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技術 sGC刺激薬

出願人 サイクレリオン・セラピューティクス,インコーポレーテッド
発明者 ナカイ,タカシムーア,ジョエルパール,ニコラスロバートイエンガー,ラジェッシュアール.マーメリアン,アライム,ギュンジェイミーイ,トーマスワイホハドソン,コリーンレニー,グレンロバートジア,ジェームズレンハウ,ポールアレンバーデン,ティモシークロードユ,シャンワイシェペック,ジェームズエドワードイヤー,カールティックチョン,ジュンミルン,ジョージトッドロング,キンバリーカファダーカリー,マークジー.
出願日 2020年5月7日 (7ヶ月経過) 出願番号 2020-081703
公開日 2020年9月10日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-143092
状態 未査定
技術分野 窒素含有縮合複素環(3) Nおよび(O又はS)縮合複素環 その他のN系縮合複素環2 他の有機化合物及び無機化合物含有医薬 その他のN系縮合複素環1 複数複素環系化合物 O,S系縮合複素環 化合物または医薬の治療活性
主要キーワード 字型フック 膨潤材料 半透過性層 予備品 単極性パルス パラメータ対 トリフルオロ乳酸 トランス対
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月10日)のものです。
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課題

解決手段

下式Iで表わされる化合物。((JC)p−環Cは置換イソキサゾリル基等の置換可単環式員ヘテロアリール基;(JB)n−環Bは置換可フェニル基フェニル、、1若しくは2個の環構成窒素原子を含有する置換可6員ヘテロアリール基、又はチエニル基;X1はCH、N等;JAはH、ハロゲン等;JDはH、ハロゲン等;N(R1)R2は置換可アミノ基、置換可含窒素複素環基等。)

概要

背景

可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)は、インビボ一酸化窒素(NO)の一次受容体である。sGCは、NO依存性及びNO非依存性メカニズムの両方を介して活性化され得る。この活性化に応答して、sGCは、GTP二次メッセンジャー環状GMPcGMP)に変換する。cGMPレベルの上昇は、今度は、タンパク質キナーゼホスホジエステラーゼ(PDE)、及びイオンチャネルを含む下流エフェクターの活性を調節する。

体内において、NOは、様々な一酸化窒素シンターゼ(NOS)酵素により、そして無機硝酸塩の逐次還元により、アルギニン及び酸素から合成される。NOSの3つの明確に異なるアイソフォーム、すなわち、活性化マクロファージ細胞内で見出される誘導型NOS(iNOSまたはNOSII)、神経伝達及び長期増強作用に関与する構成的神経型NOS(nNOSまたはNOSI)、ならびに平滑筋弛緩及び血圧を調節する構成的内皮型NOS(eNOSまたはNOSIII)が特定されている。

実験的及び臨床的証拠は、内因的に産生されるNOへの生物学的利用能及び/または応答性の低下が、循環器、内皮、腎臓及び肝臓疾患、ならびに勃起機能不全及び他の性障害(例えば、女性性障害または委縮)の発症に寄与することが示されている。特に、NOシグナル伝達経路は、例えば、全身及び肺高血圧症心不全狭心症、脳卒中、血栓症、及び他の血栓塞栓疾患、末梢動脈疾患肝臓、または腎臓の線維症、及び粥状動脈硬化を含む循環器疾患において変化する。

sGC刺激薬は、例えば、脂質異常症、高コレステロール血症高トリグリセリド血症シトステロール血症脂肪性肝疾患、及び肝炎などの脂質関連障害治療においても有用である。

肺高血圧症(PH)は、肺の脈管構造肺動脈肺静脈、及び肺毛細管)における血圧の持続的上昇により、右心肥大を生じ、最終的に右心不全及び死亡に至らしめることを特徴とする疾患である。PHにおいて、NO及びプロスタサイクリンなどの他の血管拡因子生物活性が低減し、一方では、エンドセリンなどの内因性血管収縮物質の産生が増加して、過剰な肺血管収縮をもたらす。sGC刺激薬は、平滑筋弛緩を促進して血管拡張をもたらすので、PHの治療に使用されてきた。

NO非依存性sGC刺激薬での治療はまた、健常なウサギラット、及びヒトの海綿体においても平滑筋弛緩を促進して、陰茎勃起を誘発し、sGC刺激薬が勃起機能不全を治療するのに有用であることを示す。

本明細書に開示されるものなどのNO非依存性ヘム依存性sGC刺激薬は、それらの活性のための還元ヘム補欠分子部分の存在への必須の依存性、NOと組み合わせた場合の強い相乗酵素活性化、及びNOと独立したsGCの直接刺激によるcGMP合成の刺激を含む、いくつかの重要な識別特性を有する。ベンジルインダゾール化合物のYC−1は、特定された最初のsGC刺激薬であった。それ以来、sGCに対する改善された効能及び特異性を有するさらなるsGC刺激薬が開発されている。これらの化合物は、抗凝集、抗増殖、及び血管拡張作用をもたらすことが示されている。

sGCをNO非依存的方式で刺激する化合物は、他の現行代替治療法を超える著しい利益を提示するので、新規のsGC刺激薬を開発することが必要である。それらは、肺高血圧症、動脈性高血圧症、心不全、粥状動脈硬化、炎症、血栓症、腎線維症及び不全肝硬変肺線維症、勃起機能不全、女性の性的興奮障害及び膣委縮、ならびに他の循環器障害などの障害の予防、管理、及び治療において有用である可能性ががあり、それらは、脂質関連障害の予防、管理、及び治療にも有用である可能性がある。

概要

可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)を一酸化窒素(NO)非依存的に活性化する新規方法の提供。下式Iで表わされる化合物。((JC)p−環Cは置換イソキサゾリル基等の置換可単環式員ヘテロアリール基;(JB)n−環Bは置換可フェニル基フェニル、、1若しくは2個の環構成窒素原子を含有する置換可6員ヘテロアリール基、又はチエニル基;X1はCH、N等;JAはH、ハロゲン等;JDはH、ハロゲン等;N(R1)R2は置換可アミノ基、置換可含窒素複素環基等。)なし

目的

製剤はまた、薬物(すなわち、式I及び式I’の化合物またはその薬学的組成物)の巧妙な発現を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

式I’、に従う化合物、またはその薬学的に許容される塩であって、式中、X1が、N、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、及びCFから選択され、X2が、独立して、NまたはCから選択され、Wが、i)不在であり、JBが、2つのJ基を有する炭素原子直接接続され、各Jが、独立して、水素またはメチルから選択され、nが、1であり、JBが、最大9つの事例のフッ素で任意に置換されるC1−7アルキル鎖であり、任意に、前記C1−7アルキル鎖の1つの−CH2−単位が、−O−または−S−で置換され得るか、ii)フェニル、またはN、O、もしくはSから選択される1個もしくは2個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環である環Bであり、環Bがフェニルまたは5もしくは6員のヘテロアリール環である場合、各Jは、水素であり、nは、0〜3から選択される整数であり、各JBは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−ORB、またはC3−8脂環式基から選択され、それぞれの前記C1−6脂肪族及びそれぞれの前記C3−8脂環式基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR3で置換され、各RBは、独立して、水素、C1−6脂肪族、またはC3−8脂環族から選択され、C1−6脂肪族である前記RBのそれぞれ、及びC3−8脂環式環である前記RBのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR3aで置換されるか、のいずれかであり、各R3が、独立して、ハロゲン、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)から選択され、各R3aが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)から選択され、oが、1、2、及び3から選択される整数であり、各JDが、独立して、JA、ハロゲン、−CN、−NO2、−ORD、−SRD、−C(O)RD、−C(O)ORD、−OC(O)RD、−C(O)N(RD)2、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)RD、−N(Rd)C(O)ORD、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−OC(O)N(RD)2、−SO2RD、−SO2N(RD)2、−N(Rd)SO2RD、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−RD、C3−8脂環式環、6〜10員のアリール環、4〜8員の複素環式環、または5〜10員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの前記4〜8員の複素環式環及びそれぞれの前記5〜10員のヘテロアリール環が、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、それぞれの前記C1−6脂肪族、前記−(C1−6脂肪族)−RD部分のそれぞれの前記C1−6脂肪族部分、それぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記6〜10員のアリール環、それぞれの前記4〜8員の複素環式環、及びそれぞれの前記5〜10員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5dで置換され、少なくとも1つのJDが、水素ではなく、JAが、水素、ハロゲン、メチル、ヒドロキシルメトキシトリフルオロメチルトリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、Ra及びRbが、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、もしくは3−6シクロアルキル環から選択されるか、または、Ra及びRbが、それらが両方とも結合する窒素原子一緒に、N、O、及びSから選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有する4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、前記4〜8員の複素環式環及び5員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフッ素で置換され、各RDが、独立して、水素、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−Rf、C3−8脂環式環、4〜10員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの前記4〜10員の複素環式環及びそれぞれの前記5〜6員のヘテロアリール環が、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、それぞれの前記C1−6脂肪族、前記−(C1−6脂肪族)−Rf部分のそれぞれの前記C1−6脂肪族部分、それぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記4〜10員の複素環式環、それぞれの前記フェニル、及びそれぞれの前記5〜6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5aで置換され、いずれかのRDがC1−6脂肪族または−(C1−6脂肪族)−Rf基のうちの1つである場合、前記C1−6脂肪族鎖を形成する1つもしくは2つの−CH2−単位は、任意に、−N(Rd)−、−CO−、または−O−から独立して選択される基で置換され得るが、但し、X1がCH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、またはCFのうちの1つであり、X2がCであり、少なくとも1つのJDが−N(RD)2であり、かつ前記環Dの2個の窒素原子に対してオルトであるピリミジン環炭素のうちの1つに結合する場合、1つの事例のRDは、ピリジンまたはピリミジンでないことを条件とし、各Rdが、独立して、水素、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−Rf、C3−8脂環式環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの前記4〜8員の複素環式環及びそれぞれの前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、それぞれの前記C1−6脂肪族、前記−(C1−6脂肪族)−Rf部分のそれぞれの前記C1−6脂肪族部分、それぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記4〜8員の複素環式環、それぞれの前記フェニル、及びそれぞれの前記5〜6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5bで置換され、いずれかのRdがC1−6脂肪族または−(C1−6脂肪族)−Rf基のうちの1つである場合、前記C1−6脂肪族鎖を形成する1つもしくは2つの−CH2−単位は、任意に、−N(Rd)−、−CO−、または−O−から独立して選択される基で置換され得、各Rfが、独立して、C1−3アルキル、C3−8脂環式環、4〜10員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの前記4〜10員の複素環式環及びそれぞれの前記5〜6員のヘテロアリール環が、O、N、またはSから独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、それぞれの前記C3−8脂環式環、それぞれの前記4〜10員の複素環式環、それぞれの前記フェニル、及びそれぞれの前記5〜6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5cで置換され、JDが−C(O)N(RD)2、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−OC(O)N(RD)2、または−SO2N(RD)2である場合、2つのRD基は、2つのRD基に結合した窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの前記4〜8員の複素環式環及びそれぞれの前記5員のヘテロアリール環は、2つのRD基が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、それぞれの前記4〜8員の複素環式環及びそれぞれの前記5員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、JDが−N(Rd)C(O)RDである場合、RD基は、RD基に結合した炭素原子と一緒に、Rd基に結合した窒素原子と一緒に、そしてRd基と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの前記4〜8員の複素環式環及びそれぞれの前記5員のヘテロアリール環は、Rd基が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、それぞれの前記4〜8員の複素環式環及びそれぞれの前記5員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、JDが−N(Rd)C(O)ORDである場合、RD基は、RD基に結合した酸素原子と一緒に、−N(Rd)C(O)ORD基の−C(O)−部分の炭素原子と一緒に、Rd基に結合した窒素原子と一緒に、そして前記Rd基と一緒に、4〜8員の複素環式環を形成し得、前記4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、JDが−N(Rd)C(O)N(RD)2である場合、窒素原子に結合したRD基のうちの1つは、前記窒素原子と一緒に、そしてRd基及び前記Rd基に結合したN原子と一緒に、4〜8員の複素環式環を形成し得、前記4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、JDが−N(Rd)SO2RDである場合、RD基は、RD基に結合した硫黄原子と一緒に、Rd基に結合した窒素原子と一緒に、そして前記Rd基と一緒に、組み合わさって4〜8員の複素環式環を形成し得、前記4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、各R5が、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R6、−OR6、−SR6、−COR6、−OC(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−C(O)N(R6)SO2R6、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)C(O)OR6、−N(R6)C(O)N(R6)2、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)2、−SO2N(R6)COOR6、−SO2N(R6)C(O)R6、−N(R6)SO2R6、−(C=O)NHOR6、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジルオキソ基、または二環式基から選択され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキル、前記−(C1−6アルキル)−R6部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、前記二環式基が、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、前記環1が、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、前記環2が、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、前記二環式基が、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、JDの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5が、それらが結合する前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、前記二環系の2つの環が、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−CONH2、−OH、またはハロゲンで置換され、Rが、水素またはC1−2アルキルであり、各R5a及び各R5bが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)R6a、−OR6a、−SR6a、−COR6a、−OC(O)R6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−C(O)N(R6a)SO2R6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)C(O)OR6a、−N(R6a)C(O)N(R6a)2、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6a)2、−SO2N(R6a)COOR6a、−SO2N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)SO2R6a、−(C=O)NHOR6a、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環が、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキル、前記−(C1−6アルキル)R6a部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、前記二環式基が、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、前記環1が、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、前記環2が、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、前記二環式基が、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、それぞれ、RDまたはRdの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5aまたは2つの事例のR5bが、それらが結合する前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、前記二環系の2つの環が、互いに対してスピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rが、水素またはC1−2アルキルであり、各R5cが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R6b、−OR6b、−SR6b、−COR6b、−OC(O)R6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−C(O)N(R6b)SO2R6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)C(O)OR6b、−N(R6b)C(O)N(R6b)2、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6b)2、−SO2N(R6b)COOR6b、−SO2N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)SO2R6b、−(C=O)NHOR6b、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、及び前記4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記−(C1−6アルキル)−R6b部分のC1−6アルキル部分、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、及び前記フェニル基のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、前記二環式基が、縮合関係または架橋関係にある第1の環及び第2の環を含有し、前記第1の環が、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、前記第2の環が、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、前記二環式基が、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、Rfの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5cが、それが結合する前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、前記二環系の2つの環が、互いに対してスピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−CONH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rが、水素またはC1−2アルキルであり、各R5dが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R6、−OR6、−SR6、−COR6、−OC(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)C(O)OR6、−N(R6)C(O)N(R6)2、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)COR6、−SO2N(R6)2、−N(R6)SO2R6、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環が、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキル、前記−(C1−6アルキル)−R6部分のC1−6アルキル部分、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、またはフェニル基のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(ハロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、JDの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5dが、それらが結合するJDの前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、前記二環系の2つの環が、互いに対してスピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−C(O)NH2、−OH、またはハロゲンで置換され、Rが、水素またはC1−2アルキルであり、各R6が、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、各R6aが、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−C(O)N(C1−6アルキル)2、−C(O)NH(C1−6アルキル)、−C(O)N(C1−6ハロアルキル)2、−C(O)NH(C1−6ハロアルキル)、C(O)N(C1−6アルキル)(C1−6ハロアルキル)、−COO(C1−6アルキル)、−COO(C1−6ハロアルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、各R6bが、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、R5またはR5dの同一の窒素原子に結合した2つの事例のR6が、それぞれ、R5またはR5dの前記窒素原子と一緒に、5〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの前記5〜8員の複素環式環及びそれぞれの前記5員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、R5aまたはR5bの窒素原子に結合した2つの事例のR6aが、前記窒素と一緒に、5〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの前記5〜8員の複素環式環及びそれぞれの前記5員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、R5cの窒素原子に結合した2つの事例のR6bが、前記窒素と一緒に、5〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの前記5〜8員の複素環式環及びそれぞれの前記5員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、2個の隣位環D原子に結合した2つのJD基が、前記2個の隣位環D原子と一緒になって、環Dに縮合されている5〜7員の複素環または5員のヘテロアリール環を形成し得、前記5〜7員の複素環または前記5員の環ヘテロアリールが、N、O、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、前記5〜7員の複素環または前記5員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のオキソまたは−(Y)−R9で置換され、式中、Yが、不在であるか、または最大6つの事例のフルオロで任意に置換されるC1−6アルキル鎖の形態の結合であるかのいずれかであり、Yが前記C1−6アルキル鎖である場合、このアルキル鎖の最大3個のメチレン単位は、−O−、−C(O)−、または−N((Y)−R90)−から選択される基で置換され得、i)式中、Yが不在である場合、各R90は、独立して、水素、−COR10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの前記4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11で置換され、ii)Yが存在する場合、各R90は、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−OR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10)2、−N(R10)2、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−N(R10)SO2R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの前記4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11で置換され、各R9が、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−OR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10)2、−N(R10)2、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−N(R10)SO2R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの前記4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11で置換され、各R10が、独立して、水素、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R13、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環が、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記−(C1−6アルキル)−R13部分のC1−6アルキル部分、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11aで置換され、各R13が、独立して、フェニル、ベンジル、C3−6シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環が、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、それぞれの前記フェニル、前記ベンジルのそれぞれ、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11bで置換され、各R11が、独立して、ハロゲン、オキソ、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−N(R12)C(O)R12,−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、または−N(R12)SO2R12から選択され、前記C1−6アルキルのそれぞれが、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または3つの事例のR12で置換され、各R11aが、独立して、ハロゲン、オキソ、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−N(R12)C(O)R12,−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、または−N(R12)SO2R12から選択され、前記C1−6アルキルのそれぞれが、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または3つの事例のR12で置換され、各R11bが、独立して、ハロゲン、C1−6アルキル、オキソ、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−N(R12)C(O)R12,−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、または−N(R12)SO2R12から選択され、前記C1−6アルキルのそれぞれが、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または3つの事例のR12で置換され、各R12が、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環が、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、またはオキソで置換され、RCが、i)環Cであるか、ii)ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−RN、−COR7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)C(O)R7、−N(R7)C(O)OR7、−N(R7)C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、−SO2N(R7)2、−C(O)N(R7)SO2R7、−SO2N(R7)COOR7、−SO2N(R7)C(O)R7、または−N(R7)SO2R7から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、前記−(C1−6アルキル)−RNのそれぞれのC1−6アルキル部分が、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び最大2つの事例の−CN、−OR8、オキソ、−N(R8)2、−N(R8)C(O)R8、−N(R8)C(O)R8、−C(O)N(R8)2、、−N(R8)C(O)N(R8)2、−SO2R8、−SO2N(R8)2、−NHOR8、−SO2N(R8)COOR8、−SO2N(R8)C(O)R8、−N(R8)SO2R8で置換されるか、のいずれかであり、各R7が、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、フェニル、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、各R8が、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、各RNが、独立して、フェニル環、単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環、単環式のC3−6脂環式環、または単環式の4〜6員の複素環から選択され、前記単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環または前記単環式の4〜6員の複素環が、N、O、またはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、前記単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環が、1,3,5−トリアジニル環ではなく、前記フェニル、前記単環式の5〜6員のヘテロアリール環、前記単環式のC3−6脂環式環、または前記単環式の4〜6員の複素環が、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または最大3つの事例のJMで置換され、各JMが、独立して、−CN、C1−6脂肪族、−ORM、−SRM、−N(RM)2、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、前記4〜8員の複素環式環が、N、O、またはSから独立して選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含有し、それぞれの前記C1−6脂肪族、それぞれの前記C3−8脂環式環、及びそれぞれの前記4〜8員の複素環式環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR7cで置換され、各RMが、独立して、水素、C1−6脂肪族、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、それぞれの前記4〜8員の複素環式環が、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、環Cが、フェニル環、単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環、二環式の8〜10員のヘテロアリール環、単環式の3〜10員の脂環式環、または単環式の4〜10員の複素環であり、前記単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環、前記二環式の8〜10員のヘテロアリール環、または前記単環式の4〜10員の複素環が、N、O、またはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、前記単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環が、1,3,5−トリアジニル環ではなく、前記フェニル、単環式の5〜6員のヘテロアリール環、二環式の8〜10員のヘテロアリール環、単環式の3〜10員の脂環式環、または単環式の4〜10員の複素環が、任意にかつ独立して、最大pの事例のJC’で置換され、pが、0または1〜3から選択される整数であり、各JCが、独立して、ハロゲン、−CN、−NO2、C1−6脂肪族、−ORH、−SRH、−N(RH)2、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、前記4〜8員の複素環式環が、N、O、またはSから独立して選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含有し、それぞれの前記C1−6脂肪族、それぞれの前記C3−8脂環式環、及びそれぞれの前記4〜8員の複素環式環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR7dで置換されるか、または代替として、2個の隣位環C原子に結合した2つのJC’基が、前記2個の隣位環C原子と一緒になって、環Cに縮合された新たな環である5〜7員の複素環を形成し、前記5〜7員の複素環が、N、O、またはSから独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を含有し、各RHが、独立して、水素、C1−6脂肪族、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、それぞれの前記4〜8員の複素環式環が、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有するか、あるいは、−N(RH)2の同じ窒素原子に結合した2つの事例のRHが、−N(RH)2の前記窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、それぞれの前記4〜8員の複素環式環及びそれぞれの前記5員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、各R7cが、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−NO2、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C3−8シクロアルキル環、−OR8b、−SR8b、−N(R8b)2、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R7dが、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−NO2、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C3−8シクロアルキル環、−OR8c、−SR8c、−N(R8c)2、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R8bが、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、各R8cが、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換されるが; 及び但し、前記化合物が、以下に表される化合物、(式中、JDが、エチレンまたは−N(Me)2のいずれかであり、JAが、水素またはメチルのいずれかであり、JBが、フルオロまたはC1−2アルコキシのいずれかである)ではないことを条件とする、前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項2

Wが不在である、請求項1に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項3

前記化合物が、式II’a、によって表され、式中、Qが、最大9つの事例のフッ素で任意に置換されるC1−7アルキル基を表す、請求項2に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項4

Qが、最大5つの事例のフッ素で置換される、請求項3に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項5

式III’a、によって表され、式中、Q’が、最大6つの事例のフッ素で任意に置換されるC1−6アルキル鎖であり、X2がNである場合、−N(R1)(R2)部分は不在であり、X2がCである場合、−N(R1)(R2)部分は存在し、R1及びR2が、それらが結合する窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、前記4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環が、R1及びR2が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、最大5つの事例のR5eで任意に置換され、各R5eが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアキル、−OR6、−SR6、−OCOR6、−COR6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)COR6、−SO2N(R6)2、−N(R6)SO2R6、ベンジル、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル環及びそれぞれの前記ベンジル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C1−6アルキル、前記−(C1−4アルキル)−R6部分のそれぞれのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6が、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、R1、R2、ならびにR1及びR2が結合する窒素によって形成された前記環の同一もしくは異なる原子に結合したR5eの前記事例のうちの2つが、前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、前記二環系の2つの環が、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rが、水素またはC1−2アルキルであるか、あるいは、R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール、フェニル、またはC1−6アルキル−RYから選択され、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記C1−6アルキル−RY部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環基、5もしくは6員のヘテロアリール、フェニル、及びC1−6アルキル−RYが、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5fで置換され、RYが、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、前記4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれが、N、O、またはSから独立して選択される1〜4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれが、最大5つの事例のR5gで任意に置換され、各R5fが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6a、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6a、−SR6a、−OCOR6a、−COR6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2N(R6a)2、−N(R6a)SO2R6a、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6a)COR6a、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−NO2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C7−12アラルキル、C1−6アルキル、それぞれの前記−(C1−4アルキル)−R6aのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6aが、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、R1またはR2のうちの1つが、最大5つの事例のR5fで置換された前記C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリールである場合、前記R1またはR2の同一もしくは異なる環原子に結合したR5fの前記事例のうちの2つは、前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環を形成して、二環系をもたらし、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環は、最大2つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)O(C1−4アルキル)、−NR’(CO)O(C1−4アルキル)、またはハロゲンで任意に置換され、R’は、水素またはC1−2アルキルであり、各R5gが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6b、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6b、−SR6b、−OCOR6b、−COR6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2N(R6b)2、−N(R6b)SO2R6b、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6b)COR6b、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル及びそれぞれの前記ベンジル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−NO2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記(C1−4アルキル)−R6b部分のC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6bが、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換されるか、あるいは、RYの同一もしくは異なる環原子に結合した2つの事例のR5gが、前記環原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成して、二環系をもたらし、その2つの環が、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個のヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR”(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、R”が、水素またはC1−2アルキルであり、前記2個の隣位環D原子に結合した前記2つのJD基が、前記2個の隣位環D原子と一緒になって、環Dに縮合されている5〜6員の複素環または5員のヘテロアリール環を任意に形成し得、前記5〜6員の複素環または前記5員の環ヘテロアリールが、N、O、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、前記5〜6員の複素環または前記5員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のオキソまたは−(Y)−R9で置換される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の前記化合物。

請求項6

X1及びX2の前記2つの事例のうちの少なくとも1つがNである、請求項5に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項7

X1及びX2の一方の事例のみがNであり、他方が置換基を有するCである、請求項6に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項8

X2が、環D上のCであり、かつ、JDで任意に置換される、請求項6または請求項7に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項9

式IV’a、によって表され、式中、JAが、水素、ハロゲン、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、Ra及びRbが、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、もしくは3−6シクロアルキル環から選択されるか、または、Ra及びRbが、それらが両方とも結合する窒素原子と一緒に、N、O、及びSから選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有する4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、前記4〜8員の複素環式環及び5員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフッ素で置換され、JDが、水素またはフッ素から選択され、R1及びR2が、それらが結合する窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、前記4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環が、R1及びR2が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、最大5つの事例のR5eで任意に置換され、各R5eが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6、−SR6、−OCOR6、−COR6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)COR6、−SO2N(R6)2、−N(R6)SO2R6、ベンジル、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル環及びそれぞれの前記ベンジル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C1−6アルキル、前記−(C1−4アルキル)−R6部分のそれぞれのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6が、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、R1、R2、ならびにR1及びR2が結合する窒素によって形成された前記環の同一もしくは異なる原子に結合したR5eの前記事例のうちの2つが、前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、前記二環系の2つの環が、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rが、水素またはC1−2アルキルであるか、あるいは、R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール、フェニル、またはC1−6アルキル−RYから選択され、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記C1−6アルキル−RY部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環基、5もしくは6員のヘテロアリール、フェニル、及びC1−6アルキル−RYが、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5fで置換され、RYが、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、前記4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれが、N、O、またはSから独立して選択される1〜4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれが、最大5つの事例のR5gで任意に置換され、各R5fが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6a、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6a、−SR6a、−OCOR6a、−COR6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2N(R6a)2、−N(R6a)SO2R6a、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6a)COR6a、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−NO2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C7−12アラルキル、C1−6アルキル、それぞれの前記−(C1−4アルキル)−R6aのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6aが、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、R1またはR2のうちの1つが、最大5つの事例のR5fで置換された前記C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリールである場合、前記R1またはR2の同一もしくは異なる環原子に結合したR5fの前記事例のうちの2つは、前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環を形成して、二環系をもたらし、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環は、最大2つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)O(C1−4アルキル)、−NR’(CO)O(C1−4アルキル)、またはハロゲンで任意に置換され、R’は、水素またはC1−2アルキルであり、各R5gが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6b、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6b、−SR6b、−OCOR6b、−COR6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2N(R6b)2、−N(R6b)SO2R6b、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6b)COR6b、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル及びそれぞれの前記ベンジル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−NO2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記(C1−4アルキル)−R6b部分のC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6bが、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換されるか、あるいは、RYの同一もしくは異なる環原子に結合した2つの事例のR5gが、前記環原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成して、二環系をもたらし、その2つの環が、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個のヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR”(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、R”が、水素またはC1−2アルキルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の前記化合物。

請求項10

式II’b、によって表され、式中、環Bが、フェニル、またはN、O、もしくはSから選択される1個もしくは2個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環である、請求項1に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項11

環D上のX2が、JDで任意に置換される炭素である、請求項10に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項12

環D上のX2が、窒素である、請求項10に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項13

各JDが、独立して、JA、ハロゲン、C1−6脂肪族、−N(RD)2、−N(Rd)CORD、−N(Rd)COORD、−ORD、−N(Rd)SO2RD、または任意に置換されるC3−8脂環式環から選択される、請求項11または請求項12に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項14

oが2であり、各JDが、独立して、ハロゲン原子または−N(RD)2、−N(Rd)CORD、−OH、−N(Rd)COORD、または−N(Rd)SO2RDから選択される、請求項13に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項15

oが2であり、一方の事例のJDがフルオロまたはクロロであり、他方の事例のJDが−OHである、請求項13に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項16

oが2であり、一方の事例のJDが−NH2であり、他方が、独立して、−N(RD)2、−NHCORD、−N(Rd)COORD、または−N(Rd)SO2RDから選択され、式中、−N(RD)2における少なくとも1つの事例のRDが、水素ではない、請求項13に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項17

oが2であり、一方の事例のJDが、独立して、−N(RD)2または−NHCORDから選択され、他方の事例のJDが、フルオロまたはクロロから選択される、請求項13に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項18

oが1であり、JDがアミノである、請求項13に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項19

前記化合物が、式III’bまたはIII’cのうちの1つによって表される、請求項1及び10〜18のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項20

式IV’bまたは式IV’c、によって表され、式中、X2がNである場合、−N(R1)(R2)部分は不在であり、X2がCである場合、−N(R1)(R2)部分は存在し、R1及びR2が、それらが結合する窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、前記4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環が、R1及びR2が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、最大5つの事例のR5eで任意に置換され、各R5eが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6、−SR6、−OCOR6、−COR6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)COR6、−SO2N(R6)2、−N(R6)SO2R6、ベンジル、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル環及びそれぞれの前記ベンジル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C1−6アルキル、前記−(C1−4アルキル)−R6部分のそれぞれのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6が、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、R1、R2、ならびにR1及びR2が結合する窒素によって形成された前記環の同一もしくは異なる原子に結合したR5eの前記事例のうちの2つが、前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、前記二環系の2つの環が、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rが、水素またはC1−2アルキルであるか、あるいは、R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール、フェニル、またはC1−6アルキル−RYから選択され、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記C1−6アルキル−RY部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環基、5もしくは6員のヘテロアリール、フェニル、及びC1−6アルキル−RYが、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5fで置換されるが、但し、前記化合物が式IV’bのものである場合、X2はCであり、1つの事例のR1またはR2はピリジンまたはピリミジンではないことを条件とし、RYが、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、前記4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれが、N、O、またはSから独立して選択される1〜4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれが、最大5つの事例のR5gで任意に置換され、各R5fが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6a、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6a、−SR6a、−OCOR6a、−COR6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2N(R6a)2、−N(R6a)SO2R6a、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6a)COR6a、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−NO2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C7−12アラルキル、C1−6アルキル、それぞれの前記−(C1−4アルキル)−R6aのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6aが、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、R1またはR2のうちの1つが、最大5つの事例のR5fで置換された前記C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリールである場合、前記R1またはR2の同一もしくは異なる環原子に結合したR5fの前記事例のうちの2つは、前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環を形成して、二環系をもたらし、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環は、最大2つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)O(C1−4アルキル)、−NR’(CO)O(C1−4アルキル)、またはハロゲンで任意に置換され、R’は、水素またはC1−2アルキルであり、各R5gが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6b、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6b、−SR6b、−OCOR6b、−COR6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2N(R6b)2、−N(R6b)SO2R6b、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6b)COR6b、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル及びそれぞれの前記ベンジル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−NO2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記(C1−4アルキル)−R6b部分のC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6bが、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換されるか、代替として、RYの同一もしくは異なる環原子に結合した2つの事例のR5gが、前記環原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成して、二環系をもたらし、その2つの環が、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個のヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR”(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、R”が、水素またはC1−2アルキルであり、前記2個の隣位環D原子に結合した前記2つのJD基が、前記2個の隣位環D原子と一緒になって、環Dに縮合されている5〜6員の複素環または5員のヘテロアリール環を任意に形成し得、前記5〜6員の複素環または前記5員の環ヘテロアリールが、N、O、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、前記5〜6員の複素環または前記5員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のオキソまたは−(Y)−R9で置換される、請求項1または請求項10に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項21

X2が窒素であり、−NR1R2部分が不在である、請求項20に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項22

X2が炭素であり、−NR1R2部分が存在する、請求項20に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項23

式V’b、によって表され、式中、JAが、水素、ハロゲン、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、Ra及びRbが、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、もしくは3−6シクロアルキル環から選択されるか、またはRa及びRbが、それらが両方とも結合する窒素原子と一緒に、N、O、及びSから選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有する4〜8員の複素環式環、または5員のヘテロアリール環を形成し、前記4〜8員の複素環式環及び5員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフッ素で置換され、JDが、不在であるか、またはフッ素であるかのいずれかである、請求項1、10〜20、及び22のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項24

環Bが、フェニルまたは6員のヘテロアリール環である、請求項1及び10〜18のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項25

nが、1〜3から選択される整数であり、各JBが、独立して、ハロゲン、C1−6脂肪族、または−ORBから選択される、請求項24に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項26

各JBが、独立して、ハロゲンから選択される、請求項25に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項27

各JBが、独立して、フルオロまたはクロロから選択される、請求項26に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項28

各JBがフルオロである、請求項27に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項29

各JBが、メチルまたはエチルである、請求項25に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項30

nが1である、請求項25に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項31

JBが、ハロゲン原子から選択される、請求項30に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項32

JBがフルオロまたはクロロである、請求項31に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項33

JBがフルオロである、請求項32に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項34

少なくとも1つのJBが、環Bと環Aとの間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトである、請求項25に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項35

各JBが、独立して、ハロゲンから選択される、請求項34に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項36

各JBが、独立して、フルオロまたはクロロから選択される、請求項35に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項37

各JBがフルオロである、請求項36に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項38

nが1であり、環Bとピラゾリル環との間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトであるJBが、フルオロである、請求項37に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項39

環Bが、6員のヘテロアリール環である、請求項1、10〜18、及び24〜38のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項40

環Bが、ピリジル環である、請求項39に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項41

環Bが、ピリミジニル環である、請求項39に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項42

oが、1、2、及び3から選択される整数である、請求項1〜4、10〜19、または24〜41のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項43

各JDが、独立して、ハロゲン、C1−6脂肪族、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)RD、−N(Rd)C(O)ORD、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−SO2RD、−SO2N(RD)2、−N(Rd)SO2RD、−ORD、または任意に置換されるC3−8脂環式環から選択される、請求項42に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項44

oが1または2であり、各JDが、独立して、ハロゲン原子または−N(RD)2、−N(Rd)CORD、−OH、−N(Rd)COORD、または−N(Rd)SO2RDから選択される、請求項43に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項45

各Rdが、独立して、水素またはC1−4アルキルから選択される、請求項44に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項46

oが1または2であり、少なくとも1つの事例のJDが、独立して、フルオロ、クロロ、ヒドロキシル、またはアミノから選択される、請求項45に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項47

式VaまたはVI’a、のうちの1つによって表され、式中、環Eが、N、O、及びSから選択される最大3個のヘテロ原子を含有する5もしくは6員の複素環式環であり、各JEが、独立して、オキソまたは−(Y)−R9から選択され、JAが、水素、ハロゲン、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、Ra及びRbが、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、もしくは3−6シクロアルキル環から選択されるか、または、Ra及びRbが、それらが両方とも結合する窒素原子と一緒に、N、O、及びSから選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有する4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、前記4〜8員の複素環式環及び5員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフッ素で置換される、請求項3または4に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項48

式VI’bまたはVII’b、のうちの1つによって表され、式中、環Eが、N、O、及びSから選択される最大3個のヘテロ原子を含有する5もしくは6員の複素環式環であり、各JEが、独立して、オキソまたは−(Y)−R9から選択される、請求項1または10に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項49

JAが、ハロゲン、−NH2、−OH、または水素から選択される、請求項47または請求項48に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項50

環Eが、1個の窒素環原子を含有する複素環式環であり、少なくとも1つの事例のJEが、オキソである、請求項47〜49のいずれか1項に記載の前記化合物。

請求項51

1つのJEがオキソであり、2つの他の事例のJEが、独立して、−(Y)−R9から選択される、請求項50のいずれか1項に記載の前記化合物。

請求項52

各−(Y)−R9が、独立して、C1−6アルキル、N、O、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、かつ1つ以上の事例のC1−6アルキルまたはハロゲンで任意に置換される5もしくは6員のヘテロアリール環、及び−(CO)NH−R10から選択される、請求項47〜51のいずれか1項に記載の前記化合物。

請求項53

R10が、C3−6シクロアルキル環である、請求項52に記載の前記化合物。

請求項54

式VII’a、によって表され、式中、各JEが、独立して、オキソまたは−(Y)−R9から選択される、請求項3または4に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項55

式VIII’b、によって表され、式中、環Eが、N、O、及びSから選択される最大3個のヘテロ原子を含有する5もしくは6員の複素環式環であり、各JEが、独立して、オキソまたは−(Y)−R9から選択される、請求項1または10に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項56

1つの事例のJEがオキソであり、2つの他の事例のJEが、独立して、C1−6アルキル、N、O、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、かつ1つ以上の事例のC1−6アルキルまたはハロゲンで任意に置換される5もしくは6員のヘテロアリール環、及び−(CO)NH−R10から選択される、請求項54または請求項55に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項57

R10が、C3−6シクロアルキル環である、請求項56に記載の前記化合物。

請求項58

式VIII’aまたは式VIII’dによって表される、請求項1及び54の1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項59

式XIX’bまたは式XIX’dによって表される、請求項1及び55の1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項60

式XIX’aまたはX’a、のうちの1つによって表され、式中、各JAが、独立して、−NH2または水素から選択され、各JDが、二者択一的に、i)R1及びR2が同時に水素ではない場合、各JDは、不在であるか、もしくは独立して、ハロゲンから選択されるかのいずれかであるか、またはii)R1及びR2が両方とも同時に水素である場合、各JDは、独立して、−C(O)RD、−C(O)ORD、−OC(O)RD、−C(O)N(RD)2、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)RD、−N(Rd)C(O)ORD、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−OC(O)N(RD)2、−SO2RD、−SO2N(RD)2、または−N(Rd)SO2RDから選択される、請求項1に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項61

式X’bまたはXI’b、のうちの1つによって表され、式中、各JAが、独立して、−NH2または水素から選択され、各JDが、二者択一的に、i)R1及びR2が同時に水素ではない場合、各JDは、不在であるか、もしくは独立して、ハロゲンから選択されるかのいずれかであるか、またはii)R1及びR2が両方とも同時に水素である場合、各JDは、独立して、−C(O)RD、−C(O)ORD、−OC(O)RD、−C(O)N(RD)2、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)RD、−N(Rd)C(O)ORD、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−OC(O)N(RD)2、−SO2RD、−SO2N(RD)2、または−N(Rd)SO2RDから選択される、請求項1に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項62

JDが、−NH2、−OH、または不在である、請求項1及び60または61の1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項63

RCが環ではない、請求項1〜62のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項64

RCが、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−RN、−COOR7、−COR7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)C(O)R7、−N(R7)C(O)OR7、−N(R7)C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、−SO2N(R7)2、または−N(R7)SO2R7から選択され、前記RCがC1−6アルキルまたは−(C1−6アルキル)−RNである場合、前記C1−6アルキルまたは前記−(C1−6アルキル)−RN部分の前記(C1−6アルキル)部分は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または最大2つの事例のR7cで置換される、請求項63に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項65

RCが、−CN、C1−6アルキル、−COR7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、または−SO2N(R7)2であり、前記RCがC1−6アルキルまたは−(C1−6アルキル)−RNである場合、前記C1−6アルキルまたは前記−(C1−6アルキル)−RN部分の前記(C1−6アルキル)部分は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または最大2つの事例のR7cで置換される、請求項64に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項66

RCが、C1−6アルキル、−COR7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、または−SO2N(R7)2である、請求項65に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項67

RCが環である、請求項1〜62のいずれか1項に記載の前記化合物。

請求項68

式I、によって表され、式中、X1が、N、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、及びCFから選択され、環Bが、フェニル、または1個もしくは2個の環窒素原子を含有する6員のヘテロアリール環であるか、または環Bが、チオフェンであり、nが、0または1〜3から選択される整数であり、各JBが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−ORB、またはC3−8脂環式環から選択され、前記C1−6脂肪族のそれぞれ、及び前記C3−8脂環式基のそれぞれが、最大3つの事例のハロゲンで任意に置換され、各RBが、独立して、水素、C1−6脂肪族、またはC3−8脂環式環から選択され、C1−6脂肪族である前記RBのそれぞれ、及びC3−8脂環式環である前記RBのそれぞれが、最大3つの事例のハロゲンで任意に置換され、JAが、水素、ハロゲン、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、Ra及びRbが、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、または3−6シクロアルキル環から選択され、JDが、不在であるか、またはハロゲン、−CN、−CF3、メトキシ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、アミノ、またはメチルから選択され、R1及びR2が、それらが結合する窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成し、前記4〜8員の複素環式環または5もしくは6員のヘテロアリール環が、前記窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、最大5つの事例のR5で任意に置換されるか、または代替として、R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール、またはC1−6アルキル−RYから選択され、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環基、5もしくは6員のヘテロアリール、及び前記C1−6アルキル−RYのC1−6アルキル部分のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5aで置換されるが、但し、R1及びR2が決して同時に水素となることはないことを条件とするか、あるいは、JD、及びR1またはR2のうちの1つが、O、N、及びSから選択される最大2個のヘテロ原子を含有し、かつ最大3つの事例のオキソまたは−(Y)−R9で任意に置換される5〜6員の複素環式環を形成し得、式中、Yが、不在であるか、または最大6つの事例のフルオロで任意に置換されるC1−6アルキル鎖の形態の結合であるかのいずれかであり、各R9が、独立して、水素、フルオロ、−CN、−OR10、−SR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10)2、−N(R10)2、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−N(R10)SO2R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの前記4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロ芳香族環が、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれが、最大3つの事例のR11で任意に置換され、各R11が、独立して、ハロゲン、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−SR12、−COR12、−OC(O)R12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−C(O)N(R12)SO2R12、−N(R12)C(O)R12、−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、−SO2N(R12)COOR12、−SO2N(R12)C(O)R12、−N(R12)SO2R12、及び−N=OR12から選択され、前記C1−6アルキルのそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のフルオロ、−OH、−O(C1−4アルキル)、フェニル、及び−O(C1−4フルオロアルキル)で置換され、各R10が、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環が、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、またはオキソで置換され、各R12が、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環が、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、またはオキソで置換され、RYが、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロ芳香族環から選択され、前記4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれが、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれが、最大5つの事例のR5cで任意に置換され、各R5cが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6b、−SR6b、−COR6b、−OC(O)R6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−C(O)N(R6b)SO2R6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)C(O)OR6b、−N(R6b)C(O)N(R6b)2、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2N(R6b)2、−SO2N(R6b)COOR6b、−SO2N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)SO2R6b、−(C=O)NHOR6b、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、及び前記4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、及び前記フェニル基のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、前記二環式基が、縮合関係または架橋関係にある第1の環及び第2の環を含有し、前記第1の環が、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、前記第2の環が、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、前記二環式基が、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、各R6bが、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環が、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、それぞれの前記C3−8シクロアルキル基、それぞれの前記4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換されるか、またはRYの同一もしくは異なる環原子に結合した2つの事例のR5cが、前記環原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成して、二環系をもたらし得、その2つの環が、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個のヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR”(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、R”が、水素またはC1−2アルキルであり、各R5aが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6a、−SR6a、−COR6a、−OC(O)R6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−C(O)N(R6a)SO2R6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)C(O)OR6a、−N(R6a)C(O)N(R6a)2、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2N(R6a)2、−SO2N(R6a)COOR6a、−SO2N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)SO2R6a、−(C=O)NHOR6a、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環が、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、前記二環式基が、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、前記環1が、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、前記環2が、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、前記二環式基が、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、各R6aが、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−C(O)N(C1−6アルキル)2、−C(O)NH(C1−6アルキル)、−C(O)N(C1−6ハロアルキル)2、−C(O)NH(C1−6ハロアルキル)、C(O)N(C1−6アルキル)(C1−6ハロアルキル)、−COO(C1−6アルキル)、−COO(C1−6ハロアルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有するか、またはR1またはR2のうちの1つが、最大5つの事例のR5aで置換された前記C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリールである場合、前記R1またはR2の同一もしくは異なる環原子に結合したR5aの前記事例のうちの2つは、前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環を任意に形成して、二環系をもたらし得、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環は、最大2つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)CO(C1−4アルキル)、−NR’(CO)CO(C1−4アルキル)、またはハロゲンで任意に置換され、R’は、水素またはC1−2アルキルであり、各R5が、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6、−SR6、−COR6、−OC(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−C(O)N(R6)SO2R6、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)C(O)OR6、−N(R6)C(O)N(R6)2、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2N(R6)2、−SO2N(R6)COOR6、−SO2N(R6)C(O)R6、−N(R6)SO2R6、−(C=O)NHOR6、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、前記二環式基が、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、前記環1が、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、前記環2が、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、前記二環式基が、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、各R6が、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、または4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、前記5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、前記ベンジルのそれぞれ、前記C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、前記4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換されるか、または窒素原子に結合したR1及びR2が、最大5つの事例のR5で置換された該4〜8員の複素環式環または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成する場合、該環の同一もしくは異なる原子に結合したR5の該事例のうちの2つは、該原子または複数の原子と一緒になって、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、pが、0、1、または2から選択される整数であり、環Cが、N、O、またはSから選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有する単環式の5員のヘテロアリール環であり、前記単環式の5員のヘテロアリール環が、1,3,5−トリアジニル環ではなく、各JCが、独立して、ハロゲン、または最大3つの事例のC1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、もしくはハロゲンで任意にかつ独立して置換されるC1−4脂肪族から選択される、請求項1または請求項10に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項69

nが、1または2から選択される整数であり、各JBが、独立して、ハロゲン、C1−4アルキル、または−ORBから選択される、請求項68に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項70

各JBが、独立して、ハロゲン原子から選択される、請求項69に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項71

各JBが、独立して、フルオロまたはクロロから選択される、請求項70に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項72

各JBがフルオロである、請求項71に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項73

各JBが、C1−4アルキルである、請求項70に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項74

各JBが、メチルまたはエチルである、請求項73に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項75

nが1である、請求項69に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項76

JBが、ハロゲン原子から選択される、請求項75に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項77

JBがフルオロまたはクロロである、請求項76に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項78

JBがフルオロである、請求項77に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項79

少なくとも1つのJBが、環BとX1を有する環との間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトである、請求項69に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項80

各JBが、独立して、ハロゲン原子から選択される、請求項79に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項81

各JBが、独立して、フルオロまたはクロロから選択される、請求項80に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項82

各JBがフルオロである、請求項81に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項83

nが1であり、環BとX1を有する前記環との間の前記メチレンリンカーの前記結合部に対してオルトである前記JBが、フルオロである、請求項79に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項84

nが2であり、各JBがハロゲン原子である、請求項79に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項85

各JBがフルオロである、請求項84に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項86

一方のJBがフルオロであり、他方のJBがクロロである、請求項84に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項87

環Bがフェニルである、請求項1、10、及び68〜86のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項88

環Bが、6員のヘテロアリール環またはチオフェン環である、請求項1、10、及び68〜86のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項89

環Bがピリジル環である、請求項88に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項90

環Bがピリミジニル環である、請求項88に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項91

環Bがチオフェン環である、請求項88に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項92

JDが、フルオロ、クロロ、または不在である、請求項89〜91のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項93

JDがフルオロである、請求項92に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項94

JAが水素である、請求項1、10、及び68〜93のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項95

環Cが、N、O、またはSから選択される1個または2個の環ヘテロ原子を含有する単環式の5員のヘテロアリール環である、請求項1、10、及び68〜94のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項96

環Cが、オキサゾール環またはイソオキサゾール環である、請求項95に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項97

環Cが未置換である、請求項96に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項98

X1がNである、請求項1、10、または68〜97のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項99

環Cが、オキサゾリルまたはイソオキサゾリル基である、請求項98に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項100

pが0である、請求項99に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項101

環Bがフェニルである、請求項100に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項102

JBがハロゲンである、請求項101に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項103

JBがフルオロである、請求項102に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項104

nが1である、請求項103に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項105

環Bが、X1を有する前記環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであるJBで置換される、請求項104に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項106

JDがハロゲンである、請求項101に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項107

JDがフルオロである、請求項106に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項108

環Cがイソオキサゾリル基である、請求項99に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項109

環Bがフェニルであり、JBがハロゲンである、請求項108に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項110

JBがフルオロであり、nが1である、請求項109に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項111

環Bが、X1を有する前記環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであるJBで置換される、請求項110に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項112

JDがハロゲンである、請求項111に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項113

JDがフルオロである、請求項112に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項114

X1が、CH、C(C1−4アルキル)、またはCFである、請求項1、10、及び68〜97のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項115

環Cが、オキサゾリルまたはイソオキサゾリル基である、請求項114に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項116

pが0である、請求項115に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項117

環Bがフェニルである、請求項116に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項118

JBがハロゲンである、請求項117に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項119

JBがフルオロである、請求項118に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項120

nが1である、請求項119に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項121

環Bが、Xを有する環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであるJBで置換される、請求項120に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項122

JDがハロゲンである、請求項121に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項123

JDがフルオロである、請求項122に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項124

環Cがイソオキサゾリル基である、請求項115に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項125

環Bがフェニルであり、JBがハロゲンである、請求項124に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項126

JBがフルオロであり、nが1である、請求項125に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項127

環Bが、X1を有する前記環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであるJBで置換される、請求項126に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項128

JDがハロゲンである、請求項127に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項129

JDがフルオロである、請求項128に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項130

式IIaまたはIIbを有し、式中、JBがハロゲンであり、環Cが未置換オキサゾール環またはイソオキサゾール環である、請求項1、10、または68のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項131

式IIIa〜IIId、を有し、式中、JBがハロゲンであり、環Cが未置換オキサゾール環またはイソオキサゾール環であり、JCが、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−RN、−OR7、−SR7、−COR7、−OC(O)R7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)C(O)R7、−N(R7)C(O)OR7、−N(R7)C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、−SO2N(R7)2、−C(O)N(R7)SO2R7、−SO2N(R7)COOR7、−SO2N(R7)C(O)R7、−N(R7)SO2R7、または−(C=O)NHOR7から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、前記−(C1−6アルキル)−RNのそれぞれのC1−6アルキル部分が、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び最大2つの事例の−CN、−OR8、オキソ、−N(R8)2、−N(R8)C(O)R8、−N(R8)C(O)OR8、−N(R8)C(O)N(R8)2、−SO2R8、−SO2N(R8)2、−NHOR8、−SO2N(R8)COOR8、−SO2N(R8)C(O)R8、−N(R8)SO2R8で置換され、R1及びR2が、それらが結合する窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、前記4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環が、R1及びR2が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、最大5つの事例のR5eで任意に置換され、各R5eが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6、−SR6、−OCOR6、−COR6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)COR6、−SO2N(R6)2、−N(R6)SO2R6、ベンジル、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル環及びそれぞれの前記ベンジル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C1−6アルキル、前記−(C1−4アルキル)−R6部分のそれぞれのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6が、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、R1、R2、ならびにR1及びR2が結合する窒素によって形成された前記環の同一もしくは異なる原子に結合したR5eの前記事例のうちの2つが、前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、前記二環系の2つの環が、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rが、水素またはC1−2アルキルであるか、代替として、R1及びR2が、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜10員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール、フェニル、またはC1−6アルキル−RYから選択され、前記4〜10員の複素環式環のそれぞれ、及び前記5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、N、O、及びSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、前記C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの前記C1−6アルキル−RY部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜10員の複素環式環基、5もしくは6員のヘテロアリール、フェニル、及びC1−6アルキル−RYが、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5fで置換されるが、但し、R1またはR2のうちの1つが、ピリジンまたはピリミジンであり得ないことを条件とし、RYが、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、前記4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれが、N、O、またはSから独立して選択される1〜4個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、前記4〜8員の複素環式環のそれぞれ、前記フェニルのそれぞれ、及び前記5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれが、最大5つの事例のR5gで任意に置換され、各R5fが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6a、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6a、−SR6a、−OCOR6a、−COR6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2N(R6a)2、−N(R6a)SO2R6a、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6a)COR6a、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−NO2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C7−12アラルキル、C1−6アルキル、それぞれの前記−(C1−4アルキル)−R6aのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6aが、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、R1またはR2のうちの1つが、最大5つの事例のR5fで置換された前記C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリールである場合、前記R1またはR2の同一もしくは異なる環原子に結合したR5fの前記事例のうちの2つは、前記原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環を形成して、二環系をもたらし、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の環ヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環は、最大2つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)O(C1−4アルキル)、−NR’(CO)O(C1−4アルキル)、またはハロゲンで任意に置換され、R’は、水素またはC1−2アルキルであり、各R5gが、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6b、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6b、−SR6b、−OCOR6b、−COR6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2N(R6b)2、−N(R6b)SO2R6b、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6b)COR6b、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの前記フェニル及びそれぞれの前記ベンジル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−NO2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記(C1−4アルキル)−R6b部分のC1−4アルキル部分、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、各R6bが、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの前記C1−6アルキル、それぞれの前記C2−4アルケニル、それぞれの前記フェニル、それぞれの前記ベンジル、及びそれぞれの前記C3−8シクロアルキル基が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換されるか、あるいは、RYの同一もしくは異なる環原子に結合した2つの事例のR5gが、前記環原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成して、二環系をもたらし、その2つの環が、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、前記4〜6員の複素環または前記5もしくは6員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個のヘテロ原子を含有し、前記C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環が、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR”(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、R”が、水素またはC1−2アルキルである、請求項1及び10〜23のいずれか1項に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項132

式IVaまたは式IVb、を有し、式中、JBがハロゲンであり、環Fが、単環式もしくは二環式の4〜10員の複素環式環、または単環式もしくは二環式の5〜10員のヘテロアリール環であり、前記4〜10員の複素環式環または5〜10員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR5で置換される、請求項131に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項133

環Fが、(i)3つの事例のR5であって、前記事例のうちの少なくとも2つが同一である、3つの事例のR5か、または(ii)0、1つ、または2つの事例のR5であって、環Fが2つの事例のR5で置換される場合、R5の前記事例のそれぞれが独立して選択される、0、1、または2つの事例のR5、で置換され、各R5が、フルオロ、メチル、エチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ヒドロキシル、C1−6(ヒドロキシ)アルキル、オキソ、−CN、−O(C1−6アルキル)−COORZ、−NH(C1−6アルキル)−COORZ、−(C1−6アルキル)−COORZ、−COORZ、−CORZ、−CON(RZ)2、−NHCOORZ、−NHCON(RZ)2、−CONHSO2RZ、−NHCORZ、−NH(C1−6アルキル)−CON(RZ)2、−N(RZ)2、−SO2RZ、−SO2N(RZ)2、−SO2NHCORZ、−SO2NHCOORZ、フェニル、ベンジル、または5もしくは6員の複素環式環もしくはヘテロアリール環から選択され、前記フェニル、ベンジル、または5〜6員のヘテロアリール環もしくは複素環式環のそれぞれが、1つまたは2つの事例のRZaで任意に置換され、各RZが、独立して、水素、C3−6シクロアルキル、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキルから選択され、各RZaが、独立して、水素、ハロゲン、C3−6シクロアルキル、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、オキソ、及び−COOHから選択される、請求項130に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項134

少なくとも1つの事例のR5が−COOH部分であるか、または少なくとも1つの事例のR5が−COOH部分で置換される、請求項133に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項135

式Vaまたは式Vb、を有し、環Fが、任意にかつ独立して、1つまたは2つの事例のR5でさらに置換される、請求項133に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項136

式VIaまたは式VIb、を有し、式中、JBがハロゲンであり、R1が、水素またはC1−6アルキルであり、環Gが、単環式もしくは二環式の4〜10員の複素環式環、または単環式もしくは二環式の5〜10員のヘテロアリール環であり、前記4〜10員の複素環式環または5〜10員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR5aで置換される、請求項131に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項137

少なくとも1つの事例のR5aが−COOH部分であるか、または少なくとも1つの事例のR5aが−COOH部分を含む、請求項136に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項138

式VIIaまたは式VIIb、を有し、式中、環Gが、任意にかつ独立して、1つまたは2つの事例のR5aでさらに置換される、請求項137に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項139

式VIIIaまたは式VIIIb、を有し、式中、JBがハロゲンであり、R1が、水素またはC1−6アルキルであり、Lが、最大3つの事例のR5aで任意にかつ独立して置換されるC1−6アルキル基であり、環RYが、単環式もしくは二環式の4〜10員の複素環式環、または単環式もしくは二環式の5〜10員のヘテロアリール環であり、前記4〜10員の複素環式環または5〜10員のヘテロアリール環が、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR5bで置換される、請求項131に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項140

式IXaもしくは式IXb、または式Xaもしくは式Xb、のうちの1つを有し、式中、式IXa及び式IXbにおいて、リンカーLが、さらに任意にかつ独立して、最大2つの事例のR5aで置換され、式Xa及び式Xbにおいて、環RYが、さらに任意にかつ独立して、最大2つの事例のR5bで置換される、請求項131に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項141

式XIaまたは式XIb、を有し、式中、JBがハロゲンであり、R1が、水素またはC1−6アルキルであり、R2が、最大3つの事例のR5aで任意にかつ独立して置換されるC1−6アルキル基である、請求項131に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項142

R2が、最大3つの事例のR5aで任意にかつ独立して置換されるC1−3アルキル基であり、各事例のR5aが、独立して、ヒドロキシル、C1−2ハロアルキル、または−CONH2から選択される、請求項141に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項143

表IAまたは表1Bまたは表ICまたは表IDに表されるものから選択される、請求項1または請求項68に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩。

請求項144

請求項1〜143のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、及び1つ以上の賦形剤を含む、薬学的組成物

請求項145

治療を必要とする対象において疾患、健康状態、または障害を治療する方法であって、治療上有効な量の請求項1または請求項68に記載の前記化合物、またはその薬学的に許容される塩を、治療を必要とする前記対象に投与することを含み、前記疾患、健康状態、または障害が以下から選択される、前記方法:(1)以下から選択される末梢性肺性肝性腎臓心臓性、もしくは大脳性の血管/内皮障害病態、または別様に循環に関連する疾患、・高血圧及び減少した冠血流に関連する障害;急性及び慢性血圧の上昇;動脈性高血圧症;心臓性及び腎性合併症心疾患、脳卒中、脳虚血、または腎不全に起因する血管障害抵抗性高血圧症糖尿病性高血圧症うっ血性心不全拡張または収縮機能障害冠不全不整脈心室前負荷の低減;心肥大心不全/心腎症候群門脈圧亢進症内皮機能障害または損傷、・血栓塞栓性障害及び虚血心筋梗塞;脳卒中;一過性脳虚血発作(TIA);閉塞性血栓性血管炎;安定または不安定狭心症冠攣縮異型狭心症プリンツメタル狭心症血栓溶解療法に起因する再狭窄血栓形成障害、・アルツハイマー病パーキンソン病認知症血管性認知機能障害脳血管攣縮外傷性脳損傷、・末梢動脈疾患末梢閉塞性動脈疾患末梢血管疾患筋緊張亢進レイノー病または現象重症虚血肢血管炎;末梢塞栓症間欠性跛行血管閉塞急性発症デュシェンヌ型筋ジストロフィーベッカー型筋ジストロフィー微小循環異常;血管漏出または透過性問題、・ショック敗血症心原性ショック;白血球活性化の制御;血小板凝集阻害または調節、・呼吸状態肺高血圧症肺動脈高血圧症及び関連する肺血管再造形限局性血栓症及び右心肥大;肺筋緊張亢進;原発性肺高血圧症続発性肺高血圧症家族性肺高血圧症;孤発性肺高血圧症、前毛細血管性肺高血圧症;特発性肺高血圧症血栓性肺動脈症;多因性肺動脈症嚢胞性線維症気管支収縮または肺気管支収縮;急性呼吸促迫症候群肺線維症移植肺、・左室機能不全低酸素血症、WHOI群、II群III群、IV群、及びV群高血圧症、僧帽弁疾患収縮性心膜炎大動脈弁狭窄心筋症縦隔線維症、肺線維症、肺静脈還流異常、肺静脈閉塞性疾患、肺血管炎、膠原病脈管疾患先天性心疾患、肺静脈高血圧症、間質性肺疾患睡眠呼吸障害睡眠時無呼吸肺胞低換気障害、高高度への慢性曝露新生児肺疾患肺胞毛細血管異形成鎌状赤血球症血液凝固異常;慢性血栓塞栓症腫瘍寄生虫、または異物に起因する肺塞栓症結合組織病ループス住血吸虫症サルコイドーシス慢性閉塞性肺疾患喘息肺気腫慢性気管支炎、肺毛細血管腫症;組織球症X、腺症、腫瘍、または線維化性縦隔炎に起因するリンパ管腫症、及び肺血管の圧迫随伴もしくは関連する肺高血圧症、・動脈硬化性疾患または病態;粥状動脈硬化内皮損傷血小板及び単球接着及び凝集平滑筋増殖及び遊走に関連する粥状動脈硬化;再狭窄;血栓溶解療法、経皮的血管形成術PTA)、経皮経管冠状動脈形成術PTCA)、及びバイパス後に発症する再狭窄;炎症、・代謝症候群肥満、脂質異常症、糖尿病、高血圧に関連する循環器疾患;脂質異常症、高コレステロール血症高トリグリセリド血症シトステロール血症脂肪肝疾患、及び肝炎などの脂質関連障害子癇前症多発性嚢胞腎疾患の進行;皮下脂肪蓄積、・肝硬変慢性肝疾患に関連する肝硬変;肝線維症肝星細胞活性化、肝線維性コラーゲン;総コラーゲン蓄積壊死性炎症性及び/または免疫学的起源肝疾患、・泌尿生殖器系障害;腎線維症慢性腎疾患または機能不全に起因する腎不全;蓄積沈着及び組織損傷進行性硬化症、ならびに糸球体腎炎に起因する腎不全;前立腺肥大、・全身性硬化症、・心臓間質性線維症;心臓再造形及び線維症;心肥大、から選択される、末梢性、肺性、肝性、腎臓、心臓性、もしくは大脳性の血管/内皮障害/病態、または別様に循環に関連する疾患、(2)虚血、再灌流損傷臓器移植、移植肺、肺移植、または心臓移植に関連する虚血/再灌流外傷患者における血液置換成分の保存、(3)勃起機能不全インポテンス早漏女性性機能不全女性性的喚起機能不全;性的喚起低下障害;萎縮性交疼痛症萎縮性腟炎良性前立腺肥大症(BPH)または肥大もしくは拡大;膀胱下尿道閉塞膀胱痛症候群(BPS);間質性膀胱炎(IC);過活動膀胱神経因性膀胱、及び失禁糖尿病性腎症から選択される性的障害、婦人科障害、ならびに泌尿器系障害、(4)緑内障網膜症糖尿病性網膜症眼瞼炎ドライアイ症候群シェーグレン症候群から選択される眼疾患または障害、(5)聴覚機能障害;部分的もしくは完全な聴覚損失;部分的もしくは完全な聴覚消失耳鳴騒音誘発性聴覚損失から選択される聴覚疾患または障害、(6)真皮線維症、強皮症皮膚線維症から選択される局所的障害または皮膚障害もしくは病態、(7)創傷治癒;糖尿病における創傷治癒;微小血管灌流改善;周術期医療における炎症応答対抗するための、損傷後の微小血管灌流改善;裂肛糖尿病性潰瘍、ならびに(8)癌転移骨粗鬆症胃不全麻痺;機能性ディスペプシア糖尿病合併症;内皮機能障害に関連する疾患;及び減少した一酸化窒素産生に関連する神経障害から選択される他の疾患または病態。

請求項146

前記疾患、健康状態、または障害が、急性及び慢性の冠血圧の上昇;動脈性高血圧症;心臓性及び腎性合併症、心疾患、脳卒中、脳虚血、腎不全に起因する血管障害;抵抗性高血圧症、糖尿病性高血圧症;うっ血性心不全;拡張または収縮機能障害;冠不全;不整脈;心室前負荷の低減;心肥大;心不全/心腎症候群;門脈圧亢進症;内皮機能障害または損傷;心筋梗塞;脳卒中;一過性脳虚血発作(TIA);閉塞性血栓性血管炎;安定または不安定狭心症;冠攣縮、異型狭心症、プリンツメタル狭心症;血栓溶解療法の結果としての再狭窄、及び血栓形成性障害から選択される末梢性、肺性、肝性、腎臓、心臓性、もしくは大脳性の血管/内皮障害もしくは病態、または別様に循環に関連する疾患である、請求項145に記載の前記方法。

請求項147

前記疾患、健康状態、または障害が、末梢動脈疾患、末梢閉塞性動脈疾患;末梢血管疾患;筋緊張亢進;レイノー病または現象;重症虚血肢;血管炎;末梢塞栓症;間欠性跛行;血管閉塞性急性発症;デュシェンヌ型及びベッカー型筋ジストロフィー;微小循環異常;ならびに血管漏出または透過性問題から選択される末梢血管/内皮障害もしくは病態、または別様に循環に関連する疾患である、請求項145に記載の前記方法。

請求項148

前記疾患、健康状態、または障害が、肺高血圧症;肺動脈高血圧症及び関連する肺血管再造形;限局性血栓症;右心肥大;肺筋緊張亢進;原発性肺高血圧症;続発性肺高血圧症;家族性肺高血圧症、孤発性肺高血圧症;前毛細血管性肺高血圧症;特発性肺高血圧症;血栓性肺動脈症;多因性肺動脈症;嚢胞性線維症;気管支収縮または肺気管支収縮;急性呼吸促迫症候群;肺線維症、及び移植肺から選択される肺障害もしくは病態、または別様に循環に関連する疾患である、請求項145に記載の前記方法。

請求項149

前記肺高血圧症が、左室機能不全、低酸素血症、WHOI群、II群、III群、IV群、及びV群高血圧症、僧帽弁疾患、収縮性心膜炎、大動脈弁狭窄、心筋症、縦隔線維症、肺線維症、肺静脈還流異常、肺静脈閉塞性疾患、肺血管炎、膠原病性脈管疾患、先天性心疾患、肺静脈高血圧症、間質性肺疾患、睡眠呼吸障害、睡眠時無呼吸、肺胞低換気障害、高高度への慢性曝露、新生児肺疾患、肺胞毛細血管異形成、鎌状赤血球症、血液凝固異常、慢性血栓塞栓症;腫瘍、寄生虫、または異物に起因する肺塞栓症;結合組織病、ループス、住血吸虫症、サルコイドーシス、慢性閉塞性肺疾患、喘息、肺気腫、慢性気管支炎、肺毛細血管腫症;組織球症X;腺症、腫瘍、または線維化性縦隔炎に起因するリンパ管腫症及び肺血管の圧迫に随伴もしくは関連する肺高血圧症である、請求項148に記載の前記方法。

請求項150

前記疾患、健康状態、または障害が、動脈硬化性疾患;粥状動脈硬化、内皮損傷に関連する粥状動脈硬化、血小板及び単球の接着及び凝集に関連する粥状動脈硬化、平滑筋増殖及び遊走に関連する粥状動脈硬化;再狭窄、血栓溶解療法後に発症する再狭窄;経皮的血管形成術後に発症する再狭窄;経皮経管冠状動脈形成術及びバイパス後に発症する再狭窄;炎症;代謝症候群、肥満、脂質異常症、糖尿病、または高血圧に関連する循環器疾患;脂質関連障害、脂質異常症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、シトステロール血症、脂肪肝疾患、及び肝炎;子癇前症;多発性嚢胞腎疾患の進行;ならびに皮下脂肪から選択される血管障害または内皮障害もしくは病態、または別様に循環に関連する疾患である、請求項145に記載の前記方法。

請求項151

肝硬変、慢性肝疾患に関連する肝硬変、肝線維症、肝星細胞活性化、肝線維性コラーゲン;総コラーゲン蓄積;壊死性炎症性または免疫学的起源の肝疾患から選択される前記疾患、健康状態、または障害である、請求項145に記載の前記方法。

請求項152

前記疾患、健康状態、または障害が、腎線維症;慢性腎疾患または機能不全に起因する腎不全;蓄積もしくは沈着及び組織損傷、進行性硬化症、または糸球体腎炎に起因する腎不全;ならびに前立腺肥大から選択される泌尿生殖器系障害である、請求項145に記載の前記方法。

請求項153

前記疾患、健康状態、または障害が、全身性硬化症である、請求項145に記載の前記方法。

請求項154

前記疾患、健康状態、または障害が、心臓間質性線維症;心臓再造形及び線維症、ならびに心肥大から選択される心臓障害である、請求項145に記載の前記方法。

請求項155

前記疾患、健康状態、または障害が、アルツハイマー病、パーキンソン病、認知症、血管性認知機能障害、脳血管攣縮、及び外傷性脳損傷から選択される、請求項145に記載の前記方法。

請求項156

前記疾患、健康状態、または障害が、虚血、再灌流損傷;臓器移植、移植肺、肺移植、または心臓移植に関連する虚血/再灌流;及び外傷患者における血液置換成分の保存から選択される、請求項145に記載の前記方法。

請求項157

前記疾患、健康状態、または障害が、勃起機能不全;インポテンス;早漏;女性性機能不全;女性性的喚起機能不全;性的喚起低下障害;膣萎縮、性交疼痛症、萎縮性腟炎;良性前立腺肥大症(BPH)または肥大もしくは拡大;膀胱下尿道閉塞;膀胱痛症候群(BPS);間質性膀胱炎(IC);過活動膀胱、神経因性膀胱、及び失禁;ならびに糖尿病性腎症から選択される病態の性的障害、婦人科障害、または泌尿器系障害である、請求項145に記載の前記方法。

請求項158

前記疾患、健康状態、または障害が、膣萎縮、性交疼痛症、及び萎縮性腟炎から選択される、請求項157に記載の前記方法。

請求項159

前記疾患、健康状態、または障害が、良性前立腺肥大症(BPH)または肥大もしくは拡大;膀胱下尿道閉塞;膀胱痛症候群(BPS);間質性膀胱炎(IC);過活動膀胱、神経因性膀胱、及び失禁から選択される、請求項157に記載の前記方法。

請求項160

前記疾患、健康状態、または障害が、勃起機能不全、インポテンス、早漏、女性性機能不全、女性性的喚起機能不全、及び性的喚起低下障害から選択される性的病態である、請求項157に記載の前記方法。

請求項161

前記疾患または障害が、糖尿病性腎症である、請求項157に記載の前記方法。

請求項162

前記疾患、健康状態、または障害が、デュシェンヌ型筋ジストロフィー及びベッカー型筋ジストロフィーから選択される、請求項147に記載の前記方法。

請求項163

前記疾患が、緑内障、網膜症、糖尿病性網膜症、眼瞼炎、ドライアイ症候群、及びシェーグレン症候群から選択される眼疾患または障害である、請求項145に記載の前記方法。

請求項164

前記疾患が、聴覚機能障害、部分的もしくは完全な聴覚損失、部分的もしくは完全な聴覚消失、耳鳴、及び騒音誘発性聴覚損失から選択される聴覚疾患または障害である、請求項145に記載の前記方法。

請求項165

前記疾患が、真皮線維症、強皮症、及び皮膚線維症から選択される局所的障害または皮膚障害もしくは病態である、請求項145に記載の前記方法。

請求項166

前記治療が、創傷治癒、糖尿病における創傷治癒、微小血管灌流の改善、損傷後の微小血管灌流問題の改善、裂肛の治療、及び糖尿病性潰瘍の治療を含む、請求項145に記載の前記方法。

請求項167

前記疾患または病態が、癌転移;骨粗鬆症;胃不全麻痺;機能性ディスペプシア;糖尿病合併症;内皮機能障害に関連する疾患;及び減少した一酸化窒素産生に関連する神経障害から選択される、請求項145に記載の前記方法。

請求項168

有効な量の1つ以上の追加の治療剤を前記対象に投与することをさらに含む、請求項145〜167の1項に記載の前記方法。

請求項169

技術分野

0001

本開示は、一酸化窒素(NO)の濃度の上昇または環状グアノシン一リン酸cGMP)の濃度の上昇が望ましい場合がある様々な疾患を治療及び/または予防するために、単独で、または1つ以上の追加の薬剤と組み合わせて用いられる、可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)の刺激薬、それらを含む薬学的製剤、及びそれらの使用に関する。

背景技術

0002

可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)は、インビボの一酸化窒素(NO)の一次受容体である。sGCは、NO依存性及びNO非依存性メカニズムの両方を介して活性化され得る。この活性化に応答して、sGCは、GTP二次メッセンジャー環状GMP(cGMP)に変換する。cGMPレベルの上昇は、今度は、タンパク質キナーゼホスホジエステラーゼ(PDE)、及びイオンチャネルを含む下流エフェクターの活性を調節する。

0003

体内において、NOは、様々な一酸化窒素シンターゼ(NOS)酵素により、そして無機硝酸塩の逐次還元により、アルギニン及び酸素から合成される。NOSの3つの明確に異なるアイソフォーム、すなわち、活性化マクロファージ細胞内で見出される誘導型NOS(iNOSまたはNOSII)、神経伝達及び長期増強作用に関与する構成的神経型NOS(nNOSまたはNOSI)、ならびに平滑筋弛緩及び血圧を調節する構成的内皮型NOS(eNOSまたはNOSIII)が特定されている。

0004

実験的及び臨床的証拠は、内因的に産生されるNOへの生物学的利用能及び/または応答性の低下が、循環器、内皮、腎臓及び肝臓疾患、ならびに勃起機能不全及び他の性障害(例えば、女性性障害または委縮)の発症に寄与することが示されている。特に、NOシグナル伝達経路は、例えば、全身及び肺高血圧症心不全狭心症、脳卒中、血栓症、及び他の血栓塞栓疾患、末梢動脈疾患肝臓、または腎臓の線維症、及び粥状動脈硬化を含む循環器疾患において変化する。

0005

sGC刺激薬は、例えば、脂質異常症、高コレステロール血症高トリグリセリド血症シトステロール血症脂肪性肝疾患、及び肝炎などの脂質関連障害の治療においても有用である。

0006

肺高血圧症(PH)は、肺の脈管構造肺動脈肺静脈、及び肺毛細管)における血圧の持続的上昇により、右心肥大を生じ、最終的に右心不全及び死亡に至らしめることを特徴とする疾患である。PHにおいて、NO及びプロスタサイクリンなどの他の血管拡因子生物活性が低減し、一方では、エンドセリンなどの内因性血管収縮物質の産生が増加して、過剰な肺血管収縮をもたらす。sGC刺激薬は、平滑筋弛緩を促進して血管拡張をもたらすので、PHの治療に使用されてきた。

0007

NO非依存性sGC刺激薬での治療はまた、健常なウサギラット、及びヒトの海綿体においても平滑筋弛緩を促進して、陰茎勃起を誘発し、sGC刺激薬が勃起機能不全を治療するのに有用であることを示す。

0008

本明細書に開示されるものなどのNO非依存性ヘム依存性sGC刺激薬は、それらの活性のための還元ヘム補欠分子部分の存在への必須の依存性、NOと組み合わせた場合の強い相乗酵素活性化、及びNOと独立したsGCの直接刺激によるcGMP合成の刺激を含む、いくつかの重要な識別特性を有する。ベンジルインダゾール化合物のYC−1は、特定された最初のsGC刺激薬であった。それ以来、sGCに対する改善された効能及び特異性を有するさらなるsGC刺激薬が開発されている。これらの化合物は、抗凝集、抗増殖、及び血管拡張作用をもたらすことが示されている。

0009

sGCをNO非依存的方式で刺激する化合物は、他の現行代替治療法を超える著しい利益を提示するので、新規のsGC刺激薬を開発することが必要である。それらは、肺高血圧症、動脈性高血圧症、心不全、粥状動脈硬化、炎症、血栓症、腎線維症及び不全肝硬変肺線維症、勃起機能不全、女性の性的興奮障害及び膣委縮、ならびに他の循環器障害などの障害の予防、管理、及び治療において有用である可能性ががあり、それらは、脂質関連障害の予防、管理、及び治療にも有用である可能性がある。

0010

本発明は、式I’に従う化合物、またはその薬学的に許容される塩を対象とし、




式中、X1は、N、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、及びCFから選択され、
X2は、独立して、NまたはCから選択され、
Wは、
i)不在であり、JBは、2つのJ基を有する炭素原子直接接続され、各Jは、独立して、水素またはメチルから選択され、nは、1であり、JBは、最大9つの事例のフッ素で任意に置換されるC1−7アルキル鎖であり、任意に、該C1−7アルキル鎖の1つの−CH2−単位は、−O−または−S−で置換され得るか、
ii)フェニル、またはN、O、もしくはSから選択される1個もしくは2個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環である環Bであり、環Bがフェニルまたは5もしくは6員のヘテロアリール環である場合、各Jは、水素であり、nは、0〜3から選択される整数であり、各JBは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−ORB、またはC3−8脂環式基から選択され、それぞれの該C1−6脂肪族及びそれぞれの該C3−8脂環式基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR3で置換され、各RBは、独立して、水素、C1−6脂肪族、またはC3−8脂環族から選択され、C1−6脂肪族である該RBのそれぞれ、及びC3−8脂環式環である該RBのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR3aで置換されるか、のいずれかであり、
各R3は、独立して、ハロゲン、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)から選択され、
各R3aは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)から選択され、
oは、1〜3から選択される整数であり、
各JDは、独立して、JA、ハロゲン、−CN、−NO2、−ORD、−SRD、−C(O)RD、−C(O)ORD、−OC(O)RD、−C(O)N(RD)2、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)RD、−N(Rd)C(O)ORD、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−OC(O)N(RD)2、−SO2RD、−SO2N(RD)2、−N(Rd)SO2RD、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−RD、C3−8脂環式環、6〜10員のアリール環、4〜8員の複素環式環、または5〜10員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5〜10員のヘテロアリール環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C1−6脂肪族、該−(C1−6脂肪族)−RD部分のそれぞれの該C1−6脂肪族部分、それぞれの該C3−8脂環式環、それぞれの該6〜10員のアリール環、それぞれの該4〜8員の複素環式環、及びそれぞれの該5〜10員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5dで置換され、少なくとも1つのJDは、水素ではなく、
JAは、水素、ハロゲン、メチル、ヒドロキシルメトキシトリフルオロメチルトリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、もしくは3−6シクロアルキル環から選択されるか、または、Ra及びRbは、それらが両方とも結合する窒素原子一緒に、N、O、及びSから選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有する4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、該4〜8員の複素環式環及び5員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフッ素で置換され、
各RDは、独立して、水素、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−Rf、C3−8脂環式環、4〜10員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの該4〜10員の複素環式環及びそれぞれの該5〜6員のヘテロアリール環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C1−6脂肪族、該−(C1−6脂肪族)−Rf部分のそれぞれの該C1−6脂肪族部分、それぞれの該C3−8脂環式環、それぞれの該4〜10員の複素環式環、それぞれの該フェニル、及びそれぞれの該5〜6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5aで置換され、いずれかのRDがC1−6脂肪族または−(C1−6脂肪族)−Rf基のうちの1つである場合、該C1−6脂肪族鎖を形成する1つもしくは2つの−CH2−単位は、任意に、−N(Rd)−、−CO−、または−O−から独立して選択される基で置換され得るが、但し、X1が、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、またはCFのうちの1つであり、X2がCであり、少なくとも1つのJDが−N(RD)2であり、かつ該環Dの2個の窒素原子に対してオルトであるピリミジン環炭素のうちの1つに結合する場合、1つの事例のRDは、ピリジンまたはピリミジンでないことを条件とし、
各Rdは、独立して、水素、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−Rf、C3−8脂環式環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5もしくは6員のヘテロアリール環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C1−6脂肪族、該−(C1−6脂肪族)−Rf部分のそれぞれの該C1−6脂肪族部分、それぞれの該C3−8脂環式環、それぞれの該4〜8員の複素環式環、それぞれの該フェニル、及びそれぞれの該5〜6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5bで置換され、いずれかのRdがC1−6脂肪族または−(C1−6脂肪族)−Rf基のうちの1つである場合、該C1−6脂肪族鎖を形成する1つもしくは2つの−CH2−単位は、任意に、−N(Rd)−、−CO−、または−O−から独立して選択される基で置換され得、
各Rfは、独立して、C1−3アルキル、C3−8脂環式環、4〜10員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの該4〜10員の複素環式環及びそれぞれの該5〜6員のヘテロアリール環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C3−8脂環式環、それぞれの該4〜10員の複素環式環、それぞれの該フェニル、及びそれぞれの該5〜6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5cで置換され、
JDが−C(O)N(RD)2、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−OC(O)N(RD)2、または−SO2N(RD)2である場合、2つのRD基は、2つのRD基に結合した窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、2つのRD基が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、
JDが−N(Rd)C(O)RDである場合、RD基は、RD基に結合した炭素原子と一緒に、Rd基に結合した窒素原子と一緒に、そしてRd基と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、Rd基が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、
JDが−N(Rd)C(O)ORDである場合、RD基は、RD基に結合した酸素原子と一緒に、−N(Rd)C(O)ORD基の−C(O)−部分の炭素原子と一緒に、Rd基に結合した窒素原子と一緒に、そして該Rd基と一緒に、4〜8員の複素環式環を形成し得、該4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、
JDが−N(Rd)C(O)N(RD)2である場合、窒素原子に結合したRD基のうちの1つは、該窒素原子と一緒に、そしてRd基及び該Rd基に結合したN原子と一緒に、4〜8員の複素環式環を形成し得、該4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、
JDが−N(Rd)SO2RDである場合、RD基は、RD基に結合した硫黄原子と一緒に、Rd基に結合した窒素原子と一緒に、そして該Rd基と一緒に、組み合わさって4〜8員の複素環式環を形成し得、該4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、
各R5は、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R6、−OR6、−SR6、−COR6、−OC(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−C(O)N(R6)SO2R6、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)C(O)OR6、−N(R6)C(O)N(R6)2、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)2、−SO2N(R6)COOR6、−SO2N(R6)C(O)R6、−N(R6)SO2R6、−(C=O)NHOR6、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、該−(C1−6アルキル)−R6部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、該環1は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該環2は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
JDの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5は、それらが結合する該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−CONH2、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、
各R5a及び各R5bは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)R6a、−OR6a、−SR6a、−COR6a、−OC(O)R6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−C(O)N(R6a)SO2R6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)C(O)OR6a、−N(R6a)C(O)N(R6a)2、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6a)2、−SO2N(R6a)COOR6a、−SO2N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)SO2R6a、−(C=O)NHOR6a、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、該−(C1−6アルキル)R6a部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、該環1は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該環2が、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
それぞれ、RDまたはRdの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5aまたは2つの事例のR5bは、それらが結合する該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、互いに対してスピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、
各R5cは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R6b、−OR6b、−SR6b、−COR6b、−OC(O)R6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−C(O)N(R6b)SO2R6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)C(O)OR6b、−N(R6b)C(O)N(R6b)2、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6b)2、−SO2N(R6b)COOR6b、−SO2N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)SO2R6b、−(C=O)NHOR6b、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、及び該4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該−(C1−6アルキル)−R6b部分のC1−6アルキル部分、該C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、及び該フェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある第1の環及び第2の環を含有し、該第1の環は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該第2の環は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
Rfの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5cは、それが結合する該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、互いに対してスピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−CONH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、
各R5dは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R6、−OR6、−SR6、−COR6、−OC(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)C(O)OR6、−N(R6)C(O)N(R6)2、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)COR6、−SO2N(R6)2、−N(R6)SO2R6、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、該−(C1−6アルキル)−R6部分のC1−6アルキル部分、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、またはフェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(ハロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
JDの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5dは、それらが結合するJDの該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、互いに対してスピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−C(O)NH2、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、
各R6は、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、
各R6aは、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれが、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−C(O)N(C1−6アルキル)2、−C(O)NH(C1−6アルキル)、−C(O)N(C1−6ハロアルキル)2、−C(O)NH(C1−6ハロアルキル)、C(O)N(C1−6アルキル)(C1−6ハロアルキル)、−COO(C1−6アルキル)、−COO(C1−6ハロアルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、
各R6bは、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、
R5またはR5dの同一の窒素原子に結合した2つの事例のR6は、それぞれ、R5またはR5dの該窒素原子と一緒に、5〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの該5〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、
R5aまたはR5bの窒素原子に結合した2つの事例のR6aは、該窒素と一緒に、5〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの該5〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、
R5cの窒素原子に結合した2つの事例のR6bは、該窒素と一緒に、5〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの該5〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、
2個の隣位環D原子に結合した2つのJD基は、該2個の隣位環D原子と一緒になって、環Dに縮合されている5〜7員の複素環または5員のヘテロアリール環を形成し得、該5〜7員の複素環または該5員の環ヘテロアリールは、N、O、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、該5〜7員の複素環または該5員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のオキソまたは−(Y)−R9で置換され、
式中、Yは、不在であるか、または最大6つの事例のフルオロで任意に置換されるC1−6アルキル鎖の形態の結合であるかのいずれかであり、Yが該C1−6アルキル鎖である場合、このアルキル鎖の最大3個のメチレン単位は、−O−、−C(O)−、または−N((Y)−R90)−から選択される基で置換され得、
i)式中、Yが不在である場合、各R90は、独立して、水素、−COR10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11で置換され、
ii)Yが存在する場合、各R90は、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−OR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10)2、−N(R10)2、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−N(R10)SO2R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11で置換され、
各R9は、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−OR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10)2、−N(R10)2、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−N(R10)SO2R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11で置換され、各R10は、独立して、水素、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R13、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該−(C1−6アルキル)−R13部分のC1−6アルキル部分、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11aで置換され、
各R13は、独立して、フェニル、ベンジル、C3−6シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、それぞれの該フェニル、該ベンジルのそれぞれ、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11bで置換され、
各R11は、独立して、ハロゲン、オキソ、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−N(R12)C(O)R12,−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、または−N(R12)SO2R12から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または3つの事例のR12で置換され、
各R11aは、独立して、ハロゲン、オキソ、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−N(R12)C(O)R12,−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、または−N(R12)SO2R12から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または3つの事例のR12で置換され、
各R11bは、独立して、ハロゲン、C1−6アルキル、オキソ、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−N(R12)C(O)R12,−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、または−N(R12)SO2R12から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または3つの事例のR12で置換され、
各R12は、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、またはオキソで置換され、
RCは、
i)環Cであるか、
ii)ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−RN、−COR7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)C(O)R7、−N(R7)C(O)OR7、−N(R7)C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、−SO2N(R7)2、−C(O)N(R7)SO2R7、−SO2N(R7)COOR7、−SO2N(R7)C(O)R7、または−N(R7)SO2R7から選択され、それぞれの該C1−6アルキル、該−(C1−6アルキル)−RNのそれぞれのC1−6アルキル部分は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び最大2つの事例の−CN、−OR8、オキソ、−N(R8)2、−N(R8)C(O)R8、−N(R8)C(O)OR8、−N(R8)C(O)N(R8)2、−SO2R8、−SO2N(R8)2、−NHOR8、−SO2N(R8)COOR8、−SO2N(R8)C(O)R8、−N(R8)SO2R8で置換されるか、のいずれかであり、
各R7は、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、フェニル、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R8は、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各RNは、独立して、フェニル環、単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環、単環式のC3−6脂環式環、または単環式の4〜6員の複素環から選択され、該単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環または該単環式の4〜6員の複素環は、N、O、またはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、該単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環は、1,3,5−トリアジニル環ではなく、該フェニル、該単環式の5〜6員のヘテロアリール環、該単環式のC3−6脂環式環、または該単環式の4〜6員の複素環は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または最大3つの事例のJMで置換され、
各JMは、独立して、−CN、C1−6脂肪族、−ORM、−SRM、−N(RM)2、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、該4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C1−6脂肪族、それぞれの該C3−8脂環式環、及びそれぞれの該4〜8員の複素環式環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR7cで置換され、
各RMは、独立して、水素、C1−6脂肪族、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、
環Cは、フェニル環、単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環、二環式の8〜10員のヘテロアリール環、単環式の3〜10員の脂環式環、または単環式の4〜10員の複素環であり、該単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環、該二環式の8〜10員のヘテロアリール環、または該単環式の4〜10員の複素環は、N、O、またはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、該単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環は、1,3,5−トリアジニル環ではなく、該フェニル、単環式の5〜6員のヘテロアリール環、二環式の8〜10員のヘテロアリール環、単環式の3〜10員の脂環式環、または単環式の4〜10員の複素環が、任意にかつ独立して、最大pの事例のJC’で置換され、pは、0または1〜3から選択される整数であり、
各JC’は、独立して、ハロゲン、−CN、−NO2、C1−6脂肪族、−ORH、−SRH、−N(RH)2、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、該4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C1−6脂肪族、それぞれの該C3−8脂環式環、及びそれぞれの該4〜8員の複素環式環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR7dで置換されるか、または
代替として、2個の隣位環C原子に結合した2つのJC’基は、該2個の隣位環C原子と一緒になって、環Cに縮合された新たな環である5〜7員の複素環を形成し、該5〜7員の複素環は、N、O、またはSから独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を含有し、各RHは、独立して、水素、C1−6脂肪族、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有するか、あるいは、−N(RH)2の同じ窒素原子に結合した2つの事例のRHは、−N(RH)2の該窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、
各R7cは、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−NO2、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C3−8シクロアルキル環、−OR8b、−SR8b、−N(R8b)2、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、またはオキソ基から選択され、それぞれの該シクロアルキル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、
各R7dは、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−NO2、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C3−8シクロアルキル環、−OR8c、−SR8c、−N(R8c)2、またはオキソ基から選択され、それぞれの該シクロアルキル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、
各R8bは、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R8cは、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換されるが、
但し、該化合物が、以下に表される化合物、




(式中、JDは、エチレンまたは−N(Me)2のいずれかであり、JAは、水素またはメチルのいずれかであり、JBは、フルオロまたはC1−2アルコキシのいずれかである)ではないことを条件とする。

0011

本発明は、式Iに従う化合物、またはその薬学的に許容される塩も対象とし、




式中、
Xは、N、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、及びCFから選択され、
環Bは、フェニル、または1個もしくは2個の環窒素原子を含有する6員のヘテロアリール環であるか、または環Bは、チオフェンであり、
nが、0または1〜3から選択される整数であり、
各JBは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−ORB、またはC3−8脂環式環から選択され、該C1−6脂肪族のそれぞれ、及び該C3−8脂環式基のそれぞれは、最大3つの事例のハロゲンで任意に置換され、
各RBは、独立して、水素、C1−6脂肪族、またはC3−8脂環式環から選択され、C1−6脂肪族である該RBのそれぞれ、及びC3−8脂環式環である該RBのそれぞれは、最大3つの事例のハロゲンで任意に置換され、
JAは、水素、ハロゲン、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、または3−6シクロアルキル環から選択され、
JDは、不在であるか、またはハロゲン、−CN、−CF3、メトキシ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、アミノ、またはメチルから選択され、
R1及びR2は、それらが結合する窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成し、該4〜8員の複素環式環または5もしくは6員のヘテロアリール環は、該窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、最大5つの事例のR5で任意に置換されるか、または
あるいは、R1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール、またはC1−6アルキル−RYから選択され、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環基、5もしくは6員のヘテロアリール、及び該C1−6アルキル−RYのC1−6アルキル部分は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5aで置換されるが、但し、R1及びR2が決して同時に水素でないことを条件とし、かつXが、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、またはCFのうちの1つである場合、R1及びR2のうちの1つがピリジンまたはピリミジンでないことを条件とするか、または、
あるいは、JD、及びR1またはR2のうちの1つは、O、N、及びSから選択される最大2個のヘテロ原子を含有し、かつ最大3つの事例のオキソまたは−(Y)−R9で任意に置換される5〜6員の複素環式環を形成し得、
式中、Yは、不在であるか、または最大6つの事例のフルオロで任意に置換されるC1−6アルキル鎖の形態の結合であるかのいずれかであり、
各R9は、独立して、水素、フルオロ、−CN、−OR10、−SR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10)2、−N(R10)2、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−N(R10)SO2R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロ芳香族環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれは、最大3つの事例のR11で任意に置換され、
各R11は、独立して、ハロゲン、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−SR12、−COR12、−OC(O)R12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−C(O)N(R12)SO2R12、−N(R12)C(O)R12、−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、−SO2N(R12)COOR12、−SO2N(R12)C(O)R12、−N(R12)SO2R12、及び−N=OR12から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のフルオロ、−OH、−O(C1−4アルキル)、フェニル、及び−O(C1−4フルオロアルキル)で置換され、
各R10は、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R12は、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、またはオキソで置換され、
RYは、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロ芳香族環から選択され、該4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれは、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれは、最大5つの事例のR5cで任意に置換され、
各R5cは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6b、−SR6b、−COR6b、−OC(O)R6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−C(O)N(R6b)SO2R6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)C(O)OR6b、−N(R6b)C(O)N(R6b)2、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2N(R6b)2、−SO2N(R6b)COOR6b、−SO2N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)SO2R6b、−(C=O)NHOR6b、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、及び該4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、及び該フェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある第1の環及び第2の環を含有し、該第1の環は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該第2の環は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R6bは、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換されるか、または
RYの同一もしくは異なる環原子に結合した2つの事例のR5cは、該環原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成して、二環系をもたらし得、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大3個のヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR”(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、R”は、水素またはC1−2アルキルであり、
各R5aは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6a、−SR6a、−COR6a、−OC(O)R6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−C(O)N(R6a)SO2R6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)C(O)OR6a、−N(R6a)C(O)N(R6a)2、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2N(R6a)2、−SO2N(R6a)COOR6a、−SO2N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)SO2R6a、−(C=O)NHOR6a、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、該環1は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該環2は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R6aは、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−C(O)N(C1−6アルキル)2、−C(O)NH(C1−6アルキル)、−C(O)N(C1−6ハロアルキル)2、−C(O)NH(C1−6ハロアルキル)、C(O)N(C1−6アルキル)(C1−6ハロアルキル)、−COO(C1−6アルキル)、−COO(C1−6ハロアルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有するか、または
R1またはR2のうちの1つが、最大5つの事例のR5aで置換された該C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリールである場合、該R1またはR2の同一もしくは異なる環原子に結合したR5aの該事例のうちの2つは、該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環を任意に形成して、二環系をもたらし得、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環は、最大2つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)CO(C1−4アルキル)、−NR’(CO)CO(C1−4アルキル)、またはハロゲンで任意に置換され、R’は、水素またはC1−2アルキルであり、 各R5は、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6、−SR6、−COR6、−OC(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−C(O)N(R6)SO2R6、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)C(O)OR6、−N(R6)C(O)N(R6)2、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2N(R6)2、−SO2N(R6)COOR6、−SO2N(R6)C(O)R6、−N(R6)SO2R6、−(C=O)NHOR6、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、該環1は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該環2は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R6は、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、または4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換されるか、または
窒素原子に結合したR1及びR2が、最大5つの事例のR5で置換された該4〜8員の複素環式環または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成する場合、該環の同一もしくは異なる原子に結合したR5の該事例のうちの2つは、該原子または複数の原子と一緒になって、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、
pは、0、1、または2から選択される整数であり、
環Cは、N、O、またはSから選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有する単環式の5員のヘテロアリール環であり、該単環式の5員のヘテロアリール環は、1,3,5−トリアジニル環ではなく、
各JCは、独立して、ハロゲン、または最大3つの事例のC1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、もしくはハロゲンで任意にかつ独立して置換されるC1−4脂肪族から選択される。

0012

本発明は、式Iもしくは式I’に従う化合物、またはその薬学的に許容される塩、及び少なくとも1つの薬学的に許容される賦形剤もしくは担体を含む薬学的組成物も対象とする。本発明は、本薬学的組成物を含む薬学的製剤または剤形も対象とする。

0013

本発明は、治療上有効な量の式Iもしくは式I’の化合物またはその薬学的に許容される塩を、単独または併用療法で対象に投与することを含む、治療または予防を必要とする対象における疾患、健康状態、または障害を治療または予防する方法も提供し、該疾患、健康状態、もしくは障害は、末梢性肺性肝性、腎臓、心臓性、もしくは大脳性の血管/内皮障害もしくは病態泌尿生殖器婦人科もしくは性障害もしくは病態、血栓塞栓疾患、線維性障害、肺もしくは呼吸器障害、腎臓もしくは肝臓障害、眼の障害、聴覚障害CNS障害循環障害局所的障害もしくは皮膚障害代謝障害、粥状動脈硬化、sGC刺激またはNOもしくはcGMPの濃度の上昇から利益を得る創傷治癒または脂質関連障害である。

0014

ここに、本発明の特定の実施形態をより詳細に参照し、その実施例を随伴する構造及び式に示す。本発明は列挙された実施形態と併せて記載されるが、それらが本発明をそれらの実施形態に限定する意図がないことは理解されよう。むしろ、本発明は、特許請求の範囲により定義される本発明の範囲内に含まれ得るすべての代替、修正、及び均等物を網羅するよう意図される。本発明は、本明細書に記載される方法及び材料に限定されず、本発明の実践において使用され得る本明細書に記載されるものと類似または均等の任意の方法及び材料を含む。定義された用語、用語の使用法、記載される技術などを含むがこれらに限定されない、組み込まれた参考文献、特許、または類似の材料のうちの1つ以上が、本出願と異なるか、または矛盾する場合には、本出願が優先する。

0015

定義及び一般的用語
本開示の目的では、化学元素は、Periodic Table of the Elements,CAS version及びHandbook of Chemistry and Physics,75th Ed.1994に従って特定される。さらに、有機化学の一般原理は、全体が参照により本明細書に組み込まれる、“Organic Chemistry”,Thomas Sorrell,University Science Books,Sausalito:1999、及び“March’s Advanced Organic Chemistry”,5thEd.,Smith,M.B.and March,J.,eds.John Wiley&Sons,New York:2001に記載されている。

0016

本明細書に記載される場合、式Iの化合物は、以下に概ね示される、または本発明の特定の分類下位分類、及び種により例示されるような1つ以上の置換基で任意に置換され得る。「任意に置換される」という表現は、「置換または非置換の」という表現と互換的に使用される。一般に、「置換される」という用語は、所定の構造内の1つ以上の水素ラジカルを特定の置換基のラジカルで置換することを指す。別途示されない限り、任意に置換される基は、その基のそれぞれの置換可能な位置に置換基を有していてもよい。所定の構造内の2つ以上の位置が、特定の基から選択される2つ以上の置換基で置換され得る場合、その置換基は、別途特定されない限り、各位置で同一であるか、または異なっているかのいずれかであり得る。当業者には明白であろうが、−H、ハロゲン、−NO2、−CN、−OH、−NH2、または−OCF3などの基は、置換可能な基ではない。

0017

「最大」という表現は、本明細書で使用される場合、ゼロ、またはその表現の後の数値以下の任意の整数を指す。例えば、「最大3」は、0、1、2、または3のうちの任意の1つを意味する。本明細書に記載される場合、原子の特定の数値範囲は、その中の任意の整数を含む。例えば、1〜4個の原子を有する基は、1、2、3、または4個の原子を有し得る。任意の変数が任意の位置で2回以上生じる場合には、各出現でのその定義は、他の各出現とは独立している。

0018

本開示により想起される置換基の選択及び組み合わせは、安定した、または化学的に実行可能な化合物の形成をもたらすもののみである。かかる選択及び組み合わせは当業者に明白であり、過度の実験を行わずに決定され得る。「安定した」という用語は、本明細書で使用される場合、本明細書に開示される目的の1つ以上のための生成、検出、そしていくつかの実施形態では回収、精製、及び使用を可能にする条件に従う時に、実質的に変化しない化合物を指す。いくつかの実施形態では、安定した化合物は、水分または他の化学的反応条件の不在下で、少なくとも1週間、25℃以下の温度に保持された時に、実質的に変化しないものである。化学的に実行可能な化合物は、補足された本明細書に開示されるもの、必要であれば、当該技術分野の関連のある知識に基づいて、当業者によって調製され得る化合物である。

0019

式Iの化合物または本明細書に開示される他の化合物などの化合物は、その遊離形態(例えば、非晶質形態、または結晶形態もしくは多形)で存在し得る。特定の条件下で、化合物は共形態も形成し得る。本明細書で使用される場合、「共形態」という用語は、「多成分結晶形態」という用語と同義である。共形態の成分のうちの1つが明らかにプロトンを他の成分に移動させた場合、結果として生じる共形態は「塩」と称される。塩の形成は、混合物を形成するパートナー間のpKaの差の大きさによって決定される。本開示の目的では、化合物は、「薬学的に許容される塩」という用語が明確に言及されていない場合でも、薬学的に許容される塩を含む。

0020

異性体のうちの1つだけが具体的に図示または命名されない限り、本明細書に表される構造は、その構造のすべての立体異性(例えば、鏡像異性ジアステレオマーアトロプ異性、及びシス−トランス異性)形態、例えば、各不斉中心に関してR及びS配置、各不斉軸に関してRa及びSa配置、(Z)及び(E)二重結合配置、ならびにシス及びトランス配座異性体、を含むことも意味する。したがって、本化合物の単独の立体化学的異性体だけでなく、ラセミ体、ならびに鏡像異性体、ジアステレオマー、及びシス−トランス異性体(二重結合または配座)の混合物も本開示の範囲内である。別途述べられない限り、本開示の化合物のすべての互変異性形態も本発明の範囲内である。一例として、Rが水素であり得る以下に描かれる置換基、




は、以下に示される両方の化合物、




を含む。

0021

本開示は、1個以上の原子が天然に通常見出される原子質量または質量数と異なる原子質量または質量数を有する原子によって置換されるという事柄以外は本明細書に引用されるものと同一である同位体標識化合物包含する。明記されたいかなる特定の原子または元素のすべての同位体も、本発明の化合物及びその使用の範囲内に企図される。本発明の化合物に組み込まれ得る例示的な同位体としては、水素、炭素、窒素、酸素、リン硫黄、フッ素、塩素、及びヨウ素の同位体、例えば、それぞれ2H、3H、11C、13C、14C、13N、15N、15O、17O、18O、32P、33P、35S、18F、36Cl、123I、及び125Iが挙げられる。本発明のある特定の同位体標識化合物(例えば、3H及び14Cで標識されたもの)は、化合物及び/または基質組織分布アッセイにおいて有用である。トリチウム化(すなわち、3H)及び炭素−14(すなわち、14C)同位体は、その調製の容易さ及び検出可能性のために有用である。さらに、重水素(すなわち、2H)などのより重い同位体での置換は、より優れた代謝安定性に起因する特定の治療利益をもたらす場合があり(例えば、インビボ半減期の増加または必要薬用量の減少)、このため、いくつかの状況において好ましい場合がある。陽電子放出同位体、例えば、15O、13N、11C、及び18Fは、基質受容体占有度検査する陽電子放出断層撮影(PET)試験に有用である。同位体標識された本発明の化合物は、一般的に、同位体標識試薬非同位体標識試薬交換することにより、本明細書の以下のスキーム及び/または実施例に開示されるものと類似した手順に従うことによって調製され得る。

0022

「脂肪族」または「脂肪族基」という用語は、本明細書で使用される場合、完全に飽和されているか、または不飽和の1つ以上の単位を含有する直鎖状(すなわち、非分岐鎖状)もしくは分岐鎖状の置換もしくは非置換の炭化水素鎖を意味する。別途特定されない限り、脂肪族基は、1〜20個の脂肪族炭素原子を含有する。いくつかの実施形態では、脂肪族基は、1〜10個の脂肪族炭素原子を含有する。他の実施形態では、脂肪族基は、1〜8個の脂肪族炭素原子を含有する。さらに他の実施形態では、脂肪族基は、1〜6個の脂肪族炭素原子を含有する。他の実施形態では、脂肪族基は、1〜4個の脂肪族炭素原子を含有し、さらに他の実施形態では、脂肪族基は、1〜3個の脂肪族炭素原子を含有する。好適な脂肪族基としては、直鎖状もしくは分岐鎖状の置換もしくは非置換アルキルアルケニル、またはアルキニル基が挙げられるが、これらに限定されない。脂肪族基の特定の例としては、メチル、エチルプロピルブチルイソプロピルイソブチルビニル、sec−ブチル、tert−ブチル、ブテニルプロパルギルアセチレンなどが挙げられるが、これらに限定されない。完全に明確に言うと、「脂肪族鎖」という用語は、「脂肪族」または「脂肪族基」という用語と互換的に使用され得る。

0023

「アルキル」という用語は、本明細書で使用される場合、飽和された直鎖状または分岐鎖状の一価炭化水素ラジカルを指す。別途特定されない限り、アルキル基は、1〜20個の炭素原子(例えば、1〜20個の炭素原子、1〜10個の炭素原子、1〜8個の炭素原子、1〜6個の炭素原子、1〜4個の炭素原子、または1〜3個の炭素原子)を含有する。アルキル基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシルヘプチルオクチルなどが挙げられるが、これらに限定されない。

0024

「アルケニル」という用語は、少なくとも1つの不飽和部位、すなわち、炭素−炭素sp2二重結合を有する直鎖状または分岐鎖状の一価炭化水素ラジカルを指し、アルケニルラジカルは、「シス」及び「トランス」配向、あるいは、「E」及び「Z」配向を有するラジカルを含む。別途特定されない限り、アルケニル基は、2〜20個の炭素原子(例えば、2〜20個の炭素原子、2〜10個の炭素原子、2〜8個の炭素原子、2〜6個の炭素原子、2〜4個の炭素原子、または2〜3個の炭素原子)を含有する。例としては、ビニル、アリルなどが挙げられるが、これらに限定されない。

0025

アルキニル」という用語は、少なくとも1つの不飽和部位、すなわち、炭素−炭素sp三重結合を有する直鎖状または分岐鎖状の一価炭化水素ラジカルを指す。別途特定されない限り、アルキニル基は、2〜20個の炭素原子(例えば、2〜20個の炭素原子、2〜10個の炭素原子、2〜8個の炭素原子、2〜6個の炭素原子、2〜4個の炭素原子、または2〜3個の炭素原子)を含有する。例としては、エチニルプロピニルなどが挙げられるが、これらに限定されない。

0026

炭素環式」という用語は、炭素及び水素原子のみによって形成された環系を指す。別途特定されない限り、本開示全体を通して、炭素環は、「非芳香族炭素環」または「脂環式」の同義語として使用される。いくつかの例において、その用語は「芳香族炭素環」という表現において使用することができ、この場合、それは以下に定義される「アリール基」を指す。

0027

「脂環式」(または「非芳香族炭素環」、「非芳香族カルボシクリル」、「非芳香族炭素環式」)という用語は、完全に飽和されているか、または不飽和の1つ以上の単位を含有するが、芳香族ではなく、分子の残りへの単一の結合点を有する、環状炭化水素を指す。別途特定されない限り、脂環基は、単環式、二環式、三環式、縮合、スピロ、または架橋であってもよい。一実施形態では、「脂環式」という用語は、単環式C3−C12炭化水素または二環式C7−C12炭化水素を指す。いくつかの実施形態では、二環式または三環式環系の任意の個々の環は、3〜7員を有する。好適な脂環基としては、シクロアルキルシクロアルケニル、及びシクロアルキニルが挙げられるが、これらに限定されない。脂肪族基の例としては、シクロプロピルシクロブチルシクロペンチルシクロペンテニルシクロヘキシルシクロヘキセニルシクロヘプチルシクロヘプテニルノルボルニル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、シクロウンデシル、シクロドデシルなどが挙げられる。

0028

「脂環式」という用語は、そのラジカルまたは結合点が非芳香族炭素環上にある限り、非芳香族炭素環が1つ以上の芳香族もしくは非芳香族の炭素環もしくは複素環式環、またはそれらの組み合わせに「縮合」され得る、多環式環系も含む。

0029

「シクロアルキル」は、本明細書で使用される場合、完全に飽和されており、分子の残りへの単一の結合点を有する環系を指す。別途特定されない限り、シクロアルキル基は、単環式、二環式、三環式、縮合、スピロ、または架橋であってもよい。一実施形態では、「シクロアルキル」という用語は、単環式C3−C12飽和炭化水素または二環式C7−C12飽和炭化水素を指す。いくつかの実施形態では、二環式または三環式環系の任意の個々の環は、3〜7員を有する。好適なシクロアルキル基は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロヘプテニル、ノルボルニル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、シクロウンデシル、シクロドデシルなどを含むが、これらに限定されない。

0030

「複素環」(または「ヘテロシクリル」または「複素環式」)は、本明細書で使用される場合、1つ以上の環員が、完全に飽和されているか、または不飽和の1つ以上の単位を含有するが、芳香族ではなく、分子の残りへの単一の結合点を有する、独立して選択されたヘテロ原子である環系を指す。別途特定されない限り、本開示全体を通して、複素環は、「非芳香族複素環」の同義語として使用される。いくつかの例において、その用語は、「芳香族複素環」という表現において使用することができ、この場合、それは、以下に定義される「ヘテロアリール基」を指す。「複素環」という用語は、縮合、スピロ、または架橋の複素環式環系も含む。別途特定されない限り、複素環は、単環式、二環式、または三環式であってもよい。いくつかの実施形態では、複素環は、1個以上の環員が酸素、硫黄、または窒素から独立して選択されるヘテロ原子である、3〜18個の環員を有し、その系の各環は、3〜7個の環員を含有する。他の実施形態では、複素環は、3〜7個の環員(2〜6個の炭素原子及び1〜4個のヘテロ原子)を有する単環または7〜10個の環員(4〜9個の炭素原子及び1〜6個のヘテロ原子)を有する二環であってもよい。二環式複素環式環系の例としては、アダマンタニル、2−オキサビシクロ[2.2.2]オクチル、1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクチルが挙げられるが、これらに限定されない。

0031

本明細書で使用される場合、「複素環」という用語は、ラジカルまたは結合点が複素環式環上にある限り、複素環式環が1つ以上の芳香族もしくは非芳香族の炭素環もしくは複素環式環、またはそれらの組み合わせと縮合されている、多環式環系も含む。

0032

複素環式環の例としては、以下の単環:2−テトラヒドロフラニル、3−テトラヒドロフラニル、2−テトラヒドロチオフェニル、3−テトラヒドロチオフェニル、2−モルホリノ、3−モルホリノ、4−モルホリノ、2−チオモルホリノ、3−チオモルホリノ、4−チオモルホリノ、1−ピロリジニル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル、1−テトラヒドロピペラジニル、2−テトラヒドロピペラジニル、3−テトラヒドロピペラジニル、1−ピペリジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、1−ピラゾリニル、3−ピラゾリニル、4−ピラゾリニル、5−ピラゾリニル、1−ピペリジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル、2−チアゾリジニル、3−チアゾリジニル、4−チアゾリジニル、1−イミダゾリジニル、2−イミダゾリジニル、4−イミダゾリジニル、5−イミダゾリジニル;ならびに以下の二環:3−1H−ベンゾイミダゾール−2−オン、3−(1−アルキル)−ベンゾイミダゾール−2−オン、インドリニル、テトラヒドロキノリニルテトラヒドロイソキノリニル、ベンゾチオラン、ベンゾジチアン、及び1,3−ジヒドロイミダゾール−2−オンが挙げられるが、これらに限定されない。

0033

本明細書で使用される場合、単独で、または「アラルキル」、「アラルコキシ」、「アリールオキシアルキル」のようにより大きな部分の一部として使用される「アリール」(「アリール環」または「アリール基」におけるような)という用語は、その系の少なくとも1つの環が芳香族であり、分子の残りへの単一の結合点を有する、炭素環系を指す。別途特定されない限り、アリール基は、単環式、二環式、または三環式であってもよく、6〜18個の環員を含有してもよい。この用語は、ラジカルまたは結合点がアリール環内にある限り、アリール環が1つ以上の芳香族もしくは非芳香族の炭素環もしくは複素環式環、またはそれらの組み合わせと縮合されている、多環式環系も含む。アリール環の例としては、フェニル、ナフチルインダニル、インデニルテトラリンフルオレニル、及びアントラセニルが挙げられるが、これらに限定されない。

0034

「アラルキル」という用語は、アルキレン基オープンエンドがアラルキルラジカルを式Iの化合物の別の部分に結合させている、アルキレン基で置換されたアリール環を有するラジカルを指す。アルキレン基は、二価の直鎖状または分岐鎖状の飽和炭化水素基である。本明細書で使用される場合、「C7−12アラルキル」という用語は、組み合わされたアリール環及びアルキレン基内の炭素原子の総数が7〜12個である、アラルキルラジカルを意味する。「アラルキル」の例としては、C1−6アルキレン基で置換されたフェニル環、例えば、ベンジル及びフェニルエチル、ならびにC1−2アルキレン基で置換されたナフチル基が挙げられるが、これらに限定されない。

0035

単独で、または「ヘテロアラルキル」もしくは「ヘテロアリールアルコキシ」におけるようにより大きな部分の一部として使用される「ヘテロアリール」(または「ヘテロ芳香族の」または「ヘテロアリール基」または「芳香族複素環」)という用語は、その系の少なくとも1つの環が芳香族であり、1つ以上のヘテロ原子を含有し、その系の各環が3〜7個の環員を含有し、分子の残りへの単一の結合点を有する、環系を指す。別途特定されない限り、ヘテロアリール環系は、単環式、二環式、または三環式であってもよく、総数5〜14個の環員を有していてもよい。一実施形態では、ヘテロアリール系におけるすべての環は芳香族である。また、この定義に含まれるのは、ラジカルまたは結合点がヘテロアリール環内にある限り、ヘテロアリール環が1つ以上の芳香族もしくは非芳香族炭素環もしくは複素環式環、またはそれらの組み合わせと縮合されている、ヘテロアリールラジカルである。二環式6,5ヘテロ芳香族系は、本明細書で使用される場合、例えば、ラジカルまたは結合点が6員環上にある第2の5員環に縮合された6員ヘテロ芳香族環である。

0036

ヘテロアリール環としては、以下の単環:2−フラニル、3−フラニル、N−イミダゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、5−イミダゾリル、3−イソオキサゾリル、4−イソオキサゾリル、5−イソオキサゾリル、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、5−オキサゾリル、N−ピロリル、2−ピロリル、3−ピロリル、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリミジニル、4−ピリミジニル、5−ピリミジニル、ピリダジニル(例えば、3−ピリダジニル)、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、テトラゾリル(例えば、5−テトラゾリル)、トリアゾリル(例えば、2−トリアゾリル及び5−トリアゾリル)、2−チエニル、3−チエニル、ピラゾリル(例えば、2−ピラゾリル)、イソチアゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル、ピラジニル、1,3,5−トリアジニル、ならびに以下の二環:ベンゾイミダゾリル、ベンゾフリル、ベンゾチオフェニル、ベンゾピラジニル、ベンゾピラノニル、インドリル(例えば、2−インドリル)、プリニル、キノリニル(例えば、2−キノリニル、3−キノリニル、4−キノリニル)、及びイソキノリニル(例えば、1−イソキノリニル、3−イソキノリニル、または4−イソキノリニル)が挙げられるが、これらに限定されない。

0037

本明細書で使用される場合、「シクロ」(または「環状」または「環状部分」)は、そのそれぞれが以前に定義された脂環式、複素環式、アリール、またはヘテロアリールを含む単環、二環、及び三環系を包含する。

0038

「縮合」二環式環系は、2個の隣接する環原子を共有する2つの環を含む。

0039

「架橋」二環式環系は、3または4個の隣接する環原子を共有する2つの環を含む。本明細書で使用される場合、「架橋」という用語は、分子の2つの異なる部分を接続させる原子または原子鎖を指す。架橋を通して接続された2個の原子(常にではないが通常は2個の三級炭素原子)は、「橋頭」と称される。架橋に加えて、その2つの橋頭は、少なくとも2個の個々の原子または原子鎖により接続されている。架橋二環式環系の例としては、アダマンタニル、ノルボルナニル、ビシクロ[3.2.1]オクチル、ビシクロ[2.2.2]オクチル、ビシクロ[3.3.1]ノニル、ビシクロ[3.2.3]ノニル、2−オキサ−ビシクロ[2.2.2]オクチル、1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクチル、3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクチル、及び2,6−ジオキサトリシクロ[3.3.1.03,7]ノニルが挙げられるが、これらに限定されない。「スピロ」二環系は、2つの環の間に唯一の環原子(通常は四級炭素原子)を共有する。

0040

「環原子」という用語は、芳香族環、脂環式環、複素環式環、またはヘテロアリール環のうちの環の部分であるC、N、O、またはSなどの原子を指す。「置換可能な環原子」は、少なくとも1個の水素原子に結合した環炭素または窒素原子である。水素は、好適な置換基で任意に置換され得る。したがって、「置換可能な環原子」という用語は、2つの環が縮合される場合に共有される環窒素または炭素原子を含まない。さらに、水素以外の1つ以上の部分に環炭素または窒素原子が既に結合していて、いかなる水素も置換に利用できないことをその構造が示す場合には、「置換可能な環原子」は、環炭素または窒素原子を含まない。

0041

「ヘテロ原子」は、窒素、硫黄、リン、もしくはケイ素の任意の酸化形態、任意の塩基性窒素四級化形態、または複素環式環もしくはヘテロアリール環の置換可能な窒素、例えば、N(3,4−ジヒドロ−2H−ピロリルと同様)、NH(ピロリジニルと同様)またはNR+(N−置換されたピロリジニルと同様)を含む酸素、硫黄、窒素、リン、またはケイ素のうちの1つ以上を指す。

0042

いくつかの実施形態では、変数の2つの独立した出現は、各変数が結合している原子(複数可)と一緒になって、5〜8員のヘテロシクリル、アリール、もしくはヘテロアリール環、または3〜8員の脂環式環を形成し得る。置換基の2つの独立した出現が、各変数が結合している原子(複数可)と一緒になっている場合に形成される例示的な環としては、以下のもの:a)同じ原子に結合していてその原子と一緒になって環を形成している、置換基の2つの独立した出現であって、その置換基の両方の出現が、結合している原子と一緒になって、ヘテロシクリル環、ヘテロアリール環、脂環式環、またはアリール環を形成していて、その基が単一の結合点によって分子の残りに結合しているもの、及びb)異なる原子に結合していてそれらの原子の両方と一緒になってヘテロシクリル環、ヘテロアリール環、脂環式環、またはアリール環を形成している、置換基の2つの独立した出現であって、形成された環が分子の残りと2つの結合点を有するものが挙げられるが、これらに限定されない。例えば、フェニル基が、式D1のように−ORoの2つの出現で置換されている場合には

0043

−ORoのこれらの2つの出現はその結合する炭素原子と一緒になって、式D2のように、縮合6員酸素含有環を形成している。

0044

置換基の2つの独立した出現が、各置換基が結合する原子(複数可)と一緒になっている場合には、様々な他の環が形成され得ること、及び上に詳述された例が限定を意図するものではないことは理解されよう。

0045

いくつかの実施形態では、アルキルまたは脂肪族鎖が、別の原子または基で任意に中断され得る。これは、アルキルまたは脂肪族鎖のメチレン単位が、該他の原子または基で任意に置換され得ることを意味する。別途特定されない限り、任意の置換は、化学的に安定した化合物を形成する。任意の中断は、鎖内及び/または鎖のいずれかの末端の両方で、すなわち、分子の残りへの結合点(複数可)及び/または末端の両方で生じる場合がある。2つの任意の置換は、化学的に安定した化合物をもたらす限り、鎖内で互いに隣接していてもよい。別途特定されない限り、置換または中断が鎖の末端に生じる場合には、置換原子は、その末端でHに結合する。例えば、−CH2CH2CH3が、−O−で任意に中断される場合、結果として生じる化合物は、−OCH2CH3、−CH2OCH3、または−CH2CH2OHであり得る。別の実施例では、二価リンカー−CH2CH2CH2−が、−O−で任意に中断される場合、結果として生じる化合物は、−OCH2CH2−、−CH2OCH2−、または−CH2CH2O−であり得る。任意の置換は、鎖内の炭素原子すべてを完全に置換することもできる。例えば、C3脂肪族は、−N(R’)−、−C(O)−、及び−N(R’)−に任意に置換されて、−N(R’)C(O)N(R’)−(尿素)を形成し得る。

0046

一般に、「隣位」という用語は、2個以上の炭素原子を含む基にあり、隣接する炭素原子に結合する置換基の置換を指す。

0047

一般に、「ジェミナル」という用語は、2個以上の炭素原子を含む基にあり、同一炭素原子に結合する置換基の置換を指す。

0048

「末端で」及び「内部で」という用語は、置換基内の基の位置を指す。基が化学構造の残りにさらに結合していない置換基の末端に存在する場合に、その基は末端にある。カルボキシアルキル、すなわち、RXO(O)C−アルキルは、末端で使用されるカルボキシ基の一例である。基が化学構造の残りに結合している置換基の末端の置換基の中央に存在する場合、その基は内部にある。アルキルカルボキシ(例えば、アルキル−C(O)O−またはアルキル−O(CO)−)及びアルキルカルボキシアリール(例えば、アルキル−C(O)O−アリールまたはアルキル−O(CO)−アリール−)は、内部で使用されるカルボキシ基の例である。

0049

本明細書に記載される場合、置換基から多環系内の1つの環の中心まで引かれた結合(以下に図示)は、多環系内の環のうちのいずれか中の任意の置換可能な位置にある置換基の置換を表す。例えば、式D3は、式D4に示された位置のうちのいずれかにおける可能な置換を表す。

0050

これは、任意の環系(点線により表される)に縮合された多環系にも適用される。例えば、式D5において、Xは環A及び環Bの両方の任意の置換基である。

0051

しかしながら、多環系内の2つの環がそれぞれ、各環の中心から引かれた異なる置換基を有する場合、別途特定されない限り、各置換基は、それが結合する環上の置換のみを表す。例えば、式D6において、Yは環Aのみの任意の置換基であり、Xは環Bのみの任意の置換基である。

0052

本明細書で使用される場合、「アルコキシ」または「アルキルチオ」という用語は、酸素(「アルコキシ」、すなわち、−O−アルキル)または硫黄(「アルキルチオ」、すなわち、−S−アルキル)原子を通して分子または別の鎖もしくは環に結合する、前に定義されたようなアルキル基を指す。

0053

Cn−m「アルコキシアルキル」、Cn−m「アルコキシアルケニル」、Cn−m「アルコキシ脂肪族」、及びCn−m「アルコキシアルコキシ」という用語は、場合によって、1つ以上のアルコキシ基で置換されるアルキル、アルケニル、脂肪族、またはアルコキシを意味し、そのアルキル基とアルコキシ基、アルケニル基とアルコキシ基、脂肪族とアルコキシ基、またはアルコキシ基とアルコキシ基、の組み合わせの合計炭素数は、場合によって、n〜mの間の値である。例えば、C4−6アルコキシアルキルは、アルキル部分とアルコキシ部分に分かれる合計4〜6つの炭素を有し、例えば、それは、−CH2OCH2CH2CH3、−CH2CH2OCH2CH3、または−CH2CH2CH2OCH3であり得る。

0054

上の段落において記載された部分が任意に置換される場合、それらは、酸素または硫黄のいずれかの側のその部分のいずれかまたは両方が置換されてよい。例えば、任意に置換されるC4アルコキシアルキルは、例えば、−CH2CH2OCH2(Me)CH3または−CH2(OH)O CH2CH2CH3であり得、C5アルコキシアルケニルは、例えば、−CH=CHO CH2CH2CH3または−CH=CHCH2OCH2CH3であり得る。

0055

アリールオキシ、アリールチオベンジルオキシ、またはベンジルチオという用語は、酸素原子を通して(「アリールオキシ」、「ベンジルオキシ」、例えば−O−Ph、−OCH2Ph)または硫黄原子を通して(「アリールチオ」、例えば、−S−Ph、−S−CH2Ph)分子または別の鎖もしくは環に結合するアリールまたはベンジル基を指す。さらに、「アリールオキシアルキル」、「ベンジルオキシアルキル」、「アリールオキシアルケニル」、及び「アリールオキシ脂肪族」という用語は、場合によって1つ以上のアリールオキシまたはベンジルオキシ基で置換されるアルキル、アルケニルまたは脂肪族を、場合によって意味する。この場合、各アリール、アリールオキシ、アルキル、アルケニル、または脂肪族の原子数は、別個に示される。したがって、5〜6員のアリールオキシ(C1−4アルキル)は、酸素原子を介してC1−4アルキル鎖に結合する5〜6員のアリール環であり、今度はそれが、C1−4アルキル鎖の末端炭素を介して分子の残りに結合する。

0056

本明細書で使用される場合、「ハロゲン」または「ハロ」という用語は、F、Cl、Br、またはIを意味する。

0057

「ハロアルキル」、「ハロアルケニル」、「ハロ脂肪族」、及び「ハロアルコキシ」という用語は、1個以上のハロゲン原子で置換される、場合によって、アルキル、アルケニル、脂肪族、またはアルコキシを意味する。例えば、C1−3ハロアルキルは、−CFHCH2CHF2であり得、C1−2ハロアルコキシは、−OC(Br)HCHF2であり得る。この用語は、−CF3及び−CF2CF3などの過フッ素化アルキル基を含む。

0058

本明細書で使用される場合、「シアノ」という用語は、−CNまたは−C≡Nを指す。

0059

「シアノアキル」、「シアノアルケニル」、「シアノ脂肪族」、及び「シアノアルコキシ」という用語は、1つ以上のシアノ基で置換される、場合によって、アルキル、アルケニル、脂肪族、またはアルコキシを意味する。例えば、C1−3シアノアルキルは、−C(CN)2CH2CH3であり得、C1−2シアノアルケニルは、=CHC(CN)H2であり得る。

0060

本明細書で使用される場合、「アミノ」基は−NH2を指す。

0061

アミノアルキル」、「アミノアルケニル」、「アミノ脂肪族」、及び「アミノアルコキシ」という用語は、1つ以上のアミノ基で置換される、場合によって、アルキル、アルケニル、脂肪族、またはアルコキシを意味する。例えば、C1−3アミノアルキルは、−CH(NH2)CH2CH2NH2であり得、C1−2アミノアルコキシは、−OCH2CH2NH2であり得る。

0062

「ヒドロキシル」または「ヒドロキシ」という用語は−OHを指す。

0063

ヒドロキシアルキル」、「ヒドロキシアルケニル」、「ヒドロキシ脂肪族」、及び「ヒドロキシアルコキシ」という用語は、1つ以上の−OH基で置換される、場合によって、アルキル、アルケニル、脂肪族、またはアルコキシを意味する。例えば、C1−3ヒドロキシアルキルは、−CH2(CH2OH)CH3であり得、C4ヒドロキシアルコキシは、−OCH2C(CH3)(OH)CH3であり得る。

0064

本明細書で使用される場合、単独で、または別の基に関連して使用される「カルボニル」は、−C(O)−または−C(O)Hを指す。例えば、本明細書で使用される場合、「アルコキシカルボニル」は、−C(O)O(アルキル)などの基を指す。

0065

本明細書で使用される場合、「オキソ」は=Oを指し、オキソは常にではないが通常、炭素原子に結合する(例えば、それは硫黄原子に結合する場合もある)。脂肪族鎖は、カルボニル基によって任意に中断され得るか、またはオキソ基によって任意に置換される場合があり、両方の表現が、同一物、例えば−CH2−C(O)−CH3を指す。

0066

本明細書で使用される場合、樹脂化学に関連して(例えば、固体樹脂または可溶性樹脂もしくはビーズを使用して)、「リンカー」という用語は、化合物を固体支持体または可溶性支持体に結合させる二官能基化学的部分を指す。

0067

すべての他の状況において、「リンカー」は、本明細書で使用される場合、2つの自由原子価が異なる原子(例えば、炭素またはヘテロ原子)上にあるか、または同一原子上にあるが2つの異なる置換基で置換されている場合がある、二価基を指す。例えば、メチレン基は、自由原子価のそれぞれに1つずつある2つの異なる基で置換され得るC1アルキルリンカー(−CH2−)であり得る(例えば、Ph−CH2−Phなどであり、その場合メチレンは2つのフェニル環の間のリンカーとして作用する)。エチレンは、2つの自由原子価が異なる原子上にあるC2アルキルリンカー(−CH2CH2−)であり得る。例えば、アミド基は、鎖の内部位置に配置される場合、リンカーとして作用することができる(例えば−CONH−)。リンカーは、ある特定の官能基によって脂肪族鎖を中断した結果であり得るか、または該鎖上のメチレン単位を該官能基で置換した結果であり得る。例えば、リンカーは、最大2つのメチレン単位が−C(O)−または−NH−で置換されたC1−6脂肪族鎖であり得る(−CH2−NH−CH2−C(O)−CH2−または−CH2−NH−C(O)−CH2−など)。同じ−CH2−NH−CH2−C(O)−CH2−及び−CH2−NH−C(O)−CH2−基を定義する代替的手段は、最大2つの−C(O)−または−NH−部分によって任意に中断されたC3アルキル鎖としてである。環状基がリンカーを形成することもでき、例えば、1,6−シクロヘキサンジイルが、




のように、2つのR基の間のリンカーであり得る。リンカーは、さらに、任意の部分または位置で任意に置換され得る。

0068

両方の自由原子価が同一原子内にあり、同一置換基に結合するR−CH=またはR2C=型の二価基も可能である。この場合、それらは、IUPACに承認された名称によって称される。例えば、アルキリデン(例えば、メチリデン(=CH2)またはエチリデン(=CH−CH3)など)は、本開示におけるリンカーの定義に包含されない。

0069

保護基」という用語は、本明細書で使用される場合、多官能基化合物中の1つ以上の所望の反応部位を一時的に遮断するために使用される物質を指す。特定の実施形態では、保護基は、以下の特徴、すなわちa)良好な収率で選択的に反応して保護された基質をもたらし、それが他の反応部位のうちの1つ以上で起こる反応に対して安定していること、及びb)再生された官能基を攻撃しない試薬によって良好な収率で選択的に除去可能であることのうちの1つ以上または好ましくはすべてを有する。例示的な保護基は、その全内容が参照により本明細書に組み込まれるGreene,T.W.et al.,“Protective Groups in Organic Synthesis”,Third Edition,John Wiley&Sons,New York:1999に詳述されている。「窒素保護基」という用語は、本明細書で使用される場合、多官能基化合物中の1つ以上の所望の窒素反応部位を一時的に遮断するために使用される物質を指す。好ましい窒素保護基も、上に例示された特徴を有しており、特定の例示的な窒素保護基は、その全内容が参照により本明細書に組み込まれるChapter 7 in Greene,T.W.,Wuts,P.G in“Protective Groups in Organic Synthesis”,Third Edition,John
Wiley&Sons,New York:1999に詳述されている。

0070

本明細書で使用される場合、「置換可能な部分」または「脱離基」という用語は、本明細書で定義された脂肪族または芳香族基会合していて、求核試薬での求核攻撃により置換に供される基を指す。

0071

本明細書で使用される場合、「アミドカップリング剤」または「アミドカップリング試薬」は、カルボキシ部分のヒドロキシル部分と反応し、それにより求核攻撃を受け易くさせる化合物を意味する。例示的なアミドカップリング剤としては、DICジイソプロピルカルボジイミド)、EDCI(1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド)、DCC(ジシクロヘキシルカルボジイミド)、BOPベンゾトリアゾル−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)−ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート)、pyBOP((ベンゾトリアゾル−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート)などが挙げられる。

0072

本発明の化合物は、その化学構造及び/または化学名により本明細書で定義される。化合物が化学構造及び化学名の両方により参照され、化学構造及び化学名が矛盾する場合、化学構造が化合物が何であるかを決定するものとする。

0073

化合物の実施形態 第1の態様では、本発明は、式I’に従う化合物またはその薬学的に許容される塩に関し、




式中、X1のそれぞれは、N、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、及びCFから選択され、
X2は、NまたはCから選択され、
Wは、
i)不在であり、JBは、2つのJ基を有する炭素原子に直接接続され、各Jは、独立して、水素またはメチルから選択され、nは、1であり、JBは、最大9つの事例のフッ素で任意に置換されるC1−7アルキル鎖であり、任意に、該C1−7アルキル鎖の1つの−CH2−単位は、−O−または−S−で置換され得るか、
ii)フェニル、またはN、O、もしくはSから選択される1個もしくは2個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環である環Bであり、環Bがフェニルまたは5もしくは6員のヘテロアリール環である場合、各Jは、水素であり、nは、0〜3から選択される整数であり、各JBは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−ORB、またはC3−8脂環式基から選択され、それぞれの該C1−6脂肪族及びそれぞれの該C3−8脂環式基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR3で置換され、各RBは、独立して、水素、C1−6脂肪族、またはC3−8脂環族から選択され、C1−6脂肪族である該RBのそれぞれ、及びC3−8脂環式環である該RBのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR3aで置換されるか、のいずれかであり、
各R3は、独立して、ハロゲン、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)から選択され、
各R3aは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)から選択され、
oは、1〜3から選択される整数であり、
各JDは、独立して、JA、ハロゲン、−CN、−NO2、−ORD、−SRD、−C(O)RD、−C(O)ORD、−OC(O)RD、−C(O)N(RD)2、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)RD、−N(Rd)C(O)ORD、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−OC(O)N(RD)2、−SO2RD、−SO2N(RD)2、−N(Rd)SO2RD、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−RD、C3−8脂環式環、6〜10員のアリール環、4〜8員の複素環式環、または5〜10員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5〜10員のヘテロアリール環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C1−6脂肪族、該−(C1−6脂肪族)−RD部分のそれぞれの該C1−6脂肪族部分、それぞれの該C3−8脂環式環、それぞれの該6〜10員のアリール環、それぞれの該4〜8員の複素環式環、及びそれぞれの該5〜10員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5dで置換され、
JAは、水素、ハロゲン、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、もしくは3−6シクロアルキル環から選択されるか、または、Ra及びRbは、それらが両方とも結合する窒素原子と一緒に、N、O、及びSから選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有する4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、該4〜8員の複素環式環及び5員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフッ素で置換され、
各RDは、独立して、水素、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−Rf、C3−8脂環式環、4〜10員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの該4〜10員の複素環式環及びそれぞれの該5〜6員のヘテロアリール環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C1−6脂肪族、該−(C1−6脂肪族)−Rf部分のそれぞれの該C1−6脂肪族部分、それぞれの該C3−8脂環式環、それぞれの該4〜10員の複素環式環、それぞれの該フェニル、及びそれぞれの該5〜6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5aで置換され、いずれかのRDがC1−6脂肪族または−(C1−6脂肪族)−Rf基のうちの1つである場合、該C1−6脂肪族鎖を形成する1つもしくは2つの−CH2−単位は、任意に、−N(Rd)−、−CO−、または−O−から独立して選択される基で置換され得、
各Rdは、独立して、水素、C1−6脂肪族、−(C1−6脂肪族)−Rf、C3−8脂環式環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5もしくは6員のヘテロアリール環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C1−6脂肪族、該−(C1−6脂肪族)−Rf部分のそれぞれの該C1−6脂肪族部分、それぞれの該C3−8脂環式環、それぞれの該4〜8員の複素環式環、それぞれの該フェニル、及びそれぞれの該5〜6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5bで置換され、いずれかのRdがC1−6脂肪族または−(C1−6脂肪族)−Rf基のうちの1つである場合、該C1−6脂肪族鎖を形成する1つもしくは2つの−CH2−単位は、任意に、−N(Rd)−、−CO−、または−O−から独立して選択される基で置換され得、
各Rfは、独立して、C1−3アルキル、C3−8脂環式環、4〜10員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの該4〜10員の複素環式環及びそれぞれの該5〜6員のヘテロアリール環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C3−8脂環式環、それぞれの該4〜10員の複素環式環、それぞれの該フェニル、及びそれぞれの該5〜6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5cで置換され、
JDが−C(O)N(RD)2、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−OC(O)N(RD)2、または−SO2N(RD)2である場合、2つのRD基は、2つのRD基に結合した窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、2つのRD基が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、
JDが−N(Rd)C(O)RDである場合、RD基は、RD基に結合した炭素原子と一緒に、Rd基に結合した窒素原子と一緒に、そしてRd基と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、Rd基が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、
JDが−N(Rd)C(O)ORDである場合、RD基は、RD基に結合した酸素原子と一緒に、−N(Rd)C(O)ORD基の−C(O)−部分の炭素原子と一緒に、Rd基に結合した窒素原子と一緒に、そして該Rd基と一緒に、4〜8員の複素環式環を形成し得、該4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、JDが−N(Rd)C(O)N(RD)2である場合、窒素原子に結合したRD基のうちの1つは、該窒素原子と一緒に、そしてRd基及び該Rd基に結合したN原子と一緒に、4〜8員の複素環式環を形成し得、該4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、
JDが−N(Rd)SO2RDである場合、RD基は、RD基に結合した硫黄原子と一緒に、Rd基に結合した窒素原子と一緒に、そして該Rd基と一緒に、組み合わさって4〜8員の複素環式環を形成し得、該4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5で置換され、
各R5は、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R6、−OR6、−SR6、−COR6、−OC(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−C(O)N(R6)SO2R6、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)C(O)OR6、−N(R6)C(O)N(R6)2、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)2、−SO2N(R6)COOR6、−SO2N(R6)C(O)R6、−N(R6)SO2R6、−(C=O)NHOR6、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、該−(C1−6アルキル)−R6部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、該環1は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該環2は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
JDの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5は、それらが結合する該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−CONH2、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、
各R5a及び各R5bは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)R6a、−OR6a、−SR6a、−COR6a、−OC(O)R6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−C(O)N(R6a)SO2R6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)C(O)OR6a、−N(R6a)C(O)N(R6a)2、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6a)2、−SO2N(R6a)COOR6a、−SO2N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)SO2R6a、−(C=O)NHOR6a、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、該−(C1−6アルキル)R6a部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、該環1は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該環2は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
それぞれ、RDまたはRdの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5aまたは2つの事例のR5bは、それらが結合する該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、互いに対してスピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、
各R5cは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R6b、−OR6b、−SR6b、−COR6b、−OC(O)R6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−C(O)N(R6b)SO2R6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)C(O)OR6b、−N(R6b)C(O)N(R6b)2、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6b)2、−SO2N(R6b)COOR6b、−SO2N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)SO2R6b、−(C=O)NHOR6b、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、及び該4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該−(C1−6アルキル)−R6b部分のC1−6アルキル部分、該C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、及び該フェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある第1の環及び第2の環を含有し、該第1の環は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該第2の環は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
Rfの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5cは、それが結合する該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、互いに対してスピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−CONH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、
各R5dは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R6、−OR6、−SR6、−COR6、−OC(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)C(O)OR6、−N(R6)C(O)N(R6)2、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)COR6、−SO2N(R6)2、−N(R6)SO2R6、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、該−(C1−6アルキル)−R6部分のC1−6アルキル部分、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、またはフェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(ハロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
JDの同一もしくは異なる原子に結合した2つの事例のR5dは、それらが結合するJDの該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、互いに対してスピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−C(O)NH2、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、
各R6は、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、
各R6aは、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、
各R6bは、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−C(O)N(C1−6アルキル)2、−C(O)NH(C1−6アルキル)、−C(O)N(C1−6ハロアルキル)2、−C(O)NH(C1−6ハロアルキル)、C(O)N(C1−6アルキル)(C1−6ハロアルキル)、−COO(C1−6アルキル)、−COO(C1−6ハロアルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、
R5またはR5dの同一の窒素原子に結合した2つの事例のR6は、それぞれ、R5またはR5dの該窒素原子と一緒に、5〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの該5〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、
R5aまたはR5bの窒素原子に結合した2つの事例のR6aは、該窒素と一緒に、5〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの該5〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、
R5cの窒素原子に結合した2つの事例のR6bは、該窒素と一緒に、5〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、それぞれの該5〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、
2個の隣位環D原子に結合した2つのJD基は、該2個の隣位環D原子と一緒になって、環Dに縮合されている5〜7員の複素環または5員のヘテロアリール環を形成し得、該5〜7員の複素環または該5員の環ヘテロアリールは、N、O、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、該5〜7員の複素環または該5員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のオキソまたは−(Y)−R9で置換され、
式中、Yは、不在であるか、または最大6つの事例のフルオロで任意に置換されるC1−6アルキル鎖の形態の結合であるかのいずれかであり、Yが該C1−6アルキル鎖である場合、このアルキル鎖の最大3個のメチレン単位は、−O−、−C(O)−、または−N((Y)−R90)−から選択される基で置換され得、
i)式中、Yが不在である場合、各R90は、独立して、水素、−COR10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11で置換され、
ii)Yが存在する場合、各R90は、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−OR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10)2、−N(R10)2、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−N(R10)SO2R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11で置換され、
各R9は、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−OR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10)2、−N(R10)2、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−N(R10)SO2R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11で置換され、
各R10は、独立して、水素、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−R13、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該−(C1−6アルキル)−R13部分のC1−6アルキル部分、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11aで置換され、
各R13は、独立して、フェニル、ベンジル、C3−6シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、それぞれの該フェニル、該ベンジルのそれぞれ、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR11bで置換され、
各R11は、独立して、ハロゲン、オキソ、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−N(R12)C(O)R12,−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、または−N(R12)SO2R12から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または3つの事例のR12で置換され、
各R11aは、独立して、ハロゲン、オキソ、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−N(R12)C(O)R12,−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、または−N(R12)SO2R12から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または3つの事例のR12で置換され、
各R11bは、独立して、ハロゲン、C1−6アルキル、オキソ、−CN、−OR12、−COR12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−N(R12)C(O)R12,−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、または−N(R12)SO2R12から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または3つの事例のR12で置換され、
各R12は、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−CONH2、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、またはオキソで置換され、
RCは、
i)環Cであるか、
ii)ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−RN、−COR7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)C(O)R7、−N(R7)C(O)OR7、−N(R7)C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、−SO2N(R7)2、−C(O)N(R7)SO2R7、−SO2N(R7)COOR7、−SO2N(R7)C(O)R7、または−N(R7)SO2R7、または−(C=O)NHOR7から選択され、それぞれの該C1−6アルキル、該−(C1−6アルキル)−RNのそれぞれのC1−6アルキル部分は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び最大2つの事例の−CN、−OR8、オキソ、−N(R8)2、−N(R8)C(O)R8、−N(R8)C(O)OR8、−N(R8)C(O)N(R8)2、−SO2R8、−SO2N(R8)2、−NHOR8、−SO2N(R8)COOR8、−SO2N(R8)C(O)R8、−N(R8)SO2R8で置換されるか、のいずれかであり、
各R7は、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、フェニル、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R8は、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各RNは、独立して、フェニル環、単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環、単環式のC3−6脂環式環、または単環式の4〜6員の複素環から選択され、該単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環または該単環式の4〜6員の複素環は、N、O、またはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、該単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環は、1,3,5−トリアジニル環ではなく、該フェニル、該単環式の5〜6員のヘテロアリール環、該単環式のC3−6脂環式環、または該単環式の4〜6員の複素環は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または最大3つの事例のJMで置換され、
各JMは、独立して、−CN、C1−6脂肪族、−ORM、−SRM、−N(RM)2、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、該4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C1−6脂肪族、それぞれの該C3−8脂環式環、及びそれぞれの該4〜8員の複素環式環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR7cで置換され、
各RMは、独立して、水素、C1−6脂肪族、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、
環Cは、フェニル環、単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環、二環式の8〜10員のヘテロアリール環、単環式の3〜10員の脂環式環、または単環式の4〜10員の複素環であり、該単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環、該二環式の8〜10員のヘテロアリール環、または該単環式の4〜10員の複素環は、N、O、またはSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、該単環式の5もしくは6員のヘテロアリール環は、1,3,5−トリアジニル環ではなく、該フェニル、単環式の5〜6員のヘテロアリール環、二環式の8〜10員のヘテロアリール環、単環式の3〜10員の脂環式環、または単環式の4〜10員の複素環は、任意にかつ独立して、最大pの事例のJC’で置換され、pが、0または1〜3から選択される整数であり、
各JC’は、独立して、ハロゲン、−CN、−NO2、C1−6脂肪族、−ORH、−SRH、−N(RH)2、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、該4〜8員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される1個もしくは2個のヘテロ原子を含有し、それぞれの該C1−6脂肪族、それぞれの該C3−8脂環式環、及びそれぞれの該4〜8員の複素環式環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR7dで置換されるか、または
あるいは、2個の隣位環C原子に結合した2つのJC’基は、該2個の隣位環C原子と一緒になって、環Cに縮合された新たな環である5〜7員の複素環を形成し、該5〜7員の複素環は、N、O、またはSから独立して選択される1〜2個のヘテロ原子を含有し、
各RHは、独立して、水素、C1−6脂肪族、C3−8脂環式環、または4〜8員の複素環式環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環式環は、O、N、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有するか、あるいは、−N(RH)2の同じ窒素原子に結合した2つの事例のRHは、−N(RH)2の該窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、それぞれの該4〜8員の複素環式環及びそれぞれの該5員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、
各R7cは、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−NO2、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C3−8シクロアルキル環、−OR8b、−SR8b、−N(R8b)2、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、またはオキソ基から選択され、それぞれの該シクロアルキル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、
各R7dは、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−NO2、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C3−8シクロアルキル環、−OR8c、−SR8c、−N(R8c)2、またはオキソ基から選択され、それぞれの該シクロアルキル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、
各R8bは、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R8cは、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換されるが、
但し、該化合物が、以下に表される化合物、




(式中、JDは、エチレンまたは−N(Me)2のいずれかであり、JAは、水素またはメチルのいずれかであり、JBは、フルオロまたはC1−2アルコキシのいずれかである)ではないことを条件とする。

0074

式I’の化合物のいくつかの実施形態では、Wは不在である。Wが不在であるこれらの実施形態のうちのいくつかでは、本化合物は、式II’a、




によって表され、式中、Qは、最大9つの事例のフッ素で任意に置換されるC1−7アルキル基を表す。他の実施形態では、Qは最大5つの事例のフッ素で置換される。

0075

Wが不在である式I’のさらなる他の実施形態では、本化合物は、式III’a、




によって表され、式中、
Q’は、最大6つの事例のフッ素で任意に置換されるC1−5アルキル鎖である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、X2はNであり、−N(R1)(R2)部分は不在である。他の実施形態では、X2はCであり、−N(R1)(R2)部分は存在する。これらの実施形態のうちのいくつかでは、
R1及びR2は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し、該4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環は、R1及びR2が結合する窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、最大5つの事例のR5eで任意に置換され、
各R5eは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6、−SR6、−OCOR6、−COR6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6)COR6、−SO2N(R6)2、−N(R6)SO2R6、ベンジル、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの該フェニル環及びそれぞれの該ベンジル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの該C1−6アルキル、該−(C1−4アルキル)−R6部分のそれぞれのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの該C3−8シクロアルキル環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、
各R6は、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの該C1−6アルキル、それぞれの該C2−4アルケニル、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、及びそれぞれの該C3−8シクロアルキル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、
R1、R2、ならびにR1及びR2が結合する窒素によって形成された該環の同一もしくは異なる原子に結合したR5eの該事例のうちの2つは、該原子または複数の原子と一緒になって、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルである。
これらの実施形態のうちのいくつかでは、代替として、R1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール、フェニル、またはC1−6アルキル−RYから選択され、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの該C1−6アルキル−RY部分のC1−6アルキル部分、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環基、5もしくは6員のヘテロアリール、フェニル、及びC1−6アルキル−RYは、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5fで置換され、
RYは、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロアリール環から選択され、該4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれは、N、O、またはSから独立して選択される1〜4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロアリール環のそれぞれは、最大5つの事例のR5gで任意に置換され、
各R5fは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6a、C7−12アラルキル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6a、−SR6a、−OCOR6a、−COR6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2N(R6a)2、−N(R6a)SO2R6a、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6a)COR6a、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの該フェニル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−NO2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの該C7−12アラルキル、C1−6アルキル、それぞれの該−(C1−4アルキル)−R6aのC1−4アルキル部分、及びそれぞれの該C3−8シクロアルキル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、
各R6aは、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの該C1−6アルキル、それぞれの該C2−4アルケニル、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、及びそれぞれの該C3−8シクロアルキル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、
各R5gは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−4アルキル)−R6b、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、C1−4シアノアルキル、−OR6b、−SR6b、−OCOR6b、−COR6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2N(R6b)2、−N(R6b)SO2R6b、−SO2OH、−SO2NHOH、−SO2N(R6b)COR6b、フェニル、またはオキソ基から選択され、それぞれの該フェニル及びそれぞれの該ベンジル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−NO2、−CN、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−O(C1−4アルキル)、または−O(C1−4ハロアルキル)で置換され、それぞれの該C1−6アルキル、それぞれの該(C1−4アルキル)−R6b部分のC1−4アルキル部分、及びそれぞれの該C3−8シクロアルキル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換され、
各R6bは、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−4アルケニル、フェニル、ベンジル、またはC3−8シクロアルキル環から選択され、それぞれの該C1−6アルキル、それぞれの該C2−4アルケニル、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、及びそれぞれの該C3−8シクロアルキル基は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲンで置換される。
いくつかの実施形態では、代替として、RYの同一もしくは異なる環原子に結合した2つの事例のR5gは、該環原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成して、二環系をもたらし、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大3個のヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−C(O)NH2、−NR”(CO)O(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、R”は、水素またはC1−2アルキルである。
これらの実施形態では、R1またはR2のうちの1つが、最大5つの事例のR5fで置換された該C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリールである場合、該R1またはR2の同一もしくは異なる環原子に結合したR5fの該事例のうちの2つは、該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環を形成して、二環系をもたらし、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環は、最大2つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)O(C1−4アルキル)、−NR’(CO)O(C1−4アルキル)、またはハロゲンで任意に置換され、R’は、水素またはC1−2アルキルである。
いくつかの実施形態では、該2個の隣位環D原子に結合した該2つのJD基は、該2個の隣位環D原子と一緒になって、環Dに縮合されている5〜6員の複素環または5員のヘテロアリール環を任意に形成し得、該5〜6員の複素環または該5員の環ヘテロアリールは、N、O、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、該5〜6員の複素環または該5員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のオキソまたは−(Y)−R9で置換され、RYは、上の通り定義される。

0076

第1の態様のいくつかの実施形態では、X1及びX2の該2つの事例のうちの少なくとも1つはNである。他の実施形態では、X1及びX2の一方の事例のみがNであり、他方はCである。さらに他の実施形態では、X2は環D上のCであり、かつ、JDで任意に置換される。

0077

式I’の化合物のいくつかの実施形態では、本化合物は、式IV’a、




によって表され、JAは、水素、ハロゲン、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、これらの実施形態のうちのいくつかでは、Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、もしくは3−6シクロアルキル環から選択され、あるいは、Ra及びRbは、それらが両方とも結合する窒素原子と一緒に、N、O、及びSから選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有する4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、該4〜8員の複素環式環及び5員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフッ素で置換され、JDは、水素またはフッ素から選択され、R1及びR2は上で定義された通りである。

0078

式I’の化合物の他の実施形態では、本化合物は、式II’bで表される。




これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Bはフェニルである。他の実施形態では、環Bは、N、O、またはSから選択される1個または2個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環である。

0079

式II’bの化合物のいくつかの実施形態では、環D上のX2は、JDで任意に置換される炭素である。他の実施形態では、環D上のX2は窒素である。

0080

式II’bの化合物のいくつかの実施形態では、各JDは、独立して、JA、ハロゲン、C1−6脂肪族、−N(RD)2、−N(Rd)CORD、−N(Rd)COORD、−ORD、−N(Rd)SO2RD、または任意に置換されるC3−8脂環式環から選択される。他の実施形態では、oは2であり、各JDは、独立して、ハロゲン原子または−N(RD)2、−N(Rd)CORD、−OH、−N(Rd)COORD、または−N(Rd)SO2RDから選択される。さらに他の実施形態では、oは2であり、一方の事例のJDはフルオロまたはクロロであり、他方の事例のJDは−OHである。式II’bのさらなる実施形態では、oは2であり、一方の事例のJDは−NH2であり、他方は、独立して、−N(RD)2から選択され、少なくとも1つの事例のRDは水素ではないか、または−NHCORD、−N(Rd)COORD、もしくは−N(Rd)SO2RDである。さらに他の実施形態では、oは2であり、一方の事例のJDは、独立して、−N(RD)2または−NHCORDから選択され、他方の事例のJDはフルオロまたはクロロから選択される。さらに他の実施形態では、oは1であり、JDはアミノである。

0081

式I’または式II’bの化合物のいくつかの実施形態では、本化合物は式III’bまたはIII’cのうちの1つによって表される。

0082

式I’または式II’bの化合物の他の実施形態では、本化合物は式IV’bまたは式IV’cによって表される。

0083

式IV’bまたは式IV’cの化合物のいくつかの実施形態では、X2は窒素であり、−NR1R2部分は不在である。他の実施形態では、X2は炭素であり、−NR1R2部分は存在する。

0084

Wが環Bである上に表された式のうちのいずれか1つのいくつかの実施形態では、本化合物は式V’b、




によって表され、式中、JAは、水素、ハロゲン、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、これらの実施形態のうちのいくつかでは、Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、もしくは3−6シクロアルキル環から選択され、あるいは、他の実施形態では、Ra及びRbは、それらが両方とも結合する窒素原子と一緒に、N、O、及びSから選択される最大2個の追加のヘテロ原子を任意に含有する4〜8員の複素環式環または5員のヘテロアリール環を形成し得、該4〜8員の複素環式環及び5員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフッ素で置換され、JDは、不在であるか、またはフッ素であるかのいずれかである。

0085

式I’または式II’bの化合物のいくつかの実施形態では、環Bはフェニルである。式I’または式II’bの化合物の他の実施形態では、環Bは6員のヘテロアリール環である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、nは1、2、または3から選択される整数であり、各JBは、独立して、ハロゲン、C1−6脂肪族、または−ORBから選択される。他の実施形態では、各JBは、独立して、ハロゲンから選択される。他の実施形態では、各JBは、独立して、フルオロまたはクロロから選択される。さらに他の実施形態では、JBはフルオロである。さらなる実施形態では、JBはメチルまたはエチルである。さらに他の実施形態では、nは1である。nが1であるこれらの実施形態のうちのいくつかでは、JBはハロゲンから選択される。他の実施形態では、JBはフルオロまたはクロロである。さらに他の実施形態では、JBはフルオロである。

0086

式I’または式II’bの他の実施形態では、少なくとも1つのJBは、環Bと環Aとの間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトである。少なくとも1つのJBが環Bと環Aとの間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトであるこれらの実施形態のうちのいくつかでは、オルトである該少なくとも1つのJBは、独立して、ハロゲンから選択される。他の実施形態では、該少なくとも1つのJBは、独立して、フルオロまたはクロロから選択される。さらに他の実施形態では、該少なくとも1つのJBはフルオロである。さらに他の実施形態では、nは1であり、環Bと環Aとの間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトである該少なくとも1つのJBはフルオロである。

0087

式I’または式II’bの化合物の他の実施形態では、環Bは6員のヘテロアリール環である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Bはピリジル環である。他の実施形態では、環Bはピリミジニル環である。

0088

式I’、または式II’a、または式II’b、または式III’b、または式III’cの化合物のいくつかの実施形態では、oは1、2、及び3から選択される整数である。oが1、2、及び3から選択されるこれらの実施形態のうちのいくつかでは、各JDは、独立して、ハロゲン、C1−6脂肪族、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)RD、−N(Rd)C(O)ORD、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−SO2RD、−SO2N(RD)2、−N(Rd)SO2RD、−ORD、または任意に置換されるC3−8脂環式環から選択される。

0089

式I’もしくは式II’a、または式II’b、または式III’bもしくは式III’cの化合物の他の実施形態では、oは1または2であり、各JDは、独立して、ハロゲン原子または−N(RD)2、−N(Rd)CORD、−OH、−N(Rd)COORD、または−N(Rd)SO2RDから選択される。oが1または2であるこれらの実施形態のうちのいくつかでは、各Rdは、独立して、水素またはC1−4アルキルから選択される。他の実施形態では、oが1または2である場合、少なくとも1つの事例のJDは、独立して、フルオロ、クロロ、オキソ、ヒドロキシル、またはアミノから選択される。

0090

式I’または式II’aの化合物のいくつかの実施形態では、本化合物は式VaまたはVI’a、




のうちの1つによって表され、式中、環Eは、N、O、及びSから選択される最大3個のヘテロ原子を含有する5もしくは6員の複素環式環であり、各JEは、独立して、オキソまたは−(Y)−R9から選択される。

0091

式I’または式II’bの化合物の実施形態のうちのいくつかでは、本化合物は式VI’bまたは式VII’b、




のうちの1つによって表され、式中、環Eは、N、O、及びSから選択される最大3個のヘテロ原子を含有する5もしくは6員の複素環式環であり、各JEは、独立して、オキソまたは−(Y)−R9から選択される。

0092

式V’a、式VI’a、式VI’b、または式VII’bの化合物の実施形態のうちのいくつかでは、JAはハロゲン、−NH2、−OH、または水素から選択される。

0093

式V’a、式VI’a、式VI’b、または式VII’bの化合物の実施形態のうちのいくつかでは、環Eは1個の窒素環原子を含有する複素環式環であり、少なくとも1つの事例のJEはオキソである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、1つのJEはオキソであり、2つの他の事例のJEは、独立して、−(Y)−R9から選択される。

0094

式V’a、式VI’a、式VI’b、または式VII’bの化合物の他の実施形態では、各−(Y)−R9は、独立して、C1−6アルキル、N、O、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、かつ1つ以上の事例のC1−6アルキルまたはハロゲンで任意に置換される5もしくは6員のヘテロアリール環、及び−C(O)NH−R10から選択される。これらの実施形態のうちのいくつかでは、R10はC3−6シクロアルキル環である。

0095

式I’または式II’aの化合物のいくつかの実施形態では、本化合物は式VII’aによって表される。




これらの実施形態では、環Eは、N、O、及びSから選択される最大3個のヘテロ原子を含有する5もしくは6員の複素環であり、各JEは、独立して、オキソまたは−(Y)−R9から選択される。

0096

式I’または式II’bの化合物のうちのいくつかでは、本化合物は式VIII’b、




によって表され、式中、環Eは、N、O、及びSから選択される最大3個のヘテロ原子を含有する5もしくは6員の複素環式環であり、各JEは、独立して、オキソまたは−(Y)−R9から選択される。

0097

式VII’a及び式VIII’bの化合物の実施形態のうちのいくつかでは、1つの事例のJEはオキソであり、2つの他の事例のJEは、独立して、C1−6アルキル、N、O、またはSから独立して選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、かつ1つ以上の事例のC1−6アルキルまたはハロゲンで任意に置換される5もしくは6員のヘテロアリール環、及び−(CO)NH−R10から選択される。これらの実施形態のうちのいくつかでは、R10はC3−6シクロアルキル環である。

0098

式I’または式VII’aの化合物の実施形態のうちのいくつかでは、本化合物は式VIII’aまたは式VIII’dによって表される。




完全に明白に言うと、両方の−(Y)−R9置換基は、利用可能な環炭素のうちのいずれにも結合し得るが、同一の炭素に結合している。

0099

式I’または式VIII’bの化合物のいくつかの実施形態では、本化合物は式XIX’bまたは式XIX’dによって表される。




上の通り、両方の−(Y)−R9置換基は、利用可能な環炭素のうちのいずれにも結合し得るが、同一の炭素に結合している。

0100

式I’の化合物のうちのいくつかでは、本化合物は式XIX’aまたはX’aのうちの1つによって表される。

0101

これらの実施形態では、各JAは、独立して、−NH2または水素から選択される。いくつかの実施形態では、R1及びR2が両方とも水素とはならない場合、各JDは不在であるか、またはハロゲンであるかのいずれかである。他の実施形態では、R1及びR2が両方とも同時に水素である場合、各JDは、独立して、−C(O)RD、−C(O)ORD、−OC(O)RD、−C(O)N(RD)2、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)RD、−N(Rd)C(O)ORD、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−OC(O)N(RD)2、−SO2RD、−SO2N(RD)2、または−N(Rd)SO2RDから選択される。

0102

式I’の化合物のうちのいくつかでは、本化合物は式X’bまたはXI’bのうちの1つによって表される。




これらの実施形態では、各JAは、独立して、−NH2または水素から選択される。いくつかの実施形態では、R1及びR2が両方とも水素とはならない場合、各JDは不在であるか、またはハロゲンであるかのいずれかである。他の実施形態では、R1及びR2が両方とも同時に水素である場合、各JDは、独立して、−C(O)RD、−C(O)ORD、−OC(O)RD、−C(O)N(RD)2、−N(RD)2、−N(Rd)C(O)RD、−N(Rd)C(O)ORD、−N(Rd)C(O)N(RD)2、−OC(O)N(RD)2、−SO2RD、−SO2N(RD)2、または−N(Rd)SO2RDから選択される。

0103

式I’、式XIX’a、式X’a、式X’b、または式XI’bの化合物の実施形態のうちのいくつかでは、JDは−NH2、−OH、及び水素から選択される。

0104

いくつかの実施形態では、RCは環ではない。これらの実施形態のうちのいくつかでは、RCは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−(C1−6アルキル)−RN、−COOR7、−COR7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)C(O)R7、−N(R7)C(O)OR7、−N(R7)C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、−SO2N(R7)2、または−N(R7)SO2R7である。いくつかの実施形態では、RCが、C1−6アルキルまたは−(C1−6アルキル)−RNである場合、該C1−6アルキルまたは該−(C1−6アルキル)−RN部分の該(C1−6アルキル)部分は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または最大2つの事例のR7cで置換され得る。他の実施形態では、RCは、−CN、C1−6アルキル、−COR7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、または−SO2N(R7)2である。いくつかの実施形態では、RCが、C1−6アルキルまたは−(C1−6アルキル)−RNである場合、該C1−6アルキルまたは該−(C1−6アルキル)−RN部分の該(C1−6アルキル)部分は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び/または最大2つの事例のR7cで置換され得る。さらに他の実施形態では、RCは、−COR7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、または−SO2N(R7)2である。

0105

いくつかの実施形態では、RCは環である。

0106

本発明は、式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩をさらに対象とし、




式中、
Xは、N、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、及びCFから選択され、
環Bは、フェニル、または1個もしくは2個の環窒素原子を含有する6員のヘテロアリール環であるか、または環Bは、チオフェンであり、
nは、0または1〜3から選択される整数であり、
各JBは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6脂肪族、−ORB、またはC3−8脂環式環から選択され、該C1−6脂肪族のそれぞれ、及び該C3−8脂環式基のそれぞれは、最大3つの事例のハロゲンで任意に置換され、
各RBは、独立して、水素、C1−6脂肪族、またはC3−8脂環式環から選択され、C1−6脂肪族である該RBのそれぞれ、及びC3−8脂環式環である該RBのそれぞれは、最大3つの事例のハロゲンで任意に置換され、
JAは、水素、ハロゲン、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、または−NRaRbから選択され、Ra及びRbは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、または3−6シクロアルキル環から選択され、
JDは、不在であるか、またはハロゲン、−CN、−CF3、メトキシ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、アミノ、またはメチルから選択され、
R1及びR2は、それらが結合する窒素原子と一緒に、4〜8員の複素環式環または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成し、該4〜8員の複素環式環または5もしくは6員のヘテロアリール環は、該窒素原子に加えて、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、最大5つの事例のR5で任意に置換されるか、または
代替として、R1及びR2は、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール、またはC1−6アルキル−RYから選択され、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環基、5もしくは6員のヘテロアリール、及び該C1−6アルキル−RYのC1−6アルキル部分のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大5つの事例のR5aで置換されるが、但し、R1及びR2が決して同時に水素でないことを条件とするか、または、
代替として、JD、及びR1またはR2のうちの1つは、O、N、及びSから選択される最大2個のヘテロ原子を含有し、かつ最大3つの事例のオキソまたは−(Y)−R9で任意に置換される5〜6員の複素環式環を形成し得、
式中、Yは、不在であるか、または最大6つの事例のフルオロで任意に置換されるC1−6アルキル鎖の形態の結合であるかのいずれかであり、
各R9は、独立して、水素、フルオロ、−CN、−OR10、−SR10、−COR10、−OC(O)R10、−C(O)OR10、−C(O)N(R10)2、−C(O)N(R10)SO2R10、−N(R10)C(O)R10、−N(R10)C(O)OR10、−N(R10)C(O)N(R10)2、−N(R10)2、−SO2R10、−SO2N(R10)2、−SO2N(R10)COOR10、−SO2N(R10)C(O)R10、−N(R10)SO2R10、−(C=O)NHOR10、C3−6シクロアルキル環、4〜8員の複素環、または5〜6員のヘテロアロアリール環から選択され、それぞれの該4〜8員の複素環または5〜6員のヘテロ芳香族環は、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−6シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環のそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれは、最大3つの事例のR11で任意に置換され、
各R11は、独立して、ハロゲン、C1−6アルキル、−CN、−OR12、−SR12、−COR12、−OC(O)R12、−C(O)OR12、−C(O)N(R12)2、−C(O)N(R12)SO2R12、−N(R12)C(O)R12、−N(R12)C(O)OR12、−N(R12)C(O)N(R12)2、−N(R12)2、−SO2R12、−SO2N(R12)2、−SO2N(R12)COOR12、−SO2N(R12)C(O)R12、−N(R12)SO2R12、及び−N=OR12から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のフルオロ、−OH、−O(C1−4アルキル)、フェニル、及び−O(C1−4フルオロアルキル)で置換され、
各R10は、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R12は、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4(フルオロアルキル)、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4フルオロアルキル)、またはオキソで置換され、
RYは、C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、フェニル、または5〜6員のヘテロ芳香族環から選択され、該4〜8員の複素環式環または5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれは、N、O、またはSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜8員の複素環式環のそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、及び該5〜6員のヘテロ芳香族環のそれぞれは、最大5つの事例のR5cで任意に置換され、
各R5cは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6b、−SR6b、−COR6b、−OC(O)R6b、−C(O)OR6b、−C(O)N(R6b)2、−C(O)N(R6b)SO2R6b、−N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)C(O)OR6b、−N(R6b)C(O)N(R6b)2、−N(R6b)2、−SO2R6b、−SO2N(R6b)2、−SO2N(R6b)COOR6b、−SO2N(R6b)C(O)R6b、−N(R6b)SO2R6b、−(C=O)NHOR6b、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、及び該4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル環のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、及び該フェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある第1の環及び第2の環を含有し、該第1の環は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該第2の環は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R6bは、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、それぞれの該フェニル、それぞれの該ベンジル、それぞれの該C3−8シクロアルキル基、それぞれの該4〜7員の複素環式環、及びそれぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換されるか、または
RYの同一もしくは異なる環原子に結合した2つの事例のR5cは、該環原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成して、二環系をもたらし得、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大3個のヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR”(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、R”は、水素またはC1−2アルキルであり、
各R5aは、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6a、−SR6a、−COR6a、−OC(O)R6a、−C(O)OR6a、−C(O)N(R6a)2、−C(O)N(R6a)SO2R6a、−N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)C(O)OR6a、−N(R6a)C(O)N(R6a)2、−N(R6a)2、−SO2R6a、−SO2N(R6a)2、−SO2N(R6a)COOR6a、−SO2N(R6a)C(O)R6a、−N(R6a)SO2R6a、−(C=O)NHOR6a、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、それぞれの5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環は、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、該環1は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該環2は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R6aは、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−C(O)NH2、−C(O)N(C1−6アルキル)2、−C(O)NH(C1−6アルキル)、−C(O)N(C1−6ハロアルキル)2、−C(O)NH(C1−6ハロアルキル)、C(O)N(C1−6アルキル)(C1−6ハロアルキル)、−COO(C1−6アルキル)、−COO(C1−6ハロアルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有するか、または
R1またはR2のうちの1つが、最大5つの事例のR5aで置換された該C3−8シクロアルキル環、4〜8員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリールである場合、該R1またはR2の同一もしくは異なる環原子に結合したR5aの該事例のうちの2つは、該原子(単数または複数)と一緒に、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環を任意に形成して、二環系をもたらし得、その2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員の複素環式環は、N、O、またはSから独立して選択される最大2個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員の複素環式環は、最大2つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、オキソ、−(CO)CO(C1−4アルキル)、−NR’(CO)CO(C1−4アルキル)、またはハロゲンで任意に置換され、R’は、水素またはC1−2アルキルであり、
各R5は、独立して、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR6、−SR6、−COR6、−OC(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)N(R6)2、−C(O)N(R6)SO2R6、−N(R6)C(O)R6、−N(R6)C(O)OR6、−N(R6)C(O)N(R6)2、−N(R6)2、−SO2R6、−SO2N(R6)2、−SO2N(R6)COOR6、−SO2N(R6)C(O)R6、−N(R6)SO2R6、−(C=O)NHOR6、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、ベンジル、オキソ基、または二環式基から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、ベンジル、またはフェニル基のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、該二環式基は、縮合関係または架橋関係にある環1及び環2を含有し、該環1は、4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環、フェニル、またはベンジルであり、該環2は、フェニル環、またはN、O、もしくはSから選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有する5もしくは6員のヘテロアリール環であり、該二環式基は、任意にかつ独立して、最大6つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R6は、独立して、水素、C1−6アルキル、フェニル、ベンジル、C3−8シクロアルキル環、または4〜7員の複素環式環、5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該ベンジルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換されるか、または
窒素原子に結合したR1及びR2が、最大5つの事例のR5で置換された該4〜8員の複素環式環または5もしくは6員のヘテロアリール環を形成する場合、該環の同一もしくは異なる原子に結合したR5の該事例のうちの2つは、該原子または複数の原子と一緒になって、C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環を任意に形成して、二環系をもたらし得、該二環系の2つの環は、スピロ関係、縮合関係、または架橋関係にあり、該4〜6員の複素環または該5もしくは6員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を含有し、該C3−8シクロアルキル環、4〜6員の複素環式環、フェニル、または5もしくは6員のヘテロアリール環は、任意にかつ独立して、最大3つの事例のC1−4アルキル、C1−4ハロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、またはハロゲンで置換され、Rは、水素またはC1−2アルキルであり、
pは、0、1、または2から選択される整数であり、
環Cは、N、O、またはSから選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有する単環式の5員のヘテロアリール環であり、該単環式の5員のヘテロアリール環は、1,3,5−トリアジニル環ではなく、
各JCは、独立して、ハロゲン、または最大3つの事例のC1−4アルコキシ、C1−4ハロアルコキシ、オキソ、−C(O)O(C1−4アルキル)、−C(O)OH、−NR(CO)CO(C1−4アルキル)、−OH、もしくはハロゲンで任意にかつ独立して置換されるC1−4脂肪族から選択されるか、または
あるいは、環Cは不在であり、pは1であり、JCは、ハロゲン、−CN、C1−6アルキル、−OR7、−SR7、−COR7、−OC(O)R7、−C(O)OR7、−C(O)N(R7)2、−N(R7)C(O)R7、−N(R7)C(O)OR7、−N(R7)C(O)N(R7)2、−N(R7)2、−SO2R7、−SO2N(R7)2、−C(O)N(R7)SO2R7、−SO2N(R7)COOR7、−SO2N(R7)C(O)R7、−N(R7)SO2R7、−(C=O)NHOR7、またはオキソ基から選択され、C1−6アルキルは、任意にかつ独立して、最大6つの事例のフルオロ及び最大2つの事例の−CN、−OR8、オキソ、−N(R8)2、−N(R8)C(O)R8、−N(R8)C(O)OR8、−N(R8)C(O)N(R8)2、−SO2R8、−SO2N(R8)2、−NHOR8、−SO2N(R8)COOR8、−SO2N(R8)C(O)R8、−N(R8)SO2R8で置換され、
各R7は、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、フェニル、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換され、
各R8は、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−8シクロアルキル環、4〜7員の複素環式環、または5もしくは6員のヘテロアリール環から選択され、該5もしくは6員のヘテロアリール環または4〜7員の複素環式環のそれぞれは、N、O、及びSから独立して選択される最大4個の環ヘテロ原子を含有し、該C1−6アルキルのそれぞれ、該フェニルのそれぞれ、該C3−8シクロアルキル基のそれぞれ、該4〜7員の複素環式環のそれぞれ、及び該5もしくは6員のヘテロアリール環のそれぞれは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のハロゲン、C1−4アルキル、−OH、−NH2、−NH(C1−4アルキル)、−N(C1−4アルキル)2、−CN、−COOH、−COO(C1−4アルキル)、−O(C1−4アルキル)、−O(C1−4ハロアルキル)、またはオキソで置換される。

0107

式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、nは1または2から選択される整数であり、各JBは、独立して、ハロゲン、C1−4アルキル、または−ORBから選択される。他の実施形態では、各JBは、独立して、ハロゲン原子から選択される。さらに他の実施形態では、各JBは、独立して、フルオロまたはクロロから選択される。さらに他の実施形態では、各JBはフルオロである。

0108

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、各JBはC1−4アルキルである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、JBはエチルまたはメチルである。いくつかの実施形態では、JBはメチルである。

0109

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、nは1である。

0110

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、nは1であり、各JBは、独立して、ハロゲン、C1−4アルキル、または−ORBから選択される。これらの実施形態のうちのいくつかでは、JBはハロゲンである。いくつかの実施形態では、JBはクロロまたはフルオロである。他の実施形態では、JBはフルオロである。あるいは、他の実施形態では、JBはC1−4アルキルである。さらに他の実施形態では、JBはメチルまたはエチルである。

0111

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、少なくとも1つのJBは、環BとX1を有する該環との間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、該少なくとも1つのJBは、独立して、ハロゲン原子から選択される。さらに他の実施形態では、各少なくとも1つのJBは、独立して、フルオロまたはクロロから選択される。さらに他の実施形態では、各少なくとも1つのJBはフルオロである。他の実施形態では、nは1であり、環BとX1を有する該環との間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトである該JBはフルオロである。

0112

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、nは1または2から選択される整数であり、各JBは、独立して、ハロゲン、C1−4アルキル、または−ORBから選択され、少なくとも1つのJBは、環BとX1を有する該環との間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、該ハロゲンは、クロロ、または好ましくは、フルオロであり得る。他の実施形態では、少なくとも1つのJBはハロゲンである。あるいは、少なくとも1つのJBはC1−4アルキル、例えば、メチルまたはエチルである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、nは1である。いくつかの実施形態では、環BとX1を有する該環との間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトである該JBはフルオロである。

0113

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、nは2であり、各JBはハロゲン原子である。いくつかの実施形態では、各JBは、独立して、クロロまたはフルオロから選択される。他の実施形態では、一方のJBはフルオロであり、他方のJBはクロロである。さらに他の実施形態では、各JBはフルオロである。

0114

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、環Bはフェニルである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、nは1または2である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、JBは、環BとX1を有する該環との間のメチレンリンカーの結合部に対してオルトであり、該JBはハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくはフルオロである。

0115

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、環Bは6員のヘテロアリール環またはチオフェン環である。他の実施形態では、環Bはピリジル環である。さらに他の実施形態では、環Bはピリミジニル環である。さらに他の実施形態では、環Bはチオフェン環である。

0116

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、JDは、クロロ、フルオロであるか、または不在である。いくつかの実施形態では、JDはフルオロである。

0117

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、JAは水素である。

0118

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、環Cは、N、O、またはSから選択される1個または2個の環ヘテロ原子を含有する単環式の5員のヘテロアリール環である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Cはオキサゾールまたはイソオキサゾール環である。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、環Cは非置換であり、さらに他の実施形態では、環Cは非置換オキサゾールまたはイソオキサゾール環である。

0119

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、X1はNである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Cはオキサゾールまたはイソオキサゾール環である。他の実施形態では、環Cは非置換であり、さらなる実施形態では、環Cは非置換オキサゾールまたはイソオキサゾール環である。これらの実施形態のいくつかでは、環Bはフェニルである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、JBは、ハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくは、フルオロである。他の実施形態では、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであるJBが存在する。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、nは1である。nが1であるこれらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、JBは、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、JDは、ハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくは、フルオロである。

0120

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、X1はNであり、pは0である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Cはオキサゾールまたはイソオキサゾール環である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Bはフェニルである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、JBは、ハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくは、フルオロである。他の実施形態では、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであるJBが存在する。これらの実施形態のうちのいくつかでは、nは1である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、nは1であり、JBは、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであり、JDは、ハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくは、フルオロである。

0121

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、X1はNであり、環Cはイソオキサゾリル環である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Bはフェニルである。環Bがフェニルであるこれらの実施形態のうちのいくつかでは、JBは、ハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくは、フルオロである。環Bがフェニルである他の実施形態では、nは1である。環Bがフェニルであるさらに他の実施形態では、nは1であり、JBは、ハロゲン、好ましくは、フルオロである。環Bがフェニルであるさらに他の実施形態では、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであるJBが存在する。環Bがフェニルであるさらに他の実施形態では、該JBは、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであり、JDは、好ましくは、ハロゲン、例えば、クロロ、またはフルオロである。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、JDはハロゲンである。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、JDはフルオロである。

0122

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、X1は置換基を有するC(例えば、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、またはCFをもたらす)である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Cはオキサゾールまたはイソオキサゾール環である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Cは非置換であり、さらに他の実施形態では、環Cは非置換オキサゾールまたはイソオキサゾール環である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Bはフェニルである。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、JBは、ハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくは、フルオロである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであるJBが存在する。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、nは1である。nが1であるこれらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、JBは、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトである。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、JDは、ハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくは、フルオロである。

0123

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、X1は置換基を有するC(例えば、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、またはCFをもたらす)であり、pは0である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Cはオキサゾールまたはイソオキサゾール環である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Bはフェニルである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、JBは、ハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくは、フルオロである。他の実施形態では、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであるJBが存在する。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、nは1である。nが1であるこれらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、JBは、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトである。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、JDは、ハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくは、フルオロである。

0124

式Iの化合物またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態では、X1は置換基を有するC(例えば、CH、C(C1−4アルキル)、C(C1−4ハロアルキル)、CCl、またはCFをもたらす)であり、環Cはイソオキサゾリル基である。これらの実施形態のうちのいくつかでは、環Bはフェニルである。環Bがフェニルであるこれらの実施形態のうちのいくつかでは、JBは、ハロゲン、例えば、クロロ、または好ましくは、フルオロである。環Bがフェニルである他の実施形態では、nは1である。環Bがフェニルであり、かつnが1であるさらに他の実施形態では、JBはハロゲン、好ましくは、フルオロである。環Bがフェニルであるさらに他の実施形態では、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであるJBが存在する。環Bがフェニルであるさらに他の実施形態では、該JBは、X1を有する該環と環Bとの間のメチレン架橋に対してオルトであり、JDは、好ましくは、ハロゲン、例えば、クロロ、またはフルオロである。これらの実施形態のうちのいくつかでは、JDはハロゲンである。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、JDはフルオロである。

0125

本発明は、式IIaもしくはIIbに表される構造を有する式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態も対象とし、




式中、各JBはハロゲンであり、環Cは非置換オキサゾールまたはイソオキサゾール環である。

0126

本発明は、式IIIa〜IIIdに表される構造を有する式IIの化合物、またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態も対象とし、




式中、各JBはハロゲンであり、環Cは非置換オキサゾールまたはイソオキサゾール環である。

0127

本発明は、式IVa及び式IVbに表される構造を有する式IIIa及びIIIbの化合物、またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態も対象とし、




式中、各JBはハロゲンであり、
環Fは、単環式もしくは二環式の4〜10員の複素環式環、または単環式もしくは二環式の5〜10員のヘテロアリール環であり、該4〜10員の複素環式環または5〜10員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR5で置換される。

0128

式IVaもしくは式IVbの化合物、またはその薬学的に許容される塩の実施形態のうちのいくつかでは、環Fは、
(i)3つの事例のR5であって、該事例のうちの少なくとも2つが同一である、3つの事例のR5か、または
(ii)0、1つ、または2つの事例のR5であって、環Fが2つの事例のR5で置換される場合、R5の該事例のそれぞれが独立して選択される、0、1、または2つの事例のR5、で置換され、
各R5は、フルオロ、メチル、エチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ヒドロキシル、C1−6(ヒドロキシ)アルキル、オキソ、−CN、−O(C1−6アルキル)−COORZ、−NH(C1−6アルキル)−COORZ、−(C1−6アルキル)−COORZ、−COORZ、−CORZ、−CON(RZ)2、−NHCOORZ、−NHCON(RZ)2、−CONHSO2RZ、−NHCORZ、−NH(C1−6アルキル)−CON(RZ)2、−N(RZ)2、−SO2RZ、−SO2N(RZ)2、−SO2NHCORZ、−SO2NHCOORZ、フェニル、ベンジル、または5もしくは6員の複素環式環もしくはヘテロアリール環から選択され、該フェニル、ベンジル、または5〜6員のヘテロアリール環もしくは複素環式環のそれぞれは、1つまたは2つの事例のRZaで任意に置換され、
各RZは、独立して、水素、C3−6シクロアルキル、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキルから選択され、
各RZaは、独立して、水素、ハロゲン、C3−6シクロアルキル、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、オキソ、及び−COOHから選択される。

0129

式IVaもしくは式IVbの化合物、またはその薬学的に許容される塩の実施形態のうちのいくつかでは、少なくとも1つの事例のR5は−COOH部分であるか、または少なくとも1つの事例のR5は−COOH部分で置換される。

0130

本発明は、式Vaもしくは式Vbに表される構造を有する式IVaもしくは式IVbの化合物、またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態も対象とし、




式中、Fはピリミジンに結合した窒素を含む環であり、環Fは、任意にかつ独立して、1つまたは2つの事例のR5でさらに置換される。

0131

本発明は、式VIaもしくは式VIbに表される構造を有する式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態も対象とし、




式中、各JBはハロゲンであり、
R1は、水素またはC1−6アルキルであり、
環Gは、単環式もしくは二環式の4〜10員の複素環式環、または単環式もしくは二環式の5〜10員のヘテロアリール環であり、該4〜10員の複素環式環または5〜10員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の環ヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR5aで置換される。これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、各R5aは、フルオロ、メチル、エチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ヒドロキシル、C1−6(ヒドロキシ)アルキル、オキソ、−CN、−O(C1−6アルキル)−COORZb、−NH(C1−6アルキル)−COORZb、−(C1−6アルキル)−COORZb、−COORZb、−CORZb、−CON(RZb)2、−NHCOORZb、−NHCON(RZb)2、−CONHSO2RZb、−NHCORZb、−NH(C1−6アルキル)−CON(RZb)2、−N(RZb)2、−SO2RZb、−SO2N(RZb)2、−SO2NHCORZb、−SO2NHCOORZb、フェニル、ベンジル、または5もしくは6員の複素環式環もしくはヘテロアリール環から選択され、該フェニル、ベンジル、または5〜6員のヘテロアリール環もしくは複素環式環のそれぞれは、1つまたは2つの事例のRZc任意に置換され、各RZbは、独立して、水素、C1−4アルキル、C1−4フルオロアルキルから選択され、各RZcは、独立して、水素、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4フルオロアルキル、オキソ、及び−COOHから選択される。
これらの化合物、またはそれらの薬学的に許容される塩のうちのいくつかでは、少なくとも1つの事例のR5aは−COOH部分であるか、または少なくとも1つの事例のR5aは−COOH部分を含む。

0132

本発明は、式VIIaもしくは式VIIbに表される構造を有する式VIaもしくは式VIbの化合物、またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態も対象とし、




式中、環Gは、任意にかつ独立して、1つまたは2つの事例のR5aでさらに置換される。

0133

本発明は、式VIIIaもしくは式VIIIbに表される構造を有する式IIIaもしくは式IIIcの化合物、またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態も対象とし、




式中、JBはハロゲンであり、R1は水素またはC1−6アルキルであり、Lは、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR5aで置換されるC1−6アルキル基であり、環RYは、単環式もしくは二環式の4〜10員の複素環式環、または単環式もしくは二環式の5〜10員のヘテロアリール環であり、該4〜10員の複素環式環または5〜10員のヘテロアリール環は、N、O、またはSから独立して選択される最大3個の追加のヘテロ原子を任意に含有し、かつ、任意にかつ独立して、最大3つの事例のR5bで置換される。

0134

本発明は、式IXaもしくはIXbまたは式XaもしくはXbのうちの1つに表される構造を有する式VIIIaもしくは式VIIIbの化合物、またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態も対象とし、




式中、式IXaもしくは式IXbにおいて、リンカーLは、さらに任意にかつ独立して、最大2つの事例のR5aで置換され、式Xaもしくは式Xbにおいて、環RYは、さらに任意にかつ独立して、最大2つの事例のR5bで置換される。

0135

本発明は、式XIaもしくは式XIbに表される構造を有する式IIIaもしくは式IIIbの化合物、またはその薬学的に許容される塩のいくつかの実施形態も対象とし、




式中、JBはハロゲンであり、R1は水素またはC1−6アルキルであり、R2は、最大3つの事例のR5aで任意にかつ独立して置換されるC1−6アルキル基である。

0136

いくつかの実施形態では、式Iの化合物は、1A、表1B、表1C、及び表1Dに列挙されるものから選択される。

0137

化合物を調製する方法
式I〜XIの化合物は、以下に図示及び記載されるスキームならびに実施例に従って調製され得る。別途特定されない限り、出発材料及び様々な中間体は、商業的供給業者から取得されるか、市販の化合物から調製されるか、または周知の合成方法を使用して調製されてもよい。本発明の別の態様は、本明細書に開示される式Iの化合物を調製するためのプロセスである。
本発明の化合物の一般的合成手順が、以下に記載される。合成スキームは例として提示されており、本発明の範囲をいかようにも限定するものではない。一般的手順




テップ1:
ジオンエノラートの形成:−78℃に冷却されたTHF中のケトンAの溶液に、LiHMDS(例えば、0.9当量トルエン中1.0M)を、シリンジによって滴下添加した。反応物を0℃に温め、次いでシュウ酸ジエチル(1.2当量)を投入した。この時、反応物を室温に温め、完了と判断されるまで(例えば、TLCまたはLC/MS分析のいずれかを使用して)、その温度で撹拌した。反応が完了したら(反応時間は典型的には45分であった)、生成物ジオンエノラートBを、いかなるさらなる精製も伴わずに、ステップ2、すなわち環化ステップにおいて、「現状のままで」使用した。
ステップ2:
ピラゾールの形成:ジオンエノラートBをエタノール希釈し、HCl(例えば、3当量、1.25Mエタノール溶液)及びアリールヒドラジン水和物(例えば、1.15当量)を連続的に投入した。反応混合物を70℃に加熱し、環化が完了したと見なされるまで(例えば、LC/MS分析によって、典型的には30分)、この温度で撹拌した。完了したら、反応混合物を固形炭酸水ナトリウム(例えば、4当量)で慎重に処理し、ジクロロメタン及び水で希釈した。層を分離させ、ジクロロメタン(3×)を用いる抽出の前に、水層を水でさらに希釈した。合わせた有機物ブライン洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。次いで、結果として生じたピラゾールCを、ヘキサン中のEtOAcの適切な勾配を使用するSiO2クロマトグラフィによって精製した。
ステップ3:
アミジンの形成:0℃に冷却されたトルエン中のNH4Cl(例えば、5当量)の懸濁液に、AlMe3(例えば、5当量、2.0Mトルエン溶液)を、シリンジによって滴下添加した。反応物を室温に温め、発泡が観察されなくなるまでこの温度で撹拌した。ピラゾールCを反応混合物に一度に添加し、110℃に加熱し、完了と判断されるまで(例えば、TLCまたはLC/MS分析のいずれかを使用して)、この温度で撹拌した。完了したら、反応物を冷却し、過剰のメタノールで処理し、室温で1時間にわたって激しく撹拌した。濃いスラリーを濾過し、結果として生じた固体ケーキをメタノールで洗浄した。濾液を真空中で濃縮し、結果として生じた固体酢酸エチルイソプロピルアルコール(5:1)溶媒混合物中再懸濁した。反応物を飽和炭酸ナトリウム溶液でさらに処理し、層が分離する前に10分にわたって撹拌した。水層を酢酸エチル:イソプロピルアルコール(5:1)溶媒混合物(3×)で抽出し、合わせた有機物をブラインで洗浄した。有機物をMgSO4でさらに乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。生成物アミジンDを、さらなる精製を伴わずにその後のステップにおいて現状のままで使用した。
ステップ4:
ピリミドンの形成:アミジンDをエタノール中に懸濁し、23℃で激しく撹拌して完全な溶媒和を促進した。反応物をナトリウム3−エトキシ−2−フルオロ−3−オキソプロプ−1−エン−1−オレート(例えば、3当量)でさらに処理し、フラスコ還流冷却器備え付けた。90℃に維持された予熱油浴内に反応物を配置し、LC/MS上で出発材料の完全な消費が観察されるまで撹拌した(反応時間は典型的には1時間であった)。内容物を23℃に冷却し、反応混合物をHCl(例えば、3当量、1.25M EtOH溶液)で酸性化させた。混合物を30分にわたって撹拌し、溶媒の過半量を真空中で除去した。内容物をエーテル及び水(1:1混合物)中に再懸濁し、結果として生じたスラリーを20分にわたって撹拌した。懸濁液を真空濾過し、固体ケーキを追加の水及びエーテルですすぎ高真空で一晩乾燥させた。結果として生じたピリミドンEを、さらなる精製を伴わずにその後のステップにおいて現状のままで使用した。
一般的手順B

0138

アミノ求核試薬(3当量)、トリエチルアミン(10当量)、及び中間体1(1当量)の溶液を、LC/MSによって出発材料の完全な消費が観察されるまで、90℃でジオキサン及び水(2:1比率)中で撹拌した。水性1N塩化水素酸及びジクロロメタンでこの溶液を希釈した。次いで層を分離させ、水層をジクロロメタンで抽出した。有機物を合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、溶媒を真空中で除去した。精製により所望の生成物を得た。
一般的手順C




N,N−ジメチルホルムアミド中の中間体2(この中間体は、以前に公開された特許出願、国際公開第2012/3405 A1号に記載された;1当量)及びカルボン酸(1.1当量)の混合物を、トリエチルアミン(4当量)で、続いて酢酸エチル溶液中50%のプロピルホスホン酸無水物(T3P、1.4当量)で処理した。24時間にわたって80℃に反応物を加熱し、その後、反応物を水及び1N塩化水素酸溶液で希釈した。内容物をジクロロメタンで、次いで酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。精製により所望の生成物を得た。

0139

本発明の薬学的に許容される塩。
「薬学的に許容される塩」という表現は、本明細書で使用される場合、式Iまたは式I’の化合物の薬学的に許容される有機塩または無機塩を指す。式Iまたは式I’の化合物の薬学的に許容される塩は、医薬品において使用される。しかしながら、薬学的に許容されない塩は、式Iもしくは式I’の化合物、またはその薬学的に許容される塩の調製に有用であり得る。薬学的に許容される塩は、酢酸イオンコハク酸イオン、または他の対イオンなどの別の分子の包含を伴ってもよい。対イオンは、親化合物上の電荷を安定させる任意の有機または無機部分であり得る。さらに、薬学的に許容される塩は、その構造内に2個以上の帯電した原子を有していてもよい。複数の帯電した原子が薬学的に許容される塩の一部である事例は、複数の対イオンを有し得る。従って、薬学的に許容される塩は、1個以上の帯電した原子及び/または1個以上の対イオンを有し得る。

0140

本明細書に記載される化合物の薬学的に許容される塩は、無機酸、有機酸、または塩基とともに本化合物に由来するものを含む。いくつかの実施形態では、塩は、化合物の最終的な単離及び精製の間に原位置で調製され得る。他の実施形態では、塩は、別個の合成ステップにおいて化合物の遊離形態から調製され得る。

0141

式Iまたは式I’の化合物が酸性であるか、または十分に酸性の生物学的等価体を含有する場合、好適な「薬学的に許容される塩」は、無機塩基及び有機塩基を含む薬学的に許容される非毒性塩基から調製された塩を指す。無機塩基に由来する塩としては、アルミニウムアンモニウムカルシウム、銅、第二鉄第一鉄リチウムマグネシウム、第二マンガン、第一マンガン、カリウム、ナトリウム、亜鉛などが挙げられる。特定の実施形態は、アンモニウム塩カルシウム塩マグネシウム塩カリウム塩、及びナトリウム塩を含む。薬学的に許容される有機非毒性塩基に由来する塩は、一級二級、及び三級アミン、天然に存在する置換アミンを含む置換アミン、環状アミン及び塩基性イオン交換樹脂、例えば、アルギニン、ベタインカフェインコリン、N,N.sup.1−ジベンジルエチレンジアミンジエチルアミン2−ジエチルアミノエタノール2−ジメチルアミノエタノールエタノールアミン、エチレンジアミン、N−エチルモルホリン、N−エチルピペリジングルカミングルコサミンヒスチジンヒドラバミン、イソプロピルアミンリシンメチルグルカミン、モルホリン、ピペラジンピペリジンポリアミン樹脂プロカインプリンテオブロミン、トリエチルアミン、トリメチルアミン、トリプロピルアミントロメタミンなどの塩を含む。

0142

式Iまたは式I’の化合物が塩基性であるか、または十分に塩基性の生物学的等価体を含有する場合、塩は、無機酸及び有機酸を含む薬学的に許容される非毒性酸から調製され得る。かかる酸としては、酢酸ベンゼンスルホン酸安息香酸カンファースルホン酸クエン酸エタンスルホン酸フマル酸グルコン酸グルタミン酸臭化水素酸、塩化水素酸、イセチオン酸塩乳酸マレイン酸リンゴ酸マンデル酸メタンスルホン酸粘液酸硝酸、パモ酸、パントテン酸リン酸コハク酸硫酸酒石酸p−トルエンスルホン酸などが挙げられる。特定の実施形態は、クエン酸、臭化水素酸、塩化水素酸、マレイン酸、リン酸、硫酸、及び酒石酸を含む。他の例示的な塩は、硫酸塩、クエン酸塩酢酸塩シュウ酸塩塩化物臭化物ヨウ化物硝酸塩重硫酸塩リン酸塩、リン酸、イソニコチン酸塩、乳酸塩サリチル酸塩、クエン酸、酒石酸塩オレイン酸塩タンニン酸塩パントテン酸塩、重酒石酸塩、アスコルビン酸塩コハク酸塩マレイン酸塩ゲンチシン酸塩フマル酸塩グルコン酸塩グロクロン酸塩糖酸塩、ギ酸塩安息香酸塩グルタミン酸塩メタンスルホン酸塩エタンスルホン酸塩ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、及びパモ酸塩(すなわち、1,1’−メチレン−ビス(2−ヒドロキシ−3−ナフトエート))塩を含むが、これらに限定されない。

0143

上記の薬学的に許容される塩及び他の典型的な薬学的に許容される塩の調製は、その全体が参照により本明細書に組み込まれるBerg et al.,“Pharmaceutical Salts,”J.Pharm.Sci.,1977:66:1−19により十分に説明される。

0144

本明細書に記載される化合物に加えて、その薬学的に許容される塩は、本明細書において特定された障害を治療または予防するために、組成物中で用いられ得る。

0145

薬学的組成物及び投与方法
本明細書に開示される化合物、及びその薬学的に許容される塩は、薬学的組成物または「製剤」として製剤化され得る。

0146

典型的な製剤は、式Iまたは式I’の化合物またはその薬学的に許容される塩、及び担体、希釈剤、または賦形剤を混合することによって調製される。好適な担体、希釈剤、及び賦形剤は、当業者に周知であり、炭水化物ワックス水溶性及び/または膨潤性ポリマー親水性または疎水性材料ゼラチン、油、溶媒、水などの材料を含む。使用される特定の担体、希釈剤、または賦形剤は、式I及び式I’の化合物が製剤化されている手段及び目的に依存する。溶媒は、一般的に、当業者により哺乳動物への投与が安全であると認識される(GRAS−一般的に安全と認められた)溶媒に基づいて選択される。一般に、安全な溶媒は、水などの非毒性水性溶媒、及び水に可溶性または混和性である他の非毒性溶媒である。好適な水性溶媒としては、水、エタノール、プロピレングリコールポリエチレングリコール(例えば、PEG400、PEG300)など、及びそれらの混合物が挙げられる。製剤はまた、薬物(すなわち、式I及び式I’の化合物またはその薬学的組成物)の巧妙な発現を提供するためか、または薬学的生成物(すなわち、薬品)の製造を補助するために、他の種類の賦形剤、例えば、1つ以上の緩衝液、安定剤、付着防止剤界面活性剤湿潤剤滑沢剤乳化剤結合剤懸濁剤崩壊剤充填剤収着剤コーティング(例えば、腸溶性または徐放性防腐剤酸化防止剤不透明化剤滑剤加工助剤着色剤甘味剤芳香剤着香剤、及び他の既知添加剤を含み得る。

0147

製剤は、従来の溶解及び混合手順を使用して調製され得る。例えば、原薬(すなわち、式I及び式I’の化合物、その薬学的に許容される塩、または化合物の安定化形態、例えば、シクロデキストリン誘導体または別の既知の複合体化剤との複合体)を、上記の賦形剤のうちの1つ以上の存在下で、好適な溶媒に溶解させる。所望の純度を有する化合物を、凍結乾燥製剤摩砕粉末、または水溶液の形態の薬学的に許容される希釈剤、担体、賦形剤、または安定剤と任意に混合する。製剤化は、生理学的に許容される担体と、適切なpH及び所望の純度で、周囲温度で混合することにより実行され得る。製剤のpHは、主に特定の使用及び化合物の濃度に依存するが、約3〜約8の範囲内であり得る。本明細書に記載される薬剤が、溶媒プロセスにより形成された固体非晶質分散物である場合、後に噴霧乾燥させることができるスラリーとして添加剤を溶液に溶解または懸濁させるなどのように、混合物を形成する際に添加剤を噴霧乾燥溶液に直接添加してもよい。あるいは、最終的な製剤化された生成物の形成を補助するために、添加剤を噴霧乾燥プロセスの後に添加してもよい。

0148

式I及び式I’の化合物またはその薬学的に許容される塩は、典型的に、容易に制御可能な薬用量の薬物を提供し、患者が処方レジメン遵守することを可能にするように、薬学的剤形に製剤化される。式I及び式I’の化合物の薬学的製剤またはその薬学的に許容される塩は、様々な投与の経路及び種類のために調製され得る。異なる医療条件が投与の異なる経路を是認する場合があるため、様々な剤形が同一の化合物に対して存在し得る。

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