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図面 (8)

課題

イベント記録データにおける地形情報を適切に認識すること。

解決手段

記録再生制御装置は、車両の周辺撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、カメラが撮影する範囲に対応する地形情報を取得する地形情報取得部と、イベント検出部がイベントを検出した場合、検出したイベントに基づく撮影データをイベント記録データとして保存する記録制御部と、地形情報取得部が取得した地形情報に基づき、イベント記録データに重畳表示可能であり、イベント記録データに対応した地形情報を示す重畳データを生成する重畳データ生成部と、イベント記録データの再生時に、イベント記録データに重畳データを重畳させて再生する再生制御部と、を備える。

概要

背景

ドライブレコーダは、イベント事故)が検出された撮影データをイベント記録データとして保存する。イベント記録データの再生の際に、イベント記録データに所定のデータを重畳させて、運転時の状況を提供する技術が知られている。

例えば特許文献1には、車間距離を示す指標映像に重畳するドライブレコーダが開示されている。

概要

イベント記録データにおける地形情報を適切に認識すること。記録再生制御装置は、車両の周辺を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、カメラが撮影する範囲に対応する地形情報を取得する地形情報取得部と、イベント検出部がイベントを検出した場合、検出したイベントに基づく撮影データをイベント記録データとして保存する記録制御部と、地形情報取得部が取得した地形情報に基づき、イベント記録データに重畳表示可能であり、イベント記録データに対応した地形情報を示す重畳データを生成する重畳データ生成部と、イベント記録データの再生時に、イベント記録データに重畳データを重畳させて再生する再生制御部と、を備える。

目的

イベント記録データの再生の際に、イベント記録データに所定のデータを重畳させて、運転時の状況を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

車両の周辺撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、前記カメラが撮影する範囲に対応する地形情報を取得する地形情報取得部と、前記イベント検出部がイベントを検出した場合、検出したイベントに基づく撮影データをイベント記録データとして保存する記録制御部と、前記地形情報取得部が取得した地形情報に基づき、前記イベント記録データに重畳表示可能であり、前記イベント記録データに対応した地形情報を示す重畳データを生成する重畳データ生成部と、前記イベント記録データの再生時に、前記イベント記録データに前記重畳データを重畳させて再生する再生制御部と、を備える、記録再生制御装置

請求項2

前記重畳データ生成部は、前記地形情報取得部が取得した地形情報に基づき、前記カメラの撮影位置および方向、画角に合わせた重畳データを生成する、請求項1に記載の記録再生制御装置。

請求項3

前記撮影データ取得部が取得した撮影データから、地形情報を認識する認識部と、前記地形情報取得部が取得した地形情報に対応した地形情報が前記認識部で認識されたか否かを判断する判断部と、をさらに備え、前記重畳データ生成部は、前記判断部が、前記地形情報取得部が取得した地形情報に対応した地形情報が前記認識部で適切に認識されていないと判断した場合に、前記イベント記録データに対応した地形情報を示す重畳データを生成する、請求項1または2に記載の記録再生制御装置。

請求項4

前記重畳データ生成部は、前記イベント記録データが透過して視認可能な重畳データを生成する、請求項1から3のいずれか1項に記載の記録再生制御装置。

請求項5

前記重畳データ生成部は、前記イベント記録データに対応した地形情報を線画で示す重畳データを生成する、請求項1から4のいずれか1項に記載の記録再生制御装置。

請求項6

車両の周辺を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記イベント検出ステップにおいてイベントを検出した場合、検出したイベントに基づく撮影データをイベント記録データとして保存する記録制御ステップと、前記カメラが撮影する範囲に対応する地形情報を取得する地形情報取得ステップと、前記地形情報取得ステップにおいて取得した地形情報に基づき、前記イベント記録データに重畳表示可能であり、前記イベント記録データに対応した地形情報を示す重畳データを生成する重畳データ生成ステップと、前記イベント記録データの再生時に、前記イベント記録データに前記重畳データを重畳させて再生する記録再生制御ステップと、を含む、記録再生制御方法

請求項7

記録再生制御装置として動作するコンピュータに、車両の周辺を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記イベント検出ステップにおいてイベントを検出した場合、検出したイベントに基づく撮影データをイベント記録データとして保存する記録制御ステップと、前記カメラが撮影する範囲に対応する地形情報を取得する地形情報取得ステップと、前記地形情報取得ステップにおいて取得した地形情報に基づき、前記イベント記録データに重畳表示可能であり、前記イベント記録データに対応した地形情報を示す重畳データを生成する重畳データ生成ステップと、前記イベント記録データの再生時に、前記イベント記録データに前記重畳データを重畳させて再生する記録再生制御ステップと、を実行させるプログラム

技術分野

0001

本発明は、記録再生制御装置記録再生制御方法、およびプログラムに関する。

背景技術

0002

ドライブレコーダは、イベント事故)が検出された撮影データをイベント記録データとして保存する。イベント記録データの再生の際に、イベント記録データに所定のデータを重畳させて、運転時の状況を提供する技術が知られている。

0003

例えば特許文献1には、車間距離を示す指標映像に重畳するドライブレコーダが開示されている。

先行技術

0004

特開2016−122966号公報

発明が解決しようとする課題

0005

イベント記録データは、例えばドライブレコーダを装着している車室内などから撮影されている。このため、例えば、撮影方向に他車両が存在した場合、車線横断歩道交通標識などが写っていない場合がある。

0006

また、車線、横断歩道などが擦れて薄い場合や天候不良、夜間など視界が悪い場合、ドライブレコーダが保存した映像では見えないことがある。このような映像では、イベントの当事者の車両が、車線や横断歩道に対してどのような挙動をとったか、交通標識との位置関係がどうであったかなど、事故原因の検証に有用な情報が保存されていないことがある。

0007

本発明は、イベント記録データにおける地形情報を適切に認識することのできる記録再生制御装置、記録再生制御方法、およびプログラムを提案する。

課題を解決するための手段

0008

本発明の記録再生制御装置は、車両の周辺を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、前記カメラが撮影する範囲に対応する地形情報を取得する地形情報取得部と、前記イベント検出部がイベントを検出した場合、検出したイベントに基づく撮影データをイベント記録データとして保存する記録制御部と、前記地形情報取得部が取得した地形情報に基づき、前記イベント記録データに重畳表示可能であり、前記イベント記録データに対応した地形情報を示す重畳データを生成する重畳データ生成部と、前記イベント記録データの再生時に、前記イベント記録データに前記重畳データを重畳させて再生する再生制御部と、を備える。

0009

本発明の記録再生制御方法は、車両の周辺を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記イベント検出ステップにおいてイベントを検出した場合、検出したイベントに基づく撮影データをイベント記録データとして保存する記録制御ステップと、前記カメラが撮影する範囲に対応する地形情報を取得する地形情報取得ステップと、前記地形情報取得ステップにおいて取得した地形情報に基づき、前記イベント記録データに重畳表示可能であり、前記イベント記録データに対応した地形情報を示す重畳データを生成する重畳データ生成ステップと、前記イベント記録データの再生時に、前記イベント記録データに前記重畳データを重畳させて再生する記録再生制御ステップと、を含む。

0010

本発明のプログラムは、記録再生制御装置として動作するコンピュータに、車両の周辺を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記イベント検出ステップにおいてイベントを検出した場合、検出したイベントに基づく撮影データをイベント記録データとして保存する記録制御ステップと、前記カメラが撮影する範囲に対応する地形情報を取得する地形情報取得ステップと、前記地形情報取得ステップにおいて取得した地形情報に基づき、前記イベント記録データに重畳表示可能であり、前記イベント記録データに対応した地形情報を示す重畳データを生成する重畳データ生成ステップと、前記イベント記録データの再生時に、前記イベント記録データに前記重畳データを重畳させて再生する記録再生制御ステップと、を実行させる。

発明の効果

0011

本発明によれば、イベント記録データにおける地形情報を適切に認識することができる。

図面の簡単な説明

0012

図1は、本発明の第一実施形態に係る記録再生装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2は、イベント記録データの一例を示す模式図である。
図3は、重畳データの一例を示す模式図である。
図4は、再生データの一例を示す模式図である。
図5は、本発明の第一実施形態に係る記録再生制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6は、本発明の第二実施形態に係る記録再生装置の構成の一例を示すブロック図である。
図7は、本発明の第二実施形態に係る記録再生制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。

実施例

0013

以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。

0014

[第一実施形態]
図1を用いて、本発明の第一実施形態に係る記録装置について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る記録装置の構成の一例を示すブロック図である。

0015

記録再生装置1は、撮像部10と、記録部20と、操作部30と、表示部40と、センサ50と、GPS(Global Positioning System)受信部60と、CAN(Controller Area Network)インターフェース70と、制御部(記録再生制御装置)100とを備える。記録再生装置1は、車両に搭載され、車両の駐車中に検出されたイベントに基づいて撮影データを、イベント記録データとして記録する。記録再生装置1は、イベント記録データに重畳データを重畳させて、イベント記録データを再生する。

0016

撮像部10は、記録再生装置1が搭載されている車両において用いられるカメラであり、車両の車室内外の任意の範囲を撮影する。撮像部10は、例えば、車両の前方を撮影するカメラ、車両の後方を撮影するカメラ、車両の側方を撮影するカメラ、のいずれかまたはそれらの組み合わせであってもよく、車両の周囲を撮影するように複数のカメラを含むカメラユニットまたは全天周カメラであってもよい。また、車室内を撮影するカメラを含んでいてもよい。撮像部10は、車両において用いられるカメラが撮影した撮影データを撮影データ取得部120に出力する。

0017

記録部20は、イベントが検出されたときに記録されるイベント記録データなど種々のデータを記録する。記録部20は、例えば、イベントの検出に基づく所定期間の撮影データをイベント記録データとして保存する。記録部20は、例えば、車両の駐車中に常時撮影された撮影データを記録する。記録部20は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスクソリッドステートドライブなどの記憶装置で実現することができる。記録部20は、複数の異なるメモリなどで構成されてもよい。

0018

操作部30は、制御部100に対する種々の操作を受け付ける。種々の操作には、イベント記録データの再生の開始、イベント記録データの保存の開始などの操作が含まれる。具体的には、操作部30は、イベント記録データに重畳データを重畳させて再生させるための操作を受け付ける。操作部30は、重畳データの重畳有無を変更して再生させるための操作を受け付ける。操作部30は、受け付けた操作に応じた操作信号を操作制御部126に出力する。操作部30は、例えば、物理的なスイッチや、表示部40に設けられたタッチパネルで実現することができる。

0019

表示部40は、種々の映像を表示する。表示部40は、例えば、記録部20が記録しているイベント記録データを表示する。表示部40は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなどを含むディスプレイである。

0020

センサ50は、車両に対するイベントの発生に起因する種々の情報を検出する。センサ50は、例えば、加速度センサであり、車両に加わった加速度を検出する。センサ50は、例えば、ジャイロセンサであり、車両の姿勢に関する情報を検出する。センサ50は、検出結果をセンサ情報取得部128に出力する。

0021

GPS受信部60は、GPS受信回路GPS受信アンテナなどから構成されており、GPS信号を受信する。GPS受信部60は、受信したGPS信号を位置情報取得部129に出力する。

0022

CANインターフェース70は、CANを介して各種車両情報を取得するためのインターフェースである。車両情報には、例えば、エンジン動作状況や、車両の走行状況などに関する情報が含まれている。

0023

制御部100は、撮影データ取得部120と、バッファメモリ121と、撮影データ処理部122と、記録制御部123と、再生制御部124と、イベント検出部125と、操作制御部126と、表示制御部127と、センサ情報取得部128と、位置情報取得部129と、車両情報取得部130と、重畳データ生成部131と、地形情報取得部132とを備える。制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む電子的な回路で実現することができ、CPUが備える内部メモリなどには、制御部100の各部を実現させるためのプログラムが記憶されている。この場合、制御部100は、内部メモリなどに記憶されているプログラムを展開して実行することで、各部の機能を実現する。図1においては、制御部100で実現される各部は、理解を容易にするために、バス110を介して互いに接続されているように記載する。

0024

撮影データ取得部120は、外部から各種の撮影データを取得する。撮影データ取得部120は、例えば、撮像部10から撮像部10が撮影した撮影データを取得する。撮影データ取得部120は、例えば、撮像部10から取得した撮影データをバッファメモリ121および表示制御部127に出力する。撮影データ取得部120は、撮像部10が撮影した撮影データに加えて、撮像部10または他の位置に配置された図示しないマイクロフォンが取得した音声データを含んだ撮影データを取得してもよい。

0025

バッファメモリ121は、撮影データ取得部120が取得した撮影データを一時的に記憶する制御部100の内部メモリである。具体的には、バッファメモリ121は、撮影データ取得部120が取得した一定時間分の撮影データを、更新しながら一時的に記憶する。

0026

撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データに対して種々の処理を実行する。撮影データ取得部120は、例えば、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データを、例えば、MP4形式などの任意のファイル形式に変換する。撮影データ処理部122は、例えば、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データから、一定時間分のデータファイルとした撮影データを生成する。具体的には、撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データから、60秒間の撮影データをデータファイルとして生成する。撮影データ処理部122は、生成した撮影データを記録制御部123へ出力する。また、撮影データ処理部122は、生成した撮影データを表示制御部127へ出力する。データファイルとして生成される撮影データの期間は、一例として60秒としたが、これには限定されない。

0027

記録制御部123は、種々のデータを記録部20に記録する。記録制御部123は、例えば、撮影データ処理部122でファイル化された撮影データを、記録部20に記録させる制御を行う。

0028

再生制御部124は、記録部20に記録されている種々のデータを再生する。再生制御部124は、例えば、記録部20にデータファイルとして記録されている撮影データを再生する。再生制御部124は、例えば、記録部20に保存されているイベント記録データを再生する。再生制御部124は、例えば、重畳データ生成部131によって生成された重畳データをイベント記録データに重畳させて再生する。再生制御部124は、例えば、重畳データを重畳してイベント記録データを再生する際に、重畳データの重畳有無を変更してイベント記録データを再生する。イベント記録データに重畳データを重畳させる方法については後述する。再生制御部124は、操作制御部126から出力された操作部30の操作に応じた制御信号に従って、任意の撮影データを再生する。

0029

イベント検出部125は、センサ50から検出結果を受け付ける。イベント検出部125は、受け付けた検出結果に基づいて、イベントを検出する。イベント検出部125は、例えば、検出結果として加速度に関する加速度情報を取得する。イベント検出部125は、例えば、センサ50から受け付けた加速度が、車両と、例えば他の車両などの他の物体衝突したときの加速度に該当する場合に、イベントを検出したと判断する。イベント検出部125は、イベントを検出すると、記録制御部123に対してイベントが検出された情報を示す制御信号を出力する。イベント検出部125によるイベントの検出は、加速度情報に基づくイベントの検出に限らず任意である。イベント検出部125は、撮影データ取得部120が取得した映像データに基づく動体検出や、図示しない近接センサ等の検出結果、あるいは複数のセンサ情報の組み合わせによってイベントを検出してもよい。

0030

操作制御部126は、操作部30からユーザなどから受け付けた操作に関する操作信号を受け付ける。操作制御部126は、例えば、撮影データの再生の開始、撮影データの記録の開始などの操作に関する操作信号を受け付ける。操作制御部126は、受け付けた操作信号に応じた制御信号を記録制御部123又は再生制御部124に出力する。この場合、記録制御部123及び再生制御部124は、制御信号に従って、動作を実行する。

0031

表示制御部127は、種々の映像を表示部40に表示する。表示制御部127は、例えば再生制御部124によって再生された撮影データおよびイベント記録データを表示部40に表示する。具体的には、表示制御部127は、表示部40に映像信号を出力することで、表示部40に映像を表示する。表示制御部127は、例えば、記録部20に記録されている撮影データに関する映像信号を表示部40に出力することで、表示部40に撮影データを表示する。表示制御部127は、例えば、重畳データが重畳されたイベント記録データに関する映像信号を表示部40に出力することで、表示部40に表示する。

0032

センサ情報取得部128は、センサ50から種々の検出結果を取得する。センサ情報取得部128は、センサ50が加速度センサである場合は、センサ50が検出した加速度を示す情報を取得する。センサ情報取得部128は、取得したセンサ50からの検出結果をイベント検出部125に出力する。

0033

位置情報取得部129は、GPS受信部60からGPS信号を受け付ける。位置情報取得部129は、GPS信号に基づいて、現在位置情報を算出する。位置情報取得部129およびGPS受信部60は、GPSに限らず、他の方式の測位衛星システムに対応していてもよい。

0034

車両情報取得部130は、CANインターフェース70からのCANを介して種々の車両情報を取得する。車両情報取得部130は、車両情報として、例えば、車両のエンジンの動作に関する情報を取得する。

0035

重畳データ生成部131は、イベント記録データに重畳させるための重畳データを生成する。重畳データ生成部131は、例えば、地形情報取得部132が取得した地形情報に基づいて、イベント記録データに重畳表示可能であり、イベント記録データに対応した地形情報を示す重畳データを生成する。言い換えれば、重畳データ生成部131は、地形情報を強調表示するような重畳データを生成する。

0036

重畳データ生成部131は、例えば、地形情報取得部132が取得した地形情報に基づいて、撮像部10の撮影位置、撮影方向、および画角に合わせた重畳データを生成する。重畳データ生成部131は、例えば、イベント記録データに重畳させた場合に、イベント記録データを透過して視認可能な重畳データを生成する。重畳データ生成部131は、例えば、イベント記録データに対応した地形情報を線画で示す重畳データを生成する。

0037

地形情報取得部132は、地形情報を取得する。地形情報取得部132は、例えば、イベント記録データが撮影された位置の地形情報を車両に搭載されたナビゲーション装置80から取得する。ナビゲーション装置80は、車両の現在位置と進行方向に応じた三次元の地図(以下、3D地図と称する)を表示するための地図データを記憶している。ナビゲーション装置80は、通信回線を介して、外部のサーバ装置などから3D地図を表示するための地図データを取得してもよい。本実施形態における地形情報とは、例えば3D地図を構成可能な地形情報であり、車両における撮像部10の搭載位置(例えば高さ1m〜1.5m)の視点から、車両の位置と進行方向に対応して、撮像部10で撮影した映像と同様(ほぼ一致)に見える表示データである。具体的には、地形情報は、撮像部10が、例えば信号機や車線を撮影していた場合、撮像部10が撮影した信号機や車線と同様に見える表示データである。地形情報は、ユーザが操作部30を操作することで撮像部10の搭載位置に対応した表示データに調整できることが好ましい。

0038

重畳データ生成部131は、地形情報取得部132を介してナビゲーション装置80から取得した地図データを、イベント記録データに重畳させるための変換処理を行ってもよい。一般的にナビゲーション装置80が記憶している3D地図を表示するための地図データは、車両における撮像部10の搭載位置よりは高い位置から見下ろしたように見える地図データであることが多い。このため、重畳データ生成部131は、ナビゲーション装置80から取得した地図データに対し、車両における撮像部10の搭載位置から見た地図データとなるように、地図データの視点位置を変換する。

0039

[重畳データ生成方法
図2と、図3とを用いて、本実施形態に係る重畳データを生成する方法について説明する。図2は、イベント記録データの一例を示す模式図である。図3は、重畳データの一例を示す模式図である。

0040

図2に示す、イベント記録データ200は、車両210を後方から撮影したイベント記録データの一例であり、例えばイベントが発生する5秒前の映像である。

0041

地形情報取得部132は、イベント記録データ200に基づいて、イベント記録データ200に対応する地形情報をナビゲーション装置80から取得する。

0042

重畳データ生成部131は、地形情報取得部132が取得した地形情報からイベント記録データ200に重畳させる要素を抽出する。重畳データ生成部131は、例えば車線、停止線、横断歩道、信号機、交通標識などをイベント記録データ200に重畳させる要素として抽出する。重畳データ生成部131は、抽出した構成要素を、例えば半透明の線画で表現した重畳データとして生成する。重畳データ生成部131は、例えば車両から撮影方向に10m程度の範囲で重畳データを生成するが、これに限定されない。

0043

図3に示す、重畳データ300は、図2に図示のイベント記録データ200に基づいて生成された重畳データの一例である。図3に示す例では、重畳データ生成部131は、地形情報から停止線、車線、および横断歩道をイベント記録データ200に重畳させる半透明の透過データ310として重畳データ300を生成している。透過データ310は、イベント記録データに重畳させることで、イベント記録データを透過して視認可能な重畳データである。図3において、重畳データ生成部131は、図2のイベント記録データ200に含まれる信号機に対応する重畳データを生成してもよい。

0044

また、重畳データ生成部131は、図3において、停止線、車線、および横断歩道の外枠を沿うように描画された線画で重畳データ300を生成してもよい。

0045

図4を用いて、本実施形態に係る再生データについて説明する。図4は、再生データの一例を示す模式図である。

0046

再生制御部124は、イベント記録データ200に重畳データ300を重畳して再生データ400を生成する。再生制御部124は、再生データ400を再生する。再生データ400には、車両210と、透過データ310とが含まれている。図4に示すように、透過データ310は、車両210に重畳して示されている。すなわち、再生データ400では、車両210を透過して停止線、車線、および横断歩道が表示されているため、図2に図示のイベント記録データ200に比べて、車両210と、停止線、車線、および横断歩道との位置関係が明確に示されている。

0047

[第一実施形態の処理]
図5を用いて、第一実施形態に係る記録再生装置1の制御部100の処理について説明する。図5は、制御部100の処理の流れの一例を示すフローチャートである。

0048

制御部100は、イベント記録データの再生指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。イベント記録データの再生指示を受け付けたと判定した場合(ステップS101のYes)、ステップS102へ進む。イベント記録データの再生指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS101のNo)、図5の処理を終了する。

0049

制御部100は、イベント記録データに重畳させるための重畳データが有るか否かを判定する(ステップS102)。重畳データが有ると判定された場合(ステップS102のYes)、ステップS103に進む。重畳データが無いと判定された場合(ステップS102のNo)、ステップS104に進む。

0050

ステップS103において、制御部100は、イベント記録データに重畳データを重畳させて再生する(ステップS103)。そして、ステップS105に進む。

0051

ステップS104において、制御部100は、イベント記録データを再生する(ステップS104)。そして、ステップS105に進む。

0052

ステップS105において、制御部100は、イベント記録データの再生が終了したか否かを判定する(ステップS105)。イベント記録データの再生が終了していないと判定された場合(ステップS105のNo)、制御部100は、ステップS105の処理を繰り返す。イベント記録データの再生が終了したと判定された場合(ステップS105のYes)、図5の処理を終了する。

0053

ステップS103において、イベント記録データに重畳データを重畳させて再生している状態であっても、操作制御部126が操作部30によるユーザ操作を受け付けることで、重畳データの重畳有無を切り替えることもできる。

0054

上述のとおり、本実施形態は、イベント記録データの再生時において、車線や横断歩道などに重畳データを重畳させることで、車線や横断歩道を認識しやすくなる。そのため、車線や横断歩道に対する車両の挙動や、車両と交通標識との位置関係を容易に把握することができる。その結果、本実施形態は、事故が発生した場合などに事故の原因の検証するための有用な情報を提供することができる。

0055

[第二実施形態]
図6を用いて、本発明の第二実施形態に係る記録再生装置1Aの構成について説明する。図6は、本発明の第二実施形態に係る記録再生装置1Aの構成の一例を示すブロック図である。

0056

記録再生装置1Aは、制御部100Aが認識部133と、判断部134とを備える点で、図1に図示の記録再生装置1とは異なっている。

0057

認識部133は、撮影データ取得部120が取得した撮影データから地形情報を認識する。すなわち、認識部133は、撮影データ取得部120が取得した撮影データから、例えば、車線、停止線、横断歩道、信号機、交通標識などを認識する。

0058

判断部134は、地形情報取得部132が取得した地形情報に対応した地形情報が認識部133で認識されたか否かを判断する。

0059

判断部134は、地形情報取得部132が取得した地形情報と、認識部133が認識した地形情報とが一致している場合に、地形情報取得部132が取得した地形情報に対応した地形情報が認識部133で認識されたと判断する。判断部134は、認識部133が地形情報を適切に認識した場合には、イベント記録データに重畳データ生成部131が生成した重畳データを重畳させる必要はないと判断する。

0060

判断部134は、地形情報取得部132が取得した地形情報と、認識部133が認識した地形情報とが一致していない場合に、地形情報取得部132が取得した地形情報に対応した地形情報が認識部133で認識されていない判定する。判断部134は、認識部133が地形情報を適切に認識していない場合には、イベント記録データに重畳データ生成部131が生成した重畳データを重畳させる必要があると判断する。

0061

認識部133で地形情報が認識されない状況としては、例えば、以下の3つの状況があげられる。

0062

1つ目の状況は、地形情報では見える位置に存在する車線などが他車両などの物体の存在で遮蔽され、撮像部10が撮影した映像に車線などが連続的または断続的に含まれていない状況である。この場合、認識部133は、地形情報を部分的または全体的に認識することができない。

0063

2つ目の状況は、地形情報では見える位置に存在する車線などがかすれなどの原因で、撮像部10が撮影した映像から車線が認識できない、または認識精度が低くなっている状況である。この場合、認識部133は、地形情報を部分的または全体的に認識することができない。また、このような場合に、認識部133が地形情報を認識したとしても、認識精度は低い。

0064

3つ目の状況は、地形情報では見える位置に存在する車線などが夜間、雨天積雪などの原因で、撮像部10が撮影した映像に車線などが含まれていなかったり、認識困難となったりしている状況である。この場合、認識部133は、地形情報を部分的または全体的に認識することができない。また、このような場合に、認識部133が地形情報を認識したとしても、認識精度は低い。

0065

[第二実施形態の処理]
図7を用いて、本発明の第二実施形態に係る記録再生装置1Aの制御部100Aの処理について説明する。図7は、制御部100Aの処理の流れの一例を示すフローチャートである。

0066

ステップS201およびステップS202は、図1に図示のステップS101およびステップS102と同様なので、説明は省略する。

0067

重畳データが有ると判定された場合(ステップS202のYes)、制御部100Aは、ステップS203に進み、重畳データをイベント記録データに重畳させる必要があるか否かを判定する(ステップS203)。重畳データをイベント記録データに重畳させる必要があると判定された場合(ステップS203のYes)、ステップS204に進む。重畳データをイベント記録データに重畳させる必要がないと判定された場合(ステップS203のNo)、ステップS205に進む。

0068

ステップS204において、制御部100Aは、イベント記録データに重畳データを重畳させてイベント記録データを再生する(ステップS204)。そして、ステップS206に進む。

0069

ステップS205において、制御部100Aは、イベント記録データを再生する(ステップS205)。そして、ステップS209に進む。

0070

ステップS206において、制御部100Aは、重畳データの重畳有無の変更指示が有るか否かを判定する(ステップS206)。重畳データの重畳有無の変更指示が有ると判定された場合(ステップS206のYes)、ステップS207に進む。重畳データの重畳有無の変更指示が有ると判定されなかった場合(ステップS206のNo)、ステップS208に進む。

0071

ステップS207において、制御部100Aは、重畳データの重畳状態を変更してイベント記録データを再生する(ステップS207)。例えば、ステップS207では、重畳データが重畳されている状態でステップS206の指示を受けた場合は、重畳データを重畳しないイベント記録データを再生し、重畳データが重畳されていない状態でステップS206の指示を受けた場合は、重畳データを重畳させたイベント記録データを再生する。そして、ステップS208に進む。

0072

ステップS208において、制御部100Aは、イベント記録データの再生が終了したか否かを判定する(ステップS208)。イベント記録データの再生が終了していないと判定された場合(ステップS208のNo)、制御部100Aは、ステップS206に進み、上述の処理を実行する。イベント記録データの再生が終了したと判定された場合(ステップS208のYes)、図7の処理を終了する。

0073

ステップS209において、制御部100Aは、イベント記録データの再生が終了したか否かを判定する(ステップS209)。イベント記録データの再生が終了していないと判定された場合(ステップS209のNo)、制御部100Aは、ステップS209の処理を再度実行する。イベント記録データの再生が終了したと判定された場合(ステップS209のYes)、図7の処理を終了する。

0074

上述のとおり、本実施形態は、認識部133が地形情報を認識した否かによって、判断部134が重畳データをイベント記録データに重畳させるか否かを判断している。その結果、車線などの地形情報が適切に記録されていないイベント記録データに対して重畳データを重畳させることができるので、事故が発生した場合などに事故の原因の検証するための有用な情報を提供することができる。

0075

以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。

0076

1,1A記録再生装置
10撮像部
20 記録部
30 操作部
40 表示部
50センサ
60GPS受信部
70CANインターフェース
80ナビゲーション装置
100,100A 制御部(記録再生制御装置)
110バス
120撮影データ取得部
121バッファメモリ
122 撮影データ処理部
123記録制御部
124再生制御部
125イベント検出部
126操作制御部
127表示制御部
128センサ情報取得部
129位置情報取得部
130車両情報取得部
131重畳データ生成部
132地形情報取得部
133 認識部
134 判断部
200イベント記録データ
300 重畳データ
400 再生データ

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