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技術 労働管理システム、及び労働管理方法

出願人 広田元徳
発明者 広田元徳
出願日 2019年3月13日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-045358
公開日 2020年9月17日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-149257
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 労働内容 承認要求情報 労働条件 モーションセンサー 明細リスト 検索条件テーブル 中心地 人材派遣業者
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図面 (20)

課題

使用者における報酬支払いに関する煩雑さや労力を軽減し、労働者と使用者とのマッチングを効果的に実現する労働管理システムを提供する。

解決手段

労働管理システム1において、労働管理サーバ30は、使用者の第2ユーザ端末21から支払指示を受信すると、その指示に基づいて、指定された労働者の口座等に報酬を支払うよう制御する。報酬の即時払いが指示されている場合、労働管理サーバ30は、使用者の第2ユーザ端末21による支払タイミングを管理する。また、労働管理サーバ30は、労働者の第1ユーザ端末11から労働提供情報登録があった場合に、使用者がその情報を第2ユーザ端末21で検索できるよう制御し、その後の、労働者と使用者のコミュニケーションが早急に行われるよう制御する。

概要

背景

近年、多くの使用者雇用者)において労働力不足する傾向にあり、それぞれの使用者では、労働環境や報酬に関する条件を魅力的なものにすることによって、労働者の関心を高め、不足しがちな労働力を効果的に集めようとする試みがなされている。

一方、労働力を提供する中心的な存在は、若年層や壮年層であるが、このような世代においては、ライフスタイル多様化とともに、1つの会社に縛られることなく、アルバイトパートタイマー契約社員等の立場で働く者も多い。

このような状況のなか、労働力を必要とする使用者では、上記のような年代優秀人材を、いかに効率良く発見し、雇用するかが重要な問題となっている。

また、使用者にとって、報酬の日払いや即時払いの制度など、報酬に関する条件を充実させることは、上記のように、優秀な人材を獲得するためには避けて通れないものとなっているが、このような制度を実現するための手続が煩雑で追加コストが必要となることも問題である。

こうした、労働者への報酬の支払いをサポートするためのシステムが、特許文献1に開示されている。特許文献1のシステムは、賃金支払サポート業者が介在して、使用者から労働者への賃金の支払をサポートするシステムである。

より具体的には、賃金支払サポート業者の端末装置から受信した、(使用者の専用口座から労働者の口座へ賃金を振込むための)賃金振込データを記憶する賃金振込データ記憶手段と、使用者へ賃金振込データの承認を要求する賃金振込データ承認処理手段と、使用者により賃金振込データが承認されたことに応答して、労働者の口座へ賃金を振込むための資金を賃金支払サポート業者の口座から専用口座へ移動するための資金移動データを生成する手段とを備えるシステムである。

また、特許文献2には、労働者と雇用者とのマッチングを行うシステムが提案されている。特許文献2のシステムは、労働者には、人材派遣業者等からの紹介を受け、その人材派遣業者等と関連付けられた労働者が含まれ、雇用者から労働者の情報を要求された場合に、雇用者は、その労働者が人材派遣業者等と関連付けられた労働者であることを把握でき、結果として、信憑性の高い労働者情報を得ることができる。

概要

使用者における報酬の支払いに関する煩雑さや労力を軽減し、労働者と使用者とのマッチングを効果的に実現する労働管理システムを提供する。労働管理システム1において、労働管理サーバ30は、使用者の第2ユーザ端末21から支払指示を受信すると、その指示に基づいて、指定された労働者の口座等に報酬を支払うよう制御する。報酬の即時払いが指示されている場合、労働管理サーバ30は、使用者の第2ユーザ端末21による支払タイミングを管理する。また、労働管理サーバ30は、労働者の第1ユーザ端末11から労働提供情報登録があった場合に、使用者がその情報を第2ユーザ端末21で検索できるよう制御し、その後の、労働者と使用者のコミュニケーションが早急に行われるよう制御する。

目的

本発明の目的は、使用者における報酬の支払いに関する煩雑さや労力を軽減し、労働者と使用者とのマッチングが効果的な態様で実現される労働管理システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

労働を提供した第1ユーザが操作する第1コンピュータと、労働の提供を受ける第2ユーザが操作する第2コンピュータとに接続されるサーバを備えた労働管理システムであって、前記サーバは、前記第2ユーザが、前記第1ユーザに対して、即時払いにより報酬支払う場合に、前記第2ユーザの指示に基づいて前記第2コンピュータから即時払い指示を受信する即時払い指示受信手段と、前記即時払い指示受信手段により受信した即時払い指示に基づき、前記第1ユーザに前記報酬の支払いを行うよう制御する支払制御手段と、前記第2コンピュータに対して、前記第2コンピュータの表示手段に表示情報を表示させるための表示指示を、前記即時払い指示を受信する前の所定のタイミングで送信する表示指示送信手段とを含み、前記表示情報は、前記第2ユーザが前記即時払い指示を行う時期に関する支払時期情報を含むことを特徴とする、労働管理システム。

請求項2

前記表示情報は、前記第1ユーザ、又は前記第2ユーザによって設定された、前記即時払いの支払タイミングに基づいた情報であることを特徴とする、請求項1に記載の労働管理システム。

請求項3

前記支払制御手段は、即時払い指示があった場合に、前記第2ユーザに関する設定に応じて、前記第1ユーザへの前記報酬の支払いを、前記第2ユーザの勘定を用いて行うか、前記第2ユーザ以外の勘定を用いて行うかを判定することを特徴とする、請求項1に記載の労働管理システム。

請求項4

前記サーバはさらに、メッセージ表示制御手段を含み、前記メッセージ表示制御手段は、前記第1ユーザから前記第2ユーザへのメッセージを前記第1コンピュータから受信した場合に、そのメッセージが、前記第2コンピュータの表示手段に表示されるように制御し、前記第2ユーザから前記第1ユーザへのメッセージを前記第2コンピュータから受信した場合に、そのメッセージが、前記第1コンピュータの表示手段に表示されるように制御し、前記支払制御手段が前記第1ユーザへの前記報酬の支払いを行った場合に、前記報酬の支払いが完了した旨のメッセージが、前記第1コンピュータの表示手段に表示されるように制御することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の労働管理システム。

請求項5

前記サーバはさらに、前記第1ユーザが前記第2ユーザへの労働の提供を終了した場合に、前記第1ユーザの指示により前記第1コンピュータから送信される承認要求を受信する承認要求受信手段と、前記承認要求受信手段によって承認要求を受信した場合に、当該承認要求に係る労働について、前記第2コンピュータでの即時払い指示が可能となるように、前記第2コンピュータに所定のメッセージを送信するメッセージ送信手段とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の労働管理システム。

請求項6

労働を提供した第1ユーザが操作する第1コンピュータと、労働の提供を受ける第2ユーザが操作する第2コンピュータとに接続されるサーバを備えた労働管理システムで実行される労働管理方法であって、前記サーバにおいて、前記第2ユーザが、前記第1ユーザに対して、即時払いにより報酬を支払う場合に、前記第2ユーザの指示に基づいて前記第2コンピュータから即時払い指示を受信する即時払い指示受信ステップと、前記即時払い指示受信ステップにより受信した即時払い指示に基づき、前記第1ユーザに前記報酬の支払いを行うよう制御する支払制御ステップと、前記第2コンピュータに対して、前記第2コンピュータの表示手段に表示情報を表示させるための表示指示を、前記即時払い指示を受信する前の所定のタイミングで送信する表示指示送信ステップが実行され、前記表示情報は、前記第2ユーザが前記即時払い指示を行う時期に関する支払時期情報を含むことを特徴とする、労働管理方法。

請求項7

第1ユーザが操作する第1コンピュータと、第2ユーザが操作する第2コンピュータとに接続されるサーバを備えた労働管理システムであって、前記サーバは、前記第1ユーザが、労働を提供できるタイミングである場合、又は労働を提供できるタイミングが近い場合に、前記第1コンピュータにより送信した労働提供情報を受信し、所定の記憶手段に記憶する労働提供情報受信手段と、前記第2コンピュータから前記第2ユーザが指定した所定条件を受信した場合に、前記所定条件を満たす前記労働提供情報に対応する表示情報を、前記第2コンピュータの表示手段に表示するために、前記第2コンピュータに送信する表示情報送信手段と、前記第2ユーザが前記第2コンピュータを操作して、前記表示情報に対応する第1ユーザを選択し、前記選択された第1ユーザに対して労働依頼を行った場合に、当該第1ユーザの前記第1コンピュータに対して、労働依頼メッセージを送信する労働依頼メッセージ送信手段とを含むことを特徴とする、労働管理システム。

請求項8

前記サーバはさらに、メッセージ表示制御手段を含み、前記メッセージ表示制御手段は、前記第2ユーザから前記第1ユーザへのメッセージを前記第2コンピュータから受信した場合に、そのメッセージが、前記第1ユーザが操作する前記第1コンピュータの表示手段に表示されるように制御し、前記労働依頼メッセージ送信手段により送信された、前記第2ユーザから前記第1ユーザへの前記労働依頼メッセージが、前記第1コンピュータの表示手段において表示されたか否かを、前記第2コンピュータにおいて判定可能であることを特徴とする、請求項7に記載の労働管理システム。

請求項9

前記労働依頼メッセージが、所定期間、前記第1コンピュータの表示手段において表示されていない場合に、前記労働依頼のキャンセルに関するメッセージを前記第1コンピュータに送信することを特徴とする、請求項8に記載の労働管理システム。

請求項10

前記表示情報送信手段は、前記第1ユーザが、前記第1コンピュータの位置情報を提供可能であると指定した場合に、前記所定条件を満たす前記労働提供情報に対応する前記表示情報に、前記第1コンピュータの前記位置情報を含めて、前記第2コンピュータに送信可能であることを特徴とする、請求項7に記載の労働管理システム。

請求項11

第1ユーザが操作する第1コンピュータと、第2ユーザが操作する第2コンピュータとに接続されるサーバを備えた労働管理システムで実行される労働管理方法であって、前記サーバにおいて、前記第1ユーザが、労働を提供できるタイミングである場合、又は労働を提供できるタイミングが近い場合に、前記第1コンピュータにより送信した労働提供情報を受信し、所定の記憶手段に記憶する労働提供情報受信ステップと、前記第2コンピュータから前記第2ユーザが指定した所定条件を受信した場合に、前記所定条件を満たす前記労働提供情報に対応する表示情報を、前記第2コンピュータの表示手段に表示するために、前記第2コンピュータに送信する表示情報送信ステップと、前記第2ユーザが前記第2コンピュータを操作して、前記表示情報に対応する第1ユーザを選択し、前記選択された第1ユーザに対して労働依頼を行った場合に、当該第1ユーザの前記第1コンピュータに対して、労働依頼メッセージを送信する労働依頼メッセージ送信ステップが実行されることを特徴とする、労働管理方法。

技術分野

0001

この発明は、労働者に対する報酬支払い、労働者と使用者とのマッチング等を管理する労働管理システムに関する。

背景技術

0002

近年、多くの使用者(雇用者)において労働力不足する傾向にあり、それぞれの使用者では、労働環境や報酬に関する条件を魅力的なものにすることによって、労働者の関心を高め、不足しがちな労働力を効果的に集めようとする試みがなされている。

0003

一方、労働力を提供する中心的な存在は、若年層や壮年層であるが、このような世代においては、ライフスタイル多様化とともに、1つの会社に縛られることなく、アルバイトパートタイマー契約社員等の立場で働く者も多い。

0004

このような状況のなか、労働力を必要とする使用者では、上記のような年代優秀人材を、いかに効率良く発見し、雇用するかが重要な問題となっている。

0005

また、使用者にとって、報酬の日払いや即時払いの制度など、報酬に関する条件を充実させることは、上記のように、優秀な人材を獲得するためには避けて通れないものとなっているが、このような制度を実現するための手続が煩雑で追加コストが必要となることも問題である。

0006

こうした、労働者への報酬の支払いをサポートするためのシステムが、特許文献1に開示されている。特許文献1のシステムは、賃金支払サポート業者が介在して、使用者から労働者への賃金の支払をサポートするシステムである。

0007

より具体的には、賃金支払サポート業者の端末装置から受信した、(使用者の専用口座から労働者の口座へ賃金を振込むための)賃金振込データを記憶する賃金振込データ記憶手段と、使用者へ賃金振込データの承認を要求する賃金振込データ承認処理手段と、使用者により賃金振込データが承認されたことに応答して、労働者の口座へ賃金を振込むための資金を賃金支払サポート業者の口座から専用口座へ移動するための資金移動データを生成する手段とを備えるシステムである。

0008

また、特許文献2には、労働者と雇用者とのマッチングを行うシステムが提案されている。特許文献2のシステムは、労働者には、人材派遣業者等からの紹介を受け、その人材派遣業者等と関連付けられた労働者が含まれ、雇用者から労働者の情報を要求された場合に、雇用者は、その労働者が人材派遣業者等と関連付けられた労働者であることを把握でき、結果として、信憑性の高い労働者情報を得ることができる。

先行技術

0009

特許第6062522号明細書
特開2006−344077号公報

発明が解決しようとする課題

0010

しかしながら、上述した特許文献1のシステムでは、日払いや即時払いなどで労働者に賃金を支払おうとする場合に、その支払タイミングや報酬額等は依然として使用者自身で管理する必要があり、使用者による(賃金振込データの)承認処理と合わせて、賃金の支払いに関する煩雑さや労力は軽減されていない。

0011

また、特許文献2のシステムでは、所定の労働者に関して信憑性の高い労働者情報を得ることができるかもしれないが、使用者において、例えば、アルバイトやパートなどの労働者が病気や急用等で急に欠勤して、早急に短期の労働者を確保する必要が生じたような場合に、こうした事情に基づいて労働力を調達できる仕組みにはなっていない。

0012

したがって、本発明の目的は、使用者における報酬の支払いに関する煩雑さや労力を軽減し、労働者と使用者とのマッチングが効果的な態様で実現される労働管理システムを提供することにある。

0013

また、本発明の目的は、使用者が即時払いにより報酬を支払う場合に、容易かつ確実に、当該即時払いの操作や管理を行うことができるようにする労働管理システムを提供することにある。

0014

さらに、本発明の目的は、使用者において、急な労働力が必要となった場合に、効果的に、そのときに時間に余裕のある人間を検索して、労働の依頼を行うことができる労働管理システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0015

本発明の第1の実施態様に係る発明は、下記の構成を有する。
労働を提供した第1ユーザが操作する第1コンピュータと、労働の提供を受ける第2ユーザが操作する第2コンピュータとに接続されるサーバを備えた労働管理システムであって、
前記サーバは、
前記第2ユーザが、前記第1ユーザに対して、即時払いにより報酬を支払う場合に、前記第2ユーザの指示に基づいて前記第2コンピュータから即時払い指示を受信する即時払い指示受信手段と、
前記即時払い指示受信手段により受信した即時払い指示に基づき、前記第1ユーザに前記報酬の支払いを行うよう制御する支払制御手段と、
前記第2コンピュータに対して、前記第2コンピュータの表示手段に表示情報を表示させるための表示指示を、前記即時払い指示を受信する前の所定のタイミングで送信する表示指示送信手段とを含み、
前記表示情報は、前記第2ユーザが前記即時払い指示を行う時期に関する支払時期情報を含む。

0016

本発明のこのような構成によって、即時払い指示を行う時期が管理され、使用者における報酬の支払いに関する煩雑さや労力が軽減される。また、このような構成により、使用者が即時払いにより報酬を支払う場合に、容易かつ確実に、当該即時払いの操作や管理を行うことができる。

0017

本発明の第2の実施態様に係る発明は、第1の実施態様において下記の構成を有する。
前記表示情報は、前記第1ユーザ、又は前記第2ユーザによって設定された、前記即時払いの支払タイミングに基づいた情報であるように構成される。

0018

本発明のこのような構成によって、使用者、又は労働者の設定に応じて、即時払いの支払タイミングが管理され、容易かつ確実に、当該即時払いの操作や管理を行うことができる。

0019

本発明の第3の実施態様に係る発明は、第1の実施態様において下記の構成を有する。
前記支払制御手段は、即時払い指示があった場合に、前記第2ユーザに関する設定に応じて、前記第1ユーザへの前記報酬の支払いを、前記第2ユーザの勘定を用いて行うか、前記第2ユーザ以外の勘定を用いて行うかを判定するように構成される。

0020

本発明のこのような構成によって、即時払いに関して、使用者に関する設定に応じて、立て替え払いが可能か否かが判定され、立て替えが行われる場合は、使用者が日々の資金管理を行う煩雑さから開放される。

0021

本発明の第4の実施態様に係る発明は、第1ないし第3のいずれかの実施態様において下記の構成を有する。
前記サーバはさらに、メッセージ表示制御手段を含み、
前記メッセージ表示制御手段は、
前記第1ユーザから前記第2ユーザへのメッセージを前記第1コンピュータから受信した場合に、そのメッセージが、前記第2コンピュータの表示手段に表示されるように制御し、
前記第2ユーザから前記第1ユーザへのメッセージを前記第2コンピュータから受信した場合に、そのメッセージが、前記第1コンピュータの表示手段に表示されるように制御し、
前記支払制御手段が前記第1ユーザへの前記報酬の支払いを行った場合に、前記報酬の支払いが完了した旨のメッセージが、前記第1コンピュータの表示手段に表示されるように制御するように構成される。

0022

本発明のこのような構成によって、使用者と労働者のメッセージのやりとりが、SNSのメッセージツールのようなかたちで実現され、さらに、即時払いによって報酬が支払われたことが労働者に通知されるので、労働者は、いつ報酬が利用可能になるかを迅速かつ確実に把握することができる。

0023

本発明の第5の実施態様に係る発明は、第1の実施態様において下記の構成を有する。
前記サーバはさらに、
前記第1ユーザが前記第2ユーザへの労働の提供を終了した場合に、前記第1ユーザの指示により前記第1コンピュータから送信される承認要求を受信する承認要求受信手段と、
前記承認要求受信手段によって承認要求を受信した場合に、当該承認要求に係る労働について、前記第2コンピュータでの即時払い指示が可能となるように、前記第2コンピュータに所定のメッセージを送信するメッセージ送信手段とを含むように構成される。

0024

本発明のこのような構成によって、労働者からの承認要求に基づいて、労働者による報酬の支払いが可能となり、これにより、労働者は、報酬に関する追加情報を使用者に伝えることができ、報酬の支払いが確実に行われるようになる。

0025

本発明の第6の実施態様に係る発明は、下記の構成を有する。
労働を提供した第1ユーザが操作する第1コンピュータと、労働の提供を受ける第2ユーザが操作する第2コンピュータとに接続されるサーバを備えた労働管理システムで実行される労働管理方法であって、
前記サーバにおいて、
前記第2ユーザが、前記第1ユーザに対して、即時払いにより報酬を支払う場合に、前記第2ユーザの指示に基づいて前記第2コンピュータから即時払い指示を受信する即時払い指示受信ステップと、
前記即時払い指示受信ステップにより受信した即時払い指示に基づき、前記第1ユーザに前記報酬の支払いを行うよう制御する支払制御ステップと、
前記第2コンピュータに対して、前記第2コンピュータの表示手段に表示情報を表示させるための表示指示を、前記即時払い指示を受信する前の所定のタイミングで送信する表示指示送信ステップが実行され、
前記表示情報は、前記第2ユーザが前記即時払い指示を行う時期に関する支払時期情報を含む。

0026

本発明のこのような構成によって、即時払い指示を行う時期が管理され、使用者における報酬の支払いに関する煩雑さや労力が軽減される。また、このような構成により、使用者が即時払いにより報酬を支払う場合に、容易かつ確実に、当該即時払いの操作や管理を行うことができる。

0027

本発明の第7の実施態様に係る発明は、下記の構成を有する。
第1ユーザが操作する第1コンピュータと、第2ユーザが操作する第2コンピュータとに接続されるサーバを備えた労働管理システムであって、
前記サーバは、
前記第1ユーザが、労働を提供できるタイミングである場合、又は労働を提供できるタイミングが近い場合に、前記第1コンピュータにより送信した労働提供情報を受信し、所定の記憶手段に記憶する労働提供情報受信手段と、
前記第2コンピュータから前記第2ユーザが指定した所定条件を受信した場合に、前記所定条件を満たす前記労働提供情報に対応する表示情報を、前記第2コンピュータの表示手段に表示するために、前記第2コンピュータに送信する表示情報送信手段と、
前記第2ユーザが前記第2コンピュータを操作して、前記表示情報に対応する第1ユーザを選択し、前記選択された第1ユーザに対して労働依頼を行った場合に、当該第1ユーザの前記第1コンピュータに対して、労働依頼メッセージを送信する労働依頼メッセージ送信手段とを含む。

0028

本発明のこのような構成によって、労働者と使用者とのマッチングが効果的な態様で実現される。また、このような構成により、使用者において、急な労働力が必要となった場合に、効果的に、そのときに時間に余裕のある人間を検索して、労働の依頼を行うことができる。

0029

本発明の第8の実施態様に係る発明は、第7の実施態様において下記の構成を有する。
前記サーバはさらに、メッセージ表示制御手段を含み、
前記メッセージ表示制御手段は、前記第2ユーザから前記第1ユーザへのメッセージを前記第2コンピュータから受信した場合に、そのメッセージが、前記第1ユーザが操作する前記第1コンピュータの表示手段に表示されるように制御し、
前記労働依頼メッセージ送信手段により送信された、前記第2ユーザから前記第1ユーザへの前記労働依頼メッセージが、前記第1コンピュータの表示手段において表示されたか否かを、前記第2コンピュータにおいて判定可能であるように構成される。

0030

本発明のこのような構成によって、使用者と労働者のメッセージのやりとりが、SNSのメッセージツールのようなかたちで実現され、さらに、労働者への労働依頼メッセージが読まれたか否かが判断可能であるため、そのメッセージが放置されているような場合に、迅速に次の対応に移行することができる。

0031

本発明の第9の実施態様に係る発明は、第8の実施態様において下記の構成を有する。
前記労働依頼メッセージが、所定期間、前記第1コンピュータの表示手段において表示されていない場合に、前記労働依頼のキャンセルに関するメッセージを前記第1コンピュータに送信するように構成される。

0032

本発明のこのような構成によって、労働者への労働依頼メッセージが読まれずに放置されている場合、その労働依頼を自動的にキャンセルし、迅速に次の対応に移行することができる。

0033

本発明の第10の実施態様に係る発明は、第7の実施態様において下記の構成を有する。
前記表示情報送信手段は、前記第1ユーザが、前記第1コンピュータの位置情報を提供可能であると指定した場合に、前記所定条件を満たす前記労働提供情報に対応する前記表示情報に、前記第1コンピュータの前記位置情報を含めて、前記第2コンピュータに送信可能であるように構成される。

0034

本発明のこのような構成によって、使用者は、労働依頼を行う際に、その労働者の位置情報を参照することができるため、効果的に労働者の選択を行うことができる。

0035

本発明の第11の実施態様に係る発明は、下記の構成を有する。
第1ユーザが操作する第1コンピュータと、第2ユーザが操作する第2コンピュータとに接続されるサーバを備えた労働管理システムで実行される労働管理方法であって、
前記サーバにおいて、
前記第1ユーザが、労働を提供できるタイミングである場合、又は労働を提供できるタイミングが近い場合に、前記第1コンピュータにより送信した労働提供情報を受信し、所定の記憶手段に記憶する労働提供情報受信ステップと、
前記第2コンピュータから前記第2ユーザが指定した所定条件を受信した場合に、前記所定条件を満たす前記労働提供情報に対応する表示情報を、前記第2コンピュータの表示手段に表示するために、前記第2コンピュータに送信する表示情報送信ステップと、
前記第2ユーザが前記第2コンピュータを操作して、前記表示情報に対応する第1ユーザを選択し、前記選択された第1ユーザに対して労働依頼を行った場合に、当該第1ユーザの前記第1コンピュータに対して、労働依頼メッセージを送信する労働依頼メッセージ送信ステップが実行される。

0036

本発明のこのような構成によって、労働者と使用者とのマッチングが効果的な態様で実現される。また、このような構成により、使用者において、急な労働力が必要となった場合に、効果的に、そのときに時間に余裕のある人間を検索して、労働の依頼を行うことができる。

発明の効果

0037

本発明に係る労働管理システムによって、労働者や使用者における報酬の支払い、マッチングといった様々な局面に関して、便利な機能が提供される。また、労働者が即時払いにより報酬を受け取る場合に、使用者が、確実に、又は容易な運用によって、当該即時払いの操作や管理を行うことができる。さらに、使用者において、急な労働力が必要となった場合に、効果的に、時間に余裕のある人間を探し出して労働の依頼を行うことができる。

図面の簡単な説明

0038

本発明の実施形態に係る労働管理システムの概要を示す概略図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける、即時払いのパターンを説明するための略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムの第1ユーザ端末ハードウェア構成の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムの労働管理サーバのハードウェア構成の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムの第1ユーザ端末の機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムの第2ユーザ端末の機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムの労働管理サーバの機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムのテーブルの例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムのテーブルの例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムのテーブルの例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおけるプロフィール登録募集登録の手順を表すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける募集検索、応募、及びコミュニケーションの手順を表すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける採用、労働明細管理、支払管理の手順を表すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける労働提供情報登録の手順を表すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける労働提供情報検索、依頼、及びコミュニケーションの手順を表すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末のメニュー画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末のプロフィール登録画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末のメニュー画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末のプロフィール登録画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末の募集登録画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末の条件設定・検索画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末の検索結果画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末の検索結果画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末のメッセージ管理画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末のメッセージ管理画面、及びタイムライン表示画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末のメッセージ管理画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末の支払管理画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末の支払管理画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末の承認要求画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末のタイムライン表示画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末の承認管理画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末の承認管理画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末の労働提供情報登録画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末の労働提供情報検索画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末の労働提供情報検索結果画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第1ユーザ端末のメッセージ管理画面、及びタイムライン表示画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末のメッセージ管理画面の例を示す略線図である。
本発明の実施形態に係る労働管理システムにおける第2ユーザ端末の労働提供情報検索結果画面の例を示す略線図である。

実施例

0039

最初に、図1を参照して、本発明の一実施形態の労働管理システムの概要を説明する。図1に示す本発明の実施形態に係る労働管理システム1は、少なくとも、労働管理サーバ30を含み、この労働管理サーバ30は、インターネット等のネットワークを介して、第1ユーザ10が操作する第1ユーザ端末11と、第2ユーザ20が操作する第2ユーザ端末21に接続される。

0040

第1ユーザ10は、アルバイトやパートといった労働者を指す。第2ユーザ20は、アルバイトやパートといった労働者を雇用(使用)する使用者である。

0041

第1ユーザ端末11は、労働者である第1ユーザ10が自宅外出先において使用・操作するコンピュータであり、代表的な例としては、スマートフォンタブレット端末等が挙げられる。第2ユーザ端末21は、使用者である第2ユーザ20が事業所等において使用・操作するコンピュータであり、代表的な例としては、据え置き型パーソナルコンピュータが挙げられる。もちろん、第1ユーザ端末11も第2ユーザ端末21も、上記のタイプ以外のコンピュータとすることができる。

0042

労働管理サーバ30は、例えば、サーバコンピュータである。この労働管理サーバ30は、図1では1台で表されているが、機能や処理対象等に応じて、ネットワーク接続された複数台のコンピュータによって構成されうる。また、本実施形態の労働管理システム1は、労働者に対する報酬の支払いや立て替え払いを管理・運営する支払管理事業者システム運営者となってその運営を行うが、他の様々な事業者をシステム運営者とすることができる。例えば、第1ユーザ10と第2ユーザ20との間のメッセージのやりとりを実現するSNSを運営するSNS事業者がシステム運営者となったり、上述した支払管理事業者とSNS事業者とが共同でシステム運営者となったりするなど、様々な形態での運営が考えられる。

0043

なお、ここでは、便宜上、労働管理システム1を、上記の第1ユーザ端末11、第2ユーザ端末21、及び労働管理サーバ30を含むものとして説明するが、労働管理サーバ30のみを含む構成として定義することもできる。

0044

以下、本実施形態の労働管理システム1で実施される代表的な処理について、図1の[A]〜[G]に対応付けて、概要を説明する。

0045

[A]労働者におけるプロフィール登録
労働管理サーバ30は、第1ユーザ端末11を介して、労働者(第1ユーザ10)から、労働者の基礎的情報をプロフィール登録として受け付け、そのプロフィール登録の内容が、労働管理サーバ30の記憶装置に記憶される。この基礎的情報は、ニックネーム、報酬受取方法職歴スキル等に関する情報を含んでおり、あまり頻繁に変更されることがない情報である。

0046

なお、本明細書では、現に労働を提供している者だけでなく、将来的に労働を提供する意思があって、労働管理システム1に対して所定の登録をした者も「労働者」と称することにする。

0047

[B]労働管理サーバ30は、第2ユーザ端末21を介して、使用者(第2ユーザ20)から、使用者の事業体店舗に関する基礎情報をプロフィール登録として受け付け、そのプロフィール登録の内容が、労働管理サーバ30の記憶装置に記憶される。この基礎的情報は、会社名(店舗名)、報酬支払方法等に関する情報を含んでおり、あまり頻繁に変更されることがない情報である。

0048

[C]募集
労働管理サーバ30は、第2ユーザ端末21を介して、使用者からの募集を受け付け、使用者が労働者を募集するための募集情報募集要項)が、労働管理サーバ30の記憶装置に記憶される。この募集情報には、募集に関する情報(例えば、労働条件や募集のための表示情報)が含まれている。

0049

[D]募集情報の検索/応募
労働管理サーバ30は、労働者により、第1ユーザ端末11から、募集情報の検索が指示されると、検索結果を第1ユーザ端末11に送信する。この検索では、所望のエリア職種、報酬、報酬受取方法、支払タイミング等の検索条件が設定される。労働者は、第1ユーザ端末11に表示された検索結果のなかから所望の募集情報を選択し、応募する。所望の募集情報がなければ、検索条件を変更して再検索したり、日を変えて再検索を行うことになる。

0050

労働者が、第1ユーザ端末11を操作して所望の募集情報に応募すると、その応募は、労働管理サーバ30によって、第2ユーザ端末21に通知され、それ以降、労働者と使用者との間で労働条件の確認や調整が行われる。このような確認・調整は、労働管理サーバ30により実現されるSNSを用いて、相手方に直接メッセージを送信することによって行われるが、それ以外の方法を用いることもできる。本実施形態では、この段階まで、労働者は匿名で、使用者とやりとりをすることが可能である。この後、労働者は、使用者に対して運転免許証保険証等の身分証提示し、実名にて面接・面談契約等を行うことになる。

0051

[E]即時払い指示
使用者は、報酬の即時払いが条件となっている場合、労働者の労働内容について確認等をした後、第2ユーザ端末21を介して、労働管理サーバ30に対し、労働者の報酬を即時に支払うための即時払い指示を行う。

0052

本明細書では、報酬の「即時払い」は、遅くとも、翌日中には、労働者が報酬を受け取り可能な状態となる支払いを指す。但し、金融機関等の都合により、翌日に報酬を受け取れない場合は、翌営業日中に受け取りが可能となる支払いを含む。

0053

また、使用者が所定の支払いタイミングを指定している募集に労働者が応募した場合や(例えば、4時間以内の支払い等)、労働者が指定した所定の支払いタイミングに合意して使用者がこれに応じた場合は、その支払いタイミングでの支払いとなる。なお、この支払いタイミングで所定の時間以内といった指定がされている場合、その時間の起点は、例えば、労働者による承認要求を使用者が受け取ったとき、労働者に設定された労働時間が終了したとき、労働者に設定された労働時間が終了した後であって使用者がその労働内容を確認したときなど、様々な起点を設定することができ、どのタイミングを起点とするかは、労働者と使用者との取り決め等による。

0054

[F]振替指示
使用者の指示により、第2ユーザ端末21から即時払いや他の支払いが指示されると、労働管理サーバ30は、例えば、外部の金融機関に対して、(例えば、全銀システム(全銀ネット)を利用することによって)使用者口座から労働者口座への振替指示を行い、これによって、労働者に報酬が支払われる。

0055

このような振り替え指示において、労働者が即時払いを行う場合、労働管理サーバ30は、即時払いの期限等を労働者に通知すべく、所定のメッセージを第2ユーザ端末21に送信する。これによって、労働者は、即時払いの支払タイミングを容易に把握することができ、確実な即日払いが実現される。

0056

なお、図1では、説明の便宜上、同じ金融機関に使用者口座と労働者口座が存在するように表記したが、預金口座は、それぞれ異なる金融機関であってもよい。また、報酬を支払うための決済方法についても、口座間振替以外の様々な方法(例えば、電子マネーへのチャージや、所定のポイントシステムへのポイント付与)を選択することができる。

0057

さらに、例えば、労働管理システム1(労働管理サーバ30)のシステム運営者がSNS事業者であって、そのSNS事業者が金融機関として認可されている場合であって、使用者と労働者がその金融機関に口座を設けている場合、労働管理サーバ30は、外部の機関アクセスをすることなく、金融機関における口座振替の処理を制御することができる。

0058

[G]労働提供情報登録
労働管理サーバ30は、労働者により、第1ユーザ端末11を介して、労働提供情報の登録を受け、その労働提供情報が、労働管理サーバ30の記憶装置に記憶される。この労働提供情報は、労働者自身が、現在、又は近い将来に、時間的余裕があり、労働の提供が可能である旨を知らせるものである。

0059

[H]労働提供情報検索
労働管理サーバ30は、使用者により、第2ユーザ端末21から、労働提供情報の検索が指示されると、検索結果を第2ユーザ端末21に送信する。この検索では、使用者によって好ましい検索条件が設定される。使用者は、第2ユーザ端末21に表示された検索結果のなかから所望の労働提供情報を選択し、この労働提供情報に係る労働者に対して労働の依頼を行う。その後の労働者と使用者のやりとりは、「[C]募集」と「[D]募集情報の検索/応募」における労働者と使用者のやりとりと同様である。

0060

このような労働の依頼は、例えば、使用者において、急なアルバイトの欠員が発生した場合に、その欠員を適切な人員によって、早急かつ確実に補うことを可能とする。

0061

上記のように、本実施形態の労働管理システム1では、労働者の報酬を即時払いにより支払うよう管理することが可能であり、さらに、使用者と労働者のマッチングを2通りの方法で実現する。すなわち、第1のマッチング方法図1のマッチングA)は、使用者側が提示した募集情報を労働者が検索し、労働者がこれに応募する形態である。第2のマッチング方法(図1のマッチングB)は、労働者側が提示した労働提供情報を使用者が検索し、使用者がこれに依頼する形態である。こうした2つのマッチング方法は、逆方向のマッチングであると言える。

0062

次に、図2を参照して、本実施形態の労働管理システム1における即時払いのパターンについて説明する。なお、この例では、金融機関における口座振替を行うものであるが、これらのパターンを、電子マネーのチャージや、所定のポイントシステムへのポイント付与を行う場合に、同様に適用することができる。また、この例では、労働管理システム1の全体としては、システム運営者が運営を行うが、即時払いの機能については、即時払い管理事業者の管理・運営が行われているものとする。

0063

図2Aは、立て替え払いによって即時払いを実施するパターンを示している。この例では、労働を提供した労働者の口座(労働者口座)に1200円の報酬が支払われ、労働管理システム1の運営を行うシステム運営者の口座(システム運営者口座)に100円の手数料が支払われ、即時払いの管理と立て替えを行う即時払い管理事業者の口座(即時払い管理事業者口座)に140円の手数料が支払われる。

0064

金融機関は、本実施形態の労働管理システム1から立て替え払いによる即時払いの指示を受信すると、立て替えを行う、即時払い管理事業者口座から、労働者口座に、報酬の1200円を(立て替えて)振り込むとともに、システム運営者口座に、手数料の100円を(立て替えて)振り込む。なお、この場合、即時払い管理事業者口座から労働者口座へは、報酬の即時払いが行われるが、システム運営者口座への支払いは、即時払いでなくてもよく、後日、複数の取引をまとめて振り込んでもよい。

0065

その後、本実施形態の労働管理システム1からの指示に応じて、所定のタイミングで(例えば、月末に)、使用者口座から即時払い管理事業者口座に、即時払い管理事業者の手数料を含めた1440(1200+100+140)円が振り込まれる。この結果、即時払い管理事業者口座には、手数料の140円が残ることになる。このような立て替え払いにより、使用者は、日々の労働者に対する支払いについて資金を管理する必要がなく、例えば、月単位での資金を管理すれば済む。

0066

なお、この例では、労働者の1回の報酬について説明しているが、使用者口座から即時払い管理事業者口座への振込は、上記の所定タイミングにおいて、当該使用者が契約したすべての労働者に対するすべての報酬額をまとめて行うことができる。

0067

図2Bは、即時払いを実施する別のパターンを示しており、図2Aに示すような立て替え払いは行われていない。この例では、労働者口座に1200円の報酬が支払われ、システム運営者口座に100円の手数料が支払われ、即時払い管理事業者口座に100円の手数料が支払われる。

0068

金融機関は、本実施形態の労働管理システム1から即時払いの指示を受信すると、使用者口座から、システム運営者口座に、手数料の100円を振り込むとともに、即時払い管理事業者口座に、手数料の100円を振り込む。さらに、金融機関は、使用者口座から、労働者口座に1200円を振り込む。なお、この場合、使用者口座から労働者口座へは、報酬の即時払いが行われるが、システム運営者口座や即時払い管理事業者口座への支払いは、即時払いでなくてもよく、後日、複数の取引をまとめて振り込んでもよい。

0069

次に、図3を参照して、第1ユーザ端末11のハードウェア構成の例について説明する。また、図3の構成は、スマートフォンのような携帯機器の代表的構成を例示したにすぎない。パーソナルコンピュータなどを含む、他の様々なコンピュータを第1ユーザ端末11として利用することができる。

0070

第1ユーザ端末11は、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、カメラ103、GPS制御部104、GPS用アンテナ105、無線信号処理部106、無線通信用アンテナ107、オーディオ制御部108、マイクロフォン109、スピーカ110、ディスプレイ制御部111、入力機器インタフェース112、タッチスクリーン113、非接触ICカードリーダライタ114、センサー115、補助記憶装置116、及び外部記録媒体インタフェース117を含んでいる。

0071

CPU101は、第1ユーザ端末11の各構成要素の動作を制御し、OSの制御下で、各機能を実行する。

0072

メモリ102は通常RAM(Random Access Memory)で構成される。メモリ102には、CPU101で実行される各機能を実現するためのプログラムが実行時にロードされ、当該プログラムに必要なデータ等が一時的に記憶される。

0073

カメラ103は、第1ユーザ端末11に内蔵される小型の撮像装置で、撮像素子がCCDやCMOSといったタイプのものがある。

0074

GPS制御部104は、GPS用アンテナ105を介して、複数のGPSから信号を受信し、第1ユーザ端末11の位置を特定する。こうして求められた位置情報は、後述する補助記憶装置116等に記憶され、必要に応じてプログラムで利用される。労働者は、労働提供情報登録の際に、位置情報を使用するよう設定すると、GPS制御部104によって取得された位置情報が労働管理サーバ30に送信され、その情報が、必要に応じて、使用者の第2ユーザ端末21に送信される。

0075

無線信号処理部106は、無線通信用アンテナ107を介して携帯電話基地局通信を行い、他の機器との間での通話データ送受信や、(インターネットを介した)他端末との間でのWEBページメールデータの送受信を制御する。また、無線信号処理部106は、無線通信用アンテナ107を用いて無線LANアクセスポイントとの間で無線LANによる通信を実現し、インターネット経由のデータ送受信を行う(ここでは、便宜上、無線信号処理部106と無線通信用アンテナ107が、携帯電話基地局との間の無線通信及び無線LANアクセスポイントとの間の無線通信を行うものとした)。

0076

オーディオ制御部108は、マイクロフォン109とスピーカ110を制御して無線通信による通話を実現し、一方で、アプリケーションにおいて動画音楽再生する場合に、音声を出力するよう制御する。

0077

タッチスクリーン113は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成される表示装置で、情報を表示するとともに、ユーザが指などで画面表面をタッチした(押した)位置を、抵抗膜方式静電容量方式などのタッチセンサーで検知する。ディスプレイ制御部111は、CPU101が発行する描画データを処理して、例えば、WEBページや動画等を、タッチスクリーン113の表示装置に出力する。入力機器インタフェース112は、タッチスクリーン113のタッチセンサーが、ユーザによる操作を検知し、これを所定の信号としてCPU101に送信する。

0078

非接触ICカードリーダ/ライタ114は、非接触ICチップが埋め込まれたカードが第1ユーザ端末11の所定の位置にかざされた場合に、CPU101の指令に基づいて、そのICチップに記憶されているデータを読み取り、又は、ICチップに所定のデータを書き込む。

0079

センサー115は、タッチスクリーン113のタッチセンサー以外のセンサーであり、モーションセンサー光センサー近接センサーなどがある。

0080

補助記憶装置116は、例えば、フラッシュメモリと呼ばれる半導体メモリハードディスクで構成される。補助記憶装置116は、CPU101で実行される各機能を実現するためのプログラムを記憶するほか、各種データを記憶する。

0081

外部記録媒体インタフェース117は、外部記録媒体120にアクセスして、そこに記録されているデータを読み取る。外部記録媒体120は、例えば、可搬型のフラッシュメモリである。CPU101で実行され本発明の各機能を実現するためのプログラムは、この外部記録媒体インタフェース117や、前述したような、無線信号処理部106及び無線通信用アンテナ107を介した携帯電話網やネットワークを経由して第1ユーザ端末11に提供される。

0082

なお、第1ユーザ端末11がパーソナルコンピュータ等のコンピュータであれば、外部ネットワークに接続するためのネットワークインタフェースが追加され、ディスプレイ制御部111には、LCD等からなる組み込み型又は別筐体の表示装置が接続され、入力機器インタフェース112には、キーボードマウスが接続される。

0083

第2ユーザ端末21は、本実施形態では、パーソナルコンピュータのようなタイプのコンピュータであるが、図3に示すような構成のスマートフォンとすることもできる。

0084

次に、図4を参照して、労働管理サーバ30のハードウェア構成の例について説明する。ただし、図4の労働管理サーバ30は、一般的なサーバコンピュータについての代表的な構成を例示したにすぎない。他の様々なコンピュータを労働管理サーバ30として利用することができる。

0085

労働管理サーバ30は、CPU301、メモリ302、ネットワークインタフェース303、ディスプレイコントローラ304、ディスプレイ305、入力機器インタフェース306、キーボード307、マウス308、外部記憶装置309、及び外部記録媒体駆動装置310を含んでいる。

0086

CPU301は、労働管理サーバ30の各構成要素の動作を制御し、OSの制御下で、各機能を実行する。

0087

メモリ302は通常、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)、及び揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)から構成される。ROMには、労働管理サーバ30の起動時に実行されるプログラム等が格納される。RAMには、CPU301で実行されるプログラムや、それらのプログラムが実行中に使用するデータ等が一時的に格納される。

0088

ネットワークインタフェース303は、ネットワーク320に接続するためのインタフェースである。ネットワーク320は、例えば、無線通信ネットワーク、及びインターネットを含むネットワークである。

0089

ディスプレイコントローラ304は、CPU301が発行する描画命令を実際に処理するための専用コントローラである。ディスプレイコントローラ304で処理された描画データは、一旦グラフィックメモリに書き込まれ、その後、ディスプレイ305に出力される。ディスプレイ305は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)で構成される表示装置である。

0090

入力機器インタフェース306は、キーボード307やマウス308から入力された信号を受信して、その信号パターンに応じて所定の指令をCPU301に送信する。

0091

外部記憶装置309は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)のような記憶装置であり、この装置内には上述したプログラムやデータが記録され、実行時に、必要に応じてそこからメモリ302のRAMにロードされる。

0092

外部記録媒体駆動装置310は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型の外部記録媒体330の記録面にアクセスして、そこに記録されているデータを読み取る装置である。外部記録媒体330には、本発明に係る労働管理方法を実現するためのプログラムを記録することが可能である。外部記録媒体330に記録されているデータは、外部記録媒体駆動装置310を介して外部記憶装置309に格納され、プログラムであれば、実行時にメモリ302のRAMにロードされる。

0093

なお、労働管理サーバ30では、管理者等による操作の必要がない場合や、リモート接続によって操作される場合は、上述したディスプレイコントローラ304、ディスプレイ305、入力機器インタフェース306、キーボード307、及びマウス308は不要である。

0094

上述した第2ユーザ端末21は、本実施形態では、パーソナルコンピュータのようなタイプのコンピュータであり、実質的には、図4に示すような構成のコンピュータである。

0095

次に、図5の機能ブロック図を参照して、本実施形態に係る労働管理システム1における第1ユーザ端末11の機能の概要について説明する。図5に示すように、第1ユーザ端末11は、アクセス制御部151、プロフィール登録部152、募集検索・応募管理部153、メッセージ制御部154、支払管理部155、労働提供情報登録部156、位置情報管理部157、入出力制御部158、及びネットワークI/F部159を含んでいる。

0096

アクセス制御部151は、第1ユーザ端末11を操作する労働者が、労働管理システム1の正当なユーザであるかを、労働管理サーバ30の判定結果に基づいてチェックする。正当なユーザである場合にのみログイン許可され、以降の処理が可能となる。

0097

プロフィール登録部152は、労働者の操作に応じてプロフィール登録画面を表示し、そこで労働者の基礎的情報が入力され、登録の指示がされると、その基礎的情報を労働管理サーバ30に送信する。

0098

募集検索・応募管理部153は、労働者の操作に応じて条件設定・検索画面を表示し、そこで募集情報の検索が指示されると、検索条件を満たす募集情報を表示する検索結果画面を表示する。また、検索結果画面において、労働者が検索結果のなかから1つを選択して応募の指示を行うと、その指示を労働管理サーバ30に送信する。

0099

メッセージ制御部154は、応募先の使用者等との間で、確認や調整のためのメッセージを表示し、両者間のコミュニケーションを可能とする。

0100

支払管理部155は、労働の提供が終了した場合に、労働者の操作に応じて、使用者に対して承認要求を行う承認要求画面を表示する。労働者により、承認要求が指示された場合、その指示を労働管理サーバ30に送信する。

0101

労働提供情報登録部156は、労働者の操作に応じて、自身が現在、又は近い将来において、労働の提供を行う時間的余裕があることを示す労働提供情報を入力する労働提供情報登録画面を表示する。労働者により、労働提供情報の登録の指示がされた場合、その指示を労働管理サーバ30に送信する。

0102

位置情報管理部157は、労働者が、労働提供情報登録画面において、自身の位置情報を知らせるように設定した場合に、GPS制御部104等を利用して、第1ユーザ端末11の位置を取得し、所定の間隔で労働管理サーバ30に送信する。

0103

入出力制御部158は、図3に示す第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113、及び入力機器インタフェース112を介して得られるユーザの操作に係る信号をCPU101に送信するとともに、CPU101の指令に基づいて、各種画面を、ディスプレイ制御部111を介してタッチスクリーン113に表示するよう制御する。

0104

ネットワークI/F部159は、図3に示す第1ユーザ端末11の無線信号処理部106等を制御して、労働管理サーバ30との間のデータ送受信を実現する。

0105

なお、アクセス制御部151〜位置情報管理部157は、第1ユーザ端末11にインストールされた専用アプリケーションで実現できるが、一般的なWEBブラウザにより労働管理サーバ30からhtml等を読み込むことで実現することも可能である。この場合、労働管理サーバ30は、WEBサーバとしても機能することになる。

0106

次に、図6の機能ブロック図を参照して、本実施形態に係る労働管理システム1における第2ユーザ端末21の機能の概要について説明する。図6に示すように、第2ユーザ端末21は、アクセス制御部251、プロフィール登録部252、募集登録部253、メッセージ制御部254、支払管理部255、労働提供情報管理部256、入出力制御部257、及びネットワークI/F部258を含んでいる。

0107

アクセス制御部251は、第2ユーザ端末21を操作する使用者が、労働管理システム1の正当なユーザであるかを、労働管理サーバ30の判定結果に基づいてチェックする。正当なユーザである場合にのみログインが許可され、以降の処理が可能となる。

0108

プロフィール登録部252は、使用者の操作に応じてプロフィール登録画面を表示し、そこで使用者の基礎的情報が入力され、登録の指示がされると、その基礎的情報を労働管理サーバ30に送信する。

0109

募集登録部253は、使用者の操作に応じて募集登録画面を表示し、そこで募集の登録が指示されると、その募集情報を労働管理サーバ30に送信する。

0110

メッセージ制御部254は、応募してきた労働者等との間で、確認や調整のためのメッセージを表示し、両者間のコミュニケーションを可能とする。

0111

支払管理部255は、労働者からの応募に基づいて採用が決定した場合に、使用者の操作に応じて労働明細情報管理画面を表示し、労働日ごとの労働明細情報の生成を指示する。また、労働の提供が終了した労働者から承認要求を受けた場合に、承認管理画面を表示し、そこで、承認の指示がされた場合に、その指示を労働管理サーバ30に送信し、支払の指示がされた場合に、その指示を労働管理サーバ30に送信する。

0112

労働提供情報管理部256は、労働者が登録した労働提供情報を検索する労働提供情報検索画面を表示し、検索の指示がされた場合に検索結果を検索結果画面に表示し、そこで、使用者により、労働提供情報が選択され、選択された労働提供情報について依頼の指示がされた場合、その指示を労働管理サーバ30に送信する。

0113

入出力制御部257は、第2ユーザ端末21のディスプレイ、及び入力機器インタフェースを介して得られるユーザの操作に係る信号をCPUに送信するとともに、CPUの指令に基づいて、各種画面をディスプレイに表示するよう制御する。

0114

ネットワークI/F部258は、第2ユーザ端末21のネットワークインタフェース等を制御して、労働管理サーバ30との間のデータ送受信を実現する。

0115

上述したアクセス制御部251〜労働提供情報管理部256は、第2ユーザ端末21にインストールされた専用アプリケーションで実現できるが、一般的なWEBブラウザにより、労働管理サーバ30からhtml等を読み込むことで実現することも可能である。この場合、労働管理サーバ30は、WEBサーバとしても機能することになる。

0116

次に、図7の機能ブロック図を参照して、本実施形態に係る労働管理サーバ30の機能の概要について説明する。図7に示すように、労働管理サーバ30は、アクセス制御部351、プロフィール管理部352、募集管理部353、応募管理部354、メッセージ管理部355、報酬支払管理部356、労働提供情報管理部357、評価管理部358、及びネットワークI/F部359を含んでいる。

0117

また、外部記憶装置360には、ユーザ管理テーブル361、プロフィール管理テーブル362、募集管理テーブル363、応募管理テーブル364、労働提供情報管理テーブル365、報酬支払管理テーブル366、及び評価管理テーブル367が記憶される。

0118

アクセス制御部351は、第1ユーザ端末11や第2ユーザ端末21からのアクセスに対して、ユーザ認証を行い、判定結果を各端末に返す。正当なユーザであると判定された場合にのみ、その端末のログインが許可される。

0119

プロフィール管理部352は、第1ユーザ端末11や第2ユーザ端末21から受信したプロフィール登録における基礎的情報を受信し、その内容をユーザIDに対応付けて、プロフィール管理テーブル362に記憶する。

0120

募集管理部353は、第2ユーザ端末21の募集登録部253により送信された募集情報を受信し、募集管理テーブル363に記憶するとともに、第1ユーザ端末11の募集検索・応募管理部153により、労働者の操作に基づいて募集管理テーブル363に記憶された募集情報が検索される場合に、当該募集情報の検索・アクセスを制御する。

0121

応募管理部354は、第1ユーザ端末11の募集検索・応募管理部153により、労働者の操作に基づいて応募の指示が行われた場合に、その指示を第1ユーザ端末11から受信し、応募管理テーブル364に記憶するとともに、応募があった旨と、これに関連するメッセージを、メッセージ管理部355を制御して、第1ユーザ端末11と第2ユーザ端末21に送信する。

0122

メッセージ管理部355は、他の機能部からの制御に基づき、指定されたメッセージを第1ユーザ端末11や第2ユーザ端末21に送信するよう制御する。実際は、労働管理サーバ30において、第1ユーザ端末11のメッセージキューと第2ユーザ端末21のメッセージキューがユーザIDごとに用意され、第1ユーザ端末11と第2ユーザ端末21がそれぞれ所定の時間間隔で対応するメッセージキューの内容をチェックすることで、労働管理サーバ30から第1ユーザ端末11と第2ユーザ端末21にメッセージが送信されることになるが(いわゆるプル型)、労働管理サーバ30のメッセージ管理部355が、直接、第1ユーザ端末11や第2ユーザ端末21に対してメッセージを送信するように構成してもよい。

0123

報酬支払管理部356は、第2ユーザ端末21の支払管理部255により、使用者の操作に基づいて労働明細情報の生成が指示された場合に、その労働明細情報のレコードを生成し、報酬支払管理テーブル366に記憶する。また、労働者による労働の提供が終了した場合に、第1ユーザ端末11の支払管理部155により送信された承認要求の指示を受信し、その指示に係る労働明細情報を報酬支払管理テーブル366で検索し、対応するレコードのステータス(承認要求あり)をアップデートする。

0124

さらに、第2ユーザ端末21の支払管理部255により、使用者の操作に基づいて、承認の指示がされた場合、及び支払の指示がされた場合に、報酬支払管理テーブル366の対応するレコードのステータス(承認あり、支払あり)をアップデートする。

0125

またさらに、報酬支払管理部356は、使用者や労働者の設定に応じて、即日払いに関する支払タイミングを管理し、支払期限(目途)までの残り時間が所定時間に達した場合に、その旨を通知するメッセージ等を第2ユーザ端末21に送信し、使用者に、即日払いの支払タイミングが近づいてきていることを知らせるようにする。

0126

労働提供情報管理部357は、第1ユーザ端末11の労働提供情報登録部156により送信された労働提供情報を受信し、その労働提供情報を労働提供情報管理テーブル365に記憶するとともに、第2ユーザ端末21の労働提供情報管理部256により、使用者の操作に基づいて労働提供情報管理テーブル365に記憶された労働提供情報が検索される場合に、当該労働提供情報の検索・アクセスを制御する。なお、労働提供情報には、労働者の位置情報といった、時々刻々に変化する情報も含まれており、検索結果画面では、このような情報が所定のタイミングでアップデートされる。

0127

また、労働提供情報管理部357は、メッセージ管理部355を制御して、使用者による労働依頼メッセージを、選択した労働者の第1ユーザ端末11に送信する。そして、使用者は、第2ユーザ端末21を介し、その労働者が第1ユーザ端末11に労働依頼メッセージを表示したか否かを確認することができる。

0128

評価管理部358は、第2ユーザ端末21の承認管理画面において、使用者の操作により、労働者の評価(例えば、労働態度、労働の質、時間を守れるか否か等に関する評価)が入力された場合に、その評価を受信し、労働者のユーザIDに対応付けて、評価管理テーブル367に記憶する。使用者は、この労働者に関する評価を、必要に応じて、他の使用者(ユーザ)に公開することなく保持するよう設定することもできる。

0129

ネットワークI/F部359は、図4に示す労働管理サーバ30のネットワークインタフェース303等を制御して、インターネット等のネットワークに接続し、第1ユーザ端末11や第2ユーザ端末21との間のデータ送受信を実現する。

0130

次に、図8ないし図10を参照して、本実施形態に係る労働管理システム1におけるテーブルの例について説明する。

0131

図8Aには、ユーザ管理テーブル361の例が示されている。ユーザ管理テーブル361には、ユーザID、労働者/使用者の区別、パスワード、立て替え利用可否、依頼猶予時間の各項目が記憶されている。ユーザは、最初にこの労働管理システム1の初期登録において、労働者として利用するか、使用者として利用するかを選択し、ログインのためのパスワードを設定する。ユーザIDは、自動採番、又はユーザが設定したIDである。このような設定により、ユーザが次回以降にログインした場合に、ユーザ管理テーブル361で記憶されている労働者か使用者かの区別に応じて、それぞれ対応するメニュー画面が表示されることになる。

0132

立て替え利用可否の項目は、使用者のみの項目であり、使用者が労働者に報酬を支払う場合に、直接、自身の口座からではなく、立替口座からの振り替えを利用するか否かを規定する。立て替えによる報酬の支払を利用する場合、使用者は、最初に申請を行い、申請があった場合に、システム運営者、又は即時払い管理事業者が、その使用者の信用度に基づいて、立て替えの利用が可能か否かを判定する。立て替えの利用が可能であれば、立て替え利用可否の項目は「1」であり、そうでなければ「0」に設定される。また、立て替え等に関する手数料についても別途規定される。本実施形態では、立て替えの利用可能と判定された使用者は、即時払い等の報酬支払いの際に、最終的に、立て替えを利用するか否かを指定することができる。

0133

依頼猶予時間は、使用者が、労働者の登録した労働提供情報に対して労働依頼をする場合に、使用者の労働依頼メッセージに、どれぐらいの時間で応答することが必要かを規定するものである。この例では、依頼猶予時間はユーザ管理テーブル361に記憶されるが、使用者が労働依頼をする場合に、適宜入力するようにしてもよい。このような依頼猶予時間を設けることによって、使用者が早急に労働力を必要とする場合に、応答の来ない労働依頼を長時間待って、他の労働者に対する依頼の機会を失うことがないようにすることができ、早急に労働力を確保しやすくすることができる。

0134

図8Bには、プロフィール管理テーブル362の例が示されている。プロフィール管理テーブル362には、ユーザID、名称/ニックネーム、生年月日性別、(携帯電話番号、スキル等の各項目が記憶されている。この例では、労働者と使用者のプロフィールがまとめて記憶されているが、別個のテーブルに分けて記憶するようにしてもよい。

0135

プロフィール管理テーブル362に記憶されている項目は、第1ユーザ端末11、又は第2ユーザ端末21のプロフィール登録画面で入力された項目である。また、図に示す、スキルの項目は、スキルの種別・内容を示す「NO」と、スキルのレベルを示す「値」が記憶されており、「NO」は、スキルテーブル(不図示)に記憶されたスキルの種別・内容に対応付けられた番号であり、「値」は、スキルテーブルに記憶された、当該スキルに関して設定されている技能のレベル(級・段や習熟度を表す指標等)のうち1つを特定するための値である。

0136

また、プロフィール管理テーブル362には、労働者に関しては、それぞれの報酬受取方法に対応する情報(例えば、労働者の名義店番号銀行名、銀行口座番号や電子マネーを識別するための情報)が記憶され、労働者に関しては、報酬支払に関する情報(例えば、報酬支払のための振り替え元の銀行口座番号等)が記憶される。

0137

図9Aには、募集管理テーブル363の例が示されている。募集管理テーブル363には、ユーザID(このユーザIDは、使用者のユーザIDのみとなる)、募集NO、募集期間、報酬(時給)、(募集表示のための)画像・映像ファイル名等の各項目が記憶されている。

0138

図9Bには、応募管理テーブル364の例が示されている。応募管理テーブル364には、ユーザID(このユーザIDは、労働者のユーザIDのみとなる)、応募先ユーザID(このユーザIDは、使用者のユーザIDのみとなる)、及び募集NOの各項目が記憶されている。

0139

図9Cには、労働提供情報管理テーブル365の例が示されている。労働提供情報管理テーブル365には、ユーザID(このユーザIDは、労働者のユーザIDのみとなる)、労働可能日、労働可能時間、労働可能エリア(位置情報利用)、労働可能エリア(住所)、労働可能エリア(施設)、報酬、報酬条件、報酬受取方法、即時払い等の各項目が記憶されている。労働可能エリアは、どのエリアで労働が可能かを表すものであり、労働可能エリア(位置情報利用)は、GPSによって示される位置の周辺で労働可能であることを表し、労働可能エリア(住所)は、その住所の周辺で労働可能であることを表し、労働可能エリア(施設)は、その施設の周辺で労働可能であることを表している。

0140

労働可能エリアとして「位置情報利用」が指定された場合、その労働者の第1ユーザ端末11の位置がGPS制御部104によって取得、送信され、位置情報管理テーブル(不図示)に記憶される。位置情報管理テーブルに記憶された各労働者の位置情報は、所定間隔更新され、労働者の最新の位置が把握できるようになっている。

0141

受取方法は、ここでは、「1」、「2」といった数字が記憶されているが、これは、特定の報酬受取方法(例えば、銀行振込や、電子マネーへのチャージ等)に対応付けられた数字であり、報酬受取方法テーブル(不図示)を参照して特定される。銀行口座や電子マネーの識別番号は、プロフィール管理テーブル362に記憶される。即時払いの項目は、「0」であれば、報酬の即時払いを必須としないことを意味し、「1」であれば、報酬の即時払いを必須とすることを意味する。

0142

図10Aには、報酬支払管理テーブル366の例が示されている。報酬支払管理テーブル366には、ユーザID(このユーザIDは、労働者のユーザIDのみとなる)、労働提供先ユーザID(このユーザIDは、使用者のユーザIDのみとなる)、労働日時、報酬(時給)、報酬受取方法、即時払い、承認要求あり、承認あり、支払あり等の各項目が記憶されている。報酬支払管理テーブル366の各レコードは、使用者の労働日ごとの労働内容や報酬関連情報を定義した労働明細情報に対応する。

0143

図10Bには、評価管理テーブル367の例が示されている。評価管理テーブル367には、ユーザID(このユーザIDは、労働者のユーザIDのみとなる)、労働提供先ユーザID(このユーザIDは、使用者のユーザIDのみとなる)、評価、共有可否の各項目が記憶されている。ここで、共有可否が「0」の場合は、労働提供先である使用者が、当該労働者に関する評価を他に公開しない(すなわち、労働管理システム1によって、他の使用者は、その労働者に対する当該評価を確認できない)ものとし、「1」の場合は、当該労働者に関する評価を公開するものとする。

0144

次に、図11ないし図37を参照して、本実施形態に係る労働管理システム1における各処理について説明する。なお、図11ないし図15は、労働管理システム1の各処理に関する手順を説明するためのフローチャートであり、第1ユーザ端末11、第2ユーザ端末21、及び労働管理サーバ30の処理が、それぞれ時間の経過とともに表されている。なお、この説明に関し、必要に応じて、労働者は「アルバイト」として表現され、使用者は「店舗」として表現されることがある。

0145

また、第1ユーザ端末11、及び第2ユーザ端末21に関し、角丸矩形で示した処理は、第1ユーザ10、又は第2ユーザ20による操作を表している。また、説明の便宜上、第1ユーザ10と第2ユーザ20による操作、及び、第1ユーザ端末11と第2ユーザ端末21と労働管理サーバ30による処理については、適宜表示を省略するものとする。なお、この説明では、第1ユーザ端末11はスマートフォンであり、第2ユーザ端末21は、据え置き型のパーソナルコンピュータである。

0146

図11Aは、本実施形態の労働管理システム1における、プロフィール登録の手順を示した図である。図11Aでは、第1ユーザ端末11と第2ユーザ端末21が並列的に処理を行っているように記載されているが、第1ユーザ端末11と第2ユーザ端末21は、個別に異なるタイミングでプロフィール登録の処理を行うことができる。

0147

最初に、第1ユーザ端末11において、労働者(第1ユーザ10)が、ユーザIDとパスワードでログインを行うと(ステップS10)、これに応じて、第1ユーザ端末11は、労働管理サーバ30にユーザ認証の問い合わせを行い(ステップS15)、認証がOKであれば、第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113に労働者用のメニュー画面を表示する(ステップS11)。

0148

図16には、第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113に表示されたメニュー画面400が表示されている。メニュー画面400の右上には、ログインした労働者のユーザIDが表示され、メニュー項目として、プロフィール登録、募集検索・応募管理、メッセージ管理、支払管理、労働提供情報登録の各項目が表示されている。なお、メッセージ管理と支払管理の項目には、丸数字による付加情報が表示されているが、これについては後で説明する。

0149

メニュー画面400において、労働者がメニュー項目「プロフィール登録」をタッチ等により選択すると、図17に示すようなプロフィール登録画面410が表示される(ステップS12)。プロフィール登録画面410の右上には、ログインした労働者のユーザIDが表示され、その下には、ニックネーム、生年月日等の個人情報入力エリア411が配置され、その下には、可能な報酬の受取方法を複数指定できる報酬受取方法入力エリア412が配置される。さらにその下には、職歴を入力する職歴入力エリア413、及びスキルを入力するスキル入力エリア414が配置され、最下部には、プロフィールの登録を指示するための登録ボタン415が配置されている。

0150

報酬受取方法入力エリア412では、受取方法に応じて、詳細設定を行うことができる。例えば、図17の例では、受取方法1として銀行振込が指定されており、その右横の詳細設定のボタンをタッチすることにより、詳細設定画面(不図示)が表示され、そこで、労働者の名義、店番号、銀行名、銀行口座番号等を指定する。同様に、受取方法が電子マネーであれば、電子マネーの種別と識別番号等を指定する。

0151

報酬受取方法入力エリア412、職歴入力エリア413、スキル入力エリア414には、それぞれ追加ボタンがあり、このボタンをタッチすることにより、報酬受取方法、職歴、スキルをそれぞれ追加することができる。

0152

なお、図17では、便宜上、第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113のサイズに関係無く、すべての表示内容を同時に表示している(他の図面について同じ)が、実際の使用では、タッチスクリーン113のサイズの制限により表示されない部分は、タッチスクリーン113をスワイプ等することにより、非表示部分がスクロールされ、可視状態となる。

0153

ここで、労働者は、図17に示すように、自身の基礎的情報をこのプロフィール登録画面410に入力し、登録ボタン415をタッチする(ステップS13)。第1ユーザ端末11は、これに応じて、プロフィール登録画面410に入力されたプロフィール情報を労働管理サーバ30に送信し(ステップS14)、このプロフィール情報を受信した労働管理サーバ30は、当該プロフィール情報を労働者のプロフィール情報としてプロフィール管理テーブル362に記憶する(ステップS16)。

0154

一方、第2ユーザ端末21において、使用者(第2ユーザ20)が、ユーザIDとパスワードでログインを行うと(ステップS17)、これに応じて、第2ユーザ端末21は、労働管理サーバ30にユーザ認証の問い合わせを行い(ステップS15)、認証がOKであれば、第2ユーザ端末21のディスプレイに使用者用のメニュー画面を表示する(ステップS18)。

0155

図18には、第2ユーザ端末21のディスプレイに表示されたメニュー画面500が表示されている。メニュー画面500の右上には、ログインした使用者のユーザIDが表示され、メニュー項目として、プロフィール登録、募集登録、メッセージ管理、支払管理、承認管理、労働提供情報検索の各項目が表示されている。なお、メニュー項目の下には、新着メッセージを表示する新着メッセージ表示エリア501が配置されている。

0156

メニュー画面500において、使用者がプロフィール登録をマウス等により選択すると、図19に示すようなプロフィール登録画面510が表示される(ステップS19)。プロフィール登録画面510の右上には、ログインした使用者のユーザIDが表示され、その下には、店舗名、店舗住所等の店舗情報入力エリア511が配置され、その下には、可能な報酬の支払方法を複数指定できる報酬支払方法入力エリア512が配置される。最下部には、プロフィールの登録を指示するための登録ボタン513が配置されている。

0157

報酬支払方法入力エリア512では、即時払いが可能か否かを指定することができ、即時払いを可能とした場合に、その支払タイミングと支払タイミングに関する通知を行うタイミングを指定することができる。支払タイミングは、図19の例では、労働者から承認要求があってから4時間以内としている。また、支払タイミングに関する通知を行うタイミングは、図19の例では、労働者から承認要求があってから3時間経過時点(支払期限の1時間前)としている。これらの支払に係るタイミングは、ここでは、労働者から承認要求があった時点を基準としているが、他の様々な時点を基準とすることができる。

0158

また、報酬支払方法入力エリア512では、支払方法に応じて、詳細設定を行うことができる。例えば、図19の例では、支払方法1として銀行振込が指定されており、その右横の詳細設定のボタンを選択することにより、詳細設定画面(不図示)が表示され、そこで、使用者の名義、店番号、銀行名、銀行口座番号等を指定する。同様に、支払方法が電子マネーであれば、電子マネーの種別と識別番号等を指定する。

0159

報酬支払方法入力エリア512には、支払方法の追加ボタンがあり、このボタンを選択することにより、報酬支払方法を追加することができる。ただし、この使用者において、立て替え払いが認められている場合は、このような支払方法の指定は必須ではない。

0160

ここで、使用者は、図19に示すように、店舗の基礎的情報をこのプロフィール登録画面510に入力し、登録ボタン513を選択する(ステップS20)。第2ユーザ端末21は、これに応じて、プロフィール登録画面510に入力されたプロフィール情報を労働管理サーバ30に送信し(ステップS21)、このプロフィール情報を受信した労働管理サーバ30は、当該プロフィール情報を使用者のプロフィール情報としてプロフィール管理テーブル362に記憶する(ステップS16)。

0161

図11Bは、本実施形態の労働管理システム1における、第2ユーザ端末21を介した募集登録の手順を示した図である。なお、図11Bでは、図11Aで示したものと同様のログイン、メニュー表示が行われるが、これらの処理については省略する。

0162

第2ユーザ端末21のディスプレイに表示されたメニュー画面500において、使用者により募集登録が選択されると、第2ユーザ端末21は、ディスプレイに募集登録画面を表示する(ステップS40)。

0163

図20には、第2ユーザ端末21のディスプレイに表示された募集登録画面520が表示されている。募集登録画面520の右上には、ログインした使用者のユーザIDが表示され、その下に、募集期間、仕事の内容といった概要を表示する募集概要表示エリア521、労働条件を表示する労働条件表示エリア522、募集表示の内容を指定するための募集表示指定エリア523が配置される。なお、募集表示指定エリア523の下には、募集条件を登録するための登録ボタン524が配置されている。

0164

ここで、使用者は、図20に示すように、店舗の募集情報をこの募集登録画面520に入力し、登録ボタン524を選択する(ステップS41)。第2ユーザ端末21は、これに応じて、募集登録画面520に入力された募集情報を労働管理サーバ30に送信し(ステップS42)、この募集情報を受信した労働管理サーバ30は、当該募集情報を募集管理テーブル363に記憶する(ステップS43)。それぞれの募集情報は、登録の際に、(例えば、自動採番や使用者の指定により)募集NOが付与される。また、これらの募集情報は、労働者が第1ユーザ端末11を操作して募集情報の検索をした場合に、第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113に表示される。

0165

図12は、本実施形態の労働管理システム1において、労働者が募集検索を行った後、1つの募集に応募し、その後、相手方の使用者とのコミュニケーションを実現する手順を示した図である。なお、図12では、図11Aで示したものと同様のログイン、メニュー表示が行われるが、これらの処理については省略する。

0166

第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113に表示されたメニュー画面400において、労働者により募集登録が選択されると、第1ユーザ端末11は、タッチスクリーン113に条件設定・検索画面を表示する(ステップS60)。

0167

図21には、第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113に表示された条件設定・検索画面420が表示されている。条件設定・検索画面420の右上には、ログインした労働者のユーザIDが表示され、その下に、労働者が労働提供を希望する労働日、労働提供のエリア()、職種等の検索条件を入力する検索条件入力エリア421が配置されている。また、検索条件入力エリア421の下には、募集の検索を指示するための検索ボタン423が配置される。またここで、この検索条件を条件NOを指定して保存し、検索条件テーブル(不図示)に記憶させておくこともできる。

0168

なお、この条件設定・検索画面420において、労働者は、報酬受取方法が所定の方法であることを条件とすることができ、さらに、即時払いに対応している店舗(労働提供先)を検索するように検索条件を設定することができる。また、即時払いに対応しているだけでなく、例えば、承認要求から4時間以内に報酬の支払いが可能であるといった、即時払いの程度(例えば、報酬の支払が、承認要求といった所定の基準から4時間以内や、8時間以内といったサービスレベル)を指定して所望の店舗を検索することもできる。

0169

ここで、労働者が、図21に示すように、検索条件をこの条件設定・検索画面420に入力し、検索ボタン423をタッチ等により選択する(ステップS61)。そうすると、労働管理サーバ30がこの検索条件を受信し、プロフィール管理テーブル362と募集管理テーブル363を参照して、検索条件を満たす募集情報を検索し、検索結果を第1ユーザ端末11に送信する(ステップS62)。第1ユーザ端末11は、労働管理サーバ30から検索結果を受信し、これをタッチスクリーン113に表示する(ステップS63)。

0170

図22には、第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113に表示された検索結果画面430が表示されている。検索結果画面430の右上には、ログインした労働者のユーザIDが表示され、その下に、検索条件を満たした募集情報を表示する募集情報表示エリア431が配置される。検索条件を満たした募集情報が複数ある場合には、順次その下に続けて次の募集情報が表示される。

0171

検索結果画面430に表示される募集情報には、使用者が募集登録画面520に入力した情報が含まれ、「詳細はコチラ」と表示された詳細表示ボタンをタッチ等することで、より詳細な募集情報が表示される。

0172

ここで、労働者は、応募する募集情報を決定した場合、その募集情報が表示されている募集情報表示エリア431をタッチ等することで、その募集情報を選択する(ステップS64)。そうすると、図23に示すように、検索結果画面430において、選択した募集情報表示エリア431の上に、応募メニュー432がポップアップ表示される(ステップS65)。

0173

応募メニュー432は、労働者が、選択した募集情報の使用者(店舗等)に対して応募を行うための画面であり、図23の例では、労働管理システム1によって応募するシステム応募ボタンと、電話で応募する電話応募ボタンが配置される。労働者が電話応募ボタンをタッチ等すると、募集情報に含まれる電話番号が表示され、労働者がその電話番号の表示をタッチ等することで、そのまま電話の発信が行われるようになっている(ただし、第1ユーザ端末11がスマートフォンである場合)。

0174

ここで、労働者が当該募集情報に対して応募の指示をするために、システム応募ボタンをタッチ等すると(ステップS66)、第1ユーザ端末11は、労働管理サーバ30に対して応募指示を送信する(ステップS67)。労働管理サーバ30は、この応募指示を受信すると、この応募指示に基づいて応募先の使用者を特定し、この労働者(アルバイト)と使用者(店舗)とを、それぞれ、メッセージ管理におけるメンバーとして追加する(ステップS68)。すなわち、労働管理サーバ30によるこの処理によって、労働者の第1ユーザ端末11のメッセージ管理において、当該使用者がメンバーとして登録され、使用者の第2ユーザ端末21のメッセージ管理において、当該労働者がメンバーとして登録される。

0175

次に、労働管理サーバ30は、応募メッセージを、使用者である店舗の第2ユーザ端末21に送信する(ステップS69)。なお、このようなメッセージがプル型の配信システムで第2ユーザ端末21に送信される場合、実際には、第2ユーザ端末21の側から労働管理サーバ30のメッセージキューにアクセスするが、本明細書では、このような場合であっても、便宜上、労働管理サーバ30から第2ユーザ端末21にメッセージを「送信する」との表現を用いることにする(以下、労働管理サーバ30から第1ユーザ端末11へのメッセージについても同様)。

0176

第2ユーザ端末21は、労働管理サーバ30から応募メッセージを受信すると、メニュー画面500の新着メッセージ表示エリア501に、応募メッセージを受信した旨を表示する(ステップS70)。例えば、図18に示すように、メニュー画面500の新着メッセージ表示エリア501には、「JIROさんから応募メッセージを受信しました。」との表示がされ、これによって使用者は、募集情報に対して応募があったことを知ることができる。

0177

また、労働管理サーバ30は、応募に対する返信メッセージを、労働者であるアルバイトの第1ユーザ端末11に自動的に送信する(ステップS71)。そして、第1ユーザ端末11は、労働管理サーバ30から返信メッセージを受信すると、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」の上に、丸数字で新着メッセージが到着したことを表す(ステップS72)。例えば、図16に示すように、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」の上には、丸数字の「1」が表示されているが、これは、新着メッセージが1件あることを示している。

0178

その後、労働者が、新着メッセージを見るために、第1ユーザ端末11を操作して、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」をタッチ等すると、第1ユーザ端末11は、タッチスクリーン113にメッセージ管理画面を表示する。

0179

図24には、第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113に表示されたメッセージ管理画面440が表示されているが、これは、上述した新着メッセージが到着する前の状態を示している。メッセージ管理画面440の右上には、ログインした労働者のユーザIDが表示され、その下に、受信したメッセージのメンバーリストを示すメンバーリスト表示エリア441が配置される。メンバーが複数ある場合には、順次その下に続けて次のメンバーが表示される。例えば、図24の例で、メンバーリスト表示エリア441の最上部のメンバーリスト442に示されているメンバーは、この労働者が、図23に示した募集情報に応募した結果、追加されたメンバーであり、店舗(使用者)に対応するものである。また、その下のメンバーリスト443は、△△商店が提供するサービスに係るメンバーのリストであり、さらにその下のメンバーリスト444は、この労働者の友達である山田太郎を示すメンバーのリストである。

0180

ここで、図12のステップS72において、第1ユーザ端末11が労働管理サーバ30から返信メッセージを受信したことに応じて、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」の上に、丸数字で新着メッセージが到着したことを表す場合に、メッセージ管理画面440の対応するメンバーリストの上に、丸数字で新着メッセージが到着したことが示される。

0181

図25Aのメッセージ管理画面440では、この労働者が募集情報に応募したことにより追加された店舗のメンバーリスト(メンバーリスト表示エリア441の最上部のメンバーリスト442)の上に、丸数字442aが配置され、そこに「1」が表示されている。これは、このメンバーリスト442のメンバーから新着メッセージが1件あることを示すものである。

0182

ここで、労働者が、図25Aのメッセージ管理画面440において、メンバーリスト442をタッチ等すると、図25Bに示すタイムライン表示画面450が表示される(ステップS73)。タイムライン表示画面450には、選択されたメンバーリストとの間のメッセージのやりとりをタイムラインで表したタイムライン表示エリア451が表示される。

0183

タイムライン表示エリア451の最上部には、「JIROさんが、○○ストア□□店に応募しました。」というメッセージ451aが表示されており、これは、この労働者が応募先である「○○ストア □□店」の募集情報に応募したときに、労働管理システム1によって自動的に生成され、当該応募先に送信されたメッセージである(ステップS69参照)。また、このメッセージ451aの左側には、このメッセージが15時22分に送信され、応募先の店舗により、既にそのメッセージを見た(第2ユーザ端末21で表示させた)ことが、「既読」の表示により示されている。

0184

タイムライン表示エリア451において、メッセージ451aの下に「応募、ありがとうございます。」というメッセージ451bが表示されているが、このメッセージは、メッセージ451aの後に、応募先の店舗から受信したメッセージである。

0185

また、メッセージ451bの下には、「質問です。帰り交通費は、どのような方法で精算されますか?」というメッセージ451cが表示されているが、このメッセージは、この労働者が、タイムライン表示画面450の最下部に配置されているメッセージ入力エリア452の入力欄に入力し、送信ボタンをタッチ等することにより、応募先の店舗の第2ユーザ端末21に送信したメッセージである(ステップS74〜S76)。メッセージ451cは、15時28分に送信され、応募先の店舗により、既にそのメッセージを見た(第2ユーザ端末21で表示させた)ことが、「既読」の表示により示されている。

0186

図26には、第2ユーザ端末21のディスプレイに表示されたメッセージ管理画面530が表示されている。このメッセージ管理画面530は、図18に示したメニュー画面500のメニュー項目「メッセージ管理」を、マウス等で選択することにより表示される。

0187

メッセージ管理画面530の右上には、ログインした使用者のユーザIDが表示され、その左下に、受信したメッセージのメンバーリストを示すメンバーリスト表示エリア532が配置される。メンバーが複数ある場合には、順次その下に続けて次のメンバーが表示される。例えば、図26の例で、メンバーリスト表示エリア532の最上部のメンバーリスト533に示されているメンバーは、この使用者の募集情報に対して応募した労働者である。また、その下のメンバーリスト534に示されているメンバーは、この使用者の募集情報に対して応募した別の労働者である。

0188

メンバーリスト表示エリア532の右側には、選択されたメンバーリストとの間のメッセージのやりとりをタイムラインで表したタイムライン表示エリア535が表示される。

0189

図26に示す例では、矢印533aで示すように、メンバーリスト533がマウス等で選択されると、そのメンバーリスト533のメンバーとのやりとりがタイムライン表示エリア535に表示される。タイムライン表示エリア535の最上部には、「JIROさんが、○○ストア□□店に応募しました。」というメッセージ535aが表示されており、これは、労働者(メンバーリスト533のメンバー)が応募先であるこの使用者(「○○ストア □□店」)の募集情報に応募したときに、労働管理システム1によって自動的に生成され、この使用者に送信されたメッセージであり、図25Bに示したメッセージ451aに対応する(ステップS69参照)。また、このメッセージ535aの右側には、このメッセージが15時22分に送信されたことが示されている。

0190

タイムライン表示エリア535において、メッセージ535aの下に「応募、ありがとうございます。」というメッセージ535bが表示されているが、このメッセージは、メッセージ535aの後に、応募先の店舗となっているこの使用者から、応募者である労働者(メンバーリスト533のメンバー)に送信したメッセージであり、図25Bに示したメッセージ451bに対応する。この例では、当該メッセージは、労働管理サーバ30によって自動的に生成され、当該労働者に送信される(ステップS71参照)。また、このメッセージ535bの左側には、このメッセージが15時24分に送信されたことが示されており、さらに、労働者により、既にそのメッセージを見た(第1ユーザ端末11で表示させた)ことが、「既読」の表示により示されている。

0191

また、メッセージ535bの下には、「質問です。帰りの交通費は、どのような方法で精算されますか?」というメッセージ535cが表示されているが、このメッセージは、労働者から、応募先の店舗の第1ユーザ端末11に送信されたメッセージであり、図25Bに示したメッセージ451cに対応する(ステップS74〜S76)。メッセージ535cは、15時28分に送信され、応募先の店舗であるこの使用者により、既にそのメッセージが表示されているので、図25Bのメッセージ451cには、「既読」の表示がされている。

0192

このように、労働者からメッセージが送信されると、図18のメニュー画面500の新着メッセージ表示エリア501に、「JIROさんから・・・・メッセージを受信しました。」との表示がされる(ステップS77)。

0193

使用者は、第2ユーザ端末21を操作して、このメッセージに返信をする場合、メッセージ管理画面530の最下部に配置されているメッセージ入力エリア536の入力欄に、返信の内容を入力し、送信ボタンをマウス等で選択することにより、応募してきた労働者に質問の回答などを含むメッセージを送信する(ステップS78〜S81)。このように、使用者から送信されたメッセージは、第1ユーザ端末11に送信され、第1ユーザ端末11では、労働管理サーバ30から返信メッセージを受信すると、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」の上に、丸数字で新着メッセージが到着したことを表す(ステップS82)。

0194

以降、同様に、応募した労働者と、応募を受けた使用者の間で、上記のようなメッセージのやりとりを行って、労働条件等を確認・調整したうえで、条件が整えば、労働者と使用者の間で契約が締結される。このとき、労働者は、使用者に対して運転免許証や保険証等の身分証を提示し、実名にて面談、契約等を行うことになる。したがって、本実施形態では、労働者が募集に対して応募し、労働条件等の確認・調整を行う段階では、匿名を用いることができる。なお、使用者は、労働者の応募があった後、より早期のタイミングで、実名による確認を行うようにすることもできる。

0195

図13は、本実施形態の労働管理システム1において、使用者において労働者の採用が決定した場合に、例えば、労働日ごとの労働明細を管理し、労働の提供が終了した後、報酬の支払いを行うまでの手順を示した図である。なお、図13では、図11Aで示したものと同様のログイン、メニュー表示が行われるが、これらの処理については省略する。

0196

使用者において、募集情報に応募してきた労働者の採用が決定し、労働者による労働の提供に係る必要な手続が完了し、採用が決定すると(ステップS100)、使用者は、第2ユーザ端末21を操作して、労働者における毎回の労働と報酬の支払いを管理するための支払管理画面を表示する(ステップS101)。

0197

図27には、第2ユーザ端末21のディスプレイに表示された支払管理画面540が示されている。この支払管理画面540は、図18に示すメニュー画面500において、メニュー項目「支払管理」をマウス等で選択した場合に表示される。

0198

支払管理画面540の右上には、ログインした使用者のユーザIDが表示され、その下に、労働者の実名を含む個人情報等を入力する個人情報表示エリア541、労働の提供をする場所、労働内容、労働日時等を入力する労働内容入力エリア542、報酬(時給)、報酬受取方法、即時払いかどうか等の報酬関連情報入力エリア543が配置されている。また、報酬関連情報入力エリア543の下には、それぞれの労働日時(連続した労働機会)の単位で管理をするための労働明細情報を生成するための労働明細情報生成ボタン544が配置される。

0199

なお、個人情報表示エリア541、労働内容入力エリア542、報酬関連情報入力エリア543への入力は、すでに記憶されている情報である場合は、例えば、プロフィール管理テーブル362、募集管理テーブル363、応募管理テーブル364等から自動的にコピーされるようにしてもよい。

0200

また、報酬関連情報入力エリア543において、報酬の即時払いを行う場合、支払タイミングを指定することができるが、労働者や、個々の労働機会(労働日時)ごとに異なるタイミングを指定することもできる。

0201

ここで、使用者は、図27に示すように、個人情報、労働内容、報酬関連情報を含む支払管理情報をこの支払管理画面540に入力し、労働明細情報生成ボタン544をマウス等で選択することで、労働明細情報の生成を指示する(ステップS102)。第2ユーザ端末21は、これに応じて、支払管理画面540に入力された支払管理情報を労働管理サーバ30に送信し、支払管理情報を受信した労働管理サーバ30は、当該支払管理情報に基づいて、労働明細情報を生成し、各明細レコードを報酬支払管理テーブル366に記憶するとともに、労働明細情報を生成した旨を、対応する労働者の第1ユーザ端末11に送信する(ステップS103)。

0202

第1ユーザ端末11は、労働管理サーバ30から、労働明細情報を生成した旨のメッセージを受信すると、メニュー画面400のメニュー項目「支払管理」の上に、丸数字で新着メッセージが到着したことを表す(ステップS104)。例えば、図16に示すように、メニュー画面400のメニュー項目「支払管理」の上には、丸数字の「3」が表示されているが、これは、新着メッセージが3件あることを示している。

0203

その後、労働者が店舗において労働の提供を終了すると(ステップS105)、第1ユーザ端末11を操作してメニュー画面400から、メニュー項目「支払管理」をタッチ等して、支払管理画面を表示する(ステップS106)。

0204

図28には、第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113に表示された支払管理画面460が表示されている。支払管理画面460の右上には、ログインした労働者のユーザIDが表示され、その下に、それぞれの労働明細情報に対応した明細リストが表示される。これらの明細リストは、労働管理サーバ30が報酬支払管理テーブル366を参照することによって労働明細情報を取得し(ステップS107)、当該取得した労働明細情報を受信することによって表示される。

0205

支払管理画面460の上部には、3件の明細リスト461〜463が表示され、それぞれ、労働の提供を行う(又は行った)店舗に係る使用者のユーザID、労働日、労働時間が示されている。

0206

ここで、労働者が、労働の提供を終了した労働明細情報に対する明細リスト461をタッチ等により選択すると(矢印461a)、図29に示すような承認要求画面470が表示される。

0207

図29の承認要求画面470の右上には、ログインした労働者のユーザIDが表示され、その下に、選択した明細リスト461に対応する労働明細情報の内容を表示する労働明細情報表示エリア471が配置され、その下に、超過時間や交通費等の追加情報を入力する追加情報入力エリア472が配置される。さらに、追加情報入力エリア472の下には、使用者に対して承認要求を行うための承認要求ボタン473が配置される。

0208

労働明細情報表示エリア471は、基本的に、労働明細情報の内容を表示するエリアであるが、労使の合意のものとで変更があった場合は、その変更内容を入力することができる。

0209

ここで、労働者は、労働提供の実績に鑑み、超過時間(残業)や交通費といった追加情報の入力を行い(ステップS108)、承認要求ボタン473をタッチ等して、使用者に対して承認要求を行うと(ステップS109)、第1ユーザ端末11は、追加情報を含む承認要求情報を労働管理サーバ30に送信する(ステップS110)。

0210

労働管理サーバ30は、承認要求情報を第1ユーザ端末11から受信すると、これに基づいて、報酬支払管理テーブル366に記憶されている対応するレコードを、承認要求ありのステータスに更新し(ステップS111)、第2ユーザ端末21に、承認要求があった旨のメッセージを送信する(ステップS112)。

0211

第2ユーザ端末21は、労働管理サーバ30から、承認要求があった旨のメッセージを受信すると、メニュー画面500の新着メッセージ表示エリア501に、承認要求があった旨のメッセージを受信したことを表示する(ステップS113)。例えば、図18に示すように、メニュー画面500の新着メッセージ表示エリア501には、「山田二郎さんからの承認要求です。」との表示がされ、これによって使用者は、労働者である山田二郎さんが、本日の労働の提供を終了して、承認要求をしてきたことを知ることができる。

0212

一方、労働管理サーバ30は、承認要求があった旨のメッセージを送信した後、第1ユーザ端末11に対して、承認要求が受理された旨のメッセージを送信する(ステップS114)。第1ユーザ端末11は、労働管理サーバ30から、承認要求が受理された旨のメッセージを受信すると、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」の上に、丸数字で新着メッセージが到着したことを表す(ステップS115)。例えば、ここで、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」をタッチ等で選択すると、図30に示すように、メッセージ451eがタイムライン表示画面450に表示され、承認要求が受理されたことを確認することができる。

0213

労働管理サーバ30は、この後、使用者によって報酬の即時払いが実行される場合、支払タイミングの管理処理を開始する(ステップS116)。例えば、使用者による即時払いが、労働者の承認要求後、4時間以内に支払うという支払タイミングの設定になっており、さらに、その支払タイミングの通知を3時間経過後に行うという設定になっている場合(図19の使用者によるプロフィール登録参照)、この設定に基づいて、承認要求後3時間を経過したか否かを判定し(ステップS117)、3時間を経過した場合は、支払までの残り時間があと1時間であることを、使用者に通知する(ステップS118)。

0214

このような使用者への通知は、労働管理サーバ30から、「支払までの残り時間があと1時間である」旨の表示情報(通知メッセージ)を含む表示指示を第2ユーザ端末21に送信するようにしてもよいし、当該通知メッセージを前もって第2ユーザ端末21が記憶しており、その記憶された通知メッセージを表示するよう指示する表示指示を第2ユーザ端末21に送信するようにしてもよい。

0215

上記のように、「支払までの残り時間があと1時間である」旨の通知メッセージは、使用者の設定(支払タイミングの指定と、支払タイミングの通知の指定との関係)に基づくものであるが、このような設定を、労働者の方で行うようにすることもできる(労働者の設定を使用者が承諾する方式)。

0216

このような即時払いの期限管理は、この例では、期限の1時間前になったら、支払いをする使用者に通知を行うという仕様であるが、このような通知を、複数回、段階的に行うようにすることができる。また、このような通知は、あくまでも支払タイミングの目安や単なる案内として位置づけることができる一方、期限を過ぎた場合に、その使用者の評価を行ったり、所定のペナルティ(例えば、金銭的負担、又は労働管理システム1を利用する際の制限等)を科すようにするなど、この労働管理システム1において様々な対応を実施することができる。また、労働管理システム1は、使用者ごとに、即時払い支払期限を過ぎて報酬の支払いをした場合の対応を変えることができる。

0217

使用者は、メニュー画面500の新着メッセージ表示エリア501に「山田二郎さんからの承認要求です。」との表示がされ、これによって、山田二郎さんが、本日の労働の提供を終了して、承認要求をしてきたことを知ったので、その後、使用者において、労働者の本日の労働の確認と評価を行う(ステップS119)。そして、メニュー画面500のメニュー項目「承認管理」をマウス等で選択して、承認管理画面を表示する(ステップS120)。

0218

図31には、第2ユーザ端末21のディスプレイに表示された承認管理画面550が示されている。承認管理画面550の右上には、ログインした使用者のユーザIDが表示され、その左下に、承認要求をした労働者のリストを示す承認要求リスト表示エリア552が配置される。承認要求が複数ある場合には、順次その下に続けて次のリストが表示される。例えば、図31の例で、承認要求リスト表示エリア552の最上部の承認要求リスト553に示されている承認要求は、労働者「山田太郎」によるものであり、使用者によってすでに支払済みとなっている。その下の承認要求リスト554に示されている承認要求は、労働者「山田二郎」によるものであり、使用者による支払はまだ行われていない。さらに、その下の承認要求リスト555に示されている承認要求は、労働者「田中花子」によるものであり、使用者による支払はまだ行われていない。それぞれの承認要求リストには、支払期限となる時刻の情報も表示されている。

0219

ここで、使用者が、承認要求リスト554をマウス等で選択すると(矢印554a)、承認要求リスト表示エリア552の右側に、選択した承認要求リスト554に対応する、最終的な労働明細情報と追加情報を含む労働実績情報を表示する労働実績情報表示エリア551が表示される。労働実績情報表示エリア551には、労働実績情報に加え、その労働者のその日の労働に対する評価を入力するエリアが設定され、さらに、その評価を労働管理システム1で共有するか否かを指定するエリアが配置される。労働実績情報表示エリア551の下には、労働者の承認要求に対して承認を行うための承認ボタン556が配置される。

0220

このような労働者の評価が、労働管理システム1で共有されることにより、労働管理システム1を用いる使用者が、効果的に質の良い労働力を見つけることができる。一方、労働者の評価を、労働管理システム1で共有しないことにより、個々の使用者において、独自に労働者の評価を蓄積することができ、また、評判の良い労働者を囲い込むことや、質の良い労働力を極秘裏に確保することができる。

0221

ここで、上述のように、ステップS117で、承認要求後、所定時間(例えば、3時間)を経過していると判定された場合は、図31に示すように、承認管理画面550に、案内画面557がポップアップ表示される(ステップS121)。また、このような案内画面557でなく、支払期限までのカウントダウン時刻を継続的に表示するような表示エリアを設けるようにしてもよい。

0222

使用者は、労働者による労働を確認し、評価を行って、報酬の支払が可能と判断した場合は、承認ボタン556をマウス等で選択し(矢印556a)、承認要求に対する承認を行う(ステップS122)。第2ユーザ端末21は、これに応じて、承認指示を労働管理サーバ30に送信し(ステップS123)、労働管理サーバ30は、この承認指示を受信すると、承認が完了したことを使用者に通知するため、承認完了メッセージを第1ユーザ端末11に送信する(ステップS124)。なお、このとき、労働管理サーバ30は、報酬支払管理テーブル366に記憶されている対応するレコードを、承認ありのステータスに更新する。

0223

第1ユーザ端末11は、この承認完了メッセージを受信すると、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」の上に、丸数字で新着メッセージが到着したことを表す(ステップS125)。例えば、ここで、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」をタッチ等で選択すると、図30に示すように、メッセージ451fがタイムライン表示画面450に表示され、使用者による承認が完了したことを確認することができる。

0224

次に、使用者が、承認管理画面550において承認要求に対する承認を行うと、図32に示すように、承認管理画面550に、支払指示画面558がポップアップ表示される。この支払指示画面558には、労働者によって指定されている報酬受取方法にしたがって、プロフィール管理テーブル362等の内容から特定された支払先が、支払金額とともに表示される。また、その下に、立て替え払いを利用するか否かを選択するためのプルダウンメニューと、即時払いの期限が表示され、さらに、その下に、支払いを決定する支払ボタン559が配置される。

0225

ユーザ管理テーブル361には、立て替え払いが利用可能か否かを示す立て替え利用可否の項目が記憶されており、使用者には、立て替えの利用が可能(立て替え利用可否の項目は「1」)である場合に、上記プルダウンメニューが表示され、立て替え払いを利用するか否かを選択することができる。また、ここで、立て替え払いを、どの機関を用いて行うかを選択できるようにしてもよい。

0226

なお、本実施形態では、立て替え払いを利用するか否かを、このような支払指示のタイミングで決定することができるが、常時、固定的に「利用する」ものとして設定されていてもよいし、他のタイミング(例えば、支払管理画面540において労働明細情報の生成を指示するタイミング)で指定するようにしてもよい。

0227

ここで、使用者が、支払ボタン559をマウス等で選択し(矢印559a)、支払いを確定させると(ステップS126)、第2ユーザ端末21は、これに応じて、支払指示を労働管理サーバ30に送信し(ステップS127)、労働管理サーバ30は、この支払指示を受信すると、関係する金融機関等に支払指示処理を行う(ステップS128)。なお、このとき、労働管理サーバ30は、報酬支払管理テーブル366に記憶されている対応するレコードを、支払ありのステータスに更新する。また、このとき、ステップS116で開始した、支払タイミングの管理処理を終了する。

0228

さらに、労働管理サーバ30は、支払処理が完了したことを使用者に通知するため、支払完了メッセージを第1ユーザ端末11に送信する(ステップS129)。第1ユーザ端末11は、この支払完了メッセージを受信すると、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」の上に、丸数字で新着メッセージが到着したことを表す(ステップS129)。例えば、ここで、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」をタッチ等で選択すると、図30に示すように、メッセージ451gがタイムライン表示画面450に表示され、使用者による支払が完了したことを確認することができる。

0229

これにより、労働者は、報酬が支払われたタイミングを容易、かつ正確に把握することができる。このことは、労働者が、早急に現金等を必要としている場合であって、金融機関等が24時間の即時振り替え処理に対応している場合には、通知の確認後すぐに現金を手にすることができるので、特に効果的である。

0230

図14は、本実施形態の労働管理システム1における、労働提供情報登録の手順を示した図である。

0231

最初に、第1ユーザ端末11において、労働者(第1ユーザ10)が、ユーザIDとパスワードでログインを行うと(ステップS140)、これに応じて、第1ユーザ端末11は、労働管理サーバ30にユーザ認証の問い合わせを行い(ステップS145)、認証がOKであれば、第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113に労働者用のメニュー画面400を表示する(ステップS141)。

0232

次に、メニュー画面400において、労働者がメニュー項目「労働提供情報登録」をタッチ等により選択すると、図33に示すような労働提供情報登録画面480が表示される(ステップS142)。労働提供情報登録画面480の右上には、ログインした労働者のユーザIDが表示され、その下には、労働可能日、労働可能時間といった労働提供情報入力エリア481が配置され、その下には、労働提供情報の登録を指示するための登録ボタン482が配置されている。

0233

労働提供情報入力エリア481では、労働可能エリアとして、労働が可能なエリアの中心地を指定する。例えば、労働可能エリアとして、位置情報を使うか否かを指定でき、そうでない場合は、プロフィール管理テーブル362に記憶された労働者の住所や、労働者が入力した住所・施設等を指定をすることができる。

0234

労働提供情報入力エリア481ではさらに、可能な労働条件に加えて、報酬受取方法を指定することができ、さらに、その報酬を、即時払いにより受け取るか否かについての指定をすることもできる。

0235

ここで、労働者は、図33に示すように、自身の都合に合わせてこの労働提供情報登録画面480に入力し、登録ボタン482をタッチする(ステップS143)。第1ユーザ端末11は、これに応じて、労働提供情報登録画面480に入力された労働提供情報を労働管理サーバ30に送信し(ステップS144)、この労働提供情報を受信した労働管理サーバ30は、当該労働提供情報を労働提供情報管理テーブル365に記憶する(ステップS146)。

0236

図15は、本実施形態の労働管理システム1において、労働者から登録された労働提供情報を使用者において検索し、その後、検索した労働提供情報に係る労働者への依頼(労働依頼)を行うまでの手順を示した図である。なお、図15では、図14で示したものと同様のログイン、メニュー表示が行われるが、これらの処理については省略する。

0237

使用者により、第2ユーザ端末のディスプレイに表示されたメニュー画面500において、メニュー項目「労働提供情報検索」がマウス等で選択され、労働提供情報を検索するための労働提供情報検索画面が表示される(ステップS160)。

0238

図34には、第2ユーザ端末21のディスプレイに表示された労働提供情報検索画面560が示されている。この労働提供情報検索画面560の右上には、ログインした使用者のユーザIDが表示され、その下に、労働者が登録した労働提供情報のうち、どのようなものを検索するかを指定する、検索条件指定エリア561が配置されている。

0239

検索条件指定エリア561には、使用者が労働の提供を受けたい日付や時間が指定され、さらに、労働者の職歴やスキル、労働場所を示すエリアが指定される。また、検索条件指定エリア561には、報酬の上限や、交通費の支給、即時払いの可否を指定することができる。またさらに、報酬の支払方法を1つ、又は複数、指定することができる。さらに、使用者による評価を検索条件に含めることもできる。本実施形態では、その使用者に労働を提供した労働者に対し、他に公開しない評価を付与することができるため、このような評価を、労働実績のある労働者を絞り込むために利用することができる。

0240

使用者は、こうした労働提供情報に関する検索条件を入力し、検索ボタン562をマウス等で選択すると(ステップS161)、第2ユーザ端末21は、検索条件を含む検索指示を、労働管理サーバ30に送信する(ステップS162)。

0241

労働管理サーバ30は、この検索指示を第2ユーザ端末21から受信すると、労働者のプロフィール管理テーブル362と労働提供情報管理テーブル365を参照し、検索条件を満たす労働提供情報を検索し(ステップS163)、検索結果を第2ユーザ端末21に送信し、第2ユーザ端末21は、その検索結果を労働提供情報検索結果画面に表示する(ステップS164)。使用者が指定したエリアについては、労働提供情報で登録された労働可能エリアとの距離や(所定の交通手段による)移動時間が比較され、その距離や移動時間が所定の範囲内である場合に、当該検索条件を満たしたものと判定される。

0242

図35には、第2ユーザ端末21のディスプレイに表示された労働提供情報検索結果画面570が示されている。この労働提供情報検索結果画面570の右上には、ログインした使用者のユーザIDが表示され、その下に、検索条件を満たした労働提供情報がリスト表示される、労働提供情報リスト表示エリア571が配置される。

0243

労働提供情報リスト表示エリア571に表示されるそれぞれの労働提供情報には、図35の例では、ニックネーム、ユーザID、当該使用者における労働実績(又はこの労働管理システム1の利用実績)の有無、評価が示されている。また、「詳細はコチラ」と表記された詳細表示ボタンをマウス等で選択することにより、その労働者のより詳細な情報が表示される。

0244

また、図35の例では、それぞれの労働提供情報が、検索スコアが高い順に上からリストされる。この例では、検索スコアが、評価、当該使用者における労働実績、エリア、スキルといった複数の項目に基づいて計算され、使用者にとって望ましいと考えられる労働者ほど、高い検索スコアとなるように考慮されている。また、労働者の名前は、ここではニックネームとなっており、使用者の募集に労働者が応募した上記の場合と同様に、労働条件等の確認・調整を行う段階までは、匿名を用いることができる。なお、使用者は、より早期のタイミングで、実名による確認を行い、労働管理システム1で表示するようにすることもできる。

0245

ここで、使用者は、第2ユーザ端末21を操作して、労働を依頼したい労働提供情報のリストを選択すると(ステップS165)、図35に示すように、依頼メニュー572がポップアップ表示される(ステップS166)。依頼メニュー572は、この例では、労働管理システム1によって依頼するシステム依頼ボタンと、電話で依頼する電話依頼ボタンが配置される。使用者が電話依頼ボタンをタッチ等すると、プロフィール情報に含まれる電話番号が表示され、使用者がその電話番号の表示をタッチ等することで、そのまま電話の発信が行われるようになっている(ただし、第2ユーザ端末21が電話機能を有している場合)。

0246

ここで、使用者が当該労働提供情報に対して労働依頼の指示をするために、システム依頼ボタンをタッチ等すると(ステップS167)、第2ユーザ端末21は、労働管理サーバ30に対して依頼指示を送信する(ステップS168)。このような依頼指示は、複数の労働者に対して同時にすることもできる。

0247

労働管理サーバ30は、この依頼指示を受信すると、この依頼指示に基づいて依頼先の労働者を特定し、この労働者(アルバイト)と使用者(店舗)とを、それぞれ、メッセージ管理におけるメンバーとして追加する(ステップS169)。労働管理サーバ30によるこの処理によって、使用者の第2ユーザ端末21のメッセージ管理において、当該労働者がメンバーとして登録され、労働者の第1ユーザ端末11のメッセージ管理において、当該使用者がメンバーとして登録される。

0248

次に、労働管理サーバ30は、労働を依頼するための労働依頼メッセージを、労働者の第1ユーザ端末11に送信する(ステップS170)。なお、このようなメッセージがプル型の配信システムで第1ユーザ端末11に送信される場合、実際には、第1ユーザ端末11の側から労働管理サーバ30のメッセージキューにアクセスするが、本明細書では、このような場合であっても、便宜上、労働管理サーバ30から第1ユーザ端末11にメッセージを「送信する」との表現を用いることにする(以下、労働管理サーバ30から第2ユーザ端末21へのメッセージについても同様)。

0249

第1ユーザ端末11が、労働管理サーバ30からの労働依頼メッセージを受信して、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」の上に、丸数字で労働依頼メッセージが到着したことを表した(ステップS171)後、労働者が、新着メッセージを見るために、第1ユーザ端末11を操作して、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」をタッチ等すると、第1ユーザ端末11は、タッチスクリーン113にメッセージ管理画面を表示する。ここで、労働者が、依頼をしてきた使用者(▽▽書店)のメンバーリストを選択すると、第1ユーザ端末11は、その使用者に係るタイムライン表示画面450を表示する(ステップS177)。このようなメッセージの到着の表示は、図16図24図25に示すような、労働者の応募メッセージに対して使用者が返信メッセージを送信してきた場合と同様の態様となる。

0250

例えば、使用者は、第2ユーザ端末21を操作して、メニュー画面500のメニュー項目「メッセージ管理」を選択し、図26で示したメッセージ管理画面530のタイムライン表示エリア535を見ると、依頼先の労働者に対して送信した労働依頼メッセージを確認することができ、さらに、その労働依頼メッセージが、依頼先の労働者によって確認されたか否か(すなわち、労働者の第1ユーザ端末11のタイムライン表示画面450に労働依頼メッセージが表示されたか否か)を、「既読」の表示によって把握することができる。

0251

図36Aには、第1ユーザ端末11のタッチスクリーン113に表示されたメッセージ管理画面440が表示されている。受信したメッセージのメンバーリストが示されるメンバーリスト表示エリア441には、新たに、メンバーリスト445が追加されており、これは、依頼をしてきた使用者に対応する▽▽書店を表すものである。ここで、使用者がこの労働者に依頼指示をしたことで、メンバーリスト445の上に、丸数字445aが配置され、そこに「1」が表示されている。これは、このメンバーリスト445のメンバーから新着メッセージ、すなわち、労働依頼メッセージが1件あることを示すものである。

0252

ここで、労働者が、図36Aのメッセージ管理画面440において、メンバーリスト445をタッチ等すると、図36Bに示すタイムライン表示画面450が表示され、タイムライン表示画面450には、選択されたメンバーリストとの間のメッセージのやりとりをタイムラインで表したタイムライン表示エリア451が表示される。このようなタイムライン表示画面450のタイムライン表示エリア451には、例えば、「依頼をさせていただきます。恐れ入りますが、急募のため、10分以内に応答がない場合は、依頼をキャンセルさせていただきます。」というメッセージ451dが表示されているが、このメッセージは、使用者の依頼指示に基づいて、労働管理システム1が送信した労働依頼メッセージである。

0253

また、メッセージ451dの下には、「今、新橋です。これから伺います。」というメッセージ451eが表示されているが、このメッセージは、この労働者が、タイムライン表示画面450の最下部に配置されているメッセージ入力エリア452の入力欄に入力し、送信ボタンをタッチ等することにより、依頼してきた使用者の第2ユーザ端末21に送信したメッセージである(ステップS178〜S180)。メッセージ451eは、22時25分に送信され、依頼してきた使用者により、既にそのメッセージを見た(第2ユーザ端末21で表示させた)ことが、「既読」の表示により示されている。

0254

このように、労働者からメッセージが送信されると、図18のメニュー画面500の新着メッセージ表示エリア501に、「JIROさんから、労働依頼メッセージに対する応答を受信しました。」との表示がされる(ステップS181)。

0255

使用者は、第2ユーザ端末21を操作して、このメッセージに返信をする場合、メッセージ管理画面530の最下部に配置されているメッセージ入力エリア536の入力欄に、返信の内容を入力し、送信ボタンをマウス等で選択することにより、応募してきた労働者にメッセージを送信する(ステップS182〜S185)。このように、使用者から送信されたメッセージは、第1ユーザ端末11に送信され、第1ユーザ端末11では、労働管理サーバ30から返信メッセージを受信すると、メニュー画面400のメニュー項目「メッセージ管理」の上に、丸数字で新着メッセージが到着したことを表す(ステップS186)。

0256

以降、同様に、労働依頼を指示した使用者と、この労働依頼を受けた労働者との間で、上記のようなメッセージのやりとりを行って、労働条件等を確認・調整したうえで、条件が整えば、労働者と使用者の間で契約が締結される。

0257

また、上述のように、使用者は、依頼先の労働者によって労働依頼メッセージが確認されたか否かを、「既読」の表示によって把握することができる。そのため、使用者は、依頼指示を行ってからしばらくしても、依頼先の労働者が労働依頼メッセージを確認していない場合は、依頼指示をキャンセルし、他の労働者に依頼をし直すようにすることができる。

0258

本実施形態の労働管理システム1では、このような使用者の対応を、設定にしたがって効果的にサポートすることができる。例えば、労働管理サーバ30は、ステップS170で、依頼先の労働者に労働依頼メッセージを送信した後、その労働依頼メッセージが所定期間、未読の状態が継続する(第2ユーザ端末21のタイムライン表示エリア535において、所定期間、その労働依頼メッセージに「既読」の表示がされない)、又はその労働依頼メッセージに対して、「既読」となっているが、労働者からの応答メッセージが所定期間ないかどうかを判定し(ステップS172)、所定期間応答がないと判定された場合は、労働依頼メッセージをキャンセルする旨のキャンセル通知メッセージをその労働者に対して送信するなどのキャンセル処理を行う(ステップS173)。ステップS172で、所定期間内に応答があったと判定された場合は、労働管理システム1では、なにも行わない。また、労働者による労働依頼メッセージの表示や、応答メッセージをどれぐらいの期間待機するかは、例えば、使用者やシステム管理者の設定により、ユーザ管理テーブル361に記憶される。

0259

なお、本実施形態では、所定期間応答がないと判定された場合に、労働依頼メッセージをキャンセルする旨のキャンセル通知メッセージをその労働者に対して自動的に送信したが、所定期間応答がない旨のメッセージを、使用者の第2ユーザ端末21に送信して、使用者にキャンセル処理と再検索を促すように構成することもできる。

0260

図37には、実際のキャンセル処理が行われた状況を示す、メッセージ管理画面530が示されている。これは、図36に関連して説明した上述の、労働者と使用者とのやりとりとは別の場面である。使用者は、ニックネーム「JIRO」の労働者に対して依頼指示を行い、これに基づいて、労働管理サーバ30より、労働依頼メッセージが、その労働者の第1ユーザ端末11に送信され、その労働依頼メッセージが、労働依頼メッセージ535dとして、メッセージ管理画面530のタイムライン表示エリア535に表示されている。労働依頼メッセージ535dが、労働者に送信された時間は20時34分であり、「既読」の表示はされていない。

0261

そして、労働依頼メッセージ535dが、労働者に送信されて10分経過した20時44分に、労働管理サーバ30から、キャンセル通知メッセージが、その労働者の第1ユーザ端末11に送信され、それが、キャンセル通知メッセージ535eとして、メッセージ管理画面530のタイムライン表示エリア535に表示されている。

0262

また、労働管理サーバ30は、ステップS173の後、依頼先として認識されていた労働者を、メッセージ管理におけるメンバーから削除し(ステップS174)、使用者に対して、依頼指示に基づいて送信した、労働者への労働依頼メッセージについて、キャンセル通知メッセージを送信し、さらに、次の労働者の候補を表示させるための通知メッセージを使用者の第2ユーザ端末21に送信する(ステップS175)。第2ユーザ端末21は、労働管理サーバ30から通知メッセージを受信すると、メニュー画面500の新着メッセージ表示エリア501に、通知メッセージを受信した旨を表示する(ステップS176)。例えば、メニュー画面500の新着メッセージ表示エリア501には、「JIROさんへの依頼をキャンセルした旨の通知メッセージを受信しました。」との表示がされ、これによって使用者は、今回の依頼がキャンセルされ、新たな依頼が必要であることを把握することができる。

0263

第2ユーザ端末21に送信された通知メッセージは、例えば、図35に示したような労働提供情報検索結果画面570を表示させるためのリンク情報を含んでおり、使用者は、当該通知メッセージにおいてそのリンク情報をマウス等で選択することにより、第2ユーザ端末21のディスプレイに、新たな労働提供情報検索結果画面570を表示させることができる。

0264

この労働提供情報検索結果画面570の労働提供情報リスト表示エリア571には、図35に示した状態から、すでに依頼を行った、ニックネーム「JIRO」の労働提供情報のリストが削除されたものとなっており、最上部には、ニックネーム「HANAKO」の労働提供情報のリストが配置される。また、その下に、(最新の労働提供情報を検索したり、検索条件を緩和するなどして)新たな別の労働者の労働提供情報のリストを追加するようにすることもできる。

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