図面 (/)

技術 まつ毛エクステンションのデザインシートおよびまつ毛エクステンション施術方法

出願人 株式会社EYESTUDIO
発明者 中村由佳理
出願日 2019年3月22日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-055403
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-151380
状態 未査定
技術分野 髪止め具 造花、かつら、仮面、羽毛 粉未状化粧料用容器または付属品
主要キーワード 真ん中位置 セクシー 湾曲形 施術者側 施術対象 外観イメージ 美的感覚 複数シート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

まつ毛エクステンションを短時間で美しく仕上げることを可能にする施術方法を提供する。

解決手段

まつ毛エクステンションのデザインシート1は、スタイル名称40を付してまつ毛エクステンションのスタイルを一覧可能に表示する表示部11を備え、外観イメージ図50、外観写真60およびアイラッシュの装着指標図70が、共通の縮尺により表されて配列されている。装着指標図70は、閉じた上まぶたの外縁を模式的に示す曲線部と、複数本ラッシュ線と、数字部とを備えて構成される。ラッシュ線は装着するアイラッシュの長さに対応する長さを有する。数字部はアイラッシュの長さを示す数により表されている。

概要

背景

まつ毛エクステンションは、自身のまつ毛(自まつ毛)に、化学繊維などからなるアイラッシュまたはラッシュと呼ばれる人工のまつ毛を、専用の接着剤を用いて装着するものであり、まつ毛をより長く濃く見せる効果があることから広く好まれている。

この種のまつ毛エクステンションは、1本のまつ毛に1本のアイラッシュを装着してまつ毛を延長することが基本とされている。これに対し、複数本のまつ毛に1本のアイラッシュを装着したり、1本のまつ毛に複数本のアイラッシュを装着したりすることは、まつ毛の成長を妨げ、装着後の不快感等を生じることから好ましくないとされている。また、1本のまつ毛に1本のアイラッシュを装着する方法がとられることから、まつ毛エクステンションの施術は極めて細かな作業となり、手間と時間を要するものであって、美しく仕上げるには熟練を要するものとされていた。

例えば、特許文献1に記載された人工まつげ取り付け方法では、アイラッシュを装着しない下まつ毛をテープで抑えて作業を行いやすくし、ピンセットを用いて1本ずつ、まつ毛にアイラッシュを接着することが開示されている。さらに、この文献には、上まつ毛にもテープを貼って上まつ毛束を分離させ、上まつ毛が稠密にならないように処理することも提案されている。

概要

まつ毛エクステンションを短時間で美しく仕上げることを可能にする施術方法を提供する。まつ毛エクステンションのデザインシート1は、スタイル名称40を付してまつ毛エクステンションのスタイルを一覧可能に表示する表示部11を備え、外観イメージ外観写真60およびアイラッシュの装着指標が、共通の縮尺により表されて配列されている。装着指標は、閉じた上まぶたの外縁を模式的に示す曲線部と、複数本のラッシュ線と、数字部とを備えて構成される。ラッシュ線は装着するアイラッシュの長さに対応する長さを有する。数字部はアイラッシュの長さを示す数により表されている。

目的

本発明は、前記従来の問題点にかんがみてなされたものであり、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

多数本のアイラッシュを用いたまつ毛エクステンションスタイルを示すデザインシートであって、複数種類のまつ毛エクステンションのスタイルを、スタイル名称を付して一覧可能に表示する表示部を備え、前記表示部には、目の外観イメージ図、目の外観写真およびアイラッシュの装着指標図が、共通の縮尺により表されて配列され、前記装着指標図は、閉じた上まぶたの外縁を模式的に示す、下に凸形状の曲線部と、前記曲線部から下方に延びる複数本ラッシュ線と、前記ラッシュ線の先端部に表示された数字部とを備え、各ラッシュ線は装着するアイラッシュの長さに対応する長さを有し、前記数字部は前記アイラッシュの長さを示す数により表されたことを特徴とするまつ毛エクステンションのデザインシート。

請求項2

請求項1に記載のまつ毛エクステンションのデザインシートにおいて、前記装着指標図には、装着するアイラッシュの長さおよびカールについての説明が付されていることを特徴とするまつ毛エクステンションのデザインシート。

請求項3

請求項1または2に記載のまつ毛エクステンションのデザインシートにおいて、前記外観イメージ図は、アイラッシュ装着後の目を、目を閉じた状態により模式的に示していることを特徴とするまつ毛エクステンションのデザインシート。

請求項4

請求項1〜3のいずれか1つの請求項に記載のまつ毛エクステンションのデザインシートにおいて、前記外観写真は、アイラッシュ装着後の目を示す写真であって、目を開いた状態の写真と目を閉じた状態の写真とを含むことを特徴とするまつ毛エクステンションのデザインシート。

請求項5

請求項1〜4のいずれか1つの請求項に記載のまつ毛エクステンションのデザインシートにおいて、前記外観写真は、さらに、アイラッシュを未装着の目の写真であって、目を開いた状態の写真と目を閉じた状態の写真とを含むことを特徴とするまつ毛エクステンションのデザインシート。

請求項6

請求項1〜5のいずれか1つの請求項に記載のまつ毛エクステンションのデザインシートにおいて、前記外観イメージ図には当該スタイルの特徴説明が付されていることを特徴とするまつ毛エクステンションのデザインシート。

請求項7

請求項1〜6のいずれか1つの請求項に記載のまつ毛エクステンションのデザインシートにおいて、前記表示部には、前記スタイルが有する特徴要素を軸として複数のスタイルが前記軸に沿って分布配列されていることを特徴とするまつ毛エクステンションのデザインシート。

請求項8

請求項7に記載のまつ毛エクステンションのデザインシートにおいて、前記表示部には、スタイルごとの華やかさ横軸として複数のスタイルが段階的に配列され、前記華やかさは、当該スタイルにおいて用いられるアイラッシュの平均長さを基準に表されることを特徴とするまつ毛エクステンションのデザインシート。

請求項9

請求項1〜8のいずれか1つの請求項に記載のまつ毛エクステンションのデザインシートにおいて、1シートに1つの表示部が備えられ、前記表示部には複数のスタイルが一覧可能に配置されていることを特徴とするまつ毛エクステンションのデザインシート。

請求項10

請求項1〜8のいずれか1つの請求項に記載のまつ毛エクステンションのデザインシートにおいて、1シートに1つの表示部が備えられ、複数シートが重ねて綴じられていることを特徴とするまつ毛エクステンションのデザインシート。

請求項11

請求項1〜10のいずれか1つの請求項に記載のまつ毛エクステンションのデザインシートを用いて前記スタイルに応じたアイラッシュをまつ毛に装着することを特徴とするまつ毛エクステンション施術方法。

請求項12

請求項11に記載のまつ毛エクステンション施術方法において、前記まつ毛エクステンションのデザインシートから1つのスタイルを選択するステップと、選択したスタイルの装着指標図に示されたラッシュ線に対応する位置のまつ毛に、当該ラッシュ線および数字部に示された長さのアイラッシュを装着する第1装着ステップと、前記外観イメージ図および前記外観写真のように、前記第1装着ステップで装着したアイラッシュ同士の間のまつ毛装着区間にアイラッシュを装着する第2装着ステップとを備え、前記第2装着ステップでは、1つのまつ毛装着区間に対して1本のアイラッシュを装着する工程を、複数のまつ毛装着区間を順に往復して繰り返し行い、前記複数のまつ毛装着区間にわたって均等にアイラッシュを装着していくことを特徴とするまつ毛エクステンション施術方法。

技術分野

0001

本発明は、まつ毛エクステンションデザインシート、およびそれを用いたまつ毛エクステンション施術方法に関する。

背景技術

0002

まつ毛エクステンションは、自身のまつ毛(自まつ毛)に、化学繊維などからなるアイラッシュまたはラッシュと呼ばれる人工のまつ毛を、専用の接着剤を用いて装着するものであり、まつ毛をより長く濃く見せる効果があることから広く好まれている。

0003

この種のまつ毛エクステンションは、1本のまつ毛に1本のアイラッシュを装着してまつ毛を延長することが基本とされている。これに対し、複数本のまつ毛に1本のアイラッシュを装着したり、1本のまつ毛に複数本のアイラッシュを装着したりすることは、まつ毛の成長を妨げ、装着後の不快感等を生じることから好ましくないとされている。また、1本のまつ毛に1本のアイラッシュを装着する方法がとられることから、まつ毛エクステンションの施術は極めて細かな作業となり、手間と時間を要するものであって、美しく仕上げるには熟練を要するものとされていた。

0004

例えば、特許文献1に記載された人工まつげ取り付け方法では、アイラッシュを装着しない下まつ毛をテープで抑えて作業を行いやすくし、ピンセットを用いて1本ずつ、まつ毛にアイラッシュを接着することが開示されている。さらに、この文献には、上まつ毛にもテープを貼って上まつ毛束を分離させ、上まつ毛が稠密にならないように処理することも提案されている。

先行技術

0005

特許第577876号公報

発明が解決しようとする課題

0006

前記特許文献1に開示されるような方法であると、テープワークに時間がかかるうえ、アイラッシュを装着直後の上まつ毛にもテープを貼ることになるので、既に装着されたアイラッシュが脱落したり位置ずれしたりするおそれがある。アイラッシュが適正位置に定着せず、まつ毛から少しでもずれてしまうと、アイラッシュが取れやすくなったりデリケートなまぶたの皮膚を刺激したりして、長期間にわたってまつ毛エクステンションを楽しむことができなくなるという問題点がある。

0007

また、前記特許文献1に開示されるような方法では、部分的に集中してアイラッシュを接着するものであり、施術したまつ毛エクステンションの全体のバランスが悪くなったり、美しい仕上がりが得られなかったりする可能性がある。特に、まつ毛エクステンションには美的効果が求められることから、短時間で多数本のアイラッシュを取り付けられるだけでなく、好みの美しいデザイン目元になるように適確に施術されることが求められる。

0008

本発明は、前記従来の問題点にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは、熟練度によらず、まつ毛エクステンションを短時間で美しく仕上げることを可能にする、まつ毛エクステンションのデザインシートおよびそれを用いたまつ毛エクステンション施術方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、多数本のアイラッシュを用いたまつ毛エクステンションのスタイルを示すデザインシートであって、複数種類のまつ毛エクステンションのスタイルを、スタイル名称を付して一覧可能に表示する表示部を備え、前記表示部には、目の外観イメージ図、目の外観写真およびアイラッシュの装着指標図が、共通の縮尺により表されて配列され、前記装着指標図は、閉じた上まぶたの外縁を模式的に示す、下に凸形状の曲線部と、前記曲線部から下方に延びる複数本のラッシュ線と、前記ラッシュ線の先端部に表示された数字部とを備え、各ラッシュ線は装着するアイラッシュの長さに対応する長さを有し、前記数字部は前記アイラッシュの長さを示す数により表されたことを特徴としている。

0010

この特定事項により、まつ毛エクステンションのスタイルを一覧することができ、まつ毛エクステンションに関する経験や美的感覚の多少にかかわらず、所望のデザインのまつ毛エクステンションに係る情報を容易に得ることができる。また、被施術者にあっては、まつ毛エクステンションのデザインを相対的に比較したり認識したりすることができ、施術者にあっては、まつ毛エクステンションを美しく仕上げるために試行錯誤したり思案したりすることなく、多数本のアイラッシュをどのようにまつ毛に装着すれば良いかが一目でわかり、効率よく適確に施術することが可能となる。

0011

また、上述した各解決手段に係るまつ毛エクステンションのデザインシートを用いたまつ毛エクステンション施術方法も本発明の技術的思想範疇である。すなわち、本発明の解決手段は、前記まつ毛エクステンションのデザインシートを用いて、前記スタイルに応じたアイラッシュをまつ毛に装着することを特徴としている。

0012

これにより、まつ毛エクステンションのデザインシートを見て、まつ毛エクステンションを短時間で美しく仕上げることが可能となり、美しく仕上げるために試行錯誤したり思案したりする時間や手間を要することなく、短時間で効率よく所望のまつ毛エクステンションを提供することが可能となる。

発明の効果

0013

本発明により、まつ毛エクステンションを短時間で美しく仕上げることが可能となる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の実施形態1に係るまつ毛エクステンションのデザインシートの全体図である。
前記まつ毛エクステンションのデザインシートのナチュラルスタイルの欄を示す拡大図である。
前記まつ毛エクステンションのデザインシートのキュートスタイルの欄を示す拡大図である。
前記まつ毛エクステンションのデザインシートのセクシースタイルの欄を示す拡大図である。
前記まつ毛エクステンションのデザインシートのミックススタイルの欄を示す拡大図である。
前記まつ毛エクステンションのデザインシートのグラマースタイルの欄を示す拡大図である。
前記まつ毛エクステンションのデザインシートのグラマーセクシースタイルの欄を示す拡大図である。
前記まつ毛エクステンションのデザインシートの長さスケールを示す拡大図である。
図9(a)および図9(b)は、まつ毛エクステンションに用いられるアイラッシュのカールについて示す説明図である。
図10(a)〜図10(d)は、まつ毛エクステンションに用いられるアイラッシュの太さについて示す説明図である。
本発明の実施形態1に係るまつ毛エクステンション施術方法を示すフローチャートである。
前記まつ毛エクステンションのデザインシートにおけるアイラッシュの装着指標図について示す説明図である。
前記まつ毛エクステンション施術方法におけるアイラッシュの第1および第2装着ステップを示す説明図である。
本発明の実施形態2に係るまつ毛エクステンションのデザインシートを示す概略斜視図である。

実施例

0015

以下、本発明の実施形態に係るまつ毛エクステンションのデザインシート、およびこれを用いたまつ毛エクステンション施術方法について、図面を参照しつつ説明する。

0016

−デザインシート−
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るまつ毛エクステンションのデザインシート1の全体図である。

0017

まつ毛エクステンションは、まつ毛エクステ、または、まつエク等とも略され、人工のまつ毛であるアイラッシュを、グルーと呼ばれる接着剤を用いてまつ毛に装着するものであり、まつ毛を長く濃く見せる美的効果が期待されている。以下の説明では、まつ毛にアイラッシュを装着すること、またはアイラッシュが装着されたまつ毛全体を指して「まつ毛エクステンション」といい、また、人の目のまつ毛(自まつ毛)を「まつ毛」、そのまつ毛に装着される人工のまつげを「アイラッシュ」として両者を区別することとする。

0018

まつ毛エクステンションは、用いられるアイラッシュによって、自然な雰囲気の仕上がりとなるデザインから華やかなデザインのものまで、多種多様なデザインで施術することが可能とされている。アイラッシュは、単にラッシュとも略され、カール、太さ、長さ、および色等によって多種類の構成を有している。

0019

図9(a)および図9(b)は、まつ毛エクステンションに用いられるアイラッシュのカールについて示す説明図である。また、図10(a)〜図10(d)は、まつ毛エクステンションに用いられるアイラッシュの太さについて示す説明図である。

0020

例えば、図9(a)に示すように、アイラッシュ20は、基部21から先端部22に向かって上方へ状に反った湾曲形状に形成されたカールを有している。また、アイラッシュ20は、そのカールが緩やかなものからカールが大きいものまで多種類ある。最も緩やかなカールを有するアイラッシュ20は、図9(a)に実線にて示されるJカール201であり、J字状に湾曲した形状を表して、そのカールがJカールと呼ばれている。同図に比較のために想像線にて示すように、アイラッシュ20のカールには、そのほかに、Jカール201よりもカールの度合いが強いBカール202、さらに強いCカール203、および、カールの度合いが最も強いDカール204などがある。

0021

図9(b)に示すように、Jカール201およびBカール202のアイラッシュ20は、比較的自然な仕上がりのまつ毛エクステンションとなることから、ナチュラルなアイラッシュとして分類される。また、Cカール203およびDカール204のアイラッシュ20は、しっかりとした大きなカールを有し、華やかな印象のまつ毛エクステンションとなることから、ゴージャスなアイラッシュとして分類される。

0022

また、図10(a)〜図10(d)に示すように、アイラッシュ20は複数種類の太さのものが用意されている。アイラッシュ20は、基部21から先端部22に向かって徐々に細くなるように形成されている。アイラッシュ20の太さは、最も太い部分である基部21の直径により示されている。

0023

例えば、Cカール203のアイラッシュ20で説明すると、図10(a)に示すアイラッシュ20は0.1mmの太さを有する。図10(b)に示すアイラッシュ20では0.12mm、図10(c)に示すアイラッシュ20では0.15mm、さらに図10(d)に示すアイラッシュ20は0.2mmの太さを有している。

0024

デザインシート1は、まつ毛エクステンションのスタイルを示したものであり、前記のように多種類のアイラッシュ20をどのように用いて美しいデザインのまつ毛エクステンションにするかが一目で理解できるように構成されている。図1に示すように、デザインシート1には、まつ毛エクステンションのスタイルを、スタイル名称40を付して一覧可能に表示する表示部11が備えられている。

0025

例示の形態では、表示部11には、「ナチュラルスタイル」、「キュートスタイル」、「セクシースタイル」、「ミックススタイル」、「グラマースタイル」、および「グラマーセクシースタイル」のスタイル名称40を付して、6つのデザインのスタイルが示されている。表示部11には、これら6つのスタイル名称40ごとに、目の外観イメージ図50、目の外観写真60およびアイラッシュの装着指標図70が配列されている。

0026

図2は、まつ毛エクステンションのデザインシート1のナチュラルスタイルの欄を示す拡大図である。図2に示すように、「ナチュラルスタイル」では、ナチュラルスタイルを示す目の外観イメージ図50、ナチュラルスタイルの装着指標図70、および目の外観写真60が、上から順に縦方向に配列されている。

0027

・外観イメージ図
外観イメージ図50は、アイラッシュ20を装着後の目であって、片方の目を閉じた状態にて模式的に描いて示している。図2に示す例では、外観イメージ図50として、ナチュラルスタイルのまつ毛エクステンションの場合の目が、円形囲み線の中に図示されている。

0028

外観イメージ図50には、当該スタイルの特徴説明が付されている。ナチュラルスタイルでは、特徴説明として、「目の形に沿ったデザイン」、「自然なボリューム」、および「ナチュラルな仕上がり」といった説明が付されている。これにより、外観イメージ図50を一目するだけでナチュラルスタイルがどのようなデザインであって、どのような特徴を有しているかを、容易に理解することができる。

0029

・装着指標図
装着指標図70は、外観イメージ図50の下方に配列されている。図2に示すように、装着指標図70は、下に凸形状の曲線部71と、複数本のラッシュ線72と、ラッシュ線72の先端部に表示された数字部73とを備えて描かれている。

0030

曲線部71は、片方の目の閉じた上まぶたの外縁を曲線により模式的に示している。ラッシュ線72は、曲線部71に接続され、曲線部71から下方に延びる直線であり、曲線部71に対して法線方向に描かれている。装着指標図70は、曲線部71とラッシュ線72とによって、閉じた状態の目を模式的に示している。

0031

ラッシュ線72は、複数本が描かれている。ナチュラルスタイルでは、同じ長さのラッシュ線72が5本、曲線部71に対して均等に配置されている。この場合、曲線部71の右端側は目頭側を表し、左端側は目尻側を表している。

0032

ラッシュ線72は、その長さにより、装着するアイラッシュ20の長さを示している。数字部73は、アイラッシュ20の長さを示す数により表されている。ナチュラルスタイルにおける装着指標図70には、数字部73として、各ラッシュ線72の先端部に「10」と表示されている。これは、用いるアイラッシュ20の長さが10mmであることを示している。

0033

ラッシュ線72は、装着の基準とするまつ毛の位置に対応させて配置されており、どの位置のまつ毛に、基準とする5本のアイラッシュ20を装着するかを示している。この場合には、10mmの同じ長さのアイラッシュ20を5本、目頭側から目尻側までの間のまつ毛に、等間隔で装着することを示している。

0034

また、装着指標図70には、装着するアイラッシュ20の長さおよびカールについての説明が付されている。ナチュラルスタイルでは、「長さ:10mm」および「カール:Jカール」といった情報が記載されている。これにより、ナチュラルスタイルのまつ毛エクステンションには、長さが10mmであるJカール201のアイラッシュ20を用いることが容易に理解できる。

0035

・外観写真
外観写真60は、まつ毛エクステンションのスタイルを写真により示したものであって、アイラッシュ20を装着した後の目を示す写真である。図2に示すように、外観写真60には、目を開いた状態の写真61と、目を閉じた状態の写真62とが含まれる。

0036

写真61、62は、それぞれ人の右目を写しており、各写真の右側に目頭が、左側に目尻が位置するように配置されている。また、写真61と写真62とは、上下に配列されている。写真62の下には、スタイルについての説明が付されている。ナチュラルスタイルでは、「自まつ毛(まつ毛)が少し伸びたような程度の一番ナチュラルなデザインです。」と記載されている。

0037

これらの写真61、62により、ナチュラルスタイルのまつ毛エクステンションは実際にどのようなデザインであるか、目がどのように見えるかなどを、一見してイメージすることができる。

0038

表示部11に示された、これらの外観イメージ図50、外観写真60および装着指標図70は、共通の縮尺(尺度)により表されている。複数の外観イメージ図50同士または複数の装着指標図70同士が、互いに共通の縮尺によってまつ毛エクステンションのスタイルを表しているだけでなく、外観イメージ図50と外観写真60と装着指標図70とが、すべて同一の縮尺により示されており、共通の大きさの目を示すように形成されている。

0039

なお、外観イメージ図50、外観写真60および装着指標図70は、実際の目の大きさとなる実寸法実物大)で示されてもよいし、実寸法よりも小さい縮尺または大きい縮尺により示されたものであってもよい。

0040

したがって、外観イメージ図50に示された目の大きさは、外観写真60および装着指標図70に表されている目とほぼ同じ大きさを有しており、これらの外観イメージ図50および外観写真60から共通の印象を得ることができるとともに、どのようなアイラッシュ20がどのように用いられているかを容易に理解することができる。また、共通の縮尺により示された外観イメージ図50、装着指標図70、および外観写真60を、見比べることにより、当該スタイルがより一層わかりやすくなり、まつ毛エクステンションの施術の際に役立つものとなる。

0041

・キュートスタイル
図3は、まつ毛エクステンションのデザインシート1のキュートスタイルの欄を示す拡大図である。図3に示すように、デザインシート1の表示部11には、キュートスタイルのスタイル名称40とともに、キュートスタイルのまつ毛エクステンションについて、キュートスタイルの外観イメージ図50、装着指標図70、および外観写真60により示されている。外観イメージ図50には、キュートスタイルの特徴説明として、「中央に長さを出すスタイル」、および「縦幅が出て黒目が強調され、かわいらしい目元」と説明が付されている。

0042

キュートスタイルの装着指標図70は、曲線部71から3種類の長さのラッシュ線72が下方に延びて描かれている。左右両端のラッシュ線72に対応する数字部73には「10」と記載されてラッシュ線72が最も短く、真ん中に位置するラッシュ線72に対応する数字部73には「13」と記載されてラッシュ線72が最も長い。これらのラッシュ線72の間には、数字部73に「12」と記載されたラッシュ線72が配置されている。

0043

装着指標図70には、用いるアイラッシュ20についての説明として、「長さ:10〜13mm」、「カール:Cカール」と記載されている。これにより、長さが10mm、12mm、および13mmである3種類のCカール203のアイラッシュ20を用いて、キュートスタイルのまつ毛エクステンションが構成されることがわかる。

0044

キュートスタイルの外観写真60(目を開いた状態の写真61、および目を閉じた状態の写真62)には、「中央に長さを出して黒目が強調され、やわらかい印象になります。」と説明が付されている。

0045

・セクシースタイル
図4は、まつ毛エクステンションのデザインシート1のセクシースタイルの欄を示す拡大図である。図4に示すように、表示部11には、セクシースタイルのスタイル名称40とともに、セクシースタイルの外観イメージ図50、装着指標図70、および外観写真60が表示されている。外観イメージ図50には、セクシースタイルの特徴説明として、「目尻に長さを出すスタイル」、および「横幅広がり大人っぽくセクシーな目元に」と説明が付されている。

0046

セクシースタイルの装着指標図70は、曲線部71から4種類の長さのラッシュ線72が下方に延びて描かれている。ラッシュ線72は4本記載されており、右端側から順に、ラッシュ線72に対応する数字部73に「10」、「11」、「12」、「13」と記載されている。すなわち、目頭側のラッシュ線72が最も短く、目尻側ほど長いものとなっている。4本のラッシュ線72は、曲線部71に対して均等に配置されている。

0047

装着指標図70には、用いるアイラッシュ20についての説明として、「長さ:10〜13mm」、「カール:Jカール」と記載されている。これにより、長さが10mm、11mm、12mm、および13mmである4種類のJカール201のアイラッシュ20を用いて、セクシースタイルのまつ毛エクステンションが構成されることがわかる。

0048

セクシースタイルの外観写真60(目を開いた状態の写真61、および目を閉じた状態の写真62)には、「目頭から目尻にかけて徐々に長くなり、垂れ目や切れ長に見えます。」と説明が付されている。

0049

・ミックススタイル
図5は、まつ毛エクステンションのデザインシート1のミックススタイルの欄を示す拡大図である。図5に示すように、表示部11には、ミックススタイルのスタイル名称40とともに、ミックススタイルの外観イメージ図50、装着指標図70、および外観写真60が表示されている。外観イメージ図50には、ミックススタイルの特徴説明として、「中央にも目尻にも長さを出す」、および「全体にボリュームが出る」と説明が付されている。

0050

ミックススタイルの装着指標図70は、曲線部71から5本のラッシュ線72が下方に延びて描かれている。これらのラッシュ線72には3種類の長さが含まれており、右端側から順に、ラッシュ線72に対応する数字部73には「9」、「10」、「12」、「12」、「12」と記載されている。すなわち、目頭側のラッシュ線72が最も短く9mmであり、真ん中から目尻側にかけては12mmの長いものとなっている。5本のラッシュ線72は、曲線部71に対して均等に配置されている。

0051

装着指標図70には、用いるアイラッシュ20についての説明として、「長さ:9〜12mm」、「カール:Bカール」と記載されている。これにより、長さが9mm、10mm、および12mmである3種類のBカール202のアイラッシュ20を用いて、ミックススタイルのまつ毛エクステンションが構成されることがわかる。

0052

ミックススタイルの外観写真60(目を開いた状態の写真61、および目を閉じた状態の写真62)には、「『キュート+セクシー』で一番人気。縦横共に幅が出てボリューム感があります。」と説明が付されている。

0053

・グラマースタイル
図6は、まつ毛エクステンションのデザインシート1のグラマースタイルの欄を示す拡大図である。図6に示すように、表示部11には、グラマースタイルのスタイル名称40とともに、グラマースタイルの外観イメージ図50、装着指標図70、および外観写真60が表示されている。外観イメージ図50には、グラマースタイルの特徴説明として、「中央にボリュームを出し目元をパッチリと見せてくれます」と説明が付されている。

0054

グラマースタイルの装着指標図70には、曲線部71から7本のラッシュ線72が下方に延びて描かれている。これらのラッシュ線72には3種類の長さが含まれており、右端側から順に、ラッシュ線72に対応する数字部73に「10」、「11」、「13」、「13」、「13」、「11」、「10」と記載されている。すなわち、目頭側および目尻側のラッシュ線72が最も短く、真ん中寄りのラッシュ線72が最も長いものとなっている。

0055

7本のラッシュ線72は曲線部71に対して均等に配置されている。曲線部71に対する真ん中位置には13mmの長さを示すラッシュ線72が描かれ、この13mmを示すラッシュ線72と、両端の10mmの長さを示すラッシュ線72との間をそれぞれ等分するように、11mmを示すラッシュ線72と13mmを示すラッシュ線72の2本が描かれている。

0056

装着指標図70には、用いるアイラッシュ20についての説明として、「長さ:10〜13mm」、「カール:Cカール」と記載されている。これにより、長さが10mm、11mm、および13mmである3種類のCカール203のアイラッシュ20を用いて、グラマースタイルのまつ毛エクステンションが構成されることがわかる。

0057

グラマースタイルの外観写真60(目を開いた状態の写真61、および目を閉じた状態の写真62)には、「一番ボリューム感が出るデザインです。つけまつ毛をつけたときに近い仕上がり。」と説明が付されている。

0058

・グラマーセクシースタイル
図7は、まつ毛エクステンションのデザインシート1のグラマーセクシースタイルの欄を示す拡大図である。図7に示すように、表示部11には、グラマーセクシースタイルのスタイル名称40とともに、グラマーセクシースタイルの外観イメージ図50、装着指標図70、および外観写真60が表示されている。外観イメージ図50には、グラマーセクシースタイルの特徴説明として、「目尻にたっぷりとボリュームを出したデザイン」、および「お人形のような印象に」と説明が付されている。

0059

グラマーセクシースタイルの装着指標図70は、曲線部71から5本のラッシュ線72が下方に延びて描かれている。これらのラッシュ線72には3種類の長さが含まれており、右端側から順に、ラッシュ線72に対応する数字部73に「10」、「11」、「13」、「13」、「13」と記載されている。すなわち、目頭側のラッシュ線72が最も短く10mmであり、真ん中から目尻側にかけては13mmの長いものとなっている。5本のラッシュ線72は曲線部71に対して均等に配置されている。

0060

装着指標図70には、用いるアイラッシュ20についての説明として、「長さ:10〜13mm」、「カール:Jカール」と記載されている。これにより、長さが10mm、11mm、および13mmである3種類のJカール201のアイラッシュ20を用いて、グラマーセクシースタイルのまつ毛エクステンションが構成されることがわかる。

0061

グラマーセクシースタイルの外観写真60(目を開いた状態の写真61、および目を閉じた状態の写真62)には、「ボリューム感がありながら大人っぽい印象に仕上がるデザインです。」と説明が付されている。

0062

このように、表示部11に示される「ナチュラルスタイル」、「キュートスタイル」、「セクシースタイル」、「ミックススタイル」、「グラマースタイル」、および「グラマーセクシースタイル」の6つのスタイルは、当該スタイルが有する特徴要素を軸として分布配列されている。図1に示すデザインシート1では、表示部11には、当該スタイルの華やかさ横軸として6つのスタイルが段階的に配列されている。この「華やかさ」は、当該スタイルにおいて用いられるアイラッシュ20の平均長さを基準として表される。

0063

例えば、ナチュラルスタイルでのアイラッシュ20の平均長さは10mmであるのに対し、キュートスタイルでのアイラッシュ20の平均長さは11.4mmである。また、例えば、グラマースタイルでのアイラッシュ20の平均長さは11.57mmであるのに対し、グラマーセクシースタイルでのアイラッシュ20の平均長さは12mmである。

0064

用いられているアイラッシュ20が長いと、全体としてボリューム感があり、華やかな印象を受ける。まつ毛エクステンションのスタイルを選択する際の1つの指標として、かかる特徴要素を横軸に、「ナチュラルスタイル」、「キュートスタイル」、「セクシースタイル」、「ミックススタイル」、「グラマースタイル」、「グラマーセクシースタイル」の順に配列することで、所望のスタイルを容易に見つけ出すことが可能となる。

0065

また、図1に示すデザインシート1は、1シートに1つの表示部11が備えられており、この表示部11に6つのスタイルが一覧可能に配置されている。この場合、1シートの最も左側に「ナチュラルスタイル」が配置され、最も右側に「グラマーセクシースタイル」が配置されている。したがって、デザインシート1には、まつ毛エクステンションのスタイルについて、シートの左側ほどナチュラルなデザインのものが配置され、シートの右側ほど華やかなデザインのものが配置されている。

0066

表示部11の右上には、まつ毛エクステンションの施術前の写真が表示されていることが好ましい。この場合、アイラッシュ20を未装着の目の外観写真600が「Before」として示されている。

0067

外観写真600には、目を開いた状態の写真601と、目を閉じた状態の写真602とが含まれている。外観写真600に写された目は、各スタイルを示す目の外観写真60に写された目と同じ目である。これにより、施術前の外観写真600と施術後の外観写真60とを比較して見ることができ、まつ毛エクステンションの仕上がりを容易にイメージすることが可能となる。

0068

デザインシート1の表示部11には、さらに、アイラッシュの長さスケール30が示されていてもよい。長さスケール30は、複数種類あるアイラッシュ20の長さを説明したものであり、どのような長さのアイラッシュ20を用いるか、また、長さによってどのように印象が異なるか等、アイラッシュ20の長さについて理解するのに役立つ。

0069

図8は、長さスケール30の一例を示す拡大図である。例示の長さスケール30は、アイラッシュ20の長さが8mm〜14mmについて示されており、横軸に8mm〜14mmまで1mm間隔で目盛が設けられている。また、アイラッシュ20の長さの8mm〜10mmは「短め」であって、11〜14mmは「長め」であることが示されている。10mm〜11mmは「平均」の長さとされている。長さスケール30には、「まつ毛は平均7mm」と説明が付されており、アイラッシュ20を装着前のまつ毛の長さを考慮して、アイラッシュ20の長さを選択しやすいように構成されている。

0070

なお、一般に、アイラッシュ20の長さは、カールを有するアイラッシュ20の基部21から先端部22までの曲線に沿う長さではなく、基部21と先端部22との直線距離の長さをいう。通常、よく用いられるアイラッシュ20の長さは、11〜12mmとされている。より自然な仕上がりを好む場合には、長さ10mmのアイラッシュ20が用いられることが多い。

0071

前記のように構成されるデザインシート1によって、複数種類あるアイラッシュ20を効果的に用いて美しいデザインのまつ毛エクステンションを形成することができる。なお、デザインシート1に表示するまつ毛エクステンションのスタイルは、前記の6種類に限られず、さらに多くのスタイルが一覧可能に配列されてもよい。また、上まつ毛にアイラッシュ20を装着するデザインだけでなく、上まつ毛と同様に下まつ毛にアイラッシュ20を装着するデザインが示されていてもよい。

0072

−まつ毛エクステンション施術方法−
前述のまつ毛エクステンションのデザインシート1を用いて、アイラッシュ20をまつ毛に装着するまつ毛エクステンション施術方法について説明する。

0073

図11は、本発明の実施形態1に係るまつ毛エクステンション施術方法を示すフローチャートである。この方法では、まつ毛エクステンションのデザインシート1を使用しながら、デザインシート1に示されるスタイルに応じてアイラッシュ20をまつ毛に装着し、目元を美しくすることを提供する。

0074

カウンセリング(S1)
まつ毛エクステンションの施術に際しては、わかりやすく丁寧なカウンセリングが求められる。カウンセリングを通じて、被施術者のまつ毛の状態をよく確認するとともに、適切な提案を行うことで、事故病気の発生を防ぐことが好ましい。

0075

そこで、施術作業の前に、十分なカウンセリングを行う(ステップS1)。ここでは、被施術者のまつ毛の毛質、太さ、および長さなどの特徴を確認し、適合するアイラッシュ20について検討する。

0076

特に、まつ毛と、まつ毛に装着するアイラッシュ20とのカール形状に差があると、まつ毛の根元から先端までのアイラッシュ20との接着面が少なくなる。そのため、まつ毛に係る前記特徴を見極め、適正なアイラッシュ20を選択し、接着面が広くなるようにすることが好ましい。アイラッシュ20とまつ毛とが、しっかりと接着されて密着一体化することで、まつ毛エクステンションの持続性が高められるからである。

0077

スタイル選択(S2)
カウンセリングの後、またはカウンセリングと並行して、まつ毛エクステンションのスタイルを選択する(ステップS2)。図1に示したまつ毛エクステンションのデザインシート1には、6種類のスタイルが、華やかさの度合いを軸にして一覧可能に配列されている。

0078

例えば、「ナチュラルスタイル」は、普段、ナチュラルメイクである人に推奨される。また、「キュートスタイル」は、かわいらしい目元にしたい人に推奨され、「ミックススタイル」は、目元にボリューム感を出したい人に推奨される。このような、なりたい目元のイメージに基づいて、まつ毛エクステンションのデザインシート1から、1つのスタイルを選択することができる。

0079

また、スタイルを選択する際には、デザインシート1を用いることによって、カウンセリングの結果に基づいて、目の形や、まつ毛の形状および状態に合うデザインであって、似合うまつ毛エクステンションとなるように提案することが可能となる。まつ毛に対して太すぎるアイラッシュ20や長すぎるアイラッシュ20は、まつ毛に負担をかけることとなるので、まつ毛の状態に応じたアイラッシュ20を選択するとともに、スタイルを決定することが好ましい。

0080

デザインシート1を用いてスタイルを選択することで、施術者と被施術者との間でイメージを共有することができ、満足度の高いまつ毛エクステンションの提供につなげることができる。

0081

準備ステップ(S3)
次いで、まつ毛エクステンションのための準備を整える(準備ステップS3)。まつ毛エクステンションを行う被施術者の目を清潔にし、マスカラなどのアイメイクを除去する。また、選択したスタイルに用いる1種類または複数種類のアイラッシュ20を用意するとともに、グルーと呼ばれる速乾性の接着剤やツイザーと呼ばれるピンセット等の必要な材料および道具作業トレイなどにセッティングする。

0082

施術対象ではない下まつ毛(または上まつ毛)に、テープワークを施す。必要に応じて、眉毛にもテープワークを施す。テープワークは、医療用テープ等を貼着して、施術中の目を保護するとともに作業性を高めるものである。

0083

・アイラッシュの第1装着ステップ(S4)
選択したスタイルの装着指標図70に示されたラッシュ線72に対応する位置のまつ毛に、当該ラッシュ線72および数字部73に示された長さのアイラッシュ20を装着する(第1装着ステップS4)。

0084

例えば、ナチュラルスタイルであれば、図2に示される表示部11の記載を参照し、長さ10mmでJカールのアイラッシュ20を用意する。装着指標図70の記載に基づいて、ラッシュ線72に対応する位置の1本のまつ毛に、長さ10mmでJカールの1本のアイラッシュ20を装着する。

0085

図12は、まつ毛エクステンションのデザインシート1におけるアイラッシュ20の装着指標図70について示す説明図である。装着する順序は、図12に示すように、向かって右側の目(実際には左目)における、目頭寄りの位置のまつ毛(1)にまず装着し、次いで、向かって左側の目(実際には右目)における、目頭寄りの位置のまつ毛(2)に装着する。

0086

次いで、向かって右側の目における、目尻寄りの位置のまつ毛(3)に装着し、その後、向かって左側の目における、目尻寄りの位置のまつ毛(4)に装着する。これにより、アイラッシュ20を装着する全体の範囲が、向かって右側の目では(1)から(3)の間の範囲となり、向かって左側の目では(2)から(4)の間の範囲となる。

0087

次いで、アイラッシュ20を、向かって右側の目における、(1)と(3)のまつ毛の間の中央に位置するまつ毛(5)に装着した後、向かって左側の目における(2)と(4)のまつ毛の間の中央に位置するまつ毛(6)に装着する。同様にして、図12に示される数字の順に従って、10本のアイラッシュ20を装着していく。

0088

このようにしてラッシュ線72に対応する位置のまつ毛に、アイラッシュ20をそれぞれ装着する。アイラッシュ20の装着は、1本のまつ毛に1本のアイラッシュ20を装着することが基本であり、かつ、左目のまつ毛と、右目のまつ毛とに、交互に1本ずつ装着することが好ましい。これによって、一方の目のまつ毛にアイラッシュ20を装着している間に、他方の目のまつ毛に装着したアイラッシュ20の接着剤を乾燥させ、十分に硬化させることができる。

0089

アイラッシュ20の装着に際しては、両手にそれぞれツイザーを持ち、利き手のツイザー(セットツイザー)で1本のアイラッシュ20を保持し、反対の手のツイザー(セレクトツイザー)でアイラッシュ20の装着対象となるまつ毛を選び出す。

0090

図13に示すように、グルーと呼ばれる速乾性の接着剤81は、プレート82上にドーム型に取り出して用意する。セットツイザー83で保持したアイラッシュ20の基部21側をプレート82の接着剤81に没入させ、この接着剤81を付着させる。アイラッシュ20の基部21を接着剤81から引き上げるときには、アイラッシュ20のカーブに沿って斜め上方に引き出すようにする。これによって、適量の接着剤81をアイラッシュ20に均等に塗布することができ、ダマになることなく、まつ毛に接着することができる。

0091

接着剤81を塗布する範囲は、アイラッシュ20の基部21(根元側の端部)から4mm程度であり、アイラッシュ20の長さ全体に対して1/3程度の範囲とすることが好ましい。まつ毛とアイラッシュ20とは、接着剤81を介して完全に密着させる。

0092

・アイラッシュの第2装着ステップ(S5)
次いで、装着指標図70、外観イメージ図50および外観写真60を参照しながら、第1装着ステップで装着したアイラッシュ20同士の間のまつ毛に、さらにアイラッシュ20を装着する(第2装着ステップS5)。この第2装着ステップS5では、第1装着ステップS4で装着した10本のアイラッシュ20同士の間に生えているまつ毛に、新たなアイラッシュ20を1本ずつ装着していく。

0093

図12に示す例では、まず、(1)と(7)の間のまつ毛装着区間74に位置する1本のまつ毛に、1本のアイラッシュ20を装着し、次いで、(2)と(8)の間のまつ毛装着区間74に位置するまつ毛に、1本のアイラッシュ20を装着する。続いて、(7)と(5)の間のまつ毛装着区間74に1本のアイラッシュ20を装着し、次いで、(8)と(6)との間のまつ毛装着区間74に1本のアイラッシュ20を装着する。

0094

このようにして、1つのまつ毛装着区間74に対して1本のアイラッシュ20を装着する工程を、各まつ毛装着区間74に対して順に行っていく。そして、左目と右目とを交互に往復しながら、複数の異なるまつ毛装着区間74に順にアイラッシュ20を装着する。これによって、多数本のアイラッシュ20を偏りなく、バランス良く配置するとともに、複数のまつ毛装着区間74にわたって均等にアイラッシュ20を装着して、外観イメージ図50および外観写真60に示されたスタイルを形成する。

0095

アイラッシュ20の本数は、両目で60本〜200本程度とされ、多いほど華やかさが増す。1つのまつ毛装着区間74に集中してアイラッシュ20を装着するのではなく、左右の目を往復しながら、各まつ毛装着区間74にまんべんなくアイラッシュ20を装着していくことで、装着したアイラッシュ20の全体のバランスを見ながら、まつ毛エクステンションを形成することができる。

0096

第2装着ステップS5では、多数本のアイラッシュ20を装着していくときに、該当するスタイルの外観イメージ図50や外観写真60を参照することができるので、どのような位置にどの程度の本数のどのようなアイラッシュ20を装着すればよいかが一目でわかり、考える必要性がなくなる。そのため、作業をしながらデザインを検討したり、試行錯誤したりすることが防がれ、その検討等に要する時間を省略することができ、短時間で効率よく作業を終えることが可能となる。

0097

・仕上げ(S6)
アイラッシュ20を全て装着した後、必要に応じて送風機等を用いて接着剤81を硬化させるとともに、アイラッシュ20の位置ずれや浮きがないかどうかを確認する。また、下まつ毛等に貼着していたテープを除去し、まつ毛エクステンションを仕上げる(S6)。

0098

以上のように、まつ毛エクステンションのデザインシート1を用いることで、まつ毛エクステンションの施術に必要とされる、美的感覚や熟練度などを補うことが可能となり、一定の技術でのまつ毛エクステンションを提供することが可能となる。

0099

(実施形態2)
図14は、本発明の実施形態2に係るデザインシート10を示す斜視図である。なお、本実施形態に係るデザインシート10は、表示部11に示される構成が前記実施形態1に係るデザインシート1と共通する構成を有することから、前記実施形態1と共通の参照符号により示して、その重複する説明については省略する。

0100

デザインシート10は、1枚のシート101に複数種類のデザインを有するまつ毛エクステンションのスタイルを一覧可能に表示しており、さらに、この形態に係るデザインシート10では、そのようなシート101を複数枚備えて構成されている。

0101

デザインシート10は、複数枚のシート101が重ねられて綴じられている。1枚のシート101には、1つの表示部11が備えられている。図示は省略するが、表示部11には、スタイル名称40を付した1つのスタイルが示されていてもよいし、複数のスタイルが示されていてもよい。また、表示部11には、各スタイルが有する特徴要素を軸として分布配列されていることが好ましい。

0102

デザインシート10を構成する複数枚のシート101には、それぞれ複数の綴じ孔102が設けられている。これにより、複数枚のシート101は、綴じ孔102を介して線状体103などのファイリング用具により1冊のスタイルとしてまとめられている。これにより、複数のスタイルをコンパクトにまとめて示すことができ、携帯したり閲覧のために配布したりすることが可能となる。

0103

以上、説明したように、本発明に係るまつ毛エクステンションのデザインシート1およびまつ毛エクステンション施術方法によれば、美しく仕上げるために試行錯誤したり検討したりする時間や手間を要することなく、短時間で効率よく所望のまつ毛エクステンションを提供することが可能となる。また、このような施術者側のメリットだけでなく、被施術者がまつ毛エクステンションのデザインシートを一覧することで、好みのデザインのまつ毛エクステンションのスタイルを見つけやすくなり、当該スタイルへの理解が深まり、施術者とイメージを共有することが可能となる。これにより、より満足度の高いまつ毛エクステンションを提供することができる。

0104

なお、本発明に係るまつ毛エクステンションのデザインシート1は、スタイル名称40を付してまつ毛エクステンションのスタイルを一覧可能に表示する表示部11を備えて、目の外観イメージ図50、目の外観写真60およびアイラッシュの装着指標図70が共通の縮尺により表され、装着指標図70にはラッシュ線72がアイラッシュ20の長さに対応する長さを有し、アイラッシュ20の長さを示す数字部73を有するものであれば、紙面などのシート上に表示されたものであるに限られず、例えばパーソナルコンピュータ携帯端末等の画面に表示されて、表示部をタッチする等により選択したスタイルに係る詳細な情報が得られるように構成されてもよい。

0105

そのため、前記実施形態1および2は本発明の例示であるに過ぎず、本発明は他の様々な形態により実施することができる。本発明は、請求項に示される範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態に開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。

0106

本発明は、アイラッシュを用いたまつ毛エクステンションに好適に利用可能である。

0107

1、10デザインシート
11 表示部
20アイラッシュ
201 Jカール
202 Bカール
203 Cカール
204 Dカール
30 長さスケール
40スタイル名称
50外観イメージ図
60外観写真
61 写真
62 写真
70 装着指標図
71曲線部
72ラッシュ線
73数字部
74 まつ毛装着区間

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社資生堂の「 美容健康器具および塗布具」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】固形の化粧料や薬剤等に含まれる有効成分を、確実かつ容易に人体の体表部に塗布できる美容健康器具を得る。【解決手段】塗布面18aに開口した塗布孔19を有するケース12と、常温下で固形の基剤30と、... 詳細

  • 株式会社イノアックコーポレーションの「 ゲル包含成形体およびその製造方法」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】風合いが良好であり、密封性(端部接着性)が良好なゲル包含成形体の提供。【解決手段】外装体21と、前記外装体内に密閉されたゲル成分11と、を有するゲル包含成形体10であって、前記外装体21が、融... 詳細

  • テイボー株式会社の「 筆先及び筆先を備える液体塗布具」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】繊維の種類、繊維の化学構造、繊維の径、捲縮度合い、変形後の回復度合い等の面において、筆先の繊維として柔軟性がある筆先、及び、該筆先を備えた液体塗布具を提供する。【解決手段】20%伸長回復率が5... 詳細

この 技術と関連性が強い法人

関連性が強い法人一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ