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技術 経路案内装置、表示装置、携帯端末、経路決定装置、経路案内方法、および経路決定方法

出願人 シャープ株式会社
発明者 東真哉
出願日 2019年3月22日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-054946
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-155003
状態 未査定
技術分野 航行(Navigation) 教示用装置 移動無線通信システム 交通制御システム
主要キーワード 円柱状構造物 移動方向特定 湾曲形 ディスプレイドライバー 注意喚起表示 略平板形状 経路決定装置 表示形態情報
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (18)

課題

携帯端末ユーザーに対して経路に関する情報の表示を適切なタイミングで行って、ユーザーを目的地まで案内できる経路案内装置を提供する。

解決手段

経路案内装置1は、取得部111と、選択部113と、表示制御部115とを備える。取得部111は、携帯端末MBの位置から目的地までの経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPごとに、表示装置DPに対する携帯端末MBの位置を示す相対位置情報ML2を取得する。選択部113は、1以上の相対位置情報ML2に基づいて、複数の表示装置DPのうちから、少なくとも1つの表示装置DPを選択する。表示制御部115は、選択された表示装置DPが、経路に関する情報Rを表示するように、選択された表示装置DPを制御する。

概要

背景

特許文献1に記載された案内表示装置は、携帯端末が操作されないときには、歩行者に対して、案内表示部だけで案内表示を行なう。歩行者が携帯端末に行き先を入力して、行き先無線信号送出すると、案内表示装置は、自己アドレスの信号を受信し、注意喚起表示部を作動する。利用者は注意喚起表示部の作動により、案内表示部の存在および表示内容を認識する。

概要

携帯端末のユーザーに対して経路に関する情報の表示を適切なタイミングで行って、ユーザーを目的地まで案内できる経路案内装置を提供する。経路案内装置1は、取得部111と、選択部113と、表示制御部115とを備える。取得部111は、携帯端末MBの位置から目的地までの経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPごとに、表示装置DPに対する携帯端末MBの位置を示す相対位置情報ML2を取得する。選択部113は、1以上の相対位置情報ML2に基づいて、複数の表示装置DPのうちから、少なくとも1つの表示装置DPを選択する。表示制御部115は、選択された表示装置DPが、経路に関する情報Rを表示するように、選択された表示装置DPを制御する。

目的

本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯端末のユーザーに対して経路に関する情報の表示を適切なタイミングで行って、ユーザーを目的地まで案内できる経路案内装置、表示装置、携帯端末、経路決定装置経路案内方法、および経路決定方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

携帯端末の位置から目的地までの経路に沿って位置する複数の表示装置ごとに、前記表示装置に対する前記携帯端末の位置を示す相対位置情報を取得する取得部と、1以上の前記相対位置情報に基づいて、前記複数の表示装置のうちから、少なくとも1つの表示装置を選択する選択部と、選択された前記表示装置が、前記経路に関する情報を表示するように、選択された前記表示装置を制御する表示制御部とを備える、経路案内装置

請求項2

前記目的地を示す目的地情報と、前記携帯端末の位置を示す位置情報と、前記複数の表示装置を含む2以上の表示装置の位置をそれぞれ示す2以上の位置情報と、地図データとに基づいて、前記経路を決定する経路決定部をさらに備える、請求項1に記載の経路案内装置。

請求項3

前記経路決定部は、前記表示装置の検知部が検知した人間の検知結果と、前記目的地情報と、前記携帯端末の前記位置情報と、前記2以上の表示装置の位置をそれぞれ示す前記2以上の位置情報と、前記地図データとに基づいて、前記経路を変更する、請求項2に記載の経路案内装置。

請求項4

前記相対位置情報は、前記表示装置と前記携帯端末との間の距離を示す情報を含み、前記経路に関する前記情報の表示形態は、前記表示装置ごとに、前記表示装置と前記携帯端末との間の前記距離に応じて決定されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の経路案内装置。

請求項5

前記経路に関する前記情報の表示位置は、前記表示装置に表示される画像の表示位置に基づいて決定されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の経路案内装置。

請求項6

前記選択部は、前記複数の表示装置のうち、前記携帯端末の位置を含む所定範囲内に位置する全ての表示装置を選択する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の経路案内装置。

請求項7

前記複数の表示装置のうちの2以上の表示装置の位置をそれぞれ示す2以上の位置情報と、1以上の前記相対位置情報とに基づいて、前記携帯端末の位置を特定する位置特定部と、特定された前記携帯端末の位置に応じた案内方向を決定する案内方向決定部とをさらに備え、前記経路に関する前記情報は、前記案内方向を示す情報を含む、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の経路案内装置。

請求項8

前記複数の表示装置のうちの2以上の表示装置の位置をそれぞれ示す2以上の位置情報と、1以上の前記相対位置情報とに基づいて、前記携帯端末の位置を特定する位置特定部と、特定された前記携帯端末の位置の移動履歴に基づいて、前記携帯端末の移動方向を特定する移動方向特定部とをさらに備え、前記経路に関する前記情報の表示形態は、前記移動方向に基づいて決定されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の経路案内装置。

請求項9

前記経路に関する前記情報の表示形態は、前記携帯端末の識別情報に応じて決定されている、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の経路案内装置。

請求項10

前記経路に関する前記情報の表示形態は、前記表示装置の検知部による人間の検知結果に応じて決定されている、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の経路案内装置。

請求項11

請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の経路案内装置に従って、前記経路に関する前記情報を表示する、表示装置。

請求項12

請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の経路案内装置が通信する前記複数の表示装置の各々と通信する、携帯端末。

請求項13

携帯端末の目的地を示す目的地情報と、前記携帯端末の位置を示す位置情報と、2以上の表示装置の位置をそれぞれ示す2以上の位置情報と、地図データとを取得する取得部と、前記目的地情報と、前記携帯端末の前記位置情報と、前記2以上の表示装置の前記2以上の位置情報と、前記地図データとに基づいて、前記携帯端末の位置から前記目的地までの経路を決定する経路決定部とを備える、経路決定装置

請求項14

携帯端末の位置から目的地までの経路に沿って位置する複数の表示装置ごとに、前記表示装置に対する前記携帯端末の位置を示す相対位置情報を取得するステップと、1以上の前記相対位置情報に基づいて、前記複数の表示装置のうちから、少なくとも1つの表示装置を選択するステップと、選択された前記表示装置が、前記経路に関する情報を表示するように、選択された前記表示装置を制御するステップとを含む、経路案内方法

請求項15

携帯端末の目的地を示す目的地情報と、前記携帯端末の位置を示す位置情報と、2以上の表示装置の位置をそれぞれ示す2以上の位置情報と、地図データとを取得するステップと、前記目的地情報と、前記携帯端末の前記位置情報と、前記2以上の表示装置の前記2以上の位置情報と、前記地図データとに基づいて、前記携帯端末の位置から前記目的地までの経路を決定するステップとを含む、経路決定方法

技術分野

背景技術

0002

特許文献1に記載された案内表示装置は、携帯端末が操作されないときには、歩行者に対して、案内表示部だけで案内表示を行なう。歩行者が携帯端末に行き先を入力して、行き先無線信号送出すると、案内表示装置は、自己アドレスの信号を受信し、注意喚起表示部を作動する。利用者は注意喚起表示部の作動により、案内表示部の存在および表示内容を認識する。

先行技術

0003

特開2005−106697号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に記載された案内表示装置では、表示部(案内表示部および注意喚起表示部)に対する携帯端末の相対位置が反映されない。従って、案内経路上に複数の案内表示装置が設置されている場合、携帯端末のユーザーから見える位置に設置されている案内表示装置の表示部だけでなく、携帯端末のユーザーから見えない位置に設置されている案内表示装置の表示部も、案内表示を行う可能性がある。

0005

すなわち、複数の案内表示装置のうちのいくつかの案内表示装置は、携帯端末のユーザーに対して、案内表示(経路に関する情報の表示)を適切なタイミングで行うことができない可能性がある。

0006

本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯端末のユーザーに対して経路に関する情報の表示を適切なタイミングで行って、ユーザーを目的地まで案内できる経路案内装置、表示装置、携帯端末、経路決定装置、経路案内方法、および経路決定方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の第1の局面によれば、経路案内装置は、取得部と、選択部と、表示制御部とを備える。取得部は、携帯端末の位置から目的地までの経路に沿って位置する複数の表示装置ごとに、前記表示装置に対する前記携帯端末の位置を示す相対位置情報を取得する。選択部は、1以上の前記相対位置情報に基づいて、前記複数の表示装置のうちから、少なくとも1つの表示装置を選択する。表示制御部は、選択された前記表示装置が、前記経路に関する情報を表示するように、選択された前記表示装置を制御する。

0008

本発明の第2の局面によれば、表示装置は、上記第1の局面による経路案内装置に従って、前記経路に関する前記情報を表示する。

0009

本発明の第3の局面によれば、携帯端末は、上記第1の局面による経路案内装置が通信する前記複数の表示装置の各々と通信する。

0010

本発明の第4の局面によれば、経路決定装置は、取得部と、経路決定部とを備える。取得部は、携帯端末の目的地を示す目的地情報と、前記携帯端末の位置を示す位置情報と、2以上の表示装置の位置をそれぞれ示す2以上の位置情報と、地図データとを取得する。経路決定部は、前記目的地情報と、前記携帯端末の前記位置情報と、前記2以上の表示装置の前記2以上の位置情報と、前記地図データとに基づいて、前記携帯端末の位置から前記目的地までの経路を決定する。

0011

本発明の第5の局面によれば、経路案内方法は、携帯端末の位置から目的地までの経路に沿って位置する複数の表示装置ごとに、前記表示装置に対する前記携帯端末の位置を示す相対位置情報を取得するステップと、1以上の前記相対位置情報に基づいて、前記複数の表示装置のうちから、少なくとも1つの表示装置を選択するステップと、選択された前記表示装置が、前記経路に関する情報を表示するように、選択された前記表示装置を制御するステップとを含む。

0012

本発明の第6の局面によれば、経路決定方法は、携帯端末の目的地を示す目的地情報と、前記携帯端末の位置を示す位置情報と、2以上の表示装置の位置をそれぞれ示す2以上の位置情報と、地図データとを取得するステップと、前記目的地情報と、前記携帯端末の前記位置情報と、前記2以上の表示装置の前記2以上の位置情報と、前記地図データとに基づいて、前記携帯端末の位置から前記目的地までの経路を決定するステップとを含む。

発明の効果

0013

本発明によれば、携帯端末のユーザーに対して経路に関する情報の表示を適切なタイミングで行って、ユーザーを目的地まで案内できる経路案内装置、表示装置、携帯端末、経路決定装置、経路案内方法、および経路決定方法を提供できる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の実施形態1に係る経路案内システムを示す図である。
実施形態1に係るサーバーを示す図である。
実施形態1に係る表示装置を示す図である。
実施形態1に係る携帯端末を示す図である。
実施形態1に係る経路案内システムによる経路案内の一例を示す図である。
実施形態1に係る表示装置による経路案内の表示例を示す図である。
実施形態1に係る携帯端末の処理を示すフローチャートである。
実施形態1に係るサーバーの処理の一部を示すフローチャートである。
実施形態1に係るサーバーの処理の他の一部を示すフローチャートである。
実施形態1に係る表示装置の処理を示すフローチャートである。
本発明の実施形態2に係る表示装置による経路案内の表示例を示す図である。
本発明の実施形態3に係る経路案内システムによる経路案内の一例を示す図である。
実施形態3に係る経路案内システムによる経路案内の他の例を示す図である。
実施形態3に係る経路案内システムによる経路案内のさらに他の例を示す図である。
本発明の実施形態4に係る表示装置の処理を示すフローチャートである。
実施形態4に係るサーバーの処理の一部を示すフローチャートである。
実施形態4に係るサーバーの処理の他の一部を示すフローチャートである。

実施例

0015

以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、実施形態において、一例として、「左」および「右」は、それぞれ、携帯端末のユーザーが表示装置の表示面と対面したときのユーザーにとって「左」および「右」を示す。また、一例として、「上」および「下」は、それぞれ、鉛直線上の「上」および「下」を示す。

0016

(実施形態1)
図1図10を参照して、本発明の実施形態1に係る経路案内システム100を説明する。

0017

図1は、経路案内システム100を示す図である。図1に示すように、経路案内システム100は、サーバー1と、複数の表示装置DPと、複数の携帯端末MBとを備える。サーバー1と、複数の表示装置DPと、複数の携帯端末MBとは、ネットワークNWに接続され、ネットワークNWを介して相互に通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、及び公衆電話網を含む。

0018

サーバー1は、単数または複数のコンピューターによって構成される。サーバー1が複数のコンピューターによって構成される場合、複数のコンピューターは、同じ場所に設置されていてもよいし、異なる場所に設置されていてもよい。

0019

実施形態1では、一例として、サーバー1が「経路案内装置」または「経路決定装置」として機能する。

0020

複数の表示装置DPの各々は、例えば、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。複数の表示装置DPの各々は各種画像を表示する。実施形態1では、複数の表示装置DPの各々は、コンテンツ画像などの各種画像を表示する。コンテンツ画像は、例えば、広告を含む画像である。

0021

実施形態1では、経路案内システム100は、N台の表示装置DPを備える。Nは2以上の整数である。N台の表示装置DPを区別して説明するときには、添字「1〜N」を付して、表示装置DP1〜表示装置DPNと記載する。

0022

複数の携帯端末MBの各々は、例えば、携帯電話スマートフォンタブレット、またはノートブック型パーソナルコンピューターである。実施形態1では、「ある1つの携帯端末MB」を例に挙げて説明するが、他の携帯端末MBの処理は、「ある1つの携帯端末MB」の処理と同様である。

0023

次に、図2を参照してサーバー1を説明する。図2はサーバー1を示す図である。図2に示すように、サーバー1は、制御部11と、記憶部13と、通信部15と、表示装置データベース17と、地図データベース19とを含む。制御部11は、記憶部13、通信部15、表示装置データベース17、および地図データベース19を制御する。制御部11は、取得部111と、選択部113と、表示制御部115とを含む。制御部11は、位置特定部116と、経路決定部117と、案内方向決定部119と、表示形態決定部121と、移動方向特定部123とをさらに含むことが好ましい。

0024

制御部11は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。記憶部13は、記憶装置を含み、データ及びコンピュータープログラムを記憶する。具体的には、記憶部13は、半導体メモリーのような主記憶装置と、半導体メモリー及び/又はハードディスクドライブのような補助記憶装置とを含む。記憶部13は、リムーバブルメディアを含んでいてもよい。記憶部13は、非一時的コンピューター読取可能記媒体の一例に相当する。制御部11のプロセッサーは、記憶部13の記憶装置が記憶しているコンピュータープログラムを実行して、取得部111、選択部113、表示制御部115、位置特定部116、経路決定部117、案内方向決定部119、表示形態決定部121、および移動方向特定部123として機能する。

0025

通信部15は、通信機であり、例えば、ネットワークインターフェースコントローラーを含む。通信部15は、有線または無線によりネットワークNWに接続する。

0026

表示装置データベース17は、複数の表示装置DP(表示装置DP1〜DPN)の位置をそれぞれ示す複数の位置情報DLを記憶している。複数の位置情報DLの各々は、実施形態1では、所定エリアPA内における表示装置DPの位置を示す絶対位置情報である。所定エリアPAは、例えば、地球、施設、または、建造物である。所定エリアPAが地球である場合、表示装置DPの位置を示す絶対位置情報は、例えば、緯度および経度の情報である。所定エリアPAが施設または建造物である場合、表示装置DPの位置を示す絶対位置情報は、例えば、施設内または建造物内における座標情報である。表示装置データベース17は、例えば、ハードディスクドライブによって構成される。表示装置データベース17は、ネットワークNWに接続されている限りにおいて、サーバー1の外部に配置されていてもよい。

0027

地図データベース19は、地図を示す地図データを記憶する。地図データベース19は、例えば、ハードディスクドライブによって構成される。地図データベース19は、ネットワークNWに接続されている限りにおいて、サーバー1の外部に配置されていてもよい。

0028

次に、図3を参照して表示装置DPを説明する。図3は表示装置DPを示す図である。図3に示すように、表示装置DPは、制御部31と、記憶部33と、通信部35と、近距離通信部37と、表示部39とを含む。表示装置DPは検知部41をさらに含むことが好ましい。制御部31は、記憶部33、通信部35、近距離通信部37、表示部39、および検知部41を制御する。制御部31は、表示部39を制御および駆動するディスプレイドライバーを含む。記憶部33は、データ及びコンピュータープログラムを記憶する。

0029

制御部31のハードウェア構成は、図2の制御部11のハードウェア構成と同様である。また、記憶部33のハードウェア構成は、図2の記憶部13のハードウェア構成と同様である。従って、制御部31のプロセッサーは、記憶部33の記憶装置が記憶しているコンピュータープログラムを実行して、通信部35、近距離通信部37、表示部39、および検知部41を制御する。

0030

通信部35は、通信機であり、例えば、ネットワークインターフェースコントローラーを含む。通信部35は、有線または無線によりネットワークNWに接続する。

0031

近距離通信部37は、携帯端末MBと近距離無線通信する。近距離通信部37は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等のブルートゥース(登録商標)によって定められた近距離無線通信規格準拠して通信する。近距離通信部37は、近距離無線に対応したインターフェースを有する近距離無線通信機である。

0032

表示部39は、コンテンツ画像などの各種画像を表示する。表示部39は、例えば、液晶パネルまたは有機ELパネルを含む。表示部39は、略平板形状を有していてもよいし、湾曲形状を有していてもよい。

0033

検知部41は、人間を検知して、人間の検知結果を示す検知情報DTを制御部31に出力する。検知部41は、例えば、カメラのような撮像装置を含む。この場合、検知部41は、表示装置DPの周囲を撮像して、撮像結果を示す情報を検知情報DTとして制御部31に出力する。または、検知部41は、例えば、焦電センサーのような人感センサーを含む。この場合、検知部41は、表示装置DPの周囲の人間の動きを検知して、人間の動きの検知結果を検知情報DTとして制御部31に出力する。

0034

次に、図4を参照して携帯端末MBを説明する。図4は携帯端末MBを示す図である。図4に示すように、携帯端末MBは、制御部51と、記憶部53と、通信部55と、近距離通信部57と、GPS(Global Positioning System)受信部59と、操作部61とを含む。制御部31は、記憶部53、通信部55、近距離通信部57、GPS受信部59、および操作部61を制御する。記憶部53は、記憶装置を含み、データ及びコンピュータープログラムを記憶する。

0035

制御部51のハードウェア構成は、図2の制御部11のハードウェア構成と同様である。また、記憶部53のハードウェア構成は、図2の記憶部13のハードウェア構成と同様である。従って、制御部51のプロセッサーは、記憶部53の記憶装置が記憶しているコンピュータープログラムを実行して、通信部55、近距離通信部57、GPS受信部59、および操作部61を制御する。また、制御部51は位置特定部511を含むことが好ましい。この場合、制御部51のプロセッサーは、記憶部53の記憶装置が記憶しているコンピュータープログラムを実行して、位置特定部511として機能する。

0036

通信部55は、通信機であり、例えば、ネットワークインターフェースコントローラーを含む。通信部55は、有線または無線によりネットワークNWに接続する。

0037

近距離通信部57は、表示装置DPと近距離無線通信する。具体的には、近距離通信部57と表示装置DPの近距離通信部37(図3)とは、相互に近距離無線通信する。近距離通信部57は、例えば、BLE等のブルートゥース(登録商標)によって定められた近距離無線通信規格に準拠して通信する。近距離通信部57は、近距離無線に対応したインターフェースを有する近距離無線通信機である。

0038

GPS受信部59は、GPS受信機であり、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を構成する人工衛星から受信した電波に基づいて、携帯端末MBの地球上の位置を測位する。そして、GPS受信部59は、携帯端末MBの地球上の位置を示す絶対位置情報(例えば、緯度および経度の情報)を制御部51に出力する。以下、GPS受信部59が出力する絶対位置情報を「絶対位置情報ML1」と記載する。

0039

操作部61は、ユーザーによって操作され、ユーザーからの入力を受け付ける。そして、操作部61は、ユーザーからの入力を示す入力情報を制御部51に出力する。操作部61は、例えば、ディスプレイおよびタッチパネルを含む。操作部61は、例えば、ディスプレイおよびポインティングデバイスを含む。以下、携帯端末MBのユーザーを「ユーザーUR」と記載する。ユーザーURは、経路案内システム100によって案内される人間である。

0040

次に、図2図5を参照して、経路案内システム100による経路案内を、具体例を挙げながら説明する。図5は、経路案内システム100による経路案内の一例を示す図である。

0041

図2図5に示すように、携帯端末MBの操作部61は、ユーザーURから、ユーザーURの目的地を示す目的地情報DNの入力を受け付けて、目的地情報DNを制御部51に出力する。ユーザーURの目的地は、換言すれば、携帯端末MBの目的地である。目的地情報DNは、所定エリアPAにおける目的地を示す絶対位置情報である。所定エリアPAが地球である場合、目的地を示す絶対位置情報は、例えば、緯度および経度の情報である。所定エリアPAが施設または建造物である場合、目的地を示す絶対位置情報は、例えば、施設内または建造物内における座標情報である。携帯端末MBの制御部51は、通信部55およびネットワークNWを介して、目的地情報DNをサーバー1に送信する。

0042

また、制御部51は、通信部55およびネットワークNWを介して、携帯端末MBの絶対位置情報ML1をサーバー1に送信する。

0043

さらに、携帯端末MBの近距離通信部57は、複数の表示装置DPの各々の近距離通信部37と通信する。そして、近距離通信部57は、表示装置DPごとに、通信結果を示す情報を制御部51に出力する。制御部51の位置特定部511は、近距離通信部57と近距離通信部37との通信結果に基づいて、表示装置DPごとに、表示装置DPに対する携帯端末MBの位置を特定する。そして、位置特定部511は、表示装置DPごとに、表示装置DPに対する携帯端末MBの位置を示す相対位置情報ML2を、通信部55およびネットワークNWを介してサーバー1に送信する。

0044

具体的には、相対位置情報ML2は、表示装置DPと携帯端末MBとの間の距離Lを示す情報を含む。距離Lは、位置特定部511によって推定される。

0045

すなわち、携帯端末MBの近距離通信部57は、表示装置DPごとに、表示装置DPの近距離通信部37との通信時の電波強度を示す情報を制御部51に出力する。つまり、近距離通信部57は、受信電波強度を示す情報を制御部51に出力する。そして、位置特定部511は、表示装置DPごとに、受信電波強度に基づいて、表示装置DPと携帯端末MBとの間の距離Lを推定する。そして、位置特定部511は、表示装置DPごとに、距離Lを含む相対位置情報ML2を、通信部55およびネットワークNWを介してサーバー1に送信する。

0046

例えば、携帯端末MBの記憶部53が、受信電波強度と距離Lとの関係を示すテーブル、または、受信電波強度と距離Lとの関係を示す数式を記憶している。そして、位置特定部511は、テーブルまたは数式に基づいて、受信電波強度から距離Lを推定する。

0047

サーバー1の通信部15は、携帯端末MBから、目的地情報DN、携帯端末MBの絶対位置情報ML1、および、表示装置DPごとの携帯端末MBの相対位置情報ML2を受信する。記憶部13は、目的地情報DN、絶対位置情報ML1、および相対位置情報ML2を記憶する。

0048

サーバー1の取得部111は、目的地情報DNを記憶部13から取得する。また、取得部111は、携帯端末MBの位置から目的地までの経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPごとに、相対位置情報ML2を記憶部13から取得する。図5の例では、経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPは、表示装置DP1〜DP6である。

0049

サーバー1の選択部113は、1以上の相対位置情報ML2に基づいて、経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPのうちから、少なくとも1つの表示装置DPを選択する。図5に示す例では、選択部113は、複数の表示装置DP1〜DP6のうちから、表示装置DP1、DP2、DP6を選択している。

0050

サーバー1の表示制御部115は、選択された表示装置DP1、DP2、DP6が、経路RTに関する情報(以下、「経路情報R」と記載する。)を表示するように、選択された表示装置DP1、DP2、DP6を、通信部15およびネットワークNWを介して制御する。

0051

その結果、表示装置DP1、DP2、DP6の各々は経路情報Rを表示する。つまり、表示装置DP1、DP2、DP6の各々は、サーバー1に従って経路情報Rを表示する。具体的には、表示装置DP1、DP2、DP6の各々の表示部39が経路情報Rを表示する。図5では、説明の便宜上、表示装置DPごとに、矩形枠SCを図示している。そして、矩形枠SCには、表示装置DPに表示される経路情報Rを図示している。図5の例では、表示装置DP1、DP2、DP6の各々によって表示される経路情報Rは、案内方向DGを示す矢印画像3を含んでいる。

0052

例えば、経路情報Rは、ユーザーURに経路RTを案内する情報である。「ユーザーURに経路RTを案内する情報」は、例えば、ユーザーURに経路RTを案内する画像である。

0053

以上、図2図5を参照して説明したように、実施形態1によれば、携帯端末MBは、サーバー1が通信する複数の表示装置DPの各々と通信する。そして、サーバー1の選択部113は、表示装置DPに対する携帯端末MBの位置を示す相対位置情報ML2に基づいて、経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPのうちから、経路情報Rを表示する表示装置DPを選択する。従って、各表示装置DPは、携帯端末MBのユーザーURを、相対位置情報ML2に応じた適切なタイミングで目的地まで案内できる。つまり、経路案内装置として機能するサーバー1は、各表示装置DPを介して、ユーザーURに対して経路情報Rの表示を適切なタイミングで行って、ユーザーURを目的地まで案内できる。

0054

例えば、図5に示すように、携帯端末MBのユーザーURから見えない位置に設置されている表示装置DP3〜DP5には、経路情報Rを表示させないことができる。一方、例えば、ユーザーURから見える位置に設置されている表示装置DP1、DP2、DP6にだけ、経路情報Rを表示させることができる。従って、携帯端末MBのユーザーURから経路情報Rが見えるタイミングで経路情報Rが表示され、ユーザーURを目的地まで効率的に案内できる。

0055

具体的には、携帯端末MBの相対位置情報ML2は、表示装置DPと携帯端末MBとの間の距離Lを示す情報を含む。そこで、サーバー1の選択部113は、1以上の相対位置情報ML2に基づいて、経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPのうち、携帯端末MBの位置を含む所定範囲AR内に位置する全ての表示装置DP(図5の例では、表示装置DP1、DP2、DP6)を選択する。その結果、実施形態1によれば、選択部113は簡易な処理で表示装置DPを選択できる。また、所定範囲AR内に位置する表示装置DPだけに経路情報Rが表示されるので、経路情報Rを表示する表示装置DPの数を最適化できる。そして、所定範囲AR外に位置する表示装置DPには、経路情報Rが表示されず、コンテンツ画像だけが表示される。その結果、携帯端末MBのユーザーUR以外の人間にとって、コンテンツ画像の視認性が向上する。所定範囲ARの形状および面積は、特に限定されず、任意の範囲に設定できる。また、所定範囲ARは、携帯端末MBの移動に応じて動的に変更されてもよい。

0056

なお、選択部113は、複数の表示装置DPのうち、距離Lの最も短い表示装置DPを選択してもよい。

0057

また、実施形態1では、図2に示すサーバー1の表示形態決定部121は、表示装置DPごとに、表示装置DPと携帯端末MBとの間の距離Lに応じて、経路情報Rの表示形態を決定する。そして、各表示装置DPが、表示形態決定部121によって決定された表示形態で経路情報Rを表示するように、表示制御部115は、通信部15およびネットワークNWを介して、各表示装置DPを制御する。従って、経路情報Rの表示形態を、表示装置DPごとに、距離Lに応じて異ならせることができる。その結果、各表示装置DPにおいて、距離Lに応じた視認性の良い表示形態で経路情報Rを表示できる。

0058

本明細書において、経路情報Rの表示形態は、経路情報Rの形状、模様色彩、サイズ、表示位置、および表示方法を含む概念である。

0059

図5の例(表示方法)では、所定範囲AR内の表示装置DP1、DP2、DP6のうち、距離Lの短い表示装置DP1は、経路情報Rを点滅表示せず、距離Lの長い表示装置DP2、DP6は、経路情報Rを点滅表示する。従って、ユーザーURは、距離Lの長い表示装置DP2、DP6に表示された経路情報Rを視認し易い。一方、距離Lの短い表示装置DP1では、ユーザーURは、経路情報Rを視認し易いし、経路情報Rが点滅表示されないため、コンテンツ画像も視認し易い。

0060

また、他の例(サイズ)として、所定範囲AR内の表示装置DP1、DP2、DP6のうち、距離Lの短い表示装置DP1は、サイズの小さい経路情報Rを表示し、距離Lの長い表示装置DP2、DP6は、サイズの大きい経路情報Rを表示する。従って、ユーザーURは、距離Lの長い表示装置DP2、DP6に表示された経路情報Rを視認し易い。一方、距離Lの短い表示装置DP1では、ユーザーURは、経路情報Rを視認し易いし、経路情報Rのサイズが小さいため、コンテンツ画像も視認し易い。

0061

さらに、他の例(表示位置)として、所定範囲AR内の表示装置DP1、DP2、DP6のうち、距離Lの短い表示装置DP1は、表示部39のうち下側領域に経路情報Rを表示し、距離Lの長い表示装置DP2、DP6は、表示部39のうち上側領域に経路情報Rを表示する。従って、ユーザーURは、人混みの中でも、距離Lの長い表示装置DP2、DP6に表示された経路情報Rを視認し易い。一方、距離Lの短い表示装置DP1では、ユーザーURは、通常の目線の位置で経路情報Rを視認できる。

0062

また、実施形態1では、図2に示すサーバー1の位置特定部116は、経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPのうちの2以上の表示装置DPの位置をそれぞれ示す2以上の位置情報DLと、1以上の相対位置情報ML2とに基づいて、携帯端末MBの位置を特定する。なお、位置特定部116は、表示装置データベース17から位置情報DLを取得する。

0063

具体的には、位置特定部116は、2以上の表示装置DPの位置情報DLと1以上の相対位置情報ML2とに基づいて、携帯端末MBの所定エリアPA内の位置を特定して、携帯端末MBの絶対位置情報を出力する。携帯端末MBの絶対位置情報は、所定エリアPA内における携帯端末MBの位置を示す。所定エリアPAが地球である場合、携帯端末MBの絶対位置情報は、例えば、緯度および経度の情報である。所定エリアが施設または建造物である場合、携帯端末MBの絶対位置情報は、例えば、施設内または建造物内における座標情報である。以下、位置特定部116が出力する絶対位置情報を「絶対位置情報ML4」と記載する。記憶部13は絶対位置情報ML4を記憶する。

0064

例えば、位置特定部116は、測位アルゴリズムとして、近接性測位方式を採用する。近接性測位方式では、位置特定部116は、2以上の表示装置DPのうち、携帯端末MBとの距離Lが最も近い表示装置DPの絶対位置情報が示す位置を、携帯端末MBの位置(絶対位置情報ML4)に決定する。

0065

好ましくは、例えば、位置特定部116は、測位アルゴリズムとして、多点測位方式を採用する。多点測位方式は、例えば、3点測位方式である。多点測位方式では、位置特定部116は、3以上の表示装置DPと携帯端末MBとの間の各距離Lと、3以上の表示装置DPの絶対位置情報が示す位置とに基づいて、携帯端末MBの所定エリアPA内の位置を測位する。なお、例えば、位置特定部116は、測位アルゴリズムとして、2点測位方式を採用することもできる。

0066

近接性測位方式を採用する場合でも、多点測位方式を採用する場合でも、2点測位方式を採用する場合でも、位置特定部116は、携帯端末MBが移動するたびに、または、所定時間ごとに、携帯端末MBの所定エリアPA内の位置を示す絶対位置情報ML4を出力する。そして、記憶部13は、携帯端末MBが移動するたびに出力される携帯端末MBの絶対位置情報ML4を記憶する。つまり、記憶部13は、携帯端末MBの位置の移動履歴を記憶する。

0067

特に、実施形態1では、図2に示すサーバー1の案内方向決定部119は、位置特定部116によって特定された携帯端末MBの位置(具体的には、携帯端末MBの絶対位置情報ML4)に応じた案内方向DGを決定する。従って、経路RTだけに基づいて案内方向を決定する場合と比較して、ユーザーURに分かり易い案内方向DGを決定できる。

0068

そして、表示装置DPが、案内方向DGを示す情報を含む経路情報Rを表示するように、表示制御部115は、通信部15およびネットワークNWを介して、表示装置DPを制御する。その結果、表示装置DPに表示される経路情報Rは、案内方向DGを示す情報を含む。図5の例では、案内方向DGを示す情報は、矢印画像3である。

0069

具体的には、図2に示すサーバー1の表示形態決定部121は、案内方向決定部119によって決定された案内方向DGを示す情報を含むように、経路情報Rの表示形態を決定する。そして、表示装置DPが、表示形態決定部121によって決定された表示形態で経路情報Rを表示するように、表示制御部115は、通信部15およびネットワークNWを介して、表示装置DPを制御する。その結果、表示装置DPは、案内方向DGを示す情報を含む経路情報Rを表示する。

0070

また、実施形態1では、図2に示すサーバー1の移動方向特定部123は、位置特定部116によって特定された携帯端末MBの位置の移動履歴に基づいて、携帯端末MBの移動方向MDを特定する。

0071

そして、サーバー1の表示形態決定部121は、移動方向特定部123によって特定された携帯端末MBの移動方向MDに基づいて、経路情報Rの表示形態を決定する。そして、表示装置DPが、表示形態決定部121によって決定された表示形態で経路情報Rを表示するように、表示制御部115は、通信部15およびネットワークNWを介して、表示装置DPを制御する。その結果、表示装置DPは、携帯端末MBの移動方向MDに応じて効果的に経路RTを案内できる経路情報Rを表示できる。

0072

図6は、表示装置DPによる経路案内の表示例を示す図である。図6に示すように、表示装置DPは、携帯端末MBの移動方向MDに基づいて決定された表示態様で経路情報Rを表示している。図6の例では、経路情報Rは、矢印画像3を含む。表示装置DPは、携帯端末MBの移動方向MDに移動する矢印画像3を表示する。図6では、矢印画像3の移動を表すために、紙面右端の矢印画像3を実線で示し、紙面中央および左端の矢印画像3を二点鎖線で示している。

0073

また、表示装置DPはコンテンツ画像IMを表示する。そして、経路情報Rの表示位置は、表示装置DPに表示されるコンテンツ画像IMの表示位置に基づいて決定される。具体的には、表示装置DPが、コンテンツ画像IMの表示位置に基づいて経路情報Rの表示位置を決定する。従って、実施形態1によれば、ユーザーURにとって見易い位置に、経路情報Rを表示できる。また、コンテンツ画像IMを見る人間にとって邪魔になり難い位置に、経路情報Rを表示できる。

0074

図6の例では、表示装置DPは、コンテンツ画像IMの表示領域と異なる領域6に経路情報Rを表示している。従って、ユーザーURにとって経路情報Rが見易く、その他の人間にとってコンテンツ画像IMが見易い。なお、例えば、表示装置DPは、コンテンツ画像IMの主要部分に重畳しないように、経路情報Rを表示してもよい。この場合でも、経路情報Rの視認性の低下を抑制できるとともに、コンテンツ画像IMの視認性の低下を抑制できる。

0075

次に、図2および図5を参照して、サーバー1の取得部111および経路決定部117を説明する。図2に示すように、取得部111は、携帯端末MBの目的地を示す目的地情報DNと、携帯端末MBの位置を示す位置情報ML0とを、記憶部13から取得する。また、取得部111は、2以上の表示装置DPの位置をそれぞれ示す2以上の位置情報DLを、表示装置データベース17から取得する。さらに、取得部111は、地図データを地図データベース19から取得する。

0076

この場合の「携帯端末MBの位置」は、位置特定部116によって特定された携帯端末MBの所定エリアPA内の位置、または、携帯端末MBのGPS受信部59によって測位された携帯端末MBの地球上の位置である。つまり、「位置情報ML0」は、位置特定部116に基づく絶対位置情報ML4、または、GPS受信部59に基づく絶対位置情報ML1である。

0077

そして、経路決定部117は、目的地を示す目的地情報DNと、携帯端末MBの位置情報ML0と、2以上の表示装置DPの位置をそれぞれ示す2以上の位置情報DLと、地図データとに基づいて、経路RTを決定する。従って、実施形態1によれば、経路情報Rを表示させることの可能な表示装置DPの位置に沿った経路RTを決定できる。つまり、経路情報Rを表示させる表示装置DPが途中で途切れることを抑制することの可能な経路RTを決定できる。その結果、表示装置DPに表示される経路情報Rによって、ユーザーURを目的地まで継続して案内できる。

0078

例えば、経路決定部117は、目的地情報DNと、位置情報ML0と、2以上の位置情報DLと、地図データとに基づいて、経路RTに沿って複数の表示装置DPが存在するように、経路RTを決定する。その結果、表示装置DPに表示される経路情報Rによって経路RTを案内できる。

0079

好ましくは、例えば、経路決定部117は、目的地情報DNと、位置情報ML0と、2以上の位置情報DLと、地図データとに基づいて、経路RTに沿って複数の表示装置DPが存在しつつ、携帯端末MBの位置から目的地までの距離が最短になるように、経路RTを決定する。その結果、表示装置DPに表示される経路情報Rによって最短の経路RTを案内できる。

0080

また、経路決定部117は、2以上の表示装置DPのうちから、経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPを特定する。従って、経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPは、「2以上の表示装置DP(DP1〜DPN)」に含まれている。図5の例では、経路決定部117は、2以上の表示装置DP1〜DPNのうちから、経路RTに沿って位置する複数の表示装置DP1〜DP6を特定している。本明細書において、「表示装置DPが経路RTに沿って位置すること」は、表示装置DPが経路RTに位置していることだけでなく、表示装置DPが経路RTに対して所定距離だけ離れて位置していることを含んでもよいし、表示装置DPが経路RTの近傍に位置していることを含んでもよい。「所定距離」は、経路RTに位置する人間が経路情報Rを視認可能な最大距離を示す。

0081

以下の実施形態1の説明では、経路RTを決定するときの「位置情報ML0」は、位置特定部116に基づく絶対位置情報ML4である。

0082

次に、図4および図7を参照して、携帯端末MBの処理を説明する。図7は、携帯端末MBの処理を示すフローチャートである。図7に示すように、携帯端末MBの処理は、ステップS1〜ステップS6を含む。具体的には、携帯端末MBの記憶部53に記憶されたコンピュータープログラムが、携帯端末MBの制御部51に、ステップS1〜ステップS6を実行させる。

0083

図4および図7に示すように、ステップS1において、制御部51は、操作部61を介して、ユーザーURから目的地の入力を受け付ける。

0084

ステップS2において、制御部51は、通信部15を介して、目的地を示す目的地情報DNをサーバー1に送信する。

0085

ステップS3において、制御部51は、近距離通信部57の通信可能範囲内に位置する単数または複数の表示装置DPの近距離通信部37と近距離無線通信を行うように、近距離通信部57を制御する。その結果、近距離通信部57は表示装置DPの近距離通信部37と近距離無線通信を行う。

0086

ステップS4において、制御部51の位置特定部511は、近距離通信部57と近距離通信部37との通信結果に基づいて、表示装置DPごとに、表示装置DPに対する携帯端末MBの位置を特定して、相対位置情報ML2を出力する。

0087

ステップS5において、位置特定部511は、表示装置DPに対する携帯端末MBの位置を示す相対位置情報ML2をサーバー1に送信するように、通信部55を制御する。その結果、通信部55は、各表示装置DPに対する携帯端末MBの相対位置情報ML2をサーバー1に送信する。

0088

ステップS6において、制御部51は、携帯端末MBが目的地に到着したか否かを判定する。具体的には、制御部51は、携帯端末MBが目的地に到着したことを示す情報をサーバー1から受信したか否かを判定する。

0089

ステップS6で携帯端末MBが目的地に到着していないと判定された場合、つまり、携帯端末MBが目的地に到着したことを示す情報をサーバー1から受信していないと判定された場合、処理はステップS3に進む。

0090

一方、ステップS6で携帯端末MBが目的地に到着したと判定された場合、つまり、携帯端末MBが目的地に到着したことを示す情報をサーバー1から受信したと判定された場合、処理は終了する。

0091

次に、図2図8、および図9を参照して、サーバー1の処理を説明する。図8および図9は、サーバー1の処理を示すフローチャートである。図8および図9に示すように、サーバー1の処理は、ステップS21〜ステップS39を含む。具体的には、サーバー1の記憶部13に記憶されたコンピュータープログラムが、サーバー1の制御部51に、ステップS21〜ステップS39を実行させる。

0092

図2および図8に示すように、ステップS21において、制御部11は、通信部15を介して、携帯端末MBから目的地情報DNを受信する。記憶部13は、目的地情報DNを記憶する。

0093

ステップS22において、制御部51は、通信部15を介して、携帯端末MBから、各表示装置DPに対する携帯端末MBの相対位置情報ML2を受信する。記憶部13は相対位置情報ML2を記憶する。

0094

ステップS23において、制御部51の取得部111は、表示装置データベース17から、各表示装置DPの位置情報DLを取得する。

0095

ステップS24において、制御部51の位置特定部116は、各表示装置DPに対する携帯端末MBの相対位置情報ML2と、各表示装置DPの位置情報DLとに基づいて、携帯端末MBの位置を特定し、携帯端末MBの絶対位置情報ML4を出力する。記憶部13は、絶対位置情報ML4を記憶する。

0096

ステップS25において、取得部111は、記憶部13から、目的地情報DNと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4とを取得し、表示装置データベース17から、2以上の表示装置DPの位置情報DLを取得し、地図データベース19から、地図データを取得する。

0097

ステップS26において、制御部51の経路決定部117は、携帯端末MBの目的地情報DNと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4と、2以上の表示装置DPの位置情報DLと、地図データとに基づいて、目的地までの経路RTを決定する。

0098

ステップS27において、経路決定部117は、2以上の表示装置DPのうちから、経路RTに沿って位置する複数の表示装置DPを特定する。

0099

ステップS28において、制御部51は、通信部15を介して、携帯端末MBから、経路RTに位置する各表示装置DPに対する携帯端末MBの相対位置情報ML2を受信する。記憶部13は相対位置情報ML2を記憶する。

0100

ステップS29において、取得部111は、表示装置データベース17から、経路RTに位置する各表示装置DPの位置情報DLを取得する。

0101

ステップS30において、位置特定部116は、各表示装置DPに対する携帯端末MBの相対位置情報ML2と、各表示装置DPの位置情報DLとに基づいて、携帯端末MBの位置を特定し、携帯端末MBの絶対位置情報ML4を出力する。記憶部13は、絶対位置情報ML4を記憶する。

0102

ステップS31において、位置特定部116は、絶対位置情報ML4に基づいて、携帯端末MBが経路RTから外れたか否かを判定する。

0103

ステップS31で経路RTから外れたと判定された場合は、処理は、ステップS22に進む。

0104

一方、ステップS31で経路RTから外れていないと判定された場合は、処理は、図9のステップS32に進む。

0105

図9に示すように、ステップS32において、取得部111は、経路RTに位置する各表示装置DPに対する携帯端末MBの相対位置情報ML2を記憶部13から取得する。

0106

ステップS33において、制御部11の選択部113は、経路RTに位置する複数の表示装置DPのうち、携帯端末MBの位置を含む所定範囲AR内に位置する全ての表示装置DPを選択する。

0107

ステップS34において、制御部11の移動方向特定部123は、位置特定部116によって特定された携帯端末MBの位置の移動履歴に基づいて、携帯端末MBの移動方向MDを特定する。

0108

ステップS35において、制御部11の案内方向決定部119は、位置特定部116によって特定された携帯端末MBの位置に応じた案内方向DGを決定する。

0109

ステップS36において、制御部11の表示形態決定部121は、案内方向DGに基づいて、所定範囲AR内の各表示装置DPに表示する経路情報Rの表示形態を決定する。なお、表示形態決定部121は、所定範囲AR内の各表示装置DPと携帯端末MBとの間の距離Lと、携帯端末MBの移動方向MDとのうちの少なくとも1つと、案内方向DGとに基づいて、所定範囲AR内の各表示装置DPに表示する経路情報Rの表示形態を決定することが好ましい。

0110

ステップS37において、制御部11の表示制御部115は、通信部15を介して、所定範囲AR内の各表示装置DPに、経路情報Rの表示形態を示す表示形態情報DFを送信する。この場合、表示制御部115は、表示形態情報DFに命令情報を付加して、命令情報の付加された表示形態情報DFを各表示装置DPに送信する。命令情報は、表示装置DPに対して、表示形態情報DFによって示される表示形態で経路情報Rを表示することを命令する情報である。

0111

ステップS38において、制御部11は、携帯端末MBの位置を示す絶対位置情報ML4と目的地情報DNとに基づいて、携帯端末MBが目的地に到着したか否かを判定する。

0112

ステップS38で携帯端末MBが目的地に到着していないと判定された場合、処理は、図8のステップS28に進む。

0113

一方、ステップS38で携帯端末MBが目的地に到着したと判定された場合、処理は、ステップS39に進む。

0114

ステップS39において、制御部11は、通信部15を介して、携帯端末MBが目的地に到着したことを示す情報を、携帯端末MB、および、所定範囲AR内の表示装置DPに送信する。そして、処理は終了する。

0115

なお、表示制御部115は、通信部15を介して、携帯端末MBが通過した表示装置DPに対して、経路情報Rの表示を終了することを示す命令情報を送信してもよい。

0116

次に、図3および図10を参照して、表示装置DPの処理を説明する。図10は、表示装置DPの処理を示すフローチャートである。図10に示すように、表示装置DPの処理は、ステップS51〜ステップS55を含む。具体的には、表示装置DPの記憶部33に記憶されたコンピュータープログラムが、表示装置DPの制御部31に、ステップS51〜ステップS55を実行させる。

0117

図3および図10に示すように、ステップS51において、制御部31は、近距離通信部37の通信可能範囲内に位置する携帯端末MBの近距離通信部57と近距離無線通信を行うように、近距離通信部37を制御する。その結果、近距離通信部37は携帯端末MBの近距離通信部57と近距離無線通信を行う。

0118

ステップS52において、制御部31は、通信部35を介して、サーバー1から表示形態情報DFを受信する。

0119

ステップS53において、制御部31は、コンテンツ画像IMの表示位置に基づいて経路情報Rの表示位置を調節する。

0120

ステップS54において、制御部31は、表示形態情報DFによって示される表示形態で、調節後の表示位置に経路情報Rを表示するように表示部39を制御する。その結果、表示部39は、表示形態情報DFによって示される表示形態で、調節後の表示位置に経路情報Rを表示する。

0121

ステップS55において、制御部31は、携帯端末MBが目的地に到着したか否かを判定する。具体的には、制御部31は、携帯端末MBが目的地に到着したことを示す情報をサーバー1から受信したか否かを判定する。

0122

ステップS55で携帯端末MBが目的地に到着していないと判定された場合、つまり、携帯端末MBが目的地に到着したことを示す情報をサーバー1から受信していないと判定された場合、処理はステップS51に進む。

0123

一方、ステップS55で携帯端末MBが目的地に到着したと判定された場合、つまり、携帯端末MBが目的地に到着したことを示す情報をサーバー1から受信したと判定された場合、処理は終了する。

0124

以上、図1図10を参照して説明したように、実施形態1では、目的地までの経路RTに位置する複数の表示装置DPが経路情報Rを表示する。従って、携帯端末MBの画面に経路情報Rが表示される場合のようにユーザーURが携帯端末MBの画面を見ながら歩行することが要求されない。その結果、ユーザーURは、周囲の状況を把握しながら、表示装置DPに表示された経路情報Rによって目的地まで円滑に案内されることができる。また、実施形態1では、携帯端末MBの位置を示す絶対位置情報ML4が相対位置情報ML2に基づいて決定される。従って、経路RTがGPSの電波を受信できない位置を通っている場合であっても、経路情報RによってユーザーURを目的地まで的確に案内できる。さらに、実施形態1では、既存の表示装置DPを利用できる。従って、経路案内のためだけに、センサーなどの専用装置を設置する必要がない。その結果、設備投資を抑制できる。

0125

(実施形態2)
次に、図2図4および図7図11を参照して、本発明の実施形態2に係る経路案内システム(以下、「経路案内システム100A」と記載する。)を説明する。経路案内システム100Aの構成は、図1図4を参照して説明した実施形態1に係る経路案内システム100の構成と同様である。特に、実施形態2では、複数の携帯端末MBごとに経路情報Rの表示形態が異なる点で、実施形態2は実施形態1と主に異なる。以下、実施形態2が実施形態1と異なる点を主に説明する。

0126

図11は、実施形態2に係る経路案内システム100Aの表示装置DPによる経路案内の表示例を示す図である。図11に示すように、表示装置DPは、ユーザーUR1の携帯端末MB(以下、「携帯端末MB1」と記載する場合がある。)の識別情報ID1に応じた表示形態の経路情報Raと、別のユーザーUR2の携帯端末MB(以下、「携帯端末MB2」と記載する場合がある。)の識別情報ID2に応じた表示形態の経路情報Rbとを表示する。この場合、経路情報Raの表示形態と経路情報Rbの表示形態とは異なる。従って、実施形態2によれば、ユーザーUR1およびユーザーUR2にとって、自分を案内する経路情報Rを認識し易い。なお、上述したように、表示形態は、経路情報Rの形状、模様、色彩、サイズ、表示位置、および表示方法を含む概念である。

0127

図11の例では、経路情報Raは矢印画像3aを含む。経路情報Rbは矢印画像3bを含む。そして、矢印画像3aの色彩と矢印画像3bの色彩とが異なる。

0128

次に、図2図4および図7図10を参照して、経路案内システム100Aの携帯端末MB、サーバー1、および表示装置DPの処理を説明する。図7に示すステップS2において、携帯端末MBの制御部51は、通信部55を介して、サーバー1に、目的地情報DNとともに、携帯端末MBの識別情報IDを送信する。識別情報IDは、携帯端末IDを識別するためのユニークな情報である。

0129

図8に示すステップS21において、サーバー1の制御部11は、通信部15を介して、目的地情報DNとともに、携帯端末MBの識別情報IDを受信する。

0130

図9に示すステップS36において、サーバー1の表示形態決定部121は、所定範囲AR内に位置する表示装置DPに表示する経路情報Rの表示形態を、携帯端末MBの識別情報IDに応じて決定する。

0131

図10に示すステップS54において、表示装置DPは、識別情報IDに応じた表示形態で経路情報Rを表示する。

0132

従って、実施形態2によれば、表示装置DPの各々は、複数の携帯端末MBごとに異なる表示形態の経路情報Rを表示できる。その結果、複数の携帯端末MBの各ユーザーURにとって、自分を案内する経路情報Rを認識し易い。

0133

(実施形態3)
次に、図2図4図7図10、および、図12図14を参照して、本発明の実施形態3に係る経路案内システム100(以下、「経路案内システム100B」と記載する。)を説明する。経路案内システム100Bの構成は、図1図4を参照して説明した実施形態1に係る経路案内システム100の構成と同様である。特に、実施形態3では、表示装置DPが複数の表示部39または湾曲した表示部39を有する点で、実施形態3は実施形態1と主に異なる。以下、実施形態3が実施形態1と異なる点を主に説明する。

0134

図12は、実施形態3に係る経路案内システム100Bによる経路案内の一例を示す図である。図12に示すように、経路案内システム100Bの表示装置DPの各々は、複数の表示部39を含む。図12の例では、表示装置DP1、DP2の各々は、4つの表示部39a、39b、39c、39dを含む。複数の表示部39は、例えば、角柱状構造物5に設置されている。複数の表示部39は、互いに異なる方向を向いている。

0135

また、図12では、説明の便宜上、表示部39ごとに、矩形枠SCを図示している。そして、矩形枠SCには、表示部39に表示される経路情報Rを図示している。図12の例では、表示部39c、39dによって表示される経路情報Rは、案内方向DGを示す矢印画像3を含んでいる。

0136

特に、実施形態3では、図2に示す表示形態決定部121によって、経路情報Rの表示形態が、携帯端末MBの移動方向MDと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4と、案内方向DGと、表示装置DPの各表示部39が向いている方向とのうちの少なくとも1以上の情報に基づいて決定されている。

0137

図12の例では、表示形態決定部121によって、携帯端末MBの移動方向MDと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4と、案内方向DGと、表示装置DP1、DP2の各表示部39が向いている方向とに基づいて、表示装置DP1、DP2の各々において、複数の表示部39a〜39dのうちから、経路情報Rを表示する表示部39c、39dが選択されている。従って、実施形態3によれば、複数の表示部39a〜39dのうちから、案内に適した表示部39c、39dに経路情報Rを表示できる。

0138

また、表示形態決定部121によって、表示装置DP1、DP2の各々において、携帯端末MBの移動方向MDと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4と、案内方向DGと、表示装置DP1、DP2の各表示部39が向いている方向とに基づいて、経路情報Rの矢印画像3の向きが決定されている。従って、実施形態3によれば、移動方向MDと絶対位置情報ML4と案内方向DGと表示部39が向いている方向と応じて、ユーザーURにとって理解し易い経路情報Rを表示できる。図12の例では、表示部39cは、下から上に向いている矢印画像3を表示する。また、表示部39dは、右から左に向いている矢印画像3を表示する。

0139

図13は、実施形態3に係る経路案内システム100Bによる経路案内の他の例を示す図である。図13に示すように、表示装置DPの各々は、湾曲した表示部39を含む。図13の例では、表示部39は略円筒形状を有する。表示部39は、例えば、円柱状構造物5Aに設置されている。

0140

また、図13では、説明の便宜上、表示部39の表示面のうち、経路情報Rが表示される表示領域SFごとに、矩形枠SCを図示している。そして、矩形枠SCには、表示領域SFに表示される経路情報Rを図示している。図13の例では、表示領域SFによって表示される経路情報Rは、案内方向DGを示す矢印画像3を含んでいる。また、図13では、理解を容易にするために、表示領域SFをハッチングで示している。

0141

図13の例では、表示形態決定部121によって、携帯端末MBの移動方向MDと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4と、案内方向DGと、表示装置DP1、DP2の表示部39の表示面が向いている方向とに基づいて、表示装置DP1、DP2の各々において、表示部39の表示面のうちから、経路情報Rを表示する表示領域SFが選択されている。従って、実施形態3によれば、表示部39の表示面のうちから、案内に適した表示領域SFに経路情報Rを表示できる。

0142

また、表示形態決定部121によって、表示装置DP1、DP2の各々において、携帯端末MBの移動方向MDと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4と、案内方向DGと、表示装置DP1、DP2の表示部39の表示面が向いている方向とに基づいて、経路情報Rの矢印画像3の向きが決定されている。従って、実施形態3によれば、ユーザーURにとって理解し易い経路情報Rを表示できる。図13の例では、表示装置DP1、DP2の表示領域SFには、左から右に向いている矢印画像3が表示される。

0143

図14は、実施形態3に係る経路案内システム100Bによる経路案内のさらに他の例を示す図である。

0144

図14の例では、表示形態決定部121によって、携帯端末MBの絶対位置情報ML4に基づいて、表示装置DP1に経路情報Rを表示しないことが決定されている。なぜなら、携帯端末MBは、表示装置DP1を通り過ぎているからである。

0145

また、表示形態決定部121によって、携帯端末MBの移動方向MDと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4と、案内方向DGと、表示装置DP2の表示部39の表示面が向いている方向とに基づいて、表示装置DP2において、表示部39の表示面のうちから、経路情報Rを表示する表示領域SFが選択されている。

0146

図13図14とを比較して理解できるように、携帯端末MBの移動方向MDおよび位置に応じて、表示装置DP2における表示領域SFの位置が異なっている。つまり、携帯端末MBの移動方向MDおよび位置に応じて、適切な表示領域SFが選択されている。

0147

また、表示形態決定部121によって、表示装置DP2において、携帯端末MBの移動方向MDと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4と、案内方向DGと、表示装置DP1、DP2の表示部39の表示面が向いている方向とに基づいて、経路情報Rの矢印画像3の向きが決定されている。従って、実施形態3によれば、ユーザーURにとって理解し易い経路情報Rを表示できる。図14の例では、表示装置DP2の表示領域SFには、下から上に向いている矢印画像3が表示される。

0148

図13図14とを比較して理解できるように、携帯端末MBの移動方向MDおよび位置に応じて、矢印画像3の向きが異なっている。つまり、携帯端末MBの移動方向MDおよび位置に応じて、矢印画像3に対して適切な向きが選択されている。

0149

次に、図2図4図9、および図10を参照して、経路案内システム100Bのサーバー1および表示装置DPの処理を説明する。図9に示すステップS36において、サーバー1の表示形態決定部121は、携帯端末MBの移動方向MDと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4と、案内方向DGと、表示装置DPの各表示部39が向いている方向とのうちの少なくとも1以上の情報に基づいて、経路情報Rの表示形態を決定する。

0150

図10に示すステップS54において、表示装置DPは、表示形態決定部121によって決定された表示形態で経路情報Rを表示する(図13図15)。従って、実施形態3によれば、表示装置DPの各々は、携帯端末MBのユーザーURが見易いように経路情報Rを表示できる。

0151

(実施形態4)
次に、図2図4および図15図17を参照して、本発明の実施形態4に係る経路案内システム(以下、「経路案内システム100C」と記載する。)を説明する。経路案内システム100Cの構成は、図1図4を参照して説明した実施形態1に係る経路案内システム100の構成と同様である。特に、実施形態4では、表示装置DPの検知部41の検知結果に基づいて経路RTを変更する点で、実施形態4は実施形態1と主に異なる。以下、実施形態4が実施形態1と異なる点を主に説明する。

0152

図15は、実施形態4に係る経路案内システム100Cの表示装置DPの処理を示すフローチャートである。図15に示すように、表示装置DPの処理は、ステップS71〜ステップS77を含む。具体的には、表示装置DPの記憶部33に記憶されたコンピュータープログラムが、表示装置DPの制御部31に、ステップS71〜ステップS77を実行させる。

0153

図3および図15に示すように、ステップS71において、表示装置DPの制御部31は、検知部41から、人間の検知結果を示す検知情報DTを取得する。

0154

ステップS72において、制御部31は、通信部35を介して、検知情報DTをサーバー1に送信する。

0155

ステップS73〜ステップS77は、それぞれ、図10のステップS51〜ステップS55と同様であり、説明を省略する。

0156

図16および図17は、実施形態4に係る経路案内システム100Cのサーバー1の処理を示すフローチャートである。図16および図17に示すように、サーバー1の処理は、ステップS91〜ステップS111を含む。具体的には、サーバー1の記憶部13に記憶されたコンピュータープログラムが、サーバー1の制御部51に、ステップS91〜ステップS111を実行させる。

0157

図16に示すように、ステップS91〜ステップS94は、それぞれ、図8のステップS21〜ステップS24と同様であり、説明を省略する。

0158

ステップS95において、制御部11は、通信部15を介して、各表示装置DPから、検知情報DTを受信する。記憶部13は検知情報DTを記憶する。

0159

ステップS96において、取得部111は、記憶部13から、検知情報DTと、目的地情報DNと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4とを取得し、表示装置データベース17から、2以上の表示装置DPの位置情報DLを取得し、地図データベース19から、地図データを取得する。

0160

ステップS97において、制御部51の経路決定部117は、表示装置DPの検知部41が検知した人間の検知結果を示す検知情報DTと、携帯端末MBの目的地情報DNと、携帯端末MBの絶対位置情報ML4と、2以上の表示装置DPの位置情報DLと、地図データとに基づいて、目的地までの経路RTを決定する。

0161

従って、実施形態4によれば、経路決定部117は、各表示装置DPの検知部41による人間の検知結果に応じて、経路RTを決定できる。例えば、各表示装置DPの周辺における人間の混雑の程度に応じて、経路RTを決定できる。その結果、混雑していない経路RTを携帯端末MBのユーザーURに案内できる。

0162

ステップS98〜ステップS102は、それぞれ、図8のステップS27〜ステップS31と同様であり、説明を省略する。

0163

また、図17に示すように、ステップS103〜ステップS106は、それぞれ、図9のステップS32〜ステップS35と同様であり、説明を省略する。

0164

ステップS107において、制御部11は、通信部15を介して、各表示装置DPから、検知情報DTを受信する。記憶部13は検知情報DMを記憶する。

0165

ステップS108において、サーバー1の表示形態決定部121は、案内方向DGと検知情報DMとに基づいて、所定範囲AR内の各表示装置DPに表示する経路情報Rの表示形態を決定する。なお、表示形態決定部121は、所定範囲AR内の各表示装置DPと携帯端末MBとの間の距離Lと、携帯端末MBの移動方向MDとのうちの少なくとも1つと、案内方向DGと、検知情報DMとに基づいて、所定範囲AR内の各表示装置DPに表示する経路情報Rの表示形態を決定することが好ましい。

0166

すなわち、ステップS108において、経路決定部117は、各表示装置DPの検知部41による人間の検知結果に応じて、経路情報Rの表示形態を決定できる。

0167

ステップS109において、制御部11の表示制御部115は、通信部15を介して、所定範囲AR内の各表示装置DPに、経路情報Rの表示形態を示す表示形態情報DFを送信する。この場合、表示制御部115は、表示形態情報DFに命令情報を付加して、命令情報の付加された表示形態情報DFを各表示装置DPに送信する。命令情報は、表示装置DPに対して、表示形態情報DFによって示される表示形態で経路情報Rを表示することを命令する情報である。

0168

従って、図15に示すように、ステップS76において、表示装置DPは、検知情報DTに基づいて決定された表示形態で経路情報Rを表示する。その結果、実施形態4によれば、各表示装置DPにおいて、検知部41による人間の検知結果に応じた表示形態で経路情報Rを表示できる。例えば、各表示装置DPの周辺における人間の混雑の程度に応じて、経路情報Rの表示位置を変更できる。その結果、人間の混雑の程度に応じて、見易い位置に経路情報Rを表示できる。

0169

具体的には、図17のステップS108において、検知情報DTが閾値TH以上の数の人間が表示装置DPの周辺に存在することを示している場合に、表示形態決定部121は、経路情報Rの表示位置を表示部39の下部領域から上部領域に変更する。

0170

ステップS110およびステップS111は、それぞれ、図9のステップS38およびステップS39と同様であり、説明を省略する。

0171

なお、サーバー1の経路決定部117は、検知情報DTと、目的地情報DNと、絶対位置情報ML4と、2以上の表示装置DPの位置情報DLと、地図データとに基づいて、目的地までの経路RTを動的に変更してもよい。この場合、経路決定部117は、各表示装置DPの検知部41による人間の検知結果に応じて、経路RTを変更できる。例えば、各表示装置DPの周辺における人間の混雑の程度に応じて、経路RTを変更できる。その結果、混雑していない経路RTを携帯端末MBのユーザーURに案内できる。

0172

具体的には、検知情報DTが閾値TH以上の数の人間が表示装置DPの周辺に存在することを示している場合に、経路決定部117は、経路RTを変更する。

0173

以上、図面を参照して本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施できる。また、上記の実施形態に開示される複数の構成要素は適宜改変可能である。例えば、ある実施形態に示される全構成要素のうちのある構成要素を別の実施形態の構成要素に追加してもよく、または、ある実施形態に示される全構成要素のうちのいくつかの構成要素を実施形態から削除してもよい。

0174

また、図面は、発明の理解を容易にするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚さ、長さ、個数、間隔等は、図面作成都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の構成は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。

0175

(1)図1図15を参照して説明した実施形態1から実施形態4では、サーバー1が「経路案内装置」および「経路決定装置」として機能した。ただし、携帯端末MBが「経路案内装置」および「経路決定装置」として機能してもよい。この場合は、携帯端末MBの制御部51が、取得部111、選択部113、表示制御部115、位置特定部116、経路決定部117、案内方向決定部119、表示形態決定部121、および移動方向特定部123を含む。また、複数の表示装置DPのうちの少なくとも1つの表示装置DPが「経路案内装置」および「経路決定装置」として機能してもよい。この場合は、表示装置DPの制御部31が、取得部111、選択部113、表示制御部115、位置特定部116、経路決定部117、案内方向決定部119、表示形態決定部121、および移動方向特定部123を含む。なお、例えば、表示装置データベース17および地図データベース19は、携帯端末MBおよび表示装置DPの外部に配置され、ネットワークNWに接続される。

0176

(2)図1図15を参照して説明した実施形態1から実施形態4では、携帯端末MBの位置特定部511が、携帯端末MBの位置を特定し、相対位置情報ML2を出力した。ただし、各表示装置DPが、携帯端末MBの位置を特定し、相対位置情報ML2を出力してもよい。この場合は、図4に示す位置特定部511と同様の位置特定部が、図3に示す表示装置DPの制御部31に含まれる。また、表示装置DPがサーバー1に相対位置情報ML2を送信する。

0177

(3)図1図15を参照して説明した実施形態1から実施形態4では、表示装置DPの近距離通信部37と携帯端末MBの近距離通信部57との間の近距離無線通信の結果に基づいて、携帯端末MBの相対位置情報ML2が導出された。ただし、表示装置DPの通信部35が有する無線通信部と携帯端末MBの通信部55が有する無線通信部との間の無線通信の結果に基づいて、携帯端末MBの相対位置情報ML2が導出されてもよい。この場合、例えば、通信部35が有する無線通信部と通信部55が有する無線通信部との各々は、Wi−Fi(登録商標)によって定められた無線通信規格に準拠して無線通信する。

0178

この場合、近距離通信部37と近距離通信部57との間の近距離無線通信の結果に基づいて相対位置情報ML2を導出する場合と同様にして、通信部35が有する無線通信部と通信部55が有する無線通信部との間の受信電波強度に基づいて相対位置情報ML2が導出される。

0179

本発明は、経路案内装置、表示装置、携帯端末、経路決定装置、経路案内方法、および経路決定方法を提供するものであり、産業上の利用可能性を有する。

0180

1サーバー(経路案内装置、経路決定装置)
111 取得部
113 選択部
115表示制御部
116位置特定部
117経路決定部
119案内方向決定部
123移動方向特定部
DP、DP1〜DPN表示装置
MB 携帯端末

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