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技術 ガスボンベ管理システム、ガスボンベ管理装置、及びガスボンベ管理方法

出願人 株式会社ハーテック
発明者 山田利明
出願日 2019年2月28日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-035462
公開日 2020年9月3日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-139569
状態 未査定
技術分野 ガス貯蔵容器;ガスの充填・放出
主要キーワード 設置位置間 ウェブサイト経由 予測残量 気象変化 平均使用量 ガス切れ 使用傾向 残量予測
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

解決手段

ガスボンベ管理システム100は、複数のガスボンベ21のそれぞれに設けられた複数の通信装置2と、通信装置2と通信可能に接続され、前記ガスボンベの状態を管理するガスボンベ管理装置1とを備える。通信装置2は、ガスボンベの残量を検出するセンサ22から取得した残量を含むガスボンベ残量情報を、管理装置1に対して送信する。他方、ガスボンベ管理装置1は、通信装置2から受信したガスボンベ残量情報に基づいて、複数のガスボンベ21のそれぞれについて将来の残量を予測し、その予測した残量を比較可能に示す残量予測情報を、ガスボンベ業者通知する。

概要

背景

特許文献1には、一日のガス使用量の値と予め算出しておいたガス使用量の一日あたりの平均値とを比較し、その結果に基づいてガス残量を管理するガス残量管理装置が開示されている。このガス残量管理装置の場合、上記の比較によって、一日のガス使用量の値の急激な変化を検知することができるため、適切な管理を行うことが可能になる。

また、特許文献2には、ガス使用量と温度データとを関連付けて記憶したデータベースを備え、外部の気象データ提供装置から受け付け予測温度データと前記データベースとに基づいてガス使用量を予測するガスボンベ管理システムが開示されている。このガスボンベ管理システムの場合、気象変化を考慮してガス使用量を予測することができるため、過去のガス使用量の実績データのみに基づいて予測する場合と比べて、高い精度でガス使用量を予測することが可能になる。

概要

ガスボンベ管理システム、ガスボンベ管理装置、及びガスボンベ管理方法を提供する。 ガスボンベ管理システム100は、複数のガスボンベ21のそれぞれに設けられた複数の通信装置2と、通信装置2と通信可能に接続され、前記ガスボンベの状態を管理するガスボンベ管理装置1とを備える。通信装置2は、ガスボンベの残量を検出するセンサ22から取得した残量を含むガスボンベ残量情報を、管理装置1に対して送信する。他方、ガスボンベ管理装置1は、通信装置2から受信したガスボンベ残量情報に基づいて、複数のガスボンベ21のそれぞれについて将来の残量を予測し、その予測した残量を比較可能に示す残量予測情報を、ガスボンベ業者通知する。

目的

本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上述した課題を解決することができるガスボンベ管理システム、ガスボンベ管理装置、及びガスボンベ管理方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数のガスボンベのそれぞれに設けられた複数の通信装置と、前記通信装置と通信可能に接続され、前記ガスボンベの状態を管理するガスボンベ管理装置とを備える、ガスボンベ管理システムであって、前記通信装置は、前記ガスボンベの残量を検出するセンサから、前記残量を取得する残量取得手段と、取得した残量を含むガスボンベ残量情報を、前記管理装置に対して送信する送信手段とを具備し、前記ガスボンベ管理装置は、前記通信装置からガスボンベ残量情報を受信する受信手段と、受信したガスボンベ残量情報に基づいて、前記複数のガスボンベのそれぞれについて将来の残量を予測する予測手段と、予測した前記複数のガスボンベの残量を比較可能に示す残量予測情報を、ガスボンベ業者通知する通知手段とを具備する、ガスボンベ管理システム。

請求項2

複数のガスボンベのそれぞれの残量を取得する残量取得手段と、取得したガスボンベの残量に基づいて、前記複数のガスボンベのそれぞれについて将来の残量を予測する予測手段と、予測した前記複数のガスボンベの残量を比較可能に示す残量予測情報を、ガスボンベ業者に通知する通知手段とを備える、ガスボンベ管理装置。

請求項3

前記予測した残量及び各ガスボンベの設置位置に基づいて、ガスボンベ業者の巡回経路を決定する決定手段をさらに備え、前記通知手段は、決定した巡回経路を含む残量予測情報を、ガスボンベ業者に通知する、請求項2に記載のガスボンベ管理装置。

請求項4

前記ガスボンベ業者の現在位置を取得する位置取得手段をさらに備え、前記決定手段は、取得した前記ガスボンベ業者の現在位置にさらに基づいて、ガスボンベ業者の巡回経路を決定する、請求項3に記載のガスボンベ管理装置。

請求項5

ガスボンベの使用者属性を取得する属性取得手段をさらに備え、前記予測手段は、取得した属性にさらに基づいて、前記将来の残量を予測する、請求項2乃至4の何れかに記載のガスボンベ管理装置。

請求項6

複数のガスボンベのそれぞれの残量を取得し、取得したガスボンベの残量に基づいて、前記複数のガスボンベのそれぞれについて将来の残量を予測し、予測した前記複数のガスボンベの残量を比較可能に示す残量予測情報を、ガスボンベ業者に通知する、ガスボンベ管理方法

技術分野

0001

本発明は、LPガスなどのガスボンベの状態を管理するガスボンベ管理システム、ガスボンベ管理装置、及びガスボンベ管理方法に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、一日のガス使用量の値と予め算出しておいたガス使用量の一日あたりの平均値とを比較し、その結果に基づいてガス残量を管理するガス残量管理装置が開示されている。このガス残量管理装置の場合、上記の比較によって、一日のガス使用量の値の急激な変化を検知することができるため、適切な管理を行うことが可能になる。

0003

また、特許文献2には、ガス使用量と温度データとを関連付けて記憶したデータベースを備え、外部の気象データ提供装置から受け付け予測温度データと前記データベースとに基づいてガス使用量を予測するガスボンベ管理システムが開示されている。このガスボンベ管理システムの場合、気象変化を考慮してガス使用量を予測することができるため、過去のガス使用量の実績データのみに基づいて予測する場合と比べて、高い精度でガス使用量を予測することが可能になる。

先行技術

0004

特開平11−211534号公報
特開2005−265739号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上述した従来技術によれば、ガスボンベの残量を把握することができるため、交換が必要なガスボンベを特定することができる。しかしながら、これらの従来技術の場合、交換が必要なガスボンベが複数あったときに、どのガスボンベを先に交換すべきかを把握することは困難である。

0006

本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上述した課題を解決することができるガスボンベ管理システム、ガスボンベ管理装置、及びガスボンベ管理方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上述した課題を解決するために、本発明の一の態様のガスボンベ管理システムは、複数のガスボンベのそれぞれに設けられた複数の通信装置と、前記通信装置と通信可能に接続され、前記ガスボンベの状態を管理するガスボンベ管理装置とを備える、ガスボンベ管理システムであって、前記通信装置は、前記ガスボンベの残量を検出するセンサから、前記残量を取得する残量取得手段と、取得した残量を含むガスボンベ残量情報を、前記管理装置に対して送信する送信手段とを具備し、前記ガスボンベ管理装置は、前記通信装置からガスボンベ残量情報を受信する受信手段と、受信したガスボンベ残量情報に基づいて、前記複数のガスボンベのそれぞれについて将来の残量を予測する予測手段と、予測した前記複数のガスボンベの残量を比較可能に示す残量予測情報を、ガスボンベ業者通知する通知手段とを具備する。

0008

また、本発明の一の態様のガスボンベ管理装置は、複数のガスボンベのそれぞれの残量を取得する残量取得手段と、取得したガスボンベの残量に基づいて、前記複数のガスボンベのそれぞれについて将来の残量を予測する予測手段と、予測した前記複数のガスボンベの残量を比較可能に示す残量予測情報を、ガスボンベ業者に通知する通知手段とを備える。

0009

前記態様において、前記予測した残量及び各ガスボンベの設置位置に基づいて、ガスボンベ業者の巡回経路を決定する決定手段をさらに備え、前記通知手段は、決定した巡回経路を含む残量予測情報を、ガスボンベ業者に通知するようにしてもよい。

0010

また、前記態様において、前記ガスボンベ業者の現在位置を取得する位置取得手段をさらに備え、前記決定手段は、取得した前記ガスボンベ業者の現在位置にさらに基づいて、ガスボンベ業者の巡回経路を決定するようにしてもよい。

0011

また、前記態様において、ガスボンベの使用者属性を取得する属性取得手段をさらに備え、前記予測手段は、取得した属性にさらに基づいて、前記将来の残量を予測するようにしてもよい。

0012

また、本発明の一の態様のガスボンベ管理方法は、複数のガスボンベのそれぞれの残量を取得し、取得したガスボンベの残量に基づいて、前記複数のガスボンベのそれぞれについて将来の残量を予測し、予測した前記複数のガスボンベの残量を比較可能に示す残量予測情報を、ガスボンベ業者に通知する。

発明の効果

0013

本発明によれば、ガスボンベ業者側でどのガスボンベを優先的に交換すべきかを容易に把握することが可能になる。

図面の簡単な説明

0014

ガスボンベ管理システムの構成を示すブロック図。
ガスボンベ管理装置の構成を示すブロック図。
ガスボンベ管理装置に設けられているガスボンベデータベースのレイアウトの一例を示す図。
ガスボンベ管理装置に設けられている設置先データベースのレイアウトの一例を示す図。
ガスボンベ管理装置に設けられている使用者データベースのレイアウトの一例を示す図。
ガスボンベ管理装置に設けられている業者データベースのレイアウトの一例を示す図。
ガスボンベ管理装置に設けられている実績データベースのレイアウトの一例を示す図。
残量情報収集処理の手順を示すフローチャート
残量予測通知処理の手順を示すフローチャート。
残量予測表示画面の一例を示す図。
巡回経路通知処理の手順を示すフローチャート。
巡回経路表示画面の一例を示す図。

実施例

0015

以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。

0016

[システム全体の構成]
図1は、ガスボンベ管理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、ガスボンベ管理システム100は、ガスボンベ管理装置1と、複数の通信装置2とを備えている。これらのガスボンベ管理装置(以下、単に「管理装置」という)1及び通信装置2は、インターネットを含む通信ネットワーク200と通信可能に接続されている。また、この通信ネットワーク200には、ガスボンベ業者によって用いられる複数の業者側端末3が通信可能に接続されている。管理装置1は、通信ネットワーク200を介して、通信装置2及び業者側端末3と通信することができる。

0017

通信装置2は、複数のガスボンベ21のそれぞれに取り付けられている。同様にして、各ガスボンベ21には、ガスボンベ21の残量を検出するためのセンサ22が取り付けられており、通信装置2はこのセンサ22と接続されている。なお、センサ22は、公知のものを用いることが可能であり、ガスボンベ21の残量を数値で検出するものであってもよく、接点で検出するものであってもよい。

0018

通信装置2は、例えばLTE(Long Term Evolution)回線無線通信するための通信モジュールを備えており、その通信モジュールによって通信ネットワーク200にアクセスする。また、通信装置2は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を備えており、自位置を測定することができる。

0019

業者側端末3は、例えば、パーソナルコンピュータスマートフォン等の携帯電話機又はタブレット端末等で構成される。後述するように、ガスボンベ業者は、業者側端末3を用いてガスボンベ21の残量予測などを確認する。

0020

[ガスボンベ管理装置の構成]
図2は、管理装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、管理装置1は、CPU11、ROM12、RAM13、入力部14、表示部15、ハードディスク16、及び通信インタフェース(I/F)17を備えており、これらの各要素はバス18によって接続されている。

0021

CPU11は、ROM12及びハードディスク16に記憶されているコンピュータプログラムを実行する。これにより、店舗管理システム1は、後述するような動作を実行することが可能になる。

0022

ROM12は、CPU11によって実行されるコンピュータプログラム及びこれに用いられるデータなどを記憶している。また、RAM13は、ハードディスク16に記憶されているコンピュータプログラムの読み出しに用いられる。

0023

入力部14は、キーボード及びマウスなどから構成されており、USBなどから構成される入出力インタフェースを介してバス18に接続されている。また、表示部15は、LCD又はCRTなどで構成されており、画像出力インタフェースを介してバス18に接続されている。この表示部15は、CPU11から与えられる画像データに応じた映像信号にしたがって画像を表示する。

0024

ハードディスク16には、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを含む種々のコンピュータプログラム、並びにそれらのコンピュータプログラムの実行に用いられるデータなどがインストールされている。また、このハードディスク16には、ガスボンベDB161、設置先DB162、使用者DB163、業者DB164、実績DB165、傾向DB166、及び地図DB167が設けられている。これらのデータベースの詳細については後述する。

0025

なお、本実施の形態では、ガスボンベDB161、設置先DB162、使用者DB163、業者DB164、実績DB165、傾向DB166、及び地図DB167が管理装置1の内部に設けられているが、これらのデータベースのうちの少なくとも一部が外部の他の装置に設けられており、当該装置に管理装置1がアクセスして各種情報を取得するような構成であってもよい。

0026

通信I/F17は、外部の装置と通信を行うためのインタフェースである。管理装置1は、通信I/F17を介して通信ネットワーク200と接続し、通信装置2及び業者端末3との間で通信を行う。また、管理装置1は、通信I/F17を介して、道路交通情報通信システム(VICS(登録商標))と通信を行い、道路状況情報を取得する。

0027

[データベースの詳細]
以下、各データベースの詳細について説明する。
(1)ガスボンベDB161
ガスボンベDB161には、管理対象となるガスボンベ21の属性に関する情報が格納されている。

0028

図3は、ガスボンベDB161のレイアウトの一例を示す図である。図3に示すように、ガスボンベDB161には、ガスボンベ21を識別するためのボンベID毎に、設置先ID、業者ID、設置先の位置、使用開始日時、及び使用終了日時が格納されている。

0029

設置先IDは、ガスボンベ21の設置先を識別するための情報であり、業者IDは、そのガスボンベ21を取り扱うガスボンベ業者を識別するための情報である。また、設置先の位置は、ガスボンベ21に取り付けられた通信装置2によって測定されるガスボンベ21の設置位置(緯度経度及び高度)を示す情報であり、使用開始日時及び使用終了日時は、ガスボンベ21が設置先に設置されて使用が開始された日時及びそのガスボンベ21が交換された日時をそれぞれ示す情報である。

0030

ガスボンベ21の設置先が確定した場合、管理装置1は、ボンベID、設置先ID、及び業者IDを紐付けてガスボンベDB161に登録する。その後、管理装置1は、ガスボンベ21が設置先に設置されたときに、通信装置2から設置位置を示す情報を取得し、これをガスボンベDB161に登録する。また、管理装置1は、ガスボンベ21の使用が開始されたとき、及びガスボンベ21が交換されたときに、それらの日時を示す情報をガスボンベDB161に登録する。

0031

(2)設置先DB162
設置先DB162には、ガスボンベ21の設置先の属性に関する情報が格納されている。

0032

図4は、設置先DB162のレイアウトの一例を示す図である。図4に示すように、設置先DB162には、設置先ID毎に、設置先の名称及び使用者IDが格納されている。ここで、使用者IDは、その設置先に設けられたガスボンベ21を使用する使用者を識別するための情報である。

0033

(3)使用者DB163
使用者DB163には、ガスボンベ21の使用者の属性に関する情報が格納されている。

0034

図5は、使用者DB163のレイアウトの一例を示す図である。図5に示すように、使用者DB163には、使用者ID毎に、使用者の名称及び業種が格納されている。なお、ガスボンベ21が業務用ではなく一般家庭用に使用される場合、業種には“一般”が格納される。

0035

(4)業者DB164
業者DB164には、ガスボンベ21の交換を行うガスボンベ業者の属性に関する情報が格納されている。

0036

図6は、業者DB164のレイアウトの一例を示す図である。図6に示すように、業者DB164には、業者ID毎に、ガスボンベ業者の名称、巡回経路情報の要否、住所、及び電子メールアドレスが格納されている。

0037

巡回経路情報は、ガスボンベ業者がガスボンベの交換のために複数の設置先を巡回する場合の巡回経路を示す情報である。本実施の形態の場合、取得を希望するガスボンベ業者にのみ巡回経路情報が提供され、その希望の有無を示す情報が巡回経路情報の要否として業者DB164に格納されている。

0038

管理装置1からガスボンベ業者宛に電子メールを送信する場合、業者DB164に格納されている電子メールアドレスが用いられる。管理装置1から送信された電子メールは、業者側端末3によって受信される。

0039

(5)実績DB165
実績DB165には、ガスボンベ21の使用実績などを示す情報が格納されている。

0040

図7は、実績DB165のレイアウトの一例を示す図である。図7に示すように、実績DB165には、ボンベID毎に、平均使用量、並びにガスボンベ残量の計測日時及び計測値が格納されている。

0041

管理装置1は、後述する残量情報収集処理を実行することによって、ガスボンベ残量の計測日時及び計測値を取得し、実績DB165に登録する。また、管理装置1は、取得した計測値を用いて平均使用量を算出し、実績DB165に登録する。

0042

(6)傾向DB166
傾向DB166には、業種毎のガスボンベ21の使用傾向を示す情報が格納されている。具体的には、例えば次のような内容の情報が数式などの形式で格納されている。
(a)○○業:どの時間帯でも平均使用量に近い量が消費される。
(b)××業:午後9時〜午前12時の消費量がそれ以外の時間帯の2倍である。
(c)△△業:午前9時〜午後5時の消費量がそれ以外の時間帯の3倍である。
(d)一般:日中は平均使用量を上回る量が消費され、夜間の消費量は僅かである。

0043

上記の使用傾向を示す情報は、過去の実績などに基づいて人手で生成されてもよく、機械学習などによって自動的に生成されてもよい。

0044

(7)地図DB167
地図DB167には、ガスボンベ21の設置先を含む地図データが格納されている。後述するように、管理装置1は、この地図データを用いてガスボンベ業者の巡回経路を示す情報を生成し、そのガスボンベ業者に提供する。

0045

なお、上述したように、管理装置1は、1台のコンピュータによって構成されているが、これに限定されるわけではなく、複数のコンピュータによる分散システムによって構成されていてもよい。

0046

[システムの動作]
次に、上述したように構成された本実施の形態のガスボンベ管理システム100の動作について、フローチャート等を参照しながら説明する。以下では、(1)ガスボンベ21の残量を示す残量情報を収集するための残量情報収集処理、(2)ガスボンベ21の残量予測をガスボンベ業者に対して通知するための残量予測通知処理、及び(3)複数のガスボンベ21を交換する際の巡回経路をガスボンベ業者に対して通知するための巡回経路通知処理の各処理について説明する。

0047

(1)残量情報収集処理
管理装置1は、各ガスボンベ21に取り付けられた通信装置2から、ガスボンベ21の残量を示す残量情報を繰り返し取得する。そのための処理が以下の残量情報収集処理である。

0048

図8は、管理装置1及び通信装置2によって実行される残量情報収集処理の手順を示すフローチャートである。図8に示すように、通信装置2はまず、ガスボンベ21の残量の計測値をセンサ22から取得する(S101)。次に、通信装置2は、その計測値及び計測日時、並びにガスボンベ21のボンベIDを含む残量情報を、管理装置1に対して送信する(S102)。

0049

管理装置1は、通信装置2から送信された残量情報を受信すると(S201)、その残量情報に含まれるボンベIDによってガスボンベ21を特定するとともに、そのボンベIDに係るガスボンベ21の残量の計測日時及び計測値を実績DB165に格納する(S202)。

0050

各通信装置2について、上記の残量情報収集処理が所定の時間間隔で繰り返し実行されることによって、複数のガスボンベ21の使用実績が経時的に得られ、実績DB165に蓄積されることになる。

0051

なお、上記のように残量情報収集処理が所定の時間間隔で繰り返し実行されるのではなく、各通信装置2が任意のタイミングで残量情報収集処理を開始するようにしてもよい。例えば、ガスボンベ21の残量が所定量以下となったときに通信装置2が残量情報収集処理を開始するなどの態様が想定される。

0052

(2)残量予測通知処理
管理装置1は、上述したようにして各通信装置2から収集した使用実績に基づいてガスボンベ21の残量を予測し、ガスボンベ業者に通知する。そのための処理が以下の残量予測通知処理である。

0053

図9は、管理装置1によって実行される残量予測通知処理の手順を示すフローチャートである。図9に示すように、管理装置1はまず、業者DB164を参照して処理対象とするガスボンベ業者を特定する(S301)。

0054

次に、管理装置1は、ガスボンベDB161及び実績DB165を参照することによって、処理対象のガスボンベ業者が取り扱う複数のガスボンベ21の実績データを特定し(S302)、その実績データに基づいてそれらのガスボンベ21の残量のそれぞれを予測する(S303)。

0055

ガスボンベ21の残量予測は、次のようにして行われる。管理装置1はまず、ガスボンベ21の残量の最新の計測値を実績データから取得するとともに、その計測値を用いて平均使用量を算出する。次に、管理装置1は、使用者DB163を参照してガスボンベ21の使用者の業種を特定した上で、傾向DB166を参照してその業種の使用傾向を取得する。管理装置1は、このようにして取得した計測値、平均使用量、及び使用傾向に基づいて、ガスボンベ21の残量がゼロになるまでの経過時間を算出し、これを残量予測値とする。

0056

次に、管理装置1は、上述したようにして得た残量予測値を用いて、各ガスボンベ21の残量を比較可能に示す残量予測情報を生成する(S304)。この残量予測情報の詳細については後述する。そして、管理装置1は、生成した残量予測情報を表示するウェブサイトのURLを含む電子メールを、処理対象のガスボンベ業者宛に送信する(S305)。

0057

上記のとおり管理装置1から送信された電子メールは、業者側端末3によって受信される。ガスボンベ業者は、業者側端末3を用いて、この電子メールに示されているURLにアクセスし、残量予測情報を取得する。図10は、その残量予測情報を表示する残量予測表示画面の一例を示す図である。

0058

図10に示すとおり、残量予測表示画面1001には、参照しているガスボンベ業者が取り扱っている複数のガスボンベ21の残量予測値がグラフ形式で表示されている。より具体的には、各ガスボンベ21の枯渇予測、すなわち残量がいつゼロになることが予測されるのかが示されている。また、この表示例の場合、残量が先にゼロに到達するガスボンベ21から順に枯渇予測が示されている。さらに、10時間以内・20時間以内・25時間以内の時間別に枯渇予測が色分けして表示されている。

0059

ガスボンベ業者は、上記の残量予測表示画面1001を参照することにより、どのガスボンベ21を優先的に交換すべきかを容易に把握することができる。これにより、所謂ガス切れの発生を抑制しながら、効率良くガスボンベを配送して交換することが可能になる。

0060

上記のとおり、本実施の形態では、ガスボンベ21の残量がゼロになるまでの経過時間を残量予測値としているが、これに限定されるわけではなく、例えば所定時間後に予測される残量自体を残量予測値としてもよい。但し、ガスボンベ業者としては、所定時間後の予測残量よりも、残量がゼロになる予測時間を把握できた方が、優先して交換すべきガスボンベ21を容易に特定することができるため、好ましい。

0061

(3)巡回経路通知処理
管理装置1は、上記の残量予測値に基づいて巡回経路情報を生成し、ガスボンベ業者に通知する。そのための処理が以下の巡回経路通知処理である。この巡回経路通知処理は、巡回経路情報を希望している旨が業者DB164に格納されているガスボンベ業者について実行される。

0062

図11は、管理装置1によって実行される巡回経路通知処理の手順を示すフローチャートである。図11に示すとおり、管理装置1はまず、業者DB164を参照して処理対象とするガスボンベ業者を特定する(S401)。

0063

次に、管理装置1は、ガスボンベ業者の現在位置を取得する(S402)。ガスボンベ業者が携行している業者側端末3がGNSS機能を有している場合、その業者側端末3によって測定された現在位置に関する情報を、通信ネットワーク200を介して取得することにより、管理装置1がガスボンベ業者の現在位置を取得する。それ以外にも、業者DB164に格納されているガスボンベ業者の住所を、ガスボンベ業者の現在位置として取得してもよい。

0064

管理装置1は、上述したようにして取得したガスボンベ業者の現在位置と各ガスボンベ21の残量予測値とに基づいて、巡回経路を決定する(S403)。より具体的に説明すると、管理装置1は、ガスボンベDB161に格納されている各ガスボンベ21の設置位置及びガスボンベ業者の現在位置に基づいてガスボンベ業者の移動時間を算出し、その移動時間と各ガスボンベ21の残量予測値(残量がゼロになる予測時間)とを比較することによって、ガス切れが発生しないような巡回経路を決定する。なお、この移動時間を算出する場合、管理装置1は、道路交通情報通信システムより取得した道路状況情報を利用してもよい。

0065

上記のとおり、本実施の形態では、ガスボンベ業者の現在位置を用いて巡回経路を決定しているが、この現在位置を用いずに巡回経路を決定してもよい。その場合、管理装置1は、各ガスボンベ21の設置位置間の距離に基づいて一のガスボンベ21から他のガスボンベ21へ移動するまでの移動時間を算出し、その移動時間と各ガスボンベ21の残量予測値(残量がゼロになる予測時間)とを比較することによって、ガス切れが発生しないような巡回経路を決定する。

0066

次に、管理装置1は、各ガスボンベ21の現在位置を含む地図データを地図DB167から取得し(S404)、その地図データ上に上記のようにして決定した巡回経路を重ね合わせることによって巡回経路情報を生成する(S405)。その後、管理装置1は、生成した巡回経路情報を表示するウェブサイトのURLを含む電子メールを、処理対象のガスボンベ業者宛に送信する(S406)。

0067

上記のとおり管理装置1から送信された電子メールは、業者側端末3によって受信される。ガスボンベ業者は、業者側端末3を用いて、この電子メールに示されているURLにアクセスし、巡回経路情報を取得する。図12は、その巡回経路情報を表示する巡回経路表示画面の一例を示す図である。

0068

図12に示すとおり、巡回経路表示画面2001では、参照しているガスボンベ業者が取り扱っている複数のガスボンベ21の設置先の位置が地図データ上に表示されている。なお、説明の便宜上、図12では地図データの記載が省略されている。この巡回経路表示画面2001においては、残量予測値に基づいて交換が必要と判断されたガスボンベ21を交換するための巡回経路が、矢印によって示されている。この巡回経路の開始地点は、星印で示されているガスボンベ業者の現在位置である。この開始地点から丸で囲まれた数字の順に巡回して移動することによって、ガス切れの発生を防止しながら効率良くガスボンベ21の交換を行うことが可能になる。

0069

なお、上記の巡回経路表示画面2001には、その時点において交換を必要としないガスボンベ21(図12に示す例では「A社2号」及び「D社1号」)の設置先の位置も示されている。ガスボンベ業者は、この巡回経路を参考にしつつ、自らの判断でこれらのガスボンベ21の交換を行うようにしてもよい。

0070

上記のとおり、本実施の形態の場合、ウェブサイト経由で巡回経路情報をガスボンベ業者に対して提供しているが、これに限定されるわけではない。例えば、管理装置1が、業者側端末3を介して、ガスボンベの配送業務に用いられている自動車に搭載されているカーナビゲーションシステムに巡回経路情報を送信することによって、カーナビゲーションシステム経由で巡回経路情報が提供されてもよい。この場合、管理装置1から出力される巡回経路情報には、各ガスボンベ21の設置先の位置情報及び交換の順番が含まれており、この巡回経路情報を受信したカーナビゲーションシステムが、自身が有している地図データにその設置先及び交換の順番を重ね合わせて表示することによって、ガスボンベ業者に巡回経路情報が提供される。

0071

なお、ガスボンベ業者によってガスボンベ21の交換が行われた場合、そのことを示す情報が交換後のガスボンベ21に取り付けられた通信装置2から管理装置1に対して送信される。その場合、管理装置1は、ガスボンベDB161を更新して、最新の状態を保持するようにする。また、管理装置1は、交換されたガスボンベ21の設置先の位置がガスボンベ業者の現在位置となるように巡回経路情報を更新し、更新後の巡回経路情報を上記と同様に業者側端末3に対して提供する。この場合において、残量予測値に変化があるときは、管理装置1がその残量予測値に基づいて巡回経路を新たに生成し、その巡回経路を示す巡回経路情報を業者側端末3に対して提供するようにしてもよい。

0072

本実施の形態では、ガスボンベ21が1つずつ各設置先に設置されている例を説明したが、複数のガスボンベ21が各設置先に設置されている場合であっても本実施の形態は適用可能である。例えば、2つのガスボンベ21,21がペアとなって設置され、自動弁によって使用するガスボンベ21の切り替えが行われる場合であれば、そのペア毎に通信装置2及びセンサ22を設けておき、センサ22が使用中のガスボンベ21の残量を検出するようにすればよい。この場合、ペアとなっている2つのガスボンベ21,21のそれぞれにボンベIDを付与しておき、管理装置1がそのボンベIDを用いて残量などの各情報を管理することによって、上記の残量情報収集処理、残量予測通知処理、及び巡回経路通知処理と同様の処理を実行することが可能である。

0073

1ガスボンベ管理装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 入力部
15 表示部
16ハードディスク
161 ガスボンベデータベース
162設置先データベース
163使用者データベース
164業者データベース
165実績データベース
166傾向データベース
167地図データベース
17通信インタフェース
18バス
2通信装置
21 ガスボンベ
22センサ
3業者側端末
100ガスボンベ管理システム
200 通信ネットワーク

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