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技術 情報処理装置、情報処理方法、及び端末装置

出願人 株式会社カネカ
発明者 松田拡敏
出願日 2019年3月20日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-053519
公開日 2020年9月24日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-154838
状態 未査定
技術分野 医療・福祉事務
主要キーワード 要約ファイル 日時列 アプリプログラム 活性化関数 情報管理会社 マイクロSDカード 評価キット 一致点
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

疾患情報及び細胞情報に対して好適なプロトコル及び/又は細胞関連製品を容易に特定して出力できる情報処理装置情報処理方法、及び端末装置を提供する。

解決手段

情報処理装置1は、疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得する取得部111と、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品を記憶したデータベース142〜149と、取得部111に入力された情報に応じて、データベース142〜149からプロトコル及び/又は細胞関連製品を出力する出力部114とを備える。

概要

背景

所定の疾患の治療ガイドライン及び関連する論文知識源として、患者の状態を入力した場合、可能性の高い疾患名とその判断根拠となる文献等の情報を提示する診断支援技術が知られている。
特許文献1には、検索条件に従い、記憶手段に記憶された、医療に関する知識情報に基づいて、前記検索条件に対応する情報を返す検索システムについて開示されている。

製薬会社又は医薬品開発受託機関(CRO)が創薬スクニングをする場合、例えば人工多能性幹細胞分化誘導して、対象の疾患に対応する細胞を取得し、該細胞に対象の薬剤を添加して、細胞の物性に基づいて薬剤の評価を行うことがある。製薬会社又はCROは、細胞の分化誘導、又は薬剤の評価を行うために、分化誘導方法プロトコル、又は評価方法のプロトコルについて記載された論文を検索する。

概要

疾患情報及び細胞情報に対して好適なプロトコル及び/又は細胞関連製品を容易に特定して出力できる情報処理装置情報処理方法、及び端末装置を提供する。情報処理装置1は、疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得する取得部111と、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品を記憶したデータベース142〜149と、取得部111に入力された情報に応じて、データベース142〜149からプロトコル及び/又は細胞関連製品を出力する出力部114とを備える。

目的

本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、疾患情報及び細胞情報に対して好適なプロトコル及び/又は細胞関連製品を容易に特定して出力できる情報処理装置、情報処理方法、及び端末装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

疾患情報及び評価対象細胞細胞情報を取得する取得部と、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品の情報を記憶したデータベースと、前記取得部に入力された情報に応じて、前記データベースからプロトコル及び/又は細胞関連製品の情報を出力する出力部とを備える情報処理装置

請求項2

前記プロトコルが、分化誘導方法のプロトコル及び疾患評価方法のプロトコルの少なくともいずれかであり、前記細胞関連製品が、細胞及び細胞特性評価キットの少なくともいずれかである、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記取得部に入力された情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品の購入履歴購入履歴データベースに記憶する購入履歴記憶部を備える、請求項1又は2に記載の情報処理装置。

請求項4

前記出力部が、前記取得部に入力された情報に応じて、前記購入履歴データベースのプロトコル及び/又は細胞関連製品の情報を出力する、請求項3に記載の情報処理装置。

請求項5

前記取得部に入力された情報に基づいた前記購入履歴データベースのプロトコル及び/又は細胞関連製品を、推奨するプロトコル及び/又は細胞関連製品として提示する提示部を備える、請求項3又は4に記載の情報処理装置。

請求項6

前記細胞関連製品の購入先へ前記細胞関連製品の配送処理を行う配送処理部を備える、請求項1から5までのいずれか1項に記載の情報処理装置。

請求項7

前記購入先へ課金する処理を行う第1課金処理部を備える、請求項6に記載の情報処理装置。

請求項8

プロトコル及び/又は細胞関連製品の提供者毎に、プロトコル及び/又は細胞関連製品の販売数に応じた広告料金を算出する算出部と、算出した広告料金をプロトコル及び/又は細胞関連製品の提供者に課金する処理を行う第2課金処理部と備える、請求項1から7までのいずれか1項に記載の情報処理装置。

請求項9

疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得する取得部と、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコルを記憶したデータベースと、前記取得部に入力された情報に応じて、前記データベースから複数のプロトコルを読み出す読出部と、読み出した複数のプロトコルに基づいて、新規のプロトコルを作成する作成部とを備える情報処理装置。

請求項10

疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得し、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品の情報を記憶したデータベースから、前記取得した情報に応じたプロトコル及び/又は細胞関連製品の情報を取得する情報処理方法

請求項11

疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を入力する入力欄を表示する第1表示部と、前記入力欄にて前記疾患情報及び前記細胞情報の入力を受け付ける第1受付部と、前記疾患情報及び前記細胞情報に応じたプロトコル及び/又は細胞関連製品を表示する第2表示部とを備える端末装置

請求項12

前記第2表示部は、前記プロトコルをダウンロードする第1ボタンをさらに表示し、前記第1ボタンが押下された場合に、前記プロトコルをダウンロードするダウンロード部を備える請求項11に記載の端末装置。

請求項13

前記第2表示部は、前記細胞関連製品の購入を表示する第2ボタンをさらに表示し、前記第2ボタンが押下された場合に、前記細胞関連製品の購入処理を行う購入処理部を備える請求項11又は12に記載の端末装置。

請求項14

前記第2表示部は、前記プロトコルの要約及び/又は前記細胞関連製品の内容紹介を表示する第3ボタンをさらに表示し、前記第3ボタンが押下された場合に、前記要約及び/又は前記内容紹介を表示する第3表示部を備える請求項11から13までのいずれか1項に記載の端末装置。

請求項15

部装置が、前記疾患情報及び前記細胞情報に応じて、プロトコルを記憶したデータベースから複数のプロトコルを読み出し、読み出した複数のプロトコルに基づいて、新規のプロトコルを作成した場合に、前記複数のプロトコル及び新規のプロトコルを表示する第4表示部を備える請求項11から14までのいずれか1項に記載の端末装置。

技術分野

0001

本発明は、疾患情報及び評価対象細胞細胞情報に対応する、プロトコル及び/又は細胞関連製品を出力する情報処理装置情報処理方法、及び端末装置に関する。

背景技術

0002

所定の疾患の治療ガイドライン及び関連する論文知識源として、患者の状態を入力した場合、可能性の高い疾患名とその判断根拠となる文献等の情報を提示する診断支援技術が知られている。
特許文献1には、検索条件に従い、記憶手段に記憶された、医療に関する知識情報に基づいて、前記検索条件に対応する情報を返す検索システムについて開示されている。

0003

製薬会社又は医薬品開発受託機関(CRO)が創薬スクニングをする場合、例えば人工多能性幹細胞分化誘導して、対象の疾患に対応する細胞を取得し、該細胞に対象の薬剤を添加して、細胞の物性に基づいて薬剤の評価を行うことがある。製薬会社又はCROは、細胞の分化誘導、又は薬剤の評価を行うために、分化誘導方法のプロトコル、又は評価方法のプロトコルについて記載された論文を検索する。

先行技術

0004

特開2017−134458号公報

発明が解決しようとする課題

0005

評価対象の細胞に好適な分化誘導方法のプロトコル、又は評価方法のプロトコル等を検索する場合、論文の数は膨大であり、データは体系化されておらず、多大な時間及び労力を要する。当該技術の進歩は著しく、有料の論文を複数購入しても、プロトコルを創薬スクーニングに適用できないこともある。また、得られたプロトコルに関連して、分化誘導された細胞を入手する、又は細胞の評価を行うためのキットを入手する場合、再度検索する必要がある。

0006

本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、疾患情報及び細胞情報に対して好適なプロトコル及び/又は細胞関連製品を容易に特定して出力できる情報処理装置、情報処理方法、及び端末装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の一態様に係る情報処理装置は、疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得する取得部と、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品の情報を記憶したデータベースと、前記取得部に入力された情報に応じて、前記データベースからプロトコル及び/又は細胞関連製品の情報を出力する出力部とを備える。

0008

上記構成によれば、疾患情報及び細胞情報に対応付けてプロトコル及び細胞関連製品を記憶したデータベースを参照し、ユーザにより取得部に入力された疾患情報及び細胞情報に対して好適なプロトコル及び/又は細胞関連製品を容易に特定し、ユーザに報知することができる。

0009

上述の情報処理装置において、前記プロトコルが、分化誘導方法のプロトコル及び疾患評価方法のプロトコルの少なくともいずれかであり、前記細胞関連製品が、細胞及び細胞特性評価キットの少なくともいずれかであってもよい。
上記構成によれば、ユーザは、入力した疾患情報及び細胞情報に対応した、分化誘導方法若しくは疾患評価方法のプロトコル、又は細胞若しくは細胞特性評価キットの情報を取得できる。

0010

上述の情報処理装置において、前記取得部に入力された情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品の購入履歴購入履歴データベースに記憶する購入履歴記憶部を備えてもよい。
上記構成によれば、購入履歴データベースを参照して、プロトコル及び細胞関連製品を選択できる。

0011

上述の情報処理装置において、前記出力部が、前記取得部に入力された情報に応じて、前記購入履歴データベースのプロトコル及び/又は細胞関連製品の情報を出力してもよい。
上記構成によれば、購入履歴データベースを参照し、採用率又は販売率が高いプロトコル及び細胞関連製品の情報を出力できる。

0012

上述の情報処理装置において、前記取得部に入力された情報に基づいた前記購入履歴データベースのプロトコル及び/又は細胞関連製品を、推奨するプロトコル及び/又は細胞関連製品として提示する提示部を備えてもよい。
上記構成によれば、学習モデルレコメンデーションエンジン、及びルールベース等を用いて、提示部により、購入履歴データベースのプロトコル及び/又は細胞関連製品を推奨できる。

0013

上述の情報処理装置において、前記細胞関連製品の購入先へ前記細胞関連製品の配送処理を行う配送処理部を備えてもよい。
上記構成により、ユーザへ細胞関連製品の配送を行う。

0014

上述の情報処理装置において、前記購入先へ課金する処理を行う第1課金処理部を備えてもよい。
上記構成により、ユーザへ購入代金を請求する。

0015

上述の情報処理装置において、プロトコル及び/又は細胞関連製品の提供者毎に、プロトコル及び/又は細胞関連製品の販売数に応じた広告料金を算出する算出部と、算出した広告料金をプロトコル及び/又は細胞関連製品の提供者に課金する処理を行う第2課金処理部と備えてもよい。
上記構成により、プロトコル又は細胞関連製品の提供者に、販売数に応じて広告料金を請求する。

0016

上述の情報処理装置において、疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得する取得部と、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコルを記憶したデータベースと、前記取得部に入力された情報に応じて、前記データベースから複数のプロトコルを読み出す読出部と、読み出した複数のプロトコルに基づいて、新規のプロトコルを作成する作成部とを備えてもよい。
上記構成によれば、採用率が高いプロトコルを組み合わせて新規のプロトコルを作成することができ、有用性が良好である。

0017

本発明の一態様に係る情報処理方法は、疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得し、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品の情報を記憶したデータベースから、前記取得した情報に応じたプロトコル及び/又は細胞関連製品の情報を取得する。
上記構成によれば、ユーザにより取得した疾患情報及び細胞情報に基づいて、データベースを参照し、好適なプロトコル又は細胞関連製品をユーザに報知することができる。

0018

本発明の一態様に係る端末装置は、疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を入力する入力欄を表示する第1表示部と、前記入力欄にて前記疾患情報及び前記細胞情報の入力を受け付ける第1受付部と、前記疾患情報及び前記細胞情報に応じたプロトコル及び/又は細胞関連製品を表示する第2表示部とを備える。
上記構成によれば、ユーザは端末表示画面の入力欄に疾患情報及び細胞情報を入力して、疾患情報及び細胞情報に対応するプロトコル又は細胞関連製品の情報を表示画面から取得できる。

0019

上述の端末において、前記第2表示部は、前記プロトコルをダウンロードする第1ボタンをさらに表示し、前記第1ボタンが押下された場合に、前記プロトコルをダウンロードするダウンロード部を備えてもよい。
上記構成によれば、表示画面の情報によりユーザが入用と判断したプロトコルをダウンロードできる。

0020

上述の端末において、前記第2表示部は、前記細胞関連製品の購入を表示する第2ボタンをさらに表示し、前記第2ボタンが押下された場合に、前記細胞関連製品の購入処理を行う購入処理部を備えてもよい。
上記構成によれば、表示画面の情報によりユーザが入用と判断した細胞関連製品を購入できる。

0021

上述の端末において、前記第2表示部は、前記プロトコルの要約及び/又は前記細胞関連製品の内容紹介を表示する第3ボタンをさらに表示し、前記第3ボタンが押下された場合に、前記要約及び/又は前記内容紹介を表示する第3表示部を備えてもよい。
上記構成によれば、ユーザは、プロトコルの要約又は細胞関連製品の内容紹介を見て、プロトコルのダウンロード又は細胞関連製品を購入するか否かを判断できる。

0022

上述の端末において、外部装置が、前記疾患情報及び前記細胞情報に応じて、プロトコルを記憶したデータベースから複数のプロトコルを読み出し、読み出した複数のプロトコルに基づいて、新規のプロトコルを作成した場合に、前記複数のプロトコル及び新規のプロトコルを表示する第4表示部を備えてもよい。
上記構成によれば、採用率が高いプロトコルを組み合わせて作成した新規のプロトコルを表示して、ユーザに報知できる。

発明の効果

0023

本発明によれば、疾患情報及び細胞情報に対応付けてプロトコル及び細胞関連製品を記憶したデータベースを参照し、ユーザにより取得部に入力された疾患情報及び細胞情報に対して好適なプロトコル及び/又は細胞関連製品を容易に特定し、ユーザに報知することができる。

図面の簡単な説明

0024

実施の形態1に係る情報処理システムの構成の一例を示す模式図である。
実施の形態1に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
分化誘導方法(1)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
分化誘導方法(2)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
評価方法(1)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
評価方法(2)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
細胞(1)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
細胞(2)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
細胞評価キット(1)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
細胞評価キット(2)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
購入履歴(1)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
購入履歴(2)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
端末の構成の一例を示すブロック図である。
端末の構成の一例を示すブロック図である。
制御部による情報処理の手順を示すフローチャートである。
制御部による情報処理の手順を示すフローチャートである。
端末の表示パネルに表示される検索項目入力画面の一例を示す説明図である。
プロトコル又は製品のリストの表示画面の一例を示す説明図である。
プロトコルの要約の表示画面の一例を示す説明図である。
製品の製品情報の表示画面の一例を示す説明図である。
プロトコルのダウンロード料金請求書の一例を示す説明図である。
製品の購入料金の請求書の一例を示す説明図である。
実施の形態2に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
各プロトコルと採用件数との関係を示す棒グラフである。
各細胞と販売数との関係を示す棒グラフである。
推奨モデル(1)の構成を示す模式図である。
制御部による推奨モデル(1)の生成処理処理手順の一例を示すフローチャートである。
制御部によるプロトコル又は製品の表示処理の手順を示すフローチャートである。
プロトコル又は製品のリストの表示画面の一例を示す説明図である。
実施の形態3に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
制御部による新規プロトコルの生成の処理手順を示すフローチャートである。
分化誘導方法(1)DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
表示パネルに分化誘導方法(1)DBを表示した例を示す説明図である。
実施の形態4に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
実施の形態4に係る制御部による広告料金の課金の処理手順を示すフローチャートである。
提供者のC社に対する請求書を示す説明図である。

実施例

0025

以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。

0026

(実施の形態の概要
本実施の形態に係る情報処理装置は、疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得する取得部と、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品の情報を記憶したデータベースと、前記取得部に入力された情報に応じて、前記データベースからプロトコル及び/又は細胞関連製品の情報を出力する出力部とを備える。

0027

上記構成によれば、疾患情報及び細胞情報に対応付けてプロトコル及び細胞関連製品を記憶したデータベースを参照し、ユーザにより取得部に入力された疾患情報及び細胞情報に対して好適なプロトコル及び/又は細胞関連製品を容易に特定し、ユーザに報知することができる。

0028

疾患情報としては、例えば疾患名、疾患組織評価項目等が挙げられる。疾患組織は、例えば心臓、脳等である。疾患名は、組織が心臓である場合、虚血性心疾患拡張型心筋症等が挙げられ、組織が脳である場合、アルツハイマー病認知症等が挙げられる。評価項目は組織が心臓である場合、カルシウム濃度変化、細胞外電位活動電位心電図等が挙げられ、組織が脳である場合、Aβ42増加、Aβ40増加、神経突起長減少、脳波リン酸tau増加、θ波多量等が挙げられる。

0029

細胞情報としては、例えば細胞系統細胞種細胞表面マーカー(以下、細胞マーカーという)、特異的発現遺伝子(以下、発現遺伝子という)等が挙げられる。
細胞系統としては、心臓、脳等が挙げられる。細胞種としては、例えば、心臓系統の場合、心筋細胞ペースメーカー細胞心室細胞、内皮細胞間葉細胞等が挙げられ、脳系統の場合、神経細胞ドパミン作動性細胞、グリア細胞アストロサイト等が挙げられる。
細胞マーカーとしては、例えば、心臓系統の場合、Flk1、Troponin、αActinin、SSEA3、SSEA4、VCAM1、CXCR4、CD166(別名ALCM)等が挙げられ、脳系統の場合、ネスチンミエリン塩基性蛋白環状ヌクレオチドホスホエスレラーゼ、グリア細胞線維性産生蛋白ニューロフィラメント、β-tublin等が挙げられる。
発現遺伝子としては、例えば、心臓系統の場合、Flk1、Troponin、αActinin、SSEA3、SSEA4、VCAM1、CXCR4、N-Cadherin、E-Cadherin等が挙げられ、脳系統の場合、Doublecoritin、NeuroD1、TBR1、NCAM、Mash1、Reelin、N-Cadherin、Glutaminase、Glutamin synthetase、FOXA2、GIRK2、LMX1B、Nurr1等が挙げられる。

0030

プロトコルとしては、例えば、人工多能性幹細胞を分化誘導して目的の細胞(分化細胞)を製造する分化誘導方法のプロトコル、目的の疾患に対応する分化細胞に薬剤を添加して薬剤の評価を行う疾患評価方法(以下、評価方法という)のプロトコル等が挙げられる。
細胞関連製品としては、例えば、分化細胞、及び、分化細胞に薬剤を添加し、添加の前後の細胞特性の変化により薬剤を評価するための細胞特性評価キット(以下、細胞評価キットという)等が挙げられる。

0031

情報処理装置は、疾患情報及び細胞情報に対応付けてプロトコル及び細胞関連製品を記憶したデータベース(以下、DBという)を有する。情報処理装置は、CiNii Articles、J-Stage、国立国会図書館、Google Scholar等の論文検索ウェブサイト、及びプロトコルの提供者のウェブサイト等から、疾患情報及び細胞情報に対応するキーワードに基づいて検索し、プロトコルの論文等の情報を抽出し、さらに文字列を検索して絞り込み、DBに記憶する。絞り込みの方法は、この場合に限定されない。
また、細胞のメーカー、及び細胞評価キットのメーカーのウェブサイトから、疾患情報及び細胞情報に対応するキーワードを有する製品情報を抽出し、さらに、製品情報の文中の文字列を検索して、製品を絞り込み、DBに記憶する。

0032

例えば、分化誘導方法のプロトコルのDBの場合、細胞種、発現遺伝子,細胞マーカー、さらに分化誘導因子等に応じて、プロトコルの内容、関連する論文,特許文献、要約、論文等のリンク先等を記憶する。評価方法のプロトコルの場合、疾患名、細胞種、評価項目、さらに疾患モデル等に応じて、プロトコルの内容、関連する論文,特許文献、要約、論文等のリンク先等を記憶する。
例えば、細胞のDBの場合、製造メーカー、製品名、細胞種、発現遺伝子,細胞マーカー等に応じて、製品情報を記憶している。細胞評価キットのDBの場合、製造メーカー、製品名、細胞種、発現遺伝子,細胞マーカー、評価項目等に応じて、製品情報を記憶する。

0033

情報処理装置は、プロトコル又は製品が更新された場合、検索ウェブサイトを用いて新たに、疾患情報及び細胞情報に対応するプロトコル又は製品の情報を取得した場合、購入履歴に基づいて所定のプロトコル又は製品を削除する場合、購入履歴に基づいてプロトコル又は製品を追加する場合等において、DBを更新する。

0034

上述の情報処理装置において、前記プロトコルが、分化誘導方法のプロトコル及び疾患評価方法のプロトコルの少なくともいずれかであり、前記細胞関連製品が、細胞及び細胞特性評価キットの少なくともいずれかであってもよい。
上記構成によれば、ユーザは、入力した疾患情報及び細胞情報に対応した、分化誘導方法若しくは疾患評価方法のプロトコル、又は細胞若しくは細胞特性評価キットの情報を取得できる。

0035

上述の情報処理装置において、前記取得部に入力された情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品の購入履歴を購入履歴データベースに記憶する購入履歴記憶部を備えてもよい。
上記構成によれば、購入履歴データベースを参照して、プロトコル及び細胞関連製品を選択できる。

0036

上述の情報処理装置において、前記出力部が、前記取得部に入力された情報に応じて、前記購入履歴データベースのプロトコル及び/又は細胞関連製品の情報を出力してもよい。
上記構成によれば、購入履歴データベースを参照し、採用率又は販売率が高いプロトコル及び細胞関連製品の情報を出力できる。

0037

上述の情報処理装置において、前記取得部に入力された情報に基づいた前記購入履歴データベースのプロトコル及び/又は細胞関連製品を、推奨するプロトコル及び/又は細胞関連製品として提示する提示部を備えてもよい。
上記構成によれば、学習モデル、レコメンデーションエンジン、及びルールベース等を用いて、提示部により、購入履歴データベースのプロトコル及び/又は細胞関連製品を推奨できる。

0038

上述の情報処理装置において、前記細胞関連製品の購入先へ前記細胞関連製品の配送処理を行う配送処理部を備えてもよい。
上記構成により、ユーザへ細胞関連製品の配送を行う。

0039

上述の情報処理装置において、前記購入先へ課金する処理を行う第1課金処理部を備えてもよい。
上記構成により、ユーザへ購入代金を請求する。

0040

上述の情報処理装置において、プロトコル及び/又は細胞関連製品の提供者毎に、プロトコル及び/又は細胞関連製品の販売数に応じた広告料金を算出する算出部と、算出した広告料金をプロトコル及び/又は細胞関連製品の提供者に課金する処理を行う第2課金処理部と備えてもよい。
上記構成により、プロトコル又は細胞関連製品の提供者に、販売数に応じて広告料金を請求する。

0041

上述の情報処理装置において、疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得する取得部と、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコルを記憶したデータベースと、前記取得部に入力された情報に応じて、前記データベースから複数のプロトコルを読み出す読出部と、読み出した複数のプロトコルに基づいて、新規のプロトコルを作成する作成部とを備えてもよい。
上記構成によれば、採用率が高いプロトコルを組み合わせて新規のプロトコルを作成することができ、有用性が良好である。

0042

本実施の形態に係る情報処理方法は、疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得し、前記疾患情報及び前記細胞情報に基づいたプロトコル及び細胞関連製品の情報を記憶したデータベースから、前記取得した情報に応じたプロトコル及び/又は細胞関連製品の情報を取得する。
上記構成によれば、ユーザにより取得した疾患情報及び細胞情報に基づいて、データベースを参照し、好適なプロトコル又は細胞関連製品をユーザに報知することができる。

0043

本実施の形態に係る端末装置は、疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を入力する入力欄を表示する第1表示部と、前記入力欄にて前記疾患情報及び前記細胞情報の入力を受け付ける第1受付部と、前記疾患情報及び前記細胞情報に応じたプロトコル及び/又は細胞関連製品を表示する第2表示部とを備える。
上記構成によれば、ユーザは端末の表示画面の入力欄に疾患情報及び細胞情報を入力して、疾患情報及び細胞情報に対応するプロトコル又は細胞関連製品の情報を表示画面から取得できる。

0044

上述の端末において、前記第2表示部は、前記プロトコルをダウンロードする第1ボタンをさらに表示し、前記第1ボタンが押下された場合に、前記プロトコルをダウンロードするダウンロード部を備えてもよい。
上記構成によれば、表示画面の情報によりユーザが入用と判断したプロトコルをダウンロードできる。

0045

上述の端末において、前記第2表示部は、前記細胞関連製品の購入を表示する第2ボタンをさらに表示し、前記第2ボタンが押下された場合に、前記細胞関連製品の購入処理を行う購入処理部を備えてもよい。
上記構成によれば、表示画面の情報によりユーザが入用と判断した細胞関連製品を購入できる。

0046

上述の端末において、前記第2表示部は、前記プロトコルの要約及び/又は前記細胞関連製品の内容紹介を表示する第3ボタンをさらに表示し、前記第3ボタンが押下された場合に、前記要約及び/又は前記内容紹介を表示する第3表示部を備えてもよい。
上記構成によれば、ユーザは、プロトコルの要約又は細胞関連製品の内容紹介を見て、プロトコルのダウンロード又は細胞関連製品を購入するか否かを判断できる。

0047

上述の端末において、外部装置が、前記疾患情報及び前記細胞情報に応じて、プロトコルを記憶したデータベースから複数のプロトコルを読み出し、読み出した複数のプロトコルに基づいて、新規のプロトコルを作成した場合に、前記複数のプロトコル及び新規のプロトコルを表示する第4表示部を備えてもよい。
上記構成によれば、採用率が高いプロトコルを組み合わせて作成した新規のプロトコルを表示して、ユーザに報知できる。

0048

以下、本発明を実施形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る情報処理システム10の構成の一例を示す模式図である。情報処理システム10においては、情報管理会社の情報処理装置1、ユーザのA社の端末装置(以下、端末という)2及びB社の端末3、並びにプロトコル及び/又は細胞関連製品(以下、製品という)の提供者のC社の端末4及びD社の端末5がインターネット等のネットワークNを介して接続されている。端末の数は図1に示す場合に限定されない。

0049

C社又はD社は、分化誘導方法のプロトコルの内容、関連する論文,特許文献、要約等の情報を検索ウェブサイト等を介して取得し、論文等のリンク先とともに、情報処理装置1へ送信する。また、C社又はD社は、評価方法のプロトコル、関連する論文,特許文献、要約、論文等のリンク先等の情報を情報処理装置1へ送信する。C社又はD社は独自に開発したプロトコルを情報処理装置1へ送信してもよい。
情報処理装置1は、取得した情報に対し、疾患情報及び細胞情報に対応するキーワードを含むか否かを判定し、さらに、文字列を検索して絞り込み、分化誘導方法及び評価方法のDBに記憶する。
情報処理装置1は、例えば心臓関連、脳関連等の組織別分類し、組織毎に、細胞種、分化誘導因子、発現遺伝子,細胞マーカー等に対応して、分化誘導方法のプロトコルの要約ファイル及びデータファイルをDBに記憶する。情報処理装置1は、例えば心臓関連、脳関連等の組織別に分類し、組織毎に、疾患名、細胞種、疾患モデル、評価項目等に対応して、評価方法のプロトコルの要約ファイル及びデータファイルをDBに記憶する。なお、組織毎に分類する場合には限定されない。要約は情報処理装置1が作成することにしてもよい。

0050

C社又はD社は、細胞の製品情報、又は細胞評価キットの製品情報を情報処理装置1へ提供する。
情報処理装置1は、取得した製品情報に対し、疾患情報及び細胞情報に対応するキーワードを含むか否かを判定し、さらに、製品情報の文字列を検索して、製品情報を絞り込み、細胞又は細胞評価キットのDBに記憶する。

0051

情報処理装置1は、ユーザの端末2から疾患情報及び評価対象細胞の細胞情報を取得し、疾患情報及び細胞情報に基づいて、分化誘導方法のプロトコル、評価方法のプロトコル、細胞、及び細胞評価キットを記憶したDBからプロトコル又は製品を読み出し、前記疾患情報及び細胞情報に対応するプロトコル又は製品の情報を特定し、該情報を端末2又は3へ出力する。

0052

以下、具体的に装置の構成について説明する。
図2は情報処理装置1の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置1は、装置全体を制御する制御部11、主記憶部12、通信部13、及び補助記憶部14を備える。情報処理装置1は、1又は複数のサーバで構成することができる。情報処理装置1は複数台分散処理してもよい。

0053

制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で構成することができる。制御部11はGPU(Graphics Processing Unit)を含んで構成してもよい。

0054

制御部11は、機能部として、取得部111、読出部112、特定部113、出力部114、配送処理部115、購入履歴記憶部116、及び第1課金部117を有する。
取得部111は、後述する通信部13を介し、端末2又は3から疾患情報及び細胞情報を取得する。
読出部112は、取得した疾患情報及び細胞情報に基づいて、プロトコルのDB又は製品のDBから、プロトコル又は製品を読み出す。
特定部113は、取得した疾患情報及び細胞情報と、プロトコル又は製品に対応する疾患情報及び細胞情報との一致率に基づいて、プロトコル又は製品を特定する。
出力部114は、通信部13を介し、特定したプロトコル又は製品の情報を端末2又は端末3へ出力する。
配送処理部115は、製品の購入先、例えば端末2へ製品を配送する処理を行う。
購入履歴記憶部116は、ユーザが購入したプロトコル又は製品の情報を、取得した疾患情報及び細胞情報とともに、購入履歴DBに記憶する。

0055

主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。

0056

通信部13は、ネットワークNを介して、端末2、3、4、及び5との間で通信を行う機能を有し、所要の情報の送受信を行うことができる。具体的には、通信部13は、ユーザの端末2又は3が送信した疾患情報及び細胞情報を受信する。通信部13は、プロトコル又は製品の情報を端末2等へ送信する。通信部13は提供者の端末4又は5からプロトコル又は製品の情報を受信する。

0057

補助記憶部14は大容量メモリハードディスク等であり、制御部11が処理を実行するために必要なプログラム、後述する情報処理を行うプログラム141と、心臓関連の分化誘導方法(1)DB142、評価方法(1)DB144、細胞(1)DB146、細胞評価キット(1)DB148、及び購入履歴(1)DB150と、脳関連の分化誘導方法(2)DB143、評価方法(2)DB145、細胞(2)DB147、及び細胞評価キット(2)DB149、及び購入履歴(2)DB151とを記憶している。補助記憶部14は心臓、脳以外の組織に係るDBを記憶してもよい。また、組織別に記憶する場合に限定されない。

0058

補助記憶部14に記憶されるプログラム141は、プログラム141を読み取り可能に記録した記録媒体153により提供されてもよい。記録媒体153は、例えば、USBメモリSDカードマイクロSDカードコンパクトフラッシュ登録商標)等の可搬型メモリである。記録媒体153に記録されるプログラム141は、図に示していない読取装置を用いて記録媒体153から読み取られ、補助記憶部14にインストールされる。また、補助記憶部14に記憶されるプログラム141は、通信部13を介した通信により提供されてもよい。

0059

分化誘導方法(1)DB142は心臓関連の分化誘導方法(1)の情報を格納したデータベースである。
図3は、分化誘導方法(1)DB142のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。以下のDBの説明図においては、IDのNo.の数が4である場合を示しているが、No.の数は4である場合に限定されない。
分化誘導方法(1)DB142は、IDのNo.列、細胞種列、分化誘導因子列、発現遺伝子,細胞マーカー列、要約ファイル列、及びデータファイル列を記憶している。IDのNo.列は、分化誘導方法(1)の各プロトコルを識別するためのIDのNo.を記憶している。細胞種列は、上述の心臓関連の細胞種等を記憶し、分化誘導因子列は上述の心臓関連の分化誘導因子等を記憶し、発現遺伝子,細胞マーカー列は上述の心臓関連の発現遺伝子,細胞マーカー等を記憶している。
要約列は、分化誘導方法(1)のプロトコルの内容の要約又は関連する論文等の要約を記憶する。データファイル列は、分化誘導方法(1)のプロトコルの内容、関連する論文,特許文献、論文等のリンク先等のデータを記憶する。

0060

分化誘導方法(2)DB143は脳関連の分化誘導方法(2)の情報を格納したデータベースである。
図4は、分化誘導方法(2)DB143のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。分化誘導方法(2)DB143の列の項目は、分化誘導方法(1)DB142の列の項目と同様である。細胞種列は、上述の脳関連の細胞種等を記憶し、分化誘導因子列は上述の脳関連の分化誘導因子等を記憶し、発現遺伝子,細胞マーカー列は上述の脳関連の発現遺伝子,細胞マーカー等を記憶している。要約列は、分化誘導方法(2)のプロトコルの内容の要約又は関連する論文等の要約を記憶する。データファイル列は、分化誘導方法(2)のプロトコルの内容、関連する論文,特許文献、論文等のリンク先等のデータを記憶する。

0061

評価方法(1)DB144は心臓関連の評価方法(1)の情報を格納したデータベースである。
図5は、評価方法(1)DB144のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
評価方法(1)DB144は、IDのNo.列、疾患名列、細胞種列、疾患モデル列、評価項目列、要約列、及びデータファイル列を記憶している。IDのNo.列は、評価方法(1)の各プロトコルを識別するためのIDのNo.を記憶している。疾患名列は上述の心臓関連の疾患名等を記憶する。疾患モデル列は、例えばヒト、ヒト(患者由来)、サル等を記憶する。評価項目は上述の心臓関連の評価項目等を記憶する。要約列は、評価方法(1)のプロトコルの要約又は関連する論文等の要約を記憶する。データファイル列は、評価方法(1)のプロトコルの内容、関連する論文,特許文献、論文等のリンク先等のデータを記憶する。

0062

評価方法(2)DB145は脳関連の評価方法(2)の情報を格納したデータベースである。
図6は、評価方法(2)DB145のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
評価方法(2)DB145の列の項目は、評価方法(1)DB144の列の項目と同様である。疾患名列は上述の脳関連の疾患名等を記憶する。疾患モデル列は、例えばヒト、ヒト(患者由来)、サル等を記憶する。評価項目列は上述の脳関連の評価項目等を記憶する。要約列は、評価方法(2)のプロトコルの要約又は関連する論文等の要約を記憶する。データファイル列は、評価方法(2)のプロトコルの内容、関連する論文,特許文献、論文等のリンク先等のデータを記憶する。

0063

細胞(1)DB146は心臓関連の細胞(1)の情報を格納したデータベースである。
図7は、細胞(1)DB146のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
細胞(1)DB146は、IDのNo.列、製造メーカー名列、製品名列、細胞種列、発現遺伝子,細胞マーカー列、及び製品情報列を記憶している。IDのNo.列は、細胞(1)の各製品の細胞を識別するためのIDのNo.を記憶している。製品情報列は細胞の内容を紹介する製品情報を記憶している。

0064

細胞(2)DB147は脳関連の細胞(2)の情報を格納したデータベースである。
図8は、細胞(2)DB147のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
細胞(2)DB147の列の項目は、細胞(1)DB146の列の項目と同様である。

0065

細胞評価キット(1)DB148は心臓関連の細胞評価キット(1)の情報を格納したデータベースである。
図9は、細胞評価キット(1)DB148のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
細胞評価キット(1)DB148は、IDのNo.列、製造メーカー名列、製品名列、細胞種列、発現遺伝子,細胞マーカー列、評価項目列、及び製品情報列を記憶している。IDのNo.列は、細胞評価キット(1)の各製品を識別するためのIDのNo.を記憶している。細胞種列は上述の心臓関連の細胞種等を記憶し、発現遺伝子,細胞マーカー列は上述の心臓関連の発現遺伝子,細胞マーカーを記憶し、製品情報列は細胞評価キットの内容を紹介する製品情報を記憶している。

0066

細胞評価キット(2)DB149は脳関連の細胞評価キット(2)の情報を格納したデータベースである。
図10は、細胞評価キット(2)DB149のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
細胞評価キット(2)DB149の列の項目は、細胞評価キット(1)DB148の列の項目と同様である。IDのNo.列は、細胞評価キット(2)の各製品を識別するためのIDのNo.を記憶している。細胞種列は上述の脳関連の細胞種等を記憶し、発現遺伝子,細胞マーカー列は上述の脳関連の発現遺伝子,細胞マーカーを記憶し、製品情報列は細胞評価キットの内容を紹介する製品情報を記憶している。

0067

購入履歴(1)DB150は心臓関連の購入履歴(1)の情報を格納したデータベースである。
図11は、購入履歴(1)DB150のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
購入履歴(1)DB150は、IDのNo.列、疾患名列,疾患組織列,及び評価項目列の疾患情報列、細胞系統列,細胞種列,細胞マーカー列,及び発現遺伝子名列の細胞情報列、分化誘導方法列、評価方法列、細胞列、細胞評価キット列、ダウンロード日時列、並びに購入日時列を記憶している。IDのNo.列は、ユーザが疾患情報及び細胞情報を入力して、プロトコル又は製品情報を取得し、プロトコルの情報をダウンロードし、又は製品を購入したときの各購入を識別するためのIDのNo.を記憶している。ダウンロード日時はプロトコルをダウンロードした日時、購入日時は製品を購入した日時であり、プロトコル及び製品に対応して記憶している。

0068

購入履歴(2)DB151は脳関連の購入履歴(2)の情報を格納したデータベースである。
図12は、購入履歴(2)DB151のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
購入履歴(2)DB151の列の項目は、購入履歴(1)DB150の列の項目と同様である。

0069

図13は端末2の構成の一例を示すブロック図である。端末2は、装置全体を制御する制御部21、主記憶部22、通信部23、操作部24、表示パネル25、及び補助記憶部26を備える。端末2は、例えば、デスクトップ型コンピュータノート型パーソナルコンピュータスマートフォンタブレット等で構成することができる。
制御部21は、CPU、ROM及びRAM等で構成することができる。制御部21はGPUを含んで構成してもよい。

0070

制御部21は、機能部として、第1表示部211、第1受付部212、第2表示部213、ダウンロード部214、購入処理部215、及び第3表示部216を有する。
第1表示部211は、疾患情報及び細胞情報を入力する入力欄を表示する。
第1受付部212は、入力欄にて疾患情報及び細胞情報の入力を受け付ける。
第2表示部213は、疾患情報及び細胞情報に応じたプロトコル及び/又は製品の情報を表示する。
ダウンロード部214は、プロトコルをダウンロードする第1ボタンが押下された場合に、プロトコルをダウンロードする。
購入処理部215は、製品の購入を表示する第2ボタンが押下された場合に、製品の購入処理を行う。
第3表示部216は、プロトコルの要約及び/又は製品の製品情報を表示する第3ボタン押下された場合に、要約及び/又は製品情報を表示する。

0071

主記憶部22は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の一時記憶領域であり、制御部21が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。
通信部23は、ネットワークNを介して、情報処理装置1との間で通信を行う機能を有し、所要の情報の送受信を行うことができる。通信部23は情報処理装置1へ疾患情報及び細胞情報を送信し、情報処理装置1からプロトコル又は製品の情報を受信する。

0072

操作部24は、例えば、タッチパネルハードウェアキーボードマウス等で構成され、表示パネル25に表示されたアイコン等の操作、文字等の入力等を行うことができる。

0073

表示パネル25は、液晶パネル又は有機EL(Electro Luminescence)表示パネル等で構成することができる。制御部21は、表示パネル25に所要の情報を表示するための制御を行う。制御部21は、情報処理装置1から取得したプロトコル又は製品の情報を表示パネル25に表示する。

0074

補助記憶部26は大容量メモリ、ハードディスク等であり、制御部21が処理を実行するために必要なプログラム、及びアプリケーションプログラム(以下、アプリプログラムという)261を記憶している。また、補助記憶部26は、情報処理装置1から取得したプロトコル又は製品の情報を記憶する。

0075

補助記憶部26に記憶されるアプリプログラム261は、アプリプログラム261を読み取り可能に記録した記録媒体262により提供されてもよい。記録媒体262は、例えば、USBメモリ、SDカード、マイクロSDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬型のメモリである。記録媒体262に記録されるアプリプログラム261は通信部23を介した通信により提供される。
また、図に示していない読取装置を用いて記録媒体262から読み取られ、補助記憶部26にインストールされてもよい。
端末3は端末2と同様の構成を有する。

0076

図14は端末4の構成の一例を示すブロック図である。端末4は、装置全体を制御する制御部41、主記憶部42、通信部43、操作部44、表示パネル45、及び補助記憶部46を備える。端末4は、例えば、デスクトップ型コンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等で構成することができる。制御部41は、CPU、ROM及びRAM等で構成することができる。主記憶部42、通信部43、操作部44、表示パネル45、及び補助記憶部46は、端末2の主記憶部22、通信部23、操作部24、表示パネル25、及び補助記憶部26と同様の構成を有する。補助記憶部46は、プロトコル及び/又は製品の情報を記憶する。
端末5は端末4と同様の構成を有する。

0077

以下、情報処理装置1による情報処理について詳述する。
図15及び図16は、制御部11による情報処理の手順を示すフローチャートである。
ユーザがアプリケーション起動することにより、制御部21は、アプリプログラム261を読み出す(S201)。アプリケーションの起動により、制御部21は、端末2の表示パネル25に検索項目を入力する画面を表示する(S202)。図17に画面の一例を示す。画面には、疾患情報に係る「疾患名」,「疾患組織名」,及び「評価項目名」の入力欄、細胞情報に係る「細胞系統名」,「細胞種名」,「細胞表面マーカー名」,及び「特異的発現遺伝子名」の入力欄、並びに「検索」ボタンが表示される。ユーザは、疾患情報及び細胞情報を操作部24により入力する。

0078

制御部21は、疾患情報及び細胞情報を受け付けたか否かを判定する(S203)。制御部21は、疾患情報及び細胞情報を受け付けていないと判定した場合(S203:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は、疾患情報及び細胞情報を受け付けたと判定した場合(S203:YES)、ユーザが「検索」ボタンを押圧することにより検索の指示を受け付けたか否かを判定する(S204)。ここで、ボタンの押圧とは、クリック、及びタップ等を含む、制御部21は検索の指示を受け付けていないと判定した場合(S204:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は検索の指示を受け付けたと判定した場合(S204:YES)、疾患情報及び細胞情報を情報処理装置1へ送信する(S205)。

0079

制御部11は、疾患情報及び細胞情報を受信する(S101)。
制御部11は、受信した疾患情報及び細胞情報に応じて、方法又は製品のDBからプロトコル又は製品を読み出す(S102)。具体的には、疾患情報が心臓関連の情報である場合、分化誘導方法(1)DB142、評価方法(1)DB144、細胞(1)DB146、及び細胞評価キット(1)DB148から、プロトコル又は製品の各データを読み出す。疾患情報が脳関連の情報である場合、分化誘導方法(2)DB143、評価方法(2)DB145、細胞(2)DB147、及び細胞評価キット(2)DB149から、プロトコル又は製品の各データを読み出す。

0080

制御部11は、受信した疾患情報及び細胞情報の検索項目に基づいて、方法又は製品のDBを参照し、検索項目と一致率が高い、列項目の情報を有するIDNo.のプロトコル又は製品を特定する(S103)。

0081

制御部11は、特定したIDNo.のプロトコル又は製品のリスト、並びに対応する要約又は製品情報のファイルを端末2へ送信する(S104)。
制御部21は、特定したIDNo.のプロトコル又は製品のリスト、並びに対応する要約又は製品情報のファイルを受信する(S206)。

0082

制御部21は、プロトコル又は製品のリストを端末2の表示パネル25に表示する(S207)。表示画面の一例を図18に示す。画面には、分化誘導方法(1)のIDNo.2の○○プロトコル及びIDNo.10の○○プロトコル、評価方法(1)のIDNo.4の○○プロトコル及びIDNo.13の○○プロトコル、細胞(1)のIDNo.4の○○細胞及びIDNo.30の○○細胞、細胞評価キット(1)のIDNo.2の○○キット及びIDNo.13の○○キットが表示されている。各プロトコルの右側には、前記要約等の内容の表示を指示する「内容」ボタン、プロトコルの前記データファイルのダウンロードを指示する「ダウンロード」ボタンが表示されている。各細胞、及び各キットの右側には、前記製品情報の内容の表示を指示する「内容」ボタン、並びに細胞又はキットの購入を指示する「購入」ボタンが表示されている。

0083

制御部21は、「内容」ボタンが押下されたか否かを判定する(S208)。制御部21は「内容」ボタンが押下されていないと判定した場合(S208:NO)、処理をS218へ進める。
制御部21は「内容」ボタンが押下されたと判定した場合(S208:YES)、「内容」ボタンはプロトコルの「内容」ボタンであるか否かを判定する(S209)。
制御部21は「内容」ボタンがプロトコルの「内容」ボタンであると判定した場合(S209:YES)、要約を表示パネル25に表示する(S210)。図19に画面の一例を示す。分化誘導方法(1)のIDNo.2のプロトコルの要約が表示されている。画面の右下には「戻る」ボタンが表示されており、ユーザが「戻る」ボタンを押下した場合、図18の表示画面に戻る。

0084

制御部21は、「ダウンロード」ボタンが押下されたか否かを判定する(S211)。制御部21は「ダウンロード」ボタンが押下されていないと判定した場合(S211:NO)、処理をS218へ進める。
制御部21は「ダウンロード」ボタンが押下されたと判定した場合(S211:YES)、対応するプロトコルのデータファイルのダウンロードの指示を情報処理装置1へ送信する(S212)。

0085

制御部21は「内容」ボタンがプロトコルの「内容」ボタンでないと判定した場合(S209:NO)、「内容」ボタンは製品の「内容」ボタンであるので、製品情報を表示パネル25に表示する(S214)。図20に画面の一例を示す。細胞(1)のIDNo.4の細胞の製品情報が表示されている。画面の右下には、「戻る」ボタンが表示され、ユーザが「戻る」ボタンを押下した場合、図18の表示画面に戻る。

0086

制御部21は、「購入」ボタンが押下されたか否かを判定する(S215)。制御部21は「購入」ボタンが押下されていないと判定した場合(S215:NO)、処理をS218へ進める。
制御部21は「購入」ボタンが押下されたと判定した場合(S215:YES)、対応する製品の購入の処理の指示を情報処理装置1へ送信する(S216)。

0087

制御部11は、ダウンロードの指示を受信したか否かを判定する(S105)。制御部11はダウンロードの指示を受信したと判定した場合(S105:YES)、データファイルを送信する(S106)。制御部11は、ダウンロードの履歴情報を購入履歴(1)DB150又は購入履歴(2)DB151に記憶し(S107)、処理をS112へ進める。
制御部21は、データファイルを受信する(S213)。

0088

制御部11はダウンロードの指示を受信していないと判定した場合(S105:NO)、購入の指示を受信したか否かを判定する(S108)。制御部11は購入の指示を受信していないと判定した場合(S108:NO)、処理をS112へ進める。
制御部11は購入の指示を受信したと判定した場合(S108:YES)、対応する製品の提供者の端末に配送の指示を送信する(S109)。制御部11は、配送手配日時等の配送情報を端末2へ送信する(S110)。制御部11は、製品の購入履歴情報を購入履歴(1)DB150又は購入履歴(2)DB151に記憶する(S111)。

0089

制御部21は、配送情報を受信する(S217)。
制御部21は、終了であるか否かを判定する(S218)。制御部21は、例えばユーザにより「終了」ボタンの押下により終了の指示を受け付けたか否かを判定する。また、S207のプロトコル又は製品のリストの表示後、所定時間の経過により処理を終了すると判定してもよい。制御部21は終了でないと判定した場合(S218:NO)、処理をS208へ戻す。
制御部21は終了であると判定した場合(S218:YES)、終了を情報処理装置1へ送信する(S219)。

0090

制御部11は、終了を受信したか否かを判定する(S112)。制御部11は終了を受信していないと判定した場合(S112:NO)、処理をS105へ戻す。
制御部11は終了を受信したと判定した場合(S112:YES)、請求書を端末2へ送信し(S113)、処理を終了する。図20に請求書の一例を示す。図21には分化誘導方法(1)の「2.○○プロトコル」のダウンロード料金が○○円であることが示されている。図22に請求書の他の例を示す。図22には細胞(1)の「4.○○細胞」の購入価格が○○円であることが示されている。
制御部21は請求書を受信し(S220)、処理を終了する。

0091

本実施の形態によれば、ユーザにより入力された疾患情報及び細胞情報に基づき体系付けてプロトコル及び製品を記憶したDBを参照し、疾患情報及び細胞情報に対して好適なプロトコル又は製品を容易に短時間で特定し、ユーザに報知することができる。検索の費用も安価である。提供者はプロトコル又は製品の情報を情報処理装置1へ提供して、情報処理装置1は該情報をDBに格納し、ユーザは情報処理装置1により疾患情報及び細胞情報に基づくプロトコル又は製品の情報を取得し、プロトコル又は製品の購入を決定できる。ユーザは、分化誘導方法又は評価方法のプロトコルの情報とともに、細胞又は評価キットの情報も取得できるので、利便性が高い。プロトコル又は製品が更新された場合、情報処理装置1のプロトコル又は製品のDBにおいて更新されるので、ユーザは最新の情報を取得できる。

0092

(実施の形態2)
図23は、実施の形態2に係る情報処理装置1のブロック図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態2に係る情報処理装置1の制御部11が機能部として提示部118を有すること、補助記憶部14が、購入履歴(1)DB150及び購入履歴(2)DB151夫々に基づく推奨モデル(1)154及び推奨モデル(2)155、並びに取引情報DB156を記憶していること以外は、実施の形態1に係る情報処理装置1と同様の構成を有する。
提示部118は、推奨モデル(1)154、推奨モデル(2)155に、ユーザから取得した疾患情報及び細胞情報を入力して、プロトコル及び製品の確率値を取得し、確率値と閾値とに基づいて、推奨するプロトコル及び/又は製品を取得する。

0093

制御部11は、購入履歴(1)DB150、及び購入履歴(2)DB151に基づいて、図24に示すように、各プロトコルと、各プロトコルが採用された件数との関係を求め、取引情報DB156に記憶する。
また、制御部11は、購入履歴(1)DB150、及び購入履歴(2)DB151に基づいて、図25に示すように、各細胞と、各細胞の販売件数との関係を求め、取引情報DB156に記憶する。各細胞評価キットと、各細胞評価キットの販売件数との関係も、同様に取引情報DB156に記憶する。
制御部11は、取引の都度、又は複数の取引の後、取引情報DB156を更新する。

0094

推奨モデル(1)154及び推奨モデル(2)155は、多層ニューラルネットワーク深層学習)を用いることができ、例えば、畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network)を用いることができるが、他の機械学習を用いてもよい。推奨モデル(1)154及び推奨モデル(2)155は、疾患情報及び細胞情報を入力し、推奨するプロトコル又は製品を出力する。以下、推奨モデル(1)154の詳細について説明する。

0095

図26は推奨モデル(1)154の構成を示す模式図である。
制御部11は、推奨モデル(1)154として、特徴量を学習することで、取得した疾患名,疾患組織,評価項目等の疾患情報、及び細胞系統,細胞種,細胞マーカー,発現遺伝子等の細胞情報を入力とし、推奨するプロトコル及び製品を示す情報を出力とするニューラルネットワークを構築する。ニューラルネットワークはCNNであり、疾患情報及び細胞情報の入力を受け付ける入力層と、プロトコル及び製品の推奨結果を出力する出力層と、特徴量を抽出する中間層とを有する。
図26において、中間層の層数は3とされているが、これに限定されない。例えば推奨モデル(1)154がCNNである場合、中間層は、コンボリューション層とプーリング層とが交互に連結された構成を有し、情報を圧縮しながら最終的に特徴量を抽出する。図26において、コンボリューション層、及びプーリング層の記載は省略している。出力層は推奨結果を出力する二つのニューロンを有し、中間層から出力された特徴量に基づいて、一方のニューロンは分化誘導方法(1)DB142又は評価方法(1)DB144の推奨するIDNo.のプロトコルを出力し、他方のニューロンは細胞(1)DB146又は細胞評価キット(1)DBの推奨するIDNo.の製品を出力する。

0096

なお、推奨モデル(1)154がCNNであるものとして説明するが、推奨モデル(1)154はCNNに限定されず、例えばRNNを用いることができる。RNNでは、前の時刻の中間層を次の時刻の入力層と合わせて学習に用いることで、例えば疾患の時系列情報を考慮することができる。

0097

制御部11は、購入履歴(1)DB150の各行の疾患情報及び細胞情報と、各行における、ダウンロードしたIDNo.のプロトコル及び/又は購入したIDNo.の製品を示す情報とが対応付けられた教師データ購入履歴データ)を用いて学習を行う。

0098

制御部11は、教師データである疾患情報及び細胞情報を入力層に入力し、中間層での演算処理を経て、出力層から推奨するプロトコル又は製品を取得する。なお、出力層から出力される推奨結果は、ソフトマックス関数を用いた場合、分化誘導方法(1)DB142又は評価方法(1)DB144の各プロトコルの確率値(例えば「0」から「1」までの範囲の値)である。また、細胞(1)DB146又は細胞評価キット(1)DBの各製品の確率値である。制御部11は、プロトコル又は製品のうち、確率値が高い方を取得してもよく、プロトコル及び製品の夫々について確率値が一番高いものを取得してもよい。また、推奨モデル(1)154は、プロトコル及び製品の組み合わせの確率値を出力し、制御部11は、プロトコル及び製品の組み合わせのうち、確率値が高いものを取得してもよい。そして、疾患情報及び細胞情報を入力してプロトコルの確率値を出力する学習モデルと、疾患情報及び細胞情報を入力して製品の確率値を出力する学習モデルとを用いてもよい。

0099

制御部11は、出力層から出力された推奨結果を、教師データにおいて疾患情報及び細胞情報に対しラベル付けされた情報、すなわち正解値と比較し、出力層からの出力値が正解値に近づくように、中間層での演算処理に用いるパラメータを最適化する。該パラメータは、例えばニューロン間の重み(結合係数)、各ニューロンで用いられる活性化関数係数などである。パラメータの最適化の方法は特に限定されないが、例えば制御部11は誤差伝播法を用いて各種パラメータの最適化を行う。

0100

制御部11は、教師データに含まれる疾患情報及び細胞情報について上記の処理を行い、推奨モデル(1)154を生成する。制御部11は疾患情報及び細胞情報を取得した場合、推奨モデル(1)154を用い、推奨モデル(1)154が出力した確率値と閾値とに基づいて、高い確率値を示したプロトコル又は製品を推奨するプロトコル又は製品として取得する。
ユーザから取得した疾患情報及び細胞情報との一致点が高い疾患情報及び細胞情報を有する、履歴情報(1)DB150の行のプロトコル又は製品、採用率が高いプロトコル又は販売率が高い製品は、確率値が高くなる。中間層は、一致率、及び採用率若しくは販売率に対応する特徴量を抽出する。

0101

制御部11は、推奨結果の信頼度が向上するように、推奨モデル(1)154により推奨したプロトコル又は製品のダウンロード又は購入の履歴に基づいて、推奨モデル(1)154を再学習させることができる。

0102

図27は、制御部11による推奨モデル(1)154の生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
制御部11は、購入履歴(1)DB150から、複数の疾患情報及び細胞情報と、ダウンロードしたプロトコル又は購入した製品を示す情報とを対応付けた教師データを取得する(S301)。

0103

制御部11は教師データを用いて、疾患情報及び細胞情報を入力した場合に推奨するプロトコル又は製品を出力する推奨モデル(1)154を生成する(S302)。具体的には、制御部11は、教師データである複数の疾患情報及び細胞情報をニューラルネットワークの入力層に入力し、プロトコル又は製品の推奨結果を出力層から取得する。 制御部11は、取得した推奨結果を教師データの正解値(疾患情報及び細胞情報に対してラベル付けられたプロトコル又は製品の情報)と比較し、出力層から出力される推奨結果が正解値に近づくよう、中間層での演算処理に用いるパラメータを最適化する。制御部11は、生成した推奨モデル(1)154を補助記憶部14に格納し、一連の処理を終了する。
推奨モデル(2)155は推奨モデル(1)154と同様にして生成される。

0104

図28は、制御部11によるプロトコル又は製品の表示処理の手順を示すフローチャートである。
ユーザがアプリケーションを起動することにより、制御部21は、アプリプログラム261を読み出す(S231)。アプリケーションの起動により、制御部21は、端末2の表示パネル25に検索項目を入力する画面を表示する(S232)。ユーザは、疾患情報及び細胞情報を操作部24により入力する。

0105

制御部21は、疾患情報及び細胞情報を受け付けたか否かを判定する(S233)。制御部21は、疾患情報及び細胞情報を受け付けていないと判定した場合(S233:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は、疾患情報及び細胞情報を受け付けたと判定した場合(S233:YES)、ユーザが「検索」ボタンを押圧することにより検索の指示を受け付けたか否かを判定する(S234)。制御部21は検索の指示を受け付けていないと判定した場合(S234:NO)、判定処理を繰り返す。
制御部21は検索の指示を受け付けたと判定した場合(S234:YES)、疾患情報及び細胞情報を情報処理装置1へ送信する(S235)。

0106

制御部11は、疾患情報及び細胞情報を受信する(S121)。
制御部11は、受信した疾患情報及び細胞情報に応じて、方法又は製品のDBからプロトコル又は製品を読み出す(S122)。

0107

制御部11は、受信した疾患情報及び細胞情報の検索項目に基づいて、方法又は製品のDBを参照し、検索項目と一致率が高い列項目の情報を有するIDNo.のプロトコル又は製品を特定する(S123)。

0108

制御部11は、受信した疾患情報の疾患組織名に応じて推奨モデル(1)154又は推奨モデル(2)155に、疾患情報及び細胞情報を入力する(S124)。
制御部11は、推奨モデル(1)154又は推奨モデル(2)155が出力した確率値に基づいて、推奨するプロトコル又は製品を取得する(S125)。
制御部11は、S123で特定したIDNo.のプロトコル又は製品のリスト、対応する要約又は製品情報のファイル、並びにS125で取得した推奨のIDNo.のプロトコル又は製品のリスト、対応する要約又は製品情報のファイルを端末2へ送信する(S126)。
制御部21は、上述のプロトコル又は製品のリスト及びファイルを受信する(S236)。
制御部21は、上述のプロトコル又は製品のリスト及びファイルを表示パネル25に表示する(S237)。

0109

図29に、表示パネル25の画面の一例を示す。図18の画面の内容に加えて、分化誘導方法(1)及び評価方法(1)の欄には、推奨するIDNo.のプロトコルが表示され、細胞(1)及び細胞評価キット(1)の欄には、推奨するIDNo.の細胞又は製品が表示されている。

0110

上述のリスト及びファイルを表示パネル25に表示した後の処理は、図15及び図16のフローチャートの処理と同様である。

0111

本実施の形態においては、疾患情報及び細胞情報に基づいてプロトコル又は製品の情報を表示したときのプロトコル又は製品の購入履歴に基づいて、疾患情報及び細胞情報を取得したときに、採用率が高いプロトコル又は製品を推奨のプロトコル又は製品として提示する。従って、ユーサは好適なプロトコル又は製品の情報を取得できる。
なお、推奨モデル(1)又は推奨モデル(2)により推奨のプロトコル又は製品を提示する場合には限定されない。制御部11の提示部118がレコメンデーションエンジン、又はルールベース等を用いて、購入履歴DB(1)150又は購入履歴DB(2)151のプロトコル又は製品を推奨してもよい。

0112

(実施の形態3)
図30は、実施の形態3に係る情報処理装置1のブロック図である。実施の形態3に係る制御部11が機能部として、第2読出部119、及び作成部120を有すること、及び補助記憶部14が、及び取引情報DB156を記憶していること以外は、実施の形態1に係る情報処理装置1と同様の構成を有する。
第2読出部119は、取引情報DB156から採用率が高い複数のプロトコルを読み出す。作成部120は、採用率が高い複数のプロトコルを組み合わせて新規のプロトコルを作成する。

0113

図31は、制御部11による新規プロトコルの生成の処理手順を示すフローチャートである。以下、分化誘導方法(1)DB142の情報に基づいて、新規プロトコルを生成する場合について説明する。
制御部11は、購入履歴(1)DB150から、分化誘導方法(1)DB142の各プロトコルと、採用(ダウンロード)件数との関係を抽出し、取引情報DB156に記憶する(S131)。
制御部11は、取引情報DB156から、採用率が高い複数のプロトコルを読み出す(S132)。
制御部11は、採用率が高いプロトコルを組み合わせて新規のプロトコルを生成する(S133)。例えば図24の関係の場合、制御部11は、IDNo.1のプロトコルとIDNo.3のプロトコルとを組み合わせて、新規のプロトコルを生成する。
制御部11は、新規のプロトコルを分化誘導方法(1)DB142に記憶し(S134)、処理を終了する。

0114

図32は、分化誘導方法(1)DB142のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。IDNo.1のプロトコルとIDNo.3のプロトコルとを組み合わせた、IDNo.5のプロトコルが記憶されている。データファイルには、IDNo.1のプロトコルとIDNo.3のプロトコルとを組み合わせたプロトコルの詳細が記憶されている。

0115

他のDBのプロトコルについても、上記と同様にして、制御部11は、新規のプロトコル又は製品を生成する。

0116

端末2の制御部21が機能部として、読み出した複数のプロトコル及び新規のプロトコルを表示する第4表示部を有する場合、分化誘導方法(1)DB142の情報を情報処理装置1から取得し、図33に示すように表示パネル25に表示して、ユーザに、新規のプロトコルの作成を報知することができる。

0117

本実施の形態においては、採用率が高いプロトコルを組み合わせて新規のプロトコルを作成することができ、有用性が良好である。

0118

(実施の形態4)
図34は、実施の形態4に係る情報処理装置1のブロック図である。実施の形態3に係る制御部11が機能部として、算出部121、及び第2課金処理部122を有すること、及び補助記憶部14が、及び取引情報DB156を記憶していること以外は、実施の形態1に係る情報処理装置1と同様の構成を有する。

0119

図35は、実施の形態4に係る、制御部11による広告料金の課金の処理手順を示すフローチャートである。
制御部11は、購入履歴(1)DB150又は購入履歴(2)DB151から、分化誘導方法(1)DB142及び評価方法(1)DB144の各プロトコルと販売数(ダウンロード数)との関係、又は分化誘導方法(2)DB143及び評価方法(2)DB145の各プロトコルと販売数(ダウンロード数)との関係を抽出し、取引情報DB156に記憶する(S141)。

0120

制御部11は、プロトコルの提供者毎に、販売数×広告基礎料金を算出する(S142)。
制御部11は、細胞(1)DB146及び細胞評価キット(1)DB148の各製品と販売数との関係、又は細胞(2)DB147及び細胞評価キット(2)DB149の各製品と販売数との関係を抽出し、取引情報DB156に記憶する(S143)。
制御部11は、製品の提供者毎に、販売数×広告基礎料金を算出する(S144)。
制御部11は、提供者毎に、プロトコル及び製品の広告料金の合計金額を算出する。

0121

図36は、一例としての提供者のC社に対する請求書を示す説明図である。C社が提供する分化誘導方法(1)のIDNo.2のプロトコルと、細胞(1)のIDNo.3の細胞との合計の広告料金が記載されている。

0122

制御部11は、合計金額の請求書を各提供者の端末へ送信する(S145)。C社の場合、制御部11はC社の端末4へ請求書を送信する。
制御部11は、請求書を送信した各提供者から入金があったか否かを判定する(S146)。制御部11は入金があったと判定した場合(S146:YES)、処理を終了する。
制御部11は、入金がなかったと判定した場合(S146:NO)、対応する提供者のプロトコル又は製品をDBから削除し(S147)、処理を終了する。

0123

本実施の形態においては、情報管理会社が、プロトコル又は製品の提供者に、販売数に応じて広告料金を請求することができる。

0124

今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0125

1情報処理装置
2、3、4、5端末
11 制御部(取得部、読出部、特定部、出力部、配送処理部、購入履歴記憶部、第1課金処理部、提示部、算出部、第2課金処理部、第2読出部、作成部)
21 制御部(第1表示部、第1受付部、第2表示部、ダウンロード部、購入処理部、第3表示部、第4表示部)
41 制御部
12、22、42主記憶部
13、23、43通信部
24、44 操作部
14、26、46補助記憶部
141プログラム
142分化誘導方法(1)DB
143 分化誘導方法(2)DB
144評価方法(1)DB
145 評価方法(2)DB
146細胞(1)DB
147 細胞(2)DB
148 細胞評価キット(1)DB
149 細胞評価キット(2)DB
150 購入履歴(1)DB
151 購入履歴(2)DB
154推奨モデル(1)
155 推奨モデル(2)
261 アプリプログラム

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