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技術 弾性体ジョイントが設けられた掃除具

出願人 株式会社フジ工芸
発明者 藤田寛
出願日 2019年3月20日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-053578
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-151255
状態 未査定
技術分野 棒・管の相互結合 床,カーペット,家具,壁等の清掃用具 清浄化一般
主要キーワード テーパ状部材 回転伝達体 弾性ジョイント 細棒状 螺合方向 継ぎパイプ 綿ぼこり 接続力
関連する未来課題
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図面 (7)

課題

全長を自由に調整できるだけでなく、操作者の髪の毛等の巻き込み、必要以上の抗力が発生した際でも安全に操作できる掃除具を提供する。

解決手段

掃除具は、回転駆動部を内装したハンドル1と、回転パイプ体3と、箒体5と、を備える。回転パイプ体3は、複数の継ぎパイプ体31〜34を備えた多重筒体構造を成す。隣接する継ぎパイプ体(例えば、31,32)の連結には、弾性体ジョイント4が使用される。弾性体ジョイント4は挿入部41と該挿入部41から延びたテーパ状部材43とを有する。より先端側の継ぎパイプ体32の基部の内筒に挿入部41が装填され、かつ、より基端側の継ぎパイプ体31の内筒面にテーパ状部材43が押圧・接触する。弾性体ジョイント4は、隣接する継ぎパイプ体31,32を連結するともに、基端側の継ぎパイプ体31から先端側の継ぎパイプ体32へ回転力を伝達する。

概要

背景

(従来の壁天井用掃除具
天井蜘蛛取りや払いに使用する清掃器具として、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されている。

詳しくは、特許文献1に開示の掃除具は、回転駆動部を内装した把手と、抜き差し自在の多重筒体を成す複数の継ぎパイプ体からなる回転パイプ体と、箒体と、を有し、かつ、回転パイプ体と箒体とが連結されて一体的に回転する連結多段構造を採用するものである。

(従来技術の問題点1:回転パイプ体の長さ調節)
これらの掃除具は、継ぎパイプ体の数と長さに応じて、その全長(把手から箒体までの長さ)を調節可能である。しかしながら、特許文献1の図面1に示すように、継ぎパイプ体の基部が、隣接する継ぎパイプ体の先部、又は、回転駆動部に連結された円柱階段状の回転伝達体に密篏することで、回転パイプ体全体が初めて固定されるため、継ぎパイプ体の長さ毎にしか調整することができなかった。つまり、掃除具の把手から箒体までの長さを、任意の自由(適当)な位置に調整したり、微調整したりすることが困難であった。

(従来技術の問題点2:継ぎパイプ体同士の接続の度合い)
また、特許文献1,2に開示された壁天井清掃用の掃除具において、操作者の髪の毛や壁から吊り下げられたなどが、回転する継ぎパイプ体のいずれかに巻き込まれたときには、継ぎパイプ体同士の接続(密篏)が堅固であり、駆動力が操作者や壁に伝達してしまうため、非常に危険である。言い換えれば、継ぎパイプ体同士の接続の度合いは、回転駆動部からの回転力を箒体へ伝達することが満たされれば、軽度で良く、必要以上に堅固でない方が良い。

このように、ある一つの継ぎパイプ体に、その回転力に抗した必要以上の力が生じた際には、これに隣接する駆動側の継ぎパイプ体との接続は解除された方が、操作の安全上、都合の良い場合がある。この場合、駆動側の継ぎパイプ体は、危険状態にある先端側の継ぎパイプ体へ回転力を伝達せずに空転してしまった方が良い。

なお、特許文献3は、長さ調節可能な柄(伸縮ロッド)を備えた清掃用具を開示するが、この清掃用具は、本発明が目的とする、壁天井用の掃除具でも、回転駆動するパイプ体が設けられた掃除具でも無い。

また、伸縮ロッドの構成部材である内筒外筒とは、雄ねじ部材雌ねじ部材との螺合により、自由な距離と位置によって接続可能であると考えられるが、この特許文献3の接続構造を、本発明が目的とするような回転駆動部から箒体へ回転力を伝達すべき回転パイプ体へ適用する場合には、回転方向によっては、雄ねじ部材と雌ねじ部材との間の螺合によるロック状態が解除されて、目的とする機能が発揮されず、使い物にならなくなることが予想される。

また、特許文献3に開示の伸縮ロッドについても、上述した2番目の課題を解消できる技術を開示又は示唆するものではない。特許文献3に開示の伸縮ロッドは、雄ねじ部材と雌ねじ部材との間の螺合により堅固なロック状態となり、手動により一方の部材を他方の部材に対して螺合方向と反対方向に回動するなどして、その螺合状態を解消しなければ、ロック解除状態を作り上げることはできない。

このことは、上記構造のような伸縮ロッド(特許文献3)を、特許文献1,2に開示の回転パイプ体に仮に適用できたとしても、上記の課題を完全に解決できるとは到底考えられない。つまり、回転する継ぎパイプ体の一つに、必要以上の抗力(操作上危険な力)が生じたときには、隣接する継ぎパイプ体との接続を解除できる新規な接続構造が求められている。

概要

全長を自由に調整できるだけでなく、操作者の髪の毛等の巻き込み、必要以上の抗力が発生した際でも安全に操作できる掃除具を提供する。掃除具は、回転駆動部を内装したハンドル1と、回転パイプ体3と、箒体5と、を備える。回転パイプ体3は、複数の継ぎパイプ体31〜34を備えた多重筒体構造を成す。隣接する継ぎパイプ体(例えば、31,32)の連結には、弾性体ジョイント4が使用される。弾性体ジョイント4は挿入部41と該挿入部41から延びたテーパ状部材43とを有する。より先端側の継ぎパイプ体32の基部の内筒に挿入部41が装填され、かつ、より基端側の継ぎパイプ体31の内筒面にテーパ状部材43が押圧・接触する。弾性体ジョイント4は、隣接する継ぎパイプ体31,32を連結するともに、基端側の継ぎパイプ体31から先端側の継ぎパイプ体32へ回転力を伝達する。

目的

本発明が目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

回転駆動部を内装したハンドルと、前記ハンドルの先端側に設けられた回転パイプ体と、前記回転パイプ体の先端側に設けられかつ可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒状の箒体と、を備えた掃除具であって、前記回転パイプ体は、複数の継ぎパイプ体を備えた多重筒体構造を成し、最も基端側の継ぎパイプ体の基部は、前記回転駆動部に連結しかつ前記回転駆動部から前記回転パイプ体に回転力を伝達し、最も先端側の継ぎパイプ体の先部は、前記箒体に連結しかつ前記回転パイプ体から前記箒体に前記回転力を伝達し、隣接する継ぎパイプ体の連結には、弾性体ジョイントが使用され、前記弾性体ジョイントは挿入部と該挿入部から末広がりに延びたテーパ状部材とを有し、より先端側の継ぎパイプ体の基部の内筒に前記挿入部が装填され、かつ、より基端側の継ぎパイプ体の内筒面に前記テーパ状部材が押圧・接触することで、前記弾性体ジョイントは、隣接する継ぎパイプ体を連結するともに、基端側の継ぎパイプ体から先端側の継ぎパイプ体へ前記回転力を伝達することを特徴とする掃除具。

請求項2

前記弾性体ジョイントには、前記挿入部の先端にて開口しかつ前記先端から基端に向かって延びた開口部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の掃除具。

請求項3

前記弾性体ジョイントの前記挿入部の外周面には環状溝が少なくとも一つ設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の掃除具。

請求項4

前記テーパ状部材は、前記挿入部から末広がりに延びた複数の羽根体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の掃除具。

請求項5

前記掃除具は、前記箒体又は最も先端側の前記継ぎパイプ体に装着可能な装着パイプ部と、該装着パイプ部の外周に突設したハタキ拭浄部とを有したハタキ体を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の掃除具。

請求項6

前記ハタキ拭浄部は柔軟扁平体で形成されることを特徴とする請求項5に記載の掃除具。

請求項7

前記柔軟扁平体の側縁部には複数のスリットが互いに離間して形成されることを特徴とする請求項6に記載の掃除具。

請求項8

前記箒体の断面が、円の外周側端部を少なくとも1つ除去した形状、長方形正方形五角形三角形、又は、円の外周側に少なくとも1つの突起が設けられた形状であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の掃除具。

請求項9

前記箒体の少なくとも先端部は、軟質合成樹脂又は軟質合成ゴムで形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の掃除具。

技術分野

0001

本発明は、天井蜘蛛(虫の巣)取り、壁や天井の払い、家具の隙間の綿ぼこりの除去の他、排水管内等の狭く離れた箇所への清掃に適した掃除具に関するものである。

背景技術

0002

(従来の壁天井用掃除具)
天井の蜘蛛の巣取りや煤払いに使用する清掃器具として、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されている。

0003

詳しくは、特許文献1に開示の掃除具は、回転駆動部を内装した把手と、抜き差し自在の多重筒体を成す複数の継ぎパイプ体からなる回転パイプ体と、箒体と、を有し、かつ、回転パイプ体と箒体とが連結されて一体的に回転する連結多段構造を採用するものである。

0004

(従来技術の問題点1:回転パイプ体の長さ調節)
これらの掃除具は、継ぎパイプ体の数と長さに応じて、その全長(把手から箒体までの長さ)を調節可能である。しかしながら、特許文献1の図面1に示すように、継ぎパイプ体の基部が、隣接する継ぎパイプ体の先部、又は、回転駆動部に連結された円柱階段状の回転伝達体に密篏することで、回転パイプ体全体が初めて固定されるため、継ぎパイプ体の長さ毎にしか調整することができなかった。つまり、掃除具の把手から箒体までの長さを、任意の自由(適当)な位置に調整したり、微調整したりすることが困難であった。

0005

(従来技術の問題点2:継ぎパイプ体同士の接続の度合い)
また、特許文献1,2に開示された壁天井清掃用の掃除具において、操作者の髪の毛や壁から吊り下げられたなどが、回転する継ぎパイプ体のいずれかに巻き込まれたときには、継ぎパイプ体同士の接続(密篏)が堅固であり、駆動力が操作者や壁に伝達してしまうため、非常に危険である。言い換えれば、継ぎパイプ体同士の接続の度合いは、回転駆動部からの回転力を箒体へ伝達することが満たされれば、軽度で良く、必要以上に堅固でない方が良い。

0006

このように、ある一つの継ぎパイプ体に、その回転力に抗した必要以上の力が生じた際には、これに隣接する駆動側の継ぎパイプ体との接続は解除された方が、操作の安全上、都合の良い場合がある。この場合、駆動側の継ぎパイプ体は、危険状態にある先端側の継ぎパイプ体へ回転力を伝達せずに空転してしまった方が良い。

0007

なお、特許文献3は、長さ調節可能な柄(伸縮ロッド)を備えた清掃用具を開示するが、この清掃用具は、本発明が目的とする、壁天井用の掃除具でも、回転駆動するパイプ体が設けられた掃除具でも無い。

0008

また、伸縮ロッドの構成部材である内筒外筒とは、雄ねじ部材雌ねじ部材との螺合により、自由な距離と位置によって接続可能であると考えられるが、この特許文献3の接続構造を、本発明が目的とするような回転駆動部から箒体へ回転力を伝達すべき回転パイプ体へ適用する場合には、回転方向によっては、雄ねじ部材と雌ねじ部材との間の螺合によるロック状態が解除されて、目的とする機能が発揮されず、使い物にならなくなることが予想される。

0009

また、特許文献3に開示の伸縮ロッドについても、上述した2番目の課題を解消できる技術を開示又は示唆するものではない。特許文献3に開示の伸縮ロッドは、雄ねじ部材と雌ねじ部材との間の螺合により堅固なロック状態となり、手動により一方の部材を他方の部材に対して螺合方向と反対方向に回動するなどして、その螺合状態を解消しなければ、ロック解除状態を作り上げることはできない。

0010

このことは、上記構造のような伸縮ロッド(特許文献3)を、特許文献1,2に開示の回転パイプ体に仮に適用できたとしても、上記の課題を完全に解決できるとは到底考えられない。つまり、回転する継ぎパイプ体の一つに、必要以上の抗力(操作上危険な力)が生じたときには、隣接する継ぎパイプ体との接続を解除できる新規な接続構造が求められている。

先行技術

0011

特開2000−084501号公報
特開2000−051795号公報
特開2000−046021号公報

発明が解決しようとする課題

0012

(本発明の目的)
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、複数の継ぎパイプ体で構成された回転パイプ体の全長を自由に調整できるだけでなく、必要以上の抗力が継ぎパイプ体の一つに発生した際に、これに隣接する駆動側の継ぎパイプ体との接続を解除できる掃除具を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

本発明者は、鋭意検討の末、継ぎパイプ体の基部に、外方に拡径するテーパ部を有した弾性体ジョイントを設けて、このジョイントを前記継ぎパイプ体と隣接する継ぎパイプ体との接続に使用するという斬新な発案に想到し、この発案に適した接続構造を具現化した。つまり、この構造であれば上記課題を見事に解決できることを見出し、本発明を完成した。

0014

本発明は、例えば、以下の構成・特徴を備えるものである。

0015

(態様1)
回転駆動部を内装したハンドルと、
前記ハンドルの先端側に設けられた回転パイプ体と、
前記回転パイプ体の先端側に設けられかつ可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒状の箒体と、
を備えた掃除具であって、
前記回転パイプ体は、複数の継ぎパイプ体を備えた多重筒体構造を成し、
最も基端側の継ぎパイプ体の基部は、前記回転駆動部に連結しかつ前記回転駆動部から前記回転パイプ体に回転力を伝達し、
最も先端側の継ぎパイプ体の先部は、前記箒体に連結しかつ前記回転パイプ体から前記箒体に前記回転力を伝達し、
隣接する継ぎパイプ体の連結には、弾性体ジョイントが使用され、
前記弾性体ジョイントは挿入部と該挿入部から末広がりに延びたテーパ状部材とを有し、
より先端側の継ぎパイプ体の基部の内筒に前記挿入部が装填され、かつ、より基端側の継ぎパイプ体の内筒面に前記テーパ状部材が押圧・接触することで、前記弾性体ジョイントは、隣接する継ぎパイプ体を連結するともに、基端側の継ぎパイプ体から先端側の継ぎパイプ体へ前記回転力を伝達する
ことを特徴とする掃除具。
(態様2)
前記弾性体ジョイントには、前記挿入部の先端にて開口しかつ前記先端から基端に向かって延びた開口部が形成される
ことを特徴とする態様1に記載の掃除具。
(態様3)
前記弾性体ジョイントの前記挿入部の外周面には環状溝が少なくとも一つ設けられる
ことを特徴とする態様1又は2に記載の掃除具。
(態様4)
前記テーパ状部材は、前記挿入部から末広がりに延びた複数の羽根体である
ことを特徴とする態様1〜3のいずれかに記載の掃除具。
(態様5)
前記掃除具は、前記箒体又は最も先端側の前記継ぎパイプ体に装着可能な装着パイプ部と、該装着パイプ部の外周に突設したハタキ拭浄部とを有したハタキ体を更に備える
ことを特徴とする態様1〜4のいずれかに記載の掃除具。
(態様6)
前記ハタキ拭浄部は柔軟扁平体で形成される
ことを特徴とする態様5に記載の掃除具。
(態様7)
前記柔軟扁平体の側縁部には複数のスリットが互いに離間して形成される
ことを特徴とする態様6に記載の掃除具。
(態様8)
前記箒体の断面が、円の外周側端部を少なくとも1つ除去した形状、長方形正方形五角形三角形、又は、円の外周側に少なくとも1つの突起が設けられた形状である
ことを特徴とする態様1〜7のいずれかに記載の掃除具。
(態様9)
前記箒体の少なくとも先端部は、軟質合成樹脂又は軟質合成ゴムで形成されている
ことを特徴とする態様1〜8のいずれかに記載の掃除具。

発明の効果

0016

本発明の掃除具によれば、以上の構成の弾性体ジョイントを少なくとも一つ有するため、これらによって接続された継ぎパイプ体で構成された回転パイプ体の全長を自由に調整できる。

0017

また、弾性体ジョイントによる継ぎパイプ体間の接続は軽度であり、継ぎパイプ体の一つに必要以上の抗力が発生した際に、弾性体ジョイントは、この継ぎパイプ体に隣接する駆動側の継ぎパイプ体との接続を解除するため、抗力の発生した継ぎパイプ体は静止したまま、駆動側の継ぎパイプ体及びこれに連結する基端側の回転部材は空転することになる。

図面の簡単な説明

0018

本発明の掃除具の斜視図とハンドルの内部構造及び箒体を示す概略図である。
回転パイプ体(各継ぎパイプ体)の内部構造を示した図である。
各弾性体ジョイントの斜視図及び正面図である。
本発明の掃除具の使用例(様々な対象物の除去)を説明した図である。
箒体の変形例を示した図である。
ハタキ体を幾つか例示した図である。

0019

以下、添付の図面を参照しながら下記の具体的な実施形態に基づき本発明の掃除具の技術的内容を説明するが、本発明はこれらの実施形態に何等限定されるものではない。

0020

(掃除具の構成)
図1(a)は、本発明の掃除具全体を示した概略図である。本実施例に係る掃除具は、ハンドル1と、保護パイプ体2と、回転パイプ体3と、箒体5と、を備える。なお、回転パイプ体3は、テーパ状の多重筒体を成し、具体的には、釣り竿のように伸縮可能な複数(図示の例では4本)の継ぎパイプ体(図示の例では第1〜第4の継ぎパイプ体31〜34)を有する。

0021

(ハンドルの構造)
図1(b)にハンドル1の内部構造を示す。ハンドル1は中空筒状の本体11を備える。本体11内には、モータ12及びモータ用電源13が内装され、これらの要素は本発明の回転駆動部として機能する。なお、モータ用電源13の一例として、乾電池充電式電池が挙げられる。図示の例では2個の乾電池13が用意される。乾電池13は、本体11の軸方向の後端開閉可能なエンドキャップ16を介して、本体11へ内装したり、本体11から交換のため取り出したりすることが可能である。

0022

また、本体11には、モータ用電源13からモータ12への給電を開始又は終了するためのスイッチ14(例えば、押下げ式スイッチ又はスライド式のスイッチ)が設置されている。このスイッチ14の他に、モータ12の回転方向が切替え可能となるよう、モータ12に対して給電方向の切替接続を行う選択スイッチ(図示せず)をさらに設けてもよい。

0023

(本体と保護パイプ体との接続)
一方、本体11の先端側には、本体11と保護パイプ体2とを接続可能な取付部15が設けられる。この取付部15は、本体11の先端から筒状に突き出しており、その内周面ネジ溝が形成されている。保護パイプ体2の基部外周面には、取付部15のネジ溝15aに着脱自在に螺合するネジ部2aが形成されている。

0024

(回転駆動部(モータ)と回転パイプ体との接続)
また、保護パイプ体2及び取付部15内には、モータ12の回転軸と連結した回転伝達体17が設けられる。回転伝達体17は、円柱体を成し、かつ、その中心軸モータ回転軸に一致するとともに保護パイプ体2や取付部15の中心線に一致するように配置される。さらに、回転伝達体17の外周面と、最も基端側の継ぎパイプ体31(第1継ぎパイプ体)の基部の内周面と、が密篏かつ固着されている。

0025

(回転駆動部から回転パイプ体への回転力の伝達構造
以上の構成を有した掃除具では、図1(b)に示すように、ハンドル1やこれに接続された保護パイプ体2は静止した状態を常に保つものの、これらの要素1,2内に配置されたモータ12、これに連結された回転伝達体17及び第1継ぎパイプ体31(を含む回転パイプ体3)は、上述のスイッチ14の操作により、回転の開始・終了や所望方向への回転を行う。

0026

(回転パイプ体の構造)
図2は、回転パイプ体3(各継ぎパイプ体31〜34)の内部構造を示した図である。回転パイプ体3を構成する複数の継ぎパイプ体31〜34は、夫々、掃除具の先端(箒体5)に向かって先窄まりのテーパ状を成し、多重筒体を形成するために、その径は、順次、縮小する。

0027

具体的には、ハンドル1に近くかつ回転伝達体17に接続された第1の継ぎパイプ体31内には、第1の継ぎパイプ体31から更に先端側へ引出し可能な第2の継ぎパイプ体32が内装される。さらに、第2の継ぎパイプ体32内には、第2の継ぎパイプ体32から更に先端側へ引出し可能な第3の継ぎパイプ体33が内装される。さらに、第3の継ぎパイプ体33内には、第3の継ぎパイプ体33から更に先端側へ引出し可能な第4の継ぎパイプ体34が内装される。

0028

(従来製品の回転パイプ体の構造)
ところで、特許文献1に示すような従来技術では、第2の継ぎパイプ体が掃除具の一部として連結(固定)される位置は、第2の継ぎパイプ体を第1(基端側つまり外方側)の継ぎパイプ体から最も引き出した状態、つまり、第2の継ぎパイプ体の拡径した基部が、第1の継ぎパイプ体の縮径した先部に内側から密篏した状態である。もしくは、第2の継ぎパイプ体を第1の継ぎパイプ体内に最も差し入れて第2の継ぎパイプ体の基部が円柱階段状の回転伝達体(図示せず)に密篏・固定した状態だけである。

0029

(従来製品を長さ調節する上での課題)
特許文献1などの従来技術では、第2の継ぎパイプ体より先端側(内方側)の第3・第4の継ぎパイプ体でも、第2の継ぎパイプ体の上記連結構造と同様の構造を採用する。要するに、従来技術は、各継ぎパイプ体の移動(スライド)及び固定が可能であるものの、回転パイプ体全体としての長さ調節は、継ぎパイプ体の長さ毎の調整に限定されるものであった(特許文献1の図面3や4も併せて参照されたい)。

0030

(従来製品の操作上の課題)
また、上述の先部・基部間の密篏は、通常、隣接する継ぎパイプ体同士を堅固に接続する。このため、操作者の髪の毛や壁から吊り下げられた紐などが、回転する継ぎパイプ体のいずれかに巻き込まれたときには、モータからの駆動力が操作者や壁に確実に伝達してしまうため、非常に危険である。

0031

(弾性体ジョイントの採用)
上記課題を解決するため、隣接する継ぎパイプ体31〜34の間の接続に、本発明では、後述する新規な弾性体ジョイント4(4a〜4c)(図1(b)、図2及び図3の各図を参照)を採用する。図3(a)〜(f)に各弾性体ジョイント4a〜4cの斜視図及び正面図を示す。

0032

弾性体ジョイント4(4a〜4c)は、夫々、円柱状の挿入部41と、挿入部41の基端に設けられかつ外周側に突設した鍔部42と、鍔部42から徐々に拡径したテーパ状部材43と、を備える。図2及び図3に示す例では、テーパ状部材43は、対向する2つのテーパ状羽根体(以下、単に「羽根体」とも呼ぶ。)である。弾性体ジョイント4(少なくともテーパ状部材43)は、例えば、ポリウレタンポリプロピレン等の樹脂から作られる。このため、弾性体ジョイント4を継ぎパイプ体31〜34の間に取り付け、継ぎパイプ体31〜34同士の連結・保持に適した弾性を発揮する。

0033

(隣接する継ぎパイプ体間への弾性ジョイントの設置)
弾性体ジョイント4の挿入部41は、隣接する継ぎパイプ体(例えば、31,32)のうち、より先端側の継ぎパイプ体(例えば、32)の基部の内筒に装填される。好ましくは、鍔部42が基部に接触するまで挿入部41が内筒に装填される。

0034

(挿入部の取付け
この挿入部41は、前記内筒の内径に対応した外径を有しており、内筒への装填時にその弾性により外径が、基部の外径より縮小し、装填後は、挿入部41の外周から基部内筒へ拡大する方向の弾性力が常に生じる。これにより、弾性体ジョイント4aが、比較的先端側の継ぎパイプ体(例えば、32)に連結される。なお、挿入部41の表面に接着剤を塗布し、挿入部41と基部との間を接着して両部材接続力を高めてもよい。

0035

(弾性体ジョイントの抜け防止構造
なお、挿入部41の外周面には、環状溝44が少なくとも一つ(図示では、長手方向に離間して複数)設置されてもよい。これにより、挿入部41の外周面と、この挿入部41が装填された継ぎパイプ体32の基部の内筒面との間の摩擦力が増大する。また、この間に接着剤を塗布する場合にも、この環状溝44が必要量の接着剤を収容しつつ外周に亘って接着剤を行き届かせる役割を果たす。このため、掃除具使用中、回転パイプ体3からの挿入部41の意図しない抜けを確実に防止することができる。

0036

さらに、弾性体ジョイント4には、挿入部41の先端にて開口しかつ該先端から基端に向かって延びた開口部45を形成してもよい。これにより、開口部45が内延した外周部に外側から内側へ向いた外力を加えた際に、挿入部41が内側に容易に撓みやすくなる(すなわち、挿入部41が一時的に大幅に縮径するように変形する)ため、継ぎパイプ体の基部内筒に挿入部41を装填しやすくなる。この開口部45は、比較的大きな直径を有した挿入部41を有した弾性体ジョイント(すなわち、より回転駆動部12に近い継ぎパイプ体31—32,32−33間を接続する弾性体ジョイント4a,4b)に採用されることが好ましい。

0037

(弾性体ジョイントのテーパ状部材)
また、鍔部42より更に拡径しながら外側に延びたテーパ状部材43(図示では、テーパ状羽根体)は、その弾性により、外力を加えると元来の形状より内側に変形可能である。この変形状態を保ちながら、テーパ状羽根体43をより基端側の継ぎパイプ体(例えば、31)の内筒面に当接させることができる。具体的には、テーパ状羽根体43の最大径は、接続すべき継ぎパイプ体の内筒径(先部から基部まで変化する)よりも常に大きくなるように設計されていることに留意されたい。

0038

(テーパ状部材の作用効果
これにより、羽根体43が基端側の継ぎパイプ体31の内筒に当接した後も、元来の形状に戻る方向つまり羽根体43が広がる方向に弾性力(反力)が内筒に常に生じる。従って、先端側の継ぎパイプ体32に挿入された挿入部41を有した弾性体ジョイント4は、その羽根体43の弾性力でもって隣接した基端側の継ぎパイプ体31を保持することができるようになる。

0039

図1及び図2に示す実施例の掃除具には、4つの継ぎパイプ体31〜34が用意され、これらの部材が3つの弾性体ジョイント4a〜4cによって連結される。ハンドル1に近い方から、第1・第2・第3・第4の継ぎパイプ体31〜34と、第1・第2・第3の弾性体ジョイント4a〜4cと呼ぶ。

0040

第1の弾性体ジョイント4aは、第2の継ぎパイプ体32の基部の内筒に装填された挿入部41と、第1の継ぎパイプ体31の内筒に当接するように変形されたテーパ状羽根体43と、を備える。つまり、第1の弾性体ジョイント4aは、その羽根体43の適度な弾性力によって第1・第2の継ぎパイプ体31,32を連結する。

0041

第2の弾性体ジョイント4bは、第3の継ぎパイプ体33の基部の内筒に装填された挿入部41と、第2の継ぎパイプ体32の内筒に当接するように変形されたテーパ状羽根体43と、を備える。つまり、第2の弾性体ジョイント4bは、その羽根体43の適度な弾性力によって第2・第3の継ぎパイプ体32,33を連結する。

0042

第3の弾性体ジョイント4cは、第4の継ぎパイプ体34の基部の内筒に装填された挿入部41と、第3の継ぎパイプ体33の内筒に当接するように変形されたテーパ状羽根体43と、を備える。つまり、第3の弾性体ジョイント4cは、その羽根体43の適度な弾性力によって第3・第4の継ぎパイプ体33,34を連結する。

0043

(回転パイプ体への箒体の接続)
なお、図2の例では、第4の継ぎパイプ体34内には、箒体5が引き出し可能に内挿されている。箒体5の基部が第4の継ぎパイプ体34の先部に密篏することで互いに連結された状態となり、モータ12からの回転駆動力が第4の継ぎパイプ体34を介して箒体5に確実に伝達されるようになる。

0044

(箒体の役割)
箒体5は、グラスファイバーや、カーボン繊維等の材料を使用して、釣り竿の先端側竿杆のような充分な可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒体である。箒体5は、蜘蛛の巣、虫の巣、塵埃等の対象物(ターゲット)に接触すると、対象物周辺剛体(壁等の形状)に適合した形状に変形しながら回転する。このように、箒体5をくねらせながら回転させることにより、天井や壁面上の蜘蛛の巣等の対象物を全て残らず箒体5の周囲に効率的に箒体5に巻取り採集することが可能となる。よって、箒体5を当てた壁の部位には対象物が完全に除去される。

0045

(箒体の先端部)
また、箒体5の少なくとも先端部5’は、図1(c)や図2に示すように、軟質合成樹脂又は軟質合成ゴムで形成されていることが好ましい。なお、上記素材の先端部5’のみを、別部材として用意して箒体5に取り付けてもよい。これにより、箒体5が操作者や操作者以外の他人に当たってしまっても、その先端部5’が、接触した人の形状に応じて変形してその人を傷付けることがないため、安全である。

0046

(回転パイプ体の全長の調節及び保持)
以上の構成の回転パイプ体3においては、図2に示すように、より連結された先端側の継ぎパイプ体32〜34は、その基部に挿入部41が装填(接着)された弾性体ジョイント4a〜4cとともに、これに隣接したより基端側の継ぎパイプ体31〜33から所望の距離だけ引き出し可能である。移動を止めると、各弾性体ジョイント4a〜4cのテーパ状羽根体43が元来の形状に戻ろうとする弾性力(反力)で基端側の該継ぎパイプ体31〜33を保持する。

0047

(回転パイプ体の長さ調節の際の長所)
各継ぎパイプ体31〜34に接続された各弾性ジョイント4が、上記の機能・役割を発揮するため、先端側の各継ぎパイプ体32〜34を、隣接する各継ぎパイプ体31〜33から所望の距離だけ引き出し、その位置で保持することができるようになる。このように、回転パイプ体3の長さ調節が、従来技術のそれと比べて、格段に自在(フレキシブル)になることがお分かりいただけよう。

0048

(本発明の掃除具の操作上の長所)
一方で、弾性体ジョイント4による継ぎパイプ体31〜34の間の連結は、上述の弾性力に依存するため、その連結具合は軽度である。従って、蜘蛛の巣等の対象物の他に、操作者の髪の毛や壁から吊り下げられた紐などの物体(図示せず)が、回転する箒体5や継ぎパイプ体31〜34の一つに巻き込まれたときには、物体を巻き込んだ継ぎパイプ体(例えば、34)と、これに駆動力を伝える隣接した継ぎパイプ体(例えば、33)との間に通常運転中に発生する抗力より大きな抗力が弾性体ジョイント4cの羽根体43に発生し始める

0049

しかしながら、該羽根体43の弾性力は軽度であるため、駆動側の隣接する継ぎパイプ体33との連結は解除される。つまり、物体を巻き込んだ継ぎパイプ体34及びこれより先端側の要素は静止したままで、これより基端側の継ぎパイプ体33は空転し続ける。操作者は、スイッチ14を切ることで、掃除具の運転を、一旦中止し、巻き込んだ物体を落ち着いて安全に掃除具から除去することが可能となる。従って、意図しない物体の巻き込みが生じても、操作者や清掃対象の壁などを傷付けることやモータ12などに大幅な負荷掛けることは無い。

0050

(掃除具の使用例1:蜘蛛の巣取り)
図4(a)に本発明の掃除具の一つの使用例を示す。継ぎパイプ体31〜34の全てを引っ張り出した状態で、モータ12を動作させると、回転パイプ体3及び箒体5が回転することになり、天井や手の届かない狭い高所に箒体5を差しのばすと、当該箇所の蜘蛛の巣Aを絡め取ることができる。

0051

(掃除具の使用例2:埃塵の除去)
図4(b)に本発明の掃除具のもう一つの使用例を示す。箒体5を、埃塵が付着した壁面Bや天井Cに沿って撓ませながら当接し、箒体5を回転させると、埃塵を巻き取り、これらを壁面Bや天井C等から剥がすことができる。

0052

(掃除具の使用例3:狭い場所の掃除
図4(c)に本発明の掃除具のもう一つの使用例を示す。図4(c)に示すように家具Dと床Eとの間隙(狭所)に箒体5を差し入れることが可能となり、箒体5を回転させることで、当該箇所の清掃を行うことができるものである。また前記の清掃作業以外でも、箒体5や回転パイプ体3(最も先端側の継ぎパイプ体34)に、後述のハタキ体6を採用すると、塵芥の拭き取りや削り落とし等の種々の目的・用途に本掃除具を使用できる。

0053

次に、本発明の構成要素に付き、幾つかの変形例も紹介する。図5は箒体5の変形例を示した図である。

0054

(箒体の変形例)
箒体5には、特許文献1に示すような種々の形態のものを使用することができる。また、箒体5の断面形状は、図5(a)に示すような中実円柱体(すなわち、円形50a)でも良いが、これに限定されない。例えば、図5(b)〜(h)に示すような種々の断面形状50b〜50hを採用することができる。

0055

ここで、図5(b)は、円形断面の箒体5から上下の外周側端部51を長手方向に沿って除去したものである。図5(c)〜(f)は、夫々、長方形50c、正方形50d、五角形50e、三角形50fを成す断面を有した箒体5を示す。

0056

また、図5(g)、(f)は、円の外側に少なくとも1つ(図示では複数)の突起52,53が設けられた断面50g,50hを有した箒体5を示す。図5(g)では矩形断面の一対の突起52が互いに対向する外周位置に設けられている。図5(h)では三角形断面の二対の突起53が互いに対向する外周位置に設けられている。

0057

前記独創的な断面形状50b〜50hを採用することにより、以下の利点が得られる。すなわち、通常の円形50aの断面を有した箒体5を使用した場合、蜘蛛の巣が円形の外周面に密接しながらぐるぐると巻き付いてしまうため、使用後、採集された蜘蛛の巣の塊を箒体5から除去することが非常に困難となる。これに対し、独創的な断面形状50b〜50hを有した箒体5を使用した場合は、蜘蛛の巣が、箒体5の外周面の少なくとも一部には接触せずに空気を含みながら採集されるため、採集された蜘蛛の巣の塊は、箒体5から比較的容易に除去することができるようになる。

0058

(ハタキ体の追設)
本発明の掃除具には、ハタキ体(duster)6を更に備えてもよい。図6はハタキ体6の形態を幾つか例示した図である。例えば、ハタキ体6は、図6の(a)〜(c)に示すように、筒状の装着パイプ部61と、ハタキ拭浄部62で構成される。

0059

ここで、装着パイプ部61は、最も先端側の第4の継ぎパイプ体34(又は箒体5)を囲繞しこれに密着する形状に形成したものである。一方、ハタキ拭浄部62は、図6(a)に示すような布帛体62aや図6(b)に示すような繊維体62b、等のものを装着パイプ部61に接着・植毛等の適宜な手段で取り付けてなるものである。これらに代えて、図6(c),(d)に示すような柔軟性のある扁平体(例えば、扁平状の不織布や紙であり、以下、「柔軟扁平体」とも呼ぶ。)62cを使用してもよい。

0060

回転パイプ体3(図示では、最先の第4の継ぎパイプ体34)や箒体5に取り付けられた装着パイプ部61を回転させることにより、天井Cや壁面B上にこびりついた煤や塵を、そのハタキ拭浄部62(62a〜62c)にて効率的に拭き取ることが可能となる。

0061

(ハタキ拭浄部と被清掃対象の被清掃面との摩擦力)
なお、ハタキ拭浄部62に布帛体62aや繊維体62bを使用する場合は、被清掃対象の被清掃面との接触面積が大きいため単位時間当たりの拭き取り能力が高い。しかしながら、両者間の摩擦力も相応に増加してしまうため、この摩擦力により、高速回転するハタキ体6を含んだ掃除具が被清掃面に沿って力強く引っ張られしまい、操作者がこの掃除具を手で保持し続けることが困難になる場合もあるので注意を要する。

0062

(柔軟扁平体の利点)
一方、ハタキ拭浄部62に柔軟扁平体62cを採用した場合には、柔軟扁平体62cが被清掃対象の被清掃面と接触しても、しなやかに変形するため、両者間の摩擦力が増加し過ぎず、ハタキ体6を回転させても、掃除具全体が被清掃面にそれ程力強く引っ張られることは無いため、操作者はこの保持具を手で容易に保持し続けることができる。

実施例

0063

前記作用効果を得るためには、特に、柔軟扁平体62cの長手方向中央に装着パイプ部61が延びるように接続され、一対の側縁部63,63が装着パイプ部61の両側に配置された構成が好ましい。加えて、柔軟扁平体62cの少なくとも一方の側縁部63には、スリット(切込み)64が設けられていることがさらに好ましい。これにより、柔軟扁平体62cの回転時に、各スリット64が局所的に振動揺動)しながら変形するため、柔軟扁平体62cと被清掃面との摩擦力を低下しつつ煤等の拭き取り能力を飛躍的に向上することができるようになる。

0064

本発明の掃除具によれば、以上の構成の弾性体ジョイントを少なくとも一つ有するため、これらによって接続された継ぎパイプ体で構成された回転パイプ体の全長を自由に調整できる。

0065

また、弾性体ジョイントによる継ぎパイプ体間の接続は軽度であり、継ぎパイプ体の一つに必要以上の抗力が発生した際に、弾性体ジョイントは、この継ぎパイプ体に隣接する駆動側の継ぎパイプ体との接続を解除するため、抗力の発生した継ぎパイプ体は静止したまま、駆動側の継ぎパイプ体及びこれに連結する基端側の回転部材は空転することになる。

0066

従って、本発明は、産業上の利用価値及び利用可能性が非常に高い。

0067

1ハンドル
2保護パイプ体
2aネジ部
3回転パイプ体
4(4a,4b,4c)弾性体ジョイント(第1〜第3の弾性体ジョイント)
5 箒体
5’ 箒体の先端部
6ハタキ体
11 ハンドルの本体
12回転駆動部(モータ)
13モータ用電源
14 スイッチ
15取付部
15a 取付部のネジ溝
16エンドキャップ
17回転伝達体
31,32,33,34継ぎパイプ体(第1〜第4の継ぎパイプ体)
41 挿入部
42 鍔部
43テーパ状部材(テーパ状羽根体)
44環状溝
45 開口部
50,50a,50b,50c,50d,50e,50f,50g,50h 箒体の断面
51円形断面の外周側端部
52,53 円形断面外側の突起
61装着パイプ部
62 ハタキ拭浄部
62a布帛体
62b繊維体
62c 柔軟扁平体
63 ハタキ拭浄部(柔軟扁平体)の側縁部
64スリット(切込み)

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