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技術 排水装置

出願人 株式会社LIXIL
発明者 石田康二島崎敦亀井潤介
出願日 2019年3月18日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-049388
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-153065
状態 未査定
技術分野 流し・廃水用設備 洗面器台とそれらの付属品
主要キーワード 排水部品 排水面 排水状態 取付け高さ 洗い物 キャッチャ ヘアキャッチャ 排水装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月24日)のものです。
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図面 (8)

課題

ヘアキャッチャを有する排水装置において使い勝手をよくすることが可能な排水装置を提供する。

解決手段

ヘアキャッチャ20を有する排水装置Mであって、前記ヘアキャッチャ20の状態は、前記ヘアキャッチャ20が排水口10に嵌合している第1状態と、前記ヘアキャッチャ20が前記排水口10に嵌合していない第2状態との何れかに、ユーザーによる切り替え操作によって設定可能である。このような構成によれば、ヘアキャッチャ20により水の流れが妨げられそうな場合に、ヘアキャッチャ20を排水口10に嵌合していない状態にして速やかに排水できるから、使い勝手を良くすることができる。

概要

背景

従来、洗面化粧台浴槽などの排水口に備えられる排水装置において、排水口の下流に続く排水管ゴミ等が流れ込むことを防ぐべく、ヘアキャッチャを備えたものが知られている。例えば下記特許文献1には、操作ボタン押し下げると、排水栓が上昇して排水口が開く排水装置が記載されている。ヘアキャッチャは、排水栓の下側に備えられており、排水栓の上昇時にも排水口に嵌合した状態を保つ。

概要

ヘアキャッチャを有する排水装置において使い勝手をよくすることが可能な排水装置を提供する。ヘアキャッチャ20を有する排水装置Mであって、前記ヘアキャッチャ20の状態は、前記ヘアキャッチャ20が排水口10に嵌合している第1状態と、前記ヘアキャッチャ20が前記排水口10に嵌合していない第2状態との何れかに、ユーザーによる切り替え操作によって設定可能である。このような構成によれば、ヘアキャッチャ20により水の流れが妨げられそうな場合に、ヘアキャッチャ20を排水口10に嵌合していない状態にして速やかに排水できるから、使い勝手を良くすることができる。

目的

本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ヘアキャッチャを有する排水装置において使い勝手をよくすることが可能な排水装置を提供する

効果

実績

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牽制数
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請求項1

ヘアキャッチャを有する排水装置であって、前記ヘアキャッチャの状態は、前記ヘアキャッチャが排水口に嵌合している第1状態と、前記ヘアキャッチャが前記排水口に嵌合していない第2状態との何れかに、ユーザーによる切り替え操作によって設定可能である排水装置。

請求項2

排水栓を備え、前記排水栓の状態は、前記排水栓が前記排水口を塞ぐ閉状態と、前記排水栓が前記排水口を開いて前記排水栓と前記排水口との間に形成される排水路流路面積を第1流路面積にする第1開状態と、前記排水栓が前記排水口を開いて前記排水路の流路面積を前記第1流路面積よりも大きい第2流路面積にする第2開状態との何れかに、ユーザーによる切り替え操作によって設定可能である請求項1に記載の排水装置。

請求項3

前記排水栓の状態が前記第1開状態に設定された場合、前記ヘアキャッチャの状態は前記第1状態に設定される請求項2に記載の排水装置。

請求項4

前記排水栓の状態が前記第2開状態に設定された場合、前記ヘアキャッチャの状態は前記第2状態に設定される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の排水装置。

請求項5

前記排水栓の状態が前記第1開状態に設定された場合、前記ヘアキャッチャの状態は前記第2状態に設定される請求項2に記載の排水装置。

請求項6

前記第1開状態における前記排水栓の上面は、前記排水口が設けられた面よりも低い位置に配置される請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の排水装置。

技術分野

0001

本発明は、排水装置に関する。

背景技術

0002

従来、洗面化粧台浴槽などの排水口に備えられる排水装置において、排水口の下流に続く排水管ゴミ等が流れ込むことを防ぐべく、ヘアキャッチャを備えたものが知られている。例えば下記特許文献1には、操作ボタン押し下げると、排水栓が上昇して排水口が開く排水装置が記載されている。ヘアキャッチャは、排水栓の下側に備えられており、排水栓の上昇時にも排水口に嵌合した状態を保つ。

先行技術

0003

特開平10−168975号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記のような構成では、ヘアキャッチャにゴミ等が溜まっている場合、排水栓を上昇しても速やかに排水されない虞がある。すると、洗面や洗髪など、水を流しながらの作業中に水が溜まり続け、結局はヘアキャッチャを掃除する必要が生じ、作業を中断せざるを得なくなる。ヘアキャッチャにゴミが溜まっていない場合でも、水の流れがヘアキャッチャによって妨げられる分、速やかな排水がなされないことがある。

0005

本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ヘアキャッチャを有する排水装置において使い勝手をよくすることが可能な排水装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の排水装置は、ヘアキャッチャを有する排水装置であって、前記ヘアキャッチャを、排水口に嵌合している第1状態と、前記排水口に嵌合していない第2状態とに切り替え自在な切り替え操作部を備えているものである。ここで、嵌合とは、ヘアキャッチャの外周面が、排水口の内周面近接または当接することである。

図面の簡単な説明

0007

実施例1における排水装置の止水状態を示す断面図
排水装置の第1排水状態を示す断面図
排水装置の第2排水状態を示す断面図
実施例2における排水装置の第2排水状態を示す断面図
第2排水状態の排水装置を示す断面図であって、図4のA−A位置における断面に相当する断面図
排水部品が第2排水状態より高い位置に配置された状態の排水装置を示す断面図
排水部品が第2排水状態より高い位置に配置された状態の排水装置を示す断面図であって、図6のB−B位置における断面に相当する断面図

実施例

0008

<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1について、図1図3を参照しつつ詳細に説明する。 本実施例における排水装置Mは、排水口10の下流に続く排水管11にゴミ等が流れ込むことを防ぐヘアキャッチャ20を備えている。排水装置Mは、ヘアキャッチャ20を、図1及び図2に示すように、排水口10に嵌合している第1状態と、図3に示すように、排水口10に嵌合していない第2状態とに切り替え自在な切り替え操作部30を備えている。以下、各構成部材において、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。

0009

排水口10は、図1に示すように、洗面化粧台の洗面ボウルの底面や浴槽の底面など(以後、排水面12と称する。)に設けられている。排水口10は、内径寸法が変化する傾斜部13と、内径寸法が概ね一定の直管部14とを有している。傾斜部13は、直管部14の上流側に位置している。傾斜部13は、排水面12に向かって内径寸法が少しずつ大きくなる。傾斜部13の上端は排水面12に連続する。直管部14の下流側に排水管11が延びている。排水管11の一部は湾曲し、図示しない排水管トラップを構成する。

0010

ヘアキャッチャ20は、排水口10に収納される排水部品21に設けられている。排水部品21は、ヘアキャッチャ20と、排水栓22と、支持部24と、軸部25とを有している。ヘアキャッチャ20、排水栓22及び支持部24は、軸部25に固定されている。ヘアキャッチャ20は、軸部25に沿って、多少、上下に移動できるようになっていてもよい。排水栓22は軸部25の上端に設けられている。ヘアキャッチャ20は排水栓22の下方に設けられている。支持部24はヘアキャッチャ20の下方(軸部25の下端)に設けられている。

0011

排水栓22は、軸部25を中心に水平方向に突出した円板状をなしている。排水栓22の内径寸法は、直管部14の内径寸法より大きい。排水栓22は、傾斜部13に嵌合する。排水栓22が傾斜部13に嵌合した状態は、排水口10を塞ぐ閉状態である。閉状態では、排水栓22の外周面22Sは、傾斜部13の内周面13Uに当接する。

0012

排水栓22は、図2及び図3に示すように、閉状態の高さ位置より上方に移動自在である。排水栓22が閉状態の高さ位置より上方に位置した状態は、排水口10を開く開状態である。開状態では、排水栓22の外周面22Sは、傾斜部13の内周面13Uから離れる。排水栓22の外周面22Sと傾斜部13の内周面13Uとの間には、排水路(以後、第1排水路R1と称する。)が形成される。排水栓22の位置が上昇すればするほど、排水栓22の外周面22Sと傾斜部13の内周面13Uとの水平方向の距離及び垂直方向の距離は増す。すなわち、排水栓22の位置が上昇すればするほど、第1排水路R1の流路面積は増す。

0013

ヘアキャッチャ20は、図1に示すように、軸部25を中心に水平方向に突出した円板状をなしている。ヘアキャッチャ20には、複数の丸孔が開口している。ヘアキャッチャ20は、毛髪やゴミなどが排水管11に流れ込むことを抑制する。ヘアキャッチャ20は、軸部25に対して取付け高さ位置を変えることができる。なお、ヘアキャッチャ20の開口は、どのような形態であってもよく、例えば格子状又は網状に形成されたものであってもよい。

0014

ヘアキャッチャ20の外径は、排水栓22より一回り小さく、直管部14の内径寸法と同等の外径寸法を有している。ヘアキャッチャ20は、図1及び図2に示すように、直管部14の内部を上下方向に移動自在である。ヘアキャッチャ20が直管部14に嵌合した第1状態では、ヘアキャッチャ20の外周面20Sは、直管部14の内周面14Uに近接または当接する。

0015

ヘアキャッチャ20は、図3に示すように、直管部14より上方に移動自在である。ヘアキャッチャ20が直管部14より上方に移動した状態では、ヘアキャッチャ20の外周面20Sは、傾斜部13の内周面13Uから離れる。ヘアキャッチャ20の外周面20Sと傾斜部13の内周面13Uとの間には、ヘアキャッチャ20の丸孔とは別の排水路(以後、第2排水路R2と称する。)が形成される。ヘアキャッチャ20の位置が上昇すればするほど、ヘアキャッチャ20の外周面20Sと傾斜部13の内周面13Uとの水平方向の距離及び垂直方向の距離は増す。すなわち、ヘアキャッチャ20の位置が上昇すればするほど、第2排水路R2の流路面積は増す。

0016

支持部24は、軸部25を中心に水平方向に突出している。支持部24は、ヘアキャッチャ20より大きい開口(指輪程度の大きさのものが引っ掛かる大きさの開口)を有している。支持部24の外周部27は円環状をなし、切り替え操作部30のリフト部32の上側に載置される。

0017

切り替え操作部30は、上下方向に変位する操作ボタン部31と、操作ボタン部31の変位に伴って上下方向に変位するリフト部32と、操作ボタン部31とリフト部32とを連結する連結部33とを備えている。

0018

連結部33は、金属製のワイヤ33Aと、ワイヤ33Aの周りを包囲する樹脂製の被覆33Bとを有している。ワイヤ33Aは、被覆33Bの内部を軸方向に移動自在である。ワイヤ33Aが軸方向に移動(進退)することにより、リフト部32が上下動する。

0019

操作ボタン部31は、下方に押圧されることにより下方に変位し、上方に引っ張られることにより上方に変位する。リフト部32は、操作ボタン部31が下方に変位すると上方に変位し、操作ボタン部31が上方に変位すると下方に変位する。

0020

リフト部32は、排水部品21の下面(支持部24の外周部27)を支持する。リフト部32が上昇すると排水部品21は上昇し、リフト部32が下降すると排水部品21は下降する。排水部品21の上下動により排水栓22及びヘアキャッチャ20は上下動する。すなわち、切り替え操作部30は、排水栓22を閉状態と開状態に切り替え自在な排水栓切り替え操作部を兼ねている。

0021

連結部33は、操作ボタン部31の上下動の際に抵抗を生じる抵抗手段34を備えている。抵抗手段34は、図1に示すように、連結部33の外周面に装着されたOリング35と、連結部33を包囲する筒状部材36とを有している。抵抗手段34は、連結部33のOリング35と筒状部材36の内周面との接触により摩擦力を生じる。抵抗手段34により、操作ボタン部31は、上下動可能な範囲内で任意の高さ位置に止められる。すなわち、切り替え操作部30は、排水部品21の高さ位置を、上下動可能な範囲内で任意の位置に止める。

0022

切り替え操作部30を操作することにより、ヘアキャッチャ20は第1状態(図1及び図2参照)と第2状態(図3参照)とに切り替えられる。切り替え操作部30を操作することにより、排水栓22は、閉状態と、第1開状態と、第2開状態とに切り替えられる。第1開状態(図2参照)は、第1排水路R1の流路面積を第1流路面積にする。第2開状態(図3参照)は、第1排水路R1の流路面積を第1流路面積より大きい第2流路面積にする。第2開状態は、切り替え操作部30の操作範囲内、すなわち操作ボタン部31の上下動可能な範囲内において、操作ボタン部31を最も低い位置に配置したとき(排水部品21が最も上昇したとき)の状態である。第1開状態は、排水部品21の高さ位置が第2開状態より低い位置にあり、排水栓22の上面が排水面12よりも低い位置に配置されているときの状態である。

0023

次に、本実施例の排水装置Mの使用例を説明する。切り替え操作部30を操作することにより、排水口10の排水状態は次のように変わる。すなわち排水栓22が閉状態でヘアキャッチャ20が第1状態となる止水状態(図1参照)と、排水栓22が第1開状態でヘアキャッチャ20が第1状態となる第1排水状態(図2参照)と、排水栓22が第2開状態でヘアキャッチャ20が第2状態となる第2排水状態(図3参照)に変わる。

0024

洗面ボウルなどに水を溜める場合には、図1に示すように、操作ボタン部31を最も高い位置(最大限上方に引っ張った位置)に止め、排水装置Mを止水状態にする。止水状態では、排水口10からの排水はなされない。

0025

排水口10から排水する場合には、第1のパターンとして、図2に示すように、操作ボタン部31を最も高い位置より低い位置に止め、排水装置Mを第1排水状態にする。第1排水状態では、第1排水路R1の流路面積が小さいから、細かいものが排水口10内に流れ込みにくい。ヘアキャッチャ20が第1状態であるから、ヘアキャッチャ20により排水口10内へのゴミ等の流れ込みが防がれる。すなわち排水装置Mを第1排水状態にすることで、排水口10内へのゴミ等の流れ込みを抑制しながら排水できる。

0026

加えて、第1排水状態における排水栓22の上面は、図2に示すように、排水面(排水口10が設けられた面)12より低い位置に配置されている。すなわち、排水栓22が排水面12から突出しないから、排水面12に洗面器等を置いたり、物を洗ったりする場合に排水栓22が邪魔にならない。排水栓22によって排水口10が覆われるため、排水口10内部の汚れが目につきにくい。

0027

排水口10から排水する場合には、第2のパターンとして、図3に示すように、操作ボタン部31を第1排水状態の位置よりさらに低い位置に止め、排水装置Mを第2排水状態にする。第2排水状態では、第1排水路R1の流路面積が大きいから、大量の水を速やかに排水できる。ヘアキャッチャ20が第2状態であるから、ヘアキャッチャ20にゴミ等が溜まっている場合にも、第2排水路R2により速やかに排水される。第2排水路R2が開いていることにより、ヘアキャッチャ20による抵抗が少なくなり、ヘアキャッチャ20において水が滞留することが防がれる。よって、大量の水を速やかに排水できる。

0028

次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。本実施例の排水装置Mは、ヘアキャッチャ20を有する排水装置Mであって、ヘアキャッチャ20を、排水口10に嵌合している第1状態と、排水口10に嵌合していない第2状態とに切り替え自在な切り替え操作部30を備えている。この構成によれば、へアキャッチャにより水の流れが妨げられそうな場合に、切り替え操作部30を操作し、ヘアキャッチャ20を排水口10に嵌合していない第2状態にして速やかに排水できるから、使い勝手を良くすることができる。

0029

切り替え操作部30は、第1開状態と、第2開状態とを切り替え自在である。第2開状態では、第1排水路R1の流路面積が、第1開状態の場合よりも大きい。この構成によれば、第1排水路R1の流路面積を2段階で変えて排水量を変えることができ、使い勝手をより良くできる。

0030

排水装置Mは、第1開状態ではヘアキャッチャ20が第1状態になり、第2開状態ではヘアキャッチャ20が第2状態になる。この構成によれば、例えばヘアキャッチャ20によりゴミが排水口10に流れ込むことを防ぎつつ少量の水を流したり、排水口10の流路面積を大きくして速やかに排水したりする等、使用状況に応じて排水の仕方を選択できるから、使い勝手をより良くできる。

0031

第1開状態における排水栓22の上面が、排水面12よりも低い位置に配置されている。この構成によれば、排水時に排水栓22が邪魔にならないから、排水栓22の上方に洗面器等を置いたりでき、使い勝手をより良くできる。

0032

<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2に係る排水装置50を図4図7によって説明する。本実施例の排水装置50は、排水部品21を第2排水状態よりさらに高い位置に上げることが可能なリフトアップ構造を有している点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。

0033

本実施例に係る排水装置50は、実施例1と同様に、ヘアキャッチャ20と、ヘアキャッチャ20を、排水口10に嵌合している第1状態と、排水口10に嵌合していない第2状態とに切り替え自在な切り替え操作部30とを備えている。ヘアキャッチャ20は、実施例1と同様、排水栓22、支持部24、及び軸部25を有する排水部品21に設けられている。切り替え操作部30は、実施例1と同様、排水栓22を閉状態と開状態とに切り替え自在な排水栓切り替え操作部を兼ねている。

0034

排水部品21には、直管部14に嵌合することで排水口10に対する排水部品21の傾きや揺れが防ぐガイド部23が設けられている。ガイド部23は、ヘアキャッチャ20と支持部24との間に設けられている。ガイド部23は、図4に示すように、軸部25を中心に水平方向に突出する4つの突出片23Aを有している。ガイド部23が直管部14に嵌合している状態とは、突出片23Aの突出端径方向の端)が、直管部14の内周面14Uに近接または当接した状態である。なお、突出片23Aの数は変更できる。

0035

リフトアップ構造は、手動により、排水部品21を第2排水状態よりさらに高い位置に上げるためのものである(図6参照)。リフトアップ構造は、直管部14の内周面14Uに設けられた上下方向に延びる複数のリブ52を有している。各リブ52は、直線状に延びている。複数のリブ52は、図5に示すように、直管部14の内周面14Uに、周方向に等間隔で配置されている。複数のリブ52の上端面は、排水部品21が載置される載置面53を構成する。載置面53は、排水部品21の下面を略水平に支持する。

0036

リフトアップ構造は、図5に示すように、排水部品21の支持部24に形成された複数の凹部54を有している。複数の凹部54は、リブ52に対応する間隔で支持部24の外周部27に形成されている。支持部24は、凹部54にリブ52を入り込ませた状態で直管部14内を上下動する(図4参照)。支持部24は、図6に示すように、リブ52の上端面より上方の位置で、図7に示すように、凹部54がリブ52から周方向にずれたときに、リブ52の上端面に支持される。すなわち支持部24の外周部27のうち凹部54の間の部分が、リブ52の上端面に載置される。

0037

排水部品21は、常には、図4及び図5に示すように、支持部24の凹部54にリブ52を入り込ませた状態で排水口10に配置される。これにより、実施例1と同様、切り替え操作部30を操作することにより、排水口10の排水状態を、止水状態、第1排水状態、及び第2排水状態に切り替えできる。

0038

加えて、リフトアップ構造により、図6に示すように、排水部品21を、第2排水状態における高さ位置より高い位置に保持できる。すなわち排水栓22を把持して、支持部24がリブ52の上端面より上方に位置するまで排水部品21を持ち上げて回動し、支持部24の外周部27をリブ52の載置面53に載置する。この状態では、排水栓22及びヘアキャッチャ20が、排水口10よりも上方に位置し、第1排水路R1及び第2排水路R2の流路面積が、第2排水状態より大きくなるため、より速やかに排水できる。ガイド部23は、この状態においても直管部14に嵌合している。

0039

以上のように本実施例においては、実施例1と同様、ヘアキャッチャ20により水の流れが妨げられそうな場合に、ヘアキャッチャ20を排水口10に嵌合していない第2状態にして速やかに排水できるから、使い勝手を良くすることができる。さらに、第2排水状態より高い位置に排水部品21を保持できるから、より速やかな排水を実現でき、また排水状態の選択肢が増え、使い勝手をさらに良くすることができる。

0040

<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、抵抗手段34の具体的な構成を例示したが、これに限らず、抵抗手段の具体的な構成は変更できる。この場合、例えば、Oリングによる摩擦力に換えて、凹凸嵌合により操作ボタン部を任意の高さ位置に止めてもよい。具体的には、例えば連結部の外周面と筒状部材の内周面とに、軸方向に凸部と凹部とが交互に連続する凹凸形状を形成し、凹凸形状が、軸方向における任意の位置で嵌合する構成としてもよい。
(2)上記実施例では、切り替え操作部30が、排水部品21の高さ位置を、上下動可能な範囲内で任意の位置に止めるが、これに限らず、切り替え操作部は、排水部品の高さ位置を、決まった位置で段階的に止めるものであってもよい。
(3)上記実施例では、切り替え操作部30は、排水栓22を閉状態と開状態に切り替え自在な排水栓切り替え操作部を兼ねているが、これに限らず、排水栓の排水状態を切り替える操作部を有さず、排水栓を直接手で把持し、手動で高さ位置を切り替えるものでもよい。
(4)上記実施例では、切り替え操作部30が、排水栓22を閉状態と開状態に切り替え自在な排水栓切り替え操作部を兼ねているが、これに限らず、ヘアキャッチャの切り替え操作部と、排水栓切り替え操作部とを別々に設けてもよい。この場合、排水栓の第1開状態においてヘアキャッチャが第2状態になるようにしてもよい。この構成によれば、第1排水路の流路面積が第2開状態より小さい第1流路面積であっても、ヘアキャッチャを第2状態にすることで速やかに排水できる。
(5)上記実施例では、操作ボタン部31が下方に変位するとリフト部32が上方に変位し、操作ボタン部31が上方に変位するとリフト部32が下方に変位するが、この関係は逆であってもよいし、操作ボタン部を押し動作すると交互にリフト部が上下動する押しボタン式であってもよい。
(6)上記実施例では、第2開状態が、切り替え操作部30の操作範囲内において排水部品21が最も上昇したときの状態とされているが、これに限らず、第1開状態及び第2開状態は、第1排水路の流路面積を大きくしたり小さくしたりできるものにおいて、相対的に第1排水路の流路面積が小さい状態を第1開状態、第1排水路の流路面積が大きい状態を第2開状態とすればよい。例えば、第1排水路の流路面積が所定の面積である状態(例えば排水栓が通常使用時の高さ位置にあるときの状態)を第1開状態とした場合、それよりも第1排水路の流路面積が大きい状態は第2開状態である。この第2開状態は、切り替え操作部の操作範囲内の限界でなくてもよい。
(7)上記実施例では、第1開状態において排水栓22の上面が排水面12よりも低い位置に配置されているが、これに限らず、第1開状態において排水栓の上面は排水栓より高い位置に配置されていてもよい。
(8)上記実施例では、排水栓22が第1開状態でヘアキャッチャ20が第1状態となるが、これに限らず、排水栓の状態が第1開状態に設定された場合に、ヘアキャッチャの状態が第2状態に設定されてもよい。これにより、洗面器上で洗い物をしている場合で、排水栓上に洗う物が載っており排水栓を少し上げて排水したい場合に、排水管を詰まらせるような大きなゴミなどは排水栓の上で流れていかないようにすることができる。
(9)上記実施例では、排水栓22が第2開状態でヘアキャッチャ20が第2状態となるが、これに限らず、排水栓の状態が第2開状態に設定された場合に、ヘアキャッチャの状態が第1状態に設定されてもよい。これにより、洗面器上に物がない場合、速やかに排水させたいとき、排水栓を高く上げて排水し、ゴミはヘアキャッチャでしっかり捕集させることができる。

0041

M,50…排水装置
R1…第1排水路(排水栓と排水口との間に形成される排水路)
10…排水口
12…排水面(排水口が設けられた面)
20…ヘアキャッチャ
22…排水栓
30…切り替え操作部

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