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技術 遊技機

出願人 株式会社オリンピア
発明者 真野賢山取明広
出願日 2019年2月26日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-032931
公開日 2020年9月3日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-137538
状態 未査定
技術分野 スロットマシン、カードゲーム、盤上ゲーム
主要キーワード 上下方向中心 メカストッパー 投受光面 背面上端 断面円弧 後部材 前面側開口 非正規
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年9月3日)のものです。
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図面 (20)

課題

リール筐体の場合でも3リール筐体の場合と同等のリール視認性が確保され、遊技性が低下することのない遊技機を提供する。

解決手段

遊技機は、同軸となるように並設された3つのリール10a〜10cを一組とする3リール10と、同軸となるように並設された4つのリール20a〜20dを一組とし、最も左側に位置するリール20aの左端から最も右側に位置するリール20dの右端までの軸方向における長さが3リール10と同一または略同一となっている4リール20と、を選択的に配置可能に形成されたリール配置部と、リール配置部に配置される3リール10または4リール20を視認可能とする視認領域116aを有する窓部116とを備えている。したがって、4リール筐体の場合でも3リール筐体の場合と同等の視認性を確保することができる。

概要

背景

従来から遊技機として、複数の図柄が記されたリールを複数有するスロットマシンが知られている。このスロットマシンでは、遊技媒体としてのメダル投入することで遊技開始可能な状態となり、遊技者によるスタートレバーやストップタンの操作に基づいて遊技が行なわれる。

スロットマシンでは、リールが停止すると、前方の窓部における視認領域を介して1リール当たり3個の連続する図柄(上段図柄、中段図柄および下段図柄)が表示されるようになっている。また、スロットマシンには、3つのリールを有するもの(3リール筐体)と、4つのリールを有するもの(4リール筐体)とがある。特許文献1には、4つのリール(左リール、中リール、右リールおよびエクストラリール)を有する4リール筐体のスロットマシンが開示されている。

概要

4リール筐体の場合でも3リール筐体の場合と同等のリール視認性が確保され、遊技性が低下することのない遊技機を提供する。遊技機は、同軸となるように並設された3つのリール10a〜10cを一組とする3リール10と、同軸となるように並設された4つのリール20a〜20dを一組とし、最も左側に位置するリール20aの左端から最も右側に位置するリール20dの右端までの軸方向における長さが3リール10と同一または略同一となっている4リール20と、を選択的に配置可能に形成されたリール配置部と、リール配置部に配置される3リール10または4リール20を視認可能とする視認領域116aを有する窓部116とを備えている。したがって、4リール筐体の場合でも3リール筐体の場合と同等の視認性を確保することができる。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、4リール筐体の場合でも3リール筐体の場合と同等のリール視認性が確保され、遊技性が低下することのない遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

同軸となるように並設された3つのリールを一組とする3リールと、同軸となるように並設された4つのリールを一組とし、最も左側に位置するリールの左端から最も右側に位置するリールの右端までの軸方向における長さが前記3リールと同一または略同一となっている4リールと、を選択的に配置可能に形成されたリール配置部と、前記リール配置部に配置される前記3リールまたは前記4リールを視認可能とする視認領域を有する窓部と、を備えていることを特徴とする遊技機

請求項2

前記4リールにおける隣り合うリール間の軸方向における隙間は、前記3リールにおける隣り合うリール間の軸方向における隙間より小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、遊技機に関する。

背景技術

0002

従来から遊技機として、複数の図柄が記されたリールを複数有するスロットマシンが知られている。このスロットマシンでは、遊技媒体としてのメダル投入することで遊技開始可能な状態となり、遊技者によるスタートレバーやストップタンの操作に基づいて遊技が行なわれる。

0003

スロットマシンでは、リールが停止すると、前方の窓部における視認領域を介して1リール当たり3個の連続する図柄(上段図柄、中段図柄および下段図柄)が表示されるようになっている。また、スロットマシンには、3つのリールを有するもの(3リール筐体)と、4つのリールを有するもの(4リール筐体)とがある。特許文献1には、4つのリール(左リール、中リール、右リールおよびエクストラリール)を有する4リール筐体のスロットマシンが開示されている。

先行技術

0004

特開2010−82315号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、特許文献1に開示された4リール筐体のスロットマシンは、軸方向(左右方向)におけるリールの幅(長さ)、すなわち、左側のリールの左端から右側のリールの右端までの幅(長さ)が、3リール筐体の場合に比べて大きく、窓部の視認領域も3リール筐体の場合に比べて大きくなっている。このため、4リール筐体で遊技し、4つのストップボタンを操作する際に、遊技者は視線を左右方向に大きく動かさなければならない。また、停止した4つのリールを見る際にも視線を大きく動かす必要が生じ、一目で4つのリールの図柄を把握することができない。これにより、遊技者に負担が生じ、遊技性の低下を招いていた。また、3リール筐体と4リール筐体とで、左端のリールの左端から右端のリールの右端までの幅(長さ)が異なることから、3リール筐体のスロットマシンで遊技を行った後に4リール筐体のスロットマシンで遊技を行った際に遊技者が違和感を抱いてしまい、遊技性を低下させる一因となっていた。

0006

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、4リール筐体の場合でも3リール筐体の場合と同等のリール視認性が確保され、遊技性が低下することのない遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

前記目的を達成するために、本発明に係る遊技機は、同軸となるように並設された3つのリールを一組とする3リールと、同軸となるように並設された4つのリールを一組とし、最も左側に位置するリールの左端から最も右側に位置するリールの右端までの軸方向における長さが前記3リールと同一または略同一となっている4リールと、を選択的に配置可能に形成されたリール配置部と、前記リール配置部に配置される前記3リールまたは前記4リールを視認可能とする視認領域を有する窓部とを備えていることを特徴とする。

0008

このような構成によれば、リール配置部に選択的に配置され、窓部の視認領域を介して視認される3リールおよび4リールの軸方向における長さが略同一となっているため、4リール筐体の場合であっても、遊技者は4つのストップボタンを操作する際に視線を左右方向に大きく動かす必要がなく、負担が軽減される。また、停止した4つのリールを見る際にも視線を左右方向に大きく動かす必要がなく、一目で4つのリールの図柄を把握することができる。また、3リール筐体のスロットマシンで遊技を行った後に4リール筐体のスロットマシンで遊技を行った際に遊技者が違和感を抱くことがない。これにより、遊技性が低下するのを抑制できる。

0009

また、本発明の前記構成において、前記4リールにおける隣り合うリール間の軸方向における隙間は、前記3リールにおける隣り合うリール間の軸方向における隙間より小さくなっていることを特徴とする。

0010

このような構成によれば、4リールにおける隣り合うリール間の軸方向における隙間が、3リールにおける同隙間より小さくなっているため、4リールの軸方向幅を小さくすることができる。このため、4リール筐体の場合であっても、遊技者は視線を左右方向に大きく動かす必要がなく、遊技者の負担が軽減され、遊技性が低下するのを抑制できる。また、4リールの軸方向幅を小さくしつつ、各リールの幅が小さくなり過ぎるのを回避できるため、視認性が悪化して遊技性が低下するのを抑制できる。

発明の効果

0011

本発明の遊技機によれば、4リール筐体の場合でも3リール筐体の場合と同等のリール視認性が確保され、遊技性が低下するのを抑制できる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施の形態に係る遊技機(3リール筐体)の外観を示すもので、正面側から見た斜視図である。
同、3リール筐体の内部を示すもので、(a)は正面側から見た斜視図であり、(b)はリールユニットフレーム部を正面側から見た斜視図である。
同、3リール筐体のリールユニットを正面側から見た図である。
同、4リール筐体の外観を示すもので、正面側から見た斜視図である。
同、4リール筐体の内部を示すもので、正面側から見た斜視図である。
同、4リール筐体のリールユニットを正面側から見た図である。
同、中パネルユニットおよびリールユニットを示すもので、(a)は3リール筐体のものを正面側から見た分解斜視図であり、(b)は4リール筐体のものを正面側から見た分解斜視図である。
同、リフレクタを示すもので、(a)は3リール筐体用のリフレクタの上下方向断面図であり、(b)は4リール筐体用のリフレクタの上下方向断面図である。
同、3リール筐体を正面側から見た図である。
同、4リール筐体を正面側から見た図である。
本発明の実施の形態に係る遊技機のリールユニットを示すもので、正面側から見た図である。
同、スタートレバーユニットの軸方向断面図である。
同、スタートレバーを下方に傾動させた状態におけるスタートレバーユニットの軸方向断面図である。
同、スタートレバーの操作の検出について説明するための軸方向断面図である。
同、スタートレバーの動作の特性について説明するための軸方向断面図である。
同、スタートレバーの動作の特性について説明するための軸方向断面図である。
同、操作部の傾動距離および傾動角度を示す図である。
同、MAXベットボタンの軸方向断面図である。
同、ストップボタンの軸方向断面図である。
同、スタートレバー、MAXベットボタン、およびストップボタンの操作荷重を示す図である。
同、メダル投入ユニットを示すもので、左前側から分解斜視図である。
本発明の実施形態1の遊技機における、メダル投入部を示すもので、下側後方から見た斜視図である。
同、レール後部材センサユニットとを示すもので、前側から見た斜視図である。
同、レール後部材とセンサユニットとを示すもので、後側から見た斜視図である。
同、レール前部材を示すもので、後側から見た斜視図である。
同、メダル投入部とレール後部材とレール前部材とセンサユニットとを示すもので、下側前方から見た斜視図である。
同、レール後部材とレール前部材とセレクタとを示すもので、後側から見た斜視図である。
同、大径メダルがメダル投入口に掛かった状態を説明するためのもので、前側から見た斜視図である。
同、大径メダルがメダル投入口に掛かった状態を説明するためのもので、側方から見た断面斜視図である。
同、リールユニットを示すもので、(a)は第1リールの軸方向断面図の一部であり、(b)は正面側から見た斜視図である。
同、3リール筐体のストップボタンの一部を示すもので、正面側から見た図である。

実施例

0013

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下では遊技機の一つであるスロットマシンについて説明するが、本発明に係る遊技機は、スロットマシンに限ることなく、パチンコ遊技機等のその他の遊技機であってもよい。なお、以下の説明においては、基本的に「前後」とは、スロットマシンの前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、スロットマシン側が「後」を意味し、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。

0014

図1は、本発明のスロットマシン(遊技機)100を示す斜視図である。なお、図1に示すスロットマシン100は3リール筐体である。スロットマシン100は、遊技者側を向く面である前面側が開口された箱状の筐体111と、当該筐体111の前面側開口開閉する前扉112とを備えている。筐体111には、回転自在な第1リール10a、第2リール10bおよび第3リール10cがユニット化されたリールユニット50と、メダルの払い出しを行うホッパー装置等が収納されている。

0015

前扉112には、スピーカ114等の演出用の装置および窓部116が設けられている。スピーカ114は、各種演出用の音(音楽効果音音声等)を出力する。なお、演出用の装置としては、スピーカの他に液晶ディスプレイ等の表示装置ランプLED)等の電飾装置アクチュエータ等で動作可能な可動役物等を設けてもよい。液晶ディスプレイには、各種演出用の画像(動画静止画)が表示される。

0016

リールユニット50は、その一部が窓部116の視認領域116aを介して視認可能となるように配置されている。リールユニット50を構成する各リール10a〜10cの外周面には、複数種類の図柄が周方向に沿って一列に配置されており、各リール10a〜10cが停止すると、視認領域116aを介して1リール当たり3個の連続する図柄(上段図柄、中段図柄および下段図柄)が視認されるようになっている。
また、窓部116には、各リール10a〜10cの図柄を視認するための表示位置として、上段、中段、下段が設けられており、各リール10a〜10cの表示位置の組合せによって有効ラインが設定されている。なお、本実施の形態の遊技機では、第1リール10aの中段と、第2リール10bの中段と、第3リール10cの中段とによって有効ラインが構成されている。また、本実施の形態の遊技機では、1回の遊技に関して必要なメダルの数(規定枚数)が3枚に設定されており、規定枚数のメダルが投入されると、有効ラインが有効化されるようになっている。

0017

スロットマシン100では、遊技開始に伴って各リール10a〜10cが回転を開始するとともに当選役抽選が実行されて当選役のいずれかの当選またはハズレ(不当選)が決定される。次いで、各リール10a〜10cが停止したときに、当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄組合せが有効ラインに表示されると、この当選役が入賞となり、入賞した当選役に対応する処理(入賞処理)が実行される。

0018

また、前扉112には、メダルを投入するメダル投入口122と、クレジットされたメダルをベットするためのベットボタン123と、遊技を開始する際に操作されるスタートレバー990と、回転している各リール10a〜10cを停止させるためのストップボタンユニット(ストップボタン)126(第1ストップボタン126a、第2ストップボタン126bおよび第3ストップボタン126cを含む)と、ホッパー装置によりメダルを払い出す払い出し口127と、払い出し口127から払い出されたメダルを受けるメダル受け皿128とが設けられている。また、メダル投入口122の奥には、メダル投入口122から投入されたメダルの通過を検知するメダルセンサが設けられている。

0019

スロットマシン100では、メダル投入口122にメダルが投入、または、ベットボタン123が操作され規定枚数のメダルがベットされることで、スタートレバー990の操作が有効化される。また、有効化されたスタートレバー990が操作されると遊技が開始される。遊技が開始されると、各リール10a〜10cが回転を開始し、各リール10a〜10cの回転速度が一定速度に到達して定常回転となるとストップボタン126a〜126cの操作が有効化される。また、有効化されたストップボタン126a〜126cが操作されると、操作されたストップボタン126a〜126cに対応する各リール10a〜10cが停止する。

0020

スロットマシン100の内部には、主制御基板主制御装置)と、副制御基板副制御装置)とが設けられている。主制御基板は、ベットボタン123、スタートレバー990、ストップボタン126a〜126c、メダルセンサ等の入力手段からの入力信号を受けて、遊技を実行するための各種演算を行い、演算結果に基づいてリールユニットや、ホッパー装置等の出力手段の制御を行う。また、副制御基板は、主制御基板から送られてくる信号を受けて、演出を実行するための各種演算を行い、演算結果に基づいて液晶ディスプレイおよびスピーカ114等の演出用の装置の制御を行う。

0021

また、主制御基板と副制御基板とは電気的に接続されており、主制御基板から副制御基板へは遊技状態を示す情報など各種情報(信号)の送信が可能となっているが、副制御基板から主制御基板へは情報を送信できないようになっている。また、主制御基板や副制御基板等の各基板の機能は、各種のプロセッサ(CPU、DSP等)、IC、あるいはROMやRAM等の情報記憶媒体等のハードウェアや、ROM等に予め記憶されている所定のプログラムからなるソフトウェアにより実現される。

0022

次に、図2および図3を用いて、3リール筐体用のリールユニット50について説明する。リールユニット50は、同軸となるように並設されたリール10a〜10c、およびリール10a〜10cを回転可能に支持する枠状のフレーム部11等を備えている。このリールユニット50は、筐体111の内部に設けられたリール配置部125に配置されるようになっている。

0023

図2(a)に示すように、リール配置部125は、左右に長尺な棒状の上方支持部125aと、左右に長尺な板状の下方支持部125bとを備えている。上方支持部125aと下方支持部125bとは上下方向に離間して配置され、上方支持部125aおよび下方支持部125bの左端は、筐体111内部の左側壁部に連結されているとともに、上方支持部125aおよび下方支持部125bの右端は、筐体111内部の右側壁部に連結されている。この連結は、例えばねじ締めにより実現される。

0024

図2(b)に示すように、リールユニット50のフレーム部11は、各リール10a〜10cの上側に設けられる上フレーム部11aと、各リール10a〜10cの下側に設けられる下フレーム部11b、上フレーム部11aの左端部と下フレーム部11bの左端部とを連結する左フレーム部11cと、上フレーム部11aの右端部と下フレーム部11bの右端部とを連結する右フレーム部11dと、左右方向に所定の間隔ごとに並べて配置され、それぞれがステッピングモータを保持する3つのモータフレーム部11fとを有している。

0025

リールユニット50は、上フレーム部11aが上方支持部125aに連結され、下フレーム部11bが下方支持部125bに連結されることにより、リール配置部125に配置されるようになっている。この連結は、例えばねじ締めにより実現される。このリールユニット50は、筐体111の外部で1まとめにユニット化され、リール配置部125に配置されるものであっても、各リール等の構成部品ごとにリール配置部125に配置されるものであってもよい。

0026

なお、上記ではリール配置部125が上方支持部125aと下方支持部125bとからなるものとしたが、リール配置部125を、筐体111内部の左側壁部および右側壁部に設けられた孔部としてもよい。この場合、例えば、上方支持部125aおよび下方支持部125bをリールユニット50の構成部品とし、上方支持部125aおよび下方支持部125bを、リール配置部125としての孔部にねじ締め等により固定することにより、リールユニット50が配置されるようにしてもよい。なお、リール配置部125を、筐体111内部の左側壁部および右側壁部に設けられた溝部としてもよい。

0027

以下、リールユニット50の構成部品である一組のリール10a〜10c(リール群)を、3リール10と称する。
図3図9)に示すように、3リール10の軸方向(左右方向)における幅、すなわち、第1リール10aの左端から第3リール10cの右端までの軸方向における幅は、約270mmとなっている。以下、この軸方向における幅を3リール10の幅という。なお、図30(a)は、第1リール10aの軸方向断面図の一部であるが、第1リール10aの左端とは、樹脂等で形成された円形状の枠体(フレーム)18における左端の部分を指すものであり、リールテープの左端ではない。リール10a〜リール10cのそれぞれにおいては、枠体18にリールテープが取り付けられている。枠体18(図30(b)参照)は、ステッピングモータ(図示せず)の回転によってリールテープとともに回転するようになっている。以下、リールの左端または右端という場合、枠体18における左端または右端を指すものとする。
図3に示すように、リール10a〜10cのそれぞれの軸方向における幅(左端から右端までの長さ)は、約82mmとなっている。また、リール10a〜10cは等間隔に配置されており、隣接するリール間の軸方向における隙間は、約12mmとなっている。なお、第2リール10bの左端と第3リール10cの右端との間の軸方向における幅は、約175mmとなっている。また、第1リール10aの右端と第3リール10cの左端との間の軸方向における幅は、約106mmとなっている。

0028

図4は、スロットマシン100を4リール筐体とした場合の斜視図である。図5に示すように、4リール筐体では、リールユニット50の代わりにリールユニット60が筐体111の内部に配置されている。リールユニット50とリールユニット60とは、リール配置部125に選択的に配置可能に形成されている。換言すると、リール配置部125は、リールユニット50とリールユニット60とを選択的に配置可能に形成されている。具体的には、リール配置部125の上方支持部125aと下方支持部125bとには、リールユニット50のフレーム部11をねじ止め可能とするねじ挿通用の孔と、リールユニット60のフレーム部21をねじ止め可能とするねじ挿通用の孔と、が設けられている。なお、ここでねじ挿通用の孔は、リールユニット50とリールユニット60とで兼用であってもよく、別々に設けられていてもよい。また、リール配置部125の上方支持部125aと下方支持部125bとの間隔は、リールユニット50とリールユニット60との双方を選択的に嵌め込むことが可能な長さに設定されている。リールユニット60は、第1リール20a、第2リール20b、第3リール20c、第4リール20dおよびフレーム部21等を備えている。なお、図示は省略しているがフレーム部21は、図2(b)で示した上フレーム部11a、下フレーム部11b、左フレーム部11c、右フレーム部11dおよびモータフレーム部11fに相当する構成を有している。

0029

また、図4に示すように、ストップボタンユニット126の代わりに、ストップボタンユニット129が前扉112の前面側に配置されている。ストップボタンユニット(ストップボタン)129は、第1ストップボタン129a、第2ストップボタン129b、第3ストップボタン129cおよび第4ストップボタン129dを有している。ここで、ストップボタン129a〜129dは、回転している各リール20a〜20dを停止させるためのボタンである。ストップボタンユニット126とストップボタンユニット129とは、選択的に配置(取付け)可能となっている。換言すると、前扉112には、ストップボタンユニット126とストップボタンユニット129とが選択的に配置可能な、ストップボタンユニット配置部が設けられている。なお、ストップボタンユニット126,129は、ストップボタン126a〜126dまたはストップボタン129a〜129dが1まとめにユニット化されたものであるが、スタートレバー990等も含んでユニット化されたものであってもよい。すなわち、3リール筐体とするか4リール筐体とするかに応じて、例えば、メダル投入口122、ベットボタン123、スタートレバー990等を含んで一体化されたストップボタンユニット126,129を選択的に配置することとしてもよい。

0030

以下、リールユニット60の構成部品である一組のリール20a〜20dを、4リール20と称する。
図6図10)に示すように、4リール20の軸方向(左右方向)における幅、すなわち、第1リール20aの左端から第4リール20dの右端までの軸方向における幅は、約275mmとなっている。以下、この軸方向における幅を4リール20の幅という。
リール20a〜20dのそれぞれの軸方向における幅は、約63mmとなっている。また、リール20a〜20dは等間隔に配置されており、隣接するリール間の軸方向における隙間は、約8mmとなっている。また、第1リール20aの右端と第3リール20cの左端との間の軸方向における幅は、約79mmとなっている。また、第1リール20aの左端と第3リール20cの右端との間の軸方向における幅は、約205mmとなっている。また、第2リール20bの左端と第3リール20cの右端との間の軸方向における幅は、約134mmとなっている。また、第1リール20aの右端と第4リール20dの左端との間の軸方向における幅は、約150mmとなっている。

0031

4リール20の幅(約275mm)は、3リール10の幅(約270mm)と同一または略同一となっている。なお、略同一とは、両者の差が短い方のリールの幅の約2%(約5.4mm)以内をいう。また、4リール20の幅が3リール10の幅より大きいものに限らず、4リール20の幅が3リール10の幅より小さいものであってもよい。
また、4リール20における隣り合うリール間の軸方向における隙間(8mm)は、3リール10における同隙間(12mm)より狭くなっている。

0032

次に、図7を用いて、中パネルユニットとリールユニットとの関係について説明する。中パネルユニットは、前扉112の内側に、背面側から取り付けられるユニットであり、窓部116、リフレクタ30等を有している。図7(a)は、3リール筐体における中パネルユニットおよびリールユニット50を示している。図7(b)は、4リール筐体における中パネルユニットおよびリールユニット60を示している。
窓部116は、例えば透明アクリル板で略矩形状に形成されている。この窓部116の背面側には、シート状部材(図示せず)が設けられている。なお、このシート状部材は板状部材としてもよい。シート状部材は、絵柄等が描かれ、前方側から後方側がほぼ視認不可能な絵柄等表示部と、この絵柄等表示部の中央部に設けられた矩形状の透明部を有している。なお、透明部という場合、透明な部分の他に、前後方向に対しての貫通孔が含まれるものとする。この透明部は、リールを視認可能とするために設けられている。そして、窓部116の視認領域116aとは、リールを視認可能とする領域であり、シート状部材の透明部により画定される。この視認領域116aは、3リール筐体の場合と4リール筐体の場合とで同一の大きさとなっており、本実施の形態では、視認領域116aの左右方向における幅は、約283mmとなっている。なお、3リール筐体と4リール筐体とでシート状部材における絵柄等表示部を異なるものとしてもよい。

0033

シート状部材は、窓部116の背面側に貼り付けられている、あるいは、窓部116と別の板状部材との間に挟まれて保持されている。なお、シート状部材は、窓部116と後述するリフレクタ30との間に挟まれて保持されるものであってもよい。また、窓部116とシート状部材とが一部材で一体的に形成されるものであってもよい。さらに、シート状部材の代わりに液晶パネルを用いてもよい。この場合、シート状部材における絵柄等表示部に相当する箇所が、液晶パネルの表示領域となる。換言すると、液晶パネルは、リールを視認可能とする透明部の周囲を囲むドーナツ状の表示領域を有している。なお、この場合の液晶パネルは、透明部にも画像を表示可能なものであってもよい。

0034

また、窓部116の背面側にシート状部材または液晶パネルが設けられるものに限らず、窓部116を透明部とし、透明部の周囲を後述するリフレクタ30あるいは液晶パネル等が囲むように構成してもよい。この場合、窓部116全体が視認領域116aとなる。

0035

3リール筐体の場合、視認領域116aを介して、各リール10a〜10cの上段図柄、中段図柄および下段図柄が視認される。また、4リール筐体の場合、視認領域116aを介して、各リール20a〜20dの上段図柄、中段図柄および下段図柄が視認される。

0036

窓部116の背面側には、リフレクタ30が設けられている。このリフレクタ30は、例えば白色樹脂で形成された枠状の部材であり、リフレクタ30の背面側(リール側)に設けられた光源から窓部116に向かって照射される光の範囲を規制するために設けられている。リフレクタ30におけるリールユニット50(リールユニット60)と対向する位置には、前後方向に対する矩形状の貫通孔である孔部31が設けられている。以下、孔部31における窓部116側の開口を窓側開口31aとする。

0037

先に述べた透明部の外周と、リフレクタ30の窓側開口31aの大きさとは、略同一となっている。ここで、リフレクタ30の窓側開口31aの大きさが透明部の外周より小さい場合、換言すると、窓側開口31aが透明部の外周より内側に位置している場合、窓部116の視認領域116aは、窓側開口31aによって画定されることとなる。すなわち、窓部116の視認領域116aは、透明部の外周または窓側開口31aのうち、より内側にある方によって画定されることとなる。

0038

次に、図8を用いて、リフレクタ30の孔部31について説明する。図8(a)は、3リール筐体に用いられるリフレクタ30の上下方向断面図であり、図8(b)は、4リール筐体に用いられるリフレクタ30の上下方向断面図である。孔部31の左右には、前後方向に延びる左側壁部32および右側壁部33が設けられている。左側壁部32は、後方に向かって前後方向に対して左側に傾斜している。また、右側壁部33は、後方に向かって前後方向に対して右側に傾斜している。左側壁部32および右側壁部33の傾斜角度は、図8(a)に示す場合(すなわち3リール筐体の場合)に比べて、図8(b)に示す場合(すなわち4リール筐体の場合)の方が大きくなっている。なお、図8では、3リール筐体用のリフレクタ30と4リール筐体用のリフレクタ30とをそれぞれ設けることとしたが、リフレクタ30を両者で共用できるように構成してもよい。
このように、左側壁部32および右側壁部33をテーパ状に形成することで、遊技者側(正面側)から3リール10または4リール20を見た際における、3リール10または4リール20の左端部と左側壁部32との間の左右方向における隙間、および、3リール10または4リール20の右端部と右側壁部33との間の左右方向における隙間を小さくすることができる。これにより、左側壁部32および右側壁部33がテーパ状となっていない場合に生じる、隙間が大きいことによる見栄えの悪化(意匠性の低下)を抑制することができる。また、左側壁部32および右側壁部33をテーパ状に形成することで、前扉112を開閉する際に、3リール10または4リール20の左端部と左側壁部32との接触、および3リール10または4リール20の右端部と右側壁部33との接触を回避でき、前扉112のスムーズな開閉が可能となる。

0039

本実施の形態では、リール配置部125に選択的に配置され、窓部116の視認領域116aを介して視認される3リール10と4リール20とが同一または略同一の幅となっているため、4リール筐体の場合であっても、遊技者は4つのストップボタン129a〜129dを操作する際に視線を左右方向に大きく動かす必要がなく、負担が軽減される。また、停止した4つのリールを見る際にも視線を左右方向に大きく動かす必要がなく、一目で4つのリールの図柄を把握することができる。また、3リール筐体のスロットマシンで遊技を行った後に4リール筐体のスロットマシンで遊技を行った際に遊技者が違和感を抱くことがない。換言すると、遊技者は、3リール筐体と同等のリール視認性の下、4リール筐体の遊技を行うことができ、遊技性が低下するのを抑制できる。

0040

また、本実施の形態のように、4リール20の幅を、3リール10の幅と同一または略同一とすることで、3リール筐体と4リール筐体とで共用できる部品部品点数が増加する。例えば、3リール筐体に基づき4リール筐体を設計する場合、4リール筐体用として、リールユニット60およびストップボタンユニット129を設ける必要はあるが、それ以外の部品については3リール筐体用のものを流用することができる。ただし、リフレクタ30、シート部材、主制御基板、副制御基板、主制御基板または副制御基板と各種ボタン等の入力装置またはリールユニット等の出力装置とを中継する中継基板等を4リール筐体用に交換してもよい。なお、主制御基板と副制御基板とは共用とし、中継基板のみを3リール筐体用と4リール筐体用とで分けてもよい。
このように、3リール筐体の一部の部品交換で4リール筐体を実現することができる。これにより、コスト削減、在庫管理の容易化という効果が得られる。また、4リール20の幅が3リール10の幅と略同一であるため、4リール筐体の部品を設計する際に、3リール筐体の部品を流用して設計することができ、設計作業の効率を向上させることができる。

0041

また、4リール20における隣り合うリール間の軸方向における隙間は、3リール10における同隙間より小さくなっている。4リール20では、各リールのリール幅が3リール10に比べて狭い分、リール1個当たりの重量が3リール10に比べて軽いため、リールを回転させた際の軸方向に対しての振れが小さい。このため、隣り合うリール間の軸方向における隙間を小さくすることができる。すなわち、4リール20の幅を小さくし、4リール20の小型化を実現できる。これにより、4リール筐体の場合であっても、遊技者は視線を左右方向に大きく動かす必要がなく、負担が軽減され、遊技性が低下するのを抑制できる。また、隣り合うリール間の軸方向における隙間を小さくすることで、4リール20全体の軸方向幅を小さくしつつ、各リールの幅が小さくなり過ぎるのを回避できる。これにより、視認性が悪化して遊技性が低下するのを抑制できる。

0042

次に、図9を用いて、3リール筐体用のストップボタン126a〜126cについて説明する。以下、ストップボタン126a〜126cを、第1ストップボタン126a、第2ストップボタン126b、第3ストップボタン126cとする。ストップボタンユニット126では、各ストップボタンの幅(直径)は、約27mmとなっている。
第1リール10a、第2リール10bおよび第3リール10cは、左右方向(軸方向)に等間隔で配置されており、隣り合うストップボタン同士の間隔は、約22mmとなっている。
なお、図31は、第1ストップボタン126aおよび第2ストップボタン126bを正面側から見た図であるが、この場合、ストップボタン同士の間隔とは、第1ストップボタン126aにおける押圧部984の右端と、第2ストップボタン126bにおける押圧部984の左端との間の距離(最小距離)を指すものとする。以下、ストップボタンの左端または右端という場合、ストップボタンにおける押圧部984の左端または右端を指すものとする。
図9に示すように、第1ストップボタン126aの左端と第3ストップボタン126cの右端との間の寸法(幅)は、約125mmとなっている。また、第2ストップボタン126bの左端と第3ストップボタン126cの右端との間の寸法(幅)は、約76mmとなっている。

0043

次に、図10を用いて、4リール筐体用のストップボタン129a〜129dについて説明する。以下、ストップボタン129a〜129dを、第1ストップボタン(第1停止ボタン)129a、第2ストップボタン(第2停止ボタン)129b、第3ストップボタン(第3停止ボタン)129c、第4ストップボタン(第4停止ボタン)129dとする。
ストップボタンユニット129では、各ストップボタンの幅(直径)は、約27mmとなっている。第1リール20a、第2リール20b、第3リール20cおよび第4リール20dは、左右方向(軸方向)に等間隔で配置されており、隣り合うストップボタン同士の間隔は、約13mmとなっている。また、第1ストップボタン129aの左端と第3ストップボタン129cの右端との間の寸法(幅)は、約107mmとなっている。また、第2ストップボタン129bの左端と第3ストップボタン129cの右端との間の寸法(幅)は、約67mmとなっている。また、第1ストップボタン129aの左端と第4ストップボタン129dの右端との間の寸法(幅)は、約147mmとなっている。

0044

第1ストップボタン129aは、第2リール20bの下方に、その左端が第2リール20bの左端(第2リール20bの左端を延長した線L2)よりも左方(左側)に位置する(突出する)ように配置されている。このため、遊技者は、第1ストップボタン129aが、第2リール20bの下方に、第2リール20bの幅の範囲内に完全に収まっている場合に比べて、第1ストップボタン129aが、第1リール20a(第2リール20bの左方(左側)に隣接するリール)に対応するストップボタンであることを容易に認識(把握)することができる。

0045

上記のように、第1ストップボタン129aの左端が第2リール20bの左端よりも左方に位置していれば本発明の効果は十分に発揮できるが、第1ストップボタン129aの左端が、第1リール20aの右端を延長した線L1の近傍となっていれば(すなわち第1ストップボタン129aの左端が第1リール20aの右端のおおよそ下となっていれば)、第1ストップボタン129aが第1リール20aに対応するストップボタンであることをより容易に認識できるため好ましい。
さらには、第1ストップボタン129aの左端が線L1上、または線L1よりもさらに左方(左側)となっていれば、第1ストップボタン129aが第1リール20aに対応するストップボタンであることをより容易かつ確実に認識できるのでさらに好ましい。
なお、第1ストップボタン129aを、第1リール20aの下方に、第1リール20aの幅の範囲内に完全に収まる位置に配置した場合、第1ストップボタン129aと第2ストップボタン129bとが離間し過ぎてしまい、テンポのよいストップボタン操作の妨げとなる、遊技者の負担が増大する等の問題が生じる。このため、第1ストップボタン129aは、その一部が第2リール20bの下方に(第2リール20bの幅の範囲内に)位置するとともに、その左端が第2リール20bの左端(第2リール20bの左端を延長した線L2)よりも左側に位置する(はみ出している)のが好ましい。

0046

第2ストップボタン129bは、第2リール20bの下方に、第2リール20bの幅の範囲内に収まる位置に配置されている。換言すると、第2ストップボタン129bは、その左端が、第2リール20bの左端を延長した線である線L2より右方(右側)に位置し、その右端が、第2リール20bの右端を延長した線である線L3より左方(左側)に位置するように配置されている。このため、遊技者は、第2ストップボタン129bが、第2リール20bに対応するストップボタンであることを容易に認識(把握)することができる。

0047

第3ストップボタン129cは、第3リール20cの下方に、第3リール20cの幅の範囲内に収まる位置に配置されている。換言すると、第3ストップボタン129cは、その左端が、第3リール20cの左端を延長した線である線L4より右方(右側)に位置し、その右端が、第3リール20cの右端を延長した線である線L5より左方(左側)に位置するように配置されている。このため、遊技者は、第3ストップボタン129cが、第3リール20cに対応するストップボタンであることを容易に認識(把握)することができる。

0048

第4ストップボタン129dは、第3リール20cの下方に、その右端が第3リール20cの右端(第3リール20cの右端を延長した線L5)よりも右方(右側)に位置する(突出する)ように配置されている。このため、遊技者は、第4ストップボタン129dが、第3リール20cの下方に、第3リール20cの幅の範囲内に完全に収まっている場合に比べて、第4ストップボタン129dが、第4リール20d(第3リール20cの右方(右側)に隣接するリール)に対応するストップボタンであることを容易に認識(把握)することができる。

0049

上記のように、第4ストップボタン129dの右端が第3リール20cの右端よりも右方に位置していれば本発明の効果は十分に発揮できるが、第4ストップボタン129dの右端が、第4リール20dの左端を延長した線L6の近傍となっていれば(すなわち第4ストップボタン129dの右端が第4リール20dの左端のおおよそ下となっていれば)、第4ストップボタン129dが第4リール20dに対応するストップボタンであることをより容易に認識できるため好ましい。
さらには、第4ストップボタン129dの右端が線L6上、または線L6よりもさらに右方(右側)となっていれば、第4ストップボタン129dが第4リール20dに対応するストップボタンであることをより容易かつ確実に認識できるのでさらに好ましい。
なお、第4ストップボタン129dを、第4リール20dの下方に、第4リール20dの幅の範囲内に完全に収まる位置に配置した場合、第3ストップボタン129cと第4ストップボタン129dとが離間し過ぎてしまい、テンポのよいストップボタン操作の妨げとなる、遊技者の負担が増大する等の問題が生じる。このため、第4ストップボタン129dは、その一部が第3リール20cの下方に(第3リール20cの幅の範囲内に)位置するとともに、その右端が第3リール20cの右端(第3リール20cの右端を延長した線L5)よりも右側に位置する(はみ出している)のが好ましい。

0050

以上のように、図10に示すスロットマシン100によれば、4リール4ストップボタンの仕様とした場合でも、4つのリールとそれぞれのリールに対応するストップボタンとの対応関係が、遊技者にとってわかりやすい(遊技者が当該対応関係を感覚的に認識しやすい)。このため、例えば遊技者による目押しのミスが低減される。また、例えば、指示機能正解打順報知)に従ってストップボタンを操作する際に、誤操作(停止を意図したリールとは別のリールに対応するストップボタンを押してしまうこと)が低減される。これにより、遊技性の低下が抑制される。また、目押しをする際の遊技者の違和感(どのストップボタンを操作すればよいかという戸惑い等)を低減できる。

0051

また、4つのストップボタン129a〜129dは、間隔を詰めて均等に配置されており、その間隔は広すぎない好適な間隔となっている。これにより、遊技者はテンポのよいストップボタン操作を行うことができ、心地よいと感じるため、遊技性が向上する。なお、図10に示すスロットマシン100において、ストップボタン同士の間隔は、ストップボタンの直径(27mm)の略半分の長さとしてもよい。ストップボタンの直径の略半分の長さとは、13.5mm±2.0mm(±約15%)程度である。

0052

また、図10では、第1ストップボタン129aの左端と第4ストップボタン129dの右端との間の寸法(寸法αとする)が147mmであるのに対し、第1リール20aの右端と第4リール20dの左端との間の寸法(寸法βとする)を、150mmとした。すなわち、寸法βが寸法αより大きいものとした。ただし、寸法βは寸法αと同一または寸法α以下としてもよい。寸法βを寸法αと同一とした場合(すなわち寸法βを147mmとした場合)、第1ストップボタン129aの左端が線L1上となり、第4ストップボタン129dの右端が線L4上となる。また、寸法βを寸法αより小さい値とした場合(例えば寸法βを146mmとした場合)、第1ストップボタン129aの左端が0.5mmだけ線L1よりも左方に突出し、第4ストップボタン129dの右端が0.5mmだけ線L6よりも右方に突出することとなる。

0053

また、図6図10)では、リール20a〜20dのリール幅を約63mmとし、隣接するリール間の軸方向における隙間を約8mmとしたが、例えばリール幅を約58mmとし、隣接するリール間の軸方向における隙間を約10mmとしてもよい。その場合、各リールと各ストップボタンとの位置関係が、上述した位置関係となるように、第1ストップボタン129a〜第4ストップボタン129dの位置を適宜調整すればよい。

0054

次に、図11を用いて、図3で示したリール10a〜10cにおける径方向内側にそれぞれ設けられているバックライト装置150について説明する。バックライト装置150は、LED(光源)200と、LED基板光源基板)210と、LED200から照射される光の範囲を規制するリフレクタ220とを備えている。LED200は、停止したリールの上段図柄、中段図柄および下段図柄に光を照射するために設けられており、LED基板210に実装されている。このLED基板210は、リフレクタ220に保持されている。この保持は、例えば、リフレクタ220の背面側に爪部を設け、当該爪部にLED基板210を係合させることにより実現される。リフレクタ220は、例えば、白色の樹脂で形成され、リールの径方向内側(LED基板210側)からリールの径方向外側(外周面側)に向かって延びる壁部に囲まれている部屋229が、リールの周方向に沿って連続して3つ並べられた形状を有している。また、LED基板210を保持した状態のリフレクタ220(すなわちバックライト装置150)は、その右端が図2(b)で示したモータフレーム部11fに連結されるようになっている。この連結は、例えばねじ締めにより実現されている。

0055

また、LED基板210には、当該LED基板210に設けられたLED200のそれぞれの近傍に、それぞれのLED200を識別するための識別符号205が記されている。LED基板210には、リールの周方向に連続して並ぶ各部屋229の底面側開口に臨んで複数のLED200が実装されている。各部屋229には2〜9個のLED200が臨んでおり、1枚のLED基板210には6〜27個のLED200が実装されている。なお、図11では、1枚のLED基板210に9個のLED200が実装されている場合を示しているが、LED200の個数はこれに限られるものではない。例えば、リフレクタ220の各部屋229の底面側開口に、それぞれ9個のLED200が臨んでいてもよい。この場合、1枚のLED基板210に27個のLED200が設けられる(実装される)ことになる。

0056

1枚のLED基板210に9個のLED200が実装されている場合には、各LED200には、1〜9までの通し番号が付与されている。各LED200の近傍には、識別符号205として「LED1」〜「LED9」までの文字がそれぞれ記されている。なお、1枚のLED基板210にn(自然数)個のLED200が実装されている場合には、各LED200には、1〜nまでの通し番号が付与されている。そして、各LED200の近傍には、識別符号205として「LED1」〜「LEDn」までの文字がそれぞれ記されている。

0057

通し番号は、遊技機(LED基板210)の設計者によって定められるものであり、例えば9個のLED200のうちの1個のLED200が点灯しなくなった場合等に、当該点灯しなくなったLED200の識別符号205を確認することで、点灯しなくなったLED200の通し番号を判別することが可能となり、当該点灯しなくなったLED200の識別符号205からLED基板210の回路図等を辿ることにより、LED基板210の故障個所等を解析することが可能となる。

0058

また、識別符号205は、リフレクタ220がLED基板210の前面側に配置された状態であっても各LED200を識別可能な位置に設けられている。すなわち、リフレクタ220は、LED基板210の前方に、LED基板210のLED200が実装された面の少なくとも一部を覆うように配置されているが、リフレクタ220の各部屋229の底面側開口は、LED基板210の表面に臨んでおり、この底面側開口に臨むようにして識別符号205がLED200の近傍に記されている。したがって、リフレクタ220が配置された状態においても、リフレクタ220の底面側開口(部屋229)を通して、各LED200の通し番号が何番なのかがわかるようになっている。このとき、識別符号205は、その全体が視認可能となっていなくてもよく、各LED200を識別可能な状態となっていればよい。例えば、「LED1」〜「LEDn」までの文字のうち、その一部がリフレクタ220によって隠されていても、数字部分「1」〜「n」が判別可能な程度に見えていれば、各LED200を識別することが可能となる。

0059

なお、識別符号205としての「LED1」〜「LED9」の文字のうちの数字部分「1」〜「9」は、リフレクタ220がLED基板210の前面側に配置された状態において、正面側から部屋229を通してすべて視認可能な状態となっている。したがって、LED基板210の前面側に設けられたLED200は全て、識別符号205により識別可能な状態となっている。
また、LED基板210の前面に設けられた識別符号205はすべて、LED200に対して同じ側(図11ではLED200の下側)に設けられている。また、識別符号205は、すべて標記方向が揃えられている。例えば、図11に示すように、識別符号205はすべて、左から右に読むように記されている。
また、ここではバックライト装置150のリフレクタ220およびLED基板210を例にとって説明したが、演出用の照明装置等の他の照明装置に用いられるリフレクタおよびLED基板についても同様に、リフレクタが配設された状態で識別符号205を判別可能に構成してもよい。また、ここでは隣接する部屋229どうしを仕切り、隣接する部屋229からの光を遮る仕切り部材として、光を反射するリフレクタ220(例えば、白色の仕切り部材)を用いた場合を例にとって説明したが、リフレクタ220の替わりに光を反射しないもの(例えば、黒色の仕切り部材)を用いてもよい。

0060

次に、図12を用いて、スタートレバーユニット900について説明する。図12は、スタートレバーユニット900の断面図である。スタートレバーユニット900は、スタートレバー990、ハウジング901、ホルダ902、キャップ903、スリーブ904、ばね905、プッシュナット906、マスク907およびセンサ908等を備えている。なお、図12は、スタートレバー990の非操作時の状態を示している。

0061

スタートレバー990は、球状の操作部991と、操作部991に連結されている棒状のシャフト992とを備えている。スタートレバー990は、シャフト992がスタートレバー990の設置面F(図1参照)に対して垂直となるように配置されている。設置面Fは、前後方向に対して垂直な面である。操作部991は、例えば、樹脂で形成されている。シャフト992は、例えば、ステンレスで形成されている。図12に示すように、シャフト992は、大径部993と小径部994とを備えており、大径部993と小径部994との境界となる部分には、段差部995が形成されている。段差部995は、シャフト992の軸方向と垂直な面となっている。

0062

ハウジング901は、有底円筒状に形成されている部材であり、例えば、樹脂で形成されている。ハウジング901の底部901aには、シャフト992の小径部994を挿通させるための貫通孔901bが設けられている。ホルダ902は、円筒状に形成された部材であり、例えば、樹脂で形成されている。ホルダ902の一端側(前方側)にはハウジング901が取り付けられ、ホルダ902の他端側(後方側)には後述するキャップ903が取り付けられている。ハウジング901およびキャップ903のホルダ902への取り付けは、例えば、爪嵌合である。

0063

シャフト992は、小径部994が貫通孔901bに挿し通され、小径部994の一部が貫通孔901bから後方に突出し、当該突出した部分がホルダ902の内部に収容されるようになっている。また、このとき、段差部995がハウジング901の底部901a(底部901aの前方側の面)と接触するようになっている。小径部994のうち、貫通孔901bから後方に突出している部分には、後述するスリーブ904、ばね905、およびプッシュナット906が挿し通されて取り付けられている。

0064

スリーブ904は、ばね905の付勢力を受ける受け部材であり、例えば、樹脂で形成されている。スリーブ904は、ばね905と接触する面とは反対側に、シャフト992の軸方向に対して垂直な面となる平面部904aを有している。スリーブ904の平面部904aは、底部901aの後方側の面(底部901aの背面部901cという)と接触するようになっている。ばね905は、スプリングであり、例えば、ステンレスで形成されている。プッシュナット906は、ばね905の付勢力を受ける受け部材であり、例えば、樹脂で形成されている。

0065

図12に示すように、シャフト992には、プッシュナット906の抜け止めの役割を担う抜止部996が形成されている。抜止部996は、小径部994の他の箇所より径が大きく形成された部位となっている。プッシュナット906の一端が抜止部996に当接することによって、スリーブ904、ばね905およびプッシュナット906が、小径部994に挿し通された状態で保持されている。

0066

図12に示す状態では、ばね905の付勢力によって、スリーブ904の平面部904aと、底部901aの背面部901cとが面接触するようになっている。これにより、スタートレバー990は、シャフト992が前後方向に対して水平となる姿勢、すなわち、シャフト992が設置面Fに対して垂直となる姿勢(中立状態)を保つようになっている。なお、前面扉12の設置面Fが上下方向または左右方向に対して傾斜する傾斜面となっている場合、当該傾斜面に対して垂直となる姿勢を、スタートレバー990の中立状態としてもよい。また、前面扉12自体が垂直方向(鉛直方向)に対して傾斜している場合、その前面扉12に対して垂直となる姿勢を、スタートレバー990の中立状態としてもよい。
以下、スタートレバー990の非操作時における当該姿勢を初期位置という。また、初期位置におけるシャフト992の軸を基準軸Xとする。スタートレバー990が初期位置にある状態では、遊技者は、スタートレバー990を全方位に対して傾動させることができるようになっている。なお、スタートレバー990は、前後方向に対しても操作可能としてもよい。すなわち、スタートレバー990は、引っ張る方向または押し込む方向にも操作可能であってもよい。

0067

次に、スタートレバー990を操作し、傾動させた場合について説明する。図13は、スタートレバー990を下方に傾動させた状態におけるスタートレバーユニット900の断面図を示している。この状態では、スリーブ904における平面部904aの一方側(上方側)が底部901aの背面部901cに当接しているとともに、平面部904aの他方側(下方側)が底部901aの背面部901cから離れた状態となっており、かつ、ばね905が所定の長さだけ撓んだ状態となっている。また、スタートレバー990を傾動させる際における、ばね905を撓ませるのに要する力は、スタートレバー990を操作するのに必要な力となっている。換言すると、スタートレバー990の操作力は、ばね905の弾性力によって実現されている。

0068

図13に示す状態で、遊技者がスタートレバー990から指等を離すと、ばね905が元に戻る変形をすることに伴い、スリーブ904の平面部904aが底部901aの背面部901cに再び面接触するようになっている。これにより、スタートレバー990は、図12に示す状態(初期位置)に戻るようになっている。

0069

次に、スタートレバー990の操作の検出について説明する。なお、下記説明は、スタートレバー990の操作の検出の一例を示すものであって、検出方法はこれに限定されるものではなく、他の方法でもよい。図14(a)に示すように、シャフト992の小径部994の端面は、反射面997となっている。反射面997は、後述するセンサ908から投光された光を反射可能な面となっている。キャップ903は、ホルダ902の後端側に取り付けられている蓋状の部材であり、樹脂で形成されている。キャップ903は、マスク907およびセンサ908等を保持した状態でホルダ902に取り付けられている。

0070

マスク907は、初期位置のシャフト992と略同軸上となる位置に形成された小径の孔907aを有する板状の部材である。孔907aは、後述するセンサ908が投光する光をシャフト992側に通すために設けられている。センサ908は、初期位置のシャフト992と略同軸上となる位置に形成された投受光部(不図示)を備えている。センサ908は、例えば、制御部(不図示)からの信号に基づいて投受光部から光を投光するとともに、投光した光の反射光を受光したか否かに基づき、条件に該当する信号を出力するようになっている。

0071

本実施形態では、図14(a)に矢印で示すように、センサ908は、反射面997で反射された反射光を受光した場合には、スタートレバー990が初期位置にあることを示す信号、すなわち、スタートレバー990の操作を検出していないことを示す信号(OFF信号)を出力するようになっている。また、図14(b)に矢印で示すように、センサ908は、反射面997で反射された反射光を受光しない場合には、スタートレバー990が初期位置にないことを示す信号、すなわち、スタートレバー990の操作を検出したことを示す信号(ON信号)を出力するようになっている。

0072

次に、図15および図16の断面図を用いて、スタートレバー990の動作の特性について詳細に説明する。図15は、所定の機種(第1の機種とする)におけるスタートレバー990の動作特性を説明するための断面図である。図15(a)は、スタートレバー990が初期位置にある状態を示している。図15(b)は、スタートレバー990が検出位置にある状態を示している。検出位置とは、スタートレバー990の操作が検出される位置である。換言すると、検出位置とは、センサ908からON信号が出力された際のスタートレバー990の位置である。図15(c)は、スタートレバー990が最大位置にある状態を示している。最大位置とは、スタートレバー990における操作部991の傾動距離または傾動角度が最大となる位置である。操作部991の傾動距離および傾動角度については後述する。スタートレバー990の傾動は、スタートレバー990の任意の箇所がハウジング901、ホルダ902等に形成されたメカエンドに当接することによって停止するようになっている。メカエンドの箇所は、1箇所であっても複数箇所であってもよい。スタートレバー990がメカエンドに当接したとき、操作部991の傾動距離または傾動角度は最大となる、すなわち、スタートレバー990の位置は最大位置となる。

0073

次に、操作部991の傾動距離について説明する。図15(a)に示すように、操作部991におけるシャフト992連結側とは反対側の端部の頂点、すなわち、スタートレバー990の頂点を頂点Aとする。操作部991の傾動距離とは、スタートレバー990の頂点Aと基準軸Xとの間の最小距離である。図15(a)に示す初期位置では、操作部991の傾動距離は0mmとなっている。一方、図15(b)に示す検出位置では、操作部991の傾動距離は約4.0mmとなっている。

0074

次に、操作部991の傾動角度について説明する。シャフト992の軸を軸Zとした場合、操作部991の傾動角度とは、操作部391側において、軸Zと基準軸Xとがなす角の角度である。図15(a)に示す初期位置では、基準軸Xと軸Zとが一致しているため操作部991の傾動角度は0°となっている。一方、図15(b)に示す検出位置では、操作部991の傾動角度は約3.9°となっている。

0075

図15(a)に示すように、第1の機種では、シャフト992の支点(シャフト992の回動中心)から頂点Aまでの距離が60.2mmとなっている。また、シャフト992の支点から反射面997までの距離(距離S)が21.3mmとなっている。また、反射面997と、センサ908の投受光面側に配置されているマスク907との間の距離が4.2mmとなっている。なお、各寸法は中央値であり、それぞれが所定の公差を有している。

0076

図15(b)に示すように、スタートレバー990を初期位置から検出位置まで傾動させる際における、操作部991の傾動距離は約4.0mmであり、操作部991の傾動角度は約3.9°となっている。なお、このとき、反射面997の中央の点を頂点Bとすると、スタートレバー990を初期位置から検出位置まで傾動させる際における、反射面997における頂点Bの傾動距離は、約1.7mmとなっている。

0077

図15(c)に示すように、スタートレバー990を初期位置から最大位置まで傾動させる際における、操作部991の傾動距離は約8.4mmであり、操作部991の傾動角度は約8.0°となっている。なお、このとき、スタートレバー990を初期位置から最大位置まで傾動させる際における、反射面997における頂点Bの傾動距離は、約2.9mmとなっている。

0078

図16は、所定の機種(第2の機種とする)におけるスタートレバー990の動作特性を説明するための断面図である。図16(a)に示すように、第2の機種では、シャフト992の支点から頂点Aまでの距離が60.2mmとなっている。また、シャフト992の支点から反射面997までの距離(距離S)が31.3mmとなっている。また、反射面997と、センサ908の投受光面側に配置されているマスク907との間の距離が4.2mmとなっている。なお、各寸法は中央値であり、それぞれが所定の公差を有している。

0079

図16(a)は、スタートレバー990が初期位置にある状態を示している。初期位置では、操作部391の傾動距離は0mmであり、操作部391の傾動角度は0°となっている。

0080

図16(b)は、スタートレバー990が検出位置にある状態を示している。スタートレバー990を初期位置から検出位置まで傾動する際における、操作部991の傾動距離は約3.6mmであり、操作部991の傾動角度は約3.4°である。なお、このとき、スタートレバー990を初期位置から検出位置まで傾動する際における、反射面997における頂点Bの傾動距離は、約1.7mmとなっている。

0081

図16(c)は、スタートレバー990が最大位置にある状態を示している。スタートレバー990を初期位置から最大位置まで傾動する際における、操作部991の傾動距離は約8.4mmであり、操作部991の傾動角度は約8.0°である。なお、このとき、スタートレバー990を初期位置から最大位置まで傾動させる際における、反射面997における頂点Bの傾動距離は、約4.3mmとなっている。

0082

図17は、機種ごとにおける操作部991の傾動距離および傾動角度を示す図である。第1の機種において、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離(約4.0mm)は、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離(約8.4mm)の50%以下の値となっている。また、第1の機種において、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動角度(約3.9°)は、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動角度(約8.0°)の50%以下の値となっている。ただし、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度は、0を超える値となっているものとする。

0083

第2の機種において、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離(約3.6mm)は、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離(約8.4mm)の50%以下の値となっている。また、第2の機種において、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動角度(約3.4°)は、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動角度(約8.0°)の50%以下の値となっている。ただし、初期位置から検出位置までの操作部391の傾動距離および傾動角度は、0を超える値となっているものとする。

0084

なお、操作部991の傾動距離および傾動角度の値は、ばらつきを有するものであるが、値がばらついた場合であっても、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度は、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度の50%以下の値となるようになっている。

0085

以上のように、本実施の形態に係る遊技機は、先端側に操作部991が形成されたシャフト992を有する傾動可能なスタートレバー990を備えた遊技機であって、スタートレバー990は、非操作時の位置である初期位置から、スタートレバー990の操作が検出される位置である検出位置を経由し、初期位置に対するスタートレバー990の操作量が最大となる位置である最大位置まで傾動可能となっており、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離または傾動角度は、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離または傾動角度に対して、0を超える値であり、かつ50%以下の値となっている。このため、スタートレバー990の操作部991を最大位置まで傾動操作するのに必要な操作量の50%以下の操作量で、スタートレバー990を操作したことが検出されるようになっている。これにより、スタートレバー990の操作が検出される感度を向上させることができる。また、スタートレバー990のレスポンスが向上した遊技機を提供することができる。また、本実施の形態に係る遊技機によれば、スタートレバー990を操作したにも拘わらず傾動不足により操作が検出されず、スタートレバー990を再操作しなければならないという煩わしさが解消される。このため、遊技機の遊技性を向上させることができる。

0086

また、検出感度のさらなる向上という観点からは、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離または傾動角度に対する、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離または傾動角度は、50%未満の値が好ましく、48%未満の値がより好ましく、45%未満の値がさらに好ましい。また、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離は、0を超える値であり、かつ公差最大となった場合でも、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離に対して50%未満の値となることがより好ましい。なお、公差最大とは、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離が最大となるようにばらつき、かつ初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離が最小となるようにばらついた場合を指す。このように、初期位置から検出位置までの傾動距離を初期位置から最大位置までの傾動距離の50%未満とすることで、初期位置から最大位置までの傾動距離を初期位置から検出位置までの傾動距離の2倍以上とし、スタートレバー990の操作の検出感度を向上させるとともに、スタートレバー990の操作が検出された後さらにスタートレバー990を操作する(傾動させる)ことが可能な範囲を十分に確保することができる。これにより、検出感度の向上と、押しごたえのある操作感の提供との相反する効果を両立させることができる。

0087

また、図16に示すように、第2の機種は、第1の機種に対し、距離Sの寸法のみが大きくなるように変更されたものである。このように、スタートレバー990の構成を変更することなく、距離Sの寸法のみを大きくすることで、より少ない操作量でスタートレバー990の操作が検出されるようになり、スタートレバー990のレスポンスが向上する。

0088

また、図16では、反射面997の直径が3.6mmである場合を示したが、当該直径の寸法を小さくすることによっても、スタートレバー990の操作が検出される感度を向上させることができる。例えば、図16(b)において、反射面997の直径をさらに小さくした場合、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離を約2.5mmとすることができる。

0089

上記では、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度を、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度の50%以下の値とする場合について説明した。これに対し、例えば、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度を、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度の20%〜50%の値とした場合、上述の効果に加え、スタートレバー990の操作の誤検知を抑制することができる。当該誤検知には、例えば、スロットマシンにおけるスタートレバー990の周辺を叩くことによって発生する振動等に起因するものがある。

0090

次に、スタートレバー990、MAXベットボタン23、およびストップボタン126(129)の操作荷重について説明する。以下、スタートレバー990を初期位置から検出位置まで傾動させるのに要する操作荷重を、スタートレバー990の検出荷重という。また、スタートレバー990を初期位置から最大位置まで傾動させるのに要する操作荷重を、スタートレバー990の最大荷重という。スタートレバー990の検出荷重は、約1.5Nとなっている。また、スタートレバー990の最大荷重は、約3.0Nとなっている。

0091

図18は、MAXベットボタン23の断面図である。MAXベットボタン23は、上方から下方に向かって押し込まれるように操作されるボタンである。MAXベットボタン23は、押圧部981、ばね982およびセンサ983等を備えている。押圧部981は、遊技者の指等によって操作される部品であり、例えば、樹脂で形成されている。ばね982は、押圧部981を上方に付勢するとともに、押圧部981が押し込み操作されると弾性変形し、撓むようになっている。センサ983は、例えば、フォトセンサである。センサ983は、例えば、押圧部981の押し込みによって動く検出物体によって、発光素子から受光素子に向かう光が変化したことを検知すると、ON信号を出力するようになっている。

0092

ここで、押圧部981を押し込み、ばね982を弾性変形させ、センサ983からON信号(MAXベットボタン23が操作されたことを示す信号)が出力される位置まで押圧部981を移動させるのに要する荷重を、MAXベットボタン23の検出荷重とする。MAXベットボタン23の検出荷重は、約0.8Nとなっている。なお、押圧部981の初期位置から検出位置までの移動量(ONストローク)は、約1.0mmである。

0093

押圧部981は、検出荷重より大きな荷重で操作された場合、ばね982を弾性変形させながらさらに押し込まれるようになっている。そして、押圧部981は、任意の箇所に設けられているメカストッパー(メカエンド)に当接して、停止するようになっている。ここで、押圧部981を押し込み、ばね982を弾性変形させ、メカストッパーに当接するまで押圧部981を移動させるのに要する荷重を、MAXベットボタン23の最大荷重とする。MAXベットボタン23の最大荷重は、約1.6Nとなっている。なお、押圧部981の初期位置からメカストッパーに当接するまでの移動量(フルストローク)は、約2.0mmである。なお、MAXベットボタン23のフルストロークを例えば約3.0mmとし、ONストロークを約1.5mmとしてもよい。ただし、MAXベットボタン23のフルストロークは、後述するストップボタン126(129)のフルストローク以上となっていることが好ましい。

0094

図19は、ストップボタン126(129)の断面図である。ストップボタン126(129)は、前方から後方に向かって押し込まれるように操作されるボタンである。ストップボタン126(129)は、押圧部984、ばね985およびセンサ986等を備えている。押圧部984、ばね985およびセンサ986は、図18に示した押圧部981、ばね982、センサ983と同等の機能を有する構成であるため、重複する説明を省略する。

0095

ストップボタン126(129)の検出荷重は、約0.7Nとなっている。なお、ストップボタン126(129)のONストロークは、約1.0mmとなっている。また、ストップボタン126(129)の最大荷重は、約1.4Nとなっている。なお、ストップボタン126(129)のフルストロークは、約2.0mmとなっている。ただし、ストップボタン126(129)のフルストロークは、MAXベットボタン23のフルストロークが約3.0mmである場合には、それ以下の例えば約3.0mmとしてもよい。また、この場合にストップボタン126(129)のONストロークは、MAXベットボタン23のONストローク以下の約1.5mmとするとよい。

0096

図20は、スタートレバー990、MAXベットボタン23およびストップボタン126(129)の操作荷重を示す図である。本実施の形態に係る遊技機では、遊技者にとって相対的に好適な操作荷重となるように、各ボタンの操作荷重が設定されている。スタートレバー990を、非操作時の位置である初期位置から、操作が検出される位置である検出位置まで移動させるのに必要な操作荷重(スタートレバー990の検出荷重:約1.5N)(第1検出荷重)は、ストップボタン126(129)を初期位置から検出位置まで移動させるのに必要な操作荷重(ストップボタン126(129)の検出荷重:約0.7N)(第3検出荷重)より大きい値となっている。換言すると、スタートレバー990を、非操作時の位置である初期位置から、操作が検出される位置である検出位置まで移動させるのに必要な操作荷重である第1検出荷重は、ストップボタン126(129)を初期位置から検出位置まで移動させるのに必要な操作荷重である第3検出荷重より大きくなっている。また、第3検出荷重は、第1検出荷重の50%以下となっている。

0097

また、スタートレバー990を、非操作時の位置である初期位置から、初期位置に対する操作量が最大となる位置である最大位置まで移動させるのに必要な操作荷重(スタートレバー990の最大荷重:約3.0N)(第1最大荷重)は、ストップボタン126(129)を初期位置から最大位置まで移動させるのに必要な操作荷重(ストップボタン126(129)の最大荷重:約1.4N)(第3最大荷重)より大きい値となっている。換言すると、スタートレバー990を、非操作時の位置である初期位置から、初期位置に対する操作量が最大となる位置である最大位置まで移動させるのに必要な操作荷重である第1最大荷重は、ストップボタン126(129)を初期位置から最大位置まで移動させるのに必要な操作荷重である第3最大荷重より大きくなっている。また、第3最大荷重は、第1最大荷重の50%以下となっている。

0098

スタートレバー990は、役抽選を実行する際に操作されるものであり、遊技者が期待を込めて力強く操作することがある。このため、ストップボタン126(129)に比べて重みのある操作感をスタートレバー990に持たせることで、押しごたえがあり心地よい操作フィーリングを遊技者に提供することができる。これにより、スタートレバー990の操作感が遊技者にとって好適なものとなり、遊技性が向上する。また、ストップボタン126(129)操作時に、軽くて心地よい操作感を遊技者に提供することができる。

0099

また、スタートレバー990の検出荷重(約1.5N)は、MAXベットボタン23の検出荷重(約0.8N)(第2検出荷重)より大きい値となっている。また、スタートレバー990の最大荷重(約3.0N)は、MAXベットボタン23の最大荷重(約1.6N)(第2最大荷重)より大きい値となっている。このように、MAXベットボタン23に比べて重みのある操作感をスタートレバー990に持たせることで、押しごたえがあり心地よい操作フィーリングを遊技者に提供することができる。これにより、スタートレバー990の操作感が遊技者にとって好適なものとなり、遊技性が向上する。
なお、第1検出荷重、第2検出荷重および第3検出荷重は、予め設定された変更できない操作荷重となっている。また、第1最大荷重、第2最大荷重および第3最大荷重は、予め設定された変更できない操作荷重となっている。

0100

また、図20に示すように、ストップボタン126(129)の操作荷重(検出荷重および最大荷重)は、MAXベットボタン23の操作荷重(検出荷重および最大荷重)より小さい値となっている。ストップボタン126(129)は、遊技毎に、回転リールの数に応じて複数個操作しなければならないボタンである。ストップボタン126(129)の操作荷重が、MAXベットボタン23の操作荷重より小さく設定されていることで、遊技者は、ストップボタン126(129)の操作に関して軽くて心地よい操作フィーリングを得ることができるとともに、テンポよくすべてのストップボタン126(129)を押下することが可能となる。これにより、遊技者は快適に遊技を行うことが可能となり、遊技性が向上する。また、使用頻度の高いストップボタン126(129)の操作荷重が小さく設定されていることにより、遊技者の疲労の蓄積が軽減され、遊技性が向上する。

0101

また、MAXベットボタン23は、遊技を開始するための操作に用いられるボタンであり、上から叩くような操作が可能であるため、強い力で操作されることが多いボタンである。MAXベットボタン23の操作荷重が、ストップボタン126(129)の操作荷重より大きく設定されていることで、遊技者は適度に押しごたえのある操作フィーリングを得ることができ、遊技性が向上する。

0102

また、図1では図示を省略しているが、前面扉12の任意の箇所に演出ボタンを設けてもよい。演出ボタンは、前方から後方に向かって押し込まれるように形成されているボタンである。演出ボタンの操作荷重(検出荷重および最大荷重)は、ストップボタン126(129)の操作荷重(検出荷重および最大荷重)より大きく、かつMAXベットボタン23の操作荷重(検出荷重および最大荷重)よりも大きいか、あるいは同等のものとなっている。演出ボタンは、例えば、検出荷重が約3.0Nとなっており、最大荷重が約6.0Nとなっている。演出ボタンは、ストップボタン126(129)およびMAXベットボタン23よりも操作の頻度が低い。また、演出ボタンは、遊技者にとって喜ばしいことを遊技者に報知する場合、遊技者にとって勝負所である場合等に、演出の態様を変化させるための押下操作が有効な状態となるので、気分が高揚した状態の遊技者によって強い力で操作される傾向がある。したがって、演出ボタンの操作荷重が、ストップボタン126(129)の操作荷重より大きく、かつMAXベットボタン23の操作荷重以上となるように設定されていることで、遊技者は重くてずっしりとした操作フィーリングを得ることができ、遊技性が向上する。また、演出ボタンは上方から下方に押し込まれるように形成されているボタン(上下方向演出ボタン)であってもよい。上下方向演出ボタンは、操作方向が同じであるMAXベットボタン23より操作荷重(検出荷重および最大荷重)が小さく設定されており、当該操作荷重は、ストップボタン126(129)と同等であるか、あるいはストップボタン126(129)より小さい値となっている。上下方向演出ボタンは、例えば、検出荷重が約0.6Nで、最大荷重が約1.2Nである。上下方向演出ボタンは、興趣を向上させる契機となる場合に、遊技者によって連打操作されることがあるため、連打が容易となるように操作荷重が小さく設定されている。また、上下方向に対する操作の方が前後方向に比べて連打が容易であるため、上下方向に対して操作されるようになっている。

0103

本実施の形態に係るスタートレバー990は、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離または傾動角度が、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離または傾動角度の50%以下の値となっている。また、スタートレバー990の検出荷重が、最大荷重の50%以下となっている。このように構成することで、操作が検出される感度を向上させるとともに、操作検出後さらに操作された場合には、押しごたえのある操作感を遊技者に提供することができる。すなわち、検出感度の向上と、押しごたえのある操作感の提供との相反する効果を両立させることができる。これにより、遊技性が向上する。
また、誤検知抑制の観点から、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度を、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度の20%〜50%の値とし、スタートレバー990の検出荷重を最大荷重の20%〜50%の値とすることがより望ましい。また、検出感度をさらに向上させたい場合、初期位置から最大位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度に対する、初期位置から検出位置までの操作部991の傾動距離および傾動角度や、スタートレバー990の最大荷重に対する検出荷重を、20%〜48%の値としてもよく、さらには25%〜45%の値としてもよい。

0104

また、本実施の形態に係るストップボタン126(129)は、ONストロークがフルストロークの50%以下となっており、検出荷重が最大荷重の50%以下となっている。また、本実施の形態に係るMAXベットボタン23は、ONストロークがフルストロークの50%以下となっており、検出荷重が最大荷重の50%以下となっている。このため、ストップボタン126(129)およびMAXベットボタン23においても、操作が検出される感度を向上させるとともに、操作検出後さらに操作された場合には、押しごたえのある操作感を遊技者に提供することができる。これにより、遊技性が向上する。
また、誤検知抑制の観点から、ストップボタン126(129)のONストロークをフルストロークの20%〜50%の値とし、ストップボタン126(129)の検出荷重を最大荷重の20%〜50%の値とすることがより望ましい。また、検出感度をさらに向上させたい場合、ストップボタン126(129)のフルストロークに対するONストロークや、ストップボタン126(129)の最大荷重に対する検出荷重を、20%〜48%の値としてもよく、さらには20%〜45%の値としてもよい。
また、誤検知抑制の観点から、MAXベットボタン23のONストロークをフルストロークの20%〜50%の値とし、MAXベットボタン23の検出荷重を最大荷重の20%〜50%の値とすることがより望ましい。また、検出感度をさらに向上させたい場合、MAXベットボタン23のフルストロークに対するONストロークや、MAXベットボタン23の最大荷重に対する検出荷重を、20%〜48%の値としてもよく、さらには20%〜45%の値としてもよい。

0105

本実施の形態のスロットマシンにおいては、遊技に使用可能な正規のメダルは、φ25(直径約25mm)、厚さ約1.6mmのものとする。また、以下の説明において、単に「メダル」と言った場合には、基本的に正規のメダルを意味するものとする。また、他のスロットマシンにおける遊技において使用可能なメダルであって、本実施形態のスロットマシンに使用可能な正規のメダルよりも大径のメダルとしては、φ30(直径約30mm)のものを想定する。以下の説明において、「大径メダル」といった場合には、基本的にφ30、厚さ約1.7mmのメダルを意味するものとする。
なお、本発明において、正規のメダルおよび大径メダルは、それぞれ必ずしもφ25、φ30のメダルでなくてもよく、大径メダルが正規のメダルよりも大きいものであれば本発明を適用することが可能である。

0106

メダル投入口821(メダル投入口部)を備えるメダル投入ユニット800について説明する。メダル投入ユニット800は、図21に示すように、メダル投入部811と、メダルを選別するセレクタ813と、メダル投入部811から投入されたメダルをセレクタ813へ導くメダル通路815と、センサユニット817と、Rシュート819と、を備えている。
メダルは、メダル投入部811のメダル投入口821から投入され、メダル通路815を通過して、セレクタ813に到達する。そして、セレクタ813では、メダルの選別が行なわれる。具体的には、メダルが正規のメダルの場合には、このメダルはRシュート819に向けて流され、Rシュート819を通ってホッパーユニットに到達する。一方、既定の大きさとは異なる大きさのメダル、例えば規定の大きさのメダルよりも小さいメダルや、不適切なタイミングで投入されたメダルは、非正規のメダルとして、前記メダル払い出し口からメダル受け皿38に排出されるように導かれる。

0107

メダル投入部811は、メダル投入口821と、メダル制止壁822(壁部)と、メダルガイド部823と、を備えており、金属(例えば、ステンレス鋼等)により一体的に成形されている。メダルガイド部823は、メダルをメダル投入口821に案内するための部分であり、メダル投入口821に向かって前後に延びる断面円弧状の溝となっている。また、メダル制止壁822は、メダルガイド部823に沿って移動させたメダルを衝突させて、メダルの前後方向への動きを止め、メダルがメダル投入口821から投入されるように案内するためのものであり、壁面をメダル投入口821側に向けている。また、メダル制止壁822は、メダルガイド部823の後端からメダル1枚分の厚さよりも僅かに離れて配置されている。メダル投入口821は、メダルガイド部823と、メダル制止壁822との間に形成された左右に長いスリット状の孔(孔部)である。そして、遊技者が、メダルガイド部823に沿ってメダルをメダル制止壁822側に移動させ、メダルがメダル制止壁822に当接した状態でメダルを離すことで、メダルがメダル投入口821から投入されるようになっている。

0108

メダル投入口821は、平面視において矩形状となっており、短辺(前後方向)の長さ(奥行)が正規のメダル1枚分の厚さよりも僅かに長くなっているとともに、長辺(左右方向)の長さ(幅)が正規のメダルの直径よりも僅かに長くなっている。また、メダル投入口821の短辺の長さは、正規のメダル2枚分の厚さよりも短くなっている。また、メダル投入口821は、短辺の長さが、大径メダル1枚分の厚さよりも僅かに長くなっているとともに長辺の長さが大径メダル1枚分の直径よりも短くなっている。また、メダル投入口821の短辺の長さは、大径メダル2枚分の厚さよりも短くなっている。換言すると、メダル投入口821の幅は、正規のメダルの直径よりも長く、大径メダルの直径よりも短くなっている。具体的には、例えば、約28mm〜29mmとなっている。

0109

また、メダル制止壁822は、メダル投入口821から投入されたメダルをメダル通路815へと導く投入口側メダル通路825の後面を構成している(図3参照)。そして、メダル制止壁822の壁面と投入口側メダル通路825の後面とは面一となっている。また、メダル制止壁822は、その上部がメダル投入口821の後部から上方に延出している。また、メダル制止壁822の上縁は、メダルガイド部823よりも上方に位置しており、正面視において、メダルガイド部823の後方にメダル制止壁822の壁面が見えるようになっている。また、メダル制止壁822の上縁は、左右方向において、メダル投入口821の中央部に対応する部分が上方に凸となる山なり形状となっている。
なお、メダル制止壁822の壁面と投入口側メダル通路825の後面とは、面一となっていなくてもよく、例えば、メダル制止壁822の壁面が投入口側メダル通路825の後面よりも後方に位置するように形成されていてもよい。また、メダル制止壁822と投入口側メダル通路825の後面とが、別部材により形成されていてもよい

0110

メダル投入口821から投入されたメダルは、投入口側メダル通路825を通過してメダル通路815に至るようになっている。
なお、以下では、メダル通路815や投入口側メダル通路825等の、メダルが通過する通路について、その断面の長辺方向(メダルの径方向に対応する方向)の長さを「幅」といい、短辺方向(メダルの厚さ方向に対応する方向)の長さを「高さ」ということとする。また、メダルが通過する通路について、メダルの後面(メダル通路815を通過するメダルにおける後側を向く面、以下同様)に対向する面を後面といい、メダルの前面(メダル通路815を通過するメダルにおける前側を向く面、以下同様)に対向する面を前面といい、メダルの側面に対向する面(通路の前面と後面とをつなぐ面)を側面という。

0111

投入口側メダル通路825は、図22および図29に示すように、上方から下方へ向かう直線状となっており、メダルが上方から下方へ向かって真っすぐ流下するようになっている。また、投入口側メダル通路825は、上方の入口から下方の出口に向かって、幅が狭くなるとともに、高さが低くなっている。具体的には、投入口側メダル通路825の入口は、メダル投入口821に相当するので、その幅は前述の通り約28mm〜29mmとなっている。また、投入口側メダル通路825の出口の幅は、約26mmとなっている。なお、投入口側メダル通路825は、入口から出口に向かって、ほぼ直線的に幅が狭くなるように形成されていてもよく、入口付近のみ幅が広がっており、他の部分は幅が約26mmで一定の直線状となっていてもよい。また、投入口側メダル通路825の高さは、最も高い部分から最も低い部分までのどの部分においても大径メダル1枚分の厚さよりも長く、正規のメダル2枚分の厚さよりも短くなっている。

0112

投入口側メダル通路825の下部は、メダル投入部811の下面から下方に突出する角筒状突出部827によって形成されている。また、角筒状突出部827の左前側および右後側にはそれぞれ、メダル投入部811の下面から下方に突出するボス828,828が、設けられている。また、ボス828,828は、ネジ孔を有している。また、角筒状突出部827の下端面右前部分から下方に突出するようにして、矩形の板状の係止片829が設けられている。

0113

メダル通路815は、レール後部材830とレール前部材831とにより形成されている(図21図26図29参照)。レール後部材830は、メダル通路815の後面および両側面を構成している。また、レール前部材831は、メダル通路815の前面を構成している。

0114

メダル通路815は、入口が上方を向くとともに、出口が下方を向いた状態となっている。また、メダル通路815は、図23に示すように、入口から入ってきたメダルを、下方に向かうにつれ左方に向かうように導く第一曲部815aと、第一曲部815aから出てきたメダルを左方に向かうにつれ下方に向かうように導く第二曲部815bと、第二曲部815bから出てきたメダルを下方に導く直線部815cと、を備えている。そして、これによりメダル通路815はクランク形状となっている。また、メダル通路815の入口と出口とは、メダル通路815の左右方向において、メダル1枚分以上ずれて配置されている。そして、メダル通路815がクランク形状となっていることにより、メダル投入口821からメダル通路815の深部やセレクタ813まで異物が挿入されゴト行為が行われることが防がれている。

0115

レール前部材831は、透明な合成樹脂により成形されている。レール前部材831は、図25および図26に示すように、板状であり、正面視において、その外形がレール後部材830の外形と略一致するようになっている。また、レール前部材831の上端部左側には、前方に突出する突出部835が設けられている。突出部835は、前方から後方に向けて切り欠いた切欠き部を備えており、この切欠き部が、下方から上方に向けてネジを挿通させるネジ挿通部835aとなっている。また、レール前部材831の上端部右側には、前方から後方に向けて断面矩形状に切り欠いた切欠き部836が形成されている。また、レール前部材831の下端部の左右両端部にはそれぞれ、ネジを挿通させるためのネジ挿通孔837,837および後方に向けて突出する突起部838,838が設けられている。また、レール前部材831の背面は、平面状となっている。

0116

レール後部材830は、図23および図24に示すように、メダル通路815の後面を形成する背板840と、メダル通路815の右側面を形成する右側壁841と、メダル通路815の左側面を形成する左側壁842と、右側壁841または左側壁842の下端部から左右方向外側に突出するフランジ部844,844と、を備えている。また、レール後部材830は、金属(例えば、ステンレス鋼等)により一体的に成形されている。背板840は、板状であり、板面を前後方向に向けた状態となっている。また、背板840は、正面視において、前述のメダル通路815の形状(第一曲部815a、第二曲部815b、直線部815c)に沿った形状となっている。また、右側壁841および左側壁842は、背板840の右端縁または左端縁に沿って前方に突出するように形成されている。また、フランジ部844,844は、右側壁841または左側壁842の下端部と一体的に形成されている。また、フランジ部844,844の前面、右側壁841の前端面および左側壁842の前端面は、面一となっている。また、左右のフランジ部844,844それぞれには、ネジを挿通するためのネジ挿通孔845,845およびレール前部材831の突起部838が挿入される突起部挿入孔846,846が設けられている。

0117

レール後部材830とレール前部材831とは、レール前部材831の背面が、レール後部材830のフランジ部844,844の前面、右側壁841の前端面および左側壁842の前端面と当接するとともに、突起部838,838が突起部挿入孔846,846に挿入された状態で、後述するネジ止めにより一体化されている。そして、レール後部材830の背板840と、右側壁841と、左側壁842と、レール前部材831とに囲われた空間としてのメダル通路815が形成されている。

0118

また、背板840の両側部には、前方に突出する凸部850,850がメダル通路815の延在方向に沿って形成されている。そして、メダル通路815を流下するメダルは、左右の凸部850,850両方に常に接触可能な状態でメダル通路815を流下するようになっている。換言すると、メダル通路815を流下するメダルは、左右の凸部850,850の間に形成された凹部には、接触しないようになっている。

0119

また、レール後部材830の背板840には、左右に長い矩形状の開口860が設けられている。また、レール後部材830の背板840の背面であって、開口860の上方位置には、後方に突出するボス864が設けられている。また、ボス864は、ネジ孔を有している。また、背板840の背面上端部の右側には、後方に突出する突出部866が設けられている。突出部866は、後方から前方に向けて切り欠いた切欠き部を備えており、この切欠き部が、下方から上方に向けてネジを挿通させるネジ挿通部866aとなっている。また、レール後部材830の左側壁842の上端部には、平面視L字状の係止部868が、前方に突出して設けられている。

0120

レール後部材830およびレール前部材831は、図26に示すように、レール後部材830のネジ挿通部866aに挿通されたネジと、レール前部材831のネジ挿通部835aに挿通されたネジとが、メダル投入部811の2つのボス828,828それぞれのネジ孔にねじ込まれることにより、メダル投入部811と一体化されている。また、レール後部材830の係止部868が、メダル投入部811の角筒状突出部827の側面に係止されるとともに、メダル投入部811の係止片829が、レール前部材831の切欠き部836に係止されることにより、メダル投入部811に対するレール後部材830およびレール前部材831の位置決めがされている。また、レール後部材830およびレール前部材831の上端面は、メダル投入部811の角筒状突出部827の下端面に当接している。そして、これにより、投入口側メダル通路825とメダル通路815とが連通した状態となっている。
なお、レール後部材830およびレール前部材831の上端面と、メダル投入部811の下端面とは、必ずしも当接している必要はなく、両端面の間に、所定の隙間が設けられ、両端面が近接した状態となっていてもよい。

0121

投入口側メダル通路825の出口からメダル制止壁822の上端までの長さは、メダル1枚の直径(25mm)よりも短くなっている。換言すると、メダル投入部811に形成された投入口側メダル通路825と他部材により形成されるメダル通路815との境目からメダル制止壁822の上端までの長さは、メダル1枚の直径よりも短くなっている。すなわち、本実施の形態の遊技機においては、メダル通路815と投入口側メダル通路825とのつなぎ目にメダルが引っかかることはないようにされているが、仮に当該つなぎ目にメダルが引っかかりうる構成であったとしても、当該つなぎ目にメダルが引っかかった場合に、メダルの上端がメダル制止壁822の上縁よりも上側に位置し、遊技者がメダルの後面に触れることが可能となるようになっている。これにより、メダルが引っかかった場合に、メダルを掴んで容易に引き抜くことができるようになっている。
なお、メダル通路815の後面または前面は、必ずしもメダル投入部811と別部材によって形成されていなくてもよい。すなわち、例えば、レール後部材830あるいは、レール前部材831がメダル投入部811と一体的に形成されており、これにカバー部材としてのレール前部材831あるいはレール後部材830を取り付けることでメダル通路815が形成されるようになっていてもよい。また、メダル通路815(レール後部材830およびレール前部材831)が存在せず、投入口側メダル通路825が直接セレクタ813に繋がっていてもよい。

0122

センサユニット817は、図23および図24に示すように、センサ880と、可動片881(可動部材)とを備えている(図21参照)。センサ880は、フォトインタラプタ主要素とする電子回路である。センサ880は、可動片881の動作を検知し、検知信号を出力するようになっている。

0123

可動片881は、メダルが接触するメダル接触部882を備えており、黒色の合成樹脂により成形されている。センサ880は、レール後部材830にネジ止めにより固定されており、開口860から可動片881のメダル接触部882がメダル通路815に突出するように、可動片881がバネ弾性部材)により付勢されている。そして、可動片881は、メダル通路815をメダル等が通る際に、メダル接触部882に接触する当該メダル等によって押下されるとともに、当該メダル等による押下が解除されると、バネの付勢力によってメダル接触部882がメダル通路815に突出した状態に戻るようになっている。また、可動片881は、後方に突出する遮光板を備えており、可動片881が押下されると当該遮光板の動きをセンサ880が検知し、可動片881が押下されたことを示す前記検知信号をセンサ880が発するようになっている。

0124

なお、センサ880からの検知信号は、センサ880に接続された配線を介して上述の基板ユニットメイン制御基板)に送られるようになっている。そして、基板ユニットは、所定時間(例えば、1秒程度)連続して検知信号が送られてきた場合に、ゴト行為が行われているおそれがあると判断し、スピーカー等を介して音を発したりして異常を報知するようになっている。なお、センサユニット817は、ゴト行為等の異常を検知するものではなく、例えば、メダル通路815を通過するメダルの枚数カウントするもの等であってもよい。また、センサ880は、可動片881の動作を検知できるものであれば、フォトインタラプタ以外のセンサを用いてもよい。

0125

レール後部材830とレール前部材831とセレクタ813とは、図27に示すように、レール後部材830のネジ挿通孔845,845およびレール前部材831のネジ挿通孔837,837に挿通されたネジ883,883がセレクタ上部に設けられたネジ孔(図示せず)にねじ込まれることで、一体化されている。

0126

セレクタ813は、メダルを選別するメダル選別部885と、このメダル選別部885へとメダルを導くセレクタ側メダル通路886とを備えている。セレクタ側メダル通路886は、メダルが通過する通路である。セレクタ側メダル通路886は、高さ方向(メダルの厚さ方向)に湾曲した通路となっているが、入口部分のみ高さが僅かに高くなっており、入口部分を除く通路の略全体において高さが一定となっている。また、セレクタ側メダル通路886は、どの部分においても高さがメダル2枚分の厚さ未満となっている。また、セレクタ側メダル通路886の高さは、連通するメダル通路815の高さよりも高くなっている。具体的には、メダル通路815の高さが約2.3mmなのに対し、セレクタ側メダル通路886の高さは、約3.1mmとなっている。また、セレクタ側メダル通路886の幅は、どの部分においても、正規のメダルの直径よりも僅かに長い程度となっており、大径メダルの直径よりも短くなっている。換言するとセレクタ側メダル通路886は、大径メダルが流下不可能な幅となっている。すなわち、セレクタ813は、大径メダルを選別して弾くことができないようになっている。

0127

メダル選別部885は、メダル選別機構888と、このメダル選別機構888の後側に配置されたメダル排出部889とを備えている。メダル選別機構888は、既定のメダルであって、適切なタイミングで投入されたメダルを、メダル排出部889から落ちないように支持し、前記ホッパーユニットに向けて導くようになっている。一方、メダル選別機構888は、既定の大きさとは異なる大きさのメダルや、不適切なタイミングで投入されたメダル等の非正規のメダルを、メダル排出部889に向けて落とすようになっている。そして、メダル排出部889から落とされたメダルは、前記メダル払い出し口からメダル受け皿128に排出されるようになっている。なお、このようにメダルを選別する機構は、従来のセレクタのものを用いればよい。

0128

次に本実施の形態の遊技機において、メダル投入口821にφ30の大径メダルMが投入された場合について図28および図29を参照しながら説明する。なお、図29は、図28のA−A線断面図にレール後部材830およびレール前部材831を加えて示した図である。
メダル投入口821の幅は、大径メダルMの直径よりも短くなっているので、大径メダルMは、メダル投入口821に引っ掛かる。具体的には、大径メダルM側面の下側部分の左右両端(図28に点P、Qで示す部分)が、メダル投入口821の縁(短辺)に当接することで、大径メダルMがメダル投入口821に引っ掛かるようになっている。換言すると、メダル投入口821は、セレクタ813で選別不可能なサイズのメダルが引っ掛かって、遊技機内部に流れないサイズに形成されている。

0129

また、大径メダルMは、メダル投入口821に掛かった状態において、その下端部がメダル投入口821に挿入されており、大径メダルMの前面の下端は、メダル投入口821の前縁よりも下方に位置している。換言すると、大径メダルMの前面の下端は、投入口側メダル通路825の前面の上端縁よりも下方に位置しており、大径メダルMの前面の下端部は、投入口側メダル通路825の前面に覆われた状態となっている。具体的には、大径メダルMの下端からメダル投入口821の前縁(メダルガイド部823)までの距離T1が、1.5mm以上となっており、大径メダルMの前面の下端は、メダル投入口821の前縁よりも1.5mm以上下方に位置している。そして、大径メダルMの下端から1.5mmの領域は、投入口側メダル通路825の前面に覆われた状態となっている。
このように、大径メダルMの下端部がメダル投入口821に挿入されるようになっていることにより、メダル投入口821に掛かった状態の大径メダルMが倒れることが防がれ、当該大径メダルMが安定的に支えられるようになっている。なお、上述の例ではT1は、1.5mm以上としたが、0.5mm以上、5.0mm以下であることが好ましい。

0130

また、本実施形態の遊技機においては、メダル投入口821に掛かった状態の大径メダルMは、図28の点Pおよび点Qで示す部分の近傍において、その前面が投入口側メダル通路825の前面に当接している。すなわち、大径メダルMは、その側面が点Pおよび点Qにおいてメダル投入口821部に当接するとともに、その前面が当該点Pおよび点Qの近傍においてメダル投入口821部に当接可能となっている。換言すると、大径メダルMは左右に離間した(メダルの面方向に離間した)2点において、その側面がメダル投入口821部に当接するとともに、当該2点それぞれの近傍においてその前面がメダル投入口821部に当接した状態、あるいは近接し当接可能な状態となっている。さらに換言すると、大径メダルMは、左右に離間した2点が、メダル投入口821部の左右それぞれに離間して形成された上方視コ字状の切欠き部に挿入された状態となっている。このように構成されていることにより、メダル投入口821部に挿入された大径メダルMの側面および前面が安定的に支えられ、大径メダルM倒れることをより確実に防ぐことができる。

0131

このように、メダル投入口821に大径メダルMの下端部が挿入されることで、大径メダルMは起立した状態でメダル投入口821に引っ掛かるようになっている。換言すると、大径メダルMは、その両面を前後方向に向けた状態でメダル投入口821に掛かるようになっている。また、このとき、大径メダルMの後面は、メダル制止壁822に近接または当接した状態となる。

0132

また、メダルガイド部823は、その後端部における曲率が、大径メダルMの曲率以上となっている。したがって、下端部がメダル投入口821に挿入された大径メダルMは、前面側の下端部が、大径メダルMの周方向に沿ってしっかりと支えられ、安定した状態でメダル投入口821に引っ掛かるようになっている。

0133

また、大径メダルMは、メダル投入口821に掛かった状態において、その下端が、投入口側メダル通路825の下端よりも上方に位置するようになっている。すなわち、大径メダルMの下端は、メダル投入部811に形成された投入口側メダル通路825と、これに連通するメダル通路815との境目(接続部)まで届かないようになっている。このように、大径メダルMが、投入口側メダル通路825を備えるメダル投入部811とメダル通路815を形成する他の部材との境目まで届かないようになっていることにより、大径メダルMがメダル投入口821に投入された際に、大径メダルMが当該境目に当たって浮いた状態となってしまうことが無く、確実にメダル投入口821の縁に引っ掛かるようになる。したがって、誤ってあるいは故意に投入された大径メダルMが安定的に支持されるため、大径メダルの取り出しが容易となる。

0134

また、大径メダルMは、メダル投入口821に掛かった状態において、その下端が、センサ880や、セレクタ813の備えるセンサ等のメダルを検知するセンサよりも上方に位置するようになっており、大径メダルMがこれらのセンサまで届かないようになっている。したがって、大径メダルMが誤って投入され、メダル投入口821に掛かった際に、センサ880が反応してしまいゴト行為が行われていると誤って判断してしまったり、メダルが投入されたと誤って判断してしまったりすることを防ぐことができる。

0135

前述のように、メダル制止壁822は、メダル投入口821の後部から上方に延出している。したがって、大径メダルMは、メダル投入口821に掛かった状態において、その後面の少なくとも一部がメダル制止壁822に覆われた状態となる。また、メダル制止壁822の上端は、メダル投入口821に掛かった状態の大径メダルMの後面の中心(上下方向における中心:図28に一点鎖線Cで図示)よりも上方に位置するように形成されている。換言すると、本実施形態の遊技機においては、メダル制止壁822は、大径メダルMの後面の下端から15mm以上の領域を覆うようになっている。このように、メダル制止壁822の上端が、大径メダルMの上下方向における中心よりも上方に位置するように形成されていることにより、大径メダルMが後方に傾きそうになった場合に、当該大径メダルMの上下方向中心よりも上方がメダル制止壁822によって支えられるため、大径メダルMが後方に倒れることが防がれ、大径メダルMが安定的に支えられる。したがって、大径メダルMの姿勢が安定し、大径メダルMの取出しが容易となる。
なお、メダル制止壁822の上端が、大径メダルMの後面の中心よりも厳密に上方に位置するように形成されていなくてもよい。すなわち、例えば、メダル制止壁822の上端の上下方向における位置が、大径メダルMの上下方向における中心から±1.5mm以内の位置となるように形成されていてもよい。換言すると、メダル制止壁822の上端の上下方向における位置が、大径メダルMの上下方向における中心部の位置となるように形成されていてもよい。このような構成であっても、大径メダルMの姿勢を安定させることができる。

0136

また、メダル制止壁822は、大径メダルMがメダル投入口821に掛かった状態において、メダル制止壁822の上端が大径メダルMの上端よりも下方に位置するように形成されている。これにより、当該状態において、遊技者が大径メダルMの後面に触れることが可能となっている。換言すると、大径メダルMは、メダル投入口821に掛かった状態において、メダル制止壁822の裏側から見た場合に、大径メダルMの後面の一部が露出した状態となっている。このように、大径メダルMの後面に触れることが可能となっていることにより、メダル投入口821に掛かった大径メダルMの前面と後面とに触れ、大径メダルMをつまむことができ、容易に取り出すことができる。なお、大径メダルMの後面に少しでも触れることが可能となっていれば、大径メダルMをつまむことができるため、メダル制止壁822の上端は、必ずしもメダル投入口821に掛かった大径メダルMの上端よりも下方に位置するように形成されていなくてもよい。しかし、メダル投入口821に掛かった状態の大径メダルMの上端の、メダル制止壁822の上端からの突出量T2が、3mm以上となっていることが好ましく、6mm以上となっていることがさらに好ましい。このような構成によれば、大径メダルMをつまむことが容易となり、より簡単に大径メダルMを取り出すことができるようになる。
なお、大径メダルMの上端とメダル制止壁822の上端との左右方向における位置は、一致していなくてもよい。また、大径メダルMの下端と、メダルガイド部823の後端部における下端(溝の最底部)との左右方向における位置は、一致していなくてもよい。

0137

10a,10b,10c,20a,20b,20c,20d リール
10 3個リール
20 4個リール
116 窓部
116a視認領域
125 リール配置部

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