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技術 多層袋の底部密封方法及びその装置

出願人 東京紙業株式会社
発明者 石渡陽一
出願日 2019年3月22日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-055023
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-152065
状態 未査定
技術分野 紙容器等紙製品の製造
主要キーワード 補助押さえ 端縁上面 タイミング調整器 密封処理 移送状態 多層袋 押さえ具 オーバーテープ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月24日)のものです。
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図面 (19)

課題

簡単な構成で、多層袋の底部の密封を自動で一連に行うことが出来る方法及びその装置を提供する。

解決手段

紙及びプラスチックシートから成る多層袋の底部の密封方法において、筒状の最内側のプラスチックの一端を熱融着により擬似接着する、擬似接着装置1と、当該擬似接着した箇所を外側から2回折り畳み、当該2重に折り畳まれた箇所及びその裏面をオーバーテープで一体に被する、二重折り・オーバーテープバインダー装置3との間に、タイミング調整装置2を並べて設け、当該タイミング調整装置2により、前記擬似接着装置1から順に出てきた多数の多層袋を、一定間隔を空けながら連続して、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置3に供給する。

概要

背景

この種の多層袋は、食料品ペットフード等を詰めて開口部を密封する袋で、予め、筒状のクラフト紙や同じく筒状のポリエチレン等のプラスチックシートを、複数種類複数枚重ねて一定長さで切断し、当該切断箇所を袋の底部として密封して、袋としている。

この様な多層袋の場合、最内側のブプラスチックシートの筒体の底部の一端を熱融着して擬似接着し、外側、内側の筒体の底部となる一端を一体に折り込み、この折り込んだ状態で、折り畳み部及びその裏面をオーバーテープで被して底部を密封した袋としており、当該袋に、例えば、ペットフードを入れ、開口部を塞ぎ、この状態で販売している。

そして、当該ペットフードを購入し、ペットフードを袋から取り出す場合、袋の底部の前記オーバーテープを切断し、折り込み部を開き、再内側のプラスチックシートを手で引っ張って広げると、擬似接着のため、容易に開封できる構成となっている。

この種の多層袋において、袋の底部の折込み箇所の密封をより厳重にして、臭い等が袋の外部に漏れないように、前記折込み箇所を二重折りにする多層袋が開発された。特許文献1のものは、袋の底部を二重に降り畳んだものである。

概要

簡単な構成で、多層袋の底部の密封を自動で一連に行うことが出来る方法及びその装置を提供する。紙及びプラスチックシートから成る多層袋の底部の密封方法において、筒状の最内側のプラスチックの一端を熱融着により擬似接着する、擬似接着装置1と、当該擬似接着した箇所を外側から2回折り畳み、当該2重に折り畳まれた箇所及びその裏面をオーバーテープで一体に被冠する、二重折り・オーバーテープバインダー装置3との間に、タイミング調整装置2を並べて設け、当該タイミング調整装置2により、前記擬似接着装置1から順に出てきた多数の多層袋を、一定間隔を空けながら連続して、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置3に供給する。

目的

そこで、この発明は上述の課題を解決するため、簡単な構成で、多層袋の底部の密封を自動で一連に行うことが出来る方法及びその装置を提供することを目的としたものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

紙及びプラスチックシートから成る多層袋の底部の密封方法において、筒状の最内側のプラスチックの一端を熱融着により擬似接着する、擬似接着装置と、当該擬似接着した箇所を外側から2回折り畳み、当該2重に折り畳まれた箇所及びその裏面をオーバーテープで一体に被する、二重折り・オーバーテープバインダー装置との間に、タイミング調整装置を並べて設け、当該タイミング調整装置により、前記擬似接着装置から順に出てきた多数の多層袋を、一定間隔を空けながら連続して、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置に供給することを特徴とする、多層袋の底部密封方法。

請求項2

前記二重折り・オーバーテープバインダー装置において、袋の底部の2回目の折り畳み箇所の手前に、折り畳んだ箇所の形状を維持する折り曲げガイド片を設け、当該折り曲げガイド片を折り畳んだ箇所の上から被せ、その状態で袋の端部を下から折り曲げて起こし、袋の端部を直角に起こした状態で一定長を移動させ、その後に袋の端部を上から押さえ付けて、二重に折り畳むことを特徴とする、請求項1に記載の多層袋の底部密封方法。

請求項3

前記二重折り・オーバーテープバインダー装置において、二重折り後の多層袋の形状を維持して、オーバーテープのバインド工程に移送するに際して、多層袋の移送とともに回動する回動ベルトを設け、当該回動ベルトで、多層袋の移送と同期して二重折り箇所を上下から押さえながら多層袋を移送することを特徴とする、請求項1又は2に記載の多層袋の底部密封方法。

請求項4

前記二重折り・オーバーテープバインダー装置において、オーバーテープのバインド工程の直前に、袋の二重折り箇所の形状よりやや大きい細孔から成るゲートに、多層袋の二重折り箇所を通し、その直後にオーバーテープを袋の二重折り箇所に被冠することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の多層袋の底部密封方法。

請求項5

紙及びプラスチックシートから成る多層袋の底部の密封装置において、筒状の最内側のプラスチックの一端を熱融着により擬似接着する擬似接着装置と、当該擬似接着した箇所を外側から2回折り畳み、当該2重に折り畳まれた箇所及びその裏面をオーバーテープで一体に被冠する、二重折り・オーバーテープバインダー装置との間に、前記擬似接着装置から出てきた袋を、一定間隔を空けながら、多数の多層袋を連続して、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置に供給する、タイミング調整器を並べて設け、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置において、多層袋の底部の2回目の折り畳み箇所の手前に、折り畳んだ箇所の形状を上から維持する折り曲げガイド片を設け、また、二重折り箇所の形状を維持してオーバーテープのバインド工程に移送する、多層袋の移送と同期して回動する回動ベルトを設け、オーバーテープのバインド工程の直前に、多層袋の二重折り箇所の形状よりやや大きい細孔から成るゲートを設け、これに前記多層袋の二重折り箇所を通す構成としたことを特徴とする、多層袋の底部密封装置。

技術分野

0001

この発明は紙、プラスチックシート等を重ねた多層袋の底部を密封する方法及びその装置に関するものである。

背景技術

0002

この種の多層袋は、食料品ペットフード等を詰めて開口部を密封する袋で、予め、筒状のクラフト紙や同じく筒状のポリエチレン等のプラスチックシートを、複数種類複数枚重ねて一定長さで切断し、当該切断箇所を袋の底部として密封して、袋としている。

0003

この様な多層袋の場合、最内側のブプラスチックシートの筒体の底部の一端を熱融着して擬似接着し、外側、内側の筒体の底部となる一端を一体に折り込み、この折り込んだ状態で、折り畳み部及びその裏面をオーバーテープで被して底部を密封した袋としており、当該袋に、例えば、ペットフードを入れ、開口部を塞ぎ、この状態で販売している。

0004

そして、当該ペットフードを購入し、ペットフードを袋から取り出す場合、袋の底部の前記オーバーテープを切断し、折り込み部を開き、再内側のプラスチックシートを手で引っ張って広げると、擬似接着のため、容易に開封できる構成となっている。

0005

この種の多層袋において、袋の底部の折込み箇所の密封をより厳重にして、臭い等が袋の外部に漏れないように、前記折込み箇所を二重折りにする多層袋が開発された。特許文献1のものは、袋の底部を二重に降り畳んだものである。

先行技術

0006

実開平5−58645号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、この様な多層袋の底部を二重折りにして密封する方法において、自動的に製造する方法や装置は開発されていない。

0008

従来の多層袋の底部の密封において、一つ折りの袋の製造方法及び装置に於いては、まず、最内側のプラスチックシートの熱融着による擬似接着を専用の機械で行い。その後、別途設けた、当該多層袋の底部の一端を折り畳み、オーバーテープで当該箇所を被冠する装置まで前記多層袋を持ってきて、当該装置で密封していた。従って、この種の多層袋の底部の密封に際して、前記擬似接着処理と折り畳み及びオーバーテープの被冠接着処理とを自動で一連に行う装置は開発されていない。

0009

また、この種の多層袋は、クラフト紙やプラスチックシート等の多種類のシートから成るため、折り畳みにくく、さらにクラフト紙はやや剛性があり折り畳みにくい。ましてや特許文献1のように、二重に折り込む場合に、袋の折込み箇所がずれたりする恐れがある。また、プラスチックのシートと紙の接着もしにくい。

0010

そこで、この発明は上述の課題を解決するため、簡単な構成で、多層袋の底部の密封を自動で一連に行うことが出来る方法及びその装置を提供することを目的としたものである。

課題を解決するための手段

0011

請求項1の発明は、紙及びプラスチックシートから成る多層袋の底部の密封方法において、筒状の最内側のプラスチックの一端を熱融着により擬似接着する、擬似接着装置と、当該擬似接着した箇所を外側から2回折り畳み、当該2重に折り畳まれた箇所及びその裏面をオーバーテープで一体に被冠する、二重折り・オーバーテープバインダー装置との間に、タイミング調整装置を並べて設け、当該タイミング調整装置により、前記擬似接着装置から順に出てきた多数の多層袋を、一定間隔を空けながら連続して、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置に供給する、多層袋の底部密封方法とした。

0012

また、請求項2の発明は、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置において、袋の底部の2回目の折り畳み箇所の手前に、折り畳んだ箇所の形状を維持する折り曲げガイド片を設け、当該折り曲げガイド片を折り畳んだ箇所の上から被せ、その状態で袋の端部を下から折り曲げて起こし、袋の端部を直角に起こした状態で一定長を移動させ、その後に袋の端部を上から押さえ付けて、二重に折り畳む、請求項1に記載の多層袋の底部密封方法とした。

0013

また、請求項3の発明は、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置において、二重折り後の多層袋の形状を維持して、オーバーテープのバインド工程に移送するに際して、多層袋の移送とともに回動する回動ベルトを設け、当該回動ベルトで、多層袋の移送と同期して二重折り箇所を上下から押さえながら多層袋を移送する、請求項1又は2に記載の多層袋の底部密封方法とした。

0014

また、請求項4の発明は、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置において、オーバーテープのバインド工程の直前に、袋の二重折り箇所の形状よりやや大きい細孔から成るゲートに、多層袋の二重折り箇所を通し、その直後にオーバーテープを袋の二重折り箇所に被冠する、請求項1〜3のいずれかに記載の多層袋の底部密封方法とした。

0015

また、請求項5の発明は、紙及びプラスチックシートから成る多層袋の底部の密封装置において、筒状の最内側のプラスチックの一端を熱融着により擬似接着する擬似接着装置と、当該擬似接着した箇所を外側から2回折り畳み、当該2重に折り畳まれた箇所及びその裏面をオーバーテープで一体に被冠する、二重折り・オーバーテープバインダー装置との間に、前記擬似接着装置から出てきた袋を、一定間隔を空けながら、多数の多層袋を連続して、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置に供給する、タイミング調整器を並べて設け、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置において、多層袋の底部の2回目の折り畳み箇所の手前に、折り畳んだ箇所の形状を上から維持する折り曲げガイド片を設け、また、二重折り箇所の形状を維持してオーバーテープのバインド工程に移送する、多層袋の移送と同期して回動する回動ベルトを設け、オーバーテープのバインド工程の直前に、多層袋の二重折り箇所の形状よりやや大きい細孔から成るゲートを設け、これに前記多層袋の二重折り箇所を通す構成とした、多層袋の底部密封装置とした。

発明の効果

0016

請求項1の発明によれば、擬似接着装置と二重折り・オーバーテープバインダー装置との間にタイミング調整装置を設けたことにより、多層袋の処理のタイミングが異なるこれらの装置を接続して、多層袋の底部の密封処理を自動的に処理できる。

0017

また、請求項2の発明によれば、多層袋の底部となる一端を一度折り畳んだ箇所の形状を維持したまま、当該箇所を2重折りするため、2重折り箇所の形が崩れずに、均一に形成され、確実に密封処理を行うことができる。

0018

また、請求項3の発明によれば、多層袋の底部となる一端を2重に折り畳んだ箇所を、当該多層袋の移送とは別に、回動ベルトで上下を挟んだ状態で移送するため、当該2重折り畳み部の形状が崩れずにオーバーテープを被冠でき、多層袋の底部の密封が確実となる。

0019

また、請求項4の発明によれば、オーバーテープのバインド直前に、多層袋の2重折り畳み部が通過することができる細孔からなるゲートを通すため、さらに多層袋の2重折り畳み部の形状を維持した状態でオーバーテープをバインドすることができ、多層袋の底部の密封が確実となる。

0020

また、請求項5の発明によれば、前記タイミング調整装置、前記ガイド片、前記回動ベルト、及び細孔から成るゲートを設けているため、多層袋の底部の密封処理をより完全に行うことができる。

図面の簡単な説明

0021

この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置の概略正面図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における各装置の多層袋の移送状態を示す概略平面図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における擬似接着装置の概略正面図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における二重折り・オーバーテープバインダー装置の第1回目の折り畳み工程の要部斜視図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における二重折り・オーバーテープバインダー装置の第1回目の折り畳み工程の第1要部平面図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における二重折り・オーバーテープバインダー装置の第1回目の折り畳み工程の第2要部平面図である。
(a)図〜(e)図は、この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における二重折り・オーバーテープバインダー装置の第1回目の折り畳み工程の各所における袋の折り畳み状態を示す断面図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における二重折り・オーバーテープバインダー装置の第2回目の折り畳み工程の要部斜視図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における二重折り・オーバーテープバインダー装置の第2回目の折り畳み工程の第1要部平面図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における二重折り・オーバーテープバインダー装置の第2回目の折り畳み工程の第2要部平面図である。
(a)図〜(e)図は、この発明の実施の形態例1多層袋の底部密封装置における二重折り・オーバーテープラピング装置の第2回目の折り畳み工程の各所における袋の折り畳み状態を示す断面図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における二重折り・オーバーテープバインダー装置の回動ベルトを示す概略正面図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における二重折り・オーバーテープバインダー装置のオーバーテープのバインド工程を示す概略正面図である。
図10における回動ベルトに上下を袋の折り畳み箇所を押圧された状態の袋の断面図である。
(a)図〜(b)図は、この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置における、二重折り・オーバーテープバインダー装置のオーバーテープのバインド工程の各所における袋に対するオーバーテープの被冠状態を示す断面図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置を用いて製造される多層袋の斜視図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置を用いて製造される多層袋の概略断面図である。
この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置を用いて製造される多層袋の要部拡大断面図である。

実施例

0022

(実施の形態例1)
以下、この発明の実施の形態例1の多層袋の底部密封装置及び方法を図に基づいて説明する。

0023

この多層袋の底部密封装置Aを使用する多層袋30は、図16に示すように、両側部にまち31を有する袋で、まち31を折り畳んだ状態で、再内側のプラスチックシート(ここでは後述のポリエチレンシート30dの底部一端を熱融着により擬似接着し、その後、図17に示すように、袋の底部の一端を2度折り込んで、2重折り畳み部32を形成し、この2重折り畳み部32及びその裏面を上からオーバーテープ33で被冠したもので、これにより底部が密封されるものである。

0024

この多層袋30の一例を図18に示す。多層袋30は最外側から内側に向けて順に、ポリプロピレンを外側に貼ったクラフト紙30a、ポリエチレンシート30b、クラフト紙30c、ポリエチレンシート30dの4層の筒体を重ねたものである。また、前記ポリエチレンシートの端部は擬似接着されているため、人が手で引っ張ると容易に接着が剥がれて切れるものである。

0025

図1は多層袋の底部密封装置Aの概略構成を示す正面図であり、当該底部密封装置Aは、概略、擬似接着装置1、タイミング調整装置2及び二重折り・オーバーテープバインダー装置3から構成されている。

0026

前記擬似接着装置1は、筒状の紙やプラスクシートを多層に重ねた最内側のプラスチックの一端を熱融着により擬似接着する装置である。また、前記タイミング調整装置2は、前記擬似接着装置1から順に出てきた多数の多層袋を、一定間隔を空けながら連続して、次の二重折り・オーバーテープバインダー装置3に供給するものである。また、前記二重折り・オーバーテープバインダー装置3は、当該擬似接着した箇所を外側から2回折り畳み、当該2重折り畳み部32及びその裏面をオーバーテープ33で一体に被冠するものであり、これにより多層袋30の底部は密封される。

0027

前記擬似接着装置1、タイミング調整装置2及び二重折り・オーバーテープバインダー装置3はそれぞれ、上面が水平な枠体からなり、図2に示すように、当該枠体20の一端から他端に、無限軌道からなるチェーン又はベルト21が間隔をあけて複数設けられ、これらの上を前記多層袋30が一枚づつ間隔を空けて移送される。また、多層袋30の底部となる一端30eが各装置の手前の一端(図2では下部)に位置して移送され、前記各装置の密封処理領域22で後述の密封処理が施される。

0028

そして、前記擬似接着装置1の概略構成を図3により説明する。当該擬似接着装置1上を移送される多層袋30の底部となる一端の上下に第1ヒーター部4が複数横に並べて設けられ、この上下の第1ヒーター部4によって多層袋30の内側のポリエチレンシート30b、30dが熱せられる。また、この第1ヒーター部4に続いて多数のローラから成る第1圧着ローラ部5が設けられている。

0029

前記第1ヒーター部4の箇所を通過した多層袋30はこの第1圧着ローラ部5により上下を圧着され、最内側の相互に重合したポリエチレンシート30dが擬似接着される。上下の第1圧着ローラ部5の下部の第1圧着ローラ部5は軸が固定され、上部の第1圧着ローラ部5の軸が上下に動き、前記多層袋30を挟持する。その際、クラフト紙に両側を挟まれたポリエチレンシート30bは熱せられるが熱融着しない。

0030

次に多層袋30は、前記タイミング調整装置2に移送される。そして、当該タイミング調整装置2において相互に多層袋30は、前記チェーン又はベルト21の外面から突出した爪等(図示省略)により、一定間隔を保持されて並べられ、一枚づつ前記二重折り・オーバーテープバインダー装置3に移送される。

0031

前記二重折り・オーバーテープバインダー装置3に移送された多層袋30は、まず、第1折り畳み部6に移送される。当該第1折り畳み部6は図4及び図7の(a)図に示すように、多層袋30の底部となる一端30eを装置の一端縁3aから突出しており、その一端縁3aからやや内側に、底面が板状の第1押さえ具7が前記一端縁3aに沿って吊りさげられている。また、この第1押さえ具7の底面と装置の表面との間の長さは多層袋30の厚さよりやや大きい。

0032

そして、当該第1押さえ具7の前部に斜め上向きのガイド7aを有している。この第1押さえ具7の脇の、前記装置の一端縁3aは、図5及び図7の(b)図に示すように、前記第1押さえ具7の一端にカーブを描きながら接近し、かつ、上面が端に向かって徐々にせり上がり立縁3bを形成している。そして、前記第1押さえ具7の端縁と前記立縁3bとの間は狭まり、図6の(c)図に示すように、当該箇所に多層袋30の前記一端30eが立ち上がった状態で入る。この状態で多層袋30は一定の長さ移送される。

0033

さらに、前記立縁3bは、図6に示すように、その上端が徐々に内側に突出して折り畳まれ、折曲立縁3cを形成し、それと同時に前記第1押さえ具7の端縁上面が徐々に薄くなっている。これにより多層袋30の一端30eは図7の(d)図に示すように、折り畳まれ、続いて図7の(e)図に示すように、多層袋30の一端30eは完全に折り畳まれた状態となり、折り畳み部30fを形成している。

0034

この様に多層袋30の一端30eが折り畳み部30fとなった状態で、第2折り畳み部8に移送される。当該第2折り畳み部8は、図8図11に示す様に構成されている。

0035

この第2折り畳み部8は装置の一端縁3´aの内側に、当該一端縁3´aに沿って第2押さえ具9が上から吊下げられている。そしてこの第2押さえ具9は、前記第1押さえ具7と異なり、その脇に厚みのある角材から成る補助押さえ9aを延設し、下方への押さえ力を強固にしている。また、この第2押さえ具9及び補助押さえ具9aの底面と装置の表面との間の幅は多層袋30の厚さよりやや大きい。

0036

また、この第2押さえ具9の補助押さえ9aの脇から折り曲げガイド片10が突出し、当該折り曲げガイド片10の先端は、図9及び図11の(a)図に示すように、装置の一端縁3´aより外方まで突出している。また、この折り曲げガイド片10の前端は斜め上向きのガイド部10aを有しており、その後端は前記補助押さえ9aに向けて斜めに切り欠いているとともにやや上方に傾いた傾斜部10bとなっている。

0037

また、この折り曲げガイド片10の傾斜部10bに対向した装置の一端部3´aは図8図9及び図11の(b)図に示すように、前記第2押さえ具9の補助押さえ9aの一端にカーブを描きながら接近し、かつ、上面が端に向かって徐々にせり上がり、立縁3´bを形成している。そして、さらに立縁3´bは、前記補助押さえ9aの端縁との間隔が狭まり、図11の(c)図に示すように、当該箇所に多層袋30の折り畳み部30fが立ち上がった状態で入る。

0038

さらに、前記立縁3´bは、その上端が徐々に内側に突出して折り畳まれ、図10及び図11の(d)図に示すように、折曲立縁3´cを形成し、それと同時に前記第2押さえ具9の補助押さえ9aの端縁上面が徐々に薄くなっている。これにより多層袋30の折り畳み部30fは図11の(d)図に示すように、折り畳まれ、さらに、図11の(e)図に示すように、多層袋30の一端30eは完全に2重に折り畳まれた状態となり、2重折り畳み部32を形成する。

0039

この様に2重折り畳み部32を有する多層袋30は次の密封処理を行うオーバーテープバインダー部11に移送されるが、その移送は、図12に示すように、上下の回動ベルト12に、2重折り畳み部32が挟持された状態で移送される。この上下の回動ベルト12は無限軌道状のもので、上部又は下部のローラ12a又は12bの内、上部ローラ12aが上下方向に移動自在であり、図14に示すように、多層袋30の前記2重折り畳み部32を上下から挟持しながら、多層袋30の前記チェーン又はベルト21の移動速度に同期して動くものである。これにより2重折り畳み部32はその形状を確実に維持されて移送される。

0040

そして、オーバーテープバインダー部11には、図13及び図15の(a)図に示すように、オーバーテープ33を長手方向に沿った中央部で折り曲げるオーバーテープガイド体13が設けられ、その後に、バインダー体14を通過することにより、多層袋30の2重折り畳み部32及びその裏面はオーバーテープ33で被冠されるが、その直前の多層袋30の2重折り畳み部32は水平な細孔を有するゲート15を通過し、その直後にバインダー体14でオーバーテープ33に被冠される。

0041

そして、オーバーテープ33を被冠した多層袋30の2重折り畳み部32は上下に設けた第2ヒーター部16の間を通過して熱せられ、この状態で、第2押圧ローラ部17により圧着され、図15の(b)図に示すように、オーバーテープ33は前記2重折り畳み部32に接着する。

0042

この様にして、オーバーテープ33に2重折り畳み部32を被冠された多層袋30の底部は密封される。

0043

なお、この多層袋の底部密封装置Aの対象となる多層袋は、前記図16図18の多層袋30に限定されるものではない。他の構成から成る多層袋にも適用できる。

0044

また、上記擬似接着装置1及び二重折り・オーバーテープバインダー装置の構成を種々示したが、これらの装置は前記実施の形態例に示すものに限定されない。他の構成によるものでも良い。

0045

A多層袋の底部密封装置
1擬似接着装置 2タイミング調整装置
3 二重折り・オーバーテープバインダー装置
3a 一端縁3b 立縁
3c折曲立縁 3´a 一端縁
3´b 立縁 3´c 折曲立縁
4 第1ヒーター部 5 第1圧着ローラ部
6 第1折り畳み部 7 第1押さえ具
7aガイド8 第2折り畳み部
9 第2押さえ具 9a補助押さえ
10 折り曲げガイド片10a ガイド部
10b 傾斜部 11 オーバーテープバインダー部
12回動ベルト12a 上部ベルト
12b 下部ベルト 13 オーバーテープガイド体
14 小バインダー 15ゲート
16 第2ヒーター部 17 第2押圧ローラ
20枠体21チェーン又はベルト
22密封処理領域 30 多層袋
30aポリプロピレン付きクラフト紙
30bポリエチレンシート30c クラフト紙
30d ポリエチレンシート 30e 一端
30f 折り畳み部 31まち
32 2重折り畳み部 33 オーバーテープ

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  • 金鎬七の「 包装シートの製造方法」が 公開されました。( 2020/10/22)

    【課題・解決手段】本発明は、包装シートの製造方法に関するもので、断熱性を大幅に向上させることができるとともに、セルの一部分を切断または針刺しで開放しなくてもセルの体積を最小化することができるため、保管... 詳細

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