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技術 時間外労働割増賃金算出装置、時間外労働割増賃金算出プログラム及び時間外労働割増賃金固定払い運用管理台帳

出願人 株式会社経営トータルサポート
発明者 中村茂樹
出願日 2019年3月13日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-045510
公開日 2020年9月17日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-149277
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 労働基準 固定支 割増分 外労働 基本給 不足判定 割増率 時間外労働
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重要な関連分野

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図面 (3)

課題

割増賃金固定払い制度を有効化する時間外労働割増賃金算出装置及びプログラム並びに管理台帳を提供する。

解決手段

時間外労働割増賃金算出装置1は、固定支給賃金算出部15と実働時間外賃金算出部17とを設けて、基本給手当から固定的に支給する時間外労働に対する割増賃金と実際の時間外労働に対する割増賃金との差を明確にする。

概要

背景

割増賃金の固定払い制度を有効に運用するためには、(1)所定内賃金(所定内時間単価)が明確になっていること、(2)時間外労働(所定外労働休日労働・深夜労働)の割増単価が明確になっていること、(3)時間外労働の種別(所定外労働・休日労働・深夜労働)毎に固定的に支給する割増賃金額と、その金額で既払い済みにできる時間外労働時間が明確になっていること、(4)時間外労働の種別毎の実労働時間(実働時間)に対する割増賃金の額が確認できること、及び(5)割増賃金の固定払い分が実働時間外労働の割増賃金額に対して過不足があるのか否か、そして、不足がある場合には当該不足分を支給する金額が算出できること、といった要件を満たしている必要がある。

上記割増賃金固定払い制度を有効化する要件を欠く場合には、労働審判労働基準監督署による調査等において、割増賃金固定払いが無効と判断されることもあり得る。また、各種の助成金申請する場合にも割増賃金固定払い制度により支給される賃金の過不足が問われるケースもある。

特許文献1は、従業員深夜時間帯勤務した時間を従業員ごとに集計する勤務時間集計システムを開示している。

しかしながら、特許文献1は、割増賃金固定払い制度を前提とするものではなく、また、上記割増賃金固定払い制度を有効化する5つの要件を考慮したものではない。

概要

割増賃金固定払い制度を有効化する時間外労働割増賃金算出装置及びプログラム並びに管理台帳を提供する。時間外労働割増賃金算出装置1は、固定支給賃金算出部15と実働時間外賃金算出部17とを設けて、基本給手当から固定的に支給する時間外労働に対する割増賃金と実際の時間外労働に対する割増賃金との差を明確にする。

目的

本発明は、上述した事情に鑑み、労働審判、労働基準監督署による調査、助成金申請等の場面において、割増賃金固定払い制度が問題となることがないよう前記5つの要件を満たすための装置及びプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

時間外労働割増賃金算出装置であって、所定外労働割増率休日労働割増率と深夜労働割増分を記憶する時間外割増記憶手段と、所定労働時間を記憶する所定労働記憶手段と、基本給額と固定支手当額を記憶する基本給手当記憶手段と、前記基本給額から時間外労働割増賃金として固定支給する基本給固定支給額の割合を定める基本給固定支給率を記憶する基本給固定支給設定記憶手段と、前記基本給固定支給額と前記固定支給手当額を、それぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分する所定外配分率と休日配分率と深夜配分率を記憶する配分率記憶手段と、実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間を記憶する実働時間外労働時間記憶手段と、前記基本給額と前記基本給固定支給率から、前記基本給固定支給額を算出するとともに、前記基本給額のうち前記基本給固定支給額以外の部分を所定内賃金として算出する基本給固定支給額算出手段と、前記所定内賃金と前記所定労働時間から所定内時間単価を算出する所定内時間単価算出手段と、前記所定内時間単価と、前記所定外労働割増率と前記休日労働割増率と前記深夜労働割増分から、所定外時間単価と休日時間単価と深夜時間単価を算出する時間外時間単価算出手段と、前記基本給固定支給額と前記固定支給手当額と、前記所定外配分率と前記休日配分率と前記深夜配分率から、それぞれ基本給所定外賃金と基本給休日賃金と基本給深夜賃金と手当所定外賃金と手当休日賃金と手当深夜賃金を算出するとともに、前記基本給所定外賃金と前記手当所定外賃金から固定支給所定外賃金を算出し、前記基本給休日賃金と前記手当休日賃金から固定支給休日賃金を算出し、前記基本給深夜賃金と前記手当深夜賃金から固定支給深夜賃金を算出する固定支給賃金算出手段と、前記基本給所定外賃金と前記基本給休日賃金と前記基本給深夜賃金と前記手当所定外賃金と前記手当休日賃金と前記手当深夜賃金と、前記所定外時間単価と前記休日時間単価と前記深夜時間単価から、基本給所定外見込時間と基本給休日見込時間と基本給深夜見込時間と手当所定外見込時間と手当休日見込時間と手当深夜見込時間を算出する見込時間算出手段と、前記実働所定外労働時間と前記実働休日労働時間と前記実働深夜労働時間と、前記所定外時間単価と前記休日時間単価と前記深夜時間単価から、実働所定外賃金と実働休日賃金と実働深夜賃金を算出する実働時間外賃金算出手段と、を備えることを特徴とする装置。

請求項2

1時間の最低賃金を記憶する最低賃金記憶手段を備え、前記1時間の最低賃金と前記所定労働時間から、月額最低賃金を算出する月額最低賃金算出手段を備え、前記基本給固定支給設定記憶手段は、前記基本給額から前記月額最低賃金を除いた額を前記基本給固定支給額とする選択肢を記憶し、前記基本給固定支給額算出手段は、前記基本給額から前記月額最低賃金を除いた額を前記基本給固定支給額として算出するとともに、前記月額最低賃金を前記所定内賃金として決定することを特徴とする請求項1に記載の装置。

請求項3

非固定支給手当額を記憶する非固定支給手当記憶手段を備え、前記基本給固定支給額算出手段は、所定内賃金の算出又は決定にあたり、前記非固定支給手当額を加算して前記所定内賃金を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。

請求項4

算入手当額を記憶する不算入手当記憶手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。

請求項5

前記固定支給所定外賃金と前記固定支給休日賃金と前記固定支給深夜賃金と、前記実働所定外賃金と前記実働休日賃金と前記実働深夜賃金とをそれぞれ比較し、前記固定支給所定外賃金と前記固定支給休日賃金と前記固定支給深夜賃金の過不足を算出する過不足判定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。

請求項6

前記見込時間算出手段は、前記基本給所定外見込時間と前記手当所定外見込時間から固定支給所定外見込時間を算出し、前記基本給休日見込時間と前記手当休日見込時間から固定支給休日見込時間を算出し、前記基本給深夜見込時間と前記手当深夜見込時間から固定支給深夜見込時間を算出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。

請求項7

前記見込時間算出手段は、前記固定支給所定外見込時間と前記固定支給休日見込時間と前記固定支給深夜見込時間と、前記実働所定外労働時間と前記実働休日労働時間と前記実働深夜労働時間とをそれぞれ比較し、前記固定支給所定外見込時間と前記固定支給休日見込時間と前記固定支給深夜見込時間の過不足を算出することを特徴とする請求項6に記載の装置。

請求項8

所定外労働割増率と休日労働割増率と深夜労働割増分を格納するデータベース通信可能に接続されたコンピュータに、1日の所定労働時間と1ケ月の所定労働日数受け付けて、月間所定労働時間を算出するステップと、基本給額と固定支給手当額を受け付けるステップと、前記基本給額から時間外労働割増賃金として固定支給する基本給固定支給額の割合を定める基本給固定支給率を受け付けるステップと、前記基本給額と前記基本給固定支給率から、基本給固定支給額を算出するとともに、前記基本給額のうち前記基本給固定支給額以外の部分を所定内賃金として算出するステップと、前記所定内賃金と前記月間所定労働時間から所定内時間単価を算出するステップと、前記所定内時間単価と、前記所定外労働割増率と前記休日労働割増率と前記深夜労働割増分から、所定外時間単価と休日時間単価と深夜時間単価を算出するステップと、前記基本給固定支給額と前記固定支給手当額を、それぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分する所定外配分率と休日配分率と深夜配分率を受け付けるステップと、前記基本給固定支給額と前記固定支給手当額と、前記所定外配分率と前記休日配分率と前記深夜配分率から、それぞれ基本給所定外賃金と基本給休日賃金と基本給深夜賃金と手当所定外賃金と手当休日賃金と手当深夜賃金を算出するとともに、前記基本給所定外賃金と前記手当所定外賃金から固定支給所定外賃金を算出し、前記基本給休日賃金と前記手当休日賃金から固定支給休日賃金を算出し、前記基本給深夜賃金と前記手当深夜賃金から固定支給深夜賃金を算出するステップと、前記基本給所定外賃金と前記基本給休日賃金と前記基本給深夜賃金と前記手当所定外賃金と前記手当休日賃金と前記手当深夜賃金と、前記所定外時間単価と前記休日時間単価と前記深夜時間単価から、基本給所定外見込時間と基本給休日見込時間と基本給深夜見込時間と手当所定外見込時間と手当休日見込時間と手当深夜見込時間を算出するステップと、実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間を受け付けるステップと、前記実働所定外労働時間と前記実働休日労働時間と前記実働深夜労働時間と、前記所定外時間単価と前記休日時間単価と前記深夜時間単価から、実働所定外賃金と実働休日賃金と実働深夜賃金を算出するステップと、を実行させるための時間外労働割増賃金算出プログラム

請求項9

時間外労働割増賃金固定払い運用管理台帳であって、1時間あたりの最低賃金と月額最低賃金を記入する最低賃金欄と、1日の所定労働時間と1ケ月の所定労働日数と月間所定労働時間を記入する所定労働日時欄と、所定外労働割増率と休日労働割増率と深夜労働割増分を記入する時間外割増欄と、所定内賃金と所定内時間単価を記入する所定内項目欄と、所定外時間単価と休日時間単価と深夜時間単価を記入する時間外時間単価欄と、基本給額と基本給固定支給額と固定支給手当額を記入する基本給手当欄と、基本給額から時間外労働割増賃金として固定支給する基本給固定支給額の設定方法を記入する基本給固定支給設定欄と、基本給固定支給額と固定支給手当額を、それぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分する所定外配分率と休日配分率と深夜配分率を記入する配分率欄と、基本給所定外賃金と基本給休日賃金と基本給深夜賃金と手当所定外賃金と手当休日賃金と手当深夜賃金を記入する個別固定支給賃金欄と、基本給所定外見込時間と基本給休日見込時間と基本給深夜見込時間と手当所定外見込時間と手当休日見込時間と手当深夜見込時間を記入する見込時間欄と、実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間を記入する実働時間外労働時間欄と、実働所定外賃金と実働休日賃金と実働深夜賃金を記入する実働時間外賃金欄と、固定支給所定外賃金と固定支給休日賃金と固定支給深夜賃金を記入する固定支給賃金総額欄と、固定支給所定外見込時間と固定支給休日見込時間と固定支給深夜見込時間を記入する固定支給見込時間欄と、固定支給所定外賃金と実働所定外賃金との差と、固定支給休日賃金と実働休日賃金との差と、固定支給深夜賃金と実働深夜賃金との差を記入する固定支給賃金過不足欄と、固定支給所定外賃金と固定支給休日賃金と固定支給深夜賃金の不足額を記入する不足追加支給欄と、非固定支給手当を記入する非固定支給手当欄と、不算入手当を記入する不算入手当欄と、総支給額を記入する総支給額欄と、が1枚のシートの片面に配置され、前記配分率欄と前記個別固定支給賃金欄と前記見込時間欄が、基本給固定支給額と各固定支給手当額毎に、且つ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分毎に、それぞれ同じ行に配置されている、ことを特徴とする管理台帳

技術分野

0001

本発明は、従業者への賃金支払いに関し、特に、固定的に支給する賃金である基本給や各種の手当等の全部または一部を所定外労働休日労働及び深夜労働といった時間外労働に対する割増賃金として一定額を支給する割増賃金の固定払い制度を採用する場合に用いられる装置、プログラム及び管理台帳に関する。

背景技術

0002

割増賃金の固定払い制度を有効に運用するためには、(1)所定内賃金(所定内時間単価)が明確になっていること、(2)時間外労働(所定外労働・休日労働・深夜労働)の割増単価が明確になっていること、(3)時間外労働の種別(所定外労働・休日労働・深夜労働)毎に固定的に支給する割増賃金額と、その金額で既払い済みにできる時間外労働時間が明確になっていること、(4)時間外労働の種別毎の実労働時間(実働時間)に対する割増賃金の額が確認できること、及び(5)割増賃金の固定払い分が実働時間外労働の割増賃金額に対して過不足があるのか否か、そして、不足がある場合には当該不足分を支給する金額が算出できること、といった要件を満たしている必要がある。

0003

上記割増賃金固定払い制度を有効化する要件を欠く場合には、労働審判労働基準監督署による調査等において、割増賃金固定払いが無効と判断されることもあり得る。また、各種の助成金申請する場合にも割増賃金固定払い制度により支給される賃金の過不足が問われるケースもある。

0004

特許文献1は、従業員深夜時間帯勤務した時間を従業員ごとに集計する勤務時間集計システムを開示している。

0005

しかしながら、特許文献1は、割増賃金固定払い制度を前提とするものではなく、また、上記割増賃金固定払い制度を有効化する5つの要件を考慮したものではない。

先行技術

0006

特開2001−325414号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、上述した事情に鑑み、労働審判、労働基準監督署による調査、助成金申請等の場面において、割増賃金固定払い制度が問題となることがないよう前記5つの要件を満たすための装置及びプログラムを提供することを目的とする。さらには、割増賃金固定払い制度が有効であることを容易に示すことができる管理台帳を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の第1の態様は、時間外労働割増賃金算出装置であって、所定外労働割増率と休日労働割増率と深夜労働割増分を記憶する時間外割増記憶手段と、所定労働時間を記憶する所定労働記憶手段と、基本給額と固定支給手当額を記憶する基本給手当記憶手段と、前記基本給額から時間外労働割増賃金として固定支給する基本給固定支給額の割合を定める基本給固定支給率を記憶する基本給固定支給設定記憶手段と、前記基本給固定支給額と前記固定支給手当額を、それぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分する所定外配分率と休日配分率と深夜配分率を記憶する配分率記憶手段と、実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間を記憶する実働時間外労働時間記憶手段と、前記基本給額と前記基本給固定支給率から、前記基本給固定支給額を算出するとともに、前記基本給額のうち前記基本給固定支給額以外の部分を所定内賃金として算出する基本給固定支給額算出手段と、前記所定内賃金と前記所定労働時間から所定内時間単価を算出する所定内時間単価算出手段と、前記所定内時間単価と、前記所定外労働割増率と前記休日労働割増率と前記深夜労働割増分から、所定外時間単価と休日時間単価と深夜時間単価を算出する時間外時間単価算出手段と、前記基本給固定支給額と前記固定支給手当額と、前記所定外配分率と前記休日配分率と前記深夜配分率から、それぞれ基本給所定外賃金と基本給休日賃金と基本給深夜賃金と手当所定外賃金と手当休日賃金と手当深夜賃金を算出するとともに、前記基本給所定外賃金と前記手当所定外賃金から固定支給所定外賃金を算出し、前記基本給休日賃金と前記手当休日賃金から固定支給休日賃金を算出し、前記基本給深夜賃金と前記手当深夜賃金から固定支給深夜賃金を算出する固定支給賃金算出手段と、前記基本給所定外賃金と前記基本給休日賃金と前記基本給深夜賃金と前記手当所定外賃金と前記手当休日賃金と前記手当深夜賃金と、前記所定外時間単価と前記休日時間単価と前記深夜時間単価から、基本給所定外見込時間と基本給休日見込時間と基本給深夜見込時間と手当所定外見込時間と手当休日見込時間と手当深夜見込時間を算出する見込時間算出手段と、前記実働所定外労働時間と前記実働休日労働時間と前記実働深夜労働時間と、前記所定外時間単価と前記休日時間単価と前記深夜時間単価から、実働所定外賃金と実働休日賃金と実働深夜賃金を算出する実働時間外賃金算出手段と、を備えることを特徴とする。

0009

本発明の第2の態様は、1時間の最低賃金を記憶する最低賃金記憶手段を備え、前記1時間の最低賃金と前記所定労働時間から、月額最低賃金を算出する月額最低賃金算出手段を備え、前記基本給固定支給設定記憶手段は、前記基本給額から前記月額最低賃金を除いた額を前記基本給固定支給額とする選択肢を記憶し、前記基本給固定支給額算出手段は、前記基本給額から前記月額最低賃金を除いた額を前記基本給固定支給額として算出するとともに、前記月額最低賃金を前記所定内賃金として決定することを特徴とする。

0010

本発明の第3の態様は、非固定支給手当額を記憶する非固定支給手当記憶手段を備え、前記基本給固定支給額算出手段は、所定内賃金の算出又は決定にあたり、前記非固定支給手当額を加算して前記所定内賃金を算出することを特徴とする。

0011

本発明の第4の態様は、不算入手当額を記憶する不算入手当記憶手段を備えることを特徴とする。

0012

本発明の第5の態様は、前記固定支給所定外賃金と前記固定支給休日賃金と前記固定支給深夜賃金と、前記実働所定外賃金と前記実働休日賃金と前記実働深夜賃金とをそれぞれ比較し、前記固定支給所定外賃金と前記固定支給休日賃金と前記固定支給深夜賃金の過不足を算出する過不足判定手段を備えることを特徴とする。

0013

本発明の第6の態様は、前記見込時間算出手段は、前記基本給所定外見込時間と前記手当所定外見込時間から固定支給所定外見込時間を算出し、前記基本給休日見込時間と前記手当休日見込時間から固定支給休日見込時間を算出し、前記基本給深夜見込時間と前記手当深夜見込時間から固定支給深夜見込時間を算出することを特徴とする。

0014

本発明の第7の態様は、前記見込時間算出手段は、前記固定支給所定外見込時間と前記固定支給休日見込時間と前記固定支給深夜見込時間と、前記実働所定外労働時間と前記実働休日労働時間と前記実働深夜労働時間とをそれぞれ比較し、前記固定支給所定外見込時間と前記固定支給休日見込時間と前記固定支給深夜見込時間の過不足を算出することを特徴とする。

0015

本発明の第8の態様は、所定外労働割増率と休日労働割増率と深夜労働割増分を格納するデータベース通信可能に接続されたコンピュータに、1日の所定労働時間と1ケ月の所定労働日数受け付けて、月間所定労働時間を算出するステップと、基本給額と固定支給手当額を受け付けるステップと、前記基本給額から時間外労働割増賃金として固定支給する基本給固定支給額の割合を定める基本給固定支給率を受け付けるステップと、前記基本給額と前記基本給固定支給率から、基本給固定支給額を算出するとともに、前記基本給額のうち前記基本給固定支給額以外の部分を所定内賃金として算出するステップと、前記所定内賃金と前記月間所定労働時間から所定内時間単価を算出するステップと、前記所定内時間単価と、前記所定外労働割増率と前記休日労働割増率と前記深夜労働割増分から、所定外時間単価と休日時間単価と深夜時間単価を算出するステップと、前記基本給固定支給額と前記固定支給手当額を、それぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分する所定外配分率と休日配分率と深夜配分率を受け付けるステップと、前記基本給固定支給額と前記固定支給手当額と、前記所定外配分率と前記休日配分率と前記深夜配分率から、それぞれ基本給所定外賃金と基本給休日賃金と基本給深夜賃金と手当所定外賃金と手当休日賃金と手当深夜賃金を算出するとともに、前記基本給所定外賃金と前記手当所定外賃金から固定支給所定外賃金を算出し、前記基本給休日賃金と前記手当休日賃金から固定支給休日賃金を算出し、前記基本給深夜賃金と前記手当深夜賃金から固定支給深夜賃金を算出するステップと、前記基本給所定外賃金と前記基本給休日賃金と前記基本給深夜賃金と前記手当所定外賃金と前記手当休日賃金と前記手当深夜賃金と、前記所定外時間単価と前記休日時間単価と前記深夜時間単価から、基本給所定外見込時間と基本給休日見込時間と基本給深夜見込時間と手当所定外見込時間と手当休日見込時間と手当深夜見込時間を算出するステップと、実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間を受け付けるステップと、前記実働所定外労働時間と前記実働休日労働時間と前記実働深夜労働時間と、前記所定外時間単価と前記休日時間単価と前記深夜時間単価から、実働所定外賃金と実働休日賃金と実働深夜賃金を算出するステップと、を実行させるための時間外労働割増賃金算出プログラムである。

0016

本発明の第9の態様は、時間外労働割増賃金固定払い運用管理台帳であって、1時間あたりの最低賃金と月額最低賃金を記入する最低賃金欄と、1日の所定労働時間と1ケ月の所定労働日数と月間所定労働時間を記入する所定労働日時欄と、所定外労働割増率と休日労働割増率と深夜労働割増分を記入する時間外割増欄と、所定内賃金と所定内時間単価を記入する所定内項目欄と、所定外時間単価と休日時間単価と深夜時間単価を記入する時間外時間単価欄と、基本給額と基本給固定支給額と固定支給手当額を記入する基本給手当欄と、基本給額から時間外労働割増賃金として固定支給する基本給固定支給額の設定方法を記入する基本給固定支給設定欄と、基本給固定支給額と固定支給手当額を、それぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分する所定外配分率と休日配分率と深夜配分率を記入する配分率欄と、基本給所定外賃金と基本給休日賃金と基本給深夜賃金と手当所定外賃金と手当休日賃金と手当深夜賃金を記入する個別固定支給賃金欄と、基本給所定外見込時間と基本給休日見込時間と基本給深夜見込時間と手当所定外見込時間と手当休日見込時間と手当深夜見込時間を記入する見込時間欄と、実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間を記入する実働時間外労働時間欄と、実働所定外賃金と実働休日賃金と実働深夜賃金を記入する実働時間外賃金欄と、固定支給所定外賃金と固定支給休日賃金と固定支給深夜賃金を記入する固定支給賃金総額欄と、固定支給所定外見込時間と固定支給休日見込時間と固定支給深夜見込時間を記入する固定支給見込時間欄と、固定支給所定外賃金と実働所定外賃金との差と、固定支給休日賃金と実働休日賃金との差と、固定支給深夜賃金と実働深夜賃金との差を記入する固定支給賃金過不足欄と、固定支給所定外賃金と固定支給休日賃金と固定支給深夜賃金の不足額を記入する不足追加支給欄と、非固定支給手当を記入する非固定支給手当欄と、不算入手当を記入する不算入手当欄と、総支給額を記入する総支給額欄と、が1枚のシートの片面に配置され、前記配分率欄と前記個別固定支給賃金欄と前記見込時間欄が、基本給固定支給額と固定支給手当額毎に、且つ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分毎に、それぞれ同じ行に配置されていることを特徴とする

発明の効果

0017

本発明の第1の態様によれば、基本給固定支給額算出手段及び所定内時間単価算出手段を設けたことから、所定内賃金及び所定内時間単価を明確にすることが可能となる。
また、時間外時間単価算出手段を設けたことから、時間外労働の種目別毎に割増単価を明確にすることが可能となる。
また、固定支給賃金算出手段及び見込時間算出手段を設けたことから、時間外労働の種目別毎に基本給と手当から固定的に支給する割増賃金の額と、その金額で支給したと見做すことができる割増賃金に対応する時間外労働時間を明確にすることができる。
また、実働時間外賃金算出手段を設けたことから、時間外労働の種目別毎の実労働時間に対する割増賃金の額を明確にすることができる。
また、上述の通り、時間外労働の種目別毎に基本給及び手当から固定的に支給する割増賃金の額と、時間外労働の種目別毎の実労働時間に対する割増賃金の額が明確であることから、基本給及び手当から固定払いされる割増賃金と実労働時間に対する割増賃金との過不足が明確となり、これに伴い、基本給及び手当から固定払いされる割増賃金に不足があった場合には追加で支給すべき金額も算出することが可能となる。

0018

本発明の第2の態様によれば、基本給から固定払いされる割増賃金を、基本給から月額最低賃金を除いた部分として設定し、月額最低賃金を所定内賃金として設定することが可能となる。

0019

本発明の第3の態様によれば、手当のうち時間外労働割増賃金として固定払いはされないが時間外労働割増賃金の算定には考慮される非固定支給手当を設けている場合でも適切な所定内賃金の算出が可能となる。

0020

本発明の第4の態様によれば、手当のうち時間外労働割増賃金として固定払いされず、且つ時間外労働割増賃金の算定にも考慮されない不算入手当を設けている場合でも本発明の装置を有効に利用することが可能となる。

0021

本発明の第5の態様によれば、基本給及び固定支給手当から固定払いされる割増賃金と実働時間外労働に対する割増賃金との過不足をより一層容易に明確にすることが可能となる。

0022

本発明の第6の態様によれば、時間外労働の種目別毎に、基本給と手当から固定的に支給する割増賃金の額で既払い済みにできる時間外労働時間をより一層容易に明確することができる。

0023

本発明の第7の態様によれば、基本給及び固定支給手当から固定払いした金額によって支払ったと見做すことができる割増賃金の範囲内で、さらにあと何時間の時間外労働に対応できるのかを容易に把握することができる。

0024

本発明の第8の態様によれば、コンピュータに対して、所定内賃金及び所定内時間単価を明確にするステップと、時間外労働の種目別毎に割増単価を明確にするステップと、時間外労働の種目別毎に基本給及び手当から固定的に支給する割増賃金の額とその金額で既払い済みにできる時間外労働時間を明確にするステップと、時間外労働の種目別毎の実労働時間に対する割増賃金の額を明確にするステップと、基本給から固定払いされる割増賃金と実労働時間に対する割増賃金との過不足を明確にするステップを実行させることが可能となる。

0025

本発明の第9の態様によれば、割増賃金固定払い制度を有効化する5つの要件を1枚のシートに簡潔且つ明瞭に配置させることができる。これにより、労働審判、労働基準監督署の調査、助成金申請等の場面において、割増賃金固定払い制度の有効性をより一層容易に立証することが可能となる。

図面の簡単な説明

0026

本発明の時間外労働割増賃金算出装置の構成の一例を示すブロック図である。
本発明の時間外労働割増賃金固定払い運用管理台帳の一例を示す図である。

実施例

0027

以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態について説明する。

0028

図1は、本発明の時間外労働割増賃金算出装置1の構成の一例である。時間外労働割増賃金算出装置1は、例えば、コンピュータに搭載される。当該コンピュータは、図示しないCPU(Central Processing Unit)とRAM(Random Access Memory)等で構成されるメモリと、HDD(Hard Disk Drive)と、キーボードタッチパネル等で構成される入力装置と、ディスプレイプリンター等で構成される出力装置とを備える。HDDは、本発明の時間外労働割増賃金算出プログラム等を記憶している。CPUがHDDからメモリに時間外労働割増賃金算出プログラムを読み出して実行することにより、時間外労働割増賃金算出装置1の機能が実現される。

0029

図2は、本発明の時間外労働割増賃金固定払い運用管理台帳の一例である。

0030

本発明において、「所定労働時間」とは、法定労働時間の範囲内で設定されることを前提とした労働時間であり、例えば、1日の所定労働時間を8時間と設定することができる。
本発明において「所定内賃金」とは、所定労働時間における労働の対価として支払われる賃金を意味している。
本発明において、「時間外労働」とは、以下の所定外労働、休日労働及び深夜労働を含む総称である。
本発明において、「所定外労働」とは、所定労働時間以外で且つ法定休日以外の時間に労働を行うことを意味する。
本発明において、「休日労働」とは、法定休日の時間に労働を行うことを意味する。
本発明において、「深夜労働」とは、午後10時から午前5時までの時間帯の全部又は一部に労働を行うことを意味する。
また、本発明において、特にことわりが無い場合には、「賃金」や「労働時間」は、1回の賃金が支払われる対象となる1単位期間、例えば1ケ月の賃金や労働時間を意味する。

0031

時間外労働割増賃金算出装置1は、少なくとも、時間外割増記憶部2、所定労働記憶部3、基本給手当記憶部4、基本給固定支給設定記憶部5、配分率記憶部6、実働時間外労働時間記憶部7、基本給固定支給額算出部11、所定内時間単価算出部13、時間外時間単価算出部14、固定支給賃金算出部15、見込時間算出部16及び実働時間外賃金算出部17を備えている。

0032

時間外労働割増賃金算出装置1は、好ましくは、さらに最低賃金記憶部8、非固定支給手当記憶部9、不算入手当記憶部10、月間所定労働時間算出部12、月額最低賃金算出部18及び過不足判定部19を備えている。

0033

時間外割増記憶部2は、入力装置から入力された所定外労働割増率、休日労働割増率及び深夜労働割増分を記憶する。所定外労働割増率、休日労働割増率及び深夜労働割増分は、それぞれ所定外労働、休日労働及び深夜労働に対して支給する賃金を割増して支給するよう設定されるものである。具体的には、例えば、所定外労働については所定外労働割増率125.0%、休日労働については休日労働割増率135.0%、深夜労働については深夜労働割増分25.0%といった値が記憶される。時間外割増記憶部2が記憶する時間外労働に対する賃金の割増率や割増分は法定されるものであり、一般的には、それほど頻繁に情報が更新されるものではない。

0034

所定労働記憶部3は、入力装置から入力された、例えば、1ケ月の月間所定労働時間を記憶する。また、所定労働記憶部3は、入力装置から入力された1日の所定労働時間と1ケ月の所定労働日数を記憶することもできる。

0035

基本給手当記憶部4は、入力装置から入力された基本給の金額と固定支給手当の金額を記憶する。基本給手当記憶部4は、さらに固定支給手当の名称を記憶する。固定支給手当は、各種手当のうち、手当額から時間外労働割増賃金として固定的に支給される手当を意味する。具体的に例えば、「役職手当」や「職務手当」等を固定支給手当とすることができ、これらの手当の名称と金額が基本給手当記憶部4に記憶される。

0036

基本給固定支給設定記憶部5は、入力装置から入力された基本給固定支給率を記憶する。基本給固定支給率は、基本給手当記憶部4が記憶する基本給の金額のうち、時間外労働割増賃金として固定的に支給する、即ち、基本給から時間外労働割増賃金として固定払いする金額の割合である。ここで、基本給から時間外労働割増賃金として固定支給される金額を基本給固定支給額と称する。具体的には、例えば、基本給固定支給設定記憶部5が記憶する基本給固定支給率が25%である場合、基本給の25%が基本給固定支給額となる。
基本給固定支給設定記憶部5は、15%、20%、25%といったように、複数の基本給固定支給率の値を記憶することもできる。
また、基本給固定支給設定記憶部5は、本発明の好ましい態様において最低賃金記憶部8及び/又は月額最低賃金算出部18を備える場合には、基本給から月額最低賃金を除いた額を基本給固定支給額とする選択肢を記憶することもできる。

0037

配分率記憶部6は、入力装置から入力された所定外配分率と休日配分率と深夜配分率を記憶する。所定外配分率と休日配分率と深夜配分率は、基本給固定支給額と固定支給手当額を、それぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分するための値である。
例えば、基本給固定支給額に対する所定外配分率を50%、休日配分率を30%及び深夜配分率を20%といったように設定することができ、この場合は、基本給固定支給額のうち、50%は所定外労働に対する割増賃金として、30%は休日労働に対する割増賃金として、及び20%は深夜労働に対する割増賃金として取り扱われる。
基本給固定支給額と固定支給手当額に対する所定外配分率、休日配分率及び深夜配分率は同じ値にする必要がなく、基本給固定支給額と固定支給手当額とで全く異なる所定外配分率と休日配分率と深夜配分率の値を設定することができる。複数種類の固定支給手当がある場合にも、各種固定支給手当間で異なる値の所定外配分率、休日配分率及び深夜配分率を設定することができる。
また、所定外配分率100%、休日配分率0%、深夜配分率0%といったように、所定外配分率、休日配分率及び深夜配分率のいずれか1つ又は2つを0%として設定することもできる。上述のように、所定外配分率100%、休日配分率0%、深夜配分率0%と設定された基本給固定支給額又は固定支給手当額がある場合、基本給固定支給額又は固定支給手当額の全額が時間外労働のうち所定外労働に対する割増賃金として取り扱われ、休日労働及び深夜労働に対する割増賃金としては取り扱われない。

0038

実働時間外労働時間記憶部7は、入力装置から入力された実働時間外労働時間である、実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間を記憶する。実働所定外労働時間とは所定外労働として実際に労働した時間であり、実働休日労働時間とは休日労働として実際に労働した時間であり、実働深夜労働時間とは深夜労働として実際に労働した時間である。実働時間外労働時間記憶部7は、通常、1ケ月毎の実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間とを記憶する。

0039

最低賃金記憶部8は、本発明の好ましい態様において設けられる。最低賃金記憶部8は、入力装置から入力された1時間あたりの最低賃金を記憶している。最低賃金記憶部8は、入力装置から入力された1ケ月の最低賃金を記憶することもできる。

0040

非固定支給手当記憶部9は、本発明の好ましい態様において設けられる。非固定支給手当記憶部9は、入力装置から入力された各非固定支給手当の名称と各非固定支給手当の金額を記憶する。非固定支給手当は、各種手当のうち、手当の金額が時間外労働割増賃金として固定的に支払われることはないが、時間外労働割増賃金の算定には含まれる(考慮される)手当を意味する。

0041

本発明の好ましい態様において、不算入手当記憶部10を設けることもできる。不算入手当記憶部10は、入力装置から入力された不算入手当の名称と不算入手当の金額を記憶する。不算入手当は、手当の金額が時間外労働割増賃金として固定的に支払われることはなく、且つ時間外労働割増賃金の算定からも除外される手当を意味する。

0042

基本給固定支給額算出部11は、基本給手当記憶部4に記憶された基本給の金額と、基本給固定支給設定記憶部5に記憶された基本給固定支給率を用いて、基本給から時間外労働の割増賃金として固定的に支払われる基本給固定支給額の金額を算出する。具体的には、基本給固定支給額算出部11は、基本給額に基本給固定支給率を乗じて基本給固定支給額を算出する。また、基本給固定支給額算出部11は、基本給の金額から基本給固定支給額の金額を減じて所定内賃金を算出する。なお、所定内賃金を算出するにあたり、所定内賃金が月額最低賃金以上となるような値の基本給固定支給率を基本給固定支給設定記憶部5は記憶していることが望ましい。

0043

本発明の好ましい態様において、最低賃金記憶部8及び/又は後述する月額最低賃金算出部18を備える場合には、基本給固定支給額算出部11は、基本給額から最低賃金記憶部8が記憶する月額最低賃金及び/又は月額最低賃金算出部18が算出した月額最低賃金を除いた金額を基本給固定支給額として算出することもできる。この場合、基本給固定支給額算出部11は、月額最低賃金を所定内賃金として決定する。

0044

本発明の好ましい態様において、非固定支給手当記憶部9を備える場合には、基本給固定支給額算出部11は、所定内賃金を算出し又は決定するにあたり、非固定支給手当記憶部9に記憶された非固定支給手当の金額を加算して所定内賃金を算出する。具体的には、基本給の金額から基本給固定支給額の金額を減じた金額に、又は月額最低賃金の金額に、非固定支給手当の金額を加えた金額を所定内賃金として算出する。

0045

本発明の好ましい態様において月間所定労働時間算出部12を備える場合には、月間所定労働時間算出部12は、所定労働記憶部3が記憶する1日の所定労働時間と1ケ月の所定労働日数とを乗じて月間所定労働時間を算出し、所定労働記憶部3は、当該算出された月間所定労働時間を記憶することもできる。

0046

所定内時間単価算出部13は、基本給固定支給額算出部11が算出し又は決定した所定内賃金を、所定労働記憶部3が記憶する所定労働時間、具体的には例えば1ケ月の所定労働時間、又は月間所定労働時間算出部12が算出した月間所定労働時間で除することによって所定内時間単価を算出する。

0047

時間外時間単価算出部14は、所定内時間単価算出部13が算出した所定内時間単価に、時間外労働割増記憶部2が記憶する所定外労働割増率、休日労働割増率及び深夜労働割増分をそれぞれ乗じて、所定外時間単価、休日時間単価及び深夜時間単価を算出する。ここで、深夜時間単価とは、深夜労働に対して上乗せして支給する賃金額(増分)の1時間あたりの金額を意味する。

0048

固定支給賃金算出部15は、基本給固定支給額算出部11が算出した基本給固定支給額に、配分率記憶部6が記憶する所定外配分率、休日配分率及び深夜配分率をそれぞれ乗じて、基本給所定外賃金、基本給休日賃金及び基本給深夜賃金を算出する。
また、固定支給賃金算出部15は、基本給手当記憶部4が記憶する固定支給手当額に、配分率記憶部6が記憶する所定外配分率、休日配分率及び深夜配分率をそれぞれ乗じて、手当所定外賃金、手当休日賃金及び手当深夜賃金を算出する。
ここで、基本給所定外賃金は基本給から固定支給される所定外労働に対する割増賃金を、基本給休日賃金は基本給から固定支給される休日労働に対する割増賃金を、及び基本給深夜賃金は基本給から固定支給される深夜労働に対して上乗せされる割増賃金(増分)を、それぞれ意味する。
また、手当所定外賃金は固定支給手当から固定支給される所定外労働に対する割増賃金を、手当休日賃金は固定支給手当から固定支給される休日労働に対する割増賃金を、及び手当深夜賃金は固定支給手当から固定支給される深夜労働に対して上乗せされる割増賃金(増分)を、それぞれ意味する。
固定支給賃金算出部15は、さらに、基本給所定外賃金と手当所定外賃金を加算して固定支給所定外賃金を算出し、基本給休日賃金と手当休日賃金を加算して固定支給休日賃金を算出し、基本給深夜賃金と手当深夜賃金を加算して固定支給深夜賃金を算出する。固定支給所定外賃金は基本給及び固定支給手当から所定外労働に対する割増賃金として固定払いされる金額を意味し、固定支給休日賃金は基本給及び固定支給手当から休日労働に対する割増賃金として固定払いされる金額を意味し、固定支給深夜賃金は基本給及び固定支給手当から深夜労働に対して上乗せされる割増賃金(増分)として固定払いされる金額を意味する。
本発明において、固定支給賃金は、固定支給所定外賃金と固定支給休日賃金と固定支給深夜賃金の和であり、即ち、基本給及び固定支給手当から時間外労働に対する割増賃金として固定払いされる総額を意味する。

0049

見込時間算出部16は、固定支給賃金算出部15が算出した基本給所定外賃金と基本給休日賃金と基本給深夜賃金と手当所定外賃金と手当休日賃金と手当深夜賃金を、それぞれ時間外時間単価算出部14が算出した所定外時間単価と休日時間単価と深夜時間単価で除して、基本給所定外見込時間と基本給休日見込時間と基本給深夜見込時間と手当所定外見込時間と手当休日見込時間と手当深夜見込時間を算出する。
ここで、見込時間とは、基本給及び/又は固定支給手当から固定支給された金額によって支払ったと見做される時間外労働割増賃金に対応する時間外労働時間を意味する。したがって、基本給所定外見込時間は基本給から固定支給された金額によって支払ったと見做される所定外労働割増賃金に対応する所定外労働時間であり、基本給休日見込時間は基本給から固定支給された金額によって支払ったと見做される休日労働割増賃金に対応する休日労働時間であり、基本給深夜見込時間は基本給から固定支給された金額によって支払ったと見做される深夜労働割増賃金に対応する深夜労働時間であり、手当所定外見込時間は固定支給手当から固定支給された金額によって支払ったと見做される所定外労働割増賃金に対応する所定外労働時間であり、手当休日見込時間は固定支給手当から固定支給された金額によって支払ったと見做される休日労働割増賃金に対応する休日労働時間であり、手当深夜見込時間は固定支給手当から固定支給された金額によって支払ったと見做される深夜労働割増賃金に対応する深夜労働時間である。

0050

見込時間算出部16は、好ましくは、基本給所定外見込時間と手当所定外見込時間を加算して固定支給所定外見込時間を算出し、基本給休日見込時間と手当休日見込時間を加算して固定支給休日見込時間を算出し、基本給深夜見込時間と手当深夜見込時間を加算して固定支給深夜見込時間を算出する。
固定支給所定外見込時間は基本給及び固定支給手当から固定支給された金額によって支払ったと見做される所定外労働割増賃金に対応する所定外労働時間であり、固定支給休日見込時間は基本給及び固定支給手当から固定支給された金額によって支払ったと見做される休日労働割増賃金に対応する休日労働時間であり、固定支給深夜見込時間は基本給及び固定支給手当から固定支給された金額によって支払ったと見做される深夜労働割増賃金に対応する深夜労働時間である。
本発明において、固定支給見込時間は、基本給及び固定支給手当から固定支給された金額によって支払ったと見做される所定外労働割増賃金、休日労働割増賃金及び深夜労働割増賃金に対応する所定外労働時間、休日労働時間及び深夜労働時間の和を意味する。

0051

見込時間算出部16は、好ましくは、固定支給所定外見込時間と固定支給休日見込時間と固定支給深夜見込時間と、実働時間外労働時間記憶部7が記憶する実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間とをそれぞれ比較し、固定支給所定外見込時間と固定支給休日見込時間と固定支給深夜見込時間の過不足を算出する。具体的には、見込時間算出部16は、固定支給所定外見込時間を実働所定外労働時間で減じ、固定支給休日見込時間を実働休日労働時間で減じ、固定支給深夜見込時間を実働深夜労働時間で減じる処理を行う。

0052

実働時間外賃金算出部17は、実働時間外労働時間記憶部7が記憶する実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間に、それぞれ時間外時間単価算出部14が算出した所定外時間単価と休日時間単価と深夜時間単価を乗じて、実働所定外賃金と実働休日賃金と実働深夜賃金を算出する。
実働所定外賃金は実際の所定外労働時間に対応する割増賃金であり、実働休日賃金は実際の休日労働時間に対応する割増賃金であり、実働深夜賃金は実際の深夜労働時間に対応する割増賃金(増分)である。

0053

本発明の好ましい態様において、時間外労働割増賃金算出装置1は、月額最低賃金算出部18を備える。月額最低賃金算出部18は、最低賃金記憶部8が記憶する1時間の最低賃金に、所定労働記憶部3が記憶する所定労働時間、具体的には例えば1ケ月の所定労働時間、又は月間所定労働時間算出部12が算出した月間所定労働時間を乗じて、月額最低賃金を算出する。

0054

本発明の好ましい態様において、時間外労働割増賃金算出装置1は、過不足判定部19を備える。過不足判定部19は、固定支給賃金算出部15が算出した固定支給所定外賃金と固定支給休日賃金と固定支給深夜賃金と、実働時間外賃金算出部17が算出した実働所定外賃金と実働休日賃金と実働深夜賃金とをそれぞれ比較し、固定支給所定外賃金と固定支給休日賃金と固定支給深夜賃金の過不足を算出する。具体的には、過不足判定部19は、固定支給所定外賃金から実働所定外賃金を減じて、固定支給休日賃金から実働休日賃金を減じて、固定支給深夜賃金から実働深夜賃金を減じて、それぞれ固定支給所定外賃金と固定支給休日賃金と固定支給深夜賃金の過不足を判定する。

0055

本発明の好ましい態様において、時間外労働割増賃金算出装置1は、図示しない残存時間算出部を設けることができる。残存時間算出部は、見込時間算出部16が算出した固定支給所定外見込時間と固定支給休日見込時間と固定支給深夜見込時間と、実働時間外労働時間記憶部7が記憶している実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間とを用いて、具体的には、固定支給所定外見込時間から実働所定外労働時間を減じ、固定支給休日見込時間から実働休日労働時間を減じ、固定支給深夜見込時間から実働深夜労働時間を減じて、それぞれ固定支給所定外見込時間と実働所定外労働時間との差、固定支給休日見込時間と実働休日労働時間との差、及び固定支給深夜見込時間と実働深夜労働時間との差を算出する。これらの差は、基本給及び固定支給手当から固定支給された金額によって支払ったと見做される時間外労働割増賃金に対応する時間外労働時間と実働時間外労働時間との差である。これらの差が正の値である場合は、固定支給所定外見込時間、固定支給休日見込時間及び固定支給見込時間の方が、実働所定外労働時間、実働休日労働時間及びは実働深夜労働時間よりも多いことを意味し、したがって、その正の値(時間)の範囲内で、固定支給された金額でさらなる時間外労働への割増賃金に対応(固定払い)することができることを意味する。

0056

次に、本発明の時間外労働割増賃金算出プログラムについて、図2の管理台帳の例に基づいて説明する。なお、図2の管理台帳には、具体的な金額や時間の数値掲載されており、一部の計算結果に、表面上、若干の誤差が生じているように見えるが、これらの誤差は、小数点以下の処理方法都合上発生したものである。

0057

時間外労働割増賃金算出プログラムは、所定外労働割増率と休日労働割増率と深夜労働割増分を格納するデータベースに通信可能に接続されたコンピュータに、以下のステップを実行させる。
なお、前記データベースは、前記コンピュータに搭載されるように構成してもよいし、前記コンピュータとは別の装置に搭載されるように構成してもよい。

0058

時間外労働割増賃金算出プログラムは、1日の所定労働時間8時間と1ケ月の所定労働日数21.67日を受け付けて、月間所定労働時間173.33時間を算出するステップをコンピュータに実行させる。

0059

時間外労働割増賃金算出プログラムは、基本給額250,000円と固定支給手当である役職手当の60,000円と職務手当の35,000円を受け付けるステップをコンピュータに実行させる。

0060

時間外労働割増賃金算出プログラムは、基本給額から時間外労働割増賃金として固定支給する基本給固定支給額の割合を定める基本給固定支給率25%を受け付けるステップをコンピュータに実行させる。

0061

時間外労働割増賃金算出プログラムは、基本給の金額250,000円に基本給固定支給率25%を乗じて基本給固定支給額の金額62,500円を算出するとともに、基本給のうち基本給固定支給額以外の部分の187,500円を所定内賃金として算出するステップをコンピュータに実行させる。なお、図2の例では、非固定支給手当として資格手当20,000円が設定されているので、基本給のうち基本給固定支給額以外の部分の187,500円に、非固定支給手当の20,000円を加算した207,500円を所定内賃金として算出するステップをコンピュータに行わせる。
ここで、月額最低賃金の設定がある場合には、選択的に、基本給から月額最低賃金を減じた金額を基本給固定支給額として算出するとともに、月額最低賃金を所定内賃金として決定するステップを実行させてもよい。

0062

時間外労働割増賃金算出プログラムは、所定内賃金207,500円を1ケ月の所定労働時間173.33時間で除して所定内時間単価1,197.1円を算出するステップをコンピュータに実行させる。

0063

時間外労働割増賃金算出プログラムは、所定内時間単価1,197.1円に、それぞれ所定外労働割増率125%と休日労働割増率135%と深夜労働割増分25%を乗じて、所定外時間単価1,496.4円と休日時間単価1,616.1円と深夜時間単価299.3円を算出するステップをコンピュータに実行させる。

0064

時間外労働割増賃金算出プログラムは、基本給固定支給額をそれぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分する所定外配分率100%と休日配分率0%と深夜配分率0%を受け付けるステップと、役職手当をそれぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分する所定外配分率70%と休日配分率25%と深夜配分率5%を受け付けるステップと、職務手当をそれぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分する所定外配分率85%と休日配分率0%と深夜配分率15%を受け付けるステップをコンピュータに実行させる。

0065

時間外労働割増賃金算出プログラムは、基本給固定支給額62,500円にそれぞれ所定外配分率100%と休日配分率0%と深夜配分率0%とを乗じて基本給所定外賃金62,500円と基本給休日賃金0円と基本給深夜賃金0円を算出するステップと、役職手当の金額60,000円にそれぞれ所定外配分率70%と休日配分率25%と深夜配分率5%を乗じて役職手当に係る手当所定外賃金42,000円と手当休日賃金15,000円と手当深夜賃金3,000円を算出するステップと、職務手当の金額35,000円にそれぞれ所定外配分率85%と休日配分率0%と深夜配分率15%を乗じて職務手当に係る手当所定外賃金29,750円と手当休日賃金0円と手当深夜賃金5,250円を算出するステップをコンピュータに実行させる。

0066

時間外労働割増賃金算出プログラムは、基本給所定外賃金62,500円と手当所定外賃金71,750円(42,000円+29,750円)を加算して固定支給所定外賃金134,250円を算出し、基本給休日賃金0円と手当休日賃金15,000円を加算して固定支給休日賃金15,000円を算出し、基本給深夜賃金0円と手当深夜賃金8,250円(3,000円+5,250円)を加算して固定支給深夜賃金8,250円を算出するステップをコンピュータに実行させる。

0067

時間外労働割増賃金算出プログラムは、基本給所定外賃金62,500円を所定外時間単価1,496.4円で除して基本給所定外見込時間41.8時間を算出し、基本給休日賃金0円を休日時間単価1,616.1円で除して基本給休日見込時間0時間を算出し、基本給深夜賃金0円を深夜時間単価299.3円で除して基本給深夜見込時間0時間を算出するステップと、役職手当の手当所定外賃金42,000円を所定外時間単価1,496.4円で除して役職手当の手当所定外見込時間28.1時間を算出し、役職手当の手当休日賃金15,000円を休日時間単価1,616.1円で除して役職手当の手当休日見込時間9.3時間を算出し、役職手当の手当深夜賃金3,000円を深夜時間単価299.3円で除して役職手当の手当深夜見込時間10時間を算出するステップと、職務手当の手当所定外賃金29,750円を所定外時間単価1,496.4円で除して役職手当の手当所定外見込時間19.9時間を算出し、職務手当の手当休日賃金0円を休日時間単価1,616.1円で除して職務手当の手当休日見込時間0時間を算出し、職務手当の手当深夜賃金5,250円を深夜時間単価299.3円で除して職務手当の手当深夜見込時間17.5時間を算出するステップをコンピュータに実行させる。

0068

時間外労働割増賃金算出プログラムは、実働所定外労働時間87時間と実働休日労働時間8時間と実働深夜労働時間46時間を受け付けるステップをコンピュータに実行させる。

0069

時間外労働割増賃金算出プログラムは、実働所定外労働時間87時間に所定外時間単価1,496.4円を乗じて実働所定外賃金130,186円を算出し、実働休日労働時間8時間に休日時間単価1,616.1円を乗じて実働休日賃金12,929円を算出し、実働深夜労働時間46時間に深夜時間単価299.3円を乗じて実働深夜賃金13,767円を算出するステップをコンピュータに実行させる。

0070

次に、本発明の時間外労働割増賃金固定払い運用管理台帳について、図2に基づいて説明する。なお、本発明の管理台帳は、本発明の時間外労働割増賃金算出装置1及び/又は本発明の時間外労働割増賃金算出プログラムによる結果物として、出力装置により出力されることもできる。

0071

図2は、ある会社又は事業所等の1従業員の1ケ月分の管理台帳である。

0072

本発明の管理台帳には、会社名や事業所名を記入する事業所名欄を設けることができ、図2の例では、「(株)企画」と記入されている。

0073

本発明の管理台帳には、従業員の氏名や資格等級等を記入するフリーエリア欄を設けることができ、図2の例では、「4等級 5号俸南総 太郎」と記入されている。

0074

本発明の管理台帳には、1時間あたりの最低賃金と月額最低賃金を記入する最低賃金欄が設けられており、1時間あたりの最低賃金「895」円と月額最低賃金「155,133.3」円が記入されている。

0075

本発明の管理台帳には、1日の所定労働時間と1ケ月の所定労働日数と月間所定労働時間を記入する所定労働日時欄が設けられており、1日の所定労働時間「8.00」時間と1ケ月の所定労働日数「21.67」日と月間所定労働時間「173.33」時間が記入されている。

0076

本発明の管理台帳には、所定外労働割増率と休日労働割増率と深夜労働割増分を記入する時間外割増欄が設けられており、所定外労働割増率「125.0」%と休日労働割増率「135.0」%と深夜労働割増分「25.0」%が記入されている。

0077

本発明の管理台帳には、所定内賃金と所定内時間単価を記入する所定内項目欄が設けられており、所定内賃金「207,500.0」円と所定内時間単価「1,197.1」円が記入されている。

0078

本発明の管理台帳には、所定外時間単価と休日時間単価と深夜時間単価を記入する時間外時間単価欄が設けられており、所定外時間単価「1,496.4」円と休日時間単価「1,616.1」円と深夜時間単価「299.3」円が記入されている。

0079

本発明の管理台帳には、基本給額と基本給固定支給額と固定支給手当を記入する基本給手当欄が設けられており、「基本給250,000」円と基本給固定支給額「62,500」円と固定支給手当として「役職手当60,000」円と「職務手当35,000円」が記入されている。

0080

本発明の管理台帳には、基本給額から時間外労働割増賃金として固定支給する基本給固定支給額の設定方法を記入する基本給固定支給設定欄が設けられており、基本給固定支給額の設定方法として、「1:〇〇% 1 25.0%」と「2:最低賃金以外」が記入されている。なお、ここで「〇〇%」は基本給固定支給率であり、基本給固定支給額を基本給額の何%と設定するかを意味しており、図2の例では1つの選択肢として「25.0%」が選択されているが、その他の例えば「10.0%」や「15.0%」といったパーセンテージを選択することもできる。また、基本給固定支給額の設定方法として、「1:〇〇%」ではなく、「2:最低賃金以外」を選択することもでき、この場合は、基本給額250,000円のうち月額最低賃金155,133.3円以外の金額94,866.7円が基本給固定支給額として設定される。

0081

本発明の管理台帳には、基本給固定支給額と固定支給手当額を、それぞれ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分に配分する所定外配分率と休日配分率と深夜配分率を記入する配分率欄が設けられており、基本給固定支給額の所定外配分率「100.0」%と休日配分率「0.0」%と深夜配分率「0.0」%と、役職手当の所定外配分率「70.0」%と休日配分率「25.0」%と深夜配分率「5.0」%と、職務手当の所定外配分率「85.0」%と休日配分率「0.0」%と深夜配分率「15.0」%が記入されている。

0082

本発明の管理台帳には、基本給所定外賃金と基本給休日賃金と基本給深夜賃金と手当所定外賃金と手当休日賃金と手当深夜賃金を記入する個別固定支給賃金欄が設けられており、基本給所定外賃金「62,500」円と基本給休日賃金「0」円と基本給深夜賃金「0」円と、役職手当の手当所定外賃金「42,000」円と手当休日賃金「15,000」円と手当深夜賃金「3,000」円と、職務手当の手当所定外賃金「29,750」円と手当休日賃金「0」円と手当深夜賃金「5,250」円が記入されている。

0083

本発明の管理台帳には、基本給所定外見込時間と基本給休日見込時間と基本給深夜見込時間と手当所定外見込時間と手当休日見込時間と手当深夜見込時間を記入する見込時間欄が設けられており、基本給所定外見込時間「41.8」時間と基本給休日見込時間「0.0」時間と基本給深夜見込時間「0.0」時間と、役職手当の手当所定外見込時間「28.1」時間と手当休日見込時間「9.3」時間と手当深夜見込時間「10.0」時間と、職務手当の手当所定外見込時間「19.9」時間と手当休日見込時間「0.0」時間と手当深夜見込時間「17.5」時間が記入されている。

0084

本発明の管理台帳には、実働所定外労働時間と実働休日労働時間と実働深夜労働時間を記入する実働時間外労働時間欄が設けられており、実働所定外労働時間「87.0」時間と実働休日労働時間「8.0」時間と実働深夜労働時間「46.0」時間が記入されている。

0085

本発明の管理台帳には、実働所定外賃金と実働休日賃金と実働深夜賃金を記入する実働時間外賃金欄が設けられており、実働所定外賃金「130,186」円と実働休日賃金「12,929」円と実働深夜賃金「13,767」円が記入されている。さらに、実働時間外労働割増賃金の合計額を記入する割増合計欄を設けることもでき、図2の例では「156,882」円が記入されている。

0086

本発明の管理台帳には、固定支給所定外賃金と固定支給休日賃金と固定支給深夜賃金を記入する固定支給賃金総額欄が設けられており、固定支給所定外賃金「134,250」円と固定支給休日賃金「15,000」円と固定支給深夜賃金「8,250」円が記入されている。

0087

本発明の管理台帳には、固定支給所定外見込時間と固定支給休日見込時間と固定支給深夜見込時間を記入する固定支給見込時間欄が設けられており、固定支給所定外見込時間「89.7」時間と固定支給休日見込時間「9.3」時間と固定支給深夜見込時間「27.6」時間が記入されている。

0088

本発明の管理台帳には、固定支給所定外賃金と実働所定外賃金との差と、固定支給休日賃金と実働休日賃金との差と、固定支給深夜賃金と実働深夜賃金との差を記入する固定支給賃金過不足欄が設けられており、固定支給所定外賃金と実働所定外賃金との差「4,064」円と、固定支給休日賃金と実働休日賃金との差「2,071」円と、固定支給深夜賃金と実働深夜賃金との差「−5,517」円が記入されている。

0089

本発明の管理台帳には、固定支給所定外賃金と固定支給休日賃金と固定支給深夜賃金の不足額を記入する不足追加支給欄が設けられており、固定支給所定外賃金「0」円と固定支給休日賃金「0」円と固定支給深夜賃金「−5,517」円と記入されている。また、トータルとして固定支給賃金全体での不足額欄を設けることもでき、図2の例では「−5,517」円と記入されている。

0090

本発明の管理台帳には、非固定支給手当を記入する非固定支給手当欄が設けられており、非固定支給手当「資格手当 20,000」円が記入されている。

0091

本発明の管理台帳には、不算入手当を記入する不算入手当欄が設けられており、不算入手当「食費補助3,600」円と「通勤手当 5,500」円が記入されている。

0092

本発明の管理台帳には、総支給額を記入する総支給額欄が設けられており、総支給額「374,100」円が記入されている。

0093

本発明の管理台帳は、以上の記入欄が1枚のシートの片面に配置されている。具体的には、本発明の管理台帳は、A4サイズ(210mm×297mm)の用紙の1つの面に上記各種の記入欄が設けられている。

0094

本発明の管理台帳の前記配分率欄と前記個別固定支給賃金欄と前記見込時間欄が、基本給固定支給額と各固定支給手当額毎に、且つ所定外労働分と休日労働分と深夜労働分毎に、それぞれ同じ行に配置されている。

0095

1時間外労働割増賃金算出装置
2 時間外割増記憶部
3所定労働記憶部
4基本給手当記憶部
5 基本給固定支給設定記憶部
6配分率記憶部
7 実働時間外労働時間記憶部
8最低賃金記憶部
9 非固定支給手当記憶部
10 不算入手当記憶部
11 基本給固定支給額算出部
12 月間所定労働時間算出部
13 所定内時間単価算出部
14 時間外時間単価算出部
15 固定支給賃金算出部
16 見込時間算出部
17 実働時間外賃金算出部
18月額最低賃金算出部
19 過不足判定部

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