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技術 メッセージ提供装置、プログラム、及び表示制御方法

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 笹前守野村賢次小林裕次郎安川潔黒川正樹
出願日 2019年3月22日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-054343
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-154940
状態 未査定
技術分野 計算機間の情報転送 計算機・データ通信 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード 登録タイミング チケット予約サービス 切替回数 操作作業 デフォルト条件 メッセージ管理テーブル 連携関係 出力権限
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月24日)のものです。
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図面 (20)

課題

チャットルームでユーザがチャットボットとメッセージをやり取りする場合において、ユーザが意図しないチャットボットがメッセージに応答する事態を抑制する技術を提供する。

解決手段

複数のユーザがそれぞれチャットボットをチャットルーム内に招待する。アイコン100で示すユーザがプリントを指示するメッセージを送信すると、アイコン204で示す、当該ユーザが招待したチャットボットcがメッセージに応答して印刷を実行する。他のユーザが招待したチャットボットa,bはメッセージに応答しない。当該ユーザが招待したチャットボットが存在しない場合は、一定条件下で特定チャットボットが選択されて応答する。

概要

背景

特許文献1には、ユーザからの動作指示の結果を報告するメッセージを、そのメッセージの宛て先を明示して通知するメッセージ通知装置が記載されている。動作指示検出部は、メッセージから動作指示を検出するとともに、該メッセージを書き込んだメンバー指示者として特定し、報告メッセージ表示部は、該動作指示に従って動作した結果についてのメッセージを、該指示者を宛て先として明記した状態で家族伝言板に表視させる。

メッセージサービスとは、チャットやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等を用いて、当該チャットやSNSに参加するユーザ間でメッセージをやり取りするサービスである。当該メッセージサービスでは、このメッセージサービス上で動作する、音声文字を介した、人間との対話シミュレーションする目的で設計された(擬人化ソフトウェアロボットプログラム(以下、これを「チャットボット」という)が提案されている。チャットボットは、ユーザから入力されたメッセージから特定の単語や語句を検出し、それに合う予め用意された応答を出力するように動作する。チャットボットとしては、企業や店鋪などの、広告用または商業用に割り当てられたメッセンジャーサービスアカウント運用するものもあり、ユーザはメッセージのやり取りを通じてチャットルーム内でチャットボットと会話を楽しみ、また、チャットボットに対して種々のサービスを実行させることができる。

概要

チャットルームでユーザがチャットボットとメッセージをやり取りする場合において、ユーザが意しないチャットボットがメッセージに応答する事態を抑制する技術を提供する。複数のユーザがそれぞれチャットボットをチャットルーム内に招待する。アイコン100で示すユーザがプリントを指示するメッセージを送信すると、アイコン204で示す、当該ユーザが招待したチャットボットcがメッセージに応答して印刷を実行する。他のユーザが招待したチャットボットa,bはメッセージに応答しない。当該ユーザが招待したチャットボットが存在しない場合は、一定条件下で特定チャットボットが選択されて応答する。

目的

本発明は、チャットルームでユーザがチャットボットとメッセージをやり取りする場合において、応答するチャットボットをチャットルームで都度指定しない場合と比べて、ユーザが意図しないチャットボットがメッセージに応答する事態を抑制する技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

チャットルームでユーザがメッセージをやり取りするメッセージサービス上で動作する、ユーザとメッセージをやり取りするチャットボット利用可能な状態とする操作手段と、複数のユーザによる前記操作手段の操作により複数の前記チャットボットが利用可能な状態である場合において、特定ユーザのメッセージに対して前記特定ユーザが利用可能な状態とした前記チャットボットに応答させる制御手段と、を備えるメッセージ提供装置

請求項2

前記制御手段は、前記特定ユーザが利用可能な状態とした前記チャットボットが存在しない場合、複数の前記チャットボットから予め定めた第1条件を満たすチャットボットを選択して当該チャットボットに応答させる請求項1に記載のメッセージ提供装置。

請求項3

ユーザ毎に前記チャットボットを登録する登録手段をさらに備え、前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から前記登録手段で前記特定ユーザが登録したチャットボットを選択して応答させる請求項2に記載のメッセージ提供装置。

請求項4

前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から前記登録手段で前記特定ユーザが登録し、かつ当該ユーザの使用履歴に応じてチャットボットを選択して応答させる請求項3に記載のメッセージ提供装置。

請求項5

前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から前記登録手段で前記特定ユーザが登録し、かつ当該ユーザのチャットボットの使用履歴に応じてチャットボットを選択して応答させる請求項3に記載のメッセージ提供装置。

請求項6

前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から前記登録手段で前記特定ユーザが登録し、かつ前記登録に応じてチャットボットを選択して応答させる請求項3に記載のメッセージ提供装置。

請求項7

前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から前記登録手段で前記特定ユーザが登録し、かつ優先順位に応じてチャットボットを選択して応答させる請求項3に記載のメッセージ提供装置。

請求項8

前記制御手段は、前記登録手段で前記特定ユーザが登録したチャットボットが当該チャットルームに存在しない場合に、予め定めた第2条件を満たすチャットボットを選択して応答させる請求項3に記載のメッセージ提供装置。

請求項9

前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から利用可能な状態となったチャットボットを選択して応答させる請求項8に記載のメッセージ提供装置。

請求項10

前記制御手段は、選択した前記チャットボットがメッセージに対する応答権限を有するが出力権限を有しない場合、前記メッセージに対してエラーメッセージを応答させる請求項2〜9のいずれかに記載のメッセージ提供装置。

請求項11

コンピュータをチャットルームでユーザがメッセージをやり取りするメッセージサービス上で動作する、ユーザとメッセージをやり取りするチャットボットを利用可能な状態とする操作手段と、複数のユーザによる前記操作手段の操作により複数の前記チャットボットが利用可能な状態である場合において、特定ユーザのメッセージに対して前記特定ユーザが利用可能な状態とした前記チャットボットに応答させる制御手段として動作させるためのプログラム

請求項12

チャットルームでユーザがメッセージをやり取りするメッセージサービス上で動作する、ユーザとメッセージをやり取りするチャットボットを利用可能な状態とするステップと、複数のユーザにより複数の前記チャットボットが利用可能な状態である場合において、特定ユーザのメッセージに対して前記特定ユーザが利用可能な状態とした前記チャットボットに応答させて画面に表示させるステップと、を備える表示制御方法

技術分野

0001

本発明は、メッセージ提供装置プログラム、及び表示制御方法に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、ユーザからの動作指示の結果を報告するメッセージを、そのメッセージの宛て先を明示して通知するメッセージ通知装置が記載されている。動作指示検出部は、メッセージから動作指示を検出するとともに、該メッセージを書き込んだメンバー指示者として特定し、報告メッセージ表示部は、該動作指示に従って動作した結果についてのメッセージを、該指示者を宛て先として明記した状態で家族伝言板に表視させる。

0003

メッセージサービスとは、チャットやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等を用いて、当該チャットやSNSに参加するユーザ間でメッセージをやり取りするサービスである。当該メッセージサービスでは、このメッセージサービス上で動作する、音声文字を介した、人間との対話シミュレーションする目的で設計された(擬人化ソフトウェアロボットプログラム(以下、これを「チャットボット」という)が提案されている。チャットボットは、ユーザから入力されたメッセージから特定の単語や語句を検出し、それに合う予め用意された応答を出力するように動作する。チャットボットとしては、企業や店鋪などの、広告用または商業用に割り当てられたメッセンジャーサービスアカウント運用するものもあり、ユーザはメッセージのやり取りを通じてチャットルーム内でチャットボットと会話を楽しみ、また、チャットボットに対して種々のサービスを実行させることができる。

先行技術

0004

特開2014−164522号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、チャットルームにおいて複数のユーザがチャットを楽しむ場合において、複数のユーザがそれぞれチャットボットを当該チャットルームで利用可能な状態とする(以下、これをチャットボットの「招待」という)場合があり、この場合には同一チャットルームに複数のチャットボットが存在することになるため、あるユーザがチャットボットに対してメッセージを送っても、当該ユーザが意図しない別のチャットボットが当該メッセージに応答してしまうおそれがある。

0006

本発明は、チャットルームでユーザがチャットボットとメッセージをやり取りする場合において、応答するチャットボットをチャットルームで都度指定しない場合と比べて、ユーザが意図しないチャットボットがメッセージに応答する事態を抑制する技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に記載の発明は、チャットルームでユーザがメッセージをやり取りするメッセージサービス上で動作する、ユーザとメッセージをやり取りするチャットボットを利用可能な状態とする操作手段と、複数のユーザによる前記操作手段の操作により複数の前記チャットボットが利用可能な状態である場合において、特定ユーザのメッセージに対して前記特定ユーザが利用可能な状態とした前記チャットボットに応答させる制御手段とを備えるメッセージ提供装置である。

0008

請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、前記特定ユーザが利用可能な状態とした前記チャットボットが存在しない場合、複数の前記チャットボットから予め定めた第1条件を満たすチャットボットを選択して当該チャットボットに応答させる請求項1に記載のメッセージ提供装置である。

0009

請求項3に記載の発明は、ユーザ毎に前記チャットボットを登録する登録手段をさらに備え、前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から前記登録手段で前記特定ユーザが登録したチャットボットを選択して応答させる請求項2に記載のメッセージ提供装置である。

0010

請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から前記登録手段で前記特定ユーザが登録し、かつ当該ユーザの使用履歴に応じてチャットボットを選択して応答させる請求項3に記載のメッセージ提供装置である。

0011

請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から前記登録手段で前記特定ユーザが登録し、かつ当該ユーザのチャットボットの使用履歴に応じてチャットボットを選択して応答させる請求項3に記載のメッセージ提供装置である。

0012

請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から前記登録手段で前記特定ユーザが登録し、かつ前記登録に応じてチャットボットを選択して応答させる請求項3に記載のメッセージ提供装置である。

0013

請求項7に記載の発明は、前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から前記登録手段で前記特定ユーザが登録し、かつ優先順位に応じてチャットボットを選択して応答させる請求項3に記載のメッセージ提供装置である。

0014

請求項8に記載の発明は、前記制御手段は、前記登録手段で前記特定ユーザが登録したチャットボットが当該チャットルームに存在しない場合に、予め定めた第2条件を満たすチャットボットを選択して応答させる請求項3に記載のメッセージ提供装置である。

0015

請求項9に記載の発明は、前記制御手段は、複数の前記チャットボットの中から利用可能な状態となったチャットボットを選択して応答させる請求項8に記載のメッセージ提供装置である。

0016

請求項10に記載の発明は、前記制御手段は、選択した前記チャットボットがメッセージに対する応答権限を有するが出力権限を有しない場合、前記メッセージに対してエラーメッセージを応答させる請求項2〜9のいずれかに記載のメッセージ提供装置である。

0017

請求項11に記載の発明は、コンピュータを、チャットルームでユーザがメッセージをやり取りするメッセージサービス上で動作する、ユーザとメッセージをやり取りするチャットボットを利用可能な状態とする操作手段と、複数のユーザによる前記操作手段の操作により複数の前記チャットボットが利用可能な状態である場合において、特定ユーザのメッセージに対して前記特定ユーザが利用可能な状態とした前記チャットボットに応答させる制御手段として動作させるためのプログラムである。

0018

請求項12に記載の発明は、チャットルームでユーザがメッセージをやり取りするメッセージサービス上で動作する、ユーザとメッセージをやり取りするチャットボットを利用可能な状態とするステップと、複数のユーザにより複数の前記チャットボットが利用可能な状態である場合において、特定ユーザのメッセージに対して前記特定ユーザが利用可能な状態とした前記チャットボットに応答させて画面に表示させるステップとを備える表示制御方法である。

発明の効果

0019

請求項1,11,12に記載の発明によれば、チャットルームでユーザがチャットボットとメッセージをやり取りする場合において、ユーザが意図しないチャットボットがメッセージに応答する事態を抑制できる。

0020

請求項2に記載の発明によれば、さらに、ユーザが利用可能な状態としたチャットボットが存在しない場合にも対応し得る。

0021

請求項3に記載の発明によれば、さらに、ユーザが登録したチャットボットを用いてメッセージに応答し得る。

0022

請求項4に記載の発明によれば、さらに、ユーザの使用履歴に応じたチャットボットを用いてメッセージに応答し得る。

0023

請求項5に記載の発明によれば、さらに、チャットボットの使用履歴に応じてメッセージに応答し得る。

0024

請求項6に記載の発明によれば、さらに、チャットボットの登録に応じてメッセージに応答し得る。

0025

請求項7に記載の発明によれば、さらに、チャットボットの優先順位に応じてメッセージに応答し得る。

0026

請求項8,9に記載の発明によれば、さらに、ユーザがチャットボットを登録していない場合にもメッセージに応答し得る。

0027

請求項10に記載の発明によれば、さらに、チャットボットに、メッセージに対する応答権限と出力権限とを分けて付与することができ、かつ、メッセージに対する応答権限を有するが出力権限を有しない場合にも対応し得る。

図面の簡単な説明

0028

実施形態のシステム構成図である。
実施形態の機能ブロック図である。
実施形態の構成ブロック図である。
実施形態の設定情報登録説明図である。
実施形態の設定情報テーブルの説明図である。
同一ユーザによるプリンタ切替説明図である。
1つのチャットボットによる複数プリンタの切替説明図である。
実施形態の複数チャットボットのそれぞれとプリンタとの対応付け説明図である。
実施形態のユーザ毎のチャットボット登録説明図である。
参考例の画面表示説明図である。
実施形態の処理フローチャートである。
実施形態の第1条件の設定画面説明図である。
実施形態の第2条件の設定画面説明図である。
実施形態の画面表示説明図(その1)である。
実施形態のチャットボット毎の使用回数説明図である。
実施形態の画面表示説明図(その2)である。
実施形態の画面表示説明図(その3)である。
実施形態の画面表示説明図(その4)である。
実施形態の画面表示説明図(その5)である。
実施形態の画面表示説明図(その6)である。
変形例のシステム構成図である。

実施例

0029

以下、図面に基づき本発明の実施形態について、チャットボットとして、ユーザからのメッセージに応じて印刷を実行するサービス(以下、プリントサービス)を提供するチャットボットを例にとり説明する。ここでは、チャットボットと記載しているが、メッセージサービスに対応して動作するソフトウェアプログラムロボットを指している。プリントサービスに対応するチャットボットとして、プリントボットと呼ぶ場合がある。

0030

図1は、実施形態におけるメッセージサービスシステムの全体構成図を示す。メッセージサービスシステムは、ユーザ端末A(10A)〜ユーザ端末C(10C)、チャットサービスサーバ14、ボットサーバA(16A)〜ボットサーバB(16B)、及びプリンタA(18A)〜プリンタC(18C)を備える。

0031

ユーザ端末A(10A)〜ユーザ端末C(10C)は、メッセージサービスのユーザが利用する端末であり、スマートフォンタブレット端末、PC(パーソナルコンピュータ)等の情報端末である。図では、ユーザ端末A(10A)、ユーザ端末B(10B)、ユーザ端末C(10C)の3台を示しているが、その数は任意である。ユーザは、ユーザ端末A(10A)〜ユーザ端末C(10C)を操作してクラウド12上のチャットサービスサーバ14にアクセスし、他のユーザやチャットボットとメッセージをやり取りする。以下では、ユーザAがユーザ端末Aを操作し、ユーザBがユーザ端末Bを操作し、ユーザCがユーザ端末Cを操作するものとする。ユーザ端末A(10A)〜ユーザ端末C(10C)とチャットサービスサーバ14は、有線あるいは無線通信ネットワークデータ送受信可能に接続される。通信ネットワークの一例はインターネット等の公衆回線であるが、専用回線でもよい。

0032

チャットサービスサーバ14は、クラウド12上に配置されたクラウドサーバであり、チャットサービスを提供するサーバである。チャットサービスサーバ14は、1又は複数のサーバコンピュータで構成される。チャットサービスサーバ14は、ユーザ端末A〜ユーザ端末Cに対するメッセージの送受信処理、及びメッセージ送受信の画面表示等、メッセージのやり取りに関する処理全般を実行する。チャットサービスサーバ14は、2人のユーザ間のメッセージのやり取りを処理する他に、3人以上のユーザでグループを形成し、グループ内でのメッセージのやり取りを処理することができる(グループチャット)。さらに、チャットサービスサーバ14は、ボットサーバA(16A)、ボットサーバB(16B)と協働し、ボットサーバ16A、ボットサーバ16Bにより提供されるチャットボットに対するメッセージのやり取りを処理する。ユーザとチャットボットとのメッセージのやり取りには、1人のユーザとチャットボットとのメッセージのやり取り、及び複数のユーザとチャットボットとのメッセージのやり取りが含まれる。

0033

ボットサーバA(16A)、ボットサーバB(16B)は、本実施形態におけるメッセージ提供装置として機能する。ボットサーバA(16A)、ボットサーバB(16B)は、ユーザとの間でメッセージをやり取りするチャットボットのソフトウェアロボットプログラムがインストールされ、当該プログラムを実行する。これらのボットサーバA(16A)、ボットサーバB(16B)は、企業や店鋪などの、広告用または商業用に割り当てられたメッセンジャーサービスアカウントがそれぞれ運用するものであってもよい。

0034

ボットサーバA(16A)及びボットサーバB(16B)は、チャットサービスサーバ14と特定API(Application Programming Interface:アプリケーションプログラミングインタフェース)を介して協働し、ユーザとのメッセージをやり取りし、ユーザからのメッセージに自動応答してメッセージを返信する。特定APIは、チャットサービスサーバ14を利用するためのAPIである。APIの形式は任意であるが、例えばJSON(Java(登録商標)script Object Notation:ジャバスクリプトオブジェクトノーテイション)形式のAPIとし、規定のフォーマットのJSONデータをチャットサービスサーバ14の特定URLに対してPOSTやGETで送信し、結果がJSON形式のデータとして返ってくる。

0035

ボットサーバA(16A)、ボットサーバB(16B)は、ユーザからのメッセージに動作指示が含まれている場合に、当該動作指示に応じて特定のサービス内容を実行する。本実施形態において、ボットサーバA(16A)は、ユーザからのメッセージにプリント指示が含まれている場合に、このプリント指示に応じてプリンタA(18A)、プリンタB(18B)あるいはプリンタC(18C)を動作させてプリント処理する「プリントボット」として機能する。他方、ボットサーバ16Bは、ユーザからの動作指示に応じて任意のサービスを提供し得る。図では、ボットサーバA(16A)、ボットサーバB(18B)の2台を示しているが、その数は任意である。1台のボットサーバで複数のチャットボットを構成し得る。

0036

チャットボット(あるいはプリントボット)としてのボットサーバAは、予めユーザ毎に登録された、ソフトウェアロボットプログラムの動作に関する設定情報に従ってプリンタA〜プリンタCを駆動してプリント処理を実行する。これらの設定情報は、プリンタA〜プリンタCを動作させるための動作条件ということもできる。例えば、ユーザAはユーザ端末Aを操作してプリンタAを動作させるための設定情報を入力して登録し、ユーザBはユーザ端末Bを操作してプリンタBを動作させるための設定情報を入力して登録する。

0037

プリンタA(18A)、プリンタB(18B)、プリンタC(18C)は、ボットサーバAからの指令によりプリント処理を実行する。なお、プリンタの数は3台に限定されず、4台以上であってもよい。

0038

図2は、ボットサーバA(16A)の機能ブロック図である。ボットサーバAは、機能ブロックとして、通信部160、メッセージ受付部161、内容解析部162、動作制御部163、応答メッセージ作成部164、ユーザ情報記憶部165、設定情報記憶部166、メッセージ記憶部167、及びAPIゲートウェイ168を備える。

0039

通信部160は、チャットサービスサーバ14及びプリンタA,Bと通信する。通信部160は、APIゲートウェイ168を介してチャットサービスサーバ14と通信し、メッセージを交換する。通信部160は、APIゲートウェイ168を介してチャットサービスサーバ14から受信したメッセージ、すなわちユーザ端末A〜ユーザ端末Cからのメッセージをメッセージ受付部161に出力する。また、通信部160は、応答メッセージ作成部164で作成された応答メッセージをAPIゲートウェイ168を介してチャットサービスサーバ14に送信(つまりユーザ端末A〜ユーザ端末Cに送信)する。さらに、通信部160は、動作制御部163からの指令に従い、プリンタA、プリンタBにプリント指令を出力してプリンタA,Bを駆動する。

0040

メッセージ受付部161は、通信部160からのメッセージを受け付け、内容解析部162に出力する。メッセージには、設定情報の登録に関するメッセージが含まれる。メッセージ受付部161は、受け付けたメッセージをメッセージ記憶部167に順次記憶する。

0041

内容解析部162は、受け付けたメッセージの内容を解析して動作制御部163に出力する。具体的には、受け付けたメッセージに含まれるユーザ識別子(ユーザID)を認識するとともに、メッセージに含まれるテキスト部分を抽出してその構文解析を実行する。構文解析の方法は任意であり、例えば、入力メッセージ形態素単位に分解した後、名詞形容詞動詞疑問代名詞キーワードとして抽出する。内容解析部162は、メッセージのテキスト部分に動作指示が含まれている場合に、その動作指示の内容を解析して動作制御部163に出力する。本実施形態における動作指示には、プリンタA、B、Cに対するプリント指示や、プリンタA、B、Cの設定情報についての指示が含まれる。

0042

動作制御部163は、制御手段として機能し、内容解析部162で得られた解析結果に基づき、ユーザとプリンタA、B、Cとを対応付けて設定情報記憶部166に登録する。また、動作制御部163は、通信部160を介してプリンタA、B、Cにプリント指令を出力する。

0043

応答メッセージ作成部164は、内容解析部162における解析結果に応じて応答メッセージを作成し、通信部160を介してチャットサービスサーバ14に送信する。

0044

ユーザ情報記憶部165は、チャットサービスサーバ14を利用するユーザの情報、特に、ボットサーバAで実現されるチャットボットを利用するユーザの情報をテーブルとして記憶する。チャットボットは、チャットサービスサーバ14で実現されるチャットサービス上で特定のアカウントが割り当てられており、このアカウントを指定してユーザが一定の操作を行うことでチャットボットの利用が確定される。ユーザ情報は、例えばユーザIDである。各ユーザの権限についての情報を記憶してもよい。

0045

設定情報記憶部166は、ボットサーバAで実現されるチャットボットを利用するユーザ毎の設定情報をテーブルとして記憶する。設定情報の項目は、例えば使用するプリンタの識別情報カラーモード、用紙サイズ、部数等であるがこれに限定されない。設定情報は、ボットサーバAが提供するサービスの内容に応じて決定され得る。プリントサービスの場合には、プリントに関する情報であり、検索サービスの場合には、検索条件に関する情報である。設定情報は、サービスの内容を規定する情報であり、複数の項目を含み得る。

0046

ユーザは、ユーザ端末に表示されたメニューを操作してチャットボットとプリンタとを関連付けて登録する。ユーザ毎のチャットボットとプリンタとの対応関係は設定情報記憶部166にテーブルとして記憶される。また、ユーザは、ユーザ端末に表示されたメニューを操作してチャットルームに自己が登録したチャットボットを招待することで当該チャットルームにおいてチャットボットを利用可能な状態にする。利用可能な状態とは、当該チャットボットがユーザからの要求に応じて指示を受け付けることが可能な状態である。具体的には、ユーザは、ユーザ端末に表示されたメニューから「招待」のメニューを選択操作し、所望のチャットボットを特定することで招待する。チャットサービスにおいて他のユーザあるいはチャットボットをチャットルームに招待する技術は公知である。動作制御部163は、ユーザがチャットボットを招待すると、招待されたことを示すフラグを当該チャットボットに付加して設定情報記憶部166に記憶する。動作制御部163は、設定情報記憶部166に記憶されたテーブルを参照することで、ユーザ毎の登録チャットボット、及びどのチャットボットがチャットルームに招待されているかを識別する。

0047

メッセージ記憶部167は、メッセージ受付部161で受け付けたユーザからのメッセージを履歴として記憶する。

0048

図3は、ボットサーバAの構成ブロック図を示す。ボットサーバAは、1又は複数のサーバコンピュータから構成され、1又は複数のCPU16b、ROM16c、RAM16d、通信インタフェース(I/F)16e、入出力I/F16f、及び記憶装置16gを備える。

0049

1又は複数のCPU16bは、ROM16cあるいは記憶装置16gに記憶されたボットアプリ読み出し、RAM16dをワーキングメモリとして用いることでチャットボットの機能を実現する。すなわち、ユーザからのメッセージに自動応答し、ユーザからのメッセージに動作指示が含まれている場合に当該動作指示に応じてプリンタA、B、Cを駆動する。CPU16bは、ボットアプリを実行することで、図2におけるメッセージ受付部161、内容解析部162、動作制御部163、応答メッセージ作成部164、及びAPIゲートウェイ168を実現する。CPU16bは、操作手段、制御手段、及び登録手段として機能する。

0050

通信I/F16eは、チャットサービスサーバ14とのメッセージのやり取りを行うとともに、プリンタA,Bに対してプリント指令を出力する。

0051

入出力I/F16fは、キーボードマウス等の入力装置表示装置等の出力装置とデータを送受信する。

0052

記憶装置16gは、HDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)やSSD(Solid State Drive:ソリッドステートドライブ)等の不揮発性メモリで構成され、ボットアプリを記憶する他に、ユーザ情報テーブル、設定情報テーブル、及びメッセージ管理テーブルを記憶する。記憶装置16gは、図2におけるユーザ情報記憶部165、設定情報記憶部166、及びメッセージ記憶部167を実現する。

0053

なお、本実施形態では、チャットボットを実現するためのソフトウェアロボットプログラムをCPUにより実行しているが、チャットボットの一部をプログラムの実行による処理ではなく、ハードウェア処理により実現してもよい。ハードウェア処理は、例えばASICFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などの回路を用いて行ってもよい。

0054

次に、ユーザA及びユーザBを例にとり、設定情報の登録について説明する。

0055

図4は、ユーザA及びユーザBによる設定登録処理を模式的に示す。

0056

ユーザA及びユーザBは、チャットサービス上で特定のアカウントが割り当てられたチャットボットに対して利用する旨の特定の操作を行うと、ボットサーバA(16A)は、ユーザA及びユーザBにそれぞれユーザ識別子(ユーザID)を割り当てるとともに、プリンタA〜プリンタCについても一意に特定するためのプリンタ識別子(プリンタID)を割り当てる。ユーザIDは、ユーザA及びユーザBのチャットサービス上のアカウントをそのまま援用してもよい。

0057

次に、ユーザAは、チャットサービスサーバ14を経由してボットサーバA(16A)に対してメッセージを送信し、プリンタA、プリンタB、またはプリンタCを特定した上で、設定情報を登録させる。例えば、ユーザAは、プリンタAを特定した上で、設定情報として
カラーモード:カラー
用紙サイズ:A4
部数:1部
を指定するメッセージを送信する。ボットサーバAは、これらのメッセージを受信すると、そのメッセージ内容を解析し、設定情報として解釈するとユーザAとプリンタAとを対応付けた上で上記の設定情報を設定情報テーブルに記録する。

0058

ユーザBについても同様であり、チャットサービスサーバ14を経由してボットサーバA(16A)に対してメッセージを送信し、プリンタAまたはプリンタBを特定した上で、設定情報を登録させる。例えば、ユーザBは、プリンタBを特定した上で、設定情報として
カラーモード:白黒
用紙サイズ:レター(letter)
部数:2部
を指定するメッセージを送信する。ボットサーバAは、これらのメッセージを受信すると、そのメッセージ内容を解析し、設定情報として解釈するとユーザBとプリンタBとを対応付けた上で上記の設定情報を設定情報テーブルに記録する。

0059

図5は、設定情報記憶部166に記憶される設定情報テーブルの一例を示す。ユーザ毎に、プリンタ、色(カラーモード)、サイズ(用紙サイズ)、コピー数(部数)が対応付けて記録される。より詳しくは、ユーザの識別情報毎に、プリンタの識別情報、色(カラーモード)、サイズ(用紙サイズ)、コピー数(部数)が対応付けて記録される。

0060

他方で、ユーザAは、プリンタAのみならず、プリンタBを用いて異なる設定情報を登録したいと欲する場合も少なくない。例えば、図6に示すように、プリンタAについて設定情報を登録した後に、プリンタBについて異なる設定情報を登録する等である。プリンタAについて、その設定情報として
カラーモード:カラー
用紙サイズ:A4
部数:1部
を登録し、プリンタBについて、その設定情報として
カラーモード:白黒
用紙サイズ:レター(letter)
部数:2部
を登録する。ボットサーバAは、ユーザAについてプリンタA及びその設定情報を対応付けるとともに、ユーザAとプリンタB及びその設定情報を対応付けて設定情報テーブルに登録する。そして、ユーザAからの指示に応じてプリンタAとプリンタBを切り替えて駆動する。

0061

図7は、ボットサーバAで実現されるチャットボットの処理を模式的に示す。チャットボットは、プリンタA及びプリンタBの2つのプリンタと連携してユーザAに対してプリントサービスを提供する。チャットボットは、ユーザAとプリンタA及びプリンタBを対応付け、ユーザAからのメッセージを受け取り、その内容を解析してメッセージ内容がプリンタAを示している場合にはプリンタAに切り替えてプリントサービスを実行する。また、メッセージ内容がプリンタBを示している場合にはプリンタBに切り替えてプリントサービスを実行する。

0062

このとき、ユーザAは、プリントサービス内容に応じてプリンタAとプリンタBを切り替える操作をしなければならない。例えば、プリンタAでプリントする場合にはチャットボットに対して
「@プリンタA プリントして」
とのメッセージを送信し、他方で、プリンタBでプリントする場合にはチャットボットに対して
「@プリンタB プリントして」
とのメッセージを送信しなければならず、どのプリンタにどのような設定情報が対応付けられているかに留意しつつ適切なメッセージを送信する必要があり、煩雑化する。特に、チャットボットがプリンタA、プリンタBに加えプリンタC、さらにはそれ以上のプリンタと連携してプリントサービスを提供する場合には、切り替えるべきプリンタ数に応じて切替動作が生じる。

0063

複数のプリンタのいずれかをデフォルトに設定し、プリント指示に対してデフォルトのプリンタを用いる構成も考えられるが、デフォルト以外のプリンタを用いる場合には同様に切替動作が必要となる。

0064

そこで、本実施形態では、ボットサーバAで実現されるチャットボットを複数のチャットボットとし、複数のチャットボットのそれぞれが1又は複数のプリンタと連携する構成とすることで、ユーザによるプリンタ切替動作の煩雑化を抑制する。

0065

図8は、本実施形態におけるボットサーバAで実現される複数のチャットボットの処理を模式的に示す。

0066

ボットサーバAにより、チャットボットa〜cの3つのチャットボットが実現される。チャットボットa〜cは、全て同一機能を有する。チャットボットa〜cは、全て同一のソフトウェアロボットプログラムで構成される。これらのソフトウェアロボットプログラムはそれぞれ別個にインストールされていてもよく、同一プログラムを構成する互いに異なるプログラムモジュールとして構成されていてもよい。

0067

チャットボットaは、例えばプリンタAと連携し、ユーザからのメッセージに応じてプリンタAを駆動してプリントサービスを提供する。

0068

チャットボットbは、例えばプリンタBと連携し、ユーザからのメッセージに応じてプリンタBを駆動してプリントサービスを提供する。

0069

チャットボットcは、例えばプリンタCと連携し、ユーザからのメッセージに応じてプリンタCを駆動してプリントサービスを提供する。

0070

ユーザは、プリンタAでのプリントを所望する場合にはチャットボットaに対して「プリントして」等の動作指示のメッセージを送信し、プリンタBでのプリントを所望する場合にはチャットボットbに対して「プリントして」等の動作指示のメッセージを送信し、プリンタCでのプリントを所望する場合にはチャットボットcに対して「プリントして」等の動作指示のメッセージを送信するだけで、所望のプリンタでプリントし得る。

0071

なお、チャットボットa〜cとプリンタA〜Cとの連携関係は固定ではなく、ユーザ毎に動的に設定し得る。例えば、ユーザBについてはチャットボットaがプリンタBと連携するとともにチャットボットcがプリンタCと連携し、ユーザCについてはチャットボットaがプリンタAと連携する等である。

0072

図9は、本実施形態におけるユーザ毎のチャットボットとプリンタとの連携関係の一例を示す。ユーザAについては、
チャットボットaとプリンタA
チャットボットbとプリンタB
チャットボットcとプリンタC
が連携する。ユーザBについては、
チャットボットaとプリンタD
チャットボットとプリンタE
が連携する。ユーザCについては、
チャットボットaとプリンタF
が連携する。チャットボットa〜cは、ユーザ毎のプリンタの対応関係を設定情報テーブルに登録する。そして、ユーザからのメッセージに含まれるユーザIDから、設定情報テーブルを参照して対応するプリンタを特定し、当該プリンタを駆動する。

0073

図8及び図9では、1つのチャットボットが1つのプリンタと連携している場合を示したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、1つのチャットボットが複数のプリンタと連携してもよい。

0074

ユーザA、ユーザB、ユーザCは、それぞれ他のユーザとチャットルームでメッセージをやり取りする際に、予め登録したチャットボットを当該チャットルームに招待して利用可能な状態にする。例えば、ユーザAがユーザBとメッセージをやり取りする場合に、登録しているチャットボットa〜cの中でチャットボットaを招待して利用可能な状態に設定する。同様に、ユーザBが登録しているチャットボットbを招待して利用可能な状態に設定する。同一チャットルームにおいて、複数のユーザがそれぞれ登録しているチャットボットの中から所望のチャットボットを招待すると、結果として同一チャットルームにおいて複数のチャットボットが利用可能な状態に設定されることになる。

0075

図10は、ユーザAが操作するユーザ端末Aに表示される参考画面例を示す。ユーザA、ユーザB、及びユーザCが同一チャットルームに参加してメッセージをやり取りする画面であり、ユーザAがチャットボットcを当該チャットルームに招待して利用可能な状態とし、ユーザBがチャットボットbを当該チャットルームに招待して利用可能な状態とし、ユーザCが当該チャットルームにチャットボットaを招待して利用可能な状態としている場合である。

0076

画面には、
「ユーザAがチャットボットcを招待しました」
「ユーザBがチャットボットbを招待しました」
「ユーザCがチャットボットaを招待しました」
とのメッセージが時系列で表示され、それぞれのユーザがチャットボットを招待したことが示される。

0077

そして、表象図形(以下、「アイコン」という)102で示されるユーザBが写真を送信し、この写真を視認したアイコン100で示されるユーザAが
「プリント」
とのメッセージを送信してプリント指示すると、ユーザAが本来意図しているのはチャットボットcであるにもかかわらず、このチャットルームにおいて利用可能な状態にあるチャットボットa〜cが反応し、アイコン200で示されるチャットボットaが
印刷開始します」
と応答して印刷を実行し、アイコン202で示されるチャットボットbが
「印刷開始します」
と応答して印刷を実行し、アイコン204で示されるチャットボットcが
「印刷開始します」
と応答して印刷を実行してしまう事態が生じる。

0078

勿論、ユーザAがプリント指示する際に、まずチャットボットcのみが応答するようにチャットボットcを選択し、その後でプリント指示することも考えられるが、ユーザAの操作が煩雑化してしまう。

0079

そこで、本実施形態では、ユーザが意図しないチャットボットが応答してしまう事態を抑制すべく、予め定めた一定のルールでユーザのメッセージに対してチャットボットが応答するように制御する。

0080

図11は、ボットサーバA(16A)の動作制御部163における処理フローチャートを示す。

0081

まず、ユーザAが印刷指示するメッセージを送信すると(S101)、動作制御部163は、ユーザAが当該チャットルームにおいてチャットボットを招待して利用可能な状態としているか否かを判定する(S102)。ユーザが招待して利用可能な状態にしているか否かの情報は、設定情報記憶部166の設定情報テーブルに記憶されており、動作制御部163は、設定情報記憶部166に記憶された情報を参照することで判定する。

0082

ユーザAがチャットボットを招待している場合には(S102でYES)、ユーザAが招待したチャットボットをユーザAからのメッセージに応答すべきチャットボットである「オーナーボット」に設定する(S103)。例えば、図10に示すようにユーザAがチャットボットcを招待した場合、チャットボットcがオーナーボットに設定され、ユーザAからの「プリント」とのメッセージに対し、チャットボットcのみが応答し、それ以外のチャットボットは応答しない。

0083

ユーザAがチャットボットを招待していない場合(S102でNO)、動作制御部163は、次に、ユーザAの登録したチャットボットが存在するか否かを判定する(S104)。ユーザが登録したチャットボットの情報は、設定情報記憶部166の設定情報テーブルに記憶されており、動作制御部163は、設定情報記憶部166に記憶された情報を参照することで判定する。そして、ユーザAの登録したチャットボットが存在する場合には予め定めた第1条件に従ってオーナーボットを設定し(S105)、ユーザAの登録したチャットボットが存在しない場合には予め定めた第2条件に従ってオーナーボットを設定する(S106)。設定されたオーナーボットが、ユーザAのメッセージに応答する。第1条件及び第2条件は、設定情報記憶部166に記憶される。第1条件及び第2条件は、予めシステム側でデフォルト条件として設定して記憶してもよく、あるいはユーザが複数の条件から適宜選択して設定情報記憶部166に記憶してもよい。

0084

図12は、ユーザが複数の条件から第1条件を設定する場合の設定画面例を示す。動作制御部163は、例えばチャットルーム内でチャットを始める際にこの画面をユーザ端末に表示し、ユーザに選択させることで第1条件を設定する。

0085

第1条件は、ユーザAがチャットルームに招待しておらず、かつ登録しているチャットボットが存在する場合の条件であり、例えば
(1)使用回数の多いチャットボット
(2)登録日が早いチャットボット
(3)チャットの内容から自動設定
(4)優先順位を個別に設定
から選択される。
(1)は、使用回数の多いチャットボットをオーナーボットに設定するものであり、複数のチャットボットの中で最も使用回数の多いチャットボットをオーナーボットに設定する。登録しているチャットボットが1つだけの場合は、そのチャットボットをオーナーボットに設定する。これはチャットボットの使用履歴に応じた設定である。チャットボットの使用履歴とは、チャットルームにおけるチャットボットに対する指示に関する履歴である。
(2)は、登録日が最も早いチャットボットをオーナーボットに設定するものである。登録日が同日の場合、いずれかのチャットボット(例えば前記使用されたチャットボット)をオーナーボットに設定する。これはチャットボットの登録、より詳しくはチャットボットの登録状況(登録タイミングを含む)に応じた設定である。
(3)は、チャットルームにおけるチャットの内容を解析し、チャットの内容に最もふさわしいチャットボットをオーナーボットに設定する。チャットボット毎に異なるプリンタが関連付けられている場合において、チャットの内容にふさわしい品質でプリントし得るプリンタが関連付けられているチャットボットを設定する等である。例えば、写真をフルカラーで印刷する指示をユーザから受けている場合に、写真の印刷に適したプリンタが関連付けられているチャットボットをオーナーボットとして設定する。チャット内容に応じた設定である。チャットルームにおけるユーザのチャットの内容は、ユーザの使用履歴である。また、
(4)は、ユーザが優先順位をチャットボット毎に手動設定するものである。例えば、
第1優先:チャットボットc
第2優先:チャットボットb
第3優先:チャットボットa
等である。第1優先のチャットボットをオーナーボットに設定する。

0086

図13は、ユーザが複数の条件から第2条件を設定する場合の設定画面例を示す。動作制御部163は、例えばチャットルーム内でチャットを始める際にこの画面をユーザ端末に表示し、ユーザに選択させることで第2条件を設定する。

0087

第2条件は、ユーザAがチャットルームに招待しておらず、かつチャットボットを登録していない場合の条件であり、例えば
(1)最初に招待されたチャットボット
(2)チャットの内容から自動設定
(3)システム設定
から選択される。
(1)は、チャットルームに最初に招待されたチャットボットをオーナーボットに設定する。例えば、ユーザAと異なるユーザCが最初にチャットボットを招待すると、当該チャットボットがユーザのメッセージに対して応答する。
(2)は、チャットルームにおけるチャット内容を解析し、チャット内容に最もふさわしいチャットボットをオーナーボットに設定する。
(3)は、システム側で設定されたデフォルト条件であり、例えば任意のユーザからのメッセージに対して直前に応答したチャットボットをオーナーボットに設定する等である。

0088

なお、上記の(1)〜(3)のいずれの場合にも、ユーザAが登録していないチャットボットがオーナーボットに設定されるため、ユーザAが実際にプリント処理を実行させるためには、当該チャットボットを登録することが必要となる。このため、オーナーボットに設定されたチャットボットは、ユーザAに対して登録を促すメッセージを送信することが望ましい。ユーザAは、メッセージを視認して当該チャットボットを登録し、さらにチャットボットに招待して利用可能な状態とすることで自己のプリント指示を実行させることができる。この場合、動作制御部163は、当該チャットボットの登録操作を、そのままチャットルームへの招待操作とみなすことで、ユーザの操作作業を軽減し得る。

0089

図14は、ユーザAが操作するユーザ端末Aに表示される本実施形態の画面例を示す。ユーザA、ユーザB、及びユーザCが同一チャットルームに参加してメッセージをやり取りする画面であり、ユーザAがチャットボットcを当該チャットルームに招待して利用可能な状態とし、ユーザBがチャットボットbを当該チャットルームに招待して利用可能な状態とし、ユーザCが当該チャットルームにチャットボットaを招待して利用可能な状態としている場合である。

0090

画面には、図10と同様に、
「ユーザAがチャットボットcを招待しました」
「ユーザBがチャットボットbを招待しました」
「ユーザCがチャットボットaを招待しました」
とのメッセージが時系列で表示され、それぞれのユーザがチャットボットを招待したことが示される。

0091

そして、アイコン102で示されるユーザBが写真を送信し、この写真を視認したアイコン100で示されるユーザAが
「プリント」
とのメッセージを送信してプリント指示すると、動作制御部163は、図11に示される処理フローチャートに従い、S102でユーザAがチャットボットを招待しているか否かを判定する。この場合、ユーザAはチャットボットcを招待しているためS103の処理に移行し、チャットボットcをオーナーボットに設定し、チャットボットcに応答させるように制御する。従って、アイコン204で示されるチャットボットcが
「印刷開始します」
と応答して印刷を実行する。この時、チャットボットa,bはオーナーボットに設定されていないためユーザAのメッセージには応答しない。

0092

図15及び図16は、第1条件として「使用回数が最も多いチャットボット」が設定された場合の処理を示す。

0093

図15は、ユーザAが登録したチャットボット毎の使用回数の一例を示す。チャットボットaは150回、チャットボットbは10回、チャットボットcは60回使用されているものとする。チャットボット毎の使用回数は、設定情報記憶部166に記憶され得る。

0094

図16は、この場合の画面例を示す。

0095

画面には、
「ユーザBがチャットボットbを招待しました」
「ユーザCがチャットボットaを招待しました」
とのメッセージが時系列で表示され、それぞれのユーザがチャットボットを招待したことが示される。ここで、ユーザAはチャットボットを招待しておらず利用可能な状態にしていないことに留意されたい。

0096

そして、アイコン102で示されるユーザBが写真を送信し、この写真を視認したアイコン100で示されるユーザAが
「プリント」
とのメッセージを送信してプリント指示すると、動作制御部163は、図11に示される処理フローチャートに従い、S102でユーザAがチャットボットを招待しているか否かを判定する。この場合、ユーザAはチャットボットを招待していないためS104の処理に移行し、ユーザAの登録したチャットボットが存在するか否かを判定する。ユーザAの登録したチャットボットが存在する場合、S105の処理に移行し、第1条件に従ってオーナーボットを設定する。第1条件が「使用回数が最も多いチャットボット」である場合、動作制御部163は、設定情報記憶部166に記憶された使用回数を参照する。使用回数が図15に示す通りであり、チャットボットaの使用回数が150回と最も多いので、動作制御部163は、チャットボットaをオーナーボットに設定し、チャットボットaに応答させるように制御する。従って、アイコン200で示されるチャットボットaが
「印刷開始します」
と応答して印刷を実行する。この時、チャットボットb,cはオーナーボットに設定されていないためユーザAのメッセージには応答しない。

0097

図17は、第1条件として「チャットの内容から自動設定」が設定された場合の処理を示す。

0098

画面には、
「ユーザBがチャットボットbを招待しました」
「ユーザCがチャットボットaを招待しました」
とのメッセージが時系列で表示され、それぞれのユーザがチャットボットを招待したことが示される。ここで、ユーザAはチャットボットを招待しておらず利用可能な状態にしていないことに留意されたい。

0099

そして、アイコン102で示されるユーザBが写真を送信し、この写真を視認したアイコン100で示されるユーザAが
「プリント」
とのメッセージを送信してプリント指示すると、動作制御部163は、図11に示される処理フローチャートに従い、S102でユーザAがチャットボットを招待しているか否かを判定する。この場合、ユーザAはチャットボットを招待していないためS104の処理に移行し、ユーザAの登録したチャットボットが存在するか否かを判定する。ユーザAの登録したチャットボットが存在する場合、S105の処理に移行し、第1条件に従ってオーナーボットを設定する。第1条件が「チャットの内容から自動設定」である場合、動作制御部163は、内容解析部162での解析結果に応じて最も適したチャットボットを選択する。例えば、ユーザAが
「色が鮮やかで綺麗だ」
「プリント」
とのメッセージを送信した場合、プリント指示のメッセージに先立つメッセージを解析し、「色」、「鮮やか」とのキーワードから、ユーザAがカラーでのプリントを意図しているものと解析して、カラーで印刷し得るプリンタが関連付けられたチャットボットを選択する。チャットボットaにカラープリンタが関連付けられている場合、動作制御部163は、チャットボットaをオーナーボットに設定し、チャットボットaに応答させるように制御する。従って、アイコン200で示されるチャットボットaが
「印刷開始します」
と応答して印刷を実行する。この時、チャットボットb,cはオーナーボットに設定されていないためユーザAのメッセージには応答しない。

0100

図14図17では、第1条件に従ってオーナーボットを設定し、オーナーボットにユーザAからのメッセージに応答させて印刷を実行するように制御しているが、オーナーボットには単にメッセージに応答させる権限を設定して出力権限は設定せず、プリンタを使用した出力処理は招待されたチャットボットに処理させるように制御してもよい。

0101

図18は、この場合の画面例を示す。第1条件として「使用回数が最も多いチャットボット」が設定された場合である。

0102

画面には、
「ユーザBがチャットボットbを招待しました」
「ユーザCがチャットボットaを招待しました」
とのメッセージが時系列で表示され、それぞれのユーザがチャットボットを招待したことが示される。

0103

そして、アイコン102で示されるユーザBが写真を送信し、この写真を視認したアイコン100で示されるユーザAが
「プリント」
とのメッセージを送信してプリント指示すると、動作制御部163は、図11に示される処理フローチャートに従い、S102でユーザAがチャットボットを招待しているか否かを判定する。この場合、ユーザAはチャットボットを招待していないためS104の処理に移行し、ユーザAの登録したチャットボットが存在するか否かを判定する。ユーザAの登録したチャットボットが存在する場合、S105の処理に移行し、第1条件に従ってオーナーボットを設定する。第1条件が「使用回数が最も多いチャットボット」である場合、動作制御部163は、設定情報記憶部166に記憶された使用回数を参照する。使用回数が図15に示す通りであり、チャットボットaの使用回数が150回と最も多いので、動作制御部163は、チャットボットaをオーナーボットに設定し、チャットボットaに応答させるように制御する。そして、アイコン200で示されるチャットボットaが
「どのプリンタで印刷しますか?」
との応答メッセージを送信するとともに、当該チャットルームに既に招待されているチャットボットa,bに関連付けられたプリンタA,プリンタBを列挙する。

0104

これに対し、ユーザAが例えばプリンタBを選択すると、動作制御部163は、チャットボットbに対してユーザAからのプリント指示を実行するように制御し、アイコン202で示されるチャットボットbが
「印刷開始します」
とのメッセージを送信して印刷を実行する。

0105

本実施形態では、ユーザAからの「プリント」とのメッセージに応答しているのはチャットボットaであり、他方でユーザAからの「プリント」とのメッセージに従いプリントを実行するのはチャットボットbであることに留意されたい。

0106

図18では、オーナーボットaがチャットルームに招待されているチャットボットを列挙してユーザAに選択させているが、オーナーボットaがユーザAが登録しているチャットボットを列挙してユーザAに選択させてもよい。

0107

図19は、この場合の画面例を示す。第1条件として「使用回数が最も多いチャットボット」が設定された場合である。

0108

画面には、
「ユーザBがチャットボットbを招待しました」
「ユーザCがチャットボットaを招待しました」
とのメッセージが時系列で表示され、それぞれのユーザがチャットボットを招待したことが示される。

0109

そして、アイコン102で示されるユーザBが写真を送信し、この写真を視認したアイコン100で示されるユーザAが
「プリント」
とのメッセージを送信してプリント指示すると、動作制御部163は、図11に示される処理フローチャートに従い、S102でユーザAがチャットボットを招待しているか否かを判定する。この場合、ユーザAはチャットボットを招待していないためS104の処理に移行し、ユーザAの登録したチャットボットが存在するか否かを判定する。ユーザAの登録したチャットボットが存在する場合、S105の処理に移行し、第1条件に従ってオーナーボットを設定する。第1条件が「使用回数が最も多いチャットボット」である場合、動作制御部163は、設定情報記憶部166に記憶された使用回数を参照する。使用回数が図15に示す通りであり、チャットボットaの使用回数が150回と最も多いので、動作制御部163は、チャットボットaをオーナーボットに設定し、チャットボットaに応答させるように制御する。そして、アイコン200で示されるチャットボットaが
「どのプリンタで印刷しますか?」
との応答メッセージを送信するとともに、ユーザAが登録しているチャットボットa,b,cに関連付けられたプリンタA,プリンタB、プリンタCを列挙する。

0110

これに対し、ユーザAが例えばプリンタCを選択すると、動作制御部163は、チャットボットcに対してユーザAからのプリント指示を実行するように制御するが、チャットボットcは未だ当該チャットルームに招待されていないので、動作制御部163は、チャットボットaがチャットボットcを強制的に招待するように制御する。そして、
「チャットボットaがチャットボットcを招待しました」
とのメッセージを送信し、これに続いてアイコン204で示されるチャットボットcが
「印刷開始します」
とのメッセージを送信して印刷を実行する。

0111

本実施形態では、ユーザAからの「プリント」とのメッセージに応答しているのはチャットボットaであり、他方でユーザAからの「プリント」とのメッセージに従いプリントを実行するのは、チャットボットaにより招待されたチャットボットcであることに留意されたい。

0112

図18及び図19では、オーナーボットが応答権限を有するが出力権限を有しない場合であるが、オーナーボットが
「どのプリンタで印刷しますか?」
とのメッセージとともにプリンタを列挙してユーザAに選択させており、ユーザAには選択操作が必要となる。

0113

このため、オーナーボットが応答権限を有するが出力権限を有しない場合には、一定のエラーメッセージを出力するようにしてもよい。例えば、図19において、ユーザAからの
「プリント」
とのメッセージに対し、オーナーボットに設定されたチャットボットaが、
「印刷できません。
登録したチャットボットを招待して下さい」
とのエラーメッセージを送信してもよい。

0114

あるいは、
「印刷できません。
チャットボットcを招待します」
とのエラーメッセージを送信し、チャットボットaがチャットボットcを自動的に招待してもよい。これにより、ユーザAによるプリンタの選択操作を省略し得る。

0115

図20は、第2条件として「最初に招待されたチャットボット」が設定された場合の処理を示す。ユーザAがチャットボットcを招待し、ユーザBがチャットボットbを招待した場合である。ユーザCはチャットボットを招待しておらず、登録もしていないものとする。

0116

画面には、
「ユーザAがチャットボットcを招待しました」
「ユーザBがチャットボットbを招待しました」
とのメッセージが時系列で表示され、それぞれのユーザがチャットボットを招待したことが示される。

0117

そして、アイコン102で示されるユーザBが写真を送信し、この写真を視認したアイコン104で示されるユーザCが
「プリント」
とのメッセージを送信してプリント指示すると、動作制御部163は、図11に示される処理フローチャートに従い、S102でユーザCがチャットボットを招待しているか否かを判定する。この場合、ユーザCはチャットボットを招待していないためS104の処理に移行し、ユーザCの登録したチャットボットが存在するか否かを判定する。ユーザCの登録したチャットボットが存在しない場合、S106の処理に移行し、第2条件に従ってオーナーボットを設定する。第2条件が「最初に招待されたチャットボット」であると、動作制御部163は、最初にチャットルームに詳細されたチャットボットとしてチャットボットcを選択し、アイコン204で示されるチャットボットcがオーナーボットとして
「ユーザCは登録プリンタがありません。
登録はこちら」
とのメッセージを送信してユーザCに対してチャットボットの登録を促す。ユーザCは、上記のメッセージに応じてチャットボットを登録し、さらにチャットルームに招待する。既述したように、動作制御部163は、当該チャットボットの登録操作を、そのままチャットルームへの招待操作とみなしてもよい。その後は、招待され利用可能な状態となったチャットボットがユーザCのメッセージに応答して
「印刷開始します」
とのメッセージを送信して印刷を実行する。

0118

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下、変形例について説明する。

0119

<変形例1>
実施形態では、チャットボットとして、ユーザからのメッセージに応じてプリントサービスを提供するチャットボットを例にとり説明しているが、これ以外にもチャットボットは任意のサービスを提供し得る。これらのサービスを例示すると以下の通りである。
音楽ニュース記事宿泊施設書籍料理レシピ等の検索サービス
チケット予約サービス
フリーマーケットへの出品検索取引連絡サービス
・他言語への翻訳サービス

0120

図21は、翻訳サービスを実行する場合のシステム構成図を示す。図1と異なり、プリンタA(18A)、プリンタB(18B)、プリンタC(18C)に代えて、外部機器として翻訳エンジンA(19A)、翻訳エンジンB(19B)、翻訳エンジンC(19C)が備えられる。翻訳エンジンAは、日本語英語翻訳するプログラム(及び当該プログラムがインストールされた翻訳機器)であり、翻訳エンジンBは、日本語を中国語に翻訳するプログラム(及び当該プログラムがインストールされた翻訳機器)であり、翻訳エンジンCは、日本語をスペイン後に翻訳するプログラム(及び当該プログラムがインストールされた翻訳機器)である。

0121

ユーザAが、翻訳エンジンAを選択し、英訳に続いて元の日本語を表示するようなフォーマットを設定情報として設定して登録する。これにより、ユーザAがチャットボットに対して
「今日は空いていますか?」
とのメッセージを送信すると、チャットボットは、翻訳エンジンAを駆動して
「Are you free today?」
「今日は空いていますか?」
とのメッセージを自動応答する。

0122

1つのチャットボットが連携する翻訳エンジン数に上限(例えば2つ)があり、既に翻訳エンジンA及び翻訳エンジンBと連携しており、ユーザが翻訳エンジンCによる翻訳を所望した場合、新たにチャットボットを追加して、追加チャットボットと翻訳エンジンCを対応付ける。

0123

同一チャットルーム内に複数のチャットボットが存在する場合に、図11に示す処理フローチャート、及び図12図13に示す条件に従っていずれかをオーナーボットに設定し、ユーザからのメッセージに応答させるように制御できる。

0124

検索サービスの場合には、外部機器として翻訳エンジンに代えて検索エンジンが使用され得る。この場合の設定情報は検索条件であり、例えば宿泊施設の検索では、日数、料金、ホテルグレード、人数等が含まれ得る。検索条件の切替回数が上限に達した場合、新たにチャットボットを追加して、追加チャットボットと特定検索条件の検索エンジンを対応付ける。プリンタと印刷条件組合せは、検索エンジンと検索条件の組合せに置換され得る。

0125

<変形例2>
実施形態では、第1条件として
(1)使用回数の多いチャットボット
を例示したが、使用回数を平準化するために使用回数の少ないチャットボットをオーナーボットに設定してもよい。

0126

また、チャットボットの使用履歴に加え、あるいはこれとは別に、ユーザの使用履歴からオーナーボットを設定してもよい。具体的には、ユーザの使用履歴から当該ユーザの傾向あるいは嗜好分析し、チャット内容に応じてユーザの嗜好が高いと推定されるチャットボットをオーナーボットに自動設定する等である。過去にあるチャットボットがオーナーボットに設定されたものの、ユーザが手動で別のチャットボットをオーナーボットに設定し直した場合にも、この修正履歴を次回のオーナーボット設定に反映させてもよい。

0127

10Aユーザ端末A、10B ユーザ端末B、10C ユーザ端末C、12クラウド、14チャットサービスサーバ、16AボットサーバA、16B ボットサーバB、18AプリンタA、18B プリンタB、18C プリンタC。

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