図面 (/)

技術 緊急対処方法、安否確認システム、管理装置、住宅、及び管理装置の制御方法

出願人 積水ハウス株式会社
発明者 中林幹貴
出願日 2019年6月10日 (1年6ヶ月経過) 出願番号 2019-108236
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-155083
状態 未査定
技術分野 診断用測定記録装置
主要キーワード 非日常的 住宅メーカ 独居者 解錠命令 救急隊員 センシングデータ 赤色灯 一戸建て住宅
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

居住者の異常を的確に判定し、異常が生じた場合に、より安全に、より確実に、かつ速やかに対応する。

解決手段

住居(10)に設置され、居住者(15)少なくとも心拍数および呼吸数を非接触で検知する第1センサ(111a)と、心拍数および呼吸数における平常との有意差を検知する異常判定部(201)と、オペレータ(25)と居住者(15)との間で安否確認通信を行う通信部(210)と、オペレータ(25)の出動要請による住居(10)に対する救急隊員(35)の到着をオペレータ(25)に対して提示する到着情報提示部(206)と、住居(10)の錠をオペレータ(25)の指示により緊急解錠する遠隔解錠部(203)と、を備える。

概要

背景

自宅発症する急性疾患事故は、未だ数多く発生している。また、近年は、高齢化社会になり、さらに独居者も増えていることから、自宅での事故や急性疾患への対応はますます重要となってきている。

そこで、例えば特許文献1には、居住者が生活する住空間にセンサを設置し、予め設定されている異常状態をセンサが検知した際に、居住者の安否確認を促す通知発信する建物が記載されている。

また、特許文献2には、生体動きを検出するセンサ、および生体が居住している生活環境の状態を検出するセンサの検出結果に基づいて生体の活動状況解析する事により、異常状態を判定する生体監視ステムが記載されている。

また、特許文献3には、電子錠施錠及び解錠を制御する電子錠制御システムであって、予め設定されている連絡先への通信連動して電子錠に解錠命令を送信する電子錠制御システムが記載されている。

概要

居住者の異常を的確に判定し、異常が生じた場合に、より安全に、より確実に、かつ速やかに対応する。住居(10)に設置され、居住者(15)少なくとも心拍数および呼吸数を非接触で検知する第1センサ(111a)と、心拍数および呼吸数における平常との有意差を検知する異常判定部(201)と、オペレータ(25)と居住者(15)との間で安否確認の通信を行う通信部(210)と、オペレータ(25)の出動要請による住居(10)に対する救急隊員(35)の到着をオペレータ(25)に対して提示する到着情報提示部(206)と、住居(10)の錠をオペレータ(25)の指示により緊急解錠する遠隔解錠部(203)と、を備える。

目的

本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、居住者の異常を的確に判定し、異常が生じた場合に、より安全に、より確実に、かつ速やかに対応できる安否確認システム等を実現することにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

住宅における居住者生体情報を検知するセンサセンシングデータ管理装置により取得する取得ステップと、前記センシングデータにおける平常又は閾値との有意差を前記管理装置により検知する検知ステップと、前記有意差が検知された場合、必要に応じて救急隊員の前記住宅への出動要請する救急要請ステップと、要請された前記救急隊員の前記住宅への到着を前記管理装置を用いて確認する到着確認ステップと、前記住宅の入口に設置された錠を緊急解錠するための信号を前記管理装置が発信する解錠ステップと、を含むことを特徴とする、居住者の生体異常に対する緊急対処方法

請求項2

住宅における居住者の生体情報を検知するセンサのセンシングデータにおける平常又は閾値との有意差を示す情報を管理装置が取得する有意差取得ステップと、前記有意差が検知された場合、必要に応じて救急隊員の前記住宅への出動を要請する救急要請ステップと、要請された前記救急隊員の前記住宅への到着を前記管理装置を用いて確認する到着確認ステップと、前記住宅の入口に設置された錠を緊急解錠するための信号を前記管理装置が発信する解錠ステップと、を含むことを特徴とする、居住者の生体異常に対する緊急対処方法。

請求項3

前記救急要請ステップにおいて、前記出動要請前に前記居住者の安否確認を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の居住者の生体異常に対する緊急対処方法。

請求項4

前記安否確認に際し、前記有意差を取得し、前記管理装置を用いて提示することを特徴とする請求項3に記載の居住者の生体異常に対する緊急対処方法。

請求項5

住宅に設置され、前記住宅における居住者の生体情報を検知する第1センサと、少なくとも、前記生体情報の閾値、又は、前記第1センサで検知された前記居住者の平常時のセンシングデータを記憶する記憶部と、前記第1センサのセンシングデータと、前記記憶部に記憶された前記閾値又は前記センシングデータとを比較し、異常を検知する検知部と、前記住宅から遠隔施設と前記住宅との間で通信を行う通信部と、前記検知部において前記異常が検知されたときに、前記施設内に設置され、当該施設内の受付管理部に対して異常発生報知する報知部を発報させる発報部と、前記受付管理部の出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を前記受付管理部に対して提示する到着情報提示手段と、前記住宅の入口に設置された錠を前記受付管理部の解錠要請により緊急解錠する解錠手段と、を備えていることを特徴とする安否確認システム

請求項6

前記通信部を介して、前記受付管理部と前記居住者との間で安否確認の通信を行う安否確認部と、を備えていることを特徴とする請求項5に記載の安否確認システム。

請求項7

前記施設内に設置され、前記通信部を介して前記異常の有無を取得し、前記受付管理部に対して提示する生体情報提示部と、を備えていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の安否確認システム。

請求項8

遠隔の住宅と電気通信回線を介して通信可能な管理装置であって、前記住宅に設置され、当該住宅における居住者の生体情報を検知する第1センサからセンシングデータを取得する取得部と、前記第1センサのセンシングデータと、前記居住者の前記生体情報における平常又は閾値と、に基づいて、異常を検知する検知部と、前記検知部が前記異常を検知したとき、異常発生を報知する報知部を発報させる発報部と、前記管理装置の受付管理部の出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を提示する到着情報提示部と、前記住宅の入口に設置された錠を前記受付管理部の解錠要請により緊急解錠する解錠部と、を備えていることを特徴とする管理装置。

請求項9

前記居住者との間で安否確認の通信を行う安否確認部と、を備えていることを特徴とする請求項8に記載の管理装置。

請求項10

前記異常の有無を取得し、前記受付管理部に対して提示する生体情報提示部と、を備えていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の管理装置。

請求項11

前記取得部は、前記住宅に設置され、当該住宅内で居住者が倒れたことを検知するとともに、倒れた人のその後の動きの有無を検知する第2センサからセンシングデータを取得し、前記検知部は、当該倒れた人の前記生体情報における異常の有無を検知することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の管理装置。

請求項12

居住者の生体情報を検知する第1センサと、前記居住者が住宅内で倒れたことを検知するとともに、倒れた人のその後の動きの有無を検知する第2センサと、前記第2センサによるセンシングデータに基づいて、前記倒れた人のその後の動きの有無を判定し、前記第1センサのセンシングデータと、当該倒れた人の前記生体情報における平常又は閾値と、に基づいて、異常の有無を検知する検知部と、前記検知部が前記異常を検知したとき、異常発生を外部へ通知する通知部と、を備えていることを特徴とする住宅。

請求項13

遠隔の住宅と電気通信回線を介して通信可能な管理装置の制御方法であって、前記住宅に設置され、当該住宅における居住者の生体情報を検知する第1センサからセンシングデータを取得する取得ステップと、前記第1センサのセンシングデータと、前記居住者の前記生体情報における平常又は閾値と、に基づいて、異常の有無を検知する検知ステップと、前記検知ステップで前記異常を検知したとき、異常発生を報知する報知部を発報させる発報ステップと、前記管理装置の受付管理部の出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を提示する到着情報提示ステップと、前記住宅の入口に設置された錠を前記受付管理部の解錠要請により緊急解錠する解錠ステップと、を含むことを特徴とする管理装置の制御方法。

請求項14

前記居住者との間で安否確認の通信を行う安否確認ステップと、を含むことを特徴とする請求項13に記載の管理装置の制御方法。

請求項15

前記異常の有無を取得し、前記受付管理部に対して提示する生体情報提示ステップと、を含むことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の管理装置の制御方法。

技術分野

0001

本発明は、居住者の異常を判定し、救急要請可能な安否確認システム等に関する。

背景技術

0002

自宅発症する急性疾患事故は、未だ数多く発生している。また、近年は、高齢化社会になり、さらに独居者も増えていることから、自宅での事故や急性疾患への対応はますます重要となってきている。

0003

そこで、例えば特許文献1には、居住者が生活する住空間にセンサを設置し、予め設定されている異常状態をセンサが検知した際に、居住者の安否確認を促す通知発信する建物が記載されている。

0004

また、特許文献2には、生体動きを検出するセンサ、および生体が居住している生活環境の状態を検出するセンサの検出結果に基づいて生体の活動状況解析する事により、異常状態を判定する生体監視ステムが記載されている。

0005

また、特許文献3には、電子錠施錠及び解錠を制御する電子錠制御システムであって、予め設定されている連絡先への通信連動して電子錠に解錠命令を送信する電子錠制御システムが記載されている。

先行技術

0006

特開2015—26146号公報(2015年2月5日公開
特開2017—153850号公報(2017年9月7日公開)
国際公開第01/004441号(2001年1月18日公開)

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上述のような従来技術はどれも十分とは言いきれない。居住者の異常を的確に判定し、異常が生じた場合に、より安全に、より確実に、かつ速やかに対応するためには、さらなる対応の余地がある。

0008

本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、居住者の異常を的確に判定し、異常が生じた場合に、より安全に、より確実に、かつ速やかに対応できる安否確認システム等を実現することにある。

課題を解決するための手段

0009

上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る居住者の生体異常に対する緊急対処方法は、住宅における居住者の生体情報を検知するセンサのセンシングデータ管理装置により取得する取得ステップと、前記センシングデータにおける平常又は閾値との有意差を前記管理装置により検知する検知ステップと、前記有意差が検知された場合、必要に応じて救急隊員の前記住宅への出動要請する救急要請ステップと、要請された前記救急隊員の前記住宅への到着を前記管理装置を用いて確認する到着確認ステップと、前記住宅の入口に設置された錠を緊急解錠するための信号を前記管理装置が発信する解錠ステップと、を含む方法である。

0010

上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る安否確認システムは、住宅に設置され、前記住宅における居住者の生体情報を検知する第1センサと、少なくとも、前記生体情報の閾値、又は、前記第1センサで検知された前記居住者の平常時のセンシングデータを記憶する記憶部と、前記第1センサのセンシングデータと、前記記憶部に記憶された前記閾値又は前記センシングデータとを比較し、異常を検知する検知部と、前記住宅から遠隔施設と前記住宅との間で通信を行う通信部と、前記検知部において前記異常が検知されたときに、前記施設内に設置され、当該施設内の受付管理部に対して異常発生報知する報知部を発報させる発報部と、前記受付管理部の出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を前記受付管理部に対して提示する到着情報提示手段と、前記住宅の入口に設置された錠を前記受付管理部の解錠要請により緊急解錠する解錠手段と、を備えている構成である。

0011

上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る管理装置は、遠隔の住宅と電気通信回線を介して通信可能な管理装置であって、前記住宅に設置され、当該住宅における居住者の生体情報を検知する第1センサからセンシングデータを取得する取得部と、前記第1センサのセンシングデータと、前記居住者の前記生体情報における平常又は閾値と、に基づいて、異常を検知する検知部と、前記検知部が前記異常を検知したとき、異常発生を報知する報知部を発報させる発報部と、前記管理装置の受付管理部の出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を提示する到着情報提示部と、前記住宅の入口に設置された錠を前記受付管理部の解錠要請により緊急解錠する解錠部と、を備えている構成である。

0012

上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る住宅は、居住者の生体情報を検知する第1センサと、前記居住者が住宅内で倒れたことを検知するとともに、倒れた人のその後の動きの有無を検知する第2センサと、前記第2センサによるセンシングデータに基づいて、前記倒れた人のその後の動きの有無を判定し、前記第1センサのセンシングデータと、当該倒れた人の前記生体情報における平常又は閾値と、に基づいて、異常の有無を検知する検知部と、前記検知部が前記異常を検知したとき、異常発生を外部へ通知する通知部と、を備えている構成である。

0013

上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る管理装置の制御方法は、遠隔の住宅と電気通信回線を介して通信可能な管理装置の制御方法であって、前記住宅に設置され、当該住宅における居住者の生体情報を検知する第1センサからセンシングデータを取得する取得ステップと、前記第1センサのセンシングデータと、前記居住者の前記生体情報における平常又は閾値と、に基づいて、異常の有無を検知する検知ステップと、前記検知ステップで前記異常を検知したとき、異常発生を報知する報知部を発報させる発報ステップと、前記管理装置の受付管理部の出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を提示する到着情報提示ステップと、前記住宅の入口に設置された錠を前記受付管理部の解錠要請により緊急解錠する解錠ステップと、を含む方法である。

0014

本発明の各態様に係る安否確認システムは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記安否確認システムが備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記安否確認システムをコンピュータにて実現させる安否確認システムの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。

発明の効果

0015

本発明の一態様によれば、居住者の異常を的確に判定し、異常が生じた場合に、より安全に、より確実に、かつ速やかに対応できるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施形態に係る安否確認システムの全体概要を示す図である。
上記安否確認システムに含まれる住居および管理装置の機能ブロック図である。
上記安否確認システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の他の実施形態において、救急隊員に示す誘導情報の例を示す図である。

実施例

0017

〔実施形態1〕
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について、詳細に説明する。なお、以下に記載する実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定を付しているが、本発明の範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。

0018

〔全体概要〕
まず、図1を参照して本実施形態に係る安否確認システム1の全体概要について説明する。図1は、安否確認システム1の全体概要を示す図である。図1に示すように、安否確認システム1には、居住者15が居住する住居(住宅)10、および管理会社の管理装置20が含まれる。住居10には、1または複数のセンサ111が設置されており、センサ111のセンシングデータを有線または無線で管理会社の管理装置20に送信可能である。すなわち、住居10と管理装置20とは、電気通信回線(例えば、インターネット専用回線電話回線等)を介して互いに通信可能である。なお、センサ111には、居住者15の生体情報(心拍数呼吸数)を検出する第1センサ111a、および居住者15の行動を検出する第2センサ111bが含まれる。以降、これらを区別する必要が無い場合は単にセンサ111と呼ぶ。

0019

管理装置20は、住居10から離れた場所、例えば、管理会社(サービス提供業者住宅メーカ等)の所在地等に設置されている。また、住居10は、一戸建て住宅であってもよいし、集合住宅の一戸であってもよい。

0020

本実施形態に係る安否確認システム1では、住居10に設置された各種センサ111により、居住者15の状態をセンシングし、センシングデータを管理装置20に送信する。管理装置20では、受信したセンシングデータを分析し、居住者15に異常がないか否か、より詳細には、居住者が倒れたりしていないか、倒れた場合、そのまま倒伏状態となっていないかを判定する。そして、倒伏状態のまま、心拍数、呼吸数等が平常と異なる状態である(有意差がある)ことを検知した場合、異常有りと判定する。そして、異常有りと判定した場合、管理装置20は、その旨をオペレータ25に通知する。オペレータ25は、住居10に対し居住者15の安否確認を行い、居住者15の無事が確認できない場合、消防30に対し救急要請を行う。そして、救急隊員35が住居10に到着すると、オペレータ25は、住居10に備え付けられたカメラ130にて到着したのが救急隊員35であることを確認し、住居10の玄関扉遠隔操作にて解錠する。

0021

このように、本実施形態に係る安否確認システム1では、居住者15が住居10で倒れ、平常と異なる状態となった場合等に、オペレータ25が安否を確認し、無事が確認できなかった場合に、救急要請を行い、住居10に到着したのが救急隊員35であることを確認して、住居10の入口に設置された錠の解錠を行う。これにより、安全で確実に、かつ速やかに居住者15の異常に対して対応することができる。

0022

なお、本実施形態では、居住者15が倒伏状態となっていないか、倒伏状態となっている場合に心拍数および呼吸数に異常がないかを判定しているが、倒伏状態を判定すること無く、心拍数および呼吸数における平常との有意差から居住者15の異常を判定するものであってもよい。

0023

〔住居10および管理装置20の詳細〕
次に、図2を参照して、住居10および管理装置20の詳細について説明する。図2は、住居10および管理装置20の機能ブロック図である。

0024

図2に示すように、住居10には、制御部100、送受信部110、安否確認装置120、カメラ(撮像部)130、解錠部140、およびセンサ111が含まれる。

0025

センサ111は、住居10の各部屋に1または複数設置されている、非ウェアラブルのセンサである。センサ111は、居住者15の生体情報等を非接触で検出可能な第1センサ111a、および、居住者15の行動を非接触で検出可能な第2センサ111bを含む。

0026

第1センサ111aとして、電波センサを住居10の各部屋に1または複数設置することにより、居住者15の呼吸数、心拍数等をセンシングすることができる。電波センサを用いて生体の生体情報(呼吸数、心拍数)をセンシングすることは公知の技術を用いて可能なため、その詳細な説明は省略するが、検出対象電波照射してその反射波を検出し、検出した信号解析することにより生体情報を検出することができる(例えば、特開2017-153850、特開2009-060989、特開2000-83927参照)。

0027

第2センサ111bには、居住者15の行動を検出する人感センサ、住居10の状態を検出得る環境センサが含まれる。人感センサの例としては、圧力センサ赤外線センサ画像センサ開閉センサ、等が挙げられ、環境センサの例としては、音センサ温度センサ照度センサ等が挙げられる。

0028

圧力センサを、例えば住居10の床面に設置することにより、居住者15の体重などによる圧力を検知することができる。これにより、居住者15が不適切な場所で横になっている、すなわち倒れていることを検知することもできるし、居住者15の住居10における移動も検知することができる。

0029

また、人感センサを、例えば住居10の扉に設置することにより、住居10における居住者15の通過を検知することができる。

0030

それぞれのセンサ111は、センシングの結果を示すセンシングデータを制御部100の情報管理部101に送信する。

0031

制御部100は、住居10に設置されている各装置を制御するものであり、情報管理部101および扉制御部102を含む。制御部100は、CPUにより実行される各種制御プログラムおよびデータ等を内部に格納しており、当該プログラムに従って各種の処理を実行するものである。

0032

情報管理部101は、センサ111からセンシングデータを取得し、送受信部110を介して管理装置20に送信する。

0033

扉制御部102は、住居10の玄関に設置されているカメラ130の画像を取得し、送受信部110を介して管理装置20に送信する。また、扉制御部102は、管理装置20からの指示に基づき、住居10の玄関扉を解錠するよう解錠部140を制御する。

0034

送受信部110は、住居10と管理装置20との通信を行う。

0035

安否確認装置120は、管理装置20からの指示に基づき、居住者15の安否を確認する装置である。安否確認装置120は、例えば、電話機であってもよいし、スピーカマイクとを備えた装置であってもよい。電話機であれば、オペレータ25の操作により当該電話機を鳴らすことにより居住者15の安否を確認することができる。また、スピーカとマイクを備えた装置であれば、オペレータ25からの呼びかけをスピーカから出力し、居住者15の応答をマイクで拾うことにより居住者15の安否を確認することができる。なお、安否確認装置120がスピーカとマイクから構成される場合、住居10の各部屋に設置されていることが望ましい。

0036

カメラ130は、住居10の玄関に備えられ、来訪者撮影する。カメラ130で撮影された画像は扉制御部102に送信される。例えば、救急隊員35が到着した場合、カメラ130で救急隊員35を撮影し、当該撮影画像が管理装置20に送信され、表示部(報知部、提示部)220で表示される。オペレータ25は表示部220に表示されたカメラ130の撮影画像を確認することにより、住居10に到着したのが救急隊員35であることを確認することができる。

0037

解錠部140は、扉制御部102の指示により住居10の玄関扉を解錠する。例えば、オペレータ25が解錠指示をする場合、オペレータ25は、操作受付部240を操作することにより、解錠指示を住居10に送信し、解錠指示を受信した制御部100の扉制御部102は、解錠部140に住居10の玄関扉を解錠させる。

0038

また、図2に示すように、管理装置20は、制御部200、通信部(送信部)210、表示部220、音声入出力部230、および操作受付部240を含む。

0039

制御部200は、異常判定部(倒伏判断部、検知部)201、記憶部202、遠隔解錠部203、発報部204、生体情報提示部205、および到着情報提示部206を含む。制御部200は、CPUにより実行される各種制御プログラムおよびデータ等を内部に格納しており、当該プログラムに従って各種の処理を実行するものである。

0040

異常判定部201は、住居10から送信されたセンサ111のセンシングデータを解析し、居住者15の異常の有無を判定する。より詳細には、センサ111のうち、居住者の行動をセンシングできる第2センサのセンシングデータを用いて居住者が倒れ、倒伏状態となっていないか等を判定し、倒伏状態となっている場合に、居住者の心拍数、呼吸数等をセンシングできる第1センサのセンシングデータを用いて居住者の心拍数、呼吸数等に平常との有意差が無いかを判定する。そして、有意差を検知した場合、居住者に異常が発生したと判定する。異常判定は、例えば、取得したセンシングデータを記憶部202に格納しておき(センシングデータ2021)、格納されたセンシングデータと取得したセンシングデータとに有意差が認められるか否かによって判定する。なお、センシングデータの閾値を設定し、センシングデータが閾値を超えた場合、異常と判定してもよい。この場合、閾値を記憶部202に格納しておけばよい。また、異常判定を、通常データと異常データとを学習データとした学習モデルを用いて実行してもよい。また、記憶部202には、異常判定用のデータとして、居住者15の通常時の生体情報(身長、体重といった体格に関するデータ、心拍数等のデータ)、行動情報曜日時間帯等による行動パターンの情報)等が格納されていてもよい。これらの情報を用いることにより、居住者15の異常の有無の判定基準を設定することができる。

0041

遠隔解錠部203は、オペレータ25の操作に従い、住居10を遠隔解錠する指示を住居10に送信する。遠隔解錠は、遠隔解錠部203の指示が通信部210を介して解錠部140に通知され、解錠部140が住居10の玄関扉を解錠することにより行われる。よって、遠隔解錠部203、通信部210、および解錠部140により解錠手段が構成される。

0042

なお、住居10に設置された錠の解錠は、オペレータ25の操作により遠隔で行ってもよいが、これに限られるものではない。例えば、住居10に設置された錠がパスワードにより解錠できるものであれば、遠隔解錠部203は、救急隊員35の所持する携帯端末に対しワンタイムパスワードを送信し、当該パスワードを用いて救急隊員35が解錠するものであってもよい。

0043

また、本実施形態において、オペレータ25の操作により遠隔解錠したり、救急隊員35がワンタイムパスワードを用いて解錠したりすることを緊急解錠とも表現する。緊急解錠とは、通常の解錠とは異なる解錠であることを示す。通常の解錠とは、居住者15により日常的に行われる解錠、例えば、鍵による解錠、携帯端末による解錠、パスワードによる解錠等が含まれる。一方、緊急解錠とは、このような日常的に行われる解錠ではなく、オペレータ25の操作による遠隔解錠、ワンタイムパスワード等を用いた解錠等、非日常的な解錠を示す。

0044

発報部204は、異常判定部201が居住者に異常が発生したと判定した場合、その旨を示す表示等を表示部220に表示させ、オペレータ25に知らせる。なお、発報部204は、赤色灯(図示せず)等を点灯させることにより居住者の異常をオペレータ25に通知するものであってもよいし、音声入出力部230から警告音を出力することにより居住者の異常をオペレータ25に通知するものであってもよい。

0045

生体情報提示部205は、第1センサ111aにより検知された居住者15の生体情報を通信部210を介して住居10から取得し、表示部220に表示することにより、オペレータ25に提示するものである。このように、第1センサ111a、通信部210、生体情報提示部205、および表示部220により、居住者15の生体情報をオペレータ25に提示するための生体情報提示手段が構成される。

0046

到着情報提示部206は、住居10のカメラ130で撮影した画像(静止画像動画像)を通信部210を介して住居10から取得し、表示部220に表示するものである。カメラ130は、住居10の入口に設置されており、訪問者を撮影できるので、オペレータ25は、住居10に到着したのが救急隊員35であるか否かを、当該画像(映像)を視認することにより確認することができる。このように、カメラ130、通信部210、到着情報提示部206、および表示部220により、住居10に到着したのが救急隊員35であるか否かをオペレータ25が確認するための到着情報提示手段が構成される。

0047

なお、救急隊員35の所持する携帯端末等のGPS情報等から救急隊員35の居場所を特定できる場合、到着情報提示部206は、GPS情報を用いて、救急隊員35が住居10に到着したことを判断し、その旨をオペレータ25に提示してもよい。

0048

安否確認部207は、居住者15の安否確認を行う。より詳細には、安否確認部207は、オペレータ25の指示により、通信部210を介して、居住者15の安否確認を行う。安否確認は、オペレータ25が音声入出力部230から呼びかけた音声を、通信部210を介して、住居10の安否確認装置120に通知され、安否確認装置120のスピーカから出力されることにより行われてもよい。また、居住者15からの応答は、安否確認装置120のマイクに拾われ、通信部210を介して音声入出力部230から出力される。これにより、オペレータ25は居住者15の安否確認を行うことができる。

0049

また、住居10内にカメラを備え、安否確認部207は、当該カメラにより撮影された画像を通信部210を介して取得し、表示部220に表示することにより、オペレータ25が居住者15の安否を確認できるものであってもよい。

0050

通信部210は、管理装置20と住居10との通信を行う。

0051

表示部220は、オペレータ25に対し、センシングデータの状態、異常の有無を提示するための表示装置である。また、表示部220は、異常判定部201で異常有りと判定された場合、発報部204の指示により、その旨を示す情報を表示する。

0052

音声入出力部230は、音声の入出力を行うものであり、例えば、マイクとスピーカである。オペレータ25が居住者15の安否確認を行う場合に、マイクを介して居住者15に対し呼びかけを行い、居住者15の応答をスピーカで確認することにより、居住者15の安否を確認することができる。

0053

また、音声入出力部230は、電話機の送受話部の機能を有していてもよい。すなわち、管理装置20が電話の機能も有し、オペレータ25は、音声入出力部230を介して送受話を行ってもよい。例えば、救急要請を行う場合、音声入出力部230を介して行ってもよい。

0054

操作受付部240は、管理装置20に対する操作を受け付けるものであり、例えば、キーボードマウスである。なお、例えばタッチパネルように、表示部220および操作受付部240が一体となって構成されていてもよい。

0055

居住者15の安否確認を操作受付部240に対する操作により行えるものであってもよい。例えば、表示部220に表示された安否確認ボタンをマウス等によりクリックすることにより、住居10の安否確認装置120から居住者15の安否を確認する音声が出力される構成であってもよい。

0056

以上のように、本実施形態に係る安否確認システム1は、住居10に設置され、住居10で居住者15が倒れたことを検知するとともに、倒れた居住者15のその後の動きの有無を検知する第2センサ111bと、第2センサ111bのセンシングデータに基づき、居住者15が倒伏状態にあることを判断する異常判定部201と、住居10に設置され、倒伏状態の居住者15の心拍数および呼吸数を検知する第1センサ111aと、第1センサ111aのセンシングデータと規定された数値とを比較し、倒伏状態の人の心拍数および呼吸数における平常との有意差を検知する異常判定部201と、住居10ら遠隔の施設内に設置され、当該施設内のオペレータ25に対して異常発生を報知する表示部220と、異常判定部201において有意差が検知されたときに表示部220を発報させる発報部204と、オペレータ25と住居10内の居住者15との間で安否確認の通信を行う通信部210、送受信部110と、施設内に設置され、第2センサ111bのセンシングデータを取得してオペレータ25に対して提示する表示部220と、オペレータ25の出動要請により住居10の入口に到着した救急隊員の画像を撮影するために住居10に設置されたカメラ130と、カメラ130により撮影された画像を取得してオペレータ25に対して表示する表示部220と、住居10の入口に設置された錠をオペレータ25の操作により解錠するための遠隔解錠部203と、を備えている。

0057

〔安否確認システム1における処理の流れ〕
次に、図3を参照して、安否確認システム1における処理の流れを説明する。図3は、安否確認システム1における処理の流れを示すフローチャートである。

0058

図3に示すように、安否確認システム1では、まず、住居10に設置されたセンサ111がセンシングを行い(S101、センシングステップ)、情報管理部101がセンシングデータを管理装置20に送信する。管理装置20では、センシングデータを記憶部202に格納する(記憶ステップ)。センサ111によるセンシングは、常時実行されていてもよいし、所定間隔ごとに行われてもよい。なお、居住者15の異常を速やかに検知するためには、常時実行されている方が望ましい。

0059

センシングデータを取得した管理装置20は、異常判定部201においてセンシングデータの異常の有無を判定する(S102)。例えば、異常判定部201は、第2センサ111bによるセンシングデータに基づき居住者15が倒伏状態にあるか否かを判定する。そして、居住者15が倒伏状態にあると判定した場合、第1センサ111aによるセンシングデータに基づき、居住者15の心拍数および呼吸数に平常との有意差を認めるか否かを判定する(検知ステップ)。そして、居住者15の心拍数および呼吸数に平常との有意差が認められた場合、異常判定部201は居住者15に異常が発生したと判定する。

0060

異常判定部201が異常有りと判定した場合、すなわちセンシングデータに異常が検知された場合(S102でYES)、その旨がオペレータ25に通知され(発報ステップ)、オペレータ25は、居住者15の安否確認を行う(S103、安否確認ステップ)。安否確認は、オペレータ25による居住者15への呼びかけにより行う。また、オペレータ25は、第2センサ111bによるセンシングデータに基づいて居住者15が倒伏状態のまま動かないかを確認してもよい。安否確認の結果、居住者15の無事が確認されれば(S104でYES)、ステップS101に戻る。一方、居住者15の無事が確認できなければ(S104でNO)、オペレータ25は、消防30に対し救急要請を行う(S105)。そして、消防30から救急隊員35が出動し(S106)、居住者15の住居10に到着すると(S107)、呼出ボタンが押下され、住居10に設置されたカメラ130で来訪者が撮影される。そして、撮影した画像が、管理装置20に送信される。オペレータ25は、住居10に到着したのが救急隊員35であるかを、カメラ130の撮影画像により確認する(S108、到着情報提示ステップ)。なお、カメラ130による撮影画像の管理装置20への送信は、異常判定部201により異常有りと判定されたときから行われる構成であってよい。また、異常有りの判定に伴うオペレータ25の操作により、カメラ130による撮影画像の管理装置20への送信が行われるようになってもよい。また、カメラ130による撮影画像の管理装置20への送信は、オペレータ25により遠隔操作により住居10に設置された錠の解錠が行われたときに終了するものであってもよい。

0061

救急隊員であることが確認できれば(S108でYES)、オペレータ25は管理装置20から住居10の玄関扉を解錠する指示を住居10に送信する(S109)。管理装置20から解錠指示を受領した住居10の扉制御部102は、解錠部140を制御して住居10の玄関扉を解錠する(S110、解錠ステップ)。

0062

これにより、居住者15に異常が生じた場合に、居住者15のところに速やかに救急隊員35を行かせることができる。

0063

なお、上記では、管理装置20に異常判定部201を備えた構成について説明したが、この異常判定部201の処理を住居10内で行うものであってもよい。すなわち、住居10の制御部100に異常判定部およびセンシングデータを格納する記憶部を備え、この異常判定部が異常判定部201と同様の機能を果たしてもよい。

0064

また、上記では、オペレータ25が居住者15の安否確認、および救急要請を行う構成として説明したが、オペレータ25ではなく、人工知能AI:Artificial Intelligence)が居住者15の安否確認、および救急要請を行う構成であってもよい。

0065

〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。

0066

本実施形態では、救急隊員35が携帯端末(端末)400を所持し、携帯端末400に居住者15の住居10における居場所までの誘導情報を提示させる。救急隊員35が居住者15の住居10まで到着したとしても、住居10のどこに居住者15が居るのかは探さないと分からない。仮に一刻を争う状況の場合、この捜索時間は命取りになりかねない。そこで、本実施形態では、救急隊員35が所持する携帯端末400に対し、住居10における居住者15の居場所を示す誘導情報を提示させている。これにより、救急隊員35を速やかに居住者15の居場所まで誘導することができ、無駄な捜索時間を減少させることができる。

0067

図4に誘導情報の例を示す。図4に示す例では、携帯端末400に、住居10の間取り図が示されるとともに、玄関410から居住者15の居場所420までが矢印で示されている。これにより、救急隊員35は一目で、居住者15の居場所を認識することができる。

0068

なお、この誘導情報は、管理装置20に、予め、住居10の間取り図を格納しておけば、センシングデータから居住者15の居場所を判断することにより生成することができ、この誘導情報を管理装置20から携帯端末400に送信することにより、携帯端末400に提示させることができる。

0069

より詳細には、管理装置20の記憶部202には住居10の間取り図、および第2センサ111bそれぞれの設置位置(部屋)を示す図面データが格納されており、管理装置20は、第2センサ111bのセンシングデータから居住者15が倒れた部屋に対応する第2センサ111bの位置と間取り図とから誘導情報を生成する誘導情報生成部を備え、通信部210を介して、救急隊員35の所持する携帯端末400に送信する。

0070

以上のように本実施形態における安否確認システム1は、第2センサ111bは住居10内の複数の部屋にそれぞれ設置されており、住居10の間取りおよび第2センサ111bの配置を示す図面データを記憶する記憶部と、第2センサ111bのセンシングデータと図面データとに基づき、救急隊員35の所持する携帯端末400に対して、倒伏状態の居住者15の位置する部屋への誘導情報を送信する通信部210と、を備えている。また、誘導情報は、住居10の間取り図に、住居10の入口から倒伏状態の居住者15の位置までの経路を表示したものであってもよい。

0071

〔まとめ〕
本発明の態様1に係る、居住者の生体異常に対する緊急対処方法は、住宅における居住者の生体情報を検知するセンサのセンシングデータを管理装置により取得する取得ステップと、前記センシングデータにおける平常又は閾値との有意差を前記管理装置により検知する検知ステップと、前記有意差が検知された場合、必要に応じて救急隊員の前記住宅への出動を要請する救急要請ステップと、要請された前記救急隊員の前記住宅への到着を前記管理装置を用いて確認する到着確認ステップと、前記住宅の入口に設置された錠を緊急解錠するための信号を前記管理装置が発信する解錠ステップと、を含む方法である。

0072

本発明の態様2に係る、居住者の生体異常に対する緊急対処方法は、住宅における居住者の生体情報を検知するセンサのセンシングデータにおける平常又は閾値との有意差を示す情報を管理装置が取得する有意差取得ステップと、前記有意差が検知された場合、必要に応じて救急隊員の前記住宅への出動を要請する救急要請ステップと、要請された前記救急隊員の前記住宅への到着を前記管理装置を用いて確認する到着確認ステップと、前記住宅の入口に設置された錠を緊急解錠するための信号を前記管理装置が発信する解錠ステップと、を含む方法である。

0073

本発明の態様3に係る居住者の生体異常に対する緊急対処方法は、上記の態様1又は態様2において、前記救急要請ステップにおいて、前記出動要請前に前記居住者の安否確認を行う方法としてもよい。

0074

本発明の態様4に係る居住者の生体異常に対する緊急対処方法は、上記の態様3において、前記安否確認に際し、前記有意差を取得し、前記管理装置を用いて提示する方法としてもよい。

0075

本発明の態様5に係る安否確認システムは、住宅に設置され、前記住宅における居住者の生体情報を検知する第1センサと、少なくとも、前記生体情報の閾値、又は、前記第1センサで検知された前記居住者の平常時のセンシングデータを記憶する記憶部と、前記第1センサのセンシングデータと、前記記憶部に記憶された前記閾値又は前記センシングデータとを比較し、異常を検知する検知部と、前記住宅から遠隔の施設と前記住宅との間で通信を行う通信部と、前記検知部において前記異常が検知されたときに、前記施設内に設置され、当該施設内の受付管理部に対して異常発生を報知する報知部を発報させる発報部と、前記受付管理部の出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を前記受付管理部に対して提示する到着情報提示手段と、前記住宅の入口に設置された錠を前記受付管理部の解錠要請により緊急解錠する解錠手段と、を備えている構成である。

0076

本発明の態様6に係る安否確認システムは、上記の態様5において、前記通信部を介して、前記受付管理部と前記居住者との間で安否確認の通信を行う安否確認部と、を備えている構成としてもよい。

0077

本発明の態様7に係る安否確認システムは、上記の態様5又は態様6において、前記施設内に設置され、前記通信部を介して前記異常の有無を取得し、前記受付管理部に対して提示する生体情報提示部と、を備えている構成としてもよい。

0078

本発明の態様8に係る管理装置は、遠隔の住宅と電気通信回線を介して通信可能な管理装置であって、前記住宅に設置され、当該住宅における居住者の生体情報を検知する第1センサからセンシングデータを取得する取得部と、前記第1センサのセンシングデータと、前記居住者の前記生体情報における平常又は閾値と、に基づいて、異常を検知する検知部と、前記検知部が前記異常を検知したとき、異常発生を報知する報知部を発報させる発報部と、前記管理装置の受付管理部の出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を提示する到着情報提示部と、前記住宅の入口に設置された錠を前記受付管理部の解錠要請により緊急解錠する解錠部と、を備えている構成である。

0079

本発明の態様9に係る管理装置は、上記の態様8において、前記居住者との間で安否確認の通信を行う安否確認部と、を備えている構成としてもよい。

0080

本発明の態様10に係る管理装置は、上記の態様8又は態様9において、前記異常の有無を取得し、前記受付管理部に対して提示する生体情報提示部と、を備えている構成としてもよい。

0081

本発明の態様11に係る管理装置は、上記の態様8から態様10のいずれかにおいて、前記取得部は、前記住宅に設置され、当該住宅内で居住者が倒れたことを検知するとともに、倒れた人のその後の動きの有無を検知する第2センサからセンシングデータを取得し、前記検知部は、当該倒れた人の前記生体情報における異常の有無を検知する構成としてもよい。

0082

本発明の態様12に係る住宅は、居住者の生体情報を検知する第1センサと、前記居住者が住宅内で倒れたことを検知するとともに、倒れた人のその後の動きの有無を検知する第2センサと、前記第2センサによるセンシングデータに基づいて、前記倒れた人のその後の動きの有無を判定し、前記第1センサのセンシングデータと、当該倒れた人の前記生体情報における平常又は閾値と、に基づいて、異常の有無を検知する検知部と、前記検知部が前記異常を検知したとき、異常発生を外部へ通知する通知部と、を備えている構成である。

0083

本発明の態様13に係る管理装置の制御方法は、遠隔の住宅と電気通信回線を介して通信可能な管理装置の制御方法であって、前記住宅に設置され、当該住宅における居住者の生体情報を検知する第1センサからセンシングデータを取得する取得ステップと、前記第1センサのセンシングデータと、前記居住者の前記生体情報における平常又は閾値と、に基づいて、異常の有無を検知する検知ステップと、前記検知ステップで前記異常を検知したとき、異常発生を報知する報知部を発報させる発報ステップと、前記管理装置の受付管理部の出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を提示する到着情報提示ステップと、前記住宅の入口に設置された錠を前記受付管理部の解錠要請により緊急解錠する解錠ステップと、を含む方法である。

0084

本発明の態様14に係る管理装置の制御方法は、上記の態様13において、前記居住者との間で安否確認の通信を行う安否確認ステップと、を含む方法としてもよい。

0085

本発明の態様15に係る管理装置の制御方法は、上記の態様13又は態様14において、前記異常の有無を取得し、前記受付管理部に対して提示する生体情報提示ステップと、を含む方法としてもよい。

0086

〔その他の構成〕
本発明は以下のようにも記載することができる。

0087

本発明の一態様に係る安否確認システムは、住宅に設置され、前記住宅における居住者の少なくとも心拍数および呼吸数を非接触で検知する第1センサと、前記第1センサのセンシングデータを記憶する記憶部と、前記第1センサのセンシングデータと前記記憶部に記憶された前記センシングデータとを比較し、前記居住者の少なくとも心拍数および呼吸数における平常との有意差を検知する検知部と、前記住宅から遠隔の施設と前記住宅との間で通信を行う通信部と、前記施設内に設置され、前記通信部を介して当該施設内のオペレータに対して異常発生を報知する報知部と、前記検知部において前記有意差が検知されたときに、前記通信部を介して前記報知部を発報させる発報部と、前記通信部を介して、前記オペレータと前記居住者との間で安否確認の通信を行う安否確認部と、前記施設内に設置され、前記通信部を介して少なくとも前記有意差を取得し、前記オペレータに対して提示する生体情報提示部と、前記オペレータの出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を前記オペレータに対して提示する到着情報提示手段と、前記住宅の入口に設置された錠を前記オペレータの解錠要請により緊急解錠する解錠手段と、を備えている。

0088

上記の構成によれば、居住者が生活する住宅に設置されたセンサにより、居住者の状態がセンシングされる。そして、センシングデータから居住者の異常の有無が判定され、異常有りと判定された場合、オペレータによる居住者の安否確認が行われ、居住者の無事が確認できなければ救急要請される。そして、救急隊員が居住者の住宅に到着すると、オペレータによる確認後、住宅の入口に設置された錠が解錠される。これにより、住居における居住者の異常を速やかに発見できるとともに、オペレータによる安否確認を行うことで、無駄な救急要請を防止することができる。さらに、居住者の住宅に到着したのが救急隊員であるか否かをオペレータが確認することにより、救急隊員でないにもかかわらず、住宅の入口に設置された錠を解錠してしまうということを防止することができる。このように、上記の構成によれば、居住者の異常を的確に判定し、異常が生じた場合に、より安全に、より確実に、かつ速やかに対応できる。

0089

本発明の一態様に係る安否確認システムでは、前記到着情報提示手段は、到着した前記救急隊員を撮像する撮像部、前記通信部を介して前記撮像部により撮像された映像または画像を取得する到着情報提示部、および、前記到着情報提示部が取得した前記映像または画像を前記オペレータに対して表示する表示部を含むものであってもよい。

0090

上記の構成によれば、オペレータは映像または画像を確認することにより、住宅に到着したのが救急隊員であるか否か容易かつ明確に認識することができる。

0091

本発明の一態様に係る安否確認システムでは、前記解錠手段は、前記錠を前記オペレータの操作により、前記通信部を介して解錠するための遠隔解錠部を含むものであってもよい。

0092

上記の構成によれば、オペレータの操作により住宅の錠を遠隔解錠することができる。

0093

本発明の一態様に係る安否確認システムでは、前記住宅に設置され、前記住宅内で居住者が倒れたことを検知するとともに、倒れた人のその後の動きの有無を非接触で検知する第2センサと、前記第2センサのセンシングデータに基づき、人が倒伏状態にあることを判断する倒伏判断部と、を備えているものであってもよい。

0094

上記の構成によれば、居住者が倒れたか否か、および倒伏状態にあるか否かを判定することができる。これにより、居住者の異常の有無をより明確に判定することができる。

0095

本発明の一態様に係る安否確認システムでは、前記第1センサは前記住宅内の複数の部屋にそれぞれ設置されており、前記住宅の間取りおよび前記第1センサの配置を示す図面データを記憶する図面データ記憶部と、前記第1センサの前記センシングデータと前記図面データとに基づき、前記救急隊員の所持する携帯端末に対して、前記有意差が検知された前記居住者の位置する部屋への誘導情報を送信する送信部と、を備えているものであってもよい。

0096

上記の構成によれば、救急隊員を速やかに居住者の居場所まで案内することができる。救急隊員が居住者の住宅に到着しているにもかかわらず、住宅内のどこに居住者が居るのかが分からず、捜索に時間がかかってしまうのは無駄である。特に、居住者が一刻を争うような状況の場合、救急隊員が居住者の住宅に到着してから、実際に居住者が居るところにまで到達するまでの時間が長くなると、居住者の一命にもかかわりかねない。上記の構成によれば、このような状況を減らすことができる。

0097

本発明の一態様に係る安否確認システムでは、前記誘導情報は、前記住宅の間取り図に、前記住宅の入口から前記有意差が検知された前記居住者の位置までの経路を表示したものであってもよい。

0098

上記の構成によれば、救急隊員に対し、有意差が検知された居住者の位置までの経路を容易に認識させることができる。

0099

本発明の一態様に係る安否確認方法は、住宅に設置され、前記住宅における居住者の少なくとも心拍数および呼吸数を非接触で検知する第1センサによるセンシングステップと、前記第1センサのセンシングデータを記憶部に記憶させる記憶ステップと、前記第1センサのセンシングデータと、前記記憶ステップにて記憶された前記センシングデータとを比較し、前記居住者の少なくとも心拍数および呼吸数における平常との有意差を検知する検知ステップと、前記検知ステップにおいて前記有意差が検知されたときに、住宅から遠隔の施設内に設置され、当該施設内のオペレータに対して異常発生を報知する報知部を発報させる発報ステップと、前記オペレータと前記住宅内の人との間で通信を行う通信部を介して安否確認を行う安否確認ステップと、前記通信部を介して少なくとも前記有意差を取得し、前記オペレータに対して提示する生体情報提示ステップと、前記オペレータの出動要請による前記住宅に対する救急隊員の到着を前記オペレータに対して提示する到着情報提示ステップと、前記住宅の入口に設置された錠を前記オペレータの解錠要請により緊急解錠する解錠ステップと、を含むことを特徴としている。

0100

ソフトウェアによる実現例〕
安否確認システム1に含まれる制御ブロック(特に制御部100の情報管理部101および扉制御部102、制御部200に含まれる異常判定部201)は、集積回路ICチップ)等に形成された論理回路ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。

0101

後者の場合、安否確認システム1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープディスクカード半導体メモリプログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体通信ネットワーク放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。

0102

本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。

0103

1安否確認システム
10住居(住宅)
15居住者
20管理装置
25オペレータ
30消防
35救急隊員
100、200 制御部
101情報管理部
102 扉制御部
110送受信部
111センサ(111a 第1センサ、111b 第2センサ)
120安否確認装置
130カメラ(撮像部)
140解錠部
201 異常判定部(倒伏判断部、検知部)
202 記憶部
203遠隔解錠部
204発報部
205生体情報提示部
206到着情報提示部
207安否確認部
210通信部(送信部)
220 表示部(報知部)
230音声入出力部
240操作受付部
400 携帯端末

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ