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技術 送風装置およびこれを備えた温水装置

出願人 株式会社ノーリツ
発明者 亀山修司
出願日 2019年3月22日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-054805
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-153344
状態 未査定
技術分野 非容積形ポンプの構造 空気の供給
主要キーワード 空気循環流 円形状開口 相互間領域 ブルード 正面視円形状 補助開口 半径方向外側領域 半径方向中央
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題

羽根車空気流出口から流出した空気が吸気口に再吸気されて空気循環流が発生する現象を効果的に防止または抑制し得る送風装置を提供する。

解決手段

羽根車1のシュラウド12およびケーシング2の前壁部21の双方または一方から他方に向けて突出して設けられ、かつ羽根車1の空気流出口15から流出した空気が所定の空隙部45内を半径方向中央部側に逆流することを抑制可能な少なくとも1つの筒状仕切壁部16,26を、備えている、送風装置Aであって、前壁部21には、正面視において羽根車1の吸気口14と重なった配置とされ、かつ吸気口14よりも開口径が大きい開口部21aが設けられ、筒状仕切壁部16,26の内側領域47は、開口部21aを介してケーシング2の外部と連通した大気開放領域とされている。

概要

背景

送風装置の具体例として、特許文献1に記載のものがあり、これを図13に示す。
同図の送風装置Afは、モータMによって回転自在な羽根車1と、この羽根車1を内部に収容するケーシング2とを備えている。羽根車1は、前部に吸気口14が形成されたシュラウド12、および外部から吸気口14に吸入された空気をシュラウド12の半径方向外方側に流出させる空気流出口15を有している。この空気流出口15から流出した空気は、ケーシング2に設けられた送風口(不図示)から外部に吐出する。

このような構成の送風装置Afにおいては、空気流出口15から流出した空気が、矢印Nbで示すように、ケーシング2の前壁部21とシュラウド12との相互間の空隙部45に進入し、半径方向中央部側に逆流する虞がある。これを解消すべく、特許文献1においては、シュラウド12および前壁部21に、筒状仕切壁部16e,26eを設け、かつこれらによって前記空気の逆流を抑制している。

しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように未だ改善すべき余地がある。

すなわち、前記した送風装置Afにおいては、ケーシング2の前壁部21の中央寄り部分21eは、吸気口14の内側に進入しており、羽根車1の回転による吸引負圧が、空隙部45に直接及ぶ構造となっている。このため、羽根車1の空気流出口15から流出した空気は、前記吸引負圧作用により、空隙部45に積極的に進入し易い。また、空隙部45には、前記空気が吸気口14に向かうことを抑制するための筒状仕切壁部16e,26eが設けられているものの、前記した吸引負圧作用により、前記空気は、筒状仕切壁部16e,26eが設けられている箇所に生じている隙間を簡単に通過して吸気口14に到達し、この吸気口14内に再吸入される。このように、従来においては、羽根車1によって吸気されて空気流出口15から流出した空気の一部が吸気口14に再吸気されるように流れる、いわゆる空気循環流の発生を効果的に防止または抑制することは困難なものとなっている。その結果、送風効率が低く、また騒音が大きくなる不具合があった。

概要

羽根車の空気流出口から流出した空気が吸気口に再吸気されて空気循環流が発生する現象を効果的に防止または抑制し得る送風装置を提供する。羽根車1のシュラウド12およびケーシング2の前壁部21の双方または一方から他方に向けて突出して設けられ、かつ羽根車1の空気流出口15から流出した空気が所定の空隙部45内を半径方向中央部側に逆流することを抑制可能な少なくとも1つの筒状仕切壁部16,26を、備えている、送風装置Aであって、前壁部21には、正面視において羽根車1の吸気口14と重なった配置とされ、かつ吸気口14よりも開口径が大きい開口部21aが設けられ、筒状仕切壁部16,26の内側領域47は、開口部21aを介してケーシング2の外部と連通した大気開放領域とされている。

目的

本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、羽根車の空気流出口から流出した空気が吸気口に再吸気されて空気循環流が発生する現象を効果的に防止または抑制し、送風効率の向上および騒音低減を適切に図ることが可能な送風装置、およびこれを備えた温水装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

前部に吸気口が形成されたシュラウド、および外部から前記吸気口に吸入された空気を前記シュラウドの半径方向外方側に流出させる空気流出口を有する羽根車と、前記空気流出口から流出する空気の外部への送風口、および前記シュラウドに空隙部を介して対向する前壁部を有し、かつ前記羽根車を回転可能に収容するケーシングと、前記シュラウドおよび前記前壁部の双方または一方から他方に向けて突出して設けられ、かつ前記空気流出口から流出した空気が前記空隙部内を前記半径方向中央部側に逆流することを抑制可能な少なくとも1つの筒状仕切壁部と、を備えている、送風装置であって、前記前壁部には、正面視において前記吸気口と重なった配置とされ、かつ前記吸気口よりも開口径が大きい開口部が設けられ、前記筒状仕切壁部の内側領域は、前記開口部を介して前記ケーシングの外部と連通した大気開放領域とされていることを特徴とする、送風装置。

請求項2

請求項1に記載の送風装置であって、前記シュラウドの前部は、前記ケーシングの前壁部よりも前方に突出している、送風装置。

請求項3

請求項1または2に記載の送風装置であって、前記筒状仕切壁部として、前記シュラウドから前記前壁部に向けて突出する第1の筒状仕切壁部と、前記前壁部から前記シュラウドに向けて突出する第2の筒状仕切壁部と、を備えており、前記第1および第2の筒状仕切壁部は、前記ケーシングの前後方向において互いにオーバラップし、かつ前記半径方向において互いに接近している、送風装置。

請求項4

請求項1ないし3のいずれかに記載の送風装置であって、前記ケーシングは、前記羽根車の外周囲を囲む渦巻き型周壁部を有しており、前記筒状仕切壁部は、前記周壁部の渦巻き終了部と渦巻き中心とを結ぶ基準線に対して、前記周壁部の舌部から垂線を下ろした場合において、この垂線よりも前記渦巻き終了部側にはみ出さない構成とされている、送風装置。

請求項5

請求項1ないし4のいずれかに記載の送風装置であって、前記シュラウドの外周面は、前部側から後部側に進むにしたがって外径が大きくなり、かつ前部側よりも後部側の方が、前記シュラウドの前後方向に対する傾斜角が大きくなる形状とされており、前記筒状仕切壁部は、前記外周面の後部側の領域に設けられている、送風装置。

請求項6

請求項1ないし5のいずれかに記載の送風装置であって、前記吸気口の開口面積を絞るように前記シュラウドの前端部に取付けられるベルマウスを、さらに備えており、このベルマウスは、その中心から偏った位置に重心をもつ構成とされている、送風装置。

請求項7

バーナと、このバーナに燃焼用空気を供給するための送風装置と、前記バーナによって発生される燃焼ガスからの熱回収により湯水加熱を行なうための熱交換器と、を備えている、温水装置であって、前記送風装置として、請求項1ないし6のいずれかに記載の送風装置が用いられていることを特徴とする、温水装置。

請求項8

請求項7に記載の温水装置であって、前記バーナ、前記送風装置、および前記熱交換器を内部に収容しており、かつ前記送風装置の前記前壁部に対向する側壁部を有する外装ケースを、さらに備えており、前記送風装置は、前記シュラウドの前部が前記前壁部よりも前記側壁部側に突出しており、かつ前記側壁部には、前記シュラウドの前部とは離間する方向に部分的に窪んだ凹部が設けられている、温水装置。

技術分野

0001

本発明は、たとえば遠心型送風装置などの送風装置、およびこれを備えた温水装置に関する。

背景技術

0002

送風装置の具体例として、特許文献1に記載のものがあり、これを図13に示す。
同図の送風装置Afは、モータMによって回転自在な羽根車1と、この羽根車1を内部に収容するケーシング2とを備えている。羽根車1は、前部に吸気口14が形成されたシュラウド12、および外部から吸気口14に吸入された空気をシュラウド12の半径方向外方側に流出させる空気流出口15を有している。この空気流出口15から流出した空気は、ケーシング2に設けられた送風口(不図示)から外部に吐出する。

0003

このような構成の送風装置Afにおいては、空気流出口15から流出した空気が、矢印Nbで示すように、ケーシング2の前壁部21とシュラウド12との相互間の空隙部45に進入し、半径方向中央部側に逆流する虞がある。これを解消すべく、特許文献1においては、シュラウド12および前壁部21に、筒状仕切壁部16e,26eを設け、かつこれらによって前記空気の逆流を抑制している。

0004

しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように未だ改善すべき余地がある。

0005

すなわち、前記した送風装置Afにおいては、ケーシング2の前壁部21の中央寄り部分21eは、吸気口14の内側に進入しており、羽根車1の回転による吸引負圧が、空隙部45に直接及ぶ構造となっている。このため、羽根車1の空気流出口15から流出した空気は、前記吸引負圧作用により、空隙部45に積極的に進入し易い。また、空隙部45には、前記空気が吸気口14に向かうことを抑制するための筒状仕切壁部16e,26eが設けられているものの、前記した吸引負圧作用により、前記空気は、筒状仕切壁部16e,26eが設けられている箇所に生じている隙間を簡単に通過して吸気口14に到達し、この吸気口14内に再吸入される。このように、従来においては、羽根車1によって吸気されて空気流出口15から流出した空気の一部が吸気口14に再吸気されるように流れる、いわゆる空気循環流の発生を効果的に防止または抑制することは困難なものとなっている。その結果、送風効率が低く、また騒音が大きくなる不具合があった。

先行技術

0006

特許第4172998号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、羽根車の空気流出口から流出した空気が吸気口に再吸気されて空気循環流が発生する現象を効果的に防止または抑制し、送風効率の向上および騒音低減を適切に図ることが可能な送風装置、およびこれを備えた温水装置を提供することを、その課題としている。

課題を解決するための手段

0008

上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。

0009

本発明の第1の側面により提供される送風装置は、前部に吸気口が形成されたシュラウド、および外部から前記吸気口に吸入された空気を前記シュラウドの半径方向外方側に流出させる空気流出口を有する羽根車と、前記空気流出口から流出する空気の外部への送風口、および前記シュラウドに空隙部を介して対向する前壁部を有し、かつ前記羽根車を回転可能に収容するケーシングと、前記シュラウドおよび前記前壁部の双方または一方から他方に向けて突出して設けられ、かつ前記空気流出口から流出した空気が前記空隙部内を前記半径方向中央部側に逆流することを抑制可能な少なくとも1つの筒状仕切壁部と、を備えている、送風装置であって、前記前壁部には、正面視において前記吸気口と重なった配置とされ、かつ前記吸気口よりも開口径が大きい開口部が設けられ、前記筒状仕切壁部の内側領域は、前記開口部を介して前記ケーシングの外部と連通した大気開放領域とされていることを特徴としている。

0010

このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、ケーシングの前壁部と羽根車のシュラウドとの相互間の空隙部は、前記従来技術とは異なり、吸気口による吸引負圧が作用していない領域となり、羽根車の空気流出口から流出した空気の多くが、空隙部に積極的に流入することは防止される。また、仮に、空隙部に流入した空気が半径方向中央部側に逆流しようとしても、このような空気の逆流は、筒状仕切壁部の存在によって抑制されるが、この筒状仕切壁部の内側領域は、大気開放領域であり、この領域と筒状仕切壁部を挟んだ反対側の領域(筒状仕切壁部の半径方向外側領域)との圧力差は小さいために、筒状仕切壁部が設けられた箇所に存在する隙間を前記空気が積極的に通過することはなく、筒状仕切壁部によって適切にシールされる。
このようなことから、先に述べた空気循環流の発生が効果的に防止または抑制されることとなり、送風効率の向上、ならびに騒音の低減を適切に図ることができる。

0011

本発明において、好ましくは、前記シュラウドの前部は、前記ケーシングの前壁部よりも前方に突出している。

0012

このような構成によれば、羽根車の吸気口を筒状仕切壁部から遠ざけて、吸気口の負圧が筒状仕切壁部の内側領域に及ぶことをより徹底して防止することができる。したがって、空気循環流をより適切に防止することができる。また、前記構成によれば、ケーシングを薄型に形成し、製造コストの低減や軽量化などを図ることも可能となる。

0013

本発明において、好ましくは、前記筒状仕切壁部として、前記シュラウドから前記前壁部に向けて突出する第1の筒状仕切壁部と、前記前壁部から前記シュラウドに向けて突出する第2の筒状仕切壁部と、を備えており、前記第1および第2の筒状仕切壁部は、前記ケーシングの前後方向において互いにオーバラップし、かつ前記半径方向において互いに接近している。

0014

このような構成によれば、第1および第2の筒状仕切壁部によるシール性を良好なものとし、羽根車の空気流出口から流出した空気が、空隙部を逆流して第1および第2の筒状仕切壁部が設けられた箇所を通過することを、より生じ難くすることができる。

0015

本発明において、好ましくは、前記ケーシングは、前記羽根車の外周囲を囲む渦巻き型周壁部を有しており、前記筒状仕切壁部は、前記周壁部の渦巻き終了部と渦巻き中心とを結ぶ基準線に対して、前記周壁部の舌部から垂線を下ろした場合において、この垂線よりも前記渦巻き終了部側にはみ出さない構成とされている。

0016

このような構成によれば、ケーシングの舌部と周壁部の渦巻き終了部との相互間領域(送風口に繋がった空気流路に相当する領域)が、筒状仕切壁部によって狭められないようにし、たとえば送風量が本来意図する送風量とは異なったものになるなどの不具合を生じ
ないようにすることができる。

0017

本発明において、好ましくは、前記シュラウドの外周面は、前部側から後部側に進むにしたがって外径が大きくなり、かつ前部側よりも後部側の方が、前記シュラウドの前後方向に対する傾斜角が大きくなる形状とされており、前記筒状仕切壁部は、前記外周面の後部側の領域に設けられている。

0018

このような構成によれば、図4を参照して後述するように、筒状仕切壁部の長さを大きくとり、また筒状仕切壁部の半径方向における位置の精度を高める上で、有利となる。

0019

本発明において、好ましくは、前記吸気口の開口面積を絞るように前記シュラウドの前端部に取付けられるベルマウスを、さらに備えており、このベルマウスは、その中心から偏った位置に重心をもつ構成とされている。

0020

このような構成によれば、ベルマウスを用いて吸気口の開口面積を絞ることにより、送風装置を所望の仕様風圧や風量など)に設定することができる。加えて、羽根車のバランス(回転時のバランス)が不良である場合に、ベルマウスを取付けることによって、そのバランス不良を補正し、羽根車の回転時の振動抑制なども簡易に図ることができる。

0021

本発明の第2の側面により提供される温水装置は、バーナと、このバーナに燃焼用空気を供給するための送風装置と、前記バーナによって発生される燃焼ガスからの熱回収により湯水加熱を行なうための熱交換器と、を備えている、温水装置であって、前記送風装置として、本発明の第1の側面により提供される送風装置が用いられていることを特徴としている。

0022

このような構成によれば、本発明の第1の側面により提供される送風装置について述べたのと同様な効果が得られる。

0023

本発明において、好ましくは、前記バーナ、前記送風装置、および前記熱交換器を内部に収容しており、かつ前記送風装置の前記前壁部に対向する側壁部を有する外装ケースを、さらに備えており、前記送風装置は、前記シュラウドの前部が前記前壁部よりも前記側壁部側に突出しており、かつ前記側壁部には、前記シュラウドの前部とは離間する方向に部分的に窪んだ凹部が設けられている。

0024

このような構成によれば、外装ケースの全体のサイズを大きくすることなく、この外装ケースの側壁部と送風装置のシュラウドの前部との相互間隔が過小にならないようにし、外装ケース内の空気が送風装置の吸気口に到達して吸気される作用の円滑化を図ることができる。

0025

本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。

図面の簡単な説明

0026

本発明に係る送風装置の一例を示す背面図である。
図1のII−II断面図である。
図1に示す送風装置のケーシングと羽根車の第1の筒状仕切壁部との関係を示す説明図である。
図1および図2に示す送風装置の要部断面説明図である。
(a)は、図1および図2に示す送風装置の羽根車の断面図であり、(b)は、(a)の平面図であって、樹脂成形時ゲート部を併せて示した図である。
図5に示す羽根車の樹脂成形に用いられる金型の一例を示す要部断面図である。
図1および図2に示す送風装置を備えた温水装置の一例を模式的に示す概略断面図である。
図7との対比例を示す要部断面図である(ただし、図8に示す実施形態も、本発明の実施形態に相当する)。
図1および図2の送風装置にベルマウスを取付けた状態の断面図である。
図9に示すベルマウスの正面図である。
ベルマウスの他の例を示す正面図である。
(a)〜(e)は、本発明の他の例を示す要部断面図である。
従来技術の一例を示す概略断面図である。

実施例

0027

以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
なお、理解の容易ため、図13に示した従来技術と同一または類似の要素には、図13における符号と同一の符号を適宜用いることとする。

0028

図1および図2に示す送風装置Aは、遠心型であり、羽根車1、この羽根車1を内部に収容するケーシング2、および羽根車1の駆動回転用のモータMを備えている。

0029

羽根車1は、モータMの駆動軸30に支持されて回転自在であり、前部に吸気口14が形成されたシュラウド12、シュラウド12の背面側に設けられた複数の羽根11(ブルード)、複数の羽根11の後縁部の先端部どうしを繋ぐ正面視円形状リング部13、ハブ部10を有している。シュラウド12には、第1の筒状仕切壁部16が突設されている。羽根車1は、たとえば前記各部が一体成形された樹脂製である。
複数の羽根11の相互間のうち、シュラウド12の半径方向外方側の開口部は、空気流出口15であり、吸気口14から吸気された空気は、複数の空気流出口15からその外方に流出する。ハブ部10は、たとえばナット30aを用いてモータMの駆動軸30に取付けられる筒状の取付け部10a、およびこの取付け部10aからその半径方向外方に広がるコーン状の板状部10bを有している。

0030

ケーシング2は、たとえば板金製あるいは樹脂製であり、前壁部21、後壁部22、および周壁部20を有している。
周壁部20は、羽根車1の外周囲を囲み、かつ上部に送風口4aを有しており、羽根車1の外周先端部と周壁部20との相互間には、空気流出口15から流出する空気を送風口4aに導く空気流路4が形成されている。

0031

後壁部22は、周壁部20に繋がった主後壁部22aと、これとは別体の補助後壁部22bとが組み合わされて構成されている。主後壁部22aには、羽根車1を通過させることが可能なサイズの開口部25が形成されており、送風装置Aの組み立て作業時において、羽根車1を開口部25からケーシング2内に収容することが可能である。送風装置Aのメンテナンス時においては、開口部25は、羽根車1の出し入れ口となる。補助後壁部22bには、ビス5を利用して、モータMが取付けられており、この補助後壁部22bは、開口部25を塞ぐように、ビス5bを利用して主後壁部22aに取付けられている。

0032

前壁部21は、開口部21a、およびこの開口部21aの内周縁部に連設された第2の筒状仕切壁部26を有している。開口部21aは、ケーシング2の正面視において、吸気口14と同心状に重なった円形状開口部であり、その開口径は、吸気口14の開口径よりも大径である。羽根車1のシュラウド12の前部は、開口部21aを介して前壁部21よりも適当な寸法Laだけ前方に突出している。

0033

第1の筒状仕切壁部16は、シュラウド12から前壁部21に向けて前方に突出した円筒状の凸部である。これに対し、第2の筒状仕切壁部26は、前壁部21からシュラウド12に向けて後方に突出した円筒状の凸部であり、第1の筒状仕切壁部16に接近してその内側に位置している。

0034

これら第1および第2の筒状仕切壁部16,26は、前壁部21とシュラウド12との相互間の空隙部45の半径方向内側部分仕切っており、空気流出口15および空気流路4から空隙部45に進入した空気が、それ以上に半径方向内方に進行することを抑制する役割を果たす。第1および第2の筒状仕切壁部16,26の内側領域47は、前壁部21の開口部21aを介してケーシング2の外部と直接連通した大気開放領域となっている。

0035

図2の要部拡大図に示すように、第1および第2の筒状仕切壁部16,26は、ケーシング2の前後方向において適当な寸法Lbでオーバラップしている。好ましくは、このオーバラップ寸法Lbは大きくされ、また第1および第2の筒状仕切壁部16,26の相互間の隙間49の幅Lcは、小さくされており、第1および第2の筒状仕切壁部16,26の形成領域におけるシール性(空隙部45を逆流する空気に対するシール性)が高められている。

0036

図3に示すように、ケーシング2の周壁部20は、渦巻き型であり、舌部20aおよび渦巻き終了部20bを有している。第1の筒状仕切壁部16は、渦巻き終了部20bと渦巻き中心Oとを結ぶ基準線RLに対して、舌部20aから垂線PLを下ろした場合に、この垂線PLよりも適当な寸法Ldだけ渦巻き中心O寄りに位置し、または垂線PLに接する配置(寸法Ld=0)とされており、垂線PLから渦巻き終了部20b側にはみ出さないように設けられている。第2の筒状仕切壁部26は、第1の筒状仕切壁部16の内側にあり、この第2の筒状仕切壁部26も、垂線PLから渦巻き終了部20b側にはみ出していない。このような構成によれば、第1および第2の筒状仕切壁部16,26が、空気流路4を狭めないようにし、送風口4aからの送風量などの仕様が本来の仕様と異なったものとなることを回避する上で好ましい。ただし、本発明においては、これとは異なり、第1および第2の筒状仕切壁部16,26が、垂線PLから渦巻き終了部20b側にはみ出した構成とすることも可能である。

0037

図4に示すように、シュラウド12の外周面12aは、前部側(同図の上部側)から後部側に進むにしたがって外径が大きくなる形状であるが、外周面12aの前部側の傾斜角θ1よりも後部側の傾斜角θ2の方が大きくされている。好ましくは、第1の筒状仕切壁部16は、外周面12aの後部側の領域(傾斜角θ2の領域)に設けられている。

0038

図4には、外周面12aの前部側の領域に第1の筒状仕切壁部16’が設けられた構成が、仮想線によって示されている。このような構成によれば、第1の筒状仕切壁部16’の高さHaを高くすることができず、第2の筒状仕切壁部26’とのオーバラップ寸法Leを長くとることは困難である。これでは、シール性が悪い。
これに対し、本実施形態の構成によれば、第1の筒状仕切壁部16の高さHbを高くし、第2の筒状仕切壁部26とのオーバラップ寸法Lbを長くすることにより、シール性を良好にすることが可能である。ただし、本発明においては、図4の仮想線で示したような構成とすることもできる。
また、図4の仮想線で示す第1の筒状仕切壁部16’が設けられている部分(シュラウド12の前部)は、前後方向に対する傾斜角θ1が小さいために、第1の筒状仕切壁部16’を設ける場合において、半径方向の寸法誤差が生じると、高さHaの寸法誤差は大きくなる。これに対し、本実施形態の構成によれば、第1の筒状仕切壁部16が、傾斜角θ2の大きい部分に設けられているため、半径方向の寸法誤差が生じたとしても、高さHbの寸法誤差を小さくできる利点が得られることとなる。

0039

図5は、羽根車1を示しているが、樹脂成形時における樹脂用のゲート部19が付属した状態の一例である(ゲート部19は、同図(a)では仮想線で示し、同図(b)では実線で示している)。羽根車1は、たとえば図6に示すような上型8aおよび下型8bが組み合わされた金型8を用いて樹脂成形される。この場合、樹脂用のゲート部19は、金型8のキャビティ80のうち、第1の筒状仕切壁部16に相当する部位80aに隣接して設けられる。好ましくは、図5(b)によく表れているように、ゲート部19は、複数の羽根11のそれぞれの上側に位置するようにして複数設けられる(なお、図5以外の図では、ゲート部19が羽根車1から削除された構成が示されているが、これとは異なり、ゲート部19を残存させて第1の筒状仕切壁部16の補強に役立たせてもよい)。
このような構成によれば、複数のゲート部19から第1の筒状仕切壁部16に流入した樹脂を複数の羽根11やその他の部位の各所に円滑に流れ込ませることが可能となり、各所に十分に原料樹脂が行き渡り、各所の均質化、ならびに全体の重量バランスがとれた羽根車1を製造する上で、好ましいものとなる。勿論、羽根車1の製造方法は、これに限定されない。

0040

次に、前記した送風装置Aの作用について説明する。

0041

まず、図2において、羽根車1を回転させた場合、吸気口14から吸気されて空気流出口15から流出した空気としては、送風口4aに向かわず、同図矢印Naで示すように、空隙部45に進入する空気がある。これに対し、空隙部45は、第1および第2の筒状仕切壁部16,26を介して内側領域47と仕切られており、しかもこの内側領域47は、大気開放状態にあり、吸気口14による吸引負圧は及ばない領域となっている。シュラウド12の前部は、前壁部21よりも前方に突出しており、吸気口14は内側領域47から離れた距離にあるため、内側領域47に吸気口14による吸引負圧が及ばないことは、より徹底される。

0042

このようなことから、空隙部45が吸気口14にそのまま繋がっている場合(図13の従来技術に相当)とは異なり、吸気口14の吸引負圧によって空隙部45内への空気の流入が促進されることはない。また、空隙部45と内側領域47とは、相対的には、前者が高圧側、後者が低圧側となるものの、これらの領域の圧力差は小さいため、空隙部45に進入した空気が、第1および第2の筒状仕切壁部16,26が設けられている箇所を通過して内側領域47に流出し難くなる。

0043

その結果、羽根車1の空気流出口15から流出して空隙部45を逆流した空気が、吸気口14に再吸気される現象の空気循環流が発生することを適切になくし、空気循環流に起因する大きな騒音が生じないようにすることが可能である。また、空気流出口15から流出した空気が、空隙部45を逆流してケーシング2の外部に流出することを抑制することができるため、送風効率も優れたものとすることが可能である。
とくに、本実施形態においては、筒状仕切壁部として、第1および第2の筒状仕切壁部16,26を接近させ、かつこれらのオーバラップ寸法Lbを大きくしており、これら第1および第2の筒状仕切壁部16,26によるシール性が良好であるため、送風効率の向上などをより適切に図ることが可能である。

0044

図7に示す温水装置WHは、前記した送風装置Aを用いたものである。
この温水装置WHは、送風装置Aに加え、ガスバーナとしてのバーナ50、このバーナ50に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給部51、バーナ50によって発生された燃焼ガスから熱回収を行ない、かつ内部に送り込まれる湯水を加熱するための熱交換器52、およびこれら各部の全体を囲む外装ケース6を備えている。

0045

送風装置Aは、バーナ50に燃焼用空気を供給すべく、バーナ50を収容するバーナケース50aの底部に取付けられている。また、送風装置Aは、燃料ガス供給部51との干渉を回避するように、外装ケース6内に偏った配置で設けられており、かつ外装ケース6の側壁部60に、ケーシング2の前壁部21が対向する向きに設けられている。一方、外装ケース6の側壁部60には、送風装置Aのシュラウド12の前部とは離間する方向に部分的に窪んだ凹部60aが設けられている。

0046

このような構成によれば、送風装置Aについて先に述べた作用が得られ、送風装置Aの駆動時における騒音が小さく、また送風装置Aによる送風効率を優れたものとすることが可能であることに加え、次のような効果も得られる。
すなわち、図8は、図7との対比例を示している。図8に示す温水装置WHaは、図7の温水装置WHと同様に、本発明の実施形態に相当するが、図8の温水装置WHaにおいては、外装ケース6の側壁部60に凹部60aは設けられておらず、側壁部60とシュラウド12の前部との相互間隔が小さくなっている。このような構成によれば、シュラウド12および吸気口14の周辺部の空気流通経路の幅が小さいため、送風装置Aの吸気抵抗が大きくなる。
これに対し、図7に示す温水装置WHによれば、凹部60aが設けられている結果、シュラウド12および吸気口14の周辺部の空気流通経路の幅を大きくとり、送風装置Aの吸気抵抗を小さくすることが可能である。凹部60aは、部分的に設けられているため、外装ケース6の全体の幅を大きくする必要もない。
なお、外装ケース6の側壁部は、外装ケース6の左右の両側に限定されず、前面側、背面側であってもよい。

0047

図9図12は、本発明の他の実施形態を示している。これらの図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付すこととし、重複説明は省略する。

0048

図9に示す実施形態においては、シュラウド12の前端部に、ベルマウス7が取付けられている。ベルマウス7は、羽根車1とは別体で構成されており、たとえば略円形リング状である。ベルマウス7の開口径Daは、吸気口14の開口径よりも小径であり、ベルマウス7を用いて吸気口14の開口面積を絞ることにより、送風量などの仕様を変更することが可能である。シュラウド12へのベルマウス7の取付け手段としては、たとえば接着融着などの様々な接合手段を用いることができる。

0049

好ましくは、ベルマウス7は、図10に示すように、周方向の一部分が、他の部分よりも幅が広い幅広部70とされており、このことによってベルマウス7の重心は、その中心から偏っている。このような構成によれば、羽根車1の重心がその中心からずれている場合に、そのずれを補正するようにベルマウス7を取付けることにより、羽根車1のバランス調整を簡単に図り、羽根車1の回転時における振動を防止する上で好ましいものとなる。

0050

図11に示すベルマウス7Aは、周方向の一部分が、他の部分よりも幅が狭い幅狭部71とされていることによって、ベルマウス7Aの重心は、その中心から偏っている。このような構成においても、図10に示したベルマウス7と同様に、羽根車1のバランス調整を図ることができる。

0051

図12(a)に示す送風装置Aaにおいては、第1の筒状仕切壁部16に、補強用リブ16aが連設されている。第1の筒状仕切壁部16を薄肉に形成したような場合には、このような構成により、第1の筒状仕切壁部16の強度確保が可能である。本発明においては、前記したようにリブ16aを設けた構成に加え、第1の筒状仕切壁部16の基部を
厚肉に、かつ先端側を薄肉に形成するといった構成とすることも可能である。

0052

図12(b)に示す送風装置Abにおいては、第2の筒状仕切壁部26の長さが短くされており、第1および第2の筒状仕切壁部16,26のオーバラップ寸法がかなり小さくされている。
同図(c)に示す送風装置Acにおいては、前壁部21には、先の第2の筒状仕切壁部26に相当する部位が設けられておらず、本発明でいう筒状仕切壁部として、シュラウド12に設けられた筒状仕切壁部16(先の第1の筒状仕切壁部に相当)のみが具備されている。
同図(d)に示す送風装置Adにおいては、シュラウド12に先の第1の筒状仕切壁部16に相当する部位が設けられておらず、本発明でいう筒状仕切壁部として、前壁部21に設けられた筒状仕切壁部26(先の第2の筒状仕切壁部に相当)のみが具備されている。
これらの構成によれば、図2などに記載した先の送風装置Aと比較すると、空隙部45を逆流する空気の流出を防止するためのシール性は低くなるものの、筒状仕切壁部16または26の内側領域47が大気開放領域とされているため、従来技術と比較して空気循環流を抑制することが可能であり、本発明が意図する作用を得ることが可能である。

0053

図12(e)に示す送風装置Aeにおいては、前壁部21の開口部21aの開口径が、先の実施形態よりも小径とされ、開口部21aの内周縁がシュラウド12に接近している。一方、前壁部21のうち、筒状仕切壁部16よりも半径方向内方側の位置には、周方向に間隔を隔てて並んだ複数の補助開口部24が設けられている。好ましくは、複数の補助開口部24の縁部には、シュラウド12側に折り曲げられた切り起こし片としての複数の突出片部27が設けられ、かつこれら複数の突出片部27は、筒状仕切壁部16に接近した配置とされている。
本実施形態によれば、前壁部21によってシュラウド12の広い範囲を覆うことが可能である。また、前壁部21の開口部21aは広い面積で開口していないものの、筒状仕切壁部16の内側領域47は、補助開口部24を介してケーシング2の外部と直接連通しており、内側領域47を安定した大気開放領域とすることが可能である。さらに、複数の突出片部27と筒状仕切壁部16とが対向接近しているため、この部分にシール性をもたせることもできる。

0054

本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る送風装置、および温水装置の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。

0055

図12などに記載された実施形態から理解されるように、本発明における筒状仕切壁部は、羽根車のシュラウドおよびケーシングの前壁部の双方または一方から他方に向けて突出した状態に少なくとも1つ設けられていればよく、その具体的な数は問わない。また、筒状仕切壁部は、羽根車の空気流出口から流出した空気がシュラウドと前壁部との相互間の空隙部内を半径方向中央部側に逆流することを抑制可能であればよく、前記逆流を完全に阻止することまでは要求されない。製造コストの低減などの観点からすると、筒状仕切壁部を、羽根車またはケーシングに一体形成することが好ましいものの、これに限定されず、たとえば筒状仕切壁部を羽根車やケーシングとは別部材で構成した上で、羽根車やケーシングに接合した構成とすることも可能である。

0056

送風装置のケーシングや羽根車の具体的な構成も限定されない。図12(e)の実施形態から理解されるように、羽根車のシュラウドを、ケーシングの前壁部から突出しない構成、またはその突出量が僅かとされた構成とすることも可能である。
本発明に係る温水装置は、バーナとして、たとえばオイルバーナなどの他のバーナを用
いた構成とすることも可能である。

0057

A,Aa〜Ae送風装置
Mモータ
WH温水装置
1羽根車
12シュラウド
14吸気口
15空気流出口
16 第1の筒状仕切壁部(筒状仕切壁部)
2ケーシング
20周壁部(ケーシングの)
20a舌部
20b渦巻き終了部
21前壁部(ケーシングの)
21a 開口部(前壁部の)
26 第2の筒状仕切壁部(筒状仕切壁部)
4空気流路
4a送風口
45 空隙部
47 内側領域(筒状仕切壁部の)

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