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技術 調理管理の方法、システム、プログラム、および機器

出願人 東京瓦斯株式会社
発明者 島貫友貴浅輪泰久黒川みどり
出願日 2019年2月28日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-036278
公開日 2020年9月3日 (3ヶ月経過) 公開番号 2020-139697
状態 未査定
技術分野 固体燃料用ストーブまたはレンジ;制御 電気ストーブ又はレンジ
主要キーワード 明度段階 段階レベル ヒーター出力 カメラセンサー 最適色 連続制御 調理効率 情報提示画面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

被調理物から画像情報を取得し、この画像情報に基づく被調理物の焼き色調整の自動化を図る。

解決手段

被調理物(Fx)の画像情報を取得し、焼き色サンプル画像Gcx)を選択し、該焼き色サンプル画像が示す焼き色(Cx)に被調理物(Fx)の加熱を制御する。焼き色サンプル画像(Gcx)の選択には焼き色サンプル画像(Gcx)の生成を含み、この焼き色サンプル画像から焼き色が選択され、焼き色調整が自動化される。

概要

背景

スチームコンベクションオーブンなどの調理機器では、被調理物に所望の焼き色を付けるための焼き色調整機能が備えられている。
焼き色調整に関し、スチームコンベクションオーブンでは直火のような焦げ目焼き具合風味などをも実現し得ることが知られている(たとえば、特許文献1)。
焼き色について、竹輪の外周表面をカメラセンサーで連続的に色画像データを検出し、この色画像データと最適色画像データとを比較することにより、ヒーター出力連続制御することが知られている(たとえば、特許文献2)。
また、食パンについて、明度で焼き色を判定することが知られている(たとえば、特許文献3)。
被加熱物の焼き色について、調理後の焼き色データを記憶し、この焼き色データを用いて調理前の被加熱物の画像に焼き色を付す画像処理を行い、表示手段により調理後の被加熱物の焼き色をユーザーに把握させることが知られている(たとえば、特許文献4)。

概要

被調理物から画像情報を取得し、この画像情報に基づく被調理物の焼き色調整の自動化をる。被調理物(Fx)の画像情報を取得し、焼き色サンプル画像Gcx)を選択し、該焼き色サンプル画像が示す焼き色(Cx)に被調理物(Fx)の加熱を制御する。焼き色サンプル画像(Gcx)の選択には焼き色サンプル画像(Gcx)の生成を含み、この焼き色サンプル画像から焼き色が選択され、焼き色調整が自動化される。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被調理物画像情報を取得する工程と、焼き色サンプル画像を選択し、該焼き色サンプル画像が示す焼き色に被調理物の加熱を制御する工程と、を含むことを特徴とする調理管理方法。

請求項2

さらに、焼き色サンプル画像の生成を含み、該焼き色サンプル画像から焼き色を選択する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の調理管理方法。

請求項3

さらに、加熱中の被調理物から加熱中画像を取得し、該加熱中画像と前記焼き色サンプル画像との差情報により、被調理物の加熱を制御する工程を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の調理管理方法。

請求項4

さらに、前記画像情報から被調理物を特定し、該被調理物に関係付けられた焼き色サンプル画像を選択する工程を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の調理管理方法。

請求項5

さらに、被調理物の属性情報、加熱前画像、焼き色サンプル画像、加熱中画像、加熱後画像の何れかまたは二以上を含む提示情報提示する工程を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載の調理管理方法。

請求項6

被調理物の画像情報を取得する情報取得部と、焼き色サンプル画像を選択し、該焼き色サンプル画像が示す焼き色に被調理物の加熱を制御する制御部と、を備えることを特徴とする調理管理システム

請求項7

さらに、前記制御部は、焼き色サンプル画像の生成を含み、該焼き色サンプル画像から焼き色を選択することを特徴とする請求項6に記載の調理管理システム。

請求項8

さらに、前記制御部は、加熱中の被調理物から加熱中画像を取得し、該加熱中画像と前記焼き色サンプル画像との差情報により、被調理物の加熱を制御することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の調理管理システム。

請求項9

さらに、前記制御部は、前記画像情報から被調理物を特定し、該被調理物に関係付けられた焼き色サンプル画像を選択することを特徴とする請求項6ないし請求項8の何れかの請求項に記載の調理管理システム。

請求項10

さらに、被調理物の属性情報、加熱前画像、焼き色サンプル画像、加熱中画像、加熱後画像の何れかまたは二以上を含む提示情報を提示する情報提示部を備えることを特徴とする請求項6ないし請求項9の何れかの請求項に記載の調理管理システム。

請求項11

さらに、加熱温度または加熱時間の何れか一方または双方が制御される加熱部を備えることを特徴とする請求項6ないし請求項10の何れかの請求項に記載の調理管理システム。

請求項12

コンピュータに実現させるためのプログラムであって、被調理物の画像情報を取得する機能と、焼き色サンプル画像を選択し、該焼き色サンプル画像が示す焼き色に被調理物の加熱を制御する機能と、を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。

請求項13

さらに、焼き色サンプル画像の生成を含み、該焼き色サンプル画像から焼き色を選択する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項12に記載のプログラム。

請求項14

さらに、加熱中の被調理物から加熱中画像を取得し、該加熱中画像と前記焼き色サンプル画像との差情報により、被調理物の加熱を制御する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項12または請求項13に記載のプログラム。

請求項15

さらに、前記画像情報から被調理物を特定し、該被調理物に関係付けられた焼き色サンプル画像を選択する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項12ないし請求項14の何れかの請求項に記載のプログラム。

請求項16

さらに、被調理物の属性情報、加熱前画像、焼き色サンプル画像、加熱中画像、加熱後画像の何れかまたは二以上を含む提示情報を生成する機能を前記コンピュータに実現させるための請求項12ないし請求項15の何れかの請求項に記載のプログラム。

請求項17

被調理物の画像情報を取得する情報取得部と、焼き色サンプル画像を選択し、該焼き色サンプル画像が示す焼き色に被調理物の加熱を制御する制御部と、を備えることを特徴とする機器

請求項18

さらに、前記制御部は、焼き色サンプル画像の生成を含み、該焼き色サンプル画像から焼き色を選択することを特徴とする請求項17に記載の機器。

請求項19

さらに、前記制御部は、加熱中の被調理物から加熱中画像を取得し、該加熱中画像と前記焼き色サンプル画像との差情報により、被調理物の加熱を制御することを特徴とする請求項17または請求項18に記載の機器。

請求項20

さらに、前記制御部は、前記画像情報から被調理物を特定し、該被調理物に関係付けられた焼き色サンプル画像を選択することを特徴とする請求項17ないし請求項19の何れかの請求項に記載の機器。

請求項21

さらに、被調理物の属性情報、加熱前画像、焼き色サンプル画像、加熱中画像、加熱後画像の何れかまたは二以上を含む提示情報を提示する情報提示部を備えることを特徴とする請求項17ないし請求項20の何れかの請求項に記載の機器。

請求項22

さらに、加熱温度または加熱時間の何れか一方または双方が制御される加熱部を備えることを特徴とする請求項17ないし請求項21の何れかの請求項に記載の機器。

技術分野

0001

本発明はたとえば、飲食店などで加熱調理される被調理物焼き色調整を含む調理管理技術に関する。

背景技術

0002

スチームコンベクションオーブンなどの調理機器では、被調理物に所望の焼き色を付けるための焼き色調整機能が備えられている。
焼き色調整に関し、スチームコンベクションオーブンでは直火のような焦げ目焼き具合風味などをも実現し得ることが知られている(たとえば、特許文献1)。
焼き色について、竹輪の外周表面をカメラセンサーで連続的に色画像データを検出し、この色画像データと最適色画像データとを比較することにより、ヒーター出力連続制御することが知られている(たとえば、特許文献2)。
また、食パンについて、明度で焼き色を判定することが知られている(たとえば、特許文献3)。
被加熱物の焼き色について、調理後の焼き色データを記憶し、この焼き色データを用いて調理前の被加熱物の画像に焼き色を付す画像処理を行い、表示手段により調理後の被加熱物の焼き色をユーザーに把握させることが知られている(たとえば、特許文献4)。

先行技術

0003

特開平11−193925号公報
特開平8−9932号公報
特開2005−140671号公報
特開2008−123934号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、スチームコンベクションオーブンの焼き色調整機能において、焼き色レベルを示す「強」を選択すると、被調理物の加熱時間が長めに設定される。この加熱時間と被調理物の焼き色ないし焼き上がり状態に相関があるとしても、加熱時間を単純に長くしただけでは、被調理物を焦がし、その品位を損なうことになるという課題がある。このため加熱時間を加減して想定した焼き上がりに調整することは極めて煩瑣であるという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題に基づき、被調理物の焼き色調整の自動化とともに被調理物の焼き上がり品質を高め、調理効率を高めることにある。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するため、本発明の調理管理方法の一側面によれば、被調理物の画像情報を取得する工程と、焼き色サンプル画像を選択し、該焼き色サンプル画像が示す焼き色に被調理物の加熱を制御する工程とを含む。
この調理管理方法において、さらに、焼き色サンプル画像の生成を含み、該焼き色サンプル画像から焼き色を選択する工程を含んでよい。
この調理管理方法において、さらに、加熱中の被調理物から加熱中画像を取得し、該加熱中画像と前記焼き色サンプル画像との差情報により、被調理物の加熱を制御する工程を含んでよい。
この調理管理方法において、さらに、前記画像情報から被調理物を特定し、該被調理物に関係付けられた焼き色サンプル画像を選択する工程を含んでよい。
この調理管理方法において、さらに、被調理物の属性情報、加熱前画像、焼き色サンプル画像、加熱中画像、加熱後画像の何れかまたは二以上を含む提示情報提示する工程を含んでよい。

0006

上記目的を達成するため、本発明の調理管理システムの一側面によれば、被調理物の画像情報を取得する情報取得部と、焼き色サンプル画像を選択し、該焼き色サンプル画像が示す焼き色に被調理物の加熱を制御する制御部とを備える。
この調理管理システムにおいて、さらに、前記制御部は焼き色サンプル画像の生成を含み、該焼き色サンプル画像から焼き色を選択してよい。
この調理管理システムにおいて、さらに、前記制御部は、加熱中の被調理物から加熱中画像を取得し、該加熱中画像と前記焼き色サンプル画像との差情報により、被調理物の加熱を制御してよい。
この調理管理システムにおいて、さらに、前記制御部は、前記画像情報から被調理物を特定し、該被調理物に関係付けられた焼き色サンプル画像を選択してよい。
この調理管理システムにおいて、さらに、被調理物の属性情報、加熱前画像、焼き色サンプル画像、加熱中画像、加熱後画像の何れかまたは二以上を含む提示情報を提示する情報提示部を備えてよい。
この調理管理システムにおいて、さらに、加熱温度または加熱時間の何れか一方または双方が制御される加熱部を備えてよい。

0007

上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実現させるためのプログラムであって、被調理物の画像情報を取得する機能と、焼き色サンプル画像を選択し、該焼き色サンプル画像が示す焼き色に被調理物の加熱を制御する機能とを前記コンピュータに実現させる。
このプログラムにおいて、さらに、焼き色サンプル画像の生成を含み、該焼き色サンプル画像から焼き色を選択する機能を含んでよい。
このプログラムにおいて、さらに、加熱中の被調理物から加熱中画像を取得し、該加熱中画像と前記焼き色サンプル画像との差情報により、被調理物の加熱を制御する機能を含んでよい。
このプログラムにおいて、さらに、前記画像情報から被調理物を特定し、該被調理物に関係付けられた焼き色サンプル画像を選択する機能を含んでよい。
このプログラムにおいて、さらに、被調理物の属性情報、加熱前画像、焼き色サンプル画像、加熱中画像、加熱後画像の何れかまたは二以上を含む提示情報を生成する機能を含んでよい。

0008

上記目的を達成するため、本発明の機器の一側面によれば、被調理物の画像情報を取得する情報取得部と、焼き色サンプル画像を選択し、該焼き色サンプル画像が示す焼き色に被調理物の加熱を制御する制御部とを備える。
この機器において、さらに、前記制御部は、焼き色サンプル画像の生成を含み、該焼き色サンプル画像から焼き色を選択してよい。
この機器において、さらに、前記制御部は、加熱中の被調理物から加熱中画像を取得し、該加熱中画像と前記焼き色サンプル画像との差情報により、被調理物の加熱を制御してよい。
この機器において、さらに、前記制御部は、前記画像情報から被調理物を特定し、該被調理物に関係付けられた焼き色サンプル画像を選択してよい。
この機器において、さらに、被調理物の属性情報、加熱前画像、焼き色サンプル画像、加熱中画像、加熱後画像の何れかまたは二以上を含む提示情報を提示する情報提示部を備えてよい。
この機器において、さらに、加熱温度または加熱時間の何れか一方または双方が制御される加熱部を備えてよい。

発明の効果

0009

本発明によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1)被調理物の焼き色調整を自動化でき、被調理物の焼き上がり品質を高め、調理効率を高めることができる。
(2) 被調理物により特定される被調理物の焼き色サンプル画像を以て焼き色を選択でき、所望の焼き色に被調理物の加熱を制御でき、被調理物の焼き色の高品位化を図ることができる。
(3) 被調理物の焼き色を焼き色画像で最適化でき、被調理物の焼き色を均一化でき、被調理物に応じた焼き色に調整できる。
(4) 焼き色の自動調整化により、焼き色のばらつきの低減とともに、焼き色の調整ための人的負担を軽減できる。

図面の簡単な説明

0010

第1の実施の形態に係る調理管理工程を示すフローチャートである。
被調理物データベースの一例を示す図である。
焼き色サンプル画像データベースの一例を示す図である。
焼き色サンプル画像ファイルの一例を示す図である。
焼き色サンプル画像表示画面の一例を示す図である。
調理ファイルの一例を示す図である。
加熱時間と明度レベルの関係を示す図である。
加熱時間と加熱中画像の明度レベルの関係を示す図である。
第2の実施の形態に係る調理管理システムを示す図である。
管理装置ハードウェアの一例を示す図である。
加熱前表示画面の一例を示す図である。
加熱中ないし加熱終了後の表示画面の一例を示す図である。
調理管理の処理シーケンスを示す図である。
第3の実施の形態に係る調理機器を示す図である。

実施例

0011

〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る、被調理物の調理管理工程を示している。図1に示す工程は一例であり、斯かる工程に本発明が限定されるものではない。
この調理管理工程は、本発明の調理管理の方法またはプログラムにより実現される処理工程の一例である。この調理管理工程において、Sは処理、Sに付した番号はその順番の一例である。この調理管理工程には被調理物Fxについて、加熱前画像Gsxの取得(S101)、被調理物Fxの特定(S102)、焼き色サンプル画像Gcxの検索(S103)、焼き色サンプル画像Gcxの提示(S104)、焼き色Cxの選択(S105)、加熱開始(S106)、加熱中画像Gpxの取得および提示(S107)、加熱中画像Gpxの判定(S108)、加熱終了(S109)、加熱後画像Ggxの取得および提示(S110)、画像情報Gmの格納(S111)が含まれる。

0012

加熱前画像Gsxの取得(S101):加熱前の被調理物Fxから加熱前画像Gsxを取得する。この加熱前画像Gsxの取得には画像取得手段としてたとえば、カメラを使用し、加熱前の被調理物Fxを撮影すればよい。この加熱前画像Gsxは二次元画像または三次元画像の何れでもよい。加熱前画像Gsxは調理ファイル10(図6)に格納される。
被調理物Fxの特定(S102):被調理物Fxを特定する入力情報により、または加熱前画像Gsxを用いて画像検索により特定する。入力情報による場合、被調理物Fxを表す識別情報を入力情報として被調理物Fxを特定できる。
被調理物Fxの特定に被調理物データベース(以下、「被調理物DB」と称する)2(図2)を用いれば、被調理物DB2に格納されている画像情報と一致した被調理物Fxを特定できる。この被調理物Fxの特徴情報を用いれば、被調理物Fxの加熱前画像Gsxと一致する画像情報に関係付けられた被調理物Fxを特定できる。

0013

焼き色サンプル画像Gcxの検索(S103):被調理物Fxの加熱前画像Gsxからどのような焼き色に焼成するかは焼き色サンプル画像データベース(以下、「焼き色サンプル画像DB」と称する)4(図3)を検索し、たとえば、5段階明度の焼き色サンプル画像Gc1、Gc2、Gc3、Gc4、Gc5(=Gcx)を取得する。この場合、焼き色Cxを表す明度情報から焼き色サンプル画像Gcxを生成してもよい。
焼き色サンプル画像Gcxの提示(S104):複数の焼き色サンプル画像Gc1、Gc2、Gc3、Gc4、Gc5は被調理物Fxに関係付けられて焼き色サンプル画像(図4)として提示される。

0014

焼き色Cxの選択(S105):複数の焼き色サンプル画像Gc1、Gc2、Gc3、Gc4、Gc5より何れかにより、焼き色Cxが選択される。この選択により、焼き色サンプル画像表示画面8(図5)から焼き色Cxを表す焼き色情報が調理ファイル10(図6)に格納される。
加熱開始(S106):焼き色Cxが選択されると、この焼き色Cxに関係付けられた加熱情報が生成される。この加熱情報はたとえば、加熱時間tであり、調理ファイル10(図6)に格納される。この加熱情報による焼き色Cxに被調理物Fxの加熱が制御されることになる。

0015

加熱中画像Gpxの取得および提示(S107):加熱開始から加熱終了までの加熱中、被調理物Fxから加熱中画像Gpxを継続して取得し、または断続して取得するとともに、その加熱中画像Gpxを継続して提示する。
加熱中画像Gpxの判定(S108):加熱中画像Gpxにおける焼き色Cxについて、被調理物Fxの加熱中、加熱中画像Gpxが選択されている焼き色サンプル画像Gcxに一致するかの判断を行う。つまり、加熱中画像Gpxの明度が焼き色サンプル画像Gcxの明度範囲適合するかの判断を行う。

0016

加熱終了(S109):加熱中画像Gpxが選択されている焼き色サンプル画像Gcxに一致すれば、加熱を終了する。
加熱後画像Ggxの取得および提示(S110):加熱を終了時の被調理物Fxの画像である加熱後画像Ggxを取得し、この加熱後画像Ggxを提示する。
画像情報Gmの格納(S111):被調理物Fxについて、加熱前画像Gsx、焼き色サンプル画像Gcx、加熱中画像Gpx、加熱後画像Ggxを含む画像情報Gmは、被調理物Fxの識別情報に関係付けて調理ファイル10に格納される。

0017

<被調理物DB2>
図2は、被調理物DB2の一例を示している。この被調理物DB2は、被調理物Fxから取得した加熱前画像Gsxによる被調理物Fxの特定などに用いられる。
この被調理物DB2には、加熱前画像部12、被調理物部14、属性情報部16、履歴情報部18が設けられる。加熱前画像部12には被調理物Fxを特定する加熱前画像Gsxが格納されている。被調理物部14には加熱前画像Gsxで特定される被調理物Fxを表す識別情報が格納される。属性情報部16には被調理物Fxで特定される属性情報が格納される。履歴情報部18には、被調理物Fxの検索履歴などが格納される。

0018

<焼き色サンプル画像DB4>
図3は、焼き色サンプル画像DB4の一例を示している。この焼き色サンプル画像DB4には、被調理物Fxに関係付けられた焼き色サンプル画像Gcxや加熱情報などが格納される。
この焼き色サンプル画像DB4には、被調理物部20、焼き色サンプル画像部22、加熱情報部24が設けられる。被調理物部20には、被調理物DB2に格納されている被調理物Fx(=F1、F2、F3、・・・)の識別情報が格納される。

0019

焼き色サンプル画像部22には、識別情報部22−1、サンプル画像部22−2、明度部22−3が設けられる。識別情報部22−1には被調理物Fxに関係付けられるサンプル画像を識別するための識別情報が格納される。サンプル画像部22−2には焼き色サンプル画像Gc1、Gc2、・・・、Gc5が格納される。明度部22−3には一例である5段階明度を表す明度情報が格納される。この例では、明度Lxのレベル範囲として、最も明るい明度をL1、最も暗い明度をL5として5段階の明度レベルを表す。L1≧Lx>L2:第1段階レベル、L2≧Lx>L3:第2段階レベル、L3≧Lx>L4:第3段階レベル、L4≧Lx>L5:第4段階レベル、L5≧Lx:第5段階レベルを表し、この各レベル範囲が焼き色設定または焼き色調整に用いられる。
加熱情報部24にはたとえば、加熱時間を含む加熱情報が格納されている。つまり、各焼き色レベルの実現に必要な加熱時間を含む加熱情報が格納される。

0020

<焼き色サンプル画像ファイル6>
図4は、焼き色サンプル画像ファイル6の一例を示している。この焼き色サンプル画像ファイル6は被調理物Fxごとに作成され、特定の被調理物Fxに関係付けられた焼き色サンプル画像Gcxを格納する。
この焼き色サンプル画像ファイル6には、被調理物部26および焼き色サンプル画像部28が設けられる。被調理物部26には焼き色サンプル画像DB4から抽出された被調理物Fxの識別情報が格納される。焼き色サンプル画像部28には識別情報部28−1、サンプル画像部28−2および明度部28−3が設けられる。識別情報部28−1にはサンプル画像を特定する識別情報が格納される。サンプル画像部28−2には明度の異なる焼き色サンプル画像Gc1、Gc2、・・・、Gc5が格納される。明度部28−3にはサンプル画像の明度Lxについて、既述の5段階の明度情報が格納される。この明度Lxのレベル設定は既述したので、その説明は割愛する。

0021

<焼き色サンプル画像表示画面8>
図5は、焼き色サンプル画像表示画面8の一例を示している。この焼き色サンプル画像表示画面8はたとえば、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示器)などの表示手段の表示画面である。
この焼き色サンプル画像表示画面8には、被調理物部30、焼き色サンプル画像部32、焼き色選択部34が設けられる。被調理物部30には特定された被調理物Fxを表す被調理物情報が表示される。
焼き色サンプル画像部32には、識別情報部32−1、サンプル画像部32−2、明度部32−3が設けられる。識別情報部32−1にはサンプル画像の識別情報が表示される。サンプル画像部32−2には明度によって区別された焼き色サンプル画像Gc1、Gc2、・・・、Gc5が表示される。明度部32−3には5段階の明度情報がサンプル画像毎に表示される。
焼き色選択部34には焼き色サンプル画像の選択について、ユーザーが選択する焼き色Cxの選択指示としてたとえば、「選択」が表示される。

0022

<調理ファイル10>
図6は調理ファイル10の一例を示している。この調理ファイル10には被調理物Fxの調理情報が格納される。この調理情報には、被調理物Fxの属性情報を含む情報、画像情報Gm、加熱の制御情報、履歴情報などが含まれる。
この調理ファイル10にはたとえば、番号部36、加熱前画像部38、被調理物部40、焼き色サンプル画像部42、焼き色選択部44、加熱情報部46、加熱中画像部48、加熱後画像部50、履歴情報部52が設定されている。
番号部36には格納されるデータの番号情報が格納される。加熱前画像部38には被調理物Fxの加熱前画像Gsxの画像情報が格納される。被調理物部40には被調理物DB2から加熱前画像Gsxで特定された被調理物Fxの識別情報が格納される。

0023

焼き色サンプル画像部42にはサンプル画像部42−1、明度部42−2が設けられる。サンプル画像部42−1には焼き色サンプル画像DB4から被調理物Fxで特定され、焼き色サンプル画像表示画面8からの焼き色選択により選択された焼き色サンプル画像が格納される。明度部42−2には焼き色サンプル画像の明度情報が格納される。
焼き色選択部44には選択された焼き色Cxを表す情報が格納される。加熱情報部46には焼き色選択で特定された加熱情報が格納される。加熱中画像部48には加熱中の被調理物Fxから取得した加熱中画像Gpxが格納される。加熱後画像部50には加熱後画像Ggxが格納される。履歴情報部52には特定の被調理物Fxに関する調理履歴を表す情報が格納される。

0024

加熱制御
図7は、横軸に加熱時間t、縦軸に焼き色の明度Lxを取り、加熱時間tと明度Lxの関係を示している。被調理物Fxを加熱する場合、その加熱時間tの経過により、明度Lx(L1≧Lx>L2、L2≧Lx>L3、L3≧Lx>L4、L4≧Lx>L5、L5≧Lx)が連続的または段階的に「明」から「暗」に遷移しており、明度が異なる焼き色サンプル画像Gcxとなっている。この焼き色サンプル画像Gcxの選択で特定の焼き色が選択され、その焼き色に被調理物Fxの加熱が制御される。

0025

<加熱中画像Gpxの観測および判定>
図8は、横軸に加熱時間t、縦軸に加熱中画像Gpxの明度Lxを取り、加熱中画像Gpxの加熱時間に対する明度Lxの観測情報を示している。
加熱時間tが進むと、加熱中の被調理物Fxを表す加熱中画像Gpxの明度Lxは徐々に低下する。加熱中画像Gpxがサンプル画像に一致するかの判定は明度Lxがサンプル画像の明度に到達するか否かにより行えばよい。この明度Lxがサンプル画像の明度に到達すれば、被調理物Fxの加熱は終了することになる。

0026

<第1の実施の形態の効果>
この第1の実施の形態によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1)焼き色サンプル画像表示画面から被調理物Fxの焼き色を選択でき、所望の焼き色に被調理物Fxの加熱を制御できる。その結果、被調理物Fxの焼き色を焼き色サンプル画像が表す明度Lxに調整でき、仕上げることができる。
(2) 被調理物の焼き色を選択した焼き色画像に最適化でき、被調理物の焼き色の均一化や被調理物に応じた焼き色を実現できる。
(3) 焼き色の自動調整化を図ることができ、焼き色のばらつきの低減と、焼き色の調整ための人的負担を軽減できる。

0027

〔第2の実施の形態〕
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る調理管理システムを示している。図9に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この調理管理システム60は、既述の調理管理方法をコンピュータによる情報処理で実現することができる。
この調理管理システム60は、カメラ62、管理装置64および調理部66を備える。カメラ62は特定された被調理物Fxの画像情報を取得する情報取得部の一例であり、被調理物Fxから画像情報を取得する。この実施の形態では、カメラ62は、被調理物Fxの調理手段として調理部66に設置された調理庫68に配置されている。調理部66は被調理物Fxを加熱する加熱部の一例であり、たとえば、スチームコンベクションオーブンなどの機器であればよい。被調理物Fxは、調理容器の一例であるホテルパン72により調理庫68に収容される。
管理装置64は、調理管理方法または調理管理のためのプログラムを実現する制御部の一例であり、たとえば、コンピュータで構成される。

0028

<管理装置64のハードウェア>
図10は、管理装置64のハードウェアを示している。図10において、図9と同一部分には同一符号を付してある。
管理装置64には、プロセッサ74、入出力部(I/O)76、記憶部78、操作入力部80、情報提示部82、通信部84が設置されている。プロセッサ74は記憶部78にあるOS(Operating System)を実行し、既述の調理管理方法や調理管理のためのプログラムを実現するための情報処理を実行する。

0029

I/O76は、プロセッサ74の制御により、情報の入力、情報取出しなどに用いられる。具体的には、カメラ62の制御出力の取出し、カメラ62からの画像情報の取込み、情報提示部82への提示情報の出力などが行われる。
記憶部78はROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などの記憶素子を備え、OS、調理管理プログラムなど、各種のプログラムを格納するとともに、被調理物DB2(図2)、焼き色サンプル画像DB4(図3)、焼き色サンプル画像ファイル6(図4)、焼き色サンプル画像表示画面8(図5)のための画像情報などを格納している。

0030

操作入力部80には情報入力に用いられるキーボードバーコード読取り部、マウス、I/O76に接続された情報端末の他、タッチパネルが含まれる。タッチパネルは情報提示部82の表示画面に設置すればよい。
情報提示部82はたとえば、既述のLCDで構成され、プロセッサ74の制御により、たとえば、被調理物Fxの特定情報、属性情報、加熱前画像Gsx、加熱後画像Ggx、焼き色サンプル画像Gcx、加熱中画像Gpx、計測情報判定情報などを含む提示情報を提示する。
通信部84はプロセッサ74の制御により、管理センター携帯情報端末などと無線接続または有線接続により情報の授受を行う。

0031

<管理装置64の情報処理>
管理装置64の情報処理には、a)加熱前画像Gsxの取得、b)被調理物Fxの特定、c)焼き色サンプル画像Gcxの検索、d)焼き色サンプル画像Gcxの提示、e)焼き色Cxの選択受付け、f)加熱の制御、g)加熱中画像Gpxの取得および提示、h)加熱中画像Gpxの判定、i)加熱終了指示、j)加熱後画像Ggxの取得および提示、k)画像情報Gmの格納処理などが含まれる。

0032

<加熱前の情報提示>
図11は、被調理物Fxの加熱前の情報提示画面の一例を示している。
管理装置64の情報提示部82には、被調理物Fxの加熱前における加熱前情報が継続的または断続的に提示され、加熱前画像提示部90−1およびサンプル画像提示部90−2を際立たせる背景色94が設定されている。
この情報提示画面86−1には、被調理物提示部88、画像提示部90、判定情報提示部92が備えられる。被調理物提示部88には管理装置64により特定された被調理物Fxの属性情報たとえば、名称などが提示される。

0033

画像提示部90には、加熱前画像提示部90−1、サンプル画像提示部90−2が備えられる。加熱前画像提示部90−1には管理装置64が被調理物Fxから取得した加熱前画像Gsxが表示される。サンプル画像提示部90−2にはユーザーが選択した焼き色サンプル画像Gcxが提示される。
判定情報提示部92には管理装置64による被調理物Fxの加熱後の判断結果を表示する。加熱前段階では無表示となる。

0034

<加熱中ないし加熱終了後の情報提示>
図12は、被調理物Fxの加熱中ないし加熱終了後の情報提示画面の一例を示している。管理装置64の情報提示部82には、被調理物Fxの加熱中ないし加熱終了後の情報が継続的または断続的に提示される。
この情報提示画面86−2には同様に、被調理物提示部88、画像提示部90、判定情報提示部92が備えられる。被調理物提示部88には情報提示画面86−1と同様に、管理装置64により特定された被調理物Fxの属性情報たとえば、名称などが提示される。

0035

画像提示部90には、加熱前画像提示部90−1、サンプル画像提示部90−2および画像提示部90−3が備えられ、同様に、加熱前画像提示部90−1、サンプル画像提示部90−2および画像提示部90−3を際立たせる背景色94が設定されている。
加熱前画像提示部90−1には情報提示画面86−1と同様に、管理装置64が被調理物Fxから取得した加熱前画像Gsxが表示される。サンプル画像提示部90−2には同様に、ユーザーが選択した焼き色サンプル画像Gcxが提示される。
画像提示部90−3には、加熱中ないし加熱後の被調理物Fxから取得した加熱中画像Gpxまたは加熱後画像Ggxが提示される。加熱中画像Gpxは、加熱開始から加熱終了まで継続または断続して被調理物Fxから取得した実画像が表示される。この実画像により、加熱開始から加熱終了までの焼き色の変遷を観測できる。そして、加熱が終了した時点で、加熱中画像Gpxは加熱後画像Ggxとなる。
判定情報提示部92には管理装置64による被調理物Fxの加熱後の判断結果を表示する。この判断結果は、選択された焼き色サンプル画像Gcxの明度に加熱中画像Gpxまたは加熱後画像Ggxの明度Lxが一致しているか否かの判断結果である。

0036

<情報処理>
図13は、調理管理の処理シーケンスを示している。この処理シーケンスは、本発明の調理管理プログラムまたは調理管理方法の一例である。この処理シーケンスにおいて、Sは手順または工程を示し、Sに付した番号は手順または工程の順序の一例である。
この情報処理に当たり、管理装置64は初期設定を行い、この初期設定の後、カメラ62に対し撮影指示を行う(S201)。撮影指示を受けたカメラ62は、継続的または断続的に被調理物Fxの撮影を行う(S202)。
管理装置64は、カメラ62より加熱前画像Gsxを取得し(S203)、この加熱前画像Gsxにより、または操作入力部80の情報入力により被調理物Fxを特定する(S204)。

0037

管理装置64は、被調理物Fxの特定に基づき、焼き色サンプル画像Gcxの検索を行い(S205)、検索結果である焼き色サンプル画像Gcxの提示を行う(S206)。この焼き色サンプル画像Gcxは、焼き色サンプル画像表示画面8(図5)として情報提示部82に提示される。ユーザーは焼き色サンプル画像表示画面8からタッチパネルのタッチ入力などにより、焼き色Cxを選択することができる。
管理装置64は、焼き色Cxを受け付け(S207)、焼き色サンプル画像Gcxを選択し、調理ファイル10(図6)に登録する(S208)。管理装置64は、この焼き色サンプル画像Gcxの決定の後、調理部66に加熱を指示する(S209)。管理装置64から加熱を指示された調理部66は加熱を開始(S210)し、加熱の終了(S214)まで加熱を継続する。この加熱開始から加熱終了までが加熱時間である。

0038

加熱開始の後、管理装置64はカメラ62から加熱中画像Gpxを取得し、この加熱中画像Gpxを提示する(S211)。
管理装置64は、加熱中画像Gpxが焼き色サンプル画像Gcxの焼き色Cxに一致するか否かを判定する(S212)。つまり、加熱中画像Gpxの明度Lxが焼き色サンプル画像Gcxの明度に合致するかを判定する。
加熱中画像Gpxが焼き色サンプル画像Gcxの焼き色Cxに一致していなければ(S212のNO)、調理部66の加熱を停止させることなく、S211〜S212の処理を継続する。

0039

加熱中画像Gpxが焼き色サンプル画像Gcxの焼き色Cxに一致すれば(S212のYES)、調理部66に対して加熱終了を指示する(S213)。つまり、加熱中画像Gpxの明度Lxが焼き色サンプル画像Gcxの明度Lxの範囲に入れば、加熱を終了させる。加熱の終了の指示を受けた調理部66は、加熱を終了する(S214)。
管理装置64は、加熱の終了指示の後、カメラ62から加熱後画像Ggxの取得およびその提示を行い(S215)、加熱の良否を判断し(S216)、取得している画像情報を調理ファイル10(図6)に格納し(S217)、カメラ62に対して撮影終了を指示する(S218)。カメラ62は、被調理物Fxの撮影を終了し(S219)、調理管理が終了する。

0040

<第2の実施の形態の効果>
この第2の実施の形態によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) この実施の形態によれば、既述の被調理物Fxの調理管理方法をコンピュータによる情報処理により実現することができる。
(2) この調理管理システムおよび調理管理プログラムによれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
(3)飲食店などの店舗における調理管理システムを構築でき、調理品の焼き色調整を自動化することができる。

0041

(4)スチームコンベクションオーブンなどの調理部66の調理庫68内で加熱処理される被調理物Fxの焼き色調整を行うことができ、被調理物Fxが焼き色サンプル画像Gcxの焼き色にどのように調整されるかを確認できる。つまり、焼き色変化の推移視覚化を実現できる。
(5) 焼き色サンプル画像Gcxとの対比を行えるので、被調理物Fxの焼き色の信頼性を高めることができる。
(6) 焼き色サンプル画像Gcxとの対比により、被調理物Fxの焼き色予測を行うことができる。

0042

〔第3の実施の形態〕
図14は、第3の実施形態に係る調理機器を示している。図14において、図10と同一部分には同一符号を付してある。
この調理機器96にはたとえば、同一の機器筐体に調理部66および管理装置64が設置される。調理部66は調理制御部98で制御され、この調理制御部98は管理装置64と連結され、管理装置64と統合制御による調理管理が行える。
この調理機器96において、管理装置64の構成および機能は第2の実施の形態で説明しているので、その説明を割愛する。

0043

<第3の実施の形態の効果>
この第3の実施の形態によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) この実施の形態によれば、調理機器96において、被調理物Fxの調理管理方法をコンピュータによる情報処理により実現することができる。
(2) この調理機器96によれば、調理管理システムおよび調理管理プログラムにより、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同様の効果が得られる。
(3) 調理機器96において調理される被調理物Fxの焼き色調整とともに、焼き過ぎなどの不測の事態を回避できる。

0044

〔他の実施の形態〕
(1)加熱制御
被調理物Fxの加熱制御では、加熱中の被調理物Fxから取得した加熱中画像Gpxを取得し、この加熱中画像Gpxと焼き色サンプル画像Gcxとの差情報を取得し、この差情報を用いて被調理物の加熱を制御してもよい。
(2) 焼き色サンプル画像Gcxの明度段階
上記実施形態では焼き色サンプル画像Gcxの明度の段階を5段階としているが、5段階未満でもよいし6段階以上でもよい。
(3) 焼き色サンプル画像Gcxの補完
焼き色サンプル画像Gcxにユーザーが選択したい焼き色サンプル画像が存在していない場合には、たとえば、明度LxがL3≧Lx>L4と、L4≧Lx>L5の間の中間レベルの焼き色サンプル画像を生成してよい。この場合、双方の焼き色サンプル画像を選択し、新たな焼き色サンプル画像Gcxを生成し、この焼き色サンプル画像Gcxを焼き色サンプル画像ファイル6に格納し、焼き色サンプル画像を選択する構成としてもよい。
(4) 被調理物Fxの加熱前画像、加熱中画像または加熱後画像の明度Lxの検出について、カラー画像を用いてもよいが、当初から白黒画像を用いて明度Lxを選択してもよい。
(5) 上記実施形態では、加熱部の一例である調理部66の加熱時間の制御について記載しているが、加熱温度の制御であってもよく、加熱温度または加熱時間の何れか一方または双方を制御してもよい。

0045

以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。

0046

この発明によれば、被調理物の画像情報を取得し、この画像情報により焼き色サンプル画像を生成し、この焼き色サンプル画像が示す焼き色に被調理物の加熱を制御するので、被調理物Fxの焼き色を焼き色サンプル画像に調整できる。

0047

2被調理物DB
4焼き色サンプル画像DB
6 焼き色サンプル画像ファイル
8 焼き色サンプル画像表示画面
10調理ファイル
12 加熱前画像部
14 被調理物部
16属性情報部
18履歴情報部
20 被調理物部
22 焼き色サンプル画像部
22−1識別情報部
22−2 サンプル画像部
22−3明度部
24加熱情報部
26 被調理物部
28 焼き色サンプル画像部
28−1 識別情報部
28−2 サンプル画像部
28−3 明度部
30 被調理物部
32 焼き色サンプル画像部
32−1 識別情報部
32−2 サンプル画像部
32−3 明度部
34 焼き色選択部
36 番号部
38 加熱前画像部
40 被調理物部
42 焼き色サンプル画像部
42−1 サンプル画像部
42−2 明度部
44 焼き色選択部
46 加熱情報部
48 加熱中画像部
50 加熱後画像部
52 履歴情報部
60調理管理システム
62カメラ
64管理装置
66 調理部
68調理庫
72ホテルパン
74プロセッサ
76 I/O
78 記憶部
80操作入力部
82情報提示部
84通信部
88 被調理物提示部
90画像提示部
90−1 加熱前画像提示部
90−2 サンプル画像提示部
90−3 画像提示部
92判定情報提示部
94背景色
96調理機器
98 調理制御部

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