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技術 シート折り装置及び画像形成システム

出願人 株式会社リコー
発明者 鎌田壮伸横山健治田中秀貴久保和弘
出願日 2019年3月19日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-051421
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-152497
状態 未査定
技術分野 薄板状材料の折畳み、特殊排送装置、その他
主要キーワード ガイド支持部材 大判シート 一時停止制御 折り目形成 前処理動作 シート破れ 規定距離 ガイド支持
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

装置の小型化を図ることができる装置を提供する。装置の小型化を図ることができるシート折り装置および画像形成システムを提供する。

解決手段

画像形成装置などの前処理装置から排出されたシートをシート滞留部80に滞留させ、シート滞留部80に所定のシート長滞留したら、折り動作を開始し、折りローラ対の回転方向切り替えるタイミングで折り動作を一時停止する。シート滞留部80に、次の折りローラ対の回転方向を切り替えるまでに搬送されるシート搬送距離分、シート滞留部80にシートが滞留したら折り動作を再開する。この動作を複数回繰り返してシートを折る。

概要

背景

従来、前処理装置から排出されたシートをシート滞留部に滞留させた後、所定回の折り処理を含む所定の折り動作を行なってシートを折るシート折り装置が知られている。

特許文献1には、上記シート折り装置として、カットシート後端が前処理装置から排出されるまでシート滞留部にシートを滞留させ、カットシートの後端が前処理装置から排出されたら、折り動作を行なうもカットシートに対して所定回数折り処理を行う所定の折り方で折りあげる折り動作のが記載されている。

概要

装置の小型化をることができる装置を提供する。装置の小型化をることができるシート折り装置および画像形成システムを提供する。画像形成装置などの前処理装置から排出されたシートをシート滞留部80に滞留させ、シート滞留部80に所定のシート長滞留したら、折り動作を開始し、折りローラ対の回転方向切り替えるタイミングで折り動作を一時停止する。シート滞留部80に、次の折りローラ対の回転方向を切り替えるまでに搬送されるシート搬送距離分、シート滞留部80にシートが滞留したら折り動作を再開する。この動作を複数回繰り返してシートを折る。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

前処理装置から排出されたシート滞留させるシート滞留部を備え、前記シート滞留部に滞留したシートを搬送して、所定回の折り処理を含む所定の折り動作で前記シートを折るシート折り装置において、前記折り動作を、前記前処理装置から排出されてくるシートの一部が前記シート滞留部にある程度滞留した段階で開始し、その後に一時停止して前記シート滞留部に滞留する前記シートの後続部を増大させ、その後に再開することを特徴とするシート折り装置。

請求項2

請求項1に記載のシート折り装置において、前記折り動作が、前記シートに対して複数回折り処理を行なう動作のとき、シートに対して一回の折り処理が完了したタイミングで前記折り動作を一時停止することを特徴とするシート折り装置。

請求項3

請求項1または2に記載のシート折り装置において、前記前処理装置から取得したシートの搬送情報に基づいて、前記折り動作を再開することを特徴とするシート折り装置。

請求項4

請求項3に記載のシート折り装置において、前記シートの搬送情報は、所定期間におけるシート搬送距離情報を含むことを特徴とするシート折り装置。

請求項5

請求項3または4に記載のシート折り装置において、前記前処理装置がシートの搬送情報を当該シート折り装置へ通知するタイミングを、前記前処理装置に送信することを特徴とするシート折り装置。

請求項6

請求項1乃至5いずれか一項に記載のシート折り装置において、正逆回転可能な第一折りローラ対と、前記第一折りローラ対のシート搬送方向において、前記第一折りローラ対に対して所定の間隔を開けて配置され、正逆回転可能な第二折りローラ対と、前記第一折りローラ対のシート搬送方向において、前記第一折りローラ対と、前記第二折りローラ対との間に配置され、前記第一折りローラ対および前記第二折りローラ対のシート搬送方向と直交する方向に前記シートを搬送し、前記第一折りローラ対または第二折りローラ対へ前記シートを送り込む送りローラ対とを備え、前記第一折りローラ対または前記第二折りローラ対の回転方向切り替えるために回転を一旦停止するタイミングで、前記折り動作を一時停止することを特徴とするシート折り装置。

請求項7

請求項6に記載のシート折り装置において、前記折り動作が一時停止しているときに、前記シートの折り部を、前記第一折りローラ対または前記第二折りローラ対へ搬送して増し折り行なうことを特徴とするシート折り装置。

請求項8

請求項1乃至7いずれか一項に記載のシート折り装置において、前記シートを検知するシート検知手段を備え、所定のタイミングまでに前記シート検知手段がシートの先端を検知しないときは、前記前処理装置へ搬送異常を通知することを特徴とするシート折り装置。

請求項9

シートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置によって画像が形成されたシートに対して折り処理を行なうシート折り装置とを備える画像形成システムにおいて、前記シート折り装置として、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のシート折り装置を用いたことを特徴とする画像形成システム。

技術分野

0001

本発明は、シート折り装置及び画像形成システムに関するものである。

背景技術

0002

従来、前処理装置から排出されたシートをシート滞留部に滞留させた後、所定回の折り処理を含む所定の折り動作を行なってシートを折るシート折り装置が知られている。

0003

特許文献1には、上記シート折り装置として、カットシート後端が前処理装置から排出されるまでシート滞留部にシートを滞留させ、カットシートの後端が前処理装置から排出されたら、折り動作を行なうもカットシートに対して所定回数折り処理を行う所定の折り方で折りあげる折り動作のが記載されている。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に記載のシート折り装置においては、装置が大型化するおそれがあった。

課題を解決するための手段

0005

上述した課題を解決するために、本発明は、前処理装置から排出されたシートを滞留させるシート滞留部を備え、前記シート滞留部に滞留したシートを搬送して、所定回の折り処理を含む所定の折り動作で前記シートを折るシート折り装置において、前記折り動作を、前処理装置から排出されてくるシートの一部がシート滞留部にある程度滞留した段階で開始し、その後に一時停止してシート滞留部に滞留する前記シートの後続部を増大させ、その後に再開することを特徴とするものである。

発明の効果

0006

本発明によれば、装置の小型化を図ることができる。

図面の簡単な説明

0007

本実施形態における画像形成システムの概略構成を示す図。
折り機構の概略構成を示す図。
本実施形態における画像形成システムのブロック図。
従来の折り動作の制御フロー図
従来の折り動作を説明する模式図。
蛇腹折りされたシートを示す模式図。
本実施形態の折り動作の制御フロー図。
本実施形態の折り動作を説明する模式図。
折り動作一時停止時の増し折り動作を説明する模式図。
折り装置における搬送異常検知の制御フロー図。
搬送異常発生を説明する模式図。
シート滞留部を、折り装置のシート受け入れ部のシート搬送方向上流側に設けた一例を示す模式図。
シート滞留部を画像形成装置と折り装置との間に設けた一例を示す模式図。

実施例

0008

以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態における画像形成システム100の概略構成を示す図である。
図1に示すように、画像形成システム100は、例えば複写機として構成された前処理装置たる画像形成装置200及び画像形成装置200のシート排出路に配置された折り装置1とから構成されている。

0009

画像形成装置200は、給紙部209を備えている。給紙部209には、複数のロール紙209aがセットされており、原稿サイズ情報及びシートのサイズカット情報によって、ロール紙209aがシートカッター部209bにより切断され、給紙搬送部210へ搬送される。

0010

画像形成装置200は、給紙部209または手差し給紙部208より給紙されたシートPは、給紙搬送部210によりシートに画像を形成する画像形成部220へ搬送される。シートPに画像を形成する画像形成部220としては、インクジェット方式電子写真方式作像手段を用いることができる。画像形成部220が、電子写真方式の場合は、排紙搬送部230にシート上のトナー像定着させる定着装置を設ける。

0011

画像形成部220により画像が形成されたシートPは、排紙搬送部230により機外へ排出される。

0012

また、画像形成装置の上部には、操作表示部260が設けられており、用紙サイズ、シート折りの有無、シート折りの種類などの情報がユーザーにより入力される。また、操作表示部260は、ジャム情報などの装置の状態などを表示してユーザーに報知する。

0013

本実施形態においては、画像形成装置200には、ロール紙209aが収容されており、原稿のサイズ情報、及び用紙のサイズカット情報によって、ロール紙の切断が行われ、A0サイズ、A1サイズ、A2サイズ等の大サイズのシートに画像を形成することが可能となっている。一般に、画像が形成されたA0サイズ、A1サイズ、A2サイズ等の大きなサイズのシートをそのまま保管したり、あるいは大きなサイズのままで取り扱ったのでは、保管スペースが大きくなったり、あるいはその取扱いが不便であるため、通常はシートを折り畳んで収納、取り扱う。しかしながらシートの折り畳み作業を、手作業で行った場合にはかなりの時間を要してしまう。そのため、本実施形態では、折り装置1を設け、画像形成装置200で画像を形成した大判のシートを自動で折り畳むようにして、ユーザーの折り畳み作業が発生しないようにしている。

0014

なお、各頁の境界ミシン目が形成されているロール状の連帳紙を、画像形成装置の給紙部209にセットしてもよい。

0015

折り装置1は、操作部60、画像形成装置200から排出されたシート受け入れるシート受け入れ部10、シートに対して折り処理を行なう折り機構30、シートを折り機構30に給送するシート給送部20、折り機構30によって折られたシートを排出する排紙搬送部50などを備えている。

0016

また、操作部60には、シートPを手差しするための手差しテーブル61が設けられている。その手差しテーブル61から差し込まれたシートPは、手差し搬送部62を通じてシート給送部20へ搬送される。

0017

シート受け入れ部10は、受入ローラ対11、第1受入搬送ローラ対12、第2受入搬送ローラ対13および受け入れシート検出センサ15を備えている。シート給送部20は、第1給送ローラ対21、第2給送ローラ対22およびシート滞留部80を有している。シート滞留部80は、第2給送ローラ対22と折り機構30の送りローラ対たる入口ローラ対33との間に設けられている。

0018

画像形成装置200より排出されたシートPは、シート受け入れ部10の受入ローラ対11、第1受入搬送ローラ対12、第2受入搬送ローラ対13によりシート給送部20へ搬送される。シート給送部20へ搬送されたシートPは、第1給送ローラ対21、第2給送ローラ対22により搬送される。そして、シートPの先端が、入口ローラ対33に突き当たる。シートPの先端が入口ローラ対33に突き当たった状態でも、入口ローラ対33よりも上流側のローラ対は、シートの搬送が継続される。これにより、シートPが、シート滞留部80側へ撓んで、シートPの一部がシート滞留部80に滞留する。後述するように、シート滞留部80に所定の長さのシートが滞留したら、入口ローラ対33を回転駆動して折り機構30による折り動作を実行し、折り機構30により折られたシートPは、排紙搬送部50の排出ローラ51により、折り装置1の外側へ排出される。

0019

図2は、折り機構30の概略構成を示す図である。なお、図2は、図1とは反対側(装置の奥側)から折り機構30を見た概略構成図である。
折り機構30は、送りローラ対たる入口ローラ対33と、入口ローラ対33のシート搬送方向と直交する方向に所定の間隔を開けて配置され、入口ローラ対33のシート搬送方向と直交する方向にシートを搬送する第一折りローラ対36と、第二折りローラ対37とを備えている。入口ローラ対33は、各折りローラ対36,37のシート搬送方向において、第一折りローラ対36と第二折りローラ対37との間に配置され、入口ローラ対33から搬送されたシートPが、第一折りローラ対36と第二折りローラ対37との間に搬送されるようになっている。

0020

各折りローラ対36,37は、正逆回転するものである。第一折りローラ対36の正回転は、図中反時計回であり、第二折りローラ対37から離れる方向にシートを搬送する回転である。一方、第一折りローラ対36の逆回転は、図中時計回りであり、第二折りローラ対37に向けてシートを搬送する回転である。

0021

第二折りローラ対37の正回転は、図中時計回であり、第一折りローラ対36から離れる(排出ローラ51に向けてシートを搬送する)方向にシートを搬送する回転である。一方、第二折りローラ対37の逆回転は、図中反時計回りであり、第一折りローラ対36に向けてシートを搬送する回転である。

0022

また、折り機構30は、入口ローラ対33から搬送されてきたシートPを、第一折りローラ対36へ案内する第一シートガイド部材34と、入口ローラ対33から搬送されてきたシートPを、第二折りローラ対37へ案内する第二シートガイド部材35とを備えている。第一シートガイド部材34は、入口ローラ対33のニップを基準にして第二折りローラ対側に配置され、第二シートガイド部材35は、入口ローラ対33のニップを基準にして第一折りローラ対側に配置されている。

0023

第一シートガイド部材34は、軸方向両端に設けられた一対の第一ガイド支持部材134に支持されている。具体的には、第一シートガイド部材34の軸方向一端が、軸方向一端側に配置された第一ガイド支持部材134に支持され、第一シートガイド部材34の軸方向他端が、軸方向他端側に配置された第一ガイド支持部材134に支持されている。

0024

第一ガイド支持部材134は、第一折りローラ対36のシート搬送方向に伸びて一端に第一回転軸134cを備えた第一アーム部134aと、第一アーム部134aの他端から下方(折りローラ対配置側)に延び出して、第一シートガイド部材34を支持する第一ガイド支持部134bとを備えている。

0025

第一ガイド支持部材134は、第一回転軸134cを支点として、揺動可能に支持されており、第一シートガイド部材34を図中の退避位置と後述するガイド位置との間で移動させる。

0026

第二シートガイド部材35は、その軸方向両端が、第一ガイド支持部材134よりも軸方向外側に配置された一対の第二ガイド支持部材135に支持されている。第二ガイド支持部材135の構成は、第一ガイド支持部材134と同様の構成で、一端に第二回転軸135cを備えた第二アーム部135aと、第二アーム部135aの他端から下方(折りローラ対配置側)に延び出して、第二シートガイド部材35を支持する第二ガイド支持部135bとを備えている。そして、第二ガイド支持部材135は、第二回転軸135cを支点として、揺動可能に支持されており、第二シートガイド部材35を図中の退避位置と後述するガイド位置との間で移動させる。

0027

また、入口ローラ対33のシート搬送方向上流側近傍には、シートの先端を検知する入口センサ32が設けられている。また、第一折りローラ対36の正回転時のシート搬送方向下流側近傍には、第一シート検知センサ38が設けられており、第二折りローラ対37の正回転時のシート搬送方向下流側近傍には、第二シート検知センサ39が設けられている。第一シート検知センサ38のシート検知結果や、第二シート検知センサ39のシート検知結果に基づいて、第一折りローラ対36、第二折りローラ対37の回転方向切替タイミングなどが制御される。

0028

また、第一折りローラ対36と第二折りローラ対37との間には、第一折りローラ対36と第二折りローラ対37との間のシートの搬送をガイドする下ガイド部材40も備えている。

0029

図3は、本実施形態における画像形成システム100のブロック図である。
画像形成装置200は、図3に示すように、画像形成部220、画像シート搬送機構240、シートカッター部209bなどを制御する制御手段としての画像部コントローラ250を備えている。画像部コントローラ250は、CPU(Central Processing Unit)、記憶手段としてのROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備えたマイクロコンピュータである。また、画像形成装置200は、折り装置1と通信を行なうインターフェイス部(I/F)221を備える。
上記画像シート搬送機構240は、図1に示した給紙搬送部210、排紙搬送部230などにより構成され、装置内のシートを搬送する機構である。

0030

折り装置1は、折り機構30、折りシート搬送機構70などを制御する制御手段としての折り部コントローラ90を備えている。画像部コントローラ250は、CPU(Central Processing Unit)、記憶手段としてのROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備えたマイクロコンピュータである。また、折り装置1は、画像形成装置200と通信を行なうインターフェイス部(I/F)91を備える。

0031

上記折りシート搬送機構70は、シート受け入れ部10、シート給送部20、排紙搬送部50、手差し搬送部62などで構成され、折り装置1でシートを搬送する機構である。

0032

このように画像形成装置200と折り装置1とはインターフェイス部を介し、情報の相互のやりとりを実現している。画像形成装置200から折り装置1に出力される情報としては、例えば、用紙サイズ、シート折り方式、シート折り実行有無、シート搬送距離シート搬送速度などのシート搬送情報などがあり、折り装置1から画像形成装置への情報としては搬送異常信号(ジャム信号)、エラー情報などが挙げられる。

0033

本実施形態では、上述したように、画像形成装置200は、ロール紙209aが収容されており、ロール紙の切断が行われ、A0サイズ、A1サイズ、A2サイズ等の大サイズのシートや、A0サイズよりも長い任意の長尺シートに画像を形成することができるようになっている。このような大判シートにおいては、シートPの先端が折り機構30に到達した段階でもシートの後端が画像形成部220を抜けておらず、シートへの画像形成が行われていることがある。その結果、折り機構30によるシート折り処理と、画像形成部220によるシートへの画像形成とが同時に行なわれることになる。なお、画像形成部と折り機構との距離が近い装置においては、大サイズのシートに限らず、A3サイズ、A4サイズ等の通常サイズのシートについても、シートに対して折り処理と、画像形成とが同時に行なわれるおそれがある。また、連帳紙についても、複数頁連なって搬送される場合に、シートに対して折り処理と、画像形成とが同時に行なわれるおそれがある。

0034

折り機構30のシート搬送速度(入口ローラ対33のシート搬送速度)が、画像形成装置200のシート搬送速度よりも速いと、シートが突っ張って画像形成部220におけるシート搬送速度が規定の速度よりも速まり画像に影響が及んだり、折り機構30におけるシート搬送速度が規定の速度よりも遅くなり、既定の位置に折り目を形成できなかったり、災厄の場合は、シート破れが発生したりする課題がある。特に、画像形成部220が、インクジェット方式でシート搬送を一時停止後インクジェットヘッドを主走査方向(シート幅方向)に走査して画像を形成し、画像形成後、再びシートを所定量搬送するように、シートを間欠搬送しながら画像形成を行う場合は、印字しない領域をスキップするような処理を行なうため一定時間に一定の距離を排出するようにはなっていない。そのため、折り機構のシート搬送を、画像形成装置のシート搬送に合わせるのが困難であり、上記課題の解決が困難である。

0035

そのため、従来では、本実施形態と同様に、折り装置1にシートが滞留するシート滞留部80を備えており、このシート滞留部80にシートを滞留させて、シートの後端が画像形成装置200を抜けたら、折り機構30の折り動作を開始していた。

0036

図4は、従来の折り動作の制御フロー図であり、図5は、従来の折り動作を説明する模式図である。
以下の説明では、折り機構30で図6に示す蛇腹折りに折りあげる折り動作について説明するが、折り機構30によるシートの折り方は、蛇腹折りに限られない。なお、蛇腹折りは、図6(a)に示すように、シートの長さ方向(シート搬送方向)に、「山折り」と「谷折り」が交互に繰り返された折り方である。

0037

従来においては、図5(a)に示すように、入口ローラ対33の回転が停止しており、折り装置1に搬送されてきたシートPの先端は、入口ローラ対33に突き当たって、搬送が停止される。入口ローラ対33よりもシート搬送方向上流側では、シートの搬送が継続されており、図5(b)に示すように、シートは、シート滞留部80に撓んでシート滞留部80に滞留していく。

0038

シート受け入れ部10の受け入れシート検出センサ15の検知結果が、シート有りからシート無し切り替わり、画像形成装置200からシートPの排出が完了(図4のS101)したことを検知したら、折り機構30による折り動作を開始する(図4のS102)。

0039

折り動作が開始されると、まず、図5(c)に示すように、第一シートガイド部材34を、退避位置からガイド位置へと移動させる。第一シートガイド部材34がガイド位置に位置したら、入口ローラ対33、第一折りローラ対36を回転駆動して、シートの搬送を行なう。入口ローラ対33により搬送されたシートPは、第一シートガイド部材34により第一折りローラ対36へ案内される。そして、シートは、入口ローラ対33と第一折りローラ対36とに狭持されて、第二折りローラ対37から離れる方向に搬送される。

0040

次に、図5(d)に示すように、シートPが、第二折りローラ対37から離れる方向に規定距離搬送されたら、第一シートガイド部材34をガイド位置から退避位置へ移動させて、第一折りローラ対36の回転を一旦停止する。上記規定搬送距離は、予め決められた折り目の間隔に基づいて決定されるものである。本実施形態では、第一シート検知センサ38がシートを検知してから、予め決められた折り目の間隔と、第一折りローラ対36のシート搬送速度とに基づいて算出された時間に到達したら、第一折りローラ対36の回転を一旦停止する。これにより、上記規定搬送距離シートを搬送することができる。なお、これに限らず、例えば、入口ローラ対33が駆動を開始した時点から時間計測を開始し、予め決められた折り目の間隔などから求められた所定時間になったら、第一折りローラ対36の回転を一旦停止してもよい。
また、第一折りローラ対36の回転が一旦停止した後も、入口ローラ対33は回転駆動を継続し、シート滞留部80に滞留されているシートを搬送し続けており、折り動作は継続されている。

0041

このように、第二折りローラ対37から離れる方向に規定距離搬送されて、第一折りローラ対36の回転が一旦停止したら、一回目の折り処理が実施される(図4のS103)。

0042

まず、一旦停止した第一折りローラ対36を逆回転させ、シートを第二折りローラ対37へ搬送する。また、第二折りローラ対37を正回転させるとともに、第二シートガイド部材35を退避位置からガイド位置へと移動させる。

0043

第二シートガイド部材35を退避位置からガイド位置へ移動させると、第二シートガイド部材35の先端が、シートの折り目が形成される箇所に当接する。このように、第二シートガイド部材35の先端が、シートの折り目が形成される箇所に当接した状態で、第二シートガイド部材35がガイド位置へ移動することで、折り目が形成される箇所が、第二折りローラ対37のニップに向かって移動する。このとき、入口ローラ対33からは継続してシートが送り込まれ、第一折りローラ対36は、シートを第二折りローラ対37へ向けて搬送しているため、入口ローラ対33と第一折りローラ対36との間のシートにはたわみが形成される。よって、第二シートガイド部材35によりシートの折り目が形成される箇所を、第二折りローラ対37のニップに向かってスムーズに移動させることができる。

0044

そして、図5(e)に示すように、第二シートガイド部材35がガイド位置に到達すると、シートの折り目が形成される箇所が、第二折りローラ対37へ搬送され、第二折りローラ対37のニップ圧により一回目の折り目R1が形成される。

0045

次に、図5(f)に示すように、上述と同様に規定搬送距離シートが第二折りローラ対37により第一折りローラ対36から離れる方向にシートが搬送され、各折りローラ対の回転駆動を一旦停止するとともに、第二シートガイド部材35を、ガイド位置から退避位置へ移動させる。
以上が、一回目の折り処理である。

0046

各折りローラ対36,37の回転駆動を一旦停止したら、続いて2回目の折り処理が実施される(図4のS104)。具体的には、図5(g)に示すように、各折りローラ対36,37の回転方向を切り替え、第二折りローラ対37を逆回転させ、第一折りローラ対36を正回転させる。また、第一シートガイド部材34を退避位置からガイド位置へと移動させ、シートの2回目の折り目形成箇所を、第二シートガイド部材35の先端で、第一折りローラ対36のニップ部へ向けて移動させる。シートの2回目の折り目が形成される箇所が、第一折りローラ対36へ搬送され、第一折りローラ対36のニップ圧により2回目の折り目R2が形成される。そして、上述と同様に規定搬送距離シートが第一折りローラ対36によって第二折りローラ対37から離れる方向にシートが搬送されたら、各折りローラ対36,37の回転駆動を一旦停止し、2回目の折り処理が終了する。

0047

このような折り動作がN回実施されることで、シートが、図6に示すように蛇腹折りされる。そして、シートを蛇腹折りに折りあげたら、図5(h)に示すように、第一折りローラ対36を逆回転させ、第二折りローラ対37を正回転させて、蛇腹折りされたシートPを排出ローラ51へ向けて搬送し、排出ローラ51により折り装置1から排出する。

0048

このように、従来においては、シート滞留部80を設けて、画像形成装置200から排出されたシートをシート滞留部80に蓄えて、シートPの後端が画像形成装置200から排出されてから、折り機構30による折り動作を開始する。これにより、シートに形成される画像が乱れたり、シートの規定位置に折り目が形成できなかったり、シートに破れが生じたりする不具合を抑制することができる。

0049

しかしながら、この従来例において、シートの後端が画像形成装置200から排出されるまで、シート滞留部80にシートを滞留させてから折り機構30を動作させて、所定の折り方(例えば、蛇腹折り)で折りあげる折り動作を行なう。そのため、シートが、A0サイズなどの大判のシートや、AOサイズよりも長尺なシートが画像形成装置200から排出されるまで、シート滞留部80にシートを蓄えておくことができるようにするには、シート滞留部80を大きくする必要があり、装置が大型化してしまうという課題がある。また、シートの後端が画像形成装置200から排出されてから折り機構30による折り動作が開始されるため、生産性が低下するという課題もある。

0050

特許文献1には、折り動作完了に必要な長さがシート滞留部に滞留したら、折り動作を開始する例も記載されている。折り動作完了に必要な長さがシート滞留部に滞留したら、折り動作を開始することで、シートの後端が画像形成装置200を抜けるまでシート滞留部にシートを滞留させてから、折り動作を開始するものと比べて、シート滞留部の大型化を抑制でき、かつ、生産性の低下を抑制している。しかし、折り動作完了に必要な長さがシート滞留部に滞留したら、折り動作を開始する制御とした場合においても、シート滞留部については十分に小さくできず、装置の小型化を十分に実現することができていない。

0051

そこで、本実施形態においては、所定の折り方(例えば、蛇腹折り)で折りあげる折り機構30の折り動作を、間欠的に実施する(入口ローラ対33、各折りローラ対36,37の回転を一時停止して、折り動作を一時停止する)ようにした。具体的には、画像形成装置からのシート搬送情報としてのシート搬送距離情報に基づいて、折り動作を一時停止するまでの間に入口ローラ対33が搬送するシート搬送距離分、シート滞留部80に滞留したか否かを把握する。そして、折り動作を一時停止するまでの入口ローラ対33が搬送するシート搬送距離分、シート滞留部80に滞留したら、折り動作を再開する。これにより、シート滞留部80に滞留させるシート長を、シートの後端が画像形成装置を抜けるまでシートをシート滞留部に滞留させる従来例や、折り動作完了に必要な長さを、シート滞留部に滞留させる従来例に比べて、シート滞留部に滞留させるシート長を大幅に短くすることが可能となり、シート滞留部80を大幅に小さくすることができる。その結果、装置の小型化を図ることができる。また、折り動作が一時停止するまでの間、折り装置と画像形成装置との間で、シートが張ることなく、画像乱れや、既定の位置に折り目が形成されないなどの不具合が発生するのも抑制できる。さらに、シートの後端が画像形成装置を抜けるまでシートをシート滞留部に滞留させる従来例に比べて、生産性を高めることができる。
以下、本実施形態における折り動作を、図面を用いて具体的に説明する。

0052

図7は、本実施形態の折り動作の制御フロー図であり、図8は、本実施形態の折り動作を説明する模式図である。
なお、以下の説明では、図4図6を用いて説明した従来の折り動作と同様な動作については、適宜、説明を省略する。

0053

まず、図8(a)に示すように、入口センサ32がシートPの先端を検知したら、折り装置1は、画像形成装置200から折り装置1へ通知するシート搬送情報としてのシート搬送距離データの通知タイミングを画像形成装置200へ送信する(S1)。

0054

画像形成装置200へ送信するシート搬送距離データの通知タイミングは、シート滞留部80に折り動作が一時停止するまでに入口ローラ対33がシートを搬送する搬送距離(以下、間欠動作搬送距離という)分、シートが滞留すると予測されるタイミングである。折り装置1は、折り機構30の物理的な構成/動作速度及び折り幅などに基づいて、上記間欠動作搬送距離を求め、その求めた間欠動作搬送距離に基づいてシート滞留部80に上記間欠動作搬送距離、シートが滞留すると予測されるタイミングを求める。そして、求めた通知タイミングを画像形成装置200へ送信する。

0055

画像形成装置側で上記間欠動作搬送距離を求め、その求めた間欠動作搬送距離に基づいてシート滞留部80に上記間欠動作搬送距離、シートが滞留すると予測されるタイミングを求めて、画像形成装置側で通知タイミングを設定してもよい。しかし、画像形成装置側で通知タイミングを設定する場合は、折り装置1から折り機構30の物理的な構成/動作速度及び折り幅などの情報を、画像形成装置へ送信する必要がある。一方、本実施形態では、折り装置側で、通知タイミングを求めることで、画像形成装置側へ送信するデータとしては、通知タイミングのみにできる。これにより、画像形成装置200と折り装置1との間の通信量を低減することができる。

0056

なお、画像形成装置200に、折り装置1の折り機構30の物理的な構成/動作速度などの情報を予め記憶しておくことで、画像形成装置200と折り装置1との間で余計なデータのやり取りを行なう必要がなくなる。しかし、折り装置1は、画像形成装置200にオプションで取り付けられるものであり、この画像形成装置200に取り付けられる可能性があるすべての折り装置1の折り機構30の物理的な構成/動作速度など情報を画像形成装置200に記憶するのは、メモリの記憶容量が大きくなるという不具合がある。

0057

画像形成装置200は、シート搬送距離データの通知タイミング情報を受信したら、シート搬送距離の計測を開始する。そして、シート搬送距離データ通知タイミングとなったら、計測したシート搬送距離データを折り装置1へ送信する。画像形成部220が電子写真方式であり、一定の搬送速度でシートが搬送される場合は、シート搬送距離データ通知タイミングを受信したら、画像形成装置200は、タイマースタートさせ時間計測を開始する。シート搬送距離データ通知タイミングとなったら、タイマーで計測した時間とシート搬送速度とからシート搬送距離データを算出し、算出したシート搬送距離データを折り装置1へ送信する。

0058

画像形成部220がインクジェット方式であり、シートを間欠的に搬送する場合は、折り装置1から通知タイミング情報を受信してから通知タイミングまでの累計シート搬送距離を、シート搬送距離データとして折り装置1へ送信する。シート搬送距離データを送信したら、シート搬送距離データをリセットして再びシート搬送距離の計測を行なう。

0059

折り装置1は、画像形成装置からシート搬送距離データを受信(S2)したら、受信したシート搬送距離データに基づいて、シートPが、上記間欠動作搬送距離、搬送されたか否かをチェックする(S3)。

0060

画像形成装置200から受信したシート搬送距離が、上記間欠動作搬送距離に達していない場合(S3のNO)は、画像形成装置200へシート搬送距離データ取得信号を画像形成装置200に送信する。画像形成装置200は、シート搬送距離データ取得信号を受信したら、シート搬送距離データを送信したタイミングから現在までのシート搬送距離データを折り装置1へ送信する。折り装置1は、このシート搬送距離データを受信したら、前回のシート搬送距離に今回のシート搬送距離を加算し、累計のシート搬送距離が上記間欠動作搬送距離に達したか否かを検知する(S3)。

0061

一方、搬送距離が、上記間欠動作搬送距離搬に達し(S3のYES)、図8(b)に示すように、シート滞留部80に上記間欠動作搬送距離、シートが滞留したら、シート搬送距離をリセットして、折り動作を開始(再開)する(S4)。

0062

本実施形態では、上述したように、上記間欠動作搬送距離分、シート滞留部80にシートが滞留すると予測されるタイミングを求め、その求めたタイミングをシート搬送距離データ通知タイミングとして画像形成装置200に送信している。従って、シート滞留部80に上記間欠動作搬送距離のシート長が滞留すると予測されるタイミングで、画像形成装置200から折り装置1へシート搬送距離データが送信される。これにより、予め決められた一定間隔で画像形成装置200から折り装置1へ搬送距離データが送られるように構成した場合に比べて、次の利点を得ることができる。

0063

すなわち、上記間欠動作搬送距離は、折り幅などによって異なる。画像形成装置200から折り装置1へ搬送距離データが送られる予め決められた一定間隔が長いと、上記間欠動作搬送距離が短い場合において、シート滞留部80に上記間欠動作搬送距離のシート長が滞留した段階で、画像形成装置から搬送距離データが送られず、折り動作の開始(再開)のタイミングが遅れてしまうおそれがある。

0064

一方、上記一定間隔を短くすれば、ほぼ、シート滞留部80に上記間欠動作搬送距離のシート長が滞留した段階で、画像形成装置から搬送距離データが送られてきて、シート滞留部80に上記間欠動作搬送距離のシート長が滞留した段階で、折り動作を開始(再開)することができる。しかしながら、この場合は、画像形成装置と折り装置1との間で頻繁に通信を行う必要がある。特に、折り動作における一回の間欠動作に必要なシート長が長い場合は、画像形成装置と折り装置1との間での通信量が多くなってしまう。

0065

これに対し、本実施形態のように、シート滞留部80に間欠動作搬送距離のシート長が滞留したと予測されるタイミングを求め、その求めたタイミングをシート搬送距離データ通知タイミングとして画像形成装置200に送信することで、シート滞留部80に滞留したシート長が、上記間欠動作搬送距離に達するタイミングで、画像形成装置200から折り装置1へシート搬送距離データが送信される。これにより、シート滞留部80に滞留したシート長が上記間欠動作搬送距離に達した段階で、折り動作を開始(再開)することができ、折り動作の開始(再開)タイミングの遅延を抑制することができ、かつ、画像形成装置200と折り装置1との間で余計な通信処理が発生するのを抑制することができる。

0066

また、本実施形態では、画像形成装置200から受信したシート搬送距離が、間欠動作搬送距離に達していないとき(S3のNo)は、すぐさま画像形成装置へシート搬送距離データ取得信号を画像形成装置200に送信し、間を空けずに画像形成装置からシート搬送距離データを受信する。従って、シート滞留部80に滞留したシート長が、間欠動作搬送距離を大幅に越えるのを防止することができ、ほぼ、シート滞留部80に滞留したシート長が、間欠動作搬送距離に達した段階で、折り動作を開始(再開)することができ、折り動作の開始(再開)タイミングの遅延を抑制することができる。

0067

また、例えば、入口センサ32がシートPの先端を検知したら、折り装置1から画像形成装置200へ間欠動作搬送距離データを、画像形成装置200に送信する。そして、画像形成装置が、間欠動作搬送距離シートが搬送されたことを検知したら、画像形成装置200から折り装置1へ、折り動作開始信号を送信してもよい。

0068

また、折り装置1のシート滞留部80よりも上流側にシート搬送距離を計測する手段を設けて、その計測手段の計測結果に基づいて、シートが、間欠動作搬送距離、搬送されたか否かを検知するようにしてもよい。

0069

このように、シート滞留部80に滞留したシート長が、間欠動作搬送距離に達したら、折り動作を開始する(図8(b)参照)。折り動作における一回目の間欠動作(折り動作開始から一時停止するまでの動作)は、図8(c)〜(d)である。すなわち、第一シートガイド部材34を、ガイド位置に位置させて、入口ローラ対33によりシートを搬送する。入口ローラ対33により搬送されたシートPが、第一シートガイド部材34により第一折りローラ対36へ案内され、入口ローラ対33と第一折りローラ対36とにより第二折りローラ対37から離れる方向に規定距離搬送され、第一シートガイド部材34を退避位置へ退避させるまでの動作である。

0070

なお、この図8では、最初に第一シートガイド部材34をガイド位置に位置させて、第一折りローラ対36へシートを搬送しているが、最初に第二シートガイド部材35をガイド位置に位置させて、第二折りローラ対37へシートを搬送してもよい。最初に第一折りローラ対36へシートを搬送するか、第二折りローラ対37へシートを搬送するかは、シートの折り回数により決めることが好ましい。例えば、折り回数が、奇数のときは、最初に第一折りローラ対36へシートを搬送し、折り回数が偶数のときは、最初に第二折りローラ対37へシートを搬送する。このようにすることで、最後の折りが、シートPを排出ローラ51に向けてシートを搬送しながらシートを折ることになり、最後の折りを行なった後、そのまま(各折りローラ対の回転方向を切り替えることなく)シートを排出ローラ51へ搬送して、排出することができる。これにより、折り動作時間の短縮化を図ることができる。

0071

この間欠動作の間も、シートは画像形成装置から出力され、その出力されたシートは折り装置1へ搬送される。そして、次のような場合は、この間欠動作の間、シートがシート滞留部80に滞留し、間欠動作の終了時に、シート滞留部80に滞留したシート長が、次の間欠動作搬送距離に達することがある。例えば、画像形成部220がインクジェット方式で、画像形成装置200のシート搬送速度が、折り機構30の間欠動作におけるシート搬送速度よりも十分に速い場合において、この間欠動作の間、シートの印字しない領域が画像形成部220を通過し、シートが連続搬送された結果、間欠動作の間にシート滞留部80に滞留したシート長が、次の間欠動作搬送距離に達することもある。

0072

従って、折り動作を一時停止する前に、折り装置1は、画像形成装置200へシート搬送距離データ取得信号を送信し、前回折り装置1へシート搬送距離データを送信したタイミングから現在までのシート搬送距離データを画像形成装置200から受信する(図7のS5のNO→S2)。そして、この間欠動作の間に、シート滞留部80に滞留したシート長が次の間欠動作搬送距離に達していた場合(図7のS3のYES)は、入口ローラ対33を停止させずに、そのまま折り動作を継続させる。一方、シート滞留部80に滞留したシート長が、次の間欠動作に必要なシート長に達していなかった場合(図7のS3のNO)は、入口ローラ対33の回転駆動を一時停止し、折り動作を一時停止(図7のS6)して、図7のS2〜S3のステップを繰り返し行い、シート滞留部80に滞留したシート長が、間欠動作搬送距離に達するまで待機する。

0073

このように、折り動作を一時停止する前に、シート滞留部80に滞留したシート長が間欠動作搬送距離に達しているか否かの判定を行うことで、折り動作を一時停止することなく、折り動作を継続させることが可能となり生産性を高めることができる。

0074

また、折り動作を一時停止したときは、次の折り動作の間欠動作における間欠動作搬送距離から一時停止した際にシート滞留部80の滞留しているシート長を差し引いて求めたシート長から、シート滞留部80に滞留したシート長が、間欠動作搬送距離に達すると予測されるタイミングを求める。そして、その求めたタイミングを、シート搬送距離データ通知タイミングとして、画像形成装置200に送信してもよい。このようにすることで、折り動作の再開判定についても、画像形成装置200と折り装置1との間の通信量を低減することができる。

0075

図8(e)に示すように、シート滞留部80に滞留したシート長が、次の間欠動作における間欠搬送距離に達したら、折り動作を再開する。次の間欠動作(次の折り動作が一時停止するタイミングまでに行われる動作)は、一回目の折り処理であり、図8(f)〜図8(g)に示す動作である。従って、次の間欠動作における間欠動作搬送距離は、一回の折り処理が完了するまでに、シートが搬送される搬送距離である。

0076

折り動作が再開されると、入口ローラ対33を回転駆動が再開されシートの搬送が再開される。また、第一折りローラ対36を逆回転、第二折りローラ対37を正回転させる。次に、第二シートガイド部材35を、退避位置からガイド位置へ移動させ、シートの折り目形成箇所を、第二シートガイド部材35により第二折りローラ対37のニップに案内する(図8(f))。そして、第二折りローラ対37のニップで、一回の折り目R1を形成し、規定距離シートを第一折りローラ対36から離れる方向にシートが搬送されたら、各折りローラ対の回転駆動を一旦停止するとともに、第二シートガイド部材35を、ガイド位置から退避位置へ移動させる。また、この間欠動作の間にシート滞留部80に滞留したシート長が、次の間欠動作における間欠動作搬送距離に達していないときは、入口ローラ対33の回転駆動を停止し、折り動作を一時停止する(図8(g))。

0077

次に、図8(h)に示すように、次の間欠動作における間欠動作搬送距離(2回目の折り処理中にシートが搬送される搬送距離)が、シート滞留部80に滞留したら、入口ローラ対33の回転駆動を再開し、折り動作を再開する。そして、図8(i)に示すシートに対して2回目の折り処理が実行される。以降、図8(f)〜図8(g)の間欠動作(奇数回目の折り処理)と、図8(i)に示す間欠動作(偶数回目の折り処理)とが交互に行なわれ、図6に示すような蛇腹折りが完了したら、図8(j)に示すように、第一折りローラ対36を逆回転させ、第二折りローラ対37を正回転させて、蛇腹折りされたシートPを排出ローラ51へ向けて搬送し、排出ローラ51により折り装置1から排出する。

0078

このように、本実施形態においては、各折りローラ対36,37の回転を一時停止するタイミングで、入口ローラ対33の回転を一時停止し、折り動作を一時停止する。そして、シート滞留部80に次の間欠動作における間欠動作搬送距離のシート長が滞留したら、折り動作を開始するように、折り動作を間欠動作にして、所定の折り方で折りあげるようにしている。これにより、シート滞留部80に滞留させるシート長を、折り動作における一回の間欠動作でシートが搬送される搬送距離にすることができ、図5に示した従来の構成に比べて、シート滞留部80の小型化を図ることができる。これにより、折り装置1、ひいては画像形成システム100の小型化を図ることができる。

0079

また、本実施形態においては、各折りローラ対36,37の回転方向を切り替えるために折りローラ対の回転を一時停止するタイミングで、入口ローラ対33の回転を一時停止して折り動作を一時停止する。このように、各折りローラ対36,37が一時停止するタイミングで、折り動作を一時停止させることで、折り動作における間欠動作の一時停止制御を、簡素化することができる。

0080

また、本実施形態では、折り装置1は、画像形成装置200からシート搬送情報としてシート搬送距離データを受信しているが、シート搬送情報として、シート搬送速度や、シート搬送時間などを含んでもよい。

0081

また、折り動作を一時停止している間(シート滞留部80に次の間欠動作でシートが搬送される搬送距離のシート長が滞留するまでの間)に、シートの折り目を増し折りしてもよい。

0082

図9は、折り動作一時停止(入口ローラ対33の回転一時停止)時の増し折り動作を説明する模式図である。
図9(a)は、図8(a)〜図8(f)に示した動作を行なって、シートPに対して1回目の折り処理終了後の折り動作一時停止中の状態を示している。

0083

図9(a)に示す状態から、図9(b)に示すように、入口ローラ対33は停止した状態で、第二折りローラ対37を逆回転させ、第一折りローラ対36を正回転させ、シートの第二折りローラ対37により狭持された部分を、第一折りローラ対36へ向けて搬送する。そして、シートに形成された折り目R1が第二折りローラ対37のニップに通され、第二折りローラ対37で折り目R1が増し折りされる。折り目R1が第二折りローラ対37を抜けたら、各折りローラ対36,37を一時停止して、各折りローラ対の回転方向を切り替える。各折りローラ対の回転方向を切り替えることで、第一折りローラ対36は逆回転し、第二折りローラ対37は正回転して、第一折りローラ対36により狭持された部分が、第二折りローラ対37へ向けて搬送される。これにより、折り目R1が再度、第二折りローラ対37にニップを通り、再度、第二折りローラ対37により増し折りされる。折り目R1が第二折りローラ対37を抜けて規定距離搬送されて、図9(a)と同様な状態となったら、各折りローラ対の回転を停止する。
このような増し折り処理が、シートに対する折り処理後の折り動作一時停止時の際に繰り返し行われる。

0084

このように、折り動作におけるシートに対する折り処理後の折り動作の一時停止の期間中に増し折り処理を行なうことで、折り装置1から排出された折りシートの高さを低くすることができ、多くのシートをスタックすることが可能となる。

0085

また、図9(a)〜図9(c)に示した増し折り処理を、複数回実施してもよい。増し折り処理の実施回数は、シート搬送速度やシート滞留部80に滞留させるシート長などから求めた、シート滞留部80に間欠動作搬送距離分のシート長が滞留するまでの予測時間に基づいて決めるのが好ましい。これにより、生産性を落とさずに、増し折り処理を行なうことができる。

0086

また、本実施形態においては、画像形成装置200からシートの先端が排紙され、所定のタイミングまでにシートの先端が入口センサ32に到達していない場合、折り装置1は、画像形成装置200へ搬送異常が生じている旨を送信して、画像形成装置200のシート搬送を停止させるようにしている。

0087

図10は、折り装置1における搬送異常検知の制御フロー図であり、図11は、搬送異常発生(ジャム発生)を説明する模式図である。

0088

画像形成装置200は、図11(a)に示すシート排出口に設けられた排出センサ231がシートの先端を検知したら、折り装置1へ排紙信号を送信する。折り装置1は、画像形成装置200から排紙信号を受信(S11)したら、シート搬送距離データ通知タイミングを、画像形成装置200に送信する(S12)。この通知タイミングは、シートの先端が、画像形成装置200のシート排出口を通過してから、入口センサ32に到達するまでにかかる時間+αに基づいて設定されている。

0089

画像形成装置200は、通知タイミングとなったら、折り装置1から通知タイミングを受信してから現在までのシート搬送距離データを、折り装置1へ送信する。折り装置1は、画像形成装置200からシート搬送距離データを受信(S13)した段階で、入口センサ32がシートを検知していないとき(S14NO)は、シート搬送距離が、画像形成装置200のシート排出口から入口センサ32までのシート搬送距離(規定距離)に達しているか否かをチェックする(S15)。

0090

規定距離に達していないときは、シート搬送距離データ取得信号を画像形成装置200へ送信し、画像形成装置200は、データ取得信号を受信したら、前回シート搬送距離データを送信してから現在までのシート搬送距離データを折り装置1へ送信する。折り装置1は、画像形成装置200から新たなシート搬送距離を受信したら、いままで受信したシート搬送距離データに今回受信したシート搬送距離データを加え、規定距離に達しているか否かを再チェックする。

0091

シート搬送距離が、画像形成装置200のシート排出口から入口センサ32までのシート搬送距離(規定距離)に達しているにもかかわらず、入口センサ32がシートを検知していない場合(S14のNO,S15YES)は、図11(b)に示すように、シート排出口から入口ローラ対33までの間にジャムが発生しているので、折り装置1のシート搬送を停止するとともに画像形成装置200へ搬送異常信号を送信する(S16)。画像形成装置200は、折り装置1から搬送異常信号(ジャム信号)を受信したら、シートの搬送や画像形成動作を停止するとともに、操作表示部260にジャム情報を表示する。

0092

また、画像形成部220が電子写真方式で、画像形成装置200がシートを連続的に搬送するものの場合は、シート搬送速度と、シート排出口から入口センサ32のシート搬送距離とに基づいて求められた時間内に入口センサ32がシートを検知しない場合は、搬送異常と判定するようにしてもよい。

0093

また、画像形成装置200へシート排出口から入口センサ32までのシート搬送距離(規定距離)データを送信し、画像形成装置側で、シート搬送距離が規定距離に達したか否かの判定を行ってもよい。この場合は、規定距離に達した場合は、その旨を折り装置1へ通知し、折り装置1がその通知を受信した段階で入口センサ32がシートを検知していない場合は、搬送異常が発生していると判断する。

0094

また、入口センサ32がシートを検知した場合(S14のYES)は、搬送異常検知の制御を終了し、先の図7に示した折り動作の制御に移行する。

0095

また、上述では、シート滞留部80を、シート給送部20に設け、折り機構30に進入直前(入口ローラ対33の近傍)でシートを滞留させているが、かかる構成においては、シート受け入れ部10の各搬送ローラ対(受入ローラ対11、第1受入搬送ローラ対12および第2受入搬送ローラ対13)、シート給送部20の各搬送ローラ対(第1給送ローラ対21、第2給送ローラ対22)を、画像形成装置200のシート搬送に合わせる必要があり、制御が煩雑となるおそれがある。そのため、シート滞留部80を、折り装置1のシート受け入れ部10のシート搬送方向上流側に設けてもよい。

0096

図12は、シート滞留部80を、折り装置1のシート受け入れ部10のシート搬送方向上流側に設けた一例を示す模式図である。
図12の構成では、シートをシート滞留部80へ案内する滞留ガイド16を備えており、この滞留ガイド16は、シートをガイドするガイド位置と図10に示す退避位置との間を移動可能に構成されている。

0097

まず、受け入れシート検出センサ15がシートの先端を検知したら、滞留ガイド16を退避位置からガイド位置へ移動させる。すると、滞留ガイド16の先端がシートに当接する。受入ローラ対11は回転を停止しており、シートの先端は、受入ローラ対11に突き当たる。そのため、受入ローラ対11の下流側でシートは撓みが形成される。従って、滞留ガイド16を先端がシートに当接した状態でガイド位置へ移動させると、シートは、シート滞留部80側へ撓む。

0098

また、受け入れシート検出センサ15が、シートの先端を検知したら、画像形成装置200へシート搬送距離データ通知タイミングを送信する。この通知タイミングは、受け入れシート検出センサ15が、シートの先端を検知してから、シート滞留部80に受入ローラ対11から入口ローラ対33までの搬送距離S分、シートが滞留すると予測されるタイミングである。

0099

画像形成装置200では、折り装置1から受信した通知タイミングとなったら、通知タイミングを受信してから、現在までのシート搬送距離を、シート搬送距離データとして、折り装置1へ送信する。折り装置1は、画像形成装置200からシート搬送距離データを受信したら、受信したシート搬送距離が、受入ローラ対11から入口ローラ対33までの搬送距離Sに達しているか否かをチェックする。達していなかった場合は、シート搬送距離データ取得信号を画像形成装置200へ送信し、画像形成装置200は、前回シート搬送距離データを送信してから現在までのシート搬送距離データを折り装置1へ送信する。

0100

画像形成装置200から受信したシート搬送距離が、受入ローラ対11から入口ローラ対33までの搬送距離Sに達している場合は、その搬送距離Sのシート長がシート滞留部80に滞留しているので、シート受け入れ部10とシート給送部20の各搬送ローラ対を回転駆動して、シートを折り機構30の入口ローラ対33まで搬送する。そして、入口センサ32がシートを検知したら、シート受け入れ部10とシート給送部20の各搬送ローラ対の回転駆動を停止し、図7に示したフローを実行する。
これにより、シート受け入れ部10とシート給送部20の各搬送ローラ対のシート搬送を画像形成装置200のシート搬送に合わせる必要がなくなり、折り装置1におけるシート受け入れ部10とシート給送部20のシート搬送制御を簡素化することができる。

0101

また、上述では、受入ローラ対11から入口ローラ対33までのシート搬送を連続的に行なっているが、受入ローラ対11から入口ローラ対33までのシート搬送を分割して、間欠的に行なってもよい。受入ローラ対11から入口ローラ対33までのシート搬送を分割して間欠的に行なうことで、シート滞留部80に滞留させるシート長を短くすることができ、シート滞留部80の大型化を抑制することができる。受入ローラ対11から入口ローラ対33までのシート搬送距離Sが、折り動作における一回の間欠動作で必要なシート長よりも長い場合において、受入ローラ対11から入口ローラ対33までのシート搬送を間欠的に行なうことで、シート滞留部80を必要最小限にすることができ、効果が大きい。

0102

また、図13に示すように、シート搬送において、画像形成装置200と折り装置1との間にシート滞留部80を設けてもよい。かかる構成とすることでも、図10と同様に、折り装置1における折り機構30までのシート搬送制御を、画像形成装置200のシート搬送に同期させる必要がなく、折り装置1のシート搬送制御を簡素化することができる。

0103

以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
画像形成装置200などの前処理装置から排出されたシートを滞留させるシート滞留部80を備え、前記シート滞留部に滞留したシートを搬送して、所定回の折り処理を含む所定の折り動作を行なってシートを折る折り装置1などのシート折り装置において、折り動作を、画像形成装置200などの前処理装置から排出されてくるシートの一部がシート滞留部80にある程度滞留した段階で開始し、その後に一時停止してシート滞留部80に滞留するシートの後続部を増大させ、その後に再開する。
画像形成装置200などの前処理装置のシートに対して前処理を施す画像形成動作などの前処理動作時のシート搬送速度が、折り動作のシート搬送速度よりも遅かったり、前処理動作が、シートを間欠搬送するものであったりして、所定期間における前処理動作のシート搬送距離が折り動作のシート搬送距離よりも短い場合、以下の不具合があった。すなわち、シートが前処理装置を抜けておらず、シートの後ろ側の部分(後続部)に対して前処理が行なわれている状態で、折り動作を開始すると、折り装置と前処理装置との間でシートが張ってしまい、前処理装置側のシートの搬送速度が速まり、前処理に悪影響を及ぼしたり、折り装置側のシート搬送速度が遅くなり、シートの規定の位置に折り目が形成されなかったりするおそれがあるという不具合である。このような不具合を解決する目的で、特許文献1に記載の装置においては、折り装置の折り機構よりもシート搬送方向上流側にシート滞留部を設け、シートの後端が前処理装置から排出されるまでシート滞留部にシートを滞留させ、シートの後端が前処理装置から排出されたら、折り機構へシートを搬送して折り動作を行なうようにしている。しかしながら、特許文献1に記載の装置では、装置が大型化してしまうという不具合があった。
そこで、態様1では、折り動作を、画像形成装置200などの前処理装置から排出されてくるシートの一部がシート滞留部80にある程度滞留した段階で開始し、その後に一時停止してシート滞留部80に滞留するシートの後続部を増大させ、その後に再開する動作とした。これにより、折り動作を開始もしくは再開してから一時停止するまでの間、折り動作で搬送されるシート搬送距離分、前処理装置から排出されてくるシートの一部をシート滞留部に滞留させれば、一時停止するまでの期間で、折り装置と前処理装置との間でシートが張ることなく画像形成などの前処理装置の前処理や折り目形成に影響を与えることがない。
また、折り動作を開始もしくは再開してから一時停止するまでの間にシートが搬送される搬送距離分、シート滞留部80にシートの一部を滞留させればよいため、シートの後端が前処理装置から排出されるまでシート滞留部80にシートを滞留させる特許文献1に記載の構成に比べて、シート滞留部80を小さくすることができ、装置の小型化を図ることができる。

0104

(態様2)
態様1において、折り動作が、シートに対して複数回折り処理を行なう動作のとき、シートに対して折り処理が完了したタイミングで折り動作を一時停止する。
これによれば、折り動作における動作が切り替わるタイミングで、折り動作を一時停止することができ、折り動作の一時停止制御を簡素化することができる。

0105

(態様3)
態様1または2において、画像形成装置200などの前処理装置から取得したシート搬送距離などの搬送シート搬送情報に基づいて、折り動作を再開する。
これによれば、シート搬送距離などの搬送シートの搬送情報から、シート滞留部に滞留しているシートの長さを把握することができる。これにより、折り動作を開始もしくは再開してから一時停止するまでの間にシートが搬送される搬送距離分、シート滞留部80にシートが滞留したタイミングで、折り動作を再開することができ、生産性の低下を抑制し、かつ、折り装置と画像形成装置200などの前処理装置との間でシートが張るのを防止することができ、前処理装置の前処理や折り目形成に不具合が生じるのを抑制することができる。

0106

(態様4)
態様3において、シートの搬送情報は、所定期間におけるシート搬送距離情報を含む。
これによれば、シート滞留部80に滞留したシート長を精度よく把握することができる。

0107

(態様5)
態様3または4において、画像形成装置200などの前処理装置がシートの搬送情報を当該シート折り装置へ通知するタイミングを、前処理装置に送信する。
これによれば、実施形態で説明したように、画像形成装置200などの前処理装置側で、シートの搬送情報を折り装置へ通知するタイミングを設定する場合に比べて、画像形成装置200などの前処理装置とシート折り装置との間の通信量の低減を図ることができる。

0108

(態様6)
態様1乃至5いずれかにおいて、正逆回転可能な第一折りローラ対36と、第一折りローラ対36のシート搬送方向において、第一折りローラ対36に対して所定の間隔を開けて配置され、正逆回転可能な第二折りローラ対37と、第一折りローラ対36のシート搬送方向において、第一折りローラ対36と、第二折りローラ対37との間に配置され、第一折りローラ対36および第二折りローラ対37のシート搬送方向と直交する方向にシートを搬送し、第一折りローラ対36または第二折りローラ対37へシートを送り込む入口ローラ対33などの送りローラ対とを備え、前記第一折りローラ対または前記第二折りローラ対の回転方向を切り替えるために回転を一旦停止するタイミングで、折り動作を一時停止する。
これによれば、送りローラ対などの入口ローラ対33を、第一折りローラ対36または第二折りローラ対37の回転方向を切り替えるために回転を一旦停止するタイミングで一時停止するだけで、折り動作を一時停止させることができる。これにより、折り動作の一時停止制御を簡単に行うことができる。

0109

(態様7)
態様6において、折り動作が一時停止しているときに、シートの折り部を、第一折りローラ対36または第二折りローラ対37へ搬送して増し折り行なう。
これによれば、実施形態で説明したように、シート折り装置から排出された折りシートの高さを低くすることができ、多くのシートをスタックすることが可能となる。

0110

(態様8)
態様1乃至7いずれかにおいて、シートを検知する入口センサ32などのシート検知手段を備え、所定のタイミングまでにシート検知手段がシートの先端を検知しないときは、画像形成装置200などの前処理装置へ搬送異常を通知する。
これによれば、実施形態で説明したように、所定のタイミングまでにシート検知手段がシートの先端を検知しないときは、シートを検知する入口センサ32などのシート検知手段よりもシート搬送方向上流側で搬送不良が生じている。従って、画像形成装置200へ搬送異常が通知することで、通知を受けた画像形成装置200などの前処理装置は、その通知に基づいて搬送を停止させることができる。

0111

(態様9)
シートに画像を形成する画像形成装置200と、画像形成装置200によって画像が形成されたシートに対して折り処理を行なう折り装置1などのシート折り装置とを備える画像形成システムにおいて、シート折り装置として、態様1乃至8の何れかのシート折り装置を用いた。
これによれば、画像形成システムの大型化を抑制することができる。

0112

1 :折り装置
10 :シート受け入れ部
11 :受入ローラ対
12 :第1受入搬送ローラ対
13 :第2受入搬送ローラ対
15 :受け入れシート検出センサ
16 :滞留ガイド
20 :シート給送部
21 :第1給送ローラ対
22 :第2給送ローラ対
30 :折り機構
32 :入口センサ
33 :入口ローラ対
34 :第一シートガイド部材
35 :第二シートガイド部材
36 :第一折りローラ対
37 :第二折りローラ対
38 :第一シート検知センサ
39 :第二シート検知センサ
40 :下ガイド部材
50 :排紙搬送部
51 :排出ローラ
60 :操作部
61 :手差しテーブル
62 :手差し搬送部
70 :折りシート搬送機構
80 :シート滞留部
90 :折り部コントローラ
100 :画像形成システム
134 :第一ガイド支持部材
134a :第一アーム部
134b :第一ガイド支持部
134c :第一回転軸
135 :第二ガイド支持部材
135a :第二アーム部
135b :第二ガイド支持部
135c :第二回転軸
200 :画像形成装置
208 :手差し給紙部
209 :給紙部
209a :ロール紙
209b :シートカッター部
210 :給紙搬送部
220 :画像形成部
230 :排紙搬送部
231 :排出センサ
240 :画像シート搬送機構
250 :画像部コントローラ
260 :操作表示部
P :シート
R1 :折り目
R2 :折り目

先行技術

0113

特開2012−116622号公報

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