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技術 倉庫取得装置、倉庫取得方法および倉庫取得プログラム

出願人 株式会社オービック
発明者 津守健志上野剛光
出願日 2019年3月11日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2019-043861
公開日 2020年9月17日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-149114
状態 未査定
技術分野 物流システム
主要キーワード 冷凍管 管理品 入力オペレータ 発注側端末 出荷倉庫 具体的データ センター管 伝票区分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

納入先所在地および商品の種類の両方を考慮して倉庫を取得できる倉庫取得装置、倉庫取得方法および倉庫取得プログラムの提供する。

解決手段

倉庫取得方法は、納入先CDと所在地CDとを含む納入先マスタから、指定された納入先CDと紐付く所在地CDを取得し、商品CDと在庫倉庫区分とを含む商品マスタから、指定された商品CDと紐付く在庫倉庫区分を取得し、所在地CDを含む所在地マスタであって所在地CDと紐付けて倉庫CDを複数含むものから、前記取得した所在地CDと紐付く複数の倉庫CDのうち、前記取得した在庫倉庫区分が示す特性または役割を有する倉庫についての倉庫CDを取得する。

概要

背景

特許文献1には、出荷管理システム及び出荷管理プログラムに関し、特に、発注側端末から送信された発注情報を基に、複数の倉庫保管された複数の商品を出荷させる出荷管理システム、及びそのシステムにかかるプログラムが開示されている(特許文献1の0001段落等参照)。

概要

納入先所在地および商品の種類の両方を考慮して倉庫を取得できる倉庫取得装置、倉庫取得方法および倉庫取得プログラムの提供する。倉庫取得方法は、納入先CDと所在地CDとを含む納入先マスタから、指定された納入先CDと紐付く所在地CDを取得し、商品CDと在庫倉庫区分とを含む商品マスタから、指定された商品CDと紐付く在庫倉庫区分を取得し、所在地CDを含む所在地マスタであって所在地CDと紐付けて倉庫CDを複数含むものから、前記取得した所在地CDと紐付く複数の倉庫CDのうち、前記取得した在庫倉庫区分が示す特性または役割を有する倉庫についての倉庫CDを取得する。

目的

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、納入先の所在地および商品の種類の両方を考慮して倉庫を取得できる倉庫取得装置、倉庫取得方法および倉庫取得プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

制御部および記憶部を備える倉庫取得装置であって、前記記憶部には、商品納入先識別するための納入先識別データと前記納入先の所在地を識別するための所在地識別データとを紐付けて含む納入先マスタと、前記商品を識別するための商品識別データと倉庫の特性または役割を示す区分である倉庫区分とを紐付けて含む商品マスタと、所在地識別データを含む所在地マスタであって所在地識別データと紐付けて前記倉庫を識別するための倉庫識別データを複数含むものと、が格納されており、前記制御部は、前記納入先マスタから、指定された納入先識別データと紐付く所在地識別データを取得する所在地取得手段と、前記商品マスタから、指定された商品識別データと紐付く倉庫区分を取得する倉庫区分取得手段と、前記所在地マスタから、前記所在地取得手段で取得した所在地識別データと紐付く複数の倉庫識別データのうち、前記倉庫区分取得手段で取得した倉庫区分が示す特性または役割を有する前記倉庫についての倉庫識別データを取得する倉庫取得手段と、を備えること、を特徴とする倉庫取得装置。

請求項2

前記倉庫区分が、前記倉庫が自社の倉庫であること意味する区分である自社倉庫区分または前記倉庫が委託先の倉庫であること意味する区分である委託先倉庫区分であること、を特徴とする請求項1に記載の倉庫取得装置。

請求項3

前記所在地マスタは、所在地識別データと紐付けて、倉庫識別データであって前記商品のうち不良品を抱える倉庫である不良品倉庫を識別するための不良品倉庫識別データを複数含み、前記倉庫取得手段は、前記商品が得意先から返品される旨が指定されると、前記所在地マスタから、前記所在地取得手段で取得した所在地識別データと紐付く複数の不良品倉庫識別データのうち、前記倉庫区分取得手段で取得した倉庫区分が示す特性または役割を有する前記倉庫に格納するはずだった商品であって前記不良品であるものを格納する前記不良品倉庫についての前記不良品倉庫識別データを取得すること、を特徴とする請求項1または2に記載の倉庫取得装置。

請求項4

制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される倉庫取得方法であって、前記記憶部には、商品の納入先を識別するための納入先識別データと前記納入先の所在地を識別するための所在地識別データとを紐付けて含む納入先マスタと、前記商品を識別するための商品識別データと倉庫の特性または役割を示す区分である倉庫区分とを紐付けて含む商品マスタと、所在地識別データを含む所在地マスタであって所在地識別データと紐付けて前記倉庫を識別するための倉庫識別データを複数含むものと、が格納されており、前記制御部で実行される、前記納入先マスタから、指定された納入先識別データと紐付く所在地識別データを取得する所在地取得ステップと、前記商品マスタから、指定された商品識別データと紐付く倉庫区分を取得する倉庫区分取得ステップと、前記所在地マスタから、前記所在地取得ステップで取得した所在地識別データと紐付く複数の倉庫識別データのうち、前記倉庫区分取得ステップで取得した倉庫区分が示す特性または役割を有する前記倉庫についての倉庫識別データを取得する倉庫取得ステップと、を含むこと、を特徴とする倉庫取得方法。

請求項5

制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための倉庫取得プログラムであって、前記記憶部には、商品の納入先を識別するための納入先識別データと前記納入先の所在地を識別するための所在地識別データとを紐付けて含む納入先マスタと、前記商品を識別するための商品識別データと倉庫の特性または役割を示す区分である倉庫区分とを紐付けて含む商品マスタと、所在地識別データを含む所在地マスタであって所在地識別データと紐付けて前記倉庫を識別するための倉庫識別データを複数含むものと、が格納されており、前記制御部に実行させるための、前記納入先マスタから、指定された納入先識別データと紐付く所在地識別データを取得する所在地取得ステップと、前記商品マスタから、指定された商品識別データと紐付く倉庫区分を取得する倉庫区分取得ステップと、前記所在地マスタから、前記所在地取得ステップで取得した所在地識別データと紐付く複数の倉庫識別データのうち、前記倉庫区分取得ステップで取得した倉庫区分が示す特性または役割を有する前記倉庫についての倉庫識別データを取得する倉庫取得ステップと、を含むこと、を特徴とする倉庫取得プログラム。

技術分野

0001

本発明は、倉庫取得装置、倉庫取得方法および倉庫取得プログラムに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、出荷管理システム及び出荷管理プログラムに関し、特に、発注側端末から送信された発注情報を基に、複数の倉庫に保管された複数の商品を出荷させる出荷管理システム、及びそのシステムにかかるプログラムが開示されている(特許文献1の0001段落等参照)。

先行技術

0003

特開2004−250165号公報

発明が解決しようとする課題

0004

このように商品の出荷や出庫を管理する分野においては、輸送コストをできるだけ抑えるために、納入先からできるだけ近い倉庫から出庫することが重要である。しかしながら、これだけでは不十分で、商品の種類を加味した上で、出庫倉庫をどこにするかを判断する必要がある場合が多々ある。

0005

例えば、納入する商品が薬事品であり、納入先の所在地に近い倉庫が、薬剤師のいる自社倉庫Aおよび薬剤師のいない委託先倉庫Bである場合には、自社倉庫Aを出庫倉庫として判断することが適切である。

0006

しかしながら、このように納入先の所在地および商品の種類の両方を考慮した上で出庫倉庫決定の判断を行うには、担当者熟練が必要であり、また、熟練者であっても当該判断を行うには手間と時間を要するという問題があった。

0007

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、納入先の所在地および商品の種類の両方を考慮して倉庫を取得できる倉庫取得装置、倉庫取得方法および倉庫取得プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る倉庫取得装置は、制御部および記憶部を備える倉庫取得装置であって、前記記憶部には、商品の納入先を識別するための納入先識別データと前記納入先の所在地を識別するための所在地識別データとを紐付けて含む納入先マスタと、前記商品を識別するための商品識別データと倉庫の特性または役割を示す区分である倉庫区分とを紐付けて含む商品マスタと、所在地識別データを含む所在地マスタであって所在地識別データと紐付けて前記倉庫を識別するための倉庫識別データを複数含むものと、が格納されており、前記制御部は、前記納入先マスタから、指定された納入先識別データと紐付く所在地識別データを取得する所在地取得手段と、前記商品マスタから、指定された商品識別データと紐付く倉庫区分を取得する倉庫区分取得手段と、前記所在地マスタから、前記所在地取得手段で取得した所在地識別データと紐付く複数の倉庫識別データのうち、前記倉庫区分取得手段で取得した倉庫区分が示す特性または役割を有する前記倉庫についての倉庫識別データを取得する倉庫取得手段と、を備えること、を特徴とする。

0009

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る倉庫取得装置は、前記倉庫区分が、前記倉庫が自社の倉庫であること意味する区分である自社倉庫区分または前記倉庫が委託先の倉庫であること意味する区分である委託先倉庫区分であること、を特徴とする。

0010

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る倉庫取得装置は、前記所在地マスタが、所在地識別データと紐付けて、倉庫識別データであって前記商品のうち不良品を抱える倉庫である不良品倉庫を識別するための不良品倉庫識別データを複数含み、前記倉庫取得手段が、前記商品が得意先から返品される旨が指定されると、前記所在地マスタから、前記所在地取得手段で取得した所在地識別データと紐付く複数の不良品倉庫識別データのうち、前記倉庫区分取得手段で取得した倉庫区分が示す特性または役割を有する前記倉庫に格納するはずだった商品であって前記不良品であるものを格納する前記不良品倉庫についての前記不良品倉庫識別データを取得すること、を特徴とする。

0011

また、本発明に係る倉庫取得方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される倉庫取得方法であって、前記記憶部には、商品の納入先を識別するための納入先識別データと前記納入先の所在地を識別するための所在地識別データとを紐付けて含む納入先マスタと、前記商品を識別するための商品識別データと倉庫の特性または役割を示す区分である倉庫区分とを紐付けて含む商品マスタと、所在地識別データを含む所在地マスタであって所在地識別データと紐付けて前記倉庫を識別するための倉庫識別データを複数含むものと、が格納されており、前記制御部で実行される、前記納入先マスタから、指定された納入先識別データと紐付く所在地識別データを取得する所在地取得ステップと、前記商品マスタから、指定された商品識別データと紐付く倉庫区分を取得する倉庫区分取得ステップと、前記所在地マスタから、前記所在地取得ステップで取得した所在地識別データと紐付く複数の倉庫識別データのうち、前記倉庫区分取得ステップで取得した倉庫区分が示す特性または役割を有する前記倉庫についての倉庫識別データを取得する倉庫取得ステップと、を含むこと、を特徴とする。

0012

また、本発明に係る倉庫取得プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための倉庫取得プログラムであって、前記記憶部には、商品の納入先を識別するための納入先識別データと前記納入先の所在地を識別するための所在地識別データとを紐付けて含む納入先マスタと、前記商品を識別するための商品識別データと倉庫の特性または役割を示す区分である倉庫区分とを紐付けて含む商品マスタと、所在地識別データを含む所在地マスタであって所在地識別データと紐付けて前記倉庫を識別するための倉庫識別データを複数含むものと、が格納されており、前記制御部に実行させるための、前記納入先マスタから、指定された納入先識別データと紐付く所在地識別データを取得する所在地取得ステップと、前記商品マスタから、指定された商品識別データと紐付く倉庫区分を取得する倉庫区分取得ステップと、前記所在地マスタから、前記所在地取得ステップで取得した所在地識別データと紐付く複数の倉庫識別データのうち、前記倉庫区分取得ステップで取得した倉庫区分が示す特性または役割を有する前記倉庫についての倉庫識別データを取得する倉庫取得ステップと、を含むこと、を特徴とする。

発明の効果

0013

本発明によれば、納入先の所在地および商品の種類の両方を考慮して倉庫を取得できるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0014

図1は、倉庫取得装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2は、納入先マスタ、商品マスタおよび所在地マスタにおける項目の一例を示す図である。
図3は、倉庫を取得するために必要な情報を入力するための画面の一例を示す図である。
図4は、納入先マスタ、商品マスタおよび所在地マスタにおける具体的データの一例を示す図である。
図5は、製薬会社医薬品卸業者および医療機関等の関係の一例を示す図である。

実施例

0015

以下に、本発明に係る倉庫取得装置、倉庫取得方法および倉庫取得プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。

0016

[1.概要
従来においては、事業所単位で出庫倉庫を判断していたため、オペレータが気付かずに納入先から遠い倉庫を提案してしまい、無駄な輸送コストがかかってしまうという問題があった。また、適切な倉庫へ変更する際に、オペレータの入力間違いが発生することがあるという問題もあった。そこで、本実施形態においては、例えば、以下のことを可能とした。まず、納入先の所在地と商品の種類から出荷倉庫を判断し、適切な出荷倉庫を自動提案することを可能にした。また、入力オペレータの判断なく適切な出荷倉庫が選択されることで伝票登録効率を上げ入力ミスを防ぐことを可能にした。そして、複数倉庫を管理している会社に対して、業界にとらわれず、輸送コストがかからない倉庫を提案することを可能にした。更に、商品など在庫倉庫区分にて分類することを可能にした(具体的には、医療業界においては薬剤師の管理が必要な商品の分類、食品業界においては冷蔵冷凍管理が必要な商品を分類して倉庫提案することを可能にした)。

0017

つまり、簡単にいうと、本実施形態においては、納入先の場所および商品の種類で判断し、適切な倉庫から出荷すると共に倉庫を判断する手間を省きたいという要求に応え、納入先の所在地および各所在地での商品種類ごとの在庫倉庫をマスタ管理することで、出庫倉庫を自動提案できるようにした。以下、具体的な構成および動作について説明する。

0018

[2.構成]
本実施形態に係る倉庫取得装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、倉庫取得装置100の構成の一例を示すブロック図である。

0019

倉庫取得装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、倉庫取得装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォンタブレットパーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。

0020

倉庫取得装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。倉庫取得装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。

0021

通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線通信回線を介して、倉庫取得装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、倉庫取得装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。

0022

入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ家庭用テレビを含む)の他、スピーカプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボードマウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。

0023

記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置ハードディスクのような固定ディスク装置フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。

0024

記憶部106は、例えば、納入先マスタ106aと、商品マスタ106bと、所在地マスタ106cと、を備えている。

0025

納入先マスタ106aは、図2および図4に示すように、例えば、商品の納入先を識別するための納入先識別データ(納入先CDおよび納入先名)と、前記納入先の所在地を識別するための所在地識別データ(所在地CD)と、等を紐付けて含む。

0026

商品マスタ106bは、図2および図4に示すように、例えば、前記商品を識別するための商品識別データ(商品CDおよび商品名)と、倉庫の特性または役割を示す区分である倉庫区分(在庫倉庫区分)と、等を紐付けて含む。

0027

前記倉庫区分は、図4に示すように、例えば、前記倉庫が自社の倉庫であること意味する区分である自社倉庫区分(「0:自社管理品」および「2:センター管理品」)、または、前記倉庫が委託先の倉庫であること意味する区分である委託先倉庫区分(「1:委託先管理品」)である。図4の商品マスタ106bの例では、薬事品である自社商品Aについては、薬剤師がいる自社倉庫から出庫する必要があるために在庫倉庫区分を「0:自社管理品」と設定し、これに対して、薬事品ではない委託先商品Bおよびセンター商品Cについては、薬剤師がいない委託先倉庫およびセンター倉庫から出庫しても問題がないために在庫倉庫区分を「1:委託先管理品」および「2:センター管理品」と設定している。このように、商品の種類に応じて異なる在庫倉庫区分を設定しておくことで、以下の[3.処理の具体例]で詳細に説明するが、納入先の所在地だけではなく商品の種類も考慮して適切な倉庫を自動取得することができる。

0028

前記在庫倉庫区分は、商品の種類に応じて設定可能な区分であれば如何なる区分であってもよく、前段落で説明した様な倉庫の管理元がどこであるかを示す区分(「0:自社管理品」、「1:委託先管理品」および「2:センター管理品」)に限定されない。例えば、前記在庫倉庫区分は、前記商品が薬事品である場合には、倉庫における薬剤師の有無を示す区分であってもよいし、前記商品が食品である場合には、倉庫の保存機能を示す区分であってもよい。前記薬剤師の有無を示す区分とは、例えば、「薬剤師有」や「薬剤師無」等の区分である。前記保存機能を示す区分とは、例えば、「冷蔵区分」や「冷凍区分」等の区分である。

0029

所在地マスタ106cは、図2および図4に示すように、例えば、前記所在地識別データ(所在地CDおよび住所)を含み、かつ、前記所在地識別データと紐付けて前記倉庫を識別するための倉庫識別データ(倉庫CD)を複数含む。

0030

前記倉庫識別データ(倉庫CD)としては、前記商品のうち正常品を抱える倉庫である正常品倉庫を識別するための前記倉庫識別データである正常品倉庫識別データ、および、前記商品のうち不良品を抱える倉庫である不良品倉庫を識別するための前記倉庫識別データである不良品倉庫識別データの二種類が挙げられる。図4の所在地マスタ106cの例では、自社倉庫CD、委託先倉庫CDおよびセンター倉庫CDが前記正常品倉庫識別データに相当し、これに対して、自社不良品倉庫CD、委託先不良品倉庫CDおよびセンター不良品倉庫CDが前記不良品倉庫識別データに相当する。自社不良品倉庫CDで特定される倉庫は、自社倉庫CDで特定される倉庫に格納するはずだった商品であって不良品であるものを格納する倉庫であり、委託先不良品倉庫CDで特定される倉庫は、委託先倉庫CDで特定される倉庫に格納するはずだった商品であって不良品であるものを格納する倉庫であり、センター不良品倉庫CDで特定される倉庫は、センター倉庫CDで特定される倉庫に格納するはずだった商品であって不良品であるものを格納する倉庫である。

0031

そして、詳細な処理は以下の[3.処理の具体例]で説明するが、商品入力時に、商品マスタ106bの在庫倉庫区分を考慮して所在地マスタ106cから倉庫を取得して提案することができる。すなわち、商品マスタ106bにおける在庫倉庫区分=「0:自社管理品」の場合、所在地マスタ106cの自社倉庫CDが取得され、商品マスタ106bにおける在庫倉庫区分=「1:委託先管理品」の場合、所在地マスタ106cの委託先倉庫CDが取得され、商品マスタ106bにおける在庫倉庫区分=「2:センター管理品」の場合、所在地マスタ106cのセンター倉庫CDが取得される。なお、商品の返品時には、それぞれの不良品倉庫CDが取得される。

0032

制御部102は、倉庫取得装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。

0033

制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記納入先マスタから、指定された納入先識別データと紐付く所在地識別データを取得する所在地取得手段としての所在地取得部102aと、(2)前記商品マスタから、指定された商品識別データと紐付く倉庫区分を取得する倉庫区分取得手段としての倉庫区分取得部102bと、(3)前記所在地マスタから、前記所在地取得手段で取得した所在地識別データと紐付く複数の倉庫識別データのうち、前記倉庫区分取得手段で取得した倉庫区分が示す特性または役割を有する前記倉庫についての倉庫識別データを取得する倉庫取得手段としての倉庫取得部102cと、を備えている。

0034

[3.処理の具体例]
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例を説明する。本項目では、図5に示すように製薬会社、医薬品卸業者および医療機関等の3者が登場する場合において、まず、医薬品卸業者から医療機関等に商品(薬事品)を出荷する場合(図5の矢印X)の倉庫の取得について詳細に説明し、次に、医療機関等から医薬品卸業者に商品(薬事品)が返品される場合(図5の矢印Y)の倉庫の取得について簡潔に説明する。また、図5に示すように、本発明に係る倉庫取得装置100は、例えば、医薬品卸業者によって使用される。

0035

前提条件
また、本項目における処理を開始する前提条件として、倉庫を取得するために必要な情報を入力するための画面(図3参照)において、予め、伝票区分として「受注」が指定され、事業所CDとして「001(東京営業所)」が指定され、受注日として「2017/11/01」が指定され、得意先CDとして「J0001(○○株式会社)」が指定され、納入先CDとしてMA1で示すように「N0001(△△病院)」が指定され、商品CDとしてMA2で示すように「00001(自社商品A)」が指定されているものとする。

0036

[3−1.所在地取得処理
所在地取得部102aは、納入先CDと所在地CDとを含む納入先マスタ106aから、指定された納入先CDと紐付く所在地CDを取得する。

0037

具体的には、所在地取得部102aは、図4に示すように、(前提条件)で指定された納入先CD「N0001」と紐付く所在地CDとして、「010010001」を取得する。

0038

[3−2.倉庫区分取得処理]
倉庫区分取得部102bは、商品CDと在庫倉庫区分とを含む商品マスタ106bから、指定された商品CDと紐付く在庫倉庫区分を取得する。

0039

具体的には、倉庫区分取得部102bは、図4に示すように、(前提条件)で指定された商品CD「00001」と紐付く在庫倉庫区分として、「0:自社管理品」を取得する。

0040

[3−3.倉庫取得処理]
本項目においては、倉庫取得処理を、正常品倉庫から出庫(=出荷)する場合と、不良品倉庫に入庫(=返品)される場合と、に場合分けして詳細に説明する。

0041

(1)正常品倉庫から出庫(=出荷)する場合
倉庫取得部102cは、所在地CDを含む所在地マスタ106cであって所在地CDと紐付けて倉庫CDを複数含むものから、所在地取得部102aで取得した所在地CDと紐付く複数の倉庫CDのうち、倉庫区分取得部102bで取得した在庫倉庫区分が示す特性または役割を有する倉庫についての倉庫CDを取得する。

0042

具体的には、所在地取得部102aで取得した所在地CD「010010001」と紐付く倉庫CDは、図4の所在地マスタ106cに点線で囲んで示すように、自社倉庫CD「A10S」、委託先倉庫CD「B10S」、センター倉庫CD「C10S」、自社不良品倉庫CD「A10F」、委託先不良品倉庫CD「B10F」およびセンター不良品倉庫CD「C10F」の6つの倉庫CDである。当該6つの倉庫CDのうち、(前提条件)で指定された伝票区分「倉出受注」に対応する倉庫CDは、自社倉庫CD「A10S」、委託先倉庫CD「B10S」およびセンター倉庫CD「C10S」の3つの倉庫CDである。更に、当該3つの倉庫CDのうち、倉庫区分取得部102bで取得した倉庫区分「0:自社管理品」が示す特性または役割を有する倉庫は、自社倉庫CD「A10S」で特定される倉庫である。以上より、倉庫取得部102cは、医薬品卸業者から医療機関(△△病院)に商品を出荷する場合(図5の矢印X)の出庫倉庫として、自社倉庫CD「A10S」を取得する。当該取得された自社倉庫CD「A10S」は、前記画面(図3参照)のMA3の箇所にセットされる。

0043

以上、本項目(1)で説明したように、本実施形態に係る倉庫取得装置100によれば、納入先の所在地に近い自社倉庫、委託先倉庫およびセンター倉庫の3つの倉庫の中から、商品が「薬事品」であるということを考慮して、当該3つの倉庫のうち薬剤師が唯一いる倉庫である自社倉庫を出庫倉庫として取得することができる。

0044

(2)不良品倉庫に入庫(=返品)される場合
倉庫取得部102cは、前記商品が得意先から返品される旨が指定されると、所在地CDを含む所在地マスタ106cであって所在地CDと紐付けて倉庫CDを複数含むものから、所在地取得部102aで取得した所在地CDと紐付く複数の不良品倉庫CDのうち、倉庫区分取得部102bで取得した在庫倉庫区分が示す特性または役割を有する倉庫に格納するはずだった商品であって不良品であるものを格納する不良品倉庫についての不良品倉庫CDを取得する。

0045

具体的には、(前提条件)での前提を変更し、仮に、伝票区分として「受注返品」が指定されたとする。図4に点線で囲んで示す前記6つの倉庫CDのうち、当該指定された伝票区分「受注返品」に対応する倉庫CDは、自社不良品倉庫CD「A10F」、委託先不良品倉庫CD「B10F」およびセンター不良品倉庫CD「C10F」の3つの不良品倉庫CDである。当該3つの不良品倉庫CDのうち、倉庫区分取得部102bで取得した倉庫区分「0:自社管理品」が示す特性または役割を有する倉庫である「自社倉庫」に格納するはずだった商品であって不良品であるものを格納する不良品倉庫は、自社不良品倉庫CD「A10F」で特定される倉庫である。以上より、倉庫取得部102cは、医療機関等から医薬品卸業者に商品(薬事品)が返品される場合(図5の矢印Y)の入庫倉庫として、自社不良品倉庫CD「A10F」を取得する。

0046

以上、本項目(2)で説明したように、本実施形態に係る倉庫取得装置100によれば、所在地マスタ106cにおいて正常品倉庫CDとは別に不良品倉庫CDを設けることで、得意先から商品を返品された際に、正常品倉庫ではなく不良品倉庫に入庫することで、戻ってきた不良商品が他の出庫処理の際に引当対象とならないようにすることができる。

0047

[4.本実施形態のまとめ]
このように、本実施形態に係る倉庫取得装置100によれば、納入先の所在地および商品の種類の両方を考慮して倉庫を取得できる。このため、例えば、納入先の所在地および商品の種類の両方を考慮した倉庫を、出庫の業務にまだ慣れていない新任の担当者であっても正確かつ容易に把握することができる。

0048

[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。

0049

例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。

0050

また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。

0051

また、倉庫取得装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。

0052

例えば、倉庫取得装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて倉庫取得装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。

0053

また、このコンピュータプログラムは、倉庫取得装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。

0054

また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。

0055

また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後インストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。

0056

記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。

0057

また、倉庫取得装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、倉庫取得装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。

0058

更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。

0059

本発明は、例えば、複数の倉庫を用いて在庫管理を行う業界において有用である。

0060

100倉庫取得装置
102 制御部
102a所在地取得部
102b倉庫区分取得部
102c 倉庫取得部
104通信インターフェース部
106 記憶部
106a納入先マスタ
106b商品マスタ
106c 所在地マスタ
108入出力インターフェース部
112入力装置
114出力装置
200サーバ
300 ネットワーク

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