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技術 ナビゲーション機器、並びにその制御装置、ナビゲーション方法及び制御プログラム

出願人 シャープ株式会社
発明者 石橋巌
出願日 2019年3月19日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-051277
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-153762
状態 未査定
技術分野 交通制御システム 航行(Navigation)
主要キーワード 昇降回数 時刻表記 時刻取得処理 スーツケース 付記事項 到着ホーム バリアフリー化 急行列車
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月24日)のものです。
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図面 (9)

課題

ユーザが所望する探索条件に基づく経路に沿った移動に簡便に変更できるナビゲーション機器を提供する。

解決手段

端末(1)の制御部(2)は、現在地から目的地までの複数の経路であって、複数の探索条件に基づいてそれぞれ探索された複数の経路を示す情報を取得する経路取得部(23)と、記複数の経路を表示するように端末(1)の表示部(42)を制御する表示制御部(24)とを備える。

概要

背景

従来から、地図データ等を用いて、現在地から所望の目的地までの経路を探索して利用者を案内するナビゲーション機器およびナビゲーションシステムが知られている。さらに、上記ナビゲーションシステムにおいて、ユーザの事前設定によって案内するルートを変更する技術が知られている。

例えば、特許文献1には、重い荷物所持するユーザに対し、バリアフリー化された移動手段を把握させる一方、健康志向のユーザに対し、階段等の移動手段を把握させることができるナビゲーションシステムが開示されている。また、特許文献2には、対象を人に特化したナビゲーションシステムにおいて、歩行者歩行能力や安全性を考慮した経路探索を行うシステムが開示されている。

概要

ユーザが所望する探索条件に基づく経路に沿った移動に簡便に変更できるナビゲーション機器を提供する。端末(1)の制御部(2)は、現在地から目的地までの複数の経路であって、複数の探索条件に基づいてそれぞれ探索された複数の経路を示す情報を取得する経路取得部(23)と、記複数の経路を表示するように端末(1)の表示部(42)を制御する表示制御部(24)とを備える。

目的

本発明の一態様は、ユーザが所望する探索条件に基づく経路に沿った移動に簡便に変更できるナビゲーション機器等を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

少なくとも1つの表示装置と、少なくとも1つの制御装置とを備えるナビゲーション機器であって、前記制御装置は、現在地から目的地までの複数の経路であって、複数の探索条件に基づいてそれぞれ探索された複数の経路を示す情報を、所定の条件に基づいて取得する経路取得処理と、前記複数の経路の表示を更新するように前記表示装置を制御する表示制御処理とを行うことを特徴とするナビゲーション機器。

請求項2

前記表示制御処理では、前記複数の経路ごとに表示形態を変更するように前記表示装置を制御することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション機器。

請求項3

前記経路取得処理では、前記複数の経路ごとに、前記目的地への到着に関する時間情報をさらに取得しており、前記表示制御処理では、前記複数の経路にそれぞれ対応する複数の前記時間情報をさらに表示するように前記表示装置を制御することを特徴とする請求項1または2に記載のナビゲーション機器。

請求項4

前記制御装置は、前記目的地に到着すべき時刻の情報を取得する時刻取得処理をさらに行っており、前記表示制御処理では、前記目的地に到着すべき時刻をさらに表示するように前記表示装置を制御することを特徴とする請求項3に記載のナビゲーション機器。

請求項5

少なくとも1つの表示装置を備えるナビゲーション機器を制御する制御装置であって、現在地から目的地までの複数の経路であって、複数の探索条件に基づいてそれぞれ探索された複数の経路を示す情報を、所定の条件に基づいて取得する経路取得部と、前記複数の経路の表示を更新するように前記表示装置を制御する表示制御部とを備えることを特徴とする制御装置。

請求項6

請求項1に記載のナビゲーション機器としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記経路取得処理および前記表示制御処理をコンピュータに実行させるための制御プログラム。

請求項7

少なくとも1つの表示装置を備えるナビゲーション機器のナビゲーション方法であって、現在地から目的地までの複数の経路であって、複数の探索条件に基づいてそれぞれ探索された複数の経路を示す情報を、所定の条件に基づいて取得する経路取得ステップと、前記複数の経路の表示を更新するように前記表示装置を制御する表示制御ステップとを含むことを特徴とするナビゲーション方法。

技術分野

0001

本発明は、少なくとも1つの表示装置を備えるナビゲーション機器、並びにその制御装置ナビゲーション方法及び制御プログラムに関する。

背景技術

0002

従来から、地図データ等を用いて、現在地から所望の目的地までの経路を探索して利用者を案内するナビゲーション機器およびナビゲーションシステムが知られている。さらに、上記ナビゲーションシステムにおいて、ユーザの事前設定によって案内するルートを変更する技術が知られている。

0003

例えば、特許文献1には、重い荷物所持するユーザに対し、バリアフリー化された移動手段を把握させる一方、健康志向のユーザに対し、階段等の移動手段を把握させることができるナビゲーションシステムが開示されている。また、特許文献2には、対象を人に特化したナビゲーションシステムにおいて、歩行者歩行能力や安全性を考慮した経路探索を行うシステムが開示されている。

先行技術

0004

特開2011−122954号公報
特開2003−121191号公報

発明が解決しようとする課題

0005

例えば、階段等の移動手段を利用する経路に沿って移動していたユーザが、疲労等の理由により、バリアフリー化された移動手段を利用する経路に沿った移動に変更したい場合が考えられる。この場合、探索条件設定変更して経路を再探索する必要があり、ユーザにとって時間と手間とがかかることになる。

0006

本発明の一態様は、ユーザが所望する探索条件に基づく経路に沿った移動に簡便に変更できるナビゲーション機器等を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るナビゲーション機器は、少なくとも1つの表示装置と、少なくとも1つの制御装置とを備えるナビゲーション機器であって、前記制御装置は、現在地から目的地までの複数の経路であって、複数の探索条件に基づいてそれぞれ探索された複数の経路を示す情報を、所定の条件に基づいて取得する経路取得処理と、前記複数の経路の表示を更新するように前記表示装置を制御する表示制御処理とを行うことを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明の一態様によれば、ユーザが所望する探索条件に基づく経路に沿った移動に簡便に変更できるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0009

本発明の一実施形態に係る端末概略構成を示すブロック図である。
上記端末における制御部及び記憶部の概略構成を示すブロック図である。
上記端末における表示画面の一例を示す図である。
上記構成の端末におけるナビゲーションの処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザが、出発地から電車乗り継いで目的地に移動する一例を示す概要図である。
本発明の別の実施形態に係る端末における制御部及び記憶部の概略構成を示すブロック図である。
上記端末において、乗換駅における現在地から出発ホームまでの表示画面の一例を示す図である。
上記構成の端末において、乗換駅における現在地から出発ホームまでのナビゲーションの処理の流れを示すフローチャートである。

実施例

0010

以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。

0011

〔実施形態1〕
(端末の概要)
本発明の一実施形態について、図1図4を参照して説明する。

0012

図1は、本実施形態に係る端末1の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の端末1は、端末1のユーザに歩行の経路を案内するナビゲーション機器として機能するものである。図1に示すように、端末1は、制御部2(制御装置)、記憶部3、タッチパネル4、測位部5、測位用アンテナ6、通信部7及び通信用アンテナ8を備える。

0013

制御部2は、端末1の各部の動作を統括的に制御する。記憶部3は、端末1にて用いられる各種データを永続的あるいは一時的に記憶する。なお、制御部2および記憶部3の詳細については後述する。

0014

タッチパネル4は、ユーザが情報を入力するための入力部41と、情報を画面に表示する表示部42(表示装置)とを有する。測位部5は、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムを利用して測位衛星からの電波を、測位用アンテナ6を介して受信し、受信した電波から端末1の現在地の情報(経度および緯度)を算出する。通信部7は、通信用アンテナ8と、インターネット等の通信ネットワークとを介して情報の送受信を行う。

0015

(端末の詳細)
図2は、端末1における制御部2及び記憶部3の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、制御部2は、目的地設定部21、現在地取得部22、経路取得部23及び表示制御部24を備える。記憶部3は、目的地記憶部31及び地図記憶部32を備える。

0016

目的地記憶部31は、ユーザの最終的な移動先である目的地の情報を記憶する。地図記憶部32は、ナビゲーションのために表示部42に表示される地図の情報を記憶する。本実施形態では、上記地図の情報には、上記現在地から上記目的地までの経路の探索に利用される情報がさらに含まれる。そのような地図の情報は、例えば特許文献1に記載のように公知であるので、その詳細は省略する。

0017

目的地設定部21は、ユーザから入力部41を介して入力された目的地の情報を設定する。目的地設定部21は、設定した目的地の情報を目的地記憶部31に記憶する。

0018

現在地取得部22は、所定の条件に基づいて、測位部5から現在地の情報を取得する。現在地取得部22は、取得した現在地の情報を経路取得部23に送出する。上記所定の条件の例としては、所定の期間(例えば数秒)を経過した場合、測位部5が現在地を測位した場合、ユーザから入力部41を介して任意の入力があった場合、外部の装置から通信部7を介して指示された場合などが挙げられる。

0019

経路取得部23は、目的地記憶部31からの目的地の情報と、現在地取得部22からの現在地の情報と、地図記憶部32からの地図の情報とに基づいて、上記現在地から上記目的地までの経路の情報を取得する。なお、本実施形態では、上記経路の情報には、該経路を示す情報及び該経路の関連情報が含まれる。上記経路の関連情報の例としては、該経路の距離、所要時間及び到着予定時刻時間情報)、該経路に存在する階段の有無、昇降方向昇降数及び段数、該経路に存在するエレベータ乗降数などが挙げられる。また、上記所要時間には、エレベータの待ち時間等も含まれる。

0020

本実施形態では、経路取得部23は、異なる複数の探索条件に基づいて複数の上記経路をそれぞれ探索する。具体的には、経路取得部23は、最短経路探索部231及びバリアフリー経路探索部232を備える。最短経路探索部231は、最短時間を探索条件として、上記経路である最短経路を探索する。一方、バリアフリー経路探索部232は、階段を利用せず、かつ、エレベータを利用するバリアフリーを探索条件として、上記経路であるバリアフリー経路を探索する。なお、各探索の詳細は公知であるので、その説明を省略する。

0021

従って、経路取得部23は、最短経路探索部231が探索した最短経路の情報と、バリアフリー経路探索部232が探索したバリアフリー経路の情報とを取得する。経路取得部23は、取得した各種情報を、上記目的地の情報及び上記現在地の情報と共に表示制御部24に送出する。

0022

表示制御部24は、経路取得部23からの各種情報と、地図記憶部32からの地図の情報とを用いて、上記現在地、上記最短経路及び上記バリアフリー経路と、必要があれば上記目的地とを上記地図上に重畳して表示するように、表示部42を制御する。さらに、表示制御部24は、上記最短経路及び上記バリアフリー経路の関連情報を表示するように、表示部42を制御する。

0023

図3は、本実施形態の端末1における表示画面の一例を示す図である。図3の例では、地図M上に、現在地CPが黒点で示され、最短経路R1が実線で示され、かつ、バリアフリー経路R2が破線で示されている。さらに、画面の上部には、最短経路R1及びバリアフリー経路R2の関連情報として、目的地までの距離及び所要時間、並びに階段の有無及び段数が表示されている。なお、バリアフリー経路R2において、エレベータ、スロープなどが接地されていないため階段を利用する必要がある場合には、階段の昇降数および段数が表示されてもよい。

0024

例えば、或るユーザは、階段を利用する最短経路R1に沿って移動してきたが、疲労のため階段を利用したくなくなったと仮定する。このとき、図3に示す画面を参照することにより、ユーザは、最短経路R1に沿った移動からバリアフリー経路R2に沿った移動に直ちに変更することができ、探索条件を最短時間からバリアフリーに設定変更したりする必要が無い。

0025

また、別のユーザは、重いスーツケースを引っ張っているため、バリアフリー経路R2に沿って移動してきたが、目的地での待合せ時刻(目的地へ到着すべき時刻)まであと6分しかないと気付いたと仮定する。このとき、図3に示す画面を参照することにより、ユーザはバリアフリー経路R2に沿った移動から、階段を利用する最短経路R1に沿った移動に直ちに変更することができ、探索条件をバリアフリーから最短時間に設定変更したりする必要が無い。

0026

従って、ユーザは、所望する探索条件に基づく経路に沿った移動に簡便に変更することができる。

0027

また、現在地に対応する最短経路R1およびバリアフリー経路R2が適宜更新され、表示されるので、ユーザが現在地および現在の状況に応じて適切なルートを選択することができる。

0028

また、最短経路R1が実線にて表示され、バリアフリー経路R2が破線にて表示されることから、ユーザは、最短経路R1およびバリアフリー経路R2を容易に識別することができる。

0029

また、ユーザは、最短経路R1およびバリアフリー経路R2に関する目的地までの所要時間をそれぞれ参照することにより、最短経路R1およびバリアフリー経路R2の何れに沿って移動するかを容易に決定することができる。

0030

(ナビゲーションの処理)
図4は、上記構成の端末1におけるナビゲーションの処理の流れを示すフローチャートである。

0031

図4に示すように、まず、設定モードにおいて、目的地設定部21は、ユーザから入力部41を介して入力された目的地の情報を設定する(S1)。このとき、測位部5から取得した現在地の情報を出発地の情報として設定する。その後、設定モードからナビゲーションモード移行し、現在地取得部22は、所定の条件に基づいて、測位部5から現在地の情報を取得する(S2)。

0032

次に、経路取得部23は、目的地に到着したか否か、すなわち、現在地が目的地と一致するか否かを判断する(S3)。目的地に到着した場合、上記ナビゲーションの処理を終了する。

0033

一方、目的地に到着していない場合、最短経路探索部231は、上記現在地から上記目的地までの最短経路を探索すると共に(S4、経路取得処理)、バリアフリー経路探索部232は、上記現在地から上記目的地までのバリアフリー経路を探索する(S5、経路取得処理)。このとき、最短経路およびバリアフリー経路の関連情報も取得する。なお、ステップS4・S5は、逆の順序で行ってもよいし、同時に行ってもよい。

0034

次に、表示制御部24は、探索した最短経路およびバリアフリー経路の両方を地図上に重畳して、ナビゲーション中の画面に表示させる(S6、表示制御処理)。さらに、表示制御部24は、最短経路およびバリアフリー経路の関連情報も上記画面に表示させる。その後、ステップS2に戻って、上記動作を繰り返す。これにより、上記画面の表示が適宜更新される。

0035

付記事項
なお、本実施形態では、経路取得部23は、異なる2つの探索条件を利用しているが、他の探索条件を利用してもよいし、異なる3つの探索条件を利用してもよい。例えば、最短時間及びバリアフリーの中間の探索条件を利用してもよい。

0036

また、図3では、最短経路R1およびバリアフリー経路R2を実線および破線で区別しているが、線の太さ、色など、任意の表示形態で区別してもよい。

0037

また、本実施形態では、測位部5は、端末1の現在地の情報を算出するために、衛星測位システムを利用しているが、例えば携帯電話用基地局や無線LANアクセスポイントなどのような、無線通信用の基地局の位置情報を利用してもよく、任意の位置情報取得手段および組合せを利用することができる。

0038

なお、本実施形態では、各経路を表示部42にて表示しているが、端末1がスピーカ等の音声出力部をさらに備え、各経路の案内を音声出力してもよい。

0039

〔実施形態2〕
本発明の別の実施形態について、図5図8を参照して説明する。本実施形態では、出発地から目的地までの間に徒歩および電車を利用している。なお、電車の他に、バス飛行機など、任意の公共交通機関を利用することができる。

0040

図5は、ユーザが、出発地から電車を乗り継いで目的地に移動する一例を示す概要図である。図5の例では、ユーザは、まず、出発地SPから出発駅SSの出発ホーム(プラットフォーム)に徒歩で移動する。次に、ユーザは、該出発ホームから乗換駅JSの到着ホームに電車で移動し、該到着ホームから乗換駅JSの出発ホームに徒歩で移動し、該出発ホームから到着駅RSの到着ホームに電車で移動する。そして、ユーザは、該到着ホームから最終目的地DPに徒歩で移動する。

0041

図6は、本実施形態の端末1における制御部2及び記憶部3の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の制御部2は、図2に示す制御部2に比べて、ユーザが徒歩で移動する徒歩モードと、ユーザが電車で移動する電車モードとを含む点と、経路取得部23に代えて徒歩経路取得部23a(経路取得部)が設けられている点と、電車経路取得部25が新たに設けられている点とが異なり、その他の構成は同様である。また、本実施形態の記憶部3は、図2に示す記憶部3に比べて、時刻表記憶部33が新たに設けられている点が異なり、その他の構成は同様である。

0042

時刻表記憶部33は、各駅における電車の時刻表を記憶する。

0043

電車経路取得部25は、目的地記憶部31からの目的地の情報と、現在地取得部22からの現在地の情報と、地図記憶部32からの地図の情報と、時刻表記憶部33からの時刻表の情報とに基づいて、上記現在地から最終目的地DPまでの経路のうち、電車の経路を探索して取得する。上記電車の経路には、出発駅SS、乗換駅JS及び到着駅RSを示す情報、出発ホーム及び到着ホームを示す情報、利用する電車の種類(各駅停車急行列車など)及び発着情報などが含まれる。電車経路取得部25は、取得した電車の経路の情報を、表示制御部24を介して表示部42に表示出力させる。

0044

なお、電車の経路を探索する手法には、公知の手法が利用できるので、その説明を省略する。また、電車経路取得部25は、上記目的地の情報及び上記現在地の情報を、通信部7を介して外部のサーバに送信し、上記電車の経路の探索結果を、外部のサーバから通信部7を介して取得してもよい。

0045

さらに、電車経路取得部25は、電車モードにおいて、上記現在地が乗換駅JS及び到着駅RSの到着ホームまたはその付近に含まれる場合、すなわち、ユーザが乗換駅JS及び到着駅RSの到着ホームに到着または接近した場合、その旨を徒歩経路取得部23aに通知して、電車モードから徒歩モードに移行する。

0046

徒歩経路取得部23aは、図2に示す経路取得部23に比べて、徒歩モードにおいて出発ホームを目的地とする場合の動作が追加され、その他の動作は同様である。上記の場合、徒歩経路取得部23aは、図2に示す経路取得部23と同様に、上記現在地から上記出発ホームまでの最短経路及びバリアフリー経路の情報を取得する。さらに、徒歩経路取得部23aは、上記出発ホームから出発予定である電車の種類および出発時刻を、時刻表記憶部33から取得して表示制御部24に送出する。さらに、徒歩経路取得部23aは、徒歩モードにおいて、上記現在地が出発ホームに含まれる場合、すなわち、ユーザが出発ホームに到着した場合、その旨を電車経路取得部25に通知して、徒歩モードから電車モードに移行する。

0047

図7は、本実施形態の端末1において、乗換駅JSにおける現在地から出発ホームまでの表示画面の一例を示す図である。図7の例では、地図M上に、現在地CPが黒点で示され、最短経路R1が実線で示され、かつ、バリアフリー経路R2が破線で示されている。さらに、画面の上部左側には、最短経路R1の関連情報として、出発ホームまでの距離及び所要時間と、出発ホームまでの階段の昇降、昇降回数及び総段数とが表示され、バリアフリー経路R2の関連情報として、出発ホームまでの距離及び所要時間と、出発ホームまでのエレベータの搭乗数とが表示されている。また、画面の上部右側には、現在時刻と、上記出発ホームと、該出発ホームから出発予定である電車の種類および出発時刻(目的地に到着すべき時刻)とが表示されている。

0048

例えば、或るユーザは、「普通」電車に間に合うように、最短経路R1に沿って階段を移動してきたと仮定する。このとき、図7に示す画面を参照することにより、ユーザは、バリアフリー経路R2に沿って移動しても「普通」電車の出発時刻に間に合うことに気づく。従って、ユーザは、最短経路R1に沿った移動からバリアフリー経路R2に沿った移動に容易に変更することができ、探索条件を最短時間からバリアフリーに設定変更したりする必要が無い。

0049

また、別のユーザは、「特急」電車に乗るためにバリアフリー経路R2に沿って移動してきたと仮定する。このとき、図7に示す画面を参照することにより、ユーザは、「特急」電車の出発時刻に間に合わせるためには、最短経路R1に沿って移動する必要があることに気づく。従って、ユーザは、バリアフリー経路R2に沿った移動から最短経路R1に沿った移動に容易に変更することができ、探索条件をバリアフリーから最短時間に設定変更したりする必要が無い。

0050

従って、ユーザは、最短経路R1およびバリアフリー経路R2に関する目的地までの所要時間と、乗車すべき電車の出発時刻とを参照することにより、最短経路R1およびバリアフリー経路R2の何れに沿って移動するかをさらに容易に決定することができる。

0051

(ナビゲーションの処理)
上記構成の端末1におけるナビゲーションの処理について、図8を参照して説明する。まず、設定モードにおいて、目的地設定部21は、ユーザから入力部41を介して入力された最終目的地DPの情報を設定すると共に、測位部5から取得した現在地の情報を出発地SPの情報として設定する。次に、徒歩経路取得部23aおよび電車経路取得部25が、出発地SPから最終目的地DPまでの徒歩の経路および電車の経路を探索する。

0052

その後、設定モードからナビゲーションモードに移行し、徒歩モードの場合は徒歩経路取得部23aが動作し、電車モードの場合は電車経路取得部25が動作する。

0053

図8は、徒歩モードにおいて、乗換駅JSにおける現在地から出発ホームまでのナビゲーションの処理の流れを示すフローチャートである。なお、出発地SPを出発した後における現在地から出発駅SSの出発ホームまでのナビゲーションの処理も同様である。一方、到着駅RSに到着した後における現在地から目的地までのナビゲーションの処理は、図4に示すナビゲーションの処理と同様である。

0054

図8に示すように、まず、設定モードにおいて、徒歩経路取得部23aは、出発ホームの位置情報を地図記憶部32から取得すると共に、出発ホームの時刻表を時刻表記憶部33から取得する(S11、時刻取得処理)。その後、設定モードからナビゲーションモードに移行し、現在地取得部22は、所定の条件に基づいて、測位部5から現在地の情報を取得する(S12)。

0055

次に、徒歩経路取得部23aは、出発ホームに到着したか否か、すなわち、現在地が出発ホームと一致するか否かを判断する(S13)。出発ホームに到着した場合、徒歩経路取得部23aは、その旨を電車経路取得部25に通知して(S14)、上記ナビゲーションの処理を終了する。

0056

一方、出発ホームに到着していない場合、最短経路探索部231は、上記現在地から上記出発ホームまでの最短経路を探索すると共に(S15)、バリアフリー経路探索部232は、上記現在地から上記出発ホームまでのバリアフリー経路を探索する(S16)。なお、ステップS15・S16は、逆の順序で行ってもよいし、同時に行ってもよい。

0057

次に、表示制御部24は、探索した最短経路およびバリアフリー経路の両方を地図上に重畳して、上記時刻表と共にナビゲーション中の画面に表示させる(S17)。さらに、表示制御部24は、最短経路およびバリアフリー経路の関連情報も上記画面に表示させる。その後、ステップS12に戻って、上記動作を繰り返す。

0058

(付加事項
なお、本実施形態では、時刻表を時刻表記憶部33に記憶しているが、通信部7を介して外部のサーバに要求することにより取得してもよい。

0059

〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態の端末1は、図1図4に示す端末1に比べて、経路取得部は、最短経路探索部231およびバリアフリー経路探索部232に代えて、目的地記憶部31からの目的地の情報と、現在地取得部22からの現在地の情報と、最短時間の探索条件と、バリアフリーの探索条件とを、通信部7を介して外部のサーバに送信し、外部のサーバから通信部7を介して、上記現在地から上記目的地までの最短経路およびバリアフリー経路の情報を取得する機能を有している。このように、経路の探索は外部の装置にて行ってもよい。

0060

ソフトウェアによる実現例〕
端末1の制御ブロック(特に制御部2)は、集積回路ICチップ)等に形成された論理回路ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。

0061

後者の場合、端末1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラム命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープディスクカード半導体メモリプログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。

0062

〔まとめ〕
本発明の態様1に係るナビゲーション機器は、少なくとも1つの表示装置と、少なくとも1つの制御装置とを備えるナビゲーション機器であって、前記制御装置は、現在地から目的地までの複数の経路であって、複数の探索条件に基づいてそれぞれ探索された複数の経路を示す情報を、所定の条件に基づいて取得する経路取得処理と、前記複数の経路の表示を更新するように前記表示装置を制御する表示制御処理とを行う構成である。

0063

上記の構成によると、複数の探索条件に基づいてそれぞれ探索された、現在地から目的地までの複数の経路が同時に表示され、かつ適宜更新される。これにより、ユーザは、或る前記探索条件に基づく経路に沿った移動から、別の前記探索条件に基づく経路に沿った移動に、直ちに変更することができ、探索条件を設定変更したりする必要が無い。その結果、ユーザは、所望する探索条件に基づく経路に沿った移動に簡便に変更することができる。

0064

なお、前記探索は、前記ナビゲーション機器内で実行されてもよいし、サーバ等の外部の装置で実行されてもよい。後者の場合、前記複数の探索条件を前記外部の装置に送信することにより、前記外部の装置から複数の経路の情報を受信すればよい。

0065

本発明の態様2に係るナビゲーション機器の制御装置は、上記態様1において、前記表示制御処理では、前記複数の経路ごとに表示形態を変更するように前記表示装置を制御することが好ましい。この場合、ユーザは前記複数の経路を容易に識別することができる。

0066

本発明の態様3に係るナビゲーション機器の制御装置は、上記態様1・2において、前記経路取得処理では、前記複数の経路ごとに、前記目的地への到着に関する時間情報をさらに取得しており、前記表示制御処理では、前記複数の経路にそれぞれ対応する複数の前記時間情報をさらに表示するように前記表示装置を制御することが好ましい。

0067

この場合、ユーザは、前記複数の時間情報を参照することにより、前記複数の経路の何れに沿って移動するかを容易に決定することができる。なお、前記目的地への到着に関する時間情報の例としては、前記現在地から前記目的地までの所要時間、前記目的地への到着予定時刻、などが挙げられる。

0068

本発明の態様4に係るナビゲーション機器の制御装置は、上記態様3において、前記制御装置は、前記目的地に到着すべき時刻の情報を取得する時刻取得処理をさらに行っており、前記表示制御処理では、前記目的地に到着すべき時刻をさらに表示するように前記表示装置を制御することが好ましい。

0069

この場合、ユーザは、前記複数の経路にそれぞれ対応する前記複数の時間情報と、前記到着すべき時刻とを参照することにより、前記複数の経路の何れに沿って移動するかをさらに容易に決定することができる。なお、前記到着すべき時刻の例としては、目的地における待合せ時刻、乗るべき電車の出発時刻、などが挙げられる。

0070

本発明の態様5に係る制御装置は、少なくとも1つの表示装置を備えるナビゲーション機器を制御する制御装置であって、現在地から目的地までの複数の経路であって、複数の探索条件に基づいてそれぞれ探索された複数の経路を示す情報を、所定の条件に基づいて取得する経路取得部と、前記複数の経路の表示を更新するように前記表示装置を制御する表示制御部とを備える構成である。

0071

上記構成によれば、上記態様1のナビゲーション機器と同様の効果を奏することができる。

0072

本発明の態様6に係るナビゲーション方法は、少なくとも1つの表示装置を備えるナビゲーション機器のナビゲーション方法であって、現在地から目的地までの複数の経路であって、複数の探索条件に基づいてそれぞれ探索された複数の経路を示す情報を、所定の条件に基づいて取得する経路取得ステップと、前記複数の経路の表示を更新するように前記表示装置を制御する表示制御ステップとを含む方法である。

0073

上記の方法によれば、上記態様1のナビゲーション機器と同様の効果を奏することができる。

0074

本発明の各態様に係るナビゲーション機器は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記ナビゲーション機器が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記ナビゲーション機器をコンピュータにて実現させるナビゲーション機器の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。

0075

本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。

0076

1端末(ナビゲーション機器)
2 制御部(制御装置)
3 記憶部
4タッチパネル
5測位部
6測位用アンテナ
7通信部
8通信用アンテナ
21目的地設定部
22現在地取得部
23経路取得部
23a徒歩経路取得部(経路取得部)
24表示制御部
25電車経路取得部
31目的地記憶部
32 地図記憶部
33時刻表記憶部
41 入力部
42 表示部(表示装置)
231最短経路探索部
232バリアフリー経路探索部

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