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技術 シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 安達偉人鳥羽高清高橋陽介芹川将人阿部雄大
出願日 2019年3月18日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-049724
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-152463
状態 未査定
技術分野 ベルト,ローラによる搬送 電子写真における紙送り
主要キーワード 加圧モジュール 樹脂製ローラ 形状物体 ゴム製ローラ 自動シート テイクアウェイ フィードアウトセンサ 加熱モジュール
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

シート搬送領域以外の搬送ローラ対のニップを解除しない構成に比べて、搬送される小サイズシート搬送力の低下を抑制することができるシート搬送装置画像読取装置および画像形成装置を提供する。

解決手段

シートの搬送方向と交差するシート幅方向に配置された複数の搬送ローラ対のニップにシートを挟んで搬送するシート搬送手段と、搬送されるシートのサイズを検知する検知手段と、検知手段により検知されたシートのサイズに基づいて、シートの搬送領域以外の搬送ローラ対のニップを解除する解除手段と、を備えた。

概要

背景

回転する駆動部材と、駆動部材に圧接する複数の従動部材とを備え、従動部材が、駆動部材との接触部位で圧を生じさせるための弾性部材をそれぞれ備えた薄形状物体搬送装置において、複数の従動部材それぞれに対する弾性部材の取り付け時の位置が異なり、搬送しようとする薄形状物体を斜行せずに真直ぐに搬送し得る圧を駆動部材と従動部材によって発生させる薄形状物体の搬送装置が知られている(特許文献1)。

概要

シート搬送領域以外の搬送ローラ対のニップを解除しない構成に比べて、搬送される小サイズシート搬送力の低下を抑制することができるシート搬送装置画像読取装置および画像形成装置を提供する。シートの搬送方向と交差するシート幅方向に配置された複数の搬送ローラ対のニップにシートを挟んで搬送するシート搬送手段と、搬送されるシートのサイズを検知する検知手段と、検知手段により検知されたシートのサイズに基づいて、シートの搬送領域以外の搬送ローラ対のニップを解除する解除手段と、を備えた。

目的

本発明は、シートの搬送領域以外の搬送ローラ対のニップを解除しない構成に比べて、搬送される小サイズシートの搬送力の低下を抑制することができるシート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シートの搬送方向と交差するシート幅方向に配置された複数の搬送ローラ対のニップに前記シートを挟んで搬送するシート搬送手段と、搬送される前記シートのサイズを検知する検知手段と、前記検知手段により検知された前記シートのサイズに基づいて、前記シートの搬送領域以外の前記搬送ローラ対のニップを解除する解除手段と、を備えた、ことを特徴とするシート搬送装置

請求項2

前記搬送ローラ対は、前記シート幅方向の中央部に配置され駆動ローラと第1従動ローラからなる第1搬送ローラ対と前記シート幅方向において前記第1搬送ローラ対の両側に配置され駆動ローラと第2従動ローラからなる複数の第2搬送ローラ対からなり、前記解除手段は、前記検知手段により検知された前記シートのサイズが予め定められている所定サイズよりも小さい場合、前記第2搬送ローラ対のニップを解除する、ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。

請求項3

前記第2従動ローラは、前記第1従動ローラを回転自在に支持する軸体を中心として前記駆動ローラとニップする搬送位置と前記駆動ローラから離間した離間位置の間で移動可能に支持され、前記解除手段は、前記検知手段により検知された前記シートのサイズが予め定められている所定サイズよりも小さい場合、前記第2従動ローラを前記離間位置に移動させる、ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。

請求項4

前記第2従動ローラは、前記シートの搬送方向下流側に回転して前記離間位置に移動する、ことを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。

請求項5

シート幅方向において最も外側に位置する前記第2従動ローラは、前記搬送位置から前記第1従動ローラを回転自在に支持する軸体を中心として360度回転する毎に、前記駆動ローラとニップする、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のシート搬送装置。

請求項6

シート幅方向において前記第1従動ローラに隣接する前記第2従動ローラは、前記搬送位置から前記第1従動ローラを回転自在に支持する軸体を中心として180度回転する毎に、前記駆動ローラとニップする、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のシート搬送装置。

請求項7

シートの画像を読み取る撮像手段と、前記撮像手段が前記シートを読み取る読取り位置に前記シートを搬送する請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えた、ことを特徴とする画像読取装置。

請求項8

シートの画像を読み取る請求項7に記載の画像読取装置と、前記画像読取装置で読み取った画像を記録媒体に記録する画像記録手段と、を備えた、ことを特徴とする画像形成装置

技術分野

0001

本発明は、シート搬送装置画像読取装置および画像形成装置に関する。

背景技術

0002

回転する駆動部材と、駆動部材に圧接する複数の従動部材とを備え、従動部材が、駆動部材との接触部位で圧を生じさせるための弾性部材をそれぞれ備えた薄形状物体搬送装置において、複数の従動部材それぞれに対する弾性部材の取り付け時の位置が異なり、搬送しようとする薄形状物体を斜行せずに真直ぐに搬送し得る圧を駆動部材と従動部材によって発生させる薄形状物体の搬送装置が知られている(特許文献1)。

先行技術

0003

特開2007−70098号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、シート搬送領域以外の搬送ローラ対のニップを解除しない構成に比べて、搬送される小サイズシート搬送力の低下を抑制することができるシート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

前記課題を解決するために、請求項1に記載のシート搬送装置は、
シートの搬送方向と交差するシート幅方向に配置された複数の搬送ローラ対のニップに前記シートを挟んで搬送するシート搬送手段と、
搬送される前記シートのサイズを検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記シートのサイズに基づいて、前記シートの搬送領域以外の前記搬送ローラ対のニップを解除する解除手段と、を備えた、
ことを特徴とする。

0006

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記搬送ローラ対は、前記シート幅方向の中央部に配置され駆動ローラと第1従動ローラからなる第1搬送ローラ対と前記シート幅方向において前記第1搬送ローラ対の両側に配置され駆動ローラと第2従動ローラからなる複数の第2搬送ローラ対からなり、
前記解除手段は、前記検知手段により検知された前記シートのサイズが予め定められている所定サイズよりも小さい場合、前記第2搬送ローラ対のニップを解除する、
ことを特徴とする。

0007

請求項3記載の発明は、請求項2に記載のシート搬送装置において、
前記第2従動ローラは、前記第1従動ローラを回転自在に支持する軸体を中心として前記駆動ローラとニップする搬送位置と前記駆動ローラから離間した離間位置の間で移動可能に支持され、前記解除手段は、前記検知手段により検知された前記シートのサイズが予め定められている所定サイズよりも小さい場合、前記第2従動ローラを前記離間位置に移動させる、
ことを特徴とする。

0008

請求項4記載の発明は、請求項3に記載のシート搬送装置において、
前記第2従動ローラは、前記シートの搬送方向下流側に回転して前記離間位置に移動する、
ことを特徴とする。

0009

請求項5記載の発明は、請求項3又は4に記載のシート搬送装置において、
シート幅方向において最も外側に位置する前記第2従動ローラは、前記搬送位置から前記第1従動ローラを回転自在に支持する軸体を中心として360度回転する毎に、前記駆動ローラとニップする、
ことを特徴とする。

0010

請求項6記載の発明は、請求項3又は4に記載のシート搬送装置において、
シート幅方向において前記第1従動ローラに隣接する前記第2従動ローラは、前記搬送位置から前記第1従動ローラを回転自在に支持する軸体を中心として180度回転する毎に、前記駆動ローラとニップする、
ことを特徴とする。

0011

前記課題を解決するために、請求項7に記載の画像読取装置は、
シートの画像を読み取る撮像手段と、
前記撮像手段が前記シートを読み取る読取り位置に前記シートを搬送する請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えた、
ことを特徴とする。

0012

前記課題を解決するために、請求項8に記載の画像形成装置は、
シートの画像を読み取る請求項7に記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置で読み取った画像を記録媒体に記録する画像記録手段と、を備えた、
ことを特徴とする。

発明の効果

0013

請求項1、7、8に記載の発明によれば、シートの搬送領域以外の搬送ローラ対のニップを解除しない構成に比べて、搬送される小サイズシートの搬送力の低下を抑制することができる。

0014

請求項2に記載の発明によれば、小サイズシートの搬送領域以外の搬送ローラ対のニップを解除することができる。

0015

請求項3に記載の発明によれば、第2従動ローラのニップを解除することができる。

0016

請求項4に記載の発明によれば、離間位置にある第2従動ローラへのシートの接触を防止することができる。

0017

請求項5に記載の発明によれば、搬送される最小サイズよりも大きい小サイズシートの搬送力の低下を抑制することができる。

0018

請求項6に記載の発明によれば、搬送される最大サイズシートの搬送力の低下を抑制することができる。

図面の簡単な説明

0019

画像形成装置の内部構成を示す断面模式図である。
画像読取装置の内部構成を示す断面構成図である。
画像形成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
シート積載部におけるシート検知センサの配置を示す平面模式図である。
テイクアウェイローラのシート幅方向の構成を示す断面模式図である。
(a)は第2従動ローラが搬送位置に位置する第2搬送ローラ対を示す断面模式図、(b)は第2従動ローラが離間位置に位置する第2搬送ローラ対を示す断面模式図である。
テイクアウェイローラのシート搬送を説明する平面模式図である。
変形例に係るテイクアウェイローラのシート幅方向の構成を示す断面模式図である。
変形例に係る第2従動ローラが搬送位置に位置する第2搬送ローラ対を示す断面模式図である。
第2搬送ローラ対のニップ状態を示す断面模式図である。
変形例に係るテイクアウェイローラのシート搬送の動作の流れを示すフローチャートである。
比較例のテイクアウェイローラによるシート搬送を説明する断面模式図である。

実施例

0020

次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。

0021

(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図、図2は画像読取装置2の内部構成を示す断面構成図、図3は画像形成装置1の機能構成の一例を示すブロック図、図4はシート積載部21におけるシート検知センサの配置を示す平面模式図である。以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。

0022

(1.1)全体構成
画像形成装置1は、原稿等のシートSから画像を読み取って画像データに変換する画像読取装置2、読み取った画像データを記録媒体としての用紙に印刷する画像記録手段としての画像形成部3、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部4、画像処理部5、を備えて構成されている。

0023

画像読取装置2は、シート積載部21と、自動シート送り部22と、撮像手段の一例としての画像読取部23とを備えて構成されている。自動シート送り部22は、シート積載部21に置かれたシートSを画像読取部23の読取位置に搬送し、画像読取部23のCCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ等のイメージセンサ(不図示)で読み取られた画像は電気信号である画像データに変換される。

0024

画像形成部3は、給紙装置32、露光装置33、感光体ユニット34、現像装置35、転写装置36、定着装置37を備えて構成され、画像処理部5から受け取った画像情報を給紙装置32から送り込まれた用紙P上にトナー像として形成する。

0025

画像読取装置2の前面側には、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部4が配置されている。操作情報部4は、液晶表示パネル、各種操作ボタンタッチパネル等を組み合わせて構成され、画像形成装置1の使用者は、受付手段の一例としての操作情報部4を介して各種の設定や指示の入力を行う。また、液晶表示パネルを介して画像形成装置1の使用者へ各種情報を表示する。

0026

画像処理部5は、画像読取装置2で読み取られた画像及び外部機器(例えばパーソナルコンピュータ等)から送信された印刷情報から画像データを生成する。

0027

(1.2)画像形成部
画像形成部3では、画像形成のタイミングに合わせて給紙装置32から印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定された用紙Pが画像形成部3へ送り込まれる。

0028

感光体ユニット34は、給紙装置32の上方に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する感光体ドラム341を備えている。露光装置33により静電潜像が形成されたそれぞれの感光体ドラム341上には、それぞれの現像装置35によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。

0029

各感光体ユニット34の感光体ドラム341に形成された各色トナー像は、転写装置36の中間転写ベルト361上に順次静転写一次転写)され、各色トナー重畳された重畳トナー像が形成される。中間転写ベルト361上の重畳トナー像は、レジストローラ対321から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに二次転写ローラ362によって一括転写される。

0030

定着装置37は一対の加熱モジュール371と加圧モジュール372の圧接領域によって定着ニップFN定着領域)が形成される。
転写装置36においてトナー像が一括転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイド363を介して定着装置37の定着ニップNFに搬送され、一対の加熱モジュール371と加圧モジュール372により、加熱と圧着の作用でトナー像が定着される。

0031

定着トナー像が形成された用紙Pは、切替ゲートG1にガイドされ、第1排出ローラ対373から画像形成装置1上面の排紙トレイ部TR1に排出・収容される。また、両面印刷のために反転したり、画像記録面を上側にして排出する場合は、切替ゲートG1で搬送路375に向って搬送方向が切り替えられる。

0032

(1.3)画像読取装置
画像読取装置2は、シート積載部21と、自動シート送り部22と、画像読取部23とを備えている。なお、シート積載部21と自動シート送り部22は、画像読取部23の上方へ開閉可能に連結されている。

0033

シート積載部21は、画像が記録されたシートSが載置されるシートトレイ212を備えている。シートトレイ212は、載置されるシートSの枚数に応じて昇降可能で、シートSの上面がナジャーローラ221に接触するよう上昇した位置でシートSを保持する。

0034

シート積載部21には、図4に示すように、シートトレイ212に置かれたシートSのシート幅を検知する検知手段の一例としてのシート幅検知センサSNR1を備えている。シート幅検知センサSNR1は、サイドガイド215のスライド移動に伴って、サイドガイド215と一体に移動するアクチュエータ(不図示)に沿って配置された3つの光センサS1、S2、S3を備えている。そして、3つの光センサS1、S2、S3のオンオフ状態がサイドガイド215の位置によって例えば8つのパターンで切り替わるように、アクチュエータと各光センサS1、S2、S3の相対的な位置関係が設定されている。

0035

また、シート積載部21には、図4に示すように、シートトレイ212に置かれたシートSのシート長を検知する第1シート長検知センサSNR2、第2シート長検知センサSNR3が設けられている。第1シート長検知センサSNR2、第2シート長検知センサSNR3は、シートトレイ212上で、シートSの搬送方向に沿って配置され、シートトレイ212に載置されたシートSのシート長を検知する。

0036

自動シート送り部22は、シートトレイ212上に積載されたシートSを上から順に取り出すナジャーローラ221と、フィードローラ222とフィードローラ222に圧接するリタードローラ223からなる分離部220を備えている。
分離部220では、フィードローラ222とリタードローラ223とが対となって、シートSが重なってニップ部Nに送り出された場合に、シートSを分離して(捌いて)、一枚ずつ画像読取部23に搬送する。

0037

シート搬送路Gには、シートSの搬送方向に対して、フィードローラ222の下流側の位置に、駆動ローラと従動ローラで構成されたシート搬送手段の一例としてのテイクアウェイローラ250が配置されている。テイクアウェイローラ250は、フィードローラ222で送り出されるシートSを、更に下流側のプレレジローラ260へ搬送する。

0038

テイクアウェイローラ250の上流側には、図4に示すように、フィードアウトセンサS4が設けられている。フィードアウトセンサS4は反射型の光センサを用いて構成され、シートSの先端を検知することで、停止しているテイクアウェイローラ250に分離部220から搬送されるシートSを突き当ててループを形成するトリガーとなっている。フィードアウトセンサS4がオンしてから所定のパルス数に相当する送り量が設定され、シートSにループが形成される。
そして、テイクアウェイローラ250が回転駆動されて、シートSの後端がフィードアウトセンサS4を通過してフィードアウトセンサS4がオフになるまでの時間で搬送されるシートSの送り方向サイズが検知される。

0039

シート搬送路Gには、テイクアウェイローラ250の下流側にプレレジローラ260が設けられている。プレレジローラ260は、駆動ローラと従動ローラからなるシート搬送手段の一例である搬送ローラ対であり、停止しているレジローラ270にシートSの先端を突き当ててシートSにループを形成する。

0040

プレレジローラ260の下流側には、シートSの搬送タイミングを調整するレジローラ270が配置されている。プレレジローラ260は停止しているレジローラ270にシートSの先端を突き当てた状態でループを形成して斜行を補正する。レジローラ270は読み取り開始タイミングに合わせて回転駆動され、シートSはテイクアウェイローラ250及びプレレジローラ260でループを保持された状態でプラテンローラ280によって、シート通過面PG1に押し当てられて表面を画像読取部23で読み取られる。

0041

シート通過面PG1の右方には、操作者が載置したシートSが支持されるシート載置面PG2が配置されている。シート通過面PG1と、シート載置面PG2との間には、シートガイドPG3が配置され、シート通過面PG1を通過したシートSはシートガイドPG3に案内されて読取センサ232へ搬送される。表面を画像読取部23で読み取られたシートSは、読取センサ232で裏面を読み取られながら、排出ローラ290でシート積載部21の下方に形成された排紙部217に排出される。

0042

シート載置面PG2の下部には、シートSの画像を光学的に読み取って電気信号に変換する画像読取センサ231が設けられており、シート通過面PG1上を通過するシートS、又は、シート載置面PG2上に設置されたシートSの画像を読み取る。読み取った画像は、電気信号である画像データに変換される。

0043

(1.4)画像形成装置のブロック構成
画像形成装置1は、画像出力制御部11、読取制御部12、電源制御部13、露光制御部14、定着温度制御部15を含むシステム制御装置10を備え、メモリに記憶された制御プログラムを実行して、画像形成装置1全体の動作制御を行う。

0044

画像出力制御部11は、画像形成部3が備える給紙装置32、露光装置33、感光体ユニット34、現像装置35、転写装置36、定着装置37等に対して、動作制御指示を与える。
又、画像出力制御部11は、システム制御装置10が備える電源制御部13、露光制御部14、定着温度制御部15に対して、それぞれ動作制御指示を与える。すなわち、画像形成部3を構成する給紙装置32、露光装置33、感光体ユニット34、現像装置35、転写装置36、定着装置37等への給電、駆動を行うか否かを決定し、その決定結果をそれぞれの制御部に対して指示する。

0045

更に、画像出力制御部11は、読取制御部12との間の情報授受を行い、操作情報部4を介して画像読取の指示を受け付けた場合に、予め定められた画像読取制御を行う。

0046

読取制御部12は、画像読取装置2の動作を制御してシート積載部21に積載されたシートSを自動シート送り部22を介して画像読取部23へ搬送しながら走査によってシートSの画像を読み取り、読み取られた画像データを受け入れる。受け入れた画像データは記憶部(HDD)に蓄積される。

0047

(2)搬送ローラ対の構成と動作
図5はテイクアウェイローラ250のシート幅方向の構成を示す断面模式図、図6(a)は第2従動ローラ252Bが搬送位置に位置する第2搬送ローラ対250Bを示す断面模式図、(b)は第2従動ローラ252Bが離間位置に位置する第2搬送ローラ対250Bを示す断面模式図、図7はテイクアウェイローラ250のシート搬送を説明する平面模式図である。以下、図面を参照しながら、テイクアウェイローラ250の構成と動作について説明する。

0048

(2.1)搬送ローラ対の構成
テイクアウェイローラ250は、駆動源M1によって回転駆動される駆動ローラ251と、駆動ローラ251に回転自在に当接して駆動ローラ251と搬送ローラ対を形成する従動ローラ252からなる。
駆動ローラ251は、ゴム製ローラであり、本実施形態においては、画像読取装置2において読み取りが可能とされたシートSの各シートサイズに合わせて、シート幅方向に5箇所配置されている。

0049

従動ローラ252は、シート幅方向の中央部に配置された駆動ローラ251と第1搬送ローラ対250Aを形成する第1従動ローラ252Aと、シート幅方向において第1搬送ローラ対250Aの両側に配置され駆動ローラ251と第2搬送ローラ対250Bを形成する第2従動ローラ252Bからなる。

0050

第1従動ローラ252Aは、駆動ローラ251と略同じ外径を有する樹脂製ローラであり、支持軸253に回転自在に支持されている。
第2従動ローラ252Bは、図6に示すように、一端が支持軸253に固定されたアーム部254の他端にシャフト255で回転自在に支持されている。第2従動ローラ252Bは、支持軸253の中心から第2従動ローラ252Bの外表面までの距離(図5におけるA参照)Aが第1従動ローラ252Aの半径Aと等しくなるように形成されている。

0051

このように構成される第1従動ローラ252A及び第2従動ローラ252Bは、支持軸253が押圧部材(不図示)で駆動ローラ251に向けて押圧されることで駆動ローラ251と当接して第1搬送ローラ対250A及び第2搬送ローラ対250Bはそれぞれ略等しいニップ圧が得られるようになっている。

0052

第1従動ローラ252A及び第2従動ローラ252Bを支持する支持軸253は、駆動源M2から回転駆動力を受けて回転可能になっている。支持軸253が所定の角度回転すると、図6(b)に示すように、第2従動ローラ252Bは、図6における時計周りに回転(図6(b)中 矢印R1参照)して駆動ローラ251から離間し、第2搬送ローラ対250Bのニップが解除される。これにより、テイクアウェイローラ250は、シート幅方向の中央部に配置された第1搬送ローラ対250Aのみがニップした状態になる。
第2従動ローラ252Bが離間位置に位置する状態から、支持軸253が図6における反時計周り図6(a)中 矢印R2参照)に回転すると、第2従動ローラ252Bは駆動ローラ251にニップした搬送位置に戻る。

0053

(2.2)搬送ローラ対の動作とシート搬送
図12には、回転駆動される駆動ローラ301と、支持軸303に回転自在に支持され駆動ローラ301に当接して駆動ローラ301と搬送ローラ対を形成する従動ローラ302からなる比較例のテイクアウェイローラ300によるシート搬送を示している。

0054

図12(a)に示すように、搬送されるシートSが搬送可能な最大サイズSmx(例えばA3サイズ)である場合、テイクアウェイローラ300は、シート幅方向の全部の搬送ローラ対がシートSを挟み込み所定のニップ圧がかかるために、搬送姿勢は安定しやすい。
一方、図12(b)に示すように、搬送されるシートSが搬送可能な最小サイズSmn(例えば名刺)である場合、テイクアウェイローラ300は、シート幅方向の中央部に配置された搬送ローラ対のみがシートSを挟み込み、シートSを挟み込んでいない搬送ローラ対にはニップ部で反力Rが発生し、最大サイズSmxのシートSに比べてニップ圧が小さくなり、搬送姿勢が不安定する虞があった。

0055

本実施形態に係るシート搬送装置としての自動シート送り部22は、シート幅方向に配置された複数の搬送ローラ対である第1搬送ローラ対250Aと第2搬送ローラ対250Bからなるテイクアウェイローラ250を有し、搬送されるシートSのサイズに基づいて、シートSの搬送領域以外の搬送ローラ対のニップを解除する。
具体的には、シート幅検知センサSNR1、第1シート長検知センサSNR2、第2シート長検知センサSNR3で検知されたシートSのサイズが予め定められている所定サイズよりも小さい場合、第2搬送ローラ対250Bのニップを解除する。

0056

図7(a)には、最大サイズSmxのシートS(例えばA3サイズ)の搬送を簡略化して示す。シート幅検知センサSNR1、第1シート長検知センサSNR2、第2シート長検知センサSNR3で検知されたシートSのサイズが最小サイズSmnよりも大きい場合、第2従動ローラ252Bは駆動ローラ251とニップした搬送位置に位置し第1搬送ローラ対250A及び第2搬送ローラ対250Bで最大サイズSmxのシートSを搬送する。

0057

図7(b)には、最小サイズSmnのシートS(例えば名刺サイズ)の搬送を簡略化して示す。シート幅検知センサSNR1、第1シート長検知センサSNR2、第2シート長検知センサSNR3で検知されたシートSのサイズが所定のサイズよりも小さい場合、第2従動ローラ252Bは駆動ローラ251から離間した離間位置に移動し、第2搬送ローラ対250Bのニップは解除される。
この状態では、シート幅方向における中央部の第1搬送ローラ対250Aで最小サイズSmnのシートSを搬送する。これにより、シートSにかかるニップ圧は第2搬送ローラ対250Bがニップしている状態に比べて高くなり、シートSの搬送姿勢が安定化する。

0058

第2搬送ローラ対250Bにおいて、第2従動ローラ252Bは、図6に示すように、シート搬送方向下流側に所定角度回転することで、フィードローラ222から搬送されてくるシートSの離間位置にある第2従動ローラ252Bへの接触を防止することができる。

0059

「変形例」
図8は変形例に係るテイクアウェイローラ250のシート幅方向の構成を示す断面模式図、図9は変形例に係る第2従動ローラ252Cが搬送位置に位置する第2搬送ローラ対250Cを示す断面模式図、図10は第2搬送ローラ対250B、250Cのニップ状態を示す断面模式図、図11は変形例に係るテイクアウェイローラ250のシート搬送の動作の流れを示すフローチャートである。

0060

変形例に係るテイクアウェイローラ250は、図8図9に示すように、シート幅方向において第1搬送ローラ対250Aに隣接する第2搬送ローラ対250Cが支持軸253を中心に180度の位置に互いに対向した2つの第2従動ローラ252Cを有している。
第2従動ローラ252Cは、中央部が支持軸253に固定され180度の方向に両側に延びるアーム部254Cの両端に支持軸253の中心からそれぞれの第2従動ローラ252Cの外表面までの距離(図8におけるA参照)Aが等しくなるようにシャフト255で回転自在に支持されている。

0061

このように構成された第2従動ローラ252Cは、支持軸253が180度回転する毎に駆動ローラ251にニップすることになる。一方、シート幅方向において最も外側に位置する第2従動ローラ252Bは、一端が支持軸253に固定されたアーム部254の他端にシャフト255で回転自在に支持されているために、支持軸253が360度回転する毎に駆動ローラ251にニップする。

0062

そのために、支持軸253を180度回転させると、シート幅方向の中央部に配置された第1搬送ローラ対250Aに隣接する第2搬送ローラ対250Cは駆動ローラ251と第2従動ローラ252Cがニップし、最も外側に位置する第2従動ローラ252Bは離間した状態となる(図10(a)参照)。さらに、支持軸253を180度回転させると、第1搬送ローラ対250Aに隣接する第2搬送ローラ対250Cは駆動ローラ251に再度ニップし、最も外側に位置する第2従動ローラ252Bも駆動ローラ251ニップした状態となる(図10(b)参照)。

0063

図11のフローチャートには、このように構成された変形例に係るテイクアウェイローラ250の動作を示している。
シートトレイ212上に載置されたシートのサイズが検知される(S101)と、シートサイズSZが判断される(S102)。検知されたシートサイズSZが最大サイズSmx(例えばA3サイズ)であった場合(S102:A)、テイクアウェイローラ250の第1搬送ローラ対250A、第2搬送ローラ対250B、250Cはニップした状態でシート搬送が行われる(S105)。

0064

検知されたシートサイズSZが最小サイズSmn(例えば、名刺)よりも大きく最大サイズSmx(例えばA3サイズ)より小さい場合(S102:B)、テイクアウェイローラ250の第1搬送ローラ対250A、第2搬送ローラ対250Cはニップした状態で、最も外側に位置する第2従動ローラ252Bを離間した状態とする(S103)。この場合、支持軸253を180度回転させることで、シート幅方向の中央部に配置された第1搬送ローラ対250Aに隣接する第2搬送ローラ対250Cは駆動ローラ251と第2従動ローラ252Cがニップし、最も外側に位置する第2従動ローラ252Bは離間した状態となる。そして、シート搬送が行われる(S105)。これにより、搬送される最小サイズSmnよりも大きい小サイズシートの搬送力の低下を抑制し、シートの搬送姿勢を安定化させることができる。

0065

検知されたシートサイズSZが最小サイズSmn(例えば、名刺)であった場合(S102:C)、テイクアウェイローラ250の第1搬送ローラ対250A以外の第2搬送ローラ対250B、250Cのニップを解除する(S104)。この場合、支持軸253を時計回りに所定の角度回転させることで、シート幅方向の中央部に配置され常にニップした状態の第1搬送ローラ対250Aに隣接する第2従動ローラ252C及び最も外側に位置する第2従動ローラ252Bは離間した状態となる。そして、シート搬送が行われる(S105)。これにより、搬送される最小サイズのシートの搬送力の低下を抑制し、シートの搬送姿勢を安定化させることができる。
尚、シートサイズSZは、操作情報部4を介して、使用者が直接指定してもよい。

0066

本実施形態においては、搬送手段の一例としてシートSの搬送方向に対して、フィードローラ222の下流側の位置に配置されたテイクアウェイローラ250について説明したが、搬送手段としてはテイクアウェイローラ250の下流側に配置され、停止しているレジローラ270にシートSの先端を突き当ててシートSにループを形成するプレレジローラ260及びプレレジローラ260の下流側に配置され、シートSの搬送タイミングを調整するレジローラ270であってもよい。

0067

1・・・画像形成装置
2・・・画像読取装置
21・・・シート積載部
22・・・自動シート送り部
221・・・ナジャーローラ
222・・・フィードローラ
223・・・リタードローラ
250、300・・・テイクアウェイローラ
250A・・・第1搬送ローラ対
250B、C・・・第2搬送ローラ対
251・・・駆動ローラ
252A・・・第1従動ローラ
252B、C・・・第2従動ローラ
260・・・プレレジローラ
270・・・レジローラ
G・・・シート搬送路
23・・・画像読取部
3・・・画像形成部
4・・・操作情報部
5・・・画像処理部
10・・・システム制御装置
11・・・画像出力制御部
12・・・読取制御部

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