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技術 チョコレート溶液を製造する調理器

出願人 ミツバチプロダクツ株式会社
発明者 桐石卓小辻博隆福岡秀悟毛利一雄赤瀬哲也植田昌秀
出願日 2019年3月18日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-049634
公開日 2020年9月24日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-150798
状態 未査定
技術分野 菓子
主要キーワード 中継プラグ 狭小箇所 注水速度 液体水位 噴出タイミング 攪拌ユニット 電流断続 中継管
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月24日)のものです。
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図面 (13)

課題

蒸気の温度や圧力を一定化させることにより、弁の開時間に基づいて蒸気の供給量を制御可能な調理器を提供する。

解決手段

調理器1は、水を加熱することにより蒸気を生成する蒸気生成部5と、蒸気生成部5への水の供給を制御する制御部19と、蒸気生成部5により生成された蒸気を液体チョコレートを収容する容器100内へ中継する中継管7と、中継管7途中に配設され、容器100内へ中継する蒸気量を制御する電磁弁26とを備え、蒸気生成部5は、水量を検出する検出部13を備え、制御部19は、検出部13により検出される水量に応じて蒸気生成部5への水の供給を行わせるよう構成される。

概要

背景

従来、ミルクと空気を混合させたエマルジョンを、蒸気などにより所定温度昇温させる装置が提供されている(例えば特許文献1)。特許文献1に示される装置は、昇温後のエマルジョンの特性を測定し、加温条件フィードバックする。

概要

蒸気の温度や圧力を一定化させることにより、弁の開時間に基づいて蒸気の供給量を制御可能な調理器を提供する。調理器1は、水を加熱することにより蒸気を生成する蒸気生成部5と、蒸気生成部5への水の供給を制御する制御部19と、蒸気生成部5により生成された蒸気を液体チョコレートを収容する容器100内へ中継する中継管7と、中継管7途中に配設され、容器100内へ中継する蒸気量を制御する電磁弁26とを備え、蒸気生成部5は、水量を検出する検出部13を備え、制御部19は、検出部13により検出される水量に応じて蒸気生成部5への水の供給を行わせるよう構成される。

目的

本発明は、前記課題を解決すべく、蒸気の温度や圧力を一定化させることにより、弁の開時間に基づいて蒸気の供給量を制御可能なチョコレート溶液を製造する調理器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

水を加熱することにより蒸気を生成する蒸気生成部と、前記蒸気生成部への水の供給を制御する制御部と、前記蒸気生成部により生成された蒸気を液体チョコレートを収容する容器内へ中継する中継管と、前記中継管途中に配設され、前記容器内へ中継する蒸気量を制御する第1の弁と、を備え、前記蒸気生成部は、水量を検出する検出部を備え、前記制御部は、前記検出部により検出される水量に応じて前記蒸気生成部への水の供給を行わせるよう構成されたチョコレート溶液を製造する調理器

請求項2

前記検出部は、前記蒸気生成部内の水位を検出するように構成される請求項1に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。

請求項3

前記制御部による制御に応じて、前記蒸気生成部の底面側から前記蒸気生成部内に水を供給する注水ポンプ、をさらに備える請求項1又は2に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。

請求項4

前記中継管内を案内される蒸気の流量を調整する絞り部をさらに備える請求項1から3のいずれか一項に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。

請求項5

前記絞り部は、前記第1の弁の近傍に配設されることを特徴とする請求項4に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。

請求項6

前記中継管は、前記第1の弁より下流側に配設される第2の弁を備え、前記第2の弁は、前記第1の弁が開放状態に制御されて蒸気が案内されると開放されるとともに、前記第1の弁が閉塞状態に制御されると閉塞されるように構成される請求項1から5のいずれか一項に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。

請求項7

前記第2の弁は、前記中継管の下流側の端部に配設される請求項6に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。

請求項8

攪拌羽根が取り付けられてチョコレート及び液体を攪拌する攪拌軸を有する攪拌ユニット、をさらに備え、前記攪拌ユニットは、前記中継管の下流側の端部を含む前記中継管の一部を収容して構成される請求項1から7のいずれか一項に記載のチョコレート溶液を製造する調理器。

技術分野

0001

本発明は、チョコレート溶液を製造する調理器に関する。

背景技術

0002

従来、ミルクと空気を混合させたエマルジョンを、蒸気などにより所定温度昇温させる装置が提供されている(例えば特許文献1)。特許文献1に示される装置は、昇温後のエマルジョンの特性を測定し、加温条件フィードバックする。

先行技術

0003

特開2017−225821号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、上記特許文献1に示された装置は、蒸気の温度や圧力を一定に保つ制御を行っていない。そのため、昇温後のエマルジョンの特性のみに基づいて加温条件を調整せざるを得ず、所望の加温条件の設定に困難性を有する。

0005

そこで本発明は、前記課題を解決すべく、蒸気の温度や圧力を一定化させることにより、弁の開時間に基づいて蒸気の供給量を制御可能なチョコレート溶液を製造する調理器を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本発明の一態様であるチョコレート溶液を製造する調理器は、水を加熱することにより蒸気を生成する蒸気生成部と、前記蒸気生成部への水の供給を制御する制御部と、前記蒸気生成部により生成された蒸気を液体チョコを収容する容器内へ中継する中継管と、前記中継管途中に配設され、前記容器内へ中継する蒸気量を制御する第1の弁とを備え、前記蒸気生成部は、水量を検知する検知部を備え前記制御部は、前記検知部により検知される水量に応じて前記蒸気生成部への水の供給を行うよう構成される。

発明の効果

0007

本発明によると、蒸気生成部内の蒸気の温度や圧力を一定化させることができ、第1の弁の開時間に基づいて蒸気の供給量を制御できる。

図面の簡単な説明

0008

本発明の実施形態における調理器全体を示す図である。
本発明の実施形態における調理器の内部構造の一例を示す図である。
本発明の実施形態における蒸気生成部の構造の一例を示す図である。
本発明の実施形態における蒸気生成部の構造の一例を示す断面図である。
本発明の本実施形態における蒸気生成部での注水及び加熱の一例を示す断面図である
本発明の実施形態における調理器の概念図である。
本発明の実施形態における第1の弁等の一例を示す断面図である。
本発明の実施形態における攪拌ユニットの分解図の一例である。
本発明の実施形態における第2の弁の構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態における機能構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施形態における処理手順の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態における第1の弁の構成の一例を示す断面図である。

実施例

0009

本発明者らは、蒸気の温度、蒸気圧、蒸気の流量(供給量)などの条件を一定化することにより、弁の開時間を制御することで被加工品への供給熱量を制御できるとの知見を得た。かかる知見に基づいて、本発明者らは、以下の発明に至った。

0010

本発明の一態様のチョコレート溶液を製造する調理器は、水を加熱することにより蒸気を生成する蒸気生成部と、前記蒸気生成部への水の供給を制御する制御部と、前記蒸気生成部により生成された蒸気を液体とチョコレートを収容する容器内へ中継する中継管と、前記中継管途中に配設され、前記容器内へ中継する蒸気量を制御する第1の弁とを備え、前記蒸気生成部は、水量を検出する検出部を備え、前記制御部は、前記検出部により検出される水量に応じて前記蒸気生成部への水の供給を行わせるよう構成される。

0011

このような構成により、蒸気生成部内の水量を調整する事で、残空間である蒸気生成部内に保有される蒸気の容積を調整することができる。この蒸気の容積部では、蒸気から成る気体圧縮して貯蔵する“蓄圧部”として機能し、蒸気生成部内において生成される蒸気の圧力を安定させることができる。

0012

前記調理器において、前記検出部は、前記蒸気生成部内の水位を検出するように構成されてもよい。

0013

このような構成により、蒸気生成部内の水位を所望の水位に制御できる。これにより、蒸気生成部内の上方に蒸気を保有できる空間を確保することができる。

0014

前記調理器において、前記制御部による制御に応じて、前記蒸気生成部の底面側から前記蒸気生成部内に水を供給する注水ポンプをさらに備えてもよい。

0015

このような構成により、蒸気生成部内に底面側から注水されるため、蒸気生成部内の上方の温度低下を抑制することができる。これにより、蒸気生成部の上方の温度を低下させることなく高温状態を保持することができる。そうすると、蒸気の温度・圧力を所望の値に安定化させる事ができる。

0016

前記調理器において、前記蒸気生成部は、前記蒸気生成部内の水を加熱するヒータと、前記注水ポンプにより供給される水を前記蒸気生成部内に導く注水口とをさらに備え、前記注水口は、前記ヒータの近傍に配設されてもよい。

0017

このように、注水口がヒータの近傍あるいはヒータに相対する位置に配置される構成により、注水された水がヒータに当たる。これにより、注水口を通って蒸気生成部に入った水がヒータに当たるため、水を効率的に加熱することができる。

0018

また、このような構成により、注水口を通った比較的温度が低い水流が蒸気生成部の上方に直接向かうのを抑制する。これにより、蒸気生成部内の上方における蒸気の生成が妨げられるのを抑制できる。その結果、上部の水部及び蒸気を保有する空間の温度を所望の値に安定化させる事ができる。

0019

前記調理器において、前記中継管内を案内される蒸気の流量を調整する絞り部を備えてもよい。

0020

このような構成により、絞り部は、中継管内を案内される蒸気の流路抵抗として作用する。これにより、蒸気生成部内の蒸気圧が一定値に維持されているならば、時間当たりの容器内への蒸気の噴出量が一定化される。そうすると、第1の弁の開放時間に基づいて容器内への蒸気の噴出量を制御できるため、チョコレートと液体の特性に応じた量の蒸気を容器内に供給することで、チョコレートの産地や配合などに応じたシーケンス調理方法を提供でき、香り酸味甘みなどをより引き立たせることができる。

0021

前記調理器において、前記絞り部は、前記第1の弁の近傍に配設されてもよい。

0022

このような構成によると、絞り部が第1の弁の近傍に配設されることにより、第1の弁が閉鎖された場合に、中継管内において、第1の弁と絞り部との間に残留する蒸気の量は比較的少なくなる。すなわち、第1の弁が閉鎖されたときに、絞り部より下流側に滞留する蒸気が容器に噴出され、その後に絞り部と第1の弁との間に残留していた蒸気が容器に噴出されることとなる。そして、絞り部が第1の弁の近傍に配設されることにより、残留する蒸気の量を少なくなるため、第1の弁が閉鎖された後において容器内に蒸気が噴出される時間を短くすることができる。これにより、第1の弁の閉鎖から蒸気の噴出終了までの時間を短縮化でき、蒸気の供給量を良好に制御できる。

0023

前記調理器において、前記中継管は、前記第1の弁より下流側に配設される第2の弁を備え、前記第2の弁は、前記第1の弁が開放状態に制御されて蒸気が案内されると開放されるとともに、前記第1の弁が閉塞状態に制御されると閉塞されるように構成されてもよい。

0024

このような構成により、第1の弁が閉塞された後に中継管内に残留する蒸気が復水して中継管の下流側に滴下するのを良好に抑制することができる。

0025

前記調理器において、前記第2の弁は、前記中継管の下流側の端部に配設されてもよい。

0026

このような構成により、第1の弁が閉塞された後に中継管内に残留する蒸気が復水して中継管の下流側を通って容器内へ滴下するのを良好に抑制することができる。また、容器内の液体が中継管を逆流するのを防止できる。

0027

前記調理器において、攪拌羽根が取り付けられてチョコレート及び液体を攪拌する攪拌軸を有する攪拌ユニットをさらに備え、前記攪拌ユニットは、前記中継管の下流側の端部を含む前記中継管の一部を収容して構成されてもよい。

0028

このような構成により、容器内に蒸気を噴出するとともにチョコレート及び液体を攪拌することができる。これにより、チョコレート及び液体の温度が高くなりやすい部分を攪拌でき、温度分布のばらつきを低減することができる。

0029

以下、本発明の一例を示す実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下において参照する各図面では互いに共通する部材に同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。

0030

図1は、本発明の一実施形態のチョコレート溶液を製造する調理器1を示す図である。調理器1は、本体部2と、水を収容する水槽4と、チョコレート及び液体を収容する容器100と、容器100内を攪拌する攪拌ユニット3とを備える。

0031

水槽4に収容された水が本体部2に供給されて、本体部2において蒸気が生成される。生成された蒸気を、本体部2から攪拌ユニット3を経由して容器100内に供給する。攪拌ユニット3は、蒸気を中継する中継管7を有する。攪拌ユニット3は、容器100内に蒸気を供給するとともに、容器100内の液体を攪拌する。これにより、チョコレート溶液が製造される。

0032

本実施形態において、容器100に収容される液体は、例えば、牛乳豆乳紅茶ココナッツミルクコーヒー抹茶、水等である。当該液体は、例えば、シナモン、ベリー、カシューナッツアーモンド等をさらに含んでもよく、使用者の好みに応じて、様々な種類の組み合わせが選択される。調理器1によって製造されるチョコレート溶液は、例えば、チョコレートドリンクチョコレートソース、チョコレートペースト等である。

0033

図2は、本実施形態における調理器1の内部構造の一例を示す図である。本体部2は、水槽4から供給される水を加熱して蒸気を生成する蒸気生成部5と、水槽4から蒸気生成部5に水を供給する注水ポンプ9と、蒸気生成部5により生成された蒸気を中継する中継管7とを備える。

0034

本実施形態において、蒸気生成部5はボイラである。蒸気生成部5は、注水ポンプ9により供給される水を加熱して蒸気を生成する。蒸気生成部5は、水を100度以上に加熱して蒸気を生成する。より好ましくは、蒸気生成部5は水を130度程度まで加熱して、過熱蒸気を生成する。沸点温度飽和蒸気より熱量が大きくエネルギーが高い過熱蒸気を容器100に供給することにより、容器100内のチョコレートをより容易に溶かすことができる。

0035

蒸気生成部5は、水量を検出する検出部13を備える。本実施形態において、検出部13は水位センサにより構成される。検出部13は蒸気生成部5内の上方に配設される。本実施形態において、検出部13は蒸気生成部5内における水位を検出する。

0036

制御部19は、蒸気生成部5への水の供給を制御する処理部である。制御部19は、検出部13により蒸気生成部5内の水量が検出されると、検出された水量に応じて蒸気生成部5への水の供給を行わせる。一例として、制御部19は、検出部13により所定量の水量が検出されるまで注水ポンプ9に蒸気生成部5への水の供給を行わせる。検出部13により所定量の水量を検出されると、制御部19は、注水ポンプ9を停止させて蒸気生成部5への水の供給を止める。

0037

例えば、制御部19は、検出部13により検出された水位L0が所定水位L1以下の場合に、注水ポンプ9による給水が行われるように制御する。制御部19は、検出部13により検出された水位L0が所定水位L1以上の場合に、注水ポンプ9による給水を停止させるように制御する。

0038

攪拌ユニット3は、本体部2に着脱可能に装着される。攪拌ユニット3は、チョコレート及び液体を攪拌する攪拌軸17と、中継管7と、攪拌軸17及び中継管7を収容する筒状部材15とを備える。

0039

攪拌ユニット3は、本体部2に鉛直方向に装着され、下方端部が容器100の上端より下方に位置する。攪拌軸17は、下方側端部に攪拌羽根18を備える。

0040

図3は、蒸気生成部5の一構成例を示す図である。蒸気生成部5は、水を収容して加熱する加熱槽20と加熱槽20内に配設されるヒータ22と、加熱槽20の上面に配設される検出部13とを備える。蒸気生成部5は、加熱槽20の上面に蒸気出口24を備える。

0041

蒸気生成部5は、加熱槽20の底面に注水口25を備える。注水口25は、注水管11に接続される。注水管11を通ってきた水は、注水口25から加熱槽20に流入する。検出部13により検出される水位L0が所定水位L1以上である場合、制御部19は注水ポンプ9を停止させて加熱槽20への注水を止める。

0042

図4は、蒸気生成部5の一例を示す断面図である。本実施形態において、注水口25は、ヒータ22の近傍に配設される。あるいは、注水口25は、ヒータ22に相対する位置に配設される。注水ポンプ9により加熱槽20内に供給された温度の低い水は、注水口25を通ってヒータ22に当たる。これにより、注水口25を通ってきた温度の低い水がヒータ22により効率的に加熱される。

0043

また、注水口25を通って加熱槽20内に供給された温度の低い水流がヒータ22に当たるため、加熱槽20の上方に直接向かうのを抑制できる。これにより、温度の低い水流が加熱槽20の上方における蒸気の生成を妨げるのを抑制できる。

0044

さらに、注水口25を通って加熱槽20内に供給された温度の低い水流がヒータ22に当たって勢いが減殺される。そのため、加熱槽20内の上方に備えられている検出部13に水流が当たることを抑制し、検出部13による水位の誤検出を防ぐことができる。

0045

図5は、蒸気生成部5における注水及び加熱の一例を示す断面図である。本実施形態において、制御部19は、ユーザによる操作スイッチ(図示せず)の操作を検知すると、注水ポンプ9を駆動させて蒸気生成部5の加熱槽20に注水させる。注水ポンプ9により加圧された水は、注水管11を通って注水口25から加熱槽20内に入る。

0046

上述したように、蒸気生成部5は、加熱槽20の上面に検出部13を備える。本実施形態において、検出部13は、例えば加熱槽20の天板下端から下方向に延びる所定長さの棒状の水位センサである。

0047

検出部13の長さは、好ましくは加熱槽20内の水の沸騰により発生する沸騰泡の喫水線上の高さより大きく構成される。喫水線が検出部13の下端に達すると、制御部19は注水を止めることが可能である。そのため、喫水線は検出部13の下端に設定される。これにより、沸騰泡が蒸気出口24に達するのを抑制し、容器100に噴出される蒸気に水が混入することを抑制できる。

0048

蒸気出口24は、加熱槽20の天板を貫通して配設される。本実施形態において、蒸気出口24は、天板下端の高さより上方に引き込み部24aを備える。沸騰泡が天板下端に達したとしても、引き込み部24aは天板下端よりさらに高い位置にあるため、沸騰泡が引き込み部24aまで到達するのを回避できる。これにより、蒸気出口24から蒸気とともに水が排出されることを良好に抑制できる。

0049

検出部13は、加熱槽20内の水位が所定水位L1に達したことを検出する。検出部13により加熱槽20内の水位が所定水位L1に達したことが検出されると、制御部19は、蒸気生成部5に水を加熱して蒸気を生成させる。具体的には、制御部19はヒータ22を作動させて加熱槽20内の水の加熱を開始させる。

0050

所定水位L1は、例えば水平方向においてヒータ22の上端より上方に設定される。すなわち、制御部19は、所定水位L1に達したことが検知されない限りヒータ22を作動させない。これにより、ヒータ22の一部又は全部が水上に露出した状態で加熱することを回避し、ヒータ22の損耗を防ぐ。

0051

ヒータ22により加熱槽20内の水が加熱され、温度センサ14が摂氏100度を検知するまで、制御部19は、電磁弁26(特許請求の範囲における「第1の弁」に相当する。以下、同じ。)を開状態にする。後述するように、電磁弁26は制御部19により開閉動作を制御される。

0052

加熱槽20内の水温が摂氏100度を下回る状態で水を加熱すると、加熱槽20内の空気も水から伝えられる熱により温度上昇するとともに膨張する。電磁弁26が開状態であることから、膨張した空気は加熱槽20外に排出される。

0053

加熱槽20内の水温が摂氏100度以上になると、飽和蒸気が発生する。発生した飽和蒸気は、加熱槽20内の空気を加熱槽20外に押し出すため、加熱槽20内には水と飽和蒸気が滞留する状態になる。

0054

制御部19は、加熱槽20内の水温が摂氏100度以上であることが検知されると、電磁弁26を閉塞させる。これにより、蒸気生成部5内に水と飽和蒸気が蓄積される。加熱槽20内に空気が存在する状態で電磁弁26を閉塞させると、加熱により膨張した空気により加熱槽20内が高圧状態となり、蒸気生成部5の変形や破損を惹起する危険がある。そのため、制御部19は、加熱槽20内に空気が存在する状態において電磁弁26が閉塞することを抑制する。

0055

制御部19は、ヒータ22を作動させて加熱槽20内の水を加熱させる。一例として、制御部19は加熱槽20内の水の温度を摂氏130度程度になるよう加熱する。加熱槽20内の水が気化して生成された蒸気は、加熱槽20内の上方に保有される。制御部19が加熱槽20内の水位を所定高さに制御することにより、水面より上方に蒸気を保有可能なスペースが確保される。

0056

加熱槽20内の水が気化して水位L0が所定水位L1を下回ると、制御部19は注水ポンプ9を駆動させて加熱槽20内への注水を開始してもよい。注水管11を経由して注水口25から水が加熱槽20内に流入する。

0057

蒸気生成部5は、加熱槽20内の水を130度程度まで加熱することにより、過熱蒸気を生成することができる。注水口25が加熱槽20の底面に配設されることにより、加熱槽20への注水による加熱槽20内の蒸気温度の低下を抑制できる。

0058

図6は、本実施形態における調理器1の概念図である。蒸気生成部5の上面に配設される蒸気出口24に、蒸気を液体とチョコレートを収容する容器内へ中継する中継管7が接続される。中継管7途中に電磁弁26が配設される。電磁弁26は制御部19により開閉を制御される。

0059

中継管7は、蒸気圧に対する耐久性を確保するとともに、組立工程の効率化の観点から、複数の区間に分けられる。中継管7a(7)は、蒸気生成部5と電磁弁26との間において蒸気を中継する。電磁弁26は、電磁弁26と中継管7a(7)とを接続する接続プラグ28a(28)を備える。本実施形態において、電磁弁26と攪拌ユニット3との間に中継プラグ29を備える。電磁弁26から中継プラグ29までは、中継管7b(7)により中継され、中継プラグ29から攪拌ユニット3までは、中継管7c(7)により中継される。

0060

本実施形態において、中継管7a(7)と、中継管7b(7)と、中継管7c(7)の内径を比較すると、中継管7a(7)、中継管7b(7)、中継管7c(7)の順に大きくなる。すなわち、下流側に配設される中継管7の内径は、上流側に配設される中継管7の内径より大きく構成される。

0061

接続プラグ28及び中継プラグ29は中継管7内に挿入されるため、蒸気生成部5において生成された蒸気の経路において、中継管7の内径より狭い狭小箇所が形成される。これらの狭小箇所により蒸気の流量抵抗が大きくなるため、噴出口30における噴出タイミング遅れが生じる。

0062

また、中継管7内の蒸気圧が過大に高くなると、中継管7の強度を上げるため肉厚を大きくするなどの対応が必要となる。

0063

中継管7における内径が、上流側に比べて下流側が大きくなることにより、中継管7の流路抵抗が漸次小さくなり、蒸気を効率的に噴出口30に案内することができる。これにより、噴出口30からの噴出タイミングの遅れや、中継管7内における過大な蒸気圧が発生することを抑制できる。

0064

また、電磁弁26の弁口が開口した場合の内径に比べて、接続プラグ28および/又は中継プラグ29の内径は大きく構成されることが好ましい。これにより、電磁弁26が開状態に制御された場合に、下流側に進むのにしたがって流路断面積が広くなるため、蒸気を効率的に噴出口30へ案内できる。

0065

さらに好ましくは、電磁弁26の弁口が開口した場合の内径に比べて、接続プラグ28および/又は中継プラグ29により形成される狭小箇所の内径は大きく構成される。これにより、蒸気を効率的に噴出口30へ案内できる。

0066

本実施形態において、接続プラグ28の内径に比べて、中継プラグ29に形成される狭小部の内径は大きく構成される。接続プラグ28より下流側に配設される中継プラグ29の内径が接続プラグ28の内径より大きいため、下流側に進むのにしたがって流路の断面積が広くなるため、蒸気を効率的に噴出口30へ案内できる。

0067

図7は、電磁弁26と電磁弁26の下流側に配置される接続プラグ28b(28)の拡大図の一例である。接続プラグ28b(28)は、中継管7b(7)内に挿入される。

0068

本実施形態において、接続プラグ28b(28)は、内径が縮小する絞り部31を備える。一例として絞り部31は中継管7b(7)の内径の略半分の内径を備える。絞り部31により下流側の蒸気の流量を一定量に制御できる。これにより、噴出口30から噴出される蒸気の量を一定化させることができる。これにより、チョコレートの産地や配合などに応じたシーケンスや調理方法を提供でき、香りや酸味、甘みなどをより引き立たせることができる。

0069

絞り部31は、接続プラグ28b(28)において電磁弁26に近接する位置に配設される。電磁弁26が開放されると、蒸気が接続プラグ28b(28)を経由して中継管7b(7)側に案内される。絞り部31により蒸気は一定量に制御されて下流側に案内される。この場合、電磁弁26と絞り部31との間に蒸気が滞留する。

0070

電磁弁26が閉塞されると、中継管7内を通っている蒸気は、勢いを失うことなく中継管7内を継続して案内され、噴出口30に到達すると噴出される。電磁弁26と絞り部31との間に滞留する蒸気は、所定時間をかけて絞り部31を通って中継管7に入り、中継管7を案内されて噴出口30から噴出される。

0071

絞り部31が電磁弁26の近傍に配設されることにより、電磁弁26と絞り部31との間に滞留する蒸気の量を減少させることができる。そうすると、電磁弁26が閉塞されてから噴出口30からの蒸気の噴出が終了するまでの時間を減少させることができ、電磁弁26による蒸気の噴出及び停止を良好に制御できる。

0072

制御部19は、電磁弁26が開状態にある場合に、排出される蒸気の水分量に応じて蒸気生成部5への注水を制御する。一例として、制御部19は、所定時間当たりに排出される蒸気の水分量を予め記憶するとともに、当該所定時間毎同量の水を蒸気生成部5に供給する。

0073

すなわち、制御部19は、所定時間において気化により失われる水の量と供給される水の量とを概ね均衡させることができる。これにより、加熱槽20内の水位を略一定に保つことができるため、加熱槽20内における空焚きやヒータ22が喫水線上に露出することを防止できる。

0074

さらに、制御部19は、上記した所定時間において、注水ポンプ9の駆動と停止とを交互に行わせてもよい。これにより、加熱槽20内の水が気化により失われる速度と注水速度とを均衡させることができ、注水により所定水位L1を越えることを抑制できる。

0075

図6戻り、蒸気生成部5において生成された蒸気は、加熱槽20上部に形成される空間、及び電磁弁26までの中継管7a(7)内に保有される。制御部19により電磁弁26が閉塞されている場合、蒸気生成部5において生成された蒸気は、電磁弁26より下流側に漏洩するのを抑制されるため、良好に蒸気を保有できる。

0076

ユーザの操作に応じて制御部19が電磁弁26を開放させると、保有されていた蒸気は電磁弁26より下流側の中継管7を通って噴出口30から噴出される。制御部19は、電磁弁26を開放させる場合に、攪拌ユニット3を駆動させる。

0077

制御部19は、電磁弁26を開放させた後に攪拌ユニット3を駆動させる。これにより、容器100に蒸気を供給してチョコレート及び液体を温めた後に攪拌するため、チョコレート溶液を効率的に製造することができる。

0078

これとは異なり、制御部19は、電磁弁26を開放させるより先に、或いは電磁弁26を開放させるのと略同時に、攪拌ユニット3を駆動させてもよい。これにより、容器100内において液体の対流を発生させてから蒸気を供給して加熱するため、熱を液全体に効率的に伝えることができる。

0079

図8は、攪拌ユニット3の分解図の一例である。攪拌ユニット3は、攪拌軸17と、攪拌羽根18と、筒状部材15とを備える。攪拌羽根18は、攪拌軸17の前方端部に装着される。

0080

攪拌軸17と、攪拌羽根18と、中継管7は、筒状部材15の内部に収容される。中継管7の下流側端部に噴出口30が形成される。噴出口30側からボール32が挿入され、第2の弁として機能する。

0081

図9は、噴出口30近傍の断面の一例を示す図である。図9(a)に示すように、噴出口30は、開口部よりやや上流側に、ボール32と、ボール32を上流側に付勢するバネ33とを備える。

0082

制御部19により電磁弁26が閉塞されている場合、バネ33によりボール32が中継管7の上流側に付勢される。これにより、中継管7はボール32に当接する箇所において閉塞される。

0083

制御部19により電磁弁26が開放されている場合、中継管7を通って蒸気生成部5から蒸気が供給される。ボール32が配置されている位置に蒸気が達すると、蒸気によりボール32が噴出口30の方向へ押圧される。そうすると、ボール32により中継管7を閉塞していた状態から、図9(b)に示すように中継管7が開放された状態になり、蒸気が噴出口30から噴出される。

0084

制御部19により電磁弁26が開放状態から閉塞状態に制御されると、蒸気の供給が停止する。噴出口30の方向へボール32を押し下げる圧力が低下するため、ボール32は、図9(a)に示すようにバネ33の付勢により再び中継管7を閉塞する。

0085

蒸気生成部5からの蒸気の供給が停止した後に、中継管7内に残留する蒸気の温度が低下して復水し、中継管7内に滞留する。中継管7内に滞留した水は、重力により中継管7を通って噴出口30方向に移動する。ボール32により中継管7が閉塞されているため、噴出口30から水が滴下するのを良好に抑制できる。

0086

また、ボール32に中継管7が閉塞されている状態において、容器100内の液体が中継管7を上流方向に逆流することを防止することができる。ボール32は、逆止弁としても機能するのである。

0087

図10は、本実施形態における制御部19の機能構成の一例を示すブロック図である。制御部19は、注水制御部19a(19)と、加熱制御部19b(19)と、弁制御部19c(19)と、攪拌制御部19d(19)とを備える。

0088

注水制御部19a(19)は、注水ポンプ9の駆動を制御する処理部である。上述した注水ポンプ9の駆動および停止は、注水制御部19a(19)が機能することにより制御される。

0089

加熱制御部19b(19)は、ヒータ22の作動を制御する処理部である。上述したヒータ22の作動および停止は、加熱制御部19b(19)が機能することにより制御される。

0090

弁制御部19c(19)は、電磁弁26の開閉動作を制御する処理部である。上述した電磁弁26の開閉動作は、弁制御部19c(19)が機能することにより制御される。

0091

攪拌制御部19d(19)は、攪拌ユニット3の駆動を制御する処理部である。上述した攪拌ユニット3の駆動および停止は、攪拌制御部19d(19)が機能することにより制御される。

0092

上述されたもののほか、制御部19は、加熱槽20の洗浄のため、各処理部を機能させることができる。

0093

注水制御部19a(19)は、注水ポンプ9を駆動させて、加熱槽20内に例えばクエン酸溶液などの洗浄液注入する。本実施形態において、注水制御部19a(19)は、クエン酸溶液を水槽4に所定容量を満たす事で、洗浄液注入を行う。別法として、クエン酸溶液を別容器に満たし、水槽4と取り換えて配置する事で、洗浄液注入を行ってもよい。そして、例えば洗浄液注入から所定時間が経過すると、注水制御部19a(19)は注水ポンプ9を駆動させて加熱槽20内に水を注入する。これにより、加熱槽20内の洗浄液を希釈化させる。

0094

注水制御部19a(19)は、検出部13により所定水位L1に達したことが検出された後も注水ポンプ9を継続して駆動させる。注水制御部19a(19)による注水が開始されると、弁制御部19c(19)は、電磁弁26を開状態に制御する。加熱槽20の上面に達した水と洗浄液とが混合された液体は、蒸気出口24から中継管7に案内され、調理器1外に排出される。

0095

注水制御部19a(19)が水の注入を行う場合に、加熱制御部19b(19)は、ヒータ22を作動させて液体を加熱する。これにより、液体は蒸気として蒸気出口24から中継管7に案内され、調理器1外に排出される。

0096

加熱制御部19b(19)は、検出部13により液体水位が所定水位L1以下であることを検出された場合においても、継続してヒータ22を作動させて液体を加熱する。これにより、水と洗浄液との混合液を効率的に加熱槽20外に排出できる。

0097

上述したように、注水制御部19a(19)は、温度センサ14により加熱槽20内の温度が摂氏100度以上であることを検知された場合に、注水ポンプ9を駆動させて注水を行わせる。これにより、気化により失われる水の量と注水量とを概ね均衡させ、所定水位L1を維持する。

0098

しかし、注水制御部19a(19)により注水ポンプ9を駆動させている状態であるにもかかわらず、喫水線が所定水位L1以下であることが検出部13により検出された場合、弁制御部19c(19)は、電磁弁26を閉塞状態から開状態に制御して蒸気を排出させる。

0099

このような場合には、注水ポンプ9内に空気等が入り、注水ポンプ9の押し出し圧力が低下し、加熱槽20内の圧力より低くなっている可能性が考えられる。そこで、弁制御部19c(19)が電磁弁26を開状態にすることにより、加熱槽20内の圧力を大気圧程度にまで下げる。

0100

電磁弁26が開状態に制御されている状態において、注水制御部19a(19)が注水ポンプ9を継続して駆動させ、検出部13により所定水位L1に達したことが検出された場合には、弁制御部19c(19)は電磁弁26を開状態から閉塞状態に制御する。これにより、加熱槽20内に再び蒸気を蓄積するのである。

0101

他方、電磁弁26が開状態に制御されている状態において、注水ポンプ9を継続して駆動させているにもかかわらず、電磁弁26が開状態に制御されてから所定時間が経過するまでの間、検出部13により所定水位L1に達したことが検出されない場合に、例えば制御部19は、表示画面内に注水ポンプ9が正常に駆動していないことを示すメッセージを表示させてもよい。

0102

さらに、調理器1は、水槽4から注水ポンプ9への水の流量を検知する流量センサ(図示なし)を備えてもよい。流量センサにより検知された水の流量が正常値であるにもかかわらず、加熱槽20内の水位が所定水位L1を下回る場合に、弁制御部19c(19)は電磁弁26を開状態に制御してもよい。

0103

次に、チョコレート溶液の製造方法を説明する。図11は、チョコレート溶液の製造方法のフローチャートの一例である。

0104

チョコレート溶液の製造方法は、蒸気生成部5に注水する注水工程ST10と、蒸気生成部5により蒸気を生成する蒸気生成工程ST20と、蒸気を容器100に供給する蒸気供給工程ST30と、容器100内の液体を攪拌する攪拌工程ST40とを含む。

0105

注水工程ST10は、蒸気生成部5に水を供給する工程である。注水工程ST10において、制御部19は注水ポンプ9を駆動させて蒸気生成部5に水を注水させる。検出部13により水位L0が所定水位L1に達したことが検出されると、制御部19はポンプ6を停止させる。これにより、加熱槽20内の上方に、生成された蒸気を保有可能な空間を確保することができる。

0106

蒸気生成工程ST20は、水を加熱することにより蒸気を生成する工程である。蒸気生成工程ST20において、蒸気生成部5は注水ポンプ9により供給された水を加熱して蒸気を生成する。生成された蒸気は、蒸気生成部5内に保有される。

0107

蒸気供給工程ST30は、生成された蒸気を容器100内へ供給する工程である。蒸気供給工程ST30において、制御部19が電磁弁26を開放させると、蒸気生成部5内に保有されている蒸気は中継管7を通って噴出口30から噴出される。

0108

攪拌工程ST40は、容器100内の液体を攪拌する工程である。容器100内にチョコレートと液体とが収容されている場合に、攪拌工程ST40において、制御部19は攪拌ユニット3を駆動させ、容器100内において攪拌羽根18によりチョコレートと液体とを攪拌する。

0109

本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例を適用可能である。

0110

上述した実施形態において、加熱槽20の底面に注水口25を備える場合を説明したが、注水口25は、加熱槽20の側面に備えられてもよい。一例として、注水口25は、加熱槽20の側面の下方に備えられてもよい。

0111

上述した実施形態において、調理器1は容器100内の液体を攪拌する攪拌工程ST40を実行する場合を説明したが、これに限らず、調理器1は攪拌工程ST40を実行しなくてもよい。

0112

上述した実施形態において、検出部13は水位センサである場合を説明したが、これに限らず、検出部13は、質量センサであってもよく、例えば蒸気生成部5内の水の質量を検出することにより、蒸気生成部5内の水量を検出してもよい。

0113

上述した実施形態において、絞り部31は電磁弁26の下流側に配設される場合を説明したが、これに限らず、絞り部31は、電磁弁26の上流側に配設されてもよい。絞り部31が電磁弁26の上流側に配設されることにより、電磁弁26が開状態から閉塞状態に制御された場合に、絞り部31により流量が制限されて中継管7内に蒸気が滞留するのを防止できる。

0114

絞り部31は、電磁弁26に配設されてもよい。図12は、電磁弁26の内部構造の一例である。バルブボディ26aには、流入口26bと吐出口25cが設けられ、それぞれ接続プラグ28a(28)および接続プラグ28b(28)に連設される。

0115

プランジャ26dはスプリング26eにより付勢され、ダイアフラム26fを介して流入口26bに密着され、流体の流入を制止している。一方、プランジャ26dとは隔離された外周部にはコイル26gが配置される。コイル26gに電流を流すと励磁され、プランジャ26dおよびダイアフラム26fは流入口26b側とは逆方向の所定位置まで移動する。

0116

そうすると、流入口26bとダイアフラム26fとの間で隙間が生じ、流入口26bと吐出口26cとが連通する。これにより、流入口26b側に制止されていた流体は、吐出口26c側に流入する。

0117

逆に電流が遮断されると、プランジャ26dおよびダイアフラム26fは、スプリング26eの付勢力により、流入口26bとダイアフラム26fが密着する位置まで移動する。この電流断続は、制御部19からの信号により行われる。

0118

ここで、流入口26bの内径部、および、流入口26bとダイアフラム26fとの間の隙間、および、吐出口26cの内径部が流体の経路となる。電磁弁26において、流入口26bの内径、流入口26bとダイアフラム26fとの間の隙間の距離、吐出口26cの内径を調整することにより、絞り部31として機能する。すなわち、電磁弁26は絞り部31を備えてもよい。

0119

上述した実施形態において、蒸気生成部5は、加熱槽20内の温度を検出する温度センサ14を備える場合を説明したが、これに限らず、蒸気生成部5は、加熱槽20内の圧力を検出する圧力センサを備えてもよい。蒸気生成部5は、圧力センサにより検出される加熱槽20内の圧力に応じて、電磁弁26の開閉動作を制御してもよい。また、蒸気生成部5は、圧力センサにより検出される加熱槽20内の圧力に応じて、ヒータ22の作動を制御してもよい。

0120

1調理器
2 本体部
3攪拌ユニット
4水槽
5蒸気生成部
7中継管
9注水ポンプ
13 検出部
14温度センサ
15筒状部材
17攪拌軸
18攪拌羽根
19 制御部
24蒸気出口
25注水口
26電磁弁(第1の弁)
28接続プラグ
29中継プラグ
30噴出口
31絞り部
32ボール(第2の弁)
100容器
ST10注水工程
ST20 蒸気生成工程
ST30蒸気供給工程
ST40攪拌工程
L0水位
L1 所定水位

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