面 電子署名システム バーション ハッシュ値算出 クラウドコンピューティング 登録更新
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月24日)のものです。
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図面 (7)

課題

文書ファイル改ざんの有無をユーザに作業負担させることなく容易に管理することができる管理サーバ文書ファイル管理システム、文書ファイル管理方法、および文書ファイル管理プログラムを提供する。

解決手段

ハッシュ値算出部103は、情報端末装置200から受信した文書ファイルのハッシュ値を算出し、ハッシュ値取得部105は、受信した文書ファイルに含まれる、文書ファイルを識別する文書ファイルIDを取得し、取得した文書ファイルIDに対応するハッシュ値をブロックチェーンネットワーク300から取得し、改ざん判断部106は、算出したハッシュ値と、ブロックチェーンネットワーク300から取得したハッシュ値との比較結果に基づき文書ファイルが改ざんされているか否かと判断し、送受信部101は、判断した判断結果を情報端末装置200に送信する。

概要

背景

近年、紙の書面に代り、内容の追加・修正保管も容易な電子書面があらゆる場面で利用されている。特にPDF(Portable Document Format)ファイルは、ユーザが操作する情報端末装置使用環境に影響されることが少なく、印刷または画面に表示する際にレイアウト崩れることも少ないため、広く利用されている。このような電子書面において一部を修正したほぼ同一の電子書面が複数存在する場合、どの部分が変更されたのかを事後に確認することが難しいという問題があった。このような問題を解決するために、正式版の文書ファイル暫定版の文書ファイルを段落ごとに比較し、両者の差分を全文比較で抽出する技術が開示されている(特許文献1参照)。

概要

文書ファイルの改ざんの有無をユーザに作業負担させることなく容易に管理することができる管理サーバ文書ファイル管理システム、文書ファイル管理方法、および文書ファイル管理プログラムを提供する。ハッシュ値算出部103は、情報端末装置200から受信した文書ファイルのハッシュ値を算出し、ハッシュ値取得部105は、受信した文書ファイルに含まれる、文書ファイルを識別する文書ファイルIDを取得し、取得した文書ファイルIDに対応するハッシュ値をブロックチェーンネットワーク300から取得し、改ざん判断部106は、算出したハッシュ値と、ブロックチェーンネットワーク300から取得したハッシュ値との比較結果に基づき文書ファイルが改ざんされているか否かと判断し、送受信部101は、判断した判断結果を情報端末装置200に送信する。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、文書ファイルの改ざんの有無をユーザに作業負担させることなく管理することができる管理サーバ、文書ファイル管理システム、文書ファイル管理方法、および文書ファイル管理プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

情報端末装置ネットワークを介し接続する管理サーバであって、文書ファイルを前記情報端末装置から受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した前記文ファイルハッシュ値を算出するハッシュ値算出手段と、前記受信手段によって受信した前記文書ファイルに含まれる、前記文書ファイルを識別する文書ファイルIDを取得し、取得した前記文書ファイルIDに対応するハッシュ値をブロックチェーンネットワークから取得するハッシュ値取得手段と、前記ハッシュ値算出手段によって算出した前記ハッシュ値と、前記ハッシュ値取得手段によって取得した前記ハッシュ値との比較結果に基づき前記文書ファイルが改ざんされているか否かと判断する改ざん判断手段と、前記改ざん判断手段によって判断した判断結果を前記情報端末装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする管理サーバ。

請求項2

前記ハッシュ値取得手段は、ファイルサイズとバージョン情報とを前記ブロックチェーンネットワークからさらに取得し、前記ハッシュ値算出手段は、前記受信手段によって受信した前記文書ファイルの先頭から前記ハッシュ値取得手段によって取得した前記ファイルサイズまでのハッシュ値を算出し、前記ハッシュ値算出手段によって算出した前記ハッシュ値と、前記ハッシュ値取得手段によって取得した前記ハッシュ値との比較結果に基づいて、前記文書ファイルのバージョン情報と未登録更新の有無を判断するバージョン判断手段、をさらに備え、前記送信手段は、前記バージョン判断手段によって判断した前記バージョン情報と未登録更新の有無を前記情報端末装置に送信すること、を特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。

請求項3

前記受信手段は、前記文書ファイルおよび文書登録要求を前記情報端末装置から受信し、前記文書ファイルに前記文書ファイルIDを格納されている場合は、前記文書ファイルから前記文書ファイルIDを取得し、前記文書ファイルに前記文書ファイルIDを格納されていない場合は、前記文書ファイルIDを生成し、生成した前記文書ファイルIDを前記文書ファイルに格納するID取得手段、をさらに備え、前記ハッシュ値算出手段は、前記文書ファイルのハッシュ値を算出し、前記文書ファイルIDと前記ハッシュ値とを前記ブロックチェーンネットワークに登録するブロックチェーン登録手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。

請求項4

前記ブロックチェーン登録手段は、前記文書ファイルIDと前記ハッシュ値に加え、前記文書ファイルのファイルサイズと前記文書ファイルのバージョン情報とを前記ブロックチェーンネットワークに登録すること、を特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。

請求項5

情報端末装置と、前記情報端末装置にネットワークを介し接続する管理サーバと、を備える文書ファイル管理システムであって、前記管理サーバは、文書ファイルを前記情報端末装置から受信した前記文書ファイルのハッシュ値を算出するハッシュ値算出手段と、前記受信手段によって受信した前記文書ファイルに含まれる、前記文書ファイルを識別する文書ファイルIDを取得し、取得した前記文書ファイルIDに対応するハッシュ値をブロックチェーンネットワークから取得するハッシュ値取得手段と、前記ハッシュ値算出手段によって算出した前記ハッシュ値と、前記ハッシュ値取得手段によって取得した前記ハッシュ値との比較結果に基づき前記文書ファイルが改ざんされているか否かと判断する改ざん判断手段と、前記改ざん判断手段によって判断した判断結果を前記情報端末装置に送信する送信手段と、を備え、前記情報端末装置は、前記判断結果を前記管理サーバから受信する受信手段と、前記判断結果を表示部に表示する表示手段と、を備えることを特徴とする文書ファイル管理システム。

請求項6

コンピュータで実行される文書ファイル管理方法であって、文書ファイルを情報端末装置から受信する受信ステップと、前記受信ステップによって受信した前記文書ファイルのハッシュ値を算出するハッシュ値算出ステップと、前記受信ステップによって受信した前記文書ファイルに含まれる、前記文書ファイルを識別する文書ファイルIDを取得し、取得した前記文書ファイルIDに対応するハッシュ値をブロックチェーンネットワークから取得するハッシュ値取得ステップと、前記ハッシュ値算出ステップによって算出した前記ハッシュ値と、前記ハッシュ値取得手段によって取得した前記ハッシュ値との比較結果に基づき前記文書ファイルが改ざんされているか否かと判断する改ざん判断ステップと、前記改ざん判断ステップによって判断した判断結果を前記情報端末装置に送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする文書ファイル管理方法。

請求項7

請求項6に記載した文書ファイル管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする文書ファイル管理プログラム

技術分野

背景技術

0002

近年、紙の書面に代り、内容の追加・修正保管も容易な電子書面があらゆる場面で利用されている。特にPDF(Portable Document Format)ファイルは、ユーザが操作する情報端末装置使用環境に影響されることが少なく、印刷または画面に表示する際にレイアウト崩れることも少ないため、広く利用されている。このような電子書面において一部を修正したほぼ同一の電子書面が複数存在する場合、どの部分が変更されたのかを事後に確認することが難しいという問題があった。このような問題を解決するために、正式版の文書ファイルと暫定版の文書ファイルを段落ごとに比較し、両者の差分を全文比較で抽出する技術が開示されている(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2013-045437号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上述した特許文献1に記載した技術では、対象となる部分を全文比較する必要があり、処理時間がかかるという問題があった。またユーザ自身が文書ファイルの正式版や改訂版を意識して管理する必要があり、文書ファイルの管理が煩雑であった。

0005

本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、文書ファイルの改ざんの有無をユーザに作業負担させることなく管理することができる管理サーバ、文書ファイル管理システム、文書ファイル管理方法、および文書ファイル管理プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上述した課題を解決するために、本発明では、情報端末装置から受信した文書ファイルのハッシュ値を算出し、受信した文書ファイルに含まれる、文書ファイルを識別する文書ファイルIDを取得し、取得した文書ファイルIDに対応するハッシュ値をブロックチェーンネットワークから取得し、算出したハッシュ値と、ブロックチェーンネットワークから取得したハッシュ値とを比較し、ハッシュ値の比較結果に基づき文書ファイルが改ざんされているか否かと判断し、判断した判断結果を情報端末装置に送信することを特徴とする。

発明の効果

0007

上述したように構成した本発明によれば、文書ファイルの改ざんの有無をユーザに作業負担させることなく管理することができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0008

本実施例にかかる文書ファイル管理システム10の構成を示すブロック図である。
管理サーバ100と情報端末装置200が実行する文書ファイル登録処理手順を示すフローチャートである。
管理サーバ100と情報端末装置200が実行する文書ファイル改ざん確認処理手順を示すフローチャートである。
管理サーバ100と情報端末装置200が実行する文書ファイルバージョン確認処理手順を示すフローチャートである。
管理サーバ100が実行するバージョン判断処理手順を示すフローチャートである。
検証対象の文書ファイルのハッシュ値とブロックチェーンネットワークのブロックに記憶されている文書ファイルのハッシュ値のイメージの一例を示す説明図である。

実施例

0009

以下、添付図面を参照し本発明の実施例を説明する。なお、以下の説明は、実施の形態の一例であり、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。

0010

図1は、本実施例にかかる文書ファイル管理システム10の構成を示すブロック図である。文書ファイル管理システム10は、管理サーバ100と、情報端末装置200−1〜n(以下、情報端末装置200と示す)と、ブロックチェーンネットワーク300とを備える。管理サーバ100と情報端末装置200、ブロックチェーンネットワーク300は、図1に示すように、ネットワークNを介して互いに通信可能に接続する。ネットワークNは、インターネットイントラネット、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)、移動体通信網等の任意の通信ネットワークおよびそれらの組合せであり、その一部または全部が有線または無線であってもよい。

0011

管理サーバ100は、情報端末装置200から受信した文書ファイルに関する情報をブロックチェーンネットワーク300に登録するとともに、文書ファイルの改ざんをブロックチェーンネットワーク300を用いて検知するサーバである。管理サーバ100は、送受信部101と、ID取得部102と、ハッシュ値算出部103と、ブロックチェーン登録部104と、ハッシュ値取得部105と、改ざん判断部106と、バージョン判断部107と、を備える。

0012

送受信部101は、情報端末装置200から送信された文書ファイルおよび登録要求を受信する。送受信部101は、受信した文書ファイルに関する情報をブロックチェーンネットワーク300に送信する。送受信部101は、情報端末装置200から送信された文書ファイルおよび改ざん確認要求を受信し、改ざん確認結果を情報端末装置200に送信する。送受信部101は、情報端末装置200から送信された文書ファイルおよびバージョン確認要求を受信し、バージョン確認結果を情報端末装置200に送信する。

0013

ID取得部102は、文書登録要求とともに受信した文書ファイルに文書ファイルIDが格納されていれば、文書ファイルIDを取得する。またID取得部102は、文書ファイルに文書ファイルIDが格納されていなければ、文書ファイルIDを生成し、生成した文書ファイルIDを文書ファイルに格納する。文書ファイルIDは、文書ファイルを一意に識別する情報であり、文書ファイルを識別できれば、文書名等であってもよい。

0014

ハッシュ値算出部103は、文書ファイルのハッシュ値を算出する。ハッシュ値算出部103は、文書ファイルの先頭からファイルサイズまでのハッシュ値を算出する。ここで、文書ファイルは、一例としてPDFファイルであり、最初に作成した元文書に対し編集した場合更新内容を増分更新として追記し1つの文書ファイルとする。なお文書ファイルは、更新内容を文書ファイルに追記することができれば、PDFファイル以外であってもよい。本実施例では、文書ファイルがPDFファイルの場合を中心に説明する。

0015

ブロックチェーン登録部104は、登録要求された文書ファイル(文書ファイルIDを含む文書ファイル)の文書ファイルIDとハッシュ値をブロックチェーンネットワーク300に送信し、ブロックチェーンネットワーク300内のブロックに文書ファイルIDとハッシュ値を格納し登録する。

0016

ハッシュ値取得部105は、文書ファイルに格納された文書ファイルIDを取得し、取得した文書ファイルIDをブロックチェーンネットワーク300に送信することによって、ブロックチェーンネットワーク300からハッシュ値を取得する。ハッシュ値取得部105は、ハッシュ値に加え、ブロックに記憶するファイルサイズ、バージョン情報、その他の情報を取得する。その他の情報は、一例として登録日時等である。

0017

改ざん判断部106は、文書ファイルから算出したハッシュ値とハッシュ値取得部105によって取得したハッシュ値の比較結果に基づきハッシュ値が一致する場合は改ざんがないと判断し、ハッシュ値が一致しない場合は改ざんがあると判断する。

0018

バージョン判断部107は、ブロックチェーンネットワーク300のブロックに記憶する、1つの文書ファイルのバージョンごとに異なるハッシュ値、ファイルサイズ、バージョン情報に基づいて、検証対象である文書ファイルのバージョン情報と、ブロックチェーンネットワーク300に登録されていない更新がなされているか否かを判断する。

0019

情報端末装置200は、文書ファイルの改ざんやバージョンを管理したいユーザが操作するパーソナルコンピュータタブレット端末スマートフォン等であり、情報端末装置200から管理サーバ100に対し様々なリクエストを送信し、リクエストに対するレスポンスを受信し表示する。

0020

ブロックチェーンネットワーク300は、いわゆる分散型台帳技術を用いたシステムであり、本実施例では、文書ファイルIDと文書ファイルのハッシュ値、さらに文書ファイルのファイルサイズ、バージョン情報、その他の情報をブロックチェーンネットワーク300に送信することによって、ブロックに記憶される。またブロックチェーンネットワーク300に文書ファイルIDを送信することによって、ブロックに記憶した文書ファイルのハッシュ値、さらに文書ファイルのファイルサイズ、バージョン情報、その他の情報を取得する。

0021

上述のように構成された文書ファイル管理システム10で実行する文書ファイル登録処理について説明する。図2は、管理サーバ100と情報端末装置200が実行する文書ファイル登録処理手順を示すフローチャートである。

0022

情報端末装置200は、文書ファイルの登録を受付ける(ステップS201)。情報端末装置200は、文書ファイルおよび文書登録要求を管理サーバ100に送信する(ステップS202)。

0023

管理サーバ100において、送受信部101は、文書ファイルおよび文書登録要求を受信する(ステップS203)。ID取得部102は、文書ファイルに文書ファイルIDが格納されているか否かを判断する(ステップS204)。文書ファイルに文書ファイルIDが格納されていると判断した場合(ステップS204:Yes)、ID取得部102は、文書ファイルから文書ファイルIDを取得する(ステップS205)。

0024

文書ファイルに文書ファイルIDが格納されていないと判断した場合(ステップS204:No)、ID取得部102は、文書ファイルIDを生成する(ステップS206)。ID取得部102は、文書ファイルIDを文書ファイルに格納する(ステップS207)。ハッシュ値算出部103は、文書ファイルのハッシュ値を算出する(ステップS208)。送受信部101は、文書ファイルの文書ファイルIDとハッシュ値をブロックチェーンネットワーク300に送信する(ステップS209)。これにより、文書ファイルIDとハッシュ値は、ブロックチェーンネットワーク300のブロックに記憶される。なお文書ファイルIDとハッシュ値に加え、ファイルサイズ、バージョン情報、その他の情報をブロックチェーンネットワーク300に送信し、ブロックチェーンネットワーク300のブロックに記憶してもよい。送受信部101は、ID取得部102によって文書ファイルIDを生成したか否かを判断する(ステップS210)。文書ファイルIDを生成していないと判断した場合(ステップS210:No)、処理を終了する。文書ファイルIDを生成したと判断した場合(ステップS210:Yes)、送受信部101は、文書ファイルを情報端末装置200に送信する(ステップS211)。

0025

情報端末装置200は、文書ファイルを受信する(ステップS212)。情報端末装置200は、文書ファイルを格納する(ステップS213)。より具体的には、情報端末装置200は、管理サーバ100に送信した文書ファイルを管理サーバ100から受信した文書ファイルに置換える。これにより、当初文書ファイルIDを保持していなかった文書ファイルであっても、ブロックチェーンネットワーク300のブロックに記憶した情報と、情報端末装置200に格納する文書ファイルを文書ファイルIDで紐付けすることができる。

0026

このように、文書ファイルに文書ファイルIDを含むとともに、文書ファイルに関する情報を文書ファイルIDに対応付けてブロックチェーンネットワーク300のブロックに記憶させることによって、文書ファイル自体からブロックチェーンネットワーク300を検索する際のキーとなる文書ファイルIDを取得することができるため、文書ファイルと文書ファイルIDを関連付ける仕組み(例えばデータベース等)設ける必要もなく、文書ファイルのみでブロックチェーンネットワーク300に記憶する文書ファイルに関する情報を参照することができる。

0027

また文書ファイルに関する情報としてバージョン情報を格納すれば、文書ファイルに複数のバージョンが存在する場合であっても、バージョンごとにブロックチェーンネットワーク300のブロックに文書ファイルに関する情報を格納することができ、文書ファイルのバージョンごとにハッシュ値を保持することができる。

0028

次に文書ファイル管理システム10で実行する文書ファイル改ざん確認処理について説明する。図3は、管理サーバ100と情報端末装置200が実行する文書ファイル改ざん確認処理手順を示すフローチャートである。

0029

情報端末装置200は、検証対象である文書ファイルを受付ける(ステップS301)。例えば文書ファイルの一覧から選択によって文書ファイルを受付けてもよい。情報端末装置200は、文書ファイルと改ざん確認要求を管理サーバ100に送信する(ステップS302)。

0030

管理サーバ100の送受信部101は、文書ファイルと改ざん確認要求を情報端末装置200から受信する(ステップS303)。ハッシュ値算出部103は、受信した文書ファイルのハッシュ値を算出する(ステップS304)。ハッシュ値取得部105は、文書ファイルから文書ファイルIDを取得する(ステップS305)。ハッシュ値取得部105は、文書ファイルIDに対応するハッシュ値をブロックチェーンネットワーク300から取得する(ステップS306)。なお改ざん確認処理において、バージョンが異なる文書ファイルがブロックチェーンネットワーク300に記憶されている場合は、最新バージョン、または一番登録日時が新しいハッシュ値と比較することによって改ざんの有無を確認することができる。

0031

改ざん判断部106は、ハッシュ値算出部103によって算出した文書ファイルのハッシュ値と、ブロックチェーンネットワーク300から取得したハッシュ値との比較結果に基づき文書ファイルが改ざんされているか否かを判断する(ステップS307)。

0032

より具体的には、改ざん判断部106は、検証対象の文書ファイルのハッシュ値とブロックチェーンネットワーク300に記憶された文書ファイルのハッシュ値は一致する場合は、検証対象の文書ファイルはブロックチェーンネットワーク300に記憶された文書ファイルから改ざんされていないと判断する。改ざん判断部106は、検証対象の文書ファイルのハッシュ値とブロックチェーンネットワーク300に記憶された文書ファイルのハッシュ値は一致しない場合は、検証対象の文書ファイルはブロックチェーンネットワーク300に記憶された文書ファイルから改ざんされていると判断する。

0033

送受信部101は、改ざん判断部106による改ざんに関する判断結果を情報端末装置200に送信する(ステップS308)。

0034

情報端末装置200は、改ざんに関する判断結果を管理サーバ100から受信する(ステップS309)。情報端末装置200は、改ざんに関する判断結果を表示部に表示する(ステップS310)。

0035

このように、ユーザが入手した文書ファイルを管理サーバ100に送信することによって文書ファイルの内容が改ざんされているか否かを判断することができる。また文書ファイルの改ざんの有無をブロックチェーンネットワーク300のブロックに記憶した文書ファイルに関する情報を用いて判断することができるため、電子署名システム等を利用することなく改ざんの有無を判断することができる。なお文書ファイルは、更新内容を増分更新として追記できる旨を上述したが、改ざん確認の対象とする文書ファイルは、更新内容を追記しない文書ファイルでもよい。

0036

文書ファイルに関する情報として、ブロックチェーンネットワーク300のブロックに記憶した日時である登録日時を加えることにより、検証対象の文書ファイルは改ざんされていないと判断した場合に、登録日時によってその時点に文書ファイルが存在したことを証明することもできる。

0037

次に文書ファイル管理システム10で実行する文書ファイルバージョン確認処理について説明する。図4は、管理サーバ100と情報端末装置200が実行する文書ファイルバージョン確認処理手順を示すフローチャートである。

0038

情報端末装置200は、検証対象である文書ファイルを受付ける(ステップS401)。例えば文書ファイルの一覧から選択によって文書ファイルを受付けるとともに、バージョン確認のメニューを選択してもよい。情報端末装置200は、文書ファイルとバージョン確認要求を管理サーバ100に送信する(ステップS402)。

0039

管理サーバ100の送受信部101は、文書ファイルとバージョン確認要求を情報端末装置200から受信する(ステップS403)。ID取得部102は、文書ファイルから文書ファイルIDを取得する(ステップS404)。ハッシュ値取得部105は、文書ファイルIDに対応するハッシュ値とファイルサイズ、バージョン情報をブロックチェーンネットワーク300から取得する(ステップS405)。なおバージョン確認処理においては、バージョンが異なる複数の文書ファイルに関する情報がブロックチェーンネットワーク300に記憶されていることが想定されるため、文書ファイルIDに対応する、複数のハッシュ値とファイルサイズ、バージョン情報が取得される。バージョン判断部107は、バージョン判断処理を実行する(ステップS406)。詳細は、図5を参照して後述する。送受信部101は、文書ファイルのバージョンに関する判断結果を情報端末装置200に送信する(ステップS407)。

0040

情報端末装置200は、文書ファイルのバージョンに関する判断結果を管理サーバ100から受信する(ステップS408)。情報端末装置200は、文書ファイルのバージョンに関する判断結果を表示部に表示する(ステップS409)。

0041

次に、管理サーバ100で実行するバージョン判断処理の詳細について説明する。図5は、管理サーバ100が実行するバージョン判断処理手順を示すフローチャートである。

0042

バージョン判断部107は、検証対象である文書ファイルのファイルサイズを取得する(ステップS501)。バージョン判断部107は、ブロックチェーンネットワーク300から取得した文書ファイルIDに対応するデータのうち、文書ファイルのファイルサイズと一致するデータがあるか否かを判断する(ステップS502)。図6は、検証対象の文書ファイルのハッシュ値とブロックチェーンネットワークのブロックに記憶されている文書ファイルのハッシュ値のイメージの一例を示す説明図である。図6に示す例では、ブロックチェーンネットワーク300に記憶されているブロックから3つのバージョンのデータであるハッシュ値、ファイルサイズ、バージョン情報を取得し、そのうちのファイルサイズが一致するデータがあるか否かを判断する。図6に示す場合は、一致するデータはない。

0043

文書ファイルのファイルサイズと一致するデータがあると判断した場合(ステップS502:Yes)、バージョン判断部107は、ハッシュ値が一致するか否かを判断する(ステップS503)。ハッシュ値が一致すると判断した場合(ステップS503:Yes)、バージョン判断部107は、検証対象の文書ファイルのバージョン情報と未登録の更新がされていない旨を判断する(ステップS504)。検証対象の文書ファイルのバージョン情報は、ファイルサイズが一致し、かつ、ハッシュ値が一致するデータのバーション情報であると判断でき、またブロックチェーンネットワーク300に記憶したデータのファイルサイズが一致することから、バージョン情報に対応する文書ファイルにさらに追加したデータがない、すなわちブロックチェーンネットワーク300に登録されていない更新内容の追記はないと判断することができる。ハッシュ値が一致しないと判断した場合(ステップS503:No)、ステップS505に進む。

0044

文書ファイルのファイルサイズと一致するデータがないと判断した場合(ステップS502:No)、すなわちブロックチェーンネットワーク300に登録されていない更新内容の追記があると判断した場合、バージョン判断部107は、文書ファイルのファイルサイズより次に小さいファイルサイズのデータを選択する(ステップS505)。図6に示す例では、バージョン情報が“バージョン2”のデータが選択される。

0045

ハッシュ値算出部103は、文書ファイルの先頭からファイルサイズまでのデータのハッシュ値を算出する(ステップS506)。図6に示す例では、検証対象の文書ファイルの先頭から “バージョン2”のファイルサイズである“サイズ2”まで、すなわち元文書+更新1までのデータのハッシュ値を算出する。バージョン判断部107は、選択されたデータのハッシュ値と、算出したハッシュ値が一致するか否かを判断する(ステップS507)。ハッシュ値が一致すると判断した場合(ステップS507:Yes)、バージョン判断部107は、検証対象の文書ファイルのバージョン情報と未登録の更新がされている旨を判断する(ステップS508)。検証対象の文書ファイルのバージョン情報は、ハッシュ値が一致するデータのバーション情報であると判断でき、またブロックチェーンネットワーク300に記憶したデータのファイルサイズが一致しないことから、ブロックチェーンネットワーク300に登録されていない更新内容の追記はあると判断することができる。

0046

ハッシュ値が一致しないと判断した場合(ステップS507:No)、バージョン判断部107は、ブロックチェーンネットワーク300から取得した文書ファイルIDに対応するデータがあるか否かを判断する(ステップS509)。データがあると判断した場合(ステップS509:Yes)、ステップS505に戻り、次の処理を実行する。データがないと判断した場合(ステップS509:No)、処理を終了する。

0047

このように、ユーザが入手した文書ファイルを管理サーバ100に送信することによって、検証対象の文書ファイルのバージョン情報と、検証対象の文書ファイルに未登録の更新がされているのか否かを確認することができる。また文書ファイルの文書ファイルのバージョンに関する情報をブロックチェーンネットワーク300のブロックに記憶するため、電子署名システム等を利用することなくバージョンを管理することができる。

0048

ブロックチェーンネットワーク300に記憶した日時である登録日時を加えることにより、各バージョンの文書ファイルが存在した日時を証明することもできる。

0049

上述した実施例にかかる管理サーバ100、情報端末装置200のハードウェア構成は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置通信制御装置等を備えた通常のコンピュータであり、ROMやRAM、HDD等に記憶されたプログラムをCPUが読み出し動作させることによって、上述した構成や機能を実現する。

0050

管理サーバ100、情報端末装置200で動作するプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納しておき、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供したり、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、DVD、USBメモリSDカード等のコンピュータで読取り可能な記録媒体に記録し提供してもよい。また、上述した機能や処理を実現するプログラムは、API(Application Programming Interface)やSaaS(Software as a Service)、クラウドコンピューティングという利用形態で提供してもよい。

0051

なお、本発明は、上述した実施例そのままに限定されるものではなく、必ずしも物理的に図示のように構成されている必要はない。また、本発明は、実施例で説明した構成要素の全部または一部を、各種の負荷使用状況などに応じ、任意の単位で機能的または物理的に分割、統合、入替、変形または削除して構成することができる。

0052

10…文書ファイル管理システム、100…管理サーバ、101…送受信部、102…ID取得部、103…ハッシュ値算出部、104…ブロックチェーン登録部、105…ハッシュ値取得部、106…改ざん判断部、107…バージョン判断部、200…情報端末装置、300…ブロックチェーンネットワーク、N…ネットワーク

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